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30日の相場は大幅安となった。日経平均は241円(0.83%)安、TOPIXは0.57%安だった。それでも大引けにかなり近くまで小型株指数はプラスを維持、騰落銘柄数も値上がり銘柄のほうが多かったのだが、最後には、結局、小型株指数も0.25%安(大型株指数は0.78%安)と下げ、騰落銘柄数も値上がり928、値下がり1146と、値下がり銘柄のほうが多くなった。それでも、前日とは反対で、小型株及び中型株の下げは限定的だったわけである。

こうした中、道場銘柄は、まずまずの動きで、レッグスやFPGの持ち株がそれなりに多い方の収支はプラスになったであろう。

レッグスは2340△301(東証1部値上がり率4位)。2023年12月期のEBITDA(営業利益+減価償却費)25億円目標を会社は掲げているわけだが、4.28日発表の第1四半期決算からすると、この目標の達成も、そう難しくないだろう。

FPGも725△39(同27位)と上げた。

引け後、道場銘柄の2つ(3つと言うべきか)で、材料の発表があった。

あんしん保証=5.12日付けでマザーズから東証1部へ。PTSでは410△36

ケイアイスター不動産=以下のIRを引け後に出している。PTSでは3777△117

当社の木材調達の状況について

現在、各報道にありますように、海外での木材需給の逼迫や新型コロナウイルスの世界的な広がりによる木材輸送コンテナ不足等の影響を受け、国内の木造住宅業界においても木材の安定調達が懸念される状況が生じております。つきましては、当社グループにおける主力事業の戸建分譲住宅事業における木材調達状況について、下記の通りお知らせ致します。

1. 戸建分譲住宅事業における木材調達状況
当社の戸建分譲住宅事業は、規模において業界トップグループに属しており、今後のさらなる成長戦略を実行するため、従前より当社の資材調達力を活かすことで、複数の調達先からの資材購入、及び資材確保を先行して進めてまいりました。これらの取り組み等により、今期の計画における、本年 12 月末までの住宅販売計画分につきましては、すでに木材確保は完了している状況となっております。
また、2021 年 4 月 13 日に、さらなる安定的な木材の確保、SDGs/サステイナビリティへの取り組みを推進するため、当社、株式会社三栄建築設計、株式会社オープンハウスの三社による「一般社団法人日本木造分譲住宅協会」を設立しております。既存の資材調達力に加え、今回の社団法人の取り組みを通じ、国産木材の積極的な活用を推進することによって、来年 1 月以降も安定的な木材資材の確保を進めてまいります。
2. 当社連結業績への影響について
本件の影響を踏まえた通期の業績予想を今後公表する予定です。また、今後公表すべき事項が生じた場合は速やかに開示いたします。なお、本年 4 月における当社の分譲住宅の受注額は前年同月比で約 2倍に伸張する見込みであり、足元の業績は順調に推移しております。

「ウッドショック」などと言われることもあるようだが、ケイアイスターに限って、そういうことは無縁だというわけである。
ただPTSで株価が上げたのは、2で「分譲住宅の受注額は前年同月比で約 2倍に伸張する見込み」とあることに反応したものだろう。

三栄建築設計=同社もケイアイスター不動産の1と全く同じIRを出している。オープンハウスを含む3社で日本木造分譲住宅協会」を設立して取り組んできたことが奏功したということである。3社は、いずれはSDGs関連としても評価されるかもしれない。
なおIRは出していないが、シード平和(推)も三栄建築設計傘下なので好影響があっていい。

いずれにせよ、「本年 4 月における当社の分譲住宅の受注額は前年同月比で約 2倍に伸張する見込みであり、足元の業績は順調に推移しております。」というケイアイスターの発表は、戸建て住宅株各社の株価にも大きな好影響をもたらすだろう。
このことについては、連休中のどこかで書く予定である。

4月30日 21時23分記

28日の相場は日経平均、TOPIXとも0.2%台の値上がりだった。しかし値上がり銘柄は628にとどまり値下がり銘柄は1481にも上った。規模別では大型株指数が+0.56%だったのに対し小型株指数は-0.38%だった。つまり大型株の大半が上げて指数等を上げたが、小型株の大半は下げたということである。
JQ指数は0.41%安、マザーズ指数は0.85%安だった。
2部も含め4市場そろって値下がり銘柄のほうがかなり多く、結局、市場全体でも東証1部の大型株のみ上げた相場だったわけである。

道場銘柄も値下がりするものが多かったが、値上がりするものもそれなりに多かった。

レッグスは2039△37で年初来高値更新はならなかったが引け新値。

ラウンドワンは1194△54で5連騰。日証金では貸借倍率0.1倍前後が続き0.05円ながら逆日歩が続いている。なおみずほ証券が新規に「買い」、目標株価1600円としている(4.28日?)
注=4.28日?としたのは、こうしたレーティング情報は発信日時の正確な情報を知るのが難しいため?を付けている。株式新聞ニュースは4.28日9時51分としているが、これはモーニングスター社がマーケットスピード等に配信した時刻にすぎない。ラウンドワンは28日29円高で始まっており、少なくとも寄り前に情報は出されていた可能性が大だろう。

じげん(推)は小型株売りの逆風をこらえ395△3と反発。出来高は前日大商いで下げた時を上回り3.24日以来の高水準となった。旅行関連人気が続くようなら、ここからの大幅高もあり得よう。

半導体関連は、上げる番だったようで、マルマエ(推)、東京応化、岡本工作等はそろって上げた。

シード平和(推)は750▼26まで急落する場面があって764▼12。いったん売り優勢となると、こういう大きく上げた、銘柄はまた大きく下げることもあるわけだが、弱気は無用だろう。750円が底となる可能性大とみるが、明日以降で、そうなるかを確認したい。

アドベンチャー、オープンドアの旅行関連は、そろって反落。

鈴木は続落したが、この水準なら、新規買いも、すでに多少買っている方の買い乗せも、いいだろう(ただし本格外はまだ控えたほうがいいだろう)。

28日は引け後、レッグスとFPGの決算発表があった。
レッグスは4.21日、FPGは26日に、すでに上方修正を発表済みなので、この日の決算発表にサプライズはないはずだが、PTSは大きく反応している。
レッグスは2230△191(出来高も2700株とかなりある)
第1四半期(1-3月期))決算の発表だったわけだが、経常利益は前年同期比5.44倍の6.19億円だった。中間期8.00億円~9.00億円、通期16.00億円~18.00億円を見込むわけだが、そうすると第2四半期の経常利益としては(8.00億円~9.00億円)−6.19億円で、1.81億円~2.81憶円しか見込まないことになる。言い方を変えれば、通期の数字はもっと、とんでもなくいい数字になるのではないか、再上方修正必至とみた向きの買いが入っているのかもしれない。

FPGは712△26まであったのだがその後703△17、さらに気配は694.5円買い696.0円売り。それでも東証での終値686円からはそれなりに上の水準ではある。

28日の日経平均先物はNYダウ安もあってかなりの下げとなっていたわけだが、29日になってNYダウが反発したこともあって、日経平均先物も小幅ながらプラスとなっている。
30日は、小型株がたたき売られた反動で大きく戻すのを期待しよう。

4月29日 23時13分記
27日の相場は大型株中心に下げた。日経平均は134円(0.46%)安、TOPIXjは0.76%安だった。日経平均の下落率がTOPIXよりかなり小さいのはファストリが1.27%も上げたため。前日とは逆で大型株の下げが大きく大型株指数は0.97%安、対して小型株指数は0.36%安だった。
JQ指数は0.27%安、マザーズ指数は0.09%高だった。

道場銘柄は高安まちまちで、私の場合で言えば大引け直前までプラスだったのだが、じげん(推)が安値引けしたことなどが響いて、小幅マイナスで終えた。

前日の引き続いて、旅行関連の強さが際立った。アドベンチャーは6470△230と、連日の年初来高値更新。オープンドアも2082△116(東証1部値上がり率14位)。道場銘柄以外でもHIS、KNT-CTなどは続伸となった。
じげんは392▼10と、2.19日以来となる400円割れとなった。これだけ旅行関連株が人気の中、この値動きは理解不能だが、よく考えたら投資家で、じげんが旅行関連ということを知っている人は少数派なのではないかという気がしてきた。四季報を見ても「旅行」の文字は見当たらない。四季報オンラインは4.09日付けで「こども庁」構想浮上で物色集まるとして、じげんをトップで取り上げている(「保育関連銘柄」で営業利益率1位として)。

しかし今じげんを取り上げるのなら、保育関連としてではなく、旅行関連としてであろう。グループ会社のアップルワールドは国内旅行会社向けホテル予約サイト「アップルワールド」を運営している。また格安航空券・LCCの比較・予約サイト「トラベリスト」もある。さらには「ホテりスタ」(ホテル予約サイト)、「トラベリー」(ホテル予約の比較サイト)も。このように、じげんは旅行関連銘柄として、もっと広く知られていい会社のわけで、この400円割れの株価は、まさに無知のなせる業としか思えない。

FPGは地合いに押され伸び悩み690△15。しかし、好業績を発表した銘柄は、最近は相場に持続性がある。いい例はレッグスで4.22日に343円高した後も連騰中で27日は2073円まであって2002△36と4連騰。

シード平和(推)は776△2と小幅高。

鈴木は高い場面もあったのだが結局1216△7の安値引け。ここからどういう動きになるか、見て行こう。

半導体関連は、ほぼ全面安となり、道場銘柄も、野村マイクロ、東京応化、岡本工作など下げた。まあこの業種は、その日が上げる日か下げる日かで株価は決まると腹をくくって見て行くしかない。

4月28日 0時37分記
26日の相場は、前日のアメリカ株高を受けて上げた。日経平均は106円(0.36%)高、TOPIXは0.17%高だった。ただし大型株・中型株は上げたが小型株指数はマイナスで、騰落銘柄数も、値下がり銘柄のほうが約2割多かった。
ANAなどの空運、またJR各社などの陸運、さらにHISなどの旅行会社の上げが際立っていた。医薬品株のほか、23日引け後決算を発表した日本電産は下げた。
JQ指数は0.46%高、マザーズ指数は0.68%高だった。

道場銘柄は上げるものが多かった。
旅行関連全面高の流れに乗ってオープンドアが1966△177(東証1部値上がり率4位)と急伸、アドベンチャーも6240△350(マザーズ値上がり率11位)で年初来高値を大きく更新した。じげん(推)だけは402±0、旅行関連として十分には知られていないのかとも思う。27日に期待しよう。

23日は急落した野村マイクロは急落分を上回る上げとなる4515△290(東証2部値上がり率9位)。半導体では東京応化、岡本工作なども上げた。

ラウンドワン、ルネサンス、セントラルスポーツ、アルテサロン(推)なども上げたが、外食は串カツ田中、フジオフード、コメダは上げたがブロンコビリー、オーエムツー(推)、ゼンショーは下げるなど、、まちまちだった。

戸建て住宅も、AMG.、ケイアイスター不動産、三栄建築設計は上げたが、シード平和(推)は下げ、フォーライフも変わらずと、まちまちだった。私はシード平和の復活近しの読みでかなりと少しの中間くらい買い増した。

前稿で紹介した鈴木は1230△22で寄り付き1263△55まであったのだが、終値は1233△25。出来高は月曜ということを考慮すると、かなり増えた。4.12日に年初来高値1305円をつけて以降、調整に入っていたわけだが、私の読み・期待通りにいけば、近々1305円更新となろう。その辺のことも念頭に、うまく仕込むといいだろう。
例えば少し買っておいて、この調子だと一気に行きそうとなったら早めに買い増し、一方、どうも動きが話と違い弱いとなったら、とりあえず静観、その後の値動きを注視といった具合である。
同業の6928エノモトと、来期予想実PERは大差ないが、成長力を見れば、彼我の差はとてつもなく大きい。買おうという方は、ご自身でPER等算出されたい。

【FPG】
引け後2021年6月期の中間期決算予想の上方修正を発表した。経常利益は21.45億円(四季報は21.00億円)→32.26億円と、大きく増額された。PTSでは720△45で大商いになっている。
「航空機リース事業案件を含めた出資金の販売が順調に回復」したこと等を修正の理由に挙げている。となれば、同じく航空機リースを手掛ける三菱HCキャピタル(推)へも、人気が波及する可能性大だろう。

4月27日 0時03分記
23日の相場は日経平均が168円(0.57%)、TOPIXが0.39%安だった。比較的幅広く売られたが、強いて言えば半導体関連などの下げが大きく、空運、陸運、不動産などが上げた。
JQ指数は0.30%安、マザーズ指数は1.18%安だった。

緊急事態宣言が23日に4都府県に発令されたわけだが、この影響を強く受ける銘柄の値動きは、総じては強いものだった。
ANA3.38%高、オープンドア3.41%高、アドベンチャー2.79%高など、旅行関連はほぼ軒並み高だった。
外食も一家ダイニング4.50%高のほか、フジオフード、串カツ田中、オーエムツー(推)、ブロンコビリーなど上げるものが多かった。
またルネサンス、セントラルスポーツ、コシダカなども上げた。
とは言え、じげん(推)、フライングガーデン、コメダなど、一部、下げるものもあった。物色意欲が乏しすぎるため、マイナーな銘柄までは、目が届きにくいのかもしれず、こうした銘柄も早晩、見直される可能性大だろう。

23日は、このようにコロナ直撃銘柄が堅調で、半導体などハイテク株は軟調なものが、目立ったわけだが、今後となると、どちらに流れが行くのか、依然はっきりしない動きが続きそうだ。半導体は基本的に強い動きとみておくところであり、コロナ直撃銘柄は、今後のコロナ感染状況に大きく左右されると思われる。
私のところにも、24日、市からワクチン接種クーポン券が送られてきた。5.17日から65歳以上の予約受付開始という。接種開始がいつからかは判然としないなど、懸念は残るが、それでも、ようやく大規模な接種が鎌倉市を含め、全国で始まりそうだ。こうした状況の進展にも注意を払いつつ、旅行、外食、レジャー、興行、人材派遣等のコロナ直撃銘柄の値動きを注視していきたい。

23日のアメリカ株はNYダウは228ドル(0.67%)高、NQは1.43%高、日経平均先物は164円(0.57%)高。

最後に私が現在注目していて、状況を見極めている銘柄を紹介しておこう。
6785 鈴木 1208▼1(4.23日終値)

4月25日 22時13分記
22日の相場は全面高となった。日経平均は680円(2.38%)高、TOPIXは1.82%高だった。ファストリなど日経平均寄与度大の銘柄中心に大型株が大きく上げたための結果であり、騰落銘柄数、単純平均等の数字は、前日の下げを埋めるほどではなかった。
JQ指数は1.06%高、マザーズ指数は1.87%高。
前日の下げ以上に上げたのは、日経平均だけで、TOPIX、2部指数、JQ指数、マザーズ指数、すべて前日の下げをかなりあるいは大きく下回る上げにとどまった。

ご自身の戻りが物足りなかった方が大半と推察するが、それは上記のことから説明できるわけである。

小型株指数の値上がり率が1.27%にとどまった(大型株指数は1.89%)こともあって、道場銘柄の値上がり率も、やや物足りないものが多かった。
それでもケイアイスター不動産、三栄建築設計などのごく一部の銘柄以外は上げた。

レッグスは1921△343(東証1部値上がり率1位)と急騰、年初来高値も一気に更新した。

半導体関連全面高の流れに乗って、マルマエも1770△82で年初来高値更新。岡本工作、東京応化なども大幅高。
野村マイクロは4605△170まであったのだが終値は4470△35。小型株には、このように高値からはかなり下げて終えた銘柄が目立った。出来高の少なさも併せ考えると、個人投資家の不安心理、自信のなさが、そうさせているのではと思える。

緊急事態宣言が、これから大阪等、続々出るわけだが、コロナ直撃銘柄の動きはまちまちだった。
旅行関連は、アドベンチャー、オープンドア、じげん(推)は、そろって上げた。
人材派遣もUTグループ、アウトソーシング、フルキャスト、ウイルテックもそろって上げた。
外食は、ブロンコビリー、フライングガーデン、コメダは上げる一方、フジオフード、ゼンショーは下げた。
ウチヤマ(推)、ラウンドワン、コシダカは上げたがルネサンス、セントラルスポーツは下げるなど、レジャー等は、まちまちだった。

シード平和(推)は782△14。ここl急騰したのと、この日は戸建て住宅株がやや弱い動きだったこともあってか、小幅高にとどまった。出来高も大幅に減ったが、それでもまずまずの値上がりで終えたことで、今後への期待が膨らむ。大相場はこれからと、泰然と構えていよう。
テクマトリックス2155△70、アバント1830△20と、この2銘柄は、依然として強い動きだ。先高を暗示しているように思われる。
三菱HC(推)、FPGは、何とか上げた。日本のコロナ感染状況は深刻だが、海外は先進国の場合、ワクチン接種の進んだ国は、どんどんいい傾向が顕著になっている。航空機リースのこの2社の場合、こういう傾向が、徐々に評価されてくるのではないか。

経験則で行くと23日も道場銘柄は上げるのだが、とりあえずNYダウ、日経平均先物は下げている。
23日は日経平均、道場銘柄とも下げるのか、道場銘柄だけは上げるのか、なんとも言えないが、自身の強運に期待しよう。

4月22日 23時26分記
21日の相場は日経平均は592円(2.03%)安、TOPIXも1.98%安と、大きく下げた。前日のアメリカがNYダウ0.75%安、NQ0.92%安だったことからして、日本株の下げの大きさが際立つ。
ここにきての日本のコロナ感染状況の急速な悪化、主要国の中で最も低いワクチン接種率(接種開始は韓国より早かったわけだが、あっという間に逆転された)等が、ここにきての日本株の弱さにつながっていることは明白だ。

この道はいつか来た道と言うかデジャブと言うか、ともかく、こうしたことは、今年だけでも複数回ある。
3.25日付けで「いつか来た道」、25日から再騰かと題して書いているので、お忘れの方は、ご覧いただきたい。
そこに書いたように、連騰で懐具合がかなり良くなったところで、急落に見舞われたのが、3回あり、「25日から再騰か」とした3.25日のケースもそうなったので、3回とも、2日連続の急落後翌日は戻している(それも2回は大幅f高)。
注=以上は、私の懐勘定であって、日経平均等の動きとはかなり異なる。

今回も同様なことになるかは、もちろん分からないが、とりあえずNYダウは現時点でかなりの上げ(NQは小幅安)となっていて、日経平均先物も140円前後の値上がりとなっている。

コロナの感染状況は、21日の下げでかなり織り込んだと思うが、なお警戒にしくはない。東京都の新規感染者数は、連日、前週の同じ曜日比で大幅に増えている。この2日間はほぼ4割増だ。となると22日は15日が729人だったので1020人前後が予想される。1000人大台乗せで多少のショックが走る懸念がある。逆に悪材料出尽くしとなる可能性もなくはない。

レッグスが引け後、2021年12月期の中間期及び通期の業績予想の上方修正を発表した。
通期の数字だけ示すと経常利益(単位=100万円)は
1200~1400→1600~1800
注=四季報は1200~1400とレンジ形式での発表を独断で1300としている。スペースの都合なのだろうが、こうしたことはやらないほうが良いとは、過去に書いているとおりだ。
配当予想も24円~28円→32円~36円
PTSでは1750△172

4月21日 23時19分記
20日の相場は日経平均で585円(1.97%)安、TOPIXで1.55%安という大幅下落となった。
前日のアメリカ株(NYダウ、NQ)や、この日の中国や韓国株と比べても、下落率は突出して大きい。このわけは、新型コロナと考えるしかあるまい。変異種に大半が取って代わられようとしているわけだが、これの感染力の強さ、若年層も重症化させる力が強い等、対応には、これまでを大きく上回る困難があるとみられる。
こうした中、大阪府等の大阪圏で感染拡大が止まらず、大阪府は緊急事態宣言の発令を、政府に午後要請した。東京都も週末にも要請の方向だ。
こうした対策をしても、感染拡大を食い止められるかというと、ほとんど期待できないのではというのが、大方の見方だろう。
となると、やはり頼みの綱はワクチンとなるわけだが、各地の接種状況等、伝えられる情報は、こんな体たらくでは、一体いつになったら大半の人が接種済みになるんだろうと、途方に暮れるものばかりだ。

このような日本のコロナの状況が、世界の主要国の中で、日本株の動きが悪い遠因になっていたと思われるが、ここにきて、一段と惨状が明らかになり、20日の日経平均急落、さらに現時点でもNYダウ等に比べ、はるかに大幅な下げ(現在NYダウ0.7%前後の下落、日経平均先物は1.6%前後の下落)となっていると思われる。

道場銘柄も、この下げで、かなりの下げとなった。ただ、シード平和(推)が816△24とかなりの上げとなったほか、AMG、フジオフード、三栄建築設計も上げ、戸建て住宅狙いがうまくいき、グローブライド、フジオフードなども上げたため、日経平均等の下げに比べ、相対的に軽傷で済んだ。
とは言え、前述のように、現在、日経平均先物は大幅安となっており(世界的に見てもコロナの感染状況は最悪な状況になりつつある)、明日起きてみたら、どのようなことが起きているか、考えたくもないといったところだ。まあなるようにしかならないが、持ち高は少なめに(今さらだが、21日、比較的穏健に始まりそうな銘柄は多少は売っておく等)、非常事態(になったとして)に対応できるようにしたい。

4月20日 23時46分記
19日の相場は終わってみれば小動きだった。日経平均は2円(0.01%)高、TOPIXは0.22%安だった。
JQ指数は0.47%安、マザーズ指数は0.53%高だった。
騰落銘柄数はマザーズがやや値上がり銘柄が多かっただけで、2部を含め他の市場は値下がり銘柄が多かった。

道場銘柄は高安まちまちだった。
ここ大きく上げた銘柄には大きく下げるものが多く、一方大幅高となる銘柄もそれなりにあった。

シード平和(推)は終始軟調で終値は792▼36。節目となる810円を一気に抜いて定石通りの一服。1日だけの調整で終わるか数日の調整になるかはともかく、早晩一段高の方向だろう。その時、どこまで行くか、楽しみだ。

野村マイクロ、アドベンチャー、ブロンコビリーも大幅反落となった。ただしいずれも前立会日の上げ幅より小幅な下げにとどまったのは、相場の強さを示したと言えよう。

ラウンドワン、コシダカ、ルネサンス、セントラルスポーツ、じげん(推)なども下げたが、コロナ感染状況の深刻さが影響していそうだ。

マルマエ(推)は1749円まであって1703△139(東証1部値上がステージイ入ったり率6位)で、値初来高値更新。16日引け後、3月末の受注残高を発表、これが好感された。この発表には会社による解説が付されているが、これが毎月明るさを増している。2021年8月期、22年8月期とも、予想を大きく上回る素晴らしい業績になりそうだ。今日の上げで相場は、新しいステージに入っ可能性がある。2000円相場も可能性が出てきたのではないか。

三桜工業は1264△40と3連騰。完全に動きが変わってきており、出遅れ修正の動きが本格化しそうだ。

ウチヤマ(推)、オーエムツー(推)、新コスモス電機、フライングガーデンなども上げた。

なおAMGは引け後、当期の期末配当について5円の記念配当を実施すると発表した。これにより2021年3月期(前期になる)の年間配当は20円になる。3月に10円→15円への増配で一時1020△150のストップ高を演じた(終値では929△59)。今回、2匹目のどじょうがいるかどうか分からないが、株価はあの当時より安い水準にあり、連続増配は好業績への自信の表れととらえることもできる。いずれにせよ、これをきっかけに人気復活もあり得よう。

NYダウが下げ幅を拡大、連れて日経平均先物も大きく下げている。

4月19日 23時54分記
16日の相場は小動きだった。日経平均は41円(0.14%)高、TOPIXは0.09%高。
JQ指数は0.01%安、マザーズ指数は1.8%高。
ただし騰落銘柄数では、東証2部以外の3市場は、そろって値下がり銘柄数のほうが多かった。
要するに、全市場で見た場合、また各市場ごとにみても、小動き、高安まちまちだったわけである。

こういう地合いは道場銘柄には好環境で、大幅高銘柄を含め、多くの銘柄が値上がりした。
シード平和(推)は828△34と、連日の年初来高値更新。業績絶好調、超低PERが、次第に市場に浸透してきたようだ。昨年10月につけた810円をあっさり更新、その後調整を挟んで4桁乗せ…(4.15日)を理想的な形として書いたが、810円はあっさり更新したわけである。
微調整を挟んだほうが先行き、良さそうな気がするが、一気に突っ走るめも出てきた。多少は利食っておくか、全株持続とするか、悩ましいところだ。

アドベンチャーは年初来高値更新となる6050円まであって5920△270。コロナの感染状況は深刻化しつつあるが、旅行関連株の場合、値動きからは、強気が正解のようだ。オープンドア、じげん(推)も上げた。

野村マイクロ(推)は4760△185(東証2部値上がり率9位)と前日の急落分を上回る上げ幅となった。半導体関連は、この日高安まちまちだったが、道場銘柄はマルマエ(推)1564△51のほか東京応化も上げた。

ブロンコビリーは前日、引け後発表の決算を好感、2583△213(東証1部値上がり率5位)。スタジオアリスも好決算発表後、この日も含め3連騰しており、ブロンコも一段高が期待できそうだ。
ブロンコはステーキ・ハンバーグ専門レストランのわけだが、ここが好業績となるとオーエムツー(推)=ステーキ、焼き肉等、フライングガーデン=「爆弾ハンバーグ」が売り物 にも注目。
外食株はゼンショー、フジオフード、コメダ、串カツも高く、旅行関連同様、コロナにめげない強い動きとなっている。

三桜工業は1224△13と続伸。やはり動きが変わってきたようだ。

三菱HC(推)は642△5と続伸。こちらも4.06日、14日の620円を底に反騰に入ったようだ。FPGは反落。
また十六銀行などの銀行株は依然弱い動きが続く。

人材派遣はUTグループ3780▼65、アウトソーシング1691▼20、ウイルテック950▼30、フルキャスト2001△30と下げるものが多かった。この業種の銘柄は上げたと思えば下げ下げたと思うと上げで、やりづらいが、基本的には上げ基調にあるとみていいだろう。

レッグスは1638△50。コラボカフェが好調で、今期は160件以上(前期139件)。「鬼滅の刃」コラボカフェのほか「呪術廻戦」カフェも。ここ「呪術廻戦」人気が高まっているようで、株式市場でも評価され始めているのかもしれない。その関連銘柄として中外鉱業、ブロッコリー、東宝などとともに挙げられるのがレッグス。意外高もあり得よう。

16日のアメリカ株はNYダウは史上最高値更新で0.48%高、NQも0.10%高、これを受けて日経平均先物も117円(0.39%)高となっている。NYダウに比べ出遅れも指摘されている日本株、月曜の動きに期待しよう。

4月18日 22時11分記