30日の相場は中国やヨーロッパの景気減速懸念などから、値下がりする銘柄が目立ち、日経平均は8月15日以来となる9000円割れとなった。郵船、コマツ、新日鉄、野村証券などの値下がりが目立った。タカキュー、ジーンズメイトはストップ高。
売買代金は12立会日連続で1兆円割れと、市場エネルギー的には、お盆休み状態のままだ。

前日、訳もなく急落したマンダムは反発して終わった。パラベッド(推)も反発。

逆に、前日配当落ち分を埋めてなお大幅高だったリソー教育は180円安まであって5870▼70の高値引け。東急コミュニケーションも反落した。

なお前日さえない第1四半期決算を発表したアインファーマシーズは250円安まで売られる場面もあったが結局5310▼70と比較的小さな上げで引けた。同じ調剤薬局で、日本調剤やファーマライズ(推)の決算への反応との違いは鮮明だ。結局、今の相場が、業績以上に需給関係で動いているということだろう。

30日の相場で、当道場銘柄で注目すべきは和田興産(推)の動向。450▼4で寄り付いたものの、450円になお18000株(?)の大量の売りがさらされた状態が続いた。その後何100株ずつ多少は買われて、その株数は多少は減っていったが、なお16500株が残っていた。これが13時29分、一気に無くなったのだ。私の買いではない。実は440円以上にある買いの総数が6700株、これを差し引くと9800株、これを買う資金手当てを検討まではしていたのだが・・・

8.25付けで、私はジューテックについてであるが、次のように書いている。

>420円にある17200株の売り物。これは、目の上のたんこぶと考えるのでなく、むしろ、今後の大相場に向けての栄養とみるところではないか。実際、相場を見ていると、こうした大量の売りがさらされている場合、元気のいい銘柄に限るが、これが捌けて、その後、すっと値上がりするのは、よく遭遇することである。

まさに、これが和田興産で起きたのである。外部環境が悪すぎるので、楽観は出来ないが、一気に16500株を買う方の存在に、大いに意を強くしたことだった。
注=和田興産は450円の16500株の売り物が捌けた後、455△1まであって引けは453▼1。

ジューテックは395▼2。前日同様、例の大量の売りは出ていない。415円高値を付けて以降、一服しているわけだが、意外に底堅い動きとなっている。

30日のヨーロッパ各国株、アメリカ株は、そろって値下がりとなっている。厳しい相場環境が続くので、心して対処したい。

8月31日 0時56分記
29日の相場は小幅高となった。これで日経平均は、先週末24日とほぼ同値になったわけだが、この間の騰落銘柄数合計は、値上がり1807、値下がり2740で、値下がり銘柄数が圧倒的に多い。ちなみに大発会の日経平均終値は8560円で29日の9070円は6%弱の値上がりになる。一方TOPIXは大発会終値743に対し29日は750でわずか0.5%の値上がりにとどまる。日経新聞は日経平均の著作権者として日経平均を大きく扱う一方TOPIXについては、ほとんど無視する姿勢のため、こうしたことが大きく取り上げられることはきわめてまれだ。しかし、相場の実相をつかむには、こうしたことを、よく心得ておく必要がある。

8月の配当権利落ちが注目としたリソー教育、サンヨーハウジング名古屋は対照的な値動きになった。すなわち、前日値下がりしたリソーは値上がり、逆に前日値上がりしたサンナゴヤは値下がりとなった。

リソー教育は60円安で寄り付いたがじりじりと上げ、結局高値引けとなる5940△180。配当の150円を加えると6090円ということで、年初来高値6180円が、再び見えてきた。8月中間期業績の上方修正必至(8.13日の日経記事では営業利益は期初予想の10.2億円が11億円前後になりそうとしている)、高利回り(下期も40円増配なら時価の利回りは5.7%)からして、ここから一相場必至とみる。以前に書いたように6800円から7000円目標でいいだろう。堅実派の方は6480円くらいから売りあがるのもありか。

和田興産(推)は、440▼10と安寄りしたが、これが1日の安値、結局454△4の高値引け。当欄を見てというわけではなかろうが、前日出ていた大量の売り物は引っ込められていた。しかも、ここ値動きには底堅さがでて来た。後日、詳しく書く予定だが、来期予想PERは、実質で、四季報予想でも3.98倍、JQレポートでは2.94倍になる。いずれにせよ、ありえないくらいの低PERなのである。とりあえず500円、そして562円高値が目標になる。あわよくば、中長期的には消費増税関連人気に乗ってとんでもない値段もありえよう。

ジューテック。以前あった大量の売り物は29日も出て来ず、397▼3で引けたわけだが、少し前とは様変わりで391円から395円までにはそこそこ買い物が這わされており、面白い展開になっていくかもしれない。ここ復興需要の本格化から、好業績を発表するところが結構ある。三協立山、コンドーテック、アルインコなどである。アルインコは8.22日に年初来高値を更新、三協立山も29日は164△7で高値172円を奪回する勢いだ。建材主力、復興需要関連という点で、ジューテックと三協立山は共通する。来期予想PERは実質で4.1倍に過ぎない。すんなり行くか、多少の紆余曲折があるかはともかく、早晩一段高となるのではないか。そしてあわよくば538円史上最高値挑戦もという夢を、なお私は持っている。

マンダムが2081▼80と意味不明の急落。出来高は膨らんでおり、いやな感じではある。30日にどうなるかを注視したい。

8月30日 0時48分記
28日の相場は、小高く始まったものの、徐々に売り優勢となり、為替が円高に振れたこともあって、結局、値下がりして終わった。業種別指数は、食品、その他金融以外は値下がり、騰落銘柄数に至っては値上がり253、値下がり1311であり、実体としては日経平均52円安の3倍近い下落だったと言えよう。
中でも下げが目立ったのが電力株で四国、中部、関西は10%超の急落となった。カルビーは上場来高値更新、良品計画も年初来高値2500円を更新した。公的資金返済と自社株買いを発表したあおぞら銀行が値上がり率2位。

8月決算銘柄は28日が配当権利付き最終商いだったわけだが、リソー教育、サンヨーハウジング名古屋はこの影響で乱高下した。リソー教育は変わらずで寄って5630▼220まであって引けは5760▼90。サンナゴヤは、同じく変わらずで寄ったあと79200▼1200まで下げたが引けは80600△200。

IRJは始値2500、高値2920、安値2350、終値2880△351という、激しい値動きだった。ついでに言えばレーザーテックも小高く始まった後1420▼179まで急落、引け値は1589▼10。薄商いの中、ちょっとしたきっかけで大きく乱高下する荒っぽい値動きが横行している。

ジューテックは変わらずで引け、出来高もわずか400株に急減した。注目すべきは前日まで420円等にあった大量の売り物がほとんど消えていたこと。
和田興産(推)は逆に後場後半に至って突如450円に1万株近い売り物が出現した。ここ、やや急速に戻したので、やれやれの売りが出やすい。下げても430円強までと踏んで、押し目は(あればだが)、天与の買い場ととらえて積極的に拾いたい。

29日はリソー教育、サンナゴヤの配当権利落ちである。リソーは150円、サンナゴヤは1900円と、それぞれ株価の2.6%、2.4%という高率の配当なので、落ち後の株価がどうなるか、固唾をのんで見守るところだ。

8月29日 0時36分記
27日の相場は、日経平均こそ小高かったが、TOPIX、単純平均はマイナス、騰落銘柄数も値下がり銘柄数の方がはるかに多かった。主力株の多くは値下がりした。
日本株の出遅れが、ここに来てよく言われるが、前日のアメリカ株の大幅高にもかかわらず、このように弱い動きを見せられると、日本株出遅れ論に、うかつに乗せられてはいけないと思わざるを得ない。円高、その他の理由により、多くの日本の製造業は、飯の種が細りつつあるのではないか。
現在の比較的堅調な景気も復興需要に支えられている面が大きい。復興需要が徐々に消える一方、消費増税となるわけだから、日本経済の先行きは、かなり厳しいものになるのではないか。

というわけで、今後の銘柄選びでは、こうしたことを踏まえ、それでも好業績をあげられる銘柄を選ぶ必要がある。

マンダムは、そうした条件を満たす銘柄だが、5月に付けた年初来高値をあっさり更新した。2187△28。インドネシア経済は好調で2013年度予算案ではGDP実質成長率を6.8%とする(日経8.18,6面)が、インドネシアと言えば、マンダムだ。3月にはインド販社を設立したが、中国、、インド、インドネシア等アジア市場に積極展開している。ユニ・チャームは、アジア展開を評価されて大きく値上がりしたわけだが、2009.3月期を底に成長軌道に乗った、同じくアジア展開のマンダムも、今後本格的に評価されていい。

リソー教育は大きく下げた。コスモス薬品、クスリのアオキ等も大きく下げており、そう気にしなくていいだろう。一息入れて再騰に向かうとみる。

東急コミュニティーは反発した。強気堅持。

UBIC(推)5850円まであって引けは5670△200。相変わらず分かり難い動きだが、とりあえずは5000円を底にした動きか。6000円台奪回となるのか今日の5850円が当面の高値になったのか、はっきりしない。

サンヨーハウジング名古屋は続落した。ここまでくれば、8月末の1900円配当を取る方針でいいのではないか。前前稿で書いたように、不動産株は、今後息の長い大相場になるとみるなら、ここでじたばたするのは愚の骨頂だろう。

IRJは、一時2570△500のストップ高。引けは2529△459。肉は腐る前が最も美味しいと言うが、まさに、そのとおりの動きだ。私の持ち株も残り少なくなってきたが、どこで売り切るか、判断に迷う。

第2のIRJと期待するジューテックは400▼15と反落した。410円、420円に計21100株の売り物。ここは、一息入れて、その後、この大量の売り物にチャレンジと、みておくところか。

8月28日 0時42分記
2012.08.27 和田興産
8931和田興産(JQ) 437△4(8月24日終値)
出来高800株(1月04日) (売買単位=100株)
1月04日=370円~562円=3月10日(年初来高値・安値、月日)
自信度=☆☆☆
推奨度合い=☆☆☆ 

注=前回に書いた理由により、前稿では、推奨銘柄の形式による原稿を書かなかったので、1日遅れで、ここでかく次第。このため、株価等も24日のものが記載されている。

和田興産は今期予想1株利益が95円(会社発表の数字=四季報予想)、配当も18円で利回りは4%強である。これで437円(27日は455円)というのは、いかにも安い。
これには理由がある。7月06日に3-5月期決算を発表したが、売り上げは前年同期比60.9%減の16.78億円、経常利益は-2.57億円(前年同期は+1.94億円)という、一見したところ惨憺たる物だったのだ。事実、これを受けた09日(月)の株価は441▼4、これを含め5日続落して12日には418円を付けている。しかし、この評価は間違っている。決算短信を引用しておく。

>なお、当社の主要事業である分譲マンション販売は、マンションの竣工後購入者へ引渡しが行われる際に売上高が計上されるため、開発時期や工期等により四半期ごとの業績に偏向が生じる場合があります。

実際のところは、同社の業績は、絶好調に推移している。
すなわち、今期の引渡し予定652戸に対する期初時点の契約進捗率は81%。また2012.3-6月期の契約戸数は181戸、契約済み未引渡し戸数は690戸に達する。つまりまだ引き渡していないので売り上げに立ってはいないが、期初時点で、すでに予定の8割超は契約済み(これは同業他社との比較でも立派な数字)で、よほどのことが無い限り、今期業績は上方修正の可能性が高いとみるべきだろう。

つまり、7月09日の4半期決算の表面的な悪い数字に引っ張られ、株価は軟調に推移、その後、他の不動産株が、それなりに上げた中でも蚊帳の外という動きだったわけである。しかし、上記の分析で分かるように、業績は、実態としては、むしろ、予想を大きく上回って推移しているのである。
また、前稿で書いたように、消費増税を見越して土地仕入れを積極的に行なってきたので、来期業績は大きく飛躍する可能性が大きい。四季報は今期比微増益予想を打ち出しているが、4割近い大増益を予想するところもある。
こうしたことを含め、PER面の分析、割安さについては、次回以降に書くこととする。

なお、クロスが振られたり、少し上げるとまとまった売りがすぐ出て来たりするのは、3月16日の高値期日が接近しているためと思うわれる。しかし、これも、もう峠を越えたとみていいだろう。むしろ、ここからは期日向かいの買いのほうが期待できる。

8月27日 22時48分記

追記=他の銘柄等については深夜に(予定)。
私は、これまで、消費増税で不動産株等が上がることを見越し、いろいろ書き、有望銘柄を、いずれ公表するということも、公言してきた。
ただ、その後の、相場状況、海外の経済状況、注目銘柄の状況等、種々の理由から、露払い的な銘柄には、多少言及したものの、本格的には、書いてこなかった。

ところが、ここに来て、やや相場環境も改善してきたこと、消費増税相場ももはや待ったなしなのではないかというふうに考えるにいたり、ここで、一つの区切りとして、この間の、私の研究成果の一端を明らかにし、銘柄についても、簡単に触れようと考えるに至った。

【消費増税相場はいつスタートするか】
私は過去何十年分かの四季報を所蔵している。それを使って、前回の消費増税(1997年4月、3%から5%への引き上げ実施)時の不動産株の値動きを調べてみた。ごく一部だけ以下に示す。

 銘柄     スタート時期と株価     その後の高値時期と株価
三井不動産  1995.06= 901円   96.07=1540円
東急不動産  1995.04= 315円   96.07= 606円
大和ハウス  1995.06=1280円   95.12=1750円
積水ハウス  1995.06=1010円   95.12=1390円

この表から読み取れるのは、
①相場は1995年の4月から6月、つまり増税実施の24ヵ月(2年)前ないし22ヵ月にスタート
②相場のピークはスタートから13ヵ月~18ヵ月後
③値上がり率は38%~92%
④(例が少ないので断定は危険だが)ハウスメーカーより不動産会社の株の値上り率が大きい

といったことだろう。
これを当てはめると、今回の増税(2014年4月実施予定)の場合、相場は2012年4月ないし6月にスタートとなる(すでにスタートしていることになる)。
そこで、上記4銘柄についてチャートをチェックしてみると
三井不5月(年初来安値は違う)、東急不3月、大和ハウス5月、積水ハウス6月から、それぞれ上昇相場に入っており、上記の検証結果と、ぴたり符合する。

なお、多くの銘柄、小型株と大型株の比較、その他業種等にも、調査の手を拡げ精査することが望まれるが、とりあえず、今は、上記のような結論に基づいて、ここは待ったなしということで、不動産株、住宅関連株を、ポートフォリオの一角に加えることが望まれる。
私は、すでにこれまで書いて来たような考えである程度実行しているし、読者のかなりもそうだと思うが、まだの方は、早急に実行に移されるといいだろう。

銘柄であるが、8931和田興産(JQ)を、一番手としてあげておく。
8月24日終値=437△3、出来高800株

注=これは「推奨銘柄」(「推奨銘柄実績表」に入る)であることをお断りしておく。にもかかわらず、その体裁にしていないのは、この銘柄の出来高が少なく、わっと飛びつき買いが入って、かつてのカンセキ(お年玉銘柄)のようなことになるのを恐れるからである。

注で書いたようなこともあって、あえて材料についても、とりあえずは、最少限度にとどめておく。
不動産各社について書かれた四季報のコメントで、消費増税を見込んで土地仕入れをすでに積極的にすすめていることが書いてあるのは、私がざっと見た限りでは穴吹興産、和田興産の2社のみである。つまり、和田興産は、すでに先手を打って、たっぷりマンション用地等を仕込んでいるということである。折しも国交省が24日に発表した地価動向調査では大阪、名古屋圏の上昇地区数のみが下落地区数を上回ったという。和田興産は神戸市でマンション分譲1位であり最近は開発エリアを大阪圏にも拡大している。

出来高が少ない。1万株以上出来た日もあるが、これはクロスによるものと思われる(鎌倉雄介推定)。よって買い方が難しい。それもあって、こういう推奨の仕方をしているわけでもある。かといって、不用心に買いあがると、大量の売り物が出て来たりもする。アドバイスとしては、とりあえずは、早めにわずかな株数だけはゲット。そのうえで、板を確認しながら、指し値して購入株数を増やす戦術がいいだろう。もちろん、これだけでは対処できない局面もでて来ようが、それについては、臨機応変にと言うしかない。ただ、目先の乱高下は別として、私がこの銘柄に、多大の自信と確信を持っていることだけは言っておこう。

8月26日 19時10分記
23日の相場は、米欧株安に加え、為替相場の円高どまり傾向が追い討ちとなって輸出関連中心に主力株主体に、ほぼ全面安となり、日経平均は107円の値下がりとなった。欧州債務問題への懸念、アメリカの追加緩和期待の後退が米欧株安、円高の背景にある。

小型の輸出関連でない好業績株は比較的堅調で、JQ、2部指数はプラスだった。

パラベッド(推)(私は、痺れを切らして撤退済み)、ファーマライズ(推)は、こうした流れに乗って値上がりした。

リソー教育、明光ネットワーク、サンヨーハウジング名古屋は、明光が変わらず、リソー、サンナゴヤはマイナスと冴えなかった。いずれも8月末割り当てで高配当があるわけで、これが最近の株価に大きく影響していると考えられる。権利つき最終までに、もう一花と思うが、どうなるか。

東急コミュニティーは、微妙な値動きの末、結局2822▼32。私は2827円、2821円で各100株買い、2855円で100株売りを出したら、これが売れ、持ち株は100株増。

前に挙げたマンダムが、どうみても強い動きなので、前場2140円前後で、そこそこ買ったら引けは2159△44。2101円のときに、お勧めしたのだが、私自身は当時連騰中だったので、押し目があるだろうと待っていて、あるいは指し値が低過ぎて、買いそびれていたのである。なんと、これで9連騰。年初来高値2169円にあと10円まで迫った。経済が、新興国で珍しく好調なインドネシアに強いのが、注目材料だ。

IRJは、もう、どうにも止まらない状態で、2100円まであって引けは2070△148。

そしてジューテックは415△15の高値引け。出来高は7800株。いろいろ見方はあろうが、4-6月期決算発表直前の株価は371円だった。決算時、今期予想経常利益を15億円(前期は14.29億円)から17.5億円に上方修正したわけだ。決算発表は15時ちょうど。JQ銘柄なので取引終了は15時10分。だれも(私を除き)この決算発表に反応しなかったという経緯がある。8.08日付けの記事を再掲しておく。

>ジューテック(JQ)は06日、15時00分に第1四半期決算を発表、通期業績の上方修正を発表した。しかし、全く無反応、大引けの15時10分まで後2分くらいで気付いた小生が、出ていた売り物1000株を拾って375△4。しかしこの日はこの1本値のみ。出来高も1000株のみ。そして07日も無風状態。376円に出ていた200株の売り物を小生が拾ったが、前日同様、この1本値、出来高も200株どまり。

24日の終値415円は、決算発表直前の371円に比べ44円値上がりしているに過ぎない。この間、日経平均、日経JQ平均も値上がりしていることも考慮すれば、実質30円高程度と言えよう。これは15億円から17.5億円への上方修正を十分織り込んだとは言えない値上がり幅に過ぎない。しかも、そもそも割安・出遅れ株なのである。
と、こう考えて来ると、やはり、相場は、まだここから佳境があるとみていいのではないか。420円にある17200株の売り物。これは、目の上のたんこぶと考えるのでなく、むしろ、今後の大相場に向けての栄養とみるところではないか。実際、相場を見ていると、こうした大量の売りがさらされている場合、元気のいい銘柄に限るが、これが捌けて、その後、すっと値上がりするのは、よく遭遇することである。

結局、近々、420円にある17200株を消化して450円前後まで上昇。その後(一息入れるかもしれないが)500円にチャレンジ。そして、あわよくば538円の史上最高値更新。
こういう薔薇色のシナリオを夢想しながら、かつ板子一枚下は地獄も胸に刻み、私は浮世を生きていくのである。

8月25日 0時03分記
24日の相場は、前場引け段階で、前日のアメリカ株の115ドル安(NYダウ)を受けて、日経平均は101円安となっている。主力株は上げているのはキヤノンくらいしかないという惨状だ。

こうした中、当道場で取り上げてきた銘柄は、底がたいものが多く、IRJ、ジューテックは大幅高となっている。前日、5000円と、7.24=5010円、8.16=5020円に呼応するような、トリプル底とも言える安値を付けたUBIC(推)も7%超の値上がりとなっている。マンダムもいよいよ年初来高値吸い寄せパワーが炸裂しそうな雰囲気。私は遅ればせながら、ようやくここで少し仕込んだ。

それはともかく、本稿で書きたかったのは、ジューテックの動き。いきなり415△15と大幅高で寄って(前日、年初来高値と同値で引けたわけで、今日は「高値吸い寄せパワー」が働いたとも言える)、前引けは410△10。寄り付きで成立した6800株のあとは500株の出来高にとどまっている。皆、形勢観望、お手並み拝見、洞が峠を決め込むといったところか。
398円買い415円売りという板だが、問題は420円にある17200株の大量の売り。びびる人もいようが、金額にして722万円に過ぎない。前場の出来高7300株からしても、さほどの株数ではない。逆に言えば、ここから、この銘柄に取り組もうという人にとっては、格好の売り物とも言える。いずれにせよ、この17200株が消化できたとき、ジューテックは、450円、500円相場が見えてこよう。もちろん、最終的には538円の上場来高値である。
IRJは1918円の上場来高値は更新するだろうと書いて、ほとんど日も経っていないが、今日はついに2100円まであって前引けは2090△168。(JQ値上がり率8位)
ややこじつけの誹りを受けかねないのは承知しているが、私の相場師的勘は、ジューテックが第2のIRJになるかもと、しきりにささやくのである。理論一筋で来た私だが、そういうささやきが聞こえる以上、それはそれでしようがない。ともかく、楽しみに、今後を見守ることとしよう。
すでに買った方は別として、まだ乗らなかった人は、まあ100株=4万円余を、勉強とわくわく享受代金と思って買うのもいいだろう。

8月24日 12時14分記
23日の相場は、前日のFOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨でアメリカの追加緩和期待が高まり、円高が進んだことで、自動車、機械など輸出関連中心に値下がりして始まったが、徐々に戻し、結局、日経平均、TOPIXとも小高く引けた。

当道場銘柄の多くは、堅調だった。

リソー教育は23日、日経朝刊で、「夏期講習が好調」で3-8月期の営業利益が前年同期比3割増の11億円前後(従来予想10億円)になりそうという記事を掲載したが、寄り付き反応薄だったが、引けは6010△20。

前日急落したサンヨーハウジング名古屋も82000△1000と、前日の下げをほぼ取り返した。タカラレーベンも大幅高。

7連騰中の東急コミュニケーションは一時マイナスに転じたが、結局変わらずで引けた。

IRJは、あっさり上場来高値1918円を更新1949円まであって1922△72。
逆にUBIC(推)は年初来安値を10円更新する5000円まであって引けは5070▼70。今の相場は動きのいいものに乗るというものなので、UBICのようにシコリを作ってしまったものには、厳しい展開になるということだろう。

IRJへの連想から上場来高値538円更新の夢もとしたジューテックは400△21の高値引け。年初来高値に面合わせした。出来高も前日の5倍余の8600株。8月6日に4-6月期決算を発表しているが、これを受けての7日は376△1、出来高200株だった。4-6月期決算が前年同期比微増益だったためだろうが、通期業績について大幅増額修正しているのである。すなわち経常利益は従来予想の15億円を17.5億円に大増額している。さらに2014.3月期については、さらに1割増益を計画している。実質予想1株利益は、今期88.2円、来期96.6円にもなる。来期予想PERは4.1倍に過ぎない。上場来高値538円でも5.6倍に過ぎない。
環境認証木材や太陽光発電機器が好調のわけだが、加えて7月02日付けでグリーンハウザー(住宅資材・工事会社)を子会社化しており、この会社は仙台本社で復興需要を含め今後、ジューテックの成長に大きく寄与しよう。

アメリカ株は現在100ドルを上回る下げ(NYダウ)となっている。

8月24日 3時11分記
22日の相場は小幅安だったが、業種別指数では、医薬品、ゴム製品、陸運、小売の4業種以外は全て値下がりしていることが示すように、値下がり銘柄が1000近くと値上がり銘柄数の2倍弱にのぼった。売買代金は1兆円を大きく下回り7500億円弱にとどまった。お盆休みは明けたが、高校野球は終わっておらず、なおお休みモードということか。

いずれにせよ、市場エネルギー不足は続き、やはり、主力株復活とは、なりそうにない。
週後半に予定されている独仏首脳会談の行方が気になるところであり、ヨーロッパ各国株は、22日、そろって値下がりした。アメリカ株も7月の中古住宅販売件数が前月比2.3%と市場予想を下回ったこともあって、現時点では小幅安(NYダウ、NQとも)となっている。

コスモス薬品がついに一時7000円大台に乗せ引け値は6970△180と高値更新。IRJも1850△70と、連日の高値更新。ニューフレアも引けでは安くなったが一時737000円と高値更新、レーザーテックも連日の戻り高値更新。
このように、需給関係の良い軽量級銘柄の勢いが止まらない。とりあえずは、こういう流れの銘柄で行くべしということだろう。

東急コミュニケーションは2854△21で、ついに7連騰、新高値。どこで一息入れるかだが、いずれにせよ、3000円前後を見なくては収まらないのではないか。

サンヨーハウジング名古屋が、安値78200▼4000と一時急落した。引けは、それでも大きく戻し81000▼1200。しかし、この動き、前日のリソー教育と似過ぎではないか。

         安値・前日比    同下落率    終値・前日比   同下落率
サンナゴヤ  78200▼4000 -4.87%  81000▼1200 -1.46%
リソー教育   5800▼ 280 -4.61%   5980▼ 100 -1.64%

この表で一目瞭然だが、実際酷似していたのである。これはともに8月末に高配当を控えており、配当を取るか、取らずに落ち前のいい時期に売るかの神経戦の中で、こういう動きになったということだろう。どちらの選択が吉とでるかは、判断が難しい。迷う人は、ある程度は落ち前に売るのもいいだろう。もちろん、それなりの値段を付けたときにであるが。29日が権利落ちなので、権利付き最終までなお5立会い日ある。売る場合は最終(28日)までは引っ張らず24日前後までがいいだろうが。

ジューテックが3日ぶりに商い成立で379円(17日比△1)で引けた。出来高1700株。読者諸氏の買いもある程度あったと推察。
なぜか、この株が第2のIRJになる妄想にとらわれるのだが、これは、あながち妄想とも言い切れない。すなわち、ともに設立から浅く、上場もジューテック2009年10月、IRJ2011年3月とごく最近だ。
ヤフーファイナンスに複数社のチャートを比較できる機能があるが、これで2社を比べると、2012.3月くらいから7月くらいまではほぼ重なる。以降はIRJのみ急伸となるわけだが、近々、ジューテックが追随するのではというのが、我が妄想、夢のわけである。
IRJは22日1850円の高値引けとなったが、これは上場間もなくの2011年3月に付けた史上最高値1918円に肉薄するものだ。恐らく1918円を抜くだろう。
ではジューテックの史上最高値はというと2011年5月(IRJに遅れること2ヵ月)に付けた538円である。IRJの証券代行業進出のような派手な材料は無いが、それでも驚異的利益成長は見直されていい。上場以来の経常利益(単位100万円、予想を含む)は
676、1334、1429、1750(会社予想)、1920(中計)と、文句なくすばらしい。
IRJがこの8月下旬に史上最高値1918円更新として、ジューテックも2ヵ月遅れで10月に史上最高値538円更新と、なるかも。
まあ妄想のまま終わる可能性のほうが高いだろうが、下値不安は大してなく、538円更新の可能性は多少はあるとみるなら、この夢買ってみるのもありだろう。納得されたなら数100株なりと、宝くじ、万馬券を買う感覚で。

8月23日 1時16分記