2018.10.31
ここで買う候補銘柄
アメリカ株の猛反発を受けて、ようやく日本株も立ち直りの様相を強めてきた。
日経平均・TOPIXとも2.2%の値上がりだったが、JQも1.8%、マザーズは4.3%の値上がりと、主力株だけでなく、幅広く買われる展開になったのも、心強い。
ティーケーピーは3850△495と前日に続いて急伸、シェアテクも高値の2490△131からは大幅にダレたがそれでも2390△31と続伸した。
私がナンピン買いしたと書いた仙波糖化(推)は952△66と大きく上げた。10000円大台回復→好決算発表→1100円~1200円どころへ
というのが獲らぬ狸の皮算用。
食品株は堅調なものが多く、佐藤食品(WEB銘柄)(推)、エバラ食品なども高い。エバラは引け後、好決算を発表した。
フィックスターズ(推)は寄り直後1235△52まで上げたがその8分後には1190△7までダレるなど、危なっかしい動きだったが、踏ん張って終値は1223△40。戻り待ちの売りが多いためこうした値動きになるのだろうが、下げ過ぎは歴然であり、大勢としては大きく戻す流れとみて対処。
グローバルG(WEB銘柄)(推)も1415△48と続伸した。前稿でも書いたようにフィックスターズと同様に考えればいいだろう。
アルファポリスは相変わらず1日のうちでの乱高下が激しいが、それでもこの日は終始堅調で終値は1840△99。やはり突っ込んだところを買えばいい銘柄と言える。
為替がどんどん円安に進んでおり、これも効いたかジャムコ(WEB銘柄)の動きがいい。3190△50と4連騰。9.26日につけた3360円の年初来高値が見えてきた。0.10円とは言え逆日歩が付くようになってきており、好取組もあって、一段高が有望だろう。
ここからは、警戒は緩めないながらも、やや強気に転換、持ち株は値上がりを期待して持続でよさそうだ。
多少買うとした場合、何を買うか。
2157 コシダカ 1313🔻2
3989 シェアテク 2390△31
6282 オイレス工業 2075△19
8920 東祥 4385△5
私が検討してピックアップした4銘柄を紹介しておく。
新顔2銘柄についてだけ書くと、
オイレスは免震・制振装置を手掛けており業界トップのKYB脱落の恩恵大とみる。
東祥は下げない株として前著でも取り上げた銘柄だが、珍しくここ大きく下げたのでここは仕込み場ではと考えている。
このほか、仙波、フィックスターズ、グローバルGも捨てがたい。
10月31日 23時57分記
日経平均・TOPIXとも2.2%の値上がりだったが、JQも1.8%、マザーズは4.3%の値上がりと、主力株だけでなく、幅広く買われる展開になったのも、心強い。
ティーケーピーは3850△495と前日に続いて急伸、シェアテクも高値の2490△131からは大幅にダレたがそれでも2390△31と続伸した。
私がナンピン買いしたと書いた仙波糖化(推)は952△66と大きく上げた。10000円大台回復→好決算発表→1100円~1200円どころへ
というのが獲らぬ狸の皮算用。
食品株は堅調なものが多く、佐藤食品(WEB銘柄)(推)、エバラ食品なども高い。エバラは引け後、好決算を発表した。
フィックスターズ(推)は寄り直後1235△52まで上げたがその8分後には1190△7までダレるなど、危なっかしい動きだったが、踏ん張って終値は1223△40。戻り待ちの売りが多いためこうした値動きになるのだろうが、下げ過ぎは歴然であり、大勢としては大きく戻す流れとみて対処。
グローバルG(WEB銘柄)(推)も1415△48と続伸した。前稿でも書いたようにフィックスターズと同様に考えればいいだろう。
アルファポリスは相変わらず1日のうちでの乱高下が激しいが、それでもこの日は終始堅調で終値は1840△99。やはり突っ込んだところを買えばいい銘柄と言える。
為替がどんどん円安に進んでおり、これも効いたかジャムコ(WEB銘柄)の動きがいい。3190△50と4連騰。9.26日につけた3360円の年初来高値が見えてきた。0.10円とは言え逆日歩が付くようになってきており、好取組もあって、一段高が有望だろう。
ここからは、警戒は緩めないながらも、やや強気に転換、持ち株は値上がりを期待して持続でよさそうだ。
多少買うとした場合、何を買うか。
2157 コシダカ 1313🔻2
3989 シェアテク 2390△31
6282 オイレス工業 2075△19
8920 東祥 4385△5
私が検討してピックアップした4銘柄を紹介しておく。
新顔2銘柄についてだけ書くと、
オイレスは免震・制振装置を手掛けており業界トップのKYB脱落の恩恵大とみる。
東祥は下げない株として前著でも取り上げた銘柄だが、珍しくここ大きく下げたのでここは仕込み場ではと考えている。
このほか、仙波、フィックスターズ、グローバルGも捨てがたい。
10月31日 23時57分記
2018.10.31
下げ過ぎ小型株の戻りに期待
>NYダウは現在250ドル高、日経平均先物・大証夜間も220円高となっている。
と、前稿末尾で書いたわけだが、引けてみればNYダウは245ドル安、これを受けて、朝方の日経平均先物も150円程度の値下がりとなっている。
持ち株等の8時過ぎの気配を見ると、小型株の場合、大半が前日終値比でかなりのマイナスになっている。
少々、いやかなり下げようと、そうおたついたりはしないのだが、今はそういう時ではない。これ以上大幅に値下がりすると、今度こそ本格的な金策をしないといけない非常時なのである。
フィックスターズ(推)などは前日の終値1137円に対し、1040円程度の気配にぞっとする。それでも徐々に気配も上がるだろうとみていると、なんと980円くらいまで下げる。これだけで1000万円程度の下落となり、悪夢を見ているよう。前日なぜか急騰した佐藤食品(WEB銘柄)(推)等、その他銘柄分も加えるとこの倍くらいの下落になりかねない。
我が人生も極まれりかと、ちょっと肝を冷やしたわけだが、場が開いてみれば、日経平均は100円安で始まったものの、間もなく反騰に移り、結局307円(1.5%)の大幅高で終えたのだった。
いつものこととは言え、本稿を書いているときのNYダウや日経平均先物が全くと言っていいほど当てにならないうえ、引けてからのNYダウも当てにならず、毎日、一体どういう動きになるのか予測不能というのが、今の相場だ。
やはり、なお先行き不透明とみて、基本的に少ない持ち高で、形勢を見きわめるところだろう。普通の人(投資家)は海水浴場で言えば遊泳禁止と心得た方がいいだろう。
ただし、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあるのかもと思わせる兆候もちらほら出てきているのも事実だろう。
以上のようなことを総合的に判断して、自らの投資行動を決められたい。
30日の相場は、日経平均・TOPIXの値上がり率が1.4%前後だったのに対し、JQは1.0%、マザーズは3.8%で、そん色なかった。東証1部の規模別指数は、小型株の値上がり率が大型株を大きく上回った。
ここ、異常と言っていいくらい小型株は叩き売られたわけで、地合いさえ落ち着けば、その分大きく戻すことも可能だろう。
そのいい例ともいえるのがこの日のシェアテクやティーケーピーだ。シェアテクは2359△288、ティーケーピーは3355△277と、ともに急騰した。
その他の銘柄は、総じて戻りは、それまでの下げに比べ、今一つだったわけだが、単に比較的人気のある上記2銘柄などに比べ、出足が鈍いだけなのか、人気薄で今後も戻りが鈍いのか、今後の動きで見極める必要がある。
フィックスターズは安寄り後1060円まであって終値は1183△46。直近の高値1678円(9.26日)から1060円までの下落率は36.8%に達する。量子コンピューターに加え自動運転でも中核となれる銘柄である。自動運転では豊田通商の子会社と合弁会社「Fixstars Autonomous Technologies」を設立している。大きく下げただけに反動も大きいのではないか。
グローバルG(WEB銘柄)(推)についても同様なことが言える。29日までなんと変わらずを挟んで7連続安を演じた。時流に乗る好業績内需株として、大きく見直される余地は十分だろう。
仙波糖化(推)は大半の小型株が上げる中、849🔻45まであって886🔻8と下げた。これで6連続安。私はここは底値とみて866円平均で1400株買ってみた。来期予想実質PERは、今期業績上方修正、来期も続伸とみると、10倍台(11倍割れ)と、食品株としてはありえない低さになる。いつどういう形で上げるかは読めないが、いずれにせよ、この水準なら、大きく報われるとみての買いである。
NYダウ、日経平均先物は、相変わらず、おかしな動きである。現在NYダウは160ドル程度のプラス、一方日経平均先物・大証夜間は67円安。為替は1ドル112.72円と大きく円安(ただし最近の相場は円相場がほとんど影響しない感じである)。
10月31日 0時00分記
と、前稿末尾で書いたわけだが、引けてみればNYダウは245ドル安、これを受けて、朝方の日経平均先物も150円程度の値下がりとなっている。
持ち株等の8時過ぎの気配を見ると、小型株の場合、大半が前日終値比でかなりのマイナスになっている。
少々、いやかなり下げようと、そうおたついたりはしないのだが、今はそういう時ではない。これ以上大幅に値下がりすると、今度こそ本格的な金策をしないといけない非常時なのである。
フィックスターズ(推)などは前日の終値1137円に対し、1040円程度の気配にぞっとする。それでも徐々に気配も上がるだろうとみていると、なんと980円くらいまで下げる。これだけで1000万円程度の下落となり、悪夢を見ているよう。前日なぜか急騰した佐藤食品(WEB銘柄)(推)等、その他銘柄分も加えるとこの倍くらいの下落になりかねない。
我が人生も極まれりかと、ちょっと肝を冷やしたわけだが、場が開いてみれば、日経平均は100円安で始まったものの、間もなく反騰に移り、結局307円(1.5%)の大幅高で終えたのだった。
いつものこととは言え、本稿を書いているときのNYダウや日経平均先物が全くと言っていいほど当てにならないうえ、引けてからのNYダウも当てにならず、毎日、一体どういう動きになるのか予測不能というのが、今の相場だ。
やはり、なお先行き不透明とみて、基本的に少ない持ち高で、形勢を見きわめるところだろう。普通の人(投資家)は海水浴場で言えば遊泳禁止と心得た方がいいだろう。
ただし、徐々に市場は落ち着きを取り戻しつつあるのかもと思わせる兆候もちらほら出てきているのも事実だろう。
以上のようなことを総合的に判断して、自らの投資行動を決められたい。
30日の相場は、日経平均・TOPIXの値上がり率が1.4%前後だったのに対し、JQは1.0%、マザーズは3.8%で、そん色なかった。東証1部の規模別指数は、小型株の値上がり率が大型株を大きく上回った。
ここ、異常と言っていいくらい小型株は叩き売られたわけで、地合いさえ落ち着けば、その分大きく戻すことも可能だろう。
そのいい例ともいえるのがこの日のシェアテクやティーケーピーだ。シェアテクは2359△288、ティーケーピーは3355△277と、ともに急騰した。
その他の銘柄は、総じて戻りは、それまでの下げに比べ、今一つだったわけだが、単に比較的人気のある上記2銘柄などに比べ、出足が鈍いだけなのか、人気薄で今後も戻りが鈍いのか、今後の動きで見極める必要がある。
フィックスターズは安寄り後1060円まであって終値は1183△46。直近の高値1678円(9.26日)から1060円までの下落率は36.8%に達する。量子コンピューターに加え自動運転でも中核となれる銘柄である。自動運転では豊田通商の子会社と合弁会社「Fixstars Autonomous Technologies」を設立している。大きく下げただけに反動も大きいのではないか。
グローバルG(WEB銘柄)(推)についても同様なことが言える。29日までなんと変わらずを挟んで7連続安を演じた。時流に乗る好業績内需株として、大きく見直される余地は十分だろう。
仙波糖化(推)は大半の小型株が上げる中、849🔻45まであって886🔻8と下げた。これで6連続安。私はここは底値とみて866円平均で1400株買ってみた。来期予想実質PERは、今期業績上方修正、来期も続伸とみると、10倍台(11倍割れ)と、食品株としてはありえない低さになる。いつどういう形で上げるかは読めないが、いずれにせよ、この水準なら、大きく報われるとみての買いである。
NYダウ、日経平均先物は、相変わらず、おかしな動きである。現在NYダウは160ドル程度のプラス、一方日経平均先物・大証夜間は67円安。為替は1ドル112.72円と大きく円安(ただし最近の相場は円相場がほとんど影響しない感じである)。
10月31日 0時00分記
2018.10.29
小型株の叩き売りはいつまで続く?
29日の相場も、終わってみれば中小型株には非常に厳しいものだった。
日経平均が堅調に推移する中、JQは下げ幅を拡大、ずるずると下げる展開、マザーズは高寄りしたものの10時前にはマイナス圏に突入、その後は下げ幅を拡大、引けにかけ一段安となった。
結局、さしもの日経平均もマイナスになった(-35円=-0.2%)が小幅安にとどまり、一方JQは1.9%、マザーズに至っては4.1%の大幅安となった。
大型株指数はわずかながらもプラスだったが小型株指数は1.2%の大幅マイナスだった。
要するに前立会日同様、いやそれ以上に、主力大型株が踏ん張る中、小型株が(東証1部、同2部、JQ、マザーズそろって)大きく売り込まれたということである。
ここまで小型株が売り込まれる合理的理由はないと思うが、つまるところ、需給関係の悪化で、売りが売りを呼んでいるとみるところだろう。
たとえば、メルカリを保有する個人投資家はかなりいるわけだが、上場初日5000円で寄り付いて6000円まであって5300円が終値だった。それが10.29日は2685🔻149と連日の安値更新である。このダメージだけでもマザーズ市場は気息奄々となる。
マザーズ指数やJQ平均のこのところの連日の下げで個人投資家には追い証が続出していると推定される。
通常、こうした下げでも途中上げる日もあって、投資家はそこで一息入れられ、追い証にまではならないわけだが、今回はJQ、マザーズともここ5日続落の上、合計の下落率も大きい。このため、委託保証金率をよほど高めにしていた投資家以外は、30%割れが当然、20%割れ(追い証)の方もそれなりに出たと推定されるわけである。
読者諸氏でも苦しんでいる方も多いと思われる。そういう方への慰めもかねて、私の場合について、あえて書いてみよう。
(株をやっている方は儲かった話だけしたがって損をしたことはひた隠しに隠す傾向が強い。しかしまあ隠すことはない。私は隠蔽体質は大嫌いなので、バブル崩壊時、一敗地にまみれたと公言もしている。トータルでそして最後に勝てばいいのである。今回の免震・制震問題でもマンション名を隠すのはやめるべきだ)
伝統証券A口座=10.25日朝は保証金率36.0%、26日朝29.6%、29日朝26.1%
ネット証券C口座=10.25日朝は保証金率32.1%、26日朝28.0%、この後50万円入金、29日朝30.2%
29日は立ち合い開始後まもなく、私の口座はプラスに転じたので、まあ今日は、戻り待ちで、あまり動かず行こうかくらいに鷹揚に構えていた。しかし、その後、小型株が叩き売られ状況は一変した。
そこで方針転換、簡単に売買ができ手数料もほぼかからないネット証券は建玉を大きく減らし、伝統証券は放置ということにした。
その結果、保証金率は大引け後で
伝統証券A口座=21.1%(オー・ノー!)
ネット証券C口座=36.2%
となった。
午後2時過ぎ、伝統証券の営業マン氏から電話があった時に、今私のマイナス幅はどれくらいか分かりますか?と聞いたら、1000万をちょっと超えましたねというお言葉!600万くらいと推定していたのでややショック。
3時過ぎに再び電話あり、元の数字を間違えていたか何かして、マイナス幅は635万円になるという。
おいおいおい、脅かしちゃあだめでしょう!と言いつつにんまり。400万儲かったような気分。
私の個人的な話はともかく、今回、このように追い証がらみの売りも含め、やむなく叩き売られた株数が大きく膨らんだことで、小型株の場合必要以上に下げ幅が拡大したとみていいだろう。
なお、予断は許さないが、基本的には、小型株もそろそろ大底に近付いたのかもしれないくらいに考えて、対処するところかと、考えている。
NYダウは現在250ドル高、日経平均先物・大証夜間も220円高となっている。30日は小型株も含め日本株が大きく上げるのを期待しよう。
10月30日 23時52分記
日経平均が堅調に推移する中、JQは下げ幅を拡大、ずるずると下げる展開、マザーズは高寄りしたものの10時前にはマイナス圏に突入、その後は下げ幅を拡大、引けにかけ一段安となった。
結局、さしもの日経平均もマイナスになった(-35円=-0.2%)が小幅安にとどまり、一方JQは1.9%、マザーズに至っては4.1%の大幅安となった。
大型株指数はわずかながらもプラスだったが小型株指数は1.2%の大幅マイナスだった。
要するに前立会日同様、いやそれ以上に、主力大型株が踏ん張る中、小型株が(東証1部、同2部、JQ、マザーズそろって)大きく売り込まれたということである。
ここまで小型株が売り込まれる合理的理由はないと思うが、つまるところ、需給関係の悪化で、売りが売りを呼んでいるとみるところだろう。
たとえば、メルカリを保有する個人投資家はかなりいるわけだが、上場初日5000円で寄り付いて6000円まであって5300円が終値だった。それが10.29日は2685🔻149と連日の安値更新である。このダメージだけでもマザーズ市場は気息奄々となる。
マザーズ指数やJQ平均のこのところの連日の下げで個人投資家には追い証が続出していると推定される。
通常、こうした下げでも途中上げる日もあって、投資家はそこで一息入れられ、追い証にまではならないわけだが、今回はJQ、マザーズともここ5日続落の上、合計の下落率も大きい。このため、委託保証金率をよほど高めにしていた投資家以外は、30%割れが当然、20%割れ(追い証)の方もそれなりに出たと推定されるわけである。
読者諸氏でも苦しんでいる方も多いと思われる。そういう方への慰めもかねて、私の場合について、あえて書いてみよう。
(株をやっている方は儲かった話だけしたがって損をしたことはひた隠しに隠す傾向が強い。しかしまあ隠すことはない。私は隠蔽体質は大嫌いなので、バブル崩壊時、一敗地にまみれたと公言もしている。トータルでそして最後に勝てばいいのである。今回の免震・制震問題でもマンション名を隠すのはやめるべきだ)
伝統証券A口座=10.25日朝は保証金率36.0%、26日朝29.6%、29日朝26.1%
ネット証券C口座=10.25日朝は保証金率32.1%、26日朝28.0%、この後50万円入金、29日朝30.2%
29日は立ち合い開始後まもなく、私の口座はプラスに転じたので、まあ今日は、戻り待ちで、あまり動かず行こうかくらいに鷹揚に構えていた。しかし、その後、小型株が叩き売られ状況は一変した。
そこで方針転換、簡単に売買ができ手数料もほぼかからないネット証券は建玉を大きく減らし、伝統証券は放置ということにした。
その結果、保証金率は大引け後で
伝統証券A口座=21.1%(オー・ノー!)
ネット証券C口座=36.2%
となった。
午後2時過ぎ、伝統証券の営業マン氏から電話があった時に、今私のマイナス幅はどれくらいか分かりますか?と聞いたら、1000万をちょっと超えましたねというお言葉!600万くらいと推定していたのでややショック。
3時過ぎに再び電話あり、元の数字を間違えていたか何かして、マイナス幅は635万円になるという。
おいおいおい、脅かしちゃあだめでしょう!と言いつつにんまり。400万儲かったような気分。
私の個人的な話はともかく、今回、このように追い証がらみの売りも含め、やむなく叩き売られた株数が大きく膨らんだことで、小型株の場合必要以上に下げ幅が拡大したとみていいだろう。
なお、予断は許さないが、基本的には、小型株もそろそろ大底に近付いたのかもしれないくらいに考えて、対処するところかと、考えている。
NYダウは現在250ドル高、日経平均先物・大証夜間も220円高となっている。30日は小型株も含め日本株が大きく上げるのを期待しよう。
10月30日 23時52分記
2018.10.29
誰にも読めない先行きだが
とんでもない相場になっている。私もこの2日間、株から離れ、ゆっくり静養・気分転換に充てることにした。
こういう場合、体を動かすのがいいというのは、経験の教えるところなので、庭木の剪定に汗を流すことにした。生け垣の金木犀が懸案だったわけだが、これにけりをつけるべく、頑張りメイン部分は完了、隣家との境界部分は半分完了できた。自宅側からは脚立に乗ってやるわけだが、背丈が高くてやりにくかったのを、高すぎる分はのこぎりで切り低くしたが、これが難事業。ハードユースでのこぎりの切れがかなり悪くなっているせいもある。それでもこれが完了したので来年からはぐっと楽になる。道路(2メートルくらい低い)側からが命がけ。なんと言うのか分からないが脚立の半分部分が1本棒になっている脚立の変種に上がって作業をする。コーナンで買った大小様々なもののうち2番目に高い(大きい)やつである。最上部に乗って立つ(取扱い説明書では禁止事項だが)と、目がくらみそう。
これが庭側からの作業で金木犀が低くなったので、道路側からの作業ではもくろみ通り、最上部まで行かずにできるようになり、ぐっと楽に安全になった。落下して半身不随にという恐怖から、ようやく解放された。
さて相場である。
25日のNYダウは401ドル高。これを受けて日経平均先物も急騰していたので一安心していたわけだが、終わってみれば小幅高(2日間休養しているうちに記憶がやや薄れたので正確でない恐れあり)。そして始まった日本株は、日経平均は172円高で寄り付き208円高まであったわけだが、その後、徐々に軟化、177円安まで下げ終値は84円(0.4%)安だった。ただ大型株指数は0.9%の値上がりであり、逆に言えば中小型株、小型株の下げはその分、大きかったわけである。小型株指数の下落率は1.2%に達する。
JQは1.6%の下げ、マザーズは3.0%の下げで、ともに年初来安値を更新した。
要するに、日経平均などの主力大型株も下げたが、その下げは相対的に小さく、中小型株の下げは、かなりきついということである。中でもマザーズに至っては、昨年末値比で29.1%の下落となる。JQは10.6%の下落。
ちなみに日経平均は8.3%の下落率である。
最近は追い証という言葉も、ほとんど聞かなくなったことは、以前書いた。これはネット証券経由の取引が主流になり、ほぼリアルタイムの委託保証金率が表示されるようになったことが大きな要因であろう。
ところが、今回、10.23日に日経平均で604円安24日は84円高したものの25日は822円安、そして26日も84円安と、短期間に大きく下げたことで、追い証やそこまでいかなくても、保証金率が30%に肉薄といった投資家が、個人大口投資家中心に急増していると思われる。
何せ、この間(1022日→10.26日)の下落率は、日経平均こそ6.1%にとどまるがマザーズに至っては11.5%に達するのである。
これだけ急落すると、持ち株にもよるが、急落した日には1日で保証金率が5ポイントから10ポイントくらいは平気で下がる。累計では10ポイント超~20ポイントくらい下がるということだ。だから手をこまねいている(建玉を減らすとか入金するとかしない)と、30%割れ(新規の建て余力がなくなる)や、はては20%割れ(追い証)にもなりかねないわけである。
言いたかったのは、今回の(小型株の場合)3連打を食らっては、ダメージが、それほど大きかったであろうということである。
はてさて、今後である。例によって、専門家の言として下値はこれこれという見通しが日経などに載る。しかし、こういう数字は常にと言っていいほど、その時の終値から500円から1500円下を言うだけで、何のあてにもならないことは、歴史が教えることである。
それよりなにより、トランプ政権誕生以降、世界の株価は、予想とは全く違った値動きだったという事実をしっかり認識する必要があろう。予想に反してヒラリー候補が敗れトランプ大統領誕生と決まった時、アメリカ株も日本株も、これまた予想と反対に急騰した。以降も、いろいろ言われながら、トランプ政権下、アメリカ株は大きく上げ、日本株もそれなりに上げたわけである。
それが、やはりトランプ政権下、米中貿易戦争が激化し先行き不透明感が強まり、さらにアメリカの中間選挙が近づいたことで、市場の動揺が強まり、今回の世界的株安となっているわけである。
下げれば弱気というのが、新聞に登場する専門家の常だから、さらに下値模索的な予想が多くなるが、正直な話、先行きは誰にも読めないだろう。
加えて、個人投資家からすれば、日経平均の予想ではなく、小型株の予想、JQやマザーズの予想のほうが、むしろ重要だろう。こちらは、繰り返し書いているように、日経平均との連動性は乏しいのである。
こうしてみると、一段と先行きは予想しにくくなる。
東証1部全銘柄の予想PERは13.62倍(10.26日終値)、日経平均採用銘柄は12.37倍である。これは歴史的に見ても、かなり低い水準である。もちろん、今後、世界景気の悪化が進み、このPERがアップする懸念は少なからずあるわけだが、そうなるかは、まだ判断できない。原油価格の上昇など懸念はあるが、一方為替相場はなお111.9円と輸出企業各社の平均想定レートである107円前後からは、かなりの円安水準である。
まもなく本格化するアメリカの決算発表、それに続く日本の決算発表の数字も、今後の株価に大きく影響することは言うまでもない。
なお、26日のNYダウは296ドル(1.2%)安だった。ただ同日の日本株の取引終了ころは400ドル前後安かった(私の記憶)のに比べると、かなり戻している。そうしたこともあってかCME日経平均先物は21240円で、東証の終値比で55.4円高である。
こうしたのが当てにならないのは、最近の傾向ではあるが、一応頭に入れておこう。
どう転ぶか分からないと心得、備えは万全に、持ち高は少なめにして、しっかり臨機応変に対応するようにしたい。
10月29日 0時05分記
こういう場合、体を動かすのがいいというのは、経験の教えるところなので、庭木の剪定に汗を流すことにした。生け垣の金木犀が懸案だったわけだが、これにけりをつけるべく、頑張りメイン部分は完了、隣家との境界部分は半分完了できた。自宅側からは脚立に乗ってやるわけだが、背丈が高くてやりにくかったのを、高すぎる分はのこぎりで切り低くしたが、これが難事業。ハードユースでのこぎりの切れがかなり悪くなっているせいもある。それでもこれが完了したので来年からはぐっと楽になる。道路(2メートルくらい低い)側からが命がけ。なんと言うのか分からないが脚立の半分部分が1本棒になっている脚立の変種に上がって作業をする。コーナンで買った大小様々なもののうち2番目に高い(大きい)やつである。最上部に乗って立つ(取扱い説明書では禁止事項だが)と、目がくらみそう。
これが庭側からの作業で金木犀が低くなったので、道路側からの作業ではもくろみ通り、最上部まで行かずにできるようになり、ぐっと楽に安全になった。落下して半身不随にという恐怖から、ようやく解放された。
さて相場である。
25日のNYダウは401ドル高。これを受けて日経平均先物も急騰していたので一安心していたわけだが、終わってみれば小幅高(2日間休養しているうちに記憶がやや薄れたので正確でない恐れあり)。そして始まった日本株は、日経平均は172円高で寄り付き208円高まであったわけだが、その後、徐々に軟化、177円安まで下げ終値は84円(0.4%)安だった。ただ大型株指数は0.9%の値上がりであり、逆に言えば中小型株、小型株の下げはその分、大きかったわけである。小型株指数の下落率は1.2%に達する。
JQは1.6%の下げ、マザーズは3.0%の下げで、ともに年初来安値を更新した。
要するに、日経平均などの主力大型株も下げたが、その下げは相対的に小さく、中小型株の下げは、かなりきついということである。中でもマザーズに至っては、昨年末値比で29.1%の下落となる。JQは10.6%の下落。
ちなみに日経平均は8.3%の下落率である。
最近は追い証という言葉も、ほとんど聞かなくなったことは、以前書いた。これはネット証券経由の取引が主流になり、ほぼリアルタイムの委託保証金率が表示されるようになったことが大きな要因であろう。
ところが、今回、10.23日に日経平均で604円安24日は84円高したものの25日は822円安、そして26日も84円安と、短期間に大きく下げたことで、追い証やそこまでいかなくても、保証金率が30%に肉薄といった投資家が、個人大口投資家中心に急増していると思われる。
何せ、この間(1022日→10.26日)の下落率は、日経平均こそ6.1%にとどまるがマザーズに至っては11.5%に達するのである。
これだけ急落すると、持ち株にもよるが、急落した日には1日で保証金率が5ポイントから10ポイントくらいは平気で下がる。累計では10ポイント超~20ポイントくらい下がるということだ。だから手をこまねいている(建玉を減らすとか入金するとかしない)と、30%割れ(新規の建て余力がなくなる)や、はては20%割れ(追い証)にもなりかねないわけである。
言いたかったのは、今回の(小型株の場合)3連打を食らっては、ダメージが、それほど大きかったであろうということである。
はてさて、今後である。例によって、専門家の言として下値はこれこれという見通しが日経などに載る。しかし、こういう数字は常にと言っていいほど、その時の終値から500円から1500円下を言うだけで、何のあてにもならないことは、歴史が教えることである。
それよりなにより、トランプ政権誕生以降、世界の株価は、予想とは全く違った値動きだったという事実をしっかり認識する必要があろう。予想に反してヒラリー候補が敗れトランプ大統領誕生と決まった時、アメリカ株も日本株も、これまた予想と反対に急騰した。以降も、いろいろ言われながら、トランプ政権下、アメリカ株は大きく上げ、日本株もそれなりに上げたわけである。
それが、やはりトランプ政権下、米中貿易戦争が激化し先行き不透明感が強まり、さらにアメリカの中間選挙が近づいたことで、市場の動揺が強まり、今回の世界的株安となっているわけである。
下げれば弱気というのが、新聞に登場する専門家の常だから、さらに下値模索的な予想が多くなるが、正直な話、先行きは誰にも読めないだろう。
加えて、個人投資家からすれば、日経平均の予想ではなく、小型株の予想、JQやマザーズの予想のほうが、むしろ重要だろう。こちらは、繰り返し書いているように、日経平均との連動性は乏しいのである。
こうしてみると、一段と先行きは予想しにくくなる。
東証1部全銘柄の予想PERは13.62倍(10.26日終値)、日経平均採用銘柄は12.37倍である。これは歴史的に見ても、かなり低い水準である。もちろん、今後、世界景気の悪化が進み、このPERがアップする懸念は少なからずあるわけだが、そうなるかは、まだ判断できない。原油価格の上昇など懸念はあるが、一方為替相場はなお111.9円と輸出企業各社の平均想定レートである107円前後からは、かなりの円安水準である。
まもなく本格化するアメリカの決算発表、それに続く日本の決算発表の数字も、今後の株価に大きく影響することは言うまでもない。
なお、26日のNYダウは296ドル(1.2%)安だった。ただ同日の日本株の取引終了ころは400ドル前後安かった(私の記憶)のに比べると、かなり戻している。そうしたこともあってかCME日経平均先物は21240円で、東証の終値比で55.4円高である。
こうしたのが当てにならないのは、最近の傾向ではあるが、一応頭に入れておこう。
どう転ぶか分からないと心得、備えは万全に、持ち高は少なめにして、しっかり臨機応変に対応するようにしたい。
10月29日 0時05分記
2018.10.25
フィックスターズ
3687 フィックスターズ(東証1部)
株価=1432▼16(10月18日終値)
出来高=212500株(10月18日) (売買単位=100株)
PER=56.6倍(2019年9月期予想実質値)
07月06日=1310円~1820円=03月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆
10月18日付で推奨しているので、株価や年初来高値・安値等は、同日や同日現在の値である。
推奨度が☆☆なのは、現在の相場環境を考慮したためである。
本日は急落、1305円まであって終値は1306🔻94。つまり、7.06日につけた年初来安値を更新したわけである。
これでダブルボトム形成となって、明日26日から、いよいよ本格的上昇相場入りを期待して、これを書いている。
量子コンピューターの本命として推奨したわけだが、それではなぜフィックスターズが同関連の本命なのか。
以下は「量子コンピュータ」に関するウィキペディア記事の引用である。
>2011年に突如として、カナダの企業D-Wave Systemsが量子コンピュータ「D-Wave」の建造に成功したと発表した。D-Waveはこの記事の多くの部分で説明している量子ゲートによるコンピュータではなく、量子焼きなまし法による最適化計算に特化した専用計算機である。発表当初のものは128量子ビットであった。D-Waveが本当に量子コンピューティングを実現したものか否か、当初は疑う向きも多かったものの、確かに量子コンピューティングによるものとする調査論文が英科学誌ネイチャーに発表され、グーグルを筆頭とするベンチャー企業がD-Waveと協業を開始するなど、2018年1月現在、確実視されて来ている。
鎌倉注1=D-Wave Systemsは以下ではDウェーブ・システムズ社(略し的Dウェーブ)と記す。
鎌倉注2=量子焼きなまし(法)は量子アニーリングの表現の方が一般的であろう。
最初は半信半疑で迎えられたDウェーブの量子コンピューターであるが、その後は上述のグーグルが協業を開始したほかゴールドマンサックスが出資するなど、世界の錚々たる企業が秋波を送っている。
さて、そこでフィックスターズである。以下は同社のIR(2017年6月26日)である。
>株式会社フィックスターズ(本社: 東京都品川区、以下フィックスターズ)は、D-Wave Systems, Inc.(本社:カナダ ブリテイッシュコロンビア州、以下D-Wave)と、量子コンピュータに関する協業を開始する旨合意いたしました。
フィックスターズは、マルチコア黎明期から並列処理等による高速化ソリューションを提供し、その後もGPUやFPGA等がアクセラレータとして利用され始めた当時から、いち早く各半導体アーキテクチャの構造を活かした高速化を実現してきました。今後はD-Waveと協業し、特定領域におけるアクセラレータとして圧倒的な潜在能力を示す量子コンピュータの、導入支援を提供いたします。
D-Waveは、量子アニーリングに基づく量子コンピュータを提供するカナダ ブリテイッシュコロンビア州に拠点を置く企業です。2011年に世界初の商用量子コンピュータとされるD-Wave Oneを発表し、Lockheed Martinを皮切りにGoogleやNASA等、様々な企業、研究機関がD-Waveの量子コンピュータを導入しています。
量子アニーリングマシンの基本動作原理を世界に先駆けて提案した、東京工業大学 理学院 教授の西森 秀稔氏は以下のようにコメントしています。「量子アニーリングマシンの実用が進むにつれ、その驚くべき成果とともに量子コンピューティングに対する関心が近年急速に高まってきています。『組み合わせ最適化問題』やサンプリングを目的とし、全く新しい原理に基づいて開発された一種のアクセラレータとして、交通量の最適化や金融におけるポートフォリオ最適化、加えて機械学習等の人工知能の発展を支える技術等においても利用されようとしており、非常に大きな可能性を秘めています。アクセラレータを活用し様々な高速化を実現してきたフィックスターズが、量子アニーリングマシンによる量子コンピューティングの更なる可能性を示してくれることと大いに期待しています。」
産学連携を積極的に行い、量子アニーリングマシンによる情報処理技術の研究を推し進める、早稲田大学 高等研究所 准教授の田中 宗氏(科学技術振興機構 さきがけ研究者を兼任)は以下のようにコメントしています。「現状、多くの企業、研究機関が量子アニーリングマシンの利用を検討しているものの、その特性を活かした利用方法がわからず悩まれていると相談を頂くことが多々あります。今後利用が広がるためには、ハードウェアの提供や量子アニーリングマシンの物理的な特性に関する専門家のアドバイスはもちろんのこと、マシン上で利用できるアプリケーションや、適用分野やアルゴリズムに合わせた導入支援の提供が必要になります。様々なプロセッサや産業分野を対象として高速化を手掛けてきたフィックスターズがD-Waveとの協業を開始することにより、量子コンピューティングの裾野は確実に広がると期待しています。」
D-Wave International プレジデント、Robert “Bo” Ewald氏は以下のようにコメントしています。「量子コンピューティングの実用化を進めるためには、世界中の専門家や業界リーダーとの強い協働が必要不可欠です。西森教授や田中准教授のようなプロフェッショナルのサポートに加え、フィックスターズのようなリーディングカンパニーと協力し、世界中のお客様により速くより素晴らしいソリューションを提供してまいります。」
フィックスターズ 代表取締役社長、三木 聡は以下のようにコメントしています。「この度、D-Waveとの協業開始を発表できたことを大変嬉しく思います。フィックスターズは創業以来、高度なソフトウェア技術を事業の中核に据え、日々進化を遂げるハードウェアアーキテクチャ毎の最適化や、並列処理等を用いた高速化ソリューションを提供してまいりました。特定領域において圧倒的な性能を示す量子アニーリングマシンの導入支援を提供することで、お客様のビジネスの更なる加速を実現してまいります。」
調べれば分かるが、日立のCMOSアニーリングマシン、国立研究開発法人新エネルギー・産業開発総合開発機構(NEDO)の新規事業「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」等、量子コンピューター関連の研究開発の多くに顔を出すのがフィックスターズである。要するに機械そのものの開発は大企業や大学・研究機関だが、その運用、導入といった場面で不可欠な唯一無二とでも言えそうな存在がフィックスターズなのではないか(あくまで素人の想像である)。
この辺のことに関しては次回以降に譲り、ここではこれまでとする。
なお9.20日の日経朝刊の量子コンピューターの記事の写真に使われていたのがDウェーブの量子コンピューターである。本来なら、この記事にフィックスターズの名前もと出て、株価もストップ高してもおかしくないところだったのだが・・・
実は、この記事、「金融高度化 活用策探る」という副題がついていて、金融関連の使い方に絞った書き方だったことと、おそらくこの記事を書いた方がDウェーブとフィックスターズの協業について知らなかったため、フィックスターズが無視されたのだろう。
10月25日 21時19分記
株価=1432▼16(10月18日終値)
出来高=212500株(10月18日) (売買単位=100株)
PER=56.6倍(2019年9月期予想実質値)
07月06日=1310円~1820円=03月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆
10月18日付で推奨しているので、株価や年初来高値・安値等は、同日や同日現在の値である。
推奨度が☆☆なのは、現在の相場環境を考慮したためである。
本日は急落、1305円まであって終値は1306🔻94。つまり、7.06日につけた年初来安値を更新したわけである。
これでダブルボトム形成となって、明日26日から、いよいよ本格的上昇相場入りを期待して、これを書いている。
量子コンピューターの本命として推奨したわけだが、それではなぜフィックスターズが同関連の本命なのか。
以下は「量子コンピュータ」に関するウィキペディア記事の引用である。
>2011年に突如として、カナダの企業D-Wave Systemsが量子コンピュータ「D-Wave」の建造に成功したと発表した。D-Waveはこの記事の多くの部分で説明している量子ゲートによるコンピュータではなく、量子焼きなまし法による最適化計算に特化した専用計算機である。発表当初のものは128量子ビットであった。D-Waveが本当に量子コンピューティングを実現したものか否か、当初は疑う向きも多かったものの、確かに量子コンピューティングによるものとする調査論文が英科学誌ネイチャーに発表され、グーグルを筆頭とするベンチャー企業がD-Waveと協業を開始するなど、2018年1月現在、確実視されて来ている。
鎌倉注1=D-Wave Systemsは以下ではDウェーブ・システムズ社(略し的Dウェーブ)と記す。
鎌倉注2=量子焼きなまし(法)は量子アニーリングの表現の方が一般的であろう。
最初は半信半疑で迎えられたDウェーブの量子コンピューターであるが、その後は上述のグーグルが協業を開始したほかゴールドマンサックスが出資するなど、世界の錚々たる企業が秋波を送っている。
さて、そこでフィックスターズである。以下は同社のIR(2017年6月26日)である。
>株式会社フィックスターズ(本社: 東京都品川区、以下フィックスターズ)は、D-Wave Systems, Inc.(本社:カナダ ブリテイッシュコロンビア州、以下D-Wave)と、量子コンピュータに関する協業を開始する旨合意いたしました。
フィックスターズは、マルチコア黎明期から並列処理等による高速化ソリューションを提供し、その後もGPUやFPGA等がアクセラレータとして利用され始めた当時から、いち早く各半導体アーキテクチャの構造を活かした高速化を実現してきました。今後はD-Waveと協業し、特定領域におけるアクセラレータとして圧倒的な潜在能力を示す量子コンピュータの、導入支援を提供いたします。
D-Waveは、量子アニーリングに基づく量子コンピュータを提供するカナダ ブリテイッシュコロンビア州に拠点を置く企業です。2011年に世界初の商用量子コンピュータとされるD-Wave Oneを発表し、Lockheed Martinを皮切りにGoogleやNASA等、様々な企業、研究機関がD-Waveの量子コンピュータを導入しています。
量子アニーリングマシンの基本動作原理を世界に先駆けて提案した、東京工業大学 理学院 教授の西森 秀稔氏は以下のようにコメントしています。「量子アニーリングマシンの実用が進むにつれ、その驚くべき成果とともに量子コンピューティングに対する関心が近年急速に高まってきています。『組み合わせ最適化問題』やサンプリングを目的とし、全く新しい原理に基づいて開発された一種のアクセラレータとして、交通量の最適化や金融におけるポートフォリオ最適化、加えて機械学習等の人工知能の発展を支える技術等においても利用されようとしており、非常に大きな可能性を秘めています。アクセラレータを活用し様々な高速化を実現してきたフィックスターズが、量子アニーリングマシンによる量子コンピューティングの更なる可能性を示してくれることと大いに期待しています。」
産学連携を積極的に行い、量子アニーリングマシンによる情報処理技術の研究を推し進める、早稲田大学 高等研究所 准教授の田中 宗氏(科学技術振興機構 さきがけ研究者を兼任)は以下のようにコメントしています。「現状、多くの企業、研究機関が量子アニーリングマシンの利用を検討しているものの、その特性を活かした利用方法がわからず悩まれていると相談を頂くことが多々あります。今後利用が広がるためには、ハードウェアの提供や量子アニーリングマシンの物理的な特性に関する専門家のアドバイスはもちろんのこと、マシン上で利用できるアプリケーションや、適用分野やアルゴリズムに合わせた導入支援の提供が必要になります。様々なプロセッサや産業分野を対象として高速化を手掛けてきたフィックスターズがD-Waveとの協業を開始することにより、量子コンピューティングの裾野は確実に広がると期待しています。」
D-Wave International プレジデント、Robert “Bo” Ewald氏は以下のようにコメントしています。「量子コンピューティングの実用化を進めるためには、世界中の専門家や業界リーダーとの強い協働が必要不可欠です。西森教授や田中准教授のようなプロフェッショナルのサポートに加え、フィックスターズのようなリーディングカンパニーと協力し、世界中のお客様により速くより素晴らしいソリューションを提供してまいります。」
フィックスターズ 代表取締役社長、三木 聡は以下のようにコメントしています。「この度、D-Waveとの協業開始を発表できたことを大変嬉しく思います。フィックスターズは創業以来、高度なソフトウェア技術を事業の中核に据え、日々進化を遂げるハードウェアアーキテクチャ毎の最適化や、並列処理等を用いた高速化ソリューションを提供してまいりました。特定領域において圧倒的な性能を示す量子アニーリングマシンの導入支援を提供することで、お客様のビジネスの更なる加速を実現してまいります。」
調べれば分かるが、日立のCMOSアニーリングマシン、国立研究開発法人新エネルギー・産業開発総合開発機構(NEDO)の新規事業「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」等、量子コンピューター関連の研究開発の多くに顔を出すのがフィックスターズである。要するに機械そのものの開発は大企業や大学・研究機関だが、その運用、導入といった場面で不可欠な唯一無二とでも言えそうな存在がフィックスターズなのではないか(あくまで素人の想像である)。
この辺のことに関しては次回以降に譲り、ここではこれまでとする。
なお9.20日の日経朝刊の量子コンピューターの記事の写真に使われていたのがDウェーブの量子コンピューターである。本来なら、この記事にフィックスターズの名前もと出て、株価もストップ高してもおかしくないところだったのだが・・・
実は、この記事、「金融高度化 活用策探る」という副題がついていて、金融関連の使い方に絞った書き方だったことと、おそらくこの記事を書いた方がDウェーブとフィックスターズの協業について知らなかったため、フィックスターズが無視されたのだろう。
10月25日 21時19分記
2018.10.24
いざ出陣
朝起きてみれば、NYダウは大きく下げ幅を縮小して終えており、CME日経平均先物は150円高程度。
やれうれしやと思ったのもつかの間、大幅高で始まった日経平均は10時過ぎにはマイナスに転じ、JQ、マザーズはやや先行してマイナス圏に。その後日経平均は100円安近くまで売られる場面があったものの、終わってみれば80円(0.4%)高だった。しかし、JQは1.0%の大幅安、マザーズもー0.5%安だった。
結局、高かったのはファストリ高が大きく効いた日経平均だけで、他市場は2部も含めマイナス。TOPIXはかろうじてプラスだったが、上昇率は0.08%に過ぎなかった。
要するに不安定な動きが依然続いており、油断大敵ということだろう。特に個人投資家の懐具合はかなり悪化しており、戻り売り圧力は、かなり大きいと覚悟しておく必要がありそうだ。
【フィックスターズ】
フィックスターズ(推)は1434△17で寄り付き、直後には1450△33まであったがその後1376🔻41まで急落、終値は1400🔻17だった。ちょっと動きがいいとわっと飛び乗り、ちょっと動きが悪くなるや慌てて飛び降りるという昨今の個人投資家心理のなせる業だろう。
しかし、これで当ブログ読者はほぼ仕込み完了となったであろう。
いよいよ収穫に向けて始動したいと思う。
9.20日の日経新聞朝刊に「量子コンピューター」と題した大きな記事が掲載された。
・資産運用を最適化
・暗号破りに先回り
など、実用化への期待が強まるというのである。
この記事を見て私はフィックスターズの出番だとひらめいた。100株だけ9.14日に1522円で買って保有しており、量子コンピューター=フィックスターズと考えていたからである。
9.20日、同社の株価は前日比2円高で静かに寄った。どうも、私の認識とは違うようで、ほとんど、日経記事は材料視されていないようだ。終値は1635△42。その後26日には1676円まであったものの、ここが高値となり、その後同社株は長期下落トレンドに入り、10.16日には1368円の安値を付けている。
このように、量子コンピューターという材料は、同社株にとって、そもそも材料だったのかさえ不明なくらいはかないものに終わり、今や全くこの材料は忘れ去られていると判断していいだろう。
まさにここが付け目なのである。
ブレインパッド(データ・マイニング)、N・フィールド(精神疾患患者に特化した訪問看護)、LITALICO(障害者の就労支援)等、独自のニッチな領域で本領を発揮した企業は、株価が大化けしている。こうした銘柄を私は発掘してきたわけだが、フィックスターズも、これらの仲間に入る資格は十分あるだろう。
量子コンピューターは、もちろん、日立、NEC、富士通、NTT等、多くの大企業がその開発にしのぎを削っている。海外勢は、その先を行っていると思われる。しかしこうした銘柄は量子コンピューター関連として大化けする可能性はほとんどない。
企業規模の問題に加え、実用化までの道のり、競争相手と比較しての優位性等を考えると、そういう結論になる。
これに対し、フィックスターズの場合、導入支援、運用等において独自の強みを有しており、この面から大化けの素質があるわけである。
最後に、私の秘蔵材料について。
こう思わせぶりに書いても、実は多くの投資家は知っており、なあんだとなる懸念もゼロではないのに一抹の不安を持つ(ある意味株の材料というのは多くの場合そういう懸念を内包すると思うので、なあんだとなった場合はお許し願う)。
それはそれとして、材料を知るヒントは前述の日経記事にある。
あの記事を(図書館で探すなりして)よく見られたい。
こう書いてもお分かりにならない場合、掲載されている写真に注目と書いておこう。
こんな簡単なことを、ほとんどの投資家が気づいていないなどということがあるのだろうか?
そういう不安を感じつつ、「量子コンピューター関連銘柄」とネット検索したり、掲示板や当ブログ読者からのコメントを注視しているわけだが、やはり誰も気づいていない、少なくとも、この材料に言及していないようである。
かくして、1400円などという、推奨直後値1402円さえ下回る水準に株価があるのは、夢のようである。
ここを買おうという場合、できれば1420円以下、最高で1450円前後以下を目安にされたい。ただし、NY市場等、海外情勢等、市場環境次第では、この限りでないのは言うまでもない。
10月24日 22時06分記
やれうれしやと思ったのもつかの間、大幅高で始まった日経平均は10時過ぎにはマイナスに転じ、JQ、マザーズはやや先行してマイナス圏に。その後日経平均は100円安近くまで売られる場面があったものの、終わってみれば80円(0.4%)高だった。しかし、JQは1.0%の大幅安、マザーズもー0.5%安だった。
結局、高かったのはファストリ高が大きく効いた日経平均だけで、他市場は2部も含めマイナス。TOPIXはかろうじてプラスだったが、上昇率は0.08%に過ぎなかった。
要するに不安定な動きが依然続いており、油断大敵ということだろう。特に個人投資家の懐具合はかなり悪化しており、戻り売り圧力は、かなり大きいと覚悟しておく必要がありそうだ。
【フィックスターズ】
フィックスターズ(推)は1434△17で寄り付き、直後には1450△33まであったがその後1376🔻41まで急落、終値は1400🔻17だった。ちょっと動きがいいとわっと飛び乗り、ちょっと動きが悪くなるや慌てて飛び降りるという昨今の個人投資家心理のなせる業だろう。
しかし、これで当ブログ読者はほぼ仕込み完了となったであろう。
いよいよ収穫に向けて始動したいと思う。
9.20日の日経新聞朝刊に「量子コンピューター」と題した大きな記事が掲載された。
・資産運用を最適化
・暗号破りに先回り
など、実用化への期待が強まるというのである。
この記事を見て私はフィックスターズの出番だとひらめいた。100株だけ9.14日に1522円で買って保有しており、量子コンピューター=フィックスターズと考えていたからである。
9.20日、同社の株価は前日比2円高で静かに寄った。どうも、私の認識とは違うようで、ほとんど、日経記事は材料視されていないようだ。終値は1635△42。その後26日には1676円まであったものの、ここが高値となり、その後同社株は長期下落トレンドに入り、10.16日には1368円の安値を付けている。
このように、量子コンピューターという材料は、同社株にとって、そもそも材料だったのかさえ不明なくらいはかないものに終わり、今や全くこの材料は忘れ去られていると判断していいだろう。
まさにここが付け目なのである。
ブレインパッド(データ・マイニング)、N・フィールド(精神疾患患者に特化した訪問看護)、LITALICO(障害者の就労支援)等、独自のニッチな領域で本領を発揮した企業は、株価が大化けしている。こうした銘柄を私は発掘してきたわけだが、フィックスターズも、これらの仲間に入る資格は十分あるだろう。
量子コンピューターは、もちろん、日立、NEC、富士通、NTT等、多くの大企業がその開発にしのぎを削っている。海外勢は、その先を行っていると思われる。しかしこうした銘柄は量子コンピューター関連として大化けする可能性はほとんどない。
企業規模の問題に加え、実用化までの道のり、競争相手と比較しての優位性等を考えると、そういう結論になる。
これに対し、フィックスターズの場合、導入支援、運用等において独自の強みを有しており、この面から大化けの素質があるわけである。
最後に、私の秘蔵材料について。
こう思わせぶりに書いても、実は多くの投資家は知っており、なあんだとなる懸念もゼロではないのに一抹の不安を持つ(ある意味株の材料というのは多くの場合そういう懸念を内包すると思うので、なあんだとなった場合はお許し願う)。
それはそれとして、材料を知るヒントは前述の日経記事にある。
あの記事を(図書館で探すなりして)よく見られたい。
こう書いてもお分かりにならない場合、掲載されている写真に注目と書いておこう。
こんな簡単なことを、ほとんどの投資家が気づいていないなどということがあるのだろうか?
そういう不安を感じつつ、「量子コンピューター関連銘柄」とネット検索したり、掲示板や当ブログ読者からのコメントを注視しているわけだが、やはり誰も気づいていない、少なくとも、この材料に言及していないようである。
かくして、1400円などという、推奨直後値1402円さえ下回る水準に株価があるのは、夢のようである。
ここを買おうという場合、できれば1420円以下、最高で1450円前後以下を目安にされたい。ただし、NY市場等、海外情勢等、市場環境次第では、この限りでないのは言うまでもない。
10月24日 22時06分記
2018.10.24
覆水盆に返らず
あまり明確な原因もなく、世界的株安になっている。
23日の日本株は日経平均は604円(2.7%)の暴落となった。TOPIXも2.6%安。JQは1.0%、マザーズは1.6%の下落。
これだけでも十分参るところだが、その後のアメリカでNYダウ、NQとも大幅安となっている。激しく動いており、最終的にどうなるか予断を許さないが、現時点でNYダウは400ドル(1.6%)前後の値下がり、NQはそれを上回る下落率となっている。これを受けて日経平均先物・大証夜間は、先行して大きく下げたのでNYダウよりは小幅ながら、それでも大幅に下げている。こちらも激しく動いているので、最終的にどうなるか見極める必要がある。
中間選挙を間近に控えるアメリカ、アメリカの金利急上昇、米中貿易戦争激化と世界経済の減速、トランプ政権とロシアやドイツとの冷たい関係等、懸念材料を挙げれば切りがないが、とは言え、ここまで下げるのも、やや冷静さを失っているのではとも感じる。
持ち高は少なめに、さらにかなり下げたとしても耐えられる態勢にして、相場が落ち着くのを待つところだろう。
災害は忘れたた頃にやってくるというが、10.21国際反戦デー(数十年前は学生運動でよく言われた言葉)とかその直後2、3日は、世界的に株価の暴落がよくあり、私も特異日として注意していたのだが、最近はそういうこともなく、安心している中での、今回の暴落だった。
覆水盆にかえらず である。
10月24日 0時16分記
ただいま、やや下げ幅を縮小中。起きてみたら・・・・
23日の日本株は日経平均は604円(2.7%)の暴落となった。TOPIXも2.6%安。JQは1.0%、マザーズは1.6%の下落。
これだけでも十分参るところだが、その後のアメリカでNYダウ、NQとも大幅安となっている。激しく動いており、最終的にどうなるか予断を許さないが、現時点でNYダウは400ドル(1.6%)前後の値下がり、NQはそれを上回る下落率となっている。これを受けて日経平均先物・大証夜間は、先行して大きく下げたのでNYダウよりは小幅ながら、それでも大幅に下げている。こちらも激しく動いているので、最終的にどうなるか見極める必要がある。
中間選挙を間近に控えるアメリカ、アメリカの金利急上昇、米中貿易戦争激化と世界経済の減速、トランプ政権とロシアやドイツとの冷たい関係等、懸念材料を挙げれば切りがないが、とは言え、ここまで下げるのも、やや冷静さを失っているのではとも感じる。
持ち高は少なめに、さらにかなり下げたとしても耐えられる態勢にして、相場が落ち着くのを待つところだろう。
災害は忘れたた頃にやってくるというが、10.21国際反戦デー(数十年前は学生運動でよく言われた言葉)とかその直後2、3日は、世界的に株価の暴落がよくあり、私も特異日として注意していたのだが、最近はそういうこともなく、安心している中での、今回の暴落だった。
覆水盆にかえらず である。
10月24日 0時16分記
ただいま、やや下げ幅を縮小中。起きてみたら・・・・
2018.10.22
ロジネットがアマゾンから追加受託
どうも安心してできない相場が、依然として続いているという感じである。
日経平均・TOPIX、JQ、マザーズと、各市場の指数等、そろって高かったわけだが、個別にみると、1本筋の通ったものがあるわけではなく、大きく上げたものがある一方で、訳もなく叩き売られるものもあるという、相変わらずの羅針盤無き航海が続く。
仙波糖化(推)、オーウイル(推)などは上げたが、佐藤食品(WEB銘柄)(推)は下げ、またSBS、コシダカは大きく下げた。オーウイルなどは8.31日につけた戻り高値1546円に迫る1530△35で引け値としては戻り高値更新である。これがこれだけ上げるならと思っても、業績好調組(例えばコシダカ)の方がかえって動きが悪かったりするので、やりにくいわけである。
シェアリングも2637▼73とかなり下げた。ただ、こうした日々の動きに惑わされてはいけないだろう。大きく舞い上がるのを信じて見守っていこう。
フィックスターズ(推)は快調に上げた。ただ1514△77まで急伸したのだが、その後は上げ幅を大きく縮小、終値は1478△41。しかし一気に1500円台に乗せて終わるより、しっかり足元を固めてあげるこういう形のほうが先々にはいいだろう。材料への反応など、予想外のことも多々あるので、確定的なことは言えないが、まあ楽しみな材料を温存していると思っていていただこう。
ここまで書いてNYダウ、日経平均先物を確認したら、懸念していたような状況に。すなわち書き始めたころはNYダウはかなりのプラス、日経平均先物はほぼ横ばいだったのが、現在はNYダウは100ドル近い値下がり、日経平均先物・大証夜間は130円を超す値下がりとなっている。まあやはり慎重に行けということだろう。
アメリカの核廃棄条約脱退、サウジ疑惑(反体制記者殺害疑惑)等、国際情勢が緊迫しつつあるのが響いているのか。
【ロジネットに好材料】
読者の方に知らせていただいた情報。
ロジネットジャパングループの中核会社・札幌通運からのIR(10.17日付)。
アマゾンジャパン様配達受託に関するお知らせ
お客様各位
平成30年10月18日より、アマゾンジャパン様商品の札幌市内配達業務の一部を、弊社にて行うこととなりましたのでお知らせいたします。
ロジネット(札幌通運)は、そもそもアマゾンの配送業者だっただろうと言う方があろうが、もちろんそうなのだが、これは、今回上記の業務を新たに受託したということである。つまり、膨張するアマゾンからの仕事がまた一段と増加したというお知らせのわけである。遠州トラックについて四季報最新号に「関係強化進むアマゾンから浜松で個別宅配受託。」とあるが、これと同様なグッドニュースととらえればよい。
いずれにせよ、業績絶好調のアマゾン銘柄が異常な安値に放置されている中での好材料である。
10月22日 23時43分記
日経平均・TOPIX、JQ、マザーズと、各市場の指数等、そろって高かったわけだが、個別にみると、1本筋の通ったものがあるわけではなく、大きく上げたものがある一方で、訳もなく叩き売られるものもあるという、相変わらずの羅針盤無き航海が続く。
仙波糖化(推)、オーウイル(推)などは上げたが、佐藤食品(WEB銘柄)(推)は下げ、またSBS、コシダカは大きく下げた。オーウイルなどは8.31日につけた戻り高値1546円に迫る1530△35で引け値としては戻り高値更新である。これがこれだけ上げるならと思っても、業績好調組(例えばコシダカ)の方がかえって動きが悪かったりするので、やりにくいわけである。
シェアリングも2637▼73とかなり下げた。ただ、こうした日々の動きに惑わされてはいけないだろう。大きく舞い上がるのを信じて見守っていこう。
フィックスターズ(推)は快調に上げた。ただ1514△77まで急伸したのだが、その後は上げ幅を大きく縮小、終値は1478△41。しかし一気に1500円台に乗せて終わるより、しっかり足元を固めてあげるこういう形のほうが先々にはいいだろう。材料への反応など、予想外のことも多々あるので、確定的なことは言えないが、まあ楽しみな材料を温存していると思っていていただこう。
ここまで書いてNYダウ、日経平均先物を確認したら、懸念していたような状況に。すなわち書き始めたころはNYダウはかなりのプラス、日経平均先物はほぼ横ばいだったのが、現在はNYダウは100ドル近い値下がり、日経平均先物・大証夜間は130円を超す値下がりとなっている。まあやはり慎重に行けということだろう。
アメリカの核廃棄条約脱退、サウジ疑惑(反体制記者殺害疑惑)等、国際情勢が緊迫しつつあるのが響いているのか。
【ロジネットに好材料】
読者の方に知らせていただいた情報。
ロジネットジャパングループの中核会社・札幌通運からのIR(10.17日付)。
アマゾンジャパン様配達受託に関するお知らせ
お客様各位
平成30年10月18日より、アマゾンジャパン様商品の札幌市内配達業務の一部を、弊社にて行うこととなりましたのでお知らせいたします。
ロジネット(札幌通運)は、そもそもアマゾンの配送業者だっただろうと言う方があろうが、もちろんそうなのだが、これは、今回上記の業務を新たに受託したということである。つまり、膨張するアマゾンからの仕事がまた一段と増加したというお知らせのわけである。遠州トラックについて四季報最新号に「関係強化進むアマゾンから浜松で個別宅配受託。」とあるが、これと同様なグッドニュースととらえればよい。
いずれにせよ、業績絶好調のアマゾン銘柄が異常な安値に放置されている中での好材料である。
10月22日 23時43分記
2018.10.21
フィックスターズ、シェアテクの強さに注目
19日の相場は、アメリア株の大幅安(特にNQは2.1%の急落)を受けて、日経平均は急落して始まったが、前場後半から持ち直し傾向になり、後場は引けにかけさらに戻し、結局126円(0.6%)の下げにとどまった。戻した要因としては日銀によるETF上場投信)買いの思惑も言われた。JQは0.4%安、マザーズは0.7%安だった。東証1部の規模別指数では小型の下落率が最少だった。
こうした中、当道場銘柄も下げたものが多かったわけだが、それでも比較的健闘した。
シェアテクが2615▼51まで下げる場面があったものの、終値は2710△44。年初来高値更新こそならなかったが、引け新値である。私が18日に2700円前後で600株買い増した(前々稿参照)分もプラスに転じたわけである。繰り返し書いてきたように、やはり、この動きからしても、大化けの可能性を秘めているように思う。
ポートフォリオ運用ということを繰り返し言っているが、どの銘柄が上がるかは、特に今のような相場では的確に予想するのは極めて困難だ。よって、ある程度保険を掛けるというか、幅広く網を張るというか、そういったやり方が成功への近道だろう。ちょっと昔はやった(ようだ)そーせい1本やりとか、当道場銘柄でも特定の1、2銘柄に極端に大きな割合の資金を振り向けるのは、危険極まりなく避けるべきだ。
シェアテクをポートフォリオの1割なり2割なり組み入れておけば、この下げ相場で、かなり痛みは緩和されたのである。
ティーケーピーは3810△180。これで決算ショック(大塚家具の株価下落による特損発生で売られた)をほぼ帳消しにした(全般の下落を考慮するとむしろ帳消し以上)わけである。あれだけ下げたのも下げすぎだが、これだけ戻したのもおかしいだろう。株価というのは、このように短期的にはおかしな動きをいくらでもするのだということも心得ておきたい。
アルファポリスなども、訳の分からない値動きだが、2015△37と逆行高した。この銘柄、いずれかなり大きく値上がりすると思うが、日々の乱高下が激しいうえ、1日でも激しく上下する。突っ込んだところをうまく拾えば報われそうだ。
アセンテック、TKCも大幅高。
その他銘柄はグローバルG(WEB銘柄)(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推),仙波糖化(推)、コシダカ等),、多くが下げた。
フィックスターズ(推)は1402▼30で寄り付き、1391▼41まであって終値は1437△5。
実は前日のアメリカ株の大幅安を見て、19日の朝、寄り前に、買いは慎重に的なことを書こうかと一瞬思ったのだが、いやいや、安く寄りそうだから、むしろ、ここは買い場という判断でよかろうという結論になり、何も書かなかった。
そして、私自身、寄り前に、気配値を見つつ1403円、1413円、1415円に各100株の買いを入れ、すべて1402円で約定した。その後、戻したのを見て、これはいけるの判断のもと、1433円から1436円に買いを出し平均1434円程度で計2100株買った。
こうした行動が成功するかどうかは、今後を見ないとわからないが、私はこのように、日々、ポートフォリオを組み替え、時流にマッチしたものにしている(本当にそうなっているかもまた現時点では判断できないが)。
が何とはあえて書かないが、塩漬けになっている銘柄も、このような相場なので少なくないわけだが、トータルで勝つ中長期で勝つう信念で頑張っており、またそれなりに自信もあるわけである。
つまり塩漬け銘柄(臨機応変多少は売り生きのいい銘柄にチェンジはありうる)も、少なくともその何割かは復活しようし、今期待のフィックスターズ、シェアテクは大いに稼いでくれるしようと思っているからである。
フィックスターズを買わなかったなどという(私からすると残念な)読者もおられると思うので、そういう方に買いチャンスを残すためもあって、材料等について詳述するのは、今日はしない。
自動運転、量子コンピューター、ひいてはAI(つまり今後の成長が最も期待されるが3分野)の根幹にかかわるきわめて有望な企業とだけ言っておこう。こんなことは書かない主義だったのだが、こういう時代だから妥協して書くと、それなりのリスクは覚悟して、できれば思い切って、ある程度ポートフォリオに加えることをお勧めるする。
19日のNYダウは65ドル(0.3%)高、NQは0.5%安。為替は1ドル112.55円とやや円安。CME日経平均先物は57円安。
ただ、最近はこうした数字はあてにならない。その上、日経平均やTOPIXとJQ・マザーズ、また中小型株(東証1部)では、値動きがかなり違う、場合によってッは逆相関とさえ言っていいくらいである。
やや希望も込めて言うと、ここ次第に日経平均だけやけに強い相場が終わりつつあり、逆に中小型株の動きがやや良くなりつつあるように思える。この見方が正しいかは、なお今後の推移を見ないと分からないが、そういう兆候が見られなくもないということであり、今後の物色動向を注視して行きたい。
10月21日 23時14分記
こうした中、当道場銘柄も下げたものが多かったわけだが、それでも比較的健闘した。
シェアテクが2615▼51まで下げる場面があったものの、終値は2710△44。年初来高値更新こそならなかったが、引け新値である。私が18日に2700円前後で600株買い増した(前々稿参照)分もプラスに転じたわけである。繰り返し書いてきたように、やはり、この動きからしても、大化けの可能性を秘めているように思う。
ポートフォリオ運用ということを繰り返し言っているが、どの銘柄が上がるかは、特に今のような相場では的確に予想するのは極めて困難だ。よって、ある程度保険を掛けるというか、幅広く網を張るというか、そういったやり方が成功への近道だろう。ちょっと昔はやった(ようだ)そーせい1本やりとか、当道場銘柄でも特定の1、2銘柄に極端に大きな割合の資金を振り向けるのは、危険極まりなく避けるべきだ。
シェアテクをポートフォリオの1割なり2割なり組み入れておけば、この下げ相場で、かなり痛みは緩和されたのである。
ティーケーピーは3810△180。これで決算ショック(大塚家具の株価下落による特損発生で売られた)をほぼ帳消しにした(全般の下落を考慮するとむしろ帳消し以上)わけである。あれだけ下げたのも下げすぎだが、これだけ戻したのもおかしいだろう。株価というのは、このように短期的にはおかしな動きをいくらでもするのだということも心得ておきたい。
アルファポリスなども、訳の分からない値動きだが、2015△37と逆行高した。この銘柄、いずれかなり大きく値上がりすると思うが、日々の乱高下が激しいうえ、1日でも激しく上下する。突っ込んだところをうまく拾えば報われそうだ。
アセンテック、TKCも大幅高。
その他銘柄はグローバルG(WEB銘柄)(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推),仙波糖化(推)、コシダカ等),、多くが下げた。
フィックスターズ(推)は1402▼30で寄り付き、1391▼41まであって終値は1437△5。
実は前日のアメリカ株の大幅安を見て、19日の朝、寄り前に、買いは慎重に的なことを書こうかと一瞬思ったのだが、いやいや、安く寄りそうだから、むしろ、ここは買い場という判断でよかろうという結論になり、何も書かなかった。
そして、私自身、寄り前に、気配値を見つつ1403円、1413円、1415円に各100株の買いを入れ、すべて1402円で約定した。その後、戻したのを見て、これはいけるの判断のもと、1433円から1436円に買いを出し平均1434円程度で計2100株買った。
こうした行動が成功するかどうかは、今後を見ないとわからないが、私はこのように、日々、ポートフォリオを組み替え、時流にマッチしたものにしている(本当にそうなっているかもまた現時点では判断できないが)。
が何とはあえて書かないが、塩漬けになっている銘柄も、このような相場なので少なくないわけだが、トータルで勝つ中長期で勝つう信念で頑張っており、またそれなりに自信もあるわけである。
つまり塩漬け銘柄(臨機応変多少は売り生きのいい銘柄にチェンジはありうる)も、少なくともその何割かは復活しようし、今期待のフィックスターズ、シェアテクは大いに稼いでくれるしようと思っているからである。
フィックスターズを買わなかったなどという(私からすると残念な)読者もおられると思うので、そういう方に買いチャンスを残すためもあって、材料等について詳述するのは、今日はしない。
自動運転、量子コンピューター、ひいてはAI(つまり今後の成長が最も期待されるが3分野)の根幹にかかわるきわめて有望な企業とだけ言っておこう。こんなことは書かない主義だったのだが、こういう時代だから妥協して書くと、それなりのリスクは覚悟して、できれば思い切って、ある程度ポートフォリオに加えることをお勧めるする。
19日のNYダウは65ドル(0.3%)高、NQは0.5%安。為替は1ドル112.55円とやや円安。CME日経平均先物は57円安。
ただ、最近はこうした数字はあてにならない。その上、日経平均やTOPIXとJQ・マザーズ、また中小型株(東証1部)では、値動きがかなり違う、場合によってッは逆相関とさえ言っていいくらいである。
やや希望も込めて言うと、ここ次第に日経平均だけやけに強い相場が終わりつつあり、逆に中小型株の動きがやや良くなりつつあるように思える。この見方が正しいかは、なお今後の推移を見ないと分からないが、そういう兆候が見られなくもないということであり、今後の物色動向を注視して行きたい。
10月21日 23時14分記
2018.10.20
田舎の事件、いなか、の、じけん
6、7日に道志に入ったら、道志みちが一部通行止めになっていて、狭い迂回路を難渋してなんとか行き着いたことを以前に書いた。
その後も復旧したような報道はなさそうだが、里芋の収穫期でもあるし次の週は予定があっていけないので、14日(日)に再び向かった。ところが、前回同様、通行止めながら、どうも止められた箇所が前回と違う。前回は止められたところのすぐにある道路(迂回路)に入るよう言われたわけだが、今回は止められた場所から戻り迂回路に入れと言う。狭い道だから立派な車はやめた方がいいとも言う。そんな立派な車じゃないが、運転技術に難があるので困ったことになったなと思いつつ、言われたところから迂回路に入る。かなり走るがこれが前回通った道と同じかどうかはっきりしない。と、突然「この先車幅2m以上の車通行不可」といった趣旨の立て看板。おまけにベニアか何かで2m幅の枠が作られている。
こんなところに入り込んではどんな事件になることかと恐怖して、即刻引き返した。
しかし、その後、ネットでいろいろ調べても、現状がどうなっているのか、はっきりしない。迂回路について書いてあるものもあるにはあるが、分かりにくいうえ、具体的でなく、おまけにかなり前の日付けのものしかない。必ず書かれているのは復旧のめどが立っていないということ。
道志村に厚木方面から行く、あるいは東京方面から中央高速で行くとなると、この迂回路を使う以外ないのに、この情報不足は何なんだろうと思ってしまう。
小生のサトイモ収穫には、迂回路も使えないとなると、熟れ過ぎ回避のためには、御殿場経由で行くしかなさそうだ。方向音痴の私ではとても無理で、妻だけが頼り。
この前の台風では鎌倉市の瞬間最大風速も49.8mもあったというのに、ほとんどどこも報道しなかった。
田舎の事件はことほどさように軽視されるんだなと思っていて、ふと「田舎の事件」とかいう小説があったことを思い出した。
調べたら何のことはない、夢野久作の作品だった(「いなか、の、じけん」)。小説というよりショートショート(20編)。青空文庫で読めたので、2、3読んでみた。さすが夢野久作。とは言え、こんなとんでもない話をよく思いついたなと思ったら、何のことはない、これは実際にあった事件をモチーフにしたものだという。1927年から30年発表。
作者の故郷である九州各地の農村、漁村で起きた事件をもとに書かれたというが、ここで思い出したのが、石坂洋二郎の「石中先生行状記」。こちらは作者の故郷の津軽を舞台にした連作集。いかにも石坂らしい明るい好色滑稽譚と思っていた(昔読んだ記憶に基づく)が、今新潮文庫の(完)と付いたものを見返したら、なかなか深刻な話もあるようだ。
夢野久作と言えば「ドグラ・マグラ」、「押絵の奇跡」が有名だが、私は「少女地獄」にも驚かされた。さらに今回初めて知ったのは「猟奇歌」。一つだけ紹介しておこう。
この夫人をくびり殺して
捕らわれてみたし
と思ふ応接間かな
なお(「いなか、の、じけん」は、『探偵趣味』に15編、同誌休刊後『猟奇』に5編が掲載されたというが、なんとこれらの雑誌、つい先日、私がヤフオクで落札(と言ってももちろん私にできるわけはなく息子にやってもらったわけだが)したものだ。正確には「探偵趣味」傑作選(光文社文庫)等を落札したわけである。
「シュピオ」傑作選、「ぷろふいる」傑作選などとも計10冊が4500円で買えたのだ。おまけに送られてきたのが、新品だったのには驚いた。よほど売れなかったのだろうか?
ついでに親友が昔勤めていた日本文芸社はどうなってるだろうと思って調べたら、なんと1976年に旭通信社(現アサツー・ディ・ケイ)が資本参加、2014年には完全子会社化、そして2016年にはRIZAPグループ(あの「ライザップ」)傘下になっているという。
出版不況ですなあ。
10月20日 21時32分記
その後も復旧したような報道はなさそうだが、里芋の収穫期でもあるし次の週は予定があっていけないので、14日(日)に再び向かった。ところが、前回同様、通行止めながら、どうも止められた箇所が前回と違う。前回は止められたところのすぐにある道路(迂回路)に入るよう言われたわけだが、今回は止められた場所から戻り迂回路に入れと言う。狭い道だから立派な車はやめた方がいいとも言う。そんな立派な車じゃないが、運転技術に難があるので困ったことになったなと思いつつ、言われたところから迂回路に入る。かなり走るがこれが前回通った道と同じかどうかはっきりしない。と、突然「この先車幅2m以上の車通行不可」といった趣旨の立て看板。おまけにベニアか何かで2m幅の枠が作られている。
こんなところに入り込んではどんな事件になることかと恐怖して、即刻引き返した。
しかし、その後、ネットでいろいろ調べても、現状がどうなっているのか、はっきりしない。迂回路について書いてあるものもあるにはあるが、分かりにくいうえ、具体的でなく、おまけにかなり前の日付けのものしかない。必ず書かれているのは復旧のめどが立っていないということ。
道志村に厚木方面から行く、あるいは東京方面から中央高速で行くとなると、この迂回路を使う以外ないのに、この情報不足は何なんだろうと思ってしまう。
小生のサトイモ収穫には、迂回路も使えないとなると、熟れ過ぎ回避のためには、御殿場経由で行くしかなさそうだ。方向音痴の私ではとても無理で、妻だけが頼り。
この前の台風では鎌倉市の瞬間最大風速も49.8mもあったというのに、ほとんどどこも報道しなかった。
田舎の事件はことほどさように軽視されるんだなと思っていて、ふと「田舎の事件」とかいう小説があったことを思い出した。
調べたら何のことはない、夢野久作の作品だった(「いなか、の、じけん」)。小説というよりショートショート(20編)。青空文庫で読めたので、2、3読んでみた。さすが夢野久作。とは言え、こんなとんでもない話をよく思いついたなと思ったら、何のことはない、これは実際にあった事件をモチーフにしたものだという。1927年から30年発表。
作者の故郷である九州各地の農村、漁村で起きた事件をもとに書かれたというが、ここで思い出したのが、石坂洋二郎の「石中先生行状記」。こちらは作者の故郷の津軽を舞台にした連作集。いかにも石坂らしい明るい好色滑稽譚と思っていた(昔読んだ記憶に基づく)が、今新潮文庫の(完)と付いたものを見返したら、なかなか深刻な話もあるようだ。
夢野久作と言えば「ドグラ・マグラ」、「押絵の奇跡」が有名だが、私は「少女地獄」にも驚かされた。さらに今回初めて知ったのは「猟奇歌」。一つだけ紹介しておこう。
この夫人をくびり殺して
捕らわれてみたし
と思ふ応接間かな
なお(「いなか、の、じけん」は、『探偵趣味』に15編、同誌休刊後『猟奇』に5編が掲載されたというが、なんとこれらの雑誌、つい先日、私がヤフオクで落札(と言ってももちろん私にできるわけはなく息子にやってもらったわけだが)したものだ。正確には「探偵趣味」傑作選(光文社文庫)等を落札したわけである。
「シュピオ」傑作選、「ぷろふいる」傑作選などとも計10冊が4500円で買えたのだ。おまけに送られてきたのが、新品だったのには驚いた。よほど売れなかったのだろうか?
ついでに親友が昔勤めていた日本文芸社はどうなってるだろうと思って調べたら、なんと1976年に旭通信社(現アサツー・ディ・ケイ)が資本参加、2014年には完全子会社化、そして2016年にはRIZAPグループ(あの「ライザップ」)傘下になっているという。
出版不況ですなあ。
10月20日 21時32分記