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2015.02.17 新日本科学
2395 新日本科学(東証1部)
株価=860円(02月16日終値)   
出来高=330400株(02月16日) (売買単位=100株)
05月21日=658円~1786円=02月03日(月日=昨年初来安値~昨初来高値=月日)*どちらも昨年値
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

とりあえず、ここまでの部分を加筆した。(2.17日23時18分記)


16日はIPO関連がにぎわった。
IPOと言っても、今後IPOが予想されるものである。

すなわち、1つがZMP関連、もう一つがヘリオス関連である。

【ZMP関連】
ZMPは以前、2015年にマザーズへ上場と報じられたことから、折にふれ関連銘柄が人気づいている。ZMPは人間共生型ロボットを開発する世界初のベンチャーとして設立され、ロボット技術を発展させて自動運転車を製作している。
2.14日、日経で「ソニーが自動運転技術 ベンチャーと開発へ 」(ベンチャー=ZMP)と報じられ、16日、関連銘柄が急騰したわけである。アートスパーク(ストップ高)、アイサンテクノロジー、ネクス、JVCケンウッドなどである。

【ヘリオス関連】
ZMPに触発されたかヘリオス関連銘柄も新日本科学、テラなどが大幅高となった。ヘリオスは旧日本網膜研究所。同社はiPS細胞を用いた網膜再生医療の研究開発を進めており、本年IPO銘柄中でも最大の注目企業と言っていいだろう。大株主は大日本住友製薬、ニコン、澁谷工業、新日本科学、テラ。
3月上場説が根強いが、こうした観測は外れることも多いので、あまり信用するのは危険である。

詳しいことは書かないが、この中である理由から私が注目するのが新日本科学。13日、引け後、決算を発表した。かなり錯綜した内容の決算だったが、とりあえず懸念材料を通過したということで、株価は上げたという面もあると思われるが、私が取り上げるのも同じである(本当は13日に取り上げたかったのだが、決算は鬼門なので1日待ったわけである)。
こういう地合いであり、また13日大きく上げた後なので、慎重に行きたい。最低でも2回、できれば3回に分けて買うつもりで、とりあえず17日は打診買いくらいがいいだろう。推奨銘柄である。

2月17日 0時33分記
依然、分かり難いというか支離滅裂と言うか、ともかく流れに乗るのが容易でない相場が続く。小型株の弱さが際立つわけだが、この原因が良くは分からないのが、対処法もまた分からないという厳しい状況を生む。

いずれにせよ、小型株の場合、出来高が細っていることが特筆される。たまに大商いの場合、それは処分売りがかさんでのことだったりする(16日の朝日ラバーはその例)。
要するに、買い意欲が極端に失せていて、ためにちょっとした売りに急落し、一段と投資家は敬遠することになるわけである。

こうした状況の中、決算発表後の値動きも相変わらずひどい。
以下、当道場銘柄以外も含め、13日引け後に決算を発表した銘柄の16日の株価である。いずれも、決算は、まずまずの内容だった。

TPR   =2667▼171
ペッパー =2850▼390
建設技研=1328▼148
また10日引け後に決算を発表した日本商業開発も10日は2147円△5だったが16日は1948▼82で、この間199円下落している。

いずれにせよ、小型株は需給関係が悪化、一部の銘柄を除くとジリ貧で、ずるずる下げるという展開になるものが多い。どうもおかしいとなったら、ある程度、持ち株は減らすことも考えた方がいいだろう。利の乗っている銘柄から処分するというのが一般的だろうが、それでは、特に今のような相場では失敗となる確率が高い。含み益状態か含み損状態かではなく、もっとも見込みのない銘柄は何かを考え、それから処分すると言うのが、私の勧める手法であリ、実際私が実践していることである。

ウェッジが13日引け後、好決算を発表、16日は219△50のストップ高、PTSでも299△80とストップ高となっている。つれてウェッジの親会社である昭和HD(推)もPTSで75△6と急伸している。
こういう低位小型株は、時々吹き上げ、長い目で見ると、結局大きく化けていることが多い。もちろん、その果実を手に入れるためには、それなりに安い時に買っていることが重要のわけだが。Gテイスト、郷鉄工所等の過去の推奨銘柄がそれを教えている。この意味で、セーラー(9月下旬WEB銘柄)やヤマシナ(12月下旬WEB銘柄)も、私はあきらめていないし、ある程度保有している。
ただ、こうした銘柄は大きく吹き上げたときにはそれなりに利食っておくのが鉄則だ。

2月17日 0時03分記

長くなったので、IPO関連の記事は、この後別稿で。
いろいろ情報収集等していて、改めて思ったのは、やはり、時代はM2M、いやむしろもう少し幅広くI 0 T(物のインターネット)になりつつある、この流れは今後一段と加速するのは必至なのではないか、ということである。

今日の日経34面(社会面)に

NYのランチ もう待たない スマホ使い事前注文・決済

という大見出しの7段の記事が掲載されている。

ある意味、恐ろしいことだ。時代の進歩の速さ、そしてそれに取り残されて消えていくもの。オフィス街で荷車様のものに弁当を載せ売るというビジネス(NYにはそもそも無いかもしれないが)モデルは今後も成立しうるのだろうか。。

>産業革命以来の「物を作って売って儲ける」というビジネスモデルが崩壊しつつあります。

これは、ジョセフ・ベルトランの「競争市場においては、価格は限界費用まで下落する」という理論を引用した後に書かれているアプリックスの中期経営ビジョンにある文言である。

やや大げさに聞こえるが、そういう市場に直面している経営者の本音・悲鳴であろう。

さてアプリックスは中期経営ビジョンで
M2M関連のソフトウェア技術とハードウェア技術を組み合わせた「IoTを実現する技術」を競争力の源泉として機器からの通知(Beacon)を起点とし、人々の生活を豊かにする情報を提供するサービスによって収益を上げる」という新しい収益モデルを実現することが可能だと考えております。
と高らかに宣言している。
同社技術と、前記のNYのランチ風景とが結びつくのか分からないが、いずれにせよ、こうした技術に大きなビジネスチャンスが待ち受けていることは確かだろう。

一方、NSW(12月下旬WEB銘柄)は「セミナー・イベント情報」として、3.03日開催の以下の案内を出している。

「M2M/IoT DAY 2015 ~IoT元年、拡大する市場の最先端を行く企業が掲げるビジョンを公開~」のご案内

M2M構築基盤として多くのお客様からご関心をいただいている「Toami(トアミ)」。

 さまざまな業種・業態における事例や、当社と共にM2M/IoTビジネスを推進するパートナー企業の戦略を紹介するセミナーを開催いたします。
 M2M(Machine-to-Machine)およびIoT(Internet of Things)は、IT業界全体が現在特に注力している分野です。
 一般企業様におかれても様々なセンサーやスマートフォンなどのデバイスから収集される膨大な情報から、将来のビジネス拡大あるいはプロセス改善へのヒントを見つけるべく、システム構築を検討されていることと存じます。
 基調講演には、「Toami」がベースとする「ThingWorx」の提供元である米国PTC社のVP, Business Development Joe Biron氏をはじめ、シスコシステムズ合同会社 専務執行役員 木下剛氏、ならびに株式会社NTTドコモ 法人M2Mビジネス部部長 一矢康雄氏をお招きし、M2M/IoTの展望や各社の戦略についてご講演いただきます。
 なお会場には、Toamiの実機デモンストレーションや協賛企業各社のサービスを展示いたします。
 M2M/IoTをビジネスに活用することをご検討されているお客様のご来場を心よりお待ちしております。

注=アプリックスは2.13日引け後に2014年12月期決算と2015年12月期決算見通しを発表している。特殊要因で前期の減益幅が大きく拡大、PTSでは大きく下落している。ただ同日発表の中期経営計画は希望に満ちたものであり、月曜の株価がどうなるかは明確なことは言いにくい。

以上のようなわけで、私は、NSW、そしてアプリックスにM2M/IoT関連として特に注目している。
NSWは、この3日続落で調整十分とみていいのではないかと考えている。持ち株は自信を持って持続でいいだろう。
アプリックスは、かなり前、株価も現在よりはるか安い時にリスク覚悟なら買いも可的なスタンスのことを書いたと記憶する。現時点でも同様な見方である。ただし、月曜は乱高下も予想されるので、腕に自信のある方以外は見物にとどめるのがいいだろう。

他の銘柄はとりあえず省略するが、ハードオフ(推)についてだけ簡単に。
2.05日までこの銘柄にしては珍しく4日続落となったわけだが、その後は一転5連騰となり13日の終値は1133△5で1.27日に付けた昨年来高値1165円に迫ってきた。出来高の少なさを気にされる向きもあろうが、それだけ売り物が少ないという見方もできる。日証金では信用売り残は再び増加傾向、逆に買い残は1.29日の110300株をピークに減少傾向にあり2.13日には82600株まで減少している。素直にPERを見れば超割安は誰の目にも明らか。
さらに3月末一括30円配当という、これまた超高利回りに着目した買いもこれから本格化する期待が持てる。

2月15日 23時01分記

多くの激励のコメント、ありがとうございます。



日本再生の秘策として①林業再生、②100年住宅(住宅の長寿命化)について、これまで書いた。今回は
③学校給食の完全米飯化について。

実は私は小学校、中学校の給食というのは、全国の大半の学校で実施されているものだと思っていた。しかし、先日、「タウンニュース」(2481タウンニュース社発行の地域新聞)鎌倉版で、そうではないことを知った。そういえば息子が中学をどこにするかというとき、市立中学は給食がないことで妻が困っていたことを思い出した。
タウンニュースによると、「鎌倉市の市立中学では家庭弁当持参が原則でミルク給食(変な用語ですな)を行っている。」という。また「神奈川県内の中学給食実施率は24.09%で、全国平均の83.8%を大きく下回っており、全国で2番目に低い。」

となれば、一段と、「学校(小学校、中学校)給食の完全米飯化」のインパクトは大きくなる。
すなわち、原則として全国すべての小学校・中学校で完全給食を実施することとし、その給食は完全米飯化しようというのが私の提言だからである。
後で読み返したら、この部分のおかしいことに気付いたので、これを加筆している。家庭弁当は米飯がメインであろう。よって逆にインパクトは多少落ちてしまう。ただまあ多少でありお許し願う。

現在、日本の農業というか農家の多くは瀕死の状態にある。その原因の大きなものは米価が年々下落を続け、一方肥料や農業資材、農業機械等のコストはむしろ上昇傾向にあり、農業(米作中心)で食べて行くことが困難になっているからである。昔は20反程度の田を作り、子供のうち1人を東京の大学に進学させることは、必ずしも不可能ではなかった。少なくとも私が大学に入学したころの新潟県では。しかし今やそんなことは夢物語であろう。

米価下落の理由は、1995年、食糧法が施行され、食糧管理法が廃止されたことが大きいが、それだけではない。海外から安い米が輸入されるようになったことに加え、日本人が米を食べなくなったからである。
需給関係が悪化したわけであり、これを学校給食の完全米飯化で改善しようというのが、私の提言の狙いである。

健康にも良い米をもっと日本人が食べればいいわけだが、米粉とか多少は需要喚起策がとられているが、焼け石に水という感じである。そもそも米粉パンとか米粉ラーメンとか、あまりうまいとは言えないのではないか。1、2度食べただけであまり責任ある発言ではないことはお断りしておく。しかも価格も高めだ。

というわけで、学校給食になるわけである。夫婦共働きが一般的になり、朝、ご飯を炊いて一家でご飯とみそ汁の朝食などという家は、今や少数派であろう。そうすると、子供は朝も昼もパン、ミルク主体の食事の人が多数派ということになる。
学校給食が米飯化されれば、こうした偏りが是正されるわけで、多数の支持を得られるのではないか。

給食設備がどうのとか、いろいろ異論も出て来ようが、そんなことは、なんとでもなることである。中西製作所(東証2部)という学校給食システムに強い企業もある。景気対策としてもいいだろう。鎌倉市が検討しているデリバリー方式(民間調理業者が弁当箱に盛り付けて各中学校へ配送)も選択肢だ。

この提言が完全実施された場合、日本の米需要がどれだけ増加するか、計算が難しいので省略するが、ちょっと考えただけで、かなりのものであることが分かる。
しかも、やる気になれば、これほど簡単にできる施策もないくらい容易に実行できる。政府に限らず、どの政党でもいいから、本気でこれの実施に取り組んでもらいたいものである。政府に押されっぱなしの全中、全農が頑張るのもいいだろう。

蛇足=私はこれまでにも何度か書いているように極度の偏食で、学校給食もノーサンキューである。パンと脱脂粉乳(まずい!)だけをなんとか食べ、それ以外は99%食べなかった。残して捨てることは禁止なので(今は可能なのだろうか?)、持ち帰らなければならないわけだが、毎日給食袋が汚れて困ったものである。汁けの多いもの、みそ汁(わかめがダメなので困った)の時は特に悲惨だった。
というわけで、学校給食完全米飯化に際しては、みそ汁はわかめ汁は週1、2回どまりにしてほしいと思う。

ついでに言えば永谷園はあさげ、ひるげ、ゆうげと出しているが、あれも何とかしてほしい。

ヤフー知恵袋に以下の質問がある。

味噌汁の あさげ と ひるげ と ゆうげ って何が違うの?

こんな質問が出るのも、朝、昼、夕すべて「わかめ汁」だからであろう。

ちなみに
ベストアンサーに選ばれた回答=あさげ:合わせみそ、ひるげ:赤だしみそ、ゆうげ:白みそ です。

毎日、3食わかめ汁などという日本人はほとんどいないのではないか。学校給食もほとんどわかめ汁だった記憶がある。

カップラーメンにもわかめ入りが結構多い。
こういうことになっている理由はだしが取れるとかいうことのほか安価で扱いやすいからであろう。
だからと言って何にもかんにもわかめを入れるのはどうかしている。私のわかめへの嫌悪感は長く強いのである。

学校給食の完全米飯化についてのはずが、わかめ憎し話になってしまった。わかめ大好き人間さん、お許しあれ。

2月14日 20時57分記
2015.02.13 高度紙は持続
悪い予感が当って主力大型株ばかり上がって、小型株は蚊帳の外という流れになった。
相変わらず木の葉が沈み石が浮く相場だが、それにしても驚かされたのが、サンドラッグの値動き。9日引け後に3Q決算を発表したわけだが、3Qのみならず通期でも減額し増益予想が経常利益で6.2%減益予想に修正した。しかしその後の株価は10日=5630△440、12日=5790△160と急騰(取り組みがいいので踏み上げ相場となっている模様)。これ以上に理解不能なのは12日に至って、野村、大和、いちよしがそろいもそろって目標株価を6500円、6100円、6500円に大幅に引き上げたことだ。

高度紙(推)が下げ止まらず、悲鳴も聞こえてくる。一言しておくと私の所有株数は、人の懐を気にする方の言う数とは全く違う。それは信用分か現物分だけで、実際はその約2倍である。ただしそれからある程度は減らしている。
いずれにせよ推奨時(1276円、寄り付き値1300円)に買い、上げた局面で多少なりと売っておく限り、そう断末魔のような声はあげなくて済むはずである。推奨後そこより下げたから買うとか逆にさらに大きく上げた後に(私が強気を書いていたから)買うのも、それぞれの方の自由だが、泣き言を言うのだけは勘弁してほしい。私が責任を多少なりと感じるのは、推奨時に買った方に対してである。そのあと、いかに売るかは私を含め、誰にも難しいものだ。私とてあの2600円とかつけたときに大量に売っておきたかったが、そうは問屋が卸さないのが、この世界だ。私は「株式投資地獄の道行き」論を唱えていて、大幅高を狙って頑張れば、多くの場合どこかで地獄を見ると覚悟してやっている。だから1200円~1400円くらいで大量に買った高度紙が、今1400円そこそこになっても、そう驚かないし、大してショックでもない。ただもっとうまく売ることもできたはずなのに、愚か者(自分のこと)よのおと自嘲するのみだ。とは言え言うまでもないが、高いところでも多少は売却済みではある(ただし全体からみると微々たるもの)。
ここまで下げれば、もう怖いものはないだろう。持ち株は持続。来期以降を見据えれば、いずれまた大きく戻すことに私は疑念を持ったりしていない。

決算発表で、わけもなく理不尽に売られた銘柄には、下げ過ぎ修正に動くものも出て来た。協立電機、アルビス、大和ハウスなどである。いつも言うように不合理な動きは早晩修正されるものである。いたずらに悲観的にならず、推移を見守ろう。

ハードオフ(推)の動きがいい。取り組みもよくなりつつあり、1165円高値更新も近いかもしれない。

2月13日 0時31分記
現時点でNYダウは70ドルほどの値下がりとなっているが、前日(10日)は140ドルほど上げているので、2日間の合計では70ドルほどのプラス。
また為替相場は、1ドル120.37円と急激に大幅に円安となっている。これらを好感してCME日経平均先物は1万7950円と日経平均の10日終値比で300円近く高い水準となっている。

例によって主力株中心の上げとなり、小型株は蚊帳の外という展開もありうるが、ともかく日経平均は大幅高となりそうだ。

睡魔に勝てず、これで休ませていただく。

2月12日 0時33分記
大和小田急建設と大和ハウスの株式交換による合併で、この2社の株価がどうなるか。
どうもこれについて必ずしも投資家の間にコンセンサスがなく、ために大和小田急株でだが、769円でかなりの商いが成立したり、10日に至っても829円などという私の分析からするとかなりの安値で寄り付いたりしているものと思われる。

そこで、面倒くさいなと思いつつも

>「大和小田急建設の普通株式1 株に対して、大和ハウス工業の普通株式0.40 株を割当て交付」なので、要するに、大和小田急は大和ハウスの4割の価値になる。
大和ハウスの株価は2216.5円。2216.5×0.4=886.6円。

と書いた責任もあるので、もう少し厳密な妥当理論株価を出してみよう。
大和ハウスの掲示板に以下の投稿がある。

>株価を大和小田急建設に合わせると、大和ハウス約1700円、小田急に合わせると小田急は880円
さて、どちらに合わせるのか月曜日が楽しみ、8月に株券が増えるので普通は安くなるが??

鎌倉注=「小田急」とあるのは大和小田急建設のことと思われる。

このほか、大和ハウスの掲示板ではこれに類したコメントが多く、大和小田急の株価が886.6円とかの大幅高予測は見当たらない。逆に言えば、大和小田急の掲示板が886.6円を軸に展開しているのは、私のせいもあるのかもしれない。

さて本論である。
大和ハウスと積水ハウスが合併とか、日立と東芝が合併とかなれば、いわゆるさや寄せが生じ、株価の安い方に高い方が、高い方に安い方が引き寄せられることが普通だろう(合併比率にもよるが)。

しかし今回は2社の企業規模が違い過ぎる。(だから「大和小田急は大和ハウスの4割の価値になる。」とも書いたわけであるが。)IR発表時の時価総額は大和ハウス1兆4387億円、大和小田急145億円。100対1なのである。

発行株数は
大和ハウス=6億6042.1万株
大和小田急=  2172.1万株→大和ハウス株868.8万株に変換される

よって株式交換完了後は、大和小田急株は消滅、すべて大和ハウス株6億6910.9万株(6億6042.1万株+868.8万株)になる。
これは現在の大和ハウスの発行株数6億6042.1万株の101.3155%になる。

2.10日の大和ハウスの株価は2178.5円
これが発行株数増加分だけ株価下落するとみるべき(理論株価的には)だから
2178.5(円)÷101.3155=2150.2139(円)
これの4割(「大和小田急建設の普通株式1 株に対して、大和ハウス工業の普通株式0.40 株を割当て交付」)に大和小田急の株価はなるのが妥当だが、計算すると860.0円となる。
大和小田急建設の10日の終値は858円だから、上記の理論株価と2円しか乖離していない。さすが市場は賢かった!

以上、こうしたことは専門でなく自信もないので本来は書きたくなかったのだが、いろいろな事情で書いた。多少の雑さ等はお許し願う。なお厳密に言えば、合併で大和小田急の利益もオンされるわけだから、合併後の大和ハウスの1株利益は多少はアップ、これも考慮すべきかも知れない(そうなら結局妥当株価は大和ハウスの4カケ=871.4円に一段と近付こう)。

なおPTSでは10日、822.1▼35.9で100株商いが成立している。依然、上記のようなことが必ずしもコンセンサスにはなっていないのだろう。なおその後の最終気配は858円買い(200株)、859円売り(300株)である。

注=大和ハウス株は、このIR発表後2日続落となっている。一部に大和小田急との株式交換のせいにする向きがあるがそれは間違いだろう。同時に発表した決算が理由と思われる。まずまずの内容だったが上方修正はせず、増配も匂わせただけで断言はせずで、ご多分にもれず、市場の流れでこういうケースは売られることになったとみるべきだろう。

2月11日 18時20分記
朝日ラバー(推)は期待外れの決算を受けて1431▼170と急落した。ここまで下げなくてもと思わないでもないが、それでもこれなどまだましな方で、いろいろチェックしてみると、あるはあるはのオンパレードで、とんでもない反応が頻発している。

上方修正した加賀電子は6立会日連続安、まずまずの決算を発表したシュッピン(2.05日引け後)は1521▼116と続急落となった。燦HD(12月下旬WEB銘柄)もまずまずの決算を2.06日引け後発表で09日は1766▼101。
Sフーズなども決算期待もあってか1.13日には2600円まであったのだが、まずまずの決算発表後急落、2.06日には1996円まであった。協立電機なども上方修正こそしなかったが中間期は予想を上回る好決算だったが1679▼55と大きく下げた。
思えば日立なども、そう悪い決算ではなかったのだが、上方修正しなかったのが悪かったか、決算翌日の2.05日は781▼85.6と、こういう大型株には珍しい暴落となった。どんないい決算でも通期上方修正しない限り売られるとみておいた方がいいくらいなのだ。
ついでに言えば、ソニーは決算を好感2.05日は一時ストップ高となったが、それほどの決算じゃあないだろうと言いたい決算だった。

ともかく、どこか狂っているとしか言いようのない決算への反応なのである。くれぐれも、下げたので難平買いといった安易な行動に出ないことである。底なし沼のように下げるケースが珍しくないのだ。

また動きのいい銘柄は概して高PERの割高株だ。と言って割高な高PER株を買えば上がるというわけではないから、要するに理屈に合わぬ動きであり、そういう動きを論理的に予測するのは至難のわざなのである。

いずれは、こうした狂気の沙汰のような値動きもまともな動きに戻ると信じて、慎重に冷静に対処しよう。

2月10日 0時26分記

【大和小田急建設の株価と投資家】
2.08日、PTSで769円(08日の東証終値比100円高)に数万株の買いが入っていた。愚かな投資家をだまして本来の価値を大きく下回る価格で買ってやろうという邪悪な買い指し値である。まさかここで売る人もいるまいと思っていたのだが、最後には多少(1000株弱?)769円で商い成立。
ここまではまあ分かる(大和ハウスとの株式交換を知らずに売ってしまった人が多少いても不思議ではないから)。
しかし、09日、東証で769△100で大引け比例配分で31900株も商いが成立したのには驚いた。大和ハウスの株価が2200円なのだから10日、東証で商いが始まれば大和小田急は、この4割の880円程度の株価になるのは必至なのである。769円で売るというのは、こうした常識がない投資家がそれだけいるということのあかしでもある。

よく考えてみれば、ネット時代になって投資家の数も急増、パソコン、携帯相手に無手勝流、我流でやっている人がわんさといるのだろうが、そういう人のかなりの部分は、とんでもないユニークな手法も含め十人十色で投資をしているのだろう。その結果が大和小田急を769円で売ることにつながっている。
決算への反応が理解不能なようなものになるのも、こういうことと無縁ではあるまい。

2月10日 0時55分記
【決算売り】
決算発表ではともかく売られることが圧倒的に多い。
当道場銘柄でも、NSW(12月下旬WEb銘柄)やハードオフ(推)なども一時的には売られた。
悪い決算で売られるのは当然としても、好決算、上方修正でも売られることが珍しくないので、要注意だ。少なくとも、決算発表直前で株価が上昇傾向にあったら、ある程度以上は売っておくのが賢いやり方だろう。
以下に、私の目についた例をいくつか挙げておこう。

下方修正
プロシップ=2.02日・2880円→2346円・2.05日
渋谷工業=2.06日14時30分発表。2112▼232(2.06日)

まずまずの決算
NSW=1.29日・998円→902円・2.05日
アルビス=1.30日14時30分発表。2706▼98(1.30日終値)→2230円・2.06日
シュッピン=2.05日・1729円→1637円・2.06日

上方修正
加賀電子=1.30日・1507円→1343円・2.06日

朝日ラバー(推)は06日引け後、2015年3月期の決算予想の変更を発表した。「上方修正」という見出しで報じているところがあるので、混乱している方がいた(掲示板)。これは純利益をもとに言うのが結構幅を利かせているので「上方修正」と書かれたわけだが、拙著でも書いているように、重要なのは経常利益や営業利益であって純利益ではないので、経常利益を3.0億円予想から1.54億円に引き下げたこの変更は悪材料のわけである。
役員退職慰労金が絡んで、やや複雑で分かりにくいのだが、悪材料視されるのはまず避けがたいだろう。ただし、実質的には、それほどひどい内容でもないだろう。
とは言え、4-9月期までで、前年同期比4割近い増益だったのが、10-3月期は一気に赤字になり通期の経常利益は前年の半分強に減るというのだから(それも創業者の伊藤巌氏への役員退職慰労金がかなり影響しているとあっては)、投資家としてはたまったものではない。
しかしそれに耐え「運命愛」で行くのが真の投資家である(というのが私の信条)。
朝日ラバーは目先売られるであろうが、期待のマイクロ流体デバイスの量産本格化・業績向上は来期から寄与してくるので、少し長い目で見れば、ここで下げれば、それが底値となる可能性が高いであろう。

【円安で日本株復調か】
1月のアメリカの雇用統計が市場予想を上回った。6日のアメリカ株は、これを受けて逆に値下がりしたが、為替は一時1ドル119.23円と1ヵ月ぶりの円安となり、CME日経平均先物は17785円と06日の東証終値を136円上回って終えた。

アメリカ経済の好調が確認され、ドル高円安傾向になりそう(あまり当てにはならないが)というわけで、好調な3Q決算、原油安メリットもあって、日本株には好環境になって来つつあるとみていいのではないか。

2月08日 23時26分記

「日本再生の秘策」と題して、私は4つのことを挙げ、前回は①林業再生について書いた。
今回は
②100年住宅(住宅の長寿命化)について書いてみたい。

ご承知のように、日本では住宅は少し前までは20年から25年くらいで、最近でもせいぜい30年強で廃棄されるのが一般的である。これに対し、欧米各国の場合、60年から80年程度といったところが一般的だろう。
ざっと、日本の3倍くらい使うということである。もちろん、長く使うためには、年々の手入れにも、それなりにお金をかける必要があるから、その辺のことも考慮して、ここでは実質的に日本の住宅は欧米の半分の期間使うとしよう。
1軒の家の建設コストを2400万円としよう。

計算の簡便のため、日本では1代で家を1軒建設、欧米では2代で家1軒を建設としよう。
そうすると、日本では1人が生涯で家建設に2400万円を使うのに対し、欧米では同1200万円(家1軒の建設コストを同じと仮定)で済むということになる。
日本人の生涯賃金(手取り)を2億4000万円とすると、その1割が家の建設費用に消えるということである。
もし家の寿命が100年に延びたらどういうことになるか。これまた計算の簡便化のために、この100年が現在の住宅寿命の3倍だとしよう。そうすると、1人が生涯で家にかける費用が3分の1になる、つまり現在の2400万円に対し800万円で済むということである。1600万円も少なくなるわけだ。生涯賃金(手取り)の7%近い額である。いかに巨額か分かろう。

100年住宅というのは、単に家の耐久性向上という観点だけからなら、そう難しくないだろう。実際、私の生家は昭和6年の建築だからもう築84年になろうとしている。まだまだ20年、30年は使えそうだ。とは言え、使いにくいこともおびただしい。また寒かったり雪下ろしが大変だったり問題点は数多い。

耐久性だけでなく、使いやすさ、美観、維持・管理のしやすさ等々の問題もクリアしなくては、結局耐久限度が来る前に壊されるということにもなりかねない。

最近の建て売り住宅などの新築住宅を見ていると、日照・明かりをできるだけ取り込むため屋根の形等をおかしくしている、狭小宅地の欠点を補うため無理をした設計になっている、他との調和など考慮せず建築主の趣味で建てられている等々に、私などは辟易させられる。外壁・屋根なども素材・色等てんでんばらばらである。ために町並み全体としても醜悪で、悲しい気分にさせられることが少なくない(私の個人的感想だが)。

こうした家を40年、60年経ったとき見るとどうなるか。かつて一世を風靡したガルバリウム鋼板を多用した家は、今や工場建築のようで味気ないといったことになりかねないのではないか。
世界遺産になっているような住居群がいいとは限らないが、何十年の風雪に耐え、後世の人もいいな、ずっと残しておきたいなと思うような建築であることが重要であろう。

日本人は清潔好き・きれい好きと言うが、こと家に関しては醜悪としか言いようがないと、私は思っている。かつてブルーノ・タウト(世界的建築家で日本に住んだこともある)は新潟(市)を「俗悪」と評したくらいである。ところが、今、念のため、この言葉を確かめたら、これは「日本一俗悪な街」と言ったのであった。日本の都市全般が俗悪と思ったのかどうかは分からない。ただ私は、このブルーノ・タウトの言葉を何十年経っても記憶していたことでも分かるように、日本の街・家は醜悪と思っている。
川端康成はノーベル文学賞を受賞、記念講演の題は「美しい日本の私」だったが、私はこの言葉に強い違和感を覚えたものである。もちろん川端は、家や街並みのことではなく、四季折々の日本の風景を念頭に「美しい日本」と言ったわけだが。

話が、やや横道にそれたが、要するに、我々はただ自分の家、それも使いやすさなどだけにこだわり過ぎず、外観、街並みとの調和といったことも考慮した100年の年月に耐えられる住宅を目指すべきだと言いたいのである。

このとき初めて家は100年にもわたって使われ、必然的に、日本人の実質所得も向上、ひいてはそれが日本再生にもつながるであろうというのが、私の言いたかったことである。

かつて福田康夫首相(当時)が「100年住宅」と口にしたが、まさに口にしただけに終わった。政治家は本腰を入れて100年住宅に取り組むべきである。タワーマンションなどでは100年コンクリートの使用も一般的になっている。今後は、こうしたことを突破口に、一般住宅も、そしてハード面以外でも家が長く使用に耐えるようになるよう、官民一体になって取り組んでもらいたいものである。

2月07日 22時14分記