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17日の相場も結局、主力株中心の上げになった。
日経平均は0.4%の上げとなったわけだが、単純平均は0.08%の上昇にとどまり、騰落銘柄数も値上がり971、値下がり931だったことで分かるように、高安まちまち、中小型株に限れば弱含みだったのである。
JQは0.05%のプラス、マザーズは0.2%のマイナスだった。マザーズは3日続落となる。

それでも、全体としてみれば、主力株一辺倒の流れにも、やや鈍化傾向が出て来たようにみて取れないこともない。
こういう環境で、当道場銘柄は、前日大幅安した銘柄が多かったこともあって、堅調なものが多かった。

前日急落したフルヤ金属(推)は4145△230で下げ分の8割を取り戻した。

一方、4日続落で合計で495円下げた日特エンジは4385△55で下げ分の1割強しか戻せなかった(高値では4485円まであったのだが)。
同じく、ここ弱い動きに終始していた丸和運輸機関(推)は、マイナスに沈む場面もあったのだが踏ん張り、2389△10と連騰で終えた。
両銘柄ともダメージが強烈だったため、戻り待ちの売りも多く、こうした弱弱しい戻りになっているのだろう。徐々に戻りも力強くなる可能性大と期待しよう。

太陽誘電(推)は1779△10だったが高値は1797円。これは8.07日以来の高値となる。じりじり上げているわけだが、業績、PER、事業の将来性、材料を総合判断すると、私はかなりの自信を持って、ここから大幅高とみる。まずは7.28日につけた1918円の年初来高値更新とみておこう。

ダイトロンは2047△42と急反発した。10.10日につけた2063円は更新できなかったが、終値としては戻り高値となった。チャートは、一貫してきれいな上昇を見せており、ここは微妙なところだが、9.28日につけた2102円の年初来高値更新が、近々みられるかもしれない。そうなると、今期業績の上振れも意識され、大きく上っ放れる期待が出て来よう。

カネヨウ(推)は161▼2で3日続落となった。とは言え、高値圏で踏ん張っているとみることも可能で、そろそろまた噴火があってもおかしくない。

10月18日 0時31分記
日経平均やTOPIXを見ていると、バブルの時を思い出すような相場だ。ほとんど、毎日上げ続ける。明日も上げるんだろうなと思っていると、案の定、上げる。これが延々と続いたわけである。
今回は、まさかそういうことにはならないだろうが、日経平均は10.02日以来10連騰だ。
この間、JQは6勝4敗、マザーズは4勝6敗つまり、JQ、マザーズは上げたり下げたりで、ほぼ横ばいだったわけである。
バブルの時とは違い、主力大型株に偏った相場で、その他銘柄は、たいして上げていなかったり、下げた銘柄も珍しくなかったということである。

16日の場合、日経平均は終始高く、引けにかけ、やや上げ幅を縮小したが、それでも100円(0.5%)高だった。これに対しJQは後場半ばにマイナスに転じると、後はただだらだらと下げ続け、結局ほぼ安値引けとなる0.4%安だった。
外国人や指数連動型投信等による買いで東証1部の主力株が買われる一方、個人投資家等でも、動きの悪い中小型株に見切りをつけて主力株を買う投資家もそれなりにいたということだろう。

まさに一将功成りて万骨枯るである。
いつまで続く泥濘ぞ
だが、ここは辛抱のしどころだろう。

フルヤ金属(推)が3915▼285と崩れた。10.11日、4595▼290と急落した時の日特エンジを想起させる動きだった。
ただ、16日は、ダイフク5450▼210、日本化学産業1913▼188、パウダーテック4430▼325、夢の街1466▼64のほか、日本高度紙、サカイ引越センター、日本ライフライン、内外テックなども大きく下げている。
結局、比較的最近、大きく上げた銘柄の中に大きく下げたものが多いと言えそうだ。
わけもなく大幅安になったのではなく、山高ければ谷深しだったとも言えるのである。

日置電機(推)は買い気配から2550円で寄り2613△135まであったものの結局2505△27の安値引け。中小型株が売られる流れに抗しきれなかったということだろう。逆に言えば地合いが好転さえすれば、大きく買い上げられる可能性も十分あるということである。

昔と違って手数料が激安になったことが大きな原因と思うが、上げでも下げでもとんでもないところまで行くことが珍しくない。
日特エンジは急落後も下げ続けているわけで、その典型だ。もうはまだ・まだはもうで判断は難しいが、終わりのないものはない。早晩、大逆転となるとみて冷静に対処しよう。

10月17日 0時13分記
空売りしていた海外勢の買戻しもあって、ここ日本株の勢いがアメリカよりも、むしろいい。と言っても、海外(外国人)主導なので。主力株中心ということになり、中小型株は横ばいにとどまるという相場展開が続いているわけである。
ただ、いつも書いているように、相場というものは、どちらか一方だけが上げ続けるということは、そうは長続きしない。中小型株は、現在貸しが増えている・未収金がたまっていると考えればいい。貸し倒れリスクはほぼない貸し金である。

当道場銘柄について書こう。

日置電機(推)の決算については前稿の通り。書き漏らした点を補足すると、受注も急増している。第3四半期で前年同期比18.2%増となっている。一方、売り上げは同13.2%増だから、受注をこなしきれず、受注残が積み上がっているわけだ。EV(電気自動車)に世界中が舵を切る中、同社の電子測定器の需要が急増していると読める。こうした大きな流れの中で、業績を大きく向上させていることを考えると、PER18.8倍(来期の予想経常利益を30億円とみての実質PER)は、あまりに低評価だろう。

太陽誘電(推)は、13日、1745▼33まで下げる場面があったが、終値は1782△4で5連騰。出来高も増えて来た。
同社は「車載電子機器市場」を重点分野と位置付けているが「電子化と電動化が鍵」とみて開発に積極的に取り組んでいる。全固体電池の開発もその一環だ。
第1四半期決算連結業績概要をチェックしていて、探していた数字を発見した。想定為替レートである。108.00円と明記してある。第1四半期決算で2.82円円高で営業利益-8億円という記載があるが、第1四半期分だけか通期分か不明なので、今期、現在の円安でどの程度の増益要因になるかを書くのは差し控えるが、いずれにせよ、かなりの増益要因になるのは確かだ。
第1四半期決算で経常利益は44.21億円と前年同期の8.29億円の5.3倍にも達した。通期は34%増益見込みの150.00億円(四季報も同じ)だが、これはありえないだろう。一つだけ根拠を示すと、中間期の予想経常利益は70.0億円で第1四半期の44.21億円の1.58倍しか見込んでいないのだ。通期なら44.21億円の4倍が176.84億円、これに為替差益をオンして185億円程度は控え目な予想だろう。業績はしり上がりに好調とみれば200億円大台乗せもありえないことではないだろう。
ちなみに、15日の日経朝刊1面に、「村田製、ソニーから工場」という大見出しの記事がある。樹脂多層基板の生産が「需要に追い付いていなかった」ための工場取得だという。同じセラミックコンデンサーの世界大手、太陽誘電にも「追い風が続いている」(社長談)。

今後は、出遅れが目立ってきた中小型株にも物色が広がるとみると、底なし沼的に下げている日特エンジ、丸和運輸機関(推)、ロジネット(推)も、悲観する必要はない。夜明けは近いとみる。
カネヨウ(推)、ニイタカ(推)、
ダイトロン、フルヤ金属(推)も、このもたつきからの脱出は近いだろう。

主力大型株も多少はポートフォリオにという観点から、12日、13日に、私がわずかながら買った銘柄を紹介しておこう。
4188 三菱ケミカル
あと、やや小粒だが
6652 IDEC
6707 サンケン電気

注=何度も書いているように、基本は「推奨銘柄を推奨時に買われたし」である。
上記のようなことを書くのは、それなりの練達の士の参考に書いているのである。

10月15日 22時19分記
日置電機(推)が、13日、引け後に2017年12月期第3四半期(01-09月期)決算を発表した。
売り上げは前年同期比13.1%増(通期は8.6%増予想=据え置き)
経常利益は前年同期比43.1%増(通期は36.7%増予想=据え置き)
だったわけだが、この数字が良かったとは大半の投資家が考えるだろうが、どれくらい良かったのかは、どうも理解されていないようだ。そこで、以下、詳しく分析、10.04日に書いた予想数字とも比較してみよう。

前期と今期の経常利益の数字を四半期ごとに示すと以下のようになる。
注1=単位100万円
注2=今期の第4四半期(10-12月期)と通期(累計)は予想数字(会社発表=四季報予想数字)

           2016年12月期     2017年12月期
01-03月期   806            756
04-06月期   259(累計1065)     566(累計1322)
07-09月期   371(累計1436)     734(累計2056) 
10-12月期   246(累計1682)    予244(累計2300)

このように、四半期ごとの数字を出すと、決算の実相が見えてくることは、これまで、私が当ブログや前著で、すでに書いて来たことであるが、上表を、よく見れば、そのことは明白だろう。

例えば、よく使われる進捗率は今回の決算の場合、89.3%である。第3四半期だから75%が基準となり、これを上回った分、好決算だったということになる。しかし2016年12月期の四半期ごとの数字で分かるように、10-12月期は4半期の中で最も経常利益が少なくなっていて、これが日置の特徴だとすると、進捗率への信頼性は揺らぐ。
実際、2016年12月期の場合でも、第3四半期の通期に対する進捗率を計算すると85.4%になる。
これとの比較では今期(2017年12月期)の進捗率89.3%は前期の85.4%より少し良かった程度ということで、さほど評価されない内容だったということにもなりかねない。

進捗率というのは、各四半期とも全く同じだけ利益(あるいは売り上げ)が出ることを前提にしている。各四半期、あるいは月により、変動が激しい企業では、進捗率は使えない。また、業績が期中で大きく変動している=例えば始めはなお落ち込みが継続、途中で急回復に向かった=というようなケースでも使えない。
あくまで、使いやすいが問題の多い大雑把な手法と心得られたい。
医療で言えば、触診や聴診器レベルのもので、正確を期すのならCTやMRIになるのと同じである。

業績数字の場合は、正確を期すなら、データを見やすく加工、そのうえで頭を使うことが必要なのである。
上表を見れば一目瞭然、
10-12月期   246(累計1682)    予244(累計2300)
の部分に問題があることが分かる。 予244(2017年10-12月期の予想経常利益)というのは、前年同期の246をわずかとは言え下回る数字である。しかし、04-06月期、07-09月期と連続で前年同期の約2倍の経常利益を出して来たのが、10-12月期で一転減益になるとみるのは、おかしいと気付く。
04-06月期、07-09月期と同様、前年同期の2倍程度になるとみるのが妥当だろう。
そこで10-12月期の予想経常利益を前年同期の246の約2倍の494とすると
通期予想経常利益=2056(01-09月期)+494(10-12月期)=2550

会社予想の2300に対し2550(25.50億円)と大きく上回ることになるわけである。

以下は、10.04日付けで、日置の今期業績を予想した記事の再掲である。

>2017年12月期6月中間期決算(7.14日発表)は、経常利益が13.22億円(前年同期は10.65億円)だった。期初予想の11.50億円を大きく上回った。さらに注目すべきは1-3月期決算は前年同期比減益だったのが、4-6月期が逆に2倍以上の増益で1-6月期(中間期)でも大幅増益になったということである。会社は、これを受けても、なお通期業績予想(経常利益23.00億円)を変更しなかったわけだが、少なくとも中間期で上回った分(13.22億円−10.65億円)の2.57億円は、通期で期初予想を上回るとみていいだろう。
2017年12月期の経常利益が23.00億円+2,57億円の25.57億円になるとすると、名目の1株利益は140.3円程度になる。
同社は配当性向40%以上を標榜しており、この場合、予想配当は56円程度になる。
前期の配当は40円で今期は50円予想だ。
つまり、上記のような予想が当たれば、
業績上方修正、配当もさらに上積みした増配
ということになるわけである。

10月14日 12時30分記

追記=日置電機は13日、PTSで2600△122。ただし出来高100株、当然一本値。板は買いが1999.9円、2000.0円、2400.0円に各100株、売りは無し。
この情報(前日の深夜というか14日早々には知っていたのだが)、書こうか迷いつつSBI証券にログイン、確認しようとしたらメンテナンス中、やむなくモーニングスターの「PTS値上がり率ランキング」で見たら、載っていない!メンテも終わっただろうと、今SBIでチェックして上記の数字を書いた次第。2600円の売買は23時58分に成立とある。モーニングスターは怠けて23時30分くらいで情報更新をやめたのだろうか。
教訓=世の中にはいい加減な情報が氾濫している。中でも株式投資の世界では、それが顕著だ。安易に信じるのは命取りになりかねないということを肝に銘じておこう。

モーニングスターはPTSの株価情報をSBIから得ているわけだが、何のことはないSBIHDが筆頭大株主(現在はSBIグローバル・・・)なんですな。もちろん、株式新聞社は合併済み。結局、モーニングスターも株式新聞もPTS取引も北尾さんのSBI傘下というわけだ。ビットコインでも着々。相撲取りの元横綱・超問題児の北尾とは違って「白馬の騎士」の北尾はやり手ですな。人格は知らないが。北尾恐るべし。やはりSBIの株主になるべきか・・・(10.14日 22時47分記)
世界的な好景気という認識が広まり、半導体(有機ELを含む)、設備投資関連の銘柄が、大きく上げ、年初来高値を更新するものも続出している。内需系でも、好業績が期待できる銘柄には大きく上げるものが目立つ。いずれも値嵩株が多い。

前者では
東エレク、アルバック、フェローテックが代表格で、いずれも年初来高値を更新した。
DMG森精機も年初来高値更新、マルカ機械は11日に年初来高値更新済み、ダイフク、アイダも年初来高値に接近。

後者では
サカイ引越センター、トリドールが年初来高値更新、東祥は10日に年初来高値更新済み。

こうした流れ、値動きを見ていると、以下の銘柄もここから年初来高値更新への期待が高まる。

ダイトロン=12日の終値は2041△16で、年初来高値を付けた9.28日の終値2067円に急接近。
パワー半導体、有機EL、自動運転等にも展開。2016年11月、愛知県一宮に新工場が稼働したが、「事業の順調な成長に伴い第2工場も計画中」である。

日特エンジ=第1四半期は経常4割近い増益だった。通期7%弱増益予想は上振れ必至だろう。下げ過ぎの反動高への期待強まる。

フルヤ金属=アルバック、フェローテックの暴騰を見ていると、フルヤ金属の4265▼20の時価がひどく安く見えてしまう。4465円高値更新から5000円大台替わりも十分あり得よう。

トリケミカル=業種的には化学だが半導体関連銘柄だ。3755△25だったが年初来高値は3855円。

トーカロ=業種的には金属だが同様、半導体関連銘柄だ。4255△50だったが年初来高値は4455円。

当道場銘柄は、カネヨウ(推)168△3、ニイタカ(推)1924△19、日置電機(推)2415△22、丸和運輸(推)2403△21などが、今後に期待を抱かせる値動きだった。

太陽誘電について補足。4-6月期の驚異的大増益からして、今期業績の大幅な上振れは必至だろうが、ここでは別の観点から。
9・30日の日経朝刊に「先読みビジネス天気」④として<電子部品>が取り上げられている。
「i Phone Ⅹ が追い風」として村田製作と太陽誘電の好調ぶりが書かれている。
「太陽誘電もセラミックコンデンサーをフル生産する。登坂正一社長は10~12月も需要は堅調とみており『追い風が続いている』と自信を見せる。」とある。
好調な滑り出しに続いてこうであり、加えて円安気味なのだから、今期の業績は大いに期待できよう。そして株価も、こんな水準にいつまでも甘んじてはいないだろう。

10月13日 0時07分記

11日の相場は、また主力大型株一辺倒に戻ってしまった。
日経平均・TOPIXだけ上げ、JQ、マザーズ、それに問題ありとして基本的に無視している2部は、そろって下げた。1部の単純平均も下げた。騰落銘柄数を見ても、値上がり879、値下がり1045と値下がりがかなり値上がりを上回った。

要するに、9.25日以降、騰落銘柄数で行くと、合計ではほぼ同数(わずかに値上がり銘柄数が多い)なのに、日経平均は、この間、483円も値上がりしているわけである。これが実感なき20年ぶりの高値の実態だ。
しかし、なぜ、かくも主力株だけ買われるのだろう?
例の日経の「スクランブル」欄の「決算控え大型株シフト」の見出しが引っ掛かっていたのだが、つい数時間前、ある事実に行き当たりはたと思った。

株式レーティング情報を毎日お届けというサイトがあるのだが、それを見ていたら、あまりの数の多さに驚いた。決算発表が近づいたためか、最近は特に多いように感じるが、それ以上に驚いたのが、景気よく大幅に上方修正・格上げされている銘柄が多いことだ。
それも主力大型株がほとんどだ。大手証券以外は、いちよし、岩井コスモ、東海東京くらいしか発表していない(それも大手証券と違って1社あたりの数が少ない)ので、こうした傾向に拍車がかかっているのだろう。
その結果として、上方修正・格上げされた銘柄が、大きく買い上げられるという事態が続発している。
11日の例でいえば東海カーボン1175△97、ローム9860△110、ツバキ・ナカシマ2402△72などである。

つまり、環境好転で買い意欲満々の機関投資家等が、こうしたレーティングを見て、バンバン買っている、必然的に東証1部の大型株に物色が偏るという構図である。

しかし、中小証券が調査部を縮小しているだろうこともあって、中小型株のレーティングがほとんど出ないだけで、中小型株でも、業績好調なところは、いくらでもある。早晩、上方修正、決算発表とかで、それは明らかになる(マルマエの好決算は先駆)わけだから、焦らず、待とう。

しかし、それにしても日特エンジの4595▼230には参った(安値は4540▼285)。前日195円上げて喜んでいたら、1.2倍返しされたわけだ。ところがたまたま三社電機の株価を見たら951▼69、前日の上げが54円だから、まさに日特エンジと瓜二つだ。
11日の売買高15.3億株が示すように、日経平均最高値とは言っても、超閑散な盛り上がりのない相場で、株価だけが激しく上下動
しているわけである。日特エンジに問題があるとは思わない。

太陽誘電(推)の動きがいい。1787円まであったが、これは8.07日以来の高値水準だ。セラミックコンデンサーはフル生産となっており、今期業績は大幅な上方修正が必至と、私はみている(これについては後日、詳述)。1918円の年初来高値更新は控えめな目標だろう。

フルヤ金属(推)は4350円まであって4285△40と3連騰。この終値は4465円高値を付けた10.03日の終値4265円を上回って引け新値だ。難しい局面だが、値動きからすると、なお上昇波動にあって、4465円高値更新から一段高の可能性も、それなりにあるとみるところだろう。

10月12日 0時27分記
10日の相場は、ついにと言うかようやくと言うか、ともかく大型株から中小型株に、物色傾向がシフトした。
日経平均は0.6%上上昇したわけだが、規模別指数の値上がり率を見ると
大型株0.3%
中型株0.7%
小型株0.9%
となり、小型株ほど上げたことが歴然だ。
またJQ0.7%、マザーズ1.6%と、そろって日経平均やTOPIXの上昇率(0.5%)を上回った。
こうした流れに乗って、当道場銘柄は大きく上げるものが目立った。
日特エンジ4825△195、フルヤ金属(推)4245△135、カネヨウ(推)169△4、ダイトロン(推)2040△89、太陽誘電(推)1765△41などである。ニイタカ(推)、東洋合成(推)、アイダなども上げた。
わずかに丸和運輸(推)・日置電機(推)、アテクト(推)などが下げた。
なお引け後、マルマエ(推)が好決算を発表した。PTSでは1317△104。

日特エンジは引け新値を付けており、いよいよ5000円大台替わりから一段高の方向だろう。
ダイトロンは9.28日につけた2102円の年初来高値に迫っており、じっくり調整しての出直りなだけに、さらなる上昇が期待できよう。
カネヨウは引けは169△4と伸び悩んだが、高値では174円まであり、一触即発の雰囲気だ。吹き上げることを常に想定、うまく対処されたい。
ニイタカはじりじり戻しているわけだが、大半の銘柄が、高所恐怖症になりそうな値上がりを示す中、1900円前後の揉みを続けていただけに、出遅れ・割安感が強い。1975円の年初来高値の更新は時間の問題だろう。
日置電機も3日続落となったが、これは下げ過ぎ、反発は同様、時間の問題とみる。

太陽誘電は8.07日以来の高値を付けた。1918円の年初来高値を更新と、私はみている。
材料について書く予定だったのだが、雑用で疲れたのと、肩痛(パソコンの打ち過ぎ)のため、ごく簡単にするのを了解いただきたい。

少し古いが、以下は昨年末のプレスリリースである。

全固体リチウムイオン二次電池の複合電極の電位分布計測手法を開発
高出力密度化に向けて壁となっている電極 - 電解質間の界面抵抗の原因解明に大きな一歩

国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS)

NIMSの研究チームは、全固体リチウムイオン二次電池の複合正極材料において、充放電前後での電位分布の変化をナノスケールで可視化することに成功しました。

本研究成果は、NIMSおよび太陽誘電株式会社の共著論文として、英国王立化学会誌「Nanoscale」オンライン版にて日本時間の平成28年12月21日19時 (現地時間12月21日10時) に公開されます。

また、以下の決算説明会における「今後の経営方針」と題する資料を見れば、太陽誘電が新事業として、全固体リチウムイオン電池に本腰を入れて取り組もうとしていることが分かる。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=35875&code=6976

10月11日 0時34分記
06日の相場は日経平均、TOPIとも小幅続伸、日経平均は連日の年初来高値更新となった。
ただ騰落銘柄数を見ると、値上がり954、値下がり959で、わずかながらも値下がりが多く、これで3立会日連続で、値下がり銘柄の方が多いのに日経平均は高いというねじれ現象が続いたことになる。

これを見てどう考えるか。
同じことを見ても、それを見る人で解釈は異なることは、そう珍しいことではない。
日経の10.07日朝刊「スクランブル」欄に「決算控え大型株シフト」という記事が掲載されている。「堅調な世界景気追い風」にこうした相場になっているという分析だ。「足元では大型株が優勢(規模別株価指数)」として、0.01日を100として06日迄の値動きのグラフを載せている。私が「主力株一辺倒の流れにもそろそろ変化が出る頃か 」(10.06日付け)で書いたことに相通じることを、1日遅れで書き、結論は(日経は明確に主張しているわけではないが)逆のわけである。

やや長いスパンで言っているような感もあるので困るのだが、少なくとも目先的には、こうした大型株優位の展開は、日経の見方とは逆にそろそろ終わりとみるのが、相場を現実にやっている者なら、普通だろう。実際、日経の表を見ても、大型株と小型株は交互に物色されており、現在のように大きく大型株が指数で上回った場合、ほどなく小型株が追い付いて行くという動きが繰り返されている。

いずれにせよ、為替が少し前に比べ円安気味に推移、内需や非製造業より外需の方が優勢という傾向になりつつあるように思われる。この傾向は、とりあえず継続しそうだ。

以上のようなことを認識し、今後の相場がどう動くか見極めるところだろう。

いずれにせよ、当道場銘柄は、好業績が期待できるものが多く、そう心配することはなかろう。北朝鮮情勢は気になるが、これを別とすれば、ここ大型株に押されて軟調だった反動高が期待できるとみる。

日特エンジは4630△100と反発した。コイル用自動巻き線機の最大手のわけだが、このコイルというのが意外や最近の有望分野に引っ張りだこのようなのだ。実際、同社はEVモーター、ロボット、ワイヤレス充電、AIスピーカー、ICタグ等々に展開、高成長が必至の状況だ。
最近注目されているのが(株)Trigence Semiconductorの株式を取得(2.2%)し業務提携(2014年7月)していること。
Trigence社は、デジタルスピーカーを実現可能にする独自のデジタル処理技術を実装した半導体の開発販売を行う会社で、独立行政法人科学技術振興機構(JST)や独立行政法人新エネルギー・産業技術総合機構(NEDO)の支援を受けると共に、米国インテルキャピタル(株)、産業革新機構から出資を受けている。

コイルはスピーカーの主要部品で、日特エンジは数ミリのスピーカーコイル用の巻線システムに係る技術開発を継続的に進めておりこの提携によってTrigence社のDnote®技術に基づくデジタルスピーカー及びマイクロスピーカーの自動化生産設備の開発を行っていく。

これとAIスピーカーが関連するのかしないのかはっきりしないが、いずれにせよ、日特エンジはデジタルスピーカー、AIスピーカーの双方に関連することは確かであり、株価材料的に要注目だ。

ニイタカ(推)は1920△14と反発、決算発表で大きく下げた直前の値段1919円をついに上回って来た。直近の高値が1940円(9.14日)、戻り高値が1965円(9.01日)。そして年初来高値が1975円(3.31日)だ。ひとまず1940円を抜けるかを注視。

太陽誘電(推)は順調な歩み。10日、北朝鮮で悪材料が出ないことを確認後、詳しいことは書く予定。

丸和運輸機関(推)は、なお下値模索の動きだが、少し長いスパンをとれば株価に連動性のあるサカイ引越センターの動きからしても、そろそろ反発が近いとみる。ロジネット(推)も後を追う展開か。

カネヨウ(推)は続落したが、それでもなお高値圏にあり、いつでも飛び出せる好位置につけているとみることができる。183円の年初来高値更新から大商いの熱狂相場が来る可能性に期待して見て行こう。
本音を言えば、これだけの企業変身をきちんと評価すれば、200円乗せがない方がおかしいだろう。

10月09日 23時20分記

持ち株はどいつもこいつも値下がりしているのに、日経平均は2円高、ふざけるなと叫びたくなった投資家は結構多かったのではないか。
実際値上がり銘柄数597に対し値下がり銘柄数は1341に達した。
こうした傾向は05日に限らず、実は9.29日以降である。
9.28日に比べ10.05日の日経平均は266円値上がりしている。この間(9.29日~10.05日)の各立会日の騰落銘柄数を合計すると、
値上がり銘柄数4554
値下がり銘柄数5101
つまり、値下がりの方が547多いのである。それでも日経平均は+266円。
実感としては(5101−4554)÷6で-91円。
つまり91円下げた感じなのに266円上げたと出るから、この差357円のギャップにわれら多くの投資家は「ふざけるな」と言いたくなるわけである。
こうも実感を反映しない日経平均には不信感を抱かざるを得ないが、日経新聞に売り払ってしまった以上、東証も打つ手なしである。というか東証にそうした問題意識があるか大いに疑問だが。

それはともかく、現在の相場が主力大型株に偏った相場になっているため、それ以外の銘柄には、厳しい展開になっているということである。
ただ、少し、ここに至る経緯をひもといてみると、9.05日に小型株、当道場銘柄と言い換えてもいい、は大幅安となった。しかしその後は、ほぼ連騰に次ぐ連騰で9.25日には最高値を付けた(小生の運用成績をもとにしている)。
この反動が、10.05日迄続いているわけである。
同じく小生の運用成績をもとに言うと、9.28日以降6連続安となっている。
上げる時も下げる時も、このように、かなり連続するのが、特に今回の特徴である。しかし、それもそろそろ終着駅が見えて来たと言えそうである。近々、流れは変わるとみて、自信を持って腹を据えてみて行こう。

日置電機(推)、太陽誘電(推)とも下げたが、どちらも、ここ連騰中だったので、休養を欲していた面もあろう。それでも、意外に底堅く、特に太陽誘電は。前日同様、安値からは大きく戻して終えた。先行きの明るさを暗示しているように感じる。

日特エンジは、ここ大幅安が続くが、そろそろ反発するのではないか。05日は、AIスピーカ―の発売発表が相次いだ(グーグル、LINE。ソニーも年内発売を表明)。今後AIスピーカーがテーマに浮上しそうだが、日特エンジは「AIスピーカー60億円の進捗順調。」(四季報)とある。

カネヨウ(推)も底堅く、大きく突っ込んだ場面ではすかさず買いが入って来ていた。どこかで吹き上げ年初来高値更新とみるので、前稿も参考にうまく対処されたい。

10月06日 0時32分記
相場について書く前に、推奨銘柄のうち、日置電機(推)について、推奨理由等を書いておこう。

同社が電気自動車関連であることは、これまで何回か、ある程度書いたので、ここでは省略。
ここでは業績面を中心に書くとしよう。
2017年12月期6月中間期決算(7.14日発表)は、経常利益が13.22億円(前年同期は10.65億円)だった。期初予想の11.50億円を大きく上回った。さらに注目すべきは1-3月期決算は前年同期比減益だったのが、4-6月期が逆に2倍以上の増益で1-6月期(中間期)でも大幅増益になったということである。会社は、これを受けても、なお通期業績予想(経常利益23.00億円)を変更しなかったわけだが、少なくとも中間期で上回った分(13.22億円−10.65億円)の2.57億円は、通期で期初予想を上回るとみていいだろう。
2017年12月期の経常利益が23.00億円+2,57億円の25.57億円になるとすると、名目の1株利益は140.3円程度になる。
同社は配当性向40%以上を標榜しており、この場合、予想配当は56円程度になる。
前期の配当は40円で今期は50円予想だ。
つまり、上記のような予想が当たれば、
業績上方修正、配当もさらに上積みした増配
ということになるわけである。

7月に、ドイツに販社を設立したが、10月にはアメリカで同国の子会社が西海岸に支店を開設した。前期の海外売上の比率は44%だが、中期計画では50%を掲げており、これに向けて着々、手を打っているわけである。

株価は2460円まであって2449△22と上げ、年初来高値2490円にまた一歩近付いた。しかし年初来安値2043円からほとんど上げておらず、ボックス相場に終始している。好業績、電気自動車関連の穴株、長期無相場等に脚光が当たり人気化すれば、2015年7月につけた2980円更新もありえよう。

【相場について】
結局、04日も主力株だけ上げる相場で、値下がり銘柄の方が多いのに日経平均は上げた。
中小型株の場合、何が上げ何が下げるか予測が困難な相場になっている。
丸和運輸(推)に続き、04日はフルヤ金属(推)が崩れた。4360△95まであって4060▼205まで下げ終値は4125▼140。
一方、東洋合成1400△79、エスプール3350△120などは、よみがえって年初来高値を再び射程に入れて来た。

カネヨウ(推)は、前稿で
>9.25日に183円の年初来高値を付けたわけだが、その時の終値は167円。これに迫ったわけで、これを抜くと183円更新から一段高への展望も開けてくる。
と書いたわけだが、高寄り後下げマイナス圏に沈む場面もあったが、引けにかけ買われ結局172△9の高値引け。引け新値となったわけで、面白くなって来た。
ただ、ここからは鉄火場と心得て対処されたい。推奨銘柄としての勝利は確定したわけだが、ここからの対処を誤って泣き言を言う方が、過去の例では必ずと言っていいほど出現する。超小型株には後ろ髪は無いと心得よう。
(ここまであるか分からないが)一応の作戦(一例)を特に明かしておこう。
182円~199円に値段を散らして、あらかじめ、持ち株の一部は売りを出しておく。これを突破して上げたら、さらに201円、211円、221円とかにも、念のため売りを出す。
まあ、こうしておけば、高値では200円まで(あるいは213円まで)あったのに、終値は173円、その後はいいところなく調整入り といった展開になっても、泣き言を言わずに済む。

太陽誘電(推)は、あろうことか、1694▼15まで下げる場面があった。1700円割れは寄り付きで買った方には特に買い乗せてほしかったところだ。前稿で書いたように、先行きは大いに期待できると、かなりの確信を持っている。地合いに大きな変化がないなら、1720円程度以下なら、なお買っていいだろう。

10月04日 23時23分記