FC2ブログ
東北大震災の時が典型だが、この時以降は、四季報発売日前後は相場が酷い状況のことが異常に多かったと記憶する。
それが本年6月(夏号)の時はまずまず、9月(秋号)の時は快調(発売日から4連騰)という展開となった。
さて今回だが15日の日経平均は0.6%(141円)安、TOPIXも0.8%安だった。

私は14日に7割がた読み、その後休養、17日に残りを読み、有望銘柄のピックアップを夕方までには、ほぼ終えたところだ。
そして、それら銘柄の15日の株価(四季報の記事が反映されたとみられる)をチェックしてみた。そうしたら上げた銘柄と下げた銘柄の数がほぼ同数だった。
つまり、私が122銘柄をとりあえずリストアップ、これから20銘柄弱をセレクト、その20銘柄弱を調べたら上げ下げほぼ同数だった。
日経平均等が下げたこともあろうが、それにしても弱すぎる動きではある。

お前の読みがおかしいではという見方もないではないが、そう思っては相場師は務まらない。
株価の方がおかしい、きちんとデータや情報を読み取れていない投資家が多い→ラッキーとみればよいのである。

前置きが長くなったが、要するに、好材料が四季報にあるのに、株価は上げていなかったり下げていたりする銘柄もあり、これは絶好のチャンスなのでは、ということである。

一応、現時点で有望と判断した13銘柄をコード番号順(順不同)に示すが、これは第1次選考と考えていただきたい。18日の値動きを見たり、再度熟考の上、最終候補は18日にも公表する予定である。
この中の銘柄でも除外したり、逆にこれ以外から選定に加えるものが出たりすることもあろうことは、了解されたい。
株価は12.15日終値。

2196 エスクリ      1037△5
2654 アスモ        691▼19
3140 イデア       1075▼17
3654 ヒト・コム     2448△46
3844 コムチュア     2839▼7
3950 ザ・パック     3750▼25
4367 広栄化学     3030△5
4714 リソー教育     856△8
6197 ソラスト      2800△14
6464 ツバキナカシマ 2563△42
6742 京三製作所    665▼3
7864 フジシール    3760▼30
8931 和田興産     922△3
9997 ベルーナ     1344▼16

これらの銘柄を買われてもいいし、最終候補を待って買うのでもいい。
とりあえず、材料・推奨の根拠等は書かないので、この銘柄から買う場合、各自、新四季報をチェック、納得されたものを買うといいだろう。
いつも言っていることだが、こういう多く銘柄がある場合、最低3銘柄は買うのをお勧めする。4勝1敗を標榜する以上、3銘柄で0勝3敗や1勝2敗は、まずなく、2勝1敗か3勝0敗になる確率が極めて高いとみるからである。
次回、さらに精選した銘柄の場合は、さらに多めに買われるといいだろう。

信じるものは救われる。
ご疑念のある方は
9.18日付けの「新四季報から発掘した妙味株 」
を参照、各銘柄のその後の値動きをチェックされたい。

12月17日 19時28分記

ヒトコムを19時43分に追加。



2017.12.15 白洋舎が急騰
14日はコメダ、リゾートトラスト、白洋舎が高く始まったが、そのあと、波乱と言うか宴と言うか、激動があった。
コメダは高値を軽く更新、2021△33まであったのだが、その後急落、終値でも1959▼29。大和証券が高い目標株価を設定したわけだが、いつものことながら証券会社のレーティングというのは遅きに失することがほとんどだ。
リゾートトラストは順調に上げ、比較的穏やかな値動きで終値でも2534△71。
白洋舎は前場引け近くになって急騰、4360△285まであって、後場には4180円まで下げる場面もあったが、終値ではまた盛り返し4310△235。

新四季報を10時間くらい読んでいるわけだが、まだ7割弱で、まあ今回はこの辺で収拾に入る(整理して作戦を練る)ことにした。

当道場銘柄についての主だった記述をピックアップしておこう。

コメダ=コッペパン主力の新業態開発に注力。来期も経常8%増益予想。

東邦化学(推)=予想経常利益は、今期会社予想19.5億円に対し20.0億円、来期は21.0億円に続伸予想。

東洋合成=来期は経常11.5%の大幅増益予想。

日置電機(推)=予想経常利益は今期、会社予想の23.0億円に対し26.3億円、来期は28.3億円に続伸予想。EVで中国、米国で積極的に拡販。

リゾートトラスト=「増益幅拡大。会社計画に過少感。」としている。

オハラ=スマホカバー向けの高硬度ノナノセラムの本格離陸が近いことが書かれていて、これを好感したかPTSでは2865△100。

日特エンジ=今来期とも【独自再増額】とし、福島、長崎で大拡張と記述。

フルヤ金属=来期経常利益は10%強の増益予想。

ロジネット(推)=本州地区で新規顧客拡大。6月開始の長距離サービスに引き合い増とある。来期も経常10%強の増益予想で、1株利益はなんと270.5円。

12月15日 2時37分記


前日のアメリカ株は。NYダウは0.5%の値上がりだったが、NQは0.2%の値下がりだった。特に半導体株が売られたとのこと。
これを受けて、日本市場では、再び半導体関連が大きく売り込まれた。日経平均も0.5%の下落。銀行株堅調もあってTOPIXは0.2%の下落にとどまった。
半導体では、東エレク、平田機工、当道場銘柄で東洋合成などの下げが目立った。連れて電気、機械株にも下げるものが多かった。
一方銀行業の値上がり率は1.6%に達し証券、その他金融の上げも大きかった。
まはた寿スピリッツ5860△260のほかカンロ、ケンコーマヨネーズと、食品関係の値嵩株が年初来高値を更新した。

当道場銘柄でも、太陽誘電(推)、ダイトロン、オハラ、日特エンジ(推)など、半導体やその周辺銘柄の下げが目立った。
やはり流れは内需、特に食品、飲食関係のようで、こうした銘柄の動きがいい。

コメダは1995円まであって1988△23。年初来高値2007円が目前になって来たわけだが、PTSでは2030円まであって2025△37と、すでに高値更新、出来高もPTSにしては多い。

リゾートトラストも2463△18と連騰、11.30日につけた年初来高値を更新した。過熱感なくじり高でここまで来たので、ここからがおいしい局面になりそうだ。

この流れで行くと白洋舎が、ここからの狙い目だろう。4000円大台替わりしてからは一進一退の値動きで、出来高も細っているが、ここは嵐の前の静けさとみる。クリーニング店など斜陽産業の典型に見えるかもしれないが、それは街中で過当競争を繰り広げざるを得ない店の話だ。白洋舎の場合ホテル向けリネンサプライなどが伸び、業績は絶好調だ。

現在、NYダウ、NQとも高いが、特にNQはNYダウを大きく上回る0.5%弱の値上がりとなっている。このまま行って14日の日本市場で半導体関連が大きく戻すことを期待しよう。

12月13日  23時59分記
12日の相場は高安まちまちで、日経平均は73円(0.3%)下げる一方、TOPIXは0.%とわずかながら上げた。
TOPIX高に貢献したのは、銀行などの金融株だ。このほか、鉱業、石油石炭製品、海運の上げが目立った。精密機器や電気機器安で日経平均は下落。
JQ、マザーズは0.2%の値上がりだった。

当道場銘柄もまちまちだった。
日置電機(推)は2830円まであって2817△17で連日の年初来高値更新。
東邦化学(推)も755△31まであって745△21と反発。
このほかカネヨウ(推)、栗本鉄工、旭ダイヤ、ロジネットなどが上げた。

ダイトロン、コメダ、日特エンジは高い場面もあったのだが、そろって下げて終えた。
中でもひどかったのはダイトロンで2438△18まであったのだが終値は2389▼31。この日だけを見ればそれほどでもないが、12.07日に150円高し、その後の3日間で計158円安したことになる。
東洋合成も11.27日に1983円の年初来高値を付けたわけだが、そこからはつるべ落としで12日は1606▼75の安値引け。
いずれにせよ、業績などとは関係なく、ちょっとした流れの変化で、このような乱高下が演じられるわけで、いかに対処するか技量が問われるわけである。
コメダのこの下げは上げへの一里塚とみるところだろう。

もっと驚かされたのは栗本鉄工の値動きだ。2336△1で始まり直後にこの日の高値となる2368△23まであったのだが、9時37分には、なんと2225▼110まで急落したのである。終値は2339△4。

かつての推奨銘柄が大きく上げているのでとして注目したリゾートトラストは2445△8で、まずまずの動きだが、LITALICOの爆騰(12.04日終値1775円が08日には2133円高値)を見せられ、上がるのはこちらだったかとほぞをかんだ次第。ただ、リゾートトラストも捨てたものではない。ここからが上げ本番だろう。

新四季報から発掘した妙味株(9.18日付け)では、BEENOSが1166円→1916円と爆騰している。6月分では インターネットインフィニティーが1607.5円(4分割を考慮)→3185円となっている。
新春号の発売は15日(金)。

浅香工業が2110△145まであった(終値は2060△95)。当ブログなり拙著の読者ならご存知のように、大雪関連のシーズンストック(金象印のスコップで有名)だ。12日の日本海側中心の風雪が上げた理由だろう。株価が今後下落したら、首都圏の大雪の可能性を常にチェックして、買いチャンスがないか見て行くところだろう。

12月13日 0時31分記
11日の相場は海外株高、円安を受けて日経平均、TOPIX、マザーズはそろって0.5%台の値上がり率となった。

日置電機(推)は2800△59の高値引けで、あっさり08日につけた2798円の年初来高値を更新した。ちょっと上げスピードが速すぎではないかという懸念も出そうだが、動きのいいものほどよく上がる今の相場では、さらに大幅高の可能性もある。思案のしどころではある。

太陽誘電(推)は1778△17と続伸した。なお動きは重いが、主力商品であるセラミックコンデンサーの価格が、2017年6月以降上昇に転じ、9月は前年同期比24%高く1年10カ月ぶりの高水準なのだから、今期業績の大幅、場合によっては驚異的上方修正が期待できる以上、株価も徐々にそれに見合って水準訂正するであろう。

コメダの動きがすっかり軽くなってきた。1985△36の高値引け。出来高も月曜ということを考慮すると大幅増となっており、いよいよ6.06日につけた2007円更新となりそうだ。2016年6月に上場したわけだが、直後に2002円を付けている。以降、新規上場株にしては珍しく、たいした相場を出すことなく来たわけで、逆にマグマが溜まっているとも言える。
ドトール・日レスは1日、一足早く年初来高値を更新した。しかし両者を比較すると、成長力はコメダが上回るうえ、PERもコメダの方が低い。私の散歩圏の「コメダ珈琲店」と「星乃珈琲店」(ドトール・日レスが展開)を比較しても、客の入りは圧倒的にコメダに軍配が上がる。というわけで、コメダはかなりの上値が期待できると私はみている。

東邦化学(推)はなお調整不足だったようで724▼37と大幅に下げた。しかしこれですっきりしたであろう。業績絶好調、超低PERで、こんな株価はあり得ない。
半導体関連で買われたわけだが、実は同社にはもう一つの顔=むしろこれが本当の顔なわけだが、がある。
主力商品は界面活性剤のわけだが、こちらも実は大きく伸びている。
以下は同社HPにある「製品情報」より。

コスメティックス・トイレタリー

近年、コスメティックス、トイレタリー市場のニーズの多様化、差別化が進む中で、これらに使用される原料も常に新しい機能が求められています。
私たちは、お客様のニーズに応えるため、提案型研究開発で新製品を生み出し続けます。
ヘアーシャンプー・ボディソープ用界面活性剤
リンス・トリートメント用界面活性剤
コンディショニングポリマー
カチオン化セルロース・カチオン化多糖類
化粧品原料用界面活性剤

注目すべきは、同社の最大の販売先が資生堂だということ。資生堂の快進撃は東邦化学にも好材料だろう。

12月12日 0時23分記




ようやく半導体株売りも終わったようで、海外株の堅調(見た限り08日は全ての国の株価が上昇)も相まって、比較的穏やかな相場環境になってきたようだ。

日置電機(推)は、業績の上方修正・増配を好感して2798円まであって2741△56。
同社の自動試験装置は半導体製造用、スマホなどの回路測定にも使われる。測定器はEVやHVのバッテリー検査装置や太陽光など新エネルギーの開発向けなどが伸びている。海外への展開も進めており、来期も高い成長が期待できよう。

コメダは1959円まであって1949△24。引け値としては戻り高値更新となる。1950円前後が抵抗ラインになっているが、いよいよ、このラインを突破するかもしれない。年初来高値2007円更新が期待できる。食品、飲食などで大きく上げる銘柄が目立つ中、大きく出遅れているだけに、ここはなお狙い場だろう。

白洋舎は値動きが荒い(必ずと言っていいくらい1日で大きく突っ込む場面があり、そこが狙い場)が、大きな流れとしては上げ基調にあるとみてよく、安くなったら買いでいいだろう。

栗本鉄工は、もう少し日柄が必要なのかもしれないが、どこかで吹くはず。今は材料は温存。

日特エンジ(推)4800△05、フルヤ金属(推)4745△100とともに大幅高した。
逆にダイトロン、東洋合成は大きく下げたが、こちらは明日以降に期待。

【太陽誘電の出番か】
ここ4日続落といいところがなかったわけだが、08日も45円安まで下げる場面があったが、引け近くになって買い戻され1761△6。いい動きになってきた。
この後、好材料が出た。
日経の09日朝刊に「スマホ部品が不足」という見出しの記事が掲載された。スマホは販売台数の伸びは鈍化しているが、高機能化で1台当たりの積層セラミックコンデンサー(MLCC)搭載数が増えているという。また自動車の頭脳に当たる電子制御ユニットをはじめ、車載カメラやディスプレーへの搭載が増えている。今後はEVに使うインバーター向けの需要が見込まれるという。こうした中、MLCC世界トップの村田製作の村田会長は「車載需要が急速に拡大している」と事業説明会で力説した(11月)という。
この記事で最も注目すべきは、セラミックコンデンサーの価格が「2017年6月以降上昇に転じ」、9月は前年同期比24%高く1年10カ月ぶりの高水準という部分だ。

太陽誘電は言うまでもなく、日本では村田に次ぐ、世界でも上位のセラミックコンデンサーメーカーだ。業績が2017年3月期に大幅減益になったのは、ひとえにセラミックコンデンサーの価格が急落したためである。これが急回復。「6月以降」急上昇しているというのだから、下半期(10-03月期)は上半期を大きく上回る好業績が必至とみていいだろう。
11.08日に中間期の業績と通期の業績予想をそれぞれ70.0億円→100.21億円、150.0億円→180.0億円に上方修正した。

上方修正前の予想経常利益は
上半期70億円、下半期80億円  だったが、上方修正後は
上半期100.21億円(実績)、下半期79.79億円  に変更したわけだ。

下半期は、上方修正前よりわずかとはいえ、減額修正したわけである。これだけでも、今後のさらなる上方修正は確定的だったわけだが、そこに6月以降のセラミックコンデンサー価格の急上昇が起きているのだから、驚異的上方修正もあり得よう。

下半期の経常利益はどうなるか。
控え目にみても上半期をやや上回る110億円~120億円
常識的には120億円~160億円
楽観的にみれば160億円~200億円
通期(2018年3月期)の予想経常利益は、210億円~300億円ということになる。
会社予想が180億円だからいずれにせよ、今後大幅上方修正必至ということである。一応250億円程度を期待して、相場を見て行こう。

12月10日 21時23分記
>いずれにせよ、アメリカ株が小幅安程度以内にとどまれば、日本株は、ある程度戻る可能性が大きい。ただ半導体などハイテク株はNQに大きく影響される。

と書いたわけだが、NYダウは小幅安、NQは少し上げるという結果となって、07日の日本株は幅広く買われ、日経平均、TOPIX、JQ、マザーズのすべてが1%超の値上がりとなった。
中でも半導体株はNQの反発を受けて、そろって大きく上げた。

ダイトロンは2547△150と急騰、年初来高値も更新した。05日に岩井コスモ証券がAを継続、目標株価を2150円→2750円に引き上げたのが根底にあるのだろうが、それにしては、5日、6日、7日と日を追うごとに上げ幅拡大・出来高増となっているのが興味深い。

日置電機(推)も2685△64と上げ年初来高値を更新した。こちらは四季報オンラインの推奨が上げの原因とみられる。
引け後、今期業績の上方修正と増配を発表している。
当ブログでは10.04日付けで今期業績(経常利益)の独自予想を公表している。以下に再掲する。

           2016年12月期     2017年12月期
01-03月期   806            756
04-06月期   259(累計1065)     566(累計1322)
07-09月期   371(累計1436)     734(累計2056) 
10-12月期   246(累計1682)    予244(累計2300)

このように、四半期ごとの数字を出すと、決算の実相が見えてくることは、これまで、私が当ブログや前著で、すでに書いて来たことであるが、上表を、よく見れば、そのことは明白だろう。
(中略)
上表を見れば一目瞭然、
10-12月期   246(累計1682)    予244(累計2300)
の部分に問題があることが分かる。 予244(2017年10-12月期の予想経常利益)というのは、前年同期の246をわずかとは言え下回る数字である。しかし、04-06月期、07-09月期と連続で前年同期の約2倍の経常利益を出して来たのが、10-12月期で一転減益になるとみるのは、おかしいと気付く。
04-06月期、07-09月期と同様、前年同期の2倍程度になるとみるのが妥当だろう。
そこで10-12月期の予想経常利益を前年同期の246の約2倍の494とすると
通期予想経常利益=2056(01-09月期)+494(10-12月期)=2550
会社予想の2300に対し2550(25.50億円)と大きく上回ることになるわけである。


掲示板では予想を下回ると評判が悪い。

コンセンサス=27・0億円
新四季報  =26.3億円
鎌倉雄介  =25.5億円
会社発表  =25.1億円

しかし、コンセンサス、新四季報の読みが間違っていただけのことで、今回の数字は、私の予想とほぼ同じで立派な数字である。
23.0億円→25.1億円に上方修正、併せて配当予想も25円→30円への増配を発表。
これを好感してPTSでは2750.2円(終値比△65.2円)買い3080円売りの気配。

東邦化学(推)は778△34と反発した。半導体関連微細加工の好調に加え、トイレタリー用界面活性剤も伸びており、今期業績は上方修正が期待できる。これについては後日書く予定。

太陽誘電(推)が下げ止まらないが、泰然自若、反転爆騰を待とう。変わらずを挟み7連続安だったフルヤ金属は4645△175と猛反発していた。

12月08日 0時31分記
無茶苦茶な相場になっているが、これについてあれこれ書いてもせん無いことなので、思い切って省略。
ここでは長らくお待たせしている東邦化学(推)の詳細な推奨理由等を書くことにしよう。

11.21日の推奨時624円だったわけだが、そこから5連騰(推奨以前からでは9連騰)して840円まで上げた。さすがにここまで上げると一息欲しいところだったわけだが、加えて半導体関連への強烈な逆風が吹き荒れ、東邦化学も微調整では終わらず、11.30日から12.06日迄売り優勢となり06日は736円まであって744▼39だった。
高値から安値まで104円下げ、半導体関連への逆風が収まるのも近いとみて、ここで取り上げるわけである。

【決算は再上方修正か】
2018年3月期中間期の経常利益について、同社は5.12日に5.00億円という予想数字を発表していたが、8.04日に8.50億円に上方修正、11.07日に公表した中間期決算(実績)の経常利益は8.94億円だった。
通期の予想経常利益(中間期分)は
05.12日=17.00億円(5.00億円)
08.04日=17.00億円(8.50億円)
11.07日=19.50億円(8.94億円)
05.12日の数字と11.07日の数字を比較すると、中間期では4.94億円も増額された(実績)のに、通期予想では2.50億円しか増額されていない。いかに控え目な予想か、だれの目にも明らかだろう。
17.00億円+4.94億円=21.94億円
この程度になっても不思議はないが、ここでは控え目に、慎重に21億円とみておこう。
いずれにせよ、現在公表されている19.5億円からはかなりの再上方修正がなされるだろうということである。

【半導体微細加工化進展で急成長】
同社は界面活性剤が主力だが、電子・情報産業用分野を開拓、これらのスペシャリティーケミカルの売り上げは24%を占める。うち、半導体関連微細加工用は16%強の達している。半導体業界では微細加工が急速に進み、需要が急増しているわけで、同社は新製品の投入で売り上げを伸ばしている。
半導体関連株で比較すると、同社が異常に低PERなことは、推奨時やそのあとに書いた。
ここでは同じ化学業界にあり、微細加工用材料を手掛けるなど共通点の多いトリケミカルと比較してみよう。
注=1株益(今期予想)は実質値、PERはそれに基づく実質PER。経常利益は今期予想値。

          株価    1株益   PER
東邦化学    744円   59.1円   12.6倍
トリケミカル  3620円  120.0円   30.2倍

PERは東邦化学はトリケミカルの4割強に過ぎない。

          経常利益   時価総額
東邦化学    21.0億円    159億円
トリケミカル   16.8億円    283億円 

時価総額は経常利益が多い方が大きくなるのが普通だが、経常利益で大きく上回る東邦化学の時価総額はトリケミカルの半分強に過ぎない。

           売り上げ          経常利益
東邦化学    415億円→435億円    4.10億円→21.0億円
トリケミカル    41億円→63億円    4.26億円→16.8億円
注=数字は左が2015年3月期、右が2018年3月期(予想)。ただしトリケミカルは各1月期。

では、成長力において見劣るのかと、直近4期の売り上げ、経常利益を比較してみたが、重要な経常利益では、東邦化学の方が伸びが大きい。

以上の比較で明らかなように、東邦化学は、各種の観点から比較しても、明らかに割安、評価不足なのである。
ではなぜこういうことになっているのだろうか。

          外国人保有比率    投信保有比率
東邦化学       0.1%           0.0%  
トリケミカル     13.2%          26.5%

売り上げ規模的には7分の1に過ぎないトリケミカルの株を外国人や投信が、かくも大量に保有、一方東邦化学を保有する外国人、投信はほぼゼロなのだ!
外国人がトリケミカルなど知っているわけはないだろうから、日本の証券会社等がレポートを作るなどして強力に勧めて、買わせたのだろうと推測される。対して、そういうことは一切されていない東邦化学は、外国人、投信には全く知られておらず、かくも悲惨な低評価・低株価に放置されているということだろう。
いつか実態を彼らが知り始めたら、株価倍増も夢ではないわけである。

12月06日 23時12分記

トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として公式に認める方針と伝わり中東情勢に対する警戒感が浮上、後場から急落となった(日経平均の下げ幅445円は本年最大)わけだが、これを受けてのアメリカ株は、反応薄だ。
例によって日本株だけ過剰反応ということか。
現在NYダウはわずかな下げ、NQは横ばい。「このまま行くと」と書くと、朝になって確認すると「このまま」では行かずNQは大幅安となり参っているのが最近のことなので、各自よくチェックされたい。
いずれにせよ、アメリカ株が小幅安程度以内にとどまれば、日本株は、ある程度戻る可能性が大きい。ただ半導体などハイテク株はNQに大きく影響される。

12月07日 0時40分記
前稿で
>ヨーロッパ各国株は高く終えたわけだが、現在NYダウは200ドル余りの大幅高、NQも高い。為替も1ドル113円ちょうど前後の円安。この流れで行けば、05日の日本市場はハイテク中心の上げになる可能性が大だろう。その場合、半導体関連も戻すことになろう。
と書いたわけだが、朝起きてチェックすると、寝る直前には280ドルくらいも上げていたNYダウは58ドル高、それなりに上げていたNQは-72(-1.05%)の大幅安となり、日経平均先物は173円安。

さて05日の相場は、日経平均では下げて始まり一時は185円安まであったが終値は85円安。TOPIは小幅プラスだった。騰落銘柄数では値上がりの方が多く、単純平均もプラスだった。
NQの大幅安の影響が大きく、半導体関連を中心に大きく売られた一方、運輸、建設、小売り、食品など内需株が買われて、こうした結果になったわけである。

相変わらず半導体関連への売りがやまないわけだが、06日はどうなるか。
前日のようなこともあるから確たることは言えないが、ようやく半導体売りも終局となるかもしれない。
すなわち、現在NYダウは横ばいだがNQは0.6%のプラスとなっている。為替もやや円安になっている。

前々稿で内需の出遅れ株として挙げた3銘柄は、前日急騰した白洋舎は小幅安となったが、コメダ、栗本鉄工は上げた。いずれも好調な値動き(2日間計)で、今後も期待できよう。

【不発弾を狙え】
石光商事の動きがいい。05日は649円まであって618△65。また巴コーポも659円まであって656△46。不二製油、かどや製油なども最近大きく上げた。こうなると、過去の推奨銘柄等で、あまり上がらず不完全燃焼に終わった不発弾を狙ってみたくもなる。そこでチェックして浮かび上がったのが、リゾートトラスト。06日の終値は2424△53。推奨した2016年11.24日の株価は2257円だから、ようやくこれを上回って上げ出した段階だ。好業績の内需株として人気化の素地は十分ある。
また、ロジネットも推奨したのが4.25日だから、もう7ヵ月以上経過しており、不発弾の仲間に入れていいかもしれない。いずれにせよ、リゾートトラストもロジネットも、どこかで大きく上げることになるとみている。

このままNQがプラスで終えた場合、半導体関連に好影響があろう。
この場合、東邦化学(推)が調整終了となり大きく上げる可能性が高まる。

12月06日 0時25分記






前稿で夢の街の上げっぷりのすごさについて書いたら、04日は2075▼316と暴落した。この日は夢の街に限らず、ここまで大きく上げて来た銘柄で急落するものが、やけに目立った。
アバールデータ2830▼500
ペッパーフード6120▼715
力の源1859▼219
田中化研2040▼164
博展974▼130
などである。
オハラだけは、しぶとく3155△25と上げた。
いずれにせよ、激しい値動きが最近の相場の特徴であり、油断せず、大きく吹き上げた局面では、少なくとも一部は売るのを原則とした方がいいだろう。

日経平均、TOPIXとも0.5%前後の値下がり、JQ、マザーズも下げたが、当道場銘柄は、高安まちまちで相対的に健闘したと言えよう。

日置電機(推)は2667円まであって2651△23で年初来高値を更新。
前稿で出遅れの内需株として挙げた白洋舎は4150円まであって4095△145と急伸した。栗本鉄工も2343△43。

トーカロ、トリケミカルが大きく下げるなど、半導体関連の一角はなお波乱含みの動き。

太陽誘電(推)、ダイトロン、ウィルグループなどは下げた。

ヨーロッパ各国株は高く終えたわけだが、現在HYダウは200ドル余りの大幅高、NQも高い。為替も1ドル113円ちょうど前後の円安。この流れで行けば、05日の日本市場はハイテク中心の上げになる可能性が大だろう。その場合、半導体関連も戻すことになろう。
東邦化学(789▼5)は調整中のわけだが、さらに下があるようなら買ってみたい。いずれにせよ再騰局面入りは近いだろう。
太陽誘電も地合いが好転すれば大きく戻そう。

ロジネット(推)は、一時は10円安まであったが切り返し1865△15と3日連続の高値引け。11.14日に1824△164と急伸した時は翌日の1859△35どまりで失速した。今回、この1859円を上回り3連騰したのは、先行きの明るさを暗示するものかもしれない。

12月04日 23時50分記