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一見訳の分からない相場が続くが、考えようによっては、訳は分かる。
日経平均は暴騰しているのに下げるとは…といった嘆きを聞くことがあるが、以前にも書いたように、
①主力株と中小型株では、投資主体が違う
これに加え、
②値動きを見て主力株と中小型株をチェンジする投資家層がそれなりにいる(鎌倉雄介の仮説)

②の証拠としては、場中の動きを見ていると、日経平均が上げ幅を拡大するとJQは上げ幅を縮小(または下げ幅を拡大)という動きが頻繁にみられることが挙げられる。
基本的に出来高が低水準の市場で、新規資金の供給はほとんどなく、同一資金が回遊するわけである。

今年に入っての30立ち合い日の日経平均の騰落を調べたら16勝14敗だった。私の運用資産のプラマイは15勝15敗だった(昨年末比の騰落率は私の方がはるかにいいが、これはここで論じようということではない。要らざる心配をする方のため書いただけである)。
調べたのは日経平均の変動と小生のプラマイの相関関係である。
そうしたら(ある程度予想していたことだが)、驚くべき結果が出た。
両者が一致  =13
両者が不一致 =17

要するに、日経平均が上がったら私の運用資産は減少、日経平均が下がったら私の運用資産は増加することが、むしろ普通だということである。
私のポートフォリオは、主力大型株はほとんどなく、東証1部の中小型株(これがメイン)とその他市場の小型株で、ほぼ構成されている。こうしたポートフォリオだと、日経平均との連動性は小さく、むしろ反対のことの方が多いということが判明したわけである。
言い方を変えれば、こういう運用方法を取っている場合、日経平均がどう動くかを読んでも大した意味がないということである。

15日の相場はNYダウ高、円安を受けて主力大型株が軒並み高となり、日経平均は199円(1.0%)だった。ただ値下がり銘柄数が500で分かるように、中小型株は高安まちまちくらいだった。JQの値上がり率は0.05%とほぼ横ばいだった。
15日の日経新聞朝刊にアルバックの17%高、ミネベアミツミの一時19%高(14日)に対し大手証券のトレーダーが「こんなに株価が動く決算とは思えないんですが」と苦笑いしたと書いている。短気筋が市場を席捲、株価が一方的に大きく振れると分析している。

15日もアルバック5000△255、ミネベアミツミ1459△45と大きく上げた。TOWAも1950△32と上げており、半導体関連は予想以上の好業績で上げが止まらない。昭和真空(推)は1126△8と小幅高だったが、それでもこれで3連騰、筆頭株主のアルバック暴騰で、昭和真空の出遅れ・割負けが、じわりと認識されそうだ。

リゾートトラスト(推)、不二製油(推)、ヨコレイ(推)、フジコピアン([新四季報から発掘した妙味株」)なども上げた。

LITALICO(推)、TOKAI HD(推)、オウケイウェイヴ(推)、カイカ(推)は下げた。
LITALICOは安寄り後一時は変わらずまで戻したが、その後売り物に押され終値は1564▼66。いろいろ雑音もあろうが、ファンダメンタルズや企業の将来性など見ない短気筋が、売り有利とみて売って来ただけだろう。
3679じげん(マザーズ)の動きが参考になるかも知れない。10日(金)引け後、好決算を発表、13日は961▼86と急落した。(14日は57円高、15日は22円安)じげんの決算は、どこから見ても文句のない好決算、通期は据え置いたが上方修正含みは明らかな内容だった。それでも、これだけ下げたわけである。ただ09日に27円高していたことも影響したとみられる。
この辺は14日30円高していたLITALICOにも当てはまることである。
日証金の貸借倍率は0.73倍と昨年11.30日以来の低水準となった。こんな銘柄を空売りする愚を思い知らせてやりたいものだ。

ヨコレイについても書きたかったのだが、長くなり肩痛も発生したので後回しにすることをお許し願う。頭重い展開だったが、難産の子ほどよく育つと考えよう。どう見てもこんなふざけてるのかと言いたくなるような株価はありえない。1051円以下は買い増しもいいだろう。

2月16日 0時15分記


2017.02.14 ヨコレイ
2874 ヨコレイ(横浜冷凍) (東証1部) 
株価=1036円(2月14日終値)   
出来高=29万5800株(2月14日) (売買単位=100株)
PER=13.5倍(来期=2018年9月期予想実質値)  
2016年01月21日=963円~1122円=2016年6月30日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

私は年がら年中、割安株を探しているわけだが、この銘柄は、数日前に気付き、推奨しようと思ったのだが、調べたら決算(10-12月期)発表が2.13日ということで、特に1Q決算なので予想が難しく、今のような地合いでは少しでも期待外れだと叩き売られるので自重、決算を待った。その決算は13日の12時30分に発表された。決算発表後も大きな値動きはなく、13日は1059△17で終えた。場中の発表だったので、知らない投資家も多く、好決算にもかかわらず、こういう反応だったのだろうかと思いつつ、14日の値動きを注視したわけだが、なんと、安寄りし、終始軟調で推移、終値は1036▼23。決算発表前の株価をも下回った。
いろいろ講釈はあろうが、やはりこれは異常、早晩見直されるとみて、推奨するわけである。

2017年9月期第1四半期の経常利益は24.53億円(前年同期の19.96億円比22.9%の増益)だった。通期予想の57.0億円(前年同期の53.42億円比6.7%の増益)は、据え置いた。通期も第1四半期の増益率22.9%なら65.7億円になる。四季報は会社予想を「慎重」とし、「保守的に見込んでも」としたうえで60.0億円予想である。
以上から、私は59億円~65億円程度と予想している。

中小型のヨコレイと業態が比較的近い各社の株価の値上がり率(昨年来安値からそれ以降につけた昨年来高値までの上昇率)を比較してみた。予想通りの結果が出た。

1位 あじかん        115%
2位 ケンコーマヨネーズ  94%
3位 かどや製油      93%
4位 マルハニチロ     79%
5位 日本水産       69% 
6位 不二製油       43%
7位 ヱスビー食品     31%
8位 ニチレイ        24%

9位 ヨコレイ         17% 

いかにヨコレイだけが値上がりしていないかが、よく分かろう。
しかも、この9銘柄のうち、6銘柄は、この2月に昨年来高値を更新しているのである。
独り蚊帳の外のヨコレイは安値が昨年1.21日の963円だから、時価の1036円は、そこからだとわずか7.6%しか上げていない。
何か問題があるというのならともかく、業績も好調で1株純資産、自己資本比率等の指標を見ても、問題ないどころか割安を示唆するばかりだ。

以下、同業のニチレイと比較した数字を示す。

       PER      PBR   配当利回り  自己資本比率
ヨコレイ  13.5倍    0.86倍    1.9%       43.2%
ニチレイ  19.0倍    2.40倍    1.1%       43.5%

詳しくは各自、四季報等で確かめていただきたいが、最近(5年くらい)の業績(売り上げ、利益等)の伸びを比較しても、文句なくヨコレイが上である。
為替がここ円高気味なのも、同社にとって好材料だ。
業績等、詳しくは後日。

2月14日 23時29分記 

LITALICO(推)の決算については前稿で書いた。ご覧になっていない方は読まれたし。
14日はアルバック4745△700、マイネット4295△700(終値は3900円)と2銘柄がストップ高した。

株探ニュースを以下に示す。
「りたりこ」とあるのは誤植ではなく、元がそうなのである。原稿の校正等なら ママ と近傍に書くところ。

りたりこ、4-12月期(3Q累計)経常は12%減益で着地

 LITALICO <6187> [東証M] が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。17年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比12.2%減の5億5300万円に減り、通期計画の6億4400万円に対する進捗率は前年同期の118.2%を下回る85.9%にとどまった。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の経常損益は9100万円の黒字(前年同期は9700万円の赤字)に浮上する計算になる。

掲示板では、決算が出ると、必ずのように、この株探ニュースがコピペされていやでも目に触れる。もしかしたら、会社関係者がやっているのかしらんと思ったりもする。
それはともかく、私が、ここでこれを取り上げ、あえて問題にするのは、この記事内容はあまりに空疎で中身がなく、それだけならまだしも、往々にしてミスリードする、困ったものだからである。

「当社が試算」というのは、決まり文句だが、試算も何もあったものではなく、通期予想の6.44億から4-12月期の5.53億円を引けば0.91億円になるのは、だれでも簡単にできることで、当社の能力を必要としない。
何も知らない投資家(株主)が
「通期計画の6億4400万円に対する進捗率は前年同期の118.2%を下回る85.9%にとどまった。」
を読んだら、これは悪い決算だったのかと思うだろう。だから「困ったもの」だと書いたのである。

決算期       4-9月期   4-12月期  1-3月期    通期 
2016年3月期     425       630      ▲97      533
2017年3月期     287       553      予91     予644

注=単位100万円。▲は赤字、予は予想を表す。

こういう数字を示してくれれば、多少は役に立つのだが、頭を使わず、機械的計算結果を示すだけだから、役に立たないわけである。

>LITALICOの決算が、やや心配になり、改めて調べた(以前、確認したはずなのだが)。上期出店が順調に進んだことで、下期は6出店の予定を急遽追加出店で10出店にした。この先行投資のため、経費も増えるので通期業績は(上方修正になるところ)据え置いた。(第2四半期決算説明資料)
要するに人件費増等もこなして上期は順調、下期も追加出店しても通期予想は達成できるという趣旨の説明であった。(2.07日付け記事より)

決算短信を読んでも、業績は極めて順調に推移しており、今期業績はほぼ計画を達成しよう。むしろ、ある程度の増額修正が十分期待できよう。
しかし、本当は、そんなことは重要ではない。投資家なら、来期、先行投資も実を結び、大幅増益が濃厚だろうということをこそ重視すべきなのである。
四季報は来期の経常利益を8.7億円と予想する。QUICKコンセンサスは来期8.95億円、来々期13.0億円を予想する。

2月14日 17時07分記

13日は当道場銘柄を含め、多くの決算発表があった。

中でも圧巻はアルバック。2017年6月期の中間決算を引け後、発表したが、経常利益は微減益予想に対し36.6%の大増益だった。そして2017年6月期本決算は予想経常利益が180億円→260億円へ大きく上方修正された。PTSでは4600△555。
昭和真空(推)も、これならやはりこちらも来期は超絶好決算だろうという見方が広まり大きく戻す展開になることを期待。

マイネットも引け後、2016年12月期決算を発表。経常利益が4.1億円(前期は1.31億円)(四季報予想は4.0億円、会社情報予想は1.0億円、会社は業績予想を出していない)となったことでPTSでは4025△430。

フジコピアン(「新四季報から発掘した妙味株」)も引け後、2016年12月期決算を発表。経常利益は予想の1.50億円に対し2.17億円だった。2017年12月期予想は3.50億円と60.7%の増益予想なので、14日は好感されよう。

インフォテリアは13時00分に2017年3月期第3四半期決算を発表。税引き前利益(=経常利益)は前の期の1.04億円に対し2倍強の2.11億円だった(通期予想は出していない)。通期予想は四季報は前期比13.1%増益予想なので、今回の数字からして、通期は、これを大きく上回る可能性が大だろう。発表直後の13時01分に前日比54円高の887円をつけたが終値は837△4。14日はじっくり数字を見た投資家の買いが入ることを期待しよう。

オウケイウェイヴ(推)も引け後、2017年6月期決算の中間期決算を発表したが、これはすでに2.07日に公表した通りで予想通り。
なお併せて「連結業績ハイライト」を発表しており、これを読むと、同社の業績が順調なことに加え、いろいろ有望な新事業に取り組んでいることが分かる。

私が注目していて、少し仕込んだが、決算が13日というので、打診買いにとどめていたミネベアミツミは、引け後2017年3月期第3四半期決算を発表。併せて発表した通期予想は経常利益は440億円→470億円に上方修正した。PTSでは1285△73。14日、あまり高くない場面があれば買ってもいいだろう。

14日はLITALICO(推)の決算発表。

2月14日 0時25分記
相場環境が好転、NYダウ、NQとも好調に新値追いということで、12日の日本株も主力大型株中心に急騰、日経平均、TOPIXとも2%を上回る上昇率となった。日経平均は471円(2.5%)高。
こういう時にえてしてなるのだがJQ、2部とも0.2%台の値上がりにとどまり、マザーズに至っては0.2%の値下がりだった。
前にも書いたが、1部とそれ以外では主力投資家が違うと理解した方が良い。1部は外国人、投信が主体、それ以外は個人である。

その後の安倍・トランプ会談も株式市場にとって予想以上にいいものだったので、とりあえずは好環境が期待できる。ただ、為替相場に関して言えば、これで円安方向かというと、事はそう単純ではなかろう。円安になる可能性も十分あるが、逆の動きになっても、何ら不思議はない。為替相場とは、そういうものである。

TOWAが1842円まであって1838△176(東証1部値上がり率9位)と昨年来高値を更新した。09日、引け後発表の4-12月期決算で、併せて通期業績も当初予想経常利益を21.0億円→37億円に上方修正した。ただ4-12月期で35.63億円となっており、通期40億円突破はもちろん、43億円以上もありえそうな勢いだ。PTSで1900円だが、200円突破から一段高もありえよう。

アルバックも4115△155で昨年来高値に迫って来た。
大真空も10日引け後、今期業績の大上方修正を発表した。
アルバック、大真空、昭和真空は「真空3社」とも言うべき企業。となれば、今期交通事故(「期ずれ」)で業績不冴えの昭和真空も、正常化する来期を見据えて、評価されていいところだ。

リゾートトラスト(推)が2282円まであって2218△186(東証1部値上がり率14位)。9日、引け後発表の決算はサプライズはなかったわけだが、これで今期の減益を織り込み来期の急回復を評価しようという動きか。とは言え、これは後講釈、株価は、このように意表を突いた動きをするのでやりにくいわけである。

同じく意表を突いたのがオウケイウェイヴ(推)。554円で始まり529▼25まで下げたのだが、615△61まで戻し終値は600△46。決算発表が13日のわけだが、これは2.07日のIRで、内容はほぼ確定的でサプライズはないはず。
それはともかく、ここまで激しい値動きで、ここまで来た。下値では、必ずと言っていいくらい6000株とか1万株超とかの大口の買いが入って、結局株価は戻し、現在の600円のわけである。リスクはあるが、やはり、なお大きく上げる予感を抱かせる値動きと言っていだろう。

不二製油(推)は前日の急騰後にもかかわらず2383△25と続伸した。日証金の貸借倍率も0.30倍(前日は0.43倍)と一段と良くなり逆日歩0.05円復活も近そうだ。かどや製油との比較感からも時価はなお超割安であり、ここは持続、大幅高を待ちたい。

TOKAI HDは831▼1と5日連続安となった。こうなると弱気が増えるものだが、こここそ絶好の買い場ととらえるところだろう。私は9日、10日と買い増した。悪材料があるとは考えられず、13日は絶好の買い場とみる。もし830円以下があれば、まさに天与の買い場ではないか。もちろん、高く始まったとしても買い場であることに変わりはない。

LITALICO(推)は1666円と戻り高値更新の後1593円まで下げ1607▼33。これは定石通りの一服だろう。日々の細かい値動きに動揺することなく、とりあえず1700円~1800円を目指す動きとみて対処。

カイカ(推)は10日も高値83円と4日連続で戻り高値を更新したのだが終値は80±0。ビットコイン相場が盛り上がったら株価は軽く100円を超えるだろうという期待(「淡い」期待と笑う人もいるだろうが「笑わば笑え」と軽く受け流そう)を持って持続。

2月13日 0時22分記
昭和真空(推)の受注に関し、掲示板で、「激減」、「大きく増加」と正反対の書き込みがある。
どうしてこういうことが起きたか、理由を考えていたのだが、ようやく分かった。
決算短信に「補足情報」として受注実績が出ている。
第3四半期累計期間(2016年4-12月期)は前年同四半期比90.6%(=-9.4%)とある。これが受注「激減」の根拠かもしれない。

一方、四半期ごとの受注高は、当ブログで2016年11.22日付けで示しているが、これに2016年度第3四半期分を加えたものが下表である(第3四半期決算補足資料でも棒グラフの形で見られる)。

昭和真空(3月決算)の四半期ごとの受注高(単位=100万円)

2015年度第1四半期=3373
2015年度第2四半期=2260
2015年度第3四半期=2149
2015年度第4四半期=2215
2016年度第1四半期=1786
2016年度第2四半期=2455
2016年度第3四半期=2807

以上の記述で、「激減」、「大きく増加」と正反対の書き込みがある理由が、お分かりいただけただろう。

前年同四半期比90.6%(=-9.4%)というのは、①2015年度第1四半期~2015年度第3四半期(=第3四半期累計期間)と②2016年度第1四半期~2016年度第3四半期(=第3四半期累計期間)を比較した数字である。
実際に計算してみよう。
①は3373+2260+2149=7782
②は1786+2455+2807=7048
なので、この比較では②は①の90.6%になり、9.4%の減少である。。

一方、2016年度第2四半期=2455と2016年度第3四半期=2807の比較では14.3%の増加である。2016年度第3四半期=2807を前年の同四半期=2149と比較しても30.6%の増加である。

【受注は急回復の流れが鮮明】
以上をどう読むかだが、これは受注は急速に回復しつつあるとみるのが正解であり、議論の余地がない。少なくとも、株価を考える場合においては、である。
「電子部品装置」のみは受注が前年同四半期比では42.8%という惨状だが、これは前期に圧電部品用装置が急伸した反動だ。これも第2四半期累計期間では前年同四半期比では28.0%(第2四半期決算短信参照)だったから、急回復していることが読み取れる。
「水晶デバイス装置」の受注は前年同四半期比291.3%と激増している。
いずれにせよ、受注は全体では2016年度第1四半期をボトムに
1786→2455→2897
と順調に回復していることが、今回の決算で明らかになったわけである。
本来、業績も、それにみあって回復して当然だったのが「期ずれ」で、ああいう結果になってしまった。
だから来期(2018年3月期)の業績は、「期ずれ」分もオンされて、もともと予想されていた数字よりも良くなるのではないか、こういう見方もできるわけである。

2017年3月期の、今回下方修正された予想経常利益は7.6億円(1.4億円の減額)
2018年3月期予想経常利益は四季報予想が9.5億円、これに減額分≒期ずれ分1.4億円を加えると10.9億円となる。

なぜ下方修正でも40円配当維持なんですかという趣旨の書き込みが掲示板にあった。
1株純資産1126円、自己資本比率62.3%、有利子負債の3倍強の利益剰余金、減額後でも1株利益(名目)90.9円の会社が、これしきの事で減配するわけはないのである。

もはや今期もあと1ヵ月半、こういう時はむしろ来期の数字が重要というのは鎌倉理論の強調するところである。
来期の予想1株利益は、経常利益を9.5億円として名目117円前後、実質92.5円
同10.9億円とすると名目134円前後、実質106.2円
時価1079円はPER8.5倍~11.7倍ということになる。

昭和真空の株価は1058円で寄り付いたわけだが、これがほぼ安値となり(最安値は1056円)、終値は1099▼99だった。ちょっと決算が期待外れ程度でも極端に下げるケースが珍しくない中、比較的堅調、冷静な反応だったと言えるかもしれない。
実態が悪くないことを理解している投資家がそれなりにいたということか。
いずれにせよ、徐々に好実態が理解され、かなり、あるいは大きく戻すことになるのではないか。
大真空が10日引け後、大上方修正を発表した。昭和真空も「水晶デバイス装置」の受注は前年同四半期比291.3%と激増しており、2018年3月期は驚異的好決算(経常利益は9.5億円とか10.9億円とかのレベルではなく12億円以上とかに)になる可能性も十分あると、私はみている。

2月11日 17時55分記
まずは悪い話から済ませよう。
昭和真空(推)が、引け後4-12月期決算を発表した。経常利益は前年同期比41.5%の減益で、9月中間期より、さらに減益率が拡大、通期予想も9.0億円→7.6億円に下方修正した。これを受けてPTSでは1041▼137。

>主な理由としては、装置受⼊整備状況といった客先都合や開発要素の⾼い装置の進捗遅延等により、売上計上が翌期となる案件が発⽣したため、当期の売上⾼が減少し、それに伴い利益も減少する⾒込となりました。(決算短信)

いわゆる「期ずれ」によるものということだから、来期にこの分が上乗せされて来て、来期業績は急向上が期待できるわけで、そう深刻に考えることはなく、株価も数%安程度が妥当だろうが、短絡的に過剰反応するのが昨今の市場なので、とりあえずはPTSのようなことになるわけである。
なお配当は予定どおり40円を実施なので、一時的に急落したとしても、これが下支えとなろう。株価1000円なら利回りは4.0%に達する。

いい話に移ろう。
TOWAも引け後4-12月期決算を発表。経常利益は前年同期比192.2%増という驚異的大増益だった。通期予想も21.0億円→37.0億円に大上方修正した。37.0億円は四季報予想の35.0億円をも上回るが、4-12月期ですでに35.63億円なので、通期はさらに大きく増額が期待できよう。最低でも40億円といみるところだろう。PTSでは1760△98。

デザインワン(09日の株価は2698▼74)は引け後1対2の株式分割を発表。PTSは2900円買い3030円売りの気配。

10日の相場は主力大型株、輸出関連中心に下げ、日経平均は100円(0.5%)安となった。
ただ当道場銘柄は堅調で、値上がりするものが目立った。

LITALICO(推)は戻り高値の1637円を更新、1650円まであって1640△53(マザーズ値上がり率22位)。こうなると、完全に真空地帯突入で、とりあえず1700円~1800円、そのあとは2137.5円の上場来高値更新という読みが現実味を帯びて来た。とりあえず持続。

不二製油(推)は2407△177まであって2358△128(東証1部値上がり率19位)。
東証1部の値上がり率ランキングを見ていたら6位にテイカ748△60。昨年9.07日付けで注目とした銘柄(当時539円)が、こんな値段になっているとは。

インターワークスも1197△39とようやく反発した。下げ過ぎたので水準訂正相場突入か。

カイカも82円まであって80△1と続伸した。

N・フィールド(推)は1430△50まであったのだが、下げに転じ終値は1366▼14。どうしてこういうおかしな値動きになるのか不明だ。

現在1ドル113.0円台と円安になって来ており、日経平均先物・大証夜間は132円高と大きく上げている。

2月10日 0時27分記

ここにきて、小型株の動きが常軌を逸しているかのようだ。特に決算がらみではそうである。
N・フィールド(後述)にとどまらず、そうした銘柄があるはあるは状態なのである。

2.03日、ともにお昼休み時間に決算を発表したIRJとインターワークス。
総合的に見れば、両社とも可もなし不可もなしの内容だった。強いて言えば、10-12月期が前年同期比減益だったIRJは増配を加味してもややネガティヴな内容だったか程度。
決算発表後の株価だが
IRJ         =当日は1324▼182、その後も下げ続け2.08日は1221円(安値は1198円)
インターワークス=当日は1197▼104、その後も下げ続け2.08日は1158円(安値は1142円)

サイネックスの場合、2.06日引け後の発表。これを受けての07日は1206△26と、やや物足りないながら上げた。ただ高値は1275円だから、ここからは大きく下押したわけだ。そして08日は1203▼3だったが、安値は1140円まであった。前日の高値からは安値では1割以上も下げたことになる。

そしてオウケイウェイヴ(推)とN・フィールド(推)。どちらも決算関係で好材料が前日発表されたわけだが、そろってかなりな下げとなった。
特にN・フィールドの場合、何をか言わんやである。1520△66で寄り付いたわけだが、まさにこれぞ寄り天というやつで、これが最高値。10時01分には1314▼140まで急降下、終値は1380▼74だった。前日の高値1632円と比べると、07日の安値1314円は19.5%下の水準である。
好決算で、あるいはそう決めつけて、高いところを買うと、簡単に1割、2割下げかねないという教訓を与えてくれたわけである。

再々度の確認となるが、やはり,基本的に決算をまたいで保有するのは危険がいっぱいである。よって、決算前にかなり上げたら大半は売る、上げなかった場合でも3割とか5割、あるいはそれ以上は売るくらいで行くのがよさそうだ。
とはいえ、もちろん、推理を働かせ予想すると、どうしてもいい決算が出るというような自信があるケースでは、全株持ち越すとか8割は持ち越すというような選択はあろう。

さて不二製油(推)が引け後2017年3月期の第3四半期決算を発表した。「好決算とみる」(2.05日付け)としたわけだが、実際も、かなりの好決算だった。すなわち経常利益は157.4億円(前年同期比+52.2%)だった。前年同期比+28.9%の通期予想は据え置いたが、いずれ上方修正となる可能性は十分あろう。円安が懸念されるわけだが、ここに来て再び円高方向なので、この傾向が続くようなら、通期大幅上方修正のめも出てくる。

実は、同社は決算とともに、新たに策定した中期経営計画(2017年度から2020年度)を発表している。
こちらに、株高につながる好材料があった。

>株主還元については、配当性向 30%~40%の方針とし、安定的かつ継続的な配当を実施してまいります。 また、自己株式の取得も機動的に検討いたします。

配当は今期9円増配の44円を予定している。これでも配当性向は31.5%に過ぎない。来期の1株利益は四季報予想で145.4円だが今期はいずれ上方修正とみて来期を予想すると160円前後もありうる。配当性向40%なら配当は58円から64円となる。要するに、好業績が続けば、今後連続大幅増配が期待できるわけである。しかも自己株式の取得(=自社株買い)も「機動的に検討」というのだから、株主にとっては大きな朗報である。割安訂正の環境は整ったといっていいだろう。
かどや製油は一時5090円まであった(昨年来高値更新)。
両社の昨年来安値→2.08日終値を示しておこう。
かどや製油=2644円→4990円(+88.8%)
不二製油 =1685円→2230円(+32.3%)

LITALICO(推)は、そろそろ反騰へとみていたわけだが、1587△68(マザーズ値上がり率29位。ちなみにPR TIMESが9位)と急反発した。高値引けである。為替がまた円高傾向を強め、輸出関連の主力株は手掛けにくい中、内需系のこうしたオンリーワンの成長企業への注目は、今後一段と高まるのではないか。終値で1600円を上回ると、2.02日につけた1635円奪回が視野に入って来る。そのあとは1700円~1800円どころ、そして最終的には2137.5円の上場来高値(=昨年来高値)更新が期待される。

カイカ(旧SJI)(推)は79△1だったが高値は81円まであった。76円で底入れ、反騰に向かいそうな雰囲気が一段と強まって来たように思う。私は、まだそれなりの株数を保有しているのだが、81円を見て79円、80円に少し打診買いを入れてみた。80円のみ約定。

為替は現在1ドル111.9円前後と、円高になっている。

2月09日 0時32分記
07日はオウケイウェイヴ(推)(前稿参照)のほか、N/フィールド(推)でも、どたばたがあった。
07日は2016年12月期決算の発表が予定されていた。この数字次第では、株価が大きく動くわけである。
1500▼5で寄り付いた後は下げ幅を拡大、14時22分には、1430▼75まで下げた。ところが14時30分頃から大量の買いが入り14時34分には1632△127まで急伸、しかしそのあとまた売られ結局終値は1454▼51。
決算は引け後15時00分に発表されたわけだが、これはまず文句のない内容だった。経常利益は4.60億円予想に対し4.88億円。わずかな上方修正だが、2015年12月期が4.86億円なので、これとの比較でわずか(200万円)ながらも増益だったのは、ちょっとしたサプライズで株主としてはうれしい。そして注目の2017年12月期は予想経常利益が9.00億円(前期比84.1%増)で四季報予想と同じ。同じとは言え、会社が、これだけの大増益予想を打ち出した意味は大きい。しかも純利益は四季報が4.00億円なのに対し5.18億円と大きく上回る。PTSの最終値は1555△101。

オウケイウェイヴは為替差益のためだが、2017年12月中間期の予想経常利益が0.15億円→0.42億円(この2つの数字、単位を取り違えていたので訂正しました=恐縮です)に大きく上方修正された。為替相場次第で、この差益は今後変動するものであろうから、通期予想は据え置いたが、常識的には、今後多少円高になったとしても、ある程度の差益は残り、通期業績も上方修正される公算が大であろう。
この前の、ストップ安騒動、今回のヤフーファイナンスの誤報と、お騒がせ銘柄になったが、見方を変えれば、やはり、「何かを持っている」銘柄として、どこかで大きく吹き上げるのではという期待を持って見て行きたい。

LITALICO(推)は、最後に崩れて1519▼1で3連続安。しかし、悲観するには及ばない。反騰が一段と近づいたとみる。相通じるもののあるN・フィールドの好業績・株高(予想)への連想も働くところだろう。時代が求める企業なのである。

カイカ(推)はここ4立会日連続で76円が安値となっている。何度も騙されているので、怪しいが、76円が安値になって反騰に向かう可能性が、それなりに高まっているように思う。PTSでは出来高が12800株と増加、79円△1で、79円の売り物のほとんどが買われた。

昔、ふるさと納税関連として私が発掘したサイネックスが、06日、好決算を発表した。1275△95まであったのが、大きく下押し、1200円割れがあったので、私は少し買ってみた。終値は1206△26。

2月08日 0時41分記

オウケイウェイヴ(推)が
「営業外収益(為替差益)の計上及び第2四半期連結業績の予想に関するお知らせ」
というIRを16時00分に出している。
ところがヤフーファイナンス・掲示板に以下のコメントがある。

業績トピックスには

2017年6月期連結本決算経常見通し下方修正。70.2%減益を予想。
【業績予想/決算速報】オウケイウェイヴ<3808>が2月7日に発表した業績予想によると、2017年6月期本決算の経常損益は前回予想(180百万円)から下方修正され、70.2%減益の42百万円になる見通し。

とあるんだが。。

しかし、ここまでとんでもないことが起き、誰も指摘しないとは!!(しばらくして指摘あり)

上記情報は、掲示板「詳細情報」で「業績予想」をクリックすると出て来る。どこかのサイトの引用ではなく「ヤフーファイナンス」としての情報と読める。

言うまでもなく、これはとんでもない間違いである。TVで文科省だったかどこかの方が言っていた言葉を使えば、まさに「万死に値する」誤報である。
今回のオウケイウェイヴによる「お知らせ」は、第2四半期(2016年7-12月期)の経常利益が前回予想の15百万円→今回42百万円に増加する(純利益も増加するがここでは省略)というものである。
>2017年6月期本決算の経常損益は前回予想(180百万円)から下方修正され、70.2%減益の42百万円になる見通し。
というが、
180百万円=通期予想
 42百万円=第2四半期予想
ついでに言うと「通期予想は、現時点では前回発表を据え置いております。」とも、16時00分のIRに記載されている。

わざわざ、通期予想と、第2四半期予想の数字を比較して減益率を出したという、もう無茶苦茶な話なのである。それを信じてまたコピペする人がいて・・・
これで株価が下がったらどうするんだという話。
ヤフーファイナンスは、早急にお詫び・訂正の記事を、大きく目立つ形で配信すべし。これをまたサボるのがネットのいやらしさなのだが。もしそうでなかったら失礼。風説の流布より、ある意味罪深い。

2月07日 23時11分記