2019.01.30
日本駐車場開発
2353 日本駐車場開発(東証1部)
株価 156△2(1月30日終値)
出来高=1480500株(1月30日) (売買単位=100株)
PER=15.4倍(2020年7月期予想実質値)
201年12月25日=128円~212円=2018年01月15日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
「新四季報から発掘した妙味株」であり、これまで再三言及してきたので、お持ちの方もかなりあろう。
ここであえて推奨するのには、訳がある。じりじりと値を上げてくる動きに刺激され、当社について色々調べているわけだが、そうすると出てくるわ出てくるわで、そのポテンシャルというか、将来性に驚嘆、早目に推奨しようと思いつつ、連騰続きなので、一息入れたところをと思っていたわけだが、そうしたら29日の「ガイアの夜明け」が、当社を取り上げた。
困ったことをしてくれると思ったが、30日の株価は159円まであったが終値は156△2と比較的穏やかなものだった。
「ガイアの夜明け」が取り上げたのは、白馬岩岳地区の古民家再生に奔走する白馬観光開発社長の和田寛氏(元キャリア官僚)の挑戦(それにマリオットグループの高級ホテル開業も)。
ただ、白馬観光開発と言っても、視聴者はまず分からないだろう。2012年9月に、日本スキー場開発(日本駐車場開発の子会社)が、白馬観光開発の株式を東急電鉄から取得。つまり白馬観光開発は日本駐車場開発の孫会社になったわけである。
この辺のことが理解されていて白馬観光開発=日本駐車場開発と分かれば、株価は30日大幅高となっていた可能性が大だ。
今や白馬は第2のニセコと言っていいような状況のようで、オーストラリアをはじめアジアからもスキー客はじめ大量の観光客が押し掛ける状況となっている。
三段紅葉が売り物の山頂テラス、また天空ゆり園なども人気で冬季以外の集客も順調なようだ。
>白馬エリアの宿泊施設は、経営者の高齢化や後継者・人手不足などの理由から減少が目立ち始め、特に高級志向なハイエンドの観光客をターゲットとした宿泊施設が足りておらず、繁忙期の宿泊客の受け入れ等が困難な状況になりつつあります。
こうした背景から、白馬観光開発株式会社は、ALL信州観光活性化ファンド、NECキャピタルソリューション株式会社、FUNNY株式会社と連携して、古くからのせせらぎや水車、神社や古民家などの自然資源と伝統的景観が残る白馬岩岳の“街並み”を一体的なリゾートとして捉え直した新しい事業モデルを推進し、インバウンドを含む富裕層を地方の観光地へ誘致する「自然と伝統の融合した白馬岩岳の街並み活性化株式会社」を8月30日に設立し、ハイエンドの観光客にもご満足いただける「高級古民家リゾート」の開発・運営を開始いたします。(白馬観光開発株式会社)
しかし私が同社株に注目するのは、この材料より、むしろ駐車場事業の海外展開が好調に伸びていて、今後、これが収益の柱になり、同社が高収益の優良企業に変貌するだろうということの方である。
現在売り上げの58%が駐車場である。うち、海外(アジア各国)は約1割だが、中期目標では、これを5割にする。
>海外駐車場事業においては、当社グループが進出しているタイ・中国・韓国・インドネシア・台湾・米国において、駐車場の供給不足の問題や、駐車場の利便性・サービスの質に対する不満等に対して、当社の強みである不稼働駐車場の収益化や高品質な駐車場運営サービスへの需要は依然として高い水準にあります。(2019年7月期第1四半期決算短信)
こんな相場では手元不如意の方もおられようが、低位のうえ100株単位なので、是が非でも保有株に加えたい。サンバイオショックで、マザーズ銘柄、夢ばかりで実態の伴わない銘柄は敬遠される。超低位でここ連騰中とはいえ、なお底値圏を脱したばかりのこの株は、人気を集める素質十分である。
1月30日 20時29分記
30日の相場は、小型株に限れば、まさにサンバイオ(8710▼3000)ショックという感じだった。マザーズは8.09%の暴落。マザーズの値下がり銘柄数は275、対して値上がりは4だけだった。日経平均、TOPIXの下落率はそれぞれ0.52%、0.41%と小さかったが、これは主力大型株が比較的堅調だったためで、大半の銘柄は値下がりした(値上がり351、値下がり1730)。
サンバイオ25.6%、オンコリス17.8%、メドレックス14.4%などマザーズのバイオ関連銘柄の値下がりがきつかったわけだが、破産しそうな人が、なんでもいいからお金になりそうなものから叩き売る(追い証回避等のため)という感じで、その思わぬとばっちりを受けたのかもしれないのが、キクカワ。前場終値は9310▼340だったが、13時過ぎくらいから雲行きがおかしくなり、13時44分には8270▼1380まで急落した。その後は戻し終値は8960▼690。
フィックスターズ(推)やシェアテクなど一時はプラス圏にいた銘柄もほとんどがマイナスで終えた。サンバイオからのもらい火と理解するところだ。
そうした中、日本駐車場開発(日駐)156△2、サンフロンティア不1193△1、コシダカ1486±0の強さが際立った。
現在、日経平均先物は大幅高となっている。このまま行けば、30日、理不尽に大幅安を余儀なくされたキクカワ、フィックスターズ、逆行高した日駐、サンフロ、踏ん張ったコシダカ、太平製作(推)などは、特に期待できそうだ。
1月30日 23時43分記
株価 156△2(1月30日終値)
出来高=1480500株(1月30日) (売買単位=100株)
PER=15.4倍(2020年7月期予想実質値)
201年12月25日=128円~212円=2018年01月15日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
「新四季報から発掘した妙味株」であり、これまで再三言及してきたので、お持ちの方もかなりあろう。
ここであえて推奨するのには、訳がある。じりじりと値を上げてくる動きに刺激され、当社について色々調べているわけだが、そうすると出てくるわ出てくるわで、そのポテンシャルというか、将来性に驚嘆、早目に推奨しようと思いつつ、連騰続きなので、一息入れたところをと思っていたわけだが、そうしたら29日の「ガイアの夜明け」が、当社を取り上げた。
困ったことをしてくれると思ったが、30日の株価は159円まであったが終値は156△2と比較的穏やかなものだった。
「ガイアの夜明け」が取り上げたのは、白馬岩岳地区の古民家再生に奔走する白馬観光開発社長の和田寛氏(元キャリア官僚)の挑戦(それにマリオットグループの高級ホテル開業も)。
ただ、白馬観光開発と言っても、視聴者はまず分からないだろう。2012年9月に、日本スキー場開発(日本駐車場開発の子会社)が、白馬観光開発の株式を東急電鉄から取得。つまり白馬観光開発は日本駐車場開発の孫会社になったわけである。
この辺のことが理解されていて白馬観光開発=日本駐車場開発と分かれば、株価は30日大幅高となっていた可能性が大だ。
今や白馬は第2のニセコと言っていいような状況のようで、オーストラリアをはじめアジアからもスキー客はじめ大量の観光客が押し掛ける状況となっている。
三段紅葉が売り物の山頂テラス、また天空ゆり園なども人気で冬季以外の集客も順調なようだ。
>白馬エリアの宿泊施設は、経営者の高齢化や後継者・人手不足などの理由から減少が目立ち始め、特に高級志向なハイエンドの観光客をターゲットとした宿泊施設が足りておらず、繁忙期の宿泊客の受け入れ等が困難な状況になりつつあります。
こうした背景から、白馬観光開発株式会社は、ALL信州観光活性化ファンド、NECキャピタルソリューション株式会社、FUNNY株式会社と連携して、古くからのせせらぎや水車、神社や古民家などの自然資源と伝統的景観が残る白馬岩岳の“街並み”を一体的なリゾートとして捉え直した新しい事業モデルを推進し、インバウンドを含む富裕層を地方の観光地へ誘致する「自然と伝統の融合した白馬岩岳の街並み活性化株式会社」を8月30日に設立し、ハイエンドの観光客にもご満足いただける「高級古民家リゾート」の開発・運営を開始いたします。(白馬観光開発株式会社)
しかし私が同社株に注目するのは、この材料より、むしろ駐車場事業の海外展開が好調に伸びていて、今後、これが収益の柱になり、同社が高収益の優良企業に変貌するだろうということの方である。
現在売り上げの58%が駐車場である。うち、海外(アジア各国)は約1割だが、中期目標では、これを5割にする。
>海外駐車場事業においては、当社グループが進出しているタイ・中国・韓国・インドネシア・台湾・米国において、駐車場の供給不足の問題や、駐車場の利便性・サービスの質に対する不満等に対して、当社の強みである不稼働駐車場の収益化や高品質な駐車場運営サービスへの需要は依然として高い水準にあります。(2019年7月期第1四半期決算短信)
こんな相場では手元不如意の方もおられようが、低位のうえ100株単位なので、是が非でも保有株に加えたい。サンバイオショックで、マザーズ銘柄、夢ばかりで実態の伴わない銘柄は敬遠される。超低位でここ連騰中とはいえ、なお底値圏を脱したばかりのこの株は、人気を集める素質十分である。
1月30日 20時29分記
30日の相場は、小型株に限れば、まさにサンバイオ(8710▼3000)ショックという感じだった。マザーズは8.09%の暴落。マザーズの値下がり銘柄数は275、対して値上がりは4だけだった。日経平均、TOPIXの下落率はそれぞれ0.52%、0.41%と小さかったが、これは主力大型株が比較的堅調だったためで、大半の銘柄は値下がりした(値上がり351、値下がり1730)。
サンバイオ25.6%、オンコリス17.8%、メドレックス14.4%などマザーズのバイオ関連銘柄の値下がりがきつかったわけだが、破産しそうな人が、なんでもいいからお金になりそうなものから叩き売る(追い証回避等のため)という感じで、その思わぬとばっちりを受けたのかもしれないのが、キクカワ。前場終値は9310▼340だったが、13時過ぎくらいから雲行きがおかしくなり、13時44分には8270▼1380まで急落した。その後は戻し終値は8960▼690。
フィックスターズ(推)やシェアテクなど一時はプラス圏にいた銘柄もほとんどがマイナスで終えた。サンバイオからのもらい火と理解するところだ。
そうした中、日本駐車場開発(日駐)156△2、サンフロンティア不1193△1、コシダカ1486±0の強さが際立った。
現在、日経平均先物は大幅高となっている。このまま行けば、30日、理不尽に大幅安を余儀なくされたキクカワ、フィックスターズ、逆行高した日駐、サンフロ、踏ん張ったコシダカ、太平製作(推)などは、特に期待できそうだ。
1月30日 23時43分記
2019.01.30
太平製作は米州で売り上げ急増の方向
予測不能の相場が続くわけだが、29日も前日のNYダウ209ドル(0.84%)安もものともせず、日経平均は260円近い下げからじりじり戻し結局16円高で終えた。大型株指数はわずかながらもマイナスだったが、中型、小型株指数はプラスだった。JQはわずかにマイナス、マザーズは1.22%のプラスだった。
こういう状況下、当道場銘柄は、まちまちながら、主力どころは堅調なものが多かった。
フィックスターズ(推)は1358▼45まで下げる場面があったが1419△16。終値としては昨年10.22日以来の水準となる。出来高の少なさが気にならないではないが、この会社の将来性からすれば、やはり上を目指す動きだろう。あわよくば、大出世株になるかもしれない。
コシダカが1486△65と急伸した。こちらも終値としては昨年12.04日以来の水準となる。11.29日につけた1559円の戻り高値が意識されるところだ。輸出関連は手を出しづらく内需も業績不安を抱えるところが多い。そうした中で、文句のない好業績で外部環境にも左右されにくい当社は安心して投資できる数少ない銘柄の代表として、人気化する素地がある。
メンバーズ、サンフロンティア不動産は引けにかけ戻し、ともにプラスで終えた。日本駐車場開発は154△3で7連騰となった。
ツナグ・ソリューション、MSJなどは下げた。やはり、動きのいいものに乗り、動きの悪いものは警戒したほうがいいだろう。
シェアテクは前日の100円安に続きこの日も1305▼92まであって1339▼58。分かりにくい動きに解説のしようもない。見捨てようとすると戻し期待すると肩透かしを食うということか。ただし、どちらかと言えば上とみるが。
太平製作(推)は小動きで終値は3010△19。
ここでは同社の海外売り上げについて書こう。海外売上比率は約30%と、かなりのものがある。東南アジア、北米が主な地域である。
2020年3月期は北米及び南米向け(つまり米州向け)の輸出を大きく伸ばす計画である。2019年の同地域の売り上げ約10億円(予想)を20年3月期には20億円超にまで伸ばす目標を掲げている。同社の年間総売り上げは2018年3月期約72億円、19年3月期77億円予想だから、この米州向け売り上げを10億円超(20億円超-10億円)伸ばすというのは、非常に高い伸びである。
同社の総売り上げは2019年3月期の77億円予想に対し、20年3月期は四季報は78億円としているが、上記のように米州向け売り上げが10億円超増えれば、20年3月期87億円以上になる(他の売り上げが横ばいの想定)。
10億円超伸ばすのはやや無理があるにしても、それなりに伸びるとみていいだろう。となれば、20年3月期の売り上げは78億円の四季報予想は大幅に超過、連れて利益も大きく増加するとみるところだろう。
つまり20年3月期の予想経常利益8.8億円(19年3月期は同8.6億円)は9.5億円とか10億円、あるいはそれ以上になる可能性が十分あるわけである。
キクカワは9650▼90と小幅安。急騰後の日柄整理が続いているわけだが、これの終了も時間の問題だろう。そう遠くない日に一気に行くという展開も念頭に見ていこう。
マザーズの時価総額1位のサンバイオに悪材料が出てPTSでは8710▼3000のストップ安で大量の売りが出ている。さらに大幅安必至と思われ、マザーズには逆風が吹く。
これがきっかけで、まともな好業績銘柄、低PERに放置されている割安銘柄が見直されるといいのだが。
1月30日 0時13分記
こういう状況下、当道場銘柄は、まちまちながら、主力どころは堅調なものが多かった。
フィックスターズ(推)は1358▼45まで下げる場面があったが1419△16。終値としては昨年10.22日以来の水準となる。出来高の少なさが気にならないではないが、この会社の将来性からすれば、やはり上を目指す動きだろう。あわよくば、大出世株になるかもしれない。
コシダカが1486△65と急伸した。こちらも終値としては昨年12.04日以来の水準となる。11.29日につけた1559円の戻り高値が意識されるところだ。輸出関連は手を出しづらく内需も業績不安を抱えるところが多い。そうした中で、文句のない好業績で外部環境にも左右されにくい当社は安心して投資できる数少ない銘柄の代表として、人気化する素地がある。
メンバーズ、サンフロンティア不動産は引けにかけ戻し、ともにプラスで終えた。日本駐車場開発は154△3で7連騰となった。
ツナグ・ソリューション、MSJなどは下げた。やはり、動きのいいものに乗り、動きの悪いものは警戒したほうがいいだろう。
シェアテクは前日の100円安に続きこの日も1305▼92まであって1339▼58。分かりにくい動きに解説のしようもない。見捨てようとすると戻し期待すると肩透かしを食うということか。ただし、どちらかと言えば上とみるが。
太平製作(推)は小動きで終値は3010△19。
ここでは同社の海外売り上げについて書こう。海外売上比率は約30%と、かなりのものがある。東南アジア、北米が主な地域である。
2020年3月期は北米及び南米向け(つまり米州向け)の輸出を大きく伸ばす計画である。2019年の同地域の売り上げ約10億円(予想)を20年3月期には20億円超にまで伸ばす目標を掲げている。同社の年間総売り上げは2018年3月期約72億円、19年3月期77億円予想だから、この米州向け売り上げを10億円超(20億円超-10億円)伸ばすというのは、非常に高い伸びである。
同社の総売り上げは2019年3月期の77億円予想に対し、20年3月期は四季報は78億円としているが、上記のように米州向け売り上げが10億円超増えれば、20年3月期87億円以上になる(他の売り上げが横ばいの想定)。
10億円超伸ばすのはやや無理があるにしても、それなりに伸びるとみていいだろう。となれば、20年3月期の売り上げは78億円の四季報予想は大幅に超過、連れて利益も大きく増加するとみるところだろう。
つまり20年3月期の予想経常利益8.8億円(19年3月期は同8.6億円)は9.5億円とか10億円、あるいはそれ以上になる可能性が十分あるわけである。
キクカワは9650▼90と小幅安。急騰後の日柄整理が続いているわけだが、これの終了も時間の問題だろう。そう遠くない日に一気に行くという展開も念頭に見ていこう。
マザーズの時価総額1位のサンバイオに悪材料が出てPTSでは8710▼3000のストップ安で大量の売りが出ている。さらに大幅安必至と思われ、マザーズには逆風が吹く。
これがきっかけで、まともな好業績銘柄、低PERに放置されている割安銘柄が見直されるといいのだが。
1月30日 0時13分記
2019.01.28
太平製作所
6342 太平製作所(東証2部)
株価 2991▼154(1月28日終値)
出来高=27700株(1月28日) (売買単位=100株)
PER=6.5倍(2020年3月期予想実質値)
2018年12月25日=2002円~3190円=2019年01月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
24日に「気持ちは推奨銘柄なのだが」として紹介した銘柄である。
その後25日は3075▼10で寄り付き終値は3145△60と上げた。28日は高値更新となる3190円まであったわけだが、その後、大量の売りに急落2959円まであって終値は2991▼154。
注目すべきは28日の27700株という出来高である。当ブログで取り上げて以降の最多出来高は25日の18900株である。この1.5倍近い大商いになったわけである。
想像するに、当ブログなど知らない投資家で、ここに来ての大幅高に喜んで、売り場を探していた向きが、ここは天井だと一気に売ってきたのだろう。
ならばよし、これだけの出来高なら、遠慮せず、堂々と正面から攻めてみようと、ここで推奨銘柄にしたわけである。
とりあえず、前稿で軽く書いたほとんど市場で評価されていない4つの材料について書こう。
①省エネ・省人化した新鋭機を開発中
②今期は前期比30円増配の80円配当を予定。利回りは2.67%になる。注目すべきは3月末、年1回配当であること。
③来期は北米向け輸出20億円超目標だが、前期の10億円に比べ10億円以上の増加になる。同社の売り上げ規模からすると、非常にインパクトがある金額である。
④中高層公共建築の木造回帰をにらみ関連機械を開発中。
①は特に大きな材料になるはずだが、こうしたことを含め、詳しくは次回以降に譲る。
一つだけ、書いておきたいことがある。
28日の日経朝刊に三井ホームが全面広告を打っている。
三井ホームの木造施設建築、日本中へ
医療・福祉・施設建築 5000件以上の実績
として、代表的な建築物の写真を掲載している。5階建ての特別養護老人ホーム(東京)等、3階建て以上のこれまでほとんど見られなかった木造中層建築の雄姿は圧巻である。
このように、今や公共建築物に限らず、民間でもこのように中層大型建築が続々建てられ始めているわけである。
となれば、当然、太平製作、あるいはキクカワの出番であり、この2社にとってまたとない経営環境なのもうなずけるわけである。
1月28日 20時02分記
どうも分かりにくい相場が続く。
28日も(当道場銘柄以外を含む)太平製作2991▼154、シェアテク1397▼100、フィル・カンパニー4725▼190、ブレインパッド5850▼370、アセンテック3870▼275、マネジメントソリューションズ(MSOL)5060▼560など、たいしたした理由もなく大幅安する銘柄が続出した。これらは25日に大きく上げた銘柄が多く、結局、上げたから下げたとでも言うしかない。逆に言えば上げた時は買いは避けるのがいいということになりそうだが、上げると強気になるのが投資家心理で、なかなか実行は難しいわけである。
サンフロンティア不動産1187△6、日本駐車場開発151△2は上げたが、メンバーズは19円高までありながら1096▼18と反落した。
いずれにせよ、こういう非論理的な相場なので、一段と慎重に行けということだろう。
NYダウとの関連も、最近はぐじゃぐじゃとしか言いようがなく、それであまりふれないわけだが、現在はNYダウは350ドル前後の値下がりとなっていて、つれて日経平均先物も100円を超す値下がりとなっている。
1月28日 23時43分記
-
株価 2991▼154(1月28日終値)
出来高=27700株(1月28日) (売買単位=100株)
PER=6.5倍(2020年3月期予想実質値)
2018年12月25日=2002円~3190円=2019年01月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
24日に「気持ちは推奨銘柄なのだが」として紹介した銘柄である。
その後25日は3075▼10で寄り付き終値は3145△60と上げた。28日は高値更新となる3190円まであったわけだが、その後、大量の売りに急落2959円まであって終値は2991▼154。
注目すべきは28日の27700株という出来高である。当ブログで取り上げて以降の最多出来高は25日の18900株である。この1.5倍近い大商いになったわけである。
想像するに、当ブログなど知らない投資家で、ここに来ての大幅高に喜んで、売り場を探していた向きが、ここは天井だと一気に売ってきたのだろう。
ならばよし、これだけの出来高なら、遠慮せず、堂々と正面から攻めてみようと、ここで推奨銘柄にしたわけである。
とりあえず、前稿で軽く書いたほとんど市場で評価されていない4つの材料について書こう。
①省エネ・省人化した新鋭機を開発中
②今期は前期比30円増配の80円配当を予定。利回りは2.67%になる。注目すべきは3月末、年1回配当であること。
③来期は北米向け輸出20億円超目標だが、前期の10億円に比べ10億円以上の増加になる。同社の売り上げ規模からすると、非常にインパクトがある金額である。
④中高層公共建築の木造回帰をにらみ関連機械を開発中。
①は特に大きな材料になるはずだが、こうしたことを含め、詳しくは次回以降に譲る。
一つだけ、書いておきたいことがある。
28日の日経朝刊に三井ホームが全面広告を打っている。
三井ホームの木造施設建築、日本中へ
医療・福祉・施設建築 5000件以上の実績
として、代表的な建築物の写真を掲載している。5階建ての特別養護老人ホーム(東京)等、3階建て以上のこれまでほとんど見られなかった木造中層建築の雄姿は圧巻である。
このように、今や公共建築物に限らず、民間でもこのように中層大型建築が続々建てられ始めているわけである。
となれば、当然、太平製作、あるいはキクカワの出番であり、この2社にとってまたとない経営環境なのもうなずけるわけである。
1月28日 20時02分記
どうも分かりにくい相場が続く。
28日も(当道場銘柄以外を含む)太平製作2991▼154、シェアテク1397▼100、フィル・カンパニー4725▼190、ブレインパッド5850▼370、アセンテック3870▼275、マネジメントソリューションズ(MSOL)5060▼560など、たいしたした理由もなく大幅安する銘柄が続出した。これらは25日に大きく上げた銘柄が多く、結局、上げたから下げたとでも言うしかない。逆に言えば上げた時は買いは避けるのがいいということになりそうだが、上げると強気になるのが投資家心理で、なかなか実行は難しいわけである。
サンフロンティア不動産1187△6、日本駐車場開発151△2は上げたが、メンバーズは19円高までありながら1096▼18と反落した。
いずれにせよ、こういう非論理的な相場なので、一段と慎重に行けということだろう。
NYダウとの関連も、最近はぐじゃぐじゃとしか言いようがなく、それであまりふれないわけだが、現在はNYダウは350ドル前後の値下がりとなっていて、つれて日経平均先物も100円を超す値下がりとなっている。
1月28日 23時43分記
-
2019.01.27
太平製作、キクカワ、フィックスターズの3本柱で攻める
最近の相場は、予想を上回って強い。特に小型株は、ここに来て昨年の惨状を回復するかのように、堅調だ。とは言え指数等で比較すると、それほどではないが(指数等が当てにならないこともあって)、実態としては強い動きである。特に当道場銘柄は、ほぼそろって、底値からの回復軌道に乗ったようで、フィックスターズ(推)を筆頭に出直りに邁進している。
内外の種々の状況(経済指標、米中をはじめとする経済・政治情勢)を見た場合、依然楽観を許さない状況であり依然、現在のアメリカや日本の株価に一抹の不安を抱く投資家は多いだろう。むしろそれが当然だろうが、それでも、現在こういう株価にあるという事実を踏まえ、いたずらに弱気になるのではなく、警戒は怠らない前提で、この相場に乗って行くところだろう。
前稿で買いを勧めた(もちろん過去のブログで書いたように1.16日、遅くも17日には気づいて買うのを検討してほしかったわけである)(株式投資では、特に小型株の場合先手必勝である)太平製作は3075▼10で始まり終値は3145△60で昨年来高値を更新した。
幸い、3080円(だったと記憶する)に大量の売り物が立ち合い開始前から出されていて、これにおじけづいた投資家もあったはずで、このように安寄りしたわけで、まさにこれまで買いそびれていた方に天与の買い場を与えてくれる形となった。
しかし、こういう大量の売りはえてしてその後の上昇相場の燃料になる。
私の行動を差し支えない範囲で公開しよう。
3080円を一気に突破するエネルギーは寄り前の板からなしとみて、3005円~3065円までほぼ100株~200単位で、計2000株弱の買い注文を出し、300株だけ約定。その後様子を見ていたら、3040円が安値となり大量売りのある3080円も少しずつ買われていく。小生も200株だけ買った。さらに買いが出て3080円の残りもかなり減ってきたので、ここは待ったなしとみたので、思い切って500株、500株と別の証券会社経由で買いを出し約定。直後に3080円買いとなり、間一髪3080円買いは間に合ったわけである。
太平製作には、まだほとんど知られていない(未知という意味ではなくほぼ市場で評価されていないという意味)4つの材料がある。キクカワと比べての出遅れとこの4つの材料の評価から、株価はとりあえず2017年6月につけた3240円更新となりそうだ。その次には2015年8月につけた3720円というに格好の目標がある。
外部環境に大きく左右されるわけだが、ここまでは控えめな目標とみている。そしてキクカワの人気、そして木材関連の人気次第では来期予想実質PER10倍の4590円もなくはないだろう。
キクカワは高値10270円をつけたのが1.21日で、この日が終値でも9850円の高値となっている。その後高値圏での保ち合いが続くわけだが、そろそろ上っぱなれる機が熟しているように見えなくもない。
希望的観測を示せば、とりあえず11000円乗せ。その後来期予想実質PER10倍の12310円。
ただ、こうした小型株の場合、一気に吹き上げとんでもない高値をつけたりもするわけだが、その高株価に滞留する時間は極端に短いことが常なので、購入時から出口戦略についても考えておくのが望まれる。
フィックスターズは1406△44と4連騰。終値での1400円大台乗せは昨年10.24日以来である。。この日つけたザラ場高値1450円、その前日付けた同1475円を抜けば、いよいよ1500円大台挑戦が見えてくる。
それが可能な材料性、有望性を秘めた銘柄だろう。
シェアテクの動きもいい。終値では1.18日につけた1500円に届かなかったが、ザラ場高値では1.21日につけた1527円を上回り昨年12.17日以来の高値となった。
第2のライザップかという根拠に乏しい見方がおかしいとなれば、今期、来期の大増益予想を見直す動きが一段と強まろう。
私は新四季報を読んで、すべての銘柄の中での最有望銘柄として、1番手にキクカワ2番手にシェアテクを挙げた。
1番手のキクカワは予想通りの暴騰を見せた。
2番手のシェアテクも、四季報の予想数字(経常利益())、2018年9月期の5.39億円に対し19年9月期16.2億円(会社予想も同じ)、、20年9月期26.2億円に対する信憑性が増せば、株価は居所を大きく変え、2000円大台回復から、あわよくば昨年来高値2753円。挑戦もあっておかしくない。
新四季報から発掘した妙味株では、サンフロンティア不動産が、要注目の動きになってきた。25日は1181△9と3連騰。新四季報発売後では12.14日につけた1197円に迫り、終値としては発売後の高値を更新した。2019年3月期の予想経常利益は会社予想は118.0億円(前期比9.7%増益)だが四季報は130.0億円予想だ。これは達成可能、さらなる上乗せもありうるというのが、私の読みであり妙味株にした理由だ。
日本駐車場開発も149△3で、変わらずをはさみ5連騰、出来高も急増しており、面白い動きになってきた。海外で駐車場を急ピッチで展開しているわけだが、この戦略が実を結べば、株価も超低位だけに面白いことになりそうだ。
コシダカは1417▼36と下げたが、、やきもきさせながらも、大勢としては上昇相場にあるとみる。
1月27日 23時11分記
内外の種々の状況(経済指標、米中をはじめとする経済・政治情勢)を見た場合、依然楽観を許さない状況であり依然、現在のアメリカや日本の株価に一抹の不安を抱く投資家は多いだろう。むしろそれが当然だろうが、それでも、現在こういう株価にあるという事実を踏まえ、いたずらに弱気になるのではなく、警戒は怠らない前提で、この相場に乗って行くところだろう。
前稿で買いを勧めた(もちろん過去のブログで書いたように1.16日、遅くも17日には気づいて買うのを検討してほしかったわけである)(株式投資では、特に小型株の場合先手必勝である)太平製作は3075▼10で始まり終値は3145△60で昨年来高値を更新した。
幸い、3080円(だったと記憶する)に大量の売り物が立ち合い開始前から出されていて、これにおじけづいた投資家もあったはずで、このように安寄りしたわけで、まさにこれまで買いそびれていた方に天与の買い場を与えてくれる形となった。
しかし、こういう大量の売りはえてしてその後の上昇相場の燃料になる。
私の行動を差し支えない範囲で公開しよう。
3080円を一気に突破するエネルギーは寄り前の板からなしとみて、3005円~3065円までほぼ100株~200単位で、計2000株弱の買い注文を出し、300株だけ約定。その後様子を見ていたら、3040円が安値となり大量売りのある3080円も少しずつ買われていく。小生も200株だけ買った。さらに買いが出て3080円の残りもかなり減ってきたので、ここは待ったなしとみたので、思い切って500株、500株と別の証券会社経由で買いを出し約定。直後に3080円買いとなり、間一髪3080円買いは間に合ったわけである。
太平製作には、まだほとんど知られていない(未知という意味ではなくほぼ市場で評価されていないという意味)4つの材料がある。キクカワと比べての出遅れとこの4つの材料の評価から、株価はとりあえず2017年6月につけた3240円更新となりそうだ。その次には2015年8月につけた3720円というに格好の目標がある。
外部環境に大きく左右されるわけだが、ここまでは控えめな目標とみている。そしてキクカワの人気、そして木材関連の人気次第では来期予想実質PER10倍の4590円もなくはないだろう。
キクカワは高値10270円をつけたのが1.21日で、この日が終値でも9850円の高値となっている。その後高値圏での保ち合いが続くわけだが、そろそろ上っぱなれる機が熟しているように見えなくもない。
希望的観測を示せば、とりあえず11000円乗せ。その後来期予想実質PER10倍の12310円。
ただ、こうした小型株の場合、一気に吹き上げとんでもない高値をつけたりもするわけだが、その高株価に滞留する時間は極端に短いことが常なので、購入時から出口戦略についても考えておくのが望まれる。
フィックスターズは1406△44と4連騰。終値での1400円大台乗せは昨年10.24日以来である。。この日つけたザラ場高値1450円、その前日付けた同1475円を抜けば、いよいよ1500円大台挑戦が見えてくる。
それが可能な材料性、有望性を秘めた銘柄だろう。
シェアテクの動きもいい。終値では1.18日につけた1500円に届かなかったが、ザラ場高値では1.21日につけた1527円を上回り昨年12.17日以来の高値となった。
第2のライザップかという根拠に乏しい見方がおかしいとなれば、今期、来期の大増益予想を見直す動きが一段と強まろう。
私は新四季報を読んで、すべての銘柄の中での最有望銘柄として、1番手にキクカワ2番手にシェアテクを挙げた。
1番手のキクカワは予想通りの暴騰を見せた。
2番手のシェアテクも、四季報の予想数字(経常利益())、2018年9月期の5.39億円に対し19年9月期16.2億円(会社予想も同じ)、、20年9月期26.2億円に対する信憑性が増せば、株価は居所を大きく変え、2000円大台回復から、あわよくば昨年来高値2753円。挑戦もあっておかしくない。
新四季報から発掘した妙味株では、サンフロンティア不動産が、要注目の動きになってきた。25日は1181△9と3連騰。新四季報発売後では12.14日につけた1197円に迫り、終値としては発売後の高値を更新した。2019年3月期の予想経常利益は会社予想は118.0億円(前期比9.7%増益)だが四季報は130.0億円予想だ。これは達成可能、さらなる上乗せもありうるというのが、私の読みであり妙味株にした理由だ。
日本駐車場開発も149△3で、変わらずをはさみ5連騰、出来高も急増しており、面白い動きになってきた。海外で駐車場を急ピッチで展開しているわけだが、この戦略が実を結べば、株価も超低位だけに面白いことになりそうだ。
コシダカは1417▼36と下げたが、、やきもきさせながらも、大勢としては上昇相場にあるとみる。
1月27日 23時11分記
2019.01.24
太平製作所はいかに割安かを検証
昨年10.25日にフィックスターズを推奨以来、推奨銘柄を発表していない。
それは、この間の荒れ狂う相場では、それが適切という判断でそうしたわけで、この判断は適切だったと言えよう。
ただ、いつまでも、銘柄推奨をしないのも、当ブログの性質上、どうかということもある。
実は、新四季報発売後、キクカワを推奨銘柄にしたいと強く思い、何度か決断しかかったこともあるのだが、何せ、あまり出来高のない銘柄であり、推奨した場合、とんでもない値段で始まり、多くのけが人を出しかねないという懸念もあった。そのため、次善の策として、キクカワについては、ほぼ連日、その有望さを書き続けてきたわけで、買われた方もそれなりに多かったと推測する。
さて、キクカワと言えば、太平製作である。どちらも木工機械等のメーカーで、並び称される存在と言っていい。
キクカワより一歩遅れて、この会社についても調査を続けてきたわけだが、調べれば調べるほど類似点が多く、半面、まだキクカワほどは市場に知られていない、値上がり率も小さい点等を考慮すると、やり方によっては、読者諸氏に勧めていいのでは、と思えてきた。
とは言え、推奨銘柄にすると、大きく高寄りするのは、避けられそうにない。
そこで、推奨銘柄とは銘打たず、スタイルは類似の形で紹介するということにした。
気持ちは推奨銘柄だが、出来高等から見て、そうはできないので、注目銘柄とか、何か命名したいのだが、決められず、ペンデングといった状況と心得られたい。
古くからの読者の方は覚えておられようが、2014年7.31日付けで
「太平製作の直交積層板合板製造プラントは成長戦略に乗る 」
という見出しで取り上げている。7.31日の終値が2170円(当時の表示では217円)。10月には2970円、2015年8月には3720円を付けている。
その頃と現在の予想1株益・予想PERを比較してみよう。なお2014年8月上旬の株価はその頃のおおよその株価を示した。
株価 1株益(今期・来期) PER(今期・来期)
2014年8月上旬 2500円 123円・142円 20.3倍・17.6倍
2018年1.24日 3085円 462円・470円 6.7倍・6.6倍
注=1株益(PERこれをもとに算出)は当時の四季報の予想数字をそのまま使っている。
すなわち2014年8月上旬の場合、2014年夏号(2014年6月発売)、2018年1.24日の場合、2019年新春号(2018年12月発売)を使用。
この表から読み取れるのは、2014年8月に比べ現在の1株益は4倍近くに激増したのに、株価は2割強しか値上がりしていないため、PERは3分の1くらいに急激に低下しているということである。
このほかにも、いろいろ盛りだくさん材料はあるわけだが、株価への刺激を避けるため、これらは後日に回したい。
すでに仕込み済みの方も多かろうが、ここから狙う方・追撃買いをしようという方は、株価の乱高下、高値掴みに、くれぐれも注意されたい。
あまりに高く始まりそうなら、いったんは見送り、その後、下落した(そうならないかもしれないわけだが)ところを狙うのも一法だ。
6342 太平製作所(東証2部)
株価=3085±0(1月24日終値)
出来高=12800株(1月24日) (売買単位=100株)
PER=6.7倍(2020年3月期予想実質値)
2018年12月25日=2002円~3140円=2019年01月23日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
1月24日 19時14分記
相場全般については、これに続ける形で深夜の予定です。
24日の相場は日経平均こそ小幅安になったものの、値上がり銘柄は値下がり銘柄よりはるかに多く、前日と正反対の結果となった。JQは0.53%高、マザーズは1.14%高だった。
小型株優位の展開に乗って、当道場銘柄は、大半が値上がりした。
フィックスターズ(推)は日経朝刊の記事(最短運転ルート「量子論」で探索 という見出しの量子コンピューター関連の内容)、昼頃会社発表のIRニュース
>フィックスターズ、ワイジェイ FX の FPGA を利用した超高速取引システムの研究開発をサポート - FX システムの高速化をソフトウェア・ハードウェア開発サービスで提供-
注=ワイジェイ FX は 2003 年 9 月 1創業、外国為替証拠金取引(FX)事業を展 開。13 年 1 月からヤフー 100%出資の金融領域における戦略的子会社として参画し、18 年からは投資信託の取り扱いも開始。
の2つの好材料で1362△49の高値引け。
日に日に当社の技術力の高さが知れ渡り、大相場に発展する夢が膨らむ。
コシダカも1453△39と連騰。カーブス事業はセブンのコンビニ事業と同じで、今後日本流に改善して大いに発展という私の妄想が現実になるか。
GMOクラウドは危なっかしい値動きだったが、3040▼100を底に反転、3160△20の高値引け。やはり強気が勝つか。
メンバーズ、サンフロンテア不、ツナグ・ソリューションズなども上げた。
キクカワは9500△▼270まで押す場面もあったが終値は9740▼30と、小幅安で終えた。この銘柄の値動きを見ていると、ともかく強いの一言。今は1万円大台乗せへの足場固めで、そこからは一気に大幅高のコースをたどるのではないかという期待は高まるばかりだ。そういう目で見ている投資家が多いので、押してもすかさず買いが入ってくるのだろう。
太平製作も同様だ。かつての低収益時代と大差ない時価はどう見てもおかしい。
1月24日 23時45分記
それは、この間の荒れ狂う相場では、それが適切という判断でそうしたわけで、この判断は適切だったと言えよう。
ただ、いつまでも、銘柄推奨をしないのも、当ブログの性質上、どうかということもある。
実は、新四季報発売後、キクカワを推奨銘柄にしたいと強く思い、何度か決断しかかったこともあるのだが、何せ、あまり出来高のない銘柄であり、推奨した場合、とんでもない値段で始まり、多くのけが人を出しかねないという懸念もあった。そのため、次善の策として、キクカワについては、ほぼ連日、その有望さを書き続けてきたわけで、買われた方もそれなりに多かったと推測する。
さて、キクカワと言えば、太平製作である。どちらも木工機械等のメーカーで、並び称される存在と言っていい。
キクカワより一歩遅れて、この会社についても調査を続けてきたわけだが、調べれば調べるほど類似点が多く、半面、まだキクカワほどは市場に知られていない、値上がり率も小さい点等を考慮すると、やり方によっては、読者諸氏に勧めていいのでは、と思えてきた。
とは言え、推奨銘柄にすると、大きく高寄りするのは、避けられそうにない。
そこで、推奨銘柄とは銘打たず、スタイルは類似の形で紹介するということにした。
気持ちは推奨銘柄だが、出来高等から見て、そうはできないので、注目銘柄とか、何か命名したいのだが、決められず、ペンデングといった状況と心得られたい。
古くからの読者の方は覚えておられようが、2014年7.31日付けで
「太平製作の直交積層板合板製造プラントは成長戦略に乗る 」
という見出しで取り上げている。7.31日の終値が2170円(当時の表示では217円)。10月には2970円、2015年8月には3720円を付けている。
その頃と現在の予想1株益・予想PERを比較してみよう。なお2014年8月上旬の株価はその頃のおおよその株価を示した。
株価 1株益(今期・来期) PER(今期・来期)
2014年8月上旬 2500円 123円・142円 20.3倍・17.6倍
2018年1.24日 3085円 462円・470円 6.7倍・6.6倍
注=1株益(PERこれをもとに算出)は当時の四季報の予想数字をそのまま使っている。
すなわち2014年8月上旬の場合、2014年夏号(2014年6月発売)、2018年1.24日の場合、2019年新春号(2018年12月発売)を使用。
この表から読み取れるのは、2014年8月に比べ現在の1株益は4倍近くに激増したのに、株価は2割強しか値上がりしていないため、PERは3分の1くらいに急激に低下しているということである。
このほかにも、いろいろ盛りだくさん材料はあるわけだが、株価への刺激を避けるため、これらは後日に回したい。
すでに仕込み済みの方も多かろうが、ここから狙う方・追撃買いをしようという方は、株価の乱高下、高値掴みに、くれぐれも注意されたい。
あまりに高く始まりそうなら、いったんは見送り、その後、下落した(そうならないかもしれないわけだが)ところを狙うのも一法だ。
6342 太平製作所(東証2部)
株価=3085±0(1月24日終値)
出来高=12800株(1月24日) (売買単位=100株)
PER=6.7倍(2020年3月期予想実質値)
2018年12月25日=2002円~3140円=2019年01月23日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
1月24日 19時14分記
相場全般については、これに続ける形で深夜の予定です。
24日の相場は日経平均こそ小幅安になったものの、値上がり銘柄は値下がり銘柄よりはるかに多く、前日と正反対の結果となった。JQは0.53%高、マザーズは1.14%高だった。
小型株優位の展開に乗って、当道場銘柄は、大半が値上がりした。
フィックスターズ(推)は日経朝刊の記事(最短運転ルート「量子論」で探索 という見出しの量子コンピューター関連の内容)、昼頃会社発表のIRニュース
>フィックスターズ、ワイジェイ FX の FPGA を利用した超高速取引システムの研究開発をサポート - FX システムの高速化をソフトウェア・ハードウェア開発サービスで提供-
注=ワイジェイ FX は 2003 年 9 月 1創業、外国為替証拠金取引(FX)事業を展 開。13 年 1 月からヤフー 100%出資の金融領域における戦略的子会社として参画し、18 年からは投資信託の取り扱いも開始。
の2つの好材料で1362△49の高値引け。
日に日に当社の技術力の高さが知れ渡り、大相場に発展する夢が膨らむ。
コシダカも1453△39と連騰。カーブス事業はセブンのコンビニ事業と同じで、今後日本流に改善して大いに発展という私の妄想が現実になるか。
GMOクラウドは危なっかしい値動きだったが、3040▼100を底に反転、3160△20の高値引け。やはり強気が勝つか。
メンバーズ、サンフロンテア不、ツナグ・ソリューションズなども上げた。
キクカワは9500△▼270まで押す場面もあったが終値は9740▼30と、小幅安で終えた。この銘柄の値動きを見ていると、ともかく強いの一言。今は1万円大台乗せへの足場固めで、そこからは一気に大幅高のコースをたどるのではないかという期待は高まるばかりだ。そういう目で見ている投資家が多いので、押してもすかさず買いが入ってくるのだろう。
太平製作も同様だ。かつての低収益時代と大差ない時価はどう見てもおかしい。
1月24日 23時45分記
2019.01.23
木材生産は驚異の伸び。キクカワ、太平は大相場必至とみる
>林野庁は国産材の供給量を2025年には現在の1.4倍に増やす計画を掲げる。木材の自給率は現在36.1%と5年前に比べ倍増しているわけだが、林野庁は上記のような支援策でさらなる引き上げを目指す
と、1.21日付けで書いた(日経の記事を要約)わけだが、以前書いた自分の記事(当ブログ2014年7月30日~8.29日2015年1.27日等の太平製作に関するもの。キクカワへの言及も何回かある)を見返していたら、国は木材自給率50%という目標を掲げていることが分かった。
それはともかく、投資家にとって重要なのは木材自給率より、木材の国内生産量である。
そこでこれが近年、どのように推移しているのかを調べてみた。
木材の国内生産(単位=万㎥)
2002年=1692(ボトム)
2008年=1942(ピーク)
2009年=1827(反落)
この後2010年に増加に転じると、以降は2017年まで8年連続で増加は続いているわけである(下表)。
対前年比増加率
2010年=1892 + 3.5%
2011年=2009 + 6.2%
2012年=2031 + 1.1%
2013年=2173 + 7.0%
2014年=2365 + 8.8%
2015年=2492 + 5.4%
2016年=2714 + 8.4%
2017年=2953 + 8.8%
毎年着実に増加が続いているわけだが、特に2013年以降はほぼ毎年約8%という驚異的な増加が続いている。
人口減でデフレもなお終息したと言えない日本で、このように高成長が続いている品目があるのは、まさに驚きだ。しかも、今後もこの傾向が続きそうなのも、ほぼ確実だ。
なぜなら、
①世界的には、木材の丸太での輸出が禁止傾向にあり、日本は需要に見合った木材輸入が困難になっている。
②上記のこともあって、世界的に木材価格が上昇傾向にあり、連れて日本産木材には価格競争力が出てきた。
③国内の人工林は「主伐期」(切り時)」にあり、需要にこたえられる。
④国も国産木材の活用を促す施策を積極的にとっている。
そこで、木材生産量と、キクカワ、太平製作の業績との関係を調べてみた。
両社の2003年3月期~2016年3月期の業績が木材生産量と、どう連関しているかを、古い四季報を取り出して調べたわけである。
そうすると、かなり密接に関係(木材生産量が多くなれば好業績、逆は業績悪化)していることが読み取れた。特に太平製作の場合、それが顕著だった。これは太平製作の場合、住宅建材14%以外は木材関連なのに対し、キクカワの場合34%は工作機械なことが影響しているのであろう(輸出比率は両社とも約30%)。
このように、分析してくると、日本の木材需要は国の国産木材活用推進策の後押しもあり、今後も高い伸びはほぼ確実だ.。木のぬくもりは好評で、特に学校、老健施設等、公共建築物では、大規模なものも含め、近年、活発に木造建築物が建設されている。規制緩和で3階建ても増えている。将来的には、マンションなどでも、もっと木材が使用される方向とみてよい。
このような好環境のもと、
キクカワは無人製材設備 "クリアシステム-i" [日本木工機械展技術優秀賞受賞]、"スーパークリアシステム" [特許]を武器に、売り上げを急速に伸ばしているわけである。人手不足にもこたえるIoT活用の無人機であり、今期後半に新工場が稼働するので、さらに売り上げは大きく伸びよう。
太平製作も負けてはいない。省人化した木工新機種をかねてより開発中なのである。
キクカワと太平では作っている機械はかなり(あるいはまったく)違っていると思われるが、ある意味、太平のこの新機種はキクカワのヒット商品への対抗製品とも言えなくはないだろう。これに関しては詳しくは後日。
1月23日 20時24分記
これまでいろいろ書いてきたようなわけで、私はキクカワ、太平製作は、ここからも大きく上げるとみているわけだが、しかしこれだけ上げるとリスクも増大することは言うまでもない。
最近、もうずいぶん前に推奨した銘柄(熊大マグネシウムというのだから不二サッシのことだろう)について泣き言を書いている方がいる。2013年6月に153円で推奨、9月には435円になっているわけだから、文句のつけようがないわけだが、この常識が通じない方がいるわけである。夢の街(同様大成功の推奨銘柄である)についても、どこかで苦情的な書き込みを見た記憶がある。「その後もあれだけ強く勧めた」的な言い方も常套句だ。結局大化けしても、その後大きく下げると、自分が売りそびれただけなのに、小生に八つ当たりしたいのであろう。
しかし,ああ売り時を誤まったなあと嘆くのが正解である。鎌倉雄介は小型株には後ろ髪がないって言ってたっけ。後悔先に立たずだなあ…
いつも言っているが、私が勧めるのは推奨時(推奨銘柄以外では、最初に書いた時)である。その後はアフターケア的に、その時々の私の見方を書いているだけで、そこで買うといいということでは決してない。後になっても買いでいい時は、その旨書いている。またご自分の判断で買われるのは自由であるが、それはあくまで私とは無関係なことである。
くれぐれも、キクカワ、太平製作が今後、どういう値動きになろうと、私に泣き言を言ってくるのだけは勘弁してほしい。もうどちらも〇以上の評価は確定しているのである。
自己責任という言葉は、私は使わない主義である。私自身、こういうブログを運用している以上、自分の責任は強く感じているが、
株でうまくいかないことはどうしても起きるのは宿命のようなものだ。それにいちいちお詫びしていては毎日お詫びだらけの日々になる。よってそういうことはしないのも決めていることである。だからまた、読者も自己責任なのも言うまでもなく、そういう当たり前すぎることも言いたくないから、どうしても論理の展開上必要な今回のような場合以外、口にしないのである。
23日はマザーズを除き、各市場、そろって下げ、特に東証1部は値下がり銘柄が1586にも達したわけだが、小型株は比較的強い動きだった。特に当道場銘柄は、大半の銘柄が上げた。
コシダカが復活。シェアテクも連騰となった。フィックスターズ(推)は1355△43までありながら1313△1と悲しい結果になったが、それでもプラスは維持したのは評価すべきだろう。強気堅持。
フィル・カンパニー、ツナグ・ソリューション、メンバーズ、サンフロンティア不、日本駐車場開発など、新四季報から発掘した妙味株も上げるものが多かった。
GMOクラウドは3000▼90で寄り付いたが猛反発、3255△165まであって終値は3140△50。
いずれにせよ、市場エネルギーは乏しく、数少ない銘柄に人気が集中しがちだ。木材生産関連等、人気の趨勢を見きわめ、うまく対応したい。
1月24日 0時07分記
と、1.21日付けで書いた(日経の記事を要約)わけだが、以前書いた自分の記事(当ブログ2014年7月30日~8.29日2015年1.27日等の太平製作に関するもの。キクカワへの言及も何回かある)を見返していたら、国は木材自給率50%という目標を掲げていることが分かった。
それはともかく、投資家にとって重要なのは木材自給率より、木材の国内生産量である。
そこでこれが近年、どのように推移しているのかを調べてみた。
木材の国内生産(単位=万㎥)
2002年=1692(ボトム)
2008年=1942(ピーク)
2009年=1827(反落)
この後2010年に増加に転じると、以降は2017年まで8年連続で増加は続いているわけである(下表)。
対前年比増加率
2010年=1892 + 3.5%
2011年=2009 + 6.2%
2012年=2031 + 1.1%
2013年=2173 + 7.0%
2014年=2365 + 8.8%
2015年=2492 + 5.4%
2016年=2714 + 8.4%
2017年=2953 + 8.8%
毎年着実に増加が続いているわけだが、特に2013年以降はほぼ毎年約8%という驚異的な増加が続いている。
人口減でデフレもなお終息したと言えない日本で、このように高成長が続いている品目があるのは、まさに驚きだ。しかも、今後もこの傾向が続きそうなのも、ほぼ確実だ。
なぜなら、
①世界的には、木材の丸太での輸出が禁止傾向にあり、日本は需要に見合った木材輸入が困難になっている。
②上記のこともあって、世界的に木材価格が上昇傾向にあり、連れて日本産木材には価格競争力が出てきた。
③国内の人工林は「主伐期」(切り時)」にあり、需要にこたえられる。
④国も国産木材の活用を促す施策を積極的にとっている。
そこで、木材生産量と、キクカワ、太平製作の業績との関係を調べてみた。
両社の2003年3月期~2016年3月期の業績が木材生産量と、どう連関しているかを、古い四季報を取り出して調べたわけである。
そうすると、かなり密接に関係(木材生産量が多くなれば好業績、逆は業績悪化)していることが読み取れた。特に太平製作の場合、それが顕著だった。これは太平製作の場合、住宅建材14%以外は木材関連なのに対し、キクカワの場合34%は工作機械なことが影響しているのであろう(輸出比率は両社とも約30%)。
このように、分析してくると、日本の木材需要は国の国産木材活用推進策の後押しもあり、今後も高い伸びはほぼ確実だ.。木のぬくもりは好評で、特に学校、老健施設等、公共建築物では、大規模なものも含め、近年、活発に木造建築物が建設されている。規制緩和で3階建ても増えている。将来的には、マンションなどでも、もっと木材が使用される方向とみてよい。
このような好環境のもと、
キクカワは無人製材設備 "クリアシステム-i" [日本木工機械展技術優秀賞受賞]、"スーパークリアシステム" [特許]を武器に、売り上げを急速に伸ばしているわけである。人手不足にもこたえるIoT活用の無人機であり、今期後半に新工場が稼働するので、さらに売り上げは大きく伸びよう。
太平製作も負けてはいない。省人化した木工新機種をかねてより開発中なのである。
キクカワと太平では作っている機械はかなり(あるいはまったく)違っていると思われるが、ある意味、太平のこの新機種はキクカワのヒット商品への対抗製品とも言えなくはないだろう。これに関しては詳しくは後日。
1月23日 20時24分記
これまでいろいろ書いてきたようなわけで、私はキクカワ、太平製作は、ここからも大きく上げるとみているわけだが、しかしこれだけ上げるとリスクも増大することは言うまでもない。
最近、もうずいぶん前に推奨した銘柄(熊大マグネシウムというのだから不二サッシのことだろう)について泣き言を書いている方がいる。2013年6月に153円で推奨、9月には435円になっているわけだから、文句のつけようがないわけだが、この常識が通じない方がいるわけである。夢の街(同様大成功の推奨銘柄である)についても、どこかで苦情的な書き込みを見た記憶がある。「その後もあれだけ強く勧めた」的な言い方も常套句だ。結局大化けしても、その後大きく下げると、自分が売りそびれただけなのに、小生に八つ当たりしたいのであろう。
しかし,ああ売り時を誤まったなあと嘆くのが正解である。鎌倉雄介は小型株には後ろ髪がないって言ってたっけ。後悔先に立たずだなあ…
いつも言っているが、私が勧めるのは推奨時(推奨銘柄以外では、最初に書いた時)である。その後はアフターケア的に、その時々の私の見方を書いているだけで、そこで買うといいということでは決してない。後になっても買いでいい時は、その旨書いている。またご自分の判断で買われるのは自由であるが、それはあくまで私とは無関係なことである。
くれぐれも、キクカワ、太平製作が今後、どういう値動きになろうと、私に泣き言を言ってくるのだけは勘弁してほしい。もうどちらも〇以上の評価は確定しているのである。
自己責任という言葉は、私は使わない主義である。私自身、こういうブログを運用している以上、自分の責任は強く感じているが、
株でうまくいかないことはどうしても起きるのは宿命のようなものだ。それにいちいちお詫びしていては毎日お詫びだらけの日々になる。よってそういうことはしないのも決めていることである。だからまた、読者も自己責任なのも言うまでもなく、そういう当たり前すぎることも言いたくないから、どうしても論理の展開上必要な今回のような場合以外、口にしないのである。
23日はマザーズを除き、各市場、そろって下げ、特に東証1部は値下がり銘柄が1586にも達したわけだが、小型株は比較的強い動きだった。特に当道場銘柄は、大半の銘柄が上げた。
コシダカが復活。シェアテクも連騰となった。フィックスターズ(推)は1355△43までありながら1313△1と悲しい結果になったが、それでもプラスは維持したのは評価すべきだろう。強気堅持。
フィル・カンパニー、ツナグ・ソリューション、メンバーズ、サンフロンティア不、日本駐車場開発など、新四季報から発掘した妙味株も上げるものが多かった。
GMOクラウドは3000▼90で寄り付いたが猛反発、3255△165まであって終値は3140△50。
いずれにせよ、市場エネルギーは乏しく、数少ない銘柄に人気が集中しがちだ。木材生産関連等、人気の趨勢を見きわめ、うまく対応したい。
1月24日 0時07分記
2019.01.23
歪んだ相場
下方修正で上がり、
上方修正で下がる歪んだ昨今。
これはGMOクラウドの掲示板にあるコメントだが、まさに、そういう相場であり、予測困難さに難渋する。
GMOクラウドは、私が注目していて、タイミングをみてどこかで推奨したいと考えていた銘柄である。
12月決算会社だが、決算発表(2.12日予定)を前に、21日引け後、上方修正と増配を発表した。
経常利益は11.67億円予想(四季報は13.30億円予想)→14.69億円予想
へ、大幅に上方修正した。配当予想も配当性向50%方針に従い大幅に増やした。
これで、前日のPTSでは大幅高(400円程度高かったか?)、22日の寄り前の気配もかなり上だったのだが、実際は3415△140と比較的小さな上げで始まり、3435円まであったものの、あとはじり貧、3040円まで下げる場面があって終値は3090▼185。
これは仙波糖化で見た風景ではないか。
昨年、11.13日引け後に、好決算と増配を発表、期待していたら14日は955▼125と暴落したのだった(なお、その後も株価は下げ続け12.25日には600円まであった)。
一方、業績の下方修正で上げたのは、日本電産。
1.17日引け後に2019年3月期の予想売り上げを1.6兆円→1.45兆円、税引き前利益を1470億円→1120億円に、それぞれ大きく下方修正した。18日こそ12255▼140と小幅安となったが21日(月)は12680△425と反発、決算発表前より高くなった。
こういうのを目の当たりにすると、「歪んだ」反応をどうとらえたらいいのかと、考え込んでしまう。
それぞれ、まことしやかな解説を加える方がいるわけだが、いずれも後講釈の域を出ず、私を納得させるようなものはない。
それはそれとして、3788 GMOクラウドの株価に注目。
電子認証で急成長必至、スマートメーター関連でもあり、今後の業績の伸びからして、大化けの可能性は十分とみる。推奨銘柄にしたいところだが、仙波糖化のような例もあるので、ここは、とりあえず注目にとどめ、22日以降の株価を見てみることにした。
フィックスターズ(推)の動きがいい。朝高の後、値を消す銘柄がほとんどとなる中、1312△14と上げて終えた。予断を許さないが、前日に1432円を付けており、これを今度上回れれば、大きな戻りになろう。自動運転での同社の実力、トヨタとの関係が、市場でも知られ始めており、素直に実力を評価すれば、株価はこんなものでは終わらないだろう。
キクカワと太平製作は、ともに押し目形成となった。一息入れて、本格出直りとなるのを待とう。
先日紹介した日経の記事やキクカワの決算短信を読んでいて、そうだ、木材需給率や木材生産の、この10年から20年くらいの推移を調べると、何かいい数字が見つかるのではと、思い至った。
それで調べたら、予想以上にすごい数字に驚き、また欣喜雀躍したことだった。
これではキクカワ、太平製作が好業績になるわけだと納得した。これについては明日にでも書く予定なので、乞うご期待。
1月22日 0時11分記
上方修正で下がる歪んだ昨今。
これはGMOクラウドの掲示板にあるコメントだが、まさに、そういう相場であり、予測困難さに難渋する。
GMOクラウドは、私が注目していて、タイミングをみてどこかで推奨したいと考えていた銘柄である。
12月決算会社だが、決算発表(2.12日予定)を前に、21日引け後、上方修正と増配を発表した。
経常利益は11.67億円予想(四季報は13.30億円予想)→14.69億円予想
へ、大幅に上方修正した。配当予想も配当性向50%方針に従い大幅に増やした。
これで、前日のPTSでは大幅高(400円程度高かったか?)、22日の寄り前の気配もかなり上だったのだが、実際は3415△140と比較的小さな上げで始まり、3435円まであったものの、あとはじり貧、3040円まで下げる場面があって終値は3090▼185。
これは仙波糖化で見た風景ではないか。
昨年、11.13日引け後に、好決算と増配を発表、期待していたら14日は955▼125と暴落したのだった(なお、その後も株価は下げ続け12.25日には600円まであった)。
一方、業績の下方修正で上げたのは、日本電産。
1.17日引け後に2019年3月期の予想売り上げを1.6兆円→1.45兆円、税引き前利益を1470億円→1120億円に、それぞれ大きく下方修正した。18日こそ12255▼140と小幅安となったが21日(月)は12680△425と反発、決算発表前より高くなった。
こういうのを目の当たりにすると、「歪んだ」反応をどうとらえたらいいのかと、考え込んでしまう。
それぞれ、まことしやかな解説を加える方がいるわけだが、いずれも後講釈の域を出ず、私を納得させるようなものはない。
それはそれとして、3788 GMOクラウドの株価に注目。
電子認証で急成長必至、スマートメーター関連でもあり、今後の業績の伸びからして、大化けの可能性は十分とみる。推奨銘柄にしたいところだが、仙波糖化のような例もあるので、ここは、とりあえず注目にとどめ、22日以降の株価を見てみることにした。
フィックスターズ(推)の動きがいい。朝高の後、値を消す銘柄がほとんどとなる中、1312△14と上げて終えた。予断を許さないが、前日に1432円を付けており、これを今度上回れれば、大きな戻りになろう。自動運転での同社の実力、トヨタとの関係が、市場でも知られ始めており、素直に実力を評価すれば、株価はこんなものでは終わらないだろう。
キクカワと太平製作は、ともに押し目形成となった。一息入れて、本格出直りとなるのを待とう。
先日紹介した日経の記事やキクカワの決算短信を読んでいて、そうだ、木材需給率や木材生産の、この10年から20年くらいの推移を調べると、何かいい数字が見つかるのではと、思い至った。
それで調べたら、予想以上にすごい数字に驚き、また欣喜雀躍したことだった。
これではキクカワ、太平製作が好業績になるわけだと納得した。これについては明日にでも書く予定なので、乞うご期待。
1月22日 0時11分記
2019.01.21
キクカワ、太平製作は国策銘柄に
まずキクカワと太平製作に関して書き、そのあとに、21日の相場について書くこととする。
21日の日経夕刊1面に
「切り時」木材 もっと活用を
林野庁、工務店・家具メーカー支援
債務保証拡充 国産需要底上げ
という見出しのかなり大きな記事が載っている。以下はそれを私が要約したもの。
>戦後、植栽した人工林で木の樹齢が50から70年に達し「主伐期」と呼ばれる切り時を迎えた木材が、現在大量にあるわけだがこの伐採が順調には進んでいない。毎年7000万立方mの「木材」が生まれているのに活用されているのは約4割の3000万立方m足らずにとどまる。こうした現状に鑑み、林野庁は、関連産業の支援に乗り出すという。
①関連産業の資金支援。2019年の通常国会に法改正案を提出する方針。
②国有林の伐採を長期間にわたって民間に任せる制度を作る。数百㌶の広い森林については10年以上任せられるようにし、機械の導入といった設備投資の計画を立てやすくする。
>林野庁は国産材の供給量を2025年には現在の1.4倍に増やす計画を掲げる。木材の自給率は現在36.1%と5年前に比べ倍増しているわけだが、林野庁は上記のような支援策でさらなる引き上げを目指す。
日経夕刊は都心等では後場の開始前には配達される(と思う)が、この記事はキクカワや太平製作等の関連企業の株価に影響していないと推測できる(後場の寄り付き値はキクカワが前場終値より30円高だけの10030円、太平は変わらずだった)。これは、この記事が夕刊のそれも経済欄でないところに出たこと、個人投資家の多くは日経電子版をネットで(多くは無料のところだけ)見るくらいで日経新聞をあまり見ない(私の推測)こと(少なくとも夕刊の記事に後場に反応できる個人投資家は稀有とみる)によるだろう。
いずれにせよ、キクカワや太平製作という、今人気の木材関連2銘柄に、タイミングよく、素晴らしいニュースが飛び込んできたわけである。
この2社とも、今期業績はとんでもないくらいの好決算が予想されている。そして来期も続伸が予想されるわけだが、こうした政府(林野庁)による支援策が具体化する来々期以降はさらに成長加速となる期待さえ出てきたわけである。
そういうわけで、ここから木材・林業関連の相場は、スケールアップ、キクカワや太平製作の上値も予想・予定を超えた水準にまで行く期待も実現性が高まってきたわけである。
21日の両者の株価は
キクカワは10270円まであって9850△320
太平製作は3045円まであって3020△196
「国策」とかいうような表現は好みではないが、兜町的には人気の言葉である。よって便乗して見出しには使っている。清濁併せ飲む?
1月21日20時16分記
21日の相場は前日のNYダウの大幅高(336ドル=1.38%)を受けて、大型株中心に高く始まったわけだが、次第に上げ幅を縮小、結局、日経平均は53円(0.26%)高、TOPIXは0.56%高で終えた。しかし、JQ,マザーズは急速に上げ幅を縮小、結局、ともにマイナスで終えた。JQは0.28%、マザーズは1.17%安だった。
オーウイル(推)の連騰にも終止符が打たれたわけだが、このように、ここ大きく戻した銘柄の反動安が特にきつかった。
特に朝方はかなり上げていたのが大幅安で終えたので、ショックも大きかった(私の場合)。
フィックスターズ=高値1432△39→1298▼95(終値)
シェアテク=高値1527△27→1382▼118(終値)
といった具合である。
ただ、これで流れが変わったとか判断するのは早計だろう。過去に幾多の例があるように、なまじNYダウが大きく上げた場合、日本は主力株全面高となって、小型株、JQ、マザーズなどは、ほとんど上げない、場合によっては下げさえするのである。
むしろ、この下げたところは絶好の買い場の可能性もある。
新四季報から発掘した妙味株で、21日下げた
メンバーズ1112▼55、MSJ1325▼37、サンフロンティア不動産1153▼1
などである。
1月21日23時59分記
21日の日経夕刊1面に
「切り時」木材 もっと活用を
林野庁、工務店・家具メーカー支援
債務保証拡充 国産需要底上げ
という見出しのかなり大きな記事が載っている。以下はそれを私が要約したもの。
>戦後、植栽した人工林で木の樹齢が50から70年に達し「主伐期」と呼ばれる切り時を迎えた木材が、現在大量にあるわけだがこの伐採が順調には進んでいない。毎年7000万立方mの「木材」が生まれているのに活用されているのは約4割の3000万立方m足らずにとどまる。こうした現状に鑑み、林野庁は、関連産業の支援に乗り出すという。
①関連産業の資金支援。2019年の通常国会に法改正案を提出する方針。
②国有林の伐採を長期間にわたって民間に任せる制度を作る。数百㌶の広い森林については10年以上任せられるようにし、機械の導入といった設備投資の計画を立てやすくする。
>林野庁は国産材の供給量を2025年には現在の1.4倍に増やす計画を掲げる。木材の自給率は現在36.1%と5年前に比べ倍増しているわけだが、林野庁は上記のような支援策でさらなる引き上げを目指す。
日経夕刊は都心等では後場の開始前には配達される(と思う)が、この記事はキクカワや太平製作等の関連企業の株価に影響していないと推測できる(後場の寄り付き値はキクカワが前場終値より30円高だけの10030円、太平は変わらずだった)。これは、この記事が夕刊のそれも経済欄でないところに出たこと、個人投資家の多くは日経電子版をネットで(多くは無料のところだけ)見るくらいで日経新聞をあまり見ない(私の推測)こと(少なくとも夕刊の記事に後場に反応できる個人投資家は稀有とみる)によるだろう。
いずれにせよ、キクカワや太平製作という、今人気の木材関連2銘柄に、タイミングよく、素晴らしいニュースが飛び込んできたわけである。
この2社とも、今期業績はとんでもないくらいの好決算が予想されている。そして来期も続伸が予想されるわけだが、こうした政府(林野庁)による支援策が具体化する来々期以降はさらに成長加速となる期待さえ出てきたわけである。
そういうわけで、ここから木材・林業関連の相場は、スケールアップ、キクカワや太平製作の上値も予想・予定を超えた水準にまで行く期待も実現性が高まってきたわけである。
21日の両者の株価は
キクカワは10270円まであって9850△320
太平製作は3045円まであって3020△196
「国策」とかいうような表現は好みではないが、兜町的には人気の言葉である。よって便乗して見出しには使っている。清濁併せ飲む?
1月21日20時16分記
21日の相場は前日のNYダウの大幅高(336ドル=1.38%)を受けて、大型株中心に高く始まったわけだが、次第に上げ幅を縮小、結局、日経平均は53円(0.26%)高、TOPIXは0.56%高で終えた。しかし、JQ,マザーズは急速に上げ幅を縮小、結局、ともにマイナスで終えた。JQは0.28%、マザーズは1.17%安だった。
オーウイル(推)の連騰にも終止符が打たれたわけだが、このように、ここ大きく戻した銘柄の反動安が特にきつかった。
特に朝方はかなり上げていたのが大幅安で終えたので、ショックも大きかった(私の場合)。
フィックスターズ=高値1432△39→1298▼95(終値)
シェアテク=高値1527△27→1382▼118(終値)
といった具合である。
ただ、これで流れが変わったとか判断するのは早計だろう。過去に幾多の例があるように、なまじNYダウが大きく上げた場合、日本は主力株全面高となって、小型株、JQ、マザーズなどは、ほとんど上げない、場合によっては下げさえするのである。
むしろ、この下げたところは絶好の買い場の可能性もある。
新四季報から発掘した妙味株で、21日下げた
メンバーズ1112▼55、MSJ1325▼37、サンフロンティア不動産1153▼1
などである。
1月21日23時59分記
2019.01.20
小型株の値上がりはなお続くか
最近の相場は、良くも悪くも予想を裏切る動きになることが多い。
昨年12.25日、日経平均は1010円の暴落となり、その後も本年1.04日の大発会(日経平均453円安)まで、不安定な値動きが続いた。ところが、以降は一転、堅調な値動きとなり、この間(1.04日の終値と18日の終値の比較)、日経平均は3.1%、JQは3.0%の値上がりとなっている。さらに18日のNYダウは336ドル(1.38%)高、CME日経平均先物も264円(1.28%)高となっている。為替も、じりじり円安が進んでおり、最新で1ドル109.78円と110円大台が迫る。
このように、最近の動きを見る限り、日米とも株価は堅調である。多くの懸念材料(米中貿易摩擦、ブリグジット等)にもかかわらず、こうした状況になっているという現実を見据え、臨機応変、対処していくことが重要である。
1.07日付で書いた1文を再掲しておく。
>昨年とは逆に(大発会は)大幅安で始まったわけだが、終わりも逆で、かなりのプラスになる可能性もあろう。
と書いては見たものの、一転また悲惨な展開に逆戻りとなるやもしれず、ここは予断を持たず、日々情勢の変化に気を配りつつ、臨機応変に行くとしよう。
小型株の動きは、ここ、大型株以上に良い。
オーウイル(推)(推奨後それなりに上げたが昨年11月に入ってからは大幅反落していた)は、大半の読者の方はもうお持ちではないだろう(私もそうである)が、そういうこととは別に、ここに来ての戻りには驚かされる。
12.25日には876円の昨年来安値を付けて終値は889▼83を付けた。ところが、ここから猛反発、なんと1.18日まで13連騰となった。18日は1360円まであって1353△78。終値ベースでの比較でもこの間、52%も上げたことになる。
もはや大半の読者もお持ちでなさそうなオーウイルなどの値動きを持ち出したのは、この動きが小型株の今後の値動きを占ううえで参考になるのではと考えたからである。
フィックスターズ(推)も、ここ強い動きになっているわけだが、この間の値動きをチェックしてみたらやはりという結果だった。
12.25日に940円(終値)安値。1.18日には1393△57(同)を付けたわけだが、この間、下げたのは3立会日のみで10勝3敗である。この間、48%も上げたことになり、オーウイルの52%とほとんど差はないのである。
シェアテクにしても、この間の値上がり率では大きく劣るが、傾向としては同じと見て取ることができる。
要するに、大きく売り込まれた小型株、中でも好業績にも関わらず無差別に売り込まれた銘柄に、ここ見直しの買いが入り、急速に売られすぎ修正の動きになっているということあろう。
地合いに大きな変化がなければ、この動きはもう少し続くのではないか。
とは言え、仙波糖化のように、底値からはある程度戻したものの、早や息切れ気味になり、出来高も減少傾向になったものもある。
投資家の買い意欲は強いわけではなく、相場エネルギーはなお乏しい。あくまで、順張り、動きのいいものにつくことが求められているとみるところだ。
ついでに書くと、グローバルGの場合も、12.25日に安値を付けている。ザラ場で780円、終値は821▼29。それが1.18日終値は918△14。明確なことは言えないが、見捨ててしまった投資家がほとんどだろうから、逆に、遅ればせながら、ここからオーウイル、フィックスターズ同様、大きく戻す可能性を秘めているかもしれない。
【キクカワ、太平製作】
キクカワは18日、9900△450まであったが1万円大台乗せはならず、その後9060▼390まで急落、しかしここで終わらず終値は9530△80。理想的な動きだったと言えよう。売りたい人にはかなり売らせ、新たに新規の買い手を呼び込んだと思われるからである。
急速な値上がりにビビる投資家がいるわけだが、ファンダメンタルズからすれば、まだ相場は序の口という見方もできる。
何より、ここまで上げてきた動きを見ていると、並々ならぬ大相場の予感をひしひしと感じさせる。
1万円前後はあるのではと、当初(新四季報発売直後=12月中旬)考えていたが、ここに来てはPER10倍の12310円前後が最低ラインなのでは、と考え始めている。そしてさらに上げ、本年最大の出世株になる可能性も秘めているとみるわけである。目標株価を引き上げると、えてして良くない結果になりがちだが、その可能性も覚悟の上、この銘柄に限ってはと、それなりに確信に近いものを持っている。
太平製作は2824△199。
>なお、小声で話すが、キクカワと言えば・・・・である。こちら(なにせ出来高が少なすぎて明示できないのである)も、調べれば分かるが、同様、超低PER、業績も好調である。(1.16日 0時08分記)
17日は2551△13で始まり終値は2625△86、出来高は5300株だった。こういう時は、すぐ調べて、17日になんとしても買うというのが、相場をやるうえでの鉄則と思うのだが、最近の成績もあって小生への信頼が薄れていたのか、それとも太平製作に思い至らなかったのか。出来高の少なさにあれこれ考えてしまったわけである。
出来高は増えたとは言えなお10600株に過ぎない。刺激してとんでもない株価を付けてやけどを負う方を出すのは、本意でないので、材料等はなお書かない。あまり高くないところがあれば、なお絶好の仕込み場だろうとだけ言っておこう。
1月20日 23時37分記
昨年12.25日、日経平均は1010円の暴落となり、その後も本年1.04日の大発会(日経平均453円安)まで、不安定な値動きが続いた。ところが、以降は一転、堅調な値動きとなり、この間(1.04日の終値と18日の終値の比較)、日経平均は3.1%、JQは3.0%の値上がりとなっている。さらに18日のNYダウは336ドル(1.38%)高、CME日経平均先物も264円(1.28%)高となっている。為替も、じりじり円安が進んでおり、最新で1ドル109.78円と110円大台が迫る。
このように、最近の動きを見る限り、日米とも株価は堅調である。多くの懸念材料(米中貿易摩擦、ブリグジット等)にもかかわらず、こうした状況になっているという現実を見据え、臨機応変、対処していくことが重要である。
1.07日付で書いた1文を再掲しておく。
>昨年とは逆に(大発会は)大幅安で始まったわけだが、終わりも逆で、かなりのプラスになる可能性もあろう。
と書いては見たものの、一転また悲惨な展開に逆戻りとなるやもしれず、ここは予断を持たず、日々情勢の変化に気を配りつつ、臨機応変に行くとしよう。
小型株の動きは、ここ、大型株以上に良い。
オーウイル(推)(推奨後それなりに上げたが昨年11月に入ってからは大幅反落していた)は、大半の読者の方はもうお持ちではないだろう(私もそうである)が、そういうこととは別に、ここに来ての戻りには驚かされる。
12.25日には876円の昨年来安値を付けて終値は889▼83を付けた。ところが、ここから猛反発、なんと1.18日まで13連騰となった。18日は1360円まであって1353△78。終値ベースでの比較でもこの間、52%も上げたことになる。
もはや大半の読者もお持ちでなさそうなオーウイルなどの値動きを持ち出したのは、この動きが小型株の今後の値動きを占ううえで参考になるのではと考えたからである。
フィックスターズ(推)も、ここ強い動きになっているわけだが、この間の値動きをチェックしてみたらやはりという結果だった。
12.25日に940円(終値)安値。1.18日には1393△57(同)を付けたわけだが、この間、下げたのは3立会日のみで10勝3敗である。この間、48%も上げたことになり、オーウイルの52%とほとんど差はないのである。
シェアテクにしても、この間の値上がり率では大きく劣るが、傾向としては同じと見て取ることができる。
要するに、大きく売り込まれた小型株、中でも好業績にも関わらず無差別に売り込まれた銘柄に、ここ見直しの買いが入り、急速に売られすぎ修正の動きになっているということあろう。
地合いに大きな変化がなければ、この動きはもう少し続くのではないか。
とは言え、仙波糖化のように、底値からはある程度戻したものの、早や息切れ気味になり、出来高も減少傾向になったものもある。
投資家の買い意欲は強いわけではなく、相場エネルギーはなお乏しい。あくまで、順張り、動きのいいものにつくことが求められているとみるところだ。
ついでに書くと、グローバルGの場合も、12.25日に安値を付けている。ザラ場で780円、終値は821▼29。それが1.18日終値は918△14。明確なことは言えないが、見捨ててしまった投資家がほとんどだろうから、逆に、遅ればせながら、ここからオーウイル、フィックスターズ同様、大きく戻す可能性を秘めているかもしれない。
【キクカワ、太平製作】
キクカワは18日、9900△450まであったが1万円大台乗せはならず、その後9060▼390まで急落、しかしここで終わらず終値は9530△80。理想的な動きだったと言えよう。売りたい人にはかなり売らせ、新たに新規の買い手を呼び込んだと思われるからである。
急速な値上がりにビビる投資家がいるわけだが、ファンダメンタルズからすれば、まだ相場は序の口という見方もできる。
何より、ここまで上げてきた動きを見ていると、並々ならぬ大相場の予感をひしひしと感じさせる。
1万円前後はあるのではと、当初(新四季報発売直後=12月中旬)考えていたが、ここに来てはPER10倍の12310円前後が最低ラインなのでは、と考え始めている。そしてさらに上げ、本年最大の出世株になる可能性も秘めているとみるわけである。目標株価を引き上げると、えてして良くない結果になりがちだが、その可能性も覚悟の上、この銘柄に限ってはと、それなりに確信に近いものを持っている。
太平製作は2824△199。
>なお、小声で話すが、キクカワと言えば・・・・である。こちら(なにせ出来高が少なすぎて明示できないのである)も、調べれば分かるが、同様、超低PER、業績も好調である。(1.16日 0時08分記)
17日は2551△13で始まり終値は2625△86、出来高は5300株だった。こういう時は、すぐ調べて、17日になんとしても買うというのが、相場をやるうえでの鉄則と思うのだが、最近の成績もあって小生への信頼が薄れていたのか、それとも太平製作に思い至らなかったのか。出来高の少なさにあれこれ考えてしまったわけである。
出来高は増えたとは言えなお10600株に過ぎない。刺激してとんでもない株価を付けてやけどを負う方を出すのは、本意でないので、材料等はなお書かない。あまり高くないところがあれば、なお絶好の仕込み場だろうとだけ言っておこう。
1月20日 23時37分記
2019.01.17
キクカワ、太平製作はどこまで上がるか
キクカワエンターが簡単に昨年来高値8920円を更新、なんとストップ高一歩手前の9740△1440まであって9450△1150(東証2部値上がり率3位)と急伸した。
>なお前稿でキクカワと言えば・・・・とした・・・・がどこかは言うまでもない。お分かりでない方は四季報のキクカワの稿の【比較会社】をご覧いただきたい。キクカワがさらに上がるようなら、こちらも人気化の方向だろう。
と前稿で書いた・・・・=太平製作所も、追随する形で2625△86の高値引けとなった。
そこで、以下では、この2銘柄の株価は、いったいどこまで上がるのか、PERをもとに考察してみた。
夢物語に終わることも覚悟のうえで、お読みいただきたい。
キクカワエンタープライズ 9450△1150(1.17日終値)
2020年3月期予想実質1株利益=1231円(四季報の予想経常利益から算出)
予想実質PER=7.7倍
2019年3月期の予想経常利益は前期比4.3倍強に激増、20年3月期も16.0%の増益が予想されている。
これだけ、空前の好業績見通しの会社のPERがなお7.7倍というのは、あきれるしかない。このとんでもない割安さにようやく気づく投資家が増えてきて、ここに来ての株価急騰になっているのだろうが、それでは、どこまで上げるのだろうか、考察してみた。
PER10倍→12310円
PER15倍→18470円
PER20倍→24620円
PER22倍→27010円
最近の安値を見てみると、2017年8月の2700円。
テンバガー(株価10倍化)のためには27000円になればいいということになる。上表でPER22倍という中途半端なPERの株価が示されているのは、テンバガー実現の時のPERを示したわけである。
株価などというものは、なってみないと分からないものだが、PERで考える限り、同社株ほどの急成長有望企業はPER10倍くらいは、最低でもあっていい水準であり、場合によっては瞬間風速では20倍以上になっても、そうはおかしくない。
というわけで、株価は12000円から27000円くらいまでがあって不思議ではないということである。
太平製作所 2625△86(1.17日終値)
2020年3月期予想実質1株利益=459円(四季報の予想経常利益から算出)
予想実質PER=5.7倍
言うまでもなく、太平製作は、キクカワと並び称される木工機械等のメーカーである。
材料等、詳しいことは後日に譲るが、キクカワがこれだけ人気化すると、ちょっとした投資家なら、では太平もと考えるであろう。そしてそれだけの材料、業績面の裏付けも有しているのである。
PER7.7倍→3530円 (PER7.7倍というのはキクカワの現在のPER)
PER10倍→4590円
PER15倍→6890円
【小型株が強い】
ここ小型株の値動きがいい。17日も、日経平均こそ小幅安だったが、小型株指数は0.62%のプラスだった。JQは0.40%、マザーズも1.86%の値上がりだった。昨年は日経平均ばかり高く騰落銘柄数では値下がり銘柄数が圧倒的に多いといったことを何度も書いたが、ここ風向きが変わり逆が増えているわけである。
当道場銘柄は、特に好調だ。これも昨年の反動とも言えよう。
主力3銘柄、フィックスターズ(推)、コシダカ、キクカワはそろって続伸となった。シェアテクも上げた。
「新四季報から発掘した妙味株」でも離陸したものが増えてきた。フィル・カンパニー、メンバーズ、ツナグ・ソリューション、サンフロンティア不動産などだが、これらもそろって上げた。
オンリーは1000円大台割れと弱いが、実は、ここ個人消費関連銘柄で下げる銘柄が続出している。ウエルシア、ユニー・ファミマ、ドンキ、鎌倉新書等々である。業績に問題が出てきたところもあり、その他銘柄にも不安が連鎖しているのかもしれない。いずれにせよ、個人消費がらみの銘柄は要警戒である。
現在、NYダウは安く、日経平均先物も安いが、それでも小型株は17日のように強い動きを続けられるか、注視するところだ。
1月17日 23時42分記
>なお前稿でキクカワと言えば・・・・とした・・・・がどこかは言うまでもない。お分かりでない方は四季報のキクカワの稿の【比較会社】をご覧いただきたい。キクカワがさらに上がるようなら、こちらも人気化の方向だろう。
と前稿で書いた・・・・=太平製作所も、追随する形で2625△86の高値引けとなった。
そこで、以下では、この2銘柄の株価は、いったいどこまで上がるのか、PERをもとに考察してみた。
夢物語に終わることも覚悟のうえで、お読みいただきたい。
キクカワエンタープライズ 9450△1150(1.17日終値)
2020年3月期予想実質1株利益=1231円(四季報の予想経常利益から算出)
予想実質PER=7.7倍
2019年3月期の予想経常利益は前期比4.3倍強に激増、20年3月期も16.0%の増益が予想されている。
これだけ、空前の好業績見通しの会社のPERがなお7.7倍というのは、あきれるしかない。このとんでもない割安さにようやく気づく投資家が増えてきて、ここに来ての株価急騰になっているのだろうが、それでは、どこまで上げるのだろうか、考察してみた。
PER10倍→12310円
PER15倍→18470円
PER20倍→24620円
PER22倍→27010円
最近の安値を見てみると、2017年8月の2700円。
テンバガー(株価10倍化)のためには27000円になればいいということになる。上表でPER22倍という中途半端なPERの株価が示されているのは、テンバガー実現の時のPERを示したわけである。
株価などというものは、なってみないと分からないものだが、PERで考える限り、同社株ほどの急成長有望企業はPER10倍くらいは、最低でもあっていい水準であり、場合によっては瞬間風速では20倍以上になっても、そうはおかしくない。
というわけで、株価は12000円から27000円くらいまでがあって不思議ではないということである。
太平製作所 2625△86(1.17日終値)
2020年3月期予想実質1株利益=459円(四季報の予想経常利益から算出)
予想実質PER=5.7倍
言うまでもなく、太平製作は、キクカワと並び称される木工機械等のメーカーである。
材料等、詳しいことは後日に譲るが、キクカワがこれだけ人気化すると、ちょっとした投資家なら、では太平もと考えるであろう。そしてそれだけの材料、業績面の裏付けも有しているのである。
PER7.7倍→3530円 (PER7.7倍というのはキクカワの現在のPER)
PER10倍→4590円
PER15倍→6890円
【小型株が強い】
ここ小型株の値動きがいい。17日も、日経平均こそ小幅安だったが、小型株指数は0.62%のプラスだった。JQは0.40%、マザーズも1.86%の値上がりだった。昨年は日経平均ばかり高く騰落銘柄数では値下がり銘柄数が圧倒的に多いといったことを何度も書いたが、ここ風向きが変わり逆が増えているわけである。
当道場銘柄は、特に好調だ。これも昨年の反動とも言えよう。
主力3銘柄、フィックスターズ(推)、コシダカ、キクカワはそろって続伸となった。シェアテクも上げた。
「新四季報から発掘した妙味株」でも離陸したものが増えてきた。フィル・カンパニー、メンバーズ、ツナグ・ソリューション、サンフロンティア不動産などだが、これらもそろって上げた。
オンリーは1000円大台割れと弱いが、実は、ここ個人消費関連銘柄で下げる銘柄が続出している。ウエルシア、ユニー・ファミマ、ドンキ、鎌倉新書等々である。業績に問題が出てきたところもあり、その他銘柄にも不安が連鎖しているのかもしれない。いずれにせよ、個人消費がらみの銘柄は要警戒である。
現在、NYダウは安く、日経平均先物も安いが、それでも小型株は17日のように強い動きを続けられるか、注視するところだ。
1月17日 23時42分記