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9月末のWEB公開銘柄のアルゴグラフィックスについて推奨理由、材料等について書こう。
なお時価(10.08日終値)は1912▼40。

著者選定銘柄(追加分)         推奨時時価 (9.30日9時20分)   目標値
F=7595 アルゴグラフィックス   1949円                  2150円~2300円

自動車向け等のCADシステム販売が主力事業の会社。子会社のジーダット(JQ上場)もCADソフト(EDA)の開発・販売会社で、両者の関係が分かり難い(素人の私には)のだが、ここにきてジーダットの業績が上向いている。パワーデバイスやイメージセンサー、タッチパネル向けの受注が伸びているという(会社情報)。これまでは親の足を引っ張っていたのだが、孝行息子に変わりつつある。
また海外ソフト販売の子会社のヒューリンクスはXML言語を使ったソフト開発のデジタルコミュニケーションを買収したが、この会社は取得特許が3件あり、金の卵かも知れない(詳細は承知していない)。

アルゴの主要販売先はホンダ、富士重工などの自動車メーカーであり、ジーダットもシャープ、ルネサスなどの半導体メーカーに加え、ここ自動車向けへの販売を強化している。自動車業界の好調を受け、アルゴの業績も好調という構図である。
4-6月期の経常利益は6.27億円で前年同期の5.06億円に比べ23.9%の大幅増益だった。9月中間期の予想経常利益は11.5億円(前年同期は10.89億円)を据え置いている。5.6%の増益ということだが、消費増税の反動減もあったはずの4-6月期で大増益を達成していることから、上方修正となる可能性大とみる。通期も5.4%の小幅増益予想だから、こちらも上方修正となろう。9月中間決算の発表は10.31日である。その前に上方修正の発表がある可能性もある程度はあろう。
来期予想実質1株利益(四季報予想をもとに算出)は157.4円。時価の実質予想PERは12.1倍。今期業績の上方修正、つれて来期業績も四季報予想を上回るとなれば、これは11倍弱程度になる可能性が高い。
1株純資産1681円、無借金、配当60円(配当利回り3.14%)等、どこをとっても割安、出遅れ以外の何物でもない。好決算期待を背景に、9.30日につけた1999円高値更新から目標値の2150円以上を目指すことになろう。

相場見通し等については深夜に。

10月08日 21時20分記
07日の相場は、小型株中心に下げた。規模別株価指数は大型1224.85▼2.83に対し小型2270.64▼23.81と、極端に差が出た。
大型株のウェイトの高いTOPIXの下落率が0.43%にとどまったのに対し、マザーズは3.13%、2部も0.82%だった。
国際通貨基金(IMF)が発表した世界経済見通しでは、日本の経済成長率見通しが大幅に下方修正された。消費増税の影響は予想以上に長引いており、株価へもじりじり悪影響を及ぼし始めているのかもしれない。

小型株総崩れの中で、当道場銘柄も大半の銘柄が下げた。朝日ラバー(推)、サイネックス(推)、横田製作(推)、太平製作推)、セーラー(9月下旬WEB銘柄)アルゴグラフィックス(同)などである。
わずかにクリーク&リバー(同)、メディアフラッグ(同)などが上げた。

ノーベル物理学賞受賞者が発表されたわけだが、中村修二氏など3人の日本人が青色発光ダイオード(LED)の開発で受賞した。さっそくPTSではLED関連銘柄が急騰している。豊田合成2310△269、遠藤照明1363△120、オーデリック2990△151などである。日本ライトン、スタンレーも同関連として上げたのだろう。
そして朝日ラバーも1790△196と急騰している。マイクロ流体デバイスがこれまでの上げ材料だったわけだが、自動車内装照明向けLED製品こそ同社の主力商品である。中村修二氏といえば日亜化学工業(中村氏は同社在職中に青色発光ダイオード(LED)の開発に重要な発明をし、これの対価を巡って同社を提訴、最終的に和解)だが、朝日ラバーは日亜化学とライセンス契約を結んでいる。日亜化学が種々の特許を保有しているので、その特許に抵触しないためであろうが。

>近年、LEDの省エネルギー性や優れた環境対応性が評価され、様々な分野にLEDを用いた照明が普及してきました。当社では、市場や用途ごとの顧客ニーズに対応するため、最大手のLEDメーカーであり、ライセンス契約している日亜化学工業株式会社様との連携を強化し、顧客ニーズに合わせて製品ラインアップを標準化し、LED照明の実用性を拡げて普及に貢献してまいります。

というわけで、多くのノーベル賞LED関連銘柄の中でも朝日ラバーは中核銘柄と言っていいのである。
なお、グッドタイミングで、08日より増し担保規制が解除となる。

NYダウは現在153ドル安。気の抜けない相場が続く。

10月08日 0時43分記
9月末のWEB公開銘柄であるが、06日はクリーク&リバーが756△100とストップ高、ここで買っても可とした日東工器、アルゴグラフィックも上げ、大半の銘柄が推奨時よりかなりの値上がりになった。
そこで、今回は唯一まだ推奨時株価(560円)より下にいるメディアフラッグ(06日終値554△2)を取り上げる。

著者選定銘柄 時価(9.29日前場終値) 目標値
D=6067 メディアフラッグ 560円 650円~750円

同社の場合、年初来安値が473円、同高値が684円であり、時価の554円は年初来安値から2割も上でない水準だ。このような安値水準に放置されているのは、8.12日に2014年12月期の6月中間決算を発表、通期の業績見通しを下方修正したからである。経常利益は前期が2.46億円で、今期(2014年12月期)は2.5億円の期初見通しを下方修正、2.20億円としたのである。これを受けた8.12日の株価は一時480▼80のストップ安、終値は529▼51。そして8.14日には年初来安値の473円を付けたというわけである。

この下方修正に至った理由は買収した3社がまだ赤字で、本業のメディアフラッグ(流通業の覆面店頭調査)が好調でも補いきれなかったためである。
しかし、市場はもう間もなく終わろうとしている今期に目を奪われ、来期、どうなるかを分かっていないのではないか。
以下に同社が公表している2014年第2四半期決算資料を示す。

2014年第2四半期決算各社の業績状況
(株)メディアフラッグ    1,733,110 109,130    104,037  58,910
(株)十勝たちばな       975,842   2,023   △ 6,103 △ 8,846
キャビック(株)       312,292 △ 166     △ 496  △ 847
(株)メディアフラッグ沖縄   86,263   △ 314     3,306  2,961
K9(株)           14,093  △ 20,785 △ 20,899 △ 21,003
メディアフラッグ上海   4,876  △ 4,405  △ 3,833  △ 3,833
その他(2社)         16,388 △ 2,224  △ 1,953  △ 2,078

POINT

メディアフラッグ単体の業績は前年同期比で売上高121.0%、営業利益113.6%と順調に伸びております。
(株)十勝たちばなについては、沖縄出店費用及び(株)十勝と(株)たちばなの合併に伴う費用が発生しております。
キャビック(株)については、売上単価の上昇、経費の削減を進めており、通期で黒字化の見込みです。
K9については、賃料等経費の削減交渉を実施し損益分岐点が低下したこと、及び売上向上のための営業活動により、客数が増加しており、収益改善により下期のみでは黒字化を目指しております。
メディアフラッグ上海については、上海での営業が徐々に拡大していること、及びオフィス移転による賃料の削減を行いましたので、通期で黒字化の見込みです。

やや分かりにくいかと思うが、要は、和菓子製販の十勝たちばな等の買収会社は、合併費用の発生がなくなったり、経費節減で通期黒字化したりで、今後は大きく好転する見通しであるということである。

こうしたことが表面化する2015年12月期業績見通しであるが、四季報は経常利益を3.7億円、QUICKコンセンサスは3.95億円である。2014年12月期の2.2億円見通しに対し、どちらも大幅増益を予想しているわけである。
実質予想1株利益は四季報=48.5円
         QUICK=51.8円  

本業絶好調、買収子会社の収益貢献で、同社は高収益企業に変わろうとしている。時価の554円は来期ベースで実質PERは11倍前後に過ぎない。来期の大幅増益を織り込み始めれば、株価は年初来高値684円を更新して、何らおかしくない。   

10月06日 21時04分記                                                                            
9月の雇用統計が市場予想を上回る改善となったことで、03日のアメリカ株は5立会日ぶりに大幅高(NYダウは209ドル=1.24%)となった。円の対ドル相場も連動する形で一気に大きく円安に振れ1ドル=109.75~85円と、前日比1.35円の円安となった。
アメリカ経済の力強い回復が確認されたわけで、日本株は日経平均が9.30日~10.02日まで650円ほど下げているだけに、とりあえずかなりの戻りが期待できよう。こうした場合の例に従って主力株全面高・小型株小幅高ないし小幅安という展開になるか、小型株も連動して大きく上げるか微妙なところだ。

ただ、そういう超目先の物色動向にあまり気を使うことはない。本当に良い銘柄、割安な銘柄は早晩それに見合った評価になるからである。
9月末のWEB公開銘柄の7銘柄は、現在、推奨時株価からあまり変わらない水準のものが多い(ただし、クリーク&リバー、セーラーの2銘柄は、目標値を達成済み)。これは推奨後、かなり値上がりしたのだが、その後の全般安に連動する形で下げ、そうなっているものがほとんどだ。逆に言えば、強い動きで、全般安にめげず、それなりの水準を維持しているとも言える。いずれにせよ、目標値に届いていない5銘柄も、今後値上がりし、かなりのもの、あるいは全部が目標値を達成するとみている。
特にアルゴグラフィックス、日東工器は、時価近辺なら、ここから買ってもいいだろう。

【セーラーに好材料】
日経新聞、10.05日朝刊7面にパイロットに関する記事が出ている。
「低価格万年筆を増産」、「パイロット、欧米へも輸出」という見出しで、「11月、低価格万年筆の生産設備を増強し、増産を始める。」と伝えている。欧米への輸出にも乗り出す、ペン先の月産能力は従来の2倍の30万本になるという。増産するのは低価格品の「カクノ」(税別希望価格1000円)。

ご存知のように、私は9.15日付けで「万年筆ブーム」と題して

以下はエキサイト ニュース(5.15日付け)より

>昨年10月に発売されたPILOTのKakuno以来、万年筆ブームが来ています。正確には、入門用万年筆ブームでしょうか。各地の文房具屋において、入門用ペンの売り場面積が拡大されているのを目にします。ブームの火付け役となったKakunoに関しては以前記事にしましたので参考にしてください。
売れているのはPILOTのKakunoだけではありません。今年の2月に発売されて以来、じわりじわりと取り扱いが増えている注目のペンがあります。セーラー万年筆の「MY FIRST」です。

と書いている。なお「カクノ」=「Kakuno」であることは言うまでもない。
要するに、パイロットの「カクノ」がそれだけ売れるのならセーラーの「MY FIRST」も売れるだろうということである。こういうことを書くと、超初心者の方で、ネガティブな反応をする方が必ずと言っていいくらい出現するが、もう少し株式市場を研究してから発言するようにしてもらいたいものだ。
こうした場合、パイロットの1000円万年筆が売れている→セーラーの1000円万年筆も売れている(あるいは売れる)はず→パイロット株上昇ならセーラー株も買い
というのが、通常の株式市場の反応なのである。実際にセーラーも売れているのか?それはセーラーに電話するなりして調べればいいのである。それもせずにネガティブな反応をするのは困ったもの以外の何物でもない。
いずれにせよ、これで、一段とセーラーの株価の先行きに私は確信を深めた。

話は変わるが、錦織選手がジャパンオープン、ラオニッチとの決勝戦、フルセットの末勝ち優勝した。ひ弱だったのにすっかりたくましくなったと感心するばかりだ。昭和HD(推)の株価が、どう反応するか。

10月05日23時50分記
03日のNYダウは209ドル(1.24%)高と大幅反発、CME日経平均先物も大幅高となっている。
そこで、9月末に公開したWEB銘柄について、順次、材料等を書いていこうと思う。セーラー万年筆、クリーク&リバーの2社は、これまである程度書いて来たので、後回しにし、これ以外の銘柄から取り上げる。第1弾としてポバール興業(名証2部)である。

著者選定銘柄        時価(9.29日前場終値)   目標値
E=4247 ポバール興業 1650円         1850円 ~2100円
なお10.03日終値は1707△82。

ポバールと言えばクラレである。少なくとも、私のように四季報を読み続けている人間にとっては。同社について、四季報は
【特色】水溶性樹脂ポバール、ガスパリア樹脂エバールで世界首位とある。
ポバール興業は、設立直後から、クラレポバロンシートを加工した樹脂ベルトの製造販売をしている(ポバールとポバロンの関係は省略)。また現在、クラレトレーディングは主要販売先である。

ポバール興業の事業は工業用樹脂ベルトが53%、研磨関連が33%、その他14%となっている。

工業用樹脂ベルトは、食品向けがメインで鉄鋼向けも多い。食品向けは、「衛生管理に対しての要求が非常に厳しく、特殊コンベアベルトが果たす役割は日々大きくなって」(同社HP)いるので、カスタム品、高級品に強い同社には追い風だ。

研磨関連は、SiC用研磨パッドに期待がかかる。現在次世代パワー半導体の旗手としてSiC(炭化ケイ素、シリコンカーバイド)が脚光を浴びている。SiCパワー半導体を利用したシステム製品も登場しており、次は自動車への採用に期待が掛かる。
ポバール興業は、これへの対応も着々進めている。以下に同社の「中長期戦略」から引用する。

>弊社では、パッドの基材である不織布の製造から最終樹脂加工まで、自社一貫体制を整え、量産化、コスト削減、品質管理、性能向上に取り組んでいます。
>電力エネルギーを有効に使用し、低炭素・省エネルギー社会を実現するため、 2010年名古屋工業大学は、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」において、 次世代の高性能半導体としてSiCを利用したGaNの活用実験を実施され、そのSiC基板を磨く研磨パッドとして採用されました。船内には、弊社を含む実験に関わった企業名が記載された旗が飾られています。

次に、私が同社株に注目する具体的な理由を書こう。
同社の業績は、経常利益でみると

2014年3月期  =2.82億円
2015年3月期予想=2.80億円(会社予想=四季報予想)
2016年3月期予想=4.00億円(四季報予想)

2015年3月期が減益予想だが、これは上場費用、為替差損があるためで、営業利益が増益でもわかるように、業績は好調である。
私が注目するのは2016年3月期、2017年3月期である。

同社は前記「中長期戦略」で業績目標を示しているが、これによると、営業利益は以下のようになっている。
2015年3月期計画=2.8億円
2016年3月期計画=4.00億円
2017年3月期計画=7.00億円

これを実現するために
1 新規顧客の開拓
2 新規事業の推進
3 成長事業の創出

などを挙げている。
成長が期待されるアジア(特に中国)での事業拡大、超高硬度素材でできた次世代デバイス基板向けの高能率・高精度研磨パッドの開発(SiCパワー半導体への対応等)等が柱になる。

こうした、同社の事業内容、戦略等を調べた末(と言っても相場師はアバウトにしかし大局的に調査するのであって、研究として膨大な時間をかけ取材したりして結論を出したりしているわけではないことはお断りするまでもない。あくまで己の能力、分析、直観をどれだけ信じられるかである)、同社株は割安、大幅高が期待できるという結論にいたったわけである。

2017年3月期、経常利益7億円が達成された場合
予想実質1株利益=318.9円
予想実質PER   =5.35倍

最後に同社の浮動株比率は2.3%だが、これは全上場企業でも1、2を争う少なさだろうことを指摘しておこう。

10月04日 21時43分記

02日の相場は、暴落と言っていいくらいの大幅安となった。値上がり銘柄数は40(値下がり銘柄数は1778)にとどまった。日経平均は420円下げ15600円台と1.5か月ぶりの水準に逆戻りとなった。前日のアメリカ株が、エボラ出血熱患者が同国内で初めて見つかったことで急落(NYダウは238ドル、1.39%の下落)したことが効いた。JQなどの下落率は東証1部に比べ小さかった。

当道場銘柄は、こうした中、健闘するものも多く、ために読者諸氏の(そして私の)ダメージは比較的軽微だったと思われる。
朝日ラバー(推)、クリーク&リバー、セーラーが大きく上げ、昭和HD(推)も変わらずだったためである。太平製作(推)は、前日、安倍首相がCLTに言及したことで、270△33まであったのだが、終値は232▼5だった。
Nフィールド(推)、サイネックス(推)、横田製作(推)などは大幅安となった。

ご存知の方も多いと思うが、拙著の読者限定推奨5銘柄を9.29日にWEB公開、第2弾2銘柄も30日に発表している。この計7銘柄をここに示しておこう。

著者選定銘柄      時価(9.29日前場終値) 目標値
A=6151 日東工器   2098円     2250円~2350円
B=4763 クリーク&リ  638円    710円 ~ 800円
C=5698 エンビプロ   655円     730 円 ~760円
D=6067 メディアフラッグ  560円     650円 ~750円
E=4247 ポバール興業  1650円    1850円~2100円

著者選定銘柄(追加分)     時価(9.30日9時20分)  目標値
F=7595 アルゴフィックス  1949円             2150円~2300円
G=7992 セーラー万年筆    38円              45円  ~ 60円

これら7銘柄の材料等について、これから順次書いていく予定で、とりあえず今日はEのポバール興業について書こうと思っていたのだが、いかんせん、地合いが悪すぎる。先送りすることをご了承願う。
NYダウは現在115ドル安、日経平均先物 大証(夜間)も152円安となっている。とりあえず、これ(特にNYダウ)がどう終わるか。それを見極めたうえで、方針を決めるところだ。

10月03日 0時52分記
あっという間に、相場環境は極端に悪化しているようだ。特に8月から9月22日までに大きく上昇した人気株の下げがきつい。主だったものを示すと以下のようになる。
        
         最近の高値   10.1日終値
朝日ラバー   3435円      1790円
エスクロー   25800円     9670円
ソディック     1949円     1061円
構造計画     3090円     1718円
日本電計     2299円     1442円
DDS        1061円      782円

昨日のクリーク&リバーの値動きといい、今日の太平製作(推)の値動きといい、あまりのスピードに、だれも付いていけない状況だ。

私の今日の値動き(前日比でのプラスマイナス)を開示して、読者諸氏のお慰みにしよう。

⓵朝日ラバー(推)、クリーク&リバー、横田製作(推)などが高く始まり  + 380万円
②その後も順調で、セーラー急騰もあって                    + 600万円
③朝日ラバーが大幅安に転じその他銘柄も大半がマイナスとなって    -1670万円
④太平製作がストップ高したため、一気に                    + 270万円
⑤太平製作の乱高下に翻弄され同株が△25にとどまったため       - 890万円

まあここまで、相場が荒れると、いちいち解説などしようがない。こういう相場はいやというならやめるしかないし、心臓に悪いというなら持ち高を少なめにしておくのが良い。

太平製作は国会で安倍首相がCLT(直交積層合板)について発言したようで、これが伝わると一気に急伸、291△80とストップ高し年初来高値も更新したわけだが、その後は売り物も大量発生し終値は237△26(東証2部値上がり率3位)。まあしかし、これで私独り孤独の中で叫び続けてきたCLTが完全に市場に知れ渡り始めたということであり、これで終わり。とはなるまい。270円から290円程度で終わるか300円突破となるか。

セーラー万年筆が一気に人気化。9時33分には48△10まであって終値は43△5(東証2部値上がり率2位)。
万年筆ブームで業績は予想以上によさそうだ。ロボットの受注も好調で、株価は予想していた以上に面白いことになりそうだ。
先ほど調べていて面白い事実がわかった。社長の中島氏という方は旧大蔵省で主計局次長まで務めた人で「官民癒着」追及で矢面に立たされ辞任、その後京セラの稲盛氏に拾われ、いきなり現場へ配属され、 半年ぐらい経験を積んだある時、稲盛さんから「コピーの三田」と言われるほど有名だった、三田工業(株)(現:京セラドキュメントソリューションズ)の再建を託され、見事に再建したという実績の持ち主なのだ!その後セーラーに移り、前社長急逝を受け社長就任、現在、「第二の創業」を掲げてセーラーの再建に邁進中というわけである。その成果が、今出ようとしているわけだ。四季報は来期減益予想を打ち出しており、これが株価にとっての悪材料のわけだが、おそらく、この読みは外れるだろう。そしてセーラーの株価は・・・・

10月02日 0時12分記