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30日、大納会の相場は、中小型株中心に値上がりする銘柄が目立ち、日経平均は56円高、2部、JQ、マザーズも高かった。

当道場銘柄も、おおむね値上がりした。

やまや(推)、ディップ(推)については、前回書いた見通しを変更する必要はないだろう。どちらも、反騰のタイミングが刻一刻近付いているとみるのは、あながち、うがちすぎではないだろう。

と前回書いたが、特にやまやは急反発、出直り色を鮮明にした。ディップは、なお不安定な値動きだが、基本的に戻り基調に復帰したとみていいのではないか。

ライト工(推)は連日の高値更新となり、さすがに下げすぎが意識されたかハザマ(推)も急反発した。やはり、円高が収まらない中、震災復興関連は、外せない息長く続くテーマだということだろう。

ダイユー8(推)だけは、高く始まったものの、結局小安く引けた。ただ、ここ急速に上げた反動であり、やまやがそうであったように、復活は時間の問題だろう。一時721円まで下げたが戻し、引け近く733円に出されていた4000株余の売り物をこなし、小幅高まで戻すあたり、今後に期待を抱かせるに十分な値動きだった。

本年は、ご愛読ありがとうございました。
良い年をお迎えください。

12月31日 2時23分記
29日の相場は、前日の欧米株安にもかかわらず、比較的堅調だった。日経平均こそ小幅安だったが、TOPIxはプラス、騰落銘柄数を見ても値上がりのほうが多かった。

にもかかわらず、当道場銘柄は値下がりするものが多かった。
ダイユー8(推)は740▼40の安値引け。東証1部値下がり率10位。やまや(推)、デイップ(推)も小幅安だった。

ただ、この原因を考えてみると、結局循環物色の流れの中で、こうなっただけなのではないかと思われる。小幅安だったやまやは別として、震災復興関連で人気化していた銘柄の28日、29日の動きを比べてみた。

         12.28      12.29
ライト工    396▼13    414△18
カメイ      673▼22    697△24
アークランド 1404▼53   1456△52

ダイユー8  780△30    740▼40

つまり、28日に大きく下げていた銘柄が29日は大きく戻し、逆にここ連騰続きだったダイユー8は、その反動も大きかったということだろう。

このように考えると、ダイユー8について心配する必要はないだろう。特に好決算を受けて28日に30円高したのに対し、29日のその上げ幅を上回る40円安は行き過ぎだろう。

やまや、ディップについては、前回書いた見通しを変更する必要はないだろう。どちらも、反騰のタイミングが刻一刻近付いているとみるのは、あながち、うがちすぎではないだろう。

私は、ダイユー8、741円~750円で少し買い乗せた。
時に、推奨株について、推奨時からかなり経って、下げてきてるが買っていいかと聞かれることがある。これは、私が最もやってほしくないことである。推奨株は、すぐに買っていただきたい。最もいいタイミングと判断したときに推奨しているからである。そして、その後も上げるようなら、多少は買いますのもいいだろう。また29日のダイユー8を私がしたように、途中で反落したら買いに出るのもいい。しかし、推奨後、あまりいいところがなく、しばらくしたら、推奨時の株価も下回ってきたというような場合、それは良い押し目なんかではなく、単に私が銘柄推奨を誤った恐れが大きいので、買ってはいけないのである。

12月30日 1時02分記



ダイユー8(推)は、これまで業績は伸び悩み、はっきり言って地方のぱっとしないホームセンターに過ぎなかった。ところが、3月の大震災でHC2店が休業に追い込まれるなどの大きな被害を受けて以降、逆に生まれ変わったように、積極経営で、飛躍しようとしている。

2013年2月期は、HC2(前期1)、ペットショップ5(前期2)の大量出店に踏み切る。
実は、同社は、日本政策投資銀行と東邦銀行が共同で出資する東日本大震災復興ファンド・「ふくしま応援ファンド投資事業有限責任組合」(「ふくしま応援ファンド」)の第1号案件として、5億円の投融資を受ける。
この資金を使って、前記のペットショップ「ペットワールドアミーゴ」のほか自転車専門店「ワンズサイクル」の出店を加速する。

2011.12.22ペットワールドアミーゴ店郡山図景店オープン!
2011.12.09自転車専門店 ワンズサイクル 郡山昭和店オープン!
(同社HP)より

12月だけで2店舗がオープンしている。
今期業績は驚異的大増益になることが決定的だが、来期も、こうした大量出店と根強い復興需要で続伸となる公算が大きいだろう。四季報は前号で来期減益予想だったが今号では横ばいに変えた。しかし、私はかなりの増益とみているわけである。
復興ファンド第1号案件企業として、福島復興の象徴銘柄としての位置付けも得て、大相場に発展することが期待される。

やまや(推)が、これで変わらずをはさんで3日続落となり、1000円大台を割り込んだ。出来高も28日は8000株と15日の13万1100株の16分の1まで減少した。しかし、逆に、この減少率は調整完了を示唆している可能性がある。

ディップ(推)も出来高急減の中、乱高下した。これも、そろそろ出直りに向かう兆候が出ているように思う。

クリスマス明けの欧米市場は、イギリス以外は、下げている。相場環境は、依然として厳しい。ほとんどの銘柄が下げるという、嫌な相場だということを、しっかり頭に入れて、安易に思いつきでおかしな銘柄に手を出したりしないようにしよう。

12月29日 1時20分記

ダイユー8は、大商いで786円まであって780△30
東証1部値上がり率9位(マーケットスピードでは13位になっとるが、訳の分からん上場投信やら商品指数やらが紛れ込んでたのでカットした)。きのうも8位。、2日連続ベスト10入りは、ナイガイとダイユー8だけ。
この株には、まだ取って置きの材料アリ。
今夜のブログで書きますので、乞うご期待。

12月28日 15時32分記
2011.12.28 小型株に逆風
27日の相場は、薄商いの中、小型株中心に値下がりするものが目立った。そうしたなか、大手ゼネコンが、そろって上げたのが目を引いた。なお2部指数、日経JQ平均、マザーズ指数は、26、27日と連続でそろって値下がりしている。

ダイユー8(推)が連日の高値更新、750△30と高値引け。
引け後発表の3-11月期決算は前前稿で書いたように、素晴らしい内容だった。28日、市場がこれを素直に好感するか、通期を据え置いたことで反応薄となるか(まさか?)、ともかく楽しみだ。

ディップ(推)が急落、一時290円安の19800円まであった。7立会日連続高の後遺症がまだ残るということなのだろう。ちょっとした売りで大きく崩れるので、一概に言えないが、19800円で底入れとみていいのではないか。3-11月期決算の発表は1月12日。

やまや(推)も、ここ調整を余儀なくされているが、まだ相場は終わっていないとみる。近々出直るとみて持続。

ソニーは26日まで3連騰、27日も最後は下げたが前場は堅調だった。ソニーのチャートを見れば分かるように、同社株は、この1年、全くと言っていいくらいいいところなく下げ続けてきた。こうした銘柄が、ここ3日ほど堅調で、逆に好業績・低PERで買われていた銘柄が調整を余儀なくされていたとも言える。この流れが止まり、いつ好業績・低PER銘柄に物色の流れが戻るかが注目点だ。

12月28日 1時00分記
ダイユー8(推)が15時に2011年3-11月期決算を発表した。
その数字(下段は前年同期)は

売り上げ    経常利益     純利益    1株利益
283億円  17.27億円  5.77億円  89.7円 
242億円   1.18億円 ▲0.22億円  ▲3.6円

同社は、すでに月次の売り上げを11月まで発表しており、私は昨日の段階ですでに以下の分析から、第3四半期の売り上げを283億円と予想していた。
2- 8月期の全店売り上げは前年同期比21.1%増、総売り上げは17.4%増
2-11月期の全店売り上げは前年同期比20.5%増
この2つから2-11月期の総売り上げを20.5-3.7=16.8(増)と推定したのである。
ここで
3.7としたのは、2-8月期で総売り上げは全店売り上げの増加率21.1%に対し17.4%と3.7ポイント少なかったからである。

後出しじゃんけんのようになってしまったが、もっと重要なのが、通期の売り上げだが、当然これについても、私はすでに予想を出している。第3四半期のときと同様の手法で出したものとだけ言って、詳しいことは省くが、前年同期比16.2%増加するとみている。この場合、売り上げは390億円になる。

会社は、私の予想通り、通期予想を変えなかった。その数字(下段は3-11月期)は

売り上げ  経常利益  純利益   1株利益
370億円 15億円   4.3億円 66.8円 (2011.03-2012.02月実績)
283億円 17億円   5.8億円 89.7円(2011.03-2011.11月予想)

四季報予想は
380億円 19億円 6.0億円 93.3円

私の予想では、売り上げは390億円になる。利益もこれに応じて増加するとみるべきだろう。
私の予想
390億円 22億円 7.3億円 113.5円

すでに3-11月期までで経常利益17.27億円を出しているのに、通期では15億円に減少するという会社予想は論外、四季報予想の19億円を上回るのも、ほぼ確実だろう。
最低でも21億円、あわよくば23億円強、妥当な予想は22億円というのが、私の分析である。

なお1株利益は震災特損で純利益が、どの予想でも少なくなっているので低水準になっている。これを鎌倉式実質値、つまり経常利益の6割で計算すると1株利益は私の予想の場合、205.2円になる。

750円÷205.2円=3.65(倍)
実質PER3.65倍!!
上場来高値1070円更新となっても、少しも不思議ではない。

12月27日 22時45分記

追記=その他銘柄等については、少し後に別項で書く予定です。
私が詳細に分析して出したのと、全く同じ売り上げだった。
通期見通しも、予想通り変えなかったが、現実には大増額修正は約束されたようなものであろう。

この辺の分析は、深夜に書くこととします。

12月27日 15時10分記
カワセミさんのコメントで気付き、先ほど会社(福島市)に電話して聞いたところ、2011年3-11月期(=第3Q)決算は、本日15時発表とのこと。

出てみるまでは、確定的なことは言えないが、月次売り上げはすでに11月まで発表されており、予定を大幅に上回っている。これも大きな根拠に私は推奨しているのであり、この観点からすると、それなりにいい決算が出るものと考えている。ただし、通期業績は据え置く可能性大だろうから、トータルでの評価がどうなるかは、読みにくい。

12月27日 12時39分記

2662ダイユーエイト(東証1部)  720△27(12月26日終値)
出来高34300株(12月26日)
3/15=361円~720円=12/26(年初来高値・安値、月日)
自信度=☆☆☆

ある程度以上の出来高のある銘柄と違い、こういう普段数千株しか出来高のない銘柄(今日は急増したが)の場合、いつ取り上げるか、困ることが多い。(嘘だと思うが)自身は株取引はやらないと称している専門家はいざ知らず、私の場合、自身も買わねばならない。こういうジレンマの中で、書いていることを、ぜひ、ご理解いただきたい。
言うまでもないことだが、自分で買って、ワンテンポ遅らせてお勧めしようなどという魂胆は全くない。自分で買って、大きく上げてしまい、ここからは買うのはどうかというような場合は、推奨しないことにしている。

長々、こういうことを書いたのは、ダイユーエイトの場合、私は、コーナン商事、リックコーポレーション(JQ)などとともに、ディップの次の推奨株候補として検討してきた。私自身はこの3銘柄を22日にわずかだけ打診買いしている。このように、打診買いしてから、その後の動きを見ていけそうだとなったものに、大量買いをかけるという手法は、私が比較的使う手法である。特に現在のような、ごく一部銘柄しか上げないような状況では、多用している。こうして、コーナン、リックが本日脱落(私はコーナンを損切り、リックも買ったうちの半分くらいはトントンくらいで売った。こうした犠牲の上に選別されたのが、ダイユー8(以下この表記で行く)なのである。

ダイユー8は、26日、高寄り後は、しばらく比較的おとなしい動きだったのだが、大引け近くなってから、年初来高値吸い寄せ理論が働いたようで、一気に急伸してしまった。やむなく、私も、705円から715円どころをかなり買う羽目になったというわけである。
本来は、おとなしく700円前後で終わってもらい、推奨、明日、高値吸い寄せ理論に従い720円から730円で終わるというのが、私の描いていたシナリオだったのだが。

震災復興関連として、ここ、やまや(推)、薬王堂、ホリイフードなどが人気化している。これらは仙台(宮城県)など、福島県以外の被災地を本拠とする企業のわけだが、ここまでみんな上げたとなると、では福島県企業は、どうなんだろうという発想で、私が発掘したのがダイユー8だ。

同社の2011年2月期の経常利益は2.37億円だった。2012年3月期の同予想は、当初8.3億円だった。それが、その後14.3億円(四季報予想)、19.0億円(同)と上方修正された。震災・原発でどうなるんだろうと心配されていたのが、なんと一気に史上最高益更新の勢いなのである。
1株利益は震災特損があるので93.3円予想だが、鎌倉式実質値では177.3円になる。実質PERは4.1倍に過ぎない。

復興需要で節電商品や当然ながら除染関連商品が売れている。除染で高圧洗浄機を使っている光景をTVでよく見るが、実際ダイユーエイト.COMのHPを見ると、ケルヒャーの製品を「高圧洗浄機で放射能を洗い流す」といううたい文句で宣伝している。あの日本橋クリーンアップ作戦で一躍脚光を浴びた世界のケルヒャーの製品である。19800円だから、売り上げへの寄与大であろう。

材料は、まだまだあるというか、もっとすごいのがあるのだが、明日、おとなしく寄っていただくためにも、とりあえずは、ここまでにしておこう。

少し上がってしまったが、心配無用とみる。迷わず買っていいと思う。私も明日以降も買う予定だ。慎重な人は、とりあえず、ごく少し買い、様子を見ながら、買い足す作戦で行くのも良かろう。26日に7月20日に付けた714円高値を更新したので、とりあえず利食い売り先行で、明日は安く寄る可能性もある。しかし逆に、一気に上放れる可能性もある。どうなっても対応できるよう、心身とも準備して臨まれたい。

12月26日 23時29分記

ディップは予想外の続落,やまやも上げ悶え、と、計画通りには行かず、読者諸氏にも、やきもきさせてしまっている。

それ以上に困ったのが、今日はおとなしくしていてくれとの願いかなわず、年末、読者諸氏全員に起死回生となる必殺銘柄にと期待していた方は、待ってくれず、かなり上げてしまった。
しかし、こんなもんじゃあ終わらないはず。
もはや待ったなしなんで、今夜、推奨銘柄として書きますので、忘れずご覧ください。
銘柄は
2662ダイユーエイト
本日720△27

12月26日15時58分記