OPECが原油減産を決定したことが好感され、前日のNYダウが上げ、為替も円安に大きく振れたため、29日の日経平均、TOPIXはそれぞれ1.4%、0.9%の大幅高となった。資源株の上げが目立った。前日、ほぼ横ばいと健闘した2部、JQ、マザーズは小幅高にとどまった。

パソコンのトラブルで、書いた原稿の多くが消失したので、以下、ごく簡単に(最初から20行くらいいは書き直した差し替え原稿)。

UACJ(推)は312円まであって309△12と急伸した。長らく調整していたわけだが、この3連騰で、復活の可能性が高まった。出来高は回復基調にあり、日証金の取り組みも大きく改善して来ている。
8.30日に付けた329円を更新すると、次は2015年4月につけた358円がターゲットになる。

日本化学工業は9.13日に付けた戻り高値237円を更新した。出来高急増で240△6まであって238△4。前にも書いたように、半年くらい狭いレンジで揉み合って来て、今まさに上っ放れようとしているわけである。好材料山積でPER、配当利回りから見ても超割安だ。300円前後があって何らおかしくない。あわよくば325円(2015年9月)。

エラン(推)は1260△13と続伸となった。これで2日続落に続いて2日続伸となったわけで、分かりにくい。ただ、薄商いながらも、堅調な動きではある。2016年12月期決算が上方修正されるのではという期待が根強いのであろう。

もうあきらめたり手放した人も多いだろうが、ベルーナ(推)が、ここ動きがよい。29日は649△17。実はこの銘柄、ここ株不足になっているわけだが、特に9.06日以降は、連日のように逆日歩が付いている。今期はデリバティブ評価損で四季報は経常利益を減額したが、反動で来期は3割の大増益を見込む。この辺が見直されれば、703円高値奪回もないではないだろう。

TOKAI HDは660▼5だった。
ちょっと調べれば分かることだが、これだけの好業績銘柄が、こういう安値に放置されているのが不思議なくらいだ。日本瓦斯との比較はすでに書いたので、ここでは別の材料を書こう。
まず2017年4月から「都市ガスの自由化」が始まる。日本瓦斯もそうだが、TOKAIにとってもビジネスチャンスである。
配当利回りの高さにも注目したい。今期は8円増配の22円配当だが、利回りは3.33%にもなる。来期の配当は四季報予想は22円~26円だ。26円なら利回りは3.94%にもなる。
また今期も自社株買いを実施することもほぼ確実だ。

9月30日 0時11分記

28日の相場は日経平均で1.3%(219円)、TOPIXも1.4%の大幅安となった。日経平均の場合、配当分が115円程度あった模様なので、実質の下げは104円前後である。これでも、前日のNYダウ133ドル(0.7%)だったことからして下げ過ぎの感が強い。前日、やや不自然な動きで大幅安から結局上げて終わったことの反動が出たということだろう。

金融(証券、保険、銀行)を筆頭に主力大型株は軒並み安だった。小型株の下げは比較的小さかった。最近、こういう動きが目立つが、これには日銀によるETF(上場投信)の買い入れの中心を、これまでの日経平均連動型からTOPIX連動型に移す方針を明らかにしたことが、影響していると思われる。なお、日経平均連動型からTOPIX連動型にすればいいということは、1ヵ月半前に書いていることである(「ファストリの株価を考える」=8.14日付け)。

>日銀が上場投信を買うというのは、これにより、日経平均なりTOPIXが上昇することを期待してのわけだが、結果は、日経平均のみ突出して上げるという困った事態を生み出したわけである。ならば、買う対象をもっと工夫すればよさそうなものだが、日銀なり、そのアドバイス機関に株式投資にそう造詣の深い方がいないであろうから、そうはならないわけである。

日銀が、低PER銘柄等、企業価値と比し割安な銘柄を買うという基本方針を公表、何らかの手を打てばいいわけである。少なくとも日経平均連動型投信より東証株価指数(TOPIX)連動型投信を買い対象のメインにすれば、多少は現在の異常事態は改善する。それでも、この場合、時価総額上位銘柄=大型株偏重になるから、中小型株にも恩恵をと考えるなら、単純平均株価連動型投信を買えばいいわけだが、おそらくそういう投信はない。

値上がり率上位には、コカコーラ・ウェスト、神戸物産、薬王堂、寿スピリッツ、クスリのアオキなど、内需系の食品、ドラッグなどが多く顔を出した。一時、明治HD売り、トヨタ買いだ、などという人がいたが、円高傾向もあって、再度逆回転の動きが出てきたわけだが、今後もそうかはまだ判断できない。

JQは小幅安、2部、マザーズは小幅高だった。
いずれにせよ、日銀の方針変更もあって、今後は中小型株にやや有利な相場になるかもしれない。

当道場銘柄は、比較的堅調なものが多かった。
エラン(推)、MCJ、ビジョンは上げた。
日本化学工業、エレコムは変わらずだったが、配当分だけ上げたことになる(日本化学工業3円、エレコム20円)。
UACJ(推)、放電精密は下げた。

TOKAI HDは665▼5だったが配当分11円があるので、実質6円高ということになる。前日の日証金での貸し株残急増は優待がらみの特殊要因によるものだったようだが、株価は連日のように上げ(9.12日以来14勝3敗。28日は「勝ち」と計算)戻り高値更新中だ。株価が上がると取り組みがよくなるのが普通だ。早晩再び好取組に復帰、709円の年初来高値更新から一段高といコースを想定して、取り組みたい。

9月28日 23時08分記
27日の相場は、ドイツ銀行を巡る懸念から、前日の欧米各国株がそろって大きく下げたことを受けて、大きく下げて始まった。その後、アメリカの大統領選の討論会でヒラリー候補が優位との見方から円安になり、輸出関連が復活、さらに引けにかけ一段高となり、結局日経平均、TOPIXは0.9%前後の値上がりとなった。2部、JQ、マザーズも、小幅ながらそろってプラスで終えた。引け近くの上げは、28日の配当権利落ちを控えての権利取りの買いも影響したと思われる。

当道場銘柄も大半の銘柄が上げた。
TOKAI HDは終始安かったのだが、引けにかけ戻し、結局670△4の高値引け。戻り高値更新だが、年初来高値709円が見えて来た。出来高も増加傾向にある。ここ日証金の貸借倍率は1倍前後で推移していたわけだが、27日は売り残が117800株、買い残1800株となり貸借倍率は0.15倍(26日は0.91倍)に急改善した。ここ大きく上げている銘柄には貸借倍率が非常にいい銘柄が目立つ。例えば、日本ガス0.09倍、福井コンピューター0.08倍、ウェルシア0.11倍である(いずれも9.27日現在)。TOKAIはこの面からも、こうした銘柄の仲間入りして、長期じり高となる可能性が十分あろう。

日本化学工業もいい動きになって来た。週足チャートをご覧になれば分かるように、7.15日に上げて218円になって以降、長らく207円から237円の狭いレンジの揉みあいに終始してきた。ここで237円を上回れるようだと、上っ放れが期待できよう。
量子ドット、抗ウィルス性コート材以外にも材料は豊富だ。一つだけ挙げると、膨大な土地含みがある。イオンタウン郡山からの賃貸収入が年間5.8億円程度あるわけだが、現在進行中なのが西淀川工場跡地再開発。今期2億円の賃貸収入が見込まれるが早晩4億円が見込まれる。つまり、合計で9.8億円もの賃貸収入が見込まれるのである。同社の今期予想経常利益は会社予想なら34.5億円だから、賃収の多さが分かろう。なお江東区亀戸の本社工場は約1万㎡。この含みもかなりのものがある。

UACJ(推)は後場大商いとなって306△9の高値引け。今後に期待を抱かせる動きだった。

ビジョン1744△60、ハビックス1084△54と、そろって急騰した。
なおビジョンは、引け後、今期業績の上方修正を発表した。経常利益は、8.8億円予想(四季報は11.00億円)を11.58億円に大幅に増額した。PTSでは商い不成立だが、1801円に買いが入っている。

28日は配当権利落ち、これがどうなるか注視しよう。

9月28日 1時36分記
26日の相場は、日経平均、TOPIXとも1%を超える下げとなった。日経平均は209円安。
先週末のNYダウが131ドル(0.7%)安となり、原油安、円高も響いた。後場後半、黒田日銀総裁が「マイナス金利深堀り」と発言したことが伝わると下げ幅を拡大した。2部、JQは小幅高。

当道場銘柄は、比較的堅調だった。
「新四季報から発掘した妙味株」は、ハビックス1030△32、昭和真空1037△13、TOKAI666△2などが上げた。TKC3020▼120、丸和運輸機関2362▼13などは下げたが、ここ大きく上げた反動だろう、。ビジョン1684△34、放電精密936△7なども上げた。
MCJ、夢テクノロジーなど、動きのいい銘柄は上げたが、UACJ(推)、エラン(推)エレコムなどは下げた。

現在NYダウは141ドル(0.8%)安、CME日経平均先物も配当分を考慮しても120円程度の下げとなっている。どうも、なおすっきりしない相場が続きそうな雰囲気だ。アメリカの大統領選が佳境だが、ヒラリー、トランプ、どちらが当選しても円高が進みそうとか、ヒラリーの場合の方が一段と円高かなど、日本株の先行きにいい材料ではなさそうなことも気がかりだ。

今後はなお円高傾向継続とみた方がよさそうで、そういう前提で銘柄も選定したい。
石光商事を円高メリット銘柄として、前に推奨したら、逆に為替差損発生でひどいことになったのは反省材料だが、実は、大半のとさえ言いたくなるくらい、いわゆる円高メリット銘柄が、直近の決算で、為替差損(デリバティブ取引によるもの)を出すという皮肉な結果となっている。ここ大幅高となっている神戸物産なども営業利益は大増益予想にも関わらず、経常利益では減益予想なのはこのためだ。
そこで、狙いたいのは、円高メリット銘柄であり、かつデリバティブ取引などをやっていなくて現実でも円高メリットを享受しそうな銘柄だ。
ただし、相場環境がよろしくないので、持ち高は増やさず、むしろ減らし気味に管理すべきだと言っておきたい。

日本化学工業=「円高で輸入原料安プラス。」(四季報)とある。この会社、経常利益は営業利益を少し下回るのが常だ。4-6月期決算でもほぼそうなっているので、デリバティブ取引等による為替差損はほとんど心配しなくて良さそうだ。
4-6月期の経常利益は前年同期の8.5億円を27.3%上回る10.82億円だった。通期予想は会社は前年同期比1.4%の微増益予想。四季報は16.1%の増益予想だ。4-6月期のペースでいけば、会社予想を大きく上回るのはもちろん、四季報予想をもかなり上回ることになる。

TOKAI=ガス会社なので、円高は、とりあえずプラス(先行して為替差益が入るが、いずれは料金値下げなどで還元するので、トータルでは±ゼロ)。為替ヘッジなどはする必要がないので為替差損の発生の懸念もない。
4-6月期業績は絶好調で、経常利益は29.00億円(前年同期は16.49億円)の大増益で会社計画を5億円程度上回ったという観測もある。しかし会社予想、四季報予想とも、通期の経常利益予想は当初の118.00億円から変更されていない。1Qで上回ったらしい5億円、もしくは通期でその4倍として20億円を加算すれば、通期の経常利益は123億円~138億円となる。いずれにせよ、通期業績予想は大幅に上方修正されることを期待して、ここは買いだろう。
内外環境不透明な今の地合いにぴったりの銘柄とみる。

9月27日 0時33分記

日銀・金融政策決定会合、FOMCとも終わり、相場も不安定要因が減少し、多少は安心して取り組めそうな雰囲気になって来た。
そこで、遅くなってしまったが、ここで「新四季報から発掘した妙味株」を発表しようと思う。
新四季報発売(9.16日)後、大きく上げた銘柄(1例を挙げればサイオステクノロジー=9.16日794円で寄り付き751▼46、9.23日867△60)は、原則として除いた。9.20日付けで挙げた銘柄は、かなりを入れてある。
次表で株価は9.23日終値。

3103 ユニチカ 58±0
3167 TOKAI 664▼2
3686 DLE 700△18
3895 ハビックス 998△57
4092 日本化学工業 233▼2
6200 インソース 684△18
6384 昭和真空 1024△20
6518 三相電機 302△7
6757 OSGコーポレーション 874△14
7920 三浦印刷 158△4
8117 中央自動車 911▼4
8945 日本社宅サービス 958△19
9090 丸和運輸機関 2375△36
9746 TKC 3140△90

各銘柄の注目点等を書く(一部、省略したものもあるが、それらを含め、全銘柄、四季報の記述も併せ読まれたい)。

3167 TOKAI 664円=業績絶好調で、今期業績も四季報予想=会社予想を上回る可能性大とみる。配当性向40%を標榜しているので、いずれ増配発表となる可能性大ということである。現在の22円配当予想で利回りは3.3%。株主優待もあるので実質利回りはさらに上。日本瓦斯と比較して、売り上げ、経常利益、成長力等優るとも劣らない(唯一劣るのはPBRの高さ)のに、時価総額は日ガス1586億円に対しTOKAIは904億円に過ぎない。日ガスとの比較では株価は1000円~1200円が妥当。

3686 DLE 700円=今期業績に関し会社情報=会社は売り上げ41.89億円、営業利益5.87億円としている。これに対し、四季報は、それぞれ70.0億円、8.00億円としている。この違いは「東京ガールズコレクション」買収で「売り上げ25億円、営業利益1.25億円貢献。」(四季報)を入れるか入れないかの違いに大半が起因していよう。四季報を重視すべきとみるので、時価は超割安となる。

3895 ハビックス 998円=7月に1294円まであって急落したわけだが、これはインバウンド関連が売り込まれたのに連動してのもの。同社の業績は揺るぎないどころか、経常利益は前号の2017年3月期11.1億円予想が今号では12.00億円予想、2018年3月期は13.00億円予想が同14.00億円予想に増額修正されている。

4092 日本化学工業 233円=期待の量子ドット原料について、前号は「量子ドット原料の量産確立。」だったが、今号では「量子ドット原料は下期にも量産化へ。」と、一段階進んだ記述になっている。なお量子ドットとは、液晶ディスプレーの色域再現性を大幅に改善する(現在の20%程度→60%以上)画期的技術で最近急速に注目されている技術である。

6384 昭和真空 1024円=新四季報に【新製品】として、「7月光学薄膜形成装置を開発、販売開始。病院設置型ホウ素中性子捕捉システム(がん治療)の開発も並行。」とある。特に「ホウ素中性子捕捉システム(がん治療)の開発」に注目。どういうものか未調査だが・・・

6518 三相電機 302円=出来高が極端に少ないので買う場合は注意。

6757 OSGコーポレーション 874円=「冷水器は五輪が追い風で競技場等の受注増。」とある。

8117 中央自動車 911円=高付加価値のコーテング剤絶好調。」とある。2017年3月期の予想経常利益も会社予想はもちろん、前号の数字も大きく上回る。

9090 丸和運輸機関 2375円=「冷温食品物流を)中国全土展開へ。」とある。2018年3月期の予想経常利益は前号の46.00億円が52億円に大幅増額されている。

9746 TKC 3140円=「会計事務所の融資判断情報提供するフィンテックサービスは金融機関200超が採用表明。」とある。2016年9月期の予想経常利益は会社67.5億円に対し四季報74.00億円(前号は70.00億円)。

9月25日 21時07分記





ここ雨続きで、鬱陶しいが、反面、いろいろいいこともある。
その一つは、草木が元気いっぱいなことだ。
私は、今アシュガをグランドカバーに使って、庭を改造しようとしている。
もともとは(前の持ち主の時代)大半に芝が植えられていたようだ。しかし中古で私が購入した時点では、芝は見る影もなく、ほとんど消滅、雑草が生い茂っていた。芝を植えるというのは、建築士とか家の建設を請け負った人達の発想だったのであろう。しかし、芝はかなり日当たりが良くないとうまく育たない。周りを生け垣で覆い、木もたくさん植えてしまったので、結局芝は根付かなかったわけである。

私は雑草を取った後、苔がかなりあったのにヒントを得て、苔庭にする壮大なプランを思いついた。と言っても、もちろん、そう広い面積の話でないのは言うまでもない。
それでも、私の夢は大観園に住み、美女たちに囲まれ、広大な庭園を散策することなので、そのミニチュアバージョン(の積もり)を作り空想の世界に遊ぼうというわけである。乱歩が、妖しくもグロテスクな夢を『パノラマ島奇談』で饒舌に語っているのは、あまりに有名だ。私はもっと風雅な世界にあこがれるので、曹雪芹の『紅楼夢』の主人公で美の司祭とも言われる宝玉の住む大観園を空想するというわけだ。
注=大観園の景観を再現した北京に1986年オープンの公園「大観園」の面積は13万㎡。

苔庭にするというプランに燃え、道志の山や崖、川沿いの土手などで採集して来た苔を植えたわけである。10年くらい前のことである。途中経過ははしょるが、結果としては大成功、庭は条件の悪いごく一部を除き、全面苔で覆い尽くされるという壮観を呈した。道志から移植した苔はほぼ全滅したのだが、その下から土着品種の苔が生えてくるという経緯をたどって、結果として成功したのであった。ホタルを別の地方から持ってくるといろいろ問題があるというような話を聞いたことがあるが、生物は、むやみに別のところから持ってきてもだめなことがあるということだろう。

ただ、このほれぼれするような夢のような景色も、わずか2、3年の命だった。その後、雨の少ない夏などのせいか、次第に、条件の悪い場所の苔は枯れ土がむき出しになって行った。毎日のように散水するなど手を尽くしたのだが徒労に終わった。
今日、小雨の中、庭に出て、アシュガの生育状況などを見ていたら、どうも、苔がこの雨で元気なだけでなく、失くなってしまった場所にもかなり出ているようなのに気付いた。これまでにも多少はあったのだが、ほとんど広がらず、一進一退だったのが、今回の記録的長雨で、かなり広がったようなのだ。

日当たりの比較的よく、苔には不向きなところには、ムスカリ、その隣にはアシュガを植えているのだが、こちらは順調に育ち、今、ムスカリの小さな球根(ごろごろしている)を、適正配置している。アシュガは、日当たりが悪く、苔も出て来ない場所にぴったりなので、現在、繁殖期(ランナーが出て来る)に一気に増やそうと考えている。それはともかく、雨に打たれたアシュガの元気いっぱいな葉の美しさに、しばし見とれたことだった。アシュガは多湿を好み、日が当たり過ぎると見ていられないくらいの姿になるのである。

【アジサイの殖やし方】
3ヵ月くらい前、散歩で長谷寺に立ち寄ったら、大盛況でごった返している。アジサイ鑑賞の順番待ちで、30分待ちだったか1時間待ちだったか、えらく待たされるのである。行列大嫌い人間の私は、即やめて、成就院に向かった。
そうしたら、なんとこちらは50年ぶりかなんかに、アジサイの植え替えをやっていて、やはり見られない。2019年の創建800年を迎えるにあたって参道の修復工事をしているのである。今HPを見ると、津波被害を受けた南三陸町の名刹大雄寺に成就院参道のアジサイ262株を2016年6月に送ったとある。
注=262株は般若心経の文字数であり、成就院参道に植えられているアジサイの数でもある。
そう言えば、ちょっと奥まった所にアジサイが挿し木されていた。20センチくらいの鹿沼土らしき土を入れた木箱かトロ箱に20センチ足らずの枝が6本くらいずつ挿し木され、いくつか並べられていた。

実は、今、アシュガの殖やし方に妙案はないかとパソコンで調べていて(妙案は見当たらなかった)、ついでに、ムスカリ、アジサイの殖やし方を見てみた。そうしたら、アジサイについては一様に、成就院で見たのと同じやり方が書いてあったのである。
私は成就院であれを見て、植木屋さん(の仕業と見た)が、あんな非効率的やり方をやっているんだと驚いたことを思い出し、そして、今回、それが標準的やり方で、誰も疑いを抱いていないようなので、これを書こうと思ったのである。

鎌倉式アジサイ急速増殖法=普通、アジサイを挿し木する場合、枝先を15センチから20センチ切る。それを鉢などに挿し木する。
その際、茎をはさみなどで斜めにカットすると発根しやすいとか、葉は水分の蒸散を避けるため、下の方は取り、残す葉も半分くらい斜めに切るとか、挿し穂を水にさし1時間くらい水揚げするとか、メネデールなどの発根促進剤を使うと成功率アップとか、いろいろうるさいことが書いてあることが多い。

しかし、実際は、こうした面倒なことは一切せずに100%挿し木を成功させる、しかも効率も何倍か何十倍かというのが、私の考案した方法である。

まず、挿し穂であるが、これは10センチであろうと40センチであろうとかまわない。新芽がいいだろうが、確か古い枝でも構わないはずである。葉もそのままで構わないが、全部付けておくと、場所をとるので適宜切り取ればいいだろう。
これを鉢等に挿し木するわけだが、土もなんでもいい。鹿沼土とか赤玉土プラス腐葉土とかこだわる必要は全くない。庭土でも構わない。ミソはこの挿し穂を鉢にびっしり密植することである。良く数えたわけではないが20~30センチくらいの鉢なら20~30本くらいは挿し木できよう。要は隙間ないくらいびっしり植えるのである。こうすれば一気に30本挿し木苗が出来上がるというわけである。密植の利点は、効率よく大量に挿し木できることに加えて、お互いが支え合って倒れなくなることにある。
ネット上には、「一気に4本挿し木成功」とか「5本とも挿し木成功で、鉢上げしました」などと、ほほえましい書き込みがいくつもあり、笑ってしまう。

さて、ここからが、鎌倉式オリジナルである。この密植挿し木した鉢を、水をある程度以上満たした容器(プラスチック製の深さ10センチから20センチくらいの物)などに入れておく。容器はポリトロなどでも代用できる、要するになんでもいい。これだけである。
「水をある程度以上満たした容器」に鉢を入れておくところに、成功の秘密がある。こうすることで挿し穂は常に十分な水分を確保でき、元気に育つのである。置き場所も選ばない。かんかん照りでも大丈夫なくらいだ(ただ長時間は避けた方がいいだろう)。朝昼晩の3度水やりをと書いてあるブログもあるが、私の方法では、もちろん、水やりは不要だ。外に出しておけば、降雨で容器の水は補充される。運悪くゼロになってもあわてず補給すればいいだけのことである。

私は
①容器に水を浸し砂を入れてそこに挿し木するという方法
②ドンキの密植展示という展示手法
この2つをヒントに、この方法を思いついたのである。

例によって分かってしまうとなあんだという方続出となりそうだが、おそらく誰もやっていない方法であり、これで、アジサイは、一気に大量に挿し木でき、しかも成功率ほぼ100%、さらに技術必要なし、手間暇も一番かからないという画期的手法なのである。
私は、この方法で、6月下旬に3鉢に挿し木、100株くらいが、現在元気に生育中である。
本当は、もう完全に活着しているので、定植したいのだが、植え場所に困り放置、あまりに元気に育ち、今互いがおしくら饅頭状態で困っている。
もともとの計画では、道志川支流の土手等に植える予定だったのだが、以前に植えた分がすでにかなりあるうえ、シャガの大群落を作るという計画との整合性に迷いが生じ、このアジサイの植え場所が決まらないというのが今の状況なわけである。

実は、この手法は、アジサイ以外でも、かなり広範囲に、いろいろな植物に応用できそうだ。また、挿し木には適期があるが、この方法なら、あまり時期にも左右されない可能性が大きい(これについては、今後実際に確かめる予定)。
特許も実用新案も認められそうにないが、アナログな原始的技術が、挿し木の世界に革命をもたらすかもしれないのである?!

「自分の頭で考える」という題にしたのは、株式投資も挿し木の世界も同じだということを書きたかったからなのだが、長くなったので、これで終わりとする。

9月24日 23時00分記
21日の相場は、場中の日銀・金融政策決定会合の結果を好感して大幅高となった。特にゼロ金利深堀りがなく業績にプラスとみられた銀行など金融株の上げが目立った。このため日経平均(1.9%)以上にTOPIX(2.7%)の上げが大きかった。JQは0.3%の上げにとどまった。
アメリカのFOMCで利上げが見送られたことで、その後の海外市場で円高が急激に進行した。一時は1ドル101.1円程度までありCME日経平均先物は大幅安となった。政府と日銀は休日の22日、臨時幹部会合を開き、円売り介入も示唆、市場をけん制した。これが効いたか、その後は円安になり、現在は100.8円前後となっている。円安に反応する形で先物相場も戻し、CME日経平均先物は、現在20円前後の小幅安まで戻している。なおNYダウはFOMCの結果を好感、138ドル(0.8%)高となっている。
以上の結果を踏まえ、23日は、中小型株に向いた相場環境になる可能性が大きいとみる。

これで、日銀・金融政策決定会合、FOMCという2大イベントが終了したわけである。懸念されたような結果にはならず、ひとまず株式市場にはまずまずの結果に終わったわけで、日本では、今後は、多少は物色意欲の回復が期待できよう。
為替は、アメリカの利上げが見送りとなったことで、とりあえず円安に振れることはなさそうで、輸出関連、外需オンリー的な相場は遠のいたとみるところか。比較的、内需・外需バランスのとれた物色となるのではないかとみる。
UACJ(推)、日本化学工業、エラン(推)、エレコム(推)、MCJ、TOKAI、DLEなどに期待。

今後は、9月の配当(権利付き最終は27日。28日が権利落ち)をにらんだ動きになる。
また、新四季報発売でも、比較的株価への影響は少なかったように思う。これは物色意欲減退、内外情勢不透明で、投資家に買い意欲が乏しいことも影響していると思われる。
着々準備は進めているので、週末ないし、来週早々には、注目銘柄を発表できよう。

9月23日 0時14分記
日本(日銀・金融政策決定会合)、アメリカ(FOMC)とも21日に決定内容が公表されるとあって、相場は一段と膠着感を強めている。
ただ、どちらも、そう驚くような内容は出ないと思われる。
特にアメリカの場合、今回は利上げはないとみられる(万一あれば大きなサプライズとなる)。

前稿で挙げた銘柄ではTOKAIが660△15と上げた。今期予想経常利益は同業の日本ガスの1.5倍強だが、時価総額は逆に日本ガスの6割強に過ぎない。こういうまともな理屈がなかなか通じないのが今の相場だが、多少時間かければ大きく見直されよう。

一方、エラン(推)は1213▼31と下げた。
今期業績は経常利益(前期実績は5.91億円)で会社予想が6.00億円、四季報予想が6.80億円、QUICKコンセンサスが8.20億円と三者三様だ。ただ、もし控えめな予想が当たったとしても、それは正社員の急増等、業容急拡大に伴う経費増のためである。ちなみに同社の社員数は2015年3月末116名だったが2016年6月末は157名に急増している。
人口減が叫ばれるが、「単身世帯の増加や高齢化により病院・介護施設で需要は一貫して拡大。」(会社情報)、「導入先の拡大余地はまだ十分。」(四季報)であり、QUICKコンセンサスは2018年12月期の予想経常利益を13.00億円にしている。

放電精密も917△30と大幅高。四季報の業績予想数字は前号と同じだったが、航空エンジン部品の生産が軌道に乗るという記述で安心感が強まったということだろう。

9月21日 1時10分記
この3連休、私的な用で多忙をきわめ、四季報すら、満足に読む時間が取れなかった。こうした状況で、これを書いているので、ご了解いただきたい。

NYダウは16日(金)が89ドル安、19日(月)が、現時点で99ドル高、つまり、16日の日本市場終了後の2立会日合計で、ほぼ横ばいということである。CME日経平均先物は、現在金曜の日経平均終値比で224円安、配当落ち分(145円として)を考慮すると、79円安ということになる。

原油安が世界の株価に悪影響を及ぼしていた面もあるわけだが、こちらも現在小反発して44ドル台半ばである。

こうしてみると、依然、相場環境は微妙で、膠着感が強い状況と言えよう。

「四季報から発掘した有望株」を公表するところなのだが、前述のような事情で、不可能になった。
以下は、検討が不十分な中で、とりあえず注目した銘柄である。

3167 TOKAI 645△2
3686 ディー・エル・イー(DLE) 707▼10
4092 日本化学工業 230△3
3895 ハピックス 946△14
4242 タカギセイコー 251▼4
6099 エラン 1244▼3
6260 インソース 662△5
6384 昭和真空 972▼2

9月20日 0時13分記
15日も日経平均は209円(1.3%)の大幅安となった。
ここでお詫びしておくことがある。前にもあって書いたことなのだが、日経平均の先物は「限月(げんげつ)」が、9.09日から10月ぎりに変わったため、配当落ちした値段になっていたということである。(こういう表現でいいかやや不安だが、もし不適切だったらお許しあれ)。配当落ち分は140円~150円程度と予想されているようだ。よって、日経平均先物は、今後も、9.27日までは、この分(145円とみておこう)だけ、現物の日経平均より下になるわけである(日々の値動きは除いた理論的価格)。
どうも最近の先物価格がおかしいので、取引先の博識の営業マン氏に聞いて分かったというお粗末な話だが、これで最近の先物がいつも大幅安の理由が判明した。

現在日経平均先物・大証夜間は55円安だから、前述の配当落ち分145円を考慮すると、実質90円高ということである。
NYダウも0.6%高となっており、16日はようやく明るい展開になる可能性が大きい。

今、四季報秋号を読んでいるわけだが、夕方、雑用があって読み始めるのが2時間遅れになり、まだ7割弱のところ。
2、3、情報を。

4092 日本化学工業=読者の方が挙げて来られた銘柄。「量子ドット原料は下期にも量産化へ。」とある。

6099 エラン(推)=2017年12月期の予想経常利益を前号の7.80億円→8.20億円に増額。「CSセット」新規導入施設が計画上回り前期純増128に迫る勢い ともある。

9416 ビジョン=すでに四季報オンライン等で公表されていた数字だが、株価はさほど反応していない。予想経常利益を2016年12月期・前号9.00億円(会社8.88億円)→11.00億円、2017年12月期・前号10.00億円→15.00億円

9月16日 1時38分記