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ショーエイは、当欄で推奨した時が232円。翌日の寄り付きが272円。この時点では材料も判明していなかったわけで、この辺から判断して、押し目は280円前後が限界だろう。昨日まで3連騰で、一息入れるのが、これからの相場には良い。

ここは、売りたい方には十分売っていただこう。それが、後々の大きな相場の滋養になるのである。

ただし、読者諸氏は、狼狽売りはしない方がよろしい。
買いたい方は285円以下なら文句なしに買ってよかろう。最高295円くらいまでなら、ぎりぎり良かろうが、これは、下で買った後にするのが望ましい。つまり例えば、285円で1000株買ったあとなら、290円から295円までくらいで、買った半分の500株くらいは買ってもいいだろうということである。

1月23日 11時48分記
22日の相場は、主力株、製造業中心に下げた。値上がり銘柄数502、値下がり銘柄数1066で、日経平均、TOPIXとも小幅安だった。ただ証券、不動産などが高かったほか、ティアック、福島銀行、河合楽器などの低位株や、材料のでた津田駒、日本ペイントが大幅高となった。前日に引き続き2部、JQ,マザーズはそろって、小幅ながら上げた。

こうした中、当道場銘柄は、まちまちながら、全体としては堅調で、読者諸氏もプラスだった方が多かったであろう。
為替がやや円高気味で、輸出関連に値下がりするものが多く、内需やデフェンシブ銘柄に値上がりするものが多かった(21日、22日)わけだが、しかし、輸出関連でも小型株には堅調なものも多い。
例えば、ブリヂストン、住友ゴムはこの2日間、連続安だったが、西川ゴムは逆に連騰している。またコマツは連続安だったが、滝沢鉄工、岡本工作は連騰している。
こうした動きが、前稿で書いたような理由によるものかどうかははっきりしないが、いずれにせよ、輸出関連ー内需関連の別より、大型株ー小型株の別の方に、多くの注意を払うべきであろう。

滝沢鉄工が130円の昨年来高値を更新する131円まであって128△7。OKK(推)も140△13まであって129△2。岡本工作も113△2。低位株人気と低PER株人気に乗る滝沢鉄工、岡本工作は、もう一段高が期待できよう。
昨年12月くらいから、なんどか取り上げた柿安の上げが止まらない。1295△25、これで10連騰。シノブフーズ、トラストトパークなどもそうなのだが、いったん上昇波動に入った小型株で、このようにほとんど調整なしで、上げ続けるものが、散見される。ジューテックや久世もそうである。売り時期が難しい。全部は売り切らず多少は残すのが一つの方法だろう。

FPG(推)が1398△78まであって1338△18。
グランディハウス(推)は3連騰で812△22。

クリヤマ(推)は921▼22と反落、つれて前稿で取り上げた巴工業も1828円まであったのだが引けは1775▼12。ただ、巴工業の場合、1852円の昨年5月に付けた高値奪回の途中とみられるので、弱気にならず、むしろさらに買い乗せでいいだろう。

センコー、テノックス(推)タカトリ(推)も小幅に高かった。

ショーエイ(推)は、安寄りしたが、すぐ切り返し、314円まであって304△15。この3日間で72円上げたわけで、常識的には、そろそろ一息入れるところだろうが、前述のように小型株が下げ知らずに10連騰とかするご時勢だから、どういう動きになるか予測しづらい。来期以降の業績見通しについて書く予定だったのだが、歯痛、睡魔のため、寝させていただきまする。

1月23日 0時49分記
21日の相場は、主力株が、ほぼ全面安となったため、日経平均は1.5%余の大幅安となった。ただ、小型株指数はプラス、単純平均もわずかながらプラス、騰落銘柄数を見ても値上がりのほうが多い、2部、JQ、マザーズもプラスであり、日経平均だけ見ていると、相場の実相は見えて来ない。

ここ、小型株が異常に強いが、この背景には、1月04日から、信用取引に係る委託保証金率の計算方法が変更されたことがあるのかも知れない。大半の方がご存知と思うが、要するに、これまでの4日目決済から当日決済に変わったわけである。詳しいこと、細かいことは省くが(うまく手短かに説明するのは至難の業)、要するに、これまでだと、今日1000万円売っても、その分の信用枠は4日目にならないと使えなかったのが、すぐに使えるようになったのである(多少違うかもしれないが、まあ許されよ)。実際取り引きしていての感想は、ようやく、これまでの理不尽な不利から解放された、今までより格段に信用枠が発生、やりたい放題という感じなのである。これで相場が弱ければ、傷を大きくするだけにもなりかねないのだろうが、こうも上がる(当道場銘柄)と、売っては買い売っては買いで、高速増殖していくから、また買いを出してしまうとなる。

外国人投資家は信用はあまりやってない?であろうから、信用をやる、吾輩のような個人投資家のウェイトの高い小型株の値動きが、格段によくなった、これが、私の読みである。

ショーエイ(推)289△29、高松機械566△40、FPG(推)1320△53、ケンコーマヨネーズ(推)870△54(以上は全て昨年来高値更新)、巴工業1787△36。またクリヤマは1000円まであって943△12。シノブフーズ417△13のほか、柿安、SFoodsの食品株の動きがいい。
テノックスは395▼25、大和小田220▼5と下げたが、戻るとみる。

ショーエイは、とりあえず自然体に任せ、どう動くか見たい。配当、来期以降の業績見通し等からして、持ち株は、とりあえず放置でいいだろう。
高松機械が、ようやく上っ放れてきた。600円大台替わりの方向とみる。出遅れと指摘してきた滝沢鉄工、岡本工作も、ようやく上げてきたが、ここからがおいしい局面だろう。
クリヤマは、1000円ぴったりで止まったのが、やや気になるが、どちらかと言われれば、やはり、1000円を超えて、なお上がある方にかける。

【巴工業】
クリヤマが1000円を超えて行けば、巴工業が、としたが、巴工もいい動きになって来た。実は、お詫びしなければならないことがある。以前、同社の業績が伸び悩むようなことを書いたが、やや訂正を要するのだ。同社は12.12日に2012.10月期決算を発表している。経常利益は期初予想は前の期比微減益の25.9億円だったが同微増益の26.05億円で着地した。注目すべきは2013.10月期予想で28.0億円。四季報は27.3億円としていたのを28.0億円に修正、2014.10月期は29.5億円とした。業績見通しが、ここまで良くなった以上、株価は、もっと評価されてしかるべきだろう。シェールオイルでクリヤマと双璧を成す銘柄として、1852円高値更新から2000円大台乗せが期待できよう。

1月22日 0時50分記
私は、多くのことで人と違う見解になる。そしてそうした見解を発言すると、どういう反応が返ってくるか。
大体、次の2つである。

一つは、そう言えばまあそうだな。

これは、言われてみて初めて分かった、気付いたのだが、言われれば自分でも理解できるので、大した感動も無く、小生への尊敬や感心・感服はないわけである。尊敬や感心してもらわなくてよいが、自分では気付けなかったんだから、多少は驚けよと言いたい。

もう一つは、変な見方をするやつだな。

これは、よくは分からんが、常識と違うのでスルーするわけである。当然、驚きも感動もない。

一例を挙げよう。
2008年問題というのが2005年くらいから盛んに言われた。団塊の世代が定年の60歳を迎えるので、大量退職が始まり、大変なことになる、というわけだ。これに対し、私は、そんなことは無いと、繰り返し言い、周りの人にも言うのだが、賛同者はいない。日本人は、退職しても、何をしていいか分からず、会社にとどまりたがる人が多いだろう、また企業にしても、一気にベテランがいなくなっても困る面もあるから、定年延長なり、特別な制度を設けるなりして、激変を避けるだろうから、2008年問題は起きないはずと、読んだのである。
結果は昨日?の日経にもあったが、2008年問題は起きなかったのである。日経は当時、大騒ぎした方だが、ほっかむりしているのは、言うまでもない。

以上は、実は前書きに過ぎない。

前稿で、私はショーエイの業績見通しについて多くの言葉を費やして、四季報見通しは間違いの可能性が高いということを、立証した(つもりである)。これに気付いたことは、大変なことであり、こうした積み重ねで、株式投資では、多大の成果を挙げることができるわけである。

しかるに、読者の反応は今一つだった。拍手はわずかに6。
私はさもしく拍手を要求しているのではない(そうとる方がいてもやむをえませぬが・・・)。
あの稿を読んで、オー!!そうだったのか!、では、ショーエイは、こんな株価のわけはない。このように、感動し、驚き、株価上昇に確信を持つ・持てることが重要なのである。

ショーエイ 289△29 (JQ値上がり率11位)

1月21日 15時57分記

ちょっと嫌味な文章になった気もしますが、愛のムチだとお許しください。

9385 ショーエイコーポレーション(JQ) 232▼1(1.17日終値)
を「 クリヤマなど3銘柄がストップ高 」の記事(1.17日付け)の末尾で推奨銘柄として取り上げた。こういう変則的な推奨方法をとったのは、翌日の寄付き値段を出来るだけ抑えたかったからなのは、書いたとおりである。18日の寄り付きは272円で、これが高値となってしまい終値は260△28。
ある程度、想定していたことで、おたついたりしないが、ただ読者諸氏には、出来るだけうまく指し値をしたりして、安く買ってほしい。「株道場」活用法のところに、買い方、指し値の仕方等、かなり詳しく書いてあるので、未読の方は、ご覧いただきたい。

前置きが長くなってしまったが、本題に入って、ショーエイの材料、推奨根拠である。

同社は、昨年10月24日付けで、芝原社長の親族からCSおよびクルーの2社を買収、子会社化した。そして決算も第3四半期から連結決算に移行した。同社の売り上げは2012.3月期=86.69億円だったが、2013.3月期=120.14億円(会社予想)である。この増加分の大半はCSとクルー分である。2014.3月期について四季報は125.0億円と予想している。
しかし、これでは計算があわないのではないか?
私が、同社に着目したのは、この疑問から始まる。分かりやすく説明しよう。2013.3月期の売り上げは前期比33.45億円、増加している。しかし、CSとクルーの子会社化は10月24日だから、この2社の売り上げは5ヵ月余分しか入っていないはずだ。2014.3月期はフルに入る(12ヵ月分)わけだから、売り上げは四季報予想のような5億円(四季報は2013.3月期の売り上げを120億円と予想している)増にとどまるわけはない!!

かくして、私の調査が始まったわけである。
そして驚くべき事実が判明した。ショーエイは中期業績目標というのを公表しているが、それによると、2014.3月期の売り上げは167.24億円、つまり四季報予想125億円とは、とんでもなくかけはなれているのである。利益ならともかく、売り上げである。しかも何年も先の予想ではなく2014.3月期である。会社がそう大きく外すわけがない。四季報がミスを犯している可能性が大きいと、私は判断した。

確証を得るためもあって、CS、クルー両社の売り上げを調べた。
CS= 18.96億円
クルー=28.64億円
注=ともに2012.3月期実績
だった。合わせて47.6億円。これの5ヵ月余分は単純計算では20億円程度になるから、ショーエイの2013.3月期の連結決算の売り上げが33億円余増加するという予想(会社、四季報とも)なのは、なんとかつじつまは合おう(CS、クルーの売り上げが2012.3月期より増加している、10.25日以降分の方が以前に比し、かなり多いといったことが考えられる。実際四季報は「売り上げ高26億円寄与」(2013.3月期)としている。プラス、ショーエイ単体の売り上げ増もあって33億円余増加ということだろう。

以上の考察を基に、ショーエイの2014.3月期の売り上げを、考えてみよう。CS、クルー合計の売り上げが、今度はフルに寄与してくる。2012.3月期実績で、四季報の数字=26億円が正しいとして、話を進める。10.24日~03.31日まで159日。159日で26億円なら365日で59.7億円。59.7億円-26億円(2013.3月期のショーエイの連結決算に計上されるであろう売り上げ)=33.7億円、これが、最低でも2013.3月期予想売り上げ=120.14億円にオンされることになる。つまり153.84億円となる。しかし、これはあくまで最低ラインであり、ショーエイ単体の売り上げも増加傾向にあり、かつCS、クルーも同様だ。これに加えて、CS、クルー子会社化でのシナジー効果が見込まれるので、さらに売り上げはかなり増加することになる。となれば、会社の中期業績目標にある167.24億円という数字は、驚くような数字ではなく、それなりに達成可能な数字だと分かろう。
注=CSは最大の顧客が100円ショップのキャンドゥー、クルーはCSの子会社で100円ショップ、新聞販売店、デパートが主要顧客で、売り上げは増加傾向にあるとみてよい。

いずれにせよ、以上の考察で2014.3月期売り上げを125億円とする四季報予想が間違い、勘違いの類であることが、ほぼはっきりしたと言っていいだろう。
そして、実は、ここからが最も重要なことなのだが、そうすると経常利益も四季報予想の3.0億円ではなく、会社のいう5.53億円を採用すべきだろうということである。この場合、実質1株利益は48.5円になる。ちなみに四季報は21.9円予想、実質値でも26.3円。要するに、市場の認識している数字の2倍くらいの1株利益になるということである。

長くなったので、ここまでにするが、CS、クルー子会社化でショーエイは2014.3月期、2012.3月期比で売り上げ倍増、経常利益4.6倍増、まさに生まれ変わると言っていいくらいの大変貌を遂げるのである。株価も、それに見合った評価を要求するであろうとだけは言っておこう。

1月20日 23時13分記






テノックス(推)、クリヤマ(推)、FPG(推)が、18日、それぞれ大商いで、意味深で面白い動きをみせた。そこで、推奨銘柄のショーエイコーポレーションについて書く前に、この3銘柄について書くこととした。
ショーエイについては夜に書く予定。

【テノックス】
17日には、推奨後の安値に迫る345円まで下げたと思ったら、18日は逆に一気に推奨後の高値420円面あわせとなった。終値としては高値更新であり、出来高の103000株も10日に420円を付けたときの61000株を大きく上回る。となると、420円で終わりではなく、さらに上を目指すとみるべきだろう。実は私は18日、379円から417円で持ち株の3割ほどを売ってしまった。売り時のご相談は極力ご遠慮を、というスタンスで書いて来たつもりだが・・・売り時を、的確にタイムリーに指示するなど神業というより、基本的に無理というのが、私の結論でさえあるのである。だから、上記のように私がテノックスを売ってしまうようなこともいくらでもあるのであり、売り時の質問はいやなのである。
いずれにせよ、とりあえず持続。推奨時にPER10倍で468円と書いたかと思うが、まずは、その辺が目標。同業他社と比べれば依然超低PERなので、500円以上があっても何の不思議もない。

【クリヤマ】
17日、971△150とストップ高。18日は終始売り物がちで931▼40。17日までで変わらずをはさんで10立会日連続高だったわけで、この調整は時間の問題でありまた必要なものだった。314円上昇した後での40円安。出来高も前日の8割強を維持している。もう1、2日、調整ということもありうるが、確率的には、月曜日、1000円乗せの方が可能性が大きいとみる。いずれにせよ、月曜、下げた場合でも狼狽売りは厳禁だろう。

クリヤマが1000円大台乗せとなった場合、同じシェールガス関連として、いよいよ6309巴工業に市場の目が向く可能性が高まってくる。
ネットでシェールガスとか検索すると「シェールガス関連銘柄」というのがでてくる。案の定、総合商社や石油資源開発会社、三菱重工、川崎重工、IHI、明星工業といった企業がぞろぞろでている。クリヤマは無い。巴工業はある。
クリヤマ推奨時に書いたように、材料は1株当たりのインパクトで考えるべきで、この場合、シェールガス関連の本命企業はクリヤマであるとして強力に推奨したわけだが、あわせて12.19付けで、以下のようにも書いている。

>なお、現在、日本の上場企業で、シェールオイル関連企業というと、少なくとも株価に影響するくらいの企業では、クリヤマ以外は巴工業(北米油田向け遠心分離機を手がける)くらいなものだろう。中国で苦戦しているので投資妙味はさほど大きくないが、それでも、四季報には「北米向け遠心分離機が一段増。」「北米油田向け遠心分離機は今期170台(前期140台)受注狙う。」とあり、オイルシェール向けが好調なことが分かる。

【FPG】
私は、この会社にIRJに通じるものを感じ、ひょっとしたら株価は2倍とかそれ以上になるかもと考え推奨した。その後の株価は、必ずしも順風満帆ではなかったが、それでもじりじり上げ、18日には1267△92と急伸、昨年来高値を大きく更新したわけだ。推奨時、不動産関連事業進出が一つの材料だったわけだが、続いて証券事業進出、さらにはボーイング787のトラブル続出で航空機オペリースに追い風思惑と、FPGを取り巻く環境は、まさにばら色だ。上値は相当なものになりそうだ。しばらくはお手並み拝見と、株価を眺めていよう。

1月20日 15時34分記
浜田宏一エール大名誉教授(内閣官房参与)が、円の対ドル相場について「110円になると問題かもしれないが、95円~100円なら心配ない」と、18日午後、外国特派員協会での講演で発言、円相場は90円台まで急落した。これが、また18日の日本株の急騰につながったわけである。

それはそれとして、浜田先生は、15、16日と続いた甘利、石破両氏の円安牽制発言(1ドル90円にも届かない時点でのもの)に、あきれ果て一喝されたのだろうと、私は推察している。

浜田宏一先生には、私は30年前ころ、なんどかお目にかかっている。こう書くと浜田先生には迷惑な話だろうが、その頃は、例の、今は亡きハマコー氏(当時、自民党代議士)が抜群の知名度で、東大のハマコー氏を圧倒していた。その後の両者の有為転変は、皆さん、ご承知のとおりである。。

浜田先生は、その頃、東大教授で『世界大百科事典』(当時の名称は『大百科事典』)の経済部門の編集委員でいらっしゃった。私は百科事典の一編集部員として、先生の研究室にうかがったり、平凡社内での編集会議で、お会いすることがあったわけである。
私は、経済関係でも、主に産業関係の項目を担当したので、その後、浜田先生の原稿を拝見することも無かったが、それでも、具体的なことは残念ながら書けないし、それはたいして重要なことでもないので省略させていただくが、浜田先生は私にとって、忘れえぬ人になった。
ある昼下がり、先生の研究室にうかがったとき、先生の発せられた一言が、私には忘れられないもので、その後もずっと、浜田さん(あえてこう書かせていただく)の名を脳裏に染み込ませたのである。その率直な物言いに、私は深く感銘を受け、勝手に浜田さんを好きになり、また尊敬するようになったわけである。

その後、私は、日本の経済政策、特に日銀の金融政策のどうしようもなさ、トゥーリトル・トゥーレイトについて、強い疑問と怒りを感じ続け、当ブログでも書いて来た。
浜田先生(また、こちらに戻る)が「日銀総裁への公開書簡」なるものを発表され(近著『アメリカは日本経済の復活を知っている』所収)、日銀のこうした政策を厳しく批判されているのを読んで、思わず快哉を叫んだことであった。私が30年ほど前、研究室にうかがったとき、大学院生らしき数名の学生が、黒板の前に立っていた。あの中に白川君(私より年少であり浜田先生の教え子なので、こうかかせてもらう)もいた可能性もゼロではないんだなと、今往時を偲んでいる。

それにしても、時の日銀総裁に宛て、これほど率直に、しかし誠意と愛情のこもった文章を書かれた浜田さんは、やはり私の思っていたとおりの方だったと、うれしく思ったことだった。ついでに言えば、やはり私が、その日銀総裁時の政策に強い怒りを覚える速水氏に対しても、浜田さんは強く批判されておられる。ただし、速水氏のお人柄については、白川氏に対して同様、絶賛されている。

いずれにせよ、私は、この公開書簡を読んで、浜田さんのお人柄の滲み出た名文と、深く感動したことであった。
自民党は、また田中角栄的土建政治をもくろんでいるのではないかと、私は強い懸念を持っている。
しかし、経済政策全般に関しては、浜田先生が控えているので、それなりに安心している。

1月19日 19時06分記
15日の甘利経済財政・再生相の発言に続き、16日には石破幹事長発言と、株式市場は、例によって経済オンチの自民党政治家に揺さぶられている。16日は1年5ヵ月ぶりの大幅安に見舞われたわけだが、17日も高寄り後、一時180円近い下げとなったが、引けにかけ円安になったためか急速に戻し、結局わずかながらプラスで引けた。ただし値下がり銘柄数は1000近くあり実質は数十円の値下がりという感じ。前日大きく下げた主力大型株中心に戻したわけである。

当道場銘柄は、前日の健闘に続き、17日も総体としてはまずまずで、この2日間の荒れ相場をほとんど損害無しで乗り切ったと言えよう。

圧巻は971△150とストップ高となったクリヤマ(推)。連日のように、新聞、TV等がシェールオイル・ガスを取り上げ、円安も進む中、この会社の人気がようやく全国区になってきたということだろう。1株利益や2013.12月期業績への期待を考えると、上値は、これまでの想定を大きく上回る可能性が十分あろう。1200円、1500円、さらに上といった展開もありうる。リスク覚悟なら、とりあえず持続か。

実は、17日は、私の持ち株はクリヤマを含め3銘柄がストップ高となった。

ほかの一つはSBIライフ。一時268200△50000をつけた(引け値は253000円)。

そしてUMNファーマ2790△500。
UNMは当道場銘柄ではない。例の野村證券の営業マン氏にお付き合いして12月上旬に公開価格の1300円で700株だけ買ったのである。公開翌日1197▼152。その後、戻し、ここに来て急騰。たびたびの「売っては」と誘うような電話を受け流し、インフルエンザ流行のニュースが出るまでがんばるのだといい続けて持ちこたえたのである。どうも、営業マン氏、今日の上げの理由が分かっていないようだったが、季節性組み換えインフルエンザHAワクチンが米FDAから承認取得というニュースが飛び込んできて、大量の買いが殺到、大引でストップ高比例配分となったのである。数日前から「インフルエンザ流行の兆しでUMNが面白い」と書こうか迷っていて、書かなかったことが悔やまれる。リスクが高すぎると考えたのである。

住友ゴム、ブリヂストン、TPR、高松機械の輸出関連銘柄は、そろって上げた。FPG(推)、センコーも、上げた。サニーサイドも900△54。シノブフーズはついに399△11、下げることを忘れたようだ。ジューテックも465円まであって446△13。

一方、大和小田、ナカノフドー、テノックス、グランディハウス、穴吹興産は、下げた。ここ、特に17日は、建設、不動産株が軒並み安だった。ナカノフドーは5連続安、ダイワ小田も4連続安など、これら銘柄は、下げ過ぎの感が強い。為替動向に左右されるので決めつけてはいけないが、そろそろ反発に向かうとみる。

最後に推奨銘柄。
9385 ショーエイコーポレーション(JQ) 232▼1。
いろいろ事情があって、こういう体裁にすること、了承いただきたい。材料も書かない。穏健に寄り付いてほしいからである。未確認のこともあり、断言は出来ないが、かなりの確率で大きく上げるのではないかとみている。これだけでは、不安だろうが、100株単位でもあるので、少しだけでも買っておくと、きっと感謝していただける日が来るであろう。

1月17日 23時51分記
銘柄       大納会    大発会   1.16日  大納会比  大発会比
大成建設     286      295    290       〇     ×
信越化学    5230    5400    5390      〇     ×
コマツ      2184    2290    2265      〇     ×
トヨタ       4005    4260    4155      〇     ×
三菱商事    1647    1710    1735      〇     〇
野村HD     486      519     480      ×     ×
三井不     2090     2115     2019      ×     ×

大和小田    209      217     233      〇    〇
パイオラ    1990     2069    2137      〇    〇
住友ゴム   1035      1085    1116      〇    〇
FPG      1086     1147    1152      〇    〇
テノックス    326      346     393      〇    〇
クリヤマ     694      729     821      〇    〇
日信電サ   1065     1058    1097      〇    〇
タカトリ      479      487     477       ×    ×
 
注=〇、× は、大納会比・大発会比で、各銘柄の1.16日株価が、上昇しているか下落しているかを示す。

この相場は、外国人主導相場だといわれる。そして主力大型株や日経平均採用銘柄が、景気よく値上がりしているかのような解説がよく行われる。本当にそうかを検証したのが、上記の表である。
1.16日の日経平均は、大納会比+2.0%、大発会比-0.8%である。
表の上段=主力株は、ほぼ日経平均連動の騰落率を示している。
一方、当道場銘柄は、タカトリが冴えなかった以外は、抜群の値動きだったことが分かる。言うまでもないが、当道場銘柄は最近の推奨銘柄をアトランダムに選んであり、都合の良い操作は加えたりしていない。

私の銘柄選択がよかったためか、小型株全般が大型株に比べパフォーマンスがよかったのか、十分検証していないが、いずれにせよ、当道場銘柄が主力株よりはるかにパフォーマンスがよかったことは、明白だ。単に 〇、× を見るだけでなく、その中身=騰落率もよくご覧いただきたい。

1月16日 20時47分記
15日の相場は、円安もあって、日経平均は10915円と大幅高で寄ったあと10952円まであったが、その後甘利発言(「過度な円安は輸入物価にはね返り国民生活にマイナスの影響もある」)で、1ドル89円台後半だった為替相場が一気に1円程度も円高になるに及んで、上げ幅を縮小、結局10879△78の小幅高で引けた。
主力株は三菱重工が急伸するなどほぼ全面高。またレナウン、コロムビア、ナイガイなどの低位株の値上がりも目立った。業種別で値下がり率1位がゴム製品で、ブリヂストン、住友ゴムは値下がり、また清水建設、大林組など建設株には値下がりするものも多かった。

当道場銘柄はまちまちだった。
パイオラックス(推)は2150円まであって引けは2148△73。ケンコーマヨネーズ(推)は読み通り、昨年来高値吸い寄せパワーが働き820△18で高値更新。クリヤマ(推)も797円まであって788△18の引けで昨年来高値更新。穴吹興産は335円まであって引けは332△11、高松機械は526円まであって引けは524△17。またSBIライフは226000△40000のストップ高で昨年来高値更新。
一方、センコーは後場、大量の売り物に401円安値まであって402▼17。やや意味不明の急落だが、12.27日以降7立会日連続高で55円も上げていた(終値ベース)わけで、スピード調整しているということだろう。強気堅持、ここからは買い下がり方針でいいだろう。
ナカノフドー、大和小田急建設、テノックスも当然の一服ととらえていいだろう。
FPG(推)、グランディハウス(推)、TPR、日信電サも下げたが、これらは日経平均との連動性が小さいことでもあり辛抱。

少し前にも書いたが、かつて取り上げた銘柄で、その後の値動きがいまいちだった銘柄などの乱舞が止まらない。
昨年来高値を更新したものは
パラカ132600△8900、ソフトクリエイト(推)1468△83、シノブフーズ382△5、コメ兵662△22、ジューテック445▼1(高値460)など。
また高値更新ではないが
前田工繊2402△105、サンコー277△15など。
残るは鈴与、カワタとしたが、鈴与は、ここじりじり上げており、業績下方修正で116円まで売られたのが、15日は135△2。この分では、どうも一段高が有望で、あわよくば155円高値更新もといったところ。お持ちの方は、持続、様子をみるところだろう。

ここまで上げると、いつ調整があってもおかしくない。というわけで、出遅れ株のウェイトを高めるよう書いている。高松機械、滝沢鉄工、センコー、穴吹興産に期待。特に昨年来高値550円を射程に入れてきた高松機械が、目先面白そうだ。
何でも上げるのならと、私が15日、打診買いをしたのが
5208 有沢製作 351△5(15日終値)
9232 パスコ  290△7(同)
どちらも、私の買い値をやや上回って引けた。こういう場合、おおむねうまく行く。というわけで、16日以降買い増す方向。賛同される方は相乗り可。何の保証もありませぬが・・・・

1月16日 0時41分記