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円安、原油高、NYダウ大幅高等、好材料に恵まれ、14日の相場は、主力株中心に大幅高となった。日経平均、TOPIXは3%前後の急騰、2部、JQは0.7%前後の上昇にとどまった。
NYダウ急騰を受けての主力大型株中心の大幅高にからきし弱いのが当道場銘柄、この特性をいかんなく発揮して、やや物足りない結果となった。

石光商事(推)が円安を嫌気して下げ、小野薬品、(当道場銘柄ではないが)そーせいも下げた。エレコム(推)は高寄り後急反落59円安まであって終値は2229▼2。
エコス(推)は続伸、日本瓦斯(推)は戻り高値に面合わせした。
夢テクノロジーは1180円まであって1154△60と急騰、年初来高値を大幅に更新した。

石光、タカチホなど、マイナーな小型株の値動きが悪い。個人投資家に買い意欲が乏しく、一部の人気銘柄以外には目が向かないということだろう。業績の上方修正が期待される。
目先は動きのいい人気持続の銘柄で行けということであろう。
この意味で、5連騰後、一服したが、底堅く大きく戻して引けたエレコムに特に注目。また超低PERが次第に認知されつつあるように思われるエコス、後で述べる高利回りの夢テクノロジーが面白い。

熊本県の地震で、日経平均先物は、一時下げ幅を大きく拡大したが、その後、震度7というのに驚かされたものの、被害は(規模的には特に)それほどではなさそうということで、下げ幅を縮小している。
それでもPTSでは地盤ネット、不動テトラ、土木管理等、関連銘柄が買われている。

現在NYダウは小幅高、日経平均先物・大証夜間は141円安(地震発生前でも110円前後下げていた)、為替は1ドル109.19円とやや円高方向となっている。
このままなら、15日は、主力大型株中心に下げ、小型株、2部、JQは相対的に堅調な展開が予想される。

【高利回り銘柄に注目】
引け後、中本パックスが決算を発表した。業績はどうと言うことのないものだったが、配当を2017年2月期、前期の62.50円から90.00円に大幅増配することを発表した。14日の終値で計算すると90円配当なら利回りは6.06%になる。このためPTSでは一時ストップ高まで買われ最終では1740△254。この株価だと利回りは5.17%である。

こうなると、今後大幅増配が期待できる高利回り銘柄に、人気は波及するかもしれない。
夢テクノロジー(14日終値は1154円)は2017年9月期、80円配当なら、時価の利回りは6.93%になる。中本パックスと同じ5.17%まで買えば1547円になる。
私は今、高利回り銘柄をあれこれ調べている。中でも配当性向の目標を掲げていて今期ないし来期ベースで実際増配されたら5%前後以上の利回りになる銘柄を探索中だ。後日、紹介できるかもしれない。

4月15日 0時18分記
中国の貿易統計が良かったことも手伝って、一段と円安になり、13日の相場は主力株中心に大幅高となった。

当道場銘柄は、石光商事(推)、夢テクノロジーズ、大東建託などは下げたが、エコス(推)(東証1部値上がり率22位)、エレコム(推)、ダイト(同3位)、小野薬品、ジグソーなどが急騰、タカチホ(推)も3連騰となった。

現在為替は1ドル109.2円前後と一段と円安が進んでいる。
ヨーロッパ各国株も2~3%前後の急騰、NYダウも0.6%前後の上げとなっている。
こうなると、逆に今後の相場動向がどうなるか、読みが難しくなる。このまま円安基調が定着するのか、また揺り戻しがあって円高に戻るのか。まったく読めないが、これに相場は大きく影響されるわけで、予断を持たず、どちらに転んでもいいようにしておきたい。

エコスは、これまで書いて来たように、どうしてこんなことになったのかと目を剥きそうな低PERであり、じっくりまともな株価評価になるのを待とう。前日の決算発表を好感してかライフコーポレーションは、13日、2721△219と急伸した。しかし同社の決算はさほど良かったわけではなく(エコスは言うまでもなく、マックスバリュ各社等2016年2月期は大きく業績を伸ばしたのと比べると物足りない数字だった)、今期も小幅増益予想に過ぎなかった。今期予想実質PERは16.0倍。エコスは同6.3倍である。

エレコムは5連騰となったわけだが、貸借倍率は0.22倍(逆日歩0.05円)という好需給をバックになお値上がりが続きそうだ。通常、逆日歩銘柄は割高(高PER)だが、同社の場合、今期予想実質PERは17.1倍で、割高感はない。成長力、VR(仮想空間)分野参入、I oT関連等を考えると最低でもPER20倍程度までは買われていいだろう。この場合、株価は2818円になる。もちろん、3000円以上に買われてもなんらおかしくない。

4月14日 0時27分記
12日の相場は、円高一服を受けて、これまで大きく売り込まれた大型株が大きく買われる展開となった。業種別では、銀行が値上がり率1位、2位が証券、商品先物、3位が鉄鋼、4位海運、5位輸送用機器だった。下落率1位は水産・農林業、2位が食料品だった。
ここ年初来高値更新中だったマザーズ指数も5日ぶりに反落した。

こういう状況で、当道場銘柄は、ここ大きく上げたものが多かったこともあって、まちまちないし弱含みだった。
エレコム(推)、小野薬品、タカチホ(推)は上げたが、寿スピリッツ、エコス(推)、石光商事(推)、夢テクノロジーなどは下げた。

日々、このように物色動向が変わるというのが、今の相場であり、一喜一憂するのではなく、大局観を持って相場を見ていくことが重要だ。

相場環境は、徐々に落ち着きを取り戻しつつあるのかもしれない、なお結論を出すのは早いが、そういう可能性が高まったという認識で見ていくところだろう。

動きのいいものに乗る、やや円安に動いているので電気で円高メリットのある銘柄が面白い、この2点で行くと、エレコムが浮かび上がる。この異様に強い動きは、やはり寿スピリッツ的な大相場になる可能性を感じさせる。

エコス(12日の終値は1324円)も、分析をすればするほど、ここから大きく見直されるであろうことに確信を抱かされる。
同業各社とPERを比較してみた。
2017年2月期の予想経常利益に基づき、実質純利益(経常利益の6割とみなす)を算出、その数字から実質1株利益、実質PERを算出した。

ユナイテッド・スーパーマーケット・HD=14.1倍
ライフ=15.9倍
いなげや=27.0倍
アクシアル=16.3倍
ヤオコー=20.7倍
マックスバリュ東日本=10.4倍
マックスバリュ東北=18.1倍

上記各社と比べても、エコスの成長力、今期の業績見通し等はシビアにみてもトップクラスだ。
にもかかわらず

エコス=5.8倍

注1=エコスの予想経常利益を私は40.0億円とみているが、ここでは他社との公平性も考慮37.5億円(前期実績は35.46億円)としてPERは算出。
注2=四季報の数字をもとに算出した場合、5.5倍、また実質値ではなく名目値(エコスに不利になる)では6.6倍となる。

以上から分かるように、エコスのような食品スーパーの実質PERは、おおむね10倍強から20倍強となっている。
それなのにエコスのみ5.8倍というのは理解に苦しむ。
同社の2017年2月期の予想実質1株利益は226.4円である。
PER10倍で株価は2264円
PER20倍で株価は4528円
いつこれが実現するかはともかく、中長期的には2300円~2800円程度は十分ありうるとみている。
とりあえず1564円の年初来高値更新、続いて1869円の昨年高値更新が目標となる。これはそう難しい目標ではなかろう。

4月12日 23時40分記
11日の相場は為替が108円台前半から107円台後半へ円高になったことで、軟調な展開となった。ただ、日経平均が一時300円近く下落したのに終値では70円安迄戻した。この間、円安に振れた訳ではない。マザーズが急伸、JQも大きく上げたことが好影響を与えたのかもしれない。
いずれにせよ、主力株(トヨタ、三菱UFJ銀行、野村HD、日立など)中心に下げたわけだが、小型株は比較的堅調で、特にジグソー、ロゼッタ、メドレックスなどのマザーズ銘柄の急伸が目立った。ともかく動きのいいものに乗るという動きが際立つ。

当道場銘柄は、おおむね堅調だった。
エコス(推)は1359△153(東証1部値上がり率2位)で決算発表後につけた1339円を上回った。
「円高メリット銘柄」は、ここ大きく上げた石光商事(推)は反落したものの、エレコム(推)、日本瓦斯(推)、ダイトは上げており、また主力株で上げたソニーは円高メリットを材料にした上げとみられ、やはり着実に「円高メリット」は市場のテーマとなりつつあるとみてよさそうだ。

タカチホ(推)は214△4の高値引け。「真田丸」の視聴率は17.1%(前回は17.5%)だったわけだが、大きく回復した前々回の17.9%以来3回連続で17%台を維持、やはりかなりの高視聴率とみていいだろう。上田の桜も間もなく見頃を迎えよう。

エコスが今期、経常利益が40億円程度へ上方修正されるのでは、とする根拠について書いておこう。
前期は経常利益が前年同期比で
03-08月期=125.6%
03-11月期=140.9%
03-02月期=145.4%
期を追うごとに増益率は高まっている。さらに前期は鬼怒川氾濫で3ヵ月弱休業を余儀なくされた石下店が通年営業となるうえ、競合店が閉店し客数が増加という思わぬ好材料もある。
となれば、2016年2月期の予想経常利益35.46億円は今期35.5億円の会社予想から大きく上振れ、これまで同様、結局大幅上方修正の40億円とかそれ以上になっても何らおかしくないということである。

夢テクノロジーは1125△51と3連騰となった。完全に上昇気流に乗って来ており、来期の80円配当期待からなお大幅高が期待できよう。

小野薬品は「オプジーボ」の2016年売上高を212億円へ上方修正、17年3月期は1260億円!予想と、引け後発表。PTSでは5950△814。

4月12日 0時11分記
08日の相場は、円の対ドル相場の変動に連動して乱高下、日経平均は高値では278円高まであったが終値は72円(0.46%)高だった。麻生財務・金融相等の発言で1ドル108円台後半まで下落したものの、効果は長続きせず、108円台半ばまで戻し、つれて日経平均も上げ幅を縮めたわけである。
その後も円相場と連動した値動きは続き、日経平均先物・大証夜間は09日3時00分=15880△58、CME日経平均先物は09日5時59分=15780▼42となっている。1ドル108.1円と円高に振れているのが響いていると思われる。原油相場は6%強上げて40ドルに迫っており、先般言われた原油安=円高説は早くも否定されている。

日経新聞は6面で株式相場について「割安感強く戻り試す」としている。一方3面では大きな見出しで円高・株安「週明け後も」と矛盾することを書いている。
6面の記事は為替が再び円高に振れて来たことを知らずに(あるいはかなり早い段階で)書いたと想像される。前稿で書いた四季報オンラインにも通じることであり、為替や株に関する記事は、いつの時点でどういう状況に基づいて書いているのかを明示しないと、読者を混乱させることになる。当ブログ読者はこういうことを理解し、ミスリードされないよう気を付けられたい。

さて、為替相場は、依然不安定、当局の口先介入などはほとんど効かないとみておくところだろう。なお一段の円高=105円とか、場合によっては103円以下も=が十分ありうるという想定で対処するところだろう。

【石光商事(推)】
これまで書いて来たように、同社の為替の想定レートは1ドル120円、1円の円高で1.34億円のプラス(営業利益≒経常利益段階)となる。
これは会社の公表していることである。ただ、だからと言って単純に10円円高なら13.4億円の営業増益になるかと言えば、そうではなさそうだというのは、多くの投資家が思っていることであろう。だからこそ、石光にとどまらず、大半の円高メリット銘柄が、その割には上げていないのであろう。
この点について、実は私は、ここずっと問題意識を持って考え調べて来た。
円高メリット発生→顧客から値引き要請→円高メリット減少、場合によっては消失
為替予約→円高メリット縮小
まず、この2点が考えられよう。
とは言え、前者についてはかなりそういうことがあろうが、タイムラグもあるのではないか。(ただし、そうだとしても一過性の利益になるので株価的にはかなり厳しいかもしれない)
後者については、為替予約は一部にとどまることは自明で、そう懸念することはない。為替予約で問題が全て片付くのなら円高・円安は企業にとってほとんど問題でなくなるわけだから。

こうしたことを考えたが、実際の石光の円高メリットがどれくらいになるのか。これが分からない。ところがついに有力な資料を見つけた。

>当社はドルの決済が月間1,000万ドルほどあり、単純に計算すると為替が1円変動すると1,000万円のコストが上下することになる。ただコーヒー生豆や農産原料、水産原料などは売価も為替相場に連動するため直接的な影響はない。こういう商売が約4割あり、国内で調達している商品が約2割あるので、為替の上下で直接的に影響を受ける商品群は残りの約4割である。この商品については、目下の円安でコストが上がっているので、お客様に値上げのお願いをしている。

これは2015年3月期決算(営業利益、経常利益、純利益とも赤字に転落)を受けて石光社長が述べているものである。
「為替が1円変動すると(月間)1,000万円のコストが上下」というのは、年間では1.2億円となり、当時より売り上げが増加した現在では年間1.32億円になるのであろう。
そして約4割の商品が為替の上下で直接の影響を受けるというのである。
これで、問題は解決したわけである。
4割になったとはいえ、やはり現実の石光は円高で大きなメリットがあり、それが具体的に判明したのだから、大きな好材料とみていいだろう。

実際の為替差益がどうなるか計算してみよう。
120円(想定為替レート)-108.1円(現在の為替相場)=11.9円
11.9円×1.34億円×0.4(4割)≒6.4億円

同社の2016年3月期の予想経常利益は3.21億円(四季報予想は3.50億円)である。現在の為替水準が1年間続くと、会社予想の約2倍の為替差益が発生するということである。
2016年3月期は4-12月までは、ほとんど為替差益なし、1-3月期で1億円~1.4億円程度の為替差益か。いずれにせよ4-12月期ですでに3.79億円の経常利益を計上しているのであり、通期業績は為替差益が上記ほどではないとしても多少はあろうから、これも加わり、上方修正は必至と私は見ているわけである。
2017年3月期は為替差益が通年化してくる。ただ、今度は逆に顧客からの値下げ要請も本格化して来るかもしれず、そうそう楽観もできないだろうが、それでも為替差益は一段と拡大、大幅な増益が期待できよう。
注=以下の予想数字は今後も1ドル108.1円前後が継続したという前提。言うまでもないが、私の想定外の事情がありこうならない可能性も十分あることは言うまでもない(相場に関する予想とは本来そういうものであろう)。

2016年3月期・予想経常利益=4.0億円~4.4億円  予想実質1株利益=31.1円~34.2円
2017年3月期・予想経常利益=8.0億円~10.0億円 予想実質1株利益=62.2円~77.8円

富士通ゼネラルが「円高メリット」に着目で年初来高値と日経の「銘柄診断」で取り上げられている(4.09日朝刊)。同社は2016年3月期減益見通しだ。そういう会社が「電機株の中では円高で恩恵を受ける数少ない銘柄」として機関投資家の買いが入ったらしいという。それはともかく、ようやく「円高メリット」なる言葉に遭遇、感無量だ。
11日以降は、いよいよ「円高メリット」が市場のテーマとして急浮上してくることを期待しよう。

「全銘柄で円高で最も恩恵を受ける銘柄」(の一つ)は石光商事
「「電機株の中で円高で最も恩恵を受ける銘柄」(の一つ)はエレコム(推)
注=(の一つ)を加えてあるのは、私の知らない銘柄がある可能性に配慮したためである。

4月10日 22時22分記

追記=前稿でエコス(推)の業績について重要なことを書いているので未読の方はぜひご覧いただきたい。(4.10日 22時51分記)



エコスが08日、15時00分に2016年2月期決算を発表した。
すでに4.04日に上方修正を発表済みで、実際の数字もほぼ同じ(経常利益は全く同じ)だった。

注目は今期(2017年2月期)予想だったわけである。
これは経常利益を見ると前期の35.46億円に対し0.1%増の35.50億円予想だった。前の期が大幅増益だった場合、今期予想はシビアな数字を出してくる会社が結構多い。いわんや、堅めの予想がおはこのエコスなれば、大幅減益予想を出す可能性もゼロではないのでは、と一部投資家と言うか株主を心配させたわけだが、これは杞憂に終わった。

【今期の予想経常利益は27億円か40億円か】
実は、私が、本来休日にしている土曜日に本稿を書くことにしたのは、四季報オンラインが、エコスの今期予想経常利益を27億円にしているので、これはないだろう、と思い、そのおかしさを指摘、株価への悪影響をなくしておきたかったからである。
ところが、今、オンラインを確かめて、我が目を疑った。27億円予想が消えているのだ!

4.07日までは
本決算更新(2016/04/04)
として、経常利益は
2016年2月期=35.46億円
2017年2月期=27.00億円
になっていた。
それが、09日の今見ると、
本決算更新(2016/04/08)
2016年2月期=35.46億円
となっていて
2017年2月期=27.00億円
が消えているのだ。

私は四季報オンラインは人手不足(憶測だが)もあって、決算等への対応が後手を踏みがちなのではないかということを指摘したことがある。今回の27億円予想(2017年2月期)は、現行の四季報の数字をそのままにし、2016年2月期の数字だけ現行四季報の数字26.00億円を会社発表の35.46億円に差し替えたため起きた椿事なのではないかと予想、これを書こうと、筆をとったわけなのだが、この推理がまさにどんぴしゃだったということなのではないか。

しかし、もしそうなら、投資家にとって、迷惑、いやそれをはるかに上回るひどいことではないか。
具体的証拠を示せないので、これ以上は書かないが、もし思い至ることがあるなら、反省、今後こうしたことが起きないよう、体制整備をしてほしいものだ。

話が横道に大きくそれてしまった。私は、オンライン批判のためではなく、エコスの今期業績はオンラインはおろか会社予想をも大きく上回るのではないか、だから株価は今後大きく上げて当然だと言いたかったのである。

オンラインの今期予想経常利益が前期の35.46億円→27.00億円に急減するという予想は、4.05日~08日のエコスの株価にある程度、悪影響を与えたのではないか。
オンラインの数字が何時に変更されたか不明なのが問題(だから私は株式の情報は何時何分まで明確にその発信時刻を明記すべしと言い続けている)だが、
4.04日、引け後の上方修正を受け、4.05日立ち合い開始間もなくに1339△170まであった株価は、終値はほぼ最安値に近い1237△68。
注=オンラインの27億円予想を4.04日に見た人はごく少数、05日になって多少の人が見たのではないか。その後、見た人は増加の一途となっただろうと推測、株価は
4.06=1219▼18
4.07=1202▼17
と続落した。
4.08日は1206△4と小反発したわけだが、オンラインの影響は不明だが、恐らくないだろう。大半のオンライン読者はまだ気付いていなかったのではないか(そもそも15時以降の更新の可能性もある)。

きちんと書くと大変で歯がゆいが、要するに言いたいのは、12日以降、このオンラインの悪影響はほぼ消え、株価には好影響が出るのではないかということである。

もっと書きたいのは、もう少し建設的なことである。以下駆け足で。

エコスは業績予想上方修正の常習犯である。
以下にここ数年の同社の経常利益(単位=100万円)が、当初の予想に対し実際にはどうなったかを示す。

2013年2月期=1400→1551
2014年2月期=1600→1607
2015年2月期=1630→2000→2438
2016年2月期=2450→3546
注=2014年2月期のみ、上方修正なしだが、この期は同業他社の多くが減益決算となる厳しい期だった。エコスは前の期の1551を上回る1600を予想、1607で着地したわけである。

さて、以上のような、同社の業績予想の傾向を見て来ると、
2017年2月期=3550  
という現在の予想数字は、大幅上方修正となるとみても全く違和感はないであろう。2015年2月期、2016年2月期の実績からすれば5000という予想もありうるが、とりあえず、控え目にみてこう上方修正されるとみる。

2016年2月期=3550→4000

4月10日 0時22分記
08日もじりじり円高が進んだ。それでも、ここまで7立会日連続安していたうえNYダウが113ドル(0.64%)だったことで、日経平均は小幅ながら反発した。2部、JQ、マザーズも上昇。特にそ-せい、アンジェスMG、ジグソーなどが急騰したマザーズは4.95%の大幅高だった。

円高の進行を受けて石光商事(推)も人気化、売り物が出ても確実に買い向かう向きがあり、結局393△35(JQ値上がり率4位)の高値引けとなった。
エレコム(推)、日本瓦斯(推)という他の「円高メリット銘柄」もそろって大幅高となった。

08日、東証取り引き開始頃の円相場は1ドル109.1円程度だった。大引け頃では108.9円程度。
わずかに円高が進んだ程度だったわけだが、その後は、急速に円高が進んでいる。
23時45分頃(私が見ていての話なので必ずしも正確ではない)、108円割れ、その後も円高の勢いは止まらず、107.7円台があって現在は108.0円前後になっている。ここまで円高が進むとパニック的な売りも出るところで、日経平均先物・大証夜間は360円前後の大幅安となっている。

繰り返し書いているように、今の相場は、ひたすら円相場(対ドル)に連動しているので、これが何とかならないことには、全般の上昇は期待しにくい。
持ち高は極力少な目にし、ポートフォリオにそれなりの比率で「円高メリット銘柄」を組み込むことをお勧めして来た。読者諸氏が実行されているといいのだが。
私自身、それを実行してきた。ここに来てそれが効き目を表し、直近の全般安の影響は軽微で済んでいる。本日は大幅高。
今、計算してみたら、持ち高は昨年末比で3割減程度、ポートフォリオに占める「円高メリット銘柄」の比率はちょうど30%(最低目標としてこうしたいと書いた記憶がある)になっていた。これに夢テクノロジー(比較的円高の悪影響は小さそう)を加えると41%強になる。

4月08日 0時35分記
どうにも円高に歯止めがかからない。
5日(海外市場)、一時1ドル109.92円まであったわけだが、06日に東証で株式の取引が始まった段階では110.38円前後だった。その後はもみあいが続き、東証大引け段階では110.34円前後。
以降は、やや円高が進んで110.1円前後の取引が続いていたが23時過ぎには、再び110円割れとなった。ただその後は、やや円安に振れ、現在は110.1円前後となっている。5日付けの日経朝刊17面に「米株高=円安」崩れた法則という記事が載っている。また06日の円高に関しては原油安が円高につながったというような解説も聞かれた。
ただ、こうした解説は常に後講釈の域を出ない。
私がいつも言っていることだが、要は為替相場は予測不能だということである。理論的に、例えば米株高だから円安だろうと言ったり、あるいは貿易収支、日米金利差、原油相場などと結び付けて予想する方が多いわけだが、そういうやり方で的確に予測できることは、ほとんどないというのが、過去の為替相場が教えることである。

かくして私はいわゆる為替の専門家的な方の予想は信用しない。自らの予想も同様(あまり信用しない)だが、それでもやむなく、独自に考え、株式投資に生かすわけである。
今後どうなるかなど予測不能だが、とりあえずは大きく円安に反転する可能性は小さい。逆に、かなりの円高になってしまうリスクは、ある程度はあるとみる。
こういう見方に立って「円高メリット銘柄」をポートフォリオに組み入れるよう、おすすめしてきたわけである。
ただ、円高にはなったわけだが、こうした銘柄の株価は相対的にはまずまずだったが、大きく値上がりするほどのことはなく、結局作戦は失敗ではなかったが、成功とも言い難いものだった。これなら輸出関連銘柄を空売りした方が良かったわけだが、後の祭りである。

06日の相場は、円高が重しになって、結局日経平均は小幅ながら下げ、これでついに7立会日連続安となった。大発会からの6立会日連続安を上回る連続安で、3年5ヵ月ぶりの記録である。(連続安日数、お詫びして訂正)

これで明日起きてみたら1ドル109.5円とかなっていたらなどと考えるとうすら寒い気持ちにならざるを得ないが、ただ、こうした場合、えてして逆の結果になりがちだ。実際にどうなるかは?
明日は明日の風が吹くと臨機応変、対応するしかない。
一応最新時点(0時16分時点)で、1ドル110.01円、日経平均先物・大証夜間は55円安。円高の割には先物の下落率は小さい。多少は、耐性ができて来たのかもしれない。

円高で石光商事(推)、エレコム(推)、日本瓦斯(推)。
石光は06日、369△24まであって終値は358△13だった。「円高メリット銘柄本命」という認知が進展することを期待しよう。2016年3月期業績の上方修正の期待もある。
好業績・超割安でエコス(推)。
超値がさや好取組で大東建託、小野薬品、ジグソー。
好利回りで夢テクノロジー。

4月07日 0時17分記
4.04日付けの「再び円相場の行方を注視するところ」で、以下のように書いた。

>結局、依然、アメリカの景気はまずまず、上海(中国)株もとりあえず3000ポイント維持など、外部環境は悪くない、問題は日本の景気と円相場である。そして景気の方は、今後の景気対策を考えれば、必ずしも悪材料視しなくてよかろう。
結局、再び、為替が問題になる。1ドル112円~115円くらいならいいのだが111円割れとなると、また問題になり、110円割れでは株安に直結、本年最高値更新・一段の円高方向ともなれば、かなり悲惨な展開もありうると覚悟しなければならない。
とりあえずは、以上のようなことを念頭に、相場動向を見極めるところだろう。

05日は円相場は111円割れとなり、立ち合い(株式)開始後は、さらにやや円高進行となって、日経平均、TOPIXとも2.5%前後の大幅安となったわけである。値上がり銘柄数43、値下がり銘柄数1896というのは、1.20日の値上がり銘柄数40、値下がり銘柄数1886に匹敵する。05日の日経平均は390円安だったが、実感は違う。1.20日は632円安だったのである。

それはともかく、前日のNYダウは小幅安、05日の上海総合指数は1.45%の値上がりだった。これからも分かるように、日本株下落のほとんど唯一の理由は円高と言ってよい。もちろん、その背景には円高→企業業績悪化を見越しての海外投資家の売りがあるわけである。そして買い手不在に近い需給関係の悪さがある。
とりあえずは円相場の行方を注視しつつ、慎重に行くしかない。持ち高は極力少なめにしておくのは当然である。

こんな高値のエコスを推奨するのはけしからんというような趣旨らしい(「らしい」と言うのは不明確な文章だったから)コメント(非礼な書き方という基準で削除)があった。
まともな読者諸氏は当然理解くださっていると思うが、エコス(推)とあったからと言って、それは、そこで推奨しているのではない。過去6ヵ月以内に推奨した銘柄を、取り上げるときは、機械的にエコス(推)とかエレコム(推)などとするわけである。過去に推奨した銘柄でも6ヵ月超経過している場合は(推)は付けない(例=最近の例では寿スピリッツなど)。
万一、最近、当ブログに来られて、この辺のことが明確にはお分かりでない方もいるかと思い、ここでふれておく次第である。

現在1ドル110.1円前後と、05日の東証取引終了時より、またかなり円高が進んでいる。このため日経平均先物・大証夜間は現在173円安となっている。
日経平均は3.29日から4.05日まで6立会日連続安であり、またその他の各種指標からしても売られ過ぎ、そろそろ反発かと考える、あるいは期待する向きもあるかもしれない。しかし、これはやや楽観的すぎる見方だろう。そういう常識は通用しない可能性が十分あり、もう少しシビアにみておくのがいいだろう。

エコス(推)は業績上方修正を受けて大幅高で寄り1339△170まであったが、終値は1237△68。
期待外れとがっくり来た方も多かろうが、実はこれでも東証1部の値上がり率4位である。
ちなみに1位のキューピーは訳の分からない理由での急騰(詳しいことは省くが前日引け後発表の1Q決算は事情はあるにせよ前年同期比減益だった)。
2位のナガイレーベンも前日引け後発表の中間決算は前年同期比経常利益は16.3%の減益だった。というわけで、これも訳の分からない急騰なのである。
日本の株式市場はクレージーなのだ。
全体の暴落に足を引っ張られ、エコスも上げ幅を大幅に縮小して引けたわけだが、ありえないレベルの低PERであり、地合いさえ落ち着けば、大きく見直されよう。

なおエレコム(推)は、05日の日経朝刊に「VR(仮想現実)機器に参入」という記事が載り、2098△76まで急騰する場面があったが終値は2009▼13。なお、この材料は3.29日付けの日刊工業新聞にすでに報じられたものと全く同じである(3.29日付け当ブログ参照)。ただ日経に報じられたことで、エレコムもVR関連銘柄と認知されたことは大きい。これまた、地合いさえ好転すれば、再度評価されよう。

【石光商事の出番か】
これだけ円高なのだから、「円高メリット銘柄」に、そろそろ目が向けられるかもしれない。実は05日は東邦レマックが499△7で年初来高値を更新、また主力株で上げた稀有な銘柄ソニーも実は円高メリット銘柄なのである。このように、多少は注目されている気配はある。
となれば、どこかで、「円高メリット銘柄」の大本命の石光商事(推)も注目を浴び吹き上げる可能性があるのではないか。
何せ1円円高で1.34億円の増益(営業利益≒経常利益)になる。
現在の110.1円なら想定レートの120円より9.9円円高だから、経常利益は約13.3億円(9.9円×1.34億円)増えることになる。
同社の2016年3月期の予想経常利益は3.21億円に過ぎない。13.3億円は、なんとその4倍以上なのである。
もちろん、いろいろな要因で、すんなりこうなるとも思えないが、それでも同社にとって現在の円高が大増益要因であることは疑いの余地がないだろう。何より、過去、円安局面では「円安メリット銘柄」は人気化し大きく上げた銘柄も数多い(当ブログで取り上げたやまびこはその代表例である)。
ならば、エコスの上方修正同様、忘れかかったころに石光が一気に円高メリットをはやして急騰ということもないではなかろう。

4月06日 0時49分記
相変わらず、方向感のはっきりしないもやもやした相場が続く。円の対ドル相場がやや円高になったことで、まずまずの外部環境にもかかわらず、日経平均、TOPIXは、ほぼ横ばいで終わったわけである。
円高にもかかわらず石光商事(推)は353▼10と続落となった。このように、円高で相場全体としては売られる一方、円高でメリットを受ける銘柄もほとんど物色されないという困った相場展開になっているわけである。
ただエレコム(推)は2022△76と年初来高値を更新、またダイトもここ大きく上げ04日も3060△85だった。
需給関係のいい上がる銘柄を見極める能力を我々は試されている。

【エコスが上方修正】
長らく待たせてくれたが、ようやく上方修正となった。
2016年2月期の予想経常利益は24.5億円予想(四季報予想は26.0億円)→35.46億円に大幅に増額された。
この大幅な増額だけでもかなりなものだが、深く分析すれば、この上方修正の持つ意味ははるかに大きいことが分かる。
①時価は年初来安値圏にあること
②もともと同業他社と比べ最も低PERだったのが、この上方修正で、ありえないくらいの低PERにまでさらに低下

以前にも何度か書いたので、詳しくは書かないが、要するに、同業他社の多くは、現在PER15倍前後となっている(2016年2月期、実質値)。低い方のマックスバリュ東海でも10.9倍である。
これに対しエコスは株価1169円、1株利益は(名目で164.9円)実質で223.2円である。実質PERは5.2倍に過ぎない。
多少なりとPERについて知識のある投資家なら、業績好調の成長力もある企業のPERが5.2倍などというのは、ありえないレベルの低さだと思うだろう。
PERの計算などする投資家が珍しい当今の風潮なれば、ある程度時間はかかろうが、いずれ、エコスの株価は大きく見直されよう。
どのくらいのPER(実質値)になるとみるべきか?
幅広くとると…・8倍~15倍=株価は1786円~3348円
絞ると・・・・・・・・9倍~10倍=株価は2009円~2232円
年初来高値は1564円、昨年来高値は1869円である。
目先、1564円更新、その後1869円更新、中期的には2009円~2232円程度を目指すのではないか。
なおPTSでは1275△105を付けた後1277円に100株の買い、売り物は1400円に100株となっている。

為替が、深夜になってさらに円高になっている。現在111.16円。連れて日経平均先物・大証夜間もマイナスに転じ、さらに下げ幅を拡大という動きになっている。現在63円安。

4月05日 0時27分記