2019.06.30
やはりトランザクション、ソルクシーズ
G20が29日閉幕した。当然ながら、大きな成果はなかったが、当道場銘柄的には、環境問題で、G20各国が2050年までにプラスチックごみによる新たな海洋汚染ゼロを目指すとする共通目標「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を盛り込んだことが注目される(これについては後述)。
G20で注目されていたのが、ここで行われるであろう米中首脳会談。29日に実現したわけだが、5月から途絶えていた貿易協議の再開で一致、アメリカは3000億ドル分の中国製品に関する追加関税を先送りすることになった。ファーウェイへのアメリカ企業による部品販売も認めることになった。
この結果をどうみるかはともかく、問題の決着をひとまず先送り、時間をかけて解決しようということで、気がかりなこと(トランプ大統領=大統領選、習主席=国内世論)を抱える中、双方の思惑が一致したということだろう。
この結果を株式市場がどう受け止めるかだが、常識的には中立ないしややプラスかプラス(懸念材料がひとまず遠のいた)というところか。
28日の相場は、前日のNYダウ73ドル(0.28%)高にもかかわらず、日経平均、TOPIXとも小幅安となった。前日の大幅高が行き過ぎだったという反省と為替がやや円高になったためと思われる。
JQ、マザーズは高かった。
当道場銘柄は高安まちまちだった。
テイカ(推)、東京応化(推)は、ともに続伸した。どちらももう少しで節目を抜く水準に来ており、ここからが正念場だろう。
ピックルスは2360円まであって2340△75で、6.26日に付けた年初来高値を更新した。今期大幅上方修正となれば、実質1株利益は200円を突破する公算大であり、もともと超割安株でもあり、2500円とかそれ以上にまで上げても、何らおかしくない。
グッドコムも1502△28と3連騰。1708円の年初来高値まであるかはともかく、勢いからして、なお上がありそうだ。
ブックオフ(推)は1076▼16と反落。悩ましいところだが、下値は比較的限定的な一方、上値は1150円とか1200円もありうると思われるので、私は、基本、持続。
ソルクシーズ(推)も886▼11と反落。詳しくは後日に譲るが、エクスモーション、E.I.SOL等の有望子会社群を擁しており、早晩、大きく見直されることになろう。まだ買ってない方は、この水準は買いでいいだろう。
日東ベストは891▼21と続落、取り上げてからの上げの全部を吐き出した。何せ人気薄で、材料もほとんど知られていないのが下げの理由だろう。売り上げの13%を占める日配品の減少(主取引先のスリーエフがローソンとの共同ブランド店に転換したため)が痛かったわけだが、これは下げ止まりから新規顧客開拓で上向きに転じ明るい見通しだ。2017年稼働のベトナム日配品工場は販路開拓中で、今後の成長のけん引役が期待される。2021年3月期の経常利益17億円(四季報予想))(前期は15億円予想)が達成されると、実質1株利益は98.4円となり予想PERは9.1倍という超割安水準となる。
【トランザクション】
最初に書いたように、ここ世界各国で脱プラスチックへの取り組みが加速している。特に小売店でのビニール袋(レジ袋)には厳しい目が向けられている。
ところで、市場では、これまで脱プラスチック関連として主にバイオプラスチック関連銘柄が取り上げられてきた。カネカ、積水化成品、中央化学など、主に化学メーカーだ。
しかし、こういう銘柄の多くは大企業であり、業績への寄与はたいしてないと推測される。
加えて、ストローを紙製やバイオプラスチック等にするなどというのは、些末な話で、やはり本命はレジ袋であり、究極はレジ袋全廃、みんなエコバッグ持参ということだろう。
にもかかわらず、トランザクションに注目がほとんど集まらないのは、どうしたことだろう。
そもそもエコバッグ日本一がトランザクションだという認識がほとんどの投資家にない(掲示板参照)。また市場の目が少しおかしくて脱プラスチック=バイオプラスチックになっている。この2点のためだろう。
しかし、早晩、業績面を考えるなら、エコ関連商品の売上比率が34%にも達するトランザクションが脱プラスチック関連の少なくとも本命の1社として注目されることだろう。
6月30日 23時05分記
G20で注目されていたのが、ここで行われるであろう米中首脳会談。29日に実現したわけだが、5月から途絶えていた貿易協議の再開で一致、アメリカは3000億ドル分の中国製品に関する追加関税を先送りすることになった。ファーウェイへのアメリカ企業による部品販売も認めることになった。
この結果をどうみるかはともかく、問題の決着をひとまず先送り、時間をかけて解決しようということで、気がかりなこと(トランプ大統領=大統領選、習主席=国内世論)を抱える中、双方の思惑が一致したということだろう。
この結果を株式市場がどう受け止めるかだが、常識的には中立ないしややプラスかプラス(懸念材料がひとまず遠のいた)というところか。
28日の相場は、前日のNYダウ73ドル(0.28%)高にもかかわらず、日経平均、TOPIXとも小幅安となった。前日の大幅高が行き過ぎだったという反省と為替がやや円高になったためと思われる。
JQ、マザーズは高かった。
当道場銘柄は高安まちまちだった。
テイカ(推)、東京応化(推)は、ともに続伸した。どちらももう少しで節目を抜く水準に来ており、ここからが正念場だろう。
ピックルスは2360円まであって2340△75で、6.26日に付けた年初来高値を更新した。今期大幅上方修正となれば、実質1株利益は200円を突破する公算大であり、もともと超割安株でもあり、2500円とかそれ以上にまで上げても、何らおかしくない。
グッドコムも1502△28と3連騰。1708円の年初来高値まであるかはともかく、勢いからして、なお上がありそうだ。
ブックオフ(推)は1076▼16と反落。悩ましいところだが、下値は比較的限定的な一方、上値は1150円とか1200円もありうると思われるので、私は、基本、持続。
ソルクシーズ(推)も886▼11と反落。詳しくは後日に譲るが、エクスモーション、E.I.SOL等の有望子会社群を擁しており、早晩、大きく見直されることになろう。まだ買ってない方は、この水準は買いでいいだろう。
日東ベストは891▼21と続落、取り上げてからの上げの全部を吐き出した。何せ人気薄で、材料もほとんど知られていないのが下げの理由だろう。売り上げの13%を占める日配品の減少(主取引先のスリーエフがローソンとの共同ブランド店に転換したため)が痛かったわけだが、これは下げ止まりから新規顧客開拓で上向きに転じ明るい見通しだ。2017年稼働のベトナム日配品工場は販路開拓中で、今後の成長のけん引役が期待される。2021年3月期の経常利益17億円(四季報予想))(前期は15億円予想)が達成されると、実質1株利益は98.4円となり予想PERは9.1倍という超割安水準となる。
【トランザクション】
最初に書いたように、ここ世界各国で脱プラスチックへの取り組みが加速している。特に小売店でのビニール袋(レジ袋)には厳しい目が向けられている。
ところで、市場では、これまで脱プラスチック関連として主にバイオプラスチック関連銘柄が取り上げられてきた。カネカ、積水化成品、中央化学など、主に化学メーカーだ。
しかし、こういう銘柄の多くは大企業であり、業績への寄与はたいしてないと推測される。
加えて、ストローを紙製やバイオプラスチック等にするなどというのは、些末な話で、やはり本命はレジ袋であり、究極はレジ袋全廃、みんなエコバッグ持参ということだろう。
にもかかわらず、トランザクションに注目がほとんど集まらないのは、どうしたことだろう。
そもそもエコバッグ日本一がトランザクションだという認識がほとんどの投資家にない(掲示板参照)。また市場の目が少しおかしくて脱プラスチック=バイオプラスチックになっている。この2点のためだろう。
しかし、早晩、業績面を考えるなら、エコ関連商品の売上比率が34%にも達するトランザクションが脱プラスチック関連の少なくとも本命の1社として注目されることだろう。
6月30日 23時05分記
2019.06.27
ブックオフはすかさず反発
米中貿易交渉に関して楽観的見方が強まったよう(大した根拠があってのものではなさそうで、立ち合い終了後は日経平均先物はかなりの下げになっている)で、27日の相場は大きく上げた。日経平均は252円(1.19%)高、TOPIXも1.23%高だった。円安(1ドル108円台回復)もあって、半導体関連など輸出株の上げが目立った。業種別で下げたのは水産・農林業、食料品、医薬品という内需系の3業種のみだった。
JQは0.64%高、マザーズは0.46%高だった。
中小型株には下げる銘柄もそれなりにあり、当道場銘柄も、終わってみれば好結果だったが、途中経過は決して平坦ではなかった。推奨銘柄のトランザクションなどは、一時9円安まで下げる場面があった。ネットワンは寄り直後3010△51まで上げたのに13時43分には2939▼20まで下げる場面があった。
ブックオフ(推)は前日の下げの大半を取り戻す1092△39。貸株残高(空売り)はこの相場での最多に膨れ上がった。警戒しつつも、とりあえずは1130円~1200円程度を念頭に対処。もちろん、慎重派の方は適宜利食うことも忘れずに。
トランザクションは後場の高値引けとなる901△15。短期間に急騰したため、今日のように売りも出るわけだが、それをこなして上げたことを評価したい。材料・業績からして978円高値更新から1000円大台乗せの方向とみている。
ソルクシーズ(推)も上げ幅を4円にまで縮める場面があったが終値は897△18。戻り高値の912円(6.21日)の更新はならなかったが、終値としては戻り高値更新である。912円を更新すれば4.01日につけた年初来高値977円が見えてくる。
E.I.SOL(I o T子会社)は「予知保全」の有力企業。このほかにも自動運転の有望企業等も傘下に持つ。
またSBIが筆頭株主で、フィンテック、仮想通貨関連のわけだが、ここに来てビットコインが急騰している(ただし今日は現在10%強の下げ)のは好材料だ。
テイカ(推)、東京応化(推)は、今日の流れに乗って大幅高した。
ネットワンはプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりしたわけだが、最後は2965△6と上げて終わった。みずほの投資判断引き下げは間違いを突き付ける戻り相場が見られると考えている。
「新四季報…妙味株」ではグッドコムが、取り上げた後の高値を更新、キリン堂、はてなも反発した。
一方、レアジョブは1722▼139と3日続落。何やら前号のキクカワを想起させる動きになってきた。いずれにせよ、これが今の相場の恐ろしさだ。臨機応変、急騰した場合はボケっとしてないで一部は売ることを常に考えよう。言うは易く行うは難しだが・・・
6月27日 23時38分記
JQは0.64%高、マザーズは0.46%高だった。
中小型株には下げる銘柄もそれなりにあり、当道場銘柄も、終わってみれば好結果だったが、途中経過は決して平坦ではなかった。推奨銘柄のトランザクションなどは、一時9円安まで下げる場面があった。ネットワンは寄り直後3010△51まで上げたのに13時43分には2939▼20まで下げる場面があった。
ブックオフ(推)は前日の下げの大半を取り戻す1092△39。貸株残高(空売り)はこの相場での最多に膨れ上がった。警戒しつつも、とりあえずは1130円~1200円程度を念頭に対処。もちろん、慎重派の方は適宜利食うことも忘れずに。
トランザクションは後場の高値引けとなる901△15。短期間に急騰したため、今日のように売りも出るわけだが、それをこなして上げたことを評価したい。材料・業績からして978円高値更新から1000円大台乗せの方向とみている。
ソルクシーズ(推)も上げ幅を4円にまで縮める場面があったが終値は897△18。戻り高値の912円(6.21日)の更新はならなかったが、終値としては戻り高値更新である。912円を更新すれば4.01日につけた年初来高値977円が見えてくる。
E.I.SOL(I o T子会社)は「予知保全」の有力企業。このほかにも自動運転の有望企業等も傘下に持つ。
またSBIが筆頭株主で、フィンテック、仮想通貨関連のわけだが、ここに来てビットコインが急騰している(ただし今日は現在10%強の下げ)のは好材料だ。
テイカ(推)、東京応化(推)は、今日の流れに乗って大幅高した。
ネットワンはプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりしたわけだが、最後は2965△6と上げて終わった。みずほの投資判断引き下げは間違いを突き付ける戻り相場が見られると考えている。
「新四季報…妙味株」ではグッドコムが、取り上げた後の高値を更新、キリン堂、はてなも反発した。
一方、レアジョブは1722▼139と3日続落。何やら前号のキクカワを想起させる動きになってきた。いずれにせよ、これが今の相場の恐ろしさだ。臨機応変、急騰した場合はボケっとしてないで一部は売ることを常に考えよう。言うは易く行うは難しだが・・・
6月27日 23時38分記
2019.06.26
トランザクション ソルクシーズ
今回は、特別、2銘柄である。
7818 トランザクション(東証1部)
株価 886△25(6月26日終値)
出来高=151500株(6月26日) (売買単位=100株)
PER=15.9倍(2020年8月期予想実質値)
01月04日=596円~978円=06月21日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
2015年6.30日付け(少し前の記事で2016年と書いていた。ご迷惑をかけてしまい深くお詫びする)の推奨銘柄だが、短期間で大きく上げたのだが、その後急落、怨嗟の声がすごかったという因縁の銘柄である。
値動きを振り返ると
推奨時株価=334円(2015年6.30日)
その後の高値=387円(2015年7.02日)
というわけで、一応は成功と言えるのだが、9月には211円まで急落、怨嗟の原因となったわけである。待たせ過ぎだが、2016年3月から急騰を開始、17年7月には1399円高値を付けている。(推奨後2分割を2回つまり結局4分割したので推奨時株価等は、それを考慮した値段にしてある。
このように、いわくつきの癖の悪い銘柄なので、脱プラスチック関連で取り上げ、その後も「新四季報から…妙味株」でも取り上げたにもかかわらず、推奨銘柄にするのは自重し、押し目形勢を待っていたわけである。
今回の場合、800円台前半から一気に978円(6.21日)まで急騰、ところが21日には851円まで急落した。時価の886円は絶好の仕込み場とみる。
・エコ雑貨製品の売り上げ比率は34%
スーパー、コンビニ等ではレジ袋の有料化が2020年4月から義務付けられる。トランザクションはエコバッグの「日本最大のシェアを誇る」。エコバッグブランド「MOTTERU]を4月より大幅リニューアル、さらなる売り上げ増、シェア拡大を図る。2019年8月期中間期のエコバッグの売り上げは前年同期比11%増だったが、来期はさらに大幅に増加するのは必至だろう。
マイクロプラスチック等による環境汚染が深刻化する中、ペットボトル等の使用削減も、今後進もう。同社はタンブラー、サーモボトル等も各種製品を販売している。こちらの売り上げは同17%も増加した。
注=タンブラーとは、本来、平底の大きなコップのことだが、最近は金属製や樹脂製の保温機能を持った蓋付きの携帯可能なもの等をいう場合も多い。上記のはもちろんこちらを指す。ペットボトルを持ち歩く人が最近は激減、かわってタンブラーを持ってる人をよく見かける。
・ライフスタイルプロダクツ
トラベル関連、ペットウェア、モバイル関連製品等、多岐にわたるが、特にモバイルバッテリーの中間期の売り上げは前年同期比13%増だった。
・ウェルネスプロダクツ
同社は加熱式たばこ事業でも知られるが、これでも好材料がある。これについては業績などとともに後日。
4284 ソルクシーズ(東証1部)
株価 879△17(6月26日終値)
出来高=25000株(6月26日) (売買単位=100株)
PER=13.4倍(2020年12月期予想実質値)
01月04日=580円~977円=04月01日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
こちらも「新四季報…妙味株」なので、仕込み済みの方も多かろう。
材料等は、後日に譲りここでは書かない。
とは言えそれでは少し愛想がなさすぎるから、一つだけ書こう。
と言ってもヒントだけだが、6.25日付けの日経朝刊11面に
NEXT1000 自動運転「巨人」に挑む
と題したほぼ全面を使った記事がある。ここにある1社とソルクシーズの関係を探られたし。
6月26日 20時50分記
26日の相場は、前日のNYダウの大幅安を受けて下げた。
日経平均は107円(0.51%)安。ただ、これは値がさ薬品株などの上げによる影響が大きく、値上がり銘柄数508に対し値下がり銘柄数は1552に上った。小型株の下げがきつく小型株指数の下落率は1.1%と大きかった。
ピックルスは2350円まであって2268△241、一方ネットワンは2959▼196。まさに禍福はあざなえる縄のごとしである。
ネットワンが急落したのは、みずほ証券が投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げたためと思われる。しかし予想営業利益を2020年3月期150億円、21年3月期170億円、22年3月期185億円とみており、これだけの成長企業の妥当PERを20倍として目標株価2800円とするのはどうか。
ちなみに他の証券会社の目標株価は
三菱UFJ3850円
野村、大和3400円
水戸3600円
ほとんど説得力のないみずほレポートに異常反応、他の証券会社4社の見方を無視し大きく下げるのはおかしい→27日は猛反発?
小型の値嵩株の下げが目立った。レアジョブ、インパクト、TKP、オーケストラ等である。
一方、トランザクション、ソースネクスト、日東ベストは反発した。
ブックオフ(推)は1103△5と年初来高値を更新したが、目標達成感が出たか、その後大きく反落、終値は1053▼45。1103円が高値になってしまうのか1130円~1200円程度を目指すのか。業績が確実に回復していくのを買う相場であり、PER的にも安いので、深押しはそう心配しないでいいだろう。
6月27日 0時12分記
7818 トランザクション(東証1部)
株価 886△25(6月26日終値)
出来高=151500株(6月26日) (売買単位=100株)
PER=15.9倍(2020年8月期予想実質値)
01月04日=596円~978円=06月21日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
2015年6.30日付け(少し前の記事で2016年と書いていた。ご迷惑をかけてしまい深くお詫びする)の推奨銘柄だが、短期間で大きく上げたのだが、その後急落、怨嗟の声がすごかったという因縁の銘柄である。
値動きを振り返ると
推奨時株価=334円(2015年6.30日)
その後の高値=387円(2015年7.02日)
というわけで、一応は成功と言えるのだが、9月には211円まで急落、怨嗟の原因となったわけである。待たせ過ぎだが、2016年3月から急騰を開始、17年7月には1399円高値を付けている。(推奨後2分割を2回つまり結局4分割したので推奨時株価等は、それを考慮した値段にしてある。
このように、いわくつきの癖の悪い銘柄なので、脱プラスチック関連で取り上げ、その後も「新四季報から…妙味株」でも取り上げたにもかかわらず、推奨銘柄にするのは自重し、押し目形勢を待っていたわけである。
今回の場合、800円台前半から一気に978円(6.21日)まで急騰、ところが21日には851円まで急落した。時価の886円は絶好の仕込み場とみる。
・エコ雑貨製品の売り上げ比率は34%
スーパー、コンビニ等ではレジ袋の有料化が2020年4月から義務付けられる。トランザクションはエコバッグの「日本最大のシェアを誇る」。エコバッグブランド「MOTTERU]を4月より大幅リニューアル、さらなる売り上げ増、シェア拡大を図る。2019年8月期中間期のエコバッグの売り上げは前年同期比11%増だったが、来期はさらに大幅に増加するのは必至だろう。
マイクロプラスチック等による環境汚染が深刻化する中、ペットボトル等の使用削減も、今後進もう。同社はタンブラー、サーモボトル等も各種製品を販売している。こちらの売り上げは同17%も増加した。
注=タンブラーとは、本来、平底の大きなコップのことだが、最近は金属製や樹脂製の保温機能を持った蓋付きの携帯可能なもの等をいう場合も多い。上記のはもちろんこちらを指す。ペットボトルを持ち歩く人が最近は激減、かわってタンブラーを持ってる人をよく見かける。
・ライフスタイルプロダクツ
トラベル関連、ペットウェア、モバイル関連製品等、多岐にわたるが、特にモバイルバッテリーの中間期の売り上げは前年同期比13%増だった。
・ウェルネスプロダクツ
同社は加熱式たばこ事業でも知られるが、これでも好材料がある。これについては業績などとともに後日。
4284 ソルクシーズ(東証1部)
株価 879△17(6月26日終値)
出来高=25000株(6月26日) (売買単位=100株)
PER=13.4倍(2020年12月期予想実質値)
01月04日=580円~977円=04月01日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
こちらも「新四季報…妙味株」なので、仕込み済みの方も多かろう。
材料等は、後日に譲りここでは書かない。
とは言えそれでは少し愛想がなさすぎるから、一つだけ書こう。
と言ってもヒントだけだが、6.25日付けの日経朝刊11面に
NEXT1000 自動運転「巨人」に挑む
と題したほぼ全面を使った記事がある。ここにある1社とソルクシーズの関係を探られたし。
6月26日 20時50分記
26日の相場は、前日のNYダウの大幅安を受けて下げた。
日経平均は107円(0.51%)安。ただ、これは値がさ薬品株などの上げによる影響が大きく、値上がり銘柄数508に対し値下がり銘柄数は1552に上った。小型株の下げがきつく小型株指数の下落率は1.1%と大きかった。
ピックルスは2350円まであって2268△241、一方ネットワンは2959▼196。まさに禍福はあざなえる縄のごとしである。
ネットワンが急落したのは、みずほ証券が投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げたためと思われる。しかし予想営業利益を2020年3月期150億円、21年3月期170億円、22年3月期185億円とみており、これだけの成長企業の妥当PERを20倍として目標株価2800円とするのはどうか。
ちなみに他の証券会社の目標株価は
三菱UFJ3850円
野村、大和3400円
水戸3600円
ほとんど説得力のないみずほレポートに異常反応、他の証券会社4社の見方を無視し大きく下げるのはおかしい→27日は猛反発?
小型の値嵩株の下げが目立った。レアジョブ、インパクト、TKP、オーケストラ等である。
一方、トランザクション、ソースネクスト、日東ベストは反発した。
ブックオフ(推)は1103△5と年初来高値を更新したが、目標達成感が出たか、その後大きく反落、終値は1053▼45。1103円が高値になってしまうのか1130円~1200円程度を目指すのか。業績が確実に回復していくのを買う相場であり、PER的にも安いので、深押しはそう心配しないでいいだろう。
6月27日 0時12分記
2019.06.25
ブックオフが高値更新、ピックルスは好決算発表
25日の相場は、小安く始まった(日経平均)が、徐々に盛り返し小幅高まであった後、10時以降は下げに転じ14時過ぎには171円安まであり、終値は92円(0.43%)安だった。
前日のNYダウは8ドル高と小動きだったにも関わらず、日経平均が、このように方向感のない中弱い動きになったのは、ひとえに為替相場(対ドル)によるとみられる。すなわち円高進行に伴い下げ幅を拡大、大幅安になった時点では1ドル107円を割り込みさらに円高が進んだ。その後、やや円安に転じ、大引け段階では107円をやや上回っていた。
その後、NY市場が開く(日本時間22時30分)前は、NYダウの先物は小高い一方、日経平均先物・大証夜間は80円前後安かった。この時点で為替は1ドル107円大台をやや割り込む円高になっていた。
そしてNY市場が開いたばかりの現在、NYダウは小幅安だが、日経平均先物・大証夜間は94円安と、少し前のNYダウがプラスだった時と大差ない。これは1ドル107.04円前後と、やや円安になった影響と思われる。
少し長くなってしまったが、要するに、このように、まさに為替次第の相場になっているということである。
ファストリ、ソフトバンクに加え、ファナックまでもが大きく下げたため、日経平均の下げ幅は比較的大きくなったが、TOPIXは0.27%安にとどまった。騰落銘柄数でみても値上がり銘柄数は821とそれなりに多かった。
当道場銘柄は、ここ強すぎた反動が出たか、下げるものが多かった。テイカ(推)、東京応化(推)、トランザクション、ソルクシーズ、はてななどが下げた。はてななどは4220△140まであったのだが終値は3950▼130。ネットワン、システナも高い場面もあったのだが、全般安に抗しきれず下げて終えた。
アルファポリスは2972△220と続急伸、オーケストラも1473△82と反発した。コシダカは5連騰、ピックルス、日本駐車場(推)も上げた。
ブックオフ(推)は終始堅調で結局1098△22の高値引けで、年初来高値を大きく更新した。推奨時から3週間足らずで200円以上上げたことになる。ただ1日の最大上げ幅は51円にとどまることでも分かるように、適度に小休止を入れながら、足場を固め地道に上げてきた感が強く、過熱感はさほどない。その一方、空売りを呼び込み、貸借倍率は前日の0.08倍が25日は0.07倍とさらに低下した。出来高も25日は前日より増えたがそれでも18日の26万株弱に対し13万株余で半分強に過ぎない。
常識的には、まだ上があると判断するところだろう。ただ、これは私の個人的読みを書いているだけで、ここで買えと言うのでないのは言うまでもなく、ホールドを進めているわけでもない。判断は読者諸氏が、それぞれ、私の見方を参考にし(あるいはせず)下されたい。くどいようだが、過去、こういう大きく上げた銘柄ほど、あとで泣き言を聞かされることが多かったので、そういう方は、当ブログは見ないことをお勧めしておく。
「新四季報から発掘した妙味株」には、発表直後から神風が吹いているわけだが、今日もまた吹いた。
ピックルスが引け後、2020年2月期第1四半期決算(3-5月期)を発表したわけだが、これが超絶好決算だった。通期予想は据え置いたとはいえ、経常利益は前年同期比76.8%増だった。原料野菜価格の安定、佐賀工場などの利益改善によるものである。今後、台風などで白菜価格暴騰といったことが想像を絶するほどにならない限り、通期大幅上方修正は必至だろう。
PTSでは2300△273(出来高2400株)(値上がり率4位)。
NYダウ小幅安と書いたばかりだが、その後1時間弱でNYダウは90ドル安程度まで下げ幅を拡大、それ以上に影響大の為替は1ドル106.90円とかなり円高に振れ、ために日経平均先物・大証夜間も134円安と下げ幅を拡大している。
6月25日 23時37分記
前日のNYダウは8ドル高と小動きだったにも関わらず、日経平均が、このように方向感のない中弱い動きになったのは、ひとえに為替相場(対ドル)によるとみられる。すなわち円高進行に伴い下げ幅を拡大、大幅安になった時点では1ドル107円を割り込みさらに円高が進んだ。その後、やや円安に転じ、大引け段階では107円をやや上回っていた。
その後、NY市場が開く(日本時間22時30分)前は、NYダウの先物は小高い一方、日経平均先物・大証夜間は80円前後安かった。この時点で為替は1ドル107円大台をやや割り込む円高になっていた。
そしてNY市場が開いたばかりの現在、NYダウは小幅安だが、日経平均先物・大証夜間は94円安と、少し前のNYダウがプラスだった時と大差ない。これは1ドル107.04円前後と、やや円安になった影響と思われる。
少し長くなってしまったが、要するに、このように、まさに為替次第の相場になっているということである。
ファストリ、ソフトバンクに加え、ファナックまでもが大きく下げたため、日経平均の下げ幅は比較的大きくなったが、TOPIXは0.27%安にとどまった。騰落銘柄数でみても値上がり銘柄数は821とそれなりに多かった。
当道場銘柄は、ここ強すぎた反動が出たか、下げるものが多かった。テイカ(推)、東京応化(推)、トランザクション、ソルクシーズ、はてななどが下げた。はてななどは4220△140まであったのだが終値は3950▼130。ネットワン、システナも高い場面もあったのだが、全般安に抗しきれず下げて終えた。
アルファポリスは2972△220と続急伸、オーケストラも1473△82と反発した。コシダカは5連騰、ピックルス、日本駐車場(推)も上げた。
ブックオフ(推)は終始堅調で結局1098△22の高値引けで、年初来高値を大きく更新した。推奨時から3週間足らずで200円以上上げたことになる。ただ1日の最大上げ幅は51円にとどまることでも分かるように、適度に小休止を入れながら、足場を固め地道に上げてきた感が強く、過熱感はさほどない。その一方、空売りを呼び込み、貸借倍率は前日の0.08倍が25日は0.07倍とさらに低下した。出来高も25日は前日より増えたがそれでも18日の26万株弱に対し13万株余で半分強に過ぎない。
常識的には、まだ上があると判断するところだろう。ただ、これは私の個人的読みを書いているだけで、ここで買えと言うのでないのは言うまでもなく、ホールドを進めているわけでもない。判断は読者諸氏が、それぞれ、私の見方を参考にし(あるいはせず)下されたい。くどいようだが、過去、こういう大きく上げた銘柄ほど、あとで泣き言を聞かされることが多かったので、そういう方は、当ブログは見ないことをお勧めしておく。
「新四季報から発掘した妙味株」には、発表直後から神風が吹いているわけだが、今日もまた吹いた。
ピックルスが引け後、2020年2月期第1四半期決算(3-5月期)を発表したわけだが、これが超絶好決算だった。通期予想は据え置いたとはいえ、経常利益は前年同期比76.8%増だった。原料野菜価格の安定、佐賀工場などの利益改善によるものである。今後、台風などで白菜価格暴騰といったことが想像を絶するほどにならない限り、通期大幅上方修正は必至だろう。
PTSでは2300△273(出来高2400株)(値上がり率4位)。
NYダウ小幅安と書いたばかりだが、その後1時間弱でNYダウは90ドル安程度まで下げ幅を拡大、それ以上に影響大の為替は1ドル106.90円とかなり円高に振れ、ために日経平均先物・大証夜間も134円安と下げ幅を拡大している。
6月25日 23時37分記
2019.06.24
ブックオフの貸借倍率は0.08倍まで低下
24日の相場は、小動き、高安まちまちだった。日経平均、TOPIXとも0.1%強の値上がりだった。
JQは0.10%のプラス、マザーズは0.29%のプラスだった。
騰落銘柄数でみると、逆で、マザーズのみは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数の1.25倍あったが、1部、JQはともにやや値上がり銘柄数の方が多かった。
当道場銘柄も、上げたものもある一方下げたものもありで、何が上げ何が下げるのか、予測が難しい、困った相場である。
分かりにくい銘柄の代表格のインパクトは4840△495。前取引日、大きく下げたテイカ(推)やアルファポリス、GMOクラウド、イボキンは上げた。
「新四季報銘柄」はまちまちだったが、大きく上げた銘柄も出た。
レアジョブは2100△268(マザーズ値上がり率4位)と猛反発、はてなも4140△185まであって4080△125と急騰した。セグエ、アイナボも上げた。以上の4銘柄は、そろって取り上げて以降の高値となった。
トランザクション、ソルクシーズ、日東ベスト、キリン堂、大木ヘルスなどは下げた。
トランザクションは売りたい方には売ってもらって、いいタイミングで、この会社の魅力の全貌を明らかにしたいと思う。読者諸氏も調べられるといいだろう。確信をもって投資するのと、そうでないのとでは、投資成果はかなり違うものだから。
最も注目すべき動きだったのはブックオフ(推)。1051▼9と安寄りしたが、これが安値となり、その後は戻し1077円まであって終値は1076△16。1080円(6.19日)高値更新こそならなかったが、終値としては大幅高値更新である。
超閑散相場で月曜ということもあって出来高を大きく減らす銘柄が大半の中、ブックオフは21日(金)よりは2割超増加。
アッと驚かされたのが、日証金の取り組みだ。
貸株残高は117800株(21日は91700株)、融資残高は9700株(同14400株)となった。つまり貸借倍率(融資残高÷貸株残高)は0.08倍(同0.15倍)と極端に小さい値になった。
貸借倍率は小さければ小さいほどいいというほど単純ではない。インパクトの今回の相場での最小値は5.17日の0.07倍で、当日の株価は5600△705。株価は翌々日の19日に6200円を付け、それが最高値となった。
そういうわけで、このブックオフの0.08倍が何を暗示するのか、にわかには判断できないが、ここから一発高という期待も、いやがうえにも高まる数字ではあるわけである。
6月24日 23時50分記
JQは0.10%のプラス、マザーズは0.29%のプラスだった。
騰落銘柄数でみると、逆で、マザーズのみは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数の1.25倍あったが、1部、JQはともにやや値上がり銘柄数の方が多かった。
当道場銘柄も、上げたものもある一方下げたものもありで、何が上げ何が下げるのか、予測が難しい、困った相場である。
分かりにくい銘柄の代表格のインパクトは4840△495。前取引日、大きく下げたテイカ(推)やアルファポリス、GMOクラウド、イボキンは上げた。
「新四季報銘柄」はまちまちだったが、大きく上げた銘柄も出た。
レアジョブは2100△268(マザーズ値上がり率4位)と猛反発、はてなも4140△185まであって4080△125と急騰した。セグエ、アイナボも上げた。以上の4銘柄は、そろって取り上げて以降の高値となった。
トランザクション、ソルクシーズ、日東ベスト、キリン堂、大木ヘルスなどは下げた。
トランザクションは売りたい方には売ってもらって、いいタイミングで、この会社の魅力の全貌を明らかにしたいと思う。読者諸氏も調べられるといいだろう。確信をもって投資するのと、そうでないのとでは、投資成果はかなり違うものだから。
最も注目すべき動きだったのはブックオフ(推)。1051▼9と安寄りしたが、これが安値となり、その後は戻し1077円まであって終値は1076△16。1080円(6.19日)高値更新こそならなかったが、終値としては大幅高値更新である。
超閑散相場で月曜ということもあって出来高を大きく減らす銘柄が大半の中、ブックオフは21日(金)よりは2割超増加。
アッと驚かされたのが、日証金の取り組みだ。
貸株残高は117800株(21日は91700株)、融資残高は9700株(同14400株)となった。つまり貸借倍率(融資残高÷貸株残高)は0.08倍(同0.15倍)と極端に小さい値になった。
貸借倍率は小さければ小さいほどいいというほど単純ではない。インパクトの今回の相場での最小値は5.17日の0.07倍で、当日の株価は5600△705。株価は翌々日の19日に6200円を付け、それが最高値となった。
そういうわけで、このブックオフの0.08倍が何を暗示するのか、にわかには判断できないが、ここから一発高という期待も、いやがうえにも高まる数字ではあるわけである。
6月24日 23時50分記
2019.06.23
「新四季報から発掘した妙味株」は好調に推移
「新四季報から発掘した妙味株」13銘柄 公表時株価 (寄付値)と6.21日終値 を示しておこう。
公表時株価 (寄付値) 6.21日終値
2877 日東ベスト 888△8(900円) 925円
2925 ピックルス 1936△14(1999円) 1994円
3194 キリン堂 1719▼23(1759円) 1720円
3417 大木ヘルス 842▼4(871円) 1038円
3475 グッドコム 1387▼22(1405円) 1438円
3756 豆蔵 1290▼21(1338円) 1309円
3930 はてな 3840△45(3935円) 3955円
3968 セグエG 1280▼5(1306円) 1422円
4284 ソルクシーズ 858▼11(888円) 895円
4999 セメダイン 807△8(820円) 816円
6096 レアジョブ 1600△131(1660円) 1832円
7539 アイナボ 930△6(940円) 958円
7818 トランザクション 844△1(874円) 916円
このように、かなりの好成績になっているわけだが、以下では各銘柄の材料を簡単に書いておこう。
2877 日東ベスト=経常利益は2019年3月期の10.44億円(大幅減益)から20年3月期は15.00億円にV字回復の予想だが、株価はこの時、大した反応を見せなかった。それは21年3月期業績に対する不安があったのかもしれない。新四季報では21年3月期17.00億円と大幅な増益を予想している。これは過去の最高経常利益を更新する数字。
2925 ピックルス=予想経常利益は2020年2月期17.50億円予想(前期は15.61億円)だが来期は19.00億円とさらに好調な伸びを見込む。来期予想実質PERは10倍割れとあり得ない低水準。
3194 キリン堂=予想経常利益は2020年2月期38.50億円予想(前期は29.33億円)と大幅増益予想だが来期は46.50億円と12.1%の2桁増益を見込む。
3417 大木ヘルス=とんでもないPERに放置されていたため、火がついたら大炎上というのが現状だろう。2020年3月期、21年3月期と、業績は順調に伸びる予想。21年3月期の実質1株利益は180.1円予想。時価はこれだけ上げてもPER5.76内に過ぎない。
3475 グッドコム=東京23区で投資用ワンルームマンションを販売。女性公務員に顧客基盤(四季報)と言う。業績も絶好調だが「屋上にドッグランスペース配したマンション新ブランド「スカイラン」立ち上げ。」(新四季報)の記述に注目。
3756 豆蔵=新四季報記載のようにAI、RPA、RPA、産業ロボット等の開発支援続き業績絶好調。2020年3月期の経常利益26.60億円が21年3月期は29.00億円になる予想。
3930 はてな=「20年3月期も漫画表示ソフトの引き合い増。」(新四季報)に注目。2019年7月期の予想経常利益は4.40億円だが20年7月期は5.60億円と大幅増益を見込む。
3968 セグエG=2019年12月期の予想経常利益5.70億円に対し20年12月期は7.00億円に伸びる予想。
4284 ソルクシーズ=「I o Tは需要高まる余地保全に一層注力へ。」(新四季報)に注目。2019年12月期の予想経常利益8.50億円が20年12月期は11.50億円に急増の予想。
4999 セメダイン2020年3月期の予想経常利益15.00億円が21年3月期は18.50億円に急増の予想。
6096 レアジョブ=2020年3月期の予想経常利益2.50億円が21年3月期は4.50億円へ激増の予想。
7539 アイナボ=2019年9月期の予想経常利益は会社が2060億円なのに対し四季報は22.60億円を予想。
7818 トランザクション=「オリジナル雑貨も脱プラスチック追い風にエコバッグやタンブラーの伸びが想定超。」(新四季報)。2019年8月期の予想経常利益は会社が19.28億円なのに対し四季報は20.70億円を予想。四季報は20年8月期は更に2桁増益の22.80億円を予想。
6月23日 20時16分記
21日の相場は、前日のNYダウが大幅高し、史上最高値にあと75ドル余に迫ったにも関わらず、大幅安となった。日経平均は204円(0.95%)安、TOPIXも0.90%安。これは為替が円高に進んだことが嫌気されたものと思われる。JQは0.33%、マザーズは1.88%安。
当道場銘柄はどちらかと言えば高いものが多く、6.14日以降の好調が続いている。
トランザクションが978△87まで急伸の後ダレ安値引けとなったものの、916△25で連日の年初来高値更新。出来高も65万株余と前日の3.2倍強で、本年最多となった。どう見ても、こんなレベルで終わる相場ではないと思うが、そう判断する詳しい根拠等は、株価の動きをにらみつつ、おいおい書いていくつもりである。
インパクトは4345△445と急騰、やはりまともには読めない株である。
エムアップも安い場面もあったのだが終値は2632△50で7連騰。どうにも止まらない状況で日証金の貸借倍率は0.05倍まで低下した。
オーケストラも安い場面もあったのだが終値は1520△15で5連騰。
「新四季報」銘柄では、はてなが3955△110と急伸、大木ヘルスも1155△148まであって1038△71。前日同様、高値と比べて終値の安さが目立つが、それでも両日ともプラスで引ける強さは評価できる。超低PERであり、なおかなりの上げが十分ありえよう。
ネットワン3155▼115、アルファポリス2710▼135、テイカ(推)2411▼78、当道場銘柄ではないがイボキン2962▼233など、ここ大きく上げた銘柄には、急落するものも結構あった。
ブックオフ(推)は1060▼4。1039▼25まで下げる場面もあったが、結局後場の高値引けとなった。強い動きに注目。
21日のNYダウは34ドルの小幅安。CME日経平均先物は129円安。依然、円高傾向は継続、さらにイラン情勢が緊迫の度を強めているのも懸念材料だ。このため原油価格の上昇が続いていて、これも日本株がアメリカ株に比べ弱い要因になっていると推測される。
G20での米中首脳会談も、結果は予断を許さず、以上を総合的に考えると、ここは慎重に行くところだろう。懸念材料が好転するようなら良し、そうでない場合、安易な買いは避け、情勢を慎重に見守りたい。
6厚23日 23時25分記
公表時株価 (寄付値) 6.21日終値
2877 日東ベスト 888△8(900円) 925円
2925 ピックルス 1936△14(1999円) 1994円
3194 キリン堂 1719▼23(1759円) 1720円
3417 大木ヘルス 842▼4(871円) 1038円
3475 グッドコム 1387▼22(1405円) 1438円
3756 豆蔵 1290▼21(1338円) 1309円
3930 はてな 3840△45(3935円) 3955円
3968 セグエG 1280▼5(1306円) 1422円
4284 ソルクシーズ 858▼11(888円) 895円
4999 セメダイン 807△8(820円) 816円
6096 レアジョブ 1600△131(1660円) 1832円
7539 アイナボ 930△6(940円) 958円
7818 トランザクション 844△1(874円) 916円
このように、かなりの好成績になっているわけだが、以下では各銘柄の材料を簡単に書いておこう。
2877 日東ベスト=経常利益は2019年3月期の10.44億円(大幅減益)から20年3月期は15.00億円にV字回復の予想だが、株価はこの時、大した反応を見せなかった。それは21年3月期業績に対する不安があったのかもしれない。新四季報では21年3月期17.00億円と大幅な増益を予想している。これは過去の最高経常利益を更新する数字。
2925 ピックルス=予想経常利益は2020年2月期17.50億円予想(前期は15.61億円)だが来期は19.00億円とさらに好調な伸びを見込む。来期予想実質PERは10倍割れとあり得ない低水準。
3194 キリン堂=予想経常利益は2020年2月期38.50億円予想(前期は29.33億円)と大幅増益予想だが来期は46.50億円と12.1%の2桁増益を見込む。
3417 大木ヘルス=とんでもないPERに放置されていたため、火がついたら大炎上というのが現状だろう。2020年3月期、21年3月期と、業績は順調に伸びる予想。21年3月期の実質1株利益は180.1円予想。時価はこれだけ上げてもPER5.76内に過ぎない。
3475 グッドコム=東京23区で投資用ワンルームマンションを販売。女性公務員に顧客基盤(四季報)と言う。業績も絶好調だが「屋上にドッグランスペース配したマンション新ブランド「スカイラン」立ち上げ。」(新四季報)の記述に注目。
3756 豆蔵=新四季報記載のようにAI、RPA、RPA、産業ロボット等の開発支援続き業績絶好調。2020年3月期の経常利益26.60億円が21年3月期は29.00億円になる予想。
3930 はてな=「20年3月期も漫画表示ソフトの引き合い増。」(新四季報)に注目。2019年7月期の予想経常利益は4.40億円だが20年7月期は5.60億円と大幅増益を見込む。
3968 セグエG=2019年12月期の予想経常利益5.70億円に対し20年12月期は7.00億円に伸びる予想。
4284 ソルクシーズ=「I o Tは需要高まる余地保全に一層注力へ。」(新四季報)に注目。2019年12月期の予想経常利益8.50億円が20年12月期は11.50億円に急増の予想。
4999 セメダイン2020年3月期の予想経常利益15.00億円が21年3月期は18.50億円に急増の予想。
6096 レアジョブ=2020年3月期の予想経常利益2.50億円が21年3月期は4.50億円へ激増の予想。
7539 アイナボ=2019年9月期の予想経常利益は会社が2060億円なのに対し四季報は22.60億円を予想。
7818 トランザクション=「オリジナル雑貨も脱プラスチック追い風にエコバッグやタンブラーの伸びが想定超。」(新四季報)。2019年8月期の予想経常利益は会社が19.28億円なのに対し四季報は20.70億円を予想。四季報は20年8月期は更に2桁増益の22.80億円を予想。
6月23日 20時16分記
21日の相場は、前日のNYダウが大幅高し、史上最高値にあと75ドル余に迫ったにも関わらず、大幅安となった。日経平均は204円(0.95%)安、TOPIXも0.90%安。これは為替が円高に進んだことが嫌気されたものと思われる。JQは0.33%、マザーズは1.88%安。
当道場銘柄はどちらかと言えば高いものが多く、6.14日以降の好調が続いている。
トランザクションが978△87まで急伸の後ダレ安値引けとなったものの、916△25で連日の年初来高値更新。出来高も65万株余と前日の3.2倍強で、本年最多となった。どう見ても、こんなレベルで終わる相場ではないと思うが、そう判断する詳しい根拠等は、株価の動きをにらみつつ、おいおい書いていくつもりである。
インパクトは4345△445と急騰、やはりまともには読めない株である。
エムアップも安い場面もあったのだが終値は2632△50で7連騰。どうにも止まらない状況で日証金の貸借倍率は0.05倍まで低下した。
オーケストラも安い場面もあったのだが終値は1520△15で5連騰。
「新四季報」銘柄では、はてなが3955△110と急伸、大木ヘルスも1155△148まであって1038△71。前日同様、高値と比べて終値の安さが目立つが、それでも両日ともプラスで引ける強さは評価できる。超低PERであり、なおかなりの上げが十分ありえよう。
ネットワン3155▼115、アルファポリス2710▼135、テイカ(推)2411▼78、当道場銘柄ではないがイボキン2962▼233など、ここ大きく上げた銘柄には、急落するものも結構あった。
ブックオフ(推)は1060▼4。1039▼25まで下げる場面もあったが、結局後場の高値引けとなった。強い動きに注目。
21日のNYダウは34ドルの小幅安。CME日経平均先物は129円安。依然、円高傾向は継続、さらにイラン情勢が緊迫の度を強めているのも懸念材料だ。このため原油価格の上昇が続いていて、これも日本株がアメリカ株に比べ弱い要因になっていると推測される。
G20での米中首脳会談も、結果は予断を許さず、以上を総合的に考えると、ここは慎重に行くところだろう。懸念材料が好転するようなら良し、そうでない場合、安易な買いは避け、情勢を慎重に見守りたい。
6厚23日 23時25分記
2019.06.21
トランザクションのIRは大変な価値ありかも
ようやく地合いが当道場向きになってきたようだ。
加えて、幸運の女神も次々と訪れる。いい時というのは、こういうものだろう。
「新四季報から発掘した妙味株」は、発表翌日(19日)は、レアジョブが1902△302(マザーズ値上がり率1位)の暴騰、19日引け後には、セグエGの1部昇格が発表され、同銘柄は1420△105(東証2部値上がり率6位)と急騰した。
そして20日は、引け後トランザクションに好材料(W TOKYOとの資本業務提携締結)が明らかにされPTSでは913△22となっている。
20日は、当道場銘柄は大半の銘柄が上げた。
ブックオフ(推)は高値は1079円で前日につけた年初来高値には1円及ばなかったものの、前日の下げ分をほぼ取り戻す1064△15。空売りは更に増え、日証金の貸借倍率は0.10倍に低下した。21日、1080円高値を抜くと1100円大台乗せから一段高への展望が開けそうだ。リスク許容の方は、強気堅持だろう。下げると泣き言を言うような方は退散する局面。
テイカ(推)、東京応化(推)、日本駐車場(推)もそろって上げた。
「新四季報から・・・」銘柄は、はてな、キリン堂、レアジョブ以外は上げた。
セグエ以外でも大木ヘルスは一時1055△143まであって967△55。
エムアップは2582△202、インパクト3900△180、オーケストラ1505△61などの急伸も目立った。またフィックスターズも2023△37と、ついに2000円大台乗せとなったが、新四季報の来期予想数字が好感されているのかもしれない。
ネットワン、システナの上げがとどまるところを知らない。どちらも年初来高値を更新した。
最後にトランザクションについて書いておこう。
資本業務提携締結と発表した(株)W TOKYOというのは、「東京ガールズコレクション」を2005年から開催している会社である。その筆頭株主が当ブログでもなじみの(懐かしの)(株)ディー・エル・イー(「秘密結社鷹の爪」等)。
トランザクションはW TOKYO株7500株をディー・エル・イーから譲受する(取得価額2.77億円)わけだが、持ち株比率は、私の計算で6.9%になる。
なぜこういう細かいことを書くかと言うと、このW TOKYO株が宝の山になる可能性が十分あるからである。
この3年間の業績推移を見ると売り上げは1458万円→32億7322万円に激増(間違いかと思ったが本当である)、経常利益も-3110万円→1億3810万円と急改善している。そしてこれが肝心なのだが、上場する意向という。
脱プラスチック・エコ関連でもまだ書いていない好材料がいろいろあるのだが、さらにこの材料である。
大いに期待できるという確信を一段と深めた。
来期(2020年8月期)と言ってもあと2ヵ月余りで今期だが、の予想実質1株利益は55.8円。時価のPERは15.97倍に過ぎない。
現在NYダウは200ドル近い大幅高となっている。利下げ期待の上げのようだ。ところが日経平均先物・大証夜間は少し前まではプラスだったのが、現在は53円安となっている。これは一気に大きく円高になってきた(日米金の利差を意識しての円高だろう)。現在1ドル107.5円前後にまでなっている。
6月21日 0時19分記
加えて、幸運の女神も次々と訪れる。いい時というのは、こういうものだろう。
「新四季報から発掘した妙味株」は、発表翌日(19日)は、レアジョブが1902△302(マザーズ値上がり率1位)の暴騰、19日引け後には、セグエGの1部昇格が発表され、同銘柄は1420△105(東証2部値上がり率6位)と急騰した。
そして20日は、引け後トランザクションに好材料(W TOKYOとの資本業務提携締結)が明らかにされPTSでは913△22となっている。
20日は、当道場銘柄は大半の銘柄が上げた。
ブックオフ(推)は高値は1079円で前日につけた年初来高値には1円及ばなかったものの、前日の下げ分をほぼ取り戻す1064△15。空売りは更に増え、日証金の貸借倍率は0.10倍に低下した。21日、1080円高値を抜くと1100円大台乗せから一段高への展望が開けそうだ。リスク許容の方は、強気堅持だろう。下げると泣き言を言うような方は退散する局面。
テイカ(推)、東京応化(推)、日本駐車場(推)もそろって上げた。
「新四季報から・・・」銘柄は、はてな、キリン堂、レアジョブ以外は上げた。
セグエ以外でも大木ヘルスは一時1055△143まであって967△55。
エムアップは2582△202、インパクト3900△180、オーケストラ1505△61などの急伸も目立った。またフィックスターズも2023△37と、ついに2000円大台乗せとなったが、新四季報の来期予想数字が好感されているのかもしれない。
ネットワン、システナの上げがとどまるところを知らない。どちらも年初来高値を更新した。
最後にトランザクションについて書いておこう。
資本業務提携締結と発表した(株)W TOKYOというのは、「東京ガールズコレクション」を2005年から開催している会社である。その筆頭株主が当ブログでもなじみの(懐かしの)(株)ディー・エル・イー(「秘密結社鷹の爪」等)。
トランザクションはW TOKYO株7500株をディー・エル・イーから譲受する(取得価額2.77億円)わけだが、持ち株比率は、私の計算で6.9%になる。
なぜこういう細かいことを書くかと言うと、このW TOKYO株が宝の山になる可能性が十分あるからである。
この3年間の業績推移を見ると売り上げは1458万円→32億7322万円に激増(間違いかと思ったが本当である)、経常利益も-3110万円→1億3810万円と急改善している。そしてこれが肝心なのだが、上場する意向という。
脱プラスチック・エコ関連でもまだ書いていない好材料がいろいろあるのだが、さらにこの材料である。
大いに期待できるという確信を一段と深めた。
来期(2020年8月期)と言ってもあと2ヵ月余りで今期だが、の予想実質1株利益は55.8円。時価のPERは15.97倍に過ぎない。
現在NYダウは200ドル近い大幅高となっている。利下げ期待の上げのようだ。ところが日経平均先物・大証夜間は少し前まではプラスだったのが、現在は53円安となっている。これは一気に大きく円高になってきた(日米金の利差を意識しての円高だろう)。現在1ドル107.5円前後にまでなっている。
6月21日 0時19分記
2019.06.19
レアジョブ暴騰、トランザクションの意外な材料
前日のNYダウは353ドル(1.35%)の大幅高(トランプ・習会談がG20で会談が確定的になったことを好感)だったわけだが、こうした時の常として、日本市場は東証1部に物色が集中、日経平均、TOPIXとも1.7%の大幅高となったが、JQ、マザーズは、それぞれ0.46%、0.70%の上げにとどまった。
ただ東証1部では規模別ではむしろ小型株の方が上昇率は大きかった。
こうした流れを受けて、当道場銘柄は、急伸後の一服となったブックオフ(推)以外は、ほぼ軒並み上げた。
エムアップは「チケット不正転売禁止法」施行(6.14日)で人気化した流れが継続、2380△126と5連騰。
テイカ(推)、東京応化(推)、日本駐車場(推)もそろって上げた。
ネットワン、システナ、TKPも上げたが、ファンデリーは反落。
「新四季報から発掘した妙味株」の19日の株価は、以下のとおり。
2877 日東ベスト 914△26
2925 ピックルス 1973△37
3194 キリン堂 1769△50
3417 大木ヘルス 912△79
3475 グッドコム 1405△18
3756 豆蔵 1332△42
3930 はてな 3895△55
3968 セグエG 1315△35
4284 ソルクシーズ 885△27
4999 セメダイン 815△8
6096 レアジョブ 1902△302
7539 アイナボ 933△3
7818 トランザクション 883△39
全般高もあって、13銘柄すべて上げた。
なかでも圧巻はレアジョブで、マザーズ値上がり率1位(全銘柄でも2位)。
またセグエGは引け後、東証1部昇格が発表され、PTSでは大商いとなっていて現在の株価は1405△90。買った人には思わぬボーナスになった。
【トランザクション】
6.16日付けで、以下のように書いた。
>レジ袋の来年4月有料化方針を世耕経産相が、15日、G20エネルギー・環境閣僚会合で明らかにした。また同会合では海洋プラスチックごみによる汚染問題などへの対策についても議論が交わされた(~16日)。
これに関連する銘柄への関心は市場ではまだあまり盛り上がっていないようだが、私がひそかに注目し、いずれは本命に浮上するのではと考える銘柄がある。
まだ確信が持てないのと、出来高が少なすぎるのと、外部環境がやや不安定なのとで、ここでの公表は控えるが、ヒントだけ書いておこう。2016年の推奨銘柄である。
注=この銘柄がトランザクションなのは、いまさらなのだが、うっかりしていて、その後はっきりとは書いていないので、一応ここで遅ればせながら書いておく。
推奨銘柄にしようか迷っている(すでにかなり上げてしまった)のだが、少なくとも気持ちはそうであり、かなりの相場を予想していると言っておこう。
>レジ袋有料化でエコバッグ需要の急増は必至だが、その本命中の本命が同社なのだから。どうしてそう言えるのか、これについては近々書く予定である。(6.18日)
についてだけ、簡単にふれておこう。
エコバッグを同社が製造しているというので、人気はあるのだろうか、メーカーとしての業界内の位置はどうなんだろうと思い、いろいろ調べた。「エコバッグ売れ筋ランキング」などである。しかし、メーカー、ブランドはもう一体どれだけあることやらと途方に暮れるほどだし、トランザクションのらしいブランドも発見できない。
しかし、ついに決定的なことを発見した。
トランザクションの「決算説明会資料」に踊っていた以下の文句。
日本最大のシェアを誇るエコバッグ
これで確定である。
ところで19日、スーパーバッグの株価が1580△87と大きく上げている。レジ袋有料化で紙袋需要増とみた買いのためだろう。しかし、これは大いなる錯誤だろう。紀伊国屋じゃあるまいし、スーパーが紙袋にするわけがないだろう(紀伊国屋はレジ袋はビニールか紙か選べる)。また消費者の大半はエコバッグ持参に変わるだろう。それより何より実はスーパーバッグの売り上げ構成は紙製品40%、化成品40%で、化成品のほとんどはポリエチレン製レジ袋と推定されるのである。スーパーバッグは不毛のゼロサムゲームをやらされるだけだろう。
そんなこんなでレジ袋有料化の本命はトランザクションに決まりなのである。
6月19日 23時45分記
ただ東証1部では規模別ではむしろ小型株の方が上昇率は大きかった。
こうした流れを受けて、当道場銘柄は、急伸後の一服となったブックオフ(推)以外は、ほぼ軒並み上げた。
エムアップは「チケット不正転売禁止法」施行(6.14日)で人気化した流れが継続、2380△126と5連騰。
テイカ(推)、東京応化(推)、日本駐車場(推)もそろって上げた。
ネットワン、システナ、TKPも上げたが、ファンデリーは反落。
「新四季報から発掘した妙味株」の19日の株価は、以下のとおり。
2877 日東ベスト 914△26
2925 ピックルス 1973△37
3194 キリン堂 1769△50
3417 大木ヘルス 912△79
3475 グッドコム 1405△18
3756 豆蔵 1332△42
3930 はてな 3895△55
3968 セグエG 1315△35
4284 ソルクシーズ 885△27
4999 セメダイン 815△8
6096 レアジョブ 1902△302
7539 アイナボ 933△3
7818 トランザクション 883△39
全般高もあって、13銘柄すべて上げた。
なかでも圧巻はレアジョブで、マザーズ値上がり率1位(全銘柄でも2位)。
またセグエGは引け後、東証1部昇格が発表され、PTSでは大商いとなっていて現在の株価は1405△90。買った人には思わぬボーナスになった。
【トランザクション】
6.16日付けで、以下のように書いた。
>レジ袋の来年4月有料化方針を世耕経産相が、15日、G20エネルギー・環境閣僚会合で明らかにした。また同会合では海洋プラスチックごみによる汚染問題などへの対策についても議論が交わされた(~16日)。
これに関連する銘柄への関心は市場ではまだあまり盛り上がっていないようだが、私がひそかに注目し、いずれは本命に浮上するのではと考える銘柄がある。
まだ確信が持てないのと、出来高が少なすぎるのと、外部環境がやや不安定なのとで、ここでの公表は控えるが、ヒントだけ書いておこう。2016年の推奨銘柄である。
注=この銘柄がトランザクションなのは、いまさらなのだが、うっかりしていて、その後はっきりとは書いていないので、一応ここで遅ればせながら書いておく。
推奨銘柄にしようか迷っている(すでにかなり上げてしまった)のだが、少なくとも気持ちはそうであり、かなりの相場を予想していると言っておこう。
>レジ袋有料化でエコバッグ需要の急増は必至だが、その本命中の本命が同社なのだから。どうしてそう言えるのか、これについては近々書く予定である。(6.18日)
についてだけ、簡単にふれておこう。
エコバッグを同社が製造しているというので、人気はあるのだろうか、メーカーとしての業界内の位置はどうなんだろうと思い、いろいろ調べた。「エコバッグ売れ筋ランキング」などである。しかし、メーカー、ブランドはもう一体どれだけあることやらと途方に暮れるほどだし、トランザクションのらしいブランドも発見できない。
しかし、ついに決定的なことを発見した。
トランザクションの「決算説明会資料」に踊っていた以下の文句。
日本最大のシェアを誇るエコバッグ
これで確定である。
ところで19日、スーパーバッグの株価が1580△87と大きく上げている。レジ袋有料化で紙袋需要増とみた買いのためだろう。しかし、これは大いなる錯誤だろう。紀伊国屋じゃあるまいし、スーパーが紙袋にするわけがないだろう(紀伊国屋はレジ袋はビニールか紙か選べる)。また消費者の大半はエコバッグ持参に変わるだろう。それより何より実はスーパーバッグの売り上げ構成は紙製品40%、化成品40%で、化成品のほとんどはポリエチレン製レジ袋と推定されるのである。スーパーバッグは不毛のゼロサムゲームをやらされるだけだろう。
そんなこんなでレジ袋有料化の本命はトランザクションに決まりなのである。
6月19日 23時45分記
2019.06.18
新四季報から発掘した妙味株
恒例の「新四季報から発掘した妙味株」である。
過去の実績をチェックすれば分かるが、この成績は、本人が驚くほど素晴らしい。
前回(201年3.15日)からはメディアフラッグ(その後インパクトに社名変更)3075円→6220円、オーケストラ831円→1457円などのヒットが生まれた。
前々回(12.16日)もキクカワ(5000円台後半→10270円)が短期に大化けした。
注=ただ短期に急騰した場合、その反動も激しいことが多いことは肝に銘じておこう。
これら以外も大半の銘柄がかなりの上昇を演じているのは、詳しくチェックしている方は、よくご存じのことである。
銘柄をセレクトしている本人が、何回目かから、この事実に気づき、以降、できるだけ多くの銘柄を買うよう心掛けている。
読者諸氏も、以下の13銘柄、全部とは言わないが、せめて最低でも4銘柄は買うようにすることを強くお勧めしておく。
幸い、今回は発売日の18日は、全般が比較的高寄り、特に以下の13銘柄のような四季報である程度注目を浴びた銘柄は、かなりの高寄りとなったわけだが、終値は、下表で分かるように、かなり下押しているので、ラッキーだったとも言えるのである。
2877 日東ベスト 888△8
2925 ピックルス 1936△14
3194 キリン堂 1719▼23
3417 大木ヘルス 842▼4
3475 グッドコム 1387▼22
3756 豆蔵 1290▼21
3930 はてな 3840△45
3968 セグエG 1280▼5
4284 ソルクシーズ 858▼11
4999 セメダイン 807△8
6096 レアジョブ 1600△131
7539 アイナボ 930△6
7818 トランザクション 844△1
各銘柄の注目点は、各自、四季報の当該ページを見られれば、おおよそお分かりになろう。今後、随時、取り上げる際に詳述するつもりである。
材料、業績、株価位置等を総合判断してセレクトしてある。
上記銘柄の内レアジョブだけは大幅高してしまっているので、やや躊躇したのだが、過去、こうした発売当日急伸した銘柄が、えてしてその後大化けしているので、外さず載せた。買う場合は、それなりにリスクも高いことを念頭に置かれたい。
【18日の相場】
日経平均、TOPIXとも0.72%安だったが、実感としては、もっと大きな下げだった。値上がり銘柄数は307にすぎず、値下がり銘柄数は1781の多きを数えた。
そうした中で、当道場銘柄は堅調なものも多く、健闘した。
特にブックオフ(推)は1069円まであって1065△51と大きく上げた。出来高は10日の190900株を大きく上回る259800株に達した。要警戒レベルとも言えるし、またここからがおいしいところかもしれないしで、思案のしどころだろう。日証金の取り組みは空売り急増で大きく良くなっている。貸借倍率は前日の0.35倍から0.16倍(売り残96500株、買い残15500株)に急低下。踏み上げ相場への期待も高まる。四季報予想では来期予想1株利益は77.4円だが実質値(純利益を経常利益の7割とみなす)では104.3円になる。この場合、時価のPERは10.2倍に過ぎない。1100円から1200円、さらには1300円から1500円でも、別に何らおかしくないわけで、株の上値を予想するのは難しいわけである。
ファンデリー、ネットワンも上げたが、これは新四季報で好業績予想が出た効果だろう。
前稿で言及したトランザクションは高寄り後885△42まであったのだが終値は844△1の安値引け。高値掴みになって嘆いている方もあろうが、心配無用だ。レジ袋有料化でエコバッグ需要の急増は必至だが、その本命中の本命が同社なのだから。どうしてそう言えるのか、これについては近々書く予定である。
現在NYダウは300ドルを大きく上回る上げとなっている。19日の市場に期待しよう。
6月18日 23時39分記
過去の実績をチェックすれば分かるが、この成績は、本人が驚くほど素晴らしい。
前回(201年3.15日)からはメディアフラッグ(その後インパクトに社名変更)3075円→6220円、オーケストラ831円→1457円などのヒットが生まれた。
前々回(12.16日)もキクカワ(5000円台後半→10270円)が短期に大化けした。
注=ただ短期に急騰した場合、その反動も激しいことが多いことは肝に銘じておこう。
これら以外も大半の銘柄がかなりの上昇を演じているのは、詳しくチェックしている方は、よくご存じのことである。
銘柄をセレクトしている本人が、何回目かから、この事実に気づき、以降、できるだけ多くの銘柄を買うよう心掛けている。
読者諸氏も、以下の13銘柄、全部とは言わないが、せめて最低でも4銘柄は買うようにすることを強くお勧めしておく。
幸い、今回は発売日の18日は、全般が比較的高寄り、特に以下の13銘柄のような四季報である程度注目を浴びた銘柄は、かなりの高寄りとなったわけだが、終値は、下表で分かるように、かなり下押しているので、ラッキーだったとも言えるのである。
2877 日東ベスト 888△8
2925 ピックルス 1936△14
3194 キリン堂 1719▼23
3417 大木ヘルス 842▼4
3475 グッドコム 1387▼22
3756 豆蔵 1290▼21
3930 はてな 3840△45
3968 セグエG 1280▼5
4284 ソルクシーズ 858▼11
4999 セメダイン 807△8
6096 レアジョブ 1600△131
7539 アイナボ 930△6
7818 トランザクション 844△1
各銘柄の注目点は、各自、四季報の当該ページを見られれば、おおよそお分かりになろう。今後、随時、取り上げる際に詳述するつもりである。
材料、業績、株価位置等を総合判断してセレクトしてある。
上記銘柄の内レアジョブだけは大幅高してしまっているので、やや躊躇したのだが、過去、こうした発売当日急伸した銘柄が、えてしてその後大化けしているので、外さず載せた。買う場合は、それなりにリスクも高いことを念頭に置かれたい。
【18日の相場】
日経平均、TOPIXとも0.72%安だったが、実感としては、もっと大きな下げだった。値上がり銘柄数は307にすぎず、値下がり銘柄数は1781の多きを数えた。
そうした中で、当道場銘柄は堅調なものも多く、健闘した。
特にブックオフ(推)は1069円まであって1065△51と大きく上げた。出来高は10日の190900株を大きく上回る259800株に達した。要警戒レベルとも言えるし、またここからがおいしいところかもしれないしで、思案のしどころだろう。日証金の取り組みは空売り急増で大きく良くなっている。貸借倍率は前日の0.35倍から0.16倍(売り残96500株、買い残15500株)に急低下。踏み上げ相場への期待も高まる。四季報予想では来期予想1株利益は77.4円だが実質値(純利益を経常利益の7割とみなす)では104.3円になる。この場合、時価のPERは10.2倍に過ぎない。1100円から1200円、さらには1300円から1500円でも、別に何らおかしくないわけで、株の上値を予想するのは難しいわけである。
ファンデリー、ネットワンも上げたが、これは新四季報で好業績予想が出た効果だろう。
前稿で言及したトランザクションは高寄り後885△42まであったのだが終値は844△1の安値引け。高値掴みになって嘆いている方もあろうが、心配無用だ。レジ袋有料化でエコバッグ需要の急増は必至だが、その本命中の本命が同社なのだから。どうしてそう言えるのか、これについては近々書く予定である。
現在NYダウは300ドルを大きく上回る上げとなっている。19日の市場に期待しよう。
6月18日 23時39分記
2019.06.18
ブックオフは今期も経常13%の大幅増益予想(新四季報)
目がちょっとしょぼつくが、今ようやく、四季報を、ほぼ読了。
有望銘柄について等は次回までお待ち願う。
ここでは、簡単に、これまで取り上げてきたいくつかの銘柄に関して、どう書いてあるかを紹介しよう。
システナ=2020年3月期の予想経常利益は会社76.2億円(四季報76.0億円は丸めただけ)。21年3月期予想は82.0億円と大きく伸びる予想。
テイカ(推)=2020年3月期の予想経常利益は会社・四季報とも70.0億円。21年3月期予想は75.0億円予想。普通増配+100周年記念配期待とある。
太平製作(推)=待ちに待たれながら発売が遅れていた合板機械だが「中・大型機種の開発進む。19年度内投入、20年度に貢献。」と、初めて具体的販売スケジュールが明らかになった。
ネットワン=2020年3月期の予想経常利益は会社・四季報とも150億円。21年3月期予想は170億円の大幅増益予想。
ブックオフ(推)=2020年3月期の予想経常利益は会社・四季報とも23億円。21年3月期予想は13%増の26億円予想。「22年度まで4年間で100億円投資。」とある。
トランザクション=あえて書かないが、なぜここにこの銘柄が出てくるかは、賢明な読者はお分かりになるだろう。
2019年8月期の予想経常利益は会社19.28億円に対し四季報20.70億円。20年8月期予想は22.8億円と2桁増益。
「エコバッグ自社ブランドを4月大幅刷新。(中略)さらなる売り上げ拡大を目指す。」とある。
6月18日 2時03分記
有望銘柄について等は次回までお待ち願う。
ここでは、簡単に、これまで取り上げてきたいくつかの銘柄に関して、どう書いてあるかを紹介しよう。
システナ=2020年3月期の予想経常利益は会社76.2億円(四季報76.0億円は丸めただけ)。21年3月期予想は82.0億円と大きく伸びる予想。
テイカ(推)=2020年3月期の予想経常利益は会社・四季報とも70.0億円。21年3月期予想は75.0億円予想。普通増配+100周年記念配期待とある。
太平製作(推)=待ちに待たれながら発売が遅れていた合板機械だが「中・大型機種の開発進む。19年度内投入、20年度に貢献。」と、初めて具体的販売スケジュールが明らかになった。
ネットワン=2020年3月期の予想経常利益は会社・四季報とも150億円。21年3月期予想は170億円の大幅増益予想。
ブックオフ(推)=2020年3月期の予想経常利益は会社・四季報とも23億円。21年3月期予想は13%増の26億円予想。「22年度まで4年間で100億円投資。」とある。
トランザクション=あえて書かないが、なぜここにこの銘柄が出てくるかは、賢明な読者はお分かりになるだろう。
2019年8月期の予想経常利益は会社19.28億円に対し四季報20.70億円。20年8月期予想は22.8億円と2桁増益。
「エコバッグ自社ブランドを4月大幅刷新。(中略)さらなる売り上げ拡大を目指す。」とある。
6月18日 2時03分記