2017.12.30
ご愛読に感謝。良いお年を
大納会も無難に終えのんびりムード。ご同慶の至りです。
本年もご愛読ありがとうございました。
年末の大掃除(と言ってもものぐさにまた輪がかかりたいしたことはしないのですが)も、ようやく終わり、明日からは数日、株から離れて自然の中で過ごし、来年3日から復帰、お年玉銘柄についても考えなくてはと思っています。
お知らせしたいこともあるのですが、まだ言っていいものやら未確認なのでしばしお待ちを。
良いお年をお迎えください。
12月30日 18時40分記
本年もご愛読ありがとうございました。
年末の大掃除(と言ってもものぐさにまた輪がかかりたいしたことはしないのですが)も、ようやく終わり、明日からは数日、株から離れて自然の中で過ごし、来年3日から復帰、お年玉銘柄についても考えなくてはと思っています。
お知らせしたいこともあるのですが、まだ言っていいものやら未確認なのでしばしお待ちを。
良いお年をお迎えください。
12月30日 18時40分記
2017.12.28
ロジネットの投資家が使うべき正しいPERは「6.2倍」
前稿で、こう書いた。
>ロジネットは1850円まであって1812△53。なにやかにや言っても、これほど安すぎる株はない。いずれ、なんであんなに安かったんだろうと、しみじみ思うことだろう。
賛同する方が多かったか、同社株は、一時2050△238まで急騰した(終値は1906△94)。
さて掲示板では「PER8パー」(PERピーイーアール8倍のことらしい)ということで話題になっているが、例によってこれはヤフーファイナンスにある「詳細情報」欄にある
PER(会社予想) (連) 7.75倍
を見て書いていると思われる。こういう数字を使ってはいけないというのは、私がいつも言っていることだ。
つまり、これは名目値であり、経常利益と比べ純利益が異常値になっていないかをまずチェックする必要がある(ロジネットの場合は、これはクリア)。次に、現在は12月末、3月決算会社のロジネットの場合、PERは今期=2018年3月期ではなく来期=2019年3月期を使うべきだ(あとわずか3ヵ月で今期は前期になってしまうのだから)。
①2019年3月期の予想1株利益は、新四季報の数字をそのまま使うと270.5円
②純利益を経常利益の7割(法人税率の実情を踏まえこれまでの6割を2018年初から変更)とみなす実質1株利益は304.1円
来期予想PERを計算してみよう。
①の場合=1906(円)÷270.5(円)=7.0(倍)
②の場合=1906(円)÷304.1(円)=6.2(倍)
つまり、PERは8倍ではなく、7.0倍、鎌倉理論的には6.2倍なのである。
私は同社株が、このような低株価であるのは、どうみてもおかしいと言い続けているわけだが、掲示板のやり取りを見る限り、やはり、多くの投資家が同社株のPERさえほとんど分かっていないことがはっきりした。
そこで、計算方法も含め詳細に同社株の本当のPERをここに明らかにし、割安大化け銘柄を必死に探している多くの投資家に提供する次第である。PER10倍に買うだけで株価は3040円、時価の1.6倍になる。
12月28日 21時19分記
28日の相場は、主力大型株中心に下げた。日経平均、TOPIXとも0・6%の下落。JQは0.1%の小幅安。
当道場銘柄は高安まちまちだったが、主力どころに大幅高するものが多く、全体としてはまずまずの値動きだった。
ロジネットは出来高も8200株と膨らみ、いよいよあり得ない超低PERに関心が高まってきたようだ。今日の動きは本格反騰の序曲に過ぎないだろう。
同様、雌伏を強いられてきた東邦化学も687△14と連騰、今後に期待を抱かせるいい動きだった。
ヒトコムは大幅高の後、マイナス圏に沈む場面もあったが終値は2889△47。やはり3000円大台替わりからさらに化けることを予感させる大物の風格を漂わせる動きとみる。
永谷園の動きが軽やかになって来た。1443円まであって1433△22。同業他社と比べはるかに低いPERからして5月につけた年初来高値1572円更新もあり得よう。
ナカバヤシは年初来高値にあと1円の754円まであって752△10。私は高値の一歩手前と考え754円で500株だけ売りを出したらなんと約定。ただし790円前後を一応想定しているので大半は温存、持ち越した。
太陽誘電(推)は、相変わらず高くなると売り物が湧いて来るがそれでも1742△9で2連騰。岩井コスモの目標株価引き上げという援軍も加わり、やや期待が高まるところ。5G関連の本命という声もあり、半信半疑ながら、期待を持って見て行こう。
タクミナ(推)、コムチュアは反落した。一息入れて、この後に大相場が来るとみる。
リゾートトラストは、私が2590円前後で少し買い増ししたら、終値は2555▼37。まあしかしここは買い場だろう。
マニー(推)も、ここ意味深な動きを続けるが一触即発とみる。こんな水準に甘んじている玉ではないだろう。
12月28日 23時57分記
>ロジネットは1850円まであって1812△53。なにやかにや言っても、これほど安すぎる株はない。いずれ、なんであんなに安かったんだろうと、しみじみ思うことだろう。
賛同する方が多かったか、同社株は、一時2050△238まで急騰した(終値は1906△94)。
さて掲示板では「PER8パー」(PERピーイーアール8倍のことらしい)ということで話題になっているが、例によってこれはヤフーファイナンスにある「詳細情報」欄にある
PER(会社予想) (連) 7.75倍
を見て書いていると思われる。こういう数字を使ってはいけないというのは、私がいつも言っていることだ。
つまり、これは名目値であり、経常利益と比べ純利益が異常値になっていないかをまずチェックする必要がある(ロジネットの場合は、これはクリア)。次に、現在は12月末、3月決算会社のロジネットの場合、PERは今期=2018年3月期ではなく来期=2019年3月期を使うべきだ(あとわずか3ヵ月で今期は前期になってしまうのだから)。
①2019年3月期の予想1株利益は、新四季報の数字をそのまま使うと270.5円
②純利益を経常利益の7割(法人税率の実情を踏まえこれまでの6割を2018年初から変更)とみなす実質1株利益は304.1円
来期予想PERを計算してみよう。
①の場合=1906(円)÷270.5(円)=7.0(倍)
②の場合=1906(円)÷304.1(円)=6.2(倍)
つまり、PERは8倍ではなく、7.0倍、鎌倉理論的には6.2倍なのである。
私は同社株が、このような低株価であるのは、どうみてもおかしいと言い続けているわけだが、掲示板のやり取りを見る限り、やはり、多くの投資家が同社株のPERさえほとんど分かっていないことがはっきりした。
そこで、計算方法も含め詳細に同社株の本当のPERをここに明らかにし、割安大化け銘柄を必死に探している多くの投資家に提供する次第である。PER10倍に買うだけで株価は3040円、時価の1.6倍になる。
12月28日 21時19分記
28日の相場は、主力大型株中心に下げた。日経平均、TOPIXとも0・6%の下落。JQは0.1%の小幅安。
当道場銘柄は高安まちまちだったが、主力どころに大幅高するものが多く、全体としてはまずまずの値動きだった。
ロジネットは出来高も8200株と膨らみ、いよいよあり得ない超低PERに関心が高まってきたようだ。今日の動きは本格反騰の序曲に過ぎないだろう。
同様、雌伏を強いられてきた東邦化学も687△14と連騰、今後に期待を抱かせるいい動きだった。
ヒトコムは大幅高の後、マイナス圏に沈む場面もあったが終値は2889△47。やはり3000円大台替わりからさらに化けることを予感させる大物の風格を漂わせる動きとみる。
永谷園の動きが軽やかになって来た。1443円まであって1433△22。同業他社と比べはるかに低いPERからして5月につけた年初来高値1572円更新もあり得よう。
ナカバヤシは年初来高値にあと1円の754円まであって752△10。私は高値の一歩手前と考え754円で500株だけ売りを出したらなんと約定。ただし790円前後を一応想定しているので大半は温存、持ち越した。
太陽誘電(推)は、相変わらず高くなると売り物が湧いて来るがそれでも1742△9で2連騰。岩井コスモの目標株価引き上げという援軍も加わり、やや期待が高まるところ。5G関連の本命という声もあり、半信半疑ながら、期待を持って見て行こう。
タクミナ(推)、コムチュアは反落した。一息入れて、この後に大相場が来るとみる。
リゾートトラストは、私が2590円前後で少し買い増ししたら、終値は2555▼37。まあしかしここは買い場だろう。
マニー(推)も、ここ意味深な動きを続けるが一触即発とみる。こんな水準に甘んじている玉ではないだろう。
12月28日 23時57分記
2017.12.27
ヒトコム、タクミナ、ロジネットは、ここからが本番
27日の相場は、ようやく中小型株優位の展開になった。日経平均、TOPIXとも小幅高にとどまったり、大型株指数に至ってはマイナスだった。これに対しJQは1.1%高、マザーズに至っては3.1%の急騰で、ともに年初来高値を更新した。
当道場銘柄は、急騰するものが目立った。
下げたものについてまず書くとしよう。
白洋舎4555▼115、日置電機(推)2875▼67と、ともに大幅安となった。特に白洋舎は4350▼320まで下げる場面があった。どちらも、悪材料が出たとかいうことはなく、強いて大幅安の原因を詮索すれば、ともに12月決算で期末25円ないし30円の配当が予定されておて、その権利落ち日だったことが挙げられよう。そう言われれば(これは私の使っている証券会社に聞いて教えてもらったのである)、ブリヂストン、横浜ゴム、東洋ゴムのタイヤ3社(そろって12月決算)も、そろって大幅安となっている。決算発表をまたいで持つなは、今や合言葉になりそうな風潮だが、配当権利落ちまで持つなも、同様言われるようになるかもしれないと思ったことだった。明日の戻りに期待しよう。
丸和運輸、カンロ、日本ライフラインなど、値がさでここ大きく上げた銘柄にも、大きく下げるものが目立った。
>私が、最近、買ってポートフォリオでの比率を高めているのは、「新四季報から発掘した妙味株」がほとんどだ。
すなわち、マニー(推)、タクミナ(推)、ヒトコム、コムチュア、、リソー教育、ナカバヤシなどである。またリゾートトラスト、コメダ。
と、25日付けで書いたが、この8銘柄は1円安だったリゾートトラスト以外は全て上げた。
ヒトコムは2870円まであって2842△150で、連日の年初来高値更新。出来高も急増、最近のピークに近づいた。ただ、前稿で書いたように、ファンダメンタルズから見れば、時価はなおけた外れに安い。3000円乗せから、さらに華麗な上げを見せてくれるのではないかと、期待している。
タクミナも2045円まであって2038△93と急伸、10連騰となった。超目先では、年初来高値の2150円が意識されるところだ。明日、明後日、この辺があったら多少は売るか、思案のしどころだろう。ただし、こんなもので、相場が終わるとは思わない。PER20倍に買うと2254円、24倍に買えば2705円となる。控え目に見ても、このあたりが目標になろう。
ナカバヤシも742△20と上げ、年初来高値755円が射程に入って来た。私は一応790円目標で買っているのだが、これまた755円前後で一息入れるかもしれない。
リソー教育、京三製作、ベルーナ(ともに「新四季報から発掘した妙味株」)も、順調すぎるくらい順調に上げている。
コメダ、永谷園(同)も同じで、なお大幅高の余地がありそうだ。
ここから大きな期待ができそうなのが、マニー、コムチュア。それなりに上げてはいるが、大きくは上げておらず、将来性は文句なしだからだ。
ロジネットは1850円まであって1812△53。なにやかにや言っても、これほど安すぎる株はない。いずれ、なんであんなに安かったんだろうと、しみじみ思うことだろう。昔、と言っても数年前(2013年ころか)だが大手私鉄の時価総額をみると、経常利益等でトップの東急の時価総額が小田急などより少ない時期が、かなり続いていた。私はこれはおかしい、どうかしてるんでは、といろいろな人に意見を聞いたが、みんなわけの分からない理由を挙げて、これでいいのだ(時価総額の関係)という態度だった。しかし、今は東急の時価総額は小田急の1.2倍以上である。
凡人は今そこにある景色に惑わされるが、相場で勝者になろうというのであれば、隠された真実を見抜かなければならない。
ロジネットの狂ったくらい安い株価(丸和運輸に比べ、経常利益は大差ないのに時価総額は11%弱!)は、大きく見直されるのである。いつ真実が顕在化するかだけなのである。自信を持って株価が大きく修正高するのを待とう。
東邦化学(推)も5連続安からようやく反発した。673△23。連日、クロス(と思われる)が振られてきた。これの意味するところは定かではないが、今日の上げが相場反転の契機になるかもしれない。ロジネット同様、こちらも異常に超割安なのだから。
カネヨウも160△3と、ようやく反発した。やや相場が壊れた感もあるので、予断を許さないが、いくら何でも下げ過ぎたので、とりあえずは、それなりに戻す方向だろう。
12月27日 23時19分記
当道場銘柄は、急騰するものが目立った。
下げたものについてまず書くとしよう。
白洋舎4555▼115、日置電機(推)2875▼67と、ともに大幅安となった。特に白洋舎は4350▼320まで下げる場面があった。どちらも、悪材料が出たとかいうことはなく、強いて大幅安の原因を詮索すれば、ともに12月決算で期末25円ないし30円の配当が予定されておて、その権利落ち日だったことが挙げられよう。そう言われれば(これは私の使っている証券会社に聞いて教えてもらったのである)、ブリヂストン、横浜ゴム、東洋ゴムのタイヤ3社(そろって12月決算)も、そろって大幅安となっている。決算発表をまたいで持つなは、今や合言葉になりそうな風潮だが、配当権利落ちまで持つなも、同様言われるようになるかもしれないと思ったことだった。明日の戻りに期待しよう。
丸和運輸、カンロ、日本ライフラインなど、値がさでここ大きく上げた銘柄にも、大きく下げるものが目立った。
>私が、最近、買ってポートフォリオでの比率を高めているのは、「新四季報から発掘した妙味株」がほとんどだ。
すなわち、マニー(推)、タクミナ(推)、ヒトコム、コムチュア、、リソー教育、ナカバヤシなどである。またリゾートトラスト、コメダ。
と、25日付けで書いたが、この8銘柄は1円安だったリゾートトラスト以外は全て上げた。
ヒトコムは2870円まであって2842△150で、連日の年初来高値更新。出来高も急増、最近のピークに近づいた。ただ、前稿で書いたように、ファンダメンタルズから見れば、時価はなおけた外れに安い。3000円乗せから、さらに華麗な上げを見せてくれるのではないかと、期待している。
タクミナも2045円まであって2038△93と急伸、10連騰となった。超目先では、年初来高値の2150円が意識されるところだ。明日、明後日、この辺があったら多少は売るか、思案のしどころだろう。ただし、こんなもので、相場が終わるとは思わない。PER20倍に買うと2254円、24倍に買えば2705円となる。控え目に見ても、このあたりが目標になろう。
ナカバヤシも742△20と上げ、年初来高値755円が射程に入って来た。私は一応790円目標で買っているのだが、これまた755円前後で一息入れるかもしれない。
リソー教育、京三製作、ベルーナ(ともに「新四季報から発掘した妙味株」)も、順調すぎるくらい順調に上げている。
コメダ、永谷園(同)も同じで、なお大幅高の余地がありそうだ。
ここから大きな期待ができそうなのが、マニー、コムチュア。それなりに上げてはいるが、大きくは上げておらず、将来性は文句なしだからだ。
ロジネットは1850円まであって1812△53。なにやかにや言っても、これほど安すぎる株はない。いずれ、なんであんなに安かったんだろうと、しみじみ思うことだろう。昔、と言っても数年前(2013年ころか)だが大手私鉄の時価総額をみると、経常利益等でトップの東急の時価総額が小田急などより少ない時期が、かなり続いていた。私はこれはおかしい、どうかしてるんでは、といろいろな人に意見を聞いたが、みんなわけの分からない理由を挙げて、これでいいのだ(時価総額の関係)という態度だった。しかし、今は東急の時価総額は小田急の1.2倍以上である。
凡人は今そこにある景色に惑わされるが、相場で勝者になろうというのであれば、隠された真実を見抜かなければならない。
ロジネットの狂ったくらい安い株価(丸和運輸に比べ、経常利益は大差ないのに時価総額は11%弱!)は、大きく見直されるのである。いつ真実が顕在化するかだけなのである。自信を持って株価が大きく修正高するのを待とう。
東邦化学(推)も5連続安からようやく反発した。673△23。連日、クロス(と思われる)が振られてきた。これの意味するところは定かではないが、今日の上げが相場反転の契機になるかもしれない。ロジネット同様、こちらも異常に超割安なのだから。
カネヨウも160△3と、ようやく反発した。やや相場が壊れた感もあるので、予断を許さないが、いくら何でも下げ過ぎたので、とりあえずは、それなりに戻す方向だろう。
12月27日 23時19分記
2017.12.26
ヒトコム、ロジネットは化けるとみる
上昇気流に乗っている銘柄と下降気流に入ってしまった銘柄とで、くっきりと明暗が分かれる。もちろん、その中間で方向感の定まらない銘柄もあるにはあるが。
この1年くらいで大きく上げた銘柄のPER(主に来期予想実質値)を調べてみた。
夢の街=156倍
オハラ=72倍
寿スピリッツ=68倍
丸和運輸=36倍
ダイフク=32倍
ケンコーマヨネーズ=30倍
トリドール=27倍
不二製油=24倍
オークマ=20倍
いったん、人気化し、完全に上昇気流に乗ると、この程度のPER(最低でも24倍程度(機械株は20倍程度)はあるということだろう。
それでは、最近、当道場で取り上げた銘柄のPERはどうなっているか。
永谷園=16倍
コメダ=20倍
タクミナ=17倍
白洋舎=18倍
永谷園 1407△7=24倍に買うと2088円
コメダ 2064△16=24倍に買うと2450円
タクミナ 1945△3=20倍に買うと2254円
白洋舎 4670△85=24倍に買うと6240円
【ヒト・コミニュケーション(ヒトコム)】
2720円まであって2692△143と急伸した。年初来高値更新。
>当社は、今後進展が予想される販売現場におけるIT化への対応力強化を図る目的で、平成29年6月にEコマース領域において、商品企画から販売・代金決済、物流、成果追求までのサービスを一貫して提供するフルフィルメントサービスに強みを持つ「ECサイト支援事業者」であるビービーエフの発行済み株式の60%を取得して連結子会社化いたしました。
という発表をしているが、このビービーエフという会社が、たいした会社なのである。
経常利益は2014年6月期=4.4億円、15年6月期=6.6億円、16年6月期8.4億円と、急増中だ。
ヒトコムの経常利益は2016年8月期25.4億円だから、33%に当たる。
これに着目して「新四季報から発掘した妙味株」に入れたわけだが、さらに材料が出ていた。うっかり見逃していたのだが、また市場でもほとんど評価されていないようだが、12.13日に以下の発表をしている。
>リアル・バーチャル双方のマーケットでの強みを持つ両社のノウハウを融合することで、将来進展が予想される販売現場におけるIT化への対応力強化を図り、「オムニチャネル営業支援」体制の構築を当社がリーダーシップを発揮し更なる事業拡大を加速させるため、ビービーエフ株式の追加取得を行うものであります。
これにより、持ち株比率は60.0%→83.5%に高まる。
同社の経常利益は前期の25.4億円が今期は34.2億円、来期は39.6億円が予想されているが、この追加取得で更なる増額も期待できよう。
高成長の人気業種企業の来期予想実質PERがなお20.3倍に過ぎない。
PER30倍に買って3981円。この程度はあって当然だろう。売り急がず大化けを待とう。
【ロジネット】
これもうっかり見逃していたのだが、同社の予想経常利益は、四季報では2018年3月期は24.00億円で、これは前号と変わりない。しかし19年3月期は前号の26.00億円が今号では26.5億円に、さりげなく増額されている。
新たな好材料としては、人手不足で鉄道輸送の活用ということが、最近よく言われる。
ロジネット傘下のロジネット西日本は、JR貨物と密接で、この分野に強みを持つ。実際、すでに列車の空きスペースを活用した事業をJR貨物と開始している。詳しくはロジネット西日本のHPをご覧いただきたいが、コスト削減にもなるので、有望な事業だろう。
26日は出来高も増え、上げ悶えていた。いよいよ本格復活が近いとみる。
12月26日 23時56分記
この1年くらいで大きく上げた銘柄のPER(主に来期予想実質値)を調べてみた。
夢の街=156倍
オハラ=72倍
寿スピリッツ=68倍
丸和運輸=36倍
ダイフク=32倍
ケンコーマヨネーズ=30倍
トリドール=27倍
不二製油=24倍
オークマ=20倍
いったん、人気化し、完全に上昇気流に乗ると、この程度のPER(最低でも24倍程度(機械株は20倍程度)はあるということだろう。
それでは、最近、当道場で取り上げた銘柄のPERはどうなっているか。
永谷園=16倍
コメダ=20倍
タクミナ=17倍
白洋舎=18倍
永谷園 1407△7=24倍に買うと2088円
コメダ 2064△16=24倍に買うと2450円
タクミナ 1945△3=20倍に買うと2254円
白洋舎 4670△85=24倍に買うと6240円
【ヒト・コミニュケーション(ヒトコム)】
2720円まであって2692△143と急伸した。年初来高値更新。
>当社は、今後進展が予想される販売現場におけるIT化への対応力強化を図る目的で、平成29年6月にEコマース領域において、商品企画から販売・代金決済、物流、成果追求までのサービスを一貫して提供するフルフィルメントサービスに強みを持つ「ECサイト支援事業者」であるビービーエフの発行済み株式の60%を取得して連結子会社化いたしました。
という発表をしているが、このビービーエフという会社が、たいした会社なのである。
経常利益は2014年6月期=4.4億円、15年6月期=6.6億円、16年6月期8.4億円と、急増中だ。
ヒトコムの経常利益は2016年8月期25.4億円だから、33%に当たる。
これに着目して「新四季報から発掘した妙味株」に入れたわけだが、さらに材料が出ていた。うっかり見逃していたのだが、また市場でもほとんど評価されていないようだが、12.13日に以下の発表をしている。
>リアル・バーチャル双方のマーケットでの強みを持つ両社のノウハウを融合することで、将来進展が予想される販売現場におけるIT化への対応力強化を図り、「オムニチャネル営業支援」体制の構築を当社がリーダーシップを発揮し更なる事業拡大を加速させるため、ビービーエフ株式の追加取得を行うものであります。
これにより、持ち株比率は60.0%→83.5%に高まる。
同社の経常利益は前期の25.4億円が今期は34.2億円、来期は39.6億円が予想されているが、この追加取得で更なる増額も期待できよう。
高成長の人気業種企業の来期予想実質PERがなお20.3倍に過ぎない。
PER30倍に買って3981円。この程度はあって当然だろう。売り急がず大化けを待とう。
【ロジネット】
これもうっかり見逃していたのだが、同社の予想経常利益は、四季報では2018年3月期は24.00億円で、これは前号と変わりない。しかし19年3月期は前号の26.00億円が今号では26.5億円に、さりげなく増額されている。
新たな好材料としては、人手不足で鉄道輸送の活用ということが、最近よく言われる。
ロジネット傘下のロジネット西日本は、JR貨物と密接で、この分野に強みを持つ。実際、すでに列車の空きスペースを活用した事業をJR貨物と開始している。詳しくはロジネット西日本のHPをご覧いただきたいが、コスト削減にもなるので、有望な事業だろう。
26日は出来高も増え、上げ悶えていた。いよいよ本格復活が近いとみる。
12月26日 23時56分記
2017.12.25
上げる銘柄を見極める
今の相場を見ていると、合理的に推測できるような値動きにはなっておらず、結局は、うまく流れに乗ることを心掛けないと、溺死しかねないということになる。
動きの悪い銘柄にあまりかかずらわっていると、どうにも身動きが取れなくなる。
基本に返り、
①これだと自信の銘柄でも、あまりに大量に買うと死を招きかねない。ポートフォリオ運用を心掛け、1銘柄のウェイトは、通常、運用総額の2割以内、瞬間的にも3割未満にする。
②銘柄の入れ替えをやるときは、利益の出ているものから売るのではなく、その時点で最も将来性がないと思われるものから売る。
③不断に銘柄を入れ替え、極力、早く、理想のポートフォリオ構築を心掛ける。
具体的に銘柄名を挙げてもいいのだが、お持ちの方に悪影響を与えても悪いので、それは避けよう。ともかく、私にしても、しこってしまって、塩漬けになっている銘柄もそれなりにある。
そういう銘柄は、多少の戻り局面で、少しずつ処分、新たな有望銘柄に乗り換えている。もちろん、そうしているうちに、底入れ、猛反発ということも十分ありうるので、拙速に全株処分などは原則、やらない。
私が、最近、買ってポートフォリオでの比率を高めているのは、「新四季報から発掘した妙味株」がほとんどだ。
すなわち、マニー(推)、タクミナ(推)、ヒトコム、コムチュア、、リソー教育、ナカバヤシなどである。またリゾートトラスト、コメダ。
ザ・パック、ソラストなど、買ってからかなり値下がりしたものは、買い増したりせず辛抱。今後の値動きを見て方針を決めることにしている。
また、以前から持っているもので動きのいいもの=日置電機(推)、日特エンジ、白洋舎などは、多少は利食いつつも大半は保有。
タクミナは終始軟調だったのだが、引け間際に買われ、結局1942△8の高値引け。8連騰になる。そろそろ一息入れるかもしれないが、入れないかもしれない。ともかく、これだけの好業績で、将来性、材料もそろった銘柄がPER14倍台にいるのが不思議なのである。2150円の年初来高値更新は8割以上の確率であるとみるところだろう。私は25日も、寄り前に買い注文をそれなりに出しておいたのだが、全て約定、値下がりしたのでさらに買いを入れたら、これもできて、そこからさらに値下がりと、苦しい戦いを余儀なくされたが、最後は書いた通り。しかし、こんなうまくいくのはむしろ珍しい。ただ、タクミナの場合、時価はなお実力に比し異常に割安だ。押し目はなお買いでいいだろう。押さないようなら、持ち株はさらに利が乗るわけだから、臨機応変、買い増しもいいだろう。
日置電機は安寄りしたのだが切り返し、年初来高値を更新、終値は2986△31。12月決算であり、権利付き最終は26日。中間期で25円配当を実施済みで下期も25円(30円の可能性も多少は)配当の予定だ。
マニーは3420▼10と一息入れたが、底堅い動きだ。私がタクミナとともに今最も期待し、来年の出世株になるかもと、大いに期待している銘柄だ。この一服局面は、なお買いで報われよう。
強い動きだった銘柄は、さらなる上昇が期待できそうだ。
ヒトコム2549△94、リソー教育933△30、リゾートトラスト2590△46、日特エンジ5010△35、白洋舎4585△15などである。ナカバヤシ726△1、永谷園1400△2も上昇気流に入ろうとしているようにみえる。
ダイトロンは2406▼27と続落したが、この銘柄の場合、こういう動きを繰り返しつつ上げて来た。なお相場は終わっていないとみるので、ここは近々の猛反発を期待して持続。
カネヨウは底無し沼的に下げていたわけだが、今日の157円が底値になったかもしれない。いずれにせよ、持ち株は持続、戻りを待つところだろう。全く売っていなかった方は、大きく上げた局面では、あるいは下げて来て様子がおかしい(この判断が難しいわけだが)と感じたら、ある程度は売っておくことも考えよう。
12月25日 23時39分記
動きの悪い銘柄にあまりかかずらわっていると、どうにも身動きが取れなくなる。
基本に返り、
①これだと自信の銘柄でも、あまりに大量に買うと死を招きかねない。ポートフォリオ運用を心掛け、1銘柄のウェイトは、通常、運用総額の2割以内、瞬間的にも3割未満にする。
②銘柄の入れ替えをやるときは、利益の出ているものから売るのではなく、その時点で最も将来性がないと思われるものから売る。
③不断に銘柄を入れ替え、極力、早く、理想のポートフォリオ構築を心掛ける。
具体的に銘柄名を挙げてもいいのだが、お持ちの方に悪影響を与えても悪いので、それは避けよう。ともかく、私にしても、しこってしまって、塩漬けになっている銘柄もそれなりにある。
そういう銘柄は、多少の戻り局面で、少しずつ処分、新たな有望銘柄に乗り換えている。もちろん、そうしているうちに、底入れ、猛反発ということも十分ありうるので、拙速に全株処分などは原則、やらない。
私が、最近、買ってポートフォリオでの比率を高めているのは、「新四季報から発掘した妙味株」がほとんどだ。
すなわち、マニー(推)、タクミナ(推)、ヒトコム、コムチュア、、リソー教育、ナカバヤシなどである。またリゾートトラスト、コメダ。
ザ・パック、ソラストなど、買ってからかなり値下がりしたものは、買い増したりせず辛抱。今後の値動きを見て方針を決めることにしている。
また、以前から持っているもので動きのいいもの=日置電機(推)、日特エンジ、白洋舎などは、多少は利食いつつも大半は保有。
タクミナは終始軟調だったのだが、引け間際に買われ、結局1942△8の高値引け。8連騰になる。そろそろ一息入れるかもしれないが、入れないかもしれない。ともかく、これだけの好業績で、将来性、材料もそろった銘柄がPER14倍台にいるのが不思議なのである。2150円の年初来高値更新は8割以上の確率であるとみるところだろう。私は25日も、寄り前に買い注文をそれなりに出しておいたのだが、全て約定、値下がりしたのでさらに買いを入れたら、これもできて、そこからさらに値下がりと、苦しい戦いを余儀なくされたが、最後は書いた通り。しかし、こんなうまくいくのはむしろ珍しい。ただ、タクミナの場合、時価はなお実力に比し異常に割安だ。押し目はなお買いでいいだろう。押さないようなら、持ち株はさらに利が乗るわけだから、臨機応変、買い増しもいいだろう。
日置電機は安寄りしたのだが切り返し、年初来高値を更新、終値は2986△31。12月決算であり、権利付き最終は26日。中間期で25円配当を実施済みで下期も25円(30円の可能性も多少は)配当の予定だ。
マニーは3420▼10と一息入れたが、底堅い動きだ。私がタクミナとともに今最も期待し、来年の出世株になるかもと、大いに期待している銘柄だ。この一服局面は、なお買いで報われよう。
強い動きだった銘柄は、さらなる上昇が期待できそうだ。
ヒトコム2549△94、リソー教育933△30、リゾートトラスト2590△46、日特エンジ5010△35、白洋舎4585△15などである。ナカバヤシ726△1、永谷園1400△2も上昇気流に入ろうとしているようにみえる。
ダイトロンは2406▼27と続落したが、この銘柄の場合、こういう動きを繰り返しつつ上げて来た。なお相場は終わっていないとみるので、ここは近々の猛反発を期待して持続。
カネヨウは底無し沼的に下げていたわけだが、今日の157円が底値になったかもしれない。いずれにせよ、持ち株は持続、戻りを待つところだろう。全く売っていなかった方は、大きく上げた局面では、あるいは下げて来て様子がおかしい(この判断が難しいわけだが)と感じたら、ある程度は売っておくことも考えよう。
12月25日 23時39分記
2017.12.24
タクミナのバラスト水処理用ポンプは来期から本格寄与
相場環境は、悪くはないのだが、高値警戒感が根強くあるためか、一進一退の展開が続く。アメリカ株や為替(円の対ドル相場)に対する感応度も最近は低く、ために、逆に言うと今日は上げるのか下げるのかすらはっきりしないということも珍しくない。
日経平均やTOPIXが堅調な割に、持ち株等が軟調なものが多いのは、ここに来て金融株が高く(アメリカで長期金利が高止まりしていることが原因)、また資源株も高く(原油価格が堅調に推移していることに加え、22日は銅価格も上昇)、こういう業種の銘柄を持っていない投資家が多いからであろう。
一ずれにせよ、市場に流入する新規資金は多くなく、何かを買うのには何かを売ってとなるので、人気株以外は冴えない展開になりがちなのだろうと推測される。
カネヨウ(推)が、ここに来て大きく下げ、東邦化学(推)も一段安となり、ロジネットが戻れずにいるのも、こうした文脈で考えるといいのだろう。
とにかく、動きのいい勝ち組に乗ろうという動きが強烈で、オハラ(推)は3460△100で6連騰、丸和運輸機関も3805△100と連騰、ともに年初来高値更新となっている。
ただ、PERを見ると、オハラは70.0倍(来期予想実質値)、丸和運輸は33.6倍(同)と、危険水域に来ている可能性は十分ある。まだはもうなりで、いつとは言えないが、割安銘柄が見直される、PER復活の時期が近付いているとは、言えよう。
丸和運輸を推奨する1ヵ月近く前(4.26日)にロジネット、エスプールとともに推奨銘柄にしたSBSは11.16日以降、異様に強い動きとなり、ここ連日の年初来高値更新となっている。見落としていたのだが、新四季報では「海外の同業他社M&Aに意欲。」とある。ここまで書いて、勘違いに気付いた。「海外の同業他社M&Aに意欲。」と言うのはSBSがM&Aするのである。今、急に逆のような気がして「見落としていたのだが」と書いてしまったが、見落としてはいなかったのだ。
ともかく、丸和運輸に続き出遅れていたSBSも年初来高値更新中であり、ロジネットへの見直しも刻一刻近づいているのではないかと言いたかったわけである。
最新の推奨銘柄2つは、動きがいい。
タクミナ(推)は下げ知らずで22日も1934△8。
マニー(推)も3430△30とすかさず反発、高値は3475円で年初来高値を更新した。
【タクミナ】
タクミナと言えばバラスト水である。
2004年2月に国際海事機関(IMO)で採択された「船舶のバラスト水及び沈殿物の排出規制及び管理のための国際条約」は、2016年9月8日にフィンランドが締約したことで発効要件を満たし、1年後.の2017年9月8日に発効することとなった。.
同条約は、バラスト水 に含まれる生物の排出に伴う環境への被害を防止するため、船舶に対してバラスト水の 適切な管理を求めるものだ。
バラスト水は株式市場では、もう何年も前から話題にも株価材料にもなりながら、条約の発効が遅れに遅れ、今日に至っている。
これは放電精密(かつて取り上げた)のエアバスA350向けエンジン部品生産の話と、少なくとも株価材料的には、酷似している話である。
どういうことかと言うと、どちらも大きな話として大いなる期待を抱かせながら、話(材料)の進捗が遅れに遅れ、株価は、時に大きく上げたりしても、話が進まず行って来いを繰り返したのである。
それでも放電精密は2019年2月期には、いよいよ本格寄与が確定的になり、株価も4月の837円が11月には1394円を付けた。
今これと同じことが、ようやくと言うか待ちに待ったわけだが、タクミナに起きようとしているわけである。
株式投資では、材料は具体化が延びても、頭の中にしっかり格納しておき、一朝事あった時にすかさず引っ張り出すことが重要だ。今がまさにその時なわけである。
タクミナはバラスト水処理用ポンプを手掛けるわけだが、搭載期限の2年延長が響いて受注が鈍化していたが、今回の発効日決定で、受注が盛り返すことになる。2019年3月期から需要期に入るということで、業績は急向上することが期待できる。
2018年3月期は、そういうあまりよくない環境下でも史上最高益が見込まれている(会社予想の経常利益は上方修正の可能性大)ことに注目すべきだろう。来期は大幅増益が期待でき、予想実質1株利益は131.5円。時価の1934円はPER14.7倍に過ぎない。
来々期はさらに業績は向上必至と思われ、PER20倍=2630円程度は、最低でもあっていい。年初来高値は2150円(9.19日)。
いずれにせよ、天井ははるかに高い。ここに来ての異様に強い動きは、それを暗示しているような気がしてならない。
マニーについては明日以降までお待ちいただきたい。
12月24日 23時47分記
日経平均やTOPIXが堅調な割に、持ち株等が軟調なものが多いのは、ここに来て金融株が高く(アメリカで長期金利が高止まりしていることが原因)、また資源株も高く(原油価格が堅調に推移していることに加え、22日は銅価格も上昇)、こういう業種の銘柄を持っていない投資家が多いからであろう。
一ずれにせよ、市場に流入する新規資金は多くなく、何かを買うのには何かを売ってとなるので、人気株以外は冴えない展開になりがちなのだろうと推測される。
カネヨウ(推)が、ここに来て大きく下げ、東邦化学(推)も一段安となり、ロジネットが戻れずにいるのも、こうした文脈で考えるといいのだろう。
とにかく、動きのいい勝ち組に乗ろうという動きが強烈で、オハラ(推)は3460△100で6連騰、丸和運輸機関も3805△100と連騰、ともに年初来高値更新となっている。
ただ、PERを見ると、オハラは70.0倍(来期予想実質値)、丸和運輸は33.6倍(同)と、危険水域に来ている可能性は十分ある。まだはもうなりで、いつとは言えないが、割安銘柄が見直される、PER復活の時期が近付いているとは、言えよう。
丸和運輸を推奨する1ヵ月近く前(4.26日)にロジネット、エスプールとともに推奨銘柄にしたSBSは11.16日以降、異様に強い動きとなり、ここ連日の年初来高値更新となっている。見落としていたのだが、新四季報では「海外の同業他社M&Aに意欲。」とある。ここまで書いて、勘違いに気付いた。「海外の同業他社M&Aに意欲。」と言うのはSBSがM&Aするのである。今、急に逆のような気がして「見落としていたのだが」と書いてしまったが、見落としてはいなかったのだ。
ともかく、丸和運輸に続き出遅れていたSBSも年初来高値更新中であり、ロジネットへの見直しも刻一刻近づいているのではないかと言いたかったわけである。
最新の推奨銘柄2つは、動きがいい。
タクミナ(推)は下げ知らずで22日も1934△8。
マニー(推)も3430△30とすかさず反発、高値は3475円で年初来高値を更新した。
【タクミナ】
タクミナと言えばバラスト水である。
2004年2月に国際海事機関(IMO)で採択された「船舶のバラスト水及び沈殿物の排出規制及び管理のための国際条約」は、2016年9月8日にフィンランドが締約したことで発効要件を満たし、1年後.の2017年9月8日に発効することとなった。.
同条約は、バラスト水 に含まれる生物の排出に伴う環境への被害を防止するため、船舶に対してバラスト水の 適切な管理を求めるものだ。
バラスト水は株式市場では、もう何年も前から話題にも株価材料にもなりながら、条約の発効が遅れに遅れ、今日に至っている。
これは放電精密(かつて取り上げた)のエアバスA350向けエンジン部品生産の話と、少なくとも株価材料的には、酷似している話である。
どういうことかと言うと、どちらも大きな話として大いなる期待を抱かせながら、話(材料)の進捗が遅れに遅れ、株価は、時に大きく上げたりしても、話が進まず行って来いを繰り返したのである。
それでも放電精密は2019年2月期には、いよいよ本格寄与が確定的になり、株価も4月の837円が11月には1394円を付けた。
今これと同じことが、ようやくと言うか待ちに待ったわけだが、タクミナに起きようとしているわけである。
株式投資では、材料は具体化が延びても、頭の中にしっかり格納しておき、一朝事あった時にすかさず引っ張り出すことが重要だ。今がまさにその時なわけである。
タクミナはバラスト水処理用ポンプを手掛けるわけだが、搭載期限の2年延長が響いて受注が鈍化していたが、今回の発効日決定で、受注が盛り返すことになる。2019年3月期から需要期に入るということで、業績は急向上することが期待できる。
2018年3月期は、そういうあまりよくない環境下でも史上最高益が見込まれている(会社予想の経常利益は上方修正の可能性大)ことに注目すべきだろう。来期は大幅増益が期待でき、予想実質1株利益は131.5円。時価の1934円はPER14.7倍に過ぎない。
来々期はさらに業績は向上必至と思われ、PER20倍=2630円程度は、最低でもあっていい。年初来高値は2150円(9.19日)。
いずれにせよ、天井ははるかに高い。ここに来ての異様に強い動きは、それを暗示しているような気がしてならない。
マニーについては明日以降までお待ちいただきたい。
12月24日 23時47分記
2017.12.22
オハラに続くのはどこか
21日の相場は一転、中小型株優位の展開となった。日経平均は小幅安だったが、騰落銘柄数では値上がり銘柄数の方が多く、規模別指数も中型、小型はプラスだった。NQもプラス。
オハラ(推)が続急伸、3420円まであって3360△290で、年初来高値を更新した。ここ高率の逆日歩となっているわけだが、それで思い出される丸和運輸機関も3705△200の高値引けで年初来高値を更新した。調べてみたら、ケンコーマヨネーズ、九電工、パウダーテックなどの値嵩株も年初来高値を更新していた。
日特エンジも5090円まであって5050△155で引け新値、年初来高値にもあと一歩に迫った。
要するに値動きの軽い動きのいいものに我先に群がる相場だということである。
かつての夢の街や寿スピリッツは天井知らずに上げたわけだが、ここに来てオハラもその仲間入りを果たしたわけである。
続くのはないか?
日特エンジはその有力候補であろう。白洋舎にも可能性は少しだがありそうだ。
今から言うのは少し早すぎるがタクミナ(推)も、動きを見ていると可能性を感じる。ここ6連騰で、21日は1984△123まであって1926△65。まだまだ本格上昇はこれからという雰囲気だ。
日置電機(推)は2965▼6と一息入れたが、底堅い動きで、3000円乗せからが速いのではとも期待させる動きで目が離せない。
太陽誘電(推)は、一進一退の値動きだが終わってみれば1744△2。心もとない値動きだが、12.15日の1678円が底だった可能性が大きい。見切りたくもなる方もあろうが、ここは上げる方にかけるのが正解の気がする。
リゾートトラストは前日の51円安は何だったんだと言いたくなる2552△47。こういう値動きが珍しくないのが今の相場である。
コメダ、広栄化学、リソー教育などは順調に上げている。
栗本鉄工も2315△67と大幅高となった。
マニー(推)は3400▼15と5日ぶりに下げた。ここは買い増し、(買いそびれた方の)新規買いのチャンスだろう。ベトナム新工場稼働(2018年2月)、中国、インドは進出済みで、世界に大きく羽ばたく。現在でも海外比率は76%だ。将来性を考えると、時価はあまりに評価不足というのが、私の分析・結論である。とりあえず3700円、そして4000円乗せ、そしてさらなる高みへというのが私の描く未来図だ。
12月22日 0時11分記
オハラ(推)が続急伸、3420円まであって3360△290で、年初来高値を更新した。ここ高率の逆日歩となっているわけだが、それで思い出される丸和運輸機関も3705△200の高値引けで年初来高値を更新した。調べてみたら、ケンコーマヨネーズ、九電工、パウダーテックなどの値嵩株も年初来高値を更新していた。
日特エンジも5090円まであって5050△155で引け新値、年初来高値にもあと一歩に迫った。
要するに値動きの軽い動きのいいものに我先に群がる相場だということである。
かつての夢の街や寿スピリッツは天井知らずに上げたわけだが、ここに来てオハラもその仲間入りを果たしたわけである。
続くのはないか?
日特エンジはその有力候補であろう。白洋舎にも可能性は少しだがありそうだ。
今から言うのは少し早すぎるがタクミナ(推)も、動きを見ていると可能性を感じる。ここ6連騰で、21日は1984△123まであって1926△65。まだまだ本格上昇はこれからという雰囲気だ。
日置電機(推)は2965▼6と一息入れたが、底堅い動きで、3000円乗せからが速いのではとも期待させる動きで目が離せない。
太陽誘電(推)は、一進一退の値動きだが終わってみれば1744△2。心もとない値動きだが、12.15日の1678円が底だった可能性が大きい。見切りたくもなる方もあろうが、ここは上げる方にかけるのが正解の気がする。
リゾートトラストは前日の51円安は何だったんだと言いたくなる2552△47。こういう値動きが珍しくないのが今の相場である。
コメダ、広栄化学、リソー教育などは順調に上げている。
栗本鉄工も2315△67と大幅高となった。
マニー(推)は3400▼15と5日ぶりに下げた。ここは買い増し、(買いそびれた方の)新規買いのチャンスだろう。ベトナム新工場稼働(2018年2月)、中国、インドは進出済みで、世界に大きく羽ばたく。現在でも海外比率は76%だ。将来性を考えると、時価はあまりに評価不足というのが、私の分析・結論である。とりあえず3700円、そして4000円乗せ、そしてさらなる高みへというのが私の描く未来図だ。
12月22日 0時11分記
2017.12.20
栗本鉄工、永谷園の材料
とりあえず、約束していながら果たせないでいることや、読者の方から質問をいただいていること、はたまた動きが悪くてご心配の方が多いと思われる銘柄についての見方など、懸案事項を、片づけておくとしよう。
栗本鉄工=ここ下押し圧力が強いので、材料の発表を先送りしてきたわけだが、ようやく下げ止まりの雰囲気なので書く。
同社は主要研究開発活動として
「産業設備関連」で、以下のことを挙げている。
① 二次電池向けプラント開発
当社の長年の粉体装置事業を基盤とし、リチウムイオンを主とする二次電池市場へ装置・システム・プラントで積極参入すべくプロジェクトを5年前より立ち上げこれまで以上に活動を推進しております。その一環として、営業活動、PR効果促進、技術ノウハウの獲得・構築及び各装置の改良・改善のため、当社住吉工場内に、電池スラリーの混練設備、電池原料の乾燥・焼成・粉砕設備を配置した二次電池用のテストセンターを設置しております。信頼性のある高精度供給装置、摩耗に対するコンタミレス等に改良を加えた設備であり、本センターで顧客対応実証実験と自主実験による研究開発を進め、さらに創意工夫を重ねて改良・改善を行い、営業展開を強めております。
さらに、次世代リチウムイオン電池として着目されている全固体電池材料製造プロセスの研究、営業展開も進めております。
鎌倉注=リチウムイオン電池関連銘柄はそれこそ山のようにあるわけだが、それ向けのプラントとなると、上場企業では栗本鉄工しかないのではないか。この材料はごく一部には知られている程度だろう。
そして「全固体電池」についても「研究、営業展開も進めて」いるというのは、全く知られていない新材料だ。意外性があるので意外な展開も。
業績も要注目だ。四季報は今号になると中間期について2017.9月期と2018.9月期の数字を載せ、2016.9月期の数字はカットされる。このため2016.9月期比で2017.9月期の数字が同か分からなくなる(改善を求めたい)。
栗本の場合、経常利益(単位=100万円)は17.9月期1473となっている。そして省略されている16.9月期は969だった。さらに言えば17.9月期は当初は450予想だった。要するに、17.9月期の1473というのは驚愕の数字だったのである。いろいろ調べても、下期に悪いことがあるわけでもなさそうだ。それどころか、四季報には「主柱の鋳鉄管は公共工事遅れで大口径の出荷鈍い。」とある。
今期業績は会社、四季報とも前年同期比微減益予想だが、私は、少なくとも増益にはなり、大幅増益の可能性もかなりあるとみている。
永谷園=英社買収、米国持ち分の子会社化など積極経営が目立つ。今期は大増益を見込むが、これは会社発表通りで新味なし。しかし来期も経常13%増益予想(新四季報)で、実質1株利益は87円に達する。食料品株で16.0倍のPERは異常に低い。
「京都和菓子店が長蛇の列で2号店探索。」とあるのも注目材料だ。
ナカバヤシ=「物流向け急伸のラベル事業は生産能力倍増へ。」(新四季報)とある。
ロジネット=なお売り圧力が強いわけだが、注目は今期業績。
大幅減益だった丸和運輸はじめ陸運会社の9月中間決算は冴えないものが多かった。その中で健闘したのがロジネット。予想の12.00億円に対し実際は12.85億円(前年同期比14%の増益)だった。
陸運各社は荷主に対し人件費増を理由に値上げを求めているわけだが、これに関し、数日前の日経に記事があった。確か11月(もしかしたら10月)くらいから値上げ交渉本格化的な内容であった。中間期14%減益だった丸和運輸が通期11%増益に持ち込むと言っている(やや不安は残るが)くらいで、これには運賃値上げも念頭にあるのであろう。
ロジネットの場合も値上げの寄与は当然あろうから、今期業績は、かなりの上振れ(中間期の上方修正にも拘わらず通期予想は据え置いたままである)が、期待できよう。4-12月期決算の発表を楽しみにしていよう。
東邦化学(推)=人気離散の形だが、こちらもロジネット同様、2018年3月期決算の内容が判明しだせば、大きく見直されよう。経常利益を会社は17.0億円から19.5億円に増額、新四季報は前号の18.5億円から20.0億円に増額した。
どちらもなお控え目過ぎるとみる。中間期の数字からして21.0億円程度が最低線とみる。半導体市況からしてさらに良い数字になる可能性すらある。
12月20日 21時56分記
ともかく分かりにくいというか理屈からは説明しにくい相場が続く。
オハラは不死鳥のように、再び3000円大台回復(3070△202)する一方、フルヤ金属は失速。コメダは順調にすいすい上げ続けるが、同様の経過をたどっていたリゾートトラストはわけもなく急落(2505▼51)といった具合である。これが今の相場だと割り切って対処するしかない。
機械的に、動きが悪いからとすぐ処分というのも問題だが、基本的には、動きのいいものに遅れず乗るというスタンスがいいだろう。そして上げている限り簡単には売らない(一部は適宜売るのはもちろんいいが)。
白洋舎とか日置電機などは、そういう銘柄である。
日置は2971△50で引け新値となった。
①12.18日付けた2979円が天井。
②3000円ぴったり前後を付けて終了。
③PER30倍程度つけても何らおかしくない→4000円とかもなくはない。
いずれもありうるので、熟慮の上、決断されたい。
タクミナ(推)の動きがいい。130円程度の1株利益を20倍に買うだけで2600円で時価の1861円から約800円もある。
マニー(推)は急伸後だけにいったんは下げるかと思ったが、最後は戻し3415△5。四季報に【再加速】という見出しがついているが、まさに今来期と成長加速となり末恐ろしい業績の伸びだ。一噴き500円の習性からとりあえず3700円前後を付けるか。
この2銘柄については、近々、詳しく推奨理由等書く予定だが、ここから大きく羽ばたくことに確信を強めている。ここからではやや遅きに失した感はあるが、それでも、持ち株には何としても入れておきたい銘柄ではある。
12月21日 0時25分記
栗本鉄工=ここ下押し圧力が強いので、材料の発表を先送りしてきたわけだが、ようやく下げ止まりの雰囲気なので書く。
同社は主要研究開発活動として
「産業設備関連」で、以下のことを挙げている。
① 二次電池向けプラント開発
当社の長年の粉体装置事業を基盤とし、リチウムイオンを主とする二次電池市場へ装置・システム・プラントで積極参入すべくプロジェクトを5年前より立ち上げこれまで以上に活動を推進しております。その一環として、営業活動、PR効果促進、技術ノウハウの獲得・構築及び各装置の改良・改善のため、当社住吉工場内に、電池スラリーの混練設備、電池原料の乾燥・焼成・粉砕設備を配置した二次電池用のテストセンターを設置しております。信頼性のある高精度供給装置、摩耗に対するコンタミレス等に改良を加えた設備であり、本センターで顧客対応実証実験と自主実験による研究開発を進め、さらに創意工夫を重ねて改良・改善を行い、営業展開を強めております。
さらに、次世代リチウムイオン電池として着目されている全固体電池材料製造プロセスの研究、営業展開も進めております。
鎌倉注=リチウムイオン電池関連銘柄はそれこそ山のようにあるわけだが、それ向けのプラントとなると、上場企業では栗本鉄工しかないのではないか。この材料はごく一部には知られている程度だろう。
そして「全固体電池」についても「研究、営業展開も進めて」いるというのは、全く知られていない新材料だ。意外性があるので意外な展開も。
業績も要注目だ。四季報は今号になると中間期について2017.9月期と2018.9月期の数字を載せ、2016.9月期の数字はカットされる。このため2016.9月期比で2017.9月期の数字が同か分からなくなる(改善を求めたい)。
栗本の場合、経常利益(単位=100万円)は17.9月期1473となっている。そして省略されている16.9月期は969だった。さらに言えば17.9月期は当初は450予想だった。要するに、17.9月期の1473というのは驚愕の数字だったのである。いろいろ調べても、下期に悪いことがあるわけでもなさそうだ。それどころか、四季報には「主柱の鋳鉄管は公共工事遅れで大口径の出荷鈍い。」とある。
今期業績は会社、四季報とも前年同期比微減益予想だが、私は、少なくとも増益にはなり、大幅増益の可能性もかなりあるとみている。
永谷園=英社買収、米国持ち分の子会社化など積極経営が目立つ。今期は大増益を見込むが、これは会社発表通りで新味なし。しかし来期も経常13%増益予想(新四季報)で、実質1株利益は87円に達する。食料品株で16.0倍のPERは異常に低い。
「京都和菓子店が長蛇の列で2号店探索。」とあるのも注目材料だ。
ナカバヤシ=「物流向け急伸のラベル事業は生産能力倍増へ。」(新四季報)とある。
ロジネット=なお売り圧力が強いわけだが、注目は今期業績。
大幅減益だった丸和運輸はじめ陸運会社の9月中間決算は冴えないものが多かった。その中で健闘したのがロジネット。予想の12.00億円に対し実際は12.85億円(前年同期比14%の増益)だった。
陸運各社は荷主に対し人件費増を理由に値上げを求めているわけだが、これに関し、数日前の日経に記事があった。確か11月(もしかしたら10月)くらいから値上げ交渉本格化的な内容であった。中間期14%減益だった丸和運輸が通期11%増益に持ち込むと言っている(やや不安は残るが)くらいで、これには運賃値上げも念頭にあるのであろう。
ロジネットの場合も値上げの寄与は当然あろうから、今期業績は、かなりの上振れ(中間期の上方修正にも拘わらず通期予想は据え置いたままである)が、期待できよう。4-12月期決算の発表を楽しみにしていよう。
東邦化学(推)=人気離散の形だが、こちらもロジネット同様、2018年3月期決算の内容が判明しだせば、大きく見直されよう。経常利益を会社は17.0億円から19.5億円に増額、新四季報は前号の18.5億円から20.0億円に増額した。
どちらもなお控え目過ぎるとみる。中間期の数字からして21.0億円程度が最低線とみる。半導体市況からしてさらに良い数字になる可能性すらある。
12月20日 21時56分記
ともかく分かりにくいというか理屈からは説明しにくい相場が続く。
オハラは不死鳥のように、再び3000円大台回復(3070△202)する一方、フルヤ金属は失速。コメダは順調にすいすい上げ続けるが、同様の経過をたどっていたリゾートトラストはわけもなく急落(2505▼51)といった具合である。これが今の相場だと割り切って対処するしかない。
機械的に、動きが悪いからとすぐ処分というのも問題だが、基本的には、動きのいいものに遅れず乗るというスタンスがいいだろう。そして上げている限り簡単には売らない(一部は適宜売るのはもちろんいいが)。
白洋舎とか日置電機などは、そういう銘柄である。
日置は2971△50で引け新値となった。
①12.18日付けた2979円が天井。
②3000円ぴったり前後を付けて終了。
③PER30倍程度つけても何らおかしくない→4000円とかもなくはない。
いずれもありうるので、熟慮の上、決断されたい。
タクミナ(推)の動きがいい。130円程度の1株利益を20倍に買うだけで2600円で時価の1861円から約800円もある。
マニー(推)は急伸後だけにいったんは下げるかと思ったが、最後は戻し3415△5。四季報に【再加速】という見出しがついているが、まさに今来期と成長加速となり末恐ろしい業績の伸びだ。一噴き500円の習性からとりあえず3700円前後を付けるか。
この2銘柄については、近々、詳しく推奨理由等書く予定だが、ここから大きく羽ばたくことに確信を強めている。ここからではやや遅きに失した感はあるが、それでも、持ち株には何としても入れておきたい銘柄ではある。
12月21日 0時25分記
2017.12.19
タクミナ、マニーが好発進
相変わらず、薄商いの中、株価だけが激しく乱高下するという相場が続く。主力株と小型株の目まぐるしい人気の入れ替わりも相変わらずだ。
値上がり 値下がり 日経平均
18日 1291 695 +349円
19日 698 1265 - 34円
騰落銘柄数を見ると、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が逆転しただけで、18日と19日は酷似している。
にもかかわらず18日は349円高、19日は34円安。
日経平均(あるいはTOPIX)連動型投信ばかりはやって頭を使わず運用する(銘柄を買う)から、こういうことにもなるわけで、嘆かわしい限りだ。
「新四季報から発掘した妙味株」(追加4銘柄は除く)は一進一退の動きとなっている。いずれ、ほとんどの銘柄が上っぱなれるとみるが、とりあえずは、値動きのいいものに特に注目だ。
広栄化学、コムチュアである。
ただし、今動きが悪いからと言って悲観的になる必要はない。特にザ・パックはEC向けに段ボールなどの需要が伸びており期待できる。12月決算だが、1-9月期で経常利益は前年同期を7.27億円上回っている。通期(1-12月期)で1.75億円しか上回らない会社予想はあり得ない。4.75億円上回るように増額した新四季報予想もなお控え目過ぎよう。早晩、上方修正になるとみる。
追加の4銘柄は、そろって好スタートとなった。
特にタクミナは1878△140と高寄り(寄り天)し、終値は1818△80と急伸した。かつてバラスト水処理関連で取り上げた銘柄である。
船舶のバラスト水処理装置向けポンプの搭載期限が2年延長となり、受注鈍化という。にもかかわらず業績は高性能ポンプが絶好調で予想以上だ。
マニーも3420円まであって3410△115と急騰、一気に年初来高値を更新した。世界に展開、ここ業績は一段と向上している。相場もここが天井ではなく、ここからの上昇加速を予感させるような動きだ。
この2銘柄は、超目先はともかく、2ヵ月程度のスパンで見れば、居所を大きく変えているような気がする。
というわけで、この2銘柄は推奨銘柄にする。
すでに仕込み済みという前提で書いているが、ここから買おうという場合は、まず買って下げたら第2弾買いを入れる作戦がいいだろう。
12月19日 23時50分記
値上がり 値下がり 日経平均
18日 1291 695 +349円
19日 698 1265 - 34円
騰落銘柄数を見ると、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が逆転しただけで、18日と19日は酷似している。
にもかかわらず18日は349円高、19日は34円安。
日経平均(あるいはTOPIX)連動型投信ばかりはやって頭を使わず運用する(銘柄を買う)から、こういうことにもなるわけで、嘆かわしい限りだ。
「新四季報から発掘した妙味株」(追加4銘柄は除く)は一進一退の動きとなっている。いずれ、ほとんどの銘柄が上っぱなれるとみるが、とりあえずは、値動きのいいものに特に注目だ。
広栄化学、コムチュアである。
ただし、今動きが悪いからと言って悲観的になる必要はない。特にザ・パックはEC向けに段ボールなどの需要が伸びており期待できる。12月決算だが、1-9月期で経常利益は前年同期を7.27億円上回っている。通期(1-12月期)で1.75億円しか上回らない会社予想はあり得ない。4.75億円上回るように増額した新四季報予想もなお控え目過ぎよう。早晩、上方修正になるとみる。
追加の4銘柄は、そろって好スタートとなった。
特にタクミナは1878△140と高寄り(寄り天)し、終値は1818△80と急伸した。かつてバラスト水処理関連で取り上げた銘柄である。
船舶のバラスト水処理装置向けポンプの搭載期限が2年延長となり、受注鈍化という。にもかかわらず業績は高性能ポンプが絶好調で予想以上だ。
マニーも3420円まであって3410△115と急騰、一気に年初来高値を更新した。世界に展開、ここ業績は一段と向上している。相場もここが天井ではなく、ここからの上昇加速を予感させるような動きだ。
この2銘柄は、超目先はともかく、2ヵ月程度のスパンで見れば、居所を大きく変えているような気がする。
というわけで、この2銘柄は推奨銘柄にする。
すでに仕込み済みという前提で書いているが、ここから買おうという場合は、まず買って下げたら第2弾買いを入れる作戦がいいだろう。
12月19日 23時50分記
2017.12.18
新四季報から発掘した妙味株の材料及び追加4銘柄
「新四季報から発掘した妙味株」の18日の株価は以下の通り。
次第に主力大型株一辺倒になったため、新四季報から発掘した妙味株も高く始まったものの、次第にそこからは下げるものが多かった。それでも、それなりに健闘、19日以降に期待をつないだ。
2196 エスクリ 1032▼5
2654 アスモ 708△17
3140 イデア 1074▼1
3654 ヒト・コム 2463△15
3844 コムチュア 2887△48
3950 ザ・パック 3775△25
4367 広栄化学 3125△95
4714 リソー教育 865△9
6197 ソラスト 2747▼53
6464 ツバキナカシマ 2591△28
6742 京三製作所 682△17
7864 フジシール 3775△15
8931 和田興産 949△27
9997 ベルーナ 1362△32
>この中の銘柄でも除外したり、逆にこれ以外から選定に加えるものが出たりすることもあろうことは、了解されたい。
としたが、除外するものはない。ただ、エスクリ、和田興産はやや評価を下げたい。
各銘柄について、私が注目した点をごく簡単に記しておこう。詳しくは各自、四季報をご覧いただきたい。
2196 エスクリ=今来期とも予想経常利益は前号から増額。来期予想実質PERは10.3倍。
2654 アスモ=今来期とも予想経常利益は前号から増額。人気のハンバーグの開発を進める。
3140 イデア=今来期とも予想経常利益は前号から増額。「トースターグリルは引き合い多く年末商戦に向け増産中。」
3654 ヒト・コム=来期経常利益は16%増予想。EC支援のビービーエフ連結は大材料(後日詳報の予定)
3844 コムチュア=今来期とも予想経常利益は前号から増額。RPA(ロボットによる業務自動化)は今後の最大級のテーマに浮上か。その本命の1社とみる。
3950 ザ・パック=今来期とも予想経常利益は前号から増額。EC向け増、訪日観光客増で潤おう。
4367 広栄化学=今来期とも予想経常利益は前号から大きく増額。稼働したばかりの千葉工場に早くも増産投資の構想。
4714 リソー教育=「1~3歳児の英才型託児所や小学校低学年向けの学童保育を強化。」とある。
6197 ソラスト=介護2社を本年10月、11月に買収。この貢献で来期は15%の経常増益予想。
6464 ツバキナカシマ=買収一時費用消え2018年12月期は93%の経常増益予想。
6742 京三製作所=来期は経常11%増益予想。「鹿侵入防止システムを開発。」
7864 フジシール=「顧客の小型PETシフトで熱収縮ラベルが一段拡大。」とある。
8931 和田興産=業績はわずかな増益にとどまることが続いていたが、今期は11%、来期も8%の経常増益予想。
9997 ベルーナ =ホテル好調。「看護師の人材サービス開始。」は好材料。
追加したい銘柄がある。以下の4銘柄である。株価は18日終値。
2899 永谷園 1381▼17
6322 タクミナ 1738△56
7730 マニー 3295△85
7987 ナカバヤシ 715±0
材料等はとりあえず書かないが、前日発表の14銘柄以上に有望とみている。
12月18日 23時50分記
次第に主力大型株一辺倒になったため、新四季報から発掘した妙味株も高く始まったものの、次第にそこからは下げるものが多かった。それでも、それなりに健闘、19日以降に期待をつないだ。
2196 エスクリ 1032▼5
2654 アスモ 708△17
3140 イデア 1074▼1
3654 ヒト・コム 2463△15
3844 コムチュア 2887△48
3950 ザ・パック 3775△25
4367 広栄化学 3125△95
4714 リソー教育 865△9
6197 ソラスト 2747▼53
6464 ツバキナカシマ 2591△28
6742 京三製作所 682△17
7864 フジシール 3775△15
8931 和田興産 949△27
9997 ベルーナ 1362△32
>この中の銘柄でも除外したり、逆にこれ以外から選定に加えるものが出たりすることもあろうことは、了解されたい。
としたが、除外するものはない。ただ、エスクリ、和田興産はやや評価を下げたい。
各銘柄について、私が注目した点をごく簡単に記しておこう。詳しくは各自、四季報をご覧いただきたい。
2196 エスクリ=今来期とも予想経常利益は前号から増額。来期予想実質PERは10.3倍。
2654 アスモ=今来期とも予想経常利益は前号から増額。人気のハンバーグの開発を進める。
3140 イデア=今来期とも予想経常利益は前号から増額。「トースターグリルは引き合い多く年末商戦に向け増産中。」
3654 ヒト・コム=来期経常利益は16%増予想。EC支援のビービーエフ連結は大材料(後日詳報の予定)
3844 コムチュア=今来期とも予想経常利益は前号から増額。RPA(ロボットによる業務自動化)は今後の最大級のテーマに浮上か。その本命の1社とみる。
3950 ザ・パック=今来期とも予想経常利益は前号から増額。EC向け増、訪日観光客増で潤おう。
4367 広栄化学=今来期とも予想経常利益は前号から大きく増額。稼働したばかりの千葉工場に早くも増産投資の構想。
4714 リソー教育=「1~3歳児の英才型託児所や小学校低学年向けの学童保育を強化。」とある。
6197 ソラスト=介護2社を本年10月、11月に買収。この貢献で来期は15%の経常増益予想。
6464 ツバキナカシマ=買収一時費用消え2018年12月期は93%の経常増益予想。
6742 京三製作所=来期は経常11%増益予想。「鹿侵入防止システムを開発。」
7864 フジシール=「顧客の小型PETシフトで熱収縮ラベルが一段拡大。」とある。
8931 和田興産=業績はわずかな増益にとどまることが続いていたが、今期は11%、来期も8%の経常増益予想。
9997 ベルーナ =ホテル好調。「看護師の人材サービス開始。」は好材料。
追加したい銘柄がある。以下の4銘柄である。株価は18日終値。
2899 永谷園 1381▼17
6322 タクミナ 1738△56
7730 マニー 3295△85
7987 ナカバヤシ 715±0
材料等はとりあえず書かないが、前日発表の14銘柄以上に有望とみている。
12月18日 23時50分記