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30日の相場は27日(金)のNYダウ大幅安を受けて日経平均は304円(1.57%)安、TOPIXは1.64%安となった。ただし3月末の配当落ち日であり、この分が日経平均で178円程度あるので、これを考慮すると日経平均は126円安ということになる。
とは言え、下げた銘柄が圧倒的に多く、実感としてはもっと下げた感じなのは理由がある。
値上がり率上位銘柄を見ると、ブイキューブ、大研医器、日医工業(以上東証1部)、川本産業、アゼアス、新内外綿(東証2部)、重松製作所、出前館(JQ)など、新型コロナ関連銘柄が、ずらりと並ぶ。逆に言えば、こうした銘柄群を除くと、大半の銘柄が下げたわけである。

「新四季報」銘柄の値動きは以下の通り。

3021 PCN(パシフィックネット) 901△71
3540 歯愛メディカル(Ciメディカル) 2500△42
3984 ユーザーローカル 2374△54
6035 IRJ(アイ・アール・ジェイ) 6080▼60
6088 シグマクシス 1211▼22
6920 レーザーテック 5160△50
7068 フィードフォース 1500▼263
7520 エコス 1714▼2
9757 船井総研 2200▼128
9903 カンセキ 1735△51

この相場にしては、比較的強いものが多かった。
フィードフォースの急落は11時30分に発表した2020年2月第3四半期決算が響いた模様。ただ2020年5月期の通期経常利益3.00億円予想(前期は0.34億円)は、そう悪い数字ではない。四季報予想の3.90億円には届かないが、来期は子会社化分が通期寄与する(今期は5ヵ月分のみ)ので、一段と大幅増益が期待できる。

PCN、歯愛メディカル、ユーザーローカルなど、動きのいい銘柄は、地合いが悪化しなければ、ここから大いに期待できそうだ。もちろん、その他(エコス、船井総研、カンセキ等)銘柄も同様だ。

ウィザス(推)は510▼50と下げた。配当16円を考慮しても大幅安だが、こうした地合いなのでちょっとした売りで大きく動くためで、そう心配する下げではなかろう。新型コロナで庶民の懐具合は一段と悪化しているわけだが、これはむしろ通信教育業界には順風になろう。

メニコン(推)は4905△280と3連騰。26日にみずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価も4100円→5300円に引き上げたことが好感されているようだ。

現在NYダウは450ドル前後の値上がり、NQはそれ以上の値上がり率となっている。日経平均先物・大証夜間も大幅安から、かなり戻し現在170円程度の下落となっている。

3月31日 0時26分記
新型コロナの猛威が続く。世界の株式市場の命運も、コロナ次第ということになりそうだ。
こうした中、日本でも、特に東京の感染者数が、ここ急増していて、オーバーシュートへの危機感が急速に強まっている。

日本のコロナ感染者数が、今後どうなっていくのか?日本も欧米各国のように、ここから感染者急増、医療崩壊の危機となるのか、こういうことを考えていて、しかし、日本の感染者数は、そうはいってもなかなか欧米各国のようには増えず、中国や韓国も終息に向かったり落ち着いていたりする。欧米に目を向けると悲観論が圧倒的に優勢になるが、隣国の中韓に目を向けると、様相は一変する。

私は世界各国の感染者数の推移を毎日観察していて、欧米各国に比べ日中韓の平穏さに注目、人口1000万人当たりの感染者数を調べる必要があると感じた。というより、各国の人口はおおよそのところは頭に入っているから、日中韓や台湾などの感染者数が1000万人当たりでは欧米各国に比べ圧倒的に少ないはずで、この辺のことを全世界的に調べ分析する必要があると考えたわけである。

      感染者数 人口   感染率(千万人当り)
アメリカ 104839人 32783万人 3178人
イタリア  86498  6043  14314
中国    81946 139538   587

上記3国は現時点での感染者数の上位3国で、感染者数自体は大差ないが、人口1000万人当りの感染者数=感染率を見ると、中国は587人でイタリアの24分の1、アメリカの5.4分の1にすぎないことが分かる。
それでは、世界各国の感染率は、どうなっているか。世界の感染者数上位30ヵ国について調べてみた。省エネのため下表では各国の人口は省略。

      感染者数 感染率(千万人当り)
アメリカ  104839人    3178人
イタリア   86498    14314
中国     81946     587
スペイン   65779     14140
ドイツ     50871     6129
フランス   33414      5320
イラン     32332     4087
イギリス   14751      2220     
スイス    12928      2493
韓国      9478     1828
オランダ  8647     4935
オーストリア 7697      8757
ベルギー   7284      6738
トルコ     5698     753
カナダ     4760    1278
ポルトガル    4268    4011
ノルウェー    3771    7022
オーストラリア 3583     1598
ブラジル    3477    167
スウェーデン   3069    3097
イスラエル   3035     3449         
チェコ      2279     1461
デンマーク   2200     3853          
マレーシア   2161     680  
アイルランド  2121     4621
エクアドル   1627     1194
チリ       1610     934      
ルクセンブルク 1605    27672
日本      1499      127
ポーランド   1389     362

この表から分かることは、欧米各国の感染率は、ほぼ例外なく高く(おおむね2000人以上)、一方、アジア各国や南米各国等はかなり低いことである。アジア各国の場合、感染者数の絶対数が少ないので表に出て来ない国が多いので、補って作ったのが下表である。

        感染者数 感染率(千万人当り)
インド      98      0.7人
インドネシア  1155      44
台湾       283      120
日本      1499      127
中国      81946      587
マレーシア   2320       730
韓国       9478   1828

これで私の仮説がその通りだったことが分かろう。
日本の感染者数が異常に少ない(欧米各国と比べた場合にすぎないが)ことに関し、検査数が少ないからだ、だから今後は急増必至だろうといった見方が、批判的論調で語られ、日本でも同調する向きがなきにしも非ずだ。
しかし、上記の表を見れば一目瞭然だが、感染者率が小さいのは、独り日本だけではなく、アジア各国は大半の国がそうなのである。韓国の場合、「新天地イエス教会」という特殊要因があるので、これを考慮すると、感染率は500~せいぜい1000強に収まると考えられる。

各国の検査体制の違い、検査精度の違い、情報操作の有無等等、問題点も多いので、やや乱暴で、あくまで仮説にすぎないが、理由はともかくアジア各国の感染率は、現状、欧米各国より、大幅に小さく、今後もこの傾向は、ある程度は欧米各国に近付く可能性は十分あるにせよ、大きい傾向としては維持されるのではなかろうか。
となれば、日本は、今後一段と厳しい状況になるにせよ、多くの専門家が警鐘を鳴らしているようなパニック的状況(オーバーシュート)にはならない可能性は、それなりに高いのではないか、というのが、私の現時点での見方である。
もちろん、悲観的シナリオが現実になることも頭において、我々一人一人が、行動に十分注意し、感染者急増を食い止める努力を怠らないことが重要なことは、言うまでもない。

注=世界上位30カ国の感染者数は日経3.29日朝刊(原データはジョンズ・ホプキンス大学まとめ)による3.28日午後4時現在。
それ以外の国については「地図とグラフでみる新型コロナウィルスの感染者数」ロイター 3.28日現在。
感染率算出のために使用した人口はウィキペディアの数字による。

3月29日 21時38分記

27日のNYダウは915ドル(4.06%)安、為替も1ドル107.04円と大幅円高となり、日経平均先物もかなりの下げになっている。
東京のコロナ感染者数もなお増加傾向にある(ただしその原因の大半は永寿総合病院がらみの方ではある)。
相場は依然、危険極まりない状態にあるとの認識のもと、持ち高は少なめに、安全第一で行きたい。

3月29日 23時13分記


  

 
 
 
26日の相場は、大幅安となった。日経平均は1034円安まであって882円(4.51%)安、TOPIXは1.78%安だった。ただし実態としては主力大型株は下げたものの、小型株は高安まちまち程度だった。ファストリ13.16%安、ソフトバンクG9.40%安の影響が大きく日経平均の下げが際立ったわけである、値上がり銘柄897、値下がり銘柄1226で8882円安の日経平均に指標性はないというべきだろう。
JQ指数は1.72%安、マザーズ指数は4.23%安だった。
都内の新型コロナ感染者数が急増したことで、不安心理が増幅したことが下げの原因のわけだが、これが今後どうなるか、危機ではあるが、もうダメと決まったわけでは当然なく、投資家としては難しい判断を迫られる。
25日のNYダウは496ドル(2.39%)高、26日も現時点でで1000ドル高となっている。これを見て、日本だけ下げ過ぎとみてか、数時間前までは東京オーバーシュート懸念からか大きく下げていた日経平均先物も上げに転じ、現在は225円高となっている。

このように、上げるかと思えば下げ、下げるかと思えば上げるで、まったく読めない相場であり、しかも特に日本の場合、コロナ次第で、アメリカ株などと関係なく大きく下げるリスクがあるので、この辺を十分承知の上、行動する必要がある。

「新四季報から発掘した妙味株」を発表する。
こういう環境なので、、持ち高は原則として増やさず、購入資金は見込みの薄い銘柄を売って捻出するのがいいだろう。

3021 PCN(パシフィックネット) 779▼61
3540 歯愛メディカル(Ciメディカル) 2552▼91
3984 ユーザーローカル 2290▼88
6035 IRJ(アイ・アール・ジェイ) 5630▼30
6088 シグマクシス 1215▼68
6920 レーザーテック 5060▼240
7068 フィードフォース 1829▼57
7520 エコス 1676△13
9757 船井総研 2196▼43
9903 カンセキ 1645▼40

今、改めて驚いたのだが、10銘柄中、エコスを除いて9銘柄が26日、下落している。
個々の銘柄の材料・注目点等は後日書く予定だが、各自、新四季報を見てチェックされたい。
>ただし本命(ほとんどが急騰してしまった)は別にある。少なくともそのうちのいくつかは、これからでも買いチャンスはあると思うので、タイミングを見計らって紹介する予定なので、(後略) (3.25日の稿)
と書いたが、1日待って正解だったと喜んでいる。

3月27日 0時28分記



24日のNYダウが2113ドル(11.36%)の暴騰となったのを受けて、25日の日本株も暴騰した。日経平均は1454円(8.04%)高、TOPIXも6.87%高だった。前日とは違って大型株中心とはいえ、ほぼ全面高となり、値下がり銘柄数も93にとどまった。
JQ指数は4.71%高、マザーズ指数は5.91%高だった。

これで読者諸氏も私も、かなり癒され、一安心といったところだったのだが、引け後(と思う)、まずいニュースが飛び込んできて、現在は、かなり悲惨なことになっている。
つまり、東京都で、新型コロナの感染者が25日、41人発生(23日16人、24日17人と増加傾向にあった)、オーバーシュートへの懸念が強まったとして、先物が急落したのである。一時は25日の上げ分のほとんどを帳消しにする1200円以上の値下がりとなったが、次第に落ち着きを取り戻し、現時点では677円安である。

【41人の意味するもの】
東京都での1日ごとの新規感染者数は20日以降、11人、7人、2人、16人、17人と来て25日が41人になったわけである。
ただ、この41人のうち10人が永寿総合病院(集団感染が発生した台東区の病院)の関係者、ほかにも海外からの帰国者等が18人程度いて、感染経路が不明な感染者は10人から13人程度で、前日とほぼ同水準である。
しかも25日の日本全体の感染者数は65人で24日とほぼ同じなのである(ただし私の見た数字が同時刻の物か不明等、正確な数字が分からないので、やや不正確なことは、お許し願う)。言い方を変えれば、東京を除くと、日本全体の感染者数は、25日はむしろかなり減少しているのである。
注=マスコミは感染者の数を言い立てるだけでなく、前日と同時刻で比較して何人増ときちんと報道すべきだ。こうした正確な数字があって初めて正しい分析が可能なのである。

以上のことを総合判断すると、41人で、すわ一大事と騒ぐのは、やや軽率のそしりを免れないのではないか。もう1日、2日、数字を見てから判断すべきだろう。もちろん、最悪なことも考え備えるのはいいことであるが。
いずれにせよ日本の場合、今のところはコロナは一進一退のわけだが、いつ危機的状況が迫っているのでは、というような数字が出てきてもおかしくないわけで、現在の先物の動きは、そうした時の予行演習のようなものだろう。
というわけで、やはり、本腰を入れて買えるような状況からは、程遠く、なお慎重な対応をせよということだろう。

ウィザス(推)は564△45の高値引けで3連騰となった。
正興電機(推)も943△74の高値引けだった。
JFEシステムズ3185△279、JBCC(推)1598△98、NSW(推)1764△112、名地、SI関連もそろって大あ場高となった。

前稿で紹介した新四季報銘柄の値動きは次の通り。

3355 クリヤマHD 456△28
7520 エコス 1663△126
7599 IDOM 425△48
9903 カンセキ 1685△51

この4銘柄に限らず、大幅高で始まる銘柄が多く、どこで買うかが難しかった。
エコス、IDOMは始値を大きく上回り高値ないしそれに近いところで引けたのでよかった。カンセキは160円高で寄り付き(これが高値)、買いにくかった。私は引け近くに1662円~1685円まで何本か指値買いを入れておいた。1685円で終えたわけだが、まったく買えていなかった。

現在、NYダウは336ドル高、日経平均先物・大証夜間は737円安。朝起きてどうなっているか。

3月25日 23時43分記

ここアメリカやヨーロッパ各国などと比べ強い動きの日本株だが、24日も日経平均は高寄り後も終始堅調で、NYダウ先物が大幅高していることも支援して、結局、この日の高値に近い1205円(7.13%)高で終えた。ただし、これはソフトバンクG18.95%高、ファストリ13.79%高の影響が大きく、TOPIXは3.18%高にとどまった。また騰落銘柄数を見ても、値下がりが394もあった。鎌倉式実感日経平均は226円(値上がり銘柄数1748-値下がり銘柄数394=1354を6で割る)高になる。
JQ指数は3.59%高、マザーズ指数は8.07%高だった。
日銀やGPIFなどの公的年金買い、日本のコロナ感染者が落ち着いていて欧米に対し優位にあることも、上げ要因だったと思われる。
大きく下げた銘柄ほどよく上げたのも、24日の相場の特徴だった。ソフバンG、ファストリはその典型であり、またアイ・アール・ジェイ、エスプールのストップ高も、この流れで理解できよう。マザーズの8.07%の急騰もそうである。

当道場銘柄も、メニコン(推)以外は上げた。
メニコンの下げはやや理解に苦しむが、メニコンの場合、今回の全般の急落相場では相対的に下落率は小さかった。直近の高値から半値になっているような銘柄が珍しくない中、メニコンのそれは2割強にとどまっていたのである。これがここに来ての軟調な値動きの背景にあるのだろう。近々、正常な値動きになろう。

ウィザス(推)は530△45まであって519△34。これなども、最近の下落率が比較的小さかったために、この日の全般の大幅高に今一つ乗り切れなかったと解釈できよう。それでも連騰するあたり、やはり強い動きであり、今後に一段と期待できそうだ。

JBCC(推)1500△145、NSW(推)1652△81、アイ・エス・ビー1435△105、両毛システムズ2025△115、JFEシステムズ(推)2906△88、アイネス1240△79など、SI関連はそろって大幅高となった。やはり理不尽なくらい大きく売り込まれただけに、戻りも大きかったのだろう。

このまま本格的に戻るかとなると、疑心暗鬼にならざるを得ないが、現在、NYダウは大幅高、日経平均先物も大きく上げている。
となると、やはり多少はこれはという銘柄には買いを入れたくなる。私は新四季報からの銘柄を多少は仕込んだ。
ところが、紹介しようとなると、24日に急騰してしまったものが多く、ここで書くと高値づかみの恐れがかなりありそうだ。時期を逸してしまうリスクも考えなくてはならないが、ここは慎重に自重して、一押しするのを待ちたい。
それでもという方に、あまり上げなかった銘柄から、いくつか挙げておこう。

3355 クリヤマHD 428△39
7520 エコス 1537△14
7599 IDOM 377△31
9903 カンセキ 1634△47

ただし本命(ほとんどが急騰してしまった)は別にある。少なくともそのうちのいくつかは、これからでも買いチャンスはあると思うので、タイミングを見計らって紹介する予定なので、上記銘柄は、買うとしても打診買い程度にされるといいだろう。

NYダウは現在1100ドル強の大幅高、連れて日経平均先物・大証夜間も600円強の値上がりとなっている。
アメリカ議会が新型コロナウイルスの感染拡大に対する大型経済対策を可決したことを好感している。

3月25日 0時00分記
23日の相場は日経平均は小幅高で寄り付いた後、72円安まであったが、切り返し496円高まであって335円(2.02%)高で終えた。ただしこれはソフトバンクGのストップ高の影響が大きく、TOPIXは0.60%高にとどまった。
朝方の気配は当てにならないし、NYダウとの連動性も最近は薄れ、一体今日はどう動くかの予想さえ難しいという分かりにくい相場が続いている。

20日のNYダウは913ドル(4.55%)安。23日の日本株立会中もCMEのNYダウ先物はおおむね700ドル安とかの大幅安で推移していた。そして、NY市場が開いて、現在は450ドル前後の下げになっている。
これを好感してか日経平均先物・大証夜間は現在302円高となっている。
新型コロナは、イタリアの惨状は依然勢いが弱まらず、アメリカの感染者数も1日で1210人増とすさまじい。オーストリア、ベルギー、ポルトガルの感染者数も急増が止まらない。
そうした中、日本は依然40人程度と踏ん張っている。ここに来ての株価の強さは、このことと円安傾向から、ある程度説明できそうだ。

当道場銘柄はウィザス(推)が498円まであって485△23と反発した。旅行、ホテル、人材派遣、カラオケ、ボウリング等、コロナの悪影響を受けそうな業種の銘柄が、今回の下落相場でとんでもない大幅安となる中、コロナに無傷で済むかむしろ多少プラスかもという通信教育・塾のウィザスは、今後も期待できそうだ。

NSW(推)、アイネス、JBCC(推)、JFEシステムズ(推)のSI関連は、そろって上げた。新四季報を見ても、業績見通しは明るく、下げ過ぎ是正の動きが期待できよう。

メニコン(推)は3800▼535まで急落する場面があって4125▼210。最近は、このようにわけもなく乱高下したり急落したりする銘柄が後を絶たない。そう悲観することはなかろう。

四季報はすでに読み終え、候補銘柄のリストアップもあらかた終えたのだが、地合いの不透明さに推奨を見送っていたら、23日の後半くらいから上げるものが続出してしまった。
24日の値動きをチェックしたうえ、推奨の時期を探りたいと思う。今しばらくお待ちいただきたい。

3月24日 0時06分記
新型コロナウイルスは沈静化の兆しは全くなく、世界的に一段と猛威をふるっている。
中国、韓国、一進一退の日本等、ごく一部の国を除き、全世界で1日当たりの感染者数、死者数は増加の一途だ。ヨーロッパ各国に加え、アメリカ、カナダ、オーストラリア等も危機的状況になりつつある。さらにはアフリカ、南米にまで感染は広がりつつある。
このままいくと、暖かくなればという期待は裏切られるのでは、また北半球がこれから多少沈静化したとしても、これから寒くなる南半球の感染者増が北半球に波及、結局新型コロナの終息には2~3年かかるといった悪夢のような展開の可能性も言われ始めている。

こういう状況で、今、日本の対策、対処法に世界の注目が集まり始めているという。
イタリア、イランを筆頭に、感染者の急激な増加(オーバーシュート)で医療崩壊になったり、それに近い状況になっている国(フランス等)が増え、にわかに大国(人口がそれなりに多い国)で、ほとんど唯一、感染者急増を招かず、何とか踏みとどまっている日本の評価が高まっているわけである。

各国の株価を見ていても、感染者の増加が著しい国の下落が際立ち、一方、日本株の踏ん張りが目立つわけで、これは、やはり新型コロナ感染状況を映した動きとみるところだろう。

3.18日のアメリカ株はNYダウは1338ドル(6.30%)安だったが19日の日本株は日経平均が174円(1.04%)安、TOPIXが0.97%高(騰落銘柄数は値上がりが値下がりの1.1倍強だった)と、アメリカに比べ際立って強い動きだった。
19日のNYダウは913ドル(4.55%)安、その後のNYダウ先物はさらに992ドル(4.99%)安となっている。
ところがCME日経平均先物は387円(2.33%)高となっている。

このように、市場は波高しで、先物が高いと言って強気に行っていいものか、悩ましいところである。
また、日本株の底堅さの根底にあるのが、新型コロナを日本が何とか制御できていることだとすると、ある日、一気に(あるいはじりじり増加して)感染者が1日で100人を大きく上回る(現在は40人から60人程度で前後している)というようなことになると、株価が大きく崩れるリスクが高まる。オリンピックはもはや「完全な形で実施」どころではなくなっている。中止はまずなかろうが、延期という方向がいつ打ち出されるかであろう。1年延期が一番ありうる選択だろうが、この場合、ほぼ織り込み済みとも思うが、それなりに悪材料視されるリスクは十分あろう。

いろいろ書いてきたが、要するに、市場の現状は危険な要素があまりに多く、とても安心して株式投資をできるような時ではないということである。持ち高は極力少なくしておくという方針の継続でいいだろう。多少なりと腰を据えて取り組むのは、やはり新型コロナについてある程度曙光が差してからがいいだろう。
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3月22日 23時03分記

前稿で以下のように書いた。
>いずれにせよ、連日、激しい乱高下となっており、先行きもあまり明るくない。1日で高いところも結構あるので、持ち高をあまり減らしていない方は特にそうだが、そういう時をうまくつかんで持ち高を減らすようにしよう。

18日の相場でも、このことは当てはまり、そうした投資行動が、ダメージを軽減し、何とか生き延びて行く方策として有効なことを示した。以下はこの日の高値と終値がいかに様変わりになったかを示したものである。

両毛システムズ=2144△134→1953▼57
正興電機(推)=947△31→860▼56
メニコン(推)=4025△70→3815▼140
東エレデバ=2096△101→1968▼27

といった具合である。

トランプ政権が総額1兆ドルの景気刺激策の検討に入ったことを好感、17日のNYダウは1049ドル(5.19%)の急反発となった。日本市場が開くころには、すでにNYダウ先物は大きく下げていたため、日経平均は143円の比較的小幅な上げで始まったが、それでも高値では385円高まであった。しかし後場後半になるとNYダウ先物の下げ幅拡大もあって急速に崩れ313円安まであって終値は285円(1.68%)安だった。
ただしこれはソフトバンクGの10.90%の暴落が大きく響いていて、実態としては騰落銘柄数(値上がり857、値下がり1274)で分かるように、そう大きな下げだったわけではない。指数大型、同中型とも小幅プラスで同小型のみ1%近いマイナスだった。このため大型株の影響の大きいTOPIXは0.19%のプラスだった。
JQ指数は0.29%高、マザーズ指数は1.20%安だった。

ウィザス(推)は買い気配で始まり、12時57分には536△80のストップ高となった。その後は全般安に引きずられ479円まで下押しする場面があって494△38。私を含め、ウィザスを主力にしておいた方は、救われたことであろう。
成学社740△56のほか明光ネットも高く、コロナで買える銘柄がほとんどない中、注目を集めたということだろう。

NYダウは現在2万ドルを割り込んでなお下げ止まらない状況にある。連れて日経平均先物も300円を大きく上回る下落となっている。
新型コロナウイルスに収束の兆しが全く見られず、世界各国で入国禁止・外出禁止といった措置が急速に広がっている状況では
何兆ドルの対策も心に響かない。
アビガンが中国で効果が確認された(17日発表)わけだが、富士フィルムはストップ高したものの、相場全般には全く効かなかった。劇的に治癒するわけではないので、株式相場全般にまで波及する力はないということだろう。
となると、ワクチンも開発に成功したとしても実際に使えるようになるのは遠い先の話であり、たいして期待できそうにない。
やはり、各国で新規の感染者数が大きく減少するということが顕著に分かるようになることが何より重要だろう。それが各国の取った対策の効果によるものであれ、気温の上昇によるものであれ、結果さえ出ればいいわけである。

残念ながら、ここはやはり持ち高を極力少なくし、専守防衛で身を守り、事態の好転を待つしかなさそうだ。

3月19日 0時44分記
前日のNYダウは2997ドル(12.9%)安と、過去最大の下落となった。
注=ただし、これは下落幅であって、下落率としては過去4番目になる。最大の下落率だったのは、やはり1987年10.19日のブラックマンデーで、10.16日(金)2246ドルだったNYダウが508ドル安を演じたわけで、下落率は22.6%。今回の12.9%の1.8倍弱になる。
ちなみにこの時の日経平均は20日3836円安となったわけだが、下落率は19日と20日の合計で16.9%だった。

これを受けての17日の日本株だが、13日のNYダウが1985ドル(9.36%)高したときに429円(2.46%)安だった(16日)こともあって、複雑な動きを見せることになった。すなわち、はじめは単純にNYダウ暴落につられて急落、623円安まであった。その後は落ち着きを取り戻し、上記のようなことにも頭が行ったか猛反発、一時は555円高まであった。その後は前日終値を挟んで上下動、結局9円(0.06%)高で終えた。
ただしファストリ4.83%安の影響が大きく、騰落銘柄数的には値上がり1873、値下がり273と圧倒的に値上がりする銘柄が多かった。また大型株の値上がり率は小さかったが小型株の値上がり率は4.82%に達した。
JQ指数は2.12%高(前日上げていたので上昇率が小さくなったと思われる)、マザーズ指数は6.11%高だった。

当道場銘柄は、ほとんどが上げた。
ウィザス(推)は464円まであって456△39。コロナの影響はほとんど受けず業績も絶好調なので、地合いさえ落ち着けば大きく戻すことが期待できよう。なお新四季報では2020年3月期の経常利益は前号比0.5億円減の14.00億円(会社計画は13.7億円)だが、これは「費用前倒し」のため(四季報)であり、悪材料視するに当たらない。21年3月期は15.5億円と大幅増益予想。現下の経済・社会情勢を考慮すると、いかに素晴らしい業績かがよく分かろう。

正興電機(推)は925円まであって916△41と続伸。新四季報では2020年12月期の予想経常利益は会社計画の15.45億円とほぼ同じ15.50億円、21年12月期は16.5億円予想だ。この経済情勢でも順調に利益を伸ばすことに注目したい。

メニコンは高値から3割以上も下げた反動も手伝ってか4015円まであって3955△490(東証1部値上がり率22位)。

NSW(推)、JBCC(推)、JFEシステムズ(推)のSI関連も、そろって上げた。

とりあえず、このように17日は、小型株に限って言えば大きく上げた。ただ、これで底入れかと言うと、とてもそういう雰囲気ではない。とは言え、ここまで下げたら極端に悲観的になるのはむしろ危険だろう。コロナに注意を払いつつ、慎重に帰趨を見きわめたい。
NYダウは2万ドルを割り込んだ後、2万ドルを回復、その後はかなり戻し現在はプラス圏で乱高下中。日経平均先物・大証夜間は500円を超す下げから下げ幅を縮小、現在は300円前後の下げとなっている。最後はどうなるか判定不能だ。

いずれにせよ、連日、激しい乱高下となっており、先行きもあまり明るくない。1日で高いところも結構あるので、持ち高をあまり減らしていない方は特にそうだが、そういう時をうまくつかんで持ち高を減らすようにしよう。
私は旅行に行く前にかなり処分、10日に続き17日もそれなりに売ったので、資金繰り的には楽になり持ち高もかなり少ないので、少々の下げは、どんと来いと言えるくらいの心境だ。
ある程度はチャンスに買い出動できるように資金を確保、ここぞというときに備えたい。

新四季報が出たが、こういう状況ではどうにもならないので(半分は言い訳)、実は、ほとんど読んでいない。これはという銘柄を見つけてチェックしても上げていない、場合によっては安値更新中だったりする。よかったと思う一方、これじゃあ困るんだよなとも思う。
そういうわけで、旅の疲れもあるので、今週中には読了、来週早々には、有望銘柄を紹介できればと考えている。

3月17日 23時56分記
16日の相場は乱高下の末、結局、日経平均は429円(2.46%)安、TOPIXも2.01%の下落となった。
立ち合い開始前にはアメリカ(FRB)の1.0%の大幅利下げというニュースがあったわけだが、実はこれはすでに予想されていたことだったので、寄り付きこそ日経平均は155円高で始まったが、すぐにマイナス圏になった。その後、日銀が金融政策決定会合を予定(3.18日~19日)を前倒しで開催すると伝わり再びプラス圏に浮上。その後は前日の終値近辺でもみ合ったのち、14時過ぎには555円高まであった(日銀の追加対策が好感されたか)が、そこからはつるべ落としの下げとなって終えたわけである。

今回の世界的株安の原因は一にコロナのわけで、利下げ等の金融政策はほとんど効果がないことは市場は見抜いているということだろう。
イタリア、スペイン等では、新型コロナの感染者数の増加が一段と加速、その他でも北欧各国、スイス、アメリカ等も懸念される状況だ。中国が峠を越え、韓国も同様なコースをたどりそうであり、日本は依然踏ん張っているという具合で、先発の東アジア各国が、いい方向になったのとは対照的に、上記各国が危機的状況になっているわけである。

今後もコロナ次第の相場なので、危険がいっぱいという前提で、地雷を踏まないよう行くしかない。
日経平均先物は、一時16000円割れまであったのだが、その後急速に戻し現在は362円安だ。NYダウも一時は2000ドルを大きく上回る下げだったが現在は1620ドル安前後だ。

ダイヤモンド・プリンセス号をめぐって、世界からたたかれた日本だが、ここに来て評価はうなぎ上りなのかもしれない。日本のPCR検査をめぐっては批判も強いし、それも当然だろうが、それでも、日本の感染者数が極端に先進各国と比べ少ないのは、調べないからなだけという見方は、どうもちょっと違うようだ。細かく論じる余裕はないが、もしそうだとすると、今後、日本は中国に続いてコロナをうまく封じ込めた国として評価(株価面も含め)される可能性が出てくる。
この点にも注目して、今後の株価を見て行こう。

現在NYダウは1400ドル強のマイナス、日経平均先物・大証夜間は212円安。

3月17日 0時27分記