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ここまでわけの分からない相場も滅多になかろうという、とんでもない相場が続く。
とんでもない」にはいろいろな思いが込められているが、
①日経平均だけ異常に強く、他はメタメタ
②15日、16日は小型株が異常な下げっぷり
③業績は全く無視され、ずるずる底なし沼になる銘柄が続出
といったところが主なものだ。
以下、①~③について具体的に説明しよう。

①16日など(東証1部)、大半の銘柄が下げているのに、日経平均は前場後半から大きく戻し、一時はプラスに転じるありさまで、終値でもわずか12円(0.05%)安。TOPIXの下落率は0.62%に達し、単純平均の下落率は1.28%にもなった。JQ、マザーズの下落率は、それぞれ0.62%、1.33%。要するに日経平均だけを見ていては相場の実相は見えてこないということである。

② 指数大型と指数小型の騰落率は次のとおり。    
          
          15日    16日     両日の合計
指数大型   -0.58%  -0.04%    -0.62%
指数小型   -1.15%  -1.58%    -2.73%

③スターゼン(推)やワイヤレスゲート(WEB銘柄)のように、期待外れの決算で大きく下げるのは、その下落率はともかく、ある程度納得できるが、好業績でも猛烈に下げる銘柄が、小型株では珍しくない。
大木ヘルス(WEB銘柄)は7.31日、引け後に好決算を発表、8.01日は2628△237と急騰した。しかしその後は4日続落、1933円まで下げ、ここにきてまた売られ16日は1721円まであって1760▼83という体たらくだ。

過去を嘆いてもせんなきことだが、以上のようなことをわざわざ書いたのは、今の相場が、常識をかなり外れたとんでもない動きになっている(この夏の異常気象を想起されたい)ということをしっかり頭に叩き込んで、覚悟をもって対処してほしいと思うからである。理屈で考えても合理的思考をしても、そうした推理をあざ笑うような株価の動きになっており、それならそれで、予測は不能でも、慎重に最悪も考え、慎重に行動しようということである。

現在、NYダウは300ドルを超す大幅高となっている。ところが日経平均先物・大証夜間は12円安。
16の動き日経平均が、前日のNYダウの値下がりからしても本来150円~200円安でいいところ、ほとんど下げなかった反動もあろうが、それにしてもやや解せない下げではある。
しかし、好意的に解釈すれば、17日は日経平均は小幅マイナスとか小幅プラスにとどまっても、それ以外(TOPIX、JQ、マザーズなど)は大きく上げることを示唆しているのかもしれない。また大型株は多少人気の圏外に去り小型株が買われる可能性もかなりあろう。
このあとNYダウは351ドル高、日経平均先物・大証夜間は18円高

いずれにせよ、特に小型株はバナナのたたき売り的状況は16日でほぼ終了となった可能性がある。
人はどうしても下げると弱気になり上げると強気になりがちで、その結果、こうした底値で不安感から売ったりしがちだが、とりあえずは、ここは売るところではなさそうだ。近々(17日にも)小型株復活とみて対処するところだろう。

8月16日 23時43分記
2018.08.16 世界的株安に
最近の相場は、日経平均とJQやマザーズが逆相関のことが多いうえ、その日経平均はアメリカ株との連動性が薄れ、というわけで、一体どうなるのか、場が開かないと予想困難とさえ言っていい状況である。

15日も、前日のNYダウは112ドル(0.4%)高だったにも関わらず、小高くは始まったものの、すぐ下げに転じ、結局152円(0.7%)安で終えた。JQはプラス圏で推移していたのだが、後場に入るとマイナスに転じ終わってみれば0.3%安、マザーズは2.0%の大幅安で年初来安値を更新した。
中国株が大きく下げた(上海総合指数は2.1%安と急落)のも影響している可能性が大だろう。

当道場銘柄は、仙波糖化(推)、オーウイル(推)、ジャムコなど高く始まった銘柄が多いのだが、終わってみれば、軒並みマイナスとなった。
わずかにセイヒョー(推)、日本電子などが小幅高で終えた。

日本市場が引けてからの海外市場が、荒れている。
中国が大きく下げた後、ヨーロッパ各国株は、イギリス、ドイツ、フランスがいずれも1.3%台の値下がりで終えた。NYダウも現在300ドル余の値下がり(下落率は1.2%前後)となっている。為替も1ドル110.5円台と円高が進んでいる。
こうした状況で、日経平均先物・大証夜間も、現在330円前後の値下がりとなっている。

最終的にどうなるかだが、ともかく波高しの大荒れ相場を覚悟、緊急事態にも対処できるよう、脇を固めていくところだろう。

8月16日 0時01分記
前日441円安下日経平均は、14日は449円高となった。
一見、トルコショックもものともしない強い相場に見えるが、実態はそうとも言えない。
各指数等の13日、14日の騰落率は以下のとおりである。

              13日      14日
日経平均       ▼1.98%   △2.28%
TOPIX         ▼2.13%   △1.63% 
2部指数        ▼2.16%   △0.46%
日経JQ平均     ▼1.34%   △0.79%
マザーズ指数    ▼4.13%   △1.30%

これを見れば歴然だが、独り日経平均だけが、この2日間計でプラスだが、他はそろってマイナスである。
それも戻り率はJQでも6割弱、マザーズで3割強、2部に至っては2割強(東芝の影響大)に過ぎない。
ご自身の持ち株の戻りが鈍いと悲しんでいる方は、まずこういう実態も頭に入れておく必要がある。

これだけ、各指数の値動きがバラバラなのでも、ある程度想像がつくが、個別の銘柄の動きもハチャメチャだ。
前日逆行して大幅高したSBSは1322▼60と急落、一方、前日155円安の急落を演じたジャムコは2936△127と急騰といった具合である。
日本電子、エバラ食品(推)、仙波糖化(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)などは上げたが、前日の下げには遠く及ばない上昇率だった。
オーウイル(推)は1394▼26と、全般大幅高の中続落した。ただ、これは10日に111円の急騰を演じた反動とみるべきだろう。とはいえ反動で計85円、上げ幅の77%も下げるのは、下げすぎだろう。前年同期比59%もの経常増益という文句のない好決算を発表しての上げだったのだから。
セイヒョー(推)は3800▼20と3日続落となった。猛暑関連、食品株が、総じて弱い動きと連動している面もあろうが、同社の場合、氷菓・かき氷主体なので、ビール各社等(余りの猛暑で逆に売り上げ減)とは全く違って、まさに猛暑で売り上げ激増となっているのを、間違ってもらっては困る。
3800円という株価は、今回の相場スタート時にほぼ戻ってしまった水準であること。3800円というキリのいい株価になったこと。この2点から株価は反転に向かう公算大とみる。

どうも、ここ内需よりはやや外需のほうが動きがいいようにも感じられる。そう決まったものでもないが、そういう傾向も加味して、かなり前から書いているように、ジャムコ、日本電子なども、ポートフォリオに加えておきたい。特に日本電子は前日の急落にも関わらず14日、ほとんど戻さなかったのでねらい目だろう。

WEB公開銘柄の選定も、こういう波乱含みの動きで苦慮しているわけだが、逆にうまくいけば、予想外の安値で公表できる可能性が出てきた。第1候補だったジャムコが待ってくれず急騰、候補から脱落気味で困っているが、それでも何とかいい銘柄を出せると思っている。動きの悪い銘柄は外すなどして、資金面の手当てをしていてほしい。

8月15日 0時22分記
13日はトルコリラ急落が引き金となって、日経平均、TOPIXとも2%前後の大幅安となった。日経平均はこれで4日続落、合計の下げ幅は805円になる。ところが、その後はNYダウは小反発となり、そうなると日経平均のこの大幅安は行き過ぎということになり、現在、日経平均先物・大証夜間は253円高となっている。なお為替も株高につれ円安方向に振れ、1ドル110円台前半だったのが、現在は110.9円前後になっている。
いずれにせよ、市場参加者の少ないお盆で振幅は一段と激しくなりがちなので、軽挙妄動せず、しかし破綻などしないように、慎重に対処することが重要である。そう悲観的になることはないが、油断できない相場と心得られたい。

全般の急落で、13日の相場では、ほとんどの銘柄が、業績等の材料に関係なく売られたわけだが、地合いが落ち着けば、そうした好材料も再び評価されるようになろう。

SBS(WEB銘柄)(推)は1382△105と、決算を好感したようで大幅高した。しかし日本電子は好決算にもかかわらず1023▼107と大幅安となった。
どうしてこういうおかしなことになるのかと思うが、少し調べていて気付いた。
クリヤマ2034▼115(8.03日引け後に中間期の上方修正発表でその後株価上昇)、ジャムコ(8.07日引け後に好決算発表でその後急騰)のように、比較的、投資家の利が乗っていて売りやすい銘柄に売りが出やすいことが影響した可能性が十分考えられる。

というわけで、地合いさえ好転すれば、好業績にも関わらず、その他大勢の銘柄と一緒くたに売られた銘柄は大きく戻すとみて対処するのがよさそうだ。
オーウイル(推)、仙波糖化(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)、ロジネット、セイヒョー(推)、ジャムコ、日本電子などである。

8月13日 23時49分記
日経平均は、この3日間の続落で365円下げた。
嫌味を言うわけではないが、日経は「スクランブル」欄で「株、上放れサイン点灯か」という記事を掲載している。
そもそも、上げるといったことには慎重な大新聞が、これだけ明確にこういうことを書くことに驚かされたが、その根拠を読んで、さらに驚かされた。
「3つの平均線と現値が同じ水準に収れんしてきた」、「その直後に相場が大きく動くことが多い」、「過去2年は急騰をぴたりとあてた」
というのである。
世の中には2例くらいそうなったというだけで次回もそうなると主張する方が結構いて、合理主義者の私など、辟易させられるわけだが、相場について、大新聞が、こんなことを言ってはいかがなものかと思うわけである。
そもそも、記者が証券会社の方の意見を引用しながら、自己の主張を書くというスタイルが、大いに問題がある。
自分が株式投資をほぼやっていなくて、自信がないなら、こういう予想は専門家に完全に任せ、手前勝手に編集するのはやめるべきだ。
株式投資の実戦経験は乏しくても自信があるというのなら、自分の見解として、過去2回の都合のいい例だけでなく、せめて4回以上の例を出して論じるべきだろう。

さて、相場である。
10日のNYダウは196ドル(0.8%)安(NQも0.7%安)、為替も1ドル110.81円とやや円高、CME日経平均先物も103円(0.5%)安となっている。
10日の日経平均は300円(1.3%)の大幅安(TOPIXも1.2%安)となった。JQは0.4%安。マザーズは決算を嫌気してメルカリが11%弱の暴落となった影響もあって2.4%の大幅安。
細かいことは別として、油断も隙も無い厳しい相場が続いているわけで、安倍3選、米中間選挙で共和党の大負けなしだから膠着後の株価は「上昇」の可能性が高い(前記日経記事)などと読むのは危険極まりないだろう。

ここ相場は、比較的中小型株向きになってきているうえ、当道場銘柄は好決算を発表するところが多いため、総体として、まずまずの値動きとなっている。
10日も、好決算を発表(8.10日13時00分発表)したオーウイル(推)が1479△111、ロジネット(8.08日引け後発表)も2000△30と大きく上げたので、この2銘柄を保有の方(私もその一人)は、ほぼ±ゼロで日経平均300円安を乗り切れただろう。

決算では、相変わらず激しい動きが続く。
1ヵ月近く前くらいに銘柄名くらい挙げた記憶があるオロは好決算で一時年初来高値を更新、終値も4310△395、推奨銘柄にしようかとも考えていたアルファCOはやや期待外れの決算で1476▼167の暴落、またスターゼン(WEB銘柄)(推)は、さすがに下げすぎとみた買いが優勢となったか4810円まであって4765△125。

SBS(WEB銘柄)(推)は13時00分に2018年12月期中間決算を発表したのだが、その後の動きが目まぐるしい。発表直前の株価は1274▼15。発表で急騰、13時01分には1334△45。ところがその3分後には1212▼77。そして終値は1277▼12。
決算内容だが、私が書いていたリコーロジスティクスの連結子会社化で、売り上げ、経常利益は大きく増加したが、デューデリジェンス費用など一過性の費用が掛かったため、経常利益は予想通りとなった。とはいえ6月中間期、大幅経常減益を見込んでいたところ、8.6%増益で着地したことは評価されていい。また来期は一過性の費用もなくなり、大幅増益が期待できるので、今後、この辺がじわじわ評価されてくるのではないか。

日本電子は引け後第1四半期決算を発表。詳しくは後日に譲るが、経常赤字幅が前年同期比、大きく減少、為替差益も見込めるため、据え置いた通期業績は今後大きく上方修正されよう。

基本的に、やはり好業績銘柄は動きがいいので、オーウイル、ロジネット、仙波糖化(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)、セイヒョー(推)などは、(相場全体の動きは注意する必要があるが)強気でいいだろう。
注=セイヒョーは2月決算なので6-8月期決算に注目。猛暑関連でビール、清涼飲料などの売り上げが逆に減少、関連銘柄は株価も下げているが、氷菓・かき氷は売り上げ激増となっている。よってセイヒョーの6-8月期決算の発表(10月10日前後か)に期待。

【オーウイルの決算】
4-6月期の経常利益は前年同期比58.8%増の2.70億円となった。これでも通期予想の4.77億円(前年同期比3.3%増)は変更しなかったが、これはもう日本の大半の企業の性(さが)とあきらめよう。
7-9月期 =前年同期比58.8%増益なら経常利益は2.10億円
10-3月期=前年同期比58.8%増益なら経常利益は2.49億円
以上を合計すると、2019年3月期の予想経常利益は7.29億円となる。会社予想は4.77億円だから
4.77億円→7.29億円
と、大幅増額修正となるわけである。ここまでうまくいかないにせよ、売り上げから見ても大幅上方修正は必至だ。つまり4-6月期で売り上げは9.7%も伸びている。会社の通期予想は1.5%しか伸びない予想なのだから、もう何をか言わんやなのである。
利益は予想が狂いやすいが、売り上げは、そうは狂わないものである(これは私が2年前くらいから言っていることである(そう言われればそうだ程度に受け取る方が多いだろうが、これを誰も言わないうちに初めて言うのに価値があるのである)。
売り上げがこれだけ予想を大幅に上回った以上、通期の経常利益も大きく=9.7%をはるかに上回る何10%も=上回るはずなのである。
経常利益が7.29億円の場合、今期予想実質1株利益は162.0円にもなる。時価1479円のPERは9.1倍に過ぎない。
年初来高値1616円(むしろ2017年12月につけた1217円を重視すべきだろう)更新の可能性は十分あろう。あわよくば2000円挑戦も。

8月12日 21時53分記
09日の相場は、日経平均、TOPIXとも小幅安だった。ただ小型株指数は小幅+でも分かるように、主力株の大半が下げる中、小型株は比較的堅調だった。JQはわずかに-、マザーズはわずかにプラスだった。

当道場銘柄は高いものが多かった。
前日急騰した3銘柄は、仙波糖化(推)は1175▼55、オーウイル(推)も1368▼5と下げたが、前日の上げ幅に比べれば、底堅かったとも言えよう。ジャムコは朝方、立ち合い開始前気配ではストップ安状態が長く続いたわけだが、大幅安で寄り付いた後猛烈に切り返し終値は2996△75。

佐藤食品(WEB銘柄)(推)、エバラ食品(WEB銘柄)(推)、セイヒョー(推)は、そろって上げた。
09日の日経朝刊には「内需株に利益確定売り」の見出しで、割高内需株が売られ割安な外需株に買いが入ったという主審記事が掲載されている。前にも書いたが、果たしてそうかという疑問を禁じ得ないが、日経はどうでも「割高」食品株を目の敵にしているようだ。
皮肉にも09日は食品株など内需には上げる銘柄が多かったわけである。

ジャムコの09日の値動きについて書いておこう。
上述のように、朝方は大量の成り行き売りが出て、売り気配から結局9時09分に2721▼272で寄り付いたわけだが、すぐに買い優勢になり9時24分には3025△104円を付けた。年初来高値更新。
こうした乱高下になるのは、投資家がきちんとした投資尺度を持たず、アバウトな感覚、上げすぎなんではとか、いやこれだけの業績なら安すぎだろうという程度の判断で売り買いをしているからだろう。
私はそれではだめである、しっかりした投資尺度(鎌倉式修正PER理論)をもって株価の割安・割高を判断するようにしようと、長年説いている。しかし実践している投資家はほとんどいないようである。
ジャムコの業績はどうなるのか。第1四半期の経常利益は中間期の会社計画の数字さえも14.9%上回った。この分では、通期の予想経常利益26.8億円(前期は35.04億円)を大きく上回るのは必至、前期の35.04億円も上回り増益になる公算が高まったとみるべきだろう。
この辺のことはさておき、もっと注目すべきは、為替差益である(これについては、これまで何度か言及済み)。
四季報を読んでいれば、すぐに気づくはずだが、実際にどれだけ差益が出るかの計算をする投資家はほとんどいないようだ。
これは困ったことではあるが、だからこそ、私が成果を挙げられる原因でもあろうから、複雑な思いにとらわれる。
同社の想定為替レートは1ドル105円。1円で営業利益(≒経常利益)は、約4億円変動する。
現在のレートは1ドル110.92円。よって同社の為替差益は
(110.93円-105円)×4億円≒23.7億円
これに対し今期の予想経常利益は26.8億円。つまり為替差益で経常利益は
26.8億円→50.5億円
へ激増することになる。今期の経常利益は上振れ必至なわけだが。それを38億円とすると為替差益26.8億円を加算すると
26.8億円→64.8億円
要するに、今期の予想経常利益の26.8億円というのは、現在の為替レートが続いた場合、50.5億円~64.8億円に上方修正される公算大ということだ。それも第1四半期の数字からして50.5億円の可能性はほぼなく、60億円~65億円とみるのが妥当だろう。
こうした分析ができれば、今の3000円弱の株価は、なおとんでもなく安い水準と分かろう。
経常利益を62億円として実質1株利益を算出すると161.8円になる。
さらに言えば、来期、来々期、大増益が続くことが予想されている(四季報参照)。来々期の1株利益は260円前後の可能性すらある。
こうした可能性、夢を買う相場となれば、株価はもっとぐっと上を目指して当然となる。

8月10日 0時28分記
A証券25.5%
B証券28.79%
これは8.08日立ち合い開始直前の、私の信用取引の委託保証金率である。
A証券の営業マン氏には30%回復には775万円入れないとと言われ、うーむ775万ねぇと唸ったことだった。

しかし08日の立ち合い終了後はA証券も30%を余裕をもって回復、B証券に至っては
28.79%→42.67%
と、驚異の回復を示していた。こちらは仙波糖化(推)を大量保有しているのが効いたのだ。
まあしかし、逆におかしな決算が出ていたら両証券とも20%割れ、追い証ということにもなりかねなかったわけだ。こういう、株価の変動が異常に激しい相場にあっては、よほど慎重に心して取り組まないといけないということを、肝に銘じておきたいものである。自戒の気持ちを込めてあえて書いておく次第である。

08日の相場は、前稿で書いたように、小型株復活相場となった。
特に当道場銘柄は好成績だった。一時は全市場で値上がり率1位、2位を仙波糖化、ジャムコが占めそうにさえなった。
ジャムコは2921△500のストップ高(東証1部値上がり率1位)、仙波糖化も1230△215(JQ値上がり率2位)と急伸した。オーウイルは1373△91(東証2部値上がり率6位)の高値引け。
また東芝テック(WEB銘柄)が前場引け後に好決算を発表、710円まであって685△17、これでついに目標値に届いた。また同じWEB銘柄で地獄を見せられたアドバンスト・メディアも2112円まであって2021△70と3連騰、推奨時の株価に迫ってきた。
なお過去の銘柄で急騰するものも続出している。フルヤ金属は好決算を受け08日4520△700のストップ高、日特エンジも06日、好決算で3465△467と急騰、08日は3620△100。
逆にスターゼン(WEB銘柄)(推)は期待外れの決算で急落、発表直前の5960円(8.02日)が08日は4680▼40と、悲惨なことになっている。
こうした決算をめぐる乱高下をうまくしのがないと、とんでもないことにもなりかねないのが昨今の相場である。

【ロジネットも好決算】
仙波、ジャムコに続けとばかり、08日引け後にはロジネット(推)も好決算(2019年3月期第1四半期)を発表した。
経常利益は6.62億円で前年同期の4.56億円を2.07億円、45.2%上回った。
会社計画では9月中間期で0.65億円、通期で1.59億円、前年同期の経常利益を上回るわけだが、第1四半期だけで2.07億円上回り、計画を大きく上回る進捗率となっているわけである。
通期の予想経常利益は28.00億円(前期は26.41億円)を据え置いたわけだが、第1四半期で上回った2.07億円をオンするだけで、28.48億円になる。通期では2.07億円×4で8.28億円上回るとすれば34.69億円にもなる。
常識的には、2019年3月期の経常利益は29億円~31億円とみるのが妥当だろう。
30億円とすると、予想実質1株利益は344.3円になる。
株価は1890円だから実質PERはなんと5.49倍の低さになる。
これまで予想を上回る好決算を発表しても、株価への効果は長続きせず、それが積もり積もって、こういう超低PERにつながっているわけだが、いくら何でも、そろそろ正当な評価を受けていいだろう。

同社の2014.3月期から2019.3月期までの経常利益の推移を示しておこう。単位=100万円
649→902→1560→2175→2641→3000(鎌倉雄介予想)
これだけ着実にしかも高率で成長を続ける企業はそうはない。その企業のPERが5.49倍。ありえないことであり、いい加減、目を覚ませと言いたくもなるではないか。全上場企業で最も割安、低評価といっても過言でない。

【セイヒョー】
今年の夏はあまりに暑くてビールが苦戦、氷菓は売れすぎという記事が日経の08日朝刊に載っている。
酷暑になると、かき氷など氷菓の人気が高くなるわけだが、森永製菓やフタバ食品は供給が追い付かず販売中止に追い込まれる商品さえ出ているという。
こうした中、セイヒョーには心強い情報がある。
>損益面については、繁忙期に向けた増産体制により製品の運搬費及び支払保管料が大幅に増加したものの(後略) (決算短信)
つまり、今年の猛暑を予想、しっかり増産体制を敷いているから販売中止に追い込まれる懸念はまずないのである。まもなく東日本も猛暑復活となる。4日続落で休養十分のセイヒョーの復活が近々見られよう。

ジャムコ、仙波糖化、オーウイルについても書く予定だったが、長くなったのでここまでとする。
この3銘柄は、強気堅持でいいだろう。
佐藤食品(WEB銘柄)(推)もようやく戻り基調に転換しそうだ。

8月09日 0時25分記
07日の日経平均は22623△155だった。日経平均のこの水準は7.13日、17日と、ほぼ同じである。一方、07日の日経JQ平均は3747▼21の安値引けだった。
ここ日経平均やTOPIXの堅調が目立ち(東証1部の主力株が強い)、JQやマザーズの弱さが際立つ。
日経平均の22600円強という水準は6.18日(22680円)をやや下回る水準だが、この日の日経JQ平均は3962だった。
つまり
日経平均=22680円→22623円(-0.25%)
日経JQ平均3962→3747(-5.4%)
いかに日経平均に比べ、JQ平均が大きく下げている(弱い)か、よく分かろう。

このように、小型株が売られ続け、個人投資家の資産内容が悪化したことで、一段と売り物は出ても、買い物はなかなか入らないという悪循環にはまっているというのが、最近の小型株相場だったわけである。
ただ、何事にも限界はある。そろそろ、潮目に変化が出つつあるのかもしれない。それを思わせる動きが、07日の後場からの当道場銘柄の値動きであった(やや我田引水的分析ではある)。
ジャムコは2323▼50まで下げる場面があったが終値は2421△48。
仙波糖化(推)も985▼8まで下げる場面があったが終値は1015△22。
オーウイル(推)も1235▼47まで下げる場面があったが終値は1281△1。
もちろん、佐藤食品(WEB銘柄)(推)1704▼9、セイヒョー(推)3920▼15のように、結局下げて終わった銘柄も多いが、それでも、トータルで見ると、先行き、やや明るさを感じさせる後場の値動きであった。

引け後、好決算が相次いだ。なお8.03日引け後好決算を発表したアドバンスト・メディア(WEB銘柄)は06日1900△343、07日1951△51と大きく戻している。

【仙波糖化が上方修正】
引け後2019年3月期第1四半期決算を発表した。
経常利益は3.81億円(前年同期比79.7%増益)だった。この発表と併せて第2四半期(上半期)の業績予想の上方修正も発表した。経常利益は4.70億円→6.00億円に増額。
>組立製品類は、ヘルスケア関連製品の出荷の期ずれを主因に、12億6百万円(前年同四半期比3.9%減)となりました。(決算短信)
という期ずれという特殊要因もあってのこの数字でもあり、通期業績の今後の上方修正は必至とみるところだろう。
下半期のほうが稼ぐのが通常なので、これを控えめに見て6.0億円、やや強気にみて6.5億円。よって通期の予想経常利益は12.0億円~12.5億円ということになる。現在の会社予想9.7億円を大幅に上回ることになる。今期予想実質1株利益は、経常12.5億円の場合、76.9円になる。PER20倍に買って1538円。
PTSでは1124△109。

【ジャムコも文句のない好決算】
引け後2019年3月期第1四半期決算を発表した。
経常利益は16.09億円(前年同期はわずか0.69億円)だった。第2四半期(上半期)の会社計画の経常利益が14.00億円なので、これをすでに2億円以上超過したことになる。通期の業績予想は変更していないわけだが、今後驚異的上方修正となろう。決算短信でも書いているように為替は1ドル105円想定を変更していない(現在の実際の相場は1ドル111.2円前後)。この分の為替差益だけでもとんでもない利益が加算されるはずである。
PTSでは売り物はなし。買い物は最も高いところで2461円(07日終値は2421円)。しかし、業績の内容がよく理解されればストップ高とは言わないが大幅高しなくてはおかしいだろう。

8月07日 23時56分記
小型株受難の相場が続く。
日経平均だけ小幅高となったが、他の指標はすべてマイナスである。
TOPIX、単純平均、規模別指数(大型、中型、小型すべて)。
何せ騰落銘柄数が値上がり435、値下がり1609なのだから。
やはり私が編み出した実感日経平均株価でみる必要がある。
すなわち
(値上がり銘柄数-値下がり銘柄数)÷6 で算出するのである。
これで見ると、実感では(435-1609)÷6=-196(円)となる。実感に近い数字になったわけである。
規模別指数をみると小型は3396.70▼34.97と、中型・大型に比べ突出して下落率が大きい。下落率は1.02%にも達する。日経平均で言えば229円安となる。

実は明日朝、旅行に出かけ、6日の夜遅く帰宅予定なので、この間、ブログの更新ができない。
それで、ここでは最も重要で読者諸氏も気にかけておられるであろう佐藤食品(WEB銘柄)(推)の決算についてだけ書くことにする。

【佐藤食品の決算】
03日引け後に第1四半期決算を発表した。
前年同期比で、売り上げは6.4%増、営業利益は4.2%増、経常利益は1.9%増だった。通期経常2.8%減を会社は見込んでいるのだから、一応はまずまずの数字だったとは言えようが、以下、詳しく分析してみよう。
数字は経常利益、単位=100万円

           上半期   下半期   通期  下半期÷上半期
2015.3月期     364     520     884     144.4%
2016.3月期     353     480     833     136.0%
2017.3月期     559     592    1151     105.9%
2018.3月期     547     701    1248     128.2%
2019.3月期予    予566   予644   予1210    予113.8%

下半期÷上半期の数字は予想数字である2019.3.月期は除くと、2017.3月期以外は、128.2%から144.4%と、狭いレンジに収まっている。
それで、2017.3月期だけなぜ105.9%という小さい数字(下半期が通常より稼げなかった)になったか、その原因を考える。
私の推理はこうである。上半期559というのは前年同期比58.4%もの大増益である。その反動が出て、さすがに下半期は上半期比の増益率が例年に比べ鈍ったのだろう。こういうことは、実は決算ではよくみられる現象である。だからこそ、私はすぐそれを疑ったわけでもある。
この推理が当たっている(もちろん絶対とは言えないが、それなりに信憑性のある推理だと考えている)とすれば、下半期÷上半期の数字はこの会社の場合、135%前後になることが通例だという結論が下せるわけである。

さて第1四半期が1.9%増益だったことから中間期3.5%増益計画もは、ほぼその程度は達成できよう(ちょっと足りないという方もあろうが、営業利益は逆に第1四半期が4.20..%増益で中間期3.2%増益を上回っているのであり、トータル第1四半期決算は、計画通りとみて差し支えない)。
注=中間期の経常利益が1.9%増益にとどまったとしても、計算すれば分かるが、結論に大差ない。
とすれば、下半期の経常利益は上半期の135%前後になる公算大というのが、上記の分析であるから、
下半期の経常利益は566×1.35=764
この場合、2019.3月期通期の経常利益は
566(上半期)+764(下半期)=1330
注=中間期の経常利益が1.9%増益にとどまった場合、557(上半期)+752(下半期)=1309
2018.3月期の1248、2019.3月期の会社予想1210の両方とも、大きく上回るということである。
予想外のことがあるなど、どうなるかは予断を許さないが、少なくとも、以上の分析・結論のように、今期業績は、会社予想を上回り、増益になる可能性が、この第1四半期決算で、一段と高まったとみていいだろう。
推奨時等に、何度か書いたように、佐藤食品は、当初、減益予想を出し、結果的に増益になるということを何度も繰り返してきた超保守的予想の代表的会社だということも、今期増益で着地という見方を勇気づける事実である。

8月03日 23時12分記
個人投資家の半分くらいは夏眠中か仮死状態かといった感じだ。
ともかく出来高が少なく、それでも寝てるんなら寝ててくれればいいのだが、戻りは売りたいらしく、ちょっと戻すと、すかさず売り物は涌いてくるので、たちが悪い。

02日の相場は、最初は、前稿で書いた期待通りの動きで、日経平均安、JQ、マザーズ高だったが、トランプ米大統領が第3弾の2000億ドル(約22兆円)分の対中関税を10%から25%に引き上げることの検討を指示と伝わり、後場、日経平均が下げ足を速めると、JQ、マザーズも売られ、結局、終わってみれば日経平均・TOPIXは1.0%安、JQは0.1%安(マザーズは辛くも0.2%高)となった。

決算では、相変わらず、激しい動きが続く。

あじかんは前日引け後発表の決算が好感され、年初来高値更新となる1769△266まであって1619△116。
ダイトロン(昔取り上げた銘柄)は、同じく好決算(中間期)を発表、上方修正もしたのだが、2061▼229で始まり2050円まであって2178▼112。ココカラファインの逆バージョンである。
カッシーナ(WEB銘柄)は6月中間期決算を02日10時00分に発表、中間期業績予想を下方修正した。通期予想経常利益はは据え置き。発表直後に852▼196まで急落したが、その後はやや持ち直し912▼136。

こうした動きを見てもわかるように、決算への反応は千差万別で、どう対処すべきかも一筋縄ではいかないとでも言うしかない。
カッシーナについてだけ書いておこう。以下は会社発表の引用である。
.今後の見通し 平成 30 年 12 月期通期業績予想につきましては、カッシーナ・イクスシーの首都圏における設計事務 所、デザイン事務所向け営業部門において第3四半期以降の受注が順調に積み上がりつつあることや、 第4四半期に予定している大阪店と名古屋店の改装に伴う売上の押し上げ効果が期待できること、また コンランショップ・ジャパンにおいて、第3四半期以降に投入する付加価値の高いオリジナル商品によ って収益性が改善する予定であることから、前回発表予想である売上高 12,500 百万円、営業利益 650 百 万円、経常利益 610 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 390 百万円を修正いたしません。

時価は配当利回りが3.3%になること、PBRも0.85倍となり、下げ余地は小さい。加えて、上記の会社見解からして、今期業績は会社予想を達成できる可能性も十分あると考えるので、とりあえずは持続、戻り待ちのスタンスでいいだろう。
誰も気づいていないと思うので書くと、そもそも今期の予想経常利益6.1億円は前期の5.83億円を0.27億円上回るに過ぎない。6月中間期の経常利益は減額したとはいえ0.16億円の黒字で前期の0.11億円の赤字を0.27億円上回る。そうである。下半期、前期と同じでも通期予想に届くということである。ならば、上述の「今後の見通し」通りなら、通期業績は上方修正の可能性さえありそうなのである。

引け後、スターゼン(WEB銘柄)(推)が第1四半期決算を発表した。経常利益は22.1%の減益。通期予想は据え置き。決算短信を読んでも売り上げ(増加している)のことだけ述べていて利益面には言及がないので、内実がわからない。

決算発表では、とんでもないことが頻発しているので、覚悟を持って望まれたいとでも言うしかない。
03日は佐藤食品(WEB銘柄)(推)の決算発表だ。過去の例からして、それなりの数字(前期比減益ではなく増益)が出ると予想しているわけだが、もちろん、ふたを開けるまで確たることは言えない。何があっても受け入れる度量(=運命愛)を持っていたいものである。

8月02日 23時16分記