fc2ブログ
2014.12.31 ご支援に感謝
昨年のまたとない好環境のいい相場に続き、本年もいろいろ波乱もあったものの、まずまずの環境に恵まれ、なんとかそれなりの成果を挙げることができました。
読者諸氏におかれても、まずまずの成果を挙げられたと推察いたします。万一、そうでなかった方も、懲りずに、改善すべき点は改善し、来年はリベンジしましょう。

当ブログも累計アクセス数が100万を突破(現在111万超)いたしました。これまたいろいろありましたが、何とか続けてこられたのも、ひとえに読者諸氏のご支援、喜びの声のおかげと感謝しております。

来年もまたいい歳になりますように。

12月31日 21時06分記
12月下旬公開のWEB銘柄は、以下の5銘柄だった。
すでにD=燦HDとE =NSWの2銘柄は目標値を達成した。

                     時価        目標値          現在値(高値)
A=3686 ディー・エル・イー 687円 780円~1000円    765円(773円)
B=5955 ヤマシナ 59円 75円~ 100円     64円(66円)
C=7991 マミヤ 235円 273円~ 308円   247円(249円)
D=9628 燦HD 1755円 1850円~1980円  1835円(1850円)
E=9739 NSW 800円 980円~1500円   948円(985円)

以下、まだ材料等について書いてないC=マミヤとD=燦HDについて。

【マミヤ】
パチンコ周辺機器が主力商品で、このためカジノ関連で折にふれ買われる。
ただ12月01日、283円の年初来高値を付けたのは、同日、四季報速報で「マミヤが新事業、GPS活用の自律走行システム投入へ」と報じられたからであろう。しかしその後、同社株は、地合いが小型株に逆風なこともあってか、急落、221円まで下げた。
「自律走行システム」のすごさを評価する私は、これは格好の仕込み場と判断、WEB銘柄にしたわけである。この「自律走行システム」=「I-GINS」というのは、芝刈りロボットのわけだが、2016年3月期に発売、3年後に売り上げ20億円を狙う(社長談)。前期の同社の売り上げが230億円だから、かなりの大型商品である。
しかも、芝刈り機に搭載するのにとどまらず、今後は除雪車やトラクター等の農業機械、鉱山機械などにも搭載が期待できそうなのだ。自動運転との絡みでも注目できそうだ。
折しも自民党圧勝で再びカジノ関連にも脚光が当たる気配もある。
2つの材料でマミヤが高値更新となってもおかしくない。

【燦HD】
葬儀専門業者最大手の公益社を傘下に有する持ち株会社。時代にマッチした葬儀形式等が奏功し今期来期業績は大きく伸び、来期の予想1株利益は実質で230円。時価の来期予想PERは実質で7.98倍にすぎない。
自己資本比率82.9%、1株純資産3798円(PBRは0.48倍と異常な低さ)という財務内容の良さにも目が向けられれば株価は2000円に乗せてもおかしくない。

12月30日 1時11分記
NSW(12月下旬WEB公開銘柄)のM2Mクラウドプラットフォームが「Toami」」である。

以下は、同社のHPやIR等をもとに私が、コンパクトにまとめたものである。時間節約のため、資料集的になっているのを、お許し願う。

「Toami」は、個別開発した場合と比べて開発スピードを10倍高速化し、市場投入までの時間を大幅に短縮するとともに、構築・運用コストを削減する。さらに、センサデバイスなど、リモート機器への安全で高速な接続を提供し、高付加価値なサービス創出を支援する。

「Toami」を利用することにより、通信機器とネットワークとの接続、クラウドサーバ上での各種データの表示・管理・外部サービスとの連携を実現することができます。また、ノンプログラミング基盤のクラウドサービスとなっているため、従来のM2Mクラウドサービスよりも短期間かつ低コストでの導入が可能です。「Toami」を新たに販売することで、FOMA UM03-KOをはじめとするデバイス・回線・M2Mクラウドをワンストップで提供することが可能となります。

10倍の開発スピードを実現する「Toami」
前述のようにM2Mは、性能面、コスト面ともに、一般企業においても導入可能なシステムとなりました。ただ、やはり今でも導入のネックとなるのが、サービス開発にかかるコストです。
Toamiは、この課題についてもさらに敷居を低くすることに成功した
画期的なM2Mプラットフォームです。

あらかじめ用意された50種類以上の機能ウィジェットを、マウスによるドラッグ&ドロップ操作で組み立てて、M2Mサービスを開発可能。また、分野別のサービス開発テンプレートも取り揃えています。
実際の応用例としては、以下のようなものがある。

各工場の状況を本部でリアルタイム監視
生産ラインの稼働率監視
店舗電力のデマンド監視
冷蔵・冷凍倉庫の温度管理
ゴミ収集管理(Big BeLLy )

同社以外にも、もちろんM2M関連銘柄はかなりあるわけだが、なぜ同社株を私が本命とみるかを簡単に書こう。

2014-08-25
NSWのクラウドサービス、経済産業省「中小企業等 省エネルギー型クラウド利用実証支援事業費補助金」の対象に

ドコモは、日本システムウエア株式会社とThingWorx, Inc.との提携により、M2Mクラウドの新サービス「Toami」の販売を2014年4月1日(火)より開始します。

そして、M2Mなどのクラウド新事業で、現実に今期=2015年3月期で20億円、来期には倍増の40億円の売り上げを計画している。同社の前期売り上げが269億円だから、この数字のすごさが分かろう。
しかも来期予想1株利益は実質で76.5円。時価948円はPER12.4倍に過ぎない。大テーマに乗る本命企業として、この株価がありえない安さであることは、まともな目をお持ちの人には歴然だろう。

WEB銘柄の残る2銘柄については、しばらくあとで。

12月29日 23時23分記
12月下旬のWEB公開銘柄についてである。
ご承知のように、これは拙著「鎌倉式…」(表題が長過ぎるうえ覚えにくいのが好著にもかかわらず売り上げが・・・とは口さがない身内の言)購入者への特典のわけで、過去いろいろご意見もいただいたこともありいつどう公表するかいつも悩む。

今回(最後の回である)は、コメント欄等で明らかな3銘柄について書き、残る2銘柄は明日書く予定である。万一、読者の方で5銘柄を未確認の方は、至急すばる舎リンケージで確認されたい。

NSW=M2Mの本命として大相場は、ほぼ確定的になったように思う。とりあえず、材料については、各自調べていただくこととし、株価がどう動くかを静観したい。
いくら書いても、株価が推奨時より5割高、2倍化してから買って損をする方がいるようである。くどいようだが、私の推奨銘柄は推奨直後に買えば(それが推奨時値を大幅に上回っていない限り)、高確率で成功する(少なくとも過去はそうだった)。その大幅高後、私が強気を書いた書かなかったにかかわらず、株価というものは、下落リスクが高まっているのである。基本的に売りは各自、慎重にやられたい。私は推奨後のアフターケア的なことは本当に書きたくないのだが、それではあまりにそっけないかと、リスクをかえりみず書くわけで、それの当否・責任を云々されるような方は、自力更生路線をとり、当ブログは無視されたいとは、いつも言っていることである。
というわけで、NSW(目標値980円~1500円)を、ここ(26日終値954円)から買うのは、それなりにリスクは高まっている(公開時の800円に比べてだが)。1500円とかそれ以上もありうるが1000円前後で終わる可能性もゼロではない。1800円まであったのだが1300円に下落した、どうしてくれるなどという世迷言としか思えない泣き言は聞きたくないので、くどいようだが、書いておくわけである。800円で買ったのが1300円、上出来でしょうとしか言いようがない。

一般的投資家向けアドバイスを書いておこう。800円で1000株買ったとする。
1000円前後で200株~300株売る。
1150円~1200円で300株~500株売る。
残り(300株くらいにまで減らしておく)は、1500円前後以上を夢見て持続もよし、100株ずつ、適宜売るもよし、私のブログでの書きぶりを参考に対処する(これの成否をあれこれ言うのだけは勘弁)もよしである。

ヤマシナ=かつての山科精工所。バブル期にはあの横井一族が経営参加。横井英樹氏が筆頭株主だった。十字穴ねじ主力で過大資本・低収益企業で株価も低位を抜け出せないでいる。
しかし、ここにきて風向きが変わろうとしている。同社が開発したCFRP用・CFRTP用タッピンねじが大いに有望なのだ。CFRPというのはFRPにC(炭素)が加わったものだろう。炭素繊維強化プラスチックである。
以下は同社ニュースリリースより。
注=これには発表日時が記載されていないが、私が京都企業・ヤマシナに電話、確認したら2014年7.08日であった!古いが、これまでほとんど注目されてこなかったので、古くても新しいのである。

>工業用ねじメーカー株式会社ヤマシナは、炭素繊維複合材料であるCFRP および、熱可塑性樹
脂を用いた炭素繊維複合材料のCFRTP に使用するタッピンねじを開発しました。
一般にタッピンねじは、ねじが切られていない下穴にねじ込み使用するもので、専用の機械に
よる下穴へのねじ切りの工程がなくせるため、ものづくりにおける加工費の削減効果が見込めま
す。また、樹脂の下穴に対してねじ込んでも安定した締結ができるタッピンねじを利用すれば、通
常、樹脂に埋め込む金属のナットが不要になり、部品代とその管理費の削減に寄与します。

自動車の軽量化に資するので需要は急増の方向だろう。このほか、家電、産業機器などにも有望とみられる。これも72円の年初来高値更新はかなりの高確率であろう。その後は波乱の展開が予想される。
たとえば一気に100円前後まであって80円前後まで急落といった展開である。80円で買ったら78円だ、鎌倉さんどうしてくれるなどという泣き言を私に聞かせないでいただきたいので、あえて今書いておく。前にも書いたが、私のせいではなく、現在の市場は気候と同じく荒々しくなっているのであり、相場をやるもの、その覚悟でやらなくてはならないのである。
それでも投信を買ってみんなと一緒に・・をする方がましという方は投信に行けばいいのである。

ディー・エル・イー(DLE)=秘密結社鷹の爪(キャラクタービジネス)が絶好調。LINE動画スタンプで「パンパカパンツ」独走というが、正直、どう評価すべきか自信を持っては言えない。しかし私の相場師としての勘、秘密結社鷹の爪・パンパカパンツの言葉は、この株の大相場を告げる。まあ博打と思って参戦するのもいいではないか。株式投資にはこういう楽しみもあるのである。博打いやという方にはご遠慮願って。
以下は最新のIR。

>株式会社ディー・エル・イーは、株式会社NTTドコモが運営する「ドコモメールストア」にて、「コブラ その男、宇宙海賊」「蝶野スタンプ 黒のカリスマ編」「長州力 メール革命編」の動くスタンプデコメを12月26日(金)より、販売開始いたしましたことをお知らせします。

どうでもいいことだが、私はかつて両国の喫茶店でジャンボ鶴田に東スポを見せてあげたこともあり(前に書いたかも。鶴田さん、プロレス殿堂入りおめでとう)、新日本プロレスに取材に行ったこともあるプロレスファンである。蝶野正洋の試合(鉄人ルー・テーズ=ただし晩年=との対戦?)も見ている。

DLEも激しい値動きが予想される。覚悟の上、うまく指し値、分けて売るをお忘れなく。

12月28日 22時07分記
昔、「楓太」という名前でコメントを頻繁に寄せられた方がいた。
長文と文末の「失礼いたします」の特徴でご記憶の方も多いだろう。以下は2014年2月06日の同氏からのコメントである。

>何時も拝読させていただいております。無料で、良い情報提供いただきありがとうございます。先日のアスモ、143~147で買い指示、200円超えあるかも、145円前後で大量買い、190円台ですべて売却。こんなにうまく誘導していただき、驚きでした。小生は空売りもしており、今回の暴落も無傷で切り抜けました。先生の銘柄、相性良く、推奨後押したところ買い、売り上がり、また押したら買う、これの繰り返しで今まで無敗で来ております。有難うございます。
40年以上株やっておりますが、先生のようなおかたいままでお会いしたことございません。無料で提供していただくこと、心苦しく感じております。有難うございます。おやすみなさい。

注=楓太氏は早起きな方で、コメント欄デビュー直後、ご自身の朝5時台くらいのコメントが夜になっても公開されてないと怒りのコメントを寄せられたことがある。これには驚いたが、早とちり誤解はこの方の特徴であるようだ。

ところが、この方に対し、別の読者の方が、おまえのコメントはきもいから、こういうところに投稿するのはやめてくれ、といったような趣旨のことを書いてきた。

私は読者同士の内輪もめも困るなと思いつつ、原則全部公開しているのでこれも公開した。喧嘩別れにならぬよう「みんな一緒に離れずに行こうと言った仲間たち」という舟木一夫の歌の一節を書いたのはこの時だったかもしれない。
そうしたら楓太氏は、素直に、失礼しました、もう投稿しませんといった謝罪の趣旨のコメントを残し、以降、姿を消された(と思われた)。

ここまでも含め、以下も多くを記憶で書いているので多少の誤りあるやもしれずお許しを乞う。ただし大筋はまちがいないはずである。

ところがその後、ヤフーファイナンスへの投稿で鎌倉雄介を誹謗中傷する内容のものが洪水のように現れた。rin・・・の名前でであったと思うが、もしかしたら以前は別の名前だった可能性もある。

注=鎌倉雄介が「刺客」を使って楓太(自分)を批判、追い出した的な内容のものがあったので rin=楓太と判定。
大半の方はお分かりだろうがrin氏を含めお分かりでない方もいるかもしれないので書くが、rin・・・をクリックするとその人の過去の投稿がすべてみられる。rin氏もかつては鎌倉雄介信奉者だったのが大変身されたのである。変身はrin=楓太氏の得意技である。

その後、最近、「株道楽」の名前で当ブログにコメントを寄せられる方が出現した。
私はこの「株道楽」氏=「楓太」氏ではないかと推測した。
文体や文章の特徴から(私は日本語や文体には一家言を有する)そう思ったわけだが、もちろんそういうことだけではない。
コメントは「管理画面」というブログ主催者専用画面でチェックすると、どこから発信されたかある程度わかるようになっている。KDD系からならKD・・・ne.jpと表示されるわけである。
毎回これが同じ人物が全く同じなら完璧に特定できるが、時間の経過で数字部分が変わるかして完全に特定することはできない。
それはともかく「楓太」氏はこれがpon・・・である。pで始まるのはほとんどないが、それでもほかに過去2人はいらっしゃる。
しかしponは「楓太」氏のみである。であった。
そして「株道楽」氏もponのわけである。

そこで、私はこの辺の疑念を明白にするため、12.18日、株道楽氏への返信で

> 株道楽 さん。
私は刺客などとは無縁なんで。
研創すごいことになってますね。以前300円台で買ったことありますが、
今の株価は・・・・
高度紙、期待に応える値動きになるでしょう。

と書いたのは、ご記憶の方もあろう。これへの株道楽氏からのコメントは(予想通りだが)残念ながらなかった。

まあしょうがないかと、これでも私は我慢していたのだが、ここにきてまたとんでもないことになってきた。
もう正体がばれたと、楓太氏=株道楽氏も当道場へは足を踏み入れることもなかろうと安堵していたのに、

>鎌倉先生、いつもありがとうございます。
M2Mの本命は6634ネクスではありませんか?
間違っていればお許しください。

というコメントが12.26日に株道楽氏から寄せられたのである。
困ったものよとそのままにしていたら、掲示板でrin・・・からNSW、ヤマシナに執拗な鎌倉雄介への悪口雑言の投稿が繰り返されている。

(株)ヤマシナ
No.57654
嵌め込み雄介参上、、、 昭和…
2014/12/26 10:22

嵌め込み雄介参上、、、
昭和、セーラーに続くぼろ株シリーズ
大先生、惨敗続き、、これでもち代稼ぎ(笑)
お持ちの方、、上手く逃げてねーーーー

こんな類である。

もちろん、こんなの、相手にするなと言われるのは分かっている。しかし同一人物が、一方で悪口雑言、一方で慇懃無礼なコメント・質問、大儲けしたという感謝のコメント等さえし、それをはっきりさせようとしても答えずで、ことはそう単純ではなく私は困惑させられ、また時間も奪われ大迷惑なのである。

注=掲示板は無視リストに入れておけばいいのだが、実際そうしていたのだが、パソコンを2台にしたら、新しい方では無視されていず出現、最近見てしまったのである。今後も改まらないようなら、新しい方(昨日奇跡的に復旧=いずれ暇なときに経緯を書きたいと思っている)でも無視リストに入れようと思っている。

まあ人のことだと、些細なことと同情しにくいものだが、繊細な私(大まかな人は相場師になれないのだ)は、また変節の嫌いな私は、こういうことをほっておけないのである。
憂さ晴らしに書いたと思ってくださってもそれはそれでいい。

最後に楓太-株道楽-rin・・・の関係が、万一私の推測と違っていたら申し訳ないが、その場合、その旨明確にしてもらえば、これを書いた意味もあったというものである。

12月27日 14時00分記



前稿で高度紙(推)、日商開発の下げ過ぎを指摘したが、この2銘柄は、25日はさすがに大きく反発した。
経験が乏しく、株価理論を持たないと、大きく下げると、どこまでも下げるような気がして来て恐怖心に駆られたり、大底でぶん投げたりと、支離滅裂な行動に走りがちだ。私が我が鎌倉式修正PER理論をしっかり身に付けることをいつも言うのは、こうした愚行に走らないためなのである。

さて今年の相場も後3立会い日を残すだけとなった。有終の美を飾るというとかっこ良過ぎるが、要はここで荒稼ぎと行きたい。その秘策はある。ただもちろん保証の限りではないが。

M2M(=MtoM)という言葉を聞いたことがおありだろうか?(当ブログで聞いたなど言うのはもちろん除く)
実は私は知らず、四季報を読んでいて9739NSW(=日本システムウェア)の項で見て、その売り上げの伸びから注目銘柄にNSWを入れておいた。「四季報で発掘した有望銘柄」として公表した銘柄に次ぐランクの数10の銘柄の一つとしてである。

M2Mとは=機械(マシン)と機械(マシン)が通信ネットワークを介して互いに情報をやり取りすることで、自律的に高度な制御や動作を行うこと。特に、コンピュータや通信装置などの情報機器以外の機械にセンサーや処理装置、通信装置などを組み込んで、データ収集や遠隔監視・制御などを行なうことを意味することが多い。

という程度のことを頭に入れていたわけだが、1週間余くらい前のこと、ニュースを見ていたら、空港か何かでsimカードを機械に差し込んでいる映像が映り、これだけで海外の情報を得ることができるといったようなことを解説している。

ここで私はひらめいた。これはもしやM2Mなのではないか!と。
そこでネットで「M2M simカード」で検索してみると、期待通りというか期待以上に、いろいろあり、今やこれが大いにもてはやされ普及しつつあることが分かった。

まだ買ってないなどという困った人もいそうなので、明日買うのに困らないよう、今日はここまでにしておく。
言うまでもないが、12月下旬公表の最後のWEB公開銘柄は24日昼に公開されていて、NSWはその1つである。
読者諸氏は各自M2M、NSWについて情報収集等されたい。きっとその凄さに、私の興奮ぶりを納得されるだろう。

今のところ、私の胸算用はNSWともう1つのWEB銘柄5955ヤマシナで、餅代を稼ぎ、ああいい年だったという満足感に浸りつつ新しい年を迎えることである。もちろんその他3銘柄にも期待はしているが。

ヤマシナ以下の4銘柄、NSWの詳しい材料等は明日以降に。

12月25日 22時04分記



主力株が大幅高する一方で、マザーズ銘柄を筆頭に小型株には軟調な銘柄が結構多く、中には大きく値崩れするものもある。こうした状況の中、高度紙(推)は1636▼244と急落した。こういう値動きを見せられると不安になる人も多いだろうが、この下げはなにか理にかなったものと考えると、そういうことにもなろうが、そうではない。ちょっとしたこと、きっかけ、流れの中でそうなっただけとみるべきなのだ。その証拠に、高寄りし高値は1930△50まであった。

もっと酷いのが日商開発だ。12.12日には3000円まであったのが、その後急落を続け24日はついに1846▼249。名証2部から東証1部へということで買われたかと思ったら、大量の公募増資が嫌気されこういうことになったわけだが、幹事証券の掌で株価操作されてますね的なコメントが目立った掲示板は、今や阿鼻叫喚の場と変わっている。

こうした、普通にはありえない値動きを、その場その場で理屈をつけて分かろうとすると、大きな間違いを犯すことになる。何より、高度紙にしろ日商開発にしろ、ここまでの下げは、理由はともかく行き過ぎとみるべきであろう。

日商開発の妥当株価として

88.21円×13倍=1146円(1793円)
88.21円×15倍=1323円(2070円)
88.21円×18倍=1587円(2483円)
88.21円×20倍=1764円(2760円)

という数字を書いている方がいる。しかし88.21円というのは2015.3月期の予想1株利益だ(希薄化を考慮済み)。しかし、高成長期待で買っているのだから、かつもう3ヵ月余で今期は2016.3月期になるのだから、2016.3月期の1株利益を使うべきなのは論を待たない。この場合EPSは138円程度になろう(四季報予想数字をもとに算出)。
この数字で計算すると株価は(  )内のようになる。PER理論は正しく使わないと、おかしなことになるのである。

なお、こうしたとんでもない乱気流に小型株が襲われていることの背景には、一部には節税売りがあるのではという見方があることを、一応書いておこう。節税売りの有効なのは25日までである。よって25日の前場までには、この売りも収まるだろうというのが一般的な見方だ。

いずれにせよ、年末という特殊な時期、節税売り、マザーズなどのバイオ関連中心に大きく値崩れする銘柄の余波等、様々な要因で小型株は波乱の値動きになっているが、おたつくことなく、嵐が収まるのを待とう。サカタのタネ、S Foods、シノブフーズ、パンチ工業などは堅調だ。不断にポートフォリオを微調整していくことも、こういう相場では重要だ。

暗号は「秘密結社」、急成長企業に変身中、「自立走行システム」、少産多死時代、「M2M」。

日立造船。
こういうのは、半歩でも出遅れては危険がいっぱいだ。亜鉛空気電池は遅くも12.22日の立ち合い開始前に流布。22日10時くらいまでには買うなら買う。そうしなかったら見送りというのが、私のやり方である。同社の売り上げ規模からして大化けはありえないとみるのが常識とは思う。しかし以上はあくまで常識的見方に過ぎない。

12月24日 23時50分記
2時間ほど前からパソコン(無線ラン)に異常事態発生。
まず、デル製の方が電源を入れても画面が現れないという状態が再起動等しても全く変わらずダウン。
しばらくしたら、この富士通製の方も
「このページは表示できません」
になったり、ネット接続が切断になったりと、ほとんど使い物にならない状態。
北朝鮮状態ですな。

日立造船について数人の方から質問を受けていて、ここで書くつもりだったのだが断念。悪しからず。
明日、起きたら直っているといいのだが・・・・

相場環境はよさそうなので、とりあえず、つかの間ネット接続できている合い間合い間にこれを書き、本日はこれにて失礼仕る。

12月23日 23時35分記
19日の日本株は主力大型株中心に大きく上げた。懸念材料の多くがいい方向に向かい、またNYダウも大きく上げたためである。こうした場合の御多分にもれず、日経平均・TOPIXが2.4%前後の急騰となったのに対し、2部、JQは0.9%前後の上昇にとどまった。

高度紙(推)は一時マイナスになるなど不安定な値動きだったが、何とか踏みとどまり1792△19。出来高も203700株と12.08日の戻り高値以降のボトムである18日の164100株を上回った。増し担保規制解除をにらみつつ、上を目指す展開となる可能性が高まったとみる。

朝日ラバー(推)も1828円まであって1753△123と急伸。ここ大きく下げた反動が出た格好だが、22日、24日が正念場だろう。ここで堅調を維持できれば、本格反騰への期待が高まる。

大幅高で寄り付いたものの、そこがほぼ1日の高値となり終値は前日比ほぼ変わらずとなった銘柄も目立った。
大和小田急建設(推)、あいHD、カシオなどである。やや理解に苦しむところだが、中小型株への物色意欲が減退しており、一部の人気銘柄以外を買うパワーがそれだけ弱いと解釈するところだろう。焦らず、いずれはまともな評価になると考えよう。

サカタのタネ、S Foods、ルネサンス、シノブフーズ、パンチ興業、ニュートン、AOI Pro. など「新四季報から発掘した有望株」は、大半が大幅高だった。
やはり生きのいい銘柄にはある程度シフトしておけということだろう。

19日のNYダウは小幅高、CME日経平均先物も94円高、為替も1ドル119.46円と円安と、好条件がそろっている。NYダウも大幅高ではないので、22日は中小型株にもそれなりに買いが入ることを期待しよう。

法人税について、これまで5年で20%台とみられていたのが3年で20%台という案を政府・与党が検討という(日経21日朝刊1面)。
現在の法人実効税率は35.64%(東京都)だが、来年度の引き下げ幅は2.4ポイント台で調整(同)という。
こうなった場合のPER理論上の影響を計算してみよう。

計算の簡略化上、経常利益を100とした場合、純利益=経常利益-法人実効税率(35.64)となるとしよう。

現在、純利益は

100-35.64=64.36

来年度は(2.4ポイント台を2.42として)

100-(35.64-2.42)=66.78

要するに、株価は64.36→66.78 に上昇する(同一PERに買った場合)ということである。
これは率にして3.76%になる。
日経平均で言えば現在の17621.40円が18283.96円へ、約663円上昇していいということである。
ただ、法人税率引き下げはある程度予想されていたことであり、今回の報道は、それが予想していたより早く実現しそうだということに過ぎないから、その分は割り引く必要があることは言うまでもない。
とは言え、上述の計算で分かるように、法人税率引き下げは日本株のPERを引き下げる効果があるわけで、その分日本株の割安さが出るので、この辺の理解が深まるにつれ、徐々に好感されていくのではないか。

12月21日 23時58分記

18日の相場は、アメリカでFRBのイエレン議長が利上げは早くても来年4月以降を示唆したことで17日のNYダウが288ドル(1.68%)高と急騰したことを受け、大幅高となった。円安となったことも好感された。
その後、18日のNYダウは223ドル高、日経平均先物大証(夜間)も345円高となっている(現時点)。

これまでの下げは何だったんだと言いたくもなるが、まあ上げるんなら許すか、といったところ。19日も18日同様、主力株、東証1部に偏った相場になる懸念が残るが、そうならないことを期待しよう。

高度紙(推)は5日ぶりに反発、1779△68の高値引けだった。出来高の少なさを気にする方もあろうが、下げでは株価・出来高ともボトムになったところで反発するのが基本(私の発見した法則)だが、株価のボトムと出来高のボトムが1日、2日くらいずれることも時にある。
この見方で分析すると、株価は12.16日の1690円(ザラ場)ないし17日の1711円(終値)でボトムを付け、出来高は18日の16万4100株(ピークであった12.08日の366万9900株の22分の1)でボトムを打ったとみられる。要するに、ここからは戻すとみるわけである。

この他、サカタのタネ、S Foods、パンチ興業などの値動きが良かった、サイネックス(推)も前日に続き大幅高となった。人気の圏外になってしまった銘柄には、きつい展開になっている。あまり含み損とかにこだわらず、動きの悪い銘柄は一部なりと処分、生きのいい時流に乗る銘柄を持ち株に加えることが求められる。

12月19日 0時02分記