2017.07.31
アピックヤマダの決算に思う
日経平均等は小動きながら、個別銘柄では、常軌を逸したような激しい値動きとなった。
大型株指数はほぼ横ばいだったが、小型株指数は0.4%の値下がり、JQは0.2%、マザーズは0.7%の値下がりだった。
当道場銘柄ではアテクト(推)が1600▼177まであって終値は1623▼154(JQ値下がり率12位)。
オハラ(推)は1393▼80で、3日続落となった。
一方、エステーは高値では2880円まであって年初来高値を更新、終値は2768△102、萩原工業も高値では3175円まであって年初来高値を更新、終値は3165△145。
インターネットインフィニティーは11000△1170(高値は11180円)、丸和運輸機関(推)も4025△120(高値は4095円)と大幅高。
このうち、エステーはヒアリ、丸和運輸は決算期待(31日引け後発表)で上げたのだろうが、ほかはさしたる材料もなく、激しく動いたのである。
大きく下げて、多くの投資家が悲観的になったような銘柄が、突如、突飛高、そのまた逆もしかりなので、日々の値動きに右往左往せず、冷静に対処したい。
そう言えば、アピックヤマダ(推)が引け後、超絶決算を発表、PTSでは622△100のストップ高(出来高700株)のあと622円の買い気配(株数22700株)。2017年3月期の予想経常利益は四季報1.00億円(会社2.50億円)だったわけだが、3.96億円で着地。今期予想は何と9.20億円(四季報予想は2.60億円)。ストップ高買い気配もムべなるかなである。
>会社、四季報とも3.5憶円予想だから、もし6億円とか、いろいろな要因があってここまで行かなくて5億円台だとしても、いずれにせよ、驚異的上方修正となる。(2.20日付けの推奨時の記事より)
注=会社、四季報ともその後上記のように減額修正したのである。
そう言うわけで、アテクトの急落に悲観的になる必要はなかろう。ネット取引時代になって、あまり当てにならないが、31日の安値1600円(ぴったりの株価)が底になった可能性は、それなりにあろう。
7月31日 23時56分記
大型株指数はほぼ横ばいだったが、小型株指数は0.4%の値下がり、JQは0.2%、マザーズは0.7%の値下がりだった。
当道場銘柄ではアテクト(推)が1600▼177まであって終値は1623▼154(JQ値下がり率12位)。
オハラ(推)は1393▼80で、3日続落となった。
一方、エステーは高値では2880円まであって年初来高値を更新、終値は2768△102、萩原工業も高値では3175円まであって年初来高値を更新、終値は3165△145。
インターネットインフィニティーは11000△1170(高値は11180円)、丸和運輸機関(推)も4025△120(高値は4095円)と大幅高。
このうち、エステーはヒアリ、丸和運輸は決算期待(31日引け後発表)で上げたのだろうが、ほかはさしたる材料もなく、激しく動いたのである。
大きく下げて、多くの投資家が悲観的になったような銘柄が、突如、突飛高、そのまた逆もしかりなので、日々の値動きに右往左往せず、冷静に対処したい。
そう言えば、アピックヤマダ(推)が引け後、超絶決算を発表、PTSでは622△100のストップ高(出来高700株)のあと622円の買い気配(株数22700株)。2017年3月期の予想経常利益は四季報1.00億円(会社2.50億円)だったわけだが、3.96億円で着地。今期予想は何と9.20億円(四季報予想は2.60億円)。ストップ高買い気配もムべなるかなである。
>会社、四季報とも3.5憶円予想だから、もし6億円とか、いろいろな要因があってここまで行かなくて5億円台だとしても、いずれにせよ、驚異的上方修正となる。(2.20日付けの推奨時の記事より)
注=会社、四季報ともその後上記のように減額修正したのである。
そう言うわけで、アテクトの急落に悲観的になる必要はなかろう。ネット取引時代になって、あまり当てにならないが、31日の安値1600円(ぴったりの株価)が底になった可能性は、それなりにあろう。
7月31日 23時56分記
2017.07.30
半導体・有機EL関連株はどう動くか
27日のアメリカ株はNYダウは3日続伸で史上最高値を更新したが、NQ(ハイテク株の比率が高い)は0.63%とかなりの下げになった(瞬間では1.6%安)。
このNQ安も影響してか、28日の日本株(東証1部)は、証券、空運、海運のほか電気機器の値下がりも大きかった。中でも急落したのが日立ハイテク、東エレク、アドテストなどの半導体関連だった。ただし日立ハイテク、東エレクの2社は27日引け後に決算を発表、アドテストは26日引け後に決算を発表しており、決算が下げの原因とみることもできる。この3社の決算は、微妙なもので、ここで数行で書くのは困難なので省略。東エレクについてのみ簡単に書こう。2018年3月期決算の第1四半期、経常利益は前年同期比2.29倍になったが、実は前四半期比では10.9%の減益になる。こうしたことを含め、半導体の絶好調もそろそろ転機が近いのかもという懸念が持たれたための下げという見方もあろう。
ちなみに本多通信も同じく27日引け後に決算を発表したわけだが、同社も前四半期比では経常利益は2.2%増(前年同期比では3.4倍。前稿で2.4倍としたのは間違い=お詫びして訂正)にとどまる。同社株も半導体株安に巻き込まれ1730▼83。マルマエ(推)、オハラ(推)、アルバックなども大幅安。
こうした中、フルヤ金属(推)は2787円まであって一時はマイナスになる場面もあったが終値は2751△12と上げた。
大手スマホメーカーの有機EL採用に伴うイリジウム化合物の受注拡大が主な材料であり、ほかの半導体メーカーとは一線を画すことが評価されたのかもしれない。
同じく半導体関連の泉州電業も2243△21と反発した。
なお29日の日経朝刊は「世界のハイテク株下落」という見出しで、半導体や有機EL関連が下げたとし、「ナスダック総合株価指数はこの日1%弱と1か月ぶりの下落率となった。」としている。他もコンマ以下は示していないとはいえ、0.63%を1%弱と言うのは、やや乱暴だろう。半導体大手エヌビディアが3%安になったとも書いているが、要するに、実は今回の半導体下げの「起点」(日経)アメリカでは、日本のように7%強(日立ハイテク、東エレクとも)にはほど遠い小さな下げだったのである。
月曜の、日本の半導体・有機EL関連株がどう動くか、見極めよう。
丸和運輸機関(推)3905△15、ロジネット880△28と、ともに反発した。
28日のNYダウは小幅高、NQHは小幅安だった。為替は1ドル110.69円とやや円高。CME日経平均先物は5円安。
7月30日 23時05分記
このNQ安も影響してか、28日の日本株(東証1部)は、証券、空運、海運のほか電気機器の値下がりも大きかった。中でも急落したのが日立ハイテク、東エレク、アドテストなどの半導体関連だった。ただし日立ハイテク、東エレクの2社は27日引け後に決算を発表、アドテストは26日引け後に決算を発表しており、決算が下げの原因とみることもできる。この3社の決算は、微妙なもので、ここで数行で書くのは困難なので省略。東エレクについてのみ簡単に書こう。2018年3月期決算の第1四半期、経常利益は前年同期比2.29倍になったが、実は前四半期比では10.9%の減益になる。こうしたことを含め、半導体の絶好調もそろそろ転機が近いのかもという懸念が持たれたための下げという見方もあろう。
ちなみに本多通信も同じく27日引け後に決算を発表したわけだが、同社も前四半期比では経常利益は2.2%増(前年同期比では3.4倍。前稿で2.4倍としたのは間違い=お詫びして訂正)にとどまる。同社株も半導体株安に巻き込まれ1730▼83。マルマエ(推)、オハラ(推)、アルバックなども大幅安。
こうした中、フルヤ金属(推)は2787円まであって一時はマイナスになる場面もあったが終値は2751△12と上げた。
大手スマホメーカーの有機EL採用に伴うイリジウム化合物の受注拡大が主な材料であり、ほかの半導体メーカーとは一線を画すことが評価されたのかもしれない。
同じく半導体関連の泉州電業も2243△21と反発した。
なお29日の日経朝刊は「世界のハイテク株下落」という見出しで、半導体や有機EL関連が下げたとし、「ナスダック総合株価指数はこの日1%弱と1か月ぶりの下落率となった。」としている。他もコンマ以下は示していないとはいえ、0.63%を1%弱と言うのは、やや乱暴だろう。半導体大手エヌビディアが3%安になったとも書いているが、要するに、実は今回の半導体下げの「起点」(日経)アメリカでは、日本のように7%強(日立ハイテク、東エレクとも)にはほど遠い小さな下げだったのである。
月曜の、日本の半導体・有機EL関連株がどう動くか、見極めよう。
丸和運輸機関(推)3905△15、ロジネット880△28と、ともに反発した。
28日のNYダウは小幅高、NQHは小幅安だった。為替は1ドル110.69円とやや円高。CME日経平均先物は5円安。
7月30日 23時05分記
2017.07.27
フルヤ金属
7826 フルヤ金属(JQ)
株価=2754△12(7月19日終値)
出来高=1万2100株(7月19日) (売買単位=100株)
PER=27.0倍(今期=2018年6月期予想実質値)
01月04日=1681円~2885円=07月14日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
7.19日付けでマルマエとともに推奨したわけだが、その後、他の書くべきことへの対応に追われ、両銘柄について材料等を書くのが遅れていたわけである。
推奨後、マルマエは一時は下落する場面もあったが、その後切り返し、ここ戻り高値更新中だ。一方、フルヤ金属は、推奨直後2875円と年初来高値にあと10円まで迫ったが、その後調整に入り、27日の終値は2739▼21と、推奨時の株価を、やや下回っている。この水準なら、新規の買いもいいだろう。
と言うわけで、まずは両銘柄のうち、フルヤ金属を取り上げるわけである。
2017年6月期~セグメント別重点施策
①薄膜
・高密度ルテニウムターゲット ルテニウム合金ターゲット =HDD業界再編の中で既存顧客のシェア維持⇒拡大
・ルテニウムターゲットの新用途需要へ対応
・5G市場の立ち上がりへ向けBAWデバイス向けターゲットの受注増
・APCの韓国市場における受注増。中国市場(タッチパネル、有機EL向け)開拓
・高純度パウダーの強みを生かし、次世代半導体(STT-RAM)向けターゲットの市場投入をさらに加速 ⇒量産時の当社製品のス タンダード化への布石
②センサー
・好調な半導体市況への対応= 一貫生産体制の強みを生かし納期・品質で顧客要求に応えていく
・新規開発製品量産に向けた準備 =千歳工場⇒クリーンルーム増設
・積極的な海外展開の推進 =大手半導体製造装置メーカーとの連携ほか
・半導体大型設備投資が相次ぐ中国市場への 参入の検討を継続
③その他
・有機EL燐光材向け原材料(イリジウム化合物)
・イリジウム化合物の高純度化技術により 世界トップシェアを維持
・ 2017年から 大手スマートフォンメーカーのOLED採用に 伴 うイリジウム化合物の受注拡大
いろいろ書きたいことが多いのだが、素人の私が簡潔にまとめるのは至難のわざなので、断念した。詳しくはHP(2017年6月期第2四半期決算説明会資料)を、お読みいただきたい(上記の重点施策は、これをもとにまとめたものである)。
いずれにせよ、同社はPGM(プラチナグループメタル)の中でも加工の難しいイリジウム (Ir)・ルテニウム (Ru) に いち早く取組み、世界一になり、高いシェアと高度な加工技術を確立、PGM製品の安定供給責務を果たすことで、最先端技術開発の一翼を担うという、独自の地位を確保、今後は有機EL、次世代半導体、水素インフラ触媒(燃料電池等に使う)等の先端分野での飛躍が期待されるのである。
ナノ合金技術(京都大・北川博教授が開発)、FT-eco触媒という大きな材料もあるわけだが、これについては、別の機会に譲る。
2017年6月期本決算発表は8.07日の予定。
5.09日に2017年6月期決算に関しては上方修正済み(経常利益予想6.59億円→8.19億円)なので、これに関してはサプライズはまずない。問題は2018年6月期見通しでどういう数字を出すかだ。決算への市場の反応は読みにくいので、ある程度の警戒は必要だが、5.09日の上方修正でも分かるように、業績はしり上がりに好転の方向とみてよさそうなので、あまり心配しなくていいのではないか。
7月27日 21時14分記
27日の相場は、小動きだった。任天堂が4-6月期、スイッチの販売好調ということで買われ東証1部、売買代金1位、株価も7.6%上げた。なお日本精線は856△150のストップ高まであって835△129(東証1部値上がり率2位)。
オハラ(推)は1641△73まであったものの終値は1509▼59。1600円前後では、少なくとも一部は売っておきたかったところだが…私?数%は売りましたが・・・
アテクト(推)、アルバック、フェローテック、東エレク(当道場銘柄ではない)、MARUWA(同)、平田機工(同)など、相変わらず、半導体・有機EL関連が強い。
こうなると、やはり、フルヤ金属(推)、マルマエ(推)がもっと評価されてしかるべきだろう。
本多通信は引け後、第1四半期決算を発表した。経常利益は前年同期比3.4倍(少しウラがあるが)で、文句のない好業績。通期業績予想は据え置いたが、いずれ上方修正だろう。同社も半導体関連だ。PTSは売買不成立だが、終値より37円高い1850円に100株買いが入っている。
ロジネット(推)は852▼8。4.25日、918△88まであって820▼10だった時の出来高が64000株で、おそらく本年最多だった。その前日830△120の時の出来高は15000株に過ぎない。言いたいのは、現在の850円台の株価というのは、、ほぼ相場スタート時の株価にまで戻った水準だということである。札幌市場で参加者が少ないので、ブレはありうるが、いよいよ底打ちが見えて来たのかもしれない。7.26日の出来高が15000株と5.29日以来の多さ(ちょっとしたセリング・クライマックスか)、27日は一転2000株の少なさ。
なお最終の板は850円に2000株の買い、851円~前日比1円高の861円まで計7000株の買いがびっしり(ちょっと大げさに聞こえようがこの銘柄としてはそうなのである)入っている。この辺も相場の転機を暗示している気がしないでもない。
7月28日 0時20分記
株価=2754△12(7月19日終値)
出来高=1万2100株(7月19日) (売買単位=100株)
PER=27.0倍(今期=2018年6月期予想実質値)
01月04日=1681円~2885円=07月14日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
7.19日付けでマルマエとともに推奨したわけだが、その後、他の書くべきことへの対応に追われ、両銘柄について材料等を書くのが遅れていたわけである。
推奨後、マルマエは一時は下落する場面もあったが、その後切り返し、ここ戻り高値更新中だ。一方、フルヤ金属は、推奨直後2875円と年初来高値にあと10円まで迫ったが、その後調整に入り、27日の終値は2739▼21と、推奨時の株価を、やや下回っている。この水準なら、新規の買いもいいだろう。
と言うわけで、まずは両銘柄のうち、フルヤ金属を取り上げるわけである。
2017年6月期~セグメント別重点施策
①薄膜
・高密度ルテニウムターゲット ルテニウム合金ターゲット =HDD業界再編の中で既存顧客のシェア維持⇒拡大
・ルテニウムターゲットの新用途需要へ対応
・5G市場の立ち上がりへ向けBAWデバイス向けターゲットの受注増
・APCの韓国市場における受注増。中国市場(タッチパネル、有機EL向け)開拓
・高純度パウダーの強みを生かし、次世代半導体(STT-RAM)向けターゲットの市場投入をさらに加速 ⇒量産時の当社製品のス タンダード化への布石
②センサー
・好調な半導体市況への対応= 一貫生産体制の強みを生かし納期・品質で顧客要求に応えていく
・新規開発製品量産に向けた準備 =千歳工場⇒クリーンルーム増設
・積極的な海外展開の推進 =大手半導体製造装置メーカーとの連携ほか
・半導体大型設備投資が相次ぐ中国市場への 参入の検討を継続
③その他
・有機EL燐光材向け原材料(イリジウム化合物)
・イリジウム化合物の高純度化技術により 世界トップシェアを維持
・ 2017年から 大手スマートフォンメーカーのOLED採用に 伴 うイリジウム化合物の受注拡大
いろいろ書きたいことが多いのだが、素人の私が簡潔にまとめるのは至難のわざなので、断念した。詳しくはHP(2017年6月期第2四半期決算説明会資料)を、お読みいただきたい(上記の重点施策は、これをもとにまとめたものである)。
いずれにせよ、同社はPGM(プラチナグループメタル)の中でも加工の難しいイリジウム (Ir)・ルテニウム (Ru) に いち早く取組み、世界一になり、高いシェアと高度な加工技術を確立、PGM製品の安定供給責務を果たすことで、最先端技術開発の一翼を担うという、独自の地位を確保、今後は有機EL、次世代半導体、水素インフラ触媒(燃料電池等に使う)等の先端分野での飛躍が期待されるのである。
ナノ合金技術(京都大・北川博教授が開発)、FT-eco触媒という大きな材料もあるわけだが、これについては、別の機会に譲る。
2017年6月期本決算発表は8.07日の予定。
5.09日に2017年6月期決算に関しては上方修正済み(経常利益予想6.59億円→8.19億円)なので、これに関してはサプライズはまずない。問題は2018年6月期見通しでどういう数字を出すかだ。決算への市場の反応は読みにくいので、ある程度の警戒は必要だが、5.09日の上方修正でも分かるように、業績はしり上がりに好転の方向とみてよさそうなので、あまり心配しなくていいのではないか。
7月27日 21時14分記
27日の相場は、小動きだった。任天堂が4-6月期、スイッチの販売好調ということで買われ東証1部、売買代金1位、株価も7.6%上げた。なお日本精線は856△150のストップ高まであって835△129(東証1部値上がり率2位)。
オハラ(推)は1641△73まであったものの終値は1509▼59。1600円前後では、少なくとも一部は売っておきたかったところだが…私?数%は売りましたが・・・
アテクト(推)、アルバック、フェローテック、東エレク(当道場銘柄ではない)、MARUWA(同)、平田機工(同)など、相変わらず、半導体・有機EL関連が強い。
こうなると、やはり、フルヤ金属(推)、マルマエ(推)がもっと評価されてしかるべきだろう。
本多通信は引け後、第1四半期決算を発表した。経常利益は前年同期比3.4倍(少しウラがあるが)で、文句のない好業績。通期業績予想は据え置いたが、いずれ上方修正だろう。同社も半導体関連だ。PTSは売買不成立だが、終値より37円高い1850円に100株買いが入っている。
ロジネット(推)は852▼8。4.25日、918△88まであって820▼10だった時の出来高が64000株で、おそらく本年最多だった。その前日830△120の時の出来高は15000株に過ぎない。言いたいのは、現在の850円台の株価というのは、、ほぼ相場スタート時の株価にまで戻った水準だということである。札幌市場で参加者が少ないので、ブレはありうるが、いよいよ底打ちが見えて来たのかもしれない。7.26日の出来高が15000株と5.29日以来の多さ(ちょっとしたセリング・クライマックスか)、27日は一転2000株の少なさ。
なお最終の板は850円に2000株の買い、851円~前日比1円高の861円まで計7000株の買いがびっしり(ちょっと大げさに聞こえようがこの銘柄としてはそうなのである)入っている。この辺も相場の転機を暗示している気がしないでもない。
7月28日 0時20分記
2017.07.27
オハラに続くかマルマエ、アテクト
オハラ(推)が前日に続き急騰、連日の年初来高値更新となった。1596円まであって終値は1568△116(東証1部値上がり率5位)。
出来高は3月以降最多だった3.21日の約152万株をも上回る約183万株、貸借倍率もじりじり低下0.46倍になった。どこまで上がるのか予測は困難だ。リスクも勘案しつつ利益最大化も狙いたい。
マルマエ(推)も高値1501円まであって1491△45と続伸した。出来高も急増した前日を6%だが上回った。前日の新株発行がかえって刺激材料(好材料)となって、完全に相場つきが変わった感じだ。
こうなると、ここ一服しているアテクト(推)の復活も時間の問題のような気がする。
以上の3社は、そろって有望事業に的を絞って巨額(売り上げに比べ)の設備投資を行っている。
なお予=今期予想値、予のないものは前期実績値。
売上 設備投資 減価償却 経常利益
オハラ 予23.0億円 予14.0億円 予16.0億円 予13.0億円
マルマエ 予25.0億円 予6.3億円 予2.1億円 予6.6億円
アテクト 予27.5億円 24.4億円 2.5億円 予2.2億円
あまり、こういう数字になじみのない方のために書くと、この3社の設備投資の額は、売上に比し普通ではない多さである。
例えば東京エレクトロンは売上は9800億円だが設備投資は420億円に過ぎない。売上の4.2%である。富士通にしても売り上げ4.1兆円に対し設備投資は1250億円だから3.0%に過ぎない。一方アテクトは売上27.5億円に対し設備投資24.4億円だから、なんと88.7%にもなる。
要するに、上記3社は売上に比しとてつもない巨額の設備投資を行い、つれて減価償却費も非常に重い負担となっている。
にもかかわらず、現在の好業績をあげているのだから、その凄さは想像以上のものがあるわけである。
アテクトなどはほとんど売り上げに近い大設備投資を敢行、2020年度頃にはPIMの売り上げ21億円(2016年度は1.1億円)を見込んでいるのである。
オハラの場合は、経常利益(13.0憶円)を上回る16.0億円の減価償却を行う。これが通常の会社なら、せいぜい2億円前後だから、その場合、経常利益は2倍以上に増加することになる。
マルマエは、今回の新株発行で17億円余の資金を確保、内15億円を設備投資等に使う。さばききれない受注に対処するためである。
というわけで、まず先陣を切って、オハラが年初来高値を更新したわけだが、続いてマルマエが6.08日に付けた1747円(時価は1491円)高値更新、最後にアテクトが7.10日につけた1961円(時価は1702円)高値更新から2000円大台乗せ、というのが、私の狙う夢である。少なくとも、この2社には、それだけの素質があるとみている。
なお、26日はダイトロン(「新四季報から発掘した妙味株」)、MARUWA(当道場銘柄ではない)も東証1部の値上がり率上位になっており、オハラ、マルマエも含め半導体・有機EL関連の強さが際立っている。26日の日経朝刊1面トップは「LG,有機EL中国生産」という記事だった。
インターネットインフィニティーは10500△1500のストップ高、また26日引け後好決算を発表した日本精線もPTSで780△74(両銘柄とも「新四季報から発掘した妙味株」)。
7月27日 0時18分記
出来高は3月以降最多だった3.21日の約152万株をも上回る約183万株、貸借倍率もじりじり低下0.46倍になった。どこまで上がるのか予測は困難だ。リスクも勘案しつつ利益最大化も狙いたい。
マルマエ(推)も高値1501円まであって1491△45と続伸した。出来高も急増した前日を6%だが上回った。前日の新株発行がかえって刺激材料(好材料)となって、完全に相場つきが変わった感じだ。
こうなると、ここ一服しているアテクト(推)の復活も時間の問題のような気がする。
以上の3社は、そろって有望事業に的を絞って巨額(売り上げに比べ)の設備投資を行っている。
なお予=今期予想値、予のないものは前期実績値。
売上 設備投資 減価償却 経常利益
オハラ 予23.0億円 予14.0億円 予16.0億円 予13.0億円
マルマエ 予25.0億円 予6.3億円 予2.1億円 予6.6億円
アテクト 予27.5億円 24.4億円 2.5億円 予2.2億円
あまり、こういう数字になじみのない方のために書くと、この3社の設備投資の額は、売上に比し普通ではない多さである。
例えば東京エレクトロンは売上は9800億円だが設備投資は420億円に過ぎない。売上の4.2%である。富士通にしても売り上げ4.1兆円に対し設備投資は1250億円だから3.0%に過ぎない。一方アテクトは売上27.5億円に対し設備投資24.4億円だから、なんと88.7%にもなる。
要するに、上記3社は売上に比しとてつもない巨額の設備投資を行い、つれて減価償却費も非常に重い負担となっている。
にもかかわらず、現在の好業績をあげているのだから、その凄さは想像以上のものがあるわけである。
アテクトなどはほとんど売り上げに近い大設備投資を敢行、2020年度頃にはPIMの売り上げ21億円(2016年度は1.1億円)を見込んでいるのである。
オハラの場合は、経常利益(13.0憶円)を上回る16.0億円の減価償却を行う。これが通常の会社なら、せいぜい2億円前後だから、その場合、経常利益は2倍以上に増加することになる。
マルマエは、今回の新株発行で17億円余の資金を確保、内15億円を設備投資等に使う。さばききれない受注に対処するためである。
というわけで、まず先陣を切って、オハラが年初来高値を更新したわけだが、続いてマルマエが6.08日に付けた1747円(時価は1491円)高値更新、最後にアテクトが7.10日につけた1961円(時価は1702円)高値更新から2000円大台乗せ、というのが、私の狙う夢である。少なくとも、この2社には、それだけの素質があるとみている。
なお、26日はダイトロン(「新四季報から発掘した妙味株」)、MARUWA(当道場銘柄ではない)も東証1部の値上がり率上位になっており、オハラ、マルマエも含め半導体・有機EL関連の強さが際立っている。26日の日経朝刊1面トップは「LG,有機EL中国生産」という記事だった。
インターネットインフィニティーは10500△1500のストップ高、また26日引け後好決算を発表した日本精線もPTSで780△74(両銘柄とも「新四季報から発掘した妙味株」)。
7月27日 0時18分記
2017.07.26
オハラ急伸、マルマエも切り返す
25日の相場は東証1部は日経平均、TOPIXとも小幅安、騰落銘柄数でも値下がりが1297と値上がりの2倍以上になった。ただ、JQ,マザーズはともに0.4%台の値上がりとなった。
当道場銘柄では、オハラ(推)の値上がりが目を引いた。2.27日に付けた年初来高値1438円を大きく上回る1475円まであって終値は1452△114。出来高も前日の11倍以上の136万株余に急増した。固体電池の材料がここクローズアップされているが、有機EL、ナノセラム、車載カメラ専用ガラス等、有望材料山積で、ここからがおいしいところか。PTS最終値は1510△58。
マルマエ(推)は新株発行を嫌気して寄り直後には1359▼62まで下げたが、じりじり盛り返し結局1446△25と上げて終えた。出来高も前日の5倍弱に急増した。今回の件で、同社がいかに受注が急増しているかが多くの投資家に分かり、こうした評価になったのだろう。
今や忘れられた感があるが、同社は鹿児島大学とリハビリ装置、作業筋力補助ロボットの研究開発について共同研究契約を2015年12月に結んでいる。この材料で12.10日、ストップ高。16年11月には上肢の麻痺改善装置の試作機が完成している。
また有機ELに関しては今期1Q後半から受注が拡大している(決算短信)。
なおアルバック、フェローテックなども上げており、やはり半導体、有機EL関連銘柄の強さは要注目だろう。
本多通信、MORESCOは年初来高値を更新、クレステック(推)、泉州電業なども上げた。ウエルシア、薬王堂も反発。
一方、フルヤ金属(推)、アテクト(推)、丸和運輸機関(推)、ロジネット(推)などは下げた。ロジネットは下げ止まらないわけだが、さすがにここまで来るとという水準に来ているかもしれない。いずれにせよ、8月上旬には決算発表、10.01日(取引としては9.27日)からは単元株が100株になる。この辺を見据えながら、反発のタイミングを探る展開だろう。谷深ければ山高しである。
7月26日 0時23分記
当道場銘柄では、オハラ(推)の値上がりが目を引いた。2.27日に付けた年初来高値1438円を大きく上回る1475円まであって終値は1452△114。出来高も前日の11倍以上の136万株余に急増した。固体電池の材料がここクローズアップされているが、有機EL、ナノセラム、車載カメラ専用ガラス等、有望材料山積で、ここからがおいしいところか。PTS最終値は1510△58。
マルマエ(推)は新株発行を嫌気して寄り直後には1359▼62まで下げたが、じりじり盛り返し結局1446△25と上げて終えた。出来高も前日の5倍弱に急増した。今回の件で、同社がいかに受注が急増しているかが多くの投資家に分かり、こうした評価になったのだろう。
今や忘れられた感があるが、同社は鹿児島大学とリハビリ装置、作業筋力補助ロボットの研究開発について共同研究契約を2015年12月に結んでいる。この材料で12.10日、ストップ高。16年11月には上肢の麻痺改善装置の試作機が完成している。
また有機ELに関しては今期1Q後半から受注が拡大している(決算短信)。
なおアルバック、フェローテックなども上げており、やはり半導体、有機EL関連銘柄の強さは要注目だろう。
本多通信、MORESCOは年初来高値を更新、クレステック(推)、泉州電業なども上げた。ウエルシア、薬王堂も反発。
一方、フルヤ金属(推)、アテクト(推)、丸和運輸機関(推)、ロジネット(推)などは下げた。ロジネットは下げ止まらないわけだが、さすがにここまで来るとという水準に来ているかもしれない。いずれにせよ、8月上旬には決算発表、10.01日(取引としては9.27日)からは単元株が100株になる。この辺を見据えながら、反発のタイミングを探る展開だろう。谷深ければ山高しである。
7月26日 0時23分記
2017.07.25
「ささいな点こそが、最も重要である」(加計問題閉会中審査)
加計学園問題をめぐる安倍政権幹部の発言に関し、忖度なのか愚かさゆえなのか微妙だが、メディアの報道が、おかしいので、ここに、あえて書く次第だ。
【「京都もありうる」と「放っておくと京都なども続く」では話が全く違う】
山本幸三地方創生相は、獣医学部新設に関し獣医師会に対し
A 「私からは京都もあり得るという旨述べた」と言っている(7.20日)。
加計(今治)ありきではなく、京都産業大(京都)もあると言っているという弁明だ。ところが、この後、判明したのは山本幸三地方創生相の発言は、正確には
B 「放っておくと京都なども続く」
というものだった。加計学園も京産大もあるという趣旨の発言ではなく、獣医師会に対し、加計を早く認めなさい、さもないと(あんたらの嫌がる)加計&京産大の2つになるぞと、脅したわけである。
AとBでは、天文学的に違うと思うが、NHK、読売、日経等の安倍政権寄りメディアは、Bを報道しない。
また朝日など反安倍政権的メディアにしても、この違い、その重大性を何ら強調しない。
私は、数年前になるが「感動する力」といったテーマで書いた覚えがある。このAとBの違いは、まさにそういう類のことである。
山本地方創生相の邪悪なごまかしに国民は気付かなければならないのである。
【「言っていない」→「言わなかったと思う」】
前川喜平前文部科学事務次官と昨年9月に面会し、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わって言う」と述べたとされる和泉洋人首相補佐官は、7.24日の閉会中審査の質疑で
A 「こんな極端な話をすれば記憶に残っている。そういった記憶はまったく持っていない。したがって言っていない」
と強く否定。
という報道が多くのメディアでされた。これだと例の「記憶にない」ではなく、完全否定ととれる。
しかし、この後があるのだ。
民進党の大串博志氏が「言わなかったのか、言った記憶がないのか」と確認したのに対し、和泉氏は
B 「記録が残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないわけだが、言わなかったと思う」
と、一気にトーンダウン、弱弱しい否定に転じたのである。
ちなみに和泉補佐官という方は、これまで前川前文科事務次官との面会自体を「記録が残っておらず、確認できない」としていたのだが、この日の質疑では一転「当時のことを思い起こした」御仁である。痴呆老人を装っていて、急にシャキッとされても困るというものである。
前記の話と同じで、こちらも政権寄りメディアはAのみ報じ、Bには一切触れない。
シャーロック・ホームズは言っている。
「ささいな点こそが、最も重要である」(というのが、私の前からの意見です。)(「花婿失踪事件」)
7月25日 20時50分記
【「京都もありうる」と「放っておくと京都なども続く」では話が全く違う】
山本幸三地方創生相は、獣医学部新設に関し獣医師会に対し
A 「私からは京都もあり得るという旨述べた」と言っている(7.20日)。
加計(今治)ありきではなく、京都産業大(京都)もあると言っているという弁明だ。ところが、この後、判明したのは山本幸三地方創生相の発言は、正確には
B 「放っておくと京都なども続く」
というものだった。加計学園も京産大もあるという趣旨の発言ではなく、獣医師会に対し、加計を早く認めなさい、さもないと(あんたらの嫌がる)加計&京産大の2つになるぞと、脅したわけである。
AとBでは、天文学的に違うと思うが、NHK、読売、日経等の安倍政権寄りメディアは、Bを報道しない。
また朝日など反安倍政権的メディアにしても、この違い、その重大性を何ら強調しない。
私は、数年前になるが「感動する力」といったテーマで書いた覚えがある。このAとBの違いは、まさにそういう類のことである。
山本地方創生相の邪悪なごまかしに国民は気付かなければならないのである。
【「言っていない」→「言わなかったと思う」】
前川喜平前文部科学事務次官と昨年9月に面会し、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わって言う」と述べたとされる和泉洋人首相補佐官は、7.24日の閉会中審査の質疑で
A 「こんな極端な話をすれば記憶に残っている。そういった記憶はまったく持っていない。したがって言っていない」
と強く否定。
という報道が多くのメディアでされた。これだと例の「記憶にない」ではなく、完全否定ととれる。
しかし、この後があるのだ。
民進党の大串博志氏が「言わなかったのか、言った記憶がないのか」と確認したのに対し、和泉氏は
B 「記録が残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないわけだが、言わなかったと思う」
と、一気にトーンダウン、弱弱しい否定に転じたのである。
ちなみに和泉補佐官という方は、これまで前川前文科事務次官との面会自体を「記録が残っておらず、確認できない」としていたのだが、この日の質疑では一転「当時のことを思い起こした」御仁である。痴呆老人を装っていて、急にシャキッとされても困るというものである。
前記の話と同じで、こちらも政権寄りメディアはAのみ報じ、Bには一切触れない。
シャーロック・ホームズは言っている。
「ささいな点こそが、最も重要である」(というのが、私の前からの意見です。)(「花婿失踪事件」)
7月25日 20時50分記
2017.07.25
マルマエが新株発行
24日の相場も、21日と同様、主力大型株中心に下げた。日経平均、TOPIXは0.6%前後の下げとなった。ただ小型株指数はプラス、騰落銘柄数も、値上がり銘柄数の方が多かった。JQは小幅高、マザーズは小幅安。
当道場銘柄は、ウェルシア、薬王堂のドラッグ2社は上げたものの、丸和運輸機関(推)、ロジネットはともに下げた。
日本化学産業が2034△55と遂に2000円大台乗せとなったほか、篠崎産業も高値180円まであって165△32(東証2部値上がり率1位)と急騰した(場中に業績の上方修正と増配を発表)。
アテクト(推)、クレステック(推)、スターツ出版、泉州電業、バイテックなどは上げた。
マルマエ(推)、フルヤ金属(推)は大きく反落、オハラ(推)、本多通信、エスプール(推)も下げた。
結局、何が上げ何が下げるのか、一本筋が通ったものがあるわけではないようで、読みにくい、やりにくい相場が続くわけである。
マルマエが、引け後、「新株式発行、自己株式の処分及び株式の売出し」を発表した。これによる発行済株式総数の増加は6.6%(これだけいわゆる希薄化が生じる)。PTSの最終値は1350▼71。
とりあえず、ある程度売られるのは避けられないだろう。ただ新株発行が、受注急増に対処するための大規模な設備投資の資金調達のためという前向きなものなので、落ち着けば評価されることになろう。少なくとも狼狽売りは避けたい。
7月25日 0時41分記
当道場銘柄は、ウェルシア、薬王堂のドラッグ2社は上げたものの、丸和運輸機関(推)、ロジネットはともに下げた。
日本化学産業が2034△55と遂に2000円大台乗せとなったほか、篠崎産業も高値180円まであって165△32(東証2部値上がり率1位)と急騰した(場中に業績の上方修正と増配を発表)。
アテクト(推)、クレステック(推)、スターツ出版、泉州電業、バイテックなどは上げた。
マルマエ(推)、フルヤ金属(推)は大きく反落、オハラ(推)、本多通信、エスプール(推)も下げた。
結局、何が上げ何が下げるのか、一本筋が通ったものがあるわけではないようで、読みにくい、やりにくい相場が続くわけである。
マルマエが、引け後、「新株式発行、自己株式の処分及び株式の売出し」を発表した。これによる発行済株式総数の増加は6.6%(これだけいわゆる希薄化が生じる)。PTSの最終値は1350▼71。
とりあえず、ある程度売られるのは避けられないだろう。ただ新株発行が、受注急増に対処するための大規模な設備投資の資金調達のためという前向きなものなので、落ち着けば評価されることになろう。少なくとも狼狽売りは避けたい。
7月25日 0時41分記
2017.07.23
半導体、有機EL関連の好業績に注目
21日の相場は、NYダウ安、円高で、主力株中心に小幅安となった。JQ、東証1部の中型株及び小型株指数、JQ、マザーズは小幅、上げた。
当道場銘柄は、比較的堅調だった。
マルマエ(推)、フルヤ金属(推)が、上げたほか、オハラ(推)、クレステック(推)、丸和運輸(推)、ロジネット(推)、SBS(推)、スターツ出版なども上げた。日本化学産業は1979△127(2部値上がり率8位)と、年初来高値更新
エスプール(推)は、元社長による大量の株式売り出しが嫌気され3015▼195と急落した。また泉州電業、バイテック、エステーなども下げた。
はてなは任天堂がらみの材料で年初来高値更新の2741△500のストップ高まであって2625△384(マザーズ値上がり率3位)。
21日のNYダウは小幅安にとどまったものの、為替は1ドル111.12円と、依然円高が進んでいる。このためCME日経平均先物は日経平均終値比135円安。
アメリカを始めとする世界景気に関する見方が、最近揺れ動いているわけだが、ここに来ては、アメリカの景気へのやや弱気の見方が強まり、つれてドル安になり、ユーロや円、特に円の上昇が目立つわけである。これに加え、安倍内閣の支持率低下がなお進んでおり(22日、23日調査の毎日新聞調査で支持26%、不支持56%)、主力株中心に外国人売りも懸念されるところだ。
今頃は、いやな8月を控え、持ち高を大きく減らしておきたかったところだが、いつものことながら、いろいろ事情ができて、結局、そうはなっていない(私の話)。
それはともかく、極端に弱気になる所ではないが、要警戒モードでは行くところだ。売ってもいい程度の銘柄は極力整理、持ち高は多少なりと減らし気味に行きたい。
そうした中、半導体、有機EL関連は、比較的強気でいいのではないか。
21日の値動きを見ても、東エレク、スクリーン、ディスコ、ローム、アドバンテストなど、半導体関連は、ほとんどの銘柄が上げていた。アルバックは6060△190と6.12日以来となる6000円大台回復。
私は7.19日付けのマルマエ、フルヤ金属の推奨記事の中で、東エレクのエッチング装置生産能力倍増のニュースを踏まえ、半導体業界は見通しが悪くない(一般の予想よりいい)のではと書いたわけだが、21日配信の楽天証券の今中能夫氏のレポートも半導体業界に関し明るい見通しを出している。
有機EL業界が、半導体業界よりさらに良い見通しなのは言うまでもない。
となれば、マルマエ(半導体、有機EL)、フルヤ金属(半導体、有機EL)、、オハラ(有機EL)、、アテクト(半導体)は、この流れに乗り、期待できそうだ。
また、円高で内需志向が強まれば、丸和運輸、ロジネットのアマゾン関連や、ウエルシア、薬王堂などのドラッグに、再度注目が集まるかもしれない。
書くのが最後になったが、いよいよ、4ー6月期決算の発表が、間もなく本格化する。
当道場銘柄では、7.27日=本多通信、31日=丸和運輸
他はほぼ8月のようだ。
7月23日 23時59分記
当道場銘柄は、比較的堅調だった。
マルマエ(推)、フルヤ金属(推)が、上げたほか、オハラ(推)、クレステック(推)、丸和運輸(推)、ロジネット(推)、SBS(推)、スターツ出版なども上げた。日本化学産業は1979△127(2部値上がり率8位)と、年初来高値更新
エスプール(推)は、元社長による大量の株式売り出しが嫌気され3015▼195と急落した。また泉州電業、バイテック、エステーなども下げた。
はてなは任天堂がらみの材料で年初来高値更新の2741△500のストップ高まであって2625△384(マザーズ値上がり率3位)。
21日のNYダウは小幅安にとどまったものの、為替は1ドル111.12円と、依然円高が進んでいる。このためCME日経平均先物は日経平均終値比135円安。
アメリカを始めとする世界景気に関する見方が、最近揺れ動いているわけだが、ここに来ては、アメリカの景気へのやや弱気の見方が強まり、つれてドル安になり、ユーロや円、特に円の上昇が目立つわけである。これに加え、安倍内閣の支持率低下がなお進んでおり(22日、23日調査の毎日新聞調査で支持26%、不支持56%)、主力株中心に外国人売りも懸念されるところだ。
今頃は、いやな8月を控え、持ち高を大きく減らしておきたかったところだが、いつものことながら、いろいろ事情ができて、結局、そうはなっていない(私の話)。
それはともかく、極端に弱気になる所ではないが、要警戒モードでは行くところだ。売ってもいい程度の銘柄は極力整理、持ち高は多少なりと減らし気味に行きたい。
そうした中、半導体、有機EL関連は、比較的強気でいいのではないか。
21日の値動きを見ても、東エレク、スクリーン、ディスコ、ローム、アドバンテストなど、半導体関連は、ほとんどの銘柄が上げていた。アルバックは6060△190と6.12日以来となる6000円大台回復。
私は7.19日付けのマルマエ、フルヤ金属の推奨記事の中で、東エレクのエッチング装置生産能力倍増のニュースを踏まえ、半導体業界は見通しが悪くない(一般の予想よりいい)のではと書いたわけだが、21日配信の楽天証券の今中能夫氏のレポートも半導体業界に関し明るい見通しを出している。
有機EL業界が、半導体業界よりさらに良い見通しなのは言うまでもない。
となれば、マルマエ(半導体、有機EL)、フルヤ金属(半導体、有機EL)、、オハラ(有機EL)、、アテクト(半導体)は、この流れに乗り、期待できそうだ。
また、円高で内需志向が強まれば、丸和運輸、ロジネットのアマゾン関連や、ウエルシア、薬王堂などのドラッグに、再度注目が集まるかもしれない。
書くのが最後になったが、いよいよ、4ー6月期決算の発表が、間もなく本格化する。
当道場銘柄では、7.27日=本多通信、31日=丸和運輸
他はほぼ8月のようだ。
7月23日 23時59分記
2017.07.21
安倍政権の今後にも警戒
相場は、閑散薄商いの中、わけもなく、株価は1日の中で、大きく上下動するという、やりにくい展開となっている。
個別にみても、最近で最も少ないかそれに近い出来高を、ここ数日で記録した銘柄が、かなりある。
当道場銘柄で言えば、LITALICO、丸和運輸機関(推)、アテクト(推)、フルヤ金属(推)、マルマエ(推)、日東ベスト(推)、ロジネット(推)等である。それなりに人気になっている銘柄も含まれるのには、驚かされる。
そして、そういう銘柄が大商いになって崩れるという現象も、また最近時々起きている。これはやや理解しにくいのだが、無理にこじつければ、痺れを切らしたこれまで我慢していた投資家が、堪忍袋の緒が切れて叩き売ったということか。
アテクトは1784△2で寄ったのだが直後に1790円まであって、11時05分には1609▼173まで急落した。出来高は前日の2000株(これは6.15日の400株以来の少なさ)から41600株に激増。
そうかと思えばアルファックス(「新四季報から発掘した妙味株」3.20日付け)は小幅高だったのが突如急騰、11時25分には1945△400のストップ高(終値は1777△232)。
両銘柄とも、どうもさしたる材料があってこの動きになったわけではなさそうだ。
エステー、本多通信、MORESCO、ダイフクが高値を更新するなど、強い銘柄がさらに強く、弱い銘柄は弱いままという展開が顕著だ。とは言え、その強い銘柄も時に失速するのでやりにくいが、その辺の見極めが重要だ。マルマエ(推)、フルヤ金属(推)は好スタートを切ったが、有機ELで強力な材料を有し業績も絶好調なので、大きく羽ばたくのを期待しよう。
安倍政権は末期的症状を思わせるようながたつきぶりで、外国人売り等の形で、この辺もじわじわ効いて来るかもしれず、今後の展開は予断を許さない。薄商いでむやみに振幅が拡大している現状にも留意し、注意深く行くところだろう。
1ドル111.56円程度と、また円高が進み、日経平均先物も105円安となっている。
7月21日 0時37分記
個別にみても、最近で最も少ないかそれに近い出来高を、ここ数日で記録した銘柄が、かなりある。
当道場銘柄で言えば、LITALICO、丸和運輸機関(推)、アテクト(推)、フルヤ金属(推)、マルマエ(推)、日東ベスト(推)、ロジネット(推)等である。それなりに人気になっている銘柄も含まれるのには、驚かされる。
そして、そういう銘柄が大商いになって崩れるという現象も、また最近時々起きている。これはやや理解しにくいのだが、無理にこじつければ、痺れを切らしたこれまで我慢していた投資家が、堪忍袋の緒が切れて叩き売ったということか。
アテクトは1784△2で寄ったのだが直後に1790円まであって、11時05分には1609▼173まで急落した。出来高は前日の2000株(これは6.15日の400株以来の少なさ)から41600株に激増。
そうかと思えばアルファックス(「新四季報から発掘した妙味株」3.20日付け)は小幅高だったのが突如急騰、11時25分には1945△400のストップ高(終値は1777△232)。
両銘柄とも、どうもさしたる材料があってこの動きになったわけではなさそうだ。
エステー、本多通信、MORESCO、ダイフクが高値を更新するなど、強い銘柄がさらに強く、弱い銘柄は弱いままという展開が顕著だ。とは言え、その強い銘柄も時に失速するのでやりにくいが、その辺の見極めが重要だ。マルマエ(推)、フルヤ金属(推)は好スタートを切ったが、有機ELで強力な材料を有し業績も絶好調なので、大きく羽ばたくのを期待しよう。
安倍政権は末期的症状を思わせるようながたつきぶりで、外国人売り等の形で、この辺もじわじわ効いて来るかもしれず、今後の展開は予断を許さない。薄商いでむやみに振幅が拡大している現状にも留意し、注意深く行くところだろう。
1ドル111.56円程度と、また円高が進み、日経平均先物も105円安となっている。
7月21日 0時37分記
2017.07.20
当ブログの活用法
昨日の推奨銘柄は、比較的いい動きだった。
マルマエ(推)は1420△31で始まり高値は1442円、安値は1416円まであって終値は1423△34。
フルヤ金属(推)は2793△39で始まり安値は2755△1まであって終値は高値引けで2797△43。
推奨銘柄は、基本的に推奨時に買うよう何度も書いている。ところが、掲示板その他で時々目にするのは、大きく上げた後に買って難渋されている方の存在である。難渋だけならまだいいのだが、恨まれたりしては、株式投資のなんたるかを理解してからやってよと言うしかない。大きく上げてからも強気を書いていたではないかというのが、そういう方の言い分のようだが、これについても、すでに何回も書いているのだが、繰り返すと、これはアフターケアとして、その時々の私の見方を書いているだけで、けっしてそこでの買いを推奨しているわけではない。推奨後、ある程度経過してからも買ってもいいと判断した場合には、その旨はっきり書いたり、再度推奨銘柄にしたりしている。
私が読者諸氏に繰り返し提案しているのは、推奨時株価、推奨直後値をよく頭に入れ、推奨直後値で買う(寄り付き値で買う)か、高寄りしそうならいったん見送り、そのあとだれたところを買うか、そのミックス(分けて買うことになる)である。
ご自身でやっている方法が、推奨直後値で機械的に買うより実績で上回るのならいいが、下回るのに、我流を通すのは問題だろう。歴史を笑うものは歴史に復讐されるである。
実績表を、きちんと見ていただけば、分かるが、推奨銘柄を推奨直後値で買った場合、ほとんどの銘柄は、成功している。しかも、大きく値上がりしている銘柄多数に対し、大きく値下がりした銘柄は、ごく少ない。大きく損をしたという方があるとすれば、それは推奨直後値から3割とか5割も値上がりしてから買ったような場合がほとんどであろう。
株式投資というのは時間の勝負でもあり、ゆっくり上がれとか、上がって来たからそろそろ買おうかとか、そういう引退老人的発想では、成功はおぼつかない。
実績表をじっくり検討・評価し、価値を見出したら、利用されればいいのである。その場合は買い方等も、いろいろ書いているので、よく読んで参考にしてほしい。もちろん、実績表を見て、これではだめだと判断したら、もう2度と見ないようにすればいいのである。
そうした労も惜しんで、実績を無視したような判断をする方は、当ブログから得るものはないであろうから、自力更生路線を貫かれればいいのである。
株というのは何十年やっても、私も含め、上げれば強気、下がれば弱気になりがちである。だから、推奨銘柄を高くなってから買う方も後を絶たないわけである。
しかし、「上げたら弱気下げたら強気」は、言い過ぎにしても、「上げたら慎重に下げたら強気で」を、座右の銘に相場に取り組むことの重要さを強く言っておきたい。
新たな読者で過去に書いたものを読まれていない方も多いかと思い、再度書いた。
少しだけ書くはずが長くなってしまった。相場については、深夜稿を改めて。
7月20日 21時00分記
マルマエ(推)は1420△31で始まり高値は1442円、安値は1416円まであって終値は1423△34。
フルヤ金属(推)は2793△39で始まり安値は2755△1まであって終値は高値引けで2797△43。
推奨銘柄は、基本的に推奨時に買うよう何度も書いている。ところが、掲示板その他で時々目にするのは、大きく上げた後に買って難渋されている方の存在である。難渋だけならまだいいのだが、恨まれたりしては、株式投資のなんたるかを理解してからやってよと言うしかない。大きく上げてからも強気を書いていたではないかというのが、そういう方の言い分のようだが、これについても、すでに何回も書いているのだが、繰り返すと、これはアフターケアとして、その時々の私の見方を書いているだけで、けっしてそこでの買いを推奨しているわけではない。推奨後、ある程度経過してからも買ってもいいと判断した場合には、その旨はっきり書いたり、再度推奨銘柄にしたりしている。
私が読者諸氏に繰り返し提案しているのは、推奨時株価、推奨直後値をよく頭に入れ、推奨直後値で買う(寄り付き値で買う)か、高寄りしそうならいったん見送り、そのあとだれたところを買うか、そのミックス(分けて買うことになる)である。
ご自身でやっている方法が、推奨直後値で機械的に買うより実績で上回るのならいいが、下回るのに、我流を通すのは問題だろう。歴史を笑うものは歴史に復讐されるである。
実績表を、きちんと見ていただけば、分かるが、推奨銘柄を推奨直後値で買った場合、ほとんどの銘柄は、成功している。しかも、大きく値上がりしている銘柄多数に対し、大きく値下がりした銘柄は、ごく少ない。大きく損をしたという方があるとすれば、それは推奨直後値から3割とか5割も値上がりしてから買ったような場合がほとんどであろう。
株式投資というのは時間の勝負でもあり、ゆっくり上がれとか、上がって来たからそろそろ買おうかとか、そういう引退老人的発想では、成功はおぼつかない。
実績表をじっくり検討・評価し、価値を見出したら、利用されればいいのである。その場合は買い方等も、いろいろ書いているので、よく読んで参考にしてほしい。もちろん、実績表を見て、これではだめだと判断したら、もう2度と見ないようにすればいいのである。
そうした労も惜しんで、実績を無視したような判断をする方は、当ブログから得るものはないであろうから、自力更生路線を貫かれればいいのである。
株というのは何十年やっても、私も含め、上げれば強気、下がれば弱気になりがちである。だから、推奨銘柄を高くなってから買う方も後を絶たないわけである。
しかし、「上げたら弱気下げたら強気」は、言い過ぎにしても、「上げたら慎重に下げたら強気で」を、座右の銘に相場に取り組むことの重要さを強く言っておきたい。
新たな読者で過去に書いたものを読まれていない方も多いかと思い、再度書いた。
少しだけ書くはずが長くなってしまった。相場については、深夜稿を改めて。
7月20日 21時00分記