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保有銘柄を教えて?
売りぬけたじゃないでしょうね
○○銘柄はもう取り上げてくれないんですか?

こういうコメントは、やや不躾なのに目をつぶれば、ただ哀れな子羊が、買った銘柄が下がってきたりして不安になったのを、訴えているだけなのだ、とは、某ど素人氏の見立て。

「売り時期」を言う前に「買い時期」を知っていてもらわないと、話がおかしくなる。よって「買い時期」について私が書いたのを読んでいない方は、株道場」活用法のジャンルで3回にわたって書いているので、しっかり読んでいただきたい。それをマスターした上での「売り時期」である。

なお、売り時期にせよ、買い時期にせよ、自分の才覚でやりたい方は、それでやられれば良い。私がとやかく言う筋合いのものではない。ここで書く対象は、売り時が分からない、実績表では○や◎になっている銘柄でも儲けられないといった方向けだということをご了解いただきたい。

以下は、最近5ヵ月の実績表である。(以前掲載したものをコピーしたので現在値等違う部分があることは了承されたい。)

12.26 ダイユー   720円(730円)→974円(01.11)   658円       ◎
01.11 カンセキ   134円(159円)→161円(02.16)   134円       ◎
01.17 Gテイスト   39円( 41円)→ 57円(02.29)    45円       ◎
01.25 浅香工業   128円(131円)→173円(01.30)   143円      ◎
02.02 ヤマダコーポ 159円(168円)→218円(03.22)   182円      ◎
02.07 ハザマ    248円(253円)→275円(02.22)   208円       ○
02.08 サンコー   225円(226円)→285円(04.03)   263円       ◎
02.20 FJネクスト 431円(439円)→607円(03.13)   497円        ◎
02.29 Gテイスト   49円( 51円→  57円(02.29)    45円       ○
03.07 マミヤOP  135円(135円)→202円(04.16)   183円       ◎
03.13 IDホーム 2340円(2400円)→2500円(03.14) 2290円       △
03.29 エクセディ 2407円(2412円)→2417円(03.29) 2082円     (×)
04.04 CDS 139800円(142600円)→163400円(04.04) 153900円  ○
04.16 コメ兵    527円(535円)→608円(04.20)   584円        ○
04.17 WDB 103500円(109500円)→114400円(04.18) 106400円 ○
04.24 セプテーニ 73100円(73500円)→81500円(05.02) 78200円  ○
04.27 パラマウント 2435円(2449円)→2484円(05.01) 2477円     -

「買い値」は推奨時株価に2%~3%程度、場合によっては5%プラスαを上乗せした値段で指し値するように書いていると思う。これを守った場合、カンセキは推奨時134円に対し159円で寄ったから(また推奨時にも細かい注意を書いた記憶がある)、買わなかったことになる。WDBも同じである。

残り15銘柄を検討してみよう。
そうすると、IDホーム(△)、エクセディ(×)、パラマウント(-)以外の12銘柄は、全て○(推奨時株価比10%以上上昇)か◎(同20%以上上昇)になっている。ただしハザマのみ寄り付き値比ではわずかに10%に届かない。

こうした分析のうえで、以下の手法を1つの案として提案する。

①推奨銘柄は原則として2単位以上買う。
②買った銘柄のうち何割か(2単位だけ買った人は必然的に1単位、3単位以上買った方は、各人の性格等に応じて)を買い値の10%上の値段で売る。
③残りは買い値の15%とか20%とか30%とか上で指値して売る。
これを何%にするかは、持ち株数にもよる。残りが1単位なら20%とかに決めればいい。残りが3単位以上の人はいろいろ工夫の余地がある。
④買い値の10%上の指し値は、過去の経験則からして、かなりの高確率で成立するだろう。問題は、それより上の指し値だ。これが出来なさそうな場合どうするか。正直、それを一般論として書くことは不可能だ。外部環境にも大きく左右される。10%は上がった後のことなのだから、まあ買い値を下回りかねないようなら、その前に処分するのが、安全策としてはいいだろう。
⑤エクセディ、IDホームのように最初から動きがおかしい場合。
私はタイミングを見計らって銘柄を推奨している。だから(相場環境が極度に悪くはないとして)通常、推奨後は順調に値上がりするケースが多い。それがそうでないのだから、基本的に早々に、こういう場合売却するのが、特に初心者の場合、いいだろう。エクセディの場合、相場環境がやや好転の兆しがあり、そういう前提で選定したのだが、あにはからんや、相場環境は逆に中大型株に逆風という展開になり見事な失敗になったのだった。IDホームの場合は、たいして儲かるような株価にはならなかったが、買い値プラスαとか買い値近辺ではいくらでも売るチャンスはあった。この2つの例からしても、早々に退散という戦術は有効と思われる。

今に至っても、Gテイスト、CDSへの不満が結構寄せられる。しかし、寄り付き値比でもGテイストは10%強、CDSは15%弱値上がりしている。あまりほめられたものではないにせよ、多少なりと、株式投資を知っている人なら、文句の出ない値動きであろう。それがそうでないのは、経験の無さ、相場環境もにらみながら売るといったテクニックを持たないためだと考えられる。
そういうわけで、私は、こういう機械的売買手法は、好まないのだが、特に初心者で、私の推奨株で、4月くらいからうまくいかない人のために、あえて、ここに書いたのである。

話は変わるが、最近の私の成績について、少し書いておきたい。
日経平均は3.27日に10255円を付け、その後ほぼ下げ続け現在8580円。値下がり率は16.3%、TOPIXは17.2%の値下がりである。こうしたなか当道場銘柄はコメ兵は利食えたであろうし、CDS、パラベッドは持続していたにせよ、日経平均などよりは下落率ははるかに小さい。含み損含み損と思わず、損害は比較的軽微、この程度なら後の挽回もそう難しくないと前向きに考えよう。
鎌倉先生も含み損なんだとかわけの分からないコメントがあったりするが、私は5.02のピークからは、それなりに下げたが昨年末比では、かなりの値上がりである。そして、ここに来ての値下がりもCDSやパラマウントの健闘(比較的だが)、ローソン、TPRもあって、そこそこの状況にあるわけだ。常に、ただ下がった、含み損だではなく、日経平均に敗けてないか、どの程度の値下がり率かという観点で、自分の成績を、そして私の推奨銘柄の値動きを見るようにしてほしい。

5月25日 23時21分記
前回、末尾で

どうも、理解しがたいコメントが多いわけだが、株のど素人の方と話していて、そういうコメントの大半は、結局売り時期が分からないことに起因するのではないかという見方のあることに気付かされた。これが的を射ているか分からないが、一理あると思うので、近々、売り時期について書くこととした。お待ちいただきたい。

と書いたが、その前に、ごく簡単に「鎌倉雄介の株道場」とは、何なのかについて、確認しておきたい。
これは、私が主宰するブログであり、したがって誰の指図も受けず、私が好きなようにやるものである。こう言ったからといって、まっとうな意見にも耳を傾けないなどということではない。しかし、読者がある銘柄を推奨してはどうかとか、相場の先行きが不透明なら空売りを指示しろとか、この手のコメントは遠慮していただきたいのである。いわんや、それを無視すると逆切れするに至っては言語道断である。

私は1ヵ月に2~3銘柄程度を推奨銘柄として発表している。私としては、投資顧問会社が有料で会員に銘柄推奨しているのを、無料で、ここでやってみようとしたのである。これは、かなり思い切ったことであろう。なぜなら、これをやる私には、常識的意味ではほとんどメリットがなく、一方、実績があがらなかったりした場合には、批判、恨み言も寄せられようから、デメリット、負担は大きい。こういうことを、ある程度認識した上で、なお私が、これを始めることに踏み切った経緯については第1回に書いたとおりである。一つ付け加えるなら、私には、自信があったから、わが鎌倉理論に基づく投資が、これだけの実績を出せるということを、万人注視の中で証明したいという、まあ僭越な希望もあったのである。

どうも読者の多くが、株式投資の素人同然の方らしいので、ここに当道場が、いかに魅力的な、ありえないようなものなのかについて説明しておこう。
有料投資顧問会社に入会した場合。
通常、以下のようなのが一般的であろう。

会費が年間10万円程度かかる。
推奨銘柄(数銘柄)が毎週1回送られてくる(速達、インターネット等)。
多少のアフターケアはある。

これを見ただけでも、当道場の方が、はるかにきめ細かいサービスだということが分かろう。これは、実際に私が投資顧問会社社長として、やっていた経験も踏まえて言っているのである。投資顧問では、今は地合いが悪いからといって、今週は銘柄推奨なしということは、原則、ない。機械的に毎週、通常土曜日に推奨銘柄が届く。銘柄推奨する人間もどういう人かわからない。こういうのもなんだが、私とは比較にならないレベルである(どう比較にならないかは書かない)。

信じられない人もいるだろうが、要するに、年間10万円程度は最低かかるサービスを、無料で、そして、それよりはるかに質の高いサービスを、当ブログは提供しているのである。

実際、当ブログの実績表を、株式投資にある程度の経験を有する、有能な人が見れば、高く評価するであろう。嫌がらせ的コメントが、あまりにしつこくやまないことについて「エセ投資顧問業者の嫌がらせ」ではないかという疑問を寄せられる方がいるのは、こうしたことを分かっておられるからであろう。
そうなのである。ここには、ありえないようなことが、行われているのである。ただほど高いものはないという言葉があるくらいで、ただでろくなものはないというのは常識だが、ここでは非常識なこと=ただで、有料のところより質の高いサービスが行われているのである。

また、自画自賛と揶揄する人が出て来そうだが、そういう悪意を持った曇った目の人は相手にせず、虚心坦懐に私の言葉を聴いていただきたい。
さて、そういう当ブログではあるが、それを全くの「ど素人」(嫌味で行っているのではない、株価理論も『オール投資』も「今期」というのはいつなのかも分からない人をこう言っているだけである)が利用すると、どういうことになるか?
以前「FJネクストを損切り」と書いて来た方がいる。実績表と週足チャートをご覧になれば分かるが、これで損をすることは通常ありえない、もし損をしてもそれは恥ずかしくて口に出せない、そういう銘柄・値動きだったのだが、現実にそういうコメントがあったのである。これは、恐らく、推奨後上がったのを見て遅ればせながら買い出動、その後ストップ高しても売らずにいたら徐々に下げ、買い値を下回ってからたまらず売ったといったところであろう(と推察する)。
私は繰り返し、推奨銘柄は推奨直後に買うよう書いている。しかし、どうもコメントを見ていると、推奨後かなり経ってから、平気で買う人がいるようだ。推奨時より下がっているから、かえっていいのではと質問される方もいた。あるいはつい最近になって業績悪化で売られたFJネクストをここで買うのはどうかと質問してきた方もいる。
こういうことをやられては、私としてはたまったものではない。それで、それだけ損をしたと言うなら、何をいついくらで買ってどう売って損が出たのか、詳細が分かる形で言うようにと言うと、だんまりを決め込むのだから、たちが悪い。
しかし、それもこれも、全て、あまりに株式投資に無知で、特に売り時など、どう判断していいか分からない、それで「鎌倉雄介は売り逃げたんじゃないだろうな」などという、いやな言葉になるとみると、なるほどと思える。

ともあれ、次回以降「売り時」について書きますので、お悩みの方は目を大きく見開いて熟読を。

5月25日 20時04分記
ヨーロッパ各国株、アメリカ株の状況を見つつ、原稿を書き寝るわけだが、朝起きてみると、状況は逆転ということが、前日、前々日と続いている。という訳で、なんとも書きにくい。ギリシャ情勢、欧州債務不安は、とりあえず、それなりに落ち着きを取り戻したようにも見える。ただ、もちろんギリシャの総選挙の結果がどうなるか、その後ギリシャのユーロ圏残留はどう決着するのか、なお予断を許さず、アメリカ、中国の景気動向も安心していられる状況ではなく、結局、警戒モードで、安全運転を続けるしかない。

相場は、パラベッド(推)は前日の上げを帳消しにする下落となった。逆に前日急落したサンリオは下げ分の半分弱上げた。このように、なかなか動きが安定せずいらいらさせられるが、もう少し動向を見守るところだろう。

36円高まであったやまやは結局19円安。替わってダイユー8は3連騰となったが、49円高まであったのを16円高まで縮めて引けた。

新興市場や2部銘柄は、相変わらず、1部市場以上に不安定な値動きだ。下げた銘柄も、なかなか底値確認がはっきりとは見えない動きに、比較的値もちの良かった銘柄にも売りが波及するという悪い動きになっている。サンコー(推)は、その好例と言えよう。痺れを切らした見切売りが18000株という比較的多い出来高にあらわれている。スマートメーター(バスバー)という材料が顕在化するのを待つところだろう。

どうも、理解しがたいコメントが多いわけだが、株のど素人の方と話していて、そういうコメントの大半は、結局売り時期が分からないことに起因するのではないかという見方のあることに気付かされた。これが的を射ているか分からないが、一理あると思うので、近々、売り時期について書くこととした。お待ちいただきたい。

5月25日 1時41分記

前回、ヨーロッパ各国株の急騰、アメリカ株も上昇(NYダウは+50ドル余だったろうか)していたのを見て「 環境好転の兆し」 としたら、朝起きてみれば、アメリカ株は小幅ながら下落、ダメ押しは日銀政策決定会合での金融緩和なしで、円高(特に対ユーロ)が進行、23日の相場は急落、TOPIXは年初来安値更新、日経平均もついに大発会終値を下回った。なんともバツの悪い見出しになってしまった。

こうなると、やはり、ギリシャのEU離脱問題等、欧州債務不安が、おさまるまでは、こうした不安定な相場が続くことを覚悟して、対処するしかないということだろう。

1ヵ月近くくらい前になろうか、調子が悪いといった趣旨のコメントに違和感を覚えた(私は当時昨年来高値圏にあった)ものだが、ここに来ての怨嗟の声にも、同様な感覚を覚える。空売りをしているか、相場をやっていないのでない限り、こうした全面安相場では、ある程度の運用資産の目減りは、不可避であろう。要はそれをいかに小さくするかだ。この観点から、私は極力持ち高を減らすよう、繰り返し書いて来た。

しかし、あれが下がった、これが下がったと言い募るのもいいが、大事なのは、トータルでどうなっているかだ。自分の才覚でやったらどうなるか、当ブログでやったらどうなるか、日経平均はどうなっているか、こういうことを、客観的に比較してみればいいのである。そうして、当ブログの成績が悪いのなら、そんなところと付き合っていては、先行きは暗いから、早々におさらばすればいいのである。

他人を評価するのも能力である。なかなか難しいものである。しかし、当ブログの評価は、そう難しくはない。これ以上きちんとしたものはないという実績表を掲載しているからである。もちろん、それでも、ある人にとっては損ばかりさせてくれる厄病神かもしれない。どうしてそうなるのかはともかく、そういう人にとっては、そうなのだから、別のやり方を探されることをお勧めする。

ヨーロッパ各国株は軒並み急落、アメリカ株も現在NYダウ、NQとも1.4%弱の大幅安となっている。為替もユーロはついに1ユーロ100円を割り込んできた。読者諸氏は持ち高を程度の差はあれ減らしていると思うが、こういう地合が続く限り、持ち高を増やすのは厳禁である。何か買う場合は、その分以上を売ってのこととしたい。前稿で買ってもいいとしたパラベッド(推)は23日逆行高した。とは言え今後はとなると、なんとも言えない。ただ何かを売るとしたら、優先順位としてパラベッドからではない。いつも言っているように、買値を上回っているか下回っているかではなく、先行きの暗そうなものから売るのである。

5月24日 1時59分記
相変わらず、薄商いのなか乱高下の激しい、どこに地雷が潜んでいるか分からない、危険が一杯の相場が続いている。前回、遠藤照明について触れたが、その遠藤照明が22日、2286▼276で全上場企業で値下がり率2位、オーデリックも同15位。公募増資を嫌気したもの。しかし素っ高値で公募増資発表という、いつものパターンは、いい加減やめてほしいものだ。

サニーサイドアップ(中田英寿が2位株主)も1700▼149と急落。スカイツリー関連として上げた反動ということのようだ。スカイツリー開業まではと言ってきた徳倉建設は90△4。出来高2000株では頼りないが、一応スカイツリー関連の出遅れとして戻しているようだ。5.14の82円でようやく底入れしたとみてよさそうだ。短期的には全値戻りは厳しいが、もう少しは戻りそうだ。もちろん、こういう低位株だから、中長期なら全値戻りの望みもある。

WDB(推)が引け後総発行株数の1%・500株の自己株式取得を発表した。大した効果は期待できないが1%くらいの値上がり効果はあるかも。それはともかく、この銘柄、昨日から1値(ひとね)に30株程度の売り物が、突然どかどかと出て来て、出鼻をくじく。CDS(推)も、それほどの株数ではないが、やはり多少戻したところで、ややまとまった売りが出て一気に崩れる。とは言え、それほどの売りのわけではなく、結局、売りが多いというより買い意欲が著しく減退しているということだろう。

そういうことも、結局は、相場全般が戻ってくれば、雲散霧消する問題だ。幸い、外部環境は、とりあえずかなり良くなっている。前日のアメリカ株急騰を受けて22日のヨーロッパ各国株は、そろって急伸した。アメリカも現在上げている。為替も対ドル、対ユーロとも円安方向。

パラマウント(推)は、強気堅持。多少買い乗せしてもいいだろう。
TPRが急伸、1462△107と年初来高値を大きく更新した。ピストンリング各社の今期予想PER(鎌倉式実質値)は、日ピス7.2倍、リケン6.9倍、これに対しTPRは6.6倍。TPRを7倍に買えば1548円、7.5倍で1659円。この辺が目標になろう。

CDS、WDBは、相場の回復が続けば、徐々に、こうした銘柄に対する売り圧力も弱まり、どこかで一気に大きく戻る展開も十分ありうる。あせらず、それを待とう。

いずれにせよ、「下がれば弱気、上げれば強気」では、どうしようもない。私の作った相場格言、「上げれば弱気、下げれば強気」を、心に刻んでおこう。大きく上げたら慎重に、大きく下げたらそろそろ戻るのではと考えよということを言っているわけである。

5月23日 0時31分記
21日の相場は、金融、不動産、建設、水産、医薬品等が値上がりし、日経平均は小幅高となった。ただ値下がりする銘柄も少なくなく、まだら模様と言えよう。
前回書いたように、ギリシャ情勢は、私が予想したような見方が大勢かどうかはともかく、とりあえずユーロ圏離脱→世界経済大混乱という悲観的見方は、やや後退しつつあるとは言えよう。これを裏付けるように、21日のヨーロッパ各国の株価は、ドイツ、フランスが値上がり、イタリア、スペインは値下がりだが下げ率は小さい。またアメリカ株は、現在かなりの値上がりになっている。

相場というものは、多くの場合、主力株が先導する。大きく下落する場合は特にそうで、主力株に続いて中小型株も下げる、しかも中小型株の場合板が薄いという特徴から思わぬ大幅安にもなりがちだ。戻る場合も主力株からだから、中小型株主体の人は、どうして自分の持ち株だけ戻らないんだと考えがちだが、上記のような特徴を把握しておけば、そういうやや見当はずれなイライラから解放されよう。

パラマウント(推)、ローソンは、比較的値もちが良かったため、逆に、ここに来ておかしな動きになっているが、基本的に強気でいいだろう。

CDS(推)、WDB(推)は、一見厳しい展開になっているが、これこそ、小型株の宿命と心得、あせらず、戻りを待とう。業績、ファンダメンタルズは、なんら不安はない。

セプテーニ(推)はNQへのフェイスブック上場への期待から、17日、18日と相対的に堅調な値動きだったわけだが、いざ上場したフェイスブックが予想外に人気が盛り上がらなかったことが響いて、21日の大幅安となった。クックパッド、メンバーズ(ストップ安)なども急落している。セプテーニの場合、今後のフェイスブックの値動き、グリーなどコンプガチャ銘柄の値動きに、大きく左右されることになろう。

また21日は、遠藤照明、オーデリックなどのLED関連の強さが目立った。これは前期決算発表の際示した今期見通しが驚異的増益予想だったことが、買い安心感を誘っているのだろう。LED照明はこれまで電球や店舗用が主体だったが、住宅用の蛍光灯という大市場もLEDに変わっていくことが、期待を膨らませる。

やまや、西尾レントオールが急伸した。下げすぎの反動ではあるが、21日発売の『オール投資』が「やっぱり今年のド本命 復興関連128銘柄」という大特集をして取り上げた影響と思われる。ダイユー8、カメイ等についても同誌は強気見通しを書いているが、こちらは値下がりして終わった。下げすぎ、業績見通しは慎重すぎ(ダイユーなど)ということは、そのとおりだが、こうした銘柄が「今年のド本命」と言うのは、ピントはずれではないか。前号でスマホ関連を特集(これらはその後大きく値下がり)したときと同じく、大いに疑問を感じざるを得ない。

日々の動きに一喜一憂するのでなく、ここから相場は落ち着きを取り戻し戻り相場に向かうのか、それとも単なるアヤ戻しに終わってさらなる地獄が待っているのか、今はそれを慎重に見極めるときだ。ずっと書いているように持ち高は減らし気味に(だからと言って恐怖に駆られてここで全部売るようになどとすすめているのでないことは言うまでもない)管理し、次なる動きに備えよう。
私も次なる銘柄発掘に準備は怠りないのだが、どうみても、まだ買い時期に来ているとは判断できない。しばらくお待ち願う。

5月22日 0時37分記
ギリシャ議会の定数は300。比例代表制。第1党となった政党がボーナスとして50議席を獲得。
細かい点は、はっきりしないが、大まかなところは、上記のようなところで大過なさそうだ。

となると、第1党となった政党が圧倒的に有利で、今回の再選挙に至った経緯を考慮すれば、再選挙で第1党となった政党が主導する形で連立政権が出来ると思われる(世論調査からみて第1党が単独で政権を握る可能性はないとみる)。

そして直近の世論調査で、緊縮財政派の新民主主義党(ND)が支持率トップであるから、ここが第1党となるケースが、今のところ可能性として最も高い。この場合、もちろん選挙後のギリシャは、緊縮財政路線維持・ユーロ圏残留となる可能性が高い。

今後の情勢変化で反緊縮財政派の急進左派連合が第1党となった場合、反緊縮財政派の政権が出来る可能性が高いだろう。この場合、反緊縮財政路線へ転換・ユーロ圏離脱となるかと言うと、これは、はなはだ微妙なのではないか。つまり、急進左派連合がそれまで世論調査で支持率1位だったのが最新調査でNDに逆転され2位になった原因としては、国民が緊縮財政に反発して急進左派連合を支持してきたが、このまま突き進むとユーロ圏離脱になりかねない、それはもっといやだという現実的判断に傾いたことがあげられよう。となれば、急進左派連合は現実に政権を握った場合、こうした世論に配慮せざるを得ない。となれば、急進左派連合はEUとユーロ圏残留にむけて条件闘争(緊縮緩和)にはいることになろう。この場合、EUも柔軟に対応するであろうことは、独仏首脳会談等をみても明らかだ。

以上のような考察から、私はギリシャがユーロ圏離脱となる可能性は50%未満、おそらく、せいぜい20%~30%程度しかないのではないかと考える。
こうした見方が、世界の、市場の、多数意見になれば、世界各国の株価も落ち着きを取り戻し、とりあえず、ある程度反発することになろうが、果たしてどうなるか。

19日のG8首脳会議では欧州債務危機への対応で、財政の健全化と経済成長の両立を目指す方針で一致した。単なるきれいごとといった冷淡な見方もあろうが、緊縮財政堅持だったドイツの歩み寄りを評価する見方も当然ある。

いずれにせよ、21日の日本市場が、どういう反応を示すか、注視するところだ。

5月20日 21時18分記
ギリシャ問題の深刻化に歩調を合わせるように、この間、世界各国の株価は、大きく下げた。日本の下落率は比較的小さいが、対ユーロ・対ドルで円高が進んでいるという独自の問題がある。

ギリシャ問題はここに来てスペインにも波及しかかっており、こうした果てにヨーロッパの金融システム不安に波及するのではという懸念から、世界の株価は下げ止まらないわけである。
18日の欧米各国の株価は、スペインを除き、比較的小幅ながら、そろって下げた。CME日経平均先物も同じである。6月17日にギリシャの総選挙が予定されているわけだが、この結果がどうなるか、そして、それを受けて、ギリシャはどう出るか、EUはそれにどう対処するか。

ギリシャでは反緊縮派が支持率トップとこの間まで伝えられており、これを前提に、ギリシャのEU離脱は決定的、市場はそれをかなり織り込んだといったことを言う人もいた。ところが最新の世論調査では緊縮財政派の新民主主義党(ND)の支持率が26.1%で、先週1位だった反緊縮派の急進左派連合の23.7%を上回った。緊縮はいやだがユーロ圏離脱はもっといやという国民多数の考えが、こうした結果になったのだろう。いずれにせよ、総選挙の結果は読み難い、それ以上に、それを受けてギリシャがどう出るかは読み難い。どうなろうと、ギリシャ問題が、劇的にいい方向に進み、世界各国の株価が急騰というシナリオは、ほぼ無いだろうが、結果(あるいは結果への市場の予想)次第で、株価が大きく左右されることはありうる。

この意味で、今後のギリシャの世論の動向には、十分注意を払っていく必要がある。

東証1部の今期予想PERは11.83倍。データが手元に無いので正確なことは言えないが、この数値はほとんど見たことがないような低い数値ではないか。世界主要国のPERもこの株価下落で低下しているから、はっきりしたことは言えないが、日本株のPERが、かつて無いほど世界主要国と差を縮めた(日本のPERは恐らくいつも最も高い水準にあった)のではないか。
この点から言うと、ここからの大きな下落懸念は、やや薄らいでいると言えるかもしれない。とは言え、もちろん、これはギリシャ・ヨーロッパ情勢のさらなる大きな悪化があれば吹っ飛んでしまう話であるのは、言うまでもない。

以上を踏まえ、今後の対処方針としては、悲観シナリオも想定、基本的に持ち高は増やさない、値もちのいい銘柄、見通しのよくなさそうな銘柄については、多少なりと減らし、総運用額は減らし気味に、様子をみたい。

この下落相場は、最初、外国人(70%程度のシェア)の売り主導で主力株から下げたわけだが、その後、ヨーロッパの債務危機悪化で、外国人は、比較的値もちの良かったJQ等の新興市場銘柄にも売りを出し、かつコンプガチャ問題でグリー、DeNA等が急落し、追い証がらみの売りが発生、新興市場銘柄も急落したが、こういう追い証がらみの売りはとりあえず収まりつつあるのではないか。実際、個人は5月第2週、50億円の解買い越しに転じたという。この意味で、ヨーロッパ情勢が小康状態であれば、新興銘柄や小型株の好業績銘柄等は、意外に戻す可能性もある。そうした局面では、全部ではなく一部を外すという対処がいいだろう。

ともかく、先は読み難い。警戒モードを堅持しつつ、極端な弱気にもならず、今後のギリシャ情勢を注視しつつ、相場は相場に聞くで、相場の動きから今後を読み取るようにしたい。

5月19日 22時59分記
18日の相場は、日経平均265円安と、本年最大の下げで8611円になり、1月18日以来の安値となったむしろ、相場の実体をよく反映していると思われるTOPIXは、726で、これはついに昨年末の大納会終値729を下回った。ちなみに大納会の日経平均終値は8455円である。

日経平均が本年最高値を付けたのが3月27日で10255円、ここからの下落率は16.0%に達する。私の場合は、ピークが5月02日、そこからの下落率は21.1%(この間の日経平均の下落率は8.2%)に達するが、3月27日からの下落率は2.6%にとどまる(3月末分の配当を入れればプラスになる)。
注=私の場合は信用でやっているので騰落率は当然大きくでがちになる。

読者の場合も、私の記事を参考にやっている場合、これにかなり近くなるのではと考え、あえて書いたわけである。前にも書いたように、私は、相場環境がいいと考えるときは、かなり目一杯に近くやり、逆の場合は運用額を減らす。ブログでは4月一杯は強気、5月は連休を警戒といった趣旨のことを書いた。その後、5月の連休明け後、ギリシャ問題が徐々にに深刻化、今日に至っているわけだが、この間、私は徐々に警戒姿勢を強め、読者にも持ち高を減らすよう何度か書いた。私自身も、それをある程度実践して来た訳で(結果的にはやや不十分だったが)、その結果が上記のような数字になっているわけである。

もちろん、もっとうまく対処された方もあろうし、逆にほとんど持ち高を減らさず、かなりのダメージになった方もおられるかもしれない。

それは、人それぞれであろうが、私としては、特にダメージが大きかった方は、私のやり方を参考にしていただきたいと思う。そうすれば、以下のように、比較的、激動の相場にうまく対処できると考えるからである。

年初の運用額を100としよう。日経平均がその後20%上昇(年初来高値時)、そしてそこから16.7%下落して年初と同水準になった(つまり、今回とほぼ同じシチュエーション)ケースで考えよう。 

      年初   年初来高値   現在
日経平均 =100 → 120  → 100
目標   = 100 → 150  → 130

非常に大雑把な想定だが、私が目指すのは、上記のようなものである。いつでも上昇するなどという夢物語を追うのではなく、下がるときは自分の運用資産も下がるのを容認、しかしそれは日経平均などより軽微に押さえる、また上昇局面では日経平均を大きく上回る成果を狙う・実現するのである。
ここで難しいのは、下落局面での損失を小さくすることである。私のように、小型株をメインに運用すると、どうしても大きな下落局面では、そういう銘柄の下落率は、それ以上に大きくなりがちであるうえ、出来高も急減、処分もそう簡単ではないケースも出るからである。この難問に対処する方法として一番いいのは、運用額を減らすことだ。こういう考え方に基づいて、私は当ブログも運用、出来うる限りこれに沿った対処方針を書いてきたわけである。
もちろん、とは言え、相場の見方が的確であることが大前提のわけだから、そうそういつも完璧にうまくいくわけはないが、ある程度は可能で、上記の考え方は机上の空論ではなく、私が長年使っている実戦的手法なのである。

注=相場環境に左右されず常に収益をコンスタントに上げるというのはかのAIJ投資顧問が使っていた「絶対収益」とかいう言葉と符合しますな。

5月19日 21時47分記

相場見通しについては、あまり間を置かず続けて書きます。
   
相場は大変な状況になっている。
読者諸氏でブログ更新をお待ちの方も多いと思いますが、しばらくお待ちください。
遅くも19日夜までには書く予定です。

雑用に追われ、今ようやく、時間が取れたという状況です。
一進一退の動きを続けるアメリカ株の動向も見極めたうえで、今後の見通し、対処方針について書きたいと思っていますので、しばしご猶予を。

5月19日 1時52分記