29日の相場は、日経平均、TOPIXの上昇率がそれぞれ0.06%、0.05%にとどまったのに対し、JQは0.88%の大幅高となるなど(2部は0.21%、マザーズは1.60%)、小型株優位の展開となった。日経平均11立会日連続高などで、主力株に対し買い過ぎ、割高との疑念が一部に生じ、警戒感が台頭して来たとみることもできよう。少なくとも、小型株の割安さが意識され、今後、徐々に小型株への注目が強まる可能性は大だろう。

以下、当道場銘柄と比較会社の今期予想実質PERを比較してみた。

           5.29日株価   今期予想実質1株利益    同実質PER  
サカイ(推)     4280円         411.5円         10.3倍
ヤマト運輸     2544.5円       105.0円         24.2倍

フィデア(推)     276円          43.4円          6.3倍    
                          *35.8円          9.2倍
りそな銀行      712.8円        69.7円         10.2倍
                          *49.6円         14.4倍

寿スピリッツ(推)  2550円        124.4円         20.5倍
亀田製菓       4805円        173.5円         27.7倍

ピックルス(推)   1297円        122.3円         10.6倍
わらべや日洋    2751円        156.7円         17.6倍

IMV         645円         53.3円         12.1倍
国際計測器     1841円        145.5円         12.7倍

東祥(推)       2635円        147.1円         17.9倍
共立メンテナンス  6920円        357.6円         19.4倍

注1=フィデア、りそな銀行の今期予想実質1株利益のうち*が付してある下段の値は「調整実質1株利益」。調整1株利益とは、潜在株式が全て行使された場合の1株利益。

注2=IMVのPERは国際計測器と大差ないが、国際計測器の決算が今期、減益予想であることに注意する必要がある。今期、会社予想を大きく上回る好決算が予想され(表の数字はそれを織り込み済み)、今後上方修正の発表が有望なIMVと、逆に今期減益予想を出している国際計測器のPERがわずかながらもIMVのほうは低いのは、実質的には、IMVがはるかに割安とみるべきだろう。

表を見れば一目瞭然だが、当道場銘柄のあり得ないくらいの割安さが際立つ。
これは、これまでもそうだったのだが、相場の流れで割安が無視され続けて来たわけである。しかし、ここに来て、やや流れが変わって来たのではないか。
サカイ引越センターは、まずまずの好決算を発表したにも関わらず、むしろ売られ、実質PERは10倍割れという異常事態が続いていた。しかし4.30日に3850△145以降、動きが一変、ここに来て年初来高値を更新、5.29日には4280△75とさらに高値を更新した。これでもまだまだ超割安であり、場合によっては5000円大台替わりもありえよう。

これと同様な動きが、表で挙げた他の銘柄などで続々出る可能性があろう。

フィデアは目標と言うか、とりあえずの節目の285円(2013年5月)を直前に一息入れた。しかし、こういう動きで、285円を更新せず、相場が終わることは、考えにくい。スパイバーを考慮しなくても、割安(同じ公的資金借り入れ銀行のりそなとの調整1株利益を基にしたPER比較でもはるかに低い)であり、いつスパイバー上場がらみのニュースが出ないとも限らない状況なのであり、この辺を冷静、客観的に考慮すれば、強気堅持でいいだろう。

寿スピリッツ、巴コーポも、調整が長かっただけに、逆にここからは、結構すんなり戻すかもしれない。

IBJ(推)は29日、1545△100と急伸した。今期業績の上方修正が有望となり、地方創生の本命銘柄の地歩を固めつつある状況を考えると、まだまだ大きく上値を残しているとみる。サイネックスは最初に取り上げたとき(2014年7月)の株価は底値圏の700円台でその後2619円(2015年4月)まで上げた。IBJも700円台半ばを相場スタートとみることができるから、1500円台の時価は、まだまだ道半ばとみることもできる。

アトラ(推)はここ2000円前後の揉み合いを続けるが、小型株復活の流れに乗って、近いうちに高値挑戦がみられるかもしれない。

トランコム、オーベクスなどにも期待。

大きい流れとしては、少し前から書いているように、6月は強気で行くところ、特に小型株に関してはそうである。持ち高は維持ないし増加気味に管理、ポートフォリオは時流に乗る動きのいいものの比率を高めるようにしたい。

5月31日 23時09分記

表で東祥、共立メンテナンスの部分、また本文でトランコム以下の1行を追加しました(23時31分記)。


日経平均は5.15日から10立会日連続高(1988年以来27年ぶり)となった。為替も1ドル124円台と12年半ぶりの安値となった。相変わらず主力大型株中心の相場のため、2部、JQ、マザーズはすべて値下がりだった。

ただ、ここ調整してきた銘柄で反発するものも多く(巴コーポ=推、寿スピリッツ=推など)、当道場銘柄は、堅調なものが多かった。
フィデア(推)は281円まであって280△11と急伸、年初来高値を更新した。
IMVもしぶとく上げ4連騰。
トランコム、共立メンテは大幅高。東祥(推)は辛くも反発して引けたが、需給関係の悪さを思い知らせる値動きだった。アトラ(推)は小動きだったが、これもしぶとく2002△2と値上がりして終わった。材料(KRフードサービスを子会社化)が出たクリレスは2343△111と急伸した。
IBJ(推)、サカイ引越センター(推)は値下がり。

『会社四季報』夏号発売は6.12日だが、もうかなり、先取り情報が出ている。
とりあえず、当道場銘柄で判明しているものについて一部を紹介しよう。
オーベックス(推)、仙波糖化工業(推)は、ともに、今期・来期、好業績が見込まれる。
IMVは今期、来期とも増額修正となる。早晩、会社による上方修正も期待できよう。

IBJ(推)も、今期、来期とも大幅に上方修正となる。ネット大手等の新規参入で業績悪化が懸念されていただけに、逆に上方修正となれば、見直し人気が高まろう。

フィデアはPTSで289円まであって最終値は284.3△4.3。
いよいよ29日は1年前につけた285円挑戦となる。これを抜くのはほぼ確実だろうが、そのあと、どう対処するかが問題。各自、熟考され、うまく対処されたい。

5月29日 0時25分記
小型株は、動きが激しく、普通の方がついていくのが難しい展開となっている。四季報なし、日経なし、材料は出たらともかく売る、といった行動様式の投資家が激増しているからかもしれない。このため、好決算でも上がらず、逆に悪い決算で上げるといったケースも珍しくない。

いくつか例を挙げておこう。

まずは好決算で売られた例

①IMV=5.12日引け後、2015年9月期中間決算で上方修正(経常利益9.75億円→11.9億円)
5.13日、580▼16

②東祥=5.12日14時00分に2015年3月期決算発表、好決算だった(2015年3月期経常利益は40.00億円予想
だったが42.03億円で着地。16年3月期も47.00億円と11.8%という高い増益率予想。
5.12日、2753▼47

次に悪決算で買われた例

③共和電業=5.11日12時00分に2015年12月期1Q決算発表、経常利益は前年同期比8.8%減益、通期予想は据え置き(ただし上半期23.8%減益予想なので、これからすれば減益幅縮小と言えるが)
5.11日、487△3、その後5.25日510円と年初来高値更新。

④共立印刷=5.12日引け後2015年3月期決算発表。経常利益は20.90億円予想だったが19.47億円で着地。16年3月期も8.3%増益予想といまいち。
5.13日、303△7、その後も堅調で306円まであり、年初来高値309円に迫っている。

こうしたことを、長々書いたのは、27日、東祥(推)が続落、なんと年初来安値を大きく更新する2580円まであって終値も2618▼28だったからだ。読者からも悲鳴のコメントを頂き、心苦しい限りだ。
しかし、いくら調べても、こうも下げる理由は見当たらない。結局、不勉強な投資家が動きの悪い銘柄をやみくもに売るので、こういうおかしな動きになるのだとしか思えない。

【東祥】
27日の日経夕刊1面トップに「ホテル稼働率 全国上昇」、「名古屋88%」という見出しの記事が掲載されている。
私が東祥に注目したのは、好業績に加え、意外なホテル株としてである。ビジネスホテルに訪日客が急増しているというので、共立メンテナンス(売り上げに占めるホテルの比率41%)と東祥(10%)を有望とみたわけである。
共立メンテは27日、6840△440まであって6720△320(年初来高値更新)。
東祥は、現在、名古屋をはじめ全国に9ホテルを展開、今後3年間、毎年3ホテルを新規出店する計画だ。つまり2018年3月までには18ホテルへ倍増するのだ。2015年4月に北陸新幹線開業の金沢に出店したが、2016年7月には奈良に出店予定だ。
さらに本業のスポーツクラブは、今期は3店の出店だが、来期、来来期は連続8店の出店を計画する。
新中期経営計画(2016年3月期~2018年3月期)では最終年度経常利益57億円(2015年3月期42億円)を目指すが、2016年3月期は計画通りの47億円予想を、決算発表時に表明しており、18年3月期の57億円の達成は難しくない。この場合、実質1株利益は178.5円になる。ROEは2015年3月期18.0%という素晴らしい水準にあり、これを維持する。

アトラ(推)2000△28、IBJ1467△45、IMV649△13(年初来高値更新)と、強い動きだった。
アトラ、IBJは年初来高値更新、IMVは2014年4月につけた752円更新を、それぞれ期待。

IBJ(推)を持ち出すまでもなく、途中、思わぬ急落があった銘柄のほうが、結局は大きく上がることが、ままある。東祥も27日の急落であく抜け、年初来高値3030円更新となるかもしれない。

共立メンテ、サトーHD、マンダム、ジャムコ、ディップなど、値嵩株の値動きがいい。
この流れから、サカイ引越センター(推)も結局5000円程度があるように思えてきた。トランコムも上記銘柄に続く素質を有する。

5月28日 0時40分記
相変わらず、管理相場というか、日経平均だけ高いという、奇妙な相場が続く。日経平均は+0.1%ながら、TOPIXは+0.0%、2部は-0.2%、マザーズは-1.1%(JQは+0.2%だが、何か裏というかからくりがありそうだ)。
いずれにせよ、主力株はともかく、値下がり銘柄が各市場とも多い感じなのだ。東証1部では値上がり703、値下がり1024である。

そういうわけで、まともに相場を語ってもしようがないので、個別銘柄についてだけ書く。

アトラ(推)は2042△72まで急伸する場面があって終値は1972△2。
5.08日付けで

「 アトラ、ここから出店加速 」と題して

>今期25以上のFC接骨院の開業予定だが、1-3月期では1店舗のみにとどまった。年4店舗ペースだ。
しかし以下のように4月、5月と各2店の開業があったり予定されていたりする。年24店舗ペースで、ほぼ予定線となる。
これにより同社には店舗オーナーからの契約料収入が入るわけで、同社の利益は、これから尻上がりに増加するのは、ほぼ確実なのである。

としたが、6月も04日に兵庫県高砂市、18日に広島県広島市と2店の出店(新規オープン)予定が公表されている。5月は2店とも21日のオープンで考えようによってはやっと月内2店オープンにこぎつけたとも見えるが、6月は余裕綽々、月半ばまでに2店オープンとも読める。
いずれにせよ、上場もあって認知度も向上の一途、今後は新規出店もどんどんスムーズに行くのではないか。また出店地域が西日本に偏り気味だが、逆に言えば、今後はほとんど未開拓の沃野=首都圏、関東地方があるわけで、大いに楽しみだ。

IBJ(推)は1422▼59と大幅続落となった。22日の112円高の反動が出ているということだろう。
しかし、これは5.19日、4200△105と急伸、年初来高値更新、翌20日も小幅続伸したが、その後2日続落となったサカイ引越センター(推)を想起させる。サカイは、その後、25日、26日と連騰、26日は4265△45で再び年初来高値を更新した。さらに上を目指しそうだ。
IBJは同社を取り巻く環境は文句なく良く、今期業績も上方修正の可能性が高く、ここで一息入れて、1500円大台乗せの方向だろう。

【IMV】
5.12日に2015年9月期の中間決算を発表した。経常利益は11.99億円で前年同期の9.79億円に対し22.5%の増益だった。会社予想は9.75億円の微減益予想だったから、いかに好決算だったかがよく分かろう。
しかし、会社は通期予想の13.00億円を変更しなかった。ということは下期の経常利益予想を、これまでの3.25億円から1.01億円に下方修正したことになる。
まあこんなばかげたことはあり得ない。私の予想は15.5億円。そしてむしろ重要な2016年9月期は16.5億円程度が期待できよう。この場合、実質1株利益は60.6円に達する。

どうしてこれだけ業績がいいかと言うと、技術革新のスピードが速く、次々と新製品の開発がすすめられる時代にあって、同社の振動試験装置、計測装置、受託試験は受注が殺到しているからである。動電式国内首位、世界トップ級という同社は仕事がこなしきれず、現在山梨県上野原にテストラボを建設中であり、9月完成予定だ。となれば2016年9月期の売り上げは3.5%増(四季報予想)などという小幅なものではなく、大きく伸びるであろう。自動車等、輸送機器関係の仕事が多いわけだが、HV、EV関連の試験が好調という(決算短信)。今後はFCV(燃料電池車)関連も期待できる。鉄道車両機器向けの試験も順調(同)だが、今後はリニア向けも期待できよう。
このほか航空宇宙向けも期待できるなど、要するに新技術には同社は不可欠な存在であり、高い成長が期待できるのである。にもかかわらず、こうした株価に甘んじているのは、ひとえに注目する投資家がほとんどなかっただけのことであり、大幅な見直しが必至だろう。

5月27日 0時25分記
25日の相場は、主力株中心に堅調だった。
パナソニック、三菱重工、三菱商事、北海道電力、ファーストリテイリングなど、年初来高値を更新する銘柄が続出した。

当道場銘柄は、先駆したアトラ(推)、IBJ(推)は下落、東祥(推)も動きの悪さを発揮して下げた。逆に、ここ弱い動きだった巴コーポ(推)、寿スピリッツ(推)は反発、クリレスは年初来高値を大きく更新する2368△108まであったものの終値は2277△17。サカイ引越センター(推)は4220△50と反発、高値に迫ってきたが、出来高も2ヵ月ぶりの多さとなり、高値更新の方向だろう。
循環物色なのであり、一喜一憂せず、どっしり構えて行こう。
フィデア(推)は265△4。底堅い動きを続け、これで引け新値。これまた285円更新の方向とみる。

7760 IMVに注目。5.12日に素晴らしい決算を発表したのだが、翌日の株価は580▼16と逆に反落。22日、私が少し買ったら提灯がついて617△37と急騰。25日は反落して始まったのだが、切り返し628△11。4.11日に付けた631円の年初来高値に迫り引き寄せパワーが働くところだ。
かなり上げたので取り上げるつもりはなかったのだが、14時28分頃埼玉県北部でマグニチュード5.5の地震があった(土浦で震度5弱)。取引先の営業マン氏から、IMVは地震計ですよね的な電話を直後にいただき、そう言えばそうだ、これは面白いかも、と思い、取り上げる気になったのである。
多少上げたとはいえ、年初来安値は538円であり、ここからでも90円しか上げていない。週足チャートを見れば、一段と、この銘柄が、ここ半年以上ほとんど動いていないことが分かる。
詳しくは後日に譲るが、今期業績は大幅上方修正必至だ。
地震監視装置を手掛けるが、フィリピン、トルコなどから引き合いがあるようだ。
また水素ステーション向け防爆型地震監視システムも開発を進めており、燃料電池車関連だ。
来期予想実質1株利益は60円弱になろう。時価はPER10倍強に過ぎない。

5月26日 0時32分記

日米とも相場環境は良好だ。日本株の場合、3月期決算がまずまず、2016年3月期見通しも、今後の上方修正を見込めばまずまずというのが、市場の一般的な見方だろう。東証1部の予想PERも、17倍台に低下、アメリカより1割程度下のレベル、かつ上方修正で低下するとみれば、16倍台も視野に入るわけで、基本的に、ここは強気でいいだろう。

主力株、小型株で値動きが大きく違う(少なくとも、ここ半年、1年は)ので、銘柄の取捨選択に迷うところだが、割安ないい銘柄は、結局上がるという原則は大きくは崩れていないとみるので、これまでの路線を大きく変える必要はないだろう。
ただ、小型株の場合、物色の対象から外れると、なかなか再び物色対象に戻らないというのが現下の相場の特徴なので、そういう銘柄をポートフォリオの中核にしている場合は、ある程度、ポートフォリオの組み替え、再編成をしたほうがいい。

さて、当道場銘柄は、巴コーポ(推)、寿スピリッツ(推)などが、依然さえない動きを続けるが、これ以外はサカイ引越センター(推)が出直り5.21日に年初来高値を更新、タキヒヨー(推)、ハードオフ(推)などもここにきて初来高値を更新、21日にはIBJ(推)が連日の年初来高値更新となった。一時はかなり下げ心配させた銘柄もあるが、結局なるようになったということであろう。アトラ(推)、クリエイト・レストラン、ダイナック、ハローズも強い動きを続けている。

前稿でIBJ、フィデアについて強気の見通しを書いた。
IBJはどこまで上げるかが楽しみだ。堅実に行きたい方は利食いも考えればいい。多少リスクも容認できる方は、1600円とか1800円、場合によっては2000円といったところも念頭に、しばらく値動きを見ていくところだろう。

フィデアはスパイバー、超低PER(今期予想実質値で5.9倍)、予想を大きく上回った決算、地方創生関連として、時価はあまりに評価不足、大化けの夢がある。
以下に地方創生関連の裏付けとして2015年4月の里村社長の「ご挨拶」を載せておこう。

>少子化対策と地域経済の活性化を重要なテーマとする「地方創生」が政府の最重要プロジェクトのひとつに位置づけられ、地方自治体においても人口減少に伴う地域の変化に柔軟に対応することが求められています。平成27年3月には、宮城県仙台市および秋田県仙北市が「地方創生特区」に決定いたしました。
 フィデアグループでは、両行を含め組織体制を整備するとともに、フィデア総合研究所のコンサルティング力やフィデア情報システムズのICTソリューション提供力を活かす協働態勢を構築いたしました。自治体の総合戦略策定や特区機能を最大限活かした地域活性化を、グループ総合力の発揮により支援してまいります。

 これまでフィデアグループは、「地域の舞台づくり」を第2次中期経営計画の柱のひとつに掲げ、地域活性化プロジェクトに主体的に参画してまいりました。また、女性の活躍機会提供への取組みが認められ北都銀行が総理大臣表彰を受けるなど、少子化に対応した職場づくりにも実績があります。こうした経験や知見を活かし、人口減少の克服や地域経済活性化を目指す地方創生の取組みに積極的に貢献してまいります。

東祥(推)は依然、2700円前後の底値圏にあるが、ここは絶好の仕込み場とみる。あれだけの好業績が株価にまったく反映されていないからである。

5月24日 23時21分記
IBJ(推)とフィデア(推)についてのみ、簡単に書く。

IBJについては20日付けで以下のように書いた。

>人口減、市や町、村の消滅危機で、ここ婚活がにわかに脚光を浴びている。ふるさと納税を大きく上回る成長戦略の柱として、今後一段と注目されよう。その大本命として、業績の上方修正も期待できるだけに、1500円以上での活躍が必至だろう。

22日は1499円まであって終値は1498△112と急伸した。
同社はかなり詳細な月次データを毎月HPで公表しているが、これを見ると、いかに業績が順調に伸びているか、よくわかる。この辺は同じ推奨銘柄のアトラを彷彿とさせる。
同じく過去に取り上げたサイネックスとはふるさと創生関連という共通項があるわけだが、この2社の過去数年の業績の伸びを比べれば、IBJがはるかに上であることが明白だ。
というわけで、私は、同社株の先行きに一段と自信を深めた。上値はかなり高そうで、とりあえず売ることは考えず、上昇を見守ろう。

フィデアは261▼2と小反落したが、一息入れて、いよいよ2年前に付けた285円更新となるのではないか。
スパイバー関連では、フィデアを推奨した時挙げたプレシジョン・システム・サイエンス(PSS)が、ここ急騰している。PSSがこれだけ人気化すれば、フィデアの出遅れが際立ち、注目する向きも増加するだろう。あまり当てにならないが、PSS、フィデアともPTSで値上がりしている。

5月22日 23時52分記
20日朝公表の1-3月のGDPが高い伸びを示したことで、前日の日経平均は大幅高、年初来高値を更新した。JQ、マザーズも高値更新。21日は高値警戒感も手伝って、東証1部、2部、JQ,マザーズ、すべて小動きだった。

噴火待ちとしたアトラ(推)は寄り後しばらくはおとなしい値動きだったが、10時46分に2083△121と噴火、終値も2043△83と3連騰。2170円高値更新が射程に入って来た。

IBJ(推)も年初来高値更新となる1422△77まであって1386△41。

仙波糖化工業(推)は521△75まであったが終値は476△30。
東祥(推)は2760△57まであったものの、一時は2686▼17まで急落、結局前日比変わらずの2703円で引けた。売り圧力がそれだけ強いということだろうが、いずれ大きく見直されるとみる。2710円以下は買いでいいだろう。

フィデア(推)は一時5円安まであったが底堅さを見せ変わらずで引けた。
掲示板でスパイバーの2014年12月期の決算公告を教えてくれた方がいる。これを見ると、筆頭株主はKISCO(非上場)で、議決権等の所有割合(持ち株比率とみてよい?)は12.59%である。KISCOは5億円、増資を引き受けている。
フィデアは2回出資ないし資金提供しており(1回は1億円、もう1回は金額不明)、計2億円出資とすればKISCOの4割、持ち株比率約5%となる(これは銀行の保有制限の上限と同じ)。出資額は2億円を下回る可能性もあるので、この比率も低下する恐れがある程度あるが。
スパイバーの予想される時価総額からして、これはそれなりにインパクトのある金額になる(これについては後日)。
いずれにせよ、低位の小型株が、上場間近かと言われる期待のベンチャーの株式をかなり保有する大株主でPER的にも割安なのだから、年初来安値から3割しか上げていない株価が上がらないと考えるのがおかしい。強気堅持。

5月22日 1時00分記
ごく簡単に、当道場銘柄のいくつかについて簡単に、対処方針などを書いておく。

動きのいい銘柄は上げ続ける展開になっている。逆に、悪い銘柄は、なかなかそこから抜け出せないでいる。
こういう時、懐勘定がプラスになっている銘柄=動きのいい銘柄を売りたくなり、マイナスになっている銘柄は放置ということになりがちだが、これはいただけない。特に今のような相場ではそうだ。

動きのいい銘柄は、どこまで上げるかわからないから、安易に売ってはいけない。
サカイ引越センター(推)、ダイナック、NSW(WEB銘柄)などが、これにあたる。特にサカイは4.28日の3705円を安値に猛反騰、ついに年初来高値を更新、20日は4220△20。なお予想実質PERは10.5倍に過ぎず、多少長い目で見れば、4500円とか5000円もないではない。

ただ、動きが悪いと言ってむやみにあきらめる、叩き売るのも考え物だ。サカイも一時は動きの悪い銘柄だったが、ある時から変身したのである。一部を、新しい推奨銘柄購入の資金用に売るといった対応がいいだろう。

IBJ(推)は19日、一気に年初来高値を更新、1417円まであった。19日のNHKテレビ、朝7時からのニュースだったと思うが、未婚の人が急増しているとして、婚活を取り上げていた。人口減、市や町、村の消滅危機で、ここ婚活がにわかに脚光を浴びている。ふるさと納税を大きく上回る成長戦略の柱として、今後一段と注目されよう。その大本命として、業績の上方修正も期待できるだけに、1500円以上での活躍が必至だろう。

寿スピリッツ(推)は上げ悶えているが、近々出直る可能性大とみる。

フィデア(推)は、ここで一息入れるのか突っ走るのか微妙な局面に来ている。しかし、いずれにせよ、早晩2013年につけた285円更新から300円挑戦とみる。スパイバーは6月上場説(大した根拠はないようだ)もささやかれ、折にふれ、この話題で物色の手が伸びそうだ。

アトラ(推)は2日連続超小幅高となっている。噴火近しか。

5月20日 23時59分記
小型株が相変わらず、と言うか再びと言うか、置いてきぼりとなっている。
私は、決算を見て、これはというめぼしい銘柄をピックアップ、ある程度は買って、値動きを見ていたのだが、あっと驚くような好決算にも関わらず、まったく無視されていたり、場合によっては、大きく下げていたりで、一体どうなってるんだ、と驚き呆れ果てている。
中でも、以下の3銘柄は、その典型だ。


コード 銘柄名  直前値→現在値
 
8920 東祥=2800円→2703円

2916 仙波糖化工業=438円→446円

3583 オーベクス=224円→209円

注=「直前値」というのは、決算発表がされる前の値段。ただし5.12日、場中の発表となった東祥については11日終値。

東祥=5.12日、14時00分発表。5.11日終値2800△32、5.12日終値2753▼47
仙波=5.15日、15時00分発表。5.15日終値438△9
オーベクス=5.15日16時00分発表。5.15日終値224△3

それぞれの決算について説明しよう。

東祥=2015年3月期の経常利益は会社予想40.0億円、四季報予想42.0億円に対し、42.03億円で着地。
2016年3月期予想は47.0億円(四季報予想45.0億円)と、11.8%増益を見込む。
スポーツクラブ(ホリデイスポーツクラブ)、ホテル(ABホテル)、不動産(賃貸ビル等)が主要事業だが、スポーツクラブ、ホテルで積極出店を続ける。ここビジネスホテルに宿泊する訪日外国人が増加している。同社のホテルもこの恩恵を受ける。16年7月には関西初進出となる奈良に出店する。
3030円の年初来高値更新を期待。

仙波=2015年3月期の経常利益は会社予想4.20億円、四季報予想4.70億円に対し、4.58億円で着地。
2016年3月期予想は5.4億円(四季報予想5.2億円)と、17.9%の大幅増益を見込む。
文句のつけようのない好決算であり、今期予想実質PERは15.6倍と割安。
新規取引先の開拓に成功したこともあり、売り上げが大きく伸びる予想になっていることに注目。今期は中国などアジア市場に本格参入する。ハラル食品も開発済みで、インドネシアなどを狙う。
年初来高値505円更新が期待できる。

オーベクス=2015年3月期の経常利益は会社予想4.2億円(四季報予想も同じ)に対し、5.66億円(前年同期比55.3%の増益)という驚異的数字になった。2016年3月期予想は6.07億円(四季報予想4.0億円)と、7.2%増益を見込む。文句のつけようのない好決算であり、ストップ高はともかく大幅高必至とみていたら、決算を受けての18日(月)の株価は207▼17(安値は192▼32)と急落した。
何故か?
理解に苦しむが、2016年3月期の純利益が1億円と、経常利益6.07億円に対し極端に少ない予想になっている。これが嫌われ、悪い決算と早とちりした向きの売りが出ていると考えるしかない。決算短信に以下の記述がある。

>なお、当社及び一部の連結子会社が加入する「東日本ニット厚生年金基金」は、平成27年12月頃に行われる代 議員会で解散の決議をする予定であります。従いまして、直近(平成26年3月期)の不足額を基に試算した損失 見込額を織り込んでおります。

つまり、過去、かなりの企業であった年金基金解散に伴う特損が発生したに過ぎない。こういう一過性の特損がなければ、前期の4.08億円を上回る純利益になった可能性が大きい。1株利益は30円を上回る。鎌倉式実質値(純利益を経常利益の6割とみなす)でも26.4円になる。実質PERは7.9倍に過ぎない。228円の年初来高値を抜けば青天井だ。

3銘柄とも推奨銘柄である。
同時推奨することで、穏健に寄ることを期待。東祥、仙波は100株単位、オーベクスは低位なので買いやすい。3銘柄すべて買っても50万円余りで買える。少なくとも2銘柄は買うことをお勧めする。「4勝1敗の株」なので、そうすればまず何とかなるだろう。1銘柄だけだと、最悪のどつぼにはまる恐れが多少ある。

5月20日 22時05分記