30日の相場は、アメリカ株高もあって小型株中心に値上がりした。ただ電力や鉄鋼は値下がり、キヤノン、コマツも下げた。新日鉄、富士通は決算が嫌気され大幅安。また、日経JQ平均、マザーズも下げ2部指数もわずかな上昇にとどまった。

UBIC(推)は、めまぐるしい動きの末、結局5980△70。

IDEC(推)は、ようやく、推奨時の株価を上回ってきた。パラベッド(推)は、最近は乱高下の末下げることが多く、ここ7連続安だったが急伸した。分かり難い動きだ。

前田工繊(推)は、前日の上げを帳消しにする下げ。決算が期待ほどでなかったということか。

リソー教育が5550△150と3連騰し、再び5610円高値を射程に入れてきた。最近の相場で、大きく上げている銘柄の一群に、ローソン、コスモス薬局、薬のアオキ、ウェザーニューズ、AOKIなどがあるが、これらに共通するのは、業績絶好調のほか、割高・高PERである。似たような業種でも、一方は大きく買い上げられるが、もう一方は、まったくといっていいほど上げない、二極分化が見られるわけだ。そこで、この二極(勝ち組と負け組)の中間的位置にいて、勝ち組に行きそうな銘柄を狙うといいのではないか。この観点からリソー教育を見てみると、まさに、同社株は、その要件を満たしているように思われる。もし、この見方が当たっていれば、勝ち組企業の特徴として実質PERは10倍超に買われる、年初来安値からは最低でも28%上昇しているということから、6130円以上もないではない。というわけで、私は30日、少し買い増した。

7月31日 1時55分記
2012.07.30 強気?弱気?
27日の欧米各国株は、そろって大幅高だった。前日のドラギECB総裁発言に引き続き、27日は独仏首脳による「ユーロ圏を守るためにあらゆることをする」との共同声明が発表され、ヨーロッパの金融・債務危機対策への期待が高まっていることが、堅調相場の背景にある。
為替相場も、円安となっている。特に対ユーロでは円は3日続落、1ユーロ96円60~70銭で終えている(27日NY外為市場)。

というわけで、とりあえず、30日(月)の日本株は高いだろうが、問題は、その後である。ドラギ発言にしろ独仏首脳共同声明にしろ、リップサービスの域を出ない。具体的行動が取られるか、注意深く見守る必要がある。ル・モンドはECB(欧州中央銀行)がEFSF(欧州金融安定化基金)などと協調して、スペインやイタリアなどの国債を買い入れる準備に入ったと伝えた(日経28日朝刊)というが、こうしたことが、規模等も含め着実に実行に移されるかが、今後は問われることになろう。

理論的根拠の無いことではあるが、8月初からお盆明けまで(8月17日まで)は、あまり、いいことが無いというのが、私の自覚する相場の季節特性だ。こういうのを、あまり重視するのも問題だが、ある程度は意識して行動した方がいいのでは、と考えている。

というわけで、7月30日、31日、ある程度値上がりした場面では、多少なりと、持ち高を減らしておくのがいいのではないかと思う。少なくとも、堅実に行きたい方には、そうすることをお勧めしておく。ただ、今年の場合、ヨーロッパ情勢の好転、オリンピック真っ盛りという特殊要因が加わったという、例年と違う要素がある。これで、どう変わるか、あるいは変わらないか、迷うところではある。

前田工繊(推)が27日の引け後、第3四半期決算を発表した。大きなサプライズは無い内容だったが、仔細に見れば、まずは好調な内容だったことが見て取れる。経常利益は通期で対前期比49.3%増を予定しているが第34半期時点では前年同期比51.7%増と、通期を上回る。
また決算短信にあるように

>環境資材事業では、厳しい経営環境に変化はありませんでしたが、復興関連資材の需要が本格的に出てきたこと
に加え、子会社北原電牧株式会社が取り扱う鳥獣害対策製品が順調でありました。
テクニカルサービス事業では、当第3四半期に子会社化したテクノス株式会社の業績が加わり(後略)

復興需要は当社にとってはようやく本格化してきたわけで、今後さらに期待できること、道志村のクマ被害を例に出すまでも無く北原電牧の鳥獣害対策製品は今後さらに高い需要の伸びが期待できること、そしてテクノスの子会社化は4月02日なので第3四半期まででは1四半期分しか寄与していないが、通期では2四半期分寄与するので、これを考慮すると、通期業績はさらに上乗せが期待できること、以上から、通期決算は上方修正も十分ありえよう。

IDEC(推)は、円安で、もう一段高があろう。

リソー教育(推)は強気堅持。

UBIC(推)は27日(金)寄り前、大量の成り行き売り(9時03分の寄り付き値での出来高は11240株で前場出来高の半分近くに達した)がでて、急落して始まった。サイバーエージェントの暴落(大引ストップ安比例配分)との関連をいう人もいるが、まさか。それはともかく、サイバーは、確か全社員の5人に1人が新入社員になり、組織に混乱という異常事態と、藤田社長が発言していた(日経27日朝刊「決算トーク])。いろいろな意味で、この藤田社長にはあきれはてる。奥菜恵とのスピード離婚に続く反省の弁であった。藤田さんはどうでもいいんであった。UBICは足場を踏み固めての着実な上昇を期待。

レーザーテックは12連敗後2連騰。下げ過ぎ訂正高に向かい始めたとみるところだろう。前期決算(2012.6月期)の発表は8月13日。前期決算は問題ないだろうが、今期見通しはなんとも言えない。シビアな見通しを打ち出してくるかもしれない。12連敗はその前触れ(インサイダー疑惑?を含め)という見方も、あながち一笑に付す訳に行かない。慎重に行く方は、この辺も考慮して行動されたい。

7月30日 0時39分記





2012.07.29 道志村とクマ
28日(土)の朝、道志村の田舎家に出かけ、今日29日、先ほど帰宅した。いい加減に出かけ、いい加減に帰ってきたので、往き・帰りともそこそこ渋滞、それでも2時間半以内で済むのは、ありがたい。湘南大橋の4車線化等で、大きな渋滞は、まずないのだ。
道志では、テレビもパソコンも無い原始生活なので、金曜のアメリカ株急騰も、先ほど確認(金曜の深夜、かなり上げていたのは承知)したほど。相場見通し等は夜書く予定です。

その前に、どうでもいい話ですが、道志のクマ騒動について。

2ヵ月くらい?前、月夜野(東西に長い道志村の東端にある)にクマ出現という事件があったことは、書いたと記憶しているが、今度は、ついに人間が襲われたのだ(少し古いことだが)。以下、毎日JP、山梨日日新聞等から。

17日午前4時半ごろ、道志村の林道で、散歩をしていた東京都の老人ホーム職員の女性(59)がクマに襲われた。女性は右頬と左太ももをかかれ、けがを負ったが、命に別条はないという。クマは近くの森に逃げ込み、同村などが注意を呼び掛けている。現場は、周囲を森林に挟まれた林道で、近くにテニスコートやキャンプ場、民家がある 。女性は都留市内の病院に搬送され、治療を受けた。都留市消防本部によると、女性は「自分より大きいクマだった」と話しているという。

シカはもちろん、イノシシなども結構いて、村には猟師もいて、毎年、特定の時期に猟犬も放って狩りも行われているわけだが、その猟師さんの一人の方も、さすがにクマに遭ったことは無いと仰っていたが、もはや、いつクマに遭っても不思議は無い状況になってきたということだろう。
前記新聞記事中のテニスコートというのは、小生も行ったことのある、我が家からそう遠くない場所(と思う)、そう言えば、近くに畑をお持ちのおばあさんは、用心に傘を手放さないという話だった。でも、これはイノシシ対策。クマさんがいきなり出て来て、おばあさん対応できるかしらん。

私?、最近は、以前のようには、山中に入ることは、あまりないが、いやいや、水がしょっちゅう止まるんで、鉄の鎖を頼りに山中深く分け入って、太いゴムホースが籠に入れて宝永沢川に沈めてあるのの点検・整備に、数ヵ月に1回は行くんであった。この前(2週間ほど前)は、タンクにまだ水は多少残ってるのに家の蛇口から水が出なくなったため、これは素人には無理と専門業者さんに行ってもらったが。猟師さんに鉄の鎖を設置してもらう以前は、まさに命懸け、この業者さんは、もう勘弁してと音をあげたくらいの難所である。今後は、クマ対策になにか策を講じないといけないかもしれんですな。しかしバットとか持ったら、滑落の危険が増しそう・・・

7月29日 18時26分記
26日の相場は、それまで大きく下げていたところに、前日の欧米各国株が堅調だったことで、ジリ高となり、結局、ほぼ全面高で終わった。金融、鉄鋼、海運など、ここ大きく下げていた業種が買い戻された。またテルモが経営統合を提案と伝えられたオリンパスが急騰した一方、今期業績の下方修正を発表したキヤノンは急落した。

UBIC(推)は高寄り後、だれる場面もあったが、終始堅調で6090円まであって6040△420。これで、24日の5010円が底値だったことが、ほぼ確認できたと言っていいだろう。6500円越え辺りから野村経由の売りが、また多少は出ようが、たかが知れていよう。当欄の寄与率がどのくらいかはともかく、eディスカバリの材料が市場にある程度知れ渡り、ここで売るのは損だと売り惜しみ的状態になりつつあるのではないか。腰をすえて持続。

ファーマライズ(推)は安寄り後プラスに転じた後49600▼1300と5万円大台を割り込む場面もあったが、終値は50900△800。多少の希望も込めて言えば、49600円で底入れ、反騰期入りか。

リソー教育は、ここ数日足踏みを続けていたが、久しぶりに5390△50と反発した。8月末の配当を取るかどうかは別として、8月末までには5610円高値前後までは、最低でもあるはずという想定で対処。

IDEC(推)は698△12と反発した。もうあきらめたかのようなコメントがあったと思うが、まあ、輸出関連総売りの展開では苦しいが、そうでさえなければ、あきらめるのは早い。しかし、為替に振り回されるのはこりごりという方は、買い値を上回る局面では、売るのもありだろう。

26日の欧米各国株は、軒並み急騰している。ドラギECB(欧州中央銀行)総裁の「ECBは、ユーロ存続のためにはいかなる対応も取る」との発言が好感されている。特にスペイン、イタリアは5%超の急騰となった。日本株は、CME日経平均先物からすると、さほどの上げにはならないかも知れないが、ある程度は上昇しよう。特に、戻りの鈍かった銘柄の水準訂正が期待できよう。

7月27日 0時47分記
2012.07.26 乱高下
25日の相場は、欧米各国株の下げ、スペイン財政不安の強まり、為替の円高高止まりという悪材料のオンパレードのなか、4日続落(日経平均、TOPIXとも)、6月04日に付けた年初来安値まで、日経平均は70円弱、TOPIXは10ポイントに迫った。電鉄や薬品、食品などのディフェンシブ銘柄を除けば、どちらも安値更新というところだろう。

主力の輸出関連中心に全面安になったわけだが、7月20日に100円割れで話題になったNEC98▼2のほか、東芝242▼19、シャープ260▼29など、目を疑うような低株価になる銘柄が続出している。

乱高下が激しいのも、今の相場の特徴だ。

UBIC(推)は、5400▼100で寄り付き、9時05分には5290▼210まで下落、ここから反発、前場は5700まであって5680△180の引け。後場に入ると、出来高を伴って急伸、13時31分には6190△690まであったが、引けにかけ急速に値を消し、結局終値は5620△120。
波高しの今の相場では、確定的なことは言えないが、基本的には、24日のザラ場安値5010円で底打ち、反騰相場に入ったとみるところだろう。これだけの超有望なオンリーワン企業のPERが平均と同レベルというのは、どこかが狂っているとしか思えない。短期的に、そういう狂った評価もあるのが、相場というものだが、ある程度の期間を取れば、結局、妥当な評価になるのも、また相場である。私は、そういう信念でずっとやってきた。というわけで、この株について、一貫して強気なわけである。

ファーマライズ(推)も奇妙な動きをした。変わらずで寄り付いたが、徐々に売り物に押され14時53分には50100▼2200円の安値を付けた。そこから引け直前には51000円まで戻したが、大引けは50100円の安値引け。しかし日本調剤が100円安と急落して始まり2850▼71、アイセイ薬局も4305▼55。一方アインファーマは4855△25、コスモス薬品も6160△290と強い。
各社の来期ベースの実質PERは、以下の通り。
アイセイ薬局   3.5倍
ファーマライズ  3.9倍
日本調剤     4.3倍
アインファーマ 10.1倍
コスモス薬品  13.9倍
まあ、こういう相場だから、理屈抜きで、動きのいいものに乗るということなのだろう。しかし、日本調剤は来期には、完全にアインを抜いて調剤薬局1位となる。1株利益、配当でも大きく上回る。それでいて、こういう株価の関係が長く続く。こういう理不尽なことも、まれにあるのが、相場の恐ろしいところだ。

前田工繊(推)は反発。27日が決算。

レーザーテックは、ついに12連続安(あまりに下げ続けて1日間違えた。訂正済みです、失礼しました)。半導体市況の悪化、東芝の急落との関係を言う人もいるが、ニューフレア、TDKの動きを見れば分かるように、それは違うことは、はっきりしている。前場所優勝の旭天鵬は今回は13連敗のあと2連勝だった。関係ないが期待は捨てずに。

消費増税がらみで、私が着目している不動産株(一部住宅メーカーを含む)は、なお続落商状が続く。まだ、出動時期ではないということであろう。なお、しばらくお待ちを。

7月26日 1時04分記
24日の相場は、結局、小幅安で終わったが、ソニー、シャープ、キヤノン、コマツ、三菱ケミカルなど主力株のなかには、年初来高値を更新するものも多かった。一方、ローソン、コスモス薬品、クスリのアオキなどは高かったが、これらは、そろって株不足・逆日歩銘柄である。

UBIC(推)は5010▼780まで急落、引けは5500▼290。出来高も急増、5月29日以来の多さだった。この急落であく抜けとなるかどうか、予断を持つことなく注視したい。

ファーマライズ(推)も50000▼2300まで急落したが引けは変わらずまで戻した。

前田工繊(推)も急落、これで6連続安。TBSのニュースバードで、先ほど美ヶ原観察ツアーを取り上げていたが、シカが激増、農家は作物が食害でどうにもならないと嘆いていた。前田工繊期待の電気柵の設置もされていた。第3四半期(2011.10-2012.06月期)決算の発表が7月27日に迫っている。

日本株だけを見れば、そろそろ反転してもいいところで、24日の大きく突っ込んで戻った動きも、そういう期待を抱かせるものだが、いかんせん、外部環境次第では、そういうテクニカルな分析は、意味をなくしてしまう。
小安く始まったアメリカ株だが、現在NYダウは158ドル(1.24%)安、CME日経平均先物も110円余の値下がりとなっている。持ち高を少なく厳戒モードで対処したい。

7月25日 1時37分記
23日の相場は、前稿で述べたスペインの財政・金融問題再燃でユーロ安に歯止めがかからない(11年8ヵ月ぶりのユーロ安水準)こともあって、急落した。これで前日のTOPIXに続いて日経平均も大発会終値を下回った。騰落銘柄数は値上がり111、値下がり1503。値上がりが100を下回ると暴落というのが、私の簡易判定法だが、暴落一歩手前くらいの惨憺たる状況だったということである。

それでも、リソー教育(推)、パラベッド(推)などは、後場終盤まではほぼプラス圏で推移していたのだが、大引け数分前でマイナスに転じた。
一昔前は、よく追い証という言葉を聞いたものだが、最近はあまり聞かないように思う。これはネット取り引きが主流になり、投資家が自分のリアルタイムの保証金率が簡単に分かるようになったため、相場が大きく値下がりする局面では先手先手と売り保証金率の維持に努めるためではないかというのが、私の分析である。23日の引け際、それまで比較的堅調だった一部銘柄まで一気に売られたのは、こういう投資行動に一因があるのではなかろうか。

そういうことはともかく、為替相場に振り回され、海外相場に振り回される日本株であってみれば、円高、特に対ユーロでの円高に歯止めがかからないことには、どうにもならない。
思い起こせば(今頃では遅いのだが)、リーマンショックでも、本家本元のアメリカより日本のほうが大きく下げたのであった。輸出比率など、ドイツなどよりはるかに小さいはずなのだが、世界経済の影響を最も受けるのが日本経済というのが、いまや常識のようになっていて、リーマンショックにしろ、欧州債務不安にしろ、ひとたび世界的な経済問題が起きると、日本株が最も下げるのであった。

極力、持ち高を減らし、底入れを待つところだろう。

【UBIC(推)】
好材料出現で、地合の悪さで差し引きされるにせよ、多少は値上がりすると読んでいたのだが、5790▼310と急落した。売りが売りを呼び、こうなると、年初来安値吸い寄せパワーが働き、6月04日に付けた5810円安値更新の流れになってしまったということだろう。
今さら何を言ってもむなしいが、ただ、多少長い目で見れば、こんな安値もあったのかということになるのではないか。
PERは来期ベースで実質値を計算すると10倍ちょうどになる。読者の方から、確か「UBICのPERは何倍が妥当と考えるか」という趣旨の質問を受けていたのだが、右肩痛で左腕で操作していて手元が狂い消えてしまった。お詫びするとともに、これについてお答えしたい。
現在、東証1部、同2部、JQすべて、今期予想PERは11倍から12倍程度である。高成長企業や有望企業であれば15倍以上に評価されて当然であろう。となれば、UBICのPER10倍(これは来期の数字だが、こういう来期に大きく伸びる企業の場合来期の数字を使うのは、必ずしもおかしくはない。ちなみに今期の名目値では12.5倍)がどうみても過少評価なのは論を待たない。妥当PERはとなれば20倍といったところになろう。そういう評価になるのは、とりあえずは夢物語だが、現実的に考えても15倍程度に評価されてしかるべきだろう。

文句を言っても仕方が無いが、UBICはLIBOR関連、こういう国際的訴訟多発となれば出番だ的な見方にとどまっているように感じるが、eディスカバリの第一人者という評価をしてほしいものだ。要するに電子データの収集・分析がeディスカバリでは必須で、それには、それに精通した業者が必要になるわけだが、その唯一と言っても過言でない業者がUBICのわけである。推奨時の記事の一部を再掲しておく。

>この(eディスカバリの)第一人者の同社が、先般、米国ガートナー社の格付け「2012年マジック・クアドラント eディスカバリ部門」で「ヴィジョナリー」として選出された(5.28付けの同社IR参照)。ヴィジョナリーとは、提供する商品が、市場において最上のものと同等か、あるいは秀でている企業のことを言う。

日本振興銀行やライブドアを巡る問題発覚時、メールの削除が発覚、問題になったと記憶するが、いまや、そういう幼稚な隠蔽工作が通用する時代ではないということである。アメリカがらみで電子データ開示となれば、なにはともあれUBICに相談というのが、時代の流れであろう。この辺のことが、よく理解されれば、こんな株価であるわけがないというのが、私の確信するところである。

7月24日 1時20分記
20日の欧米株は、そろって下げた。円相場も、スペインの財政・金融問題再燃で特に対ユーロ高に歯止めがかからない。こういう状況下では、外国人投資家の売り姿勢は続くと思われ、ヨーロッパ向けの売り上げ比率の高い企業中心に、輸出関連は軟調な展開が予想される。内需株は、好取組株などには買われるものもあろうが、全体としては、楽観も出来ない。全般の売り基調が波及しかねないからである。

いずれにせよ、8月20日くらいまでのお盆明けまでは、基本的にお休みと心得、多少なりと戻ったところは、持ち高を減らし、リスクを低めることを第一にしたい。

UBIC(推)については、ヤフーファイナンス掲示板で、かなり前にLIBORとの関連に言及した投稿があったのを見落としていた。ただ、この投稿は、国際訴訟に日本企業が巻き込まれるケースが増えて行くからとしてUBICに注目しつつも、UBICの規模でこなしきれるか逆に心配と、やや焦点ボケの内容。そもそもeディスカバリというキーワードが無いのが、物足りない。その後も、かなりの長時間、これに対する反応もゼロで心配したが、その後、徐々にUBIC-LIBORについての投稿が散見されるようになってきた。とりあえず、ある程度の数の投資家にUBIC-LIBOR-eディスカバリの関係が知られるようになってきたとみてよさそうだ。

UBICの前期はアメリカでのカルテル調査向けがeディスカバリの売り上げ増に貢献したわけだが、今期はLIBOR向けが加わることになれば、業績の上方修正も期待できることになろう。23日以降株価が上昇すれば、こうしたことにも注目が集まり、正当な評価も受けることができるようになる。この意味で株価上昇・出来高増・材料が広範に知られるようになる、という循環になることが重要だ。

ただ、目先の展開がどうなるかはともかく、LIBORを巡る疑惑問題は、今後もかなり長期にわたって尾を引くはずである。となれば、LIBORとUBICの関連さえ市場に認知されれば、UBICの株価の先行きは明るい。

7月23日 0時03分記
日本株の下げが止まらない。20日の日経平均は6月26日以来、約1ヵ月ぶりに8700円台を割り込んだ。TOPIXは、さらに悲惨で大発会の743ポイントを下回る734ポイントに沈んだ。為替の円高、特に対ユーロでの円高が、相場の足を引っ張る。1ユーロ95円42銭と一時11年半ぶりの円高水準となった。スペインの10年物国債利回りが、一時通貨「ユーロ」導入後の最高水準まで上昇した。

それにしても、ここまで下げるのには、首を傾げたくなるが、午後に入り、外国人からの金融株売りが下げ幅を拡大させたともいう。この背景にあるのがLIBOR(ライボー=ロンドン銀行間取引金利)」の不正操作問題だ。

ところで、このLIBORに関して、興味深い記事が21日の日経朝刊1面に掲載されている。
以下日経より

>米政府が日本政府や邦銀に対し、東京銀行間取引金利(TIBOR)に関する調査に協力するよう求めていることが20日、明らかになった。米銀などが過去に東京で不適正な取り引きをしていなかったかを調べる。

ここだけ読むと、対岸の火事のようだが、終わりの方に以下のような文言がでてくる。

>米当局はLIBORの不正操作疑惑に関して日本のメガバンクも調査中だ。米当局は日本での直接の監督権限は持たないが、邦銀では米での今後の金融業務の継続を勘案すると「協力するのが得策」との判断が強まっている。

私が、何を言おうとしているか、見当がついただろうか?
日経記事には、私が最も注目した次の記述もある。

>米規制当局である米商品先物取引委員会(CFTC)と米証券取引委員会(SEC)が調査の協力を要請する書簡を送った。米当局は過去にさかのぼり金利の積算根拠や銀行内の協議の経緯、外部との申告を巡るメールのやり取りや内部資料まで、原則として大半の関連データを提出するよう求めている。

もうお分かりだろう。この規制当局の求めているデータというのは、まさにeディスカバリで求められる電子データ(その他もあろうが)のことではないか!ということである。念のためUBICを推奨したときの該当記事を以下に引用しておこう。

同社(UBIC)はeディスカバリ(電子証拠開示)を主力事業とする、日本で唯一の上場企業だ。
eディスカバリといっても、日本ではなじみが無いが、これは民事訴訟の当事者に、関連した電子メールや図面など、内部の電子データ開示を求めるアメリカの制度で、データをあますことなく提示することが求められ、それを怠ると、制裁を受けるなどの不利をこうむる。実際、2007年夏、東芝のアメリカ法人はディスカバリというアメリカの民事訴訟独特の証拠開示制度への対応を誤まり、弁論時間の大幅削減など、敗訴に直結しかねない厳しい制裁命令を受けた。

今、日本のメガバンクがUBICに駆け込んでいるかどうかは分からないが、いずれにせよ、eディスカバリが、こんなにも身近でいつなんどき日本の企業にも降りかかってくるかしれないものだということが、このLIBOR、TIBOR(タイボー)問題で、よく分かったということである。

先ほど、ざっと見た限りではヤフー掲示板では、UBICとLIBORの関係に気付いている人は、いないようだ。早く多くの投資家が、これに気付き、UBICの価値に気付くことを期待しよう。

7月21日 23時35分記


19日の相場は、10日振りにTOPIXも反発、値上がり銘柄数も1000を超えた。とはいえ日経JQ平均はマイナスであることが示すように、需給関係の悪い銘柄は、値下がりしたり、反発しても反発力が弱弱しいものがみられた。

ただ、19日の欧米株は、ヨーロッパ各国株はそろって値上がり、アメリカ株も現時点では値上がりと、外部環境も、徐々に良くなっているように思える(もちろん現時点で結論を出すのは早計だが)。

UBIC(推)は結局10円安で引けた。この株の場合、会社の規模は別として、大量の株式が市場にあふれている感じで、それが、こういう市場エネルギーが枯渇、個人投資家の懐勘定が悪化しているなかで、戻れない原因になっているように思われる。しかし、今の株価は底値圏であり、また事業内容の有望さからして、目先の動きにおたつくとはない。多少時間がかかるかもと覚悟して、がんばるところ。

IRJは、ついに1600円大台に乗せた。まさにUBICの逆で、こういう軽量級銘柄には、値動きの良さから、また買いが入るという好循環で、天井知らずに上げる。

前田工繊(推)は、小幅安となったが、出来高も極小まで減り、そろそろ反発のタイミングとみる。

レーザーテックは、逆に、この下げ過程でも出来高が減らず(これはどちらかというと良くない兆候)、ついに8連続安となってしまった。実は19日は東エレク、ニューフレア等、半導体関連はそろって大幅高となっている(前日のアメリカでインテル等半導体株が上げたためか)。ひとり下げ続けるレーザーテックのわけだが、理由がはっきりせず、不気味でさえある。6月本決算の発表が8月13日で、これがらみのインサイダー的な売りの恐れが無きにしも非ずだが、受注等からして、その確率は小さいとみるのが普通だろう。小さいながらも、そういうリスクをはらむが、常識的には近々猛反発もありえよう。

ファーマライズ(推)は、一時はマイナスに転じたが、引けは55000△1300。売られすぎ(調剤薬局で最も低PER)の修正高は、なお続こう。

リソー教育は5440△100と3日振りに反発。前日、訳も無く、突如5240▼240と、一時急落を演じたが、これでかえってすっきりしたのではないか。8月末の110円配当を控え、5610円高値更新の方向に変わりはない。今期(2013.2月期)226.5億円予想の売り上げ、34.5億円予想の営業利益を、来来期(2015.2月期)には、それぞれ300億円、50億円にする目標を掲げる。

新規事業の成長開花で、今後(28期・29期・30期)の収穫成長が楽しみと なります。正に創業30周年ラスト3ヶ年に向けての助走の始まりと考えて います。(売上300億円・利益50億円)
(会長通信=7.17発表より)

シノケングループが、前日、6月中間期業績を大幅上方修正したことを受けてストップ高した。私は、消費増税がらみで不動産株が有望という読みで、いくつか不動産株を打診買い済みだ。いずれ、読者にもご紹介しようと考え、連日、研究に余念がないのだが、実は、打診買いした銘柄は、そろって値動きが、はかばかしくない。むしろ、ずるずる下げ続けている。それがシノケンの上方修正・SP高である。これも打診買い銘柄の1社のわけである。
というわけで、やはり、不動産会社は好業績が期待できる、加えて今後消費増税がらみでマンションのモデルルームへの来場者数が増加といった報道で、いずれ人気化するだろうという読みに、確信が持ててきた。
近いうちに、有望銘柄を含め、まとめて研究成果をお知らせしよう。

7月20日 1時04分記