ともかく、読みにくい、理屈通りにいかない、そしてそれが極端な相場が続く。

エスプール(推)は2368△35と高寄りしたが、寄り天となり10時11分にはそこから48円も下の2220▼113。後場に入っては戻り基調となり終値は2330▼3。
LITALICO(推)は逆に1637▼30と安寄りし1629円まであったが、徐々に盛り返し終値は1684△17。

私が、最近買った銘柄も、期待に反して大きく下げるものが多かったのだが、ここに来て突如、急騰するなど、これまた分かり難いこと、おびただしい。

6089 ウィル 5.17日に920円台で買ったのだが、その後の動きはジリ貧だったのだが、30日は936△36の高値引け。
2462 ライク 5.18日、19日に2950円台で買ったのだが25日は2835▼119、26日は2781▼54、ところが29日は少し戻し30日は何と3020円まであって2986△162。
5018 MORESCO 5.21日付けで紹介したが、その後もたついていたが、30日は2008△41で年初来高値を更新した。
6125 岡本工作所 5.26日に202円前後で買ったのだが29日は197▼6ところが30日は213△16と急騰。半導体ではアルバックが30日も6230△150と天井知らずに上げているが、岡本工は半導体関連の大穴株として今期の驚異的業績向上を材料に、化けるかもしれない。

内外情勢不透明で、内需の好業績銘柄のドラッグがよさそうと、ウエルシア、ツルハHDを挙げたが、どちらも堅調な値動きとなっている。30日はツルハが年初来高値更新となる12290円まであって12270△100。両銘柄とも、今後もじり高が続きそうだ。

ロジネット(推)は板が離れ過ぎていて、投資家同士の腹の探り合いで出来高はまた急減した。1099△9で始まり1140△50まであったがすぐに1090±0に。それでも、いくらなんでも下げ過ぎという見方が優ったようで、終値は1125△35と、3日ぶりに反発した。
最終の板を見ると、気配は1011円買い(1000株)、1180円売り(同)と、大きく離れている。注目すべきは、売り物は1180円の1000株以外は1200円、1250円、1270円、1300円に各1000株の計4000株しかないということ。買い物は計19000株。
目先筋の売りはあらかた捌け、買い方が自信を回復して買いを出すようになれば、比較的簡単に大きく戻す素地は整ったということだろう。
前にも書いたことだが、経常利益は以下のように驚異的な伸びを続けている。(数字の単位は100万円)
2018年3月期の数字は会社予想=四季報予想、2019年3月期は鎌倉雄介予想。
ケアレスミスがあり、以下のように、お詫び・訂正しました。

2014年3月期=  649
2015年3月期=  902 
2016年3月期= 1560 
2017年3月期= 2175
2018年3月期=予2400 
2019年3月期=予2600

これだけ業績を順調に伸ばしているところは、そう多くはない。ビジョンや日本ライフラインと比べてもいいくらいだ。にもかかわらず、PERは10倍そこそこなのだから、超目先の乱高下に一喜一憂せず1500円以上になって当然と考えて、見て行こう。

5月31日 0時39分記
超閑散(29日の東証1部の売買高は1億2745万株、売買代金は1兆7929億円)の中、強い銘柄と弱い銘柄に2分される値動きだった。
食料品、小売業が業種別の値上がり率1、2位だったが、当道場銘柄ではウエルシアが4010△115と反発、年初来高値面合わせで終値としては高値更新、ツルハHDも上げた。
エラン、ベルーナのような息長く高値圏にいる銘柄も値上がりした。

一方、立会外分売が重荷のLITALICO(推)は1667▼82と急落、人気離散気味のニイタカ(推)、日東ベスト(推)も下げた。

アマゾン関連では、遠州トラック、ファイズ、丸和運輸(推)がそろって上げたのに対し、ロジネット(推)は続落となった(ロジネットに関しては後述)。エスプール(推)は安寄り後切り返し2414△83まであったのだが、後場後半にはマイナス圏に沈む場面もあって終値は2333△2。SBS(推)は小幅安。

PR TIMESは3055△230と年初来高値更新、チエルも上げた。

いずれにせよ、薄商いで、先行きに警戒感も強い(トランプ政権のロシアゲート問題、北朝鮮のミサイル発射等、安倍政権の文科事務次官発言問題)ため、いたずらに、値段だけがたいした理由もなく大きく動くのが、今の相場の特徴だ。あまり神経質にならず、十分見極めることが大切であろう。

LITALICOは分売価格が1633円と決定。分売は5.30日~6.05日に実施。分売がらみで売られているとみると、分売実施であく抜けと見たいところだが、分売期間開けの売りもあるわけで、逆日歩もあり、値動きがどうなるか読みにくい。しかし、6.06日以降まで考えれば、下げ過ぎ是正の動きになろう。

ロジネットは変わらずで寄り付き2円高まであったものの、戻りの鈍さに再び弱気が優勢となり、一時は987▼164まで急落した。その後は、さすがに売られ過ぎとみた買いも入るようになり、じりじり戻し終値は1090▼61。
もうはまだなりを地で行くようなことになったわけだが、これも薄商いの地方市場銘柄ならではのことだろう。常識的に考えられる幅を大きく超えて株価が動くということである(今更というご批判は甘受するが、株価の予想はそれほど難しいわけでもある)。
板が薄く、狼狽売り次第というところも考慮する必要があるが、客観的にみて、この株価は下げ過ぎだろう。特に、29日、遠州、ファイズ等が上げたので、ロジネットの割安さが、一段と際立つ。
今期予想PERは実質で10.6倍にまで低下した(なおどういう計算か不明だが、ヤフーファイナンスでは会社予想数字として8.87倍としている)。いずれにせよ、遠州16.5倍、丸和運輸16.7倍と大差がついた。いかに理不尽に売りたたかれたかということである。15倍で1541円、16.6倍で1705円だから、目先なお乱高下懸念はあるが、狼狽売りが収まれば、1541円~1705円どころに落ち着いておかしくない。

5月29日 23時49分記
26日の相場は、日経平均、TOPIXとも0.6%前後の下げとなった。JQは0.0%の下げ。
ただ、目立ったのは、比較的小型の銘柄で大きく下げるものが珍しくなかったこと。
当道場銘柄でも(と言うよりむしろ特に当道場銘柄では)、ロジネット(推)が1151▼249と暴落、エスプール(推)も2331▼134と急落。
逆に決算で大きく売り込まれて以降、出直り基調にあるフェローテック、ダブル・スコープは上げた。

任天堂が売買代金ダントツで33510△1740(年初来高値更新)と急騰するなど、気迷い間の強い相場の中で、一部の値動きの軽そうで個人投資家好みの銘柄に資金が集中、逆に、それ以外の銘柄で、これまで買われてきた銘柄には利食い売り、処分売りがかさんだということだろう。

薄商いなので、ちょっとまとまった売りが出るだけで急落(ロジネットが好例)するわけで、そう心配するものではないだろう。相場に行き過ぎはつきものだが、それはいずれ正常な姿に返るのだから。

アマゾン関連4銘柄のPERを示しておこう。
         
           実質PER   (名目PER)
ファイズ       90.4倍    (80.9倍)
遠州トラック    16.0倍    (13.2倍)
丸和運輸      16.5倍    (15.4倍)
ロジネット      11.2倍    (10.8倍)

丸和運輸のPERは遠州より高いが、遠州がJQなのに対し丸和は東証1部、アマゾン材料が十分知られている遠州に対し丸和はほとんど未評価から、丸和に投資妙味ありとみるわけである。

さて、これで、ロジネットが下げ過ぎ、超割安になったことが明らかだろう。
ロジネットの最終気配を示しておこう。

1151円買い=2000株
1280円売り=2000株

買いは1150円にも2000株、1120円~1100円までに計6000株
売りは1430円に1000株1445円に1000株、1450円に6000株、1500円~1600円までに計8000株

要するに、ちょっとした狼狽売りで1151▼249(出来高34000株)と暴落したわけだが、成行きで5000株の買いが入れば1450△50まで戻った可能性があるわけで、いかに板が薄く、激しく動きやすいかということである。
1508円の高値を付けたときの出来高がわずか9000株、以降も薄商いだったわけだが、26日の34000株で、目先筋、狼狽投資家の売りは大半が片付いたとみていいかもしれない。すっきりしたところで、今度こそ、材料を本格的に評価する局面が来ることを期待しよう。

丸和運輸にしろロジネットにしろ、ファイズ、遠州と同列のアマゾン関連銘柄ということはまだあまり知られていないとみる。
いろいろハンデはあるにせよ、ロジネットは大会社、数万株の出来高は数10万株以上になっておかしくないのだから。

5月28日 23時48分記

今日は日帰りで道志に出掛けて帰って来たわけだが、道中、いたるところ、義家弘介氏のポスター。
 優しさを、届ける 文部科学副大臣 義家弘介
やたら増えたような気がするけど、例の「びんせん」騒動沈静化対策で、一夜城よろしく、人海戦術で貼りまくったのかしらんと勘ぐってしまったが、妻曰く、「そんな新しくない」でちょん。

日本語能力不足などを言い募ると、要らざる反感を買うのが昨今のようなので、あまり言いたくないのだが、それにしてもあんまりなので、ごく簡潔に、必要最小限のことを書いておこう。

誰しも得手不得手があるのは承知している。私は数学、特に立体図形が苦手だし、「漸進」の読みが「ぜんしん」か「ざんしん」か不安になる。それでも一国の指導者たらんとするのであれば、最低限の日本語能力は必要だろう。
女子アナが「だんこんの世代」と我らを呼んでくれたのは、まあ笑い話で済むかもしれないが、そういう次元の話ではないのである。
安倍さんの「腹心の友」なる言い方に私は違和感を抱いていた。「腹心の部下」とは言うが「腹心の友」とは(あまり)言わないのでは、といった比較的高級なレベルのことではなく、安倍さんが「腹心の友」などという言い方を知っているのに違和感を抱いたのである(馬鹿にしているのではなく、私自身、知らなかったのである)。
そうしたら、「連綿・恋々」騒ぎの中で、安倍さんは最初「ばくしんの友」と言っていたということが判明し、なるほど、と膝を打った。私の違和感は正しかったのだ。その後、この間違いに気付いたであろう安倍さんは「腹心の友」と国会等で頻繁に使っている。「ばくしん」隠しと取る人もあろう。
注=「ばくしんの友」などという言い方はもちろんないわけだが、「莫逆の友」と「腹心の友」がごっちゃになって、こういう言い方になったのかといった憶測がネット上では有力なようだ。ついでに書くと「莫逆」は「ばくげき」とも読むという。「爆撃の友」!
なお「腹心の友」という表現はNHKの朝ドラ「花子とアン」で、はな(「赤毛のアン」の翻訳者村岡花子)が「bosom friend」の訳で迷った末「腹心の友」と訳す場面があり(2014年4.21日放映)、今では一般の人でも知っている方が結構いそうだ。安倍さん夫妻も観ていたと推察。
なお「bosom」は「胸」とか「心」のことだから、「胸」からの連想で「腹心の友」という言葉を知っていた(当時はある程度使われていた表現と推察)村岡花子は、これを採用したのであろう。今なら「心の友」と訳すところだろうが、これだとジャイアンの言葉になり、ううむとなるやも。

話をまとめよう。
文科副大臣が「便宜」を「びんせん」と読むのは、「有無」を「ゆうむ」と読んだ麻生さんや安倍さんの次元を超えて酷い。文科副大臣にして意味も分かっていないのだから。まさにレッドラインを超えてしまったのである。

自民党政治家の日本語能力不足を云々するのが、本稿や前稿の本旨ではない。
右であれ左であれ、議論の根本には、真実を大切にする精神がなければなければならないということである。前川前文科事務次官の行状がどうかなどは枝葉のことで、彼の発言内容が真実かどうかが問題であり、これは真実だろうと考えるのがまっとうな判断であり、その前提で、事を進める(彼の証人喚問等)べきだということである。
これさえ拒否する、我が日本政府の対応は狂っているとしか言い様がないではないか。心あるマスコミ、言論人はもっと危機感を持って、報道、主張してほしいものである。
ただ、大半の新聞が菅さんの「連綿」を「恋々」に言い換えているよう(未確認)(日経は「 」付きで菅発言を載せながら「連綿」はとばすという姑息なやり方)で、政府の顔色をうかがい忖度するクセが身にしみついてしまったようで、はなはだ心もとない。

5月28日 22時54分記

相場については、稿を改めて、しばらく後にアップします。
前川喜平元文科省事務次官が、加計学園をめぐる文書に関して記者会見した(5.25日午後)。
この発言をめぐる菅官房長官、NHK等の態度に怒りを覚え、まずは、これについて。

前川氏の発言内容は、具体的で分かりやすく、まさに、今回の「怪文書」が、怪文書などではなく真正なものであると、まともな判断力のある人すべてを納得させるものだった。
ロッキード事件で、田中角栄の死命を決したともいえる決定的事件が、あの榎本美恵子の「蜂の一刺し」発言(1981年10.28日)だったわけだが、今回の加計学園事件、「総理のご意向」問題における「蜂の一刺し」とも言えるのが、今日の前川記者会見だったと言ってもいいくらいだ。

これだけの重要事件を、NHKは、故意に衝撃を和らげるのに腐心するかのごとき対応をした。つまり、19時のニュースでも21時のニュースでも、トップにイギリスのテロ事件の追悼を持ってきて、延々とやる始末。
前川発言はごく簡単に紹介、菅官房長官の反論は詳しく放映。菅氏は前川氏について「天下り問題で隠ぺいした責任者で、自ら辞める意向を示さず地位に連綿としがみついていた。」と、口をきわめてこき下ろした。

【「でんでん」総理に「連綿」官房長官。】

どう聞いても「れんめん」と聞こえるので、ネット検索すると「連綿」としているのと、「恋々」としているものがある。今、動画で確認したが、はっきり「連綿」と言っている。TVやニュースでは「連綿」はおかしい、このままでは菅さんに傷がつくと、得意の「忖度」で「恋々」に直したのだろう。
そうしたらTBSのインタビューで前川氏が菅氏の発言に反論していたが、その時の発言が面白い。
「地位に連綿、・・・恋々と言われるが」といった言い方をされていた。菅発言(5.25日午前)をニュースで聞いて、それが耳に残っていて「連綿」と言ったが、すぐおかしいと気付き「恋々」といい直されたのであろう。
知性の差といい、相貌の差と言い、どちらが真実を語っているかは、議論の余地がなかろう。
「レク文書」という記者会見でも示されたペーパーについて、前川氏は文科省のそれを自分のところに持ってきた役人の名前もTBS記者には明かしたようで、この記者にTBS記者が確かめたら何も言えない的反応(正確に記憶していないのでこういう表現)だったという。
もう事実は明確なのである。「黒を白と言いくるめる」政府、迎合するNHK、読売新聞(憲法改正で安倍首相のインタビュー記事掲載に続き、この問題でも前川氏が出会い系バーに出入りと報道)には、恥を知れと言いたい。

前川前事務次官に心からのエールを送り、この問題はひとまず終わりにしよう。

【丸和運輸機関はれっきとしたアマゾン銘柄】
アマゾンはは配送業者一覧を公表している(5.09日付け参照)。
それを見て、ヤマト、佐川以外の、まだ市場で知られていない上場企業はないかと、私が探し発見したのがロジネット(推)=札幌通運だったことは、ご存知の通りだ。
その後、読者の方から教えていただいたのが丸和運輸機関である。

配送業者として挙げてある「ジャパンクイックサービス」というのが丸和運輸の子会社なのであった。
カトーレック、摂津倉庫、DHL等については確認したのだが、ジャパンクイックサービスは、なぜか飛ばしてしまっていたのだ。四季報にも【連結】の欄に載っている。

結局、アマゾン公認の上場配送業者は、ヤマトを除くと、新規に加わった遠州トラックのほか

ファイズ
SBS(SBS即配サポート)
ロジネット(札幌通運)
丸和運輸(ジャパンクイックサービス)

丸和運輸も、まれにアマゾン関連銘柄として出ていることがあるが、これはジャパンクイックサービスなど知らず、単に宅配便的サービスも行っている運送業者として、ほかのそうした業者と一緒に出ているものである。
この意味で、確かに、ファイズや遠州と同列のれっきとしたアマゾン関連だというのは、ほぼ未知の材料だと言っていいだろう。

5月26日 0時48分記

アルバックは6210円まであって6160△160で大幅に年初来高値を更新、このほか、気付いただけでも、ウェルシア、ダイフク、エレコム、電通国際情報、当道場銘柄以外で日本ライフライン、マツモトキヨシなどが年初来高値を更新した。

ともかく、この多くが業績絶好調の値嵩株である。この流れで探すと、前稿で推奨銘柄で取り上げた丸和運輸機関のほかツルハHDが浮かび上がる。同じイオン系ドラッグでウェルシアが連日の高値更新を続ける中、23日に年初来高値を付けたとはいえ、年初来安値からの上昇率は小さく、またPER的にもウェルシアよりかなり割安だ。

5.21日付けで「注目している」銘柄として挙げた3銘柄のうち、ウェルシア、丸和運輸はそろって快調に上げているのはご存知の通りだ。残るMORESCOは、ややもたつき気味だが、24日、材料が出た。岩井コスモ証券が新規に「B」でカバー開始。目標株価を2200円としている。24日終値は1974▼6。

LITALICO(推)が1776円まであって1766△58と大幅高。19日に付けた1790円には届かなかったが、終値としては戻り高値を更新した。5.23日は再び逆日歩3.6円がついており、4.27日以降の累計では逆日歩は28.7円に達する。これを加えると5.24日は1794.7円で戻り高値更新となる。いずれにせよ、なお高率の逆日歩が継続しそう(24日の貸借倍率はさらに低下して0.44倍)であり、空売りの買戻しも本格化しそうだ。1897円高値更新を期待。

ロジネット(推)は1460△10で始まったものの、出来高はこの1000株のみで時間だけが過ぎる。その後1450円に5000株の売り物が買い方を怖気づけ1381円まで下落、終値は1391▼59。
ただ、これは想定通りの展開だろう。5.22日に真空地帯をわずか8000株の出来高で1508△108まで駆け上がった反動が出て当然だからだ。しかしこの2日間の下げで、ほぼ調整は終わりか最終局面だろう。
買い物は1371円~1392円までに計5000株入っている。売り物は1420円、1440円に各1000株、1450円に5000株。後は1460円~1500円までで計3000株しかない。なおアマゾン関連の材料がさほど知られていないようで、出来高が低水準だ。
私の描くシナリオは、25日以降、丸和運輸が第4のアマゾン銘柄として人気化、つれて他のアマゾン銘柄にも目が向き、なかでも割安で上昇途中のロジネットが再び脚光を浴びるというもの。

アマゾン関連では

①グループ=ファイズ、遠州トラック
②グループ=ロジネット、丸和運輸機関

①グループは、やや買い疲れ感が見られる。ファイズはPER的に超割高だが、突飛高があるのでダメとも言い切れない。遠州にも似たようなことが言える。死んだふりの後ゾンビのように復活もありうる。
②グループは、これに対し相場が若い。
PERも今期予想実質値で、ファイズ90.4倍は論外として
遠州トラック=16.0倍
丸和運輸 =16.7倍
ロジネット =13.5倍

丸和運輸は東証1部なことと、材料がほとんど知られていないことから、遠州より魅力的とみるわけである。
ロジネットはもっとも低PERであり、調整が終われば出直り、1508円高値奪回も十分期待できるとみる。

5月24日 23時54分記
2017.05.24 丸和運輸機関
9090 丸和運輸機関 (東証1部) 
株価=3125円(5月24日終値)   
出来高=5万7000株(5月24日) (売買単位=100株)
PER=16.7倍(今期=2018年3月期予想実質値)  
2016年04月14日=2440円~3170円=2017年05月23日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

丸全昭和運輸と紛らわしいが、同社は1961年上場で顧客は昭和電工、日本電産などの製造業が多い。
これに対し丸和運輸はマツモトキヨシなどのドラッグや食品スーパー、ネットスーパーなどが主要顧客だ。2014年4月に上場したばかりで、値動きが軽快なのも魅力だ。

5.08日に2017年3月期決算を発表した。
売り上げは2016年3月期比微減予想だったが実際は11.3%増と、高い伸びを示した。経常利益は45.00億円(2016年3月期は38.88億円)予想に対し46.10億円と1.10億円上回った。
2018年3月期の予想経常利益は8.4%増の50.00億円を見込む。
要するに、着実に増益を続け、今期もまずまずの高い増益率が見込まれるわけである。

同社は1990年代前半に3PL(企業の物流業務を一貫して請け負う)事業に、国内でいち早く参入した。今や3PLはごく一般的な言葉になったが、その草分け的企業のわけである。
同社が近年力を入れているのが低温物流だ。ネットスーパー等が提供する当日お届けサービスは、丸和運輸の得意とするところ。鮮度維持をセールスポイントとしたサービスの提供で、顧客を増やしている。

低温物流では、中国に進出する。昨年7月、煙台市にある同市最大の小売業煙台振華集団と合弁設立で合意、また煙台市政府とも提携した。コールドチェーンの整備が急務となっている中国でモデルケースとなるサービス体制の構築を目指す。
中国がらみの材料で、大きな商売のタネを手に入れたと急騰するケースを散見するが、丸和運輸の中国における低温物流開始(2019年の予定)も、もっと評価されていい材料だろう。

もちろん、これらに加え、アマゾン関連であることが、最大の材料だ。実は、私がうっかりしていて見落としていたのを、読者の方に教えていただき(詳しくはコメント欄参照)、ならば、ひそかにほかの読者諸氏にも買ってもらおうと、ここまでブログ本体では書かなかったわけである。
この材料については、後日詳しく書く予定。

5月24日 21時01分記
相場は、ここやや膠着状態が続く。
寄り付きから朝方は強い動きのものが下げて終わり、逆に下げて始まったものが上げて終わるというケースも多発している。
前者の例としては
エスプール(推)=高寄り後2580△52まであって終値は2518▼10
LITALICO(推)=高寄り後1751△30まであって終値は1708▼13
後者の例としては
ウェルシア=安寄り後3835▼20まであって終値は3885△30
ダブル・スコープ=安寄り後1660▼45まであって終値は1713△8

また、日東ベストのように、9時20分に977△45と1日の高値を付けたのに、9時56分には897▼35まで80円も急落しているものもある(終値は938△6)。

薄商いの中、支離滅裂気味に乱高下するのが、今の相場であり、冷静に対処することが重要である。

5.21日付けで注目としたウェルシア、丸和運輸機関、MORESCOは、そろって22日に続き23日も続伸となった。こういう動きのいい銘柄に飛び乗るのも、今の相場では一法だ。
特に丸和運輸はアマゾン関連でもあり、好業績、好取組も相まって、楽しみだ。23日3170△110まであったのは、年初来高値(1.04日の3110円)接近で吸い寄せパワーが働いたためだろう。

ロジネット(推)は5.12日以来7連騰で255円も上げていたので、いつ下げてもおかしくない状況だったわけだが、ほとんど買いが入らない状況を見て、不安に駆られた向きの売りが沸いて来て1355▼153まで急落する場面があった。終値は1450▼58。板は1375円買い1480円売りと大きく開いている。客観的尺度を持たず、こんなに上げたんだから後は下げるだけ的な乱暴な論を展開する向きがあるが、業績の伸び、PER、事業の将来性等を総合判断して、割安・割高を判断することが重要だ。
運送業界は、今ヤマトのアマゾン辞退問題で明らかに風向きが変わっている。運賃の値上げがいっせいに言われ、多くの取引先で通りそうなのである。一方、運送量はネット通販中心に急増しており、運送業者にとって、まさに願ってもない好環境だ。不採算案件は切り、値上げに応じない取引先とはおさらばし、仕事量はあまり増やさず収益は急向上の方向のわけである。

こうした環境で、最も収益を伸ばしているのがロジネットであり遠州トラックであり丸和運輸のわけだ。少なくとも、ロジネット、丸和運輸は、まだ大きく相場を残しているとみる。

5月23日 23時47分記
22日の相場は前週末のアメリカ株高等を受けて、堅調だった。日経平均、TOPIXとも0.5%前後の上昇、JQは1.0%、マザーズは1.5%の上昇だった。

エスプール(推)、LITALICO(推)は、そろって下げて始まった。その後、ともに大きく戻したが、終値はエスプールは2528▼35(安値は2416円)、LITALICOは1721±0(安値は1670円)
安値から大きく戻したことを評価しよう。
エスプールは4連続安、長い下髭を出したことで、反発近しとみる。通販サポートサービスが絶好調で、アマゾン関連が大きく上げている中、この銘柄も注目されていい。
LITALICOは逆日歩が0.05円から再び3.6円に戻った。4.27日からの逆日歩合計は、これで25.05円に達する。貸借倍率も低下傾向が続き22日は0.47倍で本年最低を更新した。空売りの買い戻しをてこに反騰に向かう可能性がかなりありそうだ。

アルバック6020△、ダイフク3305△60など値がさで好業績で上昇軌道に乗った銘柄の動きが、相変わらずよい。
同類として面白そうと、前稿で紹介したウェルシアは3855△45(年初来高値更新)、丸和運輸機関3060△40、MORESCO1975△33と、そろって上げた。ここから徐々に値動きは軽くなりそうだ。
協立電機も2280△70と上げたが、引け新値であり、2300円高値更新から一段高とみる。

「新四季報から発掘した妙味株」(3.22日付け)は、最近また大きく上げるものが出ている。
すでに大幅高したベルーナ、ダイフクなどに加え、ワイエイシイ、日本創発、ダブル・スコープなどである。特にダブル・スコープは第1四半期決算発表で売られた(実際はそう悪い内容ではなかった)が、19日は148円高、22日も93円高で戻り高値を更新した。出来高も増え空売りも増加、面白いことになりそうだ。

ロジネット(推)は1430円で始まり(これが安値)1508△108の高値引け。出来高は9000株にとどまったが、売り物は相変わらず少ないうえ、買い方も、下げずに上げ続ける株価に手を出しづらいようで、ためにこうした薄商いになったようだ。
どこまで行くのか?どこで売ったらいいのか?それが分かればみんな大富豪。

5月23日 0時24分記
トランプ(アメリカ大統領)という男には、株式市場は振り回されるが、相性的には悪くないようだ。
昨年末の当選の時が典型だが、その後ももう1、2回あったように思うが(あまり確かなことではない)、それはともかく、今回も、とりあえず大したことにはならず、むしろ中小型株にはプラスとなりそうだ(とりあえず19日(土)のアメリカ株、CME日経平均先物は高く、月曜の日本株も好影響を受ける)。
ただし、今後、ロシアゲート等、トランプがらみで株価に悪影響が出る懸念は十分あるので、警戒は怠れない。

19日の相場は、当道場銘柄の場合、高安まちまち、やや捉えどころのない値動きだった。

高寄りしたエスプール(推)、LITALICO(推)は、そろってかなり下げて終わった。

エスプールの場合、ともかく板が薄く(最終気配も2542円買い2567円売りと、大きく離れている)、大きく上下に振れやすいわけで、一喜一憂せず、基本的に強いはずという判断で行こう。

LITALICOは、13時10分発表のの「立会外分売に関するお知らせ」が、下げの理由とみられる。マーケットスピードでは分足チャートが出せるが、これを見れば、簡単に13時10分過ぎから急速に値を消しているのが分かる。立会外分売は、その後これで買った投資家の売りが出るためか、その後軟調になる傾向があるように思うが、具体的にデータを取って検証したわけではないので、確かなことは言えない。多少、希望を込めて、LITALICOの場合、好取組、上昇過程にあること、将来性等から、そういう懸念を払拭して上げるとみる。

日東ベスト(推)は5.12日の決算発表後、大きく下げていた(今期の減益予想を嫌気)が18日の870円が底になったかもしれない。18日は結局889△1、19日は916△27と連騰となった。今期の減益予想の根拠が決算短信では示されておらず、やや疑問に思う。控え目過ぎる決算予想の常習犯会社なので、上方修正にいずれ進むとみての買いが入って不思議ではない。いずれにせよ、下げ過ぎたので、ある程度のリバウンドはあって当然、場合によっては予想以上に大きな戻りになるかもしれない。

内需系の高株価の優良銘柄が人気となっている。
ニトリ、良品計画、サカイ引越センター、東祥、扶桑化学、マツモトキヨシ、エラン、ルネサンスといったところである。かつて推奨し失敗に終わったリゾートトラストの、ここに来ての出直りなども、この流れでとらえることができよう。
こうした流れで、私が注目している銘柄をいくつか紹介しておこう。
ウェルシア、丸和運輸機関、MORESCO。

【ロジネット】
19日は1400△46の高値引けで年初来高値を更新した。ようやく注目がそれなりに高まって来たようで、板にそれがよく表れている。
買い=1355円~1384円までに計13000株、UNDER(これより下)に13000株
売り=1430円~1654円(ストップ高)に計9000株、OVERは0(ストップ高より上には出せないから当然だが)
これを眺めていると、思わず笑いが込み上げる。
大量にお持ちの方等は、それなりに慎重に、出口戦略も考えながら行動して欲しいが、基本的に、ここはなお強気堅持で迷うところではなかろう。

ロジネット(株価1400円) =今期予想実質1株利益102.7円、同実質PER13.6倍

遠州トラック(株価1845円)=今期予想実質1株利益107.4円、同実質PER17.2倍

遠州トラックはここ4連騰で完全復活、すでに終値としては高値更新を続けており、ザラ場につけた1911円高値更新から2000円挑戦もありうる雰囲気だ。となれば、ロジネット割安として、注目は一段と高まろう。

5月21日 23時10分記