ハザマ(推)、ライト工業(推)、東亞道(推)が、昨日とは打って変わった動きで急伸した。
引け値は次のとおり。

ハザマ  185△ 8
ライト工 367△11
東亞道  144△ 5

11月30日 15時07分記
欧州債務危機で、欧州金融安定基金(EFSF)の機能強化などの対策が打ち出されるのではという期待が出、またアメリカのクリスマス商戦が出足好調と伝えられ、28日の欧米各国株価が大幅高となったのを受けて、29日の日本株も、かなりの値上がりとなった。
ただ、値上がりの中心は、輸出関連などここ大きく下げていた銘柄群で、建設、食品、陸運などは、小幅な上げにとどまった。

以前にも指摘したように、
海外全面高・円安→輸出関連中心の上げ、内需・建設などは人気薄
海外安・円高→中堅建設・内需の一角を物色、輸出関連など主力株は下落
といった傾向が、みられる。

というわけで、ハザマ(推)、ライト工(推)、東亞道路(推)、世紀東急などの動きはいまひとつだったわけだ。
やまや(推)、薬王堂も同様である。
1日だけでなく2~4日くらいの動きで、流れを判断する必要があるということを、指摘しておきたい。

ハザマの場合、日証金の貸借倍率が、ここ大きく改善、11月25日から1倍を割り込んでいる(=買い残<売り残)。復興関連で確実に受注を取っており、業績はさらなる増額修正含みであることも考えると、なお一段高を残しているとみる。とりあえず200円目標を変える必要はない。
世紀東急は相変わらず動きが重い。買い残が減らないと、この状況は変わらないのかもしれない。こういう超低位、2桁株価銘柄は、今の相場には乗れないのかもしれない(やや弱気)。
これに対し、東亞道路は、多少、動きが変わってきたようだ。140円台乗せからに期待。
ライト工は、ここ着実に日証金の買い残が減少して貸借倍率も改善している。どこかで370円高値を更新するとみる。
五洋建設は11月24日の221円で調整完了か。動きが重いのは企業規模が比較的大きいせいかもしれない(大手4社=いわゆるスーパーゼネコンはほとんど上げていない)。マリコンは活躍環境にあり、そのトップとして見直されよう。

私は、ここハザマ、ライト工を中心に、五洋建設、東亞道路、世紀東急、グリーをポートフォリオの主だったものとしてきた。それを、これらにやや買い疲れ感がないでもないので、やまや、薬王堂を加えた。
そして、現在の主力はやまや、ハザマ、ライト工である。

相場環境がいいときは、銘柄の入れ替えもそう頻繁にやる必要がないことが多い。場合によっては、何もしないのがいちばん良かったりする。しかし、現在のような状況では、そうは行かない。塩漬けは出来るだけ避け、だめなものは、見切り(少なくとも何割かは)、時流にうまく乗るのが肝要である。
この意味で、推奨株は、最小単位でもいいから極力買うようにしてもらいたいと考えている。

やまや、薬王堂を買ってない方は、ぜひ、少しでも持ち株に加えておくことを、お勧めする。
どちらも少額から買えるし、ローリスク(そして恐らくハイリターン)でもあるので。

11月29日 23時48分記
11.27の「外部環境次第」で

あくまでヨーロッパ情勢があまり悪化しないという前提でだが、アメリカのクリスマス商戦が好調とか、雇用統計でいい数字が出るとかすれば、大きく下げているだけに、日本株も反発が期待できよう。

としたが、まさに、このような展開になり、28日の日本株は、そこそこの値上がり、そして28日の欧米市場は、各国とも、そろって急騰となっている。
アメリカのクリスマス商戦が、過去最高の出足になったと伝えられたほか、ヨーロッパの債務危機でも、楽観的見方が浮上とか、外部環境は様変わりになっているわけである。

円相場も特に対ドルで1ドル78円に迫る円安になっており、これが28日の輸出関連銘柄の値上がりに好影響を及ぼした。

やまや(推)は、小幅高で寄り付いたあと、じりじり値を上げ834△22の高値引け。とりあえず950円高値奪回とみて対処。押し目は買い、上げても買い乗せで。
薬王堂(JQ)も実質PERは3.2倍程度の驚異的低さなので、買いで報われよう。28日は引けで114900円に9株の売りを残した(ザラ場最終値は115000△500)ので、29日は、それほど高くない水準で寄り付くかも知れず、そこは絶好の仕込み場になろう。

ハザマ(推)、ライト工(推)、東亞道路(推)、世紀東急、五洋建設は、持続で良さそうだ。

12/3号の『週刊東洋経済』は特集「蠢くゼネコン 復興バブルの足音」。

この中でハザマは、浜岡原発工事で東側半分をハザマ、大林、前田からなる「ハザマJV」が請け負うと、紹介されている。細かいことは省くが、ハザマは今回の工事に不可欠でJVの中核として受注したのだという。さらにガレキ処理でも亘理名取ブロックをハザマを含むJVが237億円で受注しているという。

マリコンの雄として五洋建も大きく取り上げられている。
またライト工も道路舗装・液状化で名前が出ている。

為替が円安なこともあり、全般が上げる展開になるとすれば、ポートフォリオに輸出関連もほんのわずかは入れておくのも手か。
この場合、以前、名前だけ出したアンリツが、その後調整して、かなり割安になっているので、狙い目だろう。アジア中心にスマートフォン用の計測器の需要が伸びていて業績絶好調だ。

11月29日 0時32分記
大阪府知事・大阪市長ダブル選を伝える新聞記事を読んでいたら、自民党の石原伸晃幹事長が
「大阪都構想を支持した府民と市民の判断を多としたい」と指摘したという。
一体、このイシハラさんはなに様ぞ。
言うまでもなく「多とする」というのは、「天皇は被災地を訪れ仮設住宅建設に昼夜を分かたずいそしむ人たちの労を多とした。」などと使う。基本的に立場の上の人が使う表現である。生徒が「先生の熱心な指導を多とします」などと言ったら、叱られることだろう。生徒の父母が言ったとしても失礼極まりない。
公僕たる政治家が選挙民に言ってももちろん、その、上から目線はなんだと反発を買うだろう。

どうでもいいような気もするが、しかしこの御仁がポスト谷垣の最有力候補の一人ときては、そして総理大臣になるかもと考えると、あのアソーさんのときの悪夢がよぎるではないか。
注=オーソドックスというか正統というかの辞書は、多く「労を多とする」の用例を載せ「ほめる」の意味とするが、一部辞書は「感謝する」の意味としている。

先ほど『週刊東洋経済』(12/3号)を読んでいたら
「建設業界は文字通り、瀕死にあえいでいた。」(40ページ)という表現に出くわした。
「瀕死の重傷にあえぐ」とか「不調にあえぐ」とかは言うが、「瀕死にあえぐ」は、少なくとも日本語にうるさい人は言わないだろう。

最後にもう一つ。『日経ビジネス』の新聞広告で、記事の見出しとして
「バフェット氏が見い出した米IBMへの投資理由」とある。
最近、日本語表記も変わっている場合もあろうが、「見い出す」は、いくらなんでも「見出す」だろう。

あまり怒ると胃が出血して体に良くないらしいから、穏やかな生活を心がけているのだが、1日に3つも立て続けに、こうも情ない表現を見せられて、つい大人気なく、怒りをぶちまけてしまった。許されよ。

11月28日 21時10分記
2011.11.28 やまや
9994やまや(東証1部) 812▼24(11月25日終値)
出来高13200株(売買単位100株)
3/16=559円~950円=2/15(年初来高値・安値、月日)
自信度=☆☆

こういう相場環境なので、あくまで、総投資額は原則として増やさないという前提での推奨である。
つまり、動きの悪い銘柄等との入れ替えで、あるいは運用額を大きく減らしていて多少は買いたいという人向けとお考えいただきたい。

今、大震災被災地の景気がいいと言うと語弊があるが、少なくとも消費が活発ということは言えそうである。失ったものが膨大で、必要最小限のものを取り揃えるだけでも、かなりの金額になろう。こういう状況で、被災地を地盤とするカメイ、山大などは最近年初来高値を更新している。

そこで、まだ年初来高値を更新していないところで、超低PER、好業績銘柄をチェックしてみた。
浮かび上がってきたのが、
やまや
薬王堂
ホリイフードサービス
といったところ。

やまやは仙台市が本社の東北を地盤とする酒類専門店チェーン。イオングループ。
震災で大きな被害を受け特損12億円(前期で計上済み)を出し、店舗も3店(総店舗数265)が閉鎖に追い込まれた。このため株価も震災後急落、900円台だったのが3月16日には559円まで下げた。しかし、その後、上述のように、予想外に被災地の消費好調が判明、やまやの株価も、ここかなり戻している。

11月4日、引け後、中間期決算を発表したが、あわせて今期見通しを上方修正した。経常利益で30億円予想を33.4億円に増額した。予想1株利益は182.5円。利益を経常利益の6割とみなす鎌倉式実質値では203.3円になる。PERは、それぞれ4.6倍、4.0倍(細かく言うと3.99倍)となる。
通常、まともな銘柄の最低PERは4倍強、これを下回っていたらまず上がるというのが、私の経験から導き出した結論(言うまでもなくこの数値は現在の状況下でのものであり、相場環境で変化する)。
なお同社は決算発表時、あわせて1月末割り当てで1対1.1の株式分割も発表している。
これも下値不安を小さくするだろう。

相場環境がそこそこもつことを前提に950円高値更新が目標。

11月28日 0時02分記

2011.11.27 外部環境次第
相場の今後は、ひとえにヨーロッパの債務問題の行方にかかっている。
スペイン、イタリアなどに続き、25日にはベルギー国債も格下げされた(S&P)。ドイツとフランスなど、ユーロ圏各国間の足並みの乱れが、不安材料だ。

あくまでヨーロッパ情勢があまり悪化しないという前提でだが、アメリカのクリスマス商戦が好調とか、雇用統計でいい数字が出るとかすれば、大きく下げているだけに、日本株も反発が期待できよう。
いずれにせよ、外部環境次第なので、どう転ぼうといいように、慎重な運用を心がけたい。

1時間以内くらいに推奨銘柄(9994やまや)について書く予定です。

11月27日 22時59分記

追記=日経の「市場アウトルック 株式」を読んでいたら
「(今週の株式相場は)日経平均株価は25日に付けた年初来安値(8160円01銭)を割り込む可能性もある。」とある。
しかし、外れたらいやだというなら、言わなければいいんであって、これではあまりに責任回避ではないか。
百歩譲っても「可能性もある」ではなく「可能性がある」だろう。そもそも可能性で言えば7000円を割り込む可能性も9000円を超える可能性もあるのである。
「決断できない日本」という言葉を最近良く聞くが、リスクをとって半歩先を見据えつつ果断に決断することが、今ほど日本に求められているときはない。日経の中身ゼロの予測を読んでいて同類のものを感じたのである。
2011.11.26 25日の相場
25日の相場は、日経平均は小幅続落、TOPIXは小反発だったが、実態は、値下がり銘柄数922が示すように、かなり悪いものだった。
すなわちトヨタ、ホンダ、ソニーなどの輸出関連の主力株や保険、証券など、ここ下げのきつかった銘柄の反動高がメインで、逆に、ここ相対的に堅調だった銘柄群は、大半が下げた。
逆の見方をすれば、こうした値動きで、大半の投資家の懐勘定が悪化、投資家心理を、さらに冷え込ませていく。

当欄推奨株でもハザマ(推)、ライト工(推)の、ここ上げた銘柄は下げ、逆に下げっぱなしだった東亞道路(推)は上げた。大きく利食える局面では、相場観を離れて多少なりと利食っておくところなのだろう。多少は、そういうことも書いたつもりだが、読者諸氏はどうされただろう。
こう書いたからといって、もちろん、私が弱気ということでは、必ずしもない。

25日の相場で特筆すべきことは、例の日東紡、新日本理化の旧誠備との噂もある2銘柄が、特に後場になって急落したことである。余波を食ったような感じで、大王製紙も始め高かったのが小幅安で終了、オリンパスも257円高まであったのが引けは88円高にとどまった。
要するに、みんな確たる信念でやってるわけではないから、飛ぶ鳥にわっと逃げ出すという展開なのであろう。

25日の欧米相場は、ヨーロッパ各国は、そろってまずまずの値上がりだった一方アメリカ株は、ダウ、NQとも小幅安だった。CME日経平均先物も、少し安い。

来週の見通し等については27日の夜に書く予定です。

11月26日 11時13分記

24日の相場は、欧米株の大幅安を受けて下落、日経平均、TOPIXとも年初来安値を更新した。
TOPIXは706と700ポイント割れ寸前となった。
誰も言わないので、私まで調べ忘れていたが、今チェックしてみたら、TOPIXのバブル崩壊後の安値は、2009年3月12日の701(日経平均は3月9日で7086円)だった。そして2011年11月24日が706。
NT倍率と言う言葉も、最近は、あまり聞かなくなったが、まあ大体、これは10倍、すなわち日経平均はTOPIXの10倍程度が普通だった。それが最近は11倍を大きく上回る状態が常態化しつつある。その一方TOPIXのことは、誰もほとんど言わなくなっているので、見落とされがちだが、前述のように、TOPIXは、すでにバブル崩壊後の安値にほとんど並んだわけだ。
そしてNT倍率10倍とすればTOPIX706.08のとき日経平均は7060.8円になリ、これまた2009年3月9日に付けたバブル後安値に24日、ほとんど並んだことになる。
24日の実際の日経平均8165.18円を見ていると、さほどでないが、このように考えると、今の日本株の水準が、いかに惨憺たるものか分かろう。

現在の相場を見ると、上げているのは
まずオリンパス、大王製紙の不祥事銘柄
そして日東紡、新日本理化の旧誠備銘柄
というのだから、参ってしまう。
その心は、まじめにやってもだめだから、つい悪食(あくじき)に走ってしまうんです、といったところか。

まともな銘柄では、ハザマ(推)、ライト工(推)などの震災復興銘柄が目立つ。ここ2連続ストップ高の技研興業(放射能汚染度を遮断する設備を開発したことが材料)も同関連だ。
というわけで、ここで買える銘柄は、やはり復興関連ということになりそうだ。

現在、被災地を本拠にする銘柄で、超低PERの有望数銘柄を研究中だ。24日はアメリカ市場が休場、ヨーロッパ各国は小幅まちまちといったところ。この辺の今後を見極めて、これだという銘柄を紹介したいと考えている。

11月25日 0時30分記

お詫びと訂正=不注意でバブル後のTOPIX、日経平均の安値、それを付けた日時が間違っていました。お詫びします。
なお、すでに訂正済みであることを、お断りしておきます。
11月25日 20時18分記
日本市場が休場の23日の欧米市場は、続落となっている。
ただ、下落率はヨーロッパの場合、イタリア1.65%を除くと、ドイツ0.52%、フランス0.70%と、比較的小さい。アメリカはダウ、NQとも2%かそれに近い下げ、と比較的大幅な下げとなっている。

イタリア国債の利回りが、一時再び危機ラインの7%台乗せ、スペイン、フランス国債の利回りも高騰していることが、欧米市場の下落の最大の理由と思われる。

またドイツの国債の入札が低調だったことを受けて欧州債務懸念が広がり、ユーロ売り・ドル買いが強まった。この余波で円は対ドルで下落、77円30銭台の円安になっている。ただ対ユーロでは円高になっており、為替で日本株(輸出関連)が買われるような状況ではない。

こうした中、CME日経平均先物は、現在8175円と22日の終値比で140円弱低い水準となっている。

22日の日本市場は、日経平均こそ小幅に下げたもののTOPIXは小幅高、騰落銘柄数で見ても値上がり銘柄数の方が多かった。ただ上げの主力はソニー、パナソニック、ホンダなど、ここ大きく下げた銘柄やオリンパス、大王製紙ときては、強気になれない。
こうした中、2日連続で高値更新しながら1円安だったハザマ(推)が188△5で、終値としては、本年最高値を付けた。ライト工(推)は前日の急騰の勢いを駆って、安寄り後切り返し、一気に年初来高値を更新したが引け値は359▼7。
ハザマにしろライト工にしろ、年初来高値を更新しており、全般が軟調傾向の中では、強弱感が対立し値動きも荒っぽくなる。慎重派の人は、一部は利食っておくのも一方だろう。
東亞道路(推)が、ようやく、わずか1円ながら上げた。ここ少し買いが入ってもその何倍もの売りが出て結局下げるということが常態化していたが、22日は、売りが出てもそれを上回る買いがすかさず出るという、それまでとは様変わりの展開だった。132円で底入れしたようにも思われるので、ここからは多少期待できるかもしれない。

とは言え、こうした見方も、欧米の株価が大崩れしないという前提でのもの。これが崩れると、予断を許さない。ここ数日は、ハザマ、ライト工などは、欧米株安、東証1部安にもめげず、堅調に推移してきた。この傾向が今後も続く保証はない。とりあえずは、少し前にも書いたように、キャッシュポジションをやや高めておきたいところだ。

11月24日 1時37分記
ちんたら起きてアメリカ株を見てみれば続落。
予想外の第3四半期GDP改定値が速報値から0.5%下方修正とかあったが、まあアメリカ株は小幅の下げ。
ところがCME日経平均先物は8190円。22日の日経平均の終値は8314.74円だから、かなりの下げだ。今日の日本はお休みでよかったねといったところだが、今日の欧米市場が思いやられる。

というわけで、今後の見通し等については、欧米市場を見て今日と明日のハザマあたりに書く予定です。
ハザマ以外どうしようもないですな。

11月23日 11時47分記