2020.03.15
とんでもない相場ですが・・・・
15日の夕方に無事帰国、旅装を解き、後片付けをし、株のデータ整理をごく簡単にし、やっと今一息入れたところ。
出発前の3.06日の日経平均の終値が20750円(05日は21329円)。それが13日は17431円。16.0%(05日からだと18.3%)の下落ということになる。
この大幅下落の原因は言うまでもなく、新型コロナウイルスの感染がとどまるところを知らず、世界的に広がり、世界経済の先行きに強烈な懸念が生じていて、出口が見えないことにある。
中国に始まったこの感染は、今や中心はイタリア、スペイン、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ各国に移り、比較的被害が軽微だったイギリス、アメリカも危うくなりつつある。
世界の株価がどうなるかも、ひとえに、この感染の広がりが、今後どうなるかにかかっている。
この下げで読者諸氏も大きな傷を負われたかたが大半だろう。
私も旅行中は、朝から、バスで5時間走った後観光といった日々が多く、かつスマホもつながりにくいところも多く、対処しにくい環境で苦闘の日々だった。比較的日程に余裕のあった10日に、これはやばいと、かなり売ったので、何とか危機一髪しのいで帰国とはなったが、それなりの傷は負っている。
しかし、相場をやる以上、こうしたことはまれには(何年に1回は)起きることで、まあしようがないとあきらめ、捲土重来を期そう。
NYダウは13日1985ドル(9.36%)の猛反発となった。トランプ大統領の会見(コロナ対策)を好感しての上げだが、その後先物は522ドル(8.21%)安となっている。
CME日経平均先物は479円(2.7%)高。
依然として、気を抜けない危うい状況が続くとみておくところだろう。損を取り戻そうと焦らず、敵はコロナなので予測不能と心得、慎重な対応を心がけたい。
まだ株脳に完全には戻っていないので、ブログの更新もしたくなかったのだが、状況が状況であり、心痛の方も多いと思い、なまった体ながら、ここまで書いた。徐々に体を直し、挽回策を練りたい。
食事がまずく、特に偏食の身にはつらかった。これからうまい絶品のうどんを作って食べ、眠ることにします。
3月15日 23時58分記
出発前の3.06日の日経平均の終値が20750円(05日は21329円)。それが13日は17431円。16.0%(05日からだと18.3%)の下落ということになる。
この大幅下落の原因は言うまでもなく、新型コロナウイルスの感染がとどまるところを知らず、世界的に広がり、世界経済の先行きに強烈な懸念が生じていて、出口が見えないことにある。
中国に始まったこの感染は、今や中心はイタリア、スペイン、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ各国に移り、比較的被害が軽微だったイギリス、アメリカも危うくなりつつある。
世界の株価がどうなるかも、ひとえに、この感染の広がりが、今後どうなるかにかかっている。
この下げで読者諸氏も大きな傷を負われたかたが大半だろう。
私も旅行中は、朝から、バスで5時間走った後観光といった日々が多く、かつスマホもつながりにくいところも多く、対処しにくい環境で苦闘の日々だった。比較的日程に余裕のあった10日に、これはやばいと、かなり売ったので、何とか危機一髪しのいで帰国とはなったが、それなりの傷は負っている。
しかし、相場をやる以上、こうしたことはまれには(何年に1回は)起きることで、まあしようがないとあきらめ、捲土重来を期そう。
NYダウは13日1985ドル(9.36%)の猛反発となった。トランプ大統領の会見(コロナ対策)を好感しての上げだが、その後先物は522ドル(8.21%)安となっている。
CME日経平均先物は479円(2.7%)高。
依然として、気を抜けない危うい状況が続くとみておくところだろう。損を取り戻そうと焦らず、敵はコロナなので予測不能と心得、慎重な対応を心がけたい。
まだ株脳に完全には戻っていないので、ブログの更新もしたくなかったのだが、状況が状況であり、心痛の方も多いと思い、なまった体ながら、ここまで書いた。徐々に体を直し、挽回策を練りたい。
食事がまずく、特に偏食の身にはつらかった。これからうまい絶品のうどんを作って食べ、眠ることにします。
3月15日 23時58分記
2020.03.06
NYダウの乱高下がなお続く
NYダウ(アメリカ株)は連日のように激しく動き、これに日経平均(日本株)が振り回されるという相場が続く。
NYダウの値動きを整理してみた。
2.27日=-1191ドル
2.28日=- 357ドル
3.02日=+1294ドル
3.03日=- 786ドル
3.04日=+1173ドル
そして3.05日も現在800ドル近い大幅安になっている。
基本的には、新型コロナウイルスがその根っこにはあるわけだが、この行く末・影響が読みにくい。
中国、韓国で蔓延したのが、続いてイラン、イタリアに波及、ここに来てはフランス、ドイツ、スペインでも感染者数が急増している。スペインも200人に到達、ドイツ、フランスは300人に迫っている(3.04日現在)。またノルウェーのような小国(人口536万人)でも感染者が04日の32人から05日には56人に急増したという。人口を考慮すると、これら各国は日本以上の事態と言える。日本も沈静化の兆しはなく、3.05日は前日比で47人も増加、331人になった。
「グランド・プリンセス」(「ダイヤモンド・プリンセス」と同じくアメリカのカーニバル社が運航するクルーズ船)で同船の元乗客が新型コロナ感染で04日死亡、現在調査のためサンフランシスコに緊急帰港の予定だが、これがどう展開するかも要注目だ。
こういったことを考えていると、お先真っ暗に思えるかもしれないが、必ずしもそうとも言い切れないところが、株式市場的には難しいところだ。
すなわち、特効薬的なものが突如急浮上する可能性がある。
また、いくら現在深刻で経済的損失も莫大でも、しょせん一過性のものであり、早晩収束するのは確実だ。これからの気温の上昇にも期待がある程度は持てよう。
こうしたことからすれば、あまり悲観的になるのはどうかということにもなる。
いずれにせよ、こうした不確実性の高い大問題を抱えていることを承知して慎重に行くしかない。持ち高は少なめにしておきたい。
私事ながら、07日(土)から15日(日)まで旅行(オーストラリア、ニュージーランド)に出かけるため、しばらく、ブログはお休みさせていただきます。オーストラリアで14日間拘留などということにならないといいのですが、乗りかけた飛行機なので行くしかありません。
相場がひどいことにならないように。
3月06日 0時05分記
NYダウの値動きを整理してみた。
2.27日=-1191ドル
2.28日=- 357ドル
3.02日=+1294ドル
3.03日=- 786ドル
3.04日=+1173ドル
そして3.05日も現在800ドル近い大幅安になっている。
基本的には、新型コロナウイルスがその根っこにはあるわけだが、この行く末・影響が読みにくい。
中国、韓国で蔓延したのが、続いてイラン、イタリアに波及、ここに来てはフランス、ドイツ、スペインでも感染者数が急増している。スペインも200人に到達、ドイツ、フランスは300人に迫っている(3.04日現在)。またノルウェーのような小国(人口536万人)でも感染者が04日の32人から05日には56人に急増したという。人口を考慮すると、これら各国は日本以上の事態と言える。日本も沈静化の兆しはなく、3.05日は前日比で47人も増加、331人になった。
「グランド・プリンセス」(「ダイヤモンド・プリンセス」と同じくアメリカのカーニバル社が運航するクルーズ船)で同船の元乗客が新型コロナ感染で04日死亡、現在調査のためサンフランシスコに緊急帰港の予定だが、これがどう展開するかも要注目だ。
こういったことを考えていると、お先真っ暗に思えるかもしれないが、必ずしもそうとも言い切れないところが、株式市場的には難しいところだ。
すなわち、特効薬的なものが突如急浮上する可能性がある。
また、いくら現在深刻で経済的損失も莫大でも、しょせん一過性のものであり、早晩収束するのは確実だ。これからの気温の上昇にも期待がある程度は持てよう。
こうしたことからすれば、あまり悲観的になるのはどうかということにもなる。
いずれにせよ、こうした不確実性の高い大問題を抱えていることを承知して慎重に行くしかない。持ち高は少なめにしておきたい。
私事ながら、07日(土)から15日(日)まで旅行(オーストラリア、ニュージーランド)に出かけるため、しばらく、ブログはお休みさせていただきます。オーストラリアで14日間拘留などということにならないといいのですが、乗りかけた飛行機なので行くしかありません。
相場がひどいことにならないように。
3月06日 0時05分記
2020.03.04
激しい乱高下が続く
FRBの緊急利下げ(0.50%)発表で、NYダウは直後には大幅安から大幅高に一瞬で変わったわけだが、すぐにそれほど景気は悪いのかとなり急落、終わってみれば786ドル(2.94%)の大幅安となった。
これを受けた日本株だが、前日が弱すぎた(世界各国株が上げる中独り大幅安だった)反動もあって、196円の比較的小幅(NYダウに比べて)の下げで始まり、その後はNYダウ先物が上げていたこともあってか戻し、終値は17円(0.08%)高だった。TOPIXは0.17%安。騰落銘柄数も値下がりが値上がりの1.5倍以上だった。
JQ指数は0.55%安、マザーズ指数は1.60%高だった。
当道場銘柄比較的堅調だった。
正興電機(推)は、1101▲38まで売られたが切り返し1182円まであって1163△24。小型株のほとんどが、ここ大きく売り込まれ、戻りもはかばかしくない中、、正興電機の場合、比較的軽微な下げで踏みとどまり、戻り基調に復帰しつつある。出来高の少なさ(他の銘柄もほとんどがそうだが)が気にならないではないが、日証金の取り組みは貸株が前日比倍増の20500株、一方融資残高は前日の19300株から4300株に急減した。これで貸借倍率は一気に前日の1.92倍から0.21倍まで急低下した。こういう数字はあまりあてにはならないが、少しだけ期待しよう。
ウィザス(推)も、同様な動きだった。すなわち安寄り後581▼24まで売られたが切り返し612円まであって606△1。コロナに負けない好業績株として注目される日が来ると信じて、その日を待とう。
両毛システムズは2676円まであって2607△70。JFEシステムズ(推)も3755円まであって3710△50。両銘柄とも大きく売り込まれただけに、底を打った感もあるので、意外に大きく戻す可能性もあろう。
santec1645△69、日本サード・パーティ928△23がいい動きだった。このまま上を目指すのか要注目。
ディップ(推)は2573▼80と続落した。2.10日に3700円の昨年来高値を付けてからはいいところなく下げ続けている。3.04日の安値2568円までの下落率は、なんと30.6%にもなる。どうしてこうも下げるのか?同業の4849エン・ジャパンも実は2.07日4790円→2.28日2952円まで38.4%も下げている。2181パーソルHDなども同様だ。とすると、新型コロナの影響で派遣業界は苦しいという見方からの売りとみるしかなさそうだ。今頃気付いても遅すぎるのだが、いろいろ考えることが多すぎて、思い至らなかったわけで、反省しきりである。
メニコン(推)も4425▼75と、続落した。こちらはディップのような事情はないので、戻りは期待できよう。
NYダウは一時は600ドル以上上げていたのだが、現在は450ドル前後のプラス。日経平均先物・大証夜間は一時は200円以上上げていたのが現在は10円安。
いつものことだが、最後の最後までどうなるか分からない。
3月04日 23時55分記
これを受けた日本株だが、前日が弱すぎた(世界各国株が上げる中独り大幅安だった)反動もあって、196円の比較的小幅(NYダウに比べて)の下げで始まり、その後はNYダウ先物が上げていたこともあってか戻し、終値は17円(0.08%)高だった。TOPIXは0.17%安。騰落銘柄数も値下がりが値上がりの1.5倍以上だった。
JQ指数は0.55%安、マザーズ指数は1.60%高だった。
当道場銘柄比較的堅調だった。
正興電機(推)は、1101▲38まで売られたが切り返し1182円まであって1163△24。小型株のほとんどが、ここ大きく売り込まれ、戻りもはかばかしくない中、、正興電機の場合、比較的軽微な下げで踏みとどまり、戻り基調に復帰しつつある。出来高の少なさ(他の銘柄もほとんどがそうだが)が気にならないではないが、日証金の取り組みは貸株が前日比倍増の20500株、一方融資残高は前日の19300株から4300株に急減した。これで貸借倍率は一気に前日の1.92倍から0.21倍まで急低下した。こういう数字はあまりあてにはならないが、少しだけ期待しよう。
ウィザス(推)も、同様な動きだった。すなわち安寄り後581▼24まで売られたが切り返し612円まであって606△1。コロナに負けない好業績株として注目される日が来ると信じて、その日を待とう。
両毛システムズは2676円まであって2607△70。JFEシステムズ(推)も3755円まであって3710△50。両銘柄とも大きく売り込まれただけに、底を打った感もあるので、意外に大きく戻す可能性もあろう。
santec1645△69、日本サード・パーティ928△23がいい動きだった。このまま上を目指すのか要注目。
ディップ(推)は2573▼80と続落した。2.10日に3700円の昨年来高値を付けてからはいいところなく下げ続けている。3.04日の安値2568円までの下落率は、なんと30.6%にもなる。どうしてこうも下げるのか?同業の4849エン・ジャパンも実は2.07日4790円→2.28日2952円まで38.4%も下げている。2181パーソルHDなども同様だ。とすると、新型コロナの影響で派遣業界は苦しいという見方からの売りとみるしかなさそうだ。今頃気付いても遅すぎるのだが、いろいろ考えることが多すぎて、思い至らなかったわけで、反省しきりである。
メニコン(推)も4425▼75と、続落した。こちらはディップのような事情はないので、戻りは期待できよう。
NYダウは一時は600ドル以上上げていたのだが、現在は450ドル前後のプラス。日経平均先物・大証夜間は一時は200円以上上げていたのが現在は10円安。
いつものことだが、最後の最後までどうなるか分からない。
3月04日 23時55分記
2020.03.03
予断を許さない危険がいっぱいの相場が続く
02日のNYダウは1294ドル(5.09%)高で上げ幅は過去最高だった(NQも4.49%高)。
ちなみに2.27日の過去最高の下げ幅の1191ドルをも大きく上回る幅だった。
日経平均は先週末2.28日(金)のNYダウが357ドル安だったにもかかわらず3.02日(月)に201円高していためもあってか上げ幅は小幅で308円高で始まった。その後間も無く376円高まで上げ幅を拡大したが、以降はだらだらと上げ幅を縮小、11時前には、マイナスに転じ、その後も弱い動きが続き、結局261円安の安値引けだった。
ヨーロッパ各国、中国、韓国等、世界各国の株価が、ほとんどすべて上げた中、これはやや異常で、不気味でさえある。
その後始まったヨーロッパ各国株も軒並み高となっている。主要国は1.4%(イタリア)~2.0%(ドイツ)高となっている。
日経平均先物・大証夜間は、こうした状況を受け、さすがに、現在は大幅高となっている。
03日の日経平均は261円安だったわけだが、騰落銘柄数を見ると、
値上がり241、値下がり1887 だった。 02日は
値下がり240、値上がり1892 だった。
久しぶりに上げた02日の上げを帳消しにする下げだったわけである。
当道場銘柄もJFEシステムズ(推)、両毛システムズ、日本ロジテム以外は、大半の銘柄が下げた。ただ、高いところでは、かなり上げていた銘柄が多かった。やはり、いつも書いていることだが、こういう不安定な相場では、大きく上げた局面では、多少なりと売っておくことが、安全のためにはいいだろう。
日経平均先物・大証夜間は、こうした状況を受け、現在はかなりの上げとなっている。
例によって、最後がどうなるか予断を許さないが、いずれにせよ、世界各国と比べて日本株の弱さが気になる。
新型コロナの影響で、みんな引きこもり状態になり、消費が一段と冷え込むのではないかといった懸念がある。ただ、こうしたことは世界各国共通ともいえる。イタリアに続き、フランス、ドイツの感染者が現在急増中で、場合によっては日本以上に深刻になる可能性さえあろう。
注=日本の感染者数はクルーズ船の分を入れると、04日には1000人突破が、確定的で、いやな感じである。あの中国べったりと言われるWHOのテドロス事務局長は02日、韓国、イタリア、イラン、日本の状況を最も懸念している、この4か国は中国を除くと感染者の81%が集中と述べた。しかし980人のうちクルーズ船の感染者が706人で、これを除いた感染者数は274人に過ぎない。
感染急増に警鐘を鳴らすのであれば、クルーズ船分はカウントしないのが合理的判断に決まっていよう。
日本政府はカウントしないでとお願いしているのに、日本のテレビ局はクルーズ船込みの数字を出しているところが多いように思う。忖度が得意技のはずなのに何を考えているのだろう。こういう時こそ、政府のあの御仁が威圧的電話をしたらと思うのだが・・・・
そういうわけで、コロナに関しても、ことさら日本にとって特有の株安材料になるようなことはないと思うのだが、最近の相場は理性を失っているようなところがあるので、警戒は怠れない。NYダウが一気に300ドル超安と下げ幅を拡大していることもあって、日経平均先物も現在±0圏までと上げ幅を急縮小している。
最後はどうなるか分からないが、いずれにせよ、油断のできない危険な相場だということはしっかり心得、この難局に対処しよう。
突如NYダウ300ドル超の値上がり、日経平均先物も400円弱のプラスに!
3月04日 0時05分記
ちなみに2.27日の過去最高の下げ幅の1191ドルをも大きく上回る幅だった。
日経平均は先週末2.28日(金)のNYダウが357ドル安だったにもかかわらず3.02日(月)に201円高していためもあってか上げ幅は小幅で308円高で始まった。その後間も無く376円高まで上げ幅を拡大したが、以降はだらだらと上げ幅を縮小、11時前には、マイナスに転じ、その後も弱い動きが続き、結局261円安の安値引けだった。
ヨーロッパ各国、中国、韓国等、世界各国の株価が、ほとんどすべて上げた中、これはやや異常で、不気味でさえある。
その後始まったヨーロッパ各国株も軒並み高となっている。主要国は1.4%(イタリア)~2.0%(ドイツ)高となっている。
日経平均先物・大証夜間は、こうした状況を受け、さすがに、現在は大幅高となっている。
03日の日経平均は261円安だったわけだが、騰落銘柄数を見ると、
値上がり241、値下がり1887 だった。 02日は
値下がり240、値上がり1892 だった。
久しぶりに上げた02日の上げを帳消しにする下げだったわけである。
当道場銘柄もJFEシステムズ(推)、両毛システムズ、日本ロジテム以外は、大半の銘柄が下げた。ただ、高いところでは、かなり上げていた銘柄が多かった。やはり、いつも書いていることだが、こういう不安定な相場では、大きく上げた局面では、多少なりと売っておくことが、安全のためにはいいだろう。
日経平均先物・大証夜間は、こうした状況を受け、現在はかなりの上げとなっている。
例によって、最後がどうなるか予断を許さないが、いずれにせよ、世界各国と比べて日本株の弱さが気になる。
新型コロナの影響で、みんな引きこもり状態になり、消費が一段と冷え込むのではないかといった懸念がある。ただ、こうしたことは世界各国共通ともいえる。イタリアに続き、フランス、ドイツの感染者が現在急増中で、場合によっては日本以上に深刻になる可能性さえあろう。
注=日本の感染者数はクルーズ船の分を入れると、04日には1000人突破が、確定的で、いやな感じである。あの中国べったりと言われるWHOのテドロス事務局長は02日、韓国、イタリア、イラン、日本の状況を最も懸念している、この4か国は中国を除くと感染者の81%が集中と述べた。しかし980人のうちクルーズ船の感染者が706人で、これを除いた感染者数は274人に過ぎない。
感染急増に警鐘を鳴らすのであれば、クルーズ船分はカウントしないのが合理的判断に決まっていよう。
日本政府はカウントしないでとお願いしているのに、日本のテレビ局はクルーズ船込みの数字を出しているところが多いように思う。忖度が得意技のはずなのに何を考えているのだろう。こういう時こそ、政府のあの御仁が威圧的電話をしたらと思うのだが・・・・
そういうわけで、コロナに関しても、ことさら日本にとって特有の株安材料になるようなことはないと思うのだが、最近の相場は理性を失っているようなところがあるので、警戒は怠れない。NYダウが一気に300ドル超安と下げ幅を拡大していることもあって、日経平均先物も現在±0圏までと上げ幅を急縮小している。
最後はどうなるか分からないが、いずれにせよ、油断のできない危険な相場だということはしっかり心得、この難局に対処しよう。
突如NYダウ300ドル超の値上がり、日経平均先物も400円弱のプラスに!
3月04日 0時05分記
2020.03.03
小型株が急騰
運転手が失神した車のような相場なので、経緯をいちいち書く気にもなれない。
ともかく02日の相場は、終わってみれば、日経平均は201円(0.95%)高、TOPIXも0.99%高だった。特徴的だったのは大型株指数が0.60%高にとどまったのに対し、小型株指数は3.05%の大幅気高だったこと。
JQ指数は3.77%高、マザーズ指数は5.83%高だった。
要するに、ここ主力大型株が比較的下落率が小さい中、徹底的に売られた小型株が反動で大きく戻したわけである。
このままならいいのだが、実は現在日経平均先物は大きく下げているから困ったものである。
これについて書く前に、02日の当道場銘柄の動きを簡単に振り返っておこう。
当道場銘柄は、ほぼすべての銘柄が上げた。このため、私自身で言えば、2.28日の下げ分のほとんどを取り戻せた。まあ、それだけ、それまでに大きく下げていたということにもつながり、いばれたものではないわけだが・・・
大きく下げたものほど上げた感じで、インスペック4030△700、両毛システムズ2451△256、日本ロジテム3810△400などの上げが目立った。
ウィザス(推)は638円まであって621△30。小型株の中では比較的強い動きを続けており、地合いさえ良くなれば700円奪回もそう難しくないはずだが、いかんせんこの地合いなので、一筋縄ではいかない。
今回の小中高などの一斉休校で学童保育が注目されている。ウィザスが展開する「ブルードルフィンズ・アフタースクール」は1日6時間を英語で過ごす新しいタイプの学童保育だ。これをを機に注目が集まり、一段と人気が高まりそうだ。
正興電機(推)は1226円まであって1186△71。こちらもウィザス同様、比較的強い動きを続けており、物色意欲が高まれば、真っ先に買われよう。
JBCC(推)、NSW(推)、JFEシステムズ(推)のSI関連も、ようやく、そろって反発した。
現在NYダウは104ドル高、NQもほぼ同率で高いわけだが、日経平均先物・大証夜間は514円安となっている。
終わってみないと分からないのが今の相場なので、それを確認の上、臨むようにしよう。
3月03日 0時05分記
ともかく02日の相場は、終わってみれば、日経平均は201円(0.95%)高、TOPIXも0.99%高だった。特徴的だったのは大型株指数が0.60%高にとどまったのに対し、小型株指数は3.05%の大幅気高だったこと。
JQ指数は3.77%高、マザーズ指数は5.83%高だった。
要するに、ここ主力大型株が比較的下落率が小さい中、徹底的に売られた小型株が反動で大きく戻したわけである。
このままならいいのだが、実は現在日経平均先物は大きく下げているから困ったものである。
これについて書く前に、02日の当道場銘柄の動きを簡単に振り返っておこう。
当道場銘柄は、ほぼすべての銘柄が上げた。このため、私自身で言えば、2.28日の下げ分のほとんどを取り戻せた。まあ、それだけ、それまでに大きく下げていたということにもつながり、いばれたものではないわけだが・・・
大きく下げたものほど上げた感じで、インスペック4030△700、両毛システムズ2451△256、日本ロジテム3810△400などの上げが目立った。
ウィザス(推)は638円まであって621△30。小型株の中では比較的強い動きを続けており、地合いさえ良くなれば700円奪回もそう難しくないはずだが、いかんせんこの地合いなので、一筋縄ではいかない。
今回の小中高などの一斉休校で学童保育が注目されている。ウィザスが展開する「ブルードルフィンズ・アフタースクール」は1日6時間を英語で過ごす新しいタイプの学童保育だ。これをを機に注目が集まり、一段と人気が高まりそうだ。
正興電機(推)は1226円まであって1186△71。こちらもウィザス同様、比較的強い動きを続けており、物色意欲が高まれば、真っ先に買われよう。
JBCC(推)、NSW(推)、JFEシステムズ(推)のSI関連も、ようやく、そろって反発した。
現在NYダウは104ドル高、NQもほぼ同率で高いわけだが、日経平均先物・大証夜間は514円安となっている。
終わってみないと分からないのが今の相場なので、それを確認の上、臨むようにしよう。
3月03日 0時05分記
2020.03.01
先行き不透明で慎重な行動を
前稿で書いたように、2.28日のアメリカ株はNYダウが357ドル(1.38%)安、NQは0.01%高だった。FRBのパウエル議長が次回会合(3月下旬)で利下げの可能性を示唆(市場では下げ幅は通常の0.25%ではなく0.50%の可能性が9割超という)したことで、NYダウ、NQとも大きく戻して終えたわけである。
NYダウはパウエル議長の緊急声明前までは800ドル前後のマイナスだったわけだが、発表直後には400ドル台まで下げ幅を急縮小、しかしその後は再び900ドル超のマイナスまで急落、そして357ドルのマイナスで引けたわけである。いかに激しい乱高下だったか、また市場が不安定かが分かろうというものである。
日経では、日米とも、今後の株価について弱気の見方が目立つ。ただ、そう安易に予想できるほど、ことは単純ではなかろう。
アメリカの場合、トランプ大統領は、自分の再選のことしか頭に無さそうだから、株価の維持は至上命題であり、財政出動など、なり振りかまわぬ株価対策を打ち出す可能性が十分ある。また主要500社の予想PERは史上最高値(2.19日の29348ドル)時で19倍強というから、28日(250409ドル)時点では16.5倍台くらいになろう。これは19倍強が危険水域だったのに対し、それほど高い水準ではない。もちろん、新型コロナの影響で、今後減額修正が相次ぎ17倍台から18倍前後までアップする恐れはかなりあろうが。
これに加え、新型コロナの行方が日米ともに、株価に大きく影響するのも、言うまでもない。
中国は2月中旬から下旬にかけてピークを迎えると予測し的中させた鍾南山氏は、流行は4月まで続くと予測している。いずれにせよ、もう中国はピークを過ぎ、次はいつまでに、どういうペースで終息するかが問題の局面だ。
韓国は一見とんでもない状況に見えるが、検査体制が世界一のため、あのような数字になっている側面を無視すべきでなく、ピークは近い可能性が出てきたのかもしれない。
もっと深刻なのは、イタリアやイランであろう。
そして正念場なのは、我が日本であり、また、ここ感染者の増加ペースが高まっているドイツなどのヨーロッパ各国、アメリカ等であろう。これらの国が、この辺で踏みとどまれるかを、投資家は注意深く見守る必要がある。
特に、日本の場合、検査体制がお粗末なのと、本来厳重な監視体制下にあるべき人達(代表はクルーズ船から下船された方たち)が野放し同然にされ、安易な行動に走る(その責任は当事者よりむしろ加藤厚労相等の政府が負うべきだろう)ことが、懸念材料だ。
家庭内感染が問題になっているわけで、政府は、わずかでも感染の恐れがありそうな人の場合、自ら家族、行動範囲の人たちに感染させないような生活を送るよう、注意喚起すべきだ。
話を株の方に戻そう。
強弱感も別れ、内外とも不安定な状況のため、明日3.02日もその後も、相場は読みにくく、予断を許さない。持ち高は少なめに、大きく上げるようなところがあったら、そこでは一部は売っておく等の、慎重なやり方がいいだろう。
ウィザス(推)は28日、600▼9で始まった後668△59まで急騰する場面があった。しかし結局全般安に抗しえず591▼18の安値引けだった。ただ、今回の小中高生の臨時休校で、注目が集まったことは、株価にとってプラスだろう。城南進学研究会は478△80のストップ高(JQ値上がり率1位)。在宅学習WEBシステムを提供という材料が評価された。
3月01日 23時33分記
NYダウはパウエル議長の緊急声明前までは800ドル前後のマイナスだったわけだが、発表直後には400ドル台まで下げ幅を急縮小、しかしその後は再び900ドル超のマイナスまで急落、そして357ドルのマイナスで引けたわけである。いかに激しい乱高下だったか、また市場が不安定かが分かろうというものである。
日経では、日米とも、今後の株価について弱気の見方が目立つ。ただ、そう安易に予想できるほど、ことは単純ではなかろう。
アメリカの場合、トランプ大統領は、自分の再選のことしか頭に無さそうだから、株価の維持は至上命題であり、財政出動など、なり振りかまわぬ株価対策を打ち出す可能性が十分ある。また主要500社の予想PERは史上最高値(2.19日の29348ドル)時で19倍強というから、28日(250409ドル)時点では16.5倍台くらいになろう。これは19倍強が危険水域だったのに対し、それほど高い水準ではない。もちろん、新型コロナの影響で、今後減額修正が相次ぎ17倍台から18倍前後までアップする恐れはかなりあろうが。
これに加え、新型コロナの行方が日米ともに、株価に大きく影響するのも、言うまでもない。
中国は2月中旬から下旬にかけてピークを迎えると予測し的中させた鍾南山氏は、流行は4月まで続くと予測している。いずれにせよ、もう中国はピークを過ぎ、次はいつまでに、どういうペースで終息するかが問題の局面だ。
韓国は一見とんでもない状況に見えるが、検査体制が世界一のため、あのような数字になっている側面を無視すべきでなく、ピークは近い可能性が出てきたのかもしれない。
もっと深刻なのは、イタリアやイランであろう。
そして正念場なのは、我が日本であり、また、ここ感染者の増加ペースが高まっているドイツなどのヨーロッパ各国、アメリカ等であろう。これらの国が、この辺で踏みとどまれるかを、投資家は注意深く見守る必要がある。
特に、日本の場合、検査体制がお粗末なのと、本来厳重な監視体制下にあるべき人達(代表はクルーズ船から下船された方たち)が野放し同然にされ、安易な行動に走る(その責任は当事者よりむしろ加藤厚労相等の政府が負うべきだろう)ことが、懸念材料だ。
家庭内感染が問題になっているわけで、政府は、わずかでも感染の恐れがありそうな人の場合、自ら家族、行動範囲の人たちに感染させないような生活を送るよう、注意喚起すべきだ。
話を株の方に戻そう。
強弱感も別れ、内外とも不安定な状況のため、明日3.02日もその後も、相場は読みにくく、予断を許さない。持ち高は少なめに、大きく上げるようなところがあったら、そこでは一部は売っておく等の、慎重なやり方がいいだろう。
ウィザス(推)は28日、600▼9で始まった後668△59まで急騰する場面があった。しかし結局全般安に抗しえず591▼18の安値引けだった。ただ、今回の小中高生の臨時休校で、注目が集まったことは、株価にとってプラスだろう。城南進学研究会は478△80のストップ高(JQ値上がり率1位)。在宅学習WEBシステムを提供という材料が評価された。
3月01日 23時33分記