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日経平均は30日も小高く、これで8連騰となった。ただTOPIXは小安く、前日同様、主力大型株には買い疲れ感も見られ、物色の中心は中小型株だ。大型株指数は小幅マイナスだった。JQは0.5%高、マザーズは1.0%高だった。

当道場銘柄は、まちまちだった。前日急伸したオーウイル(推)、ジャムコ(WEB銘柄)(推)は、ともに高寄りしたのだが、そこがほぼ天井となり、結局反落して終えた。

オーウイルは1546△40で始まったがこれが高値となり終値は1491▼15。年初来高値1616円奪回となるかどうか、注意深く見ていくところだろう。
ジャムコも3280△25で寄り付き3290円まであったが、後場に入って急落、3155円まであって3200▼55。
為替は1ドル111.4円と円安が続いており、この水準だと為替差益は25.6億円になり、26.8億円という今期予想経常利益の96%になる。この比率は、やまびこが2013年春に株価2.4倍化を演じた時とほぼ同じであり、8.07日の安値2323円からまだ1.4倍にも達していない時価は、まだ6合目かせいぜい7合目にしか来ていないと言えよう。

仙波糖化(推)は1183△23と続伸した。新四季報発売を控え、今来期業績好調が伝われば、株価はなお大きく見直されることになろう。

佐藤食品(WEB銘柄)(推)は1717△39と続伸した。高値では1765△87まであった。こちらも新四季報発売で評価が一変する可能性が極めて大きいだろう。

京三製作(WEB銘柄)は653△6で7連騰となった。どこで一息入れるかだが、いずれにせよ、とりあえず700円を目指す動きだろう。

グローバルG(WEB銘柄)(推)は2216±0。これで3日間調整しているわけだが、そろそろ高値更新から、次のステージ2500円を目指すと期待している。私はポートフォリオの一番の中核銘柄として買い増しを進めていて、30日も、それなりに買った。突っ込んでも戻すことがほとんどなので、下に指し値をして着実に拾っているわけである。やや遅いがまだという方は多少のリスクは覚悟のうえ、買われるといいだろう。

8月30日 11時58分記
仙波糖化(推)、オーウイル(推)、ジャムコ(WEB銘柄)(推)の大幅高を予感させる気配に、思わず年がいもなくはしゃいだら、なんとセイヒョー(推)がストップ安売り気配。
それでも、700円安の売り気配だったセイヒョーは280円安で寄り付き、ジャムコは期待以上に大きく上げ幅を拡大、にんまりしていたら、今度はロジネットが急落といった具合で、波乱万丈の展開だったが、最終盤には佐藤食品(WEB銘柄)(推)が高値引けとなって、結局、万々歳で締めくくった。
こういう相場を見ていると、やはり漫然としていてはだめで、臨機応変、地合いに合わせポートフォリオを組み替えていかないと,しこり玉だらけになって、さっぱり成果が挙がらないということにもなりかねない。
この意味で、推奨銘柄は、基本的に、すべて買っていくようにしたいものである。特に強くお勧めしている銘柄(例えばWEB銘柄であるとともに(推)でもあるもの)とか、文章中にそういう意気込みの感じられるもの(例えばグローバルG)などは、特に多く買うようにするといいだろう。

オ-ウイルは8.10日の戻り高値1489円を一気に更新、1509円まであって1506△53。じっくりもんでの戻り高値更新なので、一段高が期待できそうだ。昨年12月につけた1617円(あるいは年初来高値1616円)が次の目標になる。そこから先は各自自己判断で。

仙波糖化は1200円まであって1160△68。前稿で示唆したように、今期業績は大幅上振れ、来期も大幅続伸が期待できる。となれば、急伸後だけに一息入れるかも知れないが、やはりさらなる高みを目指すとみるところだろう。四季報を見れば一目瞭然だが、2014年以降、連続増益を続け、今期も過去最高益更新が確実だ。しかも、その数字は大幅に会社計画を上回りそうなのだから、そう思って再度四季報の決算数字の推移を眺めると、堅実かつ高成長に驚かされる。これだけの素晴らしい業績でありながら、来期予想実質PERは15.1倍に過ぎない。やはりオーウイル同様、1434円の年初来高値がなければ嘘だろう。

佐藤食品の動きがよい。1日出来高が1000株未満も珍しくなかったのが、21日以降は連日1000株以上で29日は4200株にまで増えた。3連騰で1678△43。私は第1四半期の数字からして、今期の経常減益予想はおかしいと言い続けているわけだが、実際、今期は増益達成、来期は大幅続伸というコースが見えてきたようだ。そうなると来期予想実質PERは11倍そこそこになりそうだ。今期減益予想で必要以上に売り込まれたのだから、増益となれば反動は大きい。板はスカスカで、1750円までで売り物は計800株、その上は1800円までない。お持ちの方は1800円~1900円くらいまで短期に戻る可能性ありとみて対処を。

ジャムコの快進撃が止まらない。前日付けた3235円の高値を後場に入ってあっさりり更新、3270円まであって3255△115。4370円(8.27日の稿参照)はともかく、とりあえずは3500円~4000円を念頭に持続。
現在一段と円安が進んで1ドル111.67円だが、このレートでは為替差益は26.7億円。今期予想経常利益の26.8億円とほぼ並んだ!

京三製作(WEB銘柄)は堅実にじりじり上げ続けついに6連騰(647△6)。あまりに安すぎるわけで、じわじわそういう認識が浸透しているのだろう。700円前後は控えめに見てもありそうだ。

セイヒョーは大量の成り行き売りに3305▼280で始まり(これが安値)3345▼240。残暑が続くとは言え、サマーストック相場は終わりとみた向きが売って出たのか。しかし井村屋などは、ここ5連騰で3605△30だが、この間、計410円も上げている。セイヒョーだけかくも売られる理由はなかろう。

8月29日 23時52分記
相場全般については、深夜に書くこととし、ここでは懸案事項についてだけ、まず書く。

オーウイル(推)について、かなり前になるが、もう一つの材料についても書くとお約束した。忘れてはおらず、タイミングを見計らっていたら、食品株に逆風が吹き、延び延びになり今日まで来てしまった。
しかし、ついに絶好のタイミングが来たようだ。
前日大商いで1435△35と大きく上げたオーウイルだが、28日も1475円まであって1453△18と続伸した。いよいよ8.10日につけた1489円の戻り高値が意識される水準にまで戻したわけである。

【HVLSファンは乳牛の熱中症対策の切札】
オーウイルは食品副原料専門商社だが、飲料・食品工場向け排水処理システム、HVLS(大風量低速回転)ファンの提案・輸入販売も行っている。こうした新規事業が今後の成長にとって大きな意味を持つことになるかもしれない。
そこで、猛暑関連でもあるHVLSファンが、株価的には面白い材料ではと考え、調べたわけである。
以下はMacroAir [HVLS(大風量低速回転)ファン]のWebサイトより。

「乳牛のストレスを減らして、乳の出を良くしたい」。米国カリフォルニア州に本社を置くマクロエア社の創業者、ウォルター・ボイドは、蒸し暑い乳牛舎の空調に悩む酪農家のために、ゆっくり空気を循環させる大型ファンの開発に着手。レーシングカーのエンジニアリングなどで培った空力特性に関する豊富な知識を活かし、1998年、低コストで効果の高い大風量低速回転(HVLS)ファンを発明しました。
多くの酪農家の願いに応えたHVLSファンは、その後も改良を重ねながら世界各地の産業施設や商業施設で採用されています。

夏場の熱中症対策、冬場の暖房効率向上に
スマートなファンがつくる、快適な就労環境

このマクロエア社HVLSの輸入総代理店がオーウイルである。
電話取材をもとに以下の記事を書く。
この事業は、まだ昨年の秋口に立ち上げたばかりだ。よって去年はまだ片手しか受注はなかった。畜産、倉庫、物流などを主なターゲット、アプローチしている。
今期はすでに複数の商談も進行中であり、大きく伸ばしたい。

猛暑真っただ中の時期に、テレビで九州の乳牛農家の方が、暑さで牛が弱り非常事態だ、至急アメリカから大型ファンを取り寄せるといった趣旨の話をされているのを、思い出した。大体、こういうのは欧米製品のほうが一歩先を言っていることが多い。昔、風力発電銘柄を調べていて、競合はどこかと聞いたら、いや日本ではなく、欧米メーカーなんだと言われたことも併せて思い出した。
まあそんなわけで、このアメリカ製で美観的にも優れたマクロエア社HVLSが畜産農家等に大量導入されるのを期待してみていこう。

8月28日 20時23分記

【仙波糖化は大幅高へ】
仙波糖化(推)は、ここ大口の買いが入るなど、意味深な動きとなっている。一触即発の動きと読めなくもないが、そこに好材料が出た。その内容を書くのは差し控えざるを得ないのでご了解願う。ヒントとして、8.07日付けで書いたものを再掲しておく。
今期業績について、遅ればせながら、私の推理に近い見方が出ているということである。

【仙波糖化が上方修正】
引け後2019年3月期第1四半期決算を発表した。
経常利益は3.81億円(前年同期比79.7%増益)だった。この発表と併せて第2四半期(上半期)の業績予想の上方修正も発表した。経常利益は4.70億円→6.00億円に増額。
>組立製品類は、ヘルスケア関連製品の出荷の期ずれを主因に、12億6百万円(前年同四半期比3.9%減)となりました。(決算短信)
という期ずれという特殊要因もあってのこの数字でもあり、通期業績の今後の上方修正は必至とみるところだろう。
下半期のほうが稼ぐのが通常なので、これを控えめに見て6.0億円、やや強気にみて6.5億円。よって通期の予想経常利益は12.0億円~12.5億円ということになる。現在の会社予想9.7億円を大幅に上回ることになる。今期予想実質1株利益は、経常12.5億円の場合、76.9円になる。PER20倍に買って1538円。

28日の相場は、小動きだった。
ジャムコ(WEB銘柄)(推)は3235△95まであったのだが、さすがにスピード違反とみた向きの売りも出てか3115▼25まであって3140±0。ここらで一息入れるのもいいだろう。
グローバルG(WEB銘柄)(推)は安寄り後2169▼68まで下げたが切り返し2252△15まであって2214▼23。目先筋を振るい落とす絶妙な動きだったと言えよう。
いずれにせよ、両銘柄とも、適度の休養を入れたことで、今後にさらに期待できることになったとみていいだろう。

オーウイル、仙波糖化、佐藤食品(WEB銘柄)(推)は、いずれも今期業績の上方修正が濃厚であり、また仙波には株主優待、佐藤食品には配当の権利取りもあって、ここからの動きは期待できよう。(この部分、問題があり書き直しました)


8月28日 23時43分記



海外株高などを受け、27日の相場は、広範囲に買われた。日経平均は98円(0.9%)高、TOPIXは1.2%高だった。JQは1.0%高、マザーズは3.0%の大幅高で1000ポイントを回復した。

東証1部に加えJQ等も含め、27日の値動きで顕著だったのは、小型株にようやく元気が出てきたということである。
規模別指数を見ても、値上がり率の大きさは小型>中型>大型の順だった。

当道場銘柄で見るともっとはっきりする。
グローバルG(推)(WEB銘柄)やジャムコ(推)(WEB銘柄)が相変わらず強かったのはともかく、以下の銘柄も要注目の動きだった。
オーウイル(推)は1435△35と上げたが、出来高も前日の3100株(7.17日以来の少なさ)から23500株へ激増した。
佐藤食品(推)(WEB銘柄)にしてもここ売り物に終始押される展開が続いていたのが、一転買い優勢となり1626△11.上げ幅はともかく出来高4000株は8.03日以来の多さだ。
仙波糖化(推)も終始弱含みだったが、最後に盛り返し1090±0の高値引けだった。
エバラ食品(推)(WEB銘柄)、一正蒲鉾、大木ヘルスなども上げた。

要するに、やや読みより遅れたが、ようやく主力株一辺倒相場から小型株復活相場に変わりそうな空気が強まってきたわけである。

グローバルGは2244円まであって2237△101と4連騰、連日の年初来高値更新となった。多少の紆余曲折はあろうが、大相場を信じて頑張るのみだろう。私は2175円平均で3000株弱買い増した。こう書いたからと言って、ここで買うよう勧めているのではないが、確信があれば、少々上げた後でも買い乗せて行くのも、場合によっては正解である。私は、ここは勝負所とみるので、この数日、グローバル、ジャムコ、京三製作(WEB銘柄)を連日買い増している。

ジャムコは3150△105まであって3140△95で昨日に続き年初来高値更新。2015年10月に5270円という高値を付けている。2016年3月期の経常利益は約82億円だった。2020年3月期の予想経常利益は44億円(四季報)。これに為替差益24億円を加えると68億円となる。
5270×68÷82=4370(円)
あわよくば、この辺までもと、夢は大きく持って、今後の相場を注視していこう。

8月27日 23時33分記


米中貿易戦争激化後の世界主要国の株価を見ていると、結局、アメリカ株が断然強く、中国株が際立って弱い。
マスコミ等は関税引き上げ競争はみんな損をするだけでいいことは一つもないと、紋切り型の解説をしたり顔で語るだけだが、金銭のからむ株式市場は、正直で、どちらが有利かを冷静に読むということだろう。

普通の頭をしていれば、もう少し早く妥協点を探るなり、世界経済のことも頭において何か打つ手を考えるだろうが、何せトランプという常人ではない人物だ。向こうが対抗してくるなら、行くところまで行こうじゃないかという姿勢だ。つまり中国からの全輸入品全額に高関税をかけることも辞さない構えなのである。そうなれば、圧倒的に、アメリカのほうが輸入額が多いのだから、勝負の先は見えている。株式市場はこれを読んでこういう株価の動きになっているとみて、間違いないだろう。
米中以外ではドイツ、日本の株価が、比較的強いわけだが、それは両国経済の強さを表しているとみるところだろう。

24日の相場は日経平均は0.9%高(TOPIXは0.7%高)と依然強く、JQは0.4%高、マザーズは1.9%高だった。
規模別指数を見ると、小型株の値上がり率が最も大きく、やはり、ここにきて、多少なりと大型株一辺倒の相場から、中小型株にも目が向きだす方向に行きつつある気配が感じられる。

ただ、ここ為替がアメリカ経済の好調もあってやや円安方向になりつつある。最新でも1ドル111.27円である。
となると、食品など内需にはやや逆風で、以前から何度か書き、また推奨銘柄やWEB公開銘柄でも取り上げたように、輸出関連、円安メリット銘柄をポートフォリオに加えておくことが必要だろう。当然、最初に書いた時より、さらに比率を高めておくところだ。

円安メリットの最右翼銘柄と指名したジャムコ(G(EB銘柄)(推)は年初来高値3025円を大きく更新する3090円まであって3045△106。現在の為替レートで計算すると為替差益は25億円ということになり、今期の予想経常利益27億円に迫る。
しかも、同社の場合、近年の業績低迷の原因を作ったシート事業(数年前に新規参入)での構造改革で、今期は同部門が赤字縮小、来期は黒字化の見込みのため、為替差益を見込まなくとも業績は大きく向上する。そして来期は主力の内装品が収穫期入り、大幅増益が予想される。これに巨額の為替差益がオンされると1株利益は来期200円前後も可能性がある。
この辺のことが、私以外、まったく言っていないわけだから、明るみに出れば、第2のやまびこ(株価は3ヵ月で2.4倍になった)になってもおかしくないわけである。
日本電子も1116△38と3連騰。好業績に円安メリットも加わり、ジャムコに連れ高の方向だろう。

グローバルG(WEB銘柄)(推)は2136△30と3日続伸となった。じわじわと、私の言う材料が認知され、いずれ大化けとなるのではないか。確信をもって持続、臨機応変、買い増しをしていくためにも、「えんマッチ」の内容をよく理解しておくことをお勧めする。
実はこの材料、日経の8.12日朝刊にかなり大きく取り上げられているのだが、
①経済面ではなく総合面のうえ、同社以外も併せての記事だったこと
②8.12日が日曜日だったこと
③8.10日(金)引け後に第3四半期決算を発表、材料の反映がこれとかち合ったこと
このトリプルパンチで、ほとんど評価されていない(多くの投資家が知らない)のではないかと推測されるのである。よって、この材料(「えんマッチ」の具体的内容がかなり詳しくわかりやすく紹介されている)の評価は、これからかもしれない。

京三製作(WEB銘柄)も630△13と3日続伸。すっかり人が変わったかのようないい動きになってきた。しかしこれでも週足を見ると、やっとちょっとした陽線を1本出しただけだ。(同社株が7.30日から8.21日まで大きく下げた背景には半導体株としての不安があったのかもしれない(半導体製造装置向け電源装置も手掛ける)が、ここ半導体関連の値動きはそう悪くないから、ここまで下げたのはおかしいとなろう。第1四半期業績(8.03日引け後発表)は前年同期比で経常赤字幅縮小で計画をやや上回る好決算だった。
以上のようなわけで、なお相場は助走段階とみていいだろう。1日で大きく突っ込む場面があるので、もし今後もそういう場面があれば買い乗せのチャンスだろう。私は24日、621円強平均で5000株余り買い増した。

エバラ食品(推)、セイヒョー(推)、またもうだめかと思わせる動きだった一正蒲鉾、スターゼン(WEB銘柄)(推)なども上げた。食品等には地合いはあまりよくないが、食品株も下げすぎとみての買いが入り始めたのか。ただ予断を許さない。セイヒョーに関しては6-8月期がこれ以上ない天候に恵まれ9月も残暑が厳しい方向なので、今期業績がどこまで伸びるか楽しみだ。よって少なくとも1回は大きく跳ねるのではないか。
仙波糖化(推)、オーウイル(推)という比較的強い動きだった方は、逆に小幅安だった。こちらは業績の裏付けがあり弱気になることはなかろう。

8月26日 22時37分記



2018.08.23 ジャムコ
7408 ジャムコ(東証1部) 
株価=2939▼9(08月23日終値)   
出来高=99800株(08月23日) (売買単位=100株)
PER=・・・(為替レート等の変動要素大のためとりあえず空欄) 
03月26日=2060円~3025円=08月09日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

『鎌倉雄介の株道場』の読者特典であるWEB公開銘柄であり、また当ブログでは7.24日付けで取り上げ(「少し買ってみたい輸出関連銘柄])ているので、すでに保有されている方も多かろう。
ここであえて、さらに推奨銘柄にしたのは、地合いが比較的大型の銘柄向きになっていること、為替が1ドル110円割れの懸念が後退、ここに来て111円台乗せと円安傾向になってきたことの2点からである。

円安メリットに関しては、以前、やまびこという銘柄を取り上げたことがある(2013年2.15日付け)。
1650円(2.15日)→3930円(5.17日)
と暴騰を演じている。
私は「材料は1株あたりで考えよ」ということを常々言っているわけだが、以下『ストップ高連発株…』で書いたことを引用する。

>最近の「円安」のテーマでは、私はやまびこという会社を(中略)取り上げたことがあるが、これは1株当たりで考えたときの円安メリットのインパクトの大きさがトップクラスであろうという発想と、当時同社が破格の円高水準に対ドルレートを設定していたことの2つから発掘したのである。
言及当時、同社は対ドルで1円円安になると1.6億円の営業利益増額要因になると言われていた。同社の2013年3月期の予想営業利益が21億円だから、13円円安になれば、営業利益は倍増するわけである。細かい数字は示さないがトヨタでは、絶対にこうはならない。
同社の営業利益は、2013年3月期は22.12億円だったが、円安がフル寄与した2014年3月期は増額に次ぐ増額で2013年12月現在では46億円予想になっている。
(注=最終的には50.2億円になった)

さて、今回である。今回はさほどの円安ではないからか、市場もほとんど騒いでいないが、探せば第2のやまびこがあるかもしれない。そういう思いで、私は四季報巻末にある【各社の想定レートと為替感応度】という3ページの資料を使って調べた。257銘柄が掲載されている。
ここから最もメリットを受ける企業はどこか。四季報編集部がそういう視点で編集してくれれば簡単なわけだが、そうでないから、やまびこのようなお宝銘柄も発見できるわけである。

私の手法を公開しよう。
①想定レートが1ドル106円以下の企業に原則として絞る。
②超大企業は原則として外す。
③1円円高の影響額(四季報ではこういう表現)が▲1億円以下の企業は原則として外す。
④こうして残った企業のうち営業利益(≒経常利益)の割に1円円高の影響の影響額が大きいところをセレクトする。
⑤これら企業について為替差益が営業利益(≒経常利益)に対し最も高い比率の企業が最大の円安メリット企業である。

それでは次に私の調査結果を示そう。漏れ等なしとはしないが、主な円安メリット銘柄は押さえてあるはずである。
注=実はフォスター電機がもっとすごいのだが、ここは輸出比率91%で為替に業績が振り回されるわけだが、構造的問題を抱え8.03日には業績の下方修正を発表済みで株価も下げたので除外.

      円高影響額  想定レート 為替差益 経常利益  A÷B
トヨタ   ▲400億     105円   2400億   24500億  9.8%
デクセリア ▲3億     105円    18億      67億  12.1%
コマツ   ▲54億     100円   594億   3200億   18.6% 
日本電子 ▲3億     105円    18億     55億   32.7%
ダイハツデ▲1億      100円   11億     24億  45.8%
ジャムコ  ▲4億     105円    24億     27億  88.9%

注1=「円高影響力」とは1円円高による経常利益、または営業利益への影響額。
注2=経常利益は今期予想経常利益
注3=為替差益の計算では1ドル111.0円としている。現在は111.2円前後とさらに円安となっている。

上表で分かるように、A÷B、つまり経常利益に対する為替差益の比率が最も高いのは、ジャムコのわけである。
5年余り前のやまびこにあたる地位にあるのがジャムコで、A÷Bの比率89%は当時のやまびこの99%と比べてもそう見劣りするものではない。ちなみにやまびこの今の想定レートは110円なので為替差益はほとんど発生しない。

8月23日 23時08分記

ここ日本電子が急騰、8月のWEB公開銘柄から最後の最後に外したことが悔やまれる。しかしお持ちの方もあろうし、上表でも分かるように円安メリットではジャムコに次ぐ位置にいるので、この円安でさらに期待できそうだ。
24日の相場では、食品はじめ内需の小型株も買われた。この円安がやや懸念材料だが、この動きが継続することを期待しよう。
仙波糖化(推)、オーウイル(推)が上げ、セイヒョー(推)も何とかプラスで引けた。24日は新潟県の各地で初の40度以上を記録した。新潟県地盤のセイヒョーにはグッドニュースだろう。
京三製作(WEB銘柄)が617△13と続伸した。動きが一変してきた感じだ。私の指摘で気づいた投資家もあったか、この銘柄の異常な安さが認識され始めたのではないか。意外に天井は高いかもしれない。
グローバル(WEB銘柄)(推)は下押す場面もあったが終値は2106△7。指摘済みのように、この会社の将来性等からすれば、現在の平凡な普通の企業並み以下のPERはあり得ない。多少時間がかかるかもしれないが2500円、そして3000円、さらにそれ以上も十分期待できる銘柄である。確信をもって取り組みたい。

8月24日 0時12分記
22日の相場は、海外株高、為替もまずまずということで、日経平均・TOPIXとも0.7%前後の値上がりとなり、JQも0.6%高、マザーズは2.1%高だった。
珍しく、幅広くまんべんなく買われた感じだが、実際はそうでもない。
弱い動きの株は相変わらず弱く、物色の圏外なのである。

TOPIXスモールが8.20日に年初来安値を更新、約11ヵ月ぶりの安値になったことを前稿で書いたが、当道場のように、中小型株中心に運用していると、最近の相場の低迷は酷いものがあるということになる。
こうした実感を検証すべく、かなりの中小型株の値動きを調べてみたのだが、その惨状は想像以上にひどかった。
ウィルグループ、日本ライフライン、フルヤ金属、ウエルシアHD、丸和運輸機関、大木ヘルス、スターゼン、京三製作、フマキラー等を調べたわけである。

興味のある方にはチャートを見ていただくとして、ここでは、このうちフルヤ金属の株価の推移を見てみよう。

同社株は207年7.19日付けの推奨銘柄である。
推奨時株価は2754円、直後値は2793円。
それが2018年2.05日には8000円という高値を付けた。
問題はここからである。なんとそれから延々と下げ続け(5月上旬に一時的にかなり戻す場面はあったが)、8.03日には3435円まで下げた。この間、格別悪材料が出たわけではない。
そして8.07日引け後、2018年6月期決算を発表、経常利益は28.83億円計画が34.50億円で着地した。19年6月期は同5.2%増益予想。これを受けて、08日は4520△700のストップ高比例配分となり、15日には5650円まで上げた。
しかしその後は人気離散気味で22日は5030円まであって5090▼50。

長々、1銘柄の値動きを書いたのは、こうした動きは中小型株の多くにみられることだと感じるからである。
決算が悪ければ悪いで地獄の底まで売られ(日本ライフライン、スターゼン等)、よくてもフルヤ金属以外でも大木ヘルス等、一時的な上げにとどまり、その後は売られるということが、むしろ普通にさえなっているのである。

だからと言って、どうしたらいいか妙案もにわかには見つからないが、ともかく、こうした厳しい状況にあることをしっかり認識して、投資行動、銘柄選びに臨む必要がある。

基本的には、中小型株は売られすぎ、好業績見通しのものから徐々に見直されるという見方で対処するところとみている。

グローバルグループ(今後はグローバルと略す)は2100円で寄り付き、2139円まであって2099△87。安値は2053円まであったので、多くの方は2080円台くらいでは仕込めたと推測する。
エムスリーの今期予想実質PERは64倍、鎌倉新書は同89倍にも達する。これら2社とグローバルの共通点を問われると、やや答えにくいが、それでも「えんマッチ」には、ある程度、類似点があり、グローバルの今後の成長をけん引すると、私はみている。その辺のことは、後日に譲り、ここでは同社のPERについてだけ書く。今期(2018年9月期)予想PERは14.6倍に過ぎない(本来2019年9月期の数字を使うべきだが事情によりしない)。この一事だけとっても、2099円という時価がいかに不当に低い評価かが歴然だろう。

8月のWEB公開銘柄では、京三製作に動きが出てきた気配があるので、ここではジャムコ(8月のWEB公開銘柄〉は、ひと先ずおいて、こちらを取り上げよう。同社株は6.15日に861円の高値を付けて以降、ずるずる下げ続け、WEB銘柄として推奨した時点でも年初来安値更新中だった(年初来安値は8.21日の585円で、22日も同値を付けている)。しかし22日は前場終わり近くから戻り始め、高値は605円まであって終値は604△11。
同業の日本信号と比べると割安は明らかだ。
来期予想経常利益・時価総額は
信号=80億円・761億円
京三=65億円・380億円

経常利益は信号の8割強なのに時価総額は5割弱なのである。成長力を比べても、文句なく京三の方が上である。
株価は現在、信号は年初来高値に遠くない位置にあり京三は年初来安値近辺にあることが、時価総額を上記のような関係にしているわけである。
いずれにせよ、好業績(後日詳述の予定)で超割安の銘柄が年初来安値近くで買えるのだから、ここはどうみても好買い場だろう。動きが重いのが気にならないでもないが、人気化すれば700円台乗せは難しくないだろう。あわよくば861円の年初来高値更新も。

8月23日 0時25分記

6189 グローバルグループ(東証1部) 
株価=2012▼134(08月21日終値)   
出来高=99800株(08月21日) (売買単位=100株)
PER=12.3倍(2019年9月期鎌倉雄介予想値) 
05月11日=1237円~2166円=08月20日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

推奨銘柄は、有望と考えるから推奨するわけだが、そうした通常の場合以上に、いろいろ詳細に調べ、その企業の将来性が特に素晴らしいとみて、満々の自信を持って推奨する場合がある。
そういう企業(銘柄)は、めったにないわけだが、それでも、これまで、ブレインパッド、夢の街創造委員会、ディップ、LITALICO、N・フィールド、寿スピリッツ、フルヤ金属等、かなりの銘柄が、推奨後、驚異的業績の伸びを見せて、株価も大化けしている。

今回、推奨するグローバルグループ(WEB公開銘柄)(推)は、その仲間入りする可能性が十分あるとみている。
8月のWEB公開銘柄として、20日13時00分に公開したわけだが、公開時株価が2035円、直後値が2045円程度だったが、公開後急騰、高値では2166円まであって終値は2146△178だった。
このまま一気に突っ走ってしまうかと思ったら、21日は1998円まであって終値は2012▼134。前日の上げの大半を失いうとともに、公開直後に買った方も含み損状態にしてしまったわけである。
私としては昨日は2050円前後である程度仕込み、今日は2015円平均くらいで昨日の2倍くらい仕込むことを期待していたわけだが、どうだっただろう。
22日、いくらで寄るかだが、21日の終値の2012円前後で寄るようなら、文句なく買い、多少高寄りしても、とんでもない高値でなければ買っていいだろう。特に仕込みが不十分の方は買っていいだろう。

フィスコが昨日の急騰の理由を8.10日発表の好決算のせいにしているが、そんな10日も前の話であれだけの大商いと大幅高をするわけはなかろう。材料も知らずに、したり顔で解説するのがこの世界なので、だまされないようにしよう。

結局、だれも材料も知らず飛びついたので、宴の後はしらけて、今日の急落となったのだろう。
だからこそここは、買い場として絶好の天与のチャンスというわけである。

保育所の定員枠の融通システム「えんマッチ」を、同社は保有、これが、今後急速に伸びると、私は見ている。

その将来性が評価されれば、私がWEB公開銘柄として示した
目標値=2500円~3500円
の達成は難しくないだろう。それも最低ラインの2500円にとどまらず、3000円以上も期待できよう。
持ち株が悲惨な状況になり落ち込んでいる方も多いと推測するが、そういう方は特に、少しでもグローバルグループを持ち株に加えるようにしてほしい。
言うまでもなく、株式投資に絶対などないが、かなりの高確率で、この銘柄が救世主になるのではないか。

「えんマッチ」の内容、業績等、調べて納得のうえ買うとなおいいだろう。
詳しくは次の機会に詳述の予定。

8月21日 21時00分記

【小型株の下げ続く】
TOPIXスモールが20日、年初来安値を更新、約11か月ぶりの安値になったという。個人投資家の懐具合が悪化の一途をたどっているため、この薄商いのなかちょっとした売りで値崩れし、歯止めがかからない状況が続いているわけである。
また動きの悪い小型株に見切りをつけ大型株にシフトする向きもある程度はあろう。
8.13日と21日を比べてみた。
この間、日経平均は21857円→22220円で+363円
2部、JQ、マザーズはそろってマイナスだ(TOPIXはほぼ横ばい)。
ところが、この間の上げた銘柄、下げた銘柄の総数は
上げた銘柄=5318
下げた銘柄=8917
で、上げた銘柄数-下げた銘柄数=-3599
実感的日経平均としては-3599÷6≒-600
つまり実感としては日経平均は600円安なのに実際は363円高していて、その乖離は実に963円にも達する(-963円)わけである。
こういういびつな状況は、いつか解消に向かうであろうというのが、私の見方である。

こういう状況下、21日も日経平均のみ高く(21円高)(ファストリの2.3%高効果が大きかった)、その他の指数等はすべてマイナスだったわけである。騰落銘柄数も値上がり563、値下がり1455と、圧倒的に値下りが多かった。
当道場銘柄もジャムコ、オーウイル(推)、SBS(WEB銘柄)以外は、ほとんどの銘柄が下げた。

ジャムコ(8月のWEB銘柄)は3005円まであって2962△68。8.09日につけた年初来高値3025円を射程に入れてきたわけだが、その更新も期待できそうな勢いになってきた。業績に直結する為替が1ドル110.34円(現在時点)と、再び円安に戻ってきたのも支援材料だが、この辺については後日。

オーウイルは1415△22の高値引け。前日逆行高した仙波糖化(推)は21日は反落したが、前日下げたオーウイルは反発したわけである。いずれにせよ、この2銘柄は弱い動きの小型株が多い中で、比較的健闘しており、地合い好転となれば、真っ先に上昇をリードする役割を担おう。オーウイルの場合、8.10日につけた戻り高値1489円が抜けるか、正念場にきている。

8月21日 22時46分記


そろそろ視界も開けるかと期待しているわけだが、20日の相場を見ていると、一段と霧が深まったかのようである。
つまり、17日とは一変、再び主力大型株は底堅い一方小型株は大半の銘柄が売り込まれるという展開だった。
指数大型  1558.6▼ 2.6
指数小型  3230.2▼34.6

私は、近年は運用銘柄は(ごくわずかだけ保有しているものは除く)大体20~40銘柄くらいだっただろう。
ところが、最近は、それがどんどん減少の一途、今日現在は10銘柄程度である。こんなに少ないのは、東北大震災の後とかの非常時は別として記憶にない。
どうしてこんなことになったか。
動きの悪い銘柄は、ブログでも書いているように処分売りを進めるわけだが、それでも通常は、持ち株がかなり減少したあたりで株価も反転、結果としてある程度の株数は保有ということになる。ところが今回は、動きの悪いい銘柄は、いつまでも果てしないかのように下げ続けるケースが続出している。こういう経験に学び、動きの悪い銘柄の多くについて売り切ったので、保有銘柄総数10などという前代未聞のことになったというわけである。

以下に思いつくままに、この1ヵ月くらい(7月後半につけた高値→直近につけた安値まで)で大きく下げた銘柄の高値(ザラ場)→安値(同)を、アトランダムに示す。これら銘柄のほとんどは業績も問題ない銘柄であることに注意されたい。

スターゼン 6230円→4405円
大木ヘルス 2630円→1721円
UTグループ 4345→3170円
資生堂 9000円→7120円
大成建設 6300円→4980円
太陽誘電3660円→2807円
寿スピリッツ 5970円→4840円

小型株が大きく下げたため、PERでも珍しいことが起きている。
8.17日終値ベースで
東証1部全銘柄  =14.47倍
ジャスダック全銘柄=13.51倍
通常は東証1部のほうがかなり低PERのわけだが、それが上記のようにジャスダックのほうが低PERになっているわけである。
見方を変えれば、転機も近いということにもなるかもしれない。

WEB公開銘柄はについては、すでにご存じと思うが、まだの方は至急確かめられたい。
東証1部値上がり率1位は、そのうちの1銘柄である。

8月20日 23時56分記



17日の相場は、東証1部からマザーズまで、各指数はそろって上げた。
東証1部の指数大型、同中型、同小型を比較すると、15日、16日とは打って変わって大型の値上がり率が一番低かった。
要するに、とりあえず日経平均採用銘柄中心に大型株にばかり人気が集中し、その他銘柄は物色の圏外という様相はなかったということである。
16日夕のアメリカでアプライドマテリアルズが業績に慎重な見通しを示し、さらに同じく半導体大手のエヌビディアも時間外取引で急落したことで、17日の日本でも半導体関連株で大きく下げる銘柄が続出した。

17日のNYダウは111ドル(0.4%)高(NQは0.1%高)、為替は1ドル110.51円と0.4円程度の円高、CME日経平均先物は40円安となっている。

以上のような状況に加え、中国経済変調もあって中国関連、インバウンド関連(訪日外国人の伸び急鈍化)銘柄も軟調な値動きになっている。

とりとめもなく、いろいろ書いたが、今の市場環境が不透明で、物色の方向性もはっきりしないということを言いたかったわけである。20日は小型株優位の展開を期待しよう(その可能性もかなりあるとみる)。

当道場銘柄は、まちまちながら、ややいい方向に動いてきたようにも思われる。
オーウイル(推)は1413円まであって1402△37、ジャムコも2935円まであって2908△46と上げ、日本電子、SBS(WEB銘柄)なども上げた。

仙波糖化は1092▼12と下げたが、引け直前は1113△9で大引けに売りが100株出てこうなった。最終の板は1090円買い1114円売りと、大きく離れている。仙波に限らず、小型株では、このように薄商いで板が大きく離れ、ちょっとした売り・買いで株価が大きく変動する。個人投資家の買い意欲が高まることが期待されるわけである。

セイヒョー(推)は3680円まであって3720▼90と崩れた。猛暑が一段落したことが影響しているわけだろうが、あるいはそれ以上に、個人投資家の物色意欲減退が、こうした超小型株に大きな逆風になっている可能性がある。しばらく涼しい気候が続くが週後半には再び東京で言って33度前後の暑さが戻る。それ以上に6-8月期というまさに死命を制する時期の、そして絶好調がほぼ必至の四半期決算が控えているわけで、そう弱気になる必要はなかろう。

20日、21日あたりで、相場見通し(強気でいいか?、物色動向は?等)は、ある程度はっきりするのではないかという気がする。
それを見きわめる局面だろう。

8月19日 23時37分記