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本年の相場は、ここまで、「木の葉が沈み石が浮く」、「割高株が買われ割安株が売られる」という、何とも言いようのないものだった。
こうした理不尽な相場がいつまでも続くわけはないが、しかしいつ終わるのかという思いで、理論的に相場をやる人間は耐えて来たわけである。
それが、ここに来て、ようやく終わりが近いのではと思わせる気配が感じられるようになって来たようにも思う。
まだ、確信が持てるような段階にはほど遠いが、それなりに、割安な小型株にいい動きになって来たものが、かなり出ている。

こういう状況下、前日に続き、18日も当道場銘柄は堅調なものが多かった。

オエノンHD(推)は249△3と連日の年初来高値更新。これで変わらずをはさみ7連騰。ともかく下げない。
PER、業績、配当利回り等、どこから見ても超割安だが、11月上旬と思われる4-9月期決算発表を前に、上方修正期待もあって、どこかで急騰ということもありえよう。

日本化学工業は256△7で、引け値としては戻り高値を更新した。259円の戻り高値を更新すると、268円の年初来高値、さらには2015年12月に付けた294円が目標となる。こちらも今期業績は上方修正含みだが、4-9月期決算は11.08日発表予定。

UACJ(推)は315△5と続伸した。これで10.14日の297円安値で調整完了とみてよさそうで、いよいよ330円の年初来高値更新が期待できそうだ。自動車軽量化で急成長が有望な変身企業として、もっと評価されてしかるべきだ。

ビジョンは2174円まであって2140△173(マザーズ値上がり率9位)と急伸、連日の年初来高値更新となった。上場来高値2390円更新があるか。

ハビックスも1155円まであって1151△58と戻り高値を更新した。4-6月期の経常利益は、前年同期比2.1倍だった。通期の経常利益を会社は11.08億円を予定しているが、前年同期比2倍弱の12.00億円の四季報予想程度は十分あろう。
生産能力の増強を積極的に進めており、今後も急成長が期待できる。今期予想PERは名目11.0倍(四季報予想)、実質でも12.5倍に過ぎない。紙おむつ関連の超割安株として1294円の年初来高値更新もありえよう。

この他、当道場銘柄以外も含めて言うと、ウェルシアHD、バルニバービ、ケンコーマヨネーズ、エージーピー、日本社宅サービス、ライフコーポレーション、イーレックスなどが年初来高値を更新した。アビストは、あと3円に迫った。
内需の業績好調銘柄の復活が顕著だ。

エラン(推)は1357▼32と反落した。しかしこれは急騰後の自然な一服だろう。貸借倍率の改善も継続しており、好業績を背景になお上を目指すとみる。
エラン同様、調整から戻りに転じているベルーナ(推)は668△7と3連騰。完全に戻り基調になっており、8月に付けた703円高値更新の可能性が高まったとみる。

10月18日 23時51分記
17日の相場は、日経平均、TOPIXとも小幅高(+0.4%)となった。2部、JQ、マザーズもそろって0.4%台の値上がり。こういうことは珍しいのではと思うが、データを持って言っているわけではない。

エラン(推)は1398円まであって1389△55。出来高も前日の29400株からさらに増加して41600株、貸借倍率も4.48倍から3.12倍に改善した。
ここまで来ると、当然、7.15日に付けた高値1479円が意識される。この日は、結局1425▼35と反落して終えている。出来高は46500株だったが、出来高のピークは7.14日の101300株だった。
ここから考えると、明日とか明後日に出来高がさらに増え6万株から10万株とかそれ以上になるようなら、一気の高値挑戦ないし高値更新もありえよう。ただ、その場合、すぐに大きく下げるといった嫌な動きになる恐れも当然ある。
そうは言っても、今回の場合、11.09日発表予定の第3四半期決算への期待が背景にあると思われるので、下げてそれっきりという展開は考えにくい。以上のようなことを念頭に置いて、各自作戦を練って対処されたい。

オエノンHD(推)も247円まであって246△5と連日の年初来高値更新となった。ほとんど下げる日がなく、じりじりと上げ続ける動きには、今後どこかで何かが起きるのではと予感させるものがある。あわよくば、2013年5月に付けた294円奪回もありえよう。

TOKAI HDは684円まであって680△2。連日の戻り高値更新である。出来高も月曜(薄商いとなるのが普通)であることを考慮すると大商いだった14日(金)以上だったとみていいだろう。オエノン同様、小幅な上げが続きいらいら・やきもきする向きもあろうが、そろそろ年初来高値吸い寄せパワーが働くところだ。709円更新の方向とみて対処。天井はさらにぐっと高いかもしれない。

UACJ(推)は4日ぶりに反発した。310△6。やはり14日の297円で調整終了とみてよさそうだ。

日本化学工業は249▼2と反落した。しかし、この株、10.07日に250△2となって以降は、2円まれに3円の上げ下げを交互に繰り返している。明日は引け戻り高値となる252円以上での引け、または259円戻り高値更新(こちらはハードルが高すぎるが)を期待。

ベルーナ(推)の動きが意外にいい。661△4。ここ貸借場率は0.17倍前後が続き、10.12日以降は0.05円の逆日歩が続いている。8.10日に付けた703円更新もないではないだろう。株価とともに、出来高、貸借倍率を注視したい。

ハビックスがいつの間に大きく戻し、1093△32と、10.12日に付けたザラ場の1108円には及ばないながら、終値としては戻り高値を更新した。今期予想PERは実質で11.8倍(名目では四季報予想で10.4倍)に過ぎない。円高で原燃料費が下がり今期業績は大幅上方修正が期待できよう。

10月17日 23時27分記
前稿で
>エランは、ここ微妙な動きを続けているが、底堅い動きとも言える。13日は出来高が9.23日以来となる1万株越えとなった。日証金の融資残高も8.02日以来となる4万株割れとなった。業績の上方修正期待を背景に人気復活となるか。

としたが、14日は1334△82(東証1部値上がり率8位)と急騰した。
こういう銘柄はいつか上がるに決まったようなものなのだが、それがいつかが分からないから、相場は難しいわけである。本来証券会社や調査会社が、多くの上場企業を調査、割安な有望株を多くの投資家に紹介すればいいわけだが、どうも、徐々にそういうふうになるどころか、近年は、これと逆行する動きが進んでいるように思う。
取り引きの大半がネット証券経由になり、伝統証券は経営の厳しさから調査部などの人員を減らしているのではないか。そしてネット証券は、少なくとも、詳細な各企業の調査レポートなどは、ほとんど出していないのではないか(私は大手2社についてくらいしか知らないので、こういう表現にとどめる)。
こういうよろしくない環境下、エランのような有望割安株が、長らく放置の憂き目にあったりするわけである。

少し話が飛躍するが、先日(ともに10.07日)、コーナン商事、エコスが2017年2月期中間決算を発表した。それで、私は四季報オンラインをチェックしてみて、驚いた。以前抱いていた疑念が明確になっただけなのだが・・・
要するに、こういうことである。
コーナン商事は【業績予想更新】欄で、2017年2月期の予想数字として、10.07日会社発表の数字を掲載している(10.11日付け)。
エコスは【業績予想更新】欄にあたるスペースに
i 四季報発売後に業績予想の変更はありません。
とあるだけである。つまり、中間期、経常利益は17.75億円と会社予想14.20億円、四季報予想16.00億円を。ともに大きく上回ったのに、オンラインでは中間期は16.00億円予想のまま、2017年2月期予想も四季報数字のままなのである。
これなども人員不足のなせるわざと私は推測しているわけである。
注=これよりずっと後の方に「適時開示情報(TDネット)」という欄があり、ここで中間決算の数字は見られるには見られるが・・・・
考えてみると、エコスはいつもこういう仕打ちを受けて来たのである。株価的にもマイナスの影響があったであろう。

話をエランに戻そう。出来高は29400株(前日は11700株)と、ほぼ2か月ぶりの水準に急増した。保ち合いをはなれて来たわけで、あわよくば1479円高値挑戦。一気にそこまでは無理としても、1300円台後半から1400円強くらいで、決算待ちという展開もありだろう。時代の要請にマッチした超有望企業の株価として予想実質PERが20倍割れ(2017年12月期)は、どう見ても評価不足だろう。

オエノンHD(推)も出来高急増で年初来高値を更新した。243円まであって終値は241△3。
13時04分に240円の売り75000株が一気に買われ流れが変わった。資金力のある買い手が出現したと歓迎するところか。
中間期の経常利益は前年同期比2.1倍にもなっている。それでも会社は通期予想15.00億円(前年同期比5.5%増)を変えていない。通期予想の大幅上方修正は、どうみても必至だろう。第3四半期決算は11月上旬の発表と思われるが、その前に上方修正があってもおかしくはない。

TOKAI HDは続伸で10.06日に付けた戻り高値675円を更新した。681円まであって終値は678△9。いよいよ、709円の年初来高値更新が有望となって来た。この更新はかなりの高確率であろう。問題はむしろ、どこまで上げるかだとみる。じりじり上げ、あとになってみたらとんでもない値段になっていたという日本瓦斯のような展開もありえよう。

ビジョンが1980△180(マザーズ値上がり率6位)と急騰した。トラベラーズ(非上場)の株式の一部を取得と発表したことが好感された。こういう値動きが軽い銘柄の値動きは読みにくいが、上場後2年未満で上場来高値が上場直後に付けた2390円。少なくとも、瞬間でも良ければ、この更新もないではないだろう。

UACJ(推)は304▼2と続落した。前稿で
>下げる中の大商いが気にならないでもない。9.16日には288円で底打ちしたわけだが、今回は10.13日の303円で底打ちとなるかをきわめたい。
と書いたわけだが、あえなく303円を大きく下回る297円まで下げる場面があって304▼2。しかし、これで3日続落、計17円、5%余も下げ、比較的長い下髭も出したので、さらに地合いも考慮すると、ここからは反発とみる。

14日のNYダウは39ドル(0.2%)高。為替は1ドル104.16円とやや円安。CME日経平均先物は東証終値比24円高。
地合いは問題ない。特に中小型株にはよさそうだ。

10月16日 21時04分記

2016.10.13 円高に警戒
13日の相場は先物高を受けて高く始まったが、104円台前半だった円相場が103円台後半になったためか、急速に日経平均は下げ、結局66円(0.4%)安となった。ただ、騰落銘柄数では値上がりが1151(値下がり701)だった。日経平均に影響力の大きな値がさ株の下げがきつかったわけである。
規模別では大型株だけがマイナスだった。2部、JQもプラスだった。

内需の好業績銘柄の堅調が目立った。ウェルシアHD、レック、バルニバービなどは年初来高値を更新、ケンコーマヨネーズ、寿スピリッツ、神戸物産、薬王堂などが大きく上げた。

当道場銘柄は、まちまちだった。
エラン(推)、TOKAI HD、放電精密、アビストなどが上げたが、UACJ(推)、日本化学工業、夢テクノロジー、エコスなどは下げた。

エランは、ここ微妙な動きを続けているが、底堅い動きとも言える。13日は出来高が9.23日以来となる1万株越えとなった。日証金の融資残高も8.02日以来となる4万株割れとなった。業績の上方修正期待を背景に人気復活となるか。第3四半期決算の発表は11.09日。

オエノンHDは238±0。この株、とにかく下げない。9.09日からで下げたのは2日のみ。2015年12月に付けた241円を抜くと、2014年4月に付けた275円まで節らしい節はない。内需特に食料品、飲食関連銘柄の復活が際立つ中、相場らしい相場を出していないオエノンの出番が近いとみる。

日本化学工業(249▼2)はもみあいが続くが、チャートは上昇を示唆するとみるところだろう。年初来高値は大発会の268円だが、これはあまり意味がない。昨年12月に294円を付けた後の下げ過程で付けた値段だからである。言い方を変えれば、とりあえずは294円が目標になる。

UACJは306▼5と続落した。下げる中の大商いが気にならないでもない。9.16日には288円で底打ちしたわけだが、今回は10.13日の303円で底打ちとなるかをきわめたい。

TOKAI HDは669△6と反発、10.06日に付けた戻り高値675円奪回が期待できる位置に来た。日本瓦斯が年初来高値を付けて以降も高値圏で強張っており、TOKAIが709円の年初来高値を更新するのも時間の問題だろう。

為替で円高がまた進んでいる。現在1ドル103.51円。NYダウ、日経平均先物も下げている。
やや慎重に行くところ。やはり為替は読みにくい。安易に輸出関連に行く(前稿参照)のは危険だろう。

10月13日 23時41分記
前日は、やや不自然な形で日経平均のみ突出して大幅高したわけだが、12日は、前日のNYダウ急落もあって、日経平均は、前日を上回る下げとなった。自然体?のTOPIXは前日の上げの2倍以上の下落となった。

12日の日経朝刊17面に 内需株 広がる「先行き慎重」 という記事がある。「FRBの年内利上げ期待が高まり、内需株特有の投資妙味は薄れつつある。物色の矛先は自動車株などの輸出関連にシフトしている。」、「米利上げを控え、低金利を理由に内需株を買う局面は終わった。」(これは大和証券の某氏の発言)などとしている。
実は、こういう論調の記事は、2ヵ月くらい前と思うが、トヨタが6000円大台を回復、明治HDが1万円大台を割った時にも、掲載されていて、当欄でも紹介している。
しかし、その後の値動きは、巻き戻しの動きも出てきて、最近は内需・外需(輸出関連)は、どちらが優勢か微妙な動きとなっており、こうした日替わり的な物色動向については、これまで、繰り返し、当欄で言及してきたことだ。

要するに、長らく続いた食品株高に象徴される内需株物色一色の相場は終わったと言っていいだろうが、その後、売られ続けていた輸出関連が反動的に買われたわけだが、その動きも、ようやく一服し、双方、それなりに居心地のいい水準になった感がある、というのが、私の見方である。
それを日経は、どうも輸出関連に物色の方向は移ったと結論付けたがっているようで、そうした前のめりの記事が目立つ。
前述の記事も、11日にキッコーマンやハウス食品、ローソン、三菱地所が日経平均大幅高にもかかわらず下げたことを大きく取り上げている。しかし、12日は主力大型株全面安の中、このうち、キッコーマン、ハウス食品は逆行高となっている。トヨタ、日産等自動車関連は軒並み下げている。
多くの投資家が悩まされているように、日替わりで物色動向が変わり、方向感が定まらないのが現状である。
せっかちに、内需は終了・輸出関連だとか、内需復活だとか決めつけるのは、危険なのである。

当道場銘柄は、比較的健闘した。
夢テクノロジー、日本化学工業、ハビックス、MCJなどが上げたほか、オエノンHD(推)も変わらずだった。UACJ(推)は大幅安、エラン(推)、TOKAI HD、エレコムなどは小幅安。
三相電機(「新四季報から発掘した妙味株」9.25日付け)は302円が12日はついに360円になった。ただし07日、11日は売買不成立、12日の出来高4000株。

【日本化学工業】
内需か輸出関連か、はっきりせず、今日は大幅高したかと思えば翌日は急落など、とらえどころのない困った相場が続くわけだが、そうであればこそ、これがと思えるのが、この株だ。
前日259円まで上げながら248▲と小反落で終わったわけだが、12日は逆に243円と大きく下げて始まったが251△3と反発して終わった。ここ戻り高値を更新中だったわけだが、これでまた戻り高値を更新した。強いの一語である。

昨年9月、325円高値を付けて以降、下げに転じ、本年2月には173円まであった。以降、少し戻した後は200円前後の揉み合いが長らく続いた。それが7月央に大陽線を立ててからじり高を続け、ここに来て、「もしや風雲急を告げているのでは」という動きになっているわけである。
私はチャートは、そう重視はしない。しかし、それなりには注視する。業績、物色動向、材料、PER等で総合的に判断、そのうえでチャートも見て、行けるか行けないかを判断する。
そして日本化学の場合、行けそうという判断のわけである。
今の相場、割安株(低PER株)がなかなか上がらず、逆に割高株(高PER株)の方が動きが良いとさえ言っていいくらいだ。薄商いで買いエネルギー不足なのが影響しているのかもしれない。需給関係に大きく左右される相場と言ってもいいだろう。
この面から、日本化学のようにじりじり上げ続ける銘柄は需給関係がいいとみてよかろう。実際、日証金の貸借倍率も9.27日の16.50倍以降好転し、ここに来ては4倍強前後までに低下している。

なお、オエノンHDも、ほぼ同様のことが言える。ここじりじり上げ、下げを忘れたかのような動きは要注目だ。
こちらも夢を見させてくれそうな予感がする。夢では困るか。ご存知の方もあろうが、あの牛久シャトー(国の重要文化財)は同社の保有施設である。正式名称はシャトーカミヤだが、これは同社創業者の神谷伝兵衛に由来する。有名な「神谷バー」も神谷伝兵衛が開いたもの。こうしたことを含め同社の歴史は、NHKの朝ドラになっても不思議はないくらいだ。

10月13日 0時18分記


11日の相場は、日経平均こそ165円(1.0%)の大幅高となったが、TOPIXは0.4%高、値下がり銘柄数も値上がり銘柄数の6割超あり、実質的には、ソフトバンク、ファナック等に支えられた相場(日経平均)だった。
ダイキン(当道場銘柄ではない)、日本ガス、日本ライフラインなど、動きのいいものはいよいよ強く、これらは年初来高値を更新した。
また放電精密は一時1450△275まであって1316△141、夢テクノロジーも1250△167まであって1178△95と暴騰した。またかなり前に取り上げたことのあるエージーピーは前立会日に続いて786△100とストップ高。プーチン・ロシア大統領来日を控え、日ロ経済協力、植物工場関連人気ということが材料。
いずれにせよ、なかなか成果の上がらない相場で薄商いのなか、動きのいい銘柄、新鮮な材料のある銘柄に、買いが集中するということだろう。

日本化学工業は259円まであったわけだが終値は248▼2。5連騰後、さらに上げて年初来高値に迫ったことで、警戒感が台頭、利食い売りが一気にかさんだということだろう。「量子ドット」原料量産化という材料を有するうえ、今期業績は上方修正含みだ。一息入れて、さらに上を目指す方向に変わりはなかろう。

UACJ(推)は327円まであって321△1。貸借倍率は0.99倍と1ヵ月余ぶりに1倍を割り込んだ。アルミ缶材メーカーから自動車用材メーカーへ大変身を買う相場は、これからだろう。

オエノンHD(推)は238△2と着実に上げている。焼酎メーカーであり、他の食品メーカーと比べ、地味なのと、過去、業績もいまいちだったということはあるが、それにしても出遅れだろう。今来期は業績は飛躍的に向上することが期待できる。となれば多くの食品メーカーがPER20倍から40倍程度に買われている中、独り名目でも15倍弱、実質なら9.6倍は超割安だ。遅くも12月になれば配当狙い・優待狙いの買いが期待できるのは心強い。

NYダウの大幅安で日経平均先物・大証夜間も現在135円安。

10月12日 0時28分記
まずはオエノンHD(推)について、予告しておいたとおり詳しく書くとしよう。

今期業績について
7.29日に2016年12月期中間期決算の上方修正を発表、8.05日にこの数字をやや上回る決算を発表している。通期予想は据え置き。株価への反応は両日ともなかったと言っていい。
一方、四季報は9.16日発売の秋号で、中間期、通期予想とも大幅に上方修正している。
すなわち、経常利益は通期予想は前号の16.00億円(会社予想は15.00億円)→23.00億円に大きく増額した。2017年12月期についても17.00億円→26.00億円とさらに大幅な増額をした。この時も株価の反応はなし。
好業績の背景を調べると、要するに、すべてがうまく行っているのである。
焼酎で主力の「博多の華」のシェア拡大、「ビッグマン」(ラグビーのリーチ・マイケル氏をCMに起用)、「鍛高譚(たんたかたん)」(しそ焼酎)も好調
調味用原料のアルコールは絶好調
原油安で物流費減
不採算のバイオエタノールからの撤退で採算改善
円高で原材料費負担減
というわけで、今期業績が、いずれ上方修正、四季報程度の数字になるとみるところだろう。

配当は7円で、利回りは2.85%になる。さらに株主限定オリジナル商品(前期はオリジナル焼酎「酒女神(オエノ)」)=1500円相当とみなす=があるので、実質利回りは1000株株主の場合、3.60%になる。そして、これが12月末の一括なことに価値がある。

ここでさらに驚く材料を示そう。
円高が、同社業績にプラスなのは、すでに書いたとおりだが、同社の想定為替レートが判明した(と言っても前号の四季報にあるのだが、私がつい先日に気付いたわけである)。1ドル125円なのである。2016年1月から6月までは大雑把に言って、1ドル120円から115円へ円高になって行った。そして7月からはさらに円高が進み、現在は最高値(最も円高)圏の104円前後になっているわけである。
つまり下半期(2016年7-12月期)は、上半期(2016年1-6月期)以上に、円高メリットが発現することが確定的なわけである。これまで、円高メリット銘柄とされていた銘柄で為替差損が続出したことは周知の事実だ。しかしオエノンの場合、その懸念はほぼなさそうだ。中間決算でも営業利益と経常利益の差が、これまでとほとんど変わらない(為替差損なしと推定される)からだ。
11月上旬と予想される第3四半期決算の発表かその少し前には、通期業績の上方修正発表もありえよう。

日本化学工業の動きがいい。9.27日以降、9.30日の1円安以外はすべて上げ、ここ5連騰中だ。
ここもオエノンと同じく円高で輸入原料安メリットが出る。会社は今期経常微増益を見込むが、4-6月期は10.2%の増益を達成しており、通期業績の上方修正の可能性が大きい。なお会社は放射線吸着剤(原発事故処理向け)の下期での受注を見込んでいないが、四季報は「受注濃厚」としている。

UACJ(推)、TOKAI HDは07日、下げたわけだが、上昇傾向に変化はないとみる。
なおUACJは「円高は影響軽微」(四季報)とある。アルミ市況底打ち、大紀アルミが10.05日に付けた年初来高値面合わせとなっていることも、支援材料だ。

07日、小幅安だったNYダウは、現在132ドル(0.7%)高、CME日経平均先物も95円高となっている。

10月10日 23時06分記

エコスが引け後、2017年2月期中間期決算を発表した。
素晴らしい内容だったが、はかばかしい反応がない(掲示板、PTS等)ので、あえて、急ぎ取り上げることにした。

経常利益を見てみよう。数字の単位は100万円。
2016年2月期中間決算=1417
2017年2月期中間決算=1775
なお会社予想 =1470
  四季報予想=1600

会社予想を20.7%、四季報予想を10.9%上回ったわけである。

通期予想は3550(前年同期は3546)のわけだが、これの修正はなかった。しかし、読者諸氏も、もうよくご存知のように、これは会社の習い性であり、最後は大上方修正になるのは、ほぼ確実だろう。

それにしても、上方修正となると、今でさえ超低PERなので、ありえないくらいのPERになる。
いくつかの試算を示そう。

①中間期の対前年同期比の増益率25.3%を通期にも適用すると通期の経常利益は4442。
②中間期の会社予想値(3550)に対し上回った率20.7%を通期にも適用すると通期の経常利益は4280。
③中間期の四季報予想値(3700)に対し上回った率10.9%を通期にも適用すると通期の経常利益は4103。

1株利益はどうなるか。
注=発行株数の微妙な変化で四季報や会社情報の数字より1株利益は0.6円程度増加するが、計算が煩瑣なので、この微調整はしない。
会社予想=名目154円、実質214円
①の場合=名目193円、実質267円
②の場合=名目186円、実質257円
③の場合=名目178円、実質247円

それでは、この1株利益をもとにPERを算出してみよう。
会社予想=名目7.4倍、実質5.3倍
①の場合=名目5.9倍、実質4.3倍
②の場合=名目6.1倍、実質4.4倍
③の場合=名目6.4倍、実質4.6倍

やや煩雑になってしまったので、要約すると、
PERは、
会社予想の数字              =名目7.4倍、実質5.3倍      
今回の中間決算をもとに推定した数字=名目6倍前後、実質4.5倍前後

食品スーパー各社の予想実質PERは、おおむね9倍~18倍程度になっている。
業績が最も好調と言っても過言ではないくらいのエコスのそれのみ4.5倍程度、これはやや楽観的に過ぎるにしても5倍未満になることはほぼ確定的だ。
いくらなんでもこうした異常事態は早急に是正されるべきだ。証券会社、調査機関もしっかり分析してエコスの異常な株価が正当に評価されるようにしてほしいものだ。

しかしこれは百年河清を待つようなものだろうから、会社に期待しよう。

会社への提案=2015年2月期に会社は配当を5円増配(記念配)して15円にした。続く16年2月期も5円増配して20円にした。
17年2月期は据え置きの20円予想だ。しかし、これでも配当性向は13%(上方修正となれば11%強か)に過ぎない。
5円増配して25円にすることを提案する。加えて配当政策として配当性向20%を基本に、今後も業績に応じて増配する方針を明らかにする。
これで、株価も多少は正当な評価に近づくことであろう。

10月08日 0時23分記
2533 オエノンホールディングス(東証1部)
株価=236△2(10月06日終値)   
出来高=29万0000株(10月06日) (売買単位=1000株)
PER=9.5倍(来期=2017年12月期予想実質値) 
06月24日=195円~236円=10月06日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

前稿で紹介しておいたので、買われた方もそれなりにいると推測する。
ここじり高で06日も小幅高となり5日ぶりに年初来高値を更新した。注目すべきは出来高で前々日の4.5倍、前日の2.2倍に急増した。実に6.24日以来の出来高である。

詳しくは、それぞれ、後日書くこととし、ここでは項目だけ挙げる程度にとどめる。

①2016年12月期業績は、驚異的大上方修正となる可能性が高いとみる。
②配当利回りが2.85%と高い。しかも年1回の一括配当でそれが12月なので、そろそろ配当取りの買いが入り始めよう。
③予想PERが9.5倍と異常に低い。食品株の多くが20倍~30倍の中、見直し必至だろう。
④焼酎で主力の麦焼酎「博多の華」のシェアが拡大。

前稿でも書いたように、年初来高値圏とは言え、年初来安値195円からでも41円・21%、昨年末値224円からでは12円・6%しか上げていない。このためエネルギーを溜め込めるだけ溜め込んでいる同社株は「全銘柄保有エネルギー一定の法則」により、今後、好材料が続々表面化するとともに、意外な大相場になる可能性もあろう。

相場についても簡単に。

UACJ(推)は8.30日に付けた329円高値を1ヵ月余ぶりに更新した。その後は321▼1とマイナスに転じる場面もあったが、最後は323△1とプラスで引けた。いわゆる1文新値を気にする向きもあろうが、この引け味、好取組(貸借倍率は好転が続き06日は1.04倍)、材料の大きさ・有望さからして、そういうことを云々している場合ではなかろう。
四季報を読んで、製造業で最も有望と思ったのがUACJである。

日本化学工業は249円まであって248△4と4連騰。16.5倍まで悪化していた貸借倍率も4.00倍まで改善した。

エコスは1177△31と4連騰。07日の決算を期待しての買いが継続している模様。07日、さらに高かったら多少は売るか思案のしどころだろう。放電精密は好決算を受けて05日、暴騰したが、06日も1253円まであって1185△156。こういうこともあるので、ぐっとこらえて決算を待つのも当然ありうる。

石原慎太郎元都知事は、豊洲市場問題で都側から打診のあった公開の場での10.03日のヒアリングを拒否していたという(産経ニュース)。これが伝えられると、今度も紙切れを誰かに配らせて、老耄や体調で逃げを打つのだから、もうどうにもならない。恥ずかしくないのか。ついこの間は、元気いっぱい、小池都知事候補(当時)を「大年増の厚化粧」と品性のない言葉で罵倒していたのに。
マスメディアは、今度こそ、しっかり彼の責任を追及すべきだ。しかしやるわけがないのだから、日本のマスメディアは絶望的だ。

10月06日 22時01分記



06日も堅調な相場が続いた。前日のNYダウは85ドル(0.5%)安だったわけだが、ここ円安のことが好感されて、それでも今日のように上げるケースが珍しくない。

当道場銘柄も、ほとんどが上げた。

日本化学工業は246円まであって244△1と、連日の戻り高値更新。

UACJ(推)も326円まであって322△3。出来高はついに200万株の大台を大きく超える246万株余。329円の年初来高値更新がすぐにも実現しそうな雰囲気だ。

エレコム、エコス、TOKAI HD、ベルーナ(推)なども上げた。

放電精密が1049円まであって1029△130と暴騰したのには恐れ入った(私があらかたをよりによって前日売っていたから)。前日発表の中間決算がよかったというのが上げた理由だろうが、さほどの内容だったとも思えない。まあ勢いでこういうことにもなるということである。

05日はマックスバリュ各社やイオン九州、ベルクなどの小売り各社の決算等の発表が相次いだ。すでに上方修正を発表済みのマックスバリュ東海のほかマックスバリュ中部、西日本、ベルク、イオン九州が特に好決算だった。その他も予想をすべて上回った。要するに食品スーパーは、そろって業績絶好調ということだろう。
09日、中間決算発表のエコスに期待。06、07日と大きく上げればともかく、そうでなければ発表を見るところか。


1つだけ面白そうな銘柄を紹介しておこう。
2533 オエノンHD 234△2
オエノンなどと言ってもなじみがないが旧合同酒精である。年初来高値面合わせとはいえ、昨年末が224円だから、そこから10円しか上げていない。調べて納得がいったら仕込んでおくといいだろう。

現在日経平均先物・大証夜間は111円高。

10月06日 0時51分記