22日は中小型株中心に物色された。日経平均、TOPIXはほぼ横ばいだったが、JQ,マザーズはともに0.3%台の値上がりとなった。
朝方には、前稿を書いた段階より為替が円安になって先物も下げ幅を縮小、いい流れになっていたわけである。

丸和運輸機関(推)は4930円まであって4730△285(東証1部値上がり率9位)。
株式分割に加え、レオス・キャピタルワークスの大量保有(5.32%)、逆日歩と好材料がそろい、なお大幅高の可能性も十分ありそうだ(ただし、ここからは、それなりにリスクも大きいと覚悟されたし)。
レオスは独立系資産運用会社で2016年末時点の運用資産総額は2000億円。ひふみ投信等を運用。
逆日歩はここ2.0円と3.0円が計4日続いたわけだが、21日は7.0円に跳ね上がった。貸借倍率も0.12倍と低い水準だ。

フルヤ金属(推)も一時はマイナス圏に沈んだが切り返し3195円まであって3155△45で5連騰となった。どこまで行くのか判定不能だが、相場に聞く限り、やはりなお大幅高もありそうだ。ただ臨機応変、状況に対処することが必要だろう。

オハラ(推)はこの2日間で73円下げたわけだが、22日は1513△86と一気に下げ分以上に戻し、戻り高値を更新した。有機ELで買われているのか全固体電池なのか不明だが、チャートは丸和運輸に似て来た。うまく行くと一気に1641円高値更新から一段高もありえよう。

トーカロが3990△80と続伸、一時は4000円大台を回復した。有機EL関連でもあり、最大の取引先は東エレク宮城だ。8.02日引け後、好決算を発表、03日こそ急騰したが、その後はいいところなく、時価は決算発表直前をも下回る。好決算でもしばらく上げなかったフルヤ金属同様、時間差を置いて大幅高コースも考えられる。

人気の圏外に置かれたクレステック(推)、マルマエ(推)は、下げ止まらない。あまりこだわらず、一部は動きのいい銘柄にチェンジもとは、いつも言っていることだ。ただ、マルマエの場合、新株発行が嫌気されただけで業績は絶好調の上有機EL関連の超出遅れともいえるので、この3日続落局面は、ナンピン買いのチャンスかもしれない。

アテクトは5連騰で、ついに一時は1900円大台回復、1894△27。正念場といったところだ。

コマツ、ヤマシンフィルタなど、ここ建機株が堅調だが、穴株を一つ紹介しておこう。出来高が少なすぎるのでひそやかに。
マルカキカイである。1915△17。今年の2月以降半年以上もボックス圏でもんでいる。うまく仕込めれば、おいしいことになろう。

北朝鮮リスクは消えたわけではない。大幅高した銘柄や見込みの薄い銘柄等、多少なりと外し、ある程度は身軽になっていることもいいだろう。もちろん、恐怖におののき大半は売るなどという行動を勧めているのでないことは言うまでもない。

8月23日 0時00分記
21日の相場は、期待通り、中小型株中心の相場となった。日経平均、TOPIXとも小幅安だったが、これは大型株の下げによるもので、騰落銘柄数は値上がり銘柄数の方が多く、単純平均もプラスだった。ただしJQ、マザーズは下げた。

フルヤ金属(推)は大商いとなって3125円まであって3110△170。完全に有機EL相場の牽引車となった。
アテクト、トーカロ、また当道場銘柄以外では平田機工、保土谷化学、東洋合成、昭和真空等も上げており、今後こうした中小型の有機EL関連の動向にも注意を払ってみていくところだろう。

トリドール、日本高度紙工業、LITALICOなど、かつて取り上げた好業績銘柄で大幅高するものも目立った。

日本化学産業が2119△204(東証2部値上がり率2位)と突如急伸、バイテック、インターネットインフィニティー、本田通信、アテクトなど、新四季報から発掘した妙味株で上げるものも目立った。

オハラ(推)、マルマエ(推)、クレステック(推)は下げた。

丸和運輸(推)が引け後、タイミングよく1対2の株式分割(基準日は9.30日)を発表した。21日の終値は4445▼15だったわけだが、PTSの気配は4600円買い4900円売り。
依然2円以上の逆日歩が継続10日連続となっているわけだが、21日の貸借倍率は0.12倍とさらに低下、これに株式分割という材料が出て一段と面白いことになって来た。

現在日経平均先物・大証夜間は93円安、為替は1ドル108.78円となっている。少々の日経平均安、円高は、小型株にとって問題ないことが多いが、さらに進むと、そうも言っていられなくなる。
北朝鮮リスクも含め、警戒は怠らず、吹き上げたところは多少なりと売るなど、慎重に行きたいところだ。

8月22日 0時16分記
北朝鮮リスクに加え円高もあって18日の日経平均、TOPIXはともに1.1%の大幅安となった。JQは0.2%の小幅安にとどまったがマザーズは1.2%の下げだった。
アメリカ株(NYダウ)はトランプ政権が危機的状況になっていることで17日は1.2%の大幅安(本年2番目の下げ幅)だった。
18日は100ドル余り下げた後、以下の材料で、プラス圏に浮上、最後は76ドル(0.4%)安だった。
バノン主席戦略官・上級顧問をトランプ大統領が解任したわけだが、これで穏健派が主導する政権になりそうだが、これは強固な支持基盤である層の離反を招きかねず、政権の先行きは依然、不透明で、株式市場が期待するような経済政策が打ち出される期待ももてそうにない。
ただ、これまでは政権瓦解にひた走りの体だったのが、これで立て直しに向けて、一応の体制が整ったとみることもできなくはない。楽観はできないが、いたずらに悲観的になるのではなく、今後ケリー首席補佐官の指導力のもと、多少なりとまともな政権運営、経済政策が出てくるかもしれないと、冷静に見守るところだろう。

日本株(日経平均)は、日経平均先物が一時急落となっていたが、CME日経平均先物は10円安で終えた。為替も1ドル109.19円と、一時の109円台割れからは多少円安になっている。

こうしたことから21日の相場は、小型株はまあまあの動きとなるか。
21日から米韓軍事演習が始まるが、これも一応警戒。
ただ、少し先を見れば、歴史的高値圏にあるアメリカ株には割高感を指摘され、トランプ政権リスクもあって、警戒が必要だろう。これと連動する形で円高リスクも常に意識されるところだ。

フルヤ金属(推)は年初来高値を大幅に更新する2980円まであって2940△60。市場がお盆休み期間の超閑散のなか、前日を上回る出来高となり、先行きへの期待が大きく高まっていることをうかがわせる。
フェローテック、東エレクなども18日は上げており、半導体・有機EL人気は再び盛り上がりそうな気配さえある。その中で最も業績面で期待でき、有機EL相場の中核に位置するフルヤ金属は3000円大台乗せから一段高が期待できよう。

アテクトは不安定な動きながら1822△7と3連騰となった。ストップ高・調整、ストップ高・調整、ストップ高・調整となり、現在は再再再度のストップ高をうかがっているのか、そうは問屋が卸さずになるのか微妙なところだ。ただ前にも書いたがPIMの有望性からすると、基本的に壮大な相場が待ち構えているとみるところだろう。

オハラ(推)、マルマエ(推)などは、全般安に引きずられる形で大幅安となった。地合いさえ悪くなければ、心配ないだろう。

【アマゾンエフェクトで丸和運輸、ロジネット】
19日の日経朝刊に「米企業にアマゾン恐怖症」という記事が載っている。「アマゾン快進撃の陰で、業績と株価の低迷にあえぐ米企業(メーシーズ、JCペニーなど)が増えている。」というのである。そしていずれ日本でも「アマゾンエフェクト」に直面する可能性があるとしている。
しかし、これはすでに私が想定していることで、その先駆け現象として、アマゾンの輸送を手掛ける企業の業績が予想をはるかに上回って大きく向上、株価も同様になるとみているわけである。
その本命企業がどこか。ファイズ、遠州トラックが先駆したが、ここまでの株価推移から見ると、次第に丸和運輸機関(推)が本命の地位につきつつあるように思われる。
丸和運輸の株価は18日、安値は4355▼90まであり、終始軟調に推移していたわけだが、大引け迄1分を切った14時59分過ぎから強力な買いが入り終値は4460△15の高値引け。空売り筋の心胆を寒からしめた。空売り筋の買い戻しで上げた可能性も十分あり、その場合は自縄自縛と言うか自業自得と言うべきか。依然、大幅な逆日歩継続、アマゾン関連本命からして、やはりここから大きな相場を出す可能性が一段と強まったのではないか。

アマゾンの膨張する巨大な輸送を支えるには、ヤマトの穴を埋める輸送能力のある企業の存在が必須だ。それはまず丸和運輸、次がロジネットだろう。ロジネットの場合、なお売り圧力がそれなりにあり、株価の高値からの大幅安で疑心暗鬼も強いわけだろうが、どこかでそういう心理状況も一変、株価への見方も一変しよう。そうなってからでは遅い。お持ちの方は明るいい未来を確信して持続のみだろう。余力ある方は新規、買い増しともいいだろう。

8月20日 21時29分記

17日も小型株優位の展開となった。日経平均、TOPIXとも0.1%の値下がりだったが、小型株指数は前日同様値上がり、中型株指数もわずかにプラスだった。JQは0.7%、マザーズは0.8%の値上がりだった。

「フルヤ金属は有機EL相場の大本命 」と前稿でしたわけだが、フルヤ金属(推)は出来高急増で2880△158(JQ値上がり率30位)。
私の広報活動が奏功したのかは疑問なしとしないが、ともかく大幅高した。他の有機EL関連も

オハラ(推)=1500△46
マルマエ(推)=1277△42
アテクト=1815△65
トーカロ=3995△30

と、トーカロ以外はそろって3%超の大幅高となった。当道場銘柄以外でも有機EL関連は大半の銘柄がプラスだったようだ。
半導体関連は、そのほとんどが有機EL関連でもあるわけだが、半導体関連の中核銘柄として買われた東エレクやアルバックには買い疲れ感がなくはなく、ここからは半導体というよりは有機ELのフルヤ金属やオハラ、また、これまであまり買われて来なかったマルマエ、アテクト、トーカロのような銘柄が、人気を集めるのではないか。

丸和運輸機関(推)は4445△65と反発した。16日の逆日歩は3.0円で8日連続の逆日歩となった。超低金利の今、これだけ高額の逆日歩が続くのも珍しい。東京の8月連続雨降り記録のように、さらに続くと株価的にも一段と面白い。

北朝鮮リスクはひとまず後退したわけだが、 金委員長は「米国が朝鮮半島周辺で危険な妄動を続ければ、重大な決断を下す」と発言した(17日午後か)と伝えられており、21日からの米韓合同軍事演習で、また緊張が高まる恐れがある。前にも書いたように、持ち高はある程度少なめにして乗り切るところではあろう。

8月18日 0時35分記
16日の相場は、ようやく小型株優位の展開となった。すなわち日経平均、TOPIXはそれぞれ0.1%、0.0%(0.01%)安と、ともにほぼ横ばい。規模別株価指数は小型のみプラスだった。これに対しJQは0.5%、マザーズは2.0%の値上がりだった。

当道場銘柄は値上がりするものが多かったものの、前稿で書いたように、この日も善玉多数に対し、大悪玉が出現してしまった。
丸和運輸機関(推)である。4540△35と高く始まったのだが終値は4380▼125。
ただ最近は特にこういうおかしな値動きが目立つ。ダイフクは、前日東証1部の多くの銘柄が値上がりする中終始軟調で、結局4380▼25だった。ところが16日は一転4570△190と急伸、年初来高値も更新した。最初に取り上げたとき(3.05日)は2800円前後だったわけだが、そこから6割程度も値上がりした。しかし、そこ迄の道のりは必ずしも平坦ではなく、ここまで持ちこたえることは至難の業だ(私も含め)。16日、ウィルグループ、ウエルシア、バイテックが年来高値を更新したが、これらとて、取り上げてから必ずしも順調に値上がりして来たわけではない。要するに、アベノミクスで上げ始めたころとは違い、相場環境が厳しくなっており、すいすい上げる展開はほとんどなく、どこで売るかどこでは持ちこたえるか、判断が難しい相場だということである。

丸和運輸だが、ダイフク同様、すぐに反発するとみてよさそうだ。15日の逆日歩は2.0円だったが、高率の逆日歩は7日連続、累計の逆日歩はざっと計算したところ84円強に達している。16日の貸借倍率は0.19倍。

日経朝刊(16日)に「有機EL 素材で攻める」という大見出しの記事が載っている。三菱ケミカル、キヤノントッキ(キヤノン子会社)、出光興産、トーソー、保土谷化学、日本写真印刷等多くの企業の名前が挙がっている。

しかし、「素材」を取り上げるなら、最大級の銘柄を忘れている。
それはフルヤ金属(推)だ。

有機EL燐光材向け原材料(イリジウム化合物)
・イリジウム化合物の高純度化技術により世界トップシェアを維持
・大手スマートフォンのOLED化拡大に伴うイリジウム化合物の受注増加2017年6⽉期
(決算説明会 2017年8⽉9⽇ の資料) 2018年6月期業績予想としてのもの。
日経記事にあるような素材メーカーに、原材料としてイリジウム化合物を供給しているのがフルヤ金属であり、競合相手もほとんどないと言っていいのではないか。
前期業績は当初大幅減益予想だったのが2回の上方修正で14.8%の経常増益で着地した(2017年6月期)。そして今期は同39.7%の大幅増益予想を会社は打ち出している。
有機ELの急拡大等、同社を取り巻く環境が大きく好転し情勢が急速によくなろうとしているのである。この大きな変化・すごさを市場はほとんどというか全く理解せず、決算発表即売りの洗礼となったわけだが、間もなく、まともな評価が始まり3000円相場に向けて走り出すのではないか。

このほかでも当道場銘柄には有機EL関連が目白押しだ。
再度確認しておこう。

オハラ(推)=有機EL露光装置
マルマエ(推)=有機EL製造装置向け金属加工
アテクト=スペーサーテープ(同社は世界一のシェア)は有機ELディスプレー駆動用LSIにも実装
トーカロ=液晶や有機ELなどのフラットパネルディスプレイや半導体産業への中国の戦略的投資拡大およびIoTやビッグデータへの対応に向けた大手半導体メーカーの積極的投資計画を背景に、当社の受注環境は好調に推移するものと予測しています。(社長あいさつ)

8月17日 0時24分記
15日の相場は、北朝鮮ミサイルリスクが、ある程度和らいだという見方から、大きく反発した。
日経平均、TOPIXとも1.1%の上昇。ただJQは0.4%マザーズに至っては0.0%(細かく言うと0.03%)の上昇にとどまった。

当道場銘柄のような小型株は、日替わりで強かったり弱かったりという値動きを示すものが多い。このためポートフォリオ全体で見ると、最近はずっと、毎日のように、善玉と悪役が両方とも出現してしてトータルではパッとしない結果になりがちだ。

15日の場合、ウエルシア、バイテックが年初来高値更新、オハラ(推)、丸和運輸機関(推)、ウィルグループ、薬王堂、トーカロ、インターネットインフィニティ、スターツ出版などが上げた。
一方、アテクト(推)が急落、フルヤ金属(推)、クレステック(推)マルマエ(推)、エスプール(推)などは下げた。

やはり、結局は業績の良かった銘柄は基本的に強いというのが、今回の4-6月期決算発表後の値動きと言ってよさそうだ。
この点から言うと、フルヤ金属、トーカロ、バイテック、ウィルグループ、ウエルシアは、文句なく好決算。丸和運輸、ロジネット(推)も株価からして許される決算だったと言えよう。またオハラは10月決算なので5-7月期決算が9.14日発表予定だが、4月中間決算が
経常利益は会社予想の3.2億円に対し6.55億円で着地しており、据え置いている通期予想を大きく上回る好決算がほぼ確実だろう。

とりあえずはな動きの良いオハラ、フルヤ金属に期待。アテクトも4度目のストップ高はともかく、どこかで急騰しよう。PIMの将来性を疑うことなかれ。
書き忘れるところだった。丸和運輸は14日も8.00円の逆日歩が付きこれでなんと6連続8円以上の逆日歩である。貸借倍率0.17倍なので15日もかなりの逆日歩だろう。多少希望的観測であることをお断りして書くと、近々空売り筋の買戻しで年初来高値更新から一段高か。

小型株には厳しい展開が続くが、16日は小型株優位の値動きになると期待して眠るとしよう。

8月16日 0時36分記

14日の相場は、先物安を受けて大きく下げて始まり、日経平均は240円あまり下げる場面があったが、その後130円余の下げまで回復したものの、結局193円(1.0%)の値下がりで終わった。NYダウと比べ、北朝鮮リスクは大きいとはいえ、先物は下げ過ぎだったわけで、ある程度妥当な線に近いところまで戻して終えたということだろう。

現在NYダウは150ドル(0.7%)前後の値上がりとなっている。為替も多少円安気味である。
ところが日経平均先物・大証夜間は23円高に過ぎない。どうも弱すぎるのである。まだお盆休み期間で市場参加者が少ないことも響いているのかとも思うが、14日の出来高、売買代金は比較的多く、どうもそういうことでは説明できないようだ。
この値動きで日本株の割安が強まり今後期待していいとみるか、逆にこの弱さが今後の日本株の暗い先行きを暗示しているとみるか、判断が難しいところだ。
日本人の特性として、悲観的シナリオに傾きがちなので、北朝鮮のミサイル問題を深刻に受け止め買いが減少、一方売りは増えていることが、この値動きとみるのが、一番、ありえそうな理由の気が、これを書いていて、して来た。
その北朝鮮のミサイルだが、依然、先行きは全く不透明だ。

決算で大きく売られることが、今や常態化している。以下、当道場銘柄以外も含めて書く。
マイネット2292▼500、アルファックス1248▼259などは、悪い決算で売り込まれた例だが、少し前のものも含めて言うと、東洋合成、ハピネット、トーカロなどは好決算でも大きく下げた。最近は決算は何でも売りという傾向が一段と強まっているように感じる。
ただ、好決算でも売られた銘柄は、その後反発に転じることも多い。
ウィルグル-プは好決算を受けて10日996▼45と下げたが、14日は30円高と反発した。また上村工業も同様好決算でも10日6530▼60と下げ14日は6810△280と急伸した。

クレステック(推)は、コメント欄で書いたように、やや悪い決算だったが、1210▼190まで売られたが終値は1269▼190。営業利益ベースでみれば、着実に業績を伸ばしており、今期も増益予想だ。下げ過ぎ分の訂正高はあっていい。1ドル109円想定(今期)ということだが、為替にかなり左右される体質なので、円安になるようならさらに大きく戻すことも期待できよう(現在は1ドル109.5円台)。

その他の当道場銘柄も下げる銘柄多かったわけだが、そうした中でフルヤ金属(推)が2754△53と上げた。
実は、この銘柄、目標株価の引き上げが相次いでいる。直近だけでも8.09日=いちよし2000円→3300、8.14日=岩井コスモ3100円→3300円。

丸和運輸機関(推)は4385▼215まで下げる場面があったが終値は4495▼105。大きく下げても空売りの買戻しが入るので、こうした動きになったのだろう。10日も8.00円の逆日歩が付き、これで8.04日以降5日連続8円以上の逆日歩が続いている。14日もかなりの逆日歩が期待でき、売り方は一段と窮地に陥っている。強気で行くところだろう。

8月15日 0時45分記
北朝鮮によるグアム沖へのミサイル発射およびそれに対するアメリカの反撃の懸念が強まっている。
日経平均は8.09日には257円安したものの10日は9円安にとどまった。
しかし、この後、米朝の緊張の一段の高まりを受け、NYダウは10日205ドル安と下げた。ただ11日は14ドル高と小反発。
ではCME日経平均先物はというと、11日は東証の10日終値比で340円安。

整理すると
        
NYダウ    22085ドル→21858ドル(-1.0%)
日経平均  19996円  →19730円(-1.1%) *その後 先物は19390円

注=NYダウは8.09日→12日、日経平均は8.08日→10日。(日経平均の8.09日の下げから日米の下げはスタートとみて、このような日時をとっている。

で、ほぼ同率の下げなわけだが、言うまでもなく、日経平均は東証の最終取引日(8.10日)以降のNYダウの動き(8.10日、11日)を織り込んでいないわけで、これを織り込んだCME日経平均先物の値下がり(340円安)を含めると、日経平均の8.09日以来の累計の下げ率は3.0%に達する。
ここまで下げなくともと言いたい気分だが、ボラティリティ世界一の日本市場なればこそで受け入れるしかない。
さて、今後どうなるかである。
北朝鮮はミサイルを発射するのかしないのか。しかし、その予測を私がしてもしようがない。当てることができても、それが株価の予測に直結しないから、実はあまり意味がないということもある。
そういうことも踏まえ、軽い気持ちで書くと、一番考えられそうなシナリオは
北朝鮮、グアムの陸地から離れた地点(予告地点かそれよりなお遠方)にミサイル4発ないしそれより少ない数を発射
アメリカ、北朝鮮本土の爆撃・ミサイル打ち込みは回避しつつも何らかの軍事行動

別に責任ある立場で書いているわけではなく、相場をやる以上、常に一応の予想はしておく必要があるので、それをそういう限定をご承知いただいて書いたわけである。
さて、以上のようになったとして、株価がどうなるかと言うと、これまた読みにくい。あえて言えば、瞬間は別として、意外に大きな動きはないのではと考える。

問題は、北朝鮮が予告通りの行動に出、アメリカも同様「無慈悲」な反撃に出た場合である。この場合、株価はかなりのショック安になろう。その場合も、日本に対し北朝鮮が攻撃し、日本の防御がうまくいかないときは、株価は悲惨なことになろう。
ただし、このシナリオはかなり考えにくい。韓国、日本のダメージが大きくなりすぎる恐れが大だからである。

北朝鮮がミサイル発射をしない、北朝鮮のミサイルをアメリカが全発、上空で撃ち落とすのどちらかが株式市場にとってのベストシナリオだが、このシナリオも前者ほどではないが、確率は高くなさそうだ。

あれこれ考えても、後の祭り的状況なので、この辺にしておこう。

好決算でも叩き売られる銘柄が続出、やりにくい相場なところへ、北朝鮮ミサイル発射問題だ。先物はやや下げ過ぎの感もあるので、冷静に行くところだが、持ち高はできれば少なめにしたいところではあり、あまり下げないような銘柄や逆行高銘柄は、多少は外すことを考えよう。また14日以降のアメリカ株次第の面もあるので、いずれにせよ、慎重に対処したい。北朝鮮の実際の行動までにはなお数日はありそう(もちろん不確実)なので、その辺も頭に入れ行動するところだ。

8月13日 23時41分記
08日、「北朝鮮が核弾頭の小型化に成功」との報道に加え、トランプ米大統領が北朝鮮がアメリカをこれ以上脅せば「世界がこれまで目にしたことのないような炎と怒りに直面することになる」と警告した(ただしNYダウは33ドル(0.1%)の小幅安。
北朝鮮の朝鮮中央通信は、9日「金正恩朝鮮労働党委員長が軍に対し米領グアム島の基地に向けたミサイル攻撃作戦について慎重に検討するように命じた」(8日付け)と報道。これを受け、9日、日本では日経平均株価が一時335円安となった。

ほぼ全面安となったわけだが、好決算を発表したウィルグループやダイフクは大幅高となった。
ダイフクは今期予想経常利益を274億円(四季報予想は280億円)→310億円、今期予想配当を40円→52円に、それぞれ増額したわけだが、これはフルヤ金属と酷似する内容だと思うが…ダイフクは4215△330(高値は4295円)、フルヤ金属は前日に続き2764▼57と続落。

丸和運輸機関(推)は4520△25と8.02日以来変わらずをはさみ5連騰。08日も逆日歩が9.00円付き、これで3日連続8円以上の逆日歩となった。09日の貸借倍率は0.09倍とさらに低下、09日もかなりの逆日歩が付く可能性が高いだろう。
少し前に比較で取り上げ株価逆転もとしたサカイ引越センターは、一時逆転(丸和が上)したのだが、その後サカイが急騰、現在サカイは5620円と1000円以上も上になってしまった。この比較からも、丸和の5000円以上は十分ありえそうだ。

ロジネット(推)は比較的底堅く800円まであって810円(8.07日比44円安)。800円を付けた後、徐々に買い物が増え、810円以下にはかなりの買いが入っている。
この時点で改めて今期予想PERを計算してみた。1株利益、PERとも名目値。実質値でも大きな差はない。

          株価    1株利益     PER
丸和運輸   4520円    200.7円    22.5倍
ロジネット    810円    122.9円    6.6倍  

ロジネットの札証上場というハンデは大きいが、それでも10.01日以降は単元株が100株になるという好材料が控え、また札証上場とは言え、年間売り上げは500億円台という大企業である。これだけの格差は、やはり開きすぎだろろう。
最低でも1000円、常識的にはPER10倍の1200円台が妥当だろう。

アテクト(推)が10時25分に第1四半期決算を発表した。何の問題もないまずまずの内容だったが、発表後は売られ1760▼125まであって終値は1812▼73。 
決算説明資料を読めば、同社の輝かしい未来に一層確信が持てよう。以下に抜粋の形で転載する。 

49期及び今後の重点施策と第1四半期進捗
PIM事業重点施策
・自動車用ターボ部品・セラミックス球の事業化
・ノズルベーン(ディーゼル用:HK30)量産技術確立
・セラミックス球量産技術確立、ポア(空泡)レス
・ガソリンVG用ノズルベーン開発・商品化(新素材:1000℃仕様)
・高熱伝導率(70~100W)窒化珪素ヒートシンク商品化
進捗状況
・2017年8月1日、世界最大手のターボチャージャーメーカーであるボルグワーナー社を
主要取引先とするMMT社とノズルベーンをはじめとするターボ部品数点の供給に関する
基本合意書(MOU : Memorandum of Understanding)を締結
・次世代ガソリンターボ(ガソリンVG:1000℃仕様)について国内大手ターボチャージャー
メーカー向けに具体的案件が進行中
・セラミックスボールベアリング、パワーデバイス用ヒートシンク等の商品化への体制を強化
半導体資材事業重点施策
・売上10億円越え、総利益率50%回復
・4Kテレビ普及に伴う更なるシェア拡大と徹底したコスト低減
進捗状況
・当社スペーサーテープを2倍使用する4Kテレビの需要拡大期に入り約20%の数量増、
今後もさらに堅調に伸長の見込み
・韓国、日本両拠点での生産体制強化と設備改善による合理化で総利益率50%を目指す

10日は、SBS,クレステック、日東ベストの決算発表。

8月10日 0時05分記
夏休みモードで、指数等は小動きでも、個別銘柄は一段と激しい乱高下を繰り広げている。

前日(07日)引け後、フルヤ金属(推)とバイテックが決算を発表したわけだが、唖然とさせられたのがフルヤ金属の動きだ。
前日PTSでは3000△161だったわけだが、08日は2894△55で寄り付き直後に2920円まであったが、11時15分には2780▼59まで下落、終値は2821▼18。
あれこれ後付けで下げの理由が言われるが、どう見てもあの決算・増配で下げるのは、まともな反応ではなかろう。2017年6月期は、期中に大幅上方修正したわけだが、実際の決算はその数字をも大きく上回り、さらに今期見通しも39.7%の経常増益(四季報予想も大きく上回る)だった。これで下げるのなら、話にならないではないか。
とはいっても、冷静に考えると、このように決算発表で短絡的に反応、その後は全く逆の動きをすることは、後述のように、ここよく見られた現象だ。3000円乗せがあるとみて持続。

丸和運輸機関(推)は7.31日に決算発表、やや物足りない程度の内容だったが、これを受けての8.01日は3615▼410まで売り込まれた。しかし8.08日は高値で4630円まであった。この5立会日で1015円も上げたわけである。

ついでに書くと、ロジネット(推)が引け後、4-6月期決算を発表した。経常利益は前年同期比7.1%の減益だった。通期の経常利益は同10.3%増益予想だから、この第1四半期7.1%減益は、かなり悪かったように見えよう(事実そういう見方からか超悲観的書き込みがあふれている)が、実態としてはそうひどかったわけではない。9月中間期は同6.0%増益予想である。売り上げ(営業収益)などもそうだが、要するに期初は売り上げ・利益ともあまり良くなく、下半期以降かなり伸びる予想だったのである。まあ4-6月期は経常横ばいないし3%以内の減益くらいに収まってほしかったのが7.1%減益だったということだ。通期予想は据え置いている。そう悲観的になりなさんな、丸和運輸と同じくアマゾン様が付いとるよと言いたいところだが、株価が09日どう反応するか。09日は死んだふり、そのあと、丸和運輸、あるいはエスプール(7.04日決算発表、一時下げたが華麗に復活)のような展開を期待しよう。

バイテックは1576△135と決算を素直に好感して大きく上げた。

丸和運輸は安寄りしたのだが切り返し4630△310まであって4495△175。6.28日に8.20円の逆日歩がついて以降の累計の逆日歩は50円以上になる。特に8.04日は8.20円、05日は8.80円とかつてない2日連続8円以上の逆日歩となっている。08日の日証金の貸借倍率は0.13倍にさらに低下した。こうなると売り方に動揺が広がる所だろう。4735円高値奪回の可能性は、先日5割と書いたように記憶するが、7~8割に高まったとみる。
アマゾン関連の本命という評価が定着しつつあるように思われ、となれば5000円相場もありえよう。そういう方向を読めば、丸和に続くアマゾン関連がロジネットであり、一時的ショック安(があったとして)にめげず、行く末を見守ろう。

アテクト(推)、オハラ(推)、マルマエ(推)は、そろって上げた。時流に乗る小型の夢のある銘柄として、強気でいいだろう。

8月09日 0時53分記

追記=.JPX日経中小型株指数の構成銘柄の入れ替えがあり(8.07日)、当道場銘柄でも、マルマエ、ウィルグループが新規に採用された。両銘柄とも、これもあってか08日は大幅高。なおウィルグループは、08日引け後、好決算を発表した。(1時10分記)