2021.01.19
SERIO、マルマエは自信を持って持続
朝起きた時にちょっと頭痛がしたのだが、すぐに収まった。ところが、今、これを書こうと椅子から立ち上がったら、また発症。
と言っても、大したことはないのだが、気分が早くベッドに入ろう状態になっていて・・・・
と言うわけで、ごく簡単に済ませていただこうと思う。
19日は、前日とし反対で、大型株優位の相場となった。
値上り銘柄 値下り銘柄 日経 平均
18日 888 1195 -277円
19日 912 1187 +391円
要するに、18日も、19日も、やや値下がり銘柄の方が多かったわけだが、日経平均採用銘柄など主力大型株が買われる相場だったかその逆かで、こういう結果になったわけである。
私の場合(多くの読者も似た結果になったであろう)、18日はそこそこのプラス、19日はほぼプラマイ0(細かく書くと+3万円)だった。日経平均と、いかに連動しないかということである。
SERIOは買い気配から1117△58で始まり1130△71まであったのだが、引け間際には1064円まであって終値は1071△12。私はあまり高くなければ買う気十分で1064円から1078円まで7本も指し値買いを入れておいたら、ずるずる下げる中、すべて買えてしまった。小幅高で終わったのは残念だが、前稿で書いた展開予想が外れたわけではない。狼狽売り、便乗売りをさばいて、ここから本格的に戻るとみておこう。
半導体関連はほぼすべて上げた中でマルマエ(推)は1406▼12と続落した。これで、一段と半導体株の中での出遅れ、もともと割安なのがさらに割安となってきたわけである。大きく戻す、年初来高値(1530円)更新の可能性大とみて、自信を持って持続。
1月19日 23時13分記
と言っても、大したことはないのだが、気分が早くベッドに入ろう状態になっていて・・・・
と言うわけで、ごく簡単に済ませていただこうと思う。
19日は、前日とし反対で、大型株優位の相場となった。
値上り銘柄 値下り銘柄 日経 平均
18日 888 1195 -277円
19日 912 1187 +391円
要するに、18日も、19日も、やや値下がり銘柄の方が多かったわけだが、日経平均採用銘柄など主力大型株が買われる相場だったかその逆かで、こういう結果になったわけである。
私の場合(多くの読者も似た結果になったであろう)、18日はそこそこのプラス、19日はほぼプラマイ0(細かく書くと+3万円)だった。日経平均と、いかに連動しないかということである。
SERIOは買い気配から1117△58で始まり1130△71まであったのだが、引け間際には1064円まであって終値は1071△12。私はあまり高くなければ買う気十分で1064円から1078円まで7本も指し値買いを入れておいたら、ずるずる下げる中、すべて買えてしまった。小幅高で終わったのは残念だが、前稿で書いた展開予想が外れたわけではない。狼狽売り、便乗売りをさばいて、ここから本格的に戻るとみておこう。
半導体関連はほぼすべて上げた中でマルマエ(推)は1406▼12と続落した。これで、一段と半導体株の中での出遅れ、もともと割安なのがさらに割安となってきたわけである。大きく戻す、年初来高値(1530円)更新の可能性大とみて、自信を持って持続。
1月19日 23時13分記
2021.01.19
SERIO、A&Dがここから上げる理由
18日の相場は日経平均採用銘柄中心に主力大型株が売られる展開となった。このため日経平均は277円(0.97%)、TOPIXは0.60%と、ともにかなりの下げになったが、小型株指数の下落率は0.13%にとどまり、騰落銘柄数を見ても値上がり888に対し値下がり1195で極端に値下がり銘柄が多かったわけではない。
JQ指数は0.32%安。マザーズ指数は1.56%高(ただし騰落銘柄数では値上がりがやや多かった程度)だった。
道場銘柄は主力どころ中心に値上がりする銘柄が多かった。
新コスモスは2513円まであって2470△59。
A&Dも1420円まであって1387△41。
アクリート、テクマトリックス、アートスパーク、Ubicom、プラッツ、明電舎なども上げた。
半導体関連は太陽HD、東京応化、santec、周辺銘柄の帝国電機、メックは上げたが、マルマエ(推)、岡本工作、内外テックは下げた。
戸建て住宅関連は三栄建築建築設計、オープンハウスが上げる一方、ケイアイスター不動産、フォーライフは下げた。
1.14日にまずまずの中間決算を発表し15日は1131▼155と思わぬ急落に見舞われたSERIOは18日も1059▼72と続落した。今後の見通し等については後述。
Nフィールド(推)、日本瓦斯(推)はともに±0。売り買い交錯といったところだが、ここからは基本的に上とみて対処。
三菱UFJリース(推)は514▼8と3日続落となったが、徐々に配当狙いの買いも入り始めると思われ、じっくり取り組みたい。この水準程度以下なら買い増しもいいだろう。
【SERIO】
どうして、あの決算でこうまで売られるんだろうと思い、あれこれ考えを進めてみた。
1.06日以降に決算を発表した道場銘柄の、その後の株価を調べてみた。すべて好決算だった。
マルマエ=発表(1.06日)翌日は1270▼71、この2立会日以降、猛反発、14日には1530円高値。
トランザクション=発表(1.12日)翌日は1058△111、その後はやや弱い動きで18日は1013▼20。
ショーエイ=発表(1.12日13時00分)で上げその日の終値は1038△24。18日には1066円まであったが終値は1019▼35。
三栄建築=発表(12日)翌日は1743▼63、14日も1708▼35と下げたが、15日1794△86、18日1810△16と猛反発。
以上の値動きを分析、総括すると
マルマエ、三栄住宅=発表直後こそ売られたが、その後猛反発、発表直前の株価を現在は大きく上回っている。
トランザクション、ショーエイ=比較的分かりやすい好決算だったこともあって、発表で買われたが、その後は、やや冴えない値動き。これには両銘柄ともコロナ関連で買われた銘柄で現在は相場の流れからやや外れ物色の圏外に近い位置にあることが影響している可能性がある。
SERIOの場合、「マルマエ、三栄建築」のパターンになるのではないか。
取りあえず発表直後2日続落したところまでは同じわけで、「マルマエ、三栄住宅」パターンなら19日から猛反発、発表直前の株価(1286円)をも大きく上回って来ることになる。この結論を得て、明るい気分になり、明日の注文ノートに、真っ先にSERIOと書いておいた。明日朝、気配を見ながら、いくらでどれだけ買うかを決めるわけである。
ところがPTSを見ていたら1095△36とかなり上げていてちょっとショック。
なお同社株は
11.19日1028円安値(終値は1062円) 11.30日1264円高値
12.08日1022円安値(終値は1114円) 12.18日1313円高値、1.04日1400円高値
01.18日1050円安値(終値は1059円)
11.19日、12.08日に安値をつけたが、いずれもその後大きく上げているわけで、今回も、1264円~1400円程度が期待できるかもしれない。
【A&D】
>これが「パルスオキシメーター」でございますけれども、これを指にはめていただいて、酸素飽和度を測定する「パルスオキシメーター」でございます。この配布につきまして、ただいま準備を進めているところでございます。宿泊療養の現場において、既に使われているものであります。(1.07日夜)
これは小池東京都知事の記者会見での発言である。東京都による大量買い上げが必至のわけであり、さらに事態はもっと深刻な神奈川県等でも、続々追随の動きが出てくるのではないか。年初来高値更新後2日調整しただけで力強く出直ってきたA&Dだが、1500円(とりあえず)に向け発進となるか。
1月19日 0時15分記
JQ指数は0.32%安。マザーズ指数は1.56%高(ただし騰落銘柄数では値上がりがやや多かった程度)だった。
道場銘柄は主力どころ中心に値上がりする銘柄が多かった。
新コスモスは2513円まであって2470△59。
A&Dも1420円まであって1387△41。
アクリート、テクマトリックス、アートスパーク、Ubicom、プラッツ、明電舎なども上げた。
半導体関連は太陽HD、東京応化、santec、周辺銘柄の帝国電機、メックは上げたが、マルマエ(推)、岡本工作、内外テックは下げた。
戸建て住宅関連は三栄建築建築設計、オープンハウスが上げる一方、ケイアイスター不動産、フォーライフは下げた。
1.14日にまずまずの中間決算を発表し15日は1131▼155と思わぬ急落に見舞われたSERIOは18日も1059▼72と続落した。今後の見通し等については後述。
Nフィールド(推)、日本瓦斯(推)はともに±0。売り買い交錯といったところだが、ここからは基本的に上とみて対処。
三菱UFJリース(推)は514▼8と3日続落となったが、徐々に配当狙いの買いも入り始めると思われ、じっくり取り組みたい。この水準程度以下なら買い増しもいいだろう。
【SERIO】
どうして、あの決算でこうまで売られるんだろうと思い、あれこれ考えを進めてみた。
1.06日以降に決算を発表した道場銘柄の、その後の株価を調べてみた。すべて好決算だった。
マルマエ=発表(1.06日)翌日は1270▼71、この2立会日以降、猛反発、14日には1530円高値。
トランザクション=発表(1.12日)翌日は1058△111、その後はやや弱い動きで18日は1013▼20。
ショーエイ=発表(1.12日13時00分)で上げその日の終値は1038△24。18日には1066円まであったが終値は1019▼35。
三栄建築=発表(12日)翌日は1743▼63、14日も1708▼35と下げたが、15日1794△86、18日1810△16と猛反発。
以上の値動きを分析、総括すると
マルマエ、三栄住宅=発表直後こそ売られたが、その後猛反発、発表直前の株価を現在は大きく上回っている。
トランザクション、ショーエイ=比較的分かりやすい好決算だったこともあって、発表で買われたが、その後は、やや冴えない値動き。これには両銘柄ともコロナ関連で買われた銘柄で現在は相場の流れからやや外れ物色の圏外に近い位置にあることが影響している可能性がある。
SERIOの場合、「マルマエ、三栄建築」のパターンになるのではないか。
取りあえず発表直後2日続落したところまでは同じわけで、「マルマエ、三栄住宅」パターンなら19日から猛反発、発表直前の株価(1286円)をも大きく上回って来ることになる。この結論を得て、明るい気分になり、明日の注文ノートに、真っ先にSERIOと書いておいた。明日朝、気配を見ながら、いくらでどれだけ買うかを決めるわけである。
ところがPTSを見ていたら1095△36とかなり上げていてちょっとショック。
なお同社株は
11.19日1028円安値(終値は1062円) 11.30日1264円高値
12.08日1022円安値(終値は1114円) 12.18日1313円高値、1.04日1400円高値
01.18日1050円安値(終値は1059円)
11.19日、12.08日に安値をつけたが、いずれもその後大きく上げているわけで、今回も、1264円~1400円程度が期待できるかもしれない。
【A&D】
>これが「パルスオキシメーター」でございますけれども、これを指にはめていただいて、酸素飽和度を測定する「パルスオキシメーター」でございます。この配布につきまして、ただいま準備を進めているところでございます。宿泊療養の現場において、既に使われているものであります。(1.07日夜)
これは小池東京都知事の記者会見での発言である。東京都による大量買い上げが必至のわけであり、さらに事態はもっと深刻な神奈川県等でも、続々追随の動きが出てくるのではないか。年初来高値更新後2日調整しただけで力強く出直ってきたA&Dだが、1500円(とりあえず)に向け発進となるか。
1月19日 0時15分記
2021.01.17
新コスモス、A&D、マルマエ、日瓦斯
日経平均がどうなるかなど、予想できても、自分の頭で考えやっている投資家には、何の役にも立たない相場が続いている。
大きな流れもはっきりせず、結局、今日の物色動向がどうなるかで、その日の成績が決まるわけである。
いい日が少し続き喜んでいると、直後に地獄を見、落胆していると猛反発、こういう相場が繰り返されるわけで、一喜一憂せず、トータルでかつ、最後に笑うをモットーに、日々最善を尽くし、頑張ろう。
私は、そういうやり方でやってきて、この1年余(昨年1年プラス今年半月余)、波乱万丈でいろいろあったが、それでも、何とかそれなりの結果にはなっている。
あまりはかばかしく行ってない方も、焦らず、最後に勝てばいいと腹をくくって取り組まれたい。
14日は小型株が総崩れとなったわけだが、15日もこの流れが続き、トータルでの小型株の下げはかなり大きなものになった。逆に小型株は下げすぎでこの借りを近々返す可能性大という見方も成り立とう。
新コスモス電機は500円ストップ高の後2日続落で370円下げた。ストップ高の3285円からだと2411円だから874円下げたことになる。下げると急に弱気一色になるのがこの世界だが、実態、ファンダメンタルズ等から冷静に判断するところだ。
CO2削減は避けて通れない世界共通の課題であり、アメリカでトランプ大統領が追わるるごとく消え去ることで、この流れは一段と加速するのは必至だ。日本はこの課題でヨーロッパ各国に比べ大きく後れを取っており、水素社会の実現に大きく舵を取り、脱二酸化炭素を急速に進める必要がある。こうした状況下、燃料電池車の普及、水素ステーションの整備は進められるから、水素ガス検知器の新コスモスの業績急急向上は疑いの余地がなかろう。反発は近いとみる。
A&Dは2日続落となったが、他の小型株に比べ値もちはいい。コロナの感染急拡大、自宅やホテルでの療養者の急増及びそうしたところでの死者の増加という現在の状況を見ると、同社のパルスオキシメータの売り上げは激増しているのではと推測できる。東京都で区から県では市から自宅療養者にパルスオキシメータが届けられるとかいう報道がある。品不足が心配になるくらいだ。
1戸建て主力の住宅メーカーが有望と書いてきたわけだが、15日はオープンハウス、ハウスドゥ、フォーライフ、三栄住宅設計などが上げた(ケーアイスター不動産は反落)。テレワークでマンションでは手狭になり戸建てに移る人が増加ということがあるが、加えて子育て世代では下の階への騒音問題等から戸建て人気が高まっているということもあるようだ。いずれにせよ、上記企業の業績は絶好調であり、今後も人気は一段と盛り上がる可能性が高まってきたように思う。
マルマエ(推)は前稿で書いたように12月度の受注実績が好調だったことで、今来期の業績が大きく向上することが確定的になってきた。業績の上方修正の発表も時間の問題のわけで、この2日間のもたつきで一段と目立ってきた好調半導体株の中での出遅れを急速に取り返す相場が期待できよう。
日本瓦斯(推)は15日、5410▼190の安値引けで2日続落となった。
あまり知られていないが、同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)に本格的に取り組んでいる。
また現在巨大なLPハブ重点基地の建設を進めている。
>ニチガスは、世界最大のLPハブ充填基地「夢の絆・川崎」(以下、「夢の絆」)の建設を進めています。夢の絆は現在の旗艦ハブ充填基地である千葉工場の約5倍の充填能力を有し、約200万世帯をカバーする世界最大規模の基地です。
DXを実装、完全無人化を目指しており、量子暗号化やFIDO(ファイド)を視野にいれた自動認証技術を導入します。
また、ガスメーターに取り付けるNCU「スペース蛍」、ボンベに取り付けるRFIDタグ、生体認証、スマホの業務データ、車両用GPSドングルなど、様々なポイントでIoTデータを収集して雲の宇宙船に取り込み、オペレーションの全てを 連携することで、「実績」に基づくLPガス物流を実現し、生産と消費をリアルタイムで管理する、進化したLPガス事業を構築します。
ニチガスは、この夢の絆をLPガスプラットフォームとして、競合を含む他事業者に提供、世界初の「LPG託送サービス」を開始します。このサービスを利用する事業者は、自社で設備や人員を保有せずとも、充填や配送など、当社独自の高効率な仕組みを使ってLPガス事業を行うことが可能となります。当社は、このプラットフォームを利用する事業者からプラットフォーム利用料を受け取ることで新たな収益の仕組みをつくり、LPガス事業を新たな軸で成長させます。
いずれにせよ、日瓦斯は今後かなりすごい会社に変貌するはずで、長期的には7000円とか1万円も狙える素質を持っているのかもしれない夢のある企業なのである。
1月17日 23時17分記
大きな流れもはっきりせず、結局、今日の物色動向がどうなるかで、その日の成績が決まるわけである。
いい日が少し続き喜んでいると、直後に地獄を見、落胆していると猛反発、こういう相場が繰り返されるわけで、一喜一憂せず、トータルでかつ、最後に笑うをモットーに、日々最善を尽くし、頑張ろう。
私は、そういうやり方でやってきて、この1年余(昨年1年プラス今年半月余)、波乱万丈でいろいろあったが、それでも、何とかそれなりの結果にはなっている。
あまりはかばかしく行ってない方も、焦らず、最後に勝てばいいと腹をくくって取り組まれたい。
14日は小型株が総崩れとなったわけだが、15日もこの流れが続き、トータルでの小型株の下げはかなり大きなものになった。逆に小型株は下げすぎでこの借りを近々返す可能性大という見方も成り立とう。
新コスモス電機は500円ストップ高の後2日続落で370円下げた。ストップ高の3285円からだと2411円だから874円下げたことになる。下げると急に弱気一色になるのがこの世界だが、実態、ファンダメンタルズ等から冷静に判断するところだ。
CO2削減は避けて通れない世界共通の課題であり、アメリカでトランプ大統領が追わるるごとく消え去ることで、この流れは一段と加速するのは必至だ。日本はこの課題でヨーロッパ各国に比べ大きく後れを取っており、水素社会の実現に大きく舵を取り、脱二酸化炭素を急速に進める必要がある。こうした状況下、燃料電池車の普及、水素ステーションの整備は進められるから、水素ガス検知器の新コスモスの業績急急向上は疑いの余地がなかろう。反発は近いとみる。
A&Dは2日続落となったが、他の小型株に比べ値もちはいい。コロナの感染急拡大、自宅やホテルでの療養者の急増及びそうしたところでの死者の増加という現在の状況を見ると、同社のパルスオキシメータの売り上げは激増しているのではと推測できる。東京都で区から県では市から自宅療養者にパルスオキシメータが届けられるとかいう報道がある。品不足が心配になるくらいだ。
1戸建て主力の住宅メーカーが有望と書いてきたわけだが、15日はオープンハウス、ハウスドゥ、フォーライフ、三栄住宅設計などが上げた(ケーアイスター不動産は反落)。テレワークでマンションでは手狭になり戸建てに移る人が増加ということがあるが、加えて子育て世代では下の階への騒音問題等から戸建て人気が高まっているということもあるようだ。いずれにせよ、上記企業の業績は絶好調であり、今後も人気は一段と盛り上がる可能性が高まってきたように思う。
マルマエ(推)は前稿で書いたように12月度の受注実績が好調だったことで、今来期の業績が大きく向上することが確定的になってきた。業績の上方修正の発表も時間の問題のわけで、この2日間のもたつきで一段と目立ってきた好調半導体株の中での出遅れを急速に取り返す相場が期待できよう。
日本瓦斯(推)は15日、5410▼190の安値引けで2日続落となった。
あまり知られていないが、同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)に本格的に取り組んでいる。
また現在巨大なLPハブ重点基地の建設を進めている。
>ニチガスは、世界最大のLPハブ充填基地「夢の絆・川崎」(以下、「夢の絆」)の建設を進めています。夢の絆は現在の旗艦ハブ充填基地である千葉工場の約5倍の充填能力を有し、約200万世帯をカバーする世界最大規模の基地です。
DXを実装、完全無人化を目指しており、量子暗号化やFIDO(ファイド)を視野にいれた自動認証技術を導入します。
また、ガスメーターに取り付けるNCU「スペース蛍」、ボンベに取り付けるRFIDタグ、生体認証、スマホの業務データ、車両用GPSドングルなど、様々なポイントでIoTデータを収集して雲の宇宙船に取り込み、オペレーションの全てを 連携することで、「実績」に基づくLPガス物流を実現し、生産と消費をリアルタイムで管理する、進化したLPガス事業を構築します。
ニチガスは、この夢の絆をLPガスプラットフォームとして、競合を含む他事業者に提供、世界初の「LPG託送サービス」を開始します。このサービスを利用する事業者は、自社で設備や人員を保有せずとも、充填や配送など、当社独自の高効率な仕組みを使ってLPガス事業を行うことが可能となります。当社は、このプラットフォームを利用する事業者からプラットフォーム利用料を受け取ることで新たな収益の仕組みをつくり、LPガス事業を新たな軸で成長させます。
いずれにせよ、日瓦斯は今後かなりすごい会社に変貌するはずで、長期的には7000円とか1万円も狙える素質を持っているのかもしれない夢のある企業なのである。
1月17日 23時17分記
2021.01.15
マルマエ、三菱UFJリースのいい話
なんともはやという相場が続く。理に合わぬ相場なので、対処の仕方にも困るわけだが、まあこういうこともあるわさと受け入れるしかない。
前日、好決算を発表したSERIOだが、この日の株価は売り気配から1200▼86で寄り付いたが、その後も軟調で安値では1098▼188まで下げる惨状。終値は1131▼155。前日のPTSでは高値では1400円近くまであったと記憶しているが、いったい、この差は何なんだと言いたくもなる。
乱高下は比較的大型の銘柄にもおよび、明電舎なども、ここ9連騰して大きく上げたわけだが、1.14日2702▼145、15日2508▼194と2日連続で大幅安となっている。
相場が高値圏にあって警戒感が強いためだろうが、ともかく株価の振幅が極端に大きくなっているので、そういう現状をしっかり頭に入れて、軽挙妄動しないようにしよう。
厳しい状況で、気がめいっている方も多かろうと思い、今日はちょっといい話があるので、急遽、これを書いている。
マルマエ(推)が引け後、12月度の月次受注残高を発表した。半導体分野が絶好調のわけだが、受注残高は前月比10.9%増、前年同月比41.6%増だった。全分野計でも、それぞれ6.9%増、18.7%増だった。
「月次受注残高の概況」という説明も付されているわけだが、ここの記述も明るい話ばかりだが、それも月を追うごとに明るさが増している。
よって今期業績の大上方修正は必至だろう。さらに来期以降の業績の向上も当然期待できる。1500円乗せ~1800円とかさらに上を目指そうという私の見通しは当たる可能性大とみる。あまり当てにならないがPTSではかなり上げている。
三菱UFJリース(推)が、理由は分からないが、PTSで大商いになり上げている。高値では543.1△20.1まであって530△8。出来高は、ここまでに9600株に達している。
1月15日 23時38分記
前日、好決算を発表したSERIOだが、この日の株価は売り気配から1200▼86で寄り付いたが、その後も軟調で安値では1098▼188まで下げる惨状。終値は1131▼155。前日のPTSでは高値では1400円近くまであったと記憶しているが、いったい、この差は何なんだと言いたくもなる。
乱高下は比較的大型の銘柄にもおよび、明電舎なども、ここ9連騰して大きく上げたわけだが、1.14日2702▼145、15日2508▼194と2日連続で大幅安となっている。
相場が高値圏にあって警戒感が強いためだろうが、ともかく株価の振幅が極端に大きくなっているので、そういう現状をしっかり頭に入れて、軽挙妄動しないようにしよう。
厳しい状況で、気がめいっている方も多かろうと思い、今日はちょっといい話があるので、急遽、これを書いている。
マルマエ(推)が引け後、12月度の月次受注残高を発表した。半導体分野が絶好調のわけだが、受注残高は前月比10.9%増、前年同月比41.6%増だった。全分野計でも、それぞれ6.9%増、18.7%増だった。
「月次受注残高の概況」という説明も付されているわけだが、ここの記述も明るい話ばかりだが、それも月を追うごとに明るさが増している。
よって今期業績の大上方修正は必至だろう。さらに来期以降の業績の向上も当然期待できる。1500円乗せ~1800円とかさらに上を目指そうという私の見通しは当たる可能性大とみる。あまり当てにならないがPTSではかなり上げている。
三菱UFJリース(推)が、理由は分からないが、PTSで大商いになり上げている。高値では543.1△20.1まであって530△8。出来高は、ここまでに9600株に達している。
1月15日 23時38分記
2021.01.14
小型株は総崩れ
14日の相場は大型株以外は厳しいものだった。
日経平均は242円(0.85%)の大幅高、TOPIXでも0.48%高だったわけだが、実態としては大型株高、ファストリ、ソフトバンクG等の寄与率大銘柄の大幅高によるもので、小型株指数、単純平均はマイナス、騰落銘柄数を見ても値上がり1000、値下がり1100と値下がり銘柄数の方が多かったのである。
2部、JQ、マザーズの各指数もそろってマイナスだった。騰落銘柄数も、そろって値下がり銘柄の方が多かった。結局、全市場で値下がり銘柄の方が多かったことになる。
マザーズ指数は2.52%安と12.22日以来となる下落率となったわけだが、これを日経平均に換算すると717円安となる。
それでも、前場終了までは、それほどでもなかったのだが、後場に入って以降は、それまで上げていた銘柄を含め、小型株の多くが上げ幅を縮小したり下落に転じ、また下げていた銘柄は下げ幅を広げ、終わってみれば惨憺たるものになったわけである。
新コスモス電機は買い気配で始まり10時00分に3285△504のストップ高で寄りついたわけだが、そのあとは上げ幅をどんどん縮め10時40分台にマイナスに転じると、あとは坂道を転げ落ちるように下げ幅を拡大、結局安値を2円だけ上回る2552▼229で終えた。
私はストップ高のまま大引けまで行ってそこで比例配分という虫のいい展開も多少は期待していたが、買い気配の気配値を上げる中で売り物も結構出て来て、これは早めに寄りそうと考えるに至った。経験で言うと売りが買いの半分超になってくると危ない(一気に寄り付く)。それで、急遽少し売りを出した。その後、さらに寄り天の悪夢も脳裏をよぎり追加で前の2倍の売りを出した。よって以降は手をこまねいてみていただけなので、ストップ高で売れたのは、寄り前に出した分だけだが、持ち株の約2割という私にしては多い株数を売った。
読者諸氏はどうされただろうか。全株ストップ高で売った方から全株持ち越しの方まで、いろいろだろうが、まあ常識的には、ザラ場でストップ高で寄り付きそうなら、ある程度は売っておくところだろう。それが何年やっていてもうまく対処できないのが株というものであろう。ただ15日以降の値動きがどうなるか、私は悲観的に見ているわけではない。
新コスモスは、このようにとんでもない値動きになったわけだが、実は、これほどではないが、多くの銘柄で前述のように同様なことが起きていたわけである。
以下はこの日の高値→終値である。
岡本工作 2892円→2670▼50
内外テック 3350円→2994▼121
マルマエ 1530円→1413▼77
A&D 1467円→1377▼34
メック 2626円→2522△67
道場銘柄以外では
ウェストHD 5450円→4960▼150
バルミューダ 6220円→5890▼150
悲惨なことになったのはあなた(私も含め)だけではないんですよとお慰めするということもなくはないが、言いたいのは、そういう相場であり、ここ大きく上げた銘柄中心に、小型株の多くが、こうした値動きになったというのが実態だということである。
言い方を変えれば、物色動向次第で、こうした銘柄は大きく戻すことも期待できようということである。
日経平均先物は、かなりのプラスになっている。このまま行って、15日は売られ過ぎた小型株優位の相場になることを期待しよう。
なおSERIOが引け後2021年5月期中間決算を発表した。経常利益は2.31億円(四季報予想は2.00億円)。通期予想(2.79億円。四季報予想は3.50億円)は据え置いたが、3.8億円~4.0億円程度が期待でき、これだと会社予想の2.79億円を大幅に上回ることになる。PTSでは1313△27。
1月14日 23時39分記
日経平均は242円(0.85%)の大幅高、TOPIXでも0.48%高だったわけだが、実態としては大型株高、ファストリ、ソフトバンクG等の寄与率大銘柄の大幅高によるもので、小型株指数、単純平均はマイナス、騰落銘柄数を見ても値上がり1000、値下がり1100と値下がり銘柄数の方が多かったのである。
2部、JQ、マザーズの各指数もそろってマイナスだった。騰落銘柄数も、そろって値下がり銘柄の方が多かった。結局、全市場で値下がり銘柄の方が多かったことになる。
マザーズ指数は2.52%安と12.22日以来となる下落率となったわけだが、これを日経平均に換算すると717円安となる。
それでも、前場終了までは、それほどでもなかったのだが、後場に入って以降は、それまで上げていた銘柄を含め、小型株の多くが上げ幅を縮小したり下落に転じ、また下げていた銘柄は下げ幅を広げ、終わってみれば惨憺たるものになったわけである。
新コスモス電機は買い気配で始まり10時00分に3285△504のストップ高で寄りついたわけだが、そのあとは上げ幅をどんどん縮め10時40分台にマイナスに転じると、あとは坂道を転げ落ちるように下げ幅を拡大、結局安値を2円だけ上回る2552▼229で終えた。
私はストップ高のまま大引けまで行ってそこで比例配分という虫のいい展開も多少は期待していたが、買い気配の気配値を上げる中で売り物も結構出て来て、これは早めに寄りそうと考えるに至った。経験で言うと売りが買いの半分超になってくると危ない(一気に寄り付く)。それで、急遽少し売りを出した。その後、さらに寄り天の悪夢も脳裏をよぎり追加で前の2倍の売りを出した。よって以降は手をこまねいてみていただけなので、ストップ高で売れたのは、寄り前に出した分だけだが、持ち株の約2割という私にしては多い株数を売った。
読者諸氏はどうされただろうか。全株ストップ高で売った方から全株持ち越しの方まで、いろいろだろうが、まあ常識的には、ザラ場でストップ高で寄り付きそうなら、ある程度は売っておくところだろう。それが何年やっていてもうまく対処できないのが株というものであろう。ただ15日以降の値動きがどうなるか、私は悲観的に見ているわけではない。
新コスモスは、このようにとんでもない値動きになったわけだが、実は、これほどではないが、多くの銘柄で前述のように同様なことが起きていたわけである。
以下はこの日の高値→終値である。
岡本工作 2892円→2670▼50
内外テック 3350円→2994▼121
マルマエ 1530円→1413▼77
A&D 1467円→1377▼34
メック 2626円→2522△67
道場銘柄以外では
ウェストHD 5450円→4960▼150
バルミューダ 6220円→5890▼150
悲惨なことになったのはあなた(私も含め)だけではないんですよとお慰めするということもなくはないが、言いたいのは、そういう相場であり、ここ大きく上げた銘柄中心に、小型株の多くが、こうした値動きになったというのが実態だということである。
言い方を変えれば、物色動向次第で、こうした銘柄は大きく戻すことも期待できようということである。
日経平均先物は、かなりのプラスになっている。このまま行って、15日は売られ過ぎた小型株優位の相場になることを期待しよう。
なおSERIOが引け後2021年5月期中間決算を発表した。経常利益は2.31億円(四季報予想は2.00億円)。通期予想(2.79億円。四季報予想は3.50億円)は据え置いたが、3.8億円~4.0億円程度が期待でき、これだと会社予想の2.79億円を大幅に上回ることになる。PTSでは1313△27。
1月14日 23時39分記
2021.01.13
新コスモスストップ高で富豪続出?!
13日は日経平均は292円(1.04%)の大幅高だったが、TOPIXは0.35%高にとどまった。ソフトバンクG、ファストリに加え東エレク、三菱商事など寄与度の高い銘柄の大幅高で日経平均のみ大きく上げたわけである。実際、値上がり銘柄1232に対し値下がり銘柄も856もあった。
JQ指数は0.56%高、マザーズ指数は0.87%高だった。マザーズは値上がり、値下がりはほぼ同数だった。
こうした、結構値下がり銘柄も多い相場だったわけだが、道場銘柄は大半の銘柄が上げ、大きく上げる銘柄も多く、万々歳の1日だった。
新コスモスは2781△500(全上場銘柄値上がり率1位の快挙)のストップ高。最後は大量の買いにストップ高比例配分。PTSでは3190△409。
前稿で
>岩谷産業、加地テックの株価を見ていると、新コスモスの株価が可愛く見えてくるではないか。最低2500円、3000円くらいも簡単、5000円もあるかもと妄想は果てなく・・・・
いずれにせよ、加地テックに優るとも劣らない材料を有し、ここからが本当の相場ということになるかもしれない。
と書いたわけだが、PTSでは既に3000円も達成し、次はストップ高の3285円だが、これの実現がなるか。
あまり書くと、妄信されて恨まれたりするのでやめておこう。リスクも念頭に今から作戦を立て、うまく対処するようにしよう。
「2020年度水素ステーション整備計画」というのが昨年5.28日に策定されている。
第1次募集分として20件の共同申請を行い、採択された。(日本水素ステーションネットワーク合同会社JHyM)
この20件を見ると、岩谷産業とJHyM/岩谷産業というのが合計で14件になる。
この14件では新コスモスの水素ガス検知器が使われるとみていいだろう。また残りの6件でも一部では使われる可能性はあろう。そうすると、同社のシェアは、ざっとみて7割~9割ということになる。
マルマエ(推)は1516円まであって1490△88で連日の年初来高値更新。
半導体株人気は一段と高まり、東京応化、岡本工作、太陽HD、内外テック、少し前に読者の方が紹介してくれた大阪有機等、ほとんどの銘柄が大幅に上げた。周辺銘柄で、A&D、パンチ工業、4971メック、6333帝国電機なども上げたが、今後はこうした出遅れ銘柄も人気化するかもしれない。
A&Dは1421円まであって1411△68で連日の年初来高値更新。コロナ感染急拡大で頼られる銘柄であり加えて半導体関連のわけだが、にもかかわらず、来期予想実質1株利益146.1円でPERは9倍台だ。新コスモスには及ばないにしろ、2000円とか2500円という相場があっても、何らおかしくない。
アバント(推)は前日に節目の1188円で引け、今日の動きが注目されたわけだが終始軟調に推移した。ところが最後に戻し終値は1196△8。DX関連人気復活の兆し、新収益認証基準対応特需で、見直し余地大だ。
アクリート、テクマトリックスが大きく下げ、前日やっと反発したアートスパークはもう反落した。
どうしてこうも弱い動きなのか、原因がはっきりしないので、今後の値動きも読めない。どこかで戻すのははっきりしているが、いつかは分からない。これら銘柄のポートフォリオに占める比率が大きい方は、ある程度減らしておくのも一つの手だろう。
Nフィールド(推)も、なぜか弱い動きを続ける。810▼27。半導体株にエネルギーを吸い取られたかのように、こうした銘柄は人気離散となっている。
それでも、IT、DX関連銘柄はUbicom(推)、プロパティデータ、イノベーション(推)など上げた銘柄も多い。
メルカリ、バルミューダなど、個人投資家に人気の銘柄、ごく最近上場の銘柄が、ここ大きく戻し始めたのも、好影響を与えている可能性がある。
小生の推奨銘柄及びそれに準じる銘柄(「新四季報から発掘した妙味株」等))は、極力、もれなく買うことを、強くお勧めしておきます。読者が選別すると、えてして新コスモスとかA&D、歯愛メディカルなどを買い損ねることになります。
結構下げる銘柄も出てしまいますが、半値以下になることはまずない一方5割以上上げる銘柄はたくさんあるので、トータルではかなりの好結果になるのが普通です。
1月13日 23時37分記
追記=新コスモス、その後PTSでは3281△500のストップ高をつけ、なお600株の買いもの。(23時48分記)
東証での取引ではないのでストップ高は3285円でなくちょうど500円高の3281円になる。
JQ指数は0.56%高、マザーズ指数は0.87%高だった。マザーズは値上がり、値下がりはほぼ同数だった。
こうした、結構値下がり銘柄も多い相場だったわけだが、道場銘柄は大半の銘柄が上げ、大きく上げる銘柄も多く、万々歳の1日だった。
新コスモスは2781△500(全上場銘柄値上がり率1位の快挙)のストップ高。最後は大量の買いにストップ高比例配分。PTSでは3190△409。
前稿で
>岩谷産業、加地テックの株価を見ていると、新コスモスの株価が可愛く見えてくるではないか。最低2500円、3000円くらいも簡単、5000円もあるかもと妄想は果てなく・・・・
いずれにせよ、加地テックに優るとも劣らない材料を有し、ここからが本当の相場ということになるかもしれない。
と書いたわけだが、PTSでは既に3000円も達成し、次はストップ高の3285円だが、これの実現がなるか。
あまり書くと、妄信されて恨まれたりするのでやめておこう。リスクも念頭に今から作戦を立て、うまく対処するようにしよう。
「2020年度水素ステーション整備計画」というのが昨年5.28日に策定されている。
第1次募集分として20件の共同申請を行い、採択された。(日本水素ステーションネットワーク合同会社JHyM)
この20件を見ると、岩谷産業とJHyM/岩谷産業というのが合計で14件になる。
この14件では新コスモスの水素ガス検知器が使われるとみていいだろう。また残りの6件でも一部では使われる可能性はあろう。そうすると、同社のシェアは、ざっとみて7割~9割ということになる。
マルマエ(推)は1516円まであって1490△88で連日の年初来高値更新。
半導体株人気は一段と高まり、東京応化、岡本工作、太陽HD、内外テック、少し前に読者の方が紹介してくれた大阪有機等、ほとんどの銘柄が大幅に上げた。周辺銘柄で、A&D、パンチ工業、4971メック、6333帝国電機なども上げたが、今後はこうした出遅れ銘柄も人気化するかもしれない。
A&Dは1421円まであって1411△68で連日の年初来高値更新。コロナ感染急拡大で頼られる銘柄であり加えて半導体関連のわけだが、にもかかわらず、来期予想実質1株利益146.1円でPERは9倍台だ。新コスモスには及ばないにしろ、2000円とか2500円という相場があっても、何らおかしくない。
アバント(推)は前日に節目の1188円で引け、今日の動きが注目されたわけだが終始軟調に推移した。ところが最後に戻し終値は1196△8。DX関連人気復活の兆し、新収益認証基準対応特需で、見直し余地大だ。
アクリート、テクマトリックスが大きく下げ、前日やっと反発したアートスパークはもう反落した。
どうしてこうも弱い動きなのか、原因がはっきりしないので、今後の値動きも読めない。どこかで戻すのははっきりしているが、いつかは分からない。これら銘柄のポートフォリオに占める比率が大きい方は、ある程度減らしておくのも一つの手だろう。
Nフィールド(推)も、なぜか弱い動きを続ける。810▼27。半導体株にエネルギーを吸い取られたかのように、こうした銘柄は人気離散となっている。
それでも、IT、DX関連銘柄はUbicom(推)、プロパティデータ、イノベーション(推)など上げた銘柄も多い。
メルカリ、バルミューダなど、個人投資家に人気の銘柄、ごく最近上場の銘柄が、ここ大きく戻し始めたのも、好影響を与えている可能性がある。
小生の推奨銘柄及びそれに準じる銘柄(「新四季報から発掘した妙味株」等))は、極力、もれなく買うことを、強くお勧めしておきます。読者が選別すると、えてして新コスモスとかA&D、歯愛メディカルなどを買い損ねることになります。
結構下げる銘柄も出てしまいますが、半値以下になることはまずない一方5割以上上げる銘柄はたくさんあるので、トータルではかなりの好結果になるのが普通です。
1月13日 23時37分記
追記=新コスモス、その後PTSでは3281△500のストップ高をつけ、なお600株の買いもの。(23時48分記)
東証での取引ではないのでストップ高は3285円でなくちょうど500円高の3281円になる。
2021.01.13
マルマエ、新コスモスが急伸
12日の相場は日経平均、TOPIXとも小幅高だった。主力株の多くが上げる一方、小型株指数、中型株指数はマイナスだった。
JQ指数は小幅安だったが、値上がり銘柄のほうが多かった。マザーズ指数は0.61%の下落だったが値上がり銘柄数は値下がり銘柄数とほぼ同じだった。
こうした状況下、道場銘柄は、主力どころが大きく上げ、全体としても好結果だった。
マルマエ(推)は1402△136(東証1部値上がり率7位)と急伸、年初来高値を大幅に更新した。この日は半導体関連が軒並み高したわけだが、道場銘柄では、ほかに東京応化7780△340、内外テック2827△234(JQ値上がり率17位)、岡本工作2570△118、santec1992△50、太陽HD6260△40と、そろって上げた。ホロンを傘下に有するとしたA&Dは1343△16で年初来高値更新。ホロンも5690△480((JQ値上がり率15位)。
新コスモス電機は高値更新となる2389△275まであって2281△167(JQ値上がり率18位)。前稿で書いたように、今後水素ステーションが一段とスピードアップする形で各地に整備されていく。必然的に水素ガス検知器も設置されていくわけで、バックに岩谷産業がいる新コスモスには大量の受注が舞い込むことになろう。
加地テックという銘柄を覚えている方も多かろう。かつて燃料電池関連銘柄として取り上げた銘柄である。拙著『ストップ高連発株…』でも取り上げている(P159~P161)。これが12日も前日に続いてストップ高12.28日の4100円が7900円になりPTSでは9400△1500のストップ高で買い物になっている。
岩谷産業、加地テックの株価を見ていると、新コスモスの株価が可愛く見えてくるではないか。最低2500円、3000円くらいも簡単、5000円もあるかもと妄想は果てなく・・・・
いずれにせよ、加地テックに優るとも劣らない材料を有し、ここからが本当の相場ということになるかもしれない。
三菱UFJリース(推)も完全に上昇気流に乗った。527△14と4連騰。株不足にもなり出来高も大きく増えている。550円程度を考えていたが580円から600円程度が狙えるかもしれない。
Nフィールド(推)もお荷物だったのが、ようやくいい動きになってきた。845円まであって837△5と3連騰。
アバント(推)は1ヵ月ぶりとなる1188△40。推奨したのが10.14日(1228円)だから、それから3ヵ月近くも経ったわけである。何度も期待を裏切られてきただけに、今回も疑心暗鬼になるが、運が良ければ、ここから12228円抜けとなろう。
アートスパークも2022▼85まで突っ込む場面があって2132△25と6日ぶりに反発した。ここまで下げる銘柄も珍しいわけで、大きく出直るのを期待しよう。
一方、IT関連、DX関連では、テクマトリックス、Ubicom、アクリート、プロパティデータ、BBSecなどは下げた。どういう基準で下げまた上げるのか、どうも分からない。
1.07日付けで、住宅株のうち1戸建て中心のところは、コロナ禍で有望としてケイアイスター不動産の名を挙げたが、最新の『週刊東洋経済』が「激動 マンション・住宅」という特集で
戸建て オープンハウスは都心で、ケイアイスターは郊外で大攻勢
という記事を掲載している。ケイアイは2598△34と続伸したが、来期予想実質PERは6倍台にすぎず、2895円高値挑戦もあり得よう。
ショーエイが13時00分に2021年3月期決算の上方修正を発表した。経常利益は8.33億円→13.12億円。
この発表で下げていた株価は一気に1100△86まで上げたが終値は1038△24。コロナがらみの一過性の好業績ではないとみるので、株価はもっと評価されてしかるべきだろう。PTSでは1090△52。
1月13日 0時14分記
JQ指数は小幅安だったが、値上がり銘柄のほうが多かった。マザーズ指数は0.61%の下落だったが値上がり銘柄数は値下がり銘柄数とほぼ同じだった。
こうした状況下、道場銘柄は、主力どころが大きく上げ、全体としても好結果だった。
マルマエ(推)は1402△136(東証1部値上がり率7位)と急伸、年初来高値を大幅に更新した。この日は半導体関連が軒並み高したわけだが、道場銘柄では、ほかに東京応化7780△340、内外テック2827△234(JQ値上がり率17位)、岡本工作2570△118、santec1992△50、太陽HD6260△40と、そろって上げた。ホロンを傘下に有するとしたA&Dは1343△16で年初来高値更新。ホロンも5690△480((JQ値上がり率15位)。
新コスモス電機は高値更新となる2389△275まであって2281△167(JQ値上がり率18位)。前稿で書いたように、今後水素ステーションが一段とスピードアップする形で各地に整備されていく。必然的に水素ガス検知器も設置されていくわけで、バックに岩谷産業がいる新コスモスには大量の受注が舞い込むことになろう。
加地テックという銘柄を覚えている方も多かろう。かつて燃料電池関連銘柄として取り上げた銘柄である。拙著『ストップ高連発株…』でも取り上げている(P159~P161)。これが12日も前日に続いてストップ高12.28日の4100円が7900円になりPTSでは9400△1500のストップ高で買い物になっている。
岩谷産業、加地テックの株価を見ていると、新コスモスの株価が可愛く見えてくるではないか。最低2500円、3000円くらいも簡単、5000円もあるかもと妄想は果てなく・・・・
いずれにせよ、加地テックに優るとも劣らない材料を有し、ここからが本当の相場ということになるかもしれない。
三菱UFJリース(推)も完全に上昇気流に乗った。527△14と4連騰。株不足にもなり出来高も大きく増えている。550円程度を考えていたが580円から600円程度が狙えるかもしれない。
Nフィールド(推)もお荷物だったのが、ようやくいい動きになってきた。845円まであって837△5と3連騰。
アバント(推)は1ヵ月ぶりとなる1188△40。推奨したのが10.14日(1228円)だから、それから3ヵ月近くも経ったわけである。何度も期待を裏切られてきただけに、今回も疑心暗鬼になるが、運が良ければ、ここから12228円抜けとなろう。
アートスパークも2022▼85まで突っ込む場面があって2132△25と6日ぶりに反発した。ここまで下げる銘柄も珍しいわけで、大きく出直るのを期待しよう。
一方、IT関連、DX関連では、テクマトリックス、Ubicom、アクリート、プロパティデータ、BBSecなどは下げた。どういう基準で下げまた上げるのか、どうも分からない。
1.07日付けで、住宅株のうち1戸建て中心のところは、コロナ禍で有望としてケイアイスター不動産の名を挙げたが、最新の『週刊東洋経済』が「激動 マンション・住宅」という特集で
戸建て オープンハウスは都心で、ケイアイスターは郊外で大攻勢
という記事を掲載している。ケイアイは2598△34と続伸したが、来期予想実質PERは6倍台にすぎず、2895円高値挑戦もあり得よう。
ショーエイが13時00分に2021年3月期決算の上方修正を発表した。経常利益は8.33億円→13.12億円。
この発表で下げていた株価は一気に1100△86まで上げたが終値は1038△24。コロナがらみの一過性の好業績ではないとみるので、株価はもっと評価されてしかるべきだろう。PTSでは1090△52。
1月13日 0時14分記
2021.01.11
A&Dはコロナ&半導体で人気化コース
日本の新型コロナの状況がひどいことになっている。
ここまで株価は、日本を含めコロナの状況が悪化の一途をたどっているにも関わらず、値上がりを続けてきた。こうした実績もあるので、日本の株価が、コロナでどうなるかは予断を許さないが、油断はせず、さすがにコロナが原因でかなりの下げとなる懸念はあるとみておくところだろう。
世界的には、イギリスはここまでで最悪の状況になってし、アメリカもそれに近いくらいの状況だ。
こうした中、コロナが次第に収まり、景気も回復というシナリオが怪しくなっているというのが、日本を含む主要国の状況のわけである。
日本では、今やコロナに感染しても簡単には入院できないのが、神奈川県や東京都などでは常態化しつつあるのかもしれない。私のみるところ、特に神奈川県ではひどいようで、今日も86歳の夫(横浜市在住)が高熱を出したので救急車を呼んだが、すんなり入院にはならないどころか、ようやく病院に運んでもらっても入院させてもらえず、PCR検査さえしてもらえないまま自宅療養になったと訴えていた(TBSのケーブルニュース)。2日前には横浜で60代の入院相当の感染者が自宅療養中に死亡したという報道があったばかりというのに。
林文子横浜市長は心労もあってか帯状疱疹で10日入院、黒岩神奈川知事も存在感が薄く、小池都知事の子分化したかのようで、また菅首相よいしょ発言(2020年9.14日)で分かるように困った人で、今や「無能」のレッテルが貼られているようだ。
話がそれてしまったが、コロナに感染・入院相当と判断されても自宅待機にされてしまうケースが急増しているわけである。
「こうした人には血中の酸素濃度を測る機器を貸し出して健康観察をしている」(日経1.10日朝刊3面)。
「血中の酸素濃度を測る機器」というのは、言うまでもなく「パルスオキシメ-タ」のことで、A&Dは昨年秋に新発売している。どうみても、コロナ感染の現下の状況からして売れまくっていると思われる。A&Dの株価は08日1327△89の高値引けで、昨年来高値(1329円)更新はならなかったが、引け新値。出来高も急増している。NYダウ安もあり目先どうなるかは微妙だが、早晩、年初来高値更新から一段高というコースが期待される。
なお同社は傘下にJQ上場のホロン(半導体電子ビーム測定・検査装置)を有するれっきとした半導体関連であり、またホロンの株価もここ大きく出直ってきている。
新コスモス電機は、水素ステーションの新設が順調に進んでいるが、今後もさらに大幅に増やす計画なので、同社の水素ガス検知器の売り上げは、今後急増すると思われる。後日書く予定だが、これに関し岩谷産業という水素の巨人と同社が密接なことが圧倒的アドバンテージになると思われる。岩谷高が波及して当然というシナリオがはっきりしてきたわけである。
1月11日 23時28分記
ここまで株価は、日本を含めコロナの状況が悪化の一途をたどっているにも関わらず、値上がりを続けてきた。こうした実績もあるので、日本の株価が、コロナでどうなるかは予断を許さないが、油断はせず、さすがにコロナが原因でかなりの下げとなる懸念はあるとみておくところだろう。
世界的には、イギリスはここまでで最悪の状況になってし、アメリカもそれに近いくらいの状況だ。
こうした中、コロナが次第に収まり、景気も回復というシナリオが怪しくなっているというのが、日本を含む主要国の状況のわけである。
日本では、今やコロナに感染しても簡単には入院できないのが、神奈川県や東京都などでは常態化しつつあるのかもしれない。私のみるところ、特に神奈川県ではひどいようで、今日も86歳の夫(横浜市在住)が高熱を出したので救急車を呼んだが、すんなり入院にはならないどころか、ようやく病院に運んでもらっても入院させてもらえず、PCR検査さえしてもらえないまま自宅療養になったと訴えていた(TBSのケーブルニュース)。2日前には横浜で60代の入院相当の感染者が自宅療養中に死亡したという報道があったばかりというのに。
林文子横浜市長は心労もあってか帯状疱疹で10日入院、黒岩神奈川知事も存在感が薄く、小池都知事の子分化したかのようで、また菅首相よいしょ発言(2020年9.14日)で分かるように困った人で、今や「無能」のレッテルが貼られているようだ。
話がそれてしまったが、コロナに感染・入院相当と判断されても自宅待機にされてしまうケースが急増しているわけである。
「こうした人には血中の酸素濃度を測る機器を貸し出して健康観察をしている」(日経1.10日朝刊3面)。
「血中の酸素濃度を測る機器」というのは、言うまでもなく「パルスオキシメ-タ」のことで、A&Dは昨年秋に新発売している。どうみても、コロナ感染の現下の状況からして売れまくっていると思われる。A&Dの株価は08日1327△89の高値引けで、昨年来高値(1329円)更新はならなかったが、引け新値。出来高も急増している。NYダウ安もあり目先どうなるかは微妙だが、早晩、年初来高値更新から一段高というコースが期待される。
なお同社は傘下にJQ上場のホロン(半導体電子ビーム測定・検査装置)を有するれっきとした半導体関連であり、またホロンの株価もここ大きく出直ってきている。
新コスモス電機は、水素ステーションの新設が順調に進んでいるが、今後もさらに大幅に増やす計画なので、同社の水素ガス検知器の売り上げは、今後急増すると思われる。後日書く予定だが、これに関し岩谷産業という水素の巨人と同社が密接なことが圧倒的アドバンテージになると思われる。岩谷高が波及して当然というシナリオがはっきりしてきたわけである。
1月11日 23時28分記
2021.01.09
新コスモス電機の株価は岩谷を追う展開に
あれこれ考えていたら、主力銘柄としてお勧めしている銘柄に関し、一段と強気に確信を深めたので、以下に書いてみる。
【日本瓦斯】
比較的暖冬かと思っていたら、最近の寒さで電力の設備使用率が9割超に達しているという)(日経09日朝刊5面)。また10日の東京の最低気温も-2度と今冬最低が予想されている。
日ガスというとLPガス会社のイメージだが、積極経営の会社で、東京ガス、東京電力と提携、最近では都市ガスも電力も販売している。都市ガスは巣ごもり需要で好調、LPガス、電力も含め「低気温で期初予想より販売増」(四季報)のわけだが、それがここにきての一段の冷え込みでさらに伸びているのは確実だろう。
さらに同社HPで「総お客様数」、「電気セット率」というのを見たら、「総お客様数」が今期、一段と伸びていたが、それ以上に「電気セット率」のアップに驚かされた。これを開始した2018年度は1.0%にすぎなかったが19年度は6.4%、20年度は12.0%にまで伸びている。21年度以降も順調に伸びていくことが予想され、同社の成長を支えよう。
08日の株価は5730▼130とかなりの下げとなったが、これは前日に年初来高値を更新したための一服で、気にする必要はなかろう。むしろ、この下げは絶好の仕込み場とみる。
ここで推奨銘柄にする。
【マルマエ(推)】
ここ連日のように、半導体不足のニュースが続く。世界の大手自動車メーカーが、次々に半導体不足が原因で減産を発表している。こうした状況下、08日の半導体株は、ほとんどの銘柄が上げた。
にもかかわらず、マルマエは1266▼4と下げたわけだが、これで3日続落となる。決算発表直後という特殊状況下での特殊な株価とみて、まず間違いなかろう。考えれば考えるほど、ここは天与の買い場と思えてくる。12日、大きく上げて始まるのでなければ、私は買い増してみようと考えている。
なお、IFISコンセンサスに届かなかったとしてたたかれた2020年月8期第1四半期決算だが、このコンセンサスのいい加減さはともかく、もう22年8月期以降に目を向けるときだろう。
20年8月期の予想営業利益は会社、四季報とも7.8億円だが
以下に、四季報と東海東京の以降も含めた予想営業利益を示しておこう。
20年8月期 21年8月期 22年8月期
四季報 予780 予1980
東海東京 予1240 予1580 予2000
半年余りで前期になる2020年8月期の数字でもめているわけだが、来期以降の数字に目を向ければ、四季報、東海東京ともに、そろって大きく伸びると予想されているのである。
【新コスモス電機】
CO2削減が世界で喫緊の課題になっており、日本政府も水素社会への取り組みを強化、成長戦略の柱にしようとしている。
水素関連の本命として岩谷産業の株価が急騰、同社が筆頭株主の新コスモス電機も、それなりには上げているが、必ずしも、水素関連銘柄として認知されているわけではなさそうだ。
そこで、同社の水素関連として注目すべき材料を調べた結果を以下に示そう。
次の資料は、かなり古いが経済産業省中国経済産業局が2007年に公表したものである。
>水素向け検知警報器市場は石油精製、化学、半導体製造等での消費に加え、燃料電池向け需要も増加傾向にあり、平成 17 年には工業用定置式ガス検知警報器の市場の約10%、20 億円規模の市場を形成していると推定される。(中略)ただし設備投資
がなければ、新規需要は起こらず、基本的に更新需要が中心となっている。
燃料電池開発が注目され始めた平成 14 年以降、研究機関や実証設備、燃料電池評価装置向けに検知器需要も高まっている。平成 16 年のメーカー別のシェアとしては新コスモス電機が45%、理研計器が 30%となっており、この 2 社が主流である。
現在、水素ステーションでは、1 ステーションあたり 4~5 個のセンサが設置されている。また燃料電池自動車内にも、安全対策・漏洩検知のため、同量のセンサ設置が必要であると考えられる。平成 22(2010)年には、水素ステーション用センサ 2,000~2,500 個、車載用センサ 15~20 万個の市場規模になると考えられる。現在の警報器価格は設置等含めたトータルコストで約 30 万円と言われており、単純計算すると 450~600 億円レベルまでの拡大が予想される。メーカー動向を見ると、水素センサ市場でトップシェアを持つ新コスモス電機㈱が、移動式も含めて 9 ステーションに供給しており、次いでエレクトロニクス向けガス検知器市場でトップを走る理研計器㈱が 5 ステーションに供給している。
上記の450~600 億円という数字はいつまでを見込んでいるのかはっきりしないが、今後は、はるかに大きい市場になる可能性は十分あろう。今後、普及に向けコストダウン等により価格は大幅に下落しようが、それにしても新コスモスの年間売り上げが280億円程度ということを考えると、そして競合するメーカーが理研計器以外ほとんどないことを考えると、とてつもないものと言える。この辺が市場に知られてくれば、品薄株だけに、夢物語のような株価が(瞬間的にせよ)実現する可能性が、さらに高まったかもしれない。
1月09日 22時35分記
【日本瓦斯】
比較的暖冬かと思っていたら、最近の寒さで電力の設備使用率が9割超に達しているという)(日経09日朝刊5面)。また10日の東京の最低気温も-2度と今冬最低が予想されている。
日ガスというとLPガス会社のイメージだが、積極経営の会社で、東京ガス、東京電力と提携、最近では都市ガスも電力も販売している。都市ガスは巣ごもり需要で好調、LPガス、電力も含め「低気温で期初予想より販売増」(四季報)のわけだが、それがここにきての一段の冷え込みでさらに伸びているのは確実だろう。
さらに同社HPで「総お客様数」、「電気セット率」というのを見たら、「総お客様数」が今期、一段と伸びていたが、それ以上に「電気セット率」のアップに驚かされた。これを開始した2018年度は1.0%にすぎなかったが19年度は6.4%、20年度は12.0%にまで伸びている。21年度以降も順調に伸びていくことが予想され、同社の成長を支えよう。
08日の株価は5730▼130とかなりの下げとなったが、これは前日に年初来高値を更新したための一服で、気にする必要はなかろう。むしろ、この下げは絶好の仕込み場とみる。
ここで推奨銘柄にする。
【マルマエ(推)】
ここ連日のように、半導体不足のニュースが続く。世界の大手自動車メーカーが、次々に半導体不足が原因で減産を発表している。こうした状況下、08日の半導体株は、ほとんどの銘柄が上げた。
にもかかわらず、マルマエは1266▼4と下げたわけだが、これで3日続落となる。決算発表直後という特殊状況下での特殊な株価とみて、まず間違いなかろう。考えれば考えるほど、ここは天与の買い場と思えてくる。12日、大きく上げて始まるのでなければ、私は買い増してみようと考えている。
なお、IFISコンセンサスに届かなかったとしてたたかれた2020年月8期第1四半期決算だが、このコンセンサスのいい加減さはともかく、もう22年8月期以降に目を向けるときだろう。
20年8月期の予想営業利益は会社、四季報とも7.8億円だが
以下に、四季報と東海東京の以降も含めた予想営業利益を示しておこう。
20年8月期 21年8月期 22年8月期
四季報 予780 予1980
東海東京 予1240 予1580 予2000
半年余りで前期になる2020年8月期の数字でもめているわけだが、来期以降の数字に目を向ければ、四季報、東海東京ともに、そろって大きく伸びると予想されているのである。
【新コスモス電機】
CO2削減が世界で喫緊の課題になっており、日本政府も水素社会への取り組みを強化、成長戦略の柱にしようとしている。
水素関連の本命として岩谷産業の株価が急騰、同社が筆頭株主の新コスモス電機も、それなりには上げているが、必ずしも、水素関連銘柄として認知されているわけではなさそうだ。
そこで、同社の水素関連として注目すべき材料を調べた結果を以下に示そう。
次の資料は、かなり古いが経済産業省中国経済産業局が2007年に公表したものである。
>水素向け検知警報器市場は石油精製、化学、半導体製造等での消費に加え、燃料電池向け需要も増加傾向にあり、平成 17 年には工業用定置式ガス検知警報器の市場の約10%、20 億円規模の市場を形成していると推定される。(中略)ただし設備投資
がなければ、新規需要は起こらず、基本的に更新需要が中心となっている。
燃料電池開発が注目され始めた平成 14 年以降、研究機関や実証設備、燃料電池評価装置向けに検知器需要も高まっている。平成 16 年のメーカー別のシェアとしては新コスモス電機が45%、理研計器が 30%となっており、この 2 社が主流である。
現在、水素ステーションでは、1 ステーションあたり 4~5 個のセンサが設置されている。また燃料電池自動車内にも、安全対策・漏洩検知のため、同量のセンサ設置が必要であると考えられる。平成 22(2010)年には、水素ステーション用センサ 2,000~2,500 個、車載用センサ 15~20 万個の市場規模になると考えられる。現在の警報器価格は設置等含めたトータルコストで約 30 万円と言われており、単純計算すると 450~600 億円レベルまでの拡大が予想される。メーカー動向を見ると、水素センサ市場でトップシェアを持つ新コスモス電機㈱が、移動式も含めて 9 ステーションに供給しており、次いでエレクトロニクス向けガス検知器市場でトップを走る理研計器㈱が 5 ステーションに供給している。
上記の450~600 億円という数字はいつまでを見込んでいるのかはっきりしないが、今後は、はるかに大きい市場になる可能性は十分あろう。今後、普及に向けコストダウン等により価格は大幅に下落しようが、それにしても新コスモスの年間売り上げが280億円程度ということを考えると、そして競合するメーカーが理研計器以外ほとんどないことを考えると、とてつもないものと言える。この辺が市場に知られてくれば、品薄株だけに、夢物語のような株価が(瞬間的にせよ)実現する可能性が、さらに高まったかもしれない。
1月09日 22時35分記
2021.01.07
ポートフォリオを微調整/マルマエは戻す
NYダウ438ドル(1.44%)高(史上最高値更新)に、いやな予感がしたのだが、実際い、日経平均大幅高の中、道場銘柄は値下がりするものが多いという、いやな展開になってしまった。
アメリカの場合も、NYダウ大幅高の中、NQ(ハイテク株の比率が高い)は0.44%安だったが、日本でもマザーズ指数は0.07%安(騰落銘柄数的には値下がり銘柄数は値上がり銘柄数の1.5倍に達した)だった。
主力大型株中心に上げたわけだが、中でも注目すべきは、
①三菱重3275△122など大手造船株が軒並み大幅高(日立造は造船から撤退完了につき訂正)
②日本製鉄、JFE中心に鉄鋼株も大幅高
③三井住友FG中心に金融株が軒並み高
④JR東海、日本航空などは下げる一方、郵船など海運は上げる銘柄が多かった
⑤業種別で下げたのは空運以外では情報・通信業だけだった。
日経平均434円高と言っても、値上がり銘柄は76%にとどまり値下がり銘柄も20%もあったわけだが、限られた資金が日立造、日本製鉄、三井住友FG、第一生命などに向かったわけである。
こうした動きは、市場が、今後の世界的な景気回復を読み、こうした、これまで業績悪化に苦しんできたオールドエコノミーを中心とする企業群の株価が上がるとみたということだろう。そうした中でも、さすがに日本航空、JR東海などは、なお業績回復を読むには早すぎるとみているのだろう。
情報・通信(IT関連、DX関連と言い換えてもいいだろう)が売られる理由が今一つ分からないが、強いて探せば、これまでかなり上げたということだろう。
こうした流れが、今後も続くとみるか、一過性で、揺り戻しがあり、なお相場の流れははっきりしないままか、これは、今後の相場に聞くしかないが、我らの作戦としては、両にらみで、とりあえずは、それなりにバランスも考えたポートフォリオに、ある程度するのがよさそうだ。
道場銘柄で、上記の流れに乗るのは、まず三菱UFJリースで509△14と出来高も増えてかなりの上げとなった。
機械株も造船株同様だから、岡本工作も良い。こちらは2373△47と3連騰、ようやく反騰態勢に入った感じだ。
少し前に軽く触れた記憶があるパンチ工業も岡本工作と似た動きで437△13。
また、半導体は流れに左右されずいい動きをしているので、ポートフォリオに加えておくことは必須と書いたことがあるように、依然いい動きなので持続でいい。なお岡本工作、パンチ工業とも半導体関連なので、出遅れ半導体関連として評価される日も近いかもしれない。
マルマエ(推)は大きく下げたわけだが、これについては、後半に書く。半導体株は、ほとんどの銘柄が上げた。下げたのは、私がマーケットスピードのボックスに入れている20銘柄中、マルマエ以外は、内外テック、RSテクノ、扶桑化学の3銘柄に過ぎない。
この他、Nフィールド(推)(808△14)も分類不能的業態だが、流れに乗れそうだ。また新たに有望とみた銘柄では8174日本瓦斯がある。
こうした見方をもとに、私がここで、ポートフォリオでかなりの比率にしていこうと考えている銘柄を列挙してみよう。
注=誤解なきよう念のため書いておくが、これ以外の銘柄の先行きが暗いと言っているのではない。
ただ、相場の流れがある程度変わる可能性がある、どちらかと言うと大型株優位の展開が多い可能性も見据え大型株の比率を少し上げたということである。
マルマエ(推)
日本瓦斯
三菱Uリース(推)
Nフィールド(推)
岡本工作(推)
明電舎(推)
パンチ工業
東京応化工業
新コスモス電機(水素社会で岩谷産業が新値追い中であり同社と密接等から流れに乗れると判断)
この他、住宅株も、特に一戸建て中心のところは、コロナ禍で有望とみて、3465ケイアイスター不動産、3457ハウスドゥも加えている。
情報・通信、IT関連銘柄は、このまま人気離散とはみていない。今後は選別が厳しくなりそうだが、いいものはいいであり、株価を注視しながら、対応を考えたい。
アートスパークの場合、12.28日に2608円の昨年来高値をつけた後、1.04日から4日続落で1.07日は2147▼91と、とんでもない下げっぷりだ。Ubicomも同様な動きで1.04日に4070円の昨年来高値から1.07日は3700▼85。こうしてみると、どちらも高値更新後の調整とも取れる動きである。突如また急速に戻したりするのが、今の相場であり、性急な判断をせず、冷静に株価を見て行きたい。
【マルマエ】
小幅安で始まった後、すぐに1255▼86まで急落、その後も終始軟調で終値は1270▼71。
半導体株が軒並み高の中では、異様とも言える動きだったが、これはやはり、特に小型株に顕著・と言うよりむしろ小型株に特有の決算即売りというパブロフの反応になったとみるべきだろう。
思い起こせば、これは道場銘柄で比較的最近2つもあったことである。読者諸氏も大半の方はご記憶だろうが、新しい読者等もおられようから、少し詳しく具体的に書いておこう。
①シグマクシス
11.04日引け後に中間決算を発表
経常利益は四季報予想をわずかながら上回り、まずまずの内容だった。ただ掲示板では主要取引先が日本航空なことなどを悲観視する書き込みが多かった。
11.05日1486▼132
11.06日1549△63
その後も順調に戻し12.07日には1858円まであった。
②SBS
11.09日13時00分に第3四半期決算を発表、決算は可もなし不可もなし程度の内容だった。この日は2559△123
11.10日2404▼155
11.11日2447△43
11.12日2403▼44
11.13日2371▼32
この後は順調に戻し12.28日には2655円まであった。
この2銘柄の決算は、マルマエに比べ、やや悪いか、せいぜい同程度だったわけだが、それでも、決算直後に大きく下げた分を短期間に戻し、さらにかなり上げるという結果だったわけである。
マルマエの場合、決算内容は、まともな人がしっかり分析すれば、
①素晴らしい文句のない好決算だった。
②地合いは半導体関連には追い風が吹いていて、その中で、これだけ下げた。
この2点から、シグマクシス、SBSより、はるかに条件は良い。
私が依然、ポートフォリオの中核に据えるゆえんである。
明日以降の戻りに期待しよう。
1月07日 23時00分記
アメリカの場合も、NYダウ大幅高の中、NQ(ハイテク株の比率が高い)は0.44%安だったが、日本でもマザーズ指数は0.07%安(騰落銘柄数的には値下がり銘柄数は値上がり銘柄数の1.5倍に達した)だった。
主力大型株中心に上げたわけだが、中でも注目すべきは、
①三菱重3275△122など大手造船株が軒並み大幅高(日立造は造船から撤退完了につき訂正)
②日本製鉄、JFE中心に鉄鋼株も大幅高
③三井住友FG中心に金融株が軒並み高
④JR東海、日本航空などは下げる一方、郵船など海運は上げる銘柄が多かった
⑤業種別で下げたのは空運以外では情報・通信業だけだった。
日経平均434円高と言っても、値上がり銘柄は76%にとどまり値下がり銘柄も20%もあったわけだが、限られた資金が日立造、日本製鉄、三井住友FG、第一生命などに向かったわけである。
こうした動きは、市場が、今後の世界的な景気回復を読み、こうした、これまで業績悪化に苦しんできたオールドエコノミーを中心とする企業群の株価が上がるとみたということだろう。そうした中でも、さすがに日本航空、JR東海などは、なお業績回復を読むには早すぎるとみているのだろう。
情報・通信(IT関連、DX関連と言い換えてもいいだろう)が売られる理由が今一つ分からないが、強いて探せば、これまでかなり上げたということだろう。
こうした流れが、今後も続くとみるか、一過性で、揺り戻しがあり、なお相場の流れははっきりしないままか、これは、今後の相場に聞くしかないが、我らの作戦としては、両にらみで、とりあえずは、それなりにバランスも考えたポートフォリオに、ある程度するのがよさそうだ。
道場銘柄で、上記の流れに乗るのは、まず三菱UFJリースで509△14と出来高も増えてかなりの上げとなった。
機械株も造船株同様だから、岡本工作も良い。こちらは2373△47と3連騰、ようやく反騰態勢に入った感じだ。
少し前に軽く触れた記憶があるパンチ工業も岡本工作と似た動きで437△13。
また、半導体は流れに左右されずいい動きをしているので、ポートフォリオに加えておくことは必須と書いたことがあるように、依然いい動きなので持続でいい。なお岡本工作、パンチ工業とも半導体関連なので、出遅れ半導体関連として評価される日も近いかもしれない。
マルマエ(推)は大きく下げたわけだが、これについては、後半に書く。半導体株は、ほとんどの銘柄が上げた。下げたのは、私がマーケットスピードのボックスに入れている20銘柄中、マルマエ以外は、内外テック、RSテクノ、扶桑化学の3銘柄に過ぎない。
この他、Nフィールド(推)(808△14)も分類不能的業態だが、流れに乗れそうだ。また新たに有望とみた銘柄では8174日本瓦斯がある。
こうした見方をもとに、私がここで、ポートフォリオでかなりの比率にしていこうと考えている銘柄を列挙してみよう。
注=誤解なきよう念のため書いておくが、これ以外の銘柄の先行きが暗いと言っているのではない。
ただ、相場の流れがある程度変わる可能性がある、どちらかと言うと大型株優位の展開が多い可能性も見据え大型株の比率を少し上げたということである。
マルマエ(推)
日本瓦斯
三菱Uリース(推)
Nフィールド(推)
岡本工作(推)
明電舎(推)
パンチ工業
東京応化工業
新コスモス電機(水素社会で岩谷産業が新値追い中であり同社と密接等から流れに乗れると判断)
この他、住宅株も、特に一戸建て中心のところは、コロナ禍で有望とみて、3465ケイアイスター不動産、3457ハウスドゥも加えている。
情報・通信、IT関連銘柄は、このまま人気離散とはみていない。今後は選別が厳しくなりそうだが、いいものはいいであり、株価を注視しながら、対応を考えたい。
アートスパークの場合、12.28日に2608円の昨年来高値をつけた後、1.04日から4日続落で1.07日は2147▼91と、とんでもない下げっぷりだ。Ubicomも同様な動きで1.04日に4070円の昨年来高値から1.07日は3700▼85。こうしてみると、どちらも高値更新後の調整とも取れる動きである。突如また急速に戻したりするのが、今の相場であり、性急な判断をせず、冷静に株価を見て行きたい。
【マルマエ】
小幅安で始まった後、すぐに1255▼86まで急落、その後も終始軟調で終値は1270▼71。
半導体株が軒並み高の中では、異様とも言える動きだったが、これはやはり、特に小型株に顕著・と言うよりむしろ小型株に特有の決算即売りというパブロフの反応になったとみるべきだろう。
思い起こせば、これは道場銘柄で比較的最近2つもあったことである。読者諸氏も大半の方はご記憶だろうが、新しい読者等もおられようから、少し詳しく具体的に書いておこう。
①シグマクシス
11.04日引け後に中間決算を発表
経常利益は四季報予想をわずかながら上回り、まずまずの内容だった。ただ掲示板では主要取引先が日本航空なことなどを悲観視する書き込みが多かった。
11.05日1486▼132
11.06日1549△63
その後も順調に戻し12.07日には1858円まであった。
②SBS
11.09日13時00分に第3四半期決算を発表、決算は可もなし不可もなし程度の内容だった。この日は2559△123
11.10日2404▼155
11.11日2447△43
11.12日2403▼44
11.13日2371▼32
この後は順調に戻し12.28日には2655円まであった。
この2銘柄の決算は、マルマエに比べ、やや悪いか、せいぜい同程度だったわけだが、それでも、決算直後に大きく下げた分を短期間に戻し、さらにかなり上げるという結果だったわけである。
マルマエの場合、決算内容は、まともな人がしっかり分析すれば、
①素晴らしい文句のない好決算だった。
②地合いは半導体関連には追い風が吹いていて、その中で、これだけ下げた。
この2点から、シグマクシス、SBSより、はるかに条件は良い。
私が依然、ポートフォリオの中核に据えるゆえんである。
明日以降の戻りに期待しよう。
1月07日 23時00分記