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オーウイルのHPを見ると、以下のように、主要取引先が、掲載されている。

主要取引先

赤城乳業株式会社
株式会社アサノ通運
アサヒ飲料株式会社
池田糖化工業株式会社
株式会社伊藤園
伊藤製パン株式会社
井村屋フーズ株式会社
岩谷産業株式会社
エア・ウォーター炭酸株式会社
株式会社オーシンM.L.P
王子コーンスターチ株式会社
オルガノフードテック株式会社
花王株式会社
カルピス株式会社
キッコーマン食品株式会社
キユーピー株式会社
MC フードスペシャリティーズ株式会社
キリン株式会社
キリンビバレッジ株式会社
株式会社久世
ゴールドパック株式会社
佐藤食品工業株式会社
株式会社サン・ダイコー
サントリーMONOZUKURIエキスパート株式会社
株式会社サンヨーフーズ
株式会社シャトレーゼ
ジャパンフーズ株式会社
昭和電工株式会社
新札幌乳業株式会社
ダイドードリンコ株式会社
高砂香料工業株式会社
株式会社たらみ
チチヤス株式会社
タリーズコーヒージャパン株式会社
帝國製薬株式会社
トーヨービバレッジ株式会社
東洋製罐株式会社
株式会社豊富牛乳公社
日本果実加工株式会社
株式会社日本キャンパック
日本食品化工株式会社
日本デルモンテ株式会社
鍋林株式会社
ハーゲンダッツジャパン株式会社
長谷川香料株式会社
BASF ジャパン株式会社
不二製油株式会社
扶桑化学工業株式会社
北海道乳業株式会社
株式会社ホテイフーズコーポレーション
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
丸源飲料工業株式会社
マルハニチロ株式会社
宮崎県農協果汁株式会社
株式会社武蔵野化学研究所
株式会社明治
ヤシマ株式会社
ユニチカ株式会社
UCC 上島珈琲株式会社
らでぃっしゅぼーや株式会社
理研ビタミン株式会社
株式会社良品計画
和歌山ノーキョー食品工業株式会社
他 (敬称略 50音順)

これを見れば、私の言いたいことはあらかたお分かりになろう。
つまり、猛暑で売り上げが激増したり、かなり増加することがほぼ確実な企業だらけだということである。
セイヒョー(推)の決算について書いたとき、趣旨を理解されなかった方もそれなりにいたようなので、念のため、以下、分かりやすくまとめてみよう。
注=分類は便宜上のものに過ぎない。すべての企業について精査したわけではないので、漏れがあったり多少適切さを欠く等はお許し願う。

Aグループ(アイス)
赤城乳業=言わずと知れた「ガリガリ君」(売上は前年比40%増)
井村屋フーズ=井村屋グループの連結子会社で、人気の「あずきバー」などを製造
ハーゲンダッツジャパン=あのハーゲンダッツの日本法人
明治=日本の菓子大手だがアイス類でも大手

Bグループ(清涼飲料)
アサヒ飲料
伊藤園
カルピス
キリンビバレッジ
サントリーMONOZUKURIエキスパート
ジャパンフーズ
ダイドードリンコ
ポッカサッポロフード&ビバレッジ
ゴールドパック

Cグループ(乳製品・果汁)
新札幌乳業
豊富牛乳公社
日本果実加工
北海道乳業
宮崎県農協果汁
ヤシマ

以上、挙げただけで主要取引先63社中19社が、猛暑関連企業ということが分かる。約3割である。
しかもうち4社はアイスメーカーのわけだが、アイスは判明分では、赤城乳業、セイヒョーの売り上げは前年比4割増、5割増という驚異的伸びを示している。
加えてオーウイルは100%子会社として、サンオーネストというアイスメーカーを持ち、これを加えると、5社ものアイスメーカーと取引があることになる。

7月31日 18時14分記

【決算で悲喜こもごも】
31日の相場は値下がり銘柄が1436(値上がりは613)に達したが、日経平均は9円高だった。一方TOPIXは0.8%の大幅安だった。
ファストリ、ファナックなどの大幅高で日経平均はプラスになり、逆にTOPIXは銀行、その他金融の大幅安が下げを増幅させた。
いずれにせよ、どちらも相場実態を反映できない状況が恒常的になっており、困ったものだ。騰落銘柄数とか単純平均を見る癖をつけておこう。単純平均は0.8%の下落だった。

閑散で買い意欲に乏しい相場で、小型株には大きく下げるものが目立った。
決算が失望売りを誘ったのがニホンフラッシュ(WEB銘柄)、フジッコ。
ニホンフラッシュは31日10時00分に第1四半期決算を発表。前年同期比19.6%の経常減益(通期予想は据え置き)。2365▼353。
フジッコは30日15時00分に第1四半期決算を発表。前年同期比6.8%の経常減益(通期予想は据え置き)。2445▼278。
引け後、エバラ食品(推)が第1四半期決算を発表。前年同期比38.4%の経常増益(通期予想は据え置き)。ほぼ会社計画通りの数字であろう。
同じくトーカロも第1四半期決算を発表。前年同期比42.3%の経常増益。通期予想も経常利益82.0億円→90.0億円に上方修正した。PTSでは1425△149。

セイヒョー(推)4175△15、オーウイル(推)1399△4と、ともに連騰となった。31日も猛暑で01日はさらに暑そうと来ては、体が猛暑関連買いを催促したのだろうか。セイヒョーは売り上げ急増、オーウイルも前半に書いたように、今期業績が予想を大きく上回る可能性が大であり、猛暑継続で、こうした認識が浸透していくにつれ株価も一段と大きく見直されるのではないか。
一正蒲鉾も猛暑関連が評価されたか1338△40と大きく上げた。出来高も大幅増となっており要注目。

日本電子、ジャムコ、古河電池はそろって下げた。ただ、現在為替は1ドル111.9円台と大きく円安に振れており、為替が業績に大きく影響する日本電子、ジャムコには好材料だ。

8月01日 0時17分記
30日の相場は、27日(金)にNYダウが下げたこともあって、日経平均は0.7%(168円)安、TOPIも0.4%安となった。JQは0.4%安。マザーズは1.8%の大幅安だった。

当道場銘柄はまちまちだった。
当道場銘柄に限ったことではないが、あちらが上げればこちらが下がる、なぜ上げなぜ下げたかの原因もはっきりしないので、困ったものである。

エバラ食品(推)は、ここ意味ありげなじり高を続けてきたわけだが、この日は後場に入ってしばらくして一気に買われ2378△49まであって2366△と6連騰。7.31日が決算発表なので、これへの期待から買われた可能性があろう。
仙波糖化(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)はともに3%超の値下がりとなった。それぞれ4700株、900株という超薄商いのため、ちょっとした売り物でこういうことになる。決算発表は仙波は8.07日、佐藤食品は8.03日である。

オーウイル(推)は、押し目待ちの投資家が多く、深押しはないとみる向きが大半のためか底堅く、結局マイナスになる場面はなく終値は1395△9。もう1日、2日のうちに大勢は決しそうだ。もし上となったら、躊躇なく買い乗せるところか。

セイヒョー(推)は変わらずで寄って55円安まで下げる場面があったが終値は4160±0。
猛暑が完全に戻り、特にセイヒョーの本拠地の新潟はフェーン現象も手伝って暑い。セイヒョーの売り上げも赤城乳業(前年比30%から40%増の売り上げの模様)をも上回る好調ぶりのようだから、近々年初来高値の4490円更新から2013年につけた4850円挑戦となる公算大とみる。なお、これだけアイス・かき氷が売れると、PER的にも株価は割安になる。

日本電子は1114▼18と下げたが、ジャムコは2519△11、古河電池は935△7と快調だ。この3銘柄は、日本電子も含め、期待できそうだ。日本電子、ジャムコは円安となれば、業績は一気に急向上するので、円相場を注視していくところだ。

7月31日 0時07分記
7.27日の相場は東証1部は日経平均、TOPIXとも0.6%の上げとなったが、JQ(-0.1%)、マザーズ(+0.1%)はほぼ横ばいだった。

当道場銘柄は比較的強かった。
セイヒョー(推)は4195△135まであって4160△100と続伸、相場が終わっていないことを印象付けた。
仙波糖化(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)も、そろって反発した。

エバラ食品(推)、スターゼン(WEB銘柄)(推)も、そろって連騰を続け、動きの良くなったことを感じるさせた。

ポートフォリオに加えることをお勧めした日本電子、ジャムコ、古河電池もそろって上げた。

SBS(WEB銘柄)も1381△24と続伸、戻り高値を更新した。
動きの悪いことを指摘した同じくWEB銘柄のカッシーナ、アドバンスト・メディアは皮肉にも大幅高となった。

オーウィル(推)は、1386▼32と反落した。前稿で
>ただ7.10日以降11連騰(変わらずを挟む)中であり、いつ一押ししてもおかしくない。
と書いたように、この辺は近々一度は下げないといけない場面であり、むしろ歓迎。8.01日から反発に転じるか02ないし03日から反発かというところ。腕に自信のある方は、この辺での押し目は買い乗せないし新規買いのチャンスであろう。
いずれにせよ、この猛暑(台風の影響も極小で早猛烈な暑さが復活)で、同社の取引先をチェックすれば、今期業績の大幅上方修正は必至とみられるのだから、強気堅持。

セイヒョーに関し、読者の方からいい情報をいただいた。日経電子版の記事である。

 北関東・信越 2018/7/28 0:00日本経済新聞 電子版

連日の猛暑で新潟県経済に悲喜こもごもの影響が出ている。氷菓メーカーではかき氷の出荷量が前年比5割増の勢いで推移しているほか、清涼飲料や冷房機器といった夏物商品の売り上げが前年を大幅に上回っている。一方、熱中症への懸念から県内の海水浴場の人手はいまひとつ。建設会社は現場作業員の健康管理対策に追われている。
 
いちご味の氷菓「もも太郎」などを製造するセイヒョーの新潟工場では、連日の猛暑を受けてフル生産…(後略)

「もも太郎」の売り上げは前年比4割増と、会社の方からの取材情報をもとに推測したわけだが4割増どころか5割増(かき氷と「もも太郎」では多少違うかもしれないが) の勢いだというわけだ。
週間天気予報でも新潟市は最高気温が35度とか36度と、日本でもトップクラスの暑さになる。セイヒョーのアイス類はは日本各地で販売、通販もやってはいるが、やはり主要市場は新潟県であろう。新潟の猛暑はさらなる好材料のわけである。

7月30日 0時02分記

相変わらず分かり難い相場となっている。
前日のNYダウは0.8%高、NQは0.0%安だったわけだが、日本も日経平均0.1%安、TOPIX0.7%高だった。値上がり銘柄数1733、値下がり銘柄数309にも関わらず日経平均は下げるという珍現象が起きたわけだが、ファナック、ソフトバンクが3%台、ファストリも1.8%と寄与率大の銘柄の大幅安が響いた。
JQは0.1%高、マザーズは0.6%安だった。


当道場銘柄は、前日下げたものが多かった反動もあって、総じて堅調だった。
オーウイル(推)は高寄り後少し下押したが、その後は大きく戻し1440円まであって1418△83(東証2部値上がり率7位)。
食品・飲料業界に確固たる独自の地位を確立、今後の成長性も十分見込めるとあっては、10倍台前半のPERはどうみても低すぎ、なお大幅高必至とみる。ただ7.10日以降11連騰(変わらずを挟む)中であり、いつ一押ししてもおかしくない。
とりあえずの節目をチェックしてみた。
4月06日までの週=1497円
2月02日までの週=1616円/昨年12月08日までの週=1617円
一気に1497円前後かそれを少し上回るところまで行って、その後微調整、そのあと1617円挑戦というのが、やや希望的読み。
一番いいタイミングで材料投下の予定。それまで読者諸氏も、何か評価されていない材料なり事実なりないか探されたい。

スターゼン(WEB銘柄)(推)は6230円まであって6170△170。戻り高値更新となる。6670円の年初来高値挑戦となるのか、そろそろ頭打ちか、判断に迷う。いずれにせよ、この地合いで異様に強い動きであり要注目。

エバラ食品(推)も2322△15の高値引けで、やはり強い動きで要注目だ。出来高も前日の3200株から8000株に急増した。

セイヒョー(推)は変わらずで寄り、その後は腹の探り合いという雰囲気だったが、次第に買い優勢となり4130円まであって4060△60。私も4000円で200株、4045円で100株買った。有言実行をモットーにしているのである。24日、25日の2日間で440円も下げたのは異常だろう。。秋冬季市場拡大・地球温暖化もあって、アイスは成長産業になったわけだが、この辺の構造変化を分かっていない投資家がまだ多いようだ。アイス業界の将来性への理解が進めば、株価への見方も大きく変わろう。今期の業績大幅上方修正必至と相まって、ここからが面白いとみる。

SBS(WEB銘柄)は1361円まであって1357△38。WEB公開後の高値を更新、目標値にもすでに到達済みだ。
「6月中旬」公開銘柄は、SBSと大木ヘルスが文句のない成果を挙げたが、カッシーナ、AMIは逆に悲惨な結果になってしまっている。これが株の難しいところで、言い訳じみるが「トータルで勝つ」を心がけよう。

仙波糖化(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)は、ともに小幅安。十分下値鍛錬済みなので、オーウイル、スターゼン、エバラ食品などを追って、近々大きく戻す可能性が十分あろう。焦らず持続。4-6月期決算の発表は佐藤食品は8.03日、仙波は07日である。特に佐藤の決算に注目。

フジッコは2787△95と急騰した(フジッコ塩昆布が熱中症対策にいいと売れているらしい)が、あじかんは1492▼25と大きく下げた。こちらのごぼう茶も好調だから見直されていい。

古河電池は上げたが、円高が嫌われたか日本電子、ジャムコは反落した。焦らずやや気長に。

7月27日 0時17分記



2018.07.25 オーウィル
3143 オーウイル(東証2部) 
株価=1335△34(07月25日終値)   
出来高=39800株(07月25日) (売買単位=100株)
PER=12.5倍(2019年3月期予想値) 
06月29日=994円~1616円=01月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

本来、昨日(7.24日)、推奨銘柄にしたかったのだが、そうすると、とんでもない高値で寄り付きかねない懸念があり、避けたわけである。
>ここを買うのはやや勇気がいるが、押し目を待って押し目があるかは微妙だ。
100株なりと押さえ、そのうえで本格出動は、その後の動き次第で臨機応変にというのが、賢者の選択だろう。
と前稿で書いたわけだが、25日の値動きは
1331△30で寄り付き1301±0で前場終了(寄り付き値=始値が高値、終値が安値)。
後場は全く逆で1316△15で寄り付き1348△47まであって終値は1335△34(寄り付きが安値、終値はこれを19円上回った)。

私のプランで行けば、1331円で100株買い、1305円くらい~1320円くらいで計200株買い、平均買いコスト1317円といったことになろう(もちろん、資金力のある方はこの何倍かにすればいいわけである)。
かなりの方が私も含め仕込めたとみて、ここで推奨銘柄にするわけである。当然、なおかなりの、あるいは途方もない上値を見るからこそ、ここで推奨するわけだが、ここまでで基本的に仕込んで置き、ここからは、動きを見ながら追撃買い、ナンピン買い(場合によってはだが)、を入れる局面のわけである。

材料等については、もう少し後に書くとして、ここでは、ごく簡略に。
①卸機能を網羅したワンストップサービスを実現
オーウイルは、食品・飲料メーカーが必要とする原材料を国内外幅広く調達し、安心・安全な品質を安定的に供給しています。(会社HP)
近年、3PLとか一気通貫(生産方式)=麻雀用語にあらず=といった言葉をよく目にするが、ワンストップサービスもこれらに相通じるものである。いずれも時代がそれを要請するからこそはやるのであり、またその方が儲かるから提供企業も増えるのだろう。
食品・飲料業界で、これを(おそらくほとんど唯一)実現できるのがオーウイルであり、これを武器に取引先を拡げているとみてよい。
取引先を見ると、日本の大手飲料メーカーのかなりが顧客になっている。もちろん、清涼飲料水メーカーやアイスメーカーも数多く含まれる。
だからこの猛暑で売り上げもかなりの伸びが確実だろう。
会社計画では売り上げは前期の310.3億円に対し315.0億円。わずか1.5%の伸びしか見込んでいないわけである。

②アイスメーカーを傘下に
私は実は同社がアイスクリームを製造していることを、恥ずかしながらごく最近まで知らなかった。2008年11月の上場だが、この時点ではアイスメーカーではなかったのである。マンゴーとビタミンCでシェアトップと私は記憶していた。
それが2010年、サンオーネストという沼津本社のアイスメーカーを子会社化(現在は100%連結子会社)したことで、アイスの製造販売が事業に加わったわけである。サンオーネストの2018年3月期の年間売り上げは6.7億円だが、今期は2割増なら8.0億円ということになる。

③今期の予想経常利益は4.8億円と前期比4.1%増を見込むが、5.4億円~6.0億円も期待できよう。来期は5.8億円~6.3億円として、6億円の時の実質1株利益を算出すると133.4円。予想PERは10倍ちょうどになる。年初来高値の1616円でも12.1倍に過ぎない。

肝心な秘蔵材料はしばらくお待ちいただくとして、各自、HP等をよく見て、同社の魅力をよく知るようにされたい。

7月25日 23時16分記

【セイヒョーの今期1株利益は会社計画比5倍近い224円の可能性】
25日の相場は、指数だけ見ると、東証1部もJQもマザーズも0.5%前後そろって上げた形だが、物色対象的には、くっきり差が出た。
すなわち多くの業種がプラスだった中で、陸運、海運、水産・農林、食料品などの内需がおおむね売られた。
朝起きたら、為替が前稿を書いた時より、やや円安になっていたことも影響したのだろう。また猛暑一服も心理的に、猛暑関連には逆風となったと思われる。

セイヒョー(推)は一時3965円まで下げて終値は4000▼290。ただ18日には安値で3955円をつけており、日足チャートではダブル底形成と言えなくもない。推奨時株価が3940円。これを割ることがないとは言わないが、基本的には3940円以下で買った方は報われるはずというのが私の読み(自負、自信)。6-8月期が対前年比40%の売り上げ増(会社への取材をもとに予想)となるとして、今期の売り上げを予想してみた。
3-5月期=3.8%増(実績)、9-11月期10%増(残暑が厳しいとみる)、12-2月期=5%増で計算すると年間売り上げは43.4億円になる。
会社計画の37.0億円を17.3%上回ることになる。この場合、当然、経常利益も大幅に増加することになろうが、四季報が来期売り上げが1億円増加して経常利益が1500万円増える予想をしているのにならって計算すると、売り上げが6.4億円増加なので経常利益は9600万円程度増加となる。
よって今期の予想経常利益は3500万円(会社計画)+9600万円=13100万円
この場合、予想実質1株利益は224.0円になる。
PERは17.9倍。
何より、現在、同社の予想1株利益は48.8円とされているわけだから、
48.8円→224.0円
でまさに驚天動地のことが起きるわけである。
ちょっと涼しくなったからと騒ぐのはよそう。これまでの猛暑は第1波。8月がずっと涼しいなどと考えるのは能天気としか言いようがない。第2波、第3波も十分あり得よう。確か気象庁の予報官も、先日そう警鐘を鳴らしていた。

日本電子1140△26、ジャムコ2490△16、古河電池916△30と「少し買ってみたい輸出関連銘柄」として紹介した3銘柄はそろって上げた。為替の動向は予測不能だが、業績好調で、為替差益も大きいこれら銘柄は、今後も期待できそうだ。

現在NYダウは0.3%程度の値下がり、為替も110.94円と円高に振れている。このまま行くと、輸出関連売り、内需買いで、食品株の復活もあるか。

7月26日 0時02分記
24日の相場は総じて堅調だった。
日経平均・TOPIXとも0.5%高だった。為替がやや円安になりアメリカ株ではハイテク株の比率が高いNQが0.3%高となる一方NYダウはわずかながら下げたこともあって、輸出関連が買われ、内需の食料品、医薬品は下げた。
JQは0.5%高、マザーズは1.7%高だった。

このように前日堅調だった食料品などの内需が売られ、機械・電機などの輸出関連が買われるという前日の正反対の動きにあったわけだが、このように、物色の方向がころころ変わり、また前日大きく上げると翌日は大きく下げる(逆もまたしかり)といった値動きもやけに起きる。
大木ヘルスは前日の363円高から一転215円安
あじかんは前日の114円安から一転80円高
といった具合である。
そういうわけだから、ある1日の動きで判断すると大きな間違いを犯すことにもなりかねない。大きな流れ・趨勢をつかむことが重要なわけである。

内需か外需(輸出関連)か、揺れ動く市場の中で、どう判断するか、常に頭を悩まされるわけだが、とりあえずは、なお食料品など内需を柱に置きつつ、多少は輸出関連もポートフォリオに加えておくくらいのスタンスがよさそうだ。

【少し買ってみたい輸出関連銘柄】
これまでにも多少書いてきたと思うが、私は輸出関連で
6951 日本電子
7408 ジャムコ
の2銘柄を少しポートフォリオに組み込み済みだ。買って以降一進一退だが、24日はやや期待を抱かせる動きだった。
24日はこれに加え
6937 古河電池
を打診買いしてみた。
買った理由・材料は、日本電子、ジャムコは円安メリットが大きく、今期業績が大きく上振れしそうなこと。古河電池については後述。。

【猛暑関連の出遅れ銘柄】
3143 オーウイル
という会社がある。以前にも銘柄名くらいは出したことがある会社だが、マンゴー加工品のトップと私的には記憶していた会社だ。ここがなぜ猛暑関連かというと、子会社でアイスクリームを製造・販売しているなど、猛暑で売り上げが伸びそうな商材をかなり抱えていそうだからであろう(掲示板での認識)。
私はもう少し材料を握って23日に少し買おうとしたのだが、ややタイミングが遅れたようで、この日は7円高で寄り付いたのだが、その後急伸、終値は1282△121だった。株価のこれまでの動きを調べると、仙波糖化(推)によく似ている。1.29日に1616円の年初来高値を付け、その後6.29日には994円まで急落、ここ出直り基調にあったのが、23日、24日で計140円上げ24日の終わり値は1301△19。ここを買うのはやや勇気がいるが、押し目を待って押し目があるかは微妙だ。
100株なりと押さえ、そのうえで本格出動は、その後の動き次第で臨機応変にというのが、賢者の選択だろう。
私の知りえた材料が表面化すれば、それなりのことにはなりそうなので、かなり上げたが、ここで取り上げた。材料のうちの一つは24日の場中に知ったことで、これを加えて強気に確信を深め、取り上げる決断をしたわけである。

6937 古河電池
猛暑で車のバッテリー需要が急増しそうだ。古河電池は自動車バッテリー用蓄電池が売り上げの71%を占める。過去にも、猛暑で買われた実績がある。24日は886▼5で、年初来安値から1割強上に過ぎない。PERも12倍台と低いことでもあり、輸出関連、内需両面を持つ貴重な銘柄としてポートフォリオに加えておくのもいいだろう。

現在、NYダウは200ドル以上の大幅高だが為替は1ドル111,01円と円高方向。日経平均先物・大証夜間は70円高。
このまま行くと、内需、食品株には好環境だろう。
24日、大きく下げたセイヒョー(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)の猛反発を期待しよう。

7月24日 23時53分記



いやはや猛暑とトランプに引っ掻き回されて、相場も乱気流の中を飛行している感じで、油断も隙もない。
円高進行で、予想通り、輸出関連中心に大型株が売られ日経平均は大きく下げた。それでも銀行が3.5%高するなどしたためTOPIXの下げは小さかった。騰落銘柄数も値上がり銘柄数も値下がり銘柄数の8割近くにのぼった。
日経平均は1.3%(301円)安、TOPIX0.4%安
JQ0.1%高、マザーズ0.8%安
こんなに、各指標の動きが様々なのもちょっと珍しい。

こうした中、当道場銘柄は健闘しトータルでは±0程度でこの下げをしのいだ。

仙波糖化(推)は1020▼31まであったが終値は1085△34の高値引け。十分調整して出直ってきただけに、需給関係が大きく改善していることが大きいと思われる。もちろん、文句のない好業績がそれを支える。
佐藤食品(WEB銘柄)(推)は19日、20日で計246円も上げたため、23日はさすがに下げたが、それでも82円安まであったのを引けでは1917▼17と小幅安にとどめたのは、強いという印象を与えた。

スターゼン(WEB銘柄)(推)は6010△160で6.22日以来となる終値での6000円大台回復。月曜にしては出来高もかなりのもので、一段高が期待できそうだ。

為替差益期待で注目した日本電子やジャムコなどは円高で売られた。今後の為替動向に注意。

大木ヘルス(WEB銘柄)が突如2864△399まで急騰、終値は2828△363(JQ値上がり率3位)、石垣食品も235△40まであって217△22(同5位)。どうも持ち株がかなり減った銘柄や買いそびれた銘柄に限ってこういうことになりがちだ。

セイヒョー(推)は9時09分に年初来高値更新となる4485△45まであったのだが、後場寄りには4365▼75まで下げた。そこから14時30分には4490△50と高値更新。最後は4440±0のザラ場引け。ただし4450△10円に200株の買いが入っている形。
ここまでくると、高所恐怖症から売る誘惑も強まるわけだが、ここからが本当の勝負所かもしれない。ただし、堅実に行きたい方にリスクを強要はしない。
私はここまで来た以上、やはり4850円(2013年7月末)前後は一度はつけるのではないか(確率7割前後か)とみている。こうまで暑くて、なおこれがかなり続き、その後も結構暑い、(こういうのも変だが)運が良ければ9月も残暑が厳しい、さらに秋冬もアイスがそれなりに売れるという時代の変化といった恵まれた条件を考えると、5000円とか6000円の夢も少しは出てきているように感じる。
なんといってもどれだけ業績が伸びるか分からないという期待が強まる一方なのが心強い。

7月23日 23時35分記
20日の相場は、前日のアメリカ株安、やや円高になったこと、中国株(上海総合指数)は上げたものの人民元安もあって、総じて売られた。海運、保険などのほか、機械,電機など輸出関連も売られた。一方食料品、小売り、医薬品など内需の一角は堅調だった。
いずれにせよ、ここ物色動向が定まらず、為替も不安定で、「電機株に上昇サイン」(日経7.19日朝刊、「スクランブル」欄)などを信じると危険だ。

当道場銘柄は、前日以上に堅調だった。
セイヒョー(推)は4440△175の高値引け。出来高もついに13800株とここにきて初の1万株突破となった。
佐藤食品(WEB銘柄)(推)も、完全に動きが変わったようで結構湧いて来る売りをこなし1936△98。
仙波糖化(推)も出来高はさすがに減ったが、それでも1051△8と底堅い動きで6連騰となった。

前日下げたエバラ食品(推)、スターゼン(WEB銘柄)(推)も、すかさず反発した。
SBS(WEB銘柄)も反発、戻り高値を更新した。大木ヘルス(同)、ニホンフラッシュ(同)は下げた。

20日の日本市場終了後、急速に円高が進んだ。「足元では円安基調が鮮明だ。」(日経7.19日朝刊、「スクランブル」欄)と書かれた途端の急変のわけだが、ただでさえ読みにくい為替相場なのに、アメリカ大統領がトランプ氏と来ては軽々に為替を読むのは危険極まりないということだろう。トランプ氏がFRBの利上げやドル高ををけん制しているうえ、中国の輸入品すべてに関税を課す準備をしていると発言したことが、背景にある。
1ドル111.47円と一気に1円ほど円高が進み、CME日経平均先物も163円安で終えている。
とりあえず、23日は輸出関連や主力株中心に下げる可能性が大きいだろう。
猛暑関連などの食品中心の内需株には、追い風になるかはともかく、そう悪い風向きではなさそうだ。もちろん、円安は輸入原料のコスト増につながるので懸念材料だったわけだから、この面からは円高は好材料なのは間違いない。

セイヒョーの強い動きを見ていて、猛暑関連でさらなる穴株はないかと、探しているわけだが、石垣食品もその一つだ(少し前に名前だけは挙げておいた)。シニア世代にはなじみの「ミネラル麦茶」(確か松島トモ子が宣伝に起用されていた)の会社である。麦茶は文句なく猛暑関連だ。ごぼう茶のあじかんを私は少し買ったのだが、石垣食品もごぼう茶が好調という。
というわけでかなり買う気になったのだがもう一押しを待っていたら20日は195△29と急伸してしまった。

どうもテレビなどで麦茶が猛暑にいいなどと盛んに言われているようだ。それもミネラルがいいということのようだ。
そこで麦茶について調べていたら、思わぬいいことを発見した。
麦茶で検索すると、商品で出てくるのは、ほとんどが伊藤園の製品なのだ。
>(前略)ここは猛暑関連ではない 
前にもいったが緑茶やコーヒーは利尿作用があり熱中症対策にはならずむしろ危険である。(伊藤園の掲示板)
と書いている方がいるが、これの当否はともかく(私の先生は「水分補給」に関してだが、お茶でもコーヒーでもいいでしょ的なご意見だ)、伊藤園は熱中症対策にいい麦茶でも、おそらくトップメーカーだ。

しかし伊藤園は年間売り上げ5000億円クラスの大企業。麦茶が前年比で大幅に売り上げ増になったとしても業績的には大したことにはならないだろう。
だが伊藤園が一番の取引先の企業である佐藤食品の場合は、売り上げ規模が70億円程度だから影響は大きい。
そこで佐藤食品のお茶に関する取扱い商品を調べると(前にも書いたはずだが)、要するに同社はお茶なら緑茶のみならず紅茶、ウーロン茶、ルイボスティー等、なんでもござれなのである。もちろん、麦茶もである。
この猛暑で麦茶はもちろん、緑茶、ほうじ茶等も売り上げはそれなりに伸びていよう。スイーツ類も同様だろうから、スイーツ向け植物エキスもいいとなれば、同社も立派な猛暑関連となる。

もしやと、仙波糖化も調べたら、扱っているのは煎茶、抹茶、ほうじ茶どまりで、あきらめかけたのだが、それでもさらに細かくチェックしたら、ありました、びわちゃに続いて麦茶が。何事も愚直に辛抱強くまじめにやることが大切ですな。しみじみそう思わされたことであった。かくして仙波も猛暑関連の仲間入り。

セイヒョーについても、ここまで上げてもらったお礼にと、
もも太郎:6本×8パック(合計48本) 2640円
をウェブショップで購入(面倒そうなので息子に代行してもらった)。アマゾンと違って時間がかかるが、明日到着予定。

7月22日 21時33分記


追記=セイヒョーの上値は読みにくい。ただ2013年7月末に4850円という高値がある。これがとりあえず意識されよう。もちろん猛暑がさらに続き、業績も予想以上に急向上となれば、さらにとんでもない上値をつける可能性も十分あろう。一方、こういう小型株はとんでもなく上げそのあととんでもなく下げるというのもよくあることだ。この辺を十分頭に置き、対処を誤らないようにしよう。基本は分けて売るである。(22時49分記)
19日の相場は高く始まり日経平均は一時132円高まであったが、終値は30円(0.13%)安だった。終始日経平均の後塵を拝していたJQは終値では0.08%安で、下落率は日経平均より、わずかながらも小さかった。
それでも東証1部は主力大型株が堅調で中小型株は軟調という流れが続いた。

こうした中で、当道場銘柄は、主力どころが大きく上げた。

佐藤食品(WEB銘柄)(推)は1838△148(JQ値上がり率7位)の高値引け。出来高もクロス商いらしき売買があったときを除くと最近では最高の7900株と急増した。同社の4-6月期決算は8.03日の発表予定である。会社は例によって今期減益予想を出しているわけだが、これに私は疑問を呈してきた。この4-6月期決算が増益となれば、株価にとってのインパクトは大きいだろう(減益でも織り込み済みで悪影響はほぼなかろう)。というわけでこの決算発表は株主にとって損のない楽しみである。
仙波糖化(推)も1077△89まであって1043△55(同17位)と約1ヵ月ぶりに終値で1000円大台を回復した。
セイヒョー(推)は17日につけた4360円高値を更新する4380円まであって4265△100。引け新値でもある。

一方、スターゼン(WEB銘柄)(推)は5760▼120と大きく下げた。前日の始値6050円は何だったのかと言いたくなるような惨状だが、これが超薄商いの今の相場の一面であろう。
エバラ食品(推)も2271▼32と下げた。アドバンスト(wEB銘柄)も1725△48まであったのだが終値は1675▼2。
日本電子も1279▼7。三菱電機は1ドル100円想定で好決算が期待できるという日経の記事が好感されたか1486.5△51と急騰したわけだが、1ドル105円想定で円安の好影響は三菱電機以上にも関わらず日本電子は蚊帳の外だ。これもまた今の相場だが、いずれは見直されるはずである。

【セイヒョーに絶好の材料】
19日の日経朝刊に「エアコン・アイス好調」というかなり大きな記事が載っている。
>赤城乳業のアイスは17~18日の出荷量が前年より4割増えた。
言うまでもないが赤城乳業のアイスというのはあの「ガリガリ君」である。
ではセイヒョーの「もも太郎」はどうか?
鎌倉雄介、引け後、新潟市のセイヒョー本社に株主を名乗り電話しました。
女性が出られて担当の者は会議中(増産対策でも話し合っているのか?と勝手に想像)とのことで、当方に電話をもらうことに。
1時間ほどのち電話あり。

Q 赤城乳業のアイスが売れているということですが御社はどうでしょうか?細かい数字まではおっしゃれないでしょうが、およその数字でも教えていただけるとありがたいんですが。
A まあこの暑さですから売れ行きはいいです。
Q ご覧になったかもしれませんが今日の日経にガリガリ君は4割増という数字が出ていますが?
A それくらいを参考にしていただいていいです。

と、このようなやり取りで、意外にあっさり、
「もも太郎4割増」
が判明したわけです。

7.16日付けで、セイヒョーの売り上げについて、以下のように書いている。

予想A=38.51億円
(6-8月期は前年同期比10.0%増、9-11月期・12-2月期は同4.0%増の前提)
予想B=39.33億円
(6-8月期は前年同期比15.0%増、9-11月期・12-2月期は同5.0%増の前提)
注=あまりの暑さに「もも太郎」がバカ売れ、6-8月期の売り上げが前年同期比30%増とかになる夢もあると思うが、その場合、株価はさらにとんでもないことになる可能性を秘めるわけである。

今回の取材で、6-8月期の売り上げは10%増や15%増どころではなく、「夢」とした30%増どころかそれ以上もありうる状況になっていることが判明したわけである。
今期予想1株利益は160円~200円超が期待できよう。48.9円予想(会社計画)が200円とかなれば、株価はさらに大きく見直されていいことになる。

7月19日 23時28分記
18火、日経平均は4日続伸で22794円となり、ついに昨年末(大納会)の株価を上回った。
各指数等の昨年末値→7.18日終値、騰落率を示すと次の通り。

日経平均    22765→22794  + 0.1%
TOPIX       1818→1751  - 3.7%
JQ平均      3950→3812  - 3.5%
マザーズ指数  1232→1050  -14.8%

上表を見れば歴然だが、日経平均だけがプラスで、ひときわ違和感を醸し出す。新規上場した大物新人が次々大きく下落したマザーズ同様、日経平均も異端児だったわけである。
結局、TOPIX、JQの3.6%前後という数字が投資家の実感を表す数字と言えよう。

といっても、ずっとこのように日経平均優位の動きが続いてきたわけではない。年初から3月末くらいまでは、日経平均よりJQのほうが相対的に強い値動きだった。
ところが4月に入ってからは弱含み横ばいが長く続き、6月後半から急落した。対して日経平均は4月に入ってからはじりじり上げ続け、5月後半からは調整に入ったが、ここに来てはJQの下落を尻目に上昇加速、ついに昨年末値を上回ったわけである。

長々、こうした経緯を書いたのは、そろそろ、こうしたいびつな動きも転機を迎えつつあるのではないかと思うからである。
17日は日経平均は上げJQは下げたが、それでも規模別指数では大型より小型の上げが大きかった。そして18日は、立ち合い開始から長く日経平均の値上がり率はJQのそれを大きく上回っていたが、徐々にその差が縮小、終わってみれば、値上がり率はJQ0.7%、日経平均0.4%とJQのほうがはるかに大きかった。
当道場銘柄を見ても、ここに来て、長らく底値圏で悶えてきた仙波糖化(推)、エバラ食品(推)、スターゼン(WEB銘柄)(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)などの動きは、完全にあるいはかなり変わってきている。底堅くなり、売り物がかすれ気味で上げ基調に転換したかと思わせる動きになっているのである。

なお断言はできないが、基本的に上記の見方に立って、これからは小型株優位の展開になる可能性大とみていいのではないかと考える。

仙波糖化は950円、960円に這わされていた大量の売り(前稿参照)を一気にこなし、1035円△85まであって988△38。エバラ食品、佐藤食品、一正蒲鉾、スターゼンなども上げた。
大木ヘルス(WEB銘柄)は戻り高値更新、SBS(同)も続伸した。動きが悪いとしたアドバンスト・メディア、カッシーナも上げた。

セイヒョー(推)は4290△55で寄り付いたが、13時22分にはなんと3955▼280まで急落した。実はスターゼンも6050△200で寄り付いたのだが安値では5840▼10まであった。超薄商いでちょっとした売り買いでこのようにとんでもなく株価が飛ぶので注意が必要だ。18日の東証1部売買高は11.46億株で、とんでもない低水準だ(いつ以来か?調査未了)。

為替は現在112.80円。一時113円台に乗せたわけだが、かなり円高に戻ってきた。この面からも主力株一辺倒の上げで中小型株は蚊帳の外(ひどいと逆に下げる)という嫌な展開は、避けられそうだ。

動きが一変しそうな仙波糖化、これに続く佐藤食品、動けば軽そうなエバラ食品、スターゼン、円安で日本電子あたりが期待できそうだ。

暑い夏をひしひしと感じて猛暑関連も一段とヒートアップするか。
一息入れたセイヒョー。あまりの暑さと今回の大水害とでかき氷がバカ売れといった夏の風物詩がテレビなどで報じられることもないようだが、同社はかき氷大手。「他社縮小のかき氷は関東・関西で営業拡大。」(四季報2018年1集)。
またウナギの一正蒲鉾も丑の日を控え要注目。8.20日出荷分からすべての水産練り製品、総菜を平均1割値上げする。来期の予想経常利益を四季報は12.0億円(今期は11.0億円予想)とするが、値上げが浸透すれば、これを大きく上回る可能性が大なのではないか。

7月19日 0時10分記