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14日の相場は、結局、東証1部、2部、JQ、マザーズすべて値上がりとなったわけだが、やや風向きの変化が感じられなくもない。
すなわち、ここほとんど積極的な買いが入らず、ずるずる下げていた巴コーポ(推)、NSW(推)などに買いが入り値上がり、さほどの内容ではなかったIRにもかかわらず朝日ラバーが急伸、つられるように高度紙(推)も大幅高したなどである。
また不二ラテックスは緩衝器の1割増産程度の材料(日経報道)で14日ストップ高、ハローズも予定線の決算にもかかわらず14日1532△22、14日引け後のこれまた、まあまあ程度の1Q決算でサムティが993△29(PTS)といった具合である。トレファクなどは2分割もあったとはいえ、決算はまあまあ程度だったが、株価は暴騰している。

445△6と高値引けとなった巴コーポ、また3855▼40まであったものの切り返し変わらずで引けたサカイ引越センター(推)の出直りが、こういう地合いで、いよいよ期待できるかもしれない。

IBJ(推)は1167▼11と4日続落となったわけだが、10日につけた1151円安値は下回らず、いよいよ反騰態勢が整ったのではないか。多少のリスク覚悟なら、ここからの買いもいいだろう。下げ過ぎの反動で予想以上の戻りがあるかもしれない。

DLE(WEB銘柄)も取組の改善も進んでおり強気でいいだろう。

【寿スピリッツ】
8立会日連続高後だけにこの日の小反落は程良い休養。
14日15時30分に2015年3月期通期の売上状況(概算)を発表した。4Q(1月~3月)は58.12億円で前年同期(58.20億円)比微減だった。2月02日に減額修正したときの予想は56.36億円だったから1.76億円上回ったわけである。
通期の売り上げは229.77億円で予想の228.00億円を上回っただけでなく、前年度の229.47億円をもわずかながら上回った!製造業の場合、売り上げの伸び以上に利益は伸びるのが普通なので、経常利益も会社予想の19.6億円を上回るのはほぼ確実、四季報予想の20.0億円予想も上回る可能性がかなりあるとみる。
そして、こうした前期のことより、重要なのは今期2016年3月期に明るい見通しが見えてきたことである。

4Qの売り上げが前年同期比ほぼ横ばいまで回復したことで、2016年3月期は4月のスタートから増収となろう。出雲大社大遷宮特需剥落の影響が完全収束、シュクレイ(2015年3月期は前年比19.8%の増収)、九十九島グループ(同9.8%の増収)絶好調で、今期の大増益が一段とはっきりして来たということである。通販事業、アジア市場開拓も期待できる。決算発表は5月13日。

4月14日 23時55分記
13日の相場は、主力株に軟調なものが多く、ソフトバンク、ファストリ(日経平均への寄与度大)の大幅高にもかかわらず、日経平均、TOPIXとも小幅安となった。2部、JQ、マザーズはそろって値上がりした。

寿スピリッツ(推)は年初来高値更新となる2793円まであって2753△18。2015年3月期の減益をなお気にする向きがあるようだが、これは4.01日時点で前期の話だ。
こういうケース(特殊要因で前期が減益)では、今期は大幅増益になる公算が非常に大きいから、投資妙味も大きいのである。今期の好条件を列挙すると
①出雲大社大遷宮特需剥落という前期のマイナス要因が消える。
②消費増税、天候不順というマイナス要因も消滅。
③Ivorish渋谷新店の好調が続くほか、シュクレイの首都圏強化効果が発現。
こうしたことから2016年3月期の経常利益は、四季報、会社情報とも25億円(前期は19.6億円予想=会社発表)という大幅増益を予想しているわけである。
実質1株利益は144.6円となり同業他社がPER35倍前後まで買われている中、なお19.0倍に過ぎず、超割安と言うか、異常に低すぎる。上値は一般人の想像よりはるかに上になるのではないか。

IBJ(推)は1178▼12と3日続落となった。ただ、12日の安値1151円を下回らなかった。前稿で書いたように、ヤフー等の参入でも同社の優位は揺るがないとみるので、そろそろ反発とみていいのではないか。
なお今期業績予想は固く見積もっており、新規事業の婚礼関連企業や不動産、保険会社との提携ビジネスの成長成果、地方自治体との連携、婚活サイトの会員基盤を生かした広告配信ビジネスの成長などは予想業績に織り込んでいないと言う(社長談)。よって上方修正の可能性は十分あろう。

Nフィールドが1部市場への指定替えで続伸した(13日)と思ったら、今度は13日引け後、朝日ラバーが純利益の上方修正(経常利益は下方修正)と増配を発表、PTS最終値は1330△102となっている。

4月14日 0時17分記
基本的に相場の基調は強いとみていいだろう。だが、物色の方向となると、どうなるか、判断が難しい。主力大型株物色継続、小型株復活の両にらみで行くところか。

寿スピリッツ(推)の快進撃が続いている。
同社は傘下に寿製菓(山陰地区中心に「因幡の白兎」ブランドを展開)、九十九島グループ(九州中心に『赤い風船」ブランドを展開)、ケイシイシイ(北海道中心に「ルタオ」ブランドを展開)、シュクレイ(首都圏中心に洋菓子を展開)などを傘下に置く。出雲大社大遷宮特需反動の寿製菓以外は、いずれも好調で、特にシュクレイ、九十九島が好調だ。九十九島は福岡で大行列のできる店となったフレンチトースト専門店Ivorishの2号店を2014年4月、渋谷にオープンしたが、これまた好調だ。このほか地域事業会社を傘下に置き、地域限定菓子の製造・販売を行っている。

また、同社は羽田空港、新千歳空港に店舗を構えるほか、旭川、函館、釧路等の各空港にも取扱店がある。加えて、訪日客の多い北海道などでは、訪日客をターゲットとした商品開発の検討を進めている。

このように、寿スピリッツは地方創生関連であり、インバウンド関連であり、単なる製菓会社ではないことが、今後本格的に評価されて行くであろう。

また子会社の純藍株式会社は2015年1.21日、「タデ藍」を使用した飲む藍「藍の青汁」を発売した。ポリフェノール含有量がビルベリーの4倍を売りにアンチエイジング飲料として認知度向上を図る。

IBJ(推)はヤフー等の婚活支援参入で大きく下げたわけだが、徐々に、婚活支援は、こうしたネット企業による実店舗のないビジネスとしてはどうかという疑念が強まり、IBJの強さ、実力が認知されていく可能性が高いのではないか。なお市場の動きを注視する必要があるが、少なくとも弱気になることはなかろう。

同社は「町おこし婚活支援」と銘打って地方自治体の婚活支援に積極的に取り組んでいる。男女の年齢や趣味などを登録しマッチングするシステムを投入している。またすでに山形県、富山県、山梨県、和歌山県、高知県で婚活アドバイザーの研修や婚活支援セミナーを実施、多くの都道府県から連携を求める問い合わせが来ているという。
こういうところはふるさと納税におけるサイネックスを想起させる。
今後の町おこし、地方創生にはふるさと納税などより、人口減対策=婚活のほうがはるかに重要であり有効だろう。私がIBJが今後、サイネックスに代わって地方再生関連の本命企業として脚光を浴びるのではないかとみる所以である。
また今期業績は上方修正の公算が大きいとみるが、これについては後日。

DLE(WEB銘柄)は、赤塚不二夫生誕80周年記念映画『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』(5.23日公開)がもしかしたら大ヒット?!で爆謄もありうるか。(この2行のみ23時23分記)

巴コーポ(推)、サカイ引越センター(推)が弱い動きだが、もう少し様子を見るところだろう。相場じゅんばんこを信じて頑張りたい。流れが変わるとかちょっとしたことで一気に戻すということもありえよう。

4月12日 22時55分記

09日の日経朝刊に「ネット大手婚活に参入」という見出しで、ヤフー、リクルート、楽天(子会社で)が婚活支援に、安い料金で参入すると伝えている。この分野の大手としてIBJの名前も出ている。
この影響で、IBJ(推)は1154▼148まで急落、終値は1217▼85だった。

今後、この材料はIBJの株価にどう影響するか。
競争激化として悪材料とらえるのが一般的だろうが、逆にこれで婚活サービスへの知名度が高まるので追い風という見方もないではない。
ヤフー等のやろうとしていることを見てみると、ざっと見の話だが、どうも安直な感じで、どこまで本気でやろうとしているのかと、疑問がわいてきたりもする。
ここで思い出すのが、サイネックスを取り上げた時のことである。懸念材料としてふるさと納税事業にソフトバンクが参入の方針というのがあった(2014年7.11日の稿参照)。これで多少もたつく場面もあったが、700円台だった株価は2015年4月には2619円にまでなった。やはり餅は餅屋という思いを強くしたものだ。
婚活も同様で、やはり躍進著しいIBJが独走となる可能性もあろう。
いずれにせよ、先入観を持たず、10日以降の株価の動きで判断するようにしよう。

寿スピリッツ(推)は後場に入って2700円にあった大量の売り物が一気に買われ、大商いとなって急伸した。
前稿で書いたように、同業他社平均の半分のPER18倍台の株価は、3000円は通過点、4000円から5000円があって当然だろう。株価を見る尺度も持たず上げ過ぎなどと言う人が必ず現れるが、そういう方はPER理論をしっかり勉強しよう。
①人気のお菓子関連
②インバウンド関連
③地方創生関連
④にもかかわらずPERは同業他社平均の半分以下
と来ては、株価の大化けは必至とみる。

なお主力株中心の相場だが、やや風向きが変わってきたように見えなくもない。
朝日ラバーは3.27日の1045円を底に4.08日には1245円まであった。Nフィールドは既に大きく戻している。大幅減益の今期決算見通しを出した放電精密は08日、比較的小さな下げで終わり09日は反発した。そして09日は高度紙(推)が1233△62と急反発した。
こうした動きが今後さらに広がり、出遅れ小形株の復活となるか注視していくところだ。

4月10日  0時43分記
2015.04.08 寿スピリッツ
2222 寿スピリッツ (東証1部)
株価=2619△77(04月07日終値)   
出来高=47100株(04月07日) (売買単位=100株)
実質PER=18.1倍(今期予想) 注=4.07日の数字なので下表と違う。
01月06日=2334円~2752円=02月02日(年月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

東証1部上場の主な製菓会社のPER等を比較すると、次のようになっている。
注=1株利益は今期予想実質値、PERはそれに基づく実質値。経常利益は今期予想値。
        
           株価     1株利益   PER     A時価総額   B経常利益  A÷B
名糖産業   1205△ 8    18円  66.9倍     256億円    5億円  51.2倍 
カルビー   5510△ 80  125円  44.1倍    7360億円  278億円  26.5倍
グリコ     6080△330  151円  40.3倍    4322億円  165億円  26.2倍
明治HD   16240△420  416円  39.0倍   12398億円  510億円  24.3倍
亀田製菓   5030△ 30  154円  32.7倍    1123億円   54億円  20.8倍
モロゾフ     381△  1   13円  29.3倍     140億円  7.8億円  17.9倍

寿スピリッツ 2663△ 44  145円  18.4倍     276億円   25億円  11.0倍

この表を見れば、大半の会社のPERは30倍弱から45倍弱になっていることが分かる。
名糖産業が異常に高PERなのは1株純資産が2479円もある財務内容の良さのためとみればよく、これが1000円とかだったら同社のPERも40倍前後になったと推測される。

となると、どうみてもおかしいのは、寿スピリッツの18.4倍という超低PERである。
強いて理由を探すと、2.02日に2015年3月期業績の下方修正を行ったことが挙げられよう。しかし、これはもう織り込み済みのうえ、以下のことからまったく問題ない。
つまり15年3月期は出雲大社の大遷宮効果で大増益となった14年3月期の反動(寿製菓は鳥取県米子市本社)が予想以上に出たためで、今期はこの特需反動も消え経常利益は25%増益で史上最高となる予想だ。
となれば、同業他社並みにPER30倍から40倍程度に買われて当然ではないか。

【ハードオフとディップ】
私は同業他社と比べ異常に低PERの銘柄を独自に発掘、推奨して過去何度か大きな成功を収めている。

最近の例ではハードオフ(推)がある。
1.15日付けで推奨。PERは
ハードオフ=10.8倍
コメ兵=20.9倍
トレファク=24.7倍
結局もっとも低PERのハードオフは1055円が1266円(3.26日)まで上昇、最も値上がりした。コメ兵に至っては逆に3780円が今日現在3160円と大きく値下がりしている。

少し古いがディップの場合は目をむくような結果になっている。
2011年12.16日付けで推奨。PERは
ディップ=4.7倍
エン・ジャパン=10.6倍
推奨時22080円だった同社の株価が現在いくらかお分かりだろうか。表面上は8250円(高値は4.06日の8760円)だが、2012年9月に100分割をしているので、同一基準でいうと825000円(876000円)である。
22080円→876000円
つまり39.7倍になったのだ。信じられない方は月足チャートを見られたし。

【寿スピリッツもディップのように評価一変へ】
翻って寿スピリッツについて考えてみよう。
成長力、テーマ性等、上表の同業他社と比べて勝るとも劣らない。となればPER4.7倍だったディップが、その後同29倍と、エン・ジャパンより高PERに買われたことからすれば、寿がカルビー並みのPER44倍とか50倍に買われる可能性も多少はありえよう。そこまではとりあえずはないにしても、モロゾフ並みのPER29倍程度はあって当然だろう。

PER50倍なら7250円
PER29倍なら4205円

同社の内容は素晴らしいの一語なのだが、明日買いたい方もいるだろうから、それは後日にする。各自HP等で情報収集されたい。

IBJ(推)については、詳しくは次回に。
サイネックスと比較すれば、成長力で文句なく上回り、現在時価総額がほぼ同じなのは、どうみても割り負けである。今期予想経常利益は、サイネックス8億円、IBJ9億円と一気に逆転する見込みであるのだから。

4月08日 9時39分記

7連続安を演じたあと、なんとか4連騰で、徐々に傷も癒えて来たとは言え、なお相場は主力株中心の上、読みにくい展開となっている。

ちょっとあたってみたら、07日は長谷工、三井不、大和ハウスなどが年初来高値を更新、小型でもタカラレーベンなども高値を更新した。当道場で取り上げたことのある銘柄でもマンダム、富士通フロンテックが高値更新、リロHDも06日に高値更新している。その一方で、小型の建設やその周辺銘柄には年初来安値近くをうろつくものも珍しくない。
この差はどうして生じるのかが、どうもよくわからない。このため大きく上げる銘柄をピシッと的中させるのが現下の環境では、なかなか難しい。

それでも、DLE(WEB銘柄)は932円まであって907△44と連日の年初来高値更新となった。ニックス(推)も1219△140まであって1197△118と急伸した。徐々にくそボールに目が慣れて来たと考えよう。

ここでホームランを狙って
6071 IBJ 1277△17
2222 寿スピリッツ 2619△77

100株単位なので、少しでもいいので買うようにされるといいだろう。資金がないという言い訳は無用、そういう場合は動きの悪い銘柄とチェンジされたし。どちらも推奨銘柄である。

4月07日 22時35分記
06日の相場は、想定というか期待通りの相場になった。
すなわち、主力株の多くが値下がり、日経平均、TOPIXは小幅安となったが、2部、JQ、マザーズはそろってプラスとなった。

当道場銘柄ではLINE上場関連人気でDLE(sWEB銘柄)が863△60と急伸、年初来高値を更新した。映画「天才バカヴォン」の前人気も上々のようで、まさに好材料だらけだ。4桁乗せとなれば上場来高値1443円も意識されるようになろう。

IBJは1298△46まであったが一時は1246▼6まで急落、結局1260△8。ふるさと創生関連のサイネックスは2550円まであって2420△260と年初来高値を大きく更新した。成長力、材料の新鮮さからしてサイネックスの半値の株価は明らかに評価不足。最低でも6割、最高で8割の評価が妥当だろう。

ニックス(推)は1079△23と続伸した。もちろん材料はデング熱、防虫関連だが、実はそれだけではない。同社は独自のプラスチック素材を有し高付加価値製品の比率を高めている。海外展開も今後急拡大の方向で2016年9月期の経常利益目標5億円が達成できれば実質1株利益は129.6円になる。

巴コーポ(推)の動きが悪いが、これは建設株の動きの悪さも影響していると思われる。しかし402円(2.12日)からの上昇波動の中にあるとみてよく、474円高値更新から500円挑戦とみてじっくり構えたい。

4月07日 1時03分記
4月に入って鎌倉市が鎌倉市ゆかりの文化人らが暮らした旧邸5施設(旧川喜多邸別邸、旧華頂宮邸、大佛次郎茶庭、吉屋信子記念館、扇湖山荘)を期間限定で無料一般公開している。
旧華頂宮邸以外は行ったことがあるのだが、桜が見ごろなので、扇湖山荘を再訪した。相模湾(逗子辺りか)が扇形の湖のように見えることから命名されたのである。夫の長尾欽也とともにわかもと製薬を創業した長尾よねが晩年を過ごしたところ。13万坪もある。三菱東京UFJ銀行からの寄付を受けて現在は鎌倉市が管理。荒れ放題だったのだが、市からの要請を受けた鎌倉造園界の協力(無償)で庭木・生垣の整姿・剪定が続けられ、数年前とは見違えるようになっていた。
注=「鎌倉造園会」としているケースがあるが正しくは「鎌倉造園界」である。
遠望される小山(広町の森か)は桜やこぶしの花に彩られまさに絶景。
柳はないが
 
見渡せば 柳桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりけり
 
という素性法師の歌を思い起こす。
「こきまぜ」というのは、どういう意味かご存じだろうか?高校で「かきまぜ(る)」ということで、簡単にすまされたのではなかろうか。ただまあしかし、こきまぜるなどというのは粗野な感じで古今和歌集になじまないような、それよりなにより、柳と桜をかき混ぜるというのも何か変ではないか。桜と連翹(れんぎょう)の花をかき混ぜるというのなら分からんでもないが。
『例解古語辞典』(1980年第8刷発行)に(前書き的なところに)、実はこの「こきまぜ」の語釈について延々書かれている。要は、「かき混ぜる」とか「しごきとって(「こき」=稲こきの「こき」とみる)混ぜる」というのは間違いで「摘み取って混ぜる」という意味だろうというのである。僭越ながら小生もこの考えに賛同。
古語の解釈など(何せ用例が少ないケースが多々ある)、必ずしも定まっていないものが結構あるという好例である。

さて株である。
週末金曜のアメリカ市場は休場だったわけだが、3月の雇用統計が発表された。予想を大きく下回ったことで、アメリカの金利引き上げが遠のくのではということで、ドルが売られ円は一時1ドル118円台まで上昇した。
こうした流れを受けて、輸出関連など中心に主力株は、月曜日、安くなる展開が予想される。
内需関連や小型株(2部、JQを含め)はどうなるか。微妙なところだろう。
当道場銘柄に限って言えば、3.24日~4.01日まで7立会日連続安を演じた後だけに、強気でいいのではと考えている。

巴コーポ(推)、サカイ引越センター(推)、ニックス(推)などの下げ過ぎ修正、一息入れたがここからが大相場とみるIBJ、動きのいいダイナック、ハローズに期待。DLE(WEB銘柄)も評価不足が著しいとみる。

ハードオフ(推)、N.フィールド、高度紙(推)は、読みにくいが、相場は相場に聞くで行くところだろう。

マイナンバー関連でトッパン・フォームズが03日、1443△57と急伸、年初来高値を更新した。同関連でもあるM2M、IoT本命のNSW(推)にも人気波及を期待。

ふるさと創生ではサイネックスも03日、2160△234と急騰した。出来高も回復傾向にあり2333円の年初来高値更新もありうる様相だ。となれば、サイネックスに取って代わって新しいふるさと創生関連本命になると私がみるIBJの人気沸騰も時間の問題ではないか。

数日前から(我が家での話だが)蚊さん(感謝の意を込めてあえて敬称を付す)が現れてくれた。空間用虫除け製品の効果が問題になっている(2.21日消費者庁)。実際、あの虫コナーズとか平気で虫クルーズなんですよね。今年の売れ行き急減は必至だろう。今夏はニックス製品の出番ではないか。少なくとも株式市場的には。1000円~1050円(ないかもしれないが1030円以下なら恩の字)は拾っておけば蚊さんの出現数に比例して報われるのではないか。

4月05日 23時02分記



長いトンネルであったが、ようやく抜け出たようである。
銀行などの上昇率が大きかったためTOPIXの上昇率は1.65%に達し、日経平均の1.46%を上回った。一方、2部、JQの上昇率はともに0.35%にとどまった。

当道場銘柄はDLE(WEB銘柄)が、LINEが東証に上場再申請という報道で急伸、825円まであって811△48(「パンパカパンツ」がLINEスタンプ軸に好調)。婚活のIBJも1283△58と年初来高値更新。ダイナックも年初来高値更新。
ハードオフ(推)も急反発、タキヒヨー(推)も終値としては高値更新となたった。
連続安が続いていたサカイ引越センター(推)はようやく反発したが、巴コーポ(推)は439▼3で5立会日連続安となった。

これまで、小型株は下げ過ぎといっていいくらい下げて来た。そういう中での反発なので、外部環境が急変したりしなければ、ここからは強気でいいだろう。

連続安からの大幅反発が期待できる巴コーポにまずは期待。サカイも本格的な戻りはここからだろう。

DLEも値動きが荒いが、LINE関連という材料も加わり、一段とスケールアップした相場が期待される。

IBJは婚活支援がふるさと創生の切り札として脚光を浴びつつある。サイネックスを大きく上回るふるさと創生銘柄として、大化けが期待できるとみる。各自調査、サイネックスと比較してみると面白いだろう。

4月03日 0時37分記

日銀短観が予想を下回ったことが嫌気されたこともあってか、4.01日の相場は主力大型株中心に大きく下げた。日経平均、TOPIXの値下がり率はそれぞれ0.90%、0.92%だった。2部は0.40%、JQは0.07%と、小幅な値下がりにとどまった。

前稿で「そろそろ反転か」としたのが、裏切られた形だが、「そろそろ」の含蓄どおり、「そろそろ」が一段と近づいたとみており、基本的な考え方に変更はない。

3.14日付けで1380円の時取り上げたブルボンは24日には2100円まであったが、4.01日は1467円(安値は1416円)。また3.11日付けで938円の時取り上げたニックス(推)も16日には1480円まであったが4.01日は1020円(3.31日には981円まであった)。
またサカイ引越センター(推)は3.31日まで5立会日連続安、4.01日も結局上げて終われず変わらず。巴コーポ(推)も4.01日で4立会日連続安。
これらは、いずれも十分下げたとみていいだろうということである。
私自身も7立会日連続安。こういうことはめったにない。逆に言えば、これは、かなり信頼できる反発を示唆するシグナルである。
というわけで、私は、ここからの反発(当道場銘柄)に、かなりの確信を持っている。
十分下げたと思われる巴、サカイ、NSW(推)、また動きのいいIBJ(3.16日付けで紹介)、ハローズ(3,14日付けで紹介)、ダイナック(同)などが、特に有望だろう。
なおDLE(WEB銘柄)は4.01日、737▼61まで急落する場面があって終値は763▼35と大幅安だった。たいした理由もなくこのように急落するのは、ここ数日、多くの銘柄で見られる現象である。この会社の将来性からして、強気堅持で行きたい。

4月01日 23時16分記