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連休で株はお休みでもあり、久しぶりに不動産のことを書いてみよう。
「住まいサーフィン」というのがある。会員数18万人突破!とある。ここでマンション名を登録すると、「みんなの評価」というのが分かる。
私は、この「みんなの評価」的なものを非常に疑っている。というより、益よりむしろ害の方が大きいのではとさえ思っている。
その当否あとりあえずさておき、なぜこういうのが隆盛を極めているのか、お考えになったことがあるだろうか。

私は、これは安上がり、コストがほとんどかからないからと見ている。いわゆる識者に聞いて回答を得てということをするなら、かなりの時間とある程度のお金がかかるだろう。そもそも識者を見つけるのも至難の業だ。
対して「みんな」にやらせればただ同然で簡単に「評価」が出て来る。しかし「みんなの株式」を見れば分かるが、こんなのを当てにしたり信頼しているのは、よほど何も知らない人だけだろう。日経新聞に、毎年、恒例のように載る、学生に人気の企業ランキングというのも、恐ろしい。入社経験のない学生に聞くのが間違っているだろう。ただ聞いているだけなのかもしれないが、あれを見て人気企業が、待遇、働きやすさ、社会的評価等で高評価の企業と思うなら、とんでもない間違いだろう。お菓子メーカー等、子供気分の抜けきらない学生が親しみを感じる企業が、上位に大量にあるのに、私なぞは驚かされる。

さて「住まいサーフィン」である。
ここでは50件までマンションを登録できる。私は35物件(2004年~20017年完成)登録している。私は不動産、特にタワーマンションが、ある意味、趣味で、新規に良さそうな物件が発売されると、その価格が割高か割安かをすぐ分析する癖がついている。ただ、近年は販売価格をなかなか公表しない不動産会社が多く、困ったものである。日本人の隠ぺい体質、ここに極まれりの感がある。その極致が住友不動産であろう。
この登録物件には、「みんなの評価」というのが付けられている。これを見ていて、やっぱりなあと思ったわけである。つまり、この評価と、その後の結果(売り出し価格と現在の価格との比較)
がどうかを見てそう思ったわけである。

みんなの評価の高かったマンション=上位5物件名と評価、値上がり率
①虎ノ門タワーズレジデンス 90.7点 39.7%
②パークコート赤坂ザタワー 89.2点 19.7%
③マスタービューレジデンス 88.6点  2.9%
④プラウドタワー二子玉川  86.0点  34.2%
⑤ライオンズタワー月島   84.6点  49.9%

みんなの評価の低かったマンション=下位5物件名と評価、値上がり率
①二子玉川ライズ        68.3点  36.0%
②芝浦アイランドケープタワー 71.1点  46.6%
③キャピタルマークタワー    71.4点  49.0%
④ザ・コスギタワー        71.7点  44.0%
⑤ブリリアマーレ有明       72.0点  5.2%

中には、私はパンフレット等でしか知らない物件もあるが、多くは実際にも見て知っているわけだが、この評価には、正直唖然とした以上に笑ってしまった。
なぜなら評価の高かった物件は、発売価格(新規分譲時の価格)に比べた現在の価格が、同時期に分譲された大規模タワーマンションに比べ、ほとんどが大きく見劣りする。一方、評価の低かった物件には、逆に発売価格に比べた現在の価格が、他を圧して大きく上げているものがあるからである。

まず評価上位から見てみよう。
①の虎ノ門タワーズレジデンスというのは、端正なフォルムの素晴らしいマンションだったが、何せ価格が高かった。間もなく発売となった赤坂タワーレジデンスに比べ4割前後坪単価は高かったと思うが、現在の価格はむしろ赤坂タワーレジデンスの方が高い。
③のマスタービューレジデンスは、ユーザー評価で100点を付けた人がいたくらい、評価の高かったマンションである。しかし、この物件は池尻大橋から徒歩7分という、都心の駅近物件に比べかなり交通的に劣る物件だったにも関わらず、確か坪単価は、都心の赤坂タワーレジデンス(ほぼ同時期の分譲)並みだった。もともと割高だったところに既存不適格という問題も発生、時価は発売時の価格とほとんど同じである(当時分譲の物件は大半が3割から7割程度上昇している)。

どうして、こうした結果になったかというと、この2物件は、贅の限りを尽くした豪華マンションだったため、その絢爛さに圧倒された人が高評価を与えたのだろう。しかし、マンションの価格は大半が立地で決まる。マスタービューの立地は、ある意味、論外だった。虎の門は、すっきりした街並みではあるが、あまりに取り澄ましたところが受けなかったように思われる。赤坂、月島、人形町など、多少の猥雑さ、庶民性といったものが好まれるような面もあるのである。ただ虎ノ門再開発で虎ノ門タワズーレジデンスも復活の兆しがあるようだ。
④のプラウドタワー二子玉川は好立地の人気マンションだが、売り出し当時、その値段の高さが評判になったくらいで、その分、その後の値上がり率は今一つである(それでもかなり大きいのは2005年12月完成と時期が良かったことが大きい)。

次に評価下位について。
①の二子玉川ライズの不人気には驚かされる。この物件は「マンションコミュニティ」でも、当時バッシングにあっていた。発売時がマンション不況で、当時、かなり売れ行き的には人気で、マスコミにもたびたび取り上げられたこともあり、逆にやっかみも手伝って、そういうことになったのかもしれない。発売時の坪単価は、すでに中古になって売り物件が出ていたプラウドタワー二子玉川よりやや安かったが、時価の坪単価は二子玉川ライズが数%上回る。詳しいことは省くが二子玉川ライズは、発売が2009年(多少怪しい)、完成が2010年5月で、この時期の物件としてはトップクラスの値上がり率になったのでる。
②~⑤の物件も⑤を除き、(分譲時期のためもあるが)発売時に比べ時価は大幅に値上がりしている。

以上の物件以外でも、THE TOKYO TOWERSは評価が77.1点だが、時価は発売時の50.9%高という。この物件も坪単価の安さに驚いた記憶があるが「住まいサーフィン」の「コストパフォーマンス」評価は決して高くない。

結局、こうした「みんな」の評価は、まったく当てにならないどころか、むしろ正反対のことも多いという、なんともはやの結果である。
マンションの専門家というか、そういうたぐいの方が存在する。しかし、そういう方たちの評価も当てにならない。
ブリリアタワーズ目黒という大規模物件がある。目黒駅前という稀有な好立地に立つわけだが、専門家も素人(「マンションコミュニティ」のコメント等)も超割高の大合唱だった。しかし940戸の大規模物件にも関わらず、ほとんど一瞬に完売となった(2015年7月~8月)。

考えてみれば、株でも同じだが、悪く言って自分は安く買おうという、いやな人もいるわけで、そういうことも影響しているのかもしれない。しかし、専門家まで、ブリリアタワーズ目黒割高説がほとんどだったのだから、困ったものである。

いずれにせよ、皆さんがマンションを買おうという場合、立地が9割がた、価値を決めるということを、しっかり頭に入れておくことが重要である。それも人口減の中、少し前の好立地が今や好立地でなくなっているケースが多々あることに留意しよう。40年前くらいは、山手線の内側になど売り物件はほとんどなかった。だから大泉学園や成増、調布、登戸といった都心を離れた郊外でも好立地と言えた。しかし、今や事態は急変、人も羨むような、ちょっと手が出ないようなところを選ばないと、先行き危ない(下落リスク大)と覚悟すべきだ。
青山、麻布、赤坂(3A)のほか、品川、目黒、渋谷・恵比寿、高輪・白金、番町・麹町あたりが文句のない一等地だろうが、そこまでは無理でも、せめてそれに準ずる(日本橋、大崎、上野、三軒茶屋、下北沢等)所を狙いたい。

知らず知らずのうちに投資物件的な選択の話になってしまった。
投資を考えている方は、これでいい。
自分の家を考えている方は、まったく無縁の話かというと、そうではない。先が見えない、恐ろしい現代日本に住んでいる以上、住宅の選択が一生を大きく左右しかねない以上、いかに好立地の物件を選ぶかは、非常に重要で、上記の話は大いに役立つはずである。
予算の範囲内でという制約はあるにせよ、その中で、精いっぱい頑張ることが重要なのである。つまりせめて3Lは、とか贅沢は言わず、専有面積はある程度狭めてもいい立地の物件にすべしということである。予算内では好立地の物件が無理な場合は、中古物件も検討してみよう。

3月20日 21時26分記

追記=上記の文章(一般論を書いたと理解されたい)を読まれて、早速マンションを買おうというような方がいらっしゃると、やや困るので一言。
現在、都心一等地やそれに準ずる立地のマンションは、価格がやや弱含み傾向にある。ほぼ株価に連動していると言っても大過はないだろう。そして今後の見通しも暗いとは言えないまでも明るくはない。株価がかなり上昇するようなら、今の緩やかな下落に歯止めがかかり、多少は反転上昇するか、といったところだろう。
よって、今は買い時期とは言いにくい。よほど、好立地で割安な物件以外は、軽軽に手を出す時期ではないだろう。
ただ、マイナス金利政策で、お金を銀行等に預けてもほとんどお金を生まない時代である。中古の好立地物件で利回り(管理費・修繕積立金は家賃から引いて計算)が6%以上というようなものは、資金の運用にお困りの方なら買う価値が十分あろう。 (3.21日 13時36分記)









最近耳に入って来る話から推測するに、この相場にほとんどの人が大ダメージを受け茫然自失しているようだ。
特に、理詰めで真面目に相場に取り組んでいる人には、こういう非論理的と言うか、上げ下げの理由が合理的に説明しにくい相場というのは、やりにくい。

ただ、自分だけではなく、多くの仲間がいると慰め、そうそう悪いことばかりは続くまい、そのうちチャンスも廻って来ようと考え、当面は損失の極小化に努めよう。

昨日のことからすると、どうも先物相場もあてにならないようでもあるが、ともかく、現在、日経平均先物・大証夜間は286円安となっている。為替が、東証の取引終了後、さらに大きく円高が進み、現在1ドル111円台半ば(20時45分頃には110.77円=2014年10.31日以来の円高水準になった)になっていることが、大幅安の原因とみられる。
注=NYダウは現時点で高いことでもあり、明日の日本株がどうなるかは、17日同様、ふたを開けて見ないと分からない面がある。

いずれにせよ、一段と大きく円高が進んでいるのは、厳然たる事実であり、こうなると、いやが応もなく、「円高メリット銘柄」に、人気が集まって来るのではないか。
17日は、石光商事(推)、エレコム、ダイト、アルペンが上げるなど、円高メリット銘柄は、堅調さが目立った。

やはり、ここはこうした銘柄以外は(寿スピリッツ、ジグソー、大東建託など、好取組で下げを忘れたような銘柄は除く)、期待できない、というより、リスク大とみるべきだろう。
私は有言実行で「円高メリット銘柄」の比率をせっせと高めて来たわけだが、ようやく22%まで来た。本当は25%~30%に早くしておきたかったのだが。

いろいろ考えると、やはり
石光商事
エレコム
日本瓦斯((推)
という結論になる。
石光は後述するとして

【エレコム】
同社株は好取組が続いており貸借倍率は0.06倍、逆日歩は0.10円となっている。貸借倍率0.07倍、逆日歩0.20円の寿スピリッツ(言うまでもないだろうが18日は7380△110と爆等中)を彷彿させ、予想外の大相場になる可能性が出て来たとみる。
寿同様、業績絶好調なのも心強い。エレコムは相場スタート時の寿(株価2000円台)かもしれないのである。
為替相場は1ドル120円想定、1円円高で2.1億円の増益要因なので111.5円の場合、約18億円の増益要因となる。単純計算では、予想経常利益80億円が98億円になるわけである。

【日本瓦斯】
電力小売り自由化がいよいよ4月にスタートするが、そろそろどこがお得かといった報道が一段と本格化するのではないか。東京電力の信用をバックに初年度4万件の契約を目指す。
この他にも2つの期待材料を有する。1つはアメリカでの電力、ガス自由化で攻勢に出ていてこれが大きく業績に寄与しそうだということ(後日詳述)、もう一つはまだ隠し玉として温存中(乞うご期待)。

最後に真打ち
【石光商事】
1ドル111.5円なら、単純計算で約11.4億円の増益要因。今期予想経常利益が3.21億円だから、これが為替差益込みだと約14.6億円に激増するということである。どう見てもストップ高材料だと思うのだが、反応が鈍いのは、今の地合いがこういうマイナー銘柄向きでないからだろう。しかし、いくらなんでも、そろそろ気付く人も増殖中だろう。
こういうことは別としても
①4-12月期の経常利益は3.79億円、対して会社の通期予想は3.21億円。早晩、大上方修正とみるのがまともな見方だろう。
②1株純資産はさらに増加、直近で964.8円。PBRは0.41倍に過ぎない。
③配当は3月一括で10円、さらに株主優待もある。
④コーヒー生豆相場は下落基調、コーヒー需要は堅調なうえ、利幅の大きい高単価生豆の売り上げ増という、これ以上は望めない好経営環境。
これで399円などという株価は、グリーンスパンではないが「謎だ」。

3月18日 0時31分記

今の相場は指数とか平均株価が実態を表しているかはなはだ疑問である。16日は日経平均、TOPIXは下げたが、当道場銘柄は堅調なものが多く、一息つけた。
「円高メリット銘柄」は石光商事(推)393△16をはじめ、エレコムも昨年来高値更新となる1892円まであって1874△22。日本瓦斯(推)は2515△25まであったのが一時2426▼64まで急落、結局2490±0。

17日は売買代金が2兆円を割り込んだ(本年初)ことでも分かるように、市場は買いエネルギーに乏しく、ごく一部の銘柄を除き、一進一退と言うよりむしろジリ貧的な値動きの銘柄がほとんどだ。

では、どういう銘柄が買われているかと言うと、網羅的に説明できるだけのものは持ち合わせていないので、気が付いたことだけ書くとしよう。

①超値嵩株に動きのいいものが結構多く見つかる。
そーせい(ここやや危うい動きになっているが)、インベスターズズクラウド、そして私が少し買ったと書いたジグソー(ついに昨年来高値更新を更新したのみならず1万円大台乗せとなった)など。

②取り組みのいい銘柄
寿スピリッツ(貸借倍率はここ0.1倍をさえ割り込み、0.20円の逆日歩)、エレコム(やはり貸借倍率は0.02倍、0.10円の逆日歩)などである。日本瓦斯も、ここに来て貸借倍率が大きく改善、1倍前後となって来た。大東建託は逆にここ貸借倍率がやや悪化しているがそれでも1倍前後とまずまずである。
なお、実はこの②のグループの銘柄も多くは①と同じ超値嵩株である。

【配当取りの動きに注目】
3月末の権利(配当、優待等)付き最終売買日=3.28日=が迫って来た。
3.06日付けでも書いたので参照されたい。
その中でも注目は
2458 夢テクノロジー 935△6
9月決算会社なのは、やや弱いが3月末でも20円配当を予定している。注目すべきは通期の配当予想が四季報で40~50円となっていることだ。四季報は「配当性向100%も辞さずで、増配濃厚。」としている。また前号では「毎期増配掲げ」ともある。
前期の配当が40円、今期予想一株利益が52.5円だから、四季報の言を信じるなら、今期は当然50円配当となる。
50円の場合、配当利回りは5.35%にもなる。さらに言えば、来期は予想1株利益は四季報予想なら78.8円、配当は「配当性向100%も辞さず」なら80円もありうる。
これで思い出すのはピープル(昨年10月ころの2000円前後が大増配期待から年末には3245円まで急騰)だ。いずれにせよ、好業績が期待できるので、多少、スケジュール通りいかないかもしれないが、中期的には大化けとなろう。

この他、3月末一括10円配当の石光、同じく3月末一括8~10円配当+優待のWDIにも期待。

3月17日 0時43分記
3.14日には日経平均は17234円と2.02日以来の高値を付けたわけだが、その割りに戻った実感に乏しかった(1部の超値嵩株が引き上げたり、2部、JQの戻りはそれほどでなかったことが影響していよう)。
そして15日は反落、さらに現在日経平均先物・大証夜間は16760▼357の急落となっている。
考えてみれば、年初から、一度として安心して見ていられるような状況になったことはなく、ちょっと期待を持たせると、すかさず冷水を浴びせられるということの繰り返しだったように思う。要するに、極端な言い方をすれば、相場をやるような環境ではないということだろう。繰り返し書いて来たように持ち高は少な目に、リスク管理は徹底したい。

言うまでもなく、日本株をこのように不安定にしている最大にしてほとんど唯一の理由は円高である。現在の先物大幅安の原因も円高である。一気に1円近い円高となり、現在1ドル112.9円前後となっている。このためNYダウは20ドル前後の小幅安にとどまっている中、日本株は急落となっているわけである。

【円高メリット銘柄はもっと評価されてしかるべき】
為替ほど予想が難しいものはないという思いを強く持っているので、私は為替の予想はしないし、為替に対して謙虚であろうと努めている。とは言え、相場をやる以上、為替を無視、考えずにやっていくことは不可能だ。
こういう立場から、私は、今回、大きく円安に戻ることは期待薄とみて、「円高メリット銘柄」をポートフォリオにそれなりの比率で組み込むことをお勧めしてきた。
そして挙げたエレコム、日本瓦斯(推)、アルペン、林兼産業などは、それなりに上げた。東邦レマックまでもが15日496円と直近で取引が成立した3.03日の435円比で61円高となった。ただ肝心の石光商事(推)は先行した反動もあってか、ここさえない値動きとなっている。ただ逆に言えば、評価不足もはなはだしく、いつ爆発してもおかしくないだろう。

私は、この円高局面で、業績面からも割安で円高メリットも大きい以下の3銘柄に特に注目・期待している。

石光商事=4-12月期業績からして2016年3月期通期業績は上方修正の可能性が大とみる。コンビニコーヒーが大人気だが、対抗策として町のコーヒー店やコーヒーチェーンは、高級化に活路を見出そうとしている。このため石光では粗利率の高い高級生豆の需要が増えるという願ってもない展開となっている。
また「日本酒の輸出拡大。」、「コンビニエンスストアや惣菜店にレタスやタマネギなどの野菜を供給。販路拡大。」(会社情報)とある。最近は、コンビニ、ドラッグなどで野菜を売っているところが急増しているが、これも石光が絡んでいたわけである。
言うまでもなく単純計算では1ドル113円なら9.4億円の営業利益≒経常利益増益になる。1株利益は名目で130.0円、実質でも101.1円に急増する。

エレコム=業績は絶好調で会社情報の数字なら来期は経常利益(90億円予想)で11.3%増益予想、実質1株利益は136.9円、PERは13.5倍に過ぎない。大量の空売りが入り逆日歩も14日はそれまでの0.05円から0.10円に拡大、この辺は高値圏で上昇加速となって来た寿スピリッツを彷彿させる。1ドル113円なら為替差益は14.7億円、実質1株利益は159.3円に増加、PERは11.6倍に低下する。

日本瓦斯=電力小売り自由化がいよいよ4月にスタートする。関連銘柄は山ほど言われるが、本命=業績に与える影響で判断=の1社は日本瓦斯だろう。東京電力の信用をバックに初年度4万件の契約を目指す。来期業績の急伸が期待できる。もちろん、円高は業績にプラスだ。

3月16日 0時50分記
日経平均等の指標は強いのだが、当道場銘柄を含め、小型株には、その流れに乗れないものが結構あり、苦しんでいる投資家も多いだろう。何を隠そう、私もその一人だが。
ただ、相場をやっていれば、こういう時もあるもので、そう思えば、そう深刻に悩むようなことではない。
いつか花実のなるものを
である。

タカチホ(推)は、ついに3.03日に付けた229円をした抜ける225円まであって227▼8。本来なら(このいい方もちょっと変だが)229円が底値になる所なのだが、ここに来て、人気株・不人気株とくっきり分かれる中で、不人気株に見切り売りがかさむという今の地合いで売り圧力が高まりこういうことになったとみるところだろう。
ここ東京エレクトロンが大きく上げた(2.25日から1割上昇)が、東エレクへの売り上げ依存度が約6割の内外テックは、この間ほとんど上げていない(2%弱上昇)。これが今の相場である。
タカチホの場合、間もなく、上田市など、長野はようやく観光シーズンに入る。いろいろ「真田丸」がらみのいいニュースも出て来ると思われるので、しばらくは辛抱、様子を見たい。

【四季報から発掘した妙味株】

1942 関電工 834△3
2612 かどや 2875△21
2922 なとり 1761△2
2925 ピックルス 1050△30
3814 アルファクス 697△46
3926 オープンドア 4990△25
4735 京進 281△18
4918 アイビー化粧品 391△4
6750 エレコム 1843△45
7463 アドヴァン 1063△25
8174 日本瓦斯(推) 2493△41
8570 イオンフィナンシャルサービス 2674△32
8922 日本アセット 108△2

この中で、特に面白そうなものについて、少し触れておこう。

4735 京進=学習塾の会社だが、近年は保育園にも力を入れている。
2016年春には13園がオープン、計30園になる。保育園トップのJPホールディングスの2017年3月期オープンが15園だから、いかに京進が急拡大しているか分かる。「塾の卒業生や講師の活用で保育人材不足に対応も。」(四季報)とあり、そういう手もあったかと感心。

4918 アイビー化粧品=2016年3月期の予想経常利益は会社の6.5億円に対し四季報は9.0億円。四季報の2017年3月期予想は16.6億円(ただし前号と同じ)。今号では「販売数量増に直結する研修参加者数は前期比35%増ペース。自社ブランドエステサロン導入販社数は15年12月末時点で期初の68から82に急増。」と、大増益予想の根拠が示されている。
なお3月一括で15円配当なので利回りは3.8%と高い。

エレコム=円高メリット銘柄として1683円の時紹介している(2.25日付け)。『会社情報』では来期予想経常利益を90億円(四季報は86億円)としている。ここ日証金の貸借倍率が0.01倍、逆日歩0.05円と好取組になっていることでもあり、強気でいいだろう。

日本瓦斯=2017年3月期の予想経常利益を四季報は前号の114.0億円から122.0億円に増額した。しかしあっと驚かされたのが会社情報の数字だ。なんと145.0億円ではないか。「電力小売り自由化で顧客拡大し増益。」とある。

注=かどや製油は14日引け後、今期業績の上方修正と増配を発表している。15日、大幅高で寄るようなら見送りが順当。

3月15日 0時07分記
確定申告の期限(3.15日)ぎりぎりの四季報発売で、苦闘している。
四季報は適当に済まそうかとも思ったのだが、もう習慣化していて、ついついぶっ続けで8時間読んでしまった。
それでもまだ1300ページあたりなので、前途多難だ。

当道場銘柄で、目についたことだけ、簡単に書いておこう。

石光商事(推)=前号より営業益増額。」とある。経常利益(かっこ内は前号)で言うと2016年3月期=3.5億円(3.2億円)、2017年3月期=3.6億円(3.3億円)
なお東邦レマックのところでは「会社想定レートは1ドル125円。1円円高で営業利益0.3億円押し上げ。」とあるが、
それなら石光のところにも
「会社想定レートは1ドル120円。1円円高で営業利益1.34億円押し上げ。」と書いてほしかった。

WDI=2016年3月期の予想経常利益は会社が9.0億円予想を13.0億円予想に引き上げ済みだが、四季報は12.0億円予想を今号では13.5億円へさらに増額した。17年3月期予想は14.5億円(前号は13.0億円)。

日本瓦斯(推)=「電力で東京電力と代理店契約し、家庭向け参入。「LPガスとのセット契約で初年度4万件獲得目標。」とある。
2017年3月期の予想経常利益を前号の114.0億円から122.0億円に上方修正している。

小野薬品=2016年3月期の予想経常利益を会社予想265.0億円を受けて275億円に増額(前号は196.0億円)、2017年3月期予想は405.0億円(前号は246.0億円)に大増額している。

先週末の欧米各国株は軒並み大幅高となっている。NYダウは年初来高値を更新した。WTI原油先物相場も38.47△0.63と上昇、円相場も1ドル113.83円と円安になった。CME日経平均先物は96円高。
ひとまず、月曜の日本株も堅調な展開が予想されるわけである。
相場環境も、徐々に好転して来たと、とりあえずはみておくところだろう。警戒は怠らずだが、やや強気にみていくところだろう。

3月14日 1時06分記

先が読めない相場で、その日暮らしが続くが、

と書いて、日経平均先物・大証夜間の数字を確かめたら、あっと驚かされた。つい数10分前は100円以上上げていたのに、32円安になっている。為替が1ドル114円台に乗せる円安になっていたのが、113.75円へ大きく円高に再度振れたのだ。

とは言え、円高対策として推奨した3銘柄(石光商事、黒崎播磨、日本瓦斯)は、昨年末くらいの、つまり1ドル120円前後でも好業績が見込まれており、ここに来て少々円安、114円とか116円とかになっても、なお為替差益が出るわけで、そう心配することはない。
そもそも、保険、リスクヘッジとして推奨したわけなのである。つまり、円安になり、これら銘柄の動きが多少悪くなったとしても、その場合は、ほかの銘柄が上がるだろうから、それはそれで良しとしようということである。

日本瓦斯は異常な強さをみせ2434△107。アメリカでの電力・ガス自由化で日ガスに大きな商機という話を書くと言ってきたのだが、押し目は買いたいことでもあり、これは後回しにしよう。

代わって石光商事。同社には盛りだくさんの好材料があるのだが、ここでは海外での日本食ブームがらみの材料について書こう。
テレビで、日本酒をおいしそうに試飲する外国人の姿を見た方も多かろう。
実はこういうことにかかわっているのが石光なのである。2015年に、パリに日本酒の試飲施設を開設、利き酒師の資格取得担当者を置きPRをしている。またもう少し前から、中国で、酒造メーカーの代理として日本酒・焼酎の普及活動に取り組んである。

今期第3四半期決算では、アジア向け輸出が好調で、海外事業部門の売り上げは前年同期比16.7%の高い伸びとなっている。
TPPがどうなるかは不透明だが、発効となれば、同社には大きなメリットだ。食品部門の売り上げが58%もあり、オリーブオイルやパスタの輸入なども手掛けているのだ。昨年7月に急騰、422円高値を付けたのはTPP関連としてであった。

大東建託、小野薬品がまた上げて来た。どうも多くの個人投資家が資産内容が悪化し元気がない中、こういう超値嵩株の動きがいい。アメリカ同様、格差拡大の中、富裕層が買う銘柄が上げるのかもしれない。また、いったん強いと確定したかの感のある銘柄も強い。6800△160と引け新値となった寿スピリッツがいい例だ。
いずれにせよ、買いエネルギーが乏しい中、動きのいい銘柄に乗ろうという強い流れがあるので、逆張り、突っ込み買い的なやり方は墓穴を掘ることになりやすい。それが今の地合いだということを、頭にしっかり入れておくところであろう。

日経平均先物はプラス圏とマイナス圏を往ったり来たりしている。

3月10日 23時56分記
09日も前日同様、円高に合わせる形で多くの銘柄が下落、日経平均は141円(0.84%)の値下がりとなった。2部、JQ、マザーズもすべて下落。小型株の場合、出来高の少なさもひどい。
石光商事(推)は398±0、林兼産業は104△1だったから、多少は円高メリットということが評価されたのだろうが、個人投資家の資産状況の傷み具合が想像以上で、買い上がるエネルギーはないということだろう。ただ、こういうのも、ある時一瞬にして事態が変わったりするものである。多少気長に、その時の来るのを待とう。
日本瓦斯(推)は、ここ一服となっているが、これは短期間で急騰した反動が出たに過ぎず、再騰は近いとみる。

09日のヨーロッパ各国株は1%前後の大幅高だった。NYダウも現時点で小幅高、WTI原油先物も37ドル台乗せと値上がりしている。
為替は東証大引け時点で1ドル112.58円前後。現在112.84円前後とやや円安。
こういう状況で日経平均先物・大証夜間は16720△48と小幅高となっている。

大きく円安になると主力株一辺倒になって小型株は蚊帳の外になりがちだ。またあまり円高が進むと、円高メリット株も、全般安に引きずられて今一つさえなかったりする。
この意味では、今くらいの状況が、小型株にはちょうどいいかもしれない。
10日の相場に期待しよう。

私は08日、大東建託を少し買ってみた(現在わずかながら含み損状態)。そして09日は日本リートを買ってみた。こちらはわずかながらも含み益状態。
マイナス金利で、こうした銘柄には追い風と見たからである。本来マンション投資に資金が集まってもよさそうなものだが、慎重な日本人は、そこまでの決断はできないだろうから、代わってリートに次第に資金が向かうかもとみての日本リート買いである。様子を見て行けそうなら、さらに買い増そうと考えている。

3月10日 0時13分記
相変わらず為替相場、円の対ドル相場に振り回される相場が続く。08日も、じりじり円高が進み一時は1ドル113円大台を割り込み112.8円台を見た。その後、かなり円安に戻し113.6円台(東証大引け前後)で終えたわけだが、現在は再び円高になっている。いずれにせよ、とりあえずは117円台といった大幅な円安になることは期待できなさそうだ。

こうなれば、そろそろ、円高で業績が大きく向上する企業の株が、本格的に買われてしかるべきだろう。
石光商事(推)は、08日、全般安の中底堅い値動きで終値は398△3と強い動きだった。多少は円高メリット銘柄として評価されて来たのではないか。

四季報新春号に掲載されている表(2010~2008ページ)(上場企業3601社にアンケート、20.6%の企業が回答)で、円高が営業利益(または経常利益)にプラスと回答した企業で表にあるのは46社。私はこれを精査、1株利益が最も率的にアップするのはどこかを調べ、トップと認定したのが石光商事のわけである(ほとんど商いがなく業績的にもやや問題のある東邦レマックを除く)。

石光の

想定為替レート=1ドル120円
1円円高の影響額=+1.34億円

現在1ドル112.7円前後なので、113円で、同社の円高メリットを計算しよう。
(120円-113円)×1.34(億円)=7(円)×1.34(億円)≒9.4(億円)

同社の2016年3月期の予想経常利益は3.21億円(4-12月期で3.79億円だったことから実際は4.5億円~5.0億円と私は予想しているが)。
つまり円高メリットの9.4億円というのは今期の会社予想経常利益の3倍近い巨額なのである。
トヨタ(今期の予想経常利益は3兆円前後)で言えば、9兆円近い為替差益が出るということである。
注=トヨタは1円で400億円なので、7円円高とすると、為替差損(差益ではないが)は2800億円=今期の予想経常利益の9.3%にしかならない。

くどくど言うまでもないであろう。日本人は率ではなく、絶対額で考えがちだが、重要なのは率である。石光の為替差益が、トヨタ(今回の場合は為替差損)などに比べ、率的にいかに圧倒的か、よく分かろう。
もちろん、今期業績的には1-3月期分だけが影響するわけである。来期のレートがどうなるかは予断を許さない。しかし、そんなことを言っていては、相場はやれない。現状を見据え、業績に好影響のある銘柄を物色するのは当然の投資行動だろう。

私は円高が進行するリスクを念頭に、持ち高は少なめに、ポートフォリオに円高メリット銘柄をそれなりに(2割~3割弱)組み入れることを、おすすめしてきた。円高メリット銘柄=石光、黒崎播磨(推)、日本瓦斯(推)、林兼産業等=は、ここ相対的に堅調な値動きをしており、おすすめ通りにした場合、全般の下げに比し比較的ダメージはなかったであろう。

3月08日 23時45分記
雑用がたまりにたまって、絶望的状態。
という事情で、ごく簡単にすることをご了解願う。

相場はもやもや状態が続く。強気になれない一方、弱気にもなりきれない。よって、その場しのぎ的に、負けないように、防御を固めて、日々頑張るしかない。
原油相場は、どうやら、ある程度落ち着いて来たようにも見えるが、為替(円の対ドル相場)の方は、依然、どう転ぶのか(円高に行くのか円安に行くのか)、はっきりしない。
やはり、ある程度(2割から3割弱程度)は、円高メリット銘柄をポートフォリオに組み込んでおくのがよさそうだ。

現時点では1ドル113.66円とやや円高のため、NYダウは小幅高だが、日経平均先物・大証夜間は61円安。

3月08日 0時24分記