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2015.11.16 古野電気
6814 古野電気 (東証1部)
株価=884±0(11月11日終値)   
出来高=8万2400株(11月11日) (売買単位=100株)
PER=12.9倍(来期=2017年2月期予想実質値) 
08月25日=729円~1261円=03月02日(年月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆
推奨度=☆☆

11.11日付けで発表しているので、株価等は11日の数字である。16日は878▼27。
推奨度=☆☆ なのは、推奨後、フランスでのテロ事件があり、為替が円高になるなど、やや地合いが輸出関連のこの銘柄向きでなくなったからである。
自信度=☆☆は、迷ったが、いつも☆☆☆なのもどうかということで、あえて一つ減らした。自信はそれなりにあるのだが・・・・

同社は10.13日引け後に2016年2月期第2四半期決算を発表した。
経常利益は前の期の20.18億円比微減益の20.0億円予想だったが、22.36億円と10.8%増益だった。
これを受けた1014日の株価は、しかし857▼88。
通期予想(経常利益)を前期比微減益の28.0億円で据え置いたのと、当日の日経平均の大幅安(344円安)が響いたとみられるが、いくらなんでも下げ過ぎだろう。

しかし、同社を取り巻く事業環境は良く、この通期予想据え置きは控え目過ぎよう。
実際、岩井コスモ証券は10.22日、四季報速報も10.29日、それぞれ会社発表の数字を上回る予想を出している。

予想営業利益(岩井コスモの経常利益予想が不明なので営業利益で論じる)は岩井コスモが今期28億円、来期33億円、四季報速報が今期27億円、来期31億円である。経常利益は、これを3億円程度上回るとみればいいので、それで計算した来期予想実質1株利益は、岩井コスモの来期で68.5円、PERは12.9倍となる。

【電子海図情報表示システム搭載義務化特需が本格化】
電子海図情報表示システムの搭載が2012年から段階的に義務化されているが、既存船への搭載も2014年7月から順次義務化されている。徐々に適用対象になる船舶が拡大するので、この特需は今後一段と増加、ピークは2018年にかけてとなりそうだ。つまり当分、少なくとも今期、来期、来来期、同社はこの恩恵を享受することになる。、同社業績は来期も来来期も大幅な増益が見込まれるわけである。QUICKコンセンサスは来来期=2018年2月期の経常利益を47億円と見込むくらいである。この場合、実質1株利益は89.4円にもなる。

古野電機と言えば魚群探知機だが、これもアジアで好調が続く。
小型気象レーダーは海外向けに加え、国内では自治体向け需要を深耕。またゲリラ豪雨対応の雨水管理技術実証事業にも参画している。
さらに生化学自動分析装置も好調という。

防衛省への過大請求で大きく売られた株価だが、8月末の729円で底を打ち、反騰に移ったというのが現在の株価位置である。一進一退はあるにせよ、基本的に大きな戻り相場にあるとみてよかろう。

11月16日 21時41分記

相場見通し等については深夜、別稿で(予定)。

鎌倉式修正PER理論の根幹は、株価は実質PER(実質1株利益に基づいて算出したPER)で決まるというものである。

株価=1株利益×実質PER

ただ、1株利益が0とかマイナスの企業には通用しないのは、言うまでもない。
これは標準的な体重を算出する簡便法である
標準的な体重=身長(cm)-110
が、身長110㎝以下の人に適用できないのと、まったく同じである。
身長の場合、110㎝の人だけでなく140㎝くらいの人まで、この式は使えないだろう。こんなことは、誰でもすぐ思いつくことだ。

ところがPERの場合、そういうことを言う人がほとんどいないのはおかしなことだ。

私はずっと以前から、これに対する解決策を提唱している。

株価=1株利益×実質PER+A  という算式を提唱しているわけである。
A=企業存在価値分

Aの値はPER同様、相場の地合い、環境により異なるが、おおむね20円~40円くらいになるであろう(経験から)。
しかし、多くの企業は1株利益が10円前後以上するので、その場合、株価=1株利益×実質PERで支障はない。

シーマ(推)のよう1株利益が数円以下の株の場合は、身長の低い人と同じことで、株価=1株利益×実質PERは使えず、

株価=1株利益×実質PER+Aを使うことになる。

私は、今回、株価が30円台から60円強の6銘柄を分析、現時点ではAは33円、PER15倍とするのが妥当という結論に達した。
そうすると、大半の銘柄が、そうして計算した株価(株価=実質1株利益×15倍+33円)が現在の株価とおおむね同水準になるからである(下表参照)。

              実質1株利益   株価(11.13日)    PER     PER15倍+33円

音通            1.01円       40円         39.6倍       48円
セーラー          0.41円      41円        100.0倍       39円
メガネスーパー     1.94円       54円         27.8倍       62円
ヤマシナ         1.75円       59円         33.7倍       59円 
価値開発         1.80円       61円         33.9倍       60円

シーマ         ①0.90円       37円         33.3倍       46円     
             ②1.34円       37円         27.6倍       53円
             ③1.80円       37円         20.6倍       60円

注=①はシーマの今期予想経常利益を5.0億円(四季報予想)として算出
   ②はシーマの今期予想経常利益を7.41億円(会社の8.27日発表の予想)として算出
   ③はシーマの今期予想経常利益を10.0億円(会社の11.13日発表の予想)として算出

この表で読み取ってほしいのは、単純にPERを計算すると(シーマは上方修正発表前の株価なので③の分は除く)、27.6倍~100.0倍まで大きくばらけてしまうが「 PER15倍+33円」で算出した株価と11.13日の株価は、シーマ以外は、ほとんど一致するということである(シーマを除きメガネスーパーの乖離が大きい=実際の株価が安い=が、これは同社が債務超過等で今期末まで上場廃止にかかわる猶予期間入りしているからと考えれば納得されよう)。音通はやや苦しい言い訳的になるが、時価は割安、早晩水準訂正か。

言い方を変えれば、ほとんどの銘柄が「PER15倍+33円」の株価になっているということである。

シーマは、今回の上方修正で実質1株利益は③の1.80円になった。表の他社並みに「PER15倍+33円」に買えば株価は60円になる。
上方修正前の実質1株利益1.34円が1.80円に34%強アップしたわけなので、37円の株価がそれだけアップするとすると株価は50円になる。

結論としては、妥当株価は控え目にみて50円、理論的には60円、成長力、将来性等を表の各社と比較して加算すれば65円以上となる。

ただ、実際の株価がどうなるかは、地合い等にも大きく左右されるので、予測は難しい。
>年初来高値も更新しないような水準での売却はやめた方がいいと強く言っておきたい。
と前稿で書いたのは、やや行き過ぎの感がある。
基本は相場は相場に聞くであり、また資金の性格、投資家個々人の性格、堅実に行きたいのか・リスクは多少覚悟で勝負したいか等で、売り方は、違って来る。

私がシーマの妥当株価がいくらかについての結論は前述のとおりである。そういうことも念頭にいれ、また「ただ…」で書いたことも併せ考え、各自対処されたい。
いずれにせよ、迷いの強い方は、分けて売るといいだろう。100株単位なのだから保有株数100株の方以外はそれが可能なのだ。

あなたが1万株保有しているとして、どう売りを出したらいいか(一例)を、読者諸氏への参考に以下に例示しておこう。

43円1000株、45円1000株、49円2000株、52円2000株、55円2000株、59円2000株 各売り

全株を売る気は基本的にないのだが、59円なら売ってもいいよということである。
この注文で例えば4000株売れたら、残りの6000株は、また引け後に考えるのである。

注=言うまでもないが、私が、この比率で保有全株を売りに出すなどという妄想は抱かないでほしい。私は全く売らないことも含め、せいぜい月曜は持ち株の2割以内しか売らないであろう。上記の例は堅実派の初心者向けのものである。

11月15日 20時59分記


シーマ(推)が予想の上限も突き抜けるような超絶の好決算を発表してくれた。

私事ながら、おまけに小生の場合、うっかりミスで思わぬボーナスが転がり込みそうだ。万が一、おかしな決算だと、悶死しかねない株数を握り締めているので、焼け石に水ながら、わずかでも売っておこうと14時過ぎくらいだったと思うが、37円、38円、39円に各10万株の売りを出した。株価は、その後37円、38円の繰り返しで37円で終了。例によってこういう場合、38円は売れず37円のみ約定。ところが、持ち株を計算すると、どうもおかしい。残りの保有株数が多過ぎるのだ。
何と、38円、39円の方はいいのだが、37円のみ10万株を1万株、と言うよりパソコン上は100000(株)とするところを10000(株)にしてしまっていたのだ。1円の株を1000万株売る場合、10000000(株)と打ち込まなければならない。キャッシュ・ディスペンサーのように「万」の字も使えるようにする等の工夫が望まれる。
ま、誤発注で数100億円の損失を出したみずほ証券のようなことにならず良かったどころか・・・

ご承知かと思うがシーマは、その後PTSで最後は42△5。9万株売らなかったため、(42-37)×90000株で45万円のボーナスが入りそうというわけだ。

9月中間期の経常利益は8.27日に2.25億円予想→5.02億円予想に上方修正したばかりなのに、今回(実績)7.28億円。私など、初めは通期予想の7.41億円がやや下振れしたのかと思ったくらいだ。つまり中間期で、前回の通期予想をほぼ達成してしまったのだ。そして通期予想は7.41億円→10.0億円に上方修正した。
しかし、この通期予想というのが、あのエコスと同じで、中間期の数字からしてありえないくらい控えめな上方修正にとどまっていて、再再度の大幅上方修正必至と読む。
PTSの42△5というのも、決算の凄さが分かっていないのではと思ってしまう。いずれにせよ、シーマは、今後収益力を伴った優良企業への変身が期待できる好決算を発表したわけで、年初来高値も更新しないような水準での売却はやめた方がいいと強く言っておきたい。

13日のNYダウは大幅安、フランスで同時多発テロと、外部環境は厳しいが、とりあえず当道場銘柄は好決算発表が続き、比較的安泰だ。

シーマ、エコス(推)、アトラが、なかでも期待できそうだ。今後、さらなる上方修正や来期以降の飛躍が期待できるからだ。読者諸氏のポートフォリオにこの3銘柄が全部入っているといいのだが、せめて2銘柄は入れておきたかった。

SBSが13時に2015年12月期決算の第3四半期決算を発表。経常利益は通期予想の97%にも達する好決算だったが、株価はほとんど反応せず、何でもかんでも決算発表→売りとなる。投資家はパブロフの犬化しているのだろうか。やや迷ったが、決断、買いに出たわけだが、指し値がまずく、逃げ水のように引いて行く売り物(値段が切り上がる)に買えず。情けなや、ようやく1080円で少し買えた。終値は1122△53。

11月14日 23時15分記
2015.11.12 エコス
7520 エコス (東証1部)
株価=1775▼6(11月12日終値)   
出来高=7万5500株(11月12日) (売買単位=100株)
PER=8.8倍(来期=2017年2月期予想実質値) 
01月05日=875円~1825円=11月11日(年月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆


エコスを推奨銘柄として取り上げたのが7.16日、株価は1165円だった。それから上海株ショックもあって1024円まで下げる局面もあったが、おおむね順調に上げ、11.11日には1825円を付けた。
これだけ上げてはと思う方もあろうが、業績の上方修正が必至であり、私は2000円からさらに上も十分期待できると考えているので、ここに再度推奨するわけである。
実は再度推奨するに当たり、以下のような詳細な分析を行い、エコス株の割安に確信を一段と強め、自信を持って推奨する。

エコス(推)は10.09日に2016年2月期の第2四半期(上半期)決算を発表したわけである。上半期は期初予想を大きく上回る(売り上げ、利益とも)好決算だった。しかし通期予想は据え置いた。

この据え置きがいかに理不尽かを論理的に明確にしてみよう。

ここでは、ブレが少ないと思われる売り上げ(営業収益)を分析する。

まず会社発表の数字。 (単位=100万円)
注=予は予定、予が付いていない数字は実績。

          上半期     下半期       通期
期初予想   予56000   予59000    予115000
10.09日    59418   予55582    予115000

通期予想は、利益面のみならず、売り上げ予想も据え置いたので、結果として下半期は売り上げが急減するというわけのわからない予想になってしまったわけである。

次に四季報の数字。

          上半期     下半期       通期
期初予想   予57000   予59000    予116000
10.09日   59418    予58582    予118000

これは10.09日の会社の決算発表を受けて四季報オンラインで「業績予想」を更新したわけだが、拙速でミスしたか、深い考えはなく適当に直したためか、かなり無理な数字になっている。
つまり「下半期」の数字は鎌倉雄介が算出(118000-59418)したもので、オンライン編集部は算出していないかもしれない。
前年同期比で上半期大きく伸びたのに、下半期は逆に当初予想よりあえて減らす予想は、常識的にはなかろう。

要するに、会社も四季報も無茶苦茶な予想を出しているのではないか。もっと投資家のことを考えたまともな予想をすべしというのが、私の言いたいことである。

鎌倉雄介の予想を会社予想、四季報オンライン予想と並べて示そう。

          上半期     下半期       通期

会社予想   59418   予55582    予115000

オンライン  59418    予58582    予118000

鎌倉雄介   59418   予59703    予119121

注=鎌倉予想は、下半期の売り上げは上半期の前年同期比の伸び率(4.3%強)と同率伸びるという前提で算出。

さて、こうしたことを踏まえ、株価的に重要な経常利益がどうなりそうかを考察してみよう。
会社予想は24.5億円で、期初から変更がない。
四季報予想は秋号(最新号)が25.0億円、オンラインで26.0億円に増額。

しかし、上半期の経常利益は14.17億円(前年同期の11.28億円の125.6%)だから、会社にしろ四季報にしろオンラインにしろ、下半期は上半期比大きく減るという予想だ。
いかなる根拠でそういう予想になるのか理解に苦しむ。


鎌倉雄介の予想を会社予想、四季報オンライン予想と並べて示そう。


              上半期     下半期       通期

会社予想(期初予想)   900    予1550      予2450
会社予想(10.09)   1417    予1033      予2450

オンライン         1417    予1183      予2600

鎌倉雄介          1417    予1503      予2920

前年同期比で上半期同様通期でも125.6%(=+25.6%)の経常利益になるとすると、経常利益は30.6億円になる。これをもとに、私は通期29億円~31億円とみるが、これをもとにややシビアに予想したのが鎌倉雄介の上記の数字である。
注=会社予想(期初予想) は後で補ったのだが、これと会社予想(10.09)を比較すると、いかに無茶苦茶か一目瞭然だろう。

一応、私は今来期の経常利益と、それに基づく実質1株利益を次のように予想している。

2016年2月期=29.2億円  実質1株利益=194.4円
2017年2月期=30.2億円  実質1株利益=201.1円

12日の終値は1775▼6だった。
6連騰後、2日調整、頃や良しである。
来期予想実質PERは1775÷201.1=8.8 つまり8.8倍に過ぎない。

これまでも書いて来たように、首都圏地盤の主要食品スーパーの来期予想実質PERは15倍~25倍となっている。
ライフ(株価3175円)の売り上げはエコス(1775円)の5倍強で、これを気にする方に一言。
寿スピリッツの売り上げはカルビーの10分の1にも満たないが、株価は推奨時半分以下だったところから逆転を果たした。
エコスも寿も、ライフ、カルビーの1株利益を上回りそうなのである。それくらい途方もなく割安なのである。
にもかかわらずROE、PBRに毒された多くの投資家はPERの計算すらしないから、こうした超割安株に見逃し三振となるのである。

11月12日 20時06分記

決算発表では、中小型株は相変わらず、過激な反応が目立ち、要警戒だ。最近の例を挙げれば、Gunosy、IRJのほか、太平製作所、安藤・ハザマ、やまや、あいHDなどである。文句のないような決算でも急落(やまや)が珍しくないので恐ろしい。
シーマ(推)、8月発表の数字と大差のない数字(通期経常利益7.41億円予想)になろうが、これがどう受け止められるか。四季報予想は5.0億円なので、これを大きく上回ったのを好感するか、それとも四季報など持ってないという投資家が多くて…ということになるか。いずれにせよ、どう転ぶかわかったものではないというのが今の相場だ。心して対処されたい。

古野電気(推)は10.13日引け後に中間決算を発表、中間期の経常利益は予想を大きく上回ったのだが、通期予想を据え置いたのが嫌気されたか翌日は857▼88と急落した。しかし通期予想(営業利益)の今後の上方修正は必至だ。会社予想の25.0億円に対し四季報速報は27億円、岩井コスモ証券は28億円予想を打ち出している。私はさらに上の可能性が十分あるとみる。電子海図情報システム搭載義務化を受けた特需が今来期と続き、来期はさらに大幅増益が期待できるなど、材料も豊富だ。
4100円の史上最高値はともかく、かつては1000円以下などありえなかった値嵩株。防衛省への過大請求で赤字転落、200円台まで下げて、大出直り相場に入っている。
ひとまずは1000円大台回復、その後はあわよくば年初来高値1261円。
詳しくは後日。

11月13日 0時23分記










相場は、予想以上に強い、特に日本株が強い展開となっている。その上、ここに来て、出遅れ気味だった中小型株の動きが良くなって来たので、当道場銘柄は絶好調一歩手前くらいの、いい状況になって来た。

サカイ引越センター、寿スピリッツが急伸、ともに年初来高値に接近、引け新値となった。

シーマ(推)は39△2と、因縁の37円を上回って引けた。これは同じく39円で引けた8.14日以来である。決算発表の13日が迫り、決算期待が盛り上がって来たのだろう。決算は好決算とみるが、その場合でも、発表前にある程度以上上げていた場合、発表後は売り優勢となる場合もないではない。堅実に行きたいなら、決算発表前にある程度は売っておくことも選択肢だ。決算発表後は、好決算だったら50円~60円くらいまで急伸もなくはないが、その場合はその場合で、例えば59円まであって引け値は43円とかいったこともありうる。こういうことで泣き言、ならいいのだが恨み言を言う方が、どうしても出現する。いい加減、相場とはそういうものだということをマスターされ、臨機応変対処されたい。うまく対処できない場合でも、それは運命愛で行こう。相場は人生の縮図かもしれない。嘆くなかれ。

エコス(推)は1825円と高値更新後、反落、1781▼20だった。11.04日以降200円以上も一気に上げた後だけに当然の一服。ここでの休養をエネルギーに、いよいよ2000円にチャレンジとみる。

消費関連の好業績銘柄の値動きを調べていて、あることに気付いた。3グループに分かれるということである。

第1グループ=ファーストリテイリング、サンドラッグ、カルビー、ライフコーポレーションなど
業界トップクラスの企業で、先行して上げ8月初めに高値を付け、その後大きく調整、ここある程度戻している。
例・サンドラッグ…8.11日に7990円高値、9.11日6000円の安値。時価7460円。

第2グループ=寿スピリッツ、サカイ引越センターなど
10月末から11月初に年初来高値を付け、微調整を経て、ここ再び高値更新をうかがう動きとなっている。
例・サカイ引越…・10.26日に6470円高値、11.04日に5740円まで下げたが11日には6390円まで戻している。

そして第3グループとも言うべき、第1、第2グループに続いて、遅れてここ大きく上げ始めたのがエコスだ。

第1グループの企業は上記各企業のほか、ヤマトHD、ウェルシアHD、クリエイトSD等、どこもかしこも来期予想実質PERは20倍~35倍程度と高い。最高値時点ではさらに高かった。
第2グループは寿は26倍くらいだが、上方修正含みのうえ、高PERが普通の製菓業界の中では、なおかなりの低PERである。サカイは14倍程度、上方修正も有力なので超低PER、岩井コスモ証券は11日、目標株価を7200円に引き上げた。

第3グループのエコスは、なお8.5倍と異次元の低さだ。こんな理不尽な安値のまま、この相場が終わるわけはなかろう。

今後も円安基調が続きそうなこともあり、輸出関連で、業績面の不安なしの割安企業を探した。
そして発掘したのが
6814 古野電機 884±0。
推奨銘柄である。
高寄りするような場合は、2の矢、3の矢も放てるようにするといいだろう(100株単位)。

11月11日 23時35分記
エコスはとりあえず1800円としたわけだが、早くも1800円台に乗せて来た。高値1816円まであって終値は1801△42。
投資尺度も持たず、ただ急激に上げたから割高だなどという妄言に惑わされず、PERの異常な低さに注目する投資家が増えているということだろう。一時的に大きく突っ込む局面が毎日のようにあるが、結局は大きく戻すのも、そうした投資家の腰の入った買いが出るからであろう。

エコスは単に、今割安なだけでなく、今期業績の大幅上方修正が期待できる(これについては後日)。また、来期も新規出店ペースからして、他社を上回る高成長が期待できる。

        A 現有店舗     B 新店(予定)    B ÷ A  来期予想実質PER

エコス        71           6         8.5%     9.5倍

USMH        ?           22         -        17.3倍
ライフコーポ   250           11        4.4%     18.1倍
MV東海      138           6         4.3%     14.1倍
MV西日本    182           7         2.6%     13.2倍
アルビス      75           2.5        3.3%    11.3倍
アクシアル    124           3          2.4%    21.6倍
ヤオコー     144           6          4.2%    22.9倍

注=アルビスの新店(予定)が2.5というのは、同社の場合、新店2、再開店舗1のため。

なお、11.08日の「エコスの株価はやはり異常に割安」では掲載しなかったアクシアル(新潟県長岡市本社)、ヤオコー(埼玉県が地盤の準大手)の2社を、読者のコメントで気付き補ってある。
この2社のPERはともに22倍前後と高く、エコスの割安が一段と際立つ。

さて、上表は、今期の各社の新規出店数が、現有店舗数と比べてどうかを比較したものである。
エコス以外は新店の現有店舗に対する比率は2.4%~4.4%である。これに対しエコスのみは8.5%と突出して高い。いかに、エコスが積極的に出店を進めようとしているかが明白だ。新店は今後の売り上げ増に直結するから、来期、来来期の同社の業績向上に帰することだろう。
なおUSMHの現有店舗が簡単には調べられなかったのでケダイの心から?にしてある。ただ同社の売り上げはエコスの5.6倍強なのでB÷Aの値がエコスよりはるか少なくなるのは、ほぼ確実である。

【OATアグリオ、価値開発が上方修正】

9.14日付け「新四季報からの注目銘柄」で取り上げたOATアグリオが2015年12月期の第3四半期決算と通期予想を公表した。通期の経常利益は11.0億円予想だが、これは前回の予想9.0億円のみならず四季報の予想10.0億円も上回る。

併せて立会外分売も発表した。通常、立会外分売はやや株安材料だが、同社は、その目的として以下のように述べている。

>当社は、平成 26 年6月 25 日に東京証券取引所市場第二部 に東京証券取引所市場第二部 に上 場いた しまた。更に 、社会的な信用度や認知の向上、 企業価値を高めることを目的して、東京証券取引所市場 第一部へ の一部 指定 を申請しております。
今回の 立会外分売は市場第一部への一部指定における形式要件である株主数の充足を図るために行うものです。

というわけで、これは好材料。

さらに株主優待制度新設も発表した。100株以上で1500円相当の園芸用品ということなので、現物株0の私(趣味=園芸なのだ)はあわてて100株のみ現引きした。こうした優待は意外に株価に効く。
かくてPTSでは1575△193と急騰している。

10.01日付け「超低位株に注目」で取り上げた価値開発が16時00分に中間決算と2016年3月期の通期予想を発表した。どちらも大幅上方修正だった。通期の経常利益は1.75億円(四季報は2.4億円)を見込んでいたわけだが、今回4.0億円に大幅増額した。ホテル事業がインバウンド需要を取り込み絶好調だったわけである。
PTSでは69△8だが、様変わりに業績が良くなっているうえ、需給逼迫のホテル運営会社なことを考えると、あわよくば3桁も(瞬間かもしれないが)あるかもしれない。
手前味噌を言えば連れてその後はという連想からシーマ(推)が人気化!?

11月11日 0時03分記
09日の相場は、ほぼ想定通り、主力大型株中心に大幅高となった。
当道場銘柄もエコス(推)1759△102を筆頭に、シーマ(推)、アトラ、IBJ等が上げ、まずまずだった。詳しくは後日に譲るが、エコスはやはり2000円以上を見なくては、この相場は終わらないと、確信を深めたことだった。

今日は簡単に、決算関係のことのみ書いて終わりとしよう。
ニックスが13時15分に2015年9月期決算を発表、15年9月期はほぼ予定線だったが、16年9月期見通しが、経常微増益にとどまったため、一時1100円まで上げていた株価は980▼48の安値引けとなった。やはり決算は怖い。

アトラは15時30分に2015年12月期第3四半期決算を発表。好調な決算だったが、通期予想も経常利益で言うと2.6億円→4.0億円へ大上方修正した。3円の初配実施も発表。PTSでは1318△96を付けた後1318円に100株の売り物。

あっと驚いた(うれしい)のが、ビケンテクノ。11日に9月中間決算発表予定だったわけだが、駆け込みで16時00分に、上方修正を発表。経常利益は9月中間期8.5億円→11.32億円、通期14.0億円→15.8億円に増額した。PTSでは940△150のストップ高を付けたあと924△130。売るに売れず、頭痛のタネだったわけだが、これで一息。それでもなお買い値を下回るのだから、いかにこういう不人気銘柄の下落率が大きかったかということである。

11月09日 23時49分記
アメリカの10月の雇用統計は予想より良かった(非農業部門の雇用者数が大幅に増加、失業率も改善)。これを受けてFRBによる12月利上げが実施されようという見方が広がった。
利上げでは株価が下げるという反応がどちらかと言うと多かったと記憶するが、今回は違った。
NYダウ、NQとも小幅ながら上昇、長期金利も急上昇となった。要するに、今回は利上げ観測が、前回とは逆に好材料と受け止められたということである。

円の対ドル相場は一気に円安が進行、一時1ドル123.27円と約2か月半ぶりの水準まで円安となった。
CME日経平均先物は19500円と日経平均の終値を224円余上回って終わった。

いずれにせよ、これでひとまず、アメリカの利上げ(時期)をめぐるごたごたは終わったかに見えるが、実はそうではない。11月の雇用統計次第ではまた先送りが有力という例によって例のごとき展開もありうるのだ。ひとまずそれまで1ヵ月足らずの「鬼の居ぬ間の洗濯」だが、うまく成果を挙げたいものである。
週半ば発表の中国の経済統計が要注目だ。これもそれなりの数字が出るようなら、株価上昇に弾みがつく可能性がある。

相場の物色動向がどうなるかが重要だ。相場環境好転、円安進行を受けて輸出関連中心に主力株が主役という常識通りの相場となるか。それとも中国株もそれなりに戻していることでもあり、インバウンド関連等、内需関連も物色されることになるか。
また、出遅れ気味の中小型株もそれなりに上がるか、置いてきぼり的になってしまうか。
この辺のところは、実のところ、読みにくい。月曜以降の値動きで判断、うまく流れに乗るようにしたい。
ただ、前稿で取り上げたエコス(推)等、好業績な超割安銘柄は、どういう展開になっても大丈夫と考えている。

それより決算発表に注意したい。
09日=アトラ、ニックス
11日=IBJ
12日=安藤・間
13日=シーマ(推)、SBS、第一稀元素

11月08日 23時02分記
エコス(推)を食品スーパーの超割安銘柄とみて推奨した(7.19日付け=株価1165円)わけだが、ここでは最新の情報(中間決算の業績発表等)をもとにしての主要食品スーパー各社に関する私の株価分析を示そう。

まず、来期予想経常利益(四季報予想)に基づく鎌倉式実質1株利益(純利益は経常利益の6割とみなす)と、それに基づく来期予想実質PERを示す。売り上げの多い順に並べてある。

              株価(11.06日)    1株利益      PER
USMH             1061円       61.1円    17.4倍
ライフコーポ         3095円      184.6円    16.8倍
マックスバリュ西日本   1772円      121.5円    14.6倍
いなげや           1287円       51.7円    24.9倍
マックスバリュ東海     1954円      123.2円    15.9倍
リテールPA         1062円       107.3円    9.9倍
エコス            1657円       173.5円     9.5倍
アルビス           2258円      186.5円    12.1倍
ダイイチ           1160円       126.0円    9.2倍

注=USMHはユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、リテールPAはリテールパートナーズ(旧丸久)

次に、発表済みの今期の中間決算(すでに書いたように大幅に期初予想等を上回ったところが多い)を踏まえた来期の予想経常利益を私が独自に予想、それに基づく来期予想実質1株利益、同PERを→の後に示す。
ここでは、帯広が地盤のダイイチ等、成長余力が小さく、売り上げ規模も小さいと思われる地方企業は除いた。マックスバリュ西日本は兵庫、広島等が地盤で微妙なところだが売り上げ規模が大きいことも考慮して入れてある。
上表と同じく、売り上げ高順に並べてある。なお売上高(今期予想)は1位のUSMHが6600億円、6位のエコスが1150億円(いずれも会社発表の今期予想値)である。

              株価(11.06日)     1株利益              PER
USMH             1061円      61.1円→ 61.1円    17.4倍→17.4倍
ライフコーポ         3095円     184.6円→170.5円    16.8倍→18.2倍
マックスバリュ西日本   1772円     121.5円→128.4円    14.6倍→13.8倍
いなげや           1287円      51.7円→ 49.1円    24.9倍→26.2倍
マックスバリュ東海     1954円     123.2円→135.1円    15.9倍→14.5倍

エコス             1657円      173.5円→201.2円     9.5倍→8.2倍

基本的に、会社規模=売上規模の大きいところの方が高PER、また地盤は東京や首都圏等、消費の伸びが大きいと期待されるところを地盤とするところほど高PERに買われる傾向があると考えられる。

さて、そういう基本的見方を頭に入れたうえでに、上表を見ると、まず目立つのがいなげやの超割高PERである。実はこれの説明は難しい。比較的最近、「ありのままに」というフレーズがはやったが、ありのままを受け入れるしかない。実はこういう万年高PER銘柄というのが厳然として存在する。例えば木曽路。業績低迷でほとんど利益が出ない状態が続くが株価は2000円前後をキープし続ける。逆日歩0.05円もずっと付いている。ダスキンも業績悪化が続くが今期予想実質PERは29倍弱と高い。なぜか業績が冴えない消費者直結企業にこういう高PERで株価がなかなか下げないところがあると心得るしかなかろう。空売りしてもだめなのである。買ってもだめだが…・
マックスバリュ西日本が(エコスは別として)低PERだが、これは他の5社に比べ地盤がやや劣るからとみればいい。

となると、何の問題もないのに来期予想実質PER(私の予想値)が8.2倍という低さのエコスが注目されなければならない。
売り上げが少ないからと言う方がいるかもしれないが、それはおかしい。
売り上げがエコスの3割強のダイイチでさえエコスより高PERの9.2倍である。リテールPAは売り上げはエコスと大差ない(1.1倍)が来期予想実質PER(私の予想値)は同様10.4倍だ。しかもこの2社、地盤は地方、上場市場もそれぞれJQ、東証2部である(エコスは東証1部)。また同じ東証1部だが売り上げ、地盤とも劣るアルビス(地盤は富山、石川、福井)でさえPER11.2倍に買われている。

要するに、どこをどう突つこうと、なぜこれだけ低PERなのか説明がつかないのである。
逆に言えば、超低PERから大幅高した寿スピリッツ同様、株価は上がるしかないのである。
地方地盤の成長力に不安のあるところでもPERは10倍前後、地盤はエコスと同等で売り上げ規模で勝る大手はPER16倍前後、これに対してエコスは8.2倍。
常識的にはエコスの妥当PERは固めにみても12倍程度だろう。
1株利益201.2円をPER12倍に買うと株価=2414円
四季報オンラインは来期予想経常利益を26億円→27億円に引き上げているが、これ(私は控えめ過ぎるとみているが)をもとに計算した(実質値)
1株利益179.8円をPER12倍に買うと株価=2158円

ある程度の期間を取れば、これくらいの株価も十分期待できよう。
目先的にはひとまず1800円、それから2000円、そのあと業績の上方修正を受けて2158円とか2414円も可能性が出て来るとみるところか。

相場環境は良くなっている。今後の見通し等については深夜に。

11月08日 19時06分記

日本郵政上場の余波と断言はできないが、ともかく日本郵政等3社の上場、その後の堅調な株価もあってか主力大型株一色の相場が続き、逆に小型株には冴えない値動きのものも多い。04日、05日計で日経平均等は大きく上げたが、2部、JQ、マザーズは、そろって値下がりとなっている。

こういう相場環境を反映して、決算への反応も、主力株と小型株では著しく違って来る。
04日、場中に決算を発表したIRJと三菱商事。
IRJは762▼150(ストップ安)まであって800▼112
三菱商事は2034.5▼134.5
また引け後決算を発表したジャムコはPTSで一時4180▼1000(ストップ安)
決算内容は、IRJ、ジャムコは期待外れ程度だったが、三菱商事は大減額修正で前年同期比でも大減益という厳しいものだった。

エコス(推)は1639△41。日証金の買い残も低水準であり、なお大きく上値を残しているとみる。
エコス高に刺激されたか同じ食品スーパーのマックスバリュ東海も1938△59、マックスバリュ西日本も1764△55とともに年初来高値を更新した。この2銘柄は、相場らしい相場を出さず、長らくボックス相場に終始していたので、まだ初動段階だ。今後の上方修正も期待でき、ここから狙っても報われそうだ。

寿スピリッツは4760円まであって4705△245。5000円相場もありそうな雰囲気だ。
サカイ引越センターも6190△190と続伸。6470円の年初来高値更新から一段高というシナリオ復活となるか。
SBSも1120△16と強い動きだ。

アトラ、シーマは下げたが、基本的に上昇相場にあるとみる。

いずれにせよ、今の相場は、順張りで行くのが良く、動きのいい銘柄を見極めることが肝要だ。安易な逆張りは傷口をさらに広げることにつながりやすい。

ただ、底値に届いた(この判断で技量が問われるわけだが)銘柄は、この限りではない。
私は東急建設(高いところで打診買いしてしまっているのは書いたとおり)を、ここで少しナンピン買いしようと考えている(ただ上がらないようなら即撤退)。いくらなんでも下げ過ぎとみるからである。
Gunosyにも困ったものだが、700円というぴったりに値段で一応踏みとどまったので、経験からすると、ここからはある程度戻す可能性がかなりあろう。

11月06日 1時01分記