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15日の相場は、前日の海外株安などを受けて安く始まったが、ここ日本株だけ突出して下げていることもあってか、徐々に盛り返し、結局、東証1部だけでなく、2部、JQ、マザーズもそろって上げて終わった。ただ、なお動きは弱弱しく、かつイギリスのEU離脱問題、円高懸念は、どちらも解決したわけではなく、先行き予断を許さないことに、変わりはない。

日本市場終了後の海外株は、すべてと言っていいくらい、各国とも高い。
イギリス+1.1%、フランス+1.5%、ドイツ+1.3%、イタリア、スペイン等も高い(各国とも取引終了)。
アメリカもNYダウ、NQとも現時点で+0.4%。
しかし日経平均先物・大証夜間のみ弱含みの推移だ(現時点で10円=0.1%安)。為替が1ドル105.85円前後と、やや円高になっていることが嫌気されていると思われる。

「新四季報から発掘した妙味株」で挙げたバルニバービの動きがいい。6.14日は2167△27、15日は2260△93だが、乱高下が尋常ではない。14日の安値は1909円、15日は2102円である。高値と安値の差は、14日は206円、15日は178円。
ヨシコシは割安で面白いと思うのだが、14日、15日と続落している。ここは仕込み場とみるか、この弱い動きは見送るべしを示唆するのか、現時点では判断が難しい。

いずれにせよ、暴風雨状態であり、よほどリスク覚悟の方以外は、腰を入れてやるような相場環境ではないことだけは、しっかり頭に入れておきたい。

6月16日 0時29分記
14日の相場は、前日とは正反対で、小型株中心に全面安となった。
日経平均、TOPIXの下落率は1.0%だったが、小型株指数の下落率は1.7%に達した。
2部は2.6%、JQは2.4%と大幅安。マザーズに至っては999.91-115.13(下げ幅は約10年ぶりの大きさ)と、その下落率は10.3%と、すさまじいものだった。そーせい、ブランジスタの下落率は17%余に達した。
要するに、13日、14日の2日間で、主力株も小型株も軒並み売られたということである。
前稿で挙げたベルーナ(東証1部値上がり率10位)、かどや製油、バルニバーニは上げたが、焼け石に水だった。

大引け後の海外市場の動きについて。
ヨーロッパ主要国は、おおむね1%前後の下落。NYダウは0.4%前後の下落となっている。
原油先物相場は値下がりが続くのは気になるが、円の対ドル相場は1ドル106.0円強の推移で小康状態となっている。
日経平均先物・大証夜間は160円前後の値下がりとなっている。

やはり、イギリスのEU離脱懸念が、ほとんど唯一・最大の悪材料とみていいだろう。
どうしてこう日本株だけ大きく下げるのかと思われる方も多いと思われるが、これはいつものことで、日本株のボラテリティが世界一だからと考えるしかない。

厳しい相場が続くが、持ち高は極力少な目にし、相場環境が安定するのを待つところだろう。イギリスのEU離脱を問う国民投票は6.23日。離脱派、残留派どちらが優位かは世論調査によって様々で、まさに混沌としている。

6月15日 1時31分記
イギリスのEU離脱懸念から、相場は波乱含みだ。特に日本株は、EU離脱=円高の連想から、売られやすい。13日の日経平均は582円(3.5%)の大幅安となったのは、まさにその荒波をかぶってのことだった。
値上がり銘柄40、値下がり銘柄1903と、まさに全面安だったわけである。

引け後の動きをみると、ヨーロッパ主要国は1%前後の値下がりだった。
NYダウはほぼ変わらずでの推移から小幅安。
為替は1ドル106円台前半と、東証の取引終了時よりやや円安である。
こうした状況で日経平均先物・大証夜間は、現在59円安。
いずれにせよ、安心して相場をやれるような環境ではない。持ち高は少な目に形勢を見極めるところだろう。

新四季報から発掘した妙味株を、以下に示すが、買う場合は、同額以上を売って買うようにするのがいいだろう。

2612 かどや製油 2781▼17

3418 バルニバービ 2140▼18

3458 シーアールイー 2708▼86

5280 ヨシコシ 1142▼17

6089 ウィル 1118▼58

6815 ユニデン 121▼3

6993 AGC 87▼4

7619 田中商事 661▼1

9517 イーレックス 2065▼150

9619 イチネン 966▼26

9997 ベルーナ 570▼32

*9790 福井コンピュータHD 1692△137

注=福井コンピュータHDが特にいいと思ったのだが、みんなもそう思ったようで、5円安で寄り付いたのだが1775△220まであって1692△137。ここを買うのはリスクも大きいので*を付けたわけである。

各銘柄の材料等は、相場環境と相談しながら、タイミングを見つつ書こうと思う。

6月14日 0時38分記

新四季報の発売のわけだが、例によって、市場を取り巻く環境は良くない。
東北大地震が起きたのが3.11日(金)の大引け直前。14日(月)が新四季報発売だったわけだが、四季報 どころではなかった。どうも、以降、四季報発売直前は地合いが悪く、発売日は大幅安のことが多いと記憶する。
今年の3.14日(春号)こそ日経平均295円高(その後4日続落)だが、昨年12.14日(新春号)は同347円安、9.14日(秋号)は299円安といった具合である。

今回も、イギリスのEU離脱懸念から10日のヨーロッパ各国株が大幅安し、つれてCME日経平均先物も291円安という厳しい状況となっている。というわけで、四季報を読むモチベーションも低下するわけだが、とりあえず1890分の1300くらいまで、何とか読んだところで休憩、これを書いている。

当道場銘柄についてだけ、簡単に注目すべき記事を紹介しておこう。

アビスト=「水素水は通販が伸び黒字へ。」とある。
さらに好材料は2017年9月期業績が上方修正されていることである。
経常利益は前号の13.00億円→14.10億円へと大幅増額。
また配当予想も上方修正、私が6.08日付けで書いたものとほぼ同じに増額している。すなわち、2017年9月期は前号の53円→53円~58円で、私の予想数字と全く同じである。

エレコム(推)=2017年3月期の予想経常利益を前号の80.00億円(会社予想と同じ)→88.00億円に大幅上方修正。2018年3月期は91.6億円予想。【攻勢】として「育成中のヘルスケアは活動量計など新製品投入で規模拡大を図る。」とある。

エコス(推)=【独自増額】の見出しで「最高純益更新。」の記述。2017年2月期の予想経常利益を前号の27.00億円、会社発表の35.50億円に対し37.00億円にしている。2018年2月期は38.00億円の予想。
「大型店改装は専門店なみ品質の鮮魚すしコーナー設置し、売り場活性化。」ともある。

ワールドHD=【独自増額】として2016年12月期の予想経常利益を会社予想の61.53億円→64.00億円。

石光商事=2017年3月期の予想業績は経常利益が減益で株価も売られたわけだが、営業利益は前期の2.71億円→4.00億円と大幅増益予想だ(新四季報、会社予想とも)。新四季報は「営業増益続く。」とし、2018年3月期も4.20億円への増益を予想している。

6月13日 2時31分記

動きのいい銘柄は、相変わらず強い動きを続ける。
かつての(評価期間の6ヵ月を過ぎているという意味)推奨銘柄の寿スピリッツが、今日も年初来高値を大きく更新した。
もっと驚いたのは、さらに昔の推奨銘柄のディップである。

まず、寿スピリッツの推奨記事の抜粋を再掲する。2015年4月の記事である。細かいことはどうでもいいのでざっとご覧いただきたい。

2222 寿スピリッツ (東証1部)
株価=2619△77(04月07日終値)   

実質PER=18.1倍(今期予想) 注=4.07日の数字なので下表と違う。
01月06日=2334円~2752円=02月02日(年月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

東証1部上場の主な製菓会社のPER等を比較すると、次のようになっている。
注=1株利益は今期予想実質値、PERはそれに基づく実質値。経常利益は今期予想値。
        
           株価     1株利益   PER     A時価総額   B経常利益  A÷B
名糖産業   1205△ 8    18円  66.9倍     256億円    5億円  51.2倍 
カルビー   5510△ 80  125円  44.1倍    7360億円  278億円  26.5倍
グリコ     6080△330  151円  40.3倍    4322億円  165億円  26.2倍
明治HD   16240△420  416円  39.0倍   12398億円  510億円  24.3倍
亀田製菓   5030△ 30  154円  32.7倍    1123億円   54億円  20.8倍
モロゾフ     381△  1   13円  29.3倍     140億円  7.8億円  17.9倍

寿スピリッツ 2663△ 44  145円  18.4倍     276億円   25億円  11.0倍

この表を見れば、大半の会社のPERは30倍弱から45倍弱になっていることが分かる。
名糖産業が異常に高PERなのは1株純資産が2479円もある財務内容の良さのためとみればよく、これが1000円とかだったら同社のPERも40倍前後になったと推測される。
となると、どうみてもおかしいのは、寿スピリッツの18.4倍という超低PERである。(以上が抜粋記事)

寿スピリッツは、その後1対3の株式分割をしたので、推奨時の2663円(ただし他銘柄との比較上、上表の数字)は、現在の株価で言うと、その3分の1の888円である。
現在、寿スピリッツとカルビーの株価がどうなっているかと言うと

カルビー  =5030円→4110円(- 18.3%)

寿スピリッツ= 888円→3230円(+263.7%=約3.6倍)

しかし、もっと驚かされたのがディップである。株式分割を推奨後2度もやっていたので、私自身、よく分かっていなかったのである。今日、その値上がりぶりに我ながら驚き、ここに4年半前(2011年12月)の推奨記事を抜粋で再掲する。

2379ディップ(東証マザーズ)  22080△200(12月15日終値)
3/17=16090円~35500円=3/07(年初来高値・安値、月日)
自信度=☆☆☆

ネット主体のアルバイト求人情報、派遣求人情報提供会社である。
経常利益は2011年2月期の1.67億円が今期5億円、来期は四季報は前号の8.5億円を9.0億円に上方修正している。
来期の予想1株利益は4379円、鎌倉式実質値で4729円。
PERは鎌倉式実質値から算出すると4.7倍。

当業界のトップがJQ上場のエン・ジャパン。
来期の予想1株利益は7225円、鎌倉式実質値で8128円。
PERは鎌倉式実質値で10.6倍。
一体、この差は何なんだろう。

ディップは、推奨後の2012年9月に1対100の、2015年9月に1対5の株式分割を行っている。100株が50000株になったわけである。今日の株価は3095△178だが、推奨時の株価22080円は現在の株価で言うとその500分の1=44円!!である。
エン・ジャパンの当時の株価がよくわからないので比較は省略。ともかく、デイップの株価は

44円→3095円(+603.4%=約70.3倍)

44万円が3095万円に。440万円なら3.095億円に!!生涯賃金が稼げたのである。
ともかく、ディップの株価は驚異の値上がりを示した。眉に唾を付けたくなる方は、年足チャートをご覧になるといいだろう(月足だと古いところが見られないことが多い)。

【エコスはディップ、寿に続く】
エコスがなかなか上がらず、痺れを切らしている方もあろう。しかし、デイップにしても、始めはなかなか大きくは上げなかった。44円から84円になったのは2012年4月で、それからまた雌伏の時期が続いた。ローマは1日にして成らずである。

エコスのPERが異常に低い=寿スピリッツ、ディップと同じなことはたびたび書いているが、改めて、ライフコーポレーションとの比較を示しておこう。ともに今期予想実質値である。

エコス=株価1338円、予想実質1株利益200.1円・・・PER 6.7倍
ライフ=株価3155円、予想実質1株利益149.3円・・・PER 21.1倍

為替がまた円高進行で、日経平均先物は大きく値下がりしている。
今後も、投資家は為替に振り回されることになりそうだ。なまじの銘柄では、なかなか投資成果は上げにくいだろう。
希望の星はエコスとみて、これを長々書いたわけである。
これまで2回推奨しているので、推奨銘柄にはしないが、気持ち的には実質推奨銘柄である。
とりあえず100円高、そして年初来高値1564円更新だが、当然昨年付けた高値1869円も更新、2000円乗せからさらに上も十分ありうるとみている。
ただ、株価というのは言うまでもなく、理屈通りに行かないことも多々あることはご承知おき願う。

6月09日 21時55分記
相場は、ここ比較的堅調だが、何が上がり何が下がるのか、論理的に予測することがほとんど不可能で、やりにくいこと、おびただしい。

寿スピリッツは下げることを忘れたように上げ続け、5.27日以降の10立ち合い日で下げたのは1日のみ、08日にはついに3140円まであった。一方、大東建託は相変わらず上げ下げを繰り返す。日本瓦斯(推)は1日の中で上げたり下げたりめまぐるしく、終わってみるまで上がるのか下げるのか分からない。

あせらず、有望と思う銘柄を買い続けて行けば、いつか爆騰するものも出て来るはずと、頑張ろう。

アビストは2250△26の高値引け。出来高から見ても徐々に注目度は高まっているように思われ、2493円の年初来高値が意識されるところだ。

エレコム(推)は2006▼53まで下げる場面があって終値は2051▼8。ただ5.31日以降の値動きは、2日上げ1日下げ2日上げ2日下げとなっており、この動きは異とするにあたらない。

エコス(推)は小動きに終始、終値は1310△4。食品スーパーの同業等と比較すると出遅れが際立つ。

私は、夢テクノロジー(推)と、この3銘柄を現時点で特に有望と考えている。以下、この3銘柄について材料等を書いておこう。

【アビスト】
水素水、高利回り・増配期待、2016年9月期業績の上方修正期待等、材料豊富だ。2017年9月期も新四季報(6.13日発売)では、現行版よりいい数字が期待できる。

ここでは、知らない人にはちょっと驚きの同社が取り組む「ロボット」開発について書こう。
これは人工知能搭載のコミュニケーションロボットである。介護ロボットとしての利用を狙っている。低廉な価格、安価な保守料での提供を目指していて、すでに開発に着手済みだ。

【エレコム】
4月にVR(仮想空間)機器事業参入の第一弾としてヘッドセット「ボッツニューライト」を発売したが、夏までに第2弾の商品を投入する予定なので、8月までにはニュースリリースがあろう。
I o Tの拡がりをにらんで産業用コンピューター関連の売り上げを2018年3月期には16年3月期比3倍の200億円に引き上げることも、ほとんど知られていないが本当は大変な材料だ。売上800円程度の会社が、これだけで売り上げを133億円増やすのだから。
同社はファブレス経営で海外からの輸入が多く、円高メリット銘柄である。四季報新春号によれば、1ドル120円想定、1円円高で営業利益が2.1億円増加すると回答している。今期の想定レートは不明だが、現時点の為替相場なら円高メリットが生じるとみていいだろう。

【エコス】
4.12日時点で同業各社(8社)とエコスのPER等を比較した。今、その時の資料を見ていて、では、その後、各社の株価がどうなったかを調べて、その結果に驚いた。
8社とも株価はかなり上げていた。特にライフ(2502円→3130円)、アクシアル(3395円→3830円)は大幅に上げている。
ライフは6.01日に年初来高値を更新しているし、アルビスもここに来て年初来高値まであと20円まで迫った。

ところがエコスだけは1324円→1310円と、唯一、値下がりしている。決算(2016年2月期)が、この9社中でも最も好調と言って過言ではないくらい良く、実質PERも飛び抜けて低いエコスの、こうした株価は異常としか言いようがない。

時価総額と経常利益をアルビス、綿半HD(ホームセンター主力だが)と比較してみた。
アルビス=163億円(今期予想経常利益=28.1億円)
綿半HD=160億円(今期予想経常利益=18.8億円)
エコス =140億円(今期予想経常利益=37.0億円)

やはり、早晩エコスの株価は大きく見直されることに確信を深めた。

6月09日 0時20分記
4.21日付けで「ここから狙える高利回り銘柄」として以下の7銘柄を挙げたわけだが、現在の株価を→の後に示した。

コード   銘柄            株価           配当         利回り
2429 ワールドHD     1274円→1470円    68.5円       5.38%
2458 夢テクノロジー   1111円→1283円    40円~50円    3.60%~4.50%
3246 コーセーRE      802円→ 850円    40円         4.99%
3375 ZOA          700円→ 708円    35円~38円     5.00%~5.43%
7837 アールシーコア    975円→1006円    45円~46円    4.62%~4.72%
8892 日本エスコン     275円→ 301円     12円         4.36%
9957 バイテック       944円→1030円     50円         5.30%

この間、日経平均は17364円→16675円へと4.0%下落しているわけだが、7銘柄は、すべて上げている。
ゼロ金利政策の影響もあるのか、ともかく高利回り銘柄の投資効率は抜群だったわけである。

そこで、ここでは、高配当、高利回りに加え、今後もさらに増配が期待できる3銘柄を取り上げ、分析した。
アビスト、ワールドHD、夢テクノロジー(推)であるが、いずれも労働者派遣業であり、業績連動の配当方式を表明しており、業績が向上すれば自動的に配当も増額され株価も上昇することが有望なわけである。

コード   銘柄          決算期=配当                利回り
6087 アビスト     2016年09月期=53円~60円       2.38%~2.70%
               2017年09月期=53円~68円        2.38%~3.06%

2429 ワールドHD   2116年12月期=68.5円~71.5円   4.66%~4.86%
                2117年12月期=68.5円~74.9円  4.66%~5.10%

2458 夢テクノロジー  2016年09月期=40円~50円      3.11%~3.90%
                2017年09月期=40円~80円      3.11%~6.24%

注=各社の配当方針は
アビスト=「連結当期純利益の30%以上(配当性向30%)を毎期配当していくこと(業績連動の配当方式)を原則としております。」
ワールドHD=配当性向30%以上
夢テクノロジ―=配当性向100%も辞さず。親会社の夢真の場合は100%大幅超。

注=アビスト、ワールドHDは本決算時一括配当。夢テクは9月、3月の年2回配当。
アビストは株主優待(3月末株主に100株保有で「染みわたる水素水」12600円)も加えた利回りは2017年9月期=8.05%~8.72%。

注目してほしいのは「~の後の方の配当」である。各社とも業績は絶好調であり、はっきり配当政策を打ち出していることでもあり、「~の後の方の配当」になる可能性が大とみるからである。
以前取り上げたピープルの例でも分かるように、明確な配当政策を掲げている会社の場合、その通りの配当になるとみてよい。
そうすると、アビスト、ワールドHDの今期、来期の配当は四季報等の予想を上回って、「~の後の方の配当」になる可能性が大とみるのが妥当であろう。(夢テクの場合は上表は四季報と同じ。)

07日の相場は、上げる銘柄が多かったが、前日上げた銘柄には下げるものも多かった。エレコム(推)、アトラ、朝日インテックなどである。大東建託の例(5.27日以降、-115円、+210円、-235円、-25円、-320円、+175円、-65円、+105円)でよく分かるように、特に値嵩株ではめまぐるしく上げ下げを繰り返す。日々の動きに惑わされず、相場が強いのか弱いのかの見極めが重要だ。
エレコムは強気堅持。

6月08日 0時07分記

06日の相場は、先週末海外で進んだ急速な円高を嫌気して急落、日経平均は一時320円安まであったが、円相場が1ドル107円台回復と、徐々に円安気味になったことで、下げ幅を縮め終値は62円(0.4%)安だった。
2部は0.1%安だったがJQは0.02%高。
アメリカの雇用統計に対する私の見方は前稿で書いたとおりだ。06日のNYダウは現在100ドル程度の上昇、やはり、そう深刻視するのはどうかという見方が有力になりつつあるということだろう。

当道場銘柄では、エレコム(推)が2109円まであって2097△24。
ここ高ROE銘柄に注目が高まっているようなのだが、同社のROEは17.5%、予19.8%と四季報ではなっているが、今期はさらにアップ22.9%になるという(Kabutan)。
いずれにせよ、徐々に連続史上最高益更新予想の好業績、高ROE、円高メリット銘柄、好取組等が評価され、2276円高値更新となる可能性がきわめて大きいとみる。

前稿でとりあげたアビストは、前立ち合い日比41円安で始まったが、2202円まであって終値は2188△34。
水素水は残存水素量が決め手のようだが、同社の「染みわたる水素水」は充填時「業界最高レベルの2.2~2.8ppm」。
最近伊藤園が水素水に参入した。同社の「高濃度水素水」は同「業界トップクラス1.9~2.5ppm」。
「トップクラス」(伊藤園)より「最高レベル」(アビスト)の方が残存水素量は上のわけである。

この他、逆行高した朝日インテックも面白そうだ。
また、1193円▼54まで下げながら終値は1246▼1まで戻した夢テクノロジー(推)も期待できそうだ。

6月06日 23時37分記
03日の相場は日経平均が80円(0.5%)高、2部、JQ、マザーズも上げた。これで6月相場はそれなりに期待できるかと思ったら、冷水を浴びせられることになった。

アメリカの5月の雇用統計の数字が悪く(雇用者数の増加幅が5年8か月ぶりの低水準に落ち込んだ)、アメリカの追加利上げが先送りされるという見方が有力となり、一気に円高が進んだのである。NYダウは32ドル(0.2%)の小幅安にとどまったが、急激な円高(NY外為では1ドル106.53円で終了)で、CME日経平均先物は16335円と日経平均終値比307円安で終えている。

雇用統計の数字を巡っては、いろいろな見方があって解釈は人それぞれだ。いずれにせよ、現在のアメリカは実質的にほぼ完全雇用の状態であり、雇用者数の増加が大幅になりにくい状況にある。また、今回(農業部門の雇用者数の増加数は予測の15.5万人増に対し3.8万人増)は、ベライゾンのストライキで3.5万人の雇用減が発生という特殊要因もある。
6月はこの3.5万人の雇用復活があるわけで、6月の雇用統計は一転市場予想を大幅に上回り、追加緩和観測急浮上→大幅円安へ といった展開もありうる。

日経の6.04日朝刊、同夕刊、05日朝刊掲載の各専門家の見方を見ても、アメリカの雇用、景気、利上げに対する見方は様々だ。
しかし、強いて言えば、今回の雇用統計の弱い数字は特殊なもので、ほかの経済統計はアメリカ景気の強さを物語るとか、今回の数字は異常値ではないかという見方の方がやや有力なのではと感じる。

目先、円高の進行が進み、日本株大幅安は避けられないにしても、先行きは必ずしも弱気になるのはどうか。これまでたびたびあったように、やはりアメリカ経済底堅しという見方が今後有力になり、早期利上げ観測から、世界の株式市場は再び朗色を取り戻すという展開の可能性が7割程度と、現時点では、私はみる。

【水素水】
最近水素水を巡る議論がかまびすしい。
5.14日の産経新聞が、水素水の効能等に冷水を浴びせる記事を掲載したことがきっかけだ。ここに天下の『週刊文春』(最近では舛添さんを窮地に追い込んだ)が、真っ向から反論した(水素水「効果ゼロ」報道に異議あり!)のである(最新号)。世界に先駆け分子状水素が医学的に応用可能であることを示唆する論文を2007年に発表している太田成夫・日本医科大学大学院教授に、産経記事の批判が間違いだと反論させている。
ここで、その内容を詳しく書く余裕はないが、私の見るところ、この文春記事はおおむね妥当のように思われる。

先般(2015年6月)、ライザップに批判的な記事を『週刊新潮』が掲載、健康コーポレーション(「ライザップ」を運営)もこれまでかと思わせたが、その後もライザップは絶好調で健康コーポの売り上げもうなぎのぼりだ。森永卓郎氏の激ヤセ成功TV・CMは衝撃的だった。(ただし「ライザップ」に関して私は全く判断できる材料等持っておらず、この件に関する意見も有していない)

水素水も同様な展開になるのでは、というのが私の読みだ。
『週刊新潮』=産経ニュースとなるのではということである。また『週刊新潮』と『週刊文春』は天敵同士的関係である(私の見方)。

長々水素水のことを書いてしまったが、水素水と言えば株式市場的には6087アビスト。
9月本決算で53円一括配当予想だが、株主優待で100株以上株主には同社の「浸みわたる水素水」500ml入り30本=12600円も来る。地合いが地合いだけに、どこで買うかが問題だが、どこかで人気化必至とみる。私も水素水を飲もうかと思っているくらいなのだから。

6月06日 1時34分記
02日の相場は日経平均は138円安で始まったわけだが、円高進行とともに下げ幅をを拡大、430円安まであって終値は393円(2.3%)安だった。
主力株全面安ながら、小型株はまずまずという読みだったわけだが、これは前場半ばくらいまではそうだった。2部、JQはプラス圏で推移していたわけである。しかし、その後の日経平均、TOPIXが下げ幅を急拡大する中で、小型株も次々に値を消し、終値では2部、JQとも0.3%という小幅ながらマイナスとなった。それでも、日経平均の暴落一歩手前症状とは大違いの値動きだったわけである。

夢テクノロジーは1295△57まであったわけだが終値は1246△8。
エレコム(推)、日本瓦斯(推)、小野薬品なども一時は高かったのだが、結局下げて終わった。日本ライフラインは4140△225まであって4040△125。

いずれにせよ、世界的に経済状況は日本独り負け状況になっている。安倍首相の言が空々しく白けてしまうが、さりとて岡田さんに代わってもらったらもっと悪くなりそうで、さらに白けてしまう。睡眠障害氏は春眠から夏眠に入り、精査氏はほとぼり醒めを狙う。
こういう為政者の頼りなさに付け込むかのように、いつの間に、また急速に円高進行コースに入ってしまったかのような動きだ。

前場終了後の円相場は1ドル109円を割り込み108.8円前後、後場が始まってからも108.8円から109円強くらいだったと思う。それが、現在は108.6円前後とさらに小幅ながら円高となり、つれて日経平均先物・大証夜間も70円前後の下落となっている。

一時は日本株も、為替相場の呪縛からある程度は解き放たれたかと思わせたが、結局は、やはり、日本株は円相場次第ということなのだろう。
ただ、今年の相場を振り返ると、年初に大きく下げて以降は、結局16600円くらいを中心としたレンジ相場で、下げれば戻し、上げれば反落を繰り返しているだけとみることもできる。
いたずらに、悲観・楽観の一方に与(くみ)するのは問題だ。日本以外は(中国は置いておいて)、世界各国の経済状況はおおむねまずまずである。また、小型株と主力株(日経平均と言い換えてもいい)では動きが全くと言っていいくらい違う。慎重に相場動向を注視、チャンスを待って勝負と出たい。

6月03日 0時10分記