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「鎌倉式」株投資術でストップ高連発株が続々見つかる! [単行本]
鎌倉 雄介 (著)
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本の題名『鎌倉雄介の株道場』が希望なのですが、どうなるのか不明?
先ほど、著者校(小生が校正したもの)を宅急便で、すばる舎宛てに出してきました。
本を書くのも、なかなかしんどいですね!もうこりごり、などと言うとばちが当たりますね。
ともかく、ほっとしてます。

2月19日 19時24分記
18日の相場は 、日銀の金融政策決定会合で、貸出支援制度が「2倍」という事前の想定を上回る規模で拡充されたことなどを好感、後場に上げ幅を急速に拡大、日経平均は450円高と、本年最大の上げ幅となった。主力株中心の全面高で、小型株の上昇率は小さく、2部、JQの上昇率は1%前後で日経平均の3分の1程度にとどまった。

【夢の街】
上記のような相場環境で、夢の街(推)は2001▼32と下げたわけだが、8連騰中だったわけで、ここで燃料補給しておいたほうがいい。もう弱気が頭をもたげている人もありそうだが、もっと信念を持って取り組もう。
同社の売り上げの推移(予想は四季報)を掲げておこう。

2012年8月期= 1359
2013年8月期= 2086
2014年8月期=予3650
2015年8月期=予4000

この予想がされた後、シニア向け食事宅配事業などの材料が続出しており、2015年度以降はさらに大きく売り上げは増加することが必至である。急速に進む高齢化、過疎化もシニア向け食事宅配事業には大いなる追い風である。このような大きな時代の流れを読めば、同社が今後時代の寵児として求められ急速に発展していくであろうことに、私はいささかの疑問も抱かない。

【日本商業開発】
2.12日引け後、今期業績の上方修正と増配を発表した。経常利益は7.15億円予想を9.35億円予想(前期4.62億円)に、配当は27.5円予想を35円予想(前期17.5円)に、それぞれ上方修正した。前期比では経常利益も配当も2倍である。
3月末一括35円配当であり、加えてジェフグルメカード3000円分(9月末にも3000円分)が来るので、100株株主の場合、投資額20.33万円(18日終値2033△86)で6500円分が来るというわけである。1年前くらいにリックコーポレーションが、同様な材料で暴騰した。100株株主と馬鹿にしてはいけないと痛感させられたものである。ちりも積もればであるし、200株300株と買う人もいるから、相当なパワーになるのであろう。リックは今年もまた、ここ大きく上げている。
こうしたことはともかく、同社の業績は目をみはるものがある。来期に向けても順調に好物件を入手しており(決算短信参照)、来期の1株利益は170円~200円くらいになる可能性がある。驚異的成長力を有するユニーク企業として、夢の街同様、大化けする可能性が大であろう。

あいHD、キトー(推)、ハーツユナイテッドなども、私は18日、上記2銘柄のほか少し買った。

2月19日 1時06分記

2014.02.17 無雪都市宣言
無茶苦茶な相場で書く気が失せ、まずは雪の話。

山梨県が酷いことになっている。道志村『隠れ家的』ブログというので見たところでは、我が道志村も

>おはようございます。 道志村を通る主要道路は 14日(金)からの大雪で17日現在も通行止めとなっています ■道路通行止め区間 ・国道413号線:山中湖平野~道志村長又 ・国道413号線:小善地~月夜野 …02月17日 09時55分

と、ほぼ孤立状況。1年ほど前に行った檜原村も、知人の別荘がある須走(すばしり)も孤立。いやはや恐ろしい時代になったものだ。TVではおばあちゃんが停電のため夜はローソクでトイレに行くと言っていた。電池式LEDライトを知ったら感動するだろうになあ・・・

○無雪都市宣言

昭和38年10月9日

市議会決議

長い歳月、市民に苦悩と不測の損害を与えてきた雪害を雪国の宿命と諦観することは、いまや今日の経済情勢又は社会生活上それは許され得ないことであります。

この切実な市民多年の悲願が結集され、本市で昭和36年において試験的に施設した地下水利用による消雪パイプ施設は予期以上の効果を上げ、そしてこれが昭和38年1月豪雪に際しても、偉大な威力を発揮して道路交通の確保に至大な役割を果たしたのであります。

このときに当たり、これらの貴重な体験をもととして、全市を挙げて無雪化することを決意し、そして関係機関に対しては必要な施策の実現を図るとともに、更に全市民の最大の努力と英知を結集して永遠に雪害を排除し、長岡市全域にわたって無雪のもたらす恵沢を確保しようとするものであります。

このために長岡市民は、長岡市の名誉にかけ、全力を挙げてこの崇高な理想と目的を達成することを誓い、もって全市民運動を強力に推進すべく、ここに長岡市を「無雪都市」とするものであります。

右宣言する。

昭和38年10月9日

長岡市議会

ちょっと大時代がかっていて、困った日本語ではありまするが、このように我が郷里・長岡は「無雪都市」宣言をしていて、そうしたところに育った身としては、山梨県のこの体たらくには情ないの一言だ。とは言え、雪崩等、山国ならではの困難もあるようではある。
上記宣言に出て来る昭和38年豪雪、この年の4月に小生は長岡高校に入学、最初の登校日は、なんとスコップ持参で、雪堀り(雪下ろし)をさせられた!!この年ではなかったと思うが、5月の連休中に生家(寺)で最後の雪がとけた(ほかの家はとけるのが早い)ことも、強く記憶に残っている。ちなみにこの消雪パイプというのは「元祖 柿の種」の浪速屋製菓が保有する特許を無償提供したとかいうものなのである。ということもあって、私は亀田製菓の柿の種は食べず専ら浪速屋のを食している。読者諸氏にもお勧めする。きっと「元祖」の旨さを納得されるだろう。

それはそうと、例のスコップの浅香工業、今日はなんと176△42まであったんですね!!うー、ぐやじい。

【あいホールディングス】
前日引け後、文句なしの好決算(四季報予想をも上回る上方修正)を発表したのだが、なんと2円安ではじまり、するずる下げ幅を拡大、安値は1290▼123まであった(終値は1337▼76)。私は少しだけまだ保有していたのだが、1310円から1302円まで持ち株の3倍くらい買ってみた。
それはともかく、これだけの好決算を発表して、この反応はなんなんだろう。逆に予想より多少は良かったとはいえ、やっと黒字になる程度の上方修正で比較.comは14日、17日と連続ストップ高。

嘆いてもしようがないが、やはりつい嘆いてしまう。
しかし私はめげない。真実は最後には勝つのだ。

下げ過ぎであいHD、動きのいいもので夢の街(推)、日本商業開発が面白い。

2月17日 23時17分記
日本株が、アメリカの景気への懸念や円高傾向を理由に13日、14日と大きく下げた。日経平均の下落幅は2日間計で487円に達した。小型株(2部、JQ)の下げも結構大きい。マザーズ指数は昨年末比の下落率が14.2%に達し、下落率が最大である。収益力のないバイオ関連銘柄が大きく崩れたことが主原因で、これがその他の小型株にも悪影響を及ぼしているかもしれない。

ただ、こうした相場環境で何もかもが売られたため、売られすぎ銘柄も続出している。
例えば、テノックスは12日、引け後に今期業績の上方修正(経常利益7億円→10億円)を発表したが、13日は520△5、14日483▼37で、結局、上方修正後32円下げたことになる。
テクニカル電子(推)も2.06日に上方修正こそしなかったが好決算を発表、07日には390円まであったのが14日終値は306▼23。
協和日成(推)も2.07日引け後に上方修正はしなかったが、それなりの好決算を発表したのに、前日急騰していたこともあって10日(月)は610▼67、そして14日は515▼15。
日立機材(推)にしても上方修正プラス増配を発表した翌日の1.29日の終値が1081▼19、そして2.14日は1064▼33と、さらに下げている。
アスモ(推)も14日は135▼5で安値は129円まであった。この129円というのは、ほとんど今回の相場で上げた分のほとんどを帳消しにする水準である。

これ以上は書かないが、要するに、こうした小型株の多くは、小型ゆえに度を越して売られることがあり、今回はまさにそれに当たるだろうということである。
アメリカ株の連騰もあり、こうした売られ過ぎ小型株は、今後、徐々にかなり戻すであろう。
私はナンピン買いはめったにしないのだが、テクニカル電子は13日、14日と連日で少し買った。理不尽なまでの下げへの怒りと結局は上方修正必至という読みからである。

アメリカ株は、NYダウで13日が64ドル高、14日が16154△127と連騰となっている。日本株がアメリカ景気を懸念して下げているのが笑止ではないか。今回、アメリカの経済指標で悪い数字が出たのは、結局寒波のためだった可能性が高いようで、このためNYダウも上げているのであろう。
日本株は、ここ乱高下が激しく、投資家もあれこれ迷うところだが、一方的に弱気(強気)になるのは、困ったものである。冷静に目先だけでなくその先を考えることが重要であろう。

2月17日 0時14分記
夢の街(推)について、いろいろ不安を言われる方がいるようであり、また、あれだけ書いても買わないという方もいらっしゃる。それはそれで全く私がどうこう言うことではない。
ただ、業績やPERを問題視しているとしたら、それはおかしいと思うので、これを書いている。
次表は同社の4半期ごとの業績推移である。

単位=100万円。数字は 売り上げ(経常利益) を示す。予=予定

           2012年8月期    2013年8月期    2014年8月期

09-11月期   314( 49)     331( 13)       814( 70)
12-02月期   358( 67)     349( 42)
03-05月期   342( 51)     547(121)
06-08月期   345( 53)     859( 98)
通期       1359(220)    2086(274)     予3400(357)

要するに、業績は順調に伸びていて、不安は、ほとんど無い。
今期予想売り上げ(経常利益)は、会社発表は上表のとおりで3400(357)である。ただ、四季報は3650(440)である。QUICKコンセンサスは3425(541)。
出前舘の会員数が増加傾向にあること、2013年12月に「シニア・ナビ」を運営する株式会社ZENを子会社化していることから1Qの4倍強の売り上げを見込む会社予想は、軽くクリアしよう。これに加えNTTドコモのシステム開発を受託済み(2013年11.12付けIR参照)だが、1Q決算短信で、会社は2Q以降寄与と明言している。

こうしたことから、今期の決算は四季報予想程度の達成は十分可能、むしろ四季報予想も上回る可能性大と、私はみている。
2014年2.12日、ナチュラルアートの株式取得契約に関し契約締結延期(原因はデュー・デリデンス)を発表した。ナチュラルアートに関しては、多少マイナスイメージの情報が流れているようだ。しかし、小が大を飲み込もうという類の話なのだから、大(ナチュラルアート)が、そう身奇麗な優良企業である方がおかしいくらいである。そんなことより、話が破談にならずまとまることを期待しよう。
一方、同日、タメコ株式会社との資本・業務提携も発表している。
いずれにせよ、めまぐるしいばかりのM&A、提携である。同社は2012年8月期までの業績低迷から脱し、急成長路線に、今入ろうとしているのではないか、と私はみている。

【グルナビとの比較】
類似業態のグルナビが2.05日の引け後、今期業績の上方修正と株式分割を発表(2.05日終値=2743円)、その後株価は暴騰している(2.14日終値=3585円)。ただ上方修正とは言え、経常利益は四季報予想と同じで、2部やJQだったら、それほど上げる内容ではなかったのだが。

ぐるなびと夢の街の来期予想実質PERを比較してみよう。

ぐるなび=31.7倍
夢の街 =33.7倍

これだけ見ると、夢の街が割高になるが、成長力を見る必要がある。
ぐるなびは2010年3月期に45.78億円の過去最高経常利益を達成後は業績が低迷、2014年3月期に上方修正後でも40億円、来期、ようやく46億円(四季報予想)と5年前の水準に戻るに過ぎない。
夢の街は2010年8月期の経常利益は2.39億円、2015年8月期は4.8億円(同)と、倍増予想である。しかもシニア向け食事宅配事業への進出など、今後の急成長の種がたっぷりある。

こうした両社の予想PERが、ほぼ同じというのは、おかしいとみるべきなのである。

以上のような私の分析が認知されるにつれ株価は大きく居所を変えるはずだというのが、私の読みであり、読者諸氏に強く薦めてきた所以である。
日証金の信用買い残はここ株価上昇につれぐんぐん減少している。こうした減少は、多くの場合、さらなる株価上昇につながるのは、経験の教えるところである。

2月16日 21時10分記

相場見通し等については、「気力が残っていたら」深夜に、ということで。
私の推奨株等に関して、相場のいいときは別として、ちょっと相場環境が悪化して来ると、あれこれ言われる方が出て来る。それはいいし、止むを得ない面もあるのだが、しかし、ちょっと違うだろうという思いもある。

私は、このブログで最低限の目標としていることがある。それは
①日経平均(TOPIXでもいい)には絶対負けない。
②読者が自分で独自にやる(このブログを参考にしないかぎり、どうしてもよい)よりも、これを参考にしたほうがいい成績になる。

この2つである。
①は、どういう相場環境でも負けないということであり、通常は、これにはるか大差で勝つことを目標としており、ブログ開設以来達成してきたはずである。
②は、読者にもいろいろなレベルの方がいるだろうから、軽軽には言えないが、恐らく、これも、ほぼ達成できていると考えてる。
ただ、私と大差ないレベルの方がいるとしたら、どうしてもワンテンポ遅れになる当ブログでやるより、自力でやるほうがいい成績になるだろうし、また利用の仕方によっては、どうしても悪い結果になる方も出て来るだろう。
そういう場合、潔く当ブログと決別されるのがいいだろう。

そして私は自分の成績に関して「実績表」を見てくれるよう、口を酸っぱくして言い続けて来た。

超短期的な見方ではなく、中長期でみた鎌倉雄介の評価をしっかり出来るかが重要なのである。
だから私は、この辺に疑念のある方には、ではご自身で銘柄を決定、それと鎌倉雄介の推奨銘柄と、成績を比べてみたらいいでしょうと言っているわけである。

この際だから、はっきり言っておくが、「先生銘柄はここのところみんな下がっていますね。」などと言われると、腹がたつとか、怒りを感じるとかではなく、この方にはちゃんと目が付いているのだろうか?と情無くなる。

以下は、「お年玉銘柄」と日経新聞恒例の「経営者が選ぶ有望銘柄」(2013年1月03日付けに掲載)の上位5銘柄および日経平均株価の評価である。
数字は、いずれも昨年末比で、左側は2月15日終値の上昇率、右側は「その後の高値」の上昇率である。


アグレックス  + 3.8%  + 10.9%
CKD      -13.7%   + 6.5%
トプコン     - 6.0%   + 1.9%
エストラスト  - 9.0%   +18.1%
ローツェ    + 1.0%    +66.3%

トヨタ      - 9.5%   - 0.3%
信越化学   - 9.9%   ± 0.0%
日立      - 2.6%   + 9.7%
三菱UFJ   -14.8%   + 0.4%
ホンダ     -14.2%   - 0.0%

日経平均   -12.1%    - 0.1%

もちろん私の推奨株は、当ブログの影響力で1.06日に高寄りしているものも多く、それは割り引く必要がある(1.06日比の上昇率も出そうとも思ったが、面倒になって断念、辛らつな方はご自身で計算を)。
それにしても、「経営者が選ぶ有望銘柄」の成績のなんとひどいことか。
私は「その後の高値」が0%以下になったことは、実はこれまで1銘柄も無い(ちょっと逃げを打つと「記憶の限り」で)。

いずれにせよ、相場環境は、かなり悪い。そうした中で苦闘しながら当道場銘柄は、それなりに健闘しているのだということを、上表は物語っている。
だめなときは小さく負けいい時は大きく勝つ、これぞ相場の極意である。

金曜のアメリカ株は高く、月曜の日本株も、さすがに下げすぎたとの反省から反発するであろう。
下げたら弱気、上げたら強気では、相場に勝てない。
下げたら強気、上げたら慎重にを座右の銘にしてがんばろう。

2月16日 1時08分記
不安定で読み難い相場が続く。決算への反応も常軌を逸しているようなものが多く、それも(主力株以外だが)おおむね悪い方に行くから、たちが悪い。今回に限らず、決算は、よほどの確信でもない限り、発表前に売るのを基本にした方が良さそうだ。

渋谷工業(推)の場合、12日は軟調に推移、2131▼41まであったが、14時45分に中間決算を発表すると急騰、2532△360まであり終値は2400△228。そして13日は急落して始まり終値は2270▼130。肝心の決算はといえば、まあまあ程度という評価が妥当だろう。下方修正とか勘違いしている方がいたが。この程度だと今の地合いでは売られてもおかしくないところを急騰、翌日は一転急反落となったわけである。私は、決算への懸念をちょっと書き、自身の持ち株もかなり減らしておいたが、結果は、このようなわけの分からない痛み分けのようなものだったわけである。

アスモ(推)は決算を受けて急落したわけだが、これはアジアグロースやOAKキャピタルの急落と連動している面もあろう。いずれにせよ、ここまで下げると、ある程度反発が期待できよう。こうした低位株は、低位のとき仕込んでおけば、いずれどこかでまた噴き上げるものである。協和コンサルタンツの値動きを想起されたい。

夢の街(推)は異様な強さを発揮、2020△15。
例の一村氏が52.01万株(10.58%)保有、鎌倉グループ(勝手に命名=小生、読者ほか)も恐らくその3割程度は保有(読者保有株数は小生の憶測)、となれば合計で70万株弱、これは2位株主(有)キトプランニングの66万株を上回る(1位は自社)。もともと浮動株(定義からしてあまり当てにはならないが)が12.9%しかない(2013年8月)わけだが、70万株は12.6%に当たり、いかに浮動株が吸い上げられたかが分かろう。
注=ただし一村氏保有分は2013年8月時点ではすでに浮動株ではない。この後も一村氏は持ち株を増やしたが。

2位株主の(有)キトプランニングは夢の街社長の中村利江氏が2001年に設立した会社である。よって、自社、(有)キトプランニング、中村利江氏、カルチュアコンビニエンスクラブを合計するだけで会社側の持ち株比率は38.8%に達する。

一村氏の保有意図は結局「純投資」ということだろう。しかし、今回のシニア向け宅配事業進出という大材料は、同氏が大量買いをした後のニュースである。これを知った同氏は、売ることを考えるより、さらに買い増すことを考えるのではないか(あくまで、私の推測であることをお断りしておく)。
中村利江氏、なかなか面白い有能な経営者のようである。ウィキペディアに詳しいので興味のある方は一読を。きっと夢の街を大きく発展させてくれるであろう。

というわけで、読者も、私とともに、夢の街が夢の桃源郷へ我らを運んでくれることを信じて、とりあえずは安定株主としてじっくり保有するようにしよう。もちろん、強要する(そんなことは出来ないが)わけではござりませぬ。

2月14日 1時51分記

追記=夢の街のPERを割高と言う方がいるが、私は、そうは思っていないから推奨している。四季報予想でも2015年8月期の予想1株利益は実質で60.1円(実際はこれを上回る可能性が大とみるが)。M&Aやシニア向け宅配事業を考えれば、2017年8月期あたりでは1株利益は100円とかそれ以上になっていてなんらおかしくない(恐らく軽く100円を突破していることだろう)。こうした急成長企業はPER30倍~50倍に買われることは珍しくないから、株価が3000円~5000円になる可能性は十分あるということである。(2時04分記)
読者の方から夢の街とIRJを比較した前稿について、以下の質問をいただいた。

>IRJが朝刊に載った6月19日から2013年5月までに株価が約12倍になりました。
夢の街が載った1月24日の株価は1780円ぐらい。
同等に考えるのであれば、ここから12倍程度とするべきでは?と思いましたが何故夢の街の株価を過去に遡り最安値を基準にされたのでしょうか。

これについて、私は『4勝1敗の株』(1991年刊)で書いているので、それを引用してお答えにする。

材料のインパクトを判断するに際しての重要ポイント

①企業規模
②株価水準
③相場環境

(今回の場合は、②の株価水準が原因で、前稿のように過去に遡ったわけである。)

同じ好材料でも、当該企業の株価が適正水準を大きく上回って買い上げられているときに出た場合、そのインパクトはきわめて弱い。
逆に割安な株価水準にある銘柄に好材料が出たとすれば、そのインパクトは絶大で・・・・大きく値上がりすることになる。

1990年1月23日、液晶関連が買われ、シャープ1920△70、神東塗料1050△65など、軒並み高となった中、同じ液晶関連のオーミケンシは3500▼50と、逆に下げてしまった。
オーミケンシの場合、・・・・営業利益はさらに赤字拡大という体たらくで、当時の株価が実態とかけ離れた仕手介入によるものだったからである。

これを、今回にあてはめると、IRJはほぼ最安値圏で材料出現だったのに対し、夢の街は逆に昨年来高値に近い株価水準での材料出現だったので、あのような操作を行ったわけである。
もちろん、もとより、そう理論的なものではないので、あまり厳密に考えてもらっても困るが。
夢の街の基点とする株価は387円とする方が適切かもしれない(週足チャート参照)。

今回出す予定の本についての刊行日時等の問い合わせを時々いただくので、ここでお答えしておこう。
ほぼ順調に進行しており、現在小生の校正中(雪の残る中出かけた不死身猫が、泥だらけの足で帰って来て、あろうことかテーブルの上に置いておいたこの原稿を踏んで猫足跡がべったりついてしまった!)。恐らく3月半ばくらいの発売になると思われます。

2月13日 16時16分記
夢の街(推)について書くのだが、その前に、12日に決算を発表したアスモ(推)等について。

【アスモ】
引け後、3Q決算と1月の月次実績を発表した。
4ー1月の売上げが120.85億円。2月(13.6億円から4.1億円か)、3月(13.9億円から14.5億円か)の予想売り上げを加えると通期の予想売り上げは「会計上の修正」(これで少し減る)をした後の数字で148.5億円前後になろう(前回予想よりやや減少)。これでも会社予想の133.75億円は大きく上回る。
いずれにせよ、これで同社の予想売り上げは会社予想を大幅に上回ることが一段と明白になり、つれて利益も上方修正になるのは、ほぼ確実とみてよい。経常利益は20.65億円(会社予想は18.69億円)程度を予想する。
業績は絶好調なのであり、つまらない雑音やいい加減な売り上げ予想に惑わされないようにしよう。
食肉及び食肉加工品の販売(卸売り)では「通信販売の売上が予想以上に伸び、新たな柱として今後は、確立していくことができると考えております。」という記述に注目(決算短信)。

キトー(推)、SRA(当欄で取り上げたことはない?と思うが、少し私が買っていて期待している銘柄)の決算も、まずまずだった。

渋谷工業(推)は14時45分に中間決算を発表。経常利益は17.07億円で四季報予想6.50億円を大きく上回り、株価は発表を受け急騰した。

【日本商業開発】
かなり前の推奨株で、比較的最近にもちょっと取り上げたが、上方修正と増配を発表した。明日は急騰、昨年来高値更新となろう。渋谷区神宮前に続き鎌倉の1等地に土地を取得しており、急成長が続く。夢の街同様、長期上昇相場となるとみる。

【夢の街】
1月24日にシニア向け食事宅配事業への新規参入に向けて検討開始と会社は発表した。どうも大半の投資家がこれしか知らないようだが、これでは大した材料にならない。

実は会社発表の前に日経に、これについて、もっと詳しい具体的に内容を説明した記事が掲載されているのだ(1.24日付け朝刊)。
全国1万1000店を越える加盟飲食店を活用、利用者が好きな食事を選び、あたたかい状態で届ける。安否確認や簡単な家事手伝いなどのサービスも提供する。
薬の宅配など、将来は単身者向けの宅配事業全般へ拡充する。
(そして以下が一番重要なところだが)
3年後に約250億円の売り上げを目指す。(これは会社リリースにはない!)

私は、この記事を読んで、これは2012年6月19日付けの日経朝刊に載ったアイ・アールジャパン(IRJ)の記事とそっくりではないか!と驚いたのである。以前「感動する力、驚く力」という記事を書いたと思うが、これが大事なのである。
こちらの記事では、新規参入する証券代行業について「3年後をメドに売上高を現行の株主関連業務とほぼ同じ30億円規模まで拡大する計画。」とあるが、ここがそっくりなのである。私はこの切抜きを保存してあるので、今これを書けるのである。

夢の街は月間の出前の金額が18億円ということだが(今確認しようとしたが典拠が見当たらない、許されよ)、これは年間では216億円、つまり前記の250億円という金額は、これの1.16倍にもなる。
注=同社の年商は前期20.86億円、今期予想34億円。出前の売り上げの一部が同社の売り上げになると推測される。
いずれにせよ、今回のシニア向け食事宅配事業で、同社の年商は激増するのである。
出前館の売り上げ構成68%からこの売り上げは約14億円(2013年8月期)、シニア向け食事宅配事業はこの1.16倍=16億円とみて大過なかろう。

以上の分析から、この材料は、まさに2012年6月のIRJの証券代行業参入に匹敵する大材料とみてよい。IRJは6月、1298円だった株価が、2013年5月には19180円になった。ただ最安値から最高値では5分割を考慮した株価で

318円→3836円になっている。

夢の街の最安値は315円だから同率の値上がりなら

315円→3800円となる。

十分ありうる値段だろう。

2月13日 0時25分記



2484 夢の街創造委員会(JQ)
株価=1974△42(02月10日終値) (売買単位=100株)
04月02日=470円~1996円=*01月31日(月日=昨年来安値~昨年来高値=月日)*は2014年
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

2484 夢の街創造委員会 1942△12(1.30日終値)
こういう環境であり、危険が一杯であることを覚悟しつつ、わずかだけ買っておかれるといい。1日での乱高下が激しいので、下げても上げても追加で買えるようにしておくといい。推奨株である。

と、すでに推奨、その後、あまり日を置かず、推奨理由等、詳しく書く予定だったのだが、いろいろな事情で延び延びになり、この間、同社株については、新たな材料も出たりと、状況も大きく変化したので、総合的に判断して、今日、再度の推奨株として取り上げることにした。
読者諸氏の多くは、すでに十分買っておられると思う。そうしていただくため、私としては、1.30日の1回目の推奨以降、手を変え品を変え、あれこれ書いて来たわけだが、察することが出来なかった方は、今後は、もう少し敏感に感じ取れるようになって欲しい。

同社には、1.24日以降、3つの大材料が出ている。

①1.24日=高齢者向け食事宅配事業を開始
②1.30日=株式会社ナチュラルアートの株式34.9%を第三者割当増資引き受けにより取得
③2.10日=一村哲也氏が保有株式数を52万株余に増加させていたことが判明

私は①のニュースで同社株に注目、ある程度買った。そしてこの材料の市場の評価と株価の動きを注視、推奨時期を探っていたのだが、1.30日にいたり②のニュースが出現、これは、もう待ったなしとみて1回目の推奨をしたわけである。その後、2.03日、04日の相場全般の暴落もあって、どこで①、②の材料も含め、詳しい推奨記事を書こうかと考えていたら、今度は③という意表をつく材料が飛び出した。

私は①の材料で、同社株の大化けを確信した。これはまさにアイ・アール ジャパン(IRJ)と同じ(2012年6・19日付けで取り上げたが1298円だった株価は、2013年5月には19180円になった)ではないか。何がどう同じなのか、詳しくは後日に譲るが、要するに年間売り上げが倍増する夢を秘めるIRだということである。
②も株式会社ナチュラルアートの企業規模・売り上げを考えると超弩級の材料。
③の一村氏は例のジェイコム男(表現が悪いがお許しを願う)であり、四季報最新号で持ち株比率8.1%、その後8.25%、そして今回9.37%・520100株で、買い増しているわけである。

正直、12日の株価がどう動くか分からない。
しかし、上記の材料からして、いずれ株価は大きく居所を変えるとみる。繰り返しになるが、すでに買っておいて欲しかったのだが、そうでない人は、多少のリスクは覚悟して欲しいが、思い切って買う(12日中に)のがいいだろう。
すでにある程度以上買っている人は余裕を持って値動きを見ることが出来る。上っぱなれそうなら迷わず買い、もたつくようならそれでまた買いというのもいいだろう。

私はすでにこの株をポートフォリオの中核にしたが、なおある程度、買い増す予定だ。ただ2000円乗せ後では、やはり買いづらくなる。場合によっては12日のごく一時的にしか1900円台での買いチャンスは無いかもしれない。あるいはいきなり2000円乗せでのスタートになるかも知れない。そういう場合、怖いという人は、ごくわずかだけ買うというのも考えるといいだろう。いずれにせよ、(相場に絶対は無いが)この株の大相場を確信するので、全く持ち株なしでは淋しい思いをするだろうから、少しでも買っておいたらということである。

大事なことを書き忘れるところだった。2月3日、4日の大暴落からの「挽回のシナリオ」というのは、この夢の街創造委員会をポートフォリオの中核に据えることである。

2月11日 22時18分記