2021.05.31
旅行関連、シード平和、クレステック
31日の相場は、日経平均600円高となった28日とは打って変わって、主力大型株中心に下げた。日経平均は289円(0.99%)安、TOPIXも1.26%安だった。小型株の下げは比較的小さかった。
JQ指数は0.20%高、マザーズ指数は0.43%高だった。
道場銘柄は、値上がりするものが多く、トータルでも、それなりのプラスで終えた。
新型コロナの感染状況が、海外も含め改善傾向がみられるのを映してか、旅行、外食、レジャー等の銘柄の上げが目立った。オープンドアは2634△139(東証1部値上がり率18位)で、2.25日につけた2580円の年初来高値を大幅更新した。
アドベンチャーも年初来高値更新の8150円まであって7950△40。
じげん(推)も405円まであって399△2。
道場銘柄以外の旅行関連もエアトリ等、上げた。エアトリは引け後、中間期業績を発表、併せて2021年9月期通期の業績予想も大幅に上方修正した。他の同業銘柄の株価にも好影響を及ぼしそうだ。
シード平和(推)は768△27まであって758△17。出直り色を鮮明にしてきた。
先導役のKIスター不は4815△45と3連騰。年初来高値にあと5円まで迫ったわけだが、これを更新すると、いよいよ5000円相場ということになろう。
三栄建築にも期待が高まるところだが、高寄りしたものの寄り天になり終値は1998△42。しかし出直りは必至だろう。ここも「配当性向中期30%へ。」(四季報)だから48円配当から2021年8月期70円、22年8月期100円以上も期待できよう。
ウチヤマ(推)、コシダカ、ルネサンス、串カツ田中等、コロナ鎮静化で元気よく上げている。ここでは、やはり、一段とコロナ直撃銘柄の持ち株に占める比率を高めるのが良さそうだ。
出遅れ銘柄としては、じげん、ウチヤマ(推)のほか、鳴かず飛ばずのアルテサロン(推)を狙うのも、面白そうだ。(5.31日 23時15分記)
クレステックについて書いておこう。
5.14日に2021年6月期の第3四半期決算を発表した。予想を大きく上回る内容であり、通期予想も経常利益は5.03億円→7.75億円に大幅上方修正した。経常利益以上に好感されたのが配当だ。26円→37円と、一気に11円の増配を発表したのである。
例によってなあんだと思われそうだが、いつも言っているように誰よりも早く、独自に気付けるかが重要なのである。
私は四季報で同社の配当推移を実地見ていて、はっと気づいた。
何のことはない。同社は配当性向30%を目途にして配当を決定しているのではないか。
2021年6月期予想数字の変遷を以下に記す。
2.12日発表=1株利益 85.76円、配当26円
5.14日発表=1株利益121.06円、配当37円
計算するまでもなく、どちらも配当性向30%で算出した配当の小数点以下を切り上げて、それぞれ26円、37円に決定したと読めるわけである。そして、これは四季報最新号に出ている2016年6月期以降、ほぼぴったり当てはまるのである。
ただこれだけでは、格別株価にインパクトのある話とは言えない。注目すべきは、2022年6月期も同社の業績は大きく伸びると思われ、そうすると当然1株利益も増え、連動する配当も増えると見込まれるという事実である。
四季報は2021年6月期の予想経常利益を7.5億円としている。今回、会社は7.75億円予想とした。しかし、これでもかなり控えめと思われ、私は8.0億円~8.5億円程度とみている。
2022年6月期の四季報の予想経常利益は9.50億円。21年6月期の数字が四季報予想をかなり上回りそうなことも踏まえ、22年6月期の予想経常利益を10.5億円としよう。この場合、1株利益は180円程度になる(2022年6月期の四季報予想の数字をもとに比例算)。
とすると、配当は?
180円の30%だから54円配当ということになる。
KIスター不は5.14日に2021年3月期決算を発表したわけだが、好決算以上に注目されたのが21年3月期の139円配当を22年3月期には200円に大幅増配することだった。同社は配当性向30%目途を公言している。200円配当だと当時の株価3635円では利回りが5.5%にもなるというので、15日の株価は4335△700のストップ高となり、その後も上げ31日は4815△45で、年初来高値に王手をかけている。時価の利回りは4.15%。
クレステックの利回りは4.31%。
同じ5.14日に好決算、増配を発表した同士だが、このように分析すると、くしくも配当利回りまで似ている、そしてともに決算発表後に年初来高値を更新、今また、その高値に肉薄しているところまでも同じである。
5月31日 22時35分記
JQ指数は0.20%高、マザーズ指数は0.43%高だった。
道場銘柄は、値上がりするものが多く、トータルでも、それなりのプラスで終えた。
新型コロナの感染状況が、海外も含め改善傾向がみられるのを映してか、旅行、外食、レジャー等の銘柄の上げが目立った。オープンドアは2634△139(東証1部値上がり率18位)で、2.25日につけた2580円の年初来高値を大幅更新した。
アドベンチャーも年初来高値更新の8150円まであって7950△40。
じげん(推)も405円まであって399△2。
道場銘柄以外の旅行関連もエアトリ等、上げた。エアトリは引け後、中間期業績を発表、併せて2021年9月期通期の業績予想も大幅に上方修正した。他の同業銘柄の株価にも好影響を及ぼしそうだ。
シード平和(推)は768△27まであって758△17。出直り色を鮮明にしてきた。
先導役のKIスター不は4815△45と3連騰。年初来高値にあと5円まで迫ったわけだが、これを更新すると、いよいよ5000円相場ということになろう。
三栄建築にも期待が高まるところだが、高寄りしたものの寄り天になり終値は1998△42。しかし出直りは必至だろう。ここも「配当性向中期30%へ。」(四季報)だから48円配当から2021年8月期70円、22年8月期100円以上も期待できよう。
ウチヤマ(推)、コシダカ、ルネサンス、串カツ田中等、コロナ鎮静化で元気よく上げている。ここでは、やはり、一段とコロナ直撃銘柄の持ち株に占める比率を高めるのが良さそうだ。
出遅れ銘柄としては、じげん、ウチヤマ(推)のほか、鳴かず飛ばずのアルテサロン(推)を狙うのも、面白そうだ。(5.31日 23時15分記)
クレステックについて書いておこう。
5.14日に2021年6月期の第3四半期決算を発表した。予想を大きく上回る内容であり、通期予想も経常利益は5.03億円→7.75億円に大幅上方修正した。経常利益以上に好感されたのが配当だ。26円→37円と、一気に11円の増配を発表したのである。
例によってなあんだと思われそうだが、いつも言っているように誰よりも早く、独自に気付けるかが重要なのである。
私は四季報で同社の配当推移を実地見ていて、はっと気づいた。
何のことはない。同社は配当性向30%を目途にして配当を決定しているのではないか。
2021年6月期予想数字の変遷を以下に記す。
2.12日発表=1株利益 85.76円、配当26円
5.14日発表=1株利益121.06円、配当37円
計算するまでもなく、どちらも配当性向30%で算出した配当の小数点以下を切り上げて、それぞれ26円、37円に決定したと読めるわけである。そして、これは四季報最新号に出ている2016年6月期以降、ほぼぴったり当てはまるのである。
ただこれだけでは、格別株価にインパクトのある話とは言えない。注目すべきは、2022年6月期も同社の業績は大きく伸びると思われ、そうすると当然1株利益も増え、連動する配当も増えると見込まれるという事実である。
四季報は2021年6月期の予想経常利益を7.5億円としている。今回、会社は7.75億円予想とした。しかし、これでもかなり控えめと思われ、私は8.0億円~8.5億円程度とみている。
2022年6月期の四季報の予想経常利益は9.50億円。21年6月期の数字が四季報予想をかなり上回りそうなことも踏まえ、22年6月期の予想経常利益を10.5億円としよう。この場合、1株利益は180円程度になる(2022年6月期の四季報予想の数字をもとに比例算)。
とすると、配当は?
180円の30%だから54円配当ということになる。
KIスター不は5.14日に2021年3月期決算を発表したわけだが、好決算以上に注目されたのが21年3月期の139円配当を22年3月期には200円に大幅増配することだった。同社は配当性向30%目途を公言している。200円配当だと当時の株価3635円では利回りが5.5%にもなるというので、15日の株価は4335△700のストップ高となり、その後も上げ31日は4815△45で、年初来高値に王手をかけている。時価の利回りは4.15%。
クレステックの利回りは4.31%。
同じ5.14日に好決算、増配を発表した同士だが、このように分析すると、くしくも配当利回りまで似ている、そしてともに決算発表後に年初来高値を更新、今また、その高値に肉薄しているところまでも同じである。
5月31日 22時35分記
2021.05.30
6月決算のシード平和、クレステックは配当取りに妙味
28日の相場は、ある程度予想されていたわけだが、主力大型株中心に大きく上げた。日経平均は600円(2.10%)高、TOPIXも1.91%高だった。多くの銘柄が上げたわけだが、それでも日経平均600円高で値下がり銘柄が315(値上がりは1847)もあったのは、一昔、ニ昔前では、なかったことだろう。最近の相場では、指数等がどれだけ上げても、圏外に放置される銘柄がかなり出るのが常態化しているということを、心得ておこう。
>28日はまた主力株中心の相場になるかもしれないが、小型株も27日の下げすぎで、反動もそれなりに期待できるのではないか。
と、前稿で書いたが、まずはそういう相場になった。
道場銘柄も大半の銘柄が上げた。
シード平和(推)は757△30まであって741△14。5.26日に4500株にまで急減した出来高が27日の21800株に続いて28日は30800株まで増加したのは、心強い。業績絶好調、今期の上方修正も有望なわけだが、とりあえずは配当に注目。6月決算会社で一括10円配当予想だ。このとおりでも利回り1.35%だから年2回配当会社の2.70%に相当と言える。そして実際の配当としては12円とか15円になる可能性も、ある程度はあろう。読者諸氏でも経験された方は多いと思うが、配当落ち後に増配発表というのは結構起きる。この株の場合、6.28日の配当権利付き最終日までは持続、配当をとるスタンスがいいだろう。
KIスター不は4770△85の高値引け。年初来高値4870円更新が期待できそうな雰囲気になってきた。
三栄建築も2040△28と続伸。KIが高値を更新すれば、三栄も4.15日につけた2149円の年初来高値奪回に向かう公算大だろう。そうなればその次がシード平和というのは、すでに書いたとおりの、私の描くシナリオである。
旅行関連株の強さが、ここにきて際立つわけだが、この日もアドベンチャー7910△350(引け新値)(マザーズ値上がり率18位)、オープンドア2495△164(東証1部値上がり率19位)、じげん(推)397△3のほか、道場銘柄以外でもエアトリ、エイチアイエス、KNT-CTなど、大半の銘柄が上げた。やはり、アフターコロナの大本命としては、ここしかないというのが市場コンセンサスということだろう。
三菱HC(推)、FPGも上げたが、この2社も航空機リースを手掛け旅行関連とみていいだろう。FPGは3.29日につけた758円の年初来高値が迫っており、これを抜けば800円もあり得よう。
ブロンコビリー、フジオフード、串カツ田中、ゼンショーなど外食株も軒並み高となった。こちらもアフターコロナで復活が期待されるわけで、昨今の感染状況からしても、株式市場的には買いでいいだろう。
人材派遣も、先日私が買い増したと書いたとたん下げていたUTグループも3015△86と反発、フルキャストは年初来高値にあと3円にまで迫る2072円があって2069△39と上げた。アウトソ-シングは一服。
ルネサンス、セントラルスポーツ、ウチヤマ、ラウンドワン、コシダカのフィットネス、ボウリング、カラオケ株も上げた。こうした中では、複合業態ともいうべきウチヤマの出遅れが目立つ。
ウチヤマは介護主力でカラオケ、外食も併営のわけだが、こうした実態がよくは知られていないのだろう。今後の情報浸透・人気化を期待。
じげんが旅行関連として今一つの値動きなのも、同様の理由からだろうが、こちらも今後に期待。
マルマエ(推)は連日の年初来高値更新となる1865△42まであって1844△21。.かつての動きの悪さが嘘のような値動きだが、これが相場である。
レッグス、野村マイクロは急騰の反動で大きく下げた。
クレステックも続落。クレステックについては早ければ次回にも書く予定だが、いずれにせよ、株価はもっと上を目指そう。シード平和同様、6月決算会社で配当は37円に増配と発表済み、中間期13円配当なので6月末は24円配当になる。期末分だけで利回りは1.96%になる。今後配当狙いの買いも期待できよう。
新コスモス電機は2137△37。ここ不人気の極みのわけだが、好材料が出た。ただし掲示板は5.13日以来書き込みなしで、この材料も誰も気付いていない可能性がある。
日経の30日朝刊3面に
水素供給拠点「30年1000基」という見出しの記事がある。水素ステーションの整備目標は、これまで「2025年度(=2026年3月末)に320基」だった。実質的に、これを劇的に上積みした目標にしたわけである。現在は160基程度だから、今後、いかに猛スピードで整備しようとしているかが分かる。例によって目標未達懸念は十分あるが、それでも、こうまで意欲的な数字を掲げた以上、整備のピッチがかなり上がるのは必至だろう。前回の数字でも新コスモスの売り上げにかなりのインパクトがあったわけで、今回の数字なら、とんでもないことになるのではないか(私は、これから計算する予定)。
5月30日 23時16分記
>28日はまた主力株中心の相場になるかもしれないが、小型株も27日の下げすぎで、反動もそれなりに期待できるのではないか。
と、前稿で書いたが、まずはそういう相場になった。
道場銘柄も大半の銘柄が上げた。
シード平和(推)は757△30まであって741△14。5.26日に4500株にまで急減した出来高が27日の21800株に続いて28日は30800株まで増加したのは、心強い。業績絶好調、今期の上方修正も有望なわけだが、とりあえずは配当に注目。6月決算会社で一括10円配当予想だ。このとおりでも利回り1.35%だから年2回配当会社の2.70%に相当と言える。そして実際の配当としては12円とか15円になる可能性も、ある程度はあろう。読者諸氏でも経験された方は多いと思うが、配当落ち後に増配発表というのは結構起きる。この株の場合、6.28日の配当権利付き最終日までは持続、配当をとるスタンスがいいだろう。
KIスター不は4770△85の高値引け。年初来高値4870円更新が期待できそうな雰囲気になってきた。
三栄建築も2040△28と続伸。KIが高値を更新すれば、三栄も4.15日につけた2149円の年初来高値奪回に向かう公算大だろう。そうなればその次がシード平和というのは、すでに書いたとおりの、私の描くシナリオである。
旅行関連株の強さが、ここにきて際立つわけだが、この日もアドベンチャー7910△350(引け新値)(マザーズ値上がり率18位)、オープンドア2495△164(東証1部値上がり率19位)、じげん(推)397△3のほか、道場銘柄以外でもエアトリ、エイチアイエス、KNT-CTなど、大半の銘柄が上げた。やはり、アフターコロナの大本命としては、ここしかないというのが市場コンセンサスということだろう。
三菱HC(推)、FPGも上げたが、この2社も航空機リースを手掛け旅行関連とみていいだろう。FPGは3.29日につけた758円の年初来高値が迫っており、これを抜けば800円もあり得よう。
ブロンコビリー、フジオフード、串カツ田中、ゼンショーなど外食株も軒並み高となった。こちらもアフターコロナで復活が期待されるわけで、昨今の感染状況からしても、株式市場的には買いでいいだろう。
人材派遣も、先日私が買い増したと書いたとたん下げていたUTグループも3015△86と反発、フルキャストは年初来高値にあと3円にまで迫る2072円があって2069△39と上げた。アウトソ-シングは一服。
ルネサンス、セントラルスポーツ、ウチヤマ、ラウンドワン、コシダカのフィットネス、ボウリング、カラオケ株も上げた。こうした中では、複合業態ともいうべきウチヤマの出遅れが目立つ。
ウチヤマは介護主力でカラオケ、外食も併営のわけだが、こうした実態がよくは知られていないのだろう。今後の情報浸透・人気化を期待。
じげんが旅行関連として今一つの値動きなのも、同様の理由からだろうが、こちらも今後に期待。
マルマエ(推)は連日の年初来高値更新となる1865△42まであって1844△21。.かつての動きの悪さが嘘のような値動きだが、これが相場である。
レッグス、野村マイクロは急騰の反動で大きく下げた。
クレステックも続落。クレステックについては早ければ次回にも書く予定だが、いずれにせよ、株価はもっと上を目指そう。シード平和同様、6月決算会社で配当は37円に増配と発表済み、中間期13円配当なので6月末は24円配当になる。期末分だけで利回りは1.96%になる。今後配当狙いの買いも期待できよう。
新コスモス電機は2137△37。ここ不人気の極みのわけだが、好材料が出た。ただし掲示板は5.13日以来書き込みなしで、この材料も誰も気付いていない可能性がある。
日経の30日朝刊3面に
水素供給拠点「30年1000基」という見出しの記事がある。水素ステーションの整備目標は、これまで「2025年度(=2026年3月末)に320基」だった。実質的に、これを劇的に上積みした目標にしたわけである。現在は160基程度だから、今後、いかに猛スピードで整備しようとしているかが分かる。例によって目標未達懸念は十分あるが、それでも、こうまで意欲的な数字を掲げた以上、整備のピッチがかなり上がるのは必至だろう。前回の数字でも新コスモスの売り上げにかなりのインパクトがあったわけで、今回の数字なら、とんでもないことになるのではないか(私は、これから計算する予定)。
5月30日 23時16分記
2021.05.27
KIスター、三栄建築高の意味するもの
25日から小型株受難の相場が続くわけだが、27日はさらにひどい受難の日となった。
日経平均は93円(0.33%)安だったわけだが、この下落率は日経225銘柄のもので、それ以外ははるかに大きな下落率だった。小型株ほど大きかったわけだが、大型株でも-0.40%だった。
そして小型株の場合、なんと-1.20%、日経平均に置き換えると-342円。ちなみに騰落銘柄数は値上がり474、値下がり1647だった。
JQ指数は0.03%安だが日経JQ平均は0.03%高。マザーズ指数は0.24%安。この両市場でも、値下がり銘柄のほうがはるかに多く、東証1部同様、指数等に影響の大きい時価総額上位銘柄に堅調なものが多く、指数等の下落率を小さくしたということである。
こうした地合いのため、道場銘柄も下げるものが多かった。大引けにかけ、日経平均やTOPIXは、大きく戻したわけだが、小型株の場合は、逆に大引けにかけ売られるものが多かった。代表例はクレステックで、1269△23と高寄りした後9時59分には1235▼11まで下げた。そこから盛り返し1259△13まであったわけだが、後場後半から売りに押され終値は1238▼8。
こうしたことを長々書いたのは、強い動きだった銘柄を含め、小型株は、大半の銘柄が、こうした動きで値を消して終えたわけで、ひとえに相場の流れがそういうものだったということを、言いたかったからである。
逆に言えば、地合いさえ変われば、小型株は一気に復活するだろうということである。
ただ、それでも道場銘柄には、上げた銘柄もかなりある。
東証1部指定が公表された野村マイクロが4005△335(東証2部値上がり率5位)と大幅高したのは当然だが、これ以外にも注目すべきいい動きをした銘柄がいくつかある。
マルマエ(推)は4.22日につけた年初来高値1777円を大きく上回る1849△105まであって1823△81(東証1部値上がり率16位)。出来高増、空売り増で、さらなる上げが期待できそうだ。
レッグスは一時はマイナスに転じたが終値は2681△29。信用の取り組みは売り急増で信用倍率は0.39倍、日証金の貸借倍率はここ0.2倍前後が続いていたのだが、27日は一気に0.01倍になった。逆日歩も続いており、リスク覚悟ならさらなる大化けも期待して持続もいいだろう。
KIスター不は4745円まであって4685△150と猛反発した。5.19日に4870円高値をつけて反落していたわけだが、小幅な下げにとどめすかさず反発した動きは要注目だ。貸借倍率は20倍前後が普通で5.12日には114倍に達したが、ここにきて空売りが急増、27日は貸借倍率0.7倍である。
同じ戸建て住宅の三栄建築も強い動きで1986▼14まで下げ調整未了かとも思わせたが切り返し、終値は2012△12。
KIスター不、三栄建築とオープンハウスの3社は共同で「日本木造分譲住宅協会」を設立済みだ(5.05日の稿参照)。実はオープンハウスも27日は5110△115と上げ、戻り高値を更新、4.07日につけた年初来高値に迫っている。
こうしてみると、「ウッドショック」がテレビや日経新聞等でも取り上げられ、住宅株等に懸念が抱かれている可能性もあるが、この3社、特に道場銘柄の2社は、すでに今期分等の木材調達は完了と発表しているのが強みだ。
このように考えてくると、KIスター不、オープンハウスがまず出直り、続いて三栄建築も反発してきた動きは要注目だ。
【シード平和は驚異の大幅増配に動くのではないか】
この流れに続く可能性大なのはシード平和(推)。なぜなら、三栄建築が56.4%の株式を保有し、連結子会社であるからだ。シード平和と三栄建築は、今後建築請負、戸建て分譲住宅で関係を一段と強化、成長力を高めるとみる。
さらに先を読めば三栄が配当性向中期30%を標榜、連続増配を続けている以上、シード平和も、その流れに無縁ではいられないのではないか。同社の今期予想1株利益は159.4円、2円増配とは言え予想配当は10円にすぎない。配当性向は6%にすぎない。2022年6月期の1株利益で考えると配当性向30%を目指すには10円→60円かそれ以上にしないと追いつかない。今期15円~20円、来期25円~30円、再来期35円~45円といった増配ラッシュも夢物語とは言い切れないだろう。
アメリカ株高を受けて日経平均先物は現在260円程度の大幅高となっている。28日はまた主力株中心の相場になるかもしれないが、小型株も27日の下げすぎで、反動もそれなりに期待できるのではないか。
5月27日 23時43分記
日経平均は93円(0.33%)安だったわけだが、この下落率は日経225銘柄のもので、それ以外ははるかに大きな下落率だった。小型株ほど大きかったわけだが、大型株でも-0.40%だった。
そして小型株の場合、なんと-1.20%、日経平均に置き換えると-342円。ちなみに騰落銘柄数は値上がり474、値下がり1647だった。
JQ指数は0.03%安だが日経JQ平均は0.03%高。マザーズ指数は0.24%安。この両市場でも、値下がり銘柄のほうがはるかに多く、東証1部同様、指数等に影響の大きい時価総額上位銘柄に堅調なものが多く、指数等の下落率を小さくしたということである。
こうした地合いのため、道場銘柄も下げるものが多かった。大引けにかけ、日経平均やTOPIXは、大きく戻したわけだが、小型株の場合は、逆に大引けにかけ売られるものが多かった。代表例はクレステックで、1269△23と高寄りした後9時59分には1235▼11まで下げた。そこから盛り返し1259△13まであったわけだが、後場後半から売りに押され終値は1238▼8。
こうしたことを長々書いたのは、強い動きだった銘柄を含め、小型株は、大半の銘柄が、こうした動きで値を消して終えたわけで、ひとえに相場の流れがそういうものだったということを、言いたかったからである。
逆に言えば、地合いさえ変われば、小型株は一気に復活するだろうということである。
ただ、それでも道場銘柄には、上げた銘柄もかなりある。
東証1部指定が公表された野村マイクロが4005△335(東証2部値上がり率5位)と大幅高したのは当然だが、これ以外にも注目すべきいい動きをした銘柄がいくつかある。
マルマエ(推)は4.22日につけた年初来高値1777円を大きく上回る1849△105まであって1823△81(東証1部値上がり率16位)。出来高増、空売り増で、さらなる上げが期待できそうだ。
レッグスは一時はマイナスに転じたが終値は2681△29。信用の取り組みは売り急増で信用倍率は0.39倍、日証金の貸借倍率はここ0.2倍前後が続いていたのだが、27日は一気に0.01倍になった。逆日歩も続いており、リスク覚悟ならさらなる大化けも期待して持続もいいだろう。
KIスター不は4745円まであって4685△150と猛反発した。5.19日に4870円高値をつけて反落していたわけだが、小幅な下げにとどめすかさず反発した動きは要注目だ。貸借倍率は20倍前後が普通で5.12日には114倍に達したが、ここにきて空売りが急増、27日は貸借倍率0.7倍である。
同じ戸建て住宅の三栄建築も強い動きで1986▼14まで下げ調整未了かとも思わせたが切り返し、終値は2012△12。
KIスター不、三栄建築とオープンハウスの3社は共同で「日本木造分譲住宅協会」を設立済みだ(5.05日の稿参照)。実はオープンハウスも27日は5110△115と上げ、戻り高値を更新、4.07日につけた年初来高値に迫っている。
こうしてみると、「ウッドショック」がテレビや日経新聞等でも取り上げられ、住宅株等に懸念が抱かれている可能性もあるが、この3社、特に道場銘柄の2社は、すでに今期分等の木材調達は完了と発表しているのが強みだ。
このように考えてくると、KIスター不、オープンハウスがまず出直り、続いて三栄建築も反発してきた動きは要注目だ。
【シード平和は驚異の大幅増配に動くのではないか】
この流れに続く可能性大なのはシード平和(推)。なぜなら、三栄建築が56.4%の株式を保有し、連結子会社であるからだ。シード平和と三栄建築は、今後建築請負、戸建て分譲住宅で関係を一段と強化、成長力を高めるとみる。
さらに先を読めば三栄が配当性向中期30%を標榜、連続増配を続けている以上、シード平和も、その流れに無縁ではいられないのではないか。同社の今期予想1株利益は159.4円、2円増配とは言え予想配当は10円にすぎない。配当性向は6%にすぎない。2022年6月期の1株利益で考えると配当性向30%を目指すには10円→60円かそれ以上にしないと追いつかない。今期15円~20円、来期25円~30円、再来期35円~45円といった増配ラッシュも夢物語とは言い切れないだろう。
アメリカ株高を受けて日経平均先物は現在260円程度の大幅高となっている。28日はまた主力株中心の相場になるかもしれないが、小型株も27日の下げすぎで、反動もそれなりに期待できるのではないか。
5月27日 23時43分記
2021.05.27
クレステック、レッグス、野村マイクロに好材料
26日の相場も25日とそっくりになった。値下がり銘柄は値上がり銘柄の1.7倍に達したが日経平均は88円(0.31%高)、TOPIXは0.06%高だった。大型株指数が0.14%高の一方、小型株指数は0.35%安だった。
2部もJQも値下がり銘柄のほうが多く、わずかにマザーズだけが値上がり銘柄が多かった。
JQ指数は0.02%高、マザーズ指数は1.33%高だった。
こうした主力大型株だけ買われる相場が続いたわけだが、道場銘柄は、全体としては強い動きだった。
旅行関連の強さが際立ち、アドベンチャーは8010△730まであって7620△340(マザーズ値上がり率30位)で、年初来高値更新。オープンドアも2387△129((東証1部値上がり率17位、じげん(推)も405△6と、そろって上げた。道場銘柄以外でも6191エアトリ2864△253、9603エイチ・アイ・エス2520△146など、軒並み大幅高となった。
半導体関連もどちらかと言うと値上がりするものが多く、マルマエ(推)、野村マイクロ、東京応化は上げたが、岡本工作は下げた。
戸建て住宅株は、シード平和(推)は744△3、AMG943△2と反発したが、7連騰した後の三栄建築は2000▼29と続落、KIスター不、フォーライフは下げた。
クレステックは1205△9と比較的穏健に始まり1202円まであったので、買う気のある方だったら、買いやすかっただろう。その後じきに年初来高値の1224円を更新、1249円まであって1246△50。出来高も3.22日以来となる29200株に激増した。
>近々高値更新から1250円~1300円、その後は、あわよくば2019年11月につけた1385円もありうるかもというのが、私の捕らぬ狸の皮算用。
と、前稿で書いたわけだが、ひとまず1300円を目指す流れか。
材料は2つあるのだが、本命は温存、小さいほうだけ書いておこう。5.14日に株式会社マインズの完全子会社化というお知らせを出している。このマインズなる会社、調べると(と言ってもお知らせに出ている)、なかなかの有望企業なのである。2018年3月期から20年3月期までの数字が出ている。
売り上げ=4.37億円→4.93億円→5.68億円
経常利益=0.39億円→0.45億円→0.47億円
コロナ禍でクレステックが2期連続で売り上げ、経常利益とも減らしている中、この数字は素晴らしいの1語に尽きる。くクレステックの経常利益が8億円弱と予想される中、マインズ分で0.5億円程度加算(将来的にはもっとはるかに多く稼ぎそうだ)されるのは、結構大きい。
【レッグス】
クレステック同様、こちらも、引け後、「連結子会社化のお知らせ」を出している。44.2%の株式を保有し筆頭株主になっている(株)CDGを連結子会社にする(IFRSを2022年12月期決算から適用するのに伴う措置)。CDGというのが、またとんでもない優良会社なのである。細かいことはIRをご覧いただきたいが、要するにかなりの規模の会社で、利益も急増中なのだ。2021年3月期の経常利益は19年3月期の2倍近い5.51億円。レッグスのそれが17億円前後だから、持ち株比率44.2%でもそれなりにインパクトはある。
PTSでは100株だけ売買が成立、2700△48。
【野村マイクロ】
引け後、東証1部への指定が公表された。PTSでは大商いで4020△350。
5月27日 0時04分記
2部もJQも値下がり銘柄のほうが多く、わずかにマザーズだけが値上がり銘柄が多かった。
JQ指数は0.02%高、マザーズ指数は1.33%高だった。
こうした主力大型株だけ買われる相場が続いたわけだが、道場銘柄は、全体としては強い動きだった。
旅行関連の強さが際立ち、アドベンチャーは8010△730まであって7620△340(マザーズ値上がり率30位)で、年初来高値更新。オープンドアも2387△129((東証1部値上がり率17位、じげん(推)も405△6と、そろって上げた。道場銘柄以外でも6191エアトリ2864△253、9603エイチ・アイ・エス2520△146など、軒並み大幅高となった。
半導体関連もどちらかと言うと値上がりするものが多く、マルマエ(推)、野村マイクロ、東京応化は上げたが、岡本工作は下げた。
戸建て住宅株は、シード平和(推)は744△3、AMG943△2と反発したが、7連騰した後の三栄建築は2000▼29と続落、KIスター不、フォーライフは下げた。
クレステックは1205△9と比較的穏健に始まり1202円まであったので、買う気のある方だったら、買いやすかっただろう。その後じきに年初来高値の1224円を更新、1249円まであって1246△50。出来高も3.22日以来となる29200株に激増した。
>近々高値更新から1250円~1300円、その後は、あわよくば2019年11月につけた1385円もありうるかもというのが、私の捕らぬ狸の皮算用。
と、前稿で書いたわけだが、ひとまず1300円を目指す流れか。
材料は2つあるのだが、本命は温存、小さいほうだけ書いておこう。5.14日に株式会社マインズの完全子会社化というお知らせを出している。このマインズなる会社、調べると(と言ってもお知らせに出ている)、なかなかの有望企業なのである。2018年3月期から20年3月期までの数字が出ている。
売り上げ=4.37億円→4.93億円→5.68億円
経常利益=0.39億円→0.45億円→0.47億円
コロナ禍でクレステックが2期連続で売り上げ、経常利益とも減らしている中、この数字は素晴らしいの1語に尽きる。くクレステックの経常利益が8億円弱と予想される中、マインズ分で0.5億円程度加算(将来的にはもっとはるかに多く稼ぎそうだ)されるのは、結構大きい。
【レッグス】
クレステック同様、こちらも、引け後、「連結子会社化のお知らせ」を出している。44.2%の株式を保有し筆頭株主になっている(株)CDGを連結子会社にする(IFRSを2022年12月期決算から適用するのに伴う措置)。CDGというのが、またとんでもない優良会社なのである。細かいことはIRをご覧いただきたいが、要するにかなりの規模の会社で、利益も急増中なのだ。2021年3月期の経常利益は19年3月期の2倍近い5.51億円。レッグスのそれが17億円前後だから、持ち株比率44.2%でもそれなりにインパクトはある。
PTSでは100株だけ売買が成立、2700△48。
【野村マイクロ】
引け後、東証1部への指定が公表された。PTSでは大商いで4020△350。
5月27日 0時04分記
2021.05.25
26日は小型株優位の展開を期待
もう何回書いただろうと、自分でも嫌になるというか飽きてしまいそうだが、今回(5..24日と25日)もである。
つまり日経平均が東証1部全体と著しく乖離した動きになっており、大型株と小型株で全く違う動きになっているということである。
日経平均 値上り 値下り 小型株指数
24日 47円高 1394 715 +0.48%
25日 189円高 698 1417 -0.35%
今後は、こうしたことはごく簡略にしようと思い、今回、分かりやすく具体的に説明しておこうというわけである。ついでに書くと
値上がり銘柄数+値下がり銘柄数は、ほぼ2100になるということも、頭に入れておいていただくとありがたい。
「値上がり銘柄は500しかないのに日経平均は300円高もしている。」
と書いたとしたら、値下がり銘柄は1600前後もあり、とんでもない状況だったと言いたいんだなと分かるわけである。
さて、そういうわけで、25日の相場は主力大型株の多くは上げた一方、小型株は値下がりするものが多かったわけである。
そろそろ、そうなる時でもあったわけだが、そんなわけで、道場銘柄は多くが値下がりした。それも高寄りして最後はマイナスで引けるというパターンが多かったので、ショックも大きいわけだが、相場というのは循環するものであり、いい時もあれば悪い時もあるのだから、冷静に受け流そう。
戸建て住宅株は、フォーライフ以外は、下げて終わった。
シード平和(推)は759△9で始まったが寄り天となり終値は741▼9。
三栄建築も2058△2まであって2029▼27。
KIスター不、イーグランド、AMGも下げて終えた。
ここ堅調な値動きが続いていたので、この辺で一休みすべしということだろう。産みの苦しみと捉えるところだろう。
ブロンコビリー、フジオフード、串カツ田中などの外食、ルネサンス、セントラルスポーツなどのフィットネス等も、大半の銘柄が下げた。
人材派遣はUTグループは下げたが、アウトソーシング、フルキャストは上げた。
旅行は、始めはそろって高かったのだが、オープンドアは2332△71まであって2258▼3、じげん(推)も411△8まであって399▼4と下げて終えた。ただアドベンチャーは変わらずまで押し戻される場面もあったが、終値では7280△160で引け新値。
半導体株は上げるものが多く、道場銘柄でもマルマエ(推)が1722△33と、年初来高値1777円が見えてきた。東京応化、内外テックなども上げた。
三菱HC(推)は下げたが、FPGは堅調な動きとなっている。742円まであって735△10で、5.07日につけた754円、年初来高値の758円(3.28日)が射程に入ってきた。
クレステックは年初来高値1224円に接近していて、この日の高値更新もあり得たわけだが、強気派・弱気派のせめぎあいで小動きに終始した。1203△8が天井で結局1196△1の安値引け。出来高も8100株と増加した。近々高値更新から1250円~1300円、その後は、あわよくば2019年11月につけた1385円もありうるかもというのが、私の捕らぬ狸の皮算用。
だまされても恨みっこナシの方に、26日に仕込むとおいしい思いができるかもと言っておこう。先ほどちょっと面白い材料を発見したのである。
5月25日 23時40分記
つまり日経平均が東証1部全体と著しく乖離した動きになっており、大型株と小型株で全く違う動きになっているということである。
日経平均 値上り 値下り 小型株指数
24日 47円高 1394 715 +0.48%
25日 189円高 698 1417 -0.35%
今後は、こうしたことはごく簡略にしようと思い、今回、分かりやすく具体的に説明しておこうというわけである。ついでに書くと
値上がり銘柄数+値下がり銘柄数は、ほぼ2100になるということも、頭に入れておいていただくとありがたい。
「値上がり銘柄は500しかないのに日経平均は300円高もしている。」
と書いたとしたら、値下がり銘柄は1600前後もあり、とんでもない状況だったと言いたいんだなと分かるわけである。
さて、そういうわけで、25日の相場は主力大型株の多くは上げた一方、小型株は値下がりするものが多かったわけである。
そろそろ、そうなる時でもあったわけだが、そんなわけで、道場銘柄は多くが値下がりした。それも高寄りして最後はマイナスで引けるというパターンが多かったので、ショックも大きいわけだが、相場というのは循環するものであり、いい時もあれば悪い時もあるのだから、冷静に受け流そう。
戸建て住宅株は、フォーライフ以外は、下げて終わった。
シード平和(推)は759△9で始まったが寄り天となり終値は741▼9。
三栄建築も2058△2まであって2029▼27。
KIスター不、イーグランド、AMGも下げて終えた。
ここ堅調な値動きが続いていたので、この辺で一休みすべしということだろう。産みの苦しみと捉えるところだろう。
ブロンコビリー、フジオフード、串カツ田中などの外食、ルネサンス、セントラルスポーツなどのフィットネス等も、大半の銘柄が下げた。
人材派遣はUTグループは下げたが、アウトソーシング、フルキャストは上げた。
旅行は、始めはそろって高かったのだが、オープンドアは2332△71まであって2258▼3、じげん(推)も411△8まであって399▼4と下げて終えた。ただアドベンチャーは変わらずまで押し戻される場面もあったが、終値では7280△160で引け新値。
半導体株は上げるものが多く、道場銘柄でもマルマエ(推)が1722△33と、年初来高値1777円が見えてきた。東京応化、内外テックなども上げた。
三菱HC(推)は下げたが、FPGは堅調な動きとなっている。742円まであって735△10で、5.07日につけた754円、年初来高値の758円(3.28日)が射程に入ってきた。
クレステックは年初来高値1224円に接近していて、この日の高値更新もあり得たわけだが、強気派・弱気派のせめぎあいで小動きに終始した。1203△8が天井で結局1196△1の安値引け。出来高も8100株と増加した。近々高値更新から1250円~1300円、その後は、あわよくば2019年11月につけた1385円もありうるかもというのが、私の捕らぬ狸の皮算用。
だまされても恨みっこナシの方に、26日に仕込むとおいしい思いができるかもと言っておこう。先ほどちょっと面白い材料を発見したのである。
5月25日 23時40分記
2021.05.24
三栄建築、クレステックは上っ放れか
24日の相場は、日経平均は47円(0.17%)高、TOPIXは0.44%高だった。日経平均の上昇率が小さいのはソフトバンクGが2.23%安したのが大きい。大型・小型の規模等に関係なく比較的幅広く買われ、値上がり銘柄数は1394(値下がりは715)に達した。
JQ指数は0.58%安、マザーズ指数は1.80%安だった。
道場銘柄は5.11日~13日の急落相場からの回復基調が続いており、トータルとしては順調に上げた。
前稿の見出しにした3銘柄の動きは次のとおり。
三栄建築2056△25。これで7連騰になるが大相場の兆しと見るか警戒信号ととらえるか悩ましいところ。とは言え、早晩2149円の年初来高値更新があるとみるところだろう。規模的にも似ているKIスター不へのライバル意識は強いはずであり、大幅増益、大幅増配→株価暴騰というKIスターの歩んだコースの再現を私は期待している。
クレステックは、後場に入って覚醒、1200円まであって1195△32。出来高は6000株だが、後場分だけで4700株、1日分として2倍すれば9400株となり、月曜ということも加味すれば、この銘柄としてはまずまずの高水準である。3.22日につけた1224円の年初来高値の更新は時間の問題だろう。詳細は省くが、類似業態のシイエム・シイ、CDSと比べて、PER、成長力両面で、だんとつに割安であり、1300円以上は軽くあっていい。
じげん(推)は418円まであって403▼8と反落したが、400円大台はキープ、出来高も増加しており、25日からに期待。
戸建て住宅株は三栄建築以外も、シード平和(推)740△10、イーグランド907△10、フォーライフ1247△26とそろって上げた(AMGは957▼3だったが最終気配は960円買い969円売りとプラス圏)。
このように戸建て住宅株は堅調な相場が続いており、私のシナリオでは第1弾銘柄のKIスター不(2500円くらい→4870円)に続くのが、シード平和のはずだったのだが、ちょっと手違いが生じ、急遽、三栄建築の出番。
この後はシード平和の再登場。そして4番手以降はイーグランド、AMGの争いとみている。伏兵は超品薄のフォーライフの突飛高。
人材派遣はアウトソーシングは1964円まであって1960△116(東証1部値上がり率6位)で年初来高値更新、フルキャストも2008円まであって2000△42と2000円大台回復、年初来高値2075円が見えてきた。
一方、UTグループは3110▼130と大幅反落、このように上げ下げを繰り返すのがこの銘柄の癖なので、私は100株だけだが買い増してみた。
レッグスは2746△78で連日の年初来高値更新。野村マイクロ、マルマエ、アバント(東証1部値上がり率4位)、三桜工業、三菱HC(推)、ウチヤマ(推)なども上げた。
ブロンコビリー、フジオフード、串カツ田中など外食は下げるものが多く、またテクマトリックス、FPG、鈴木なども下げた。
相場は海外から落ち着きを取り戻し、コロナのワクチン接種遅れが海外投資家から嫌がられながらも、日本株も遅ればせながら追随の方向だ。とりあえずやや強気で。
5月24日 23時51分記
JQ指数は0.58%安、マザーズ指数は1.80%安だった。
道場銘柄は5.11日~13日の急落相場からの回復基調が続いており、トータルとしては順調に上げた。
前稿の見出しにした3銘柄の動きは次のとおり。
三栄建築2056△25。これで7連騰になるが大相場の兆しと見るか警戒信号ととらえるか悩ましいところ。とは言え、早晩2149円の年初来高値更新があるとみるところだろう。規模的にも似ているKIスター不へのライバル意識は強いはずであり、大幅増益、大幅増配→株価暴騰というKIスターの歩んだコースの再現を私は期待している。
クレステックは、後場に入って覚醒、1200円まであって1195△32。出来高は6000株だが、後場分だけで4700株、1日分として2倍すれば9400株となり、月曜ということも加味すれば、この銘柄としてはまずまずの高水準である。3.22日につけた1224円の年初来高値の更新は時間の問題だろう。詳細は省くが、類似業態のシイエム・シイ、CDSと比べて、PER、成長力両面で、だんとつに割安であり、1300円以上は軽くあっていい。
じげん(推)は418円まであって403▼8と反落したが、400円大台はキープ、出来高も増加しており、25日からに期待。
戸建て住宅株は三栄建築以外も、シード平和(推)740△10、イーグランド907△10、フォーライフ1247△26とそろって上げた(AMGは957▼3だったが最終気配は960円買い969円売りとプラス圏)。
このように戸建て住宅株は堅調な相場が続いており、私のシナリオでは第1弾銘柄のKIスター不(2500円くらい→4870円)に続くのが、シード平和のはずだったのだが、ちょっと手違いが生じ、急遽、三栄建築の出番。
この後はシード平和の再登場。そして4番手以降はイーグランド、AMGの争いとみている。伏兵は超品薄のフォーライフの突飛高。
人材派遣はアウトソーシングは1964円まであって1960△116(東証1部値上がり率6位)で年初来高値更新、フルキャストも2008円まであって2000△42と2000円大台回復、年初来高値2075円が見えてきた。
一方、UTグループは3110▼130と大幅反落、このように上げ下げを繰り返すのがこの銘柄の癖なので、私は100株だけだが買い増してみた。
レッグスは2746△78で連日の年初来高値更新。野村マイクロ、マルマエ、アバント(東証1部値上がり率4位)、三桜工業、三菱HC(推)、ウチヤマ(推)なども上げた。
ブロンコビリー、フジオフード、串カツ田中など外食は下げるものが多く、またテクマトリックス、FPG、鈴木なども下げた。
相場は海外から落ち着きを取り戻し、コロナのワクチン接種遅れが海外投資家から嫌がられながらも、日本株も遅ればせながら追随の方向だ。とりあえずやや強気で。
5月24日 23時51分記
2021.05.23
じげん、三栄建築、クレステックに期待高まる
病み上がり相場だが、徐々に本服の方向のようにも思える。
21日の相場は主力大型株中心に上げた。日経平均はファストリの1.09%高が効いて220円(0.78%)高、TOPIXは0.46%高だった。騰落銘柄数では値上がり1076に対し値下がりも1009と拮抗していた。20日と似た傾向で、半導体などハイテク株が強く、JR東海、オリエンタルランドなど内需系銘柄の弱さが目立った。とはいえ、流れがこちらに変わったとみるのは早計だろう。コロコロ物色動向が変わるのが、今の相場である。
JQ指数は0.18%高。
マザーズ指数は2.26%高、これで4連騰だが、5.13日の1065(終値)で底入れしたとみてよさそうだ。
道場銘柄は高安まちまちながら、全体としては依然、堅調を維持した。
アドベンチャーは前日つけた7360円高値更新はならなかったが7130△180と反発、引け新値となった。危険水域とは思うが、強いものはあくまで強いという今の相場では、なお持続が正解かもしれない。私はかなり減らしたとはいえ、なお保有の1000株弱は持続中だ。
じげん(推)も411△6と上げ、楽しみな動きとなってきた。14日発表の2021年3月期決算についてだが、コメントすると書きながら失念してしまったこと、お詫びする。
21年3月期の税引き前利益が赤字に転落したのは、ひとえに減損のためである。業績自体は順調に推移しており、会社は2026年3月期について、売り上げ収益350億円超、EBITDA100億円超(22年3予想は月期予想は、それぞれ155億円~170億円、44億円~51億円)という意欲的数字を掲げている。
EBITDA=営業利益(損失)+減価償却費及び償却費+減損損失+固定資産除却損及び評価損-負ののれん発生益
以上のようなことが、投資家に十分知れ渡れば、株価は居所を大きく買えるだろう。
注=予想数字がレンジ表示だと、無視したり勝手に変更した形で表示するところがほとんどである。またEBITDAなどは、そういう欄が自分のところにないため無視しがちだ。
実際マーケットスピードで、じげんの決算(トムソンロイター提供)を見ると、22年3月期予想欄は配当欄以外は空白である。こうまで怠けたことをしているのに怒りさえ覚える。
レッグスは2739円まであって2668△135(東証1部値上がり率22位)と、年初来高値を大きく更新。危険水域ではあろうが、取り組み、出来高、地合い等からして、なお一段高が望めそうだ。
戸建て住宅株はシード平和(推)は740△10、三栄建築設計も2031△22と上げたが、KIスター4690▼100、フォーライフ1221▼76のほかイーグランド、AMGは下げた。
コロナに左右されず、バリュー株かグロース株かにも無縁という立ち位置が魅力だ。
三栄建築は2149円(4.15日)の年初来高値が狙える位置に来た。これを更新すると、KIスター的な値動きも期待できよう。
シード平和も800円大台回復への期待が高まる株価になってきた。
AMGは前稿等の表に入れ忘れてしまったが、PER的に十分魅力的な位置にいる。3.22日につけた1020円高値を意識した値動きとなろう。
UTグループ、アウトソーシング、フルキャストの人材関連は、そろって大きく上げた。やはりこの業種は有望とみていいだろう。
マルマエ(推)、野村マイクロ、東京応化の半導体関連も、そろって上げた。
クレステックは1163△10と続伸、1224円(3.22日)の年初来高値更新をうかがう。
外食株は大半の銘柄が下げた。ブロンコビリー、フジオフード、フライングガーデン、ゼンショー等である。ワクチン接種が順調に進むかへの懸念が影響した可能性があるが、今後さらに混乱が広がる懸念はあるが、それでも接種は進むわけで、外食株は強気でいいだろう。
21日のNYダウは124ドル(0.36%)高、NQは0.47%安。日経平均先物は72円(0.25%)高。
小型株には程よい状況だろう。
なお東京都のコロナ新規感染者数は、前の週の同曜日比で、23日まで10日連続減少となっている。
5月23日 23時44分記
追記=三桜工業が21日、引け後、配当予想の修正(増配)と中期経営計画を発表した。PTSでは1146△49。(5.24日 0時37分記)
21日の相場は主力大型株中心に上げた。日経平均はファストリの1.09%高が効いて220円(0.78%)高、TOPIXは0.46%高だった。騰落銘柄数では値上がり1076に対し値下がりも1009と拮抗していた。20日と似た傾向で、半導体などハイテク株が強く、JR東海、オリエンタルランドなど内需系銘柄の弱さが目立った。とはいえ、流れがこちらに変わったとみるのは早計だろう。コロコロ物色動向が変わるのが、今の相場である。
JQ指数は0.18%高。
マザーズ指数は2.26%高、これで4連騰だが、5.13日の1065(終値)で底入れしたとみてよさそうだ。
道場銘柄は高安まちまちながら、全体としては依然、堅調を維持した。
アドベンチャーは前日つけた7360円高値更新はならなかったが7130△180と反発、引け新値となった。危険水域とは思うが、強いものはあくまで強いという今の相場では、なお持続が正解かもしれない。私はかなり減らしたとはいえ、なお保有の1000株弱は持続中だ。
じげん(推)も411△6と上げ、楽しみな動きとなってきた。14日発表の2021年3月期決算についてだが、コメントすると書きながら失念してしまったこと、お詫びする。
21年3月期の税引き前利益が赤字に転落したのは、ひとえに減損のためである。業績自体は順調に推移しており、会社は2026年3月期について、売り上げ収益350億円超、EBITDA100億円超(22年3予想は月期予想は、それぞれ155億円~170億円、44億円~51億円)という意欲的数字を掲げている。
EBITDA=営業利益(損失)+減価償却費及び償却費+減損損失+固定資産除却損及び評価損-負ののれん発生益
以上のようなことが、投資家に十分知れ渡れば、株価は居所を大きく買えるだろう。
注=予想数字がレンジ表示だと、無視したり勝手に変更した形で表示するところがほとんどである。またEBITDAなどは、そういう欄が自分のところにないため無視しがちだ。
実際マーケットスピードで、じげんの決算(トムソンロイター提供)を見ると、22年3月期予想欄は配当欄以外は空白である。こうまで怠けたことをしているのに怒りさえ覚える。
レッグスは2739円まであって2668△135(東証1部値上がり率22位)と、年初来高値を大きく更新。危険水域ではあろうが、取り組み、出来高、地合い等からして、なお一段高が望めそうだ。
戸建て住宅株はシード平和(推)は740△10、三栄建築設計も2031△22と上げたが、KIスター4690▼100、フォーライフ1221▼76のほかイーグランド、AMGは下げた。
コロナに左右されず、バリュー株かグロース株かにも無縁という立ち位置が魅力だ。
三栄建築は2149円(4.15日)の年初来高値が狙える位置に来た。これを更新すると、KIスター的な値動きも期待できよう。
シード平和も800円大台回復への期待が高まる株価になってきた。
AMGは前稿等の表に入れ忘れてしまったが、PER的に十分魅力的な位置にいる。3.22日につけた1020円高値を意識した値動きとなろう。
UTグループ、アウトソーシング、フルキャストの人材関連は、そろって大きく上げた。やはりこの業種は有望とみていいだろう。
マルマエ(推)、野村マイクロ、東京応化の半導体関連も、そろって上げた。
クレステックは1163△10と続伸、1224円(3.22日)の年初来高値更新をうかがう。
外食株は大半の銘柄が下げた。ブロンコビリー、フジオフード、フライングガーデン、ゼンショー等である。ワクチン接種が順調に進むかへの懸念が影響した可能性があるが、今後さらに混乱が広がる懸念はあるが、それでも接種は進むわけで、外食株は強気でいいだろう。
21日のNYダウは124ドル(0.36%)高、NQは0.47%安。日経平均先物は72円(0.25%)高。
小型株には程よい状況だろう。
なお東京都のコロナ新規感染者数は、前の週の同曜日比で、23日まで10日連続減少となっている。
5月23日 23時44分記
追記=三桜工業が21日、引け後、配当予想の修正(増配)と中期経営計画を発表した。PTSでは1146△49。(5.24日 0時37分記)
2021.05.21
シード平和、イーグランド、三栄建築に注目
20日の相場は、前稿を書いて以降、NYダウは下げ幅を縮小、日経平均もそれなりに下げて始まったものの、急速に戻り歩調になり、結局、54円(0.19%)の小幅高で終えた。TOPIXはさらに小幅の0.04%高だった。しかし騰落銘柄数では値上がり銘柄は値下がり銘柄の2倍弱もあった。規模別では小型株指数が0.65%高だったのに対し、大型株指数は0.14%安だった。日本製鉄、ENEOS、JR東海等、内需の大型株中心に下げたわけである。一方半導体株は規模を問わず、ほとんどの銘柄が上げた。
道場銘柄は、好調を維持した。ただ。ここ大きく上げたアドベンチャーは寄り直後に7360円の年初来高値をつけ反落、終値は6950▼140。同じくオープンドアは2390△95まであって2265▼30。同じ旅行関連でも上げ始めたばかりのじげん(推)は408円まであって405△11と反発した。
戸建て住宅株も、同様な展開だった。すなわち、先行したKI不動産は4795▼30と5立会日ぶりに反落、イーグランドも小幅安となったが、フォーライフは1310円まであって1297△54、三栄建築も2009△45、AMGも962△7と上げた。
半導体関連はマルマエ(推)野村マイクロ、岡本工作、東京応化等、軒並み高。
クレステックの動きがいい。5.14日引け後に好決算を発表したわけだが、これがじわじわと効いてきたようだ。1153△8の高値引けとなったが、この株価は引け値としては4.18日以来の水準となる。4.14日に1176円、3.22日に1224円(年初来高値)をつけている。控えめに過ぎる会社予想の数字でも2021年6月期の1株利益は121円、実質値では177円。中間をとっても149円にもなる。22年6月期も大幅増益必至。株高を期待して良さそうだ。
戸建て住宅株に期待しているわけだが、前に示した各社比較の表を作り直した。
・KI不動産の株価急騰を反映させる。
・6月期決算のシード平和、8月期決算の三栄建築については、この時期では2021年ではなく2022年6月期、2022年8月期の数字を使うほうが妥当と判断、PERを計算しなおした。
以下の表では、PERは低い順、利回りは高い順に並べてある。
なおシード平和、三栄建築の1株益、PERは私の独自予想に基づく。
銘柄名 株価 1株益 PER
シード平和 730円 219円 3.3倍
三栄建築 2009円 412円 4.9倍
イーグランド 983円 160円 6.1倍
KI不動産 4790円 749円 6.4倍
フォーライフ 1297円 203円 6.4倍
銘柄名 株価 配当 利回り
イーグランド 983円 47円 4.8%
三栄建築 2009円 90円 4.5%
KI不動産 4790円 200円 4.2%
フォーライフ 1297円 37円 2.9%
シード平和 730円 12円 1.6%
やはり、シード平和、イーグランド、三栄建築の割安が際立ち、投資妙味が大きいことが分かる。KI不動産が驚異の好決算で予想どおり大幅高、つれて割安の順位でも、この3社の後塵を拝することになったわけである。
5月21日 0時06分記
道場銘柄は、好調を維持した。ただ。ここ大きく上げたアドベンチャーは寄り直後に7360円の年初来高値をつけ反落、終値は6950▼140。同じくオープンドアは2390△95まであって2265▼30。同じ旅行関連でも上げ始めたばかりのじげん(推)は408円まであって405△11と反発した。
戸建て住宅株も、同様な展開だった。すなわち、先行したKI不動産は4795▼30と5立会日ぶりに反落、イーグランドも小幅安となったが、フォーライフは1310円まであって1297△54、三栄建築も2009△45、AMGも962△7と上げた。
半導体関連はマルマエ(推)野村マイクロ、岡本工作、東京応化等、軒並み高。
クレステックの動きがいい。5.14日引け後に好決算を発表したわけだが、これがじわじわと効いてきたようだ。1153△8の高値引けとなったが、この株価は引け値としては4.18日以来の水準となる。4.14日に1176円、3.22日に1224円(年初来高値)をつけている。控えめに過ぎる会社予想の数字でも2021年6月期の1株利益は121円、実質値では177円。中間をとっても149円にもなる。22年6月期も大幅増益必至。株高を期待して良さそうだ。
戸建て住宅株に期待しているわけだが、前に示した各社比較の表を作り直した。
・KI不動産の株価急騰を反映させる。
・6月期決算のシード平和、8月期決算の三栄建築については、この時期では2021年ではなく2022年6月期、2022年8月期の数字を使うほうが妥当と判断、PERを計算しなおした。
以下の表では、PERは低い順、利回りは高い順に並べてある。
なおシード平和、三栄建築の1株益、PERは私の独自予想に基づく。
銘柄名 株価 1株益 PER
シード平和 730円 219円 3.3倍
三栄建築 2009円 412円 4.9倍
イーグランド 983円 160円 6.1倍
KI不動産 4790円 749円 6.4倍
フォーライフ 1297円 203円 6.4倍
銘柄名 株価 配当 利回り
イーグランド 983円 47円 4.8%
三栄建築 2009円 90円 4.5%
KI不動産 4790円 200円 4.2%
フォーライフ 1297円 37円 2.9%
シード平和 730円 12円 1.6%
やはり、シード平和、イーグランド、三栄建築の割安が際立ち、投資妙味が大きいことが分かる。KI不動産が驚異の好決算で予想どおり大幅高、つれて割安の順位でも、この3社の後塵を拝することになったわけである。
5月21日 0時06分記
2021.05.19
体は戻るも相場は・・・・
このたびは、たくさんの方からご心配いただき、かつ貴重な示唆もいただき、感謝に堪えません。
その中に低気圧ということを言われた方がいて、ちょっと気になっていました。
加えて、今日朝、たまたま来訪された知人の話で、友人でそっくりの症状に長年悩まされている方がいるという。今のような気候・低気圧で発症するとのこと。
そうか、ということで「めまい吐き気低気圧」などと検索すると、、まさに小生のはこれだと思ったことだった。(「気象病」などという言葉があることも、今回初めて知った。)
>季節の変わり目の「めまい」 気圧低下が引き金
雨が降る前に頭痛や神経痛が出たり、めまいを感じる人はいないだろうか。天気と痛みには関係があることは経験的に知られているが、最近の研究で、気圧の変化に耳の中の“気圧センサー”が反応した結果、症状が起こることが分かってきた。
「気象病の引き金は気圧、気温、湿度の変化など。特に影響が大きいのが気圧の低下だ」と説明するのは、慶應義塾大学医学部神経内科非常勤講師で、健康気象アドバイザーの舟久保恵美さん。
「最近の研究で、気圧の変化を察知する『気圧センサー』が内耳に存在することが分かった。それが自律神経、特に交感神経に影響を及ぼすことで痛み、めまいなどの症状が表れる。(日経電子版ヘルスUP健康づくり)
今日の夕方くらいから、急速に元気回復、22時近くに食べた夕食は、いつも以上に食べられるまでになりました。
足元のふらつきが多少残る程度で、他は問題なし。
お騒がせしましたが、以上、ご報告させていただきます。ありがとうございました。
お一人お一人にお礼をと思っていたのですが、あまりにたくさんの方々に心のこもったお言葉を頂戴し断念したこと、お詫びする次第です。
終活を加速しなければ、などと思ったりしなくもなかったのですが、原因がはっきりすれば気分もすっきりで、のど元過ぎればなんとやら、また株一筋の生活に復帰です。
そうしたら、日経平均先物、急落中で、やれやれですが。
【相場】
19日の相場は日経平均(1.28%安)、TOPIX(0.66%安)はかなりの下げとなる一方、JQ指数(0.16%高)、マザーズ指数(2.11%高)は上げた。
道場銘柄は、5.11日~13日まで大きく下げた反動もあって、14日以降、かなり快調に戻しているわけだが、19日もプラマイ0程度と健闘した。
戸建て住宅関連のほか、旅行関連などコロナ直撃銘柄をポートフォリオの中心にしたことが奏功している。
アドベンチャーは7220円まであって7090△250と連日の年初来高値更新。オープンドアも2295△92で4連騰、戻り高値更新中だ。じげんは394▼6と反落したが、18日には405円まであるなど、旅行関連として認知されたとみていいだろう。
ケイアイスター不動産も4820△40と4連騰、ほとんどから売りなどなかった銘柄だが、19日は日証金の貸株残高が14300株と急増、融資残高9200株を一気に上回り貸借倍率0.64倍と株不足になった。逆日歩が付くか注視。
シード平和(推)も735△10と4連騰。
三栄建築設計は1964△3。
イーグランド、AMGは下げたが、小幅安にとどまった。
ラウンドワン、コシダカ、ウチヤマ(推)、ルネサンス、セントラルスポーツも上げた。
外食はオーエムツー(推)、ゼンショーが上げる一方、ブロンコビリーは下げるなど、まちまち。
レッグスも強い動きが継続、2535△26で、年初来高値更新こそならなかったが、引け新値。
このほかの銘柄の多くは下げた。マルマエ(推)、東京応化の半導体関連、UTグループ、フルキャストの人材派遣のほか、三菱HCキャピタル(推)、FPG、鈴木、三桜工業などである。
市場エネルギーに乏しく、上げるのはごく一部である。これをよく頭に入れて、安易に買いに走ることは慎もう。
現在、NYダウは500ドル前後(1.5%前後)の下落となり日経平均先物も大幅安。ここ、上げ下げが目まぐるしく、難しい相場が続く。基本的に、持ち高は少なめに、帰趨を見極めるところだろう。
5月19日 23時38分記
その中に低気圧ということを言われた方がいて、ちょっと気になっていました。
加えて、今日朝、たまたま来訪された知人の話で、友人でそっくりの症状に長年悩まされている方がいるという。今のような気候・低気圧で発症するとのこと。
そうか、ということで「めまい吐き気低気圧」などと検索すると、、まさに小生のはこれだと思ったことだった。(「気象病」などという言葉があることも、今回初めて知った。)
>季節の変わり目の「めまい」 気圧低下が引き金
雨が降る前に頭痛や神経痛が出たり、めまいを感じる人はいないだろうか。天気と痛みには関係があることは経験的に知られているが、最近の研究で、気圧の変化に耳の中の“気圧センサー”が反応した結果、症状が起こることが分かってきた。
「気象病の引き金は気圧、気温、湿度の変化など。特に影響が大きいのが気圧の低下だ」と説明するのは、慶應義塾大学医学部神経内科非常勤講師で、健康気象アドバイザーの舟久保恵美さん。
「最近の研究で、気圧の変化を察知する『気圧センサー』が内耳に存在することが分かった。それが自律神経、特に交感神経に影響を及ぼすことで痛み、めまいなどの症状が表れる。(日経電子版ヘルスUP健康づくり)
今日の夕方くらいから、急速に元気回復、22時近くに食べた夕食は、いつも以上に食べられるまでになりました。
足元のふらつきが多少残る程度で、他は問題なし。
お騒がせしましたが、以上、ご報告させていただきます。ありがとうございました。
お一人お一人にお礼をと思っていたのですが、あまりにたくさんの方々に心のこもったお言葉を頂戴し断念したこと、お詫びする次第です。
終活を加速しなければ、などと思ったりしなくもなかったのですが、原因がはっきりすれば気分もすっきりで、のど元過ぎればなんとやら、また株一筋の生活に復帰です。
そうしたら、日経平均先物、急落中で、やれやれですが。
【相場】
19日の相場は日経平均(1.28%安)、TOPIX(0.66%安)はかなりの下げとなる一方、JQ指数(0.16%高)、マザーズ指数(2.11%高)は上げた。
道場銘柄は、5.11日~13日まで大きく下げた反動もあって、14日以降、かなり快調に戻しているわけだが、19日もプラマイ0程度と健闘した。
戸建て住宅関連のほか、旅行関連などコロナ直撃銘柄をポートフォリオの中心にしたことが奏功している。
アドベンチャーは7220円まであって7090△250と連日の年初来高値更新。オープンドアも2295△92で4連騰、戻り高値更新中だ。じげんは394▼6と反落したが、18日には405円まであるなど、旅行関連として認知されたとみていいだろう。
ケイアイスター不動産も4820△40と4連騰、ほとんどから売りなどなかった銘柄だが、19日は日証金の貸株残高が14300株と急増、融資残高9200株を一気に上回り貸借倍率0.64倍と株不足になった。逆日歩が付くか注視。
シード平和(推)も735△10と4連騰。
三栄建築設計は1964△3。
イーグランド、AMGは下げたが、小幅安にとどまった。
ラウンドワン、コシダカ、ウチヤマ(推)、ルネサンス、セントラルスポーツも上げた。
外食はオーエムツー(推)、ゼンショーが上げる一方、ブロンコビリーは下げるなど、まちまち。
レッグスも強い動きが継続、2535△26で、年初来高値更新こそならなかったが、引け新値。
このほかの銘柄の多くは下げた。マルマエ(推)、東京応化の半導体関連、UTグループ、フルキャストの人材派遣のほか、三菱HCキャピタル(推)、FPG、鈴木、三桜工業などである。
市場エネルギーに乏しく、上げるのはごく一部である。これをよく頭に入れて、安易に買いに走ることは慎もう。
現在、NYダウは500ドル前後(1.5%前後)の下落となり日経平均先物も大幅安。ここ、上げ下げが目まぐるしく、難しい相場が続く。基本的に、持ち高は少なめに、帰趨を見極めるところだろう。
5月19日 23時38分記
2021.05.18
何とか入院の事態は免れる
私事ながら、小生の体調について。
朝方、不快な感じで目覚め、吐き気に苦しむ。この辺は心筋梗塞発症時と同じなのでニトロの張り薬を胸に貼付。何とかおさまるも、足元のふらつきは、改善の兆しなし。
心筋梗塞時は、痛みをこらえ前場終了まで株をやっていたのが、ダメージを大きくしたので、コロナ最前線の方には申し訳ないが、株は、一部売って緊急時に備え病院に行くことにする。
いつも通り伝統証券の方から8時40分に電話来る。ところが、信用の期日が、結構続々来るという。この道はいつか来た道と、嫌な予感。気配もよくないので、やむなくその辺の株価中心にある程度の売りを出す(残りは現引く方針)。
ネット証券は放置。
検査即入院も覚悟して、海苔、納豆、本等いろいろ準備して、救急車にきてもらう。人生5度目の救急車。
救急車内の検温で37.1度。
病院では脳梗塞の可能性もあるというので、MRI、CT、X線等の検査を受けたが、異常なし。体温も36.3度の平熱に。「血液、きれいでしたよお!」とか、女医さんに言われ、あっけなく帰れることに。
とは言え、足元がふらつき、椅子に座っていてもよろっとなりそうとか、症状は、あまり改善はしておらず。食欲もなく、株も、明日の注文とか考えたくもないという状態。
それはともかく、救急隊員、病院のスタッフの方々には、至れり尽くせりやっていただいた。深甚の感謝を申し上げる。
というわけで、読者諸氏に、相場について書けないのをお詫び申し上げる。
それでも、強運の人、鎌倉雄介なれば、相場は強い動きで、道場銘柄も18日はいい動きだった。
コロナも多少なりといい方向にある可能性が出てきたのかもしれない。まずは相場もそう心配しなくて良さそうだ。
寝不足と加齢による体力の衰えが、今回の原因かと思うが、多少なりと快方に向かってはいるようだ。もう1日か2日よく寝れば何とかなりそうだ。しばらくお待ちいただきたい。
お見舞いのコメントをくださった方々に、深く感謝申し上げる。
5月18日 21時05分記
朝方、不快な感じで目覚め、吐き気に苦しむ。この辺は心筋梗塞発症時と同じなのでニトロの張り薬を胸に貼付。何とかおさまるも、足元のふらつきは、改善の兆しなし。
心筋梗塞時は、痛みをこらえ前場終了まで株をやっていたのが、ダメージを大きくしたので、コロナ最前線の方には申し訳ないが、株は、一部売って緊急時に備え病院に行くことにする。
いつも通り伝統証券の方から8時40分に電話来る。ところが、信用の期日が、結構続々来るという。この道はいつか来た道と、嫌な予感。気配もよくないので、やむなくその辺の株価中心にある程度の売りを出す(残りは現引く方針)。
ネット証券は放置。
検査即入院も覚悟して、海苔、納豆、本等いろいろ準備して、救急車にきてもらう。人生5度目の救急車。
救急車内の検温で37.1度。
病院では脳梗塞の可能性もあるというので、MRI、CT、X線等の検査を受けたが、異常なし。体温も36.3度の平熱に。「血液、きれいでしたよお!」とか、女医さんに言われ、あっけなく帰れることに。
とは言え、足元がふらつき、椅子に座っていてもよろっとなりそうとか、症状は、あまり改善はしておらず。食欲もなく、株も、明日の注文とか考えたくもないという状態。
それはともかく、救急隊員、病院のスタッフの方々には、至れり尽くせりやっていただいた。深甚の感謝を申し上げる。
というわけで、読者諸氏に、相場について書けないのをお詫び申し上げる。
それでも、強運の人、鎌倉雄介なれば、相場は強い動きで、道場銘柄も18日はいい動きだった。
コロナも多少なりといい方向にある可能性が出てきたのかもしれない。まずは相場もそう心配しなくて良さそうだ。
寝不足と加齢による体力の衰えが、今回の原因かと思うが、多少なりと快方に向かってはいるようだ。もう1日か2日よく寝れば何とかなりそうだ。しばらくお待ちいただきたい。
お見舞いのコメントをくださった方々に、深く感謝申し上げる。
5月18日 21時05分記