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2012.11.19 OKK
6205 OKK(大阪機工)(東証1部)
株価=96±0(11月19日終値)
出来高=661000株(11月19日)(売買単位=1000株)
10月02日=84円~129円=3月21日(年初来高値・安値、月日)
自信度=☆☆☆
推奨度合い=☆☆☆ 

ここ輸出関連株が円安もあって、戻り歩調にある。そこで、輸出関連で、今期業績が好調(出来れば上方修正が期待できる)、衆院解散以降あまり上げていない、といった条件で探してみた。
そして浮上したのがOKKだ。

実は、19日、同業のエンシュウが94△10と急伸している。細かいことは省略するが、OKKとエンシュウは、非常に共通点が多い。売り上げ、利益、業績等、かなり似通っている。株価は前日まではOKKが12円高かったわけだが、19日にエンシュウが10円高したことで差は2円に縮小したわけである。

両社の今期予想実質1株利益は、OKK8.36円、エンシュウ10.96円。これだけでみると、エンシュウの株価が割安だが、同社の場合繰越欠損金があり、継続前提に重要事象があるため、その分を割引く必要がある。無配でもある。これに対し、OKKには、そうしたことは無く、配当も今期2円復配予定である。

業績であるが、両社とも、9月中間期業績を上方修正している。
OKKは10.31日引け後、9月中間期の経常利益を5.00億円から6.19億円に増額。
エンシュウは11.01日引け後、9月中間期の経常利益を5.00億円から6.73億円に増額。
これを受けての、両社の翌日の株価は
OKK    98△7(11.01日) 
エンシュウ 69△6(11.02日)

注1=エンシュウは、その後11.08日引け後通期業績の上方修正も発表している(ただし翌日の株価は71△1で、ほとんど反応していない)。
注2=OKKは通期業績を据え置いたが、中間期の数字からすると、エンシュウと大差ない確率で上方修正になるとみてよかろう。

こうした両社であるが、19日の株価はすでに書いたが再掲すると
OKK    96円
エンシュウ 94円

つまり、決算の上方修正直後、OKKがエンシュウより29円高かったのが、19日にはわずか2円しか高くないのである。この間、格別、エンシュウに好材料が出たわけではない。

一つ興味深い事実を書いておこう。
太陽工機(JQ)が11.15日=971△150、16日=1121△150、17日=高値1421△300(引け値は1199△78)と、暴騰している。実は太陽工機も10.30日に9月中間期業績の上方修正を発表している(通期業績は据え置き)。

以上から、私が考えるのは、OKKだけ上げないのはおかしいのではないか、近々、太陽工機、エンシュウを追って急伸する可能性は十分あるのではないか、ということである。
今日の動きを見ると、引け値は96円だが高値は98円まであり、これは上方修正翌々日(11,02日)以来の高値だ。出来高もここ5立会日連続の増加で、これまた11.02日以来の多さだ。

長くなったので、業績、期待の新製品等については、後日書くこととし、ここでは書かない。

11月19日 21時41分記
前稿で述べたように、安倍政権を見越して、市場は上げているわけである。日銀と協調してインフレターゲットを設定、無制限に金融緩和をする(日銀による国債買い入れ)といった発言が伝わっている。日銀の独立性はどうなるのかといった疑問、そこから来る、こうした考え方の実現可能性への疑問とかが出てきそうだが、日銀総裁の任期は来年の4月までだから、次の総裁に意中の人物を据えれば、まんざら不可能ではない。肝心の経済が弱いのだから、いくら金融緩和をやっても、たいした効果は期待できず、副作用の方が大きいといった見方もあろうが、実際のところは、やってみないとわからないというのが真相だろう。

それはそれとして、こうした安部総裁の発言が株式市場にプラスに働くのは論を待たず、株価が上げたのは、当然である。ただ、これだけで日本株だけ独り上げるのには無理があり、危うさを秘めていたわけだが、とりあえず、アメリカ株は16日(金)、反発した。CME日経平均先物も高い。
ヨーロッパ債務危機の再燃は、なお予断を許さないが、アメリカの「財政の崖」問題は、妥協成立の方向に向かって努力が続けられてて、ある程度いい方向に向かっているようであり、そう遠くない将来、いいニュースが飛び出す可能性は、かなりあろう。

以上、ざっと述べたあたりが、投資家が心得ておくべき現状認識である。
問題は、こうした状況で、物色動向がどうなるかである。解散後の相場は、内需売りの外需・金融緩和関連買いと言えば言えるが、見方を変えれば、これまで買われてきた銘柄が売られ、逆に売られてきた銘柄が買われただけとも言える。と考えれば、行き過ぎが是正されれば、振り出しに戻るかもしれない。というわけで、いよいよ、我らはどうでるかが、難しいわけである。

あと2、3日、様子を見て決めたいが、とりあえずは、前稿で挙げたSMS、トラストパーク、東急コミュニティー、東海東京証券、極東証券に加え、輸出関連で比較的業績のいいTPR、OKKあたりを、少しポートフォリオに加えて、多少、バランスをとってみようというのが、現時点での、私の戦略である。ただし、持ち高は現状維持ないしややプラス程度にとどめたい。

11月19日 1時05分記
やや意表をついた野田首相による解散が、予想外の好影響を株式市場に与え、東京市場は、海外市場の低迷をよそに、15日、16日と連日で大幅高となっている。

16日の相場は日経平均は9024△194、TOPIXは751△14で、ともに2%前後の大幅高だった。ただ値下がり銘柄数が345と結構多かったこと、単純平均の上昇率は1.1%弱にとどまったことが示すように、全面高だったわけではなく、食品、陸運、小売などが下げたので分かるように、デフェンシブ銘柄には値下がりするものも多かった。これは、総選挙で自民党が勝利するとの読みのもと、安倍自民党総裁発言や自民党の政策に沿った銘柄が買われ、また、そういう流れで円安になっていることで、これでメリットを受ける銘柄が買われているからである。

つまり金融緩和で、証券などの金融株、原発再稼動で電力株、円安で輸出関連株といった具合である。また、このように、相場に元気が出て来ると、主力株が買われる傾向があり、これは必然的に、逆にマイナーな銘柄には逆風となる。16日、2部は0.63%の上昇にとどまり、JQは0.16%高、マザーズは0.78%安と冴えなかったのは、こうした背景がある。

では、今後もこうした傾向は続くのだろうか?
これは、現時点では、読み難い。今1ドル81円台前半の為替相場が、さらに83円以上くらいの円安になるとか、外国人買いの勢いがさらに強まるとかすれば、ともかく、現時点では、そこまでは考え難い。現状程度であるとすると、そろそろ、反動高した金融、電力、輸出関連などは、とりあえず一服、逆に好業績にも関わらず大きく下げた味の素などの食品や、新興市場などのマイナーな好業績株に見直し買いが向かう可能性もある。

結論としては、ここまで来ると、どちらに転ぶか微妙、というより、どちらも大差ないといった状況が、一番可能性があるのかもしれない。

とりあえずは、この程度にとどめ、さらに考えをまとめたところは、16日のアメリカ株(NYダウ、NQとも小幅高)も踏まえ、明日の夜に書くこととしたい。

11月17日 23時57分記
15日もまた、朝起きてみれば、NYダウは185ドル安という惨状だったが、日経平均は、小幅高で始まった。解散で自民党政権となれば、日銀への追加金融緩和圧力が強まり円安が進もうという読みが、こうした動きにつながったわけである。午場は、自民党の安倍総裁が、デフレ脱却に向けたインフレターゲットの設定と無制限の金融緩和に、講演で言及したことが好感され、徐々に上げ幅を拡大、結局8830△165と、高値引けで終わった。円の対ドル相場は80円台後半まで円安が進んだ。

鉄鋼が5%強上げたほか、証券、保険、輸送用機器、不動産などの上げが目立った。食料品、医薬品のデフェンシブ業種などが、わずかに下げた。コンビニなど小売も下落。
これまで大きく下げた主力株中心の上昇だったため、2部、JQ、マザーズの上げ幅は小幅にとどまった。

当道場銘柄は、それでも、ほとんどが、それなりに上げた。リソー教育が6300△140の高値引けで10.12日に付けた年初来高値を更新した。シノブフーズも連日の高値更新。パイプドビッツは944△150とストップ高比例配分で、年初来高値にあと1円に迫った。いずれも私はもう持ち株は僅少で、売り時の難しさを痛感させられる。
ケンコーマヨネーズ(推)、和田興産(推)、久世、SBIライフリビングは、何とかプラスで引けた。介護・老人ホームはユニマットそよ風(推)、セントケアは上げたが、ケアサービスは下げた。

ヨーロッパの債務問題は、ギリシャ問題等なおくすぶり、アメリカは「財政の崖」問題で、下げ続けている。中国、韓国株も15日は、ともに1.2%余の下げだった。こうした中で、日本株だけが上げられるか疑問も残る。やはり、財政の崖回避で、妥協が成立するかが焦点になろう。そのアメリカ株は、現時点では小幅安となっている。一方、円は対ドルで1ドル81円台前半まで一段と円安が進んでいる。

上記のような不透明な相場環境なので、本腰を入れて買うわけにはいかないが、今注目している銘柄をいくつか挙げておこう。買う場合、運用総額は増やさず、銘柄の入れ替えで。

2175 エス・エム・エス 156000△3300
9月中間決算は予定線より良かったのだが、前年同期比減益だったためか14日まで8連続安、11.7%下げている。これは行き過ぎというより、おかしい。私は15日、そこそこ買ってみた。

3235 トラストパーク 30850△250
11.09日発表の決算は予定通り。にもかかわらず大きく下げ、時価は年初来安値圏、実質PERは3.7倍という低さだ。

4711 東急コミュニティー 2766▼15
10.30日に好決算を発表しているが、その後の株価は冴えず11.08日から15日まで6連続安。逆日歩0.05円が続いており、早晩見直されよう。

このほか、証券株が、意外に面白そうだ。ここ上げているので、買いづらいが、
8706 極東証券   653△20
8616 東海東京証券 320△12

11月16日 1時23分記
14日の相場は、ほぼ横ばいだった。日経平均は4円高、TOPIXは0.15安。騰落銘柄数もわずかに値上がり銘柄数が多かった程度。2部、JQ、マザーズは、そろって小幅安。辛くも日経平均の8連続安は避けられたわけである。前日のアメリカ株の値下がりに抗して上げた訳だが、実体としては、大きく下げた銘柄の買い戻しで支えた相場とも言えよう。すなわち業種別で最も上昇率の大きかったのはその他金融だが、これはアコムなど前日急落した消費者金融がかなり反発したからである。

当道場銘柄は、ここまで急落していたユニマットそよ風(推)、和田興産(推)は、なんとか反発した。シノブフーズは新高値。またケアサービスも急反発。
しかし、セントケアは続落、トラストパーク、パラカ、SBIライフ、久世も下げた。

売買代金7694億円と低調で、薄商いのなか、乱高下したり、とんでもなく下げたりする。
例えば、ケンコーマヨネーズ(推)は12時41分に771円を付けてから14時04分まで商い無し。14時04分41秒になって、ようやく777円を付けたと思ったら、14時04分47秒に790円△7のこの日の高値を付けるといった具合だ。しかし、それも一瞬で再び売られ結局引けは774▼9。

いずれにせよ、内外情勢は予断を許さず、ここは持ち高を少なくしておきたいところだ。前記のケンコーマヨのように、下げていても突如突拍子もない高値をつけたり、またその逆もあったりというのが、今の相場なので、かなり高いところに売りを出しておくとか、突如急伸したような場面では一部は売るとかも、有効な手だろう。

このブログを書いている時点では、アメリカ株は結構上げているのだが、朝起きて見ると、大体下げている。例の「財政の崖」が重くのしかかっているということだろう。今日の場合は、ダウ、NQとも寄り付きからしばらくは上げていたのだが、早くも息切れ、現在はダウ、NQとも下げている。ただ、為替が円安になっているためかCME日経平均先物は65円程度高くなっている。

11月15日 0時59分記
前稿で米欧株次第と書いた時点でアメリカ株はわずかにプラスだった(NYダウ、NQとも)わけだが、引けてみれば小幅安、そして日本株も小幅安(日経平均、TOPIXとも)だった。

日経平均はこれで7立会日連続安で、これは4.03日~4.11日までに並ぶ、本年ワースト記録である(私の手帳に基づく=チェックミスの恐れがわずかにある)。4月のときはこの間6.44%下落、今回は4.31%の下落にとどまる。6.44%下げると8468円となり、あと197円下落余地があるという、いやなことになる。

ユニマットそよ風(推)は822▼102と大幅下落となった。これは、単にこの銘柄の問題で下げたというより、ここシダー、ニチイ学館等、介護関連で業績下方修正が相次いでおり、この業界に対する不信感が増していることが影響しているのかもしれない。チャームケア、ロングライフ、ケア21なども下げ続けている。好決算発表で12日、高値148000円まであって、年初来高値を更新したケアサービスにしてからが、13日は127500▼8600で、前日の上げ幅以上に下げる体たらくである。

久世は中間期決算の上方修正が前日あったわけだが、600▼10で寄り、570円安値、624円高値と乱高下、結局584▼26で終えた。地合が悪いとは言え、上方修正で下げるとは、分かり難い相場である。

分かり難いというか支離滅裂というかの例としては7915日本写真印刷がある。09日、引け後、2013.3月期業績について経常利益が▲38億円予想から▲102億円に拡大すると発表したが、翌立会日の12日は555▼10で寄り付き引けは、なんと629△64、そして13日は692△63。2815アリアケジャパンは09日09時、中間期業績を下方修正した(それでもかなりの増益)が通期は据え置いた。これを受けた株価は09日1707▼42、12日1639▼68、13日1549▼90と、暴落している。

このように、どう解釈すべきか、理解不能に近い動きを見せる銘柄も多々あるというのが、今の相場であり、軽軽に予測するのは慎まなければならないというか、ほとんど意味が無い。1日、2日の超短期の値動きに惑わされず、一体どちらへ向かうのか、じっくり見極める必要がある。

久世が13日、9月中間期決算を発表している。13日は584▲26の後590円に買い物が入っていた。14日の株価がどうなるか。場合によっては大幅高の可能性もあろう。

ケンコーマヨネーズ(推)は765▲27まで下げる場面があって引けは783▼9。介護関連が売られているということを、先に書いたが、実はデフェンシブとされる食品株も、ここ売られている。ケンコーマヨも、その余波を受けているとも言えよう。また、信用取引で資産内容の悪化した個人投資家(損切りを忌み嫌う傾向が強い)が、こうした利の乗っている銘柄に売りを出しがちということもあろう。しかし、地合が好転すれば、容易に戻すとみる。

安く始まったアメリカ株だが、ここに来て徐々に上げ幅を拡大、NYダウは80ドルほどの値上がり、大幅安だったNQも小幅ながらプラスに転じてきた。このまま終わってくれれば、日本株も日経平均連続安記録更新は免れよう。

11月14日 1時14分記
7-9月期のGDPが、12日の取り引き開始前に発表された。実質で前期比-0.9%、年率換算では-3.5%だった。市場予想とほぼ同じだったわけだが、改めて景気の悪さを実感させるもので、株価下落につながった。これで、景気は後退期入りした可能性が、一段と強まったわけである。

ここ相次いでいる小型株の決算も冴えないもの、下方修正するものが多い。
12日の引け後、UBIC(推)、ユニマットそよ風(推)が9月中間決算を発表したが、そろって下方修正だった。
UBICの場合、かなり以前になるが、9月中間期の決算は減益が予想され、それまでは冴えない展開が続くだろうという趣旨のことを書いた記憶がある。ただ、その後、例のNQ上場の材料が出現、そういうことも吹き飛び、急騰したわけだ。私にしてからが自分の持ち株が少ないこともあり、9月中間期決算のことは失念していた。それはともかく、四季報予想よりもかなり悪い数字でもあり、今の地合と相まって、それなりに売られることになろう。ここで押したら買ってはということについては、なんとも答え難い。中長期的には、前途洋々なのだから買いでいいとも言えるが、ここからの乱高下でうまく対処できるかは、各人の技量と運に大きく左右されるからである。

ユニそよ風は、ここに来ての不自然とも言えるだらだらした下げの原因はこれだったのねという下方修正だった。07日にはニチイ学館が下方修正するなど、調剤薬局同様、介護業界も、どうも業績面で安心できないことが、今さらながらはっきりしつつある。ただ、調剤薬局の場合、薬価引き下げが主要因のわけだが、介護の場合は積極投資が主要因のところが多い(そよ風も)。だから、来期以降の業績見通しは明るく、中期的には出直ることになろう。

久世は逆に上方修正を発表した。
>2012.4-6月期の経常利益76(▲72)。なのに9月中間期予想はなんと70(36)。四季報の9月中間期予想は170。4-6月期で前年同期を148上回っているので9月中間期でも、最低前年同期の36+148=184は行くだろう(四季報予想170をも上回る)というのが、私の読み。
と、11.06付けで書いたわけだが、9月中間期の経常利益は210(2.1億円)だった。通期上方修正も必至だろうが、とりあえず据え置いた。

先週末の9日に中間期決算を発表したトラストパーク、和田興産、ケアサービスについて。
トラストパークは31000▼1800。前回書いたように、予想線の決算だったわけだが、今の地合では、この程度の下げは予想通りといったところだろう。相場環境を別とすれば、早晩見直されよう。
和田興産は400▼30。421円まで戻す場面もあったのだが、大量の売り物に結局安値引けとなった。特損なのであり、これほど売られるのは行き過ぎ。ある程度戻すとみるが、言うまでもなく地合に左右される。最悪、年初来安値の370円前後もないではない。ここでのナンピン買いは、腕に自信のある方のみ。
ケアサービスは好決算を好感して148000△19000(年初来高値更新)まであって引けは136100△710。うまく売り逃げるのが難しいのが、今の相場だ。
注=ケアサービスの分、書き忘れていたので11.13日、15時40分に追記。

日経平均はこれで6立会日連続安、これはほぼ4ヵ月振りとなる。しかもこの6立会日中5立会日は値下がり銘柄数が1000を超えており、実体は非常に悪い。とは言え、逆にここまで売られるとそろそろ自律反発してもいい頃ではある。
結局は米欧株、為替次第だろう。とりあえずアメリカ株は現時点で小幅高、ヨーロッパ各国株はフランスは下げたがドイツ、イギリスは高かった。為替はもみ合い。

かなりのご質問をいただいたが、ひとつひとつお答えせず、ここで書いたことで代わりとさせていただく。腰痛、寝不足なのでご容赦願う。

11月13日 3時44分記

アメリカ株の下落も9日(土)は止まり、NYダウ、NQとも小幅高となった。欧州債務問題はギリシャ、スペインの南欧債務問題が、依然懸念材料として尾を引いている。ただ、アメリカ、中国は徐々に上向きになることを示唆する景気指標が出ている。その一方、アメリカでは「財政の崖」問題が、重くのしかかる。オバマ大統領は富裕層に対する配当や株式売却益の税率を引き上げる方針で、今後議会との調整がどうなり、どう着地するか予断を許さない。日本では衆院解散が時間の問題になりつつある。

こうした、もやもやした不透明な環境は、しばらく続きそうで、日本の株式市場も翻弄されることになろう。

日銀の追加金融緩和後、1ドル80円台に乗せた対ドル相場も79円台へと戻り、今期業績の不調もある程度織り込んだとは言え、やはり輸出関連は敬遠したい。

内需関連でいくところだが、飲食等の既存店売り上げは、多くが前年同期比割れとなっているなど、ここ、景気悪化、先行き懸念から消費者が節約に大きく舵を取り出したのをうかがわせる現象が顕著になりつつあるように思われる。この意味で、内需でも、銘柄選択をよほど慎重にすることが求められる。

とりあえず、ケンコーマヨネーズ(推)が810円高値を抜いて上げるかに注目。
また、久世が14日の決算発表を控え、どこまで上げるのかにも注目。
SBIライフがどうなるか?これは正直、なんとも言いにくい。ただ、とんでもない値段をつける可能性もあるので、ある程度以上の株数をお持ちの方は、ほんの少しでも残しておくことも考慮されたい。
また決算発表を受け、トラストパーク、和田興産、ケアサービスの株価がどう反応するか。

いずれにせよ、悲観も楽観もせず、冷静に相場を見て、今後の方向、強気・弱気を判断していくところだろう。

11月12日 2時33分記
全般安にめげず、当道場銘柄は善戦している。
SBIライフはストップ高にあと一歩の174500円まであって168500△23800。
久世も596円にあった3000株の売り物をこなし600△21。603円に400株の買いが入っている。
ケンコーマヨネーズ(推)は予想通り急反発、808円まであって800△25。

当道場銘柄のいくつかで決算の発表などがあった(全て引け後)。
これについて、手短かに解説しておこう。

【ケンコーマヨネーズ】
すでに発表しているのと変わらない内容だった。当然だが。2割くらいの可能性を指摘しておいた増配は、やはりなかった。それでも決算内容にはしゃいでいる人もいるようなので、月曜、好感される可能性は残る。

【トラストパーク】
第1四半期(7-9月期)決算だったわけだが、経常利益は▲0.67億円。前年同期が1.17億円だったのでひどい内容に見えるが、そうではない。和田興産の場合と同じで、今期引渡し予定のマンション3棟が全て第3四半期以降の引渡しのため費用先行でこうした結果になっただけで、予定通りなのである。12月中間期の経常利益が▲1.2億円予想であることも、これを裏付ける。というわけで、全く悪材料ではないのだが、何も知らない投資家が売ってくるのが、多少心配だ。まあしかし、その場合でも早晩正当な評価を受けよう。和田興産とは違って決算短信で分かりやすく説明がされているからである。

【和田興産】
今期決算で、純利益の予想を9.5億円から7.5億円に減額修正した。賃貸用資産の入れ替えで発生した損失を特別損失として計上したためだ。要するに特損であり鎌倉理論では、基本的に特損は無視なのだが、これが市場のコンセンサスになっているわけでもないので、月曜は多少の売り要因になるとみなければならないだろう。ただ、それも一過性で徐々に影響はゼロに近くなろう。

注=サラリーマンに喩えて言うなら、純利益(年間)は手取り年収、特損はボーナスを飲み屋で落とした類のことである。来年は落とさないとみるべき(また落とす可能性はゼロではないが、同じ確率で拾う可能性もある)だから、こういう一過性の純利益変動要因は株価評価に際し原則除くべしというのが、私の考えである。

【ケアサービス】
9月中間決算を発表。経常利益は2.23億円。直前予想の1.95億円を、かなり上回ったうえ、前年同期の1.2億円の2倍近くに達した。。2013.3月期決算は、期初大幅減益予想だったのを横ばい圏まで上方修正済みのわけだが、これで、結局そこそこの増益で着地することになろう。なお会社は、今回通期予想は据え置いている。株価は決算を懸念したか129000▼5200と急落して引けている。この好決算で月曜は、かなり期待できよう。

なお08日、決算を控え急落したセントケアは、好決算だった。09日は続落して始まったが、引けは戻してプラスで引けた。パラカも好決算発表直後の07日、急落したが、8日、9日とわずかずつだが連騰となった。

11月10日 0時44分記

08日の相場はアメリカ株の大幅安、また為替の円高(対ドル、対ユーロとも)を受けて、主力株中心に、ほぼ全面安となった。値下がり銘柄数は1346(値上がり銘柄数233)に達した。日経平均は4日続落で8837▼136。2部、JQの下落率は比較的小さかった。

SBIライフは144700△30000。中間期業績からして通期業績のさらなる上方修正も十分ありうるとみてよく、1株利益は3万円前後もないではない。そうすると、株価は15、6万円はおろか20万円以上になっても不思議はない。とは言え、ある程度上がると、そういう論理そっちのけで、とりあえず売るというのもネット時代の特徴だ。というわけで、どこまで上げるのか、どこで売るのがいいか、判断は難しい。いつも言うことだが、堅実に行きたいのかリスク覚悟で夢を追いたいのかで、決めるところだろう。2単位以上保有の方は、分けて売るのが基本。

久世は、全般安のなか踏ん張っている。600円未満には596円の3000株等、合計4300株しか売り物は無くなった。下値には着実に買いが入るようになっており、近々600円台乗せから急伸というコースが十分ありえよう。買う方は590円以下にしたい。14日が決算発表であり、その前に一相場を出すか。決算発表で、いい数字なら第2のSBIライフになれるかもしれない。

セントケアが決算発表をこの日に控え、1191▼89と急落した。引け後の15時10分に決算発表。9月中間期の経常利益は会社予想7.56億円、四季報予想7.9億円に対し8.36億円だった。16億円の通期予想は、当然のごとく据え置いたが、いずれ上方修正に進む可能性は十分あろう。9日は、普通なら大きく反発だが。

9日はケアサービス、トラストパーク、ケンコーマヨネーズが決算を発表する。

ケンコーマヨネーズ(推)は775▼12。これで小幅ながら4日続落だ。決算はすでに上方修正済みのわけだが、シノブフーズや亀田製菓の例もあり、改めて好材料として反応する可能性も、ある程度あろう。ここ下げているので期待していいかもしれない。また決算発表時に増配を発表する可能性も2割程度はあろう。この辺の期待が全て裏切られても、どうということはないので、夢を買う価値ありと判断、私は9日、少し買い増してみようと考えている。

トラストパークも、この押し目は買い場だろう。ただし、最近の相場は、決算に過剰といっていいくらい反応するので、安全策をとるなら、決算を見てからがいいだろう。

アメリカ株は下げ止まる前提で、以上は書いたが、現在怪しい状況になっている。大きく下げて終わるようなら、いっそう慎重運転で。

11月09日 0時25分記