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政府は、菅首相が5月26日からのサミットで、2030年までに全ての新築ビル・住宅の屋根に太陽光パネルを設置する構想を盛り込む方向で調整に入った(日経5月22日朝刊1面)。

また時事通信によれば

菅首相は22日、仏ドービル・サミット(主要国首脳会議)で、太陽光発電の普及など再生可能なエネルギーの拡大に向けて技術開発を進める「サンライズ計画」を表明する意向を固めた。東京電力福島第1原発事故を受け、今後の日本のエネルギー政策の道筋を示すのが狙い。具体的には太陽光発電のコストを2020年に現在の3分の1に、30年に6分の1に低減させることを打ち出す方向だ。

これは、なかなか野心的で夢のある計画だが、支持率低迷の政府に、これを実現する力が残されているか、どういうスピードで実行するのかなど、立ちはだかるハードルの高さが問題だ。
ただ、こうした方向は、たとえ政権が変わろうとも、大きくは変わらない可能性が高い。この意味では、ある程度、実現可能性のある構想といっていいだろう。

月曜以降の相場で、このサンライズ計画が、どう評価されるか。
地合いの強弱が、それである程度分かろう。

もちろん、この計画がそれなりに材料視されるならば、オーナンバ(推)、旭ダイヤ(推)に好材料となる。

5月22日 21時54分記
  

2011.05.21 閉塞感強まる
外部環境頼りだったのが、ここ急速に、その外部環境が悪化している。

すなわち、中国が5月12日に預金準備率の引き上げを発表、18日から実施となった。これで新興国経済への減速懸念が強まった。
そしてここに来て、ギリシャ国債格下げなど、EU経済に不安材料が再浮上、順調に回復基調にあると思われていたアメリカ経済にも、弱い景気指標が最近は多く、やや信頼感が揺らいでいる。
17日発表のアメリカの4月の住宅着工件数は3月の対前月比プラス(12.9%)から一転同10.9%減になった。こうしたこともあって、アメリカ株は5月に入って、やや軟調な展開となっている。
ただ、これは一時的なもので、基本的にアメリカ経済は順調という見方も有力で、私も、そういう見方であることは、前に書いたとおりで、今のところ、これに変更はない。

ただ、以上のような外部環境と、これを受けての日本株の動きをあわせ考えるとき、やはり、ここは、慎重にならざるを得ない。福島第一原発や放射能汚染は解決への展望が見えてこないという、なんともやりきれない重苦しい材料もある。

キャッシュポジションを高め、しばらくは形勢観望を基本とするところだろう。

決算発表後の株価を見ると、上方修正銘柄の動きがよく、下方修正銘柄は悪い(日経もグラフでそれを示す記事を数日前掲載していた)。これは、しかしわざわざ言うまでもないことだろう。
しかし、実はよく見ると、業績絶好調、史上最高益更新予想でも大きく売られる銘柄も出だすなど(例えば20日、1836▼75と崩れたナブテスコ)、地合い悪化で好業績銘柄でも安心していられない。一方、帝ピス(TPR)のように今期減益見通しを発表してから上げ続ける銘柄があるなど、要は理屈に合わない動きが目立ち始め、一段とやり難い投資環境になっているのだ。

特に小型株は、買い手不在のため、ずるずる下げる銘柄が目立つ。自愛の好転がないと、本格的な出直りは難しいだろう。

IDEC(推)の動きが、こうした中、よい。
好業績、時流に乗る材料を有するということが、背景にあるわけだ。もちろん、前述のような厳しい相場環境なため、手放しの楽観は慎まなければならないが、注力中のLED照明が、工場向け設備照明に加え、コンビ二、さらには今回の餃子の王将など店舗向けと好調で、高い伸びが期待できる。
私が注目するのは、大震災を受け、各社慎重な業績見通しを出す中、IDECは前期経常利益26.05億円に対し今期37億円という見通しを打ち出したことである。42パーセントもの大増益予想である。前期が会社予想を下回ったことから考えると、前期に予定していたのが今期にずれ込む分があるのかもしれない。もしそうだとしてもこの環境で、四季報の予想34億円をも大きく上回る37億円を打ち出すというのは、よほど、確固たる自信、見込みを持っているのだろうということだ。

オーナンバ(推)が、17日の761円安値をあっさり下回ってしまった。今期減益見通しという悪材料がある以上、いろいろ言い訳、弁護材料はあるにしても、今の地合いでは抗しきれないということだろう。やや中期戦覚悟で。

郷鉄工(推)が売り直されている。
市場は気付いていないようだが、実は20日日経朝刊1面に面白い記事が載っている。

硫黄島の米軍訓練 馬毛島移転で調整

という記事がそれである。
日経は「馬毛島は種子島の西約12キロにある無人島。」としている(このため同島は日本で2番目に大きな無人島とされることもある)が、実際は、現在は少数ながら住人がいるようだ。

それはともかく、この島の大部分を所有するのが、前にも触れたように、郷鉄工の筆頭株主・立石建設工業のグループ企業である馬毛島開発。この島を買い占め、この有効活用=飯の種化に奔走してきた立石氏の野望がついにかなおうとしているというわけだ。それがどうしたという見方も、もちろんあろうが、筆頭株主による、現経営陣総退陣要求・新取締役選任要求が出され、郷が完全に立石グループ支配下になる公算が浮上という状況下で出て来た、今回の米軍艦載機の陸上離着陸訓練の馬毛島移転話(社民党照屋寛徳氏への衆院安全保障委員会での答弁というから確率は高いとみていいだろう)である。
立石グループの収益力アップに直結する話であり、郷に好影響を与える材料となってもおかしくない。
ラサ工業が同社所有のラサ島(沖大東島)を材料に上げた(誰も知らないような古い話になってしまったが)という過去の実績もある。

5月21日 23時02分記
IDEC(推)は5月17日付けで以下のプレリリースを行っている。

レンジフード用LED照明ユニットを開発、メンテナンスフリー・省エネ・CO2削減を実現し、厨房を明るく照らす!
調理による蒸気・煙の苛酷な環境対応を実現! 中華料理チェーン「餃子の王将」様で採用!
(東京消防庁 予防事務審査・検査基準 適合品)

IDEC株式会社(社長:舩木俊之)は、厨房で発生する煙や臭気を排気するための設備であるレンジフードに用いるメンテナンスフリー・省エネ・CO2削減等が実現可能なLED照明ユニットを開発し、株式会社王将フードサービス(社長:大東隆行)和光店様に昨年11月25日納入。
調理環境の良好性が確認・実証できたため、今後は新規店舗及び既存店舗改装時に順次納入していきます。

開発の経緯】
厨房で発生する煙や臭気を排気するための設備(レンジフード)には、調理による蒸気・油・炎などの苛酷な環境に耐える堅牢さが求められます。当社は、水・油・切削くず等が飛散するような悪環境の工作機械内の照明に多く採用頂いている産業機械用LED照明ユニットをベースとして、東京消防庁 予防事務審査・検査基準に適合する耐熱等の工夫を施し、食材に適した発光色で厨房を明るく照らすレンジフード用LED照明ユニットを開発しました。
このレンジフード用LED照明ユニットは既設の電球タイプのレンジフード用照明と比べて、ランプ交換が不要でメンテナンスフリーを実現でき、低消費電力につき年間電力を大きく抑えることが可能で、さらにCO2排出量を削減できるなどの特徴があります。

■今回開発、納入したレンジフード用照明ユニットの主な特長

《メンテナンスフリー!》
既設の従来光源と比べて約16~25倍の長寿命。例えば14時間/日の使用で、約10年間のメンテナンスフリーを実現します。油などで汚れたレンジフード内のランプ交換作業から解放され、作業者が交換時に転倒したり体をぶつけたりして怪我をする労働災害のリスクをなくします。

《省エネ・CO2削減!》
従来光源と比べて約13~40%の低消費電力。例えばミニクリンプトンランプを用いた従来照明に比べて年間電気代*1 が約10500円お得で、年間CO2排出量*2を約86.5%削減できます。

*1 電力料金目安単位22円/KWh(税込)で算出 
*2 算出基準となるCO2排出量は0.358kg-CO2/KWh

《明るく適切な発光色!》
厨房に合わせて発光色を色温度が4500Kや5700Kなどから選択いただけます。また、照らしたい場所を的確に照らすために、角度を振ることが出来る取付金具も別途用意しています。
FA現場できたえられたIP67fの防水防塵構造。ホースの水をかけての清掃も問題ありません。

《薄型・軽量》
従来光源の照明に比べて約1/4~1/8の薄型で、質量も約1Kgと軽量です。

・・・・以上がIDECのプレリリース

昨年11月に納入したものが、実際に使って王将に評価され、今後王将他店にも採用しましょうとなって、今回の発表となったというわけだ。

このほか、同社のHPを見るとLEDがらみの新製品、採用実績等のニュースが目立つ。現在は売り上げの10%にも満たない比率だが、今後対売り上げ構成比は急上昇、利益率アップに寄与しよう。

5月20日 2時07分記



福島第一原発の現状、および浜岡等の原発の将来を考えると、結局、結果的に脱原発、再生可能エネルギーの拡大という流れは、もはや決定的といっていいだろう。

となれば、今後の相場の物色の中心は、やはり太陽光発電、LED照明だろう。風力発電を、これに加えてもいいが、これは銘柄があまりない。

LED照明は太陽光ほど派手さはなく、市場規模も小さいが、目先的にはこちらの方が有望ではないか。なんといっても、数年で元が取れそうであり、コンビ二等を中心に今後猛烈な勢いで電球(ハロゲン電球を含む)、蛍光灯等がLEDに替わっていく。夏の電力不足対策としても有力な対策として使われる。

ところでLED照明で買われた銘柄が、ここに来てくっきりと明暗が分かれる動きとなっている。
すなわち、岩崎電機、ニッポ電気、ヘリオステクノは業績が期待はずれで決算発表後急落している。
一方、遠藤照明、IDECは強い動きだ。業績、特に今期見通しが好調な見込みなためだ。

好調2社の経常利益推移を示す(左から前前期→前期→今期予想) 単位=100万円

遠藤照明 ▲ 81→1842→2660
IDEC   ▲294→2605→3700

これを比べるとIDECが遠藤照明に遜色ないことが分かろう。
一方株価はというと、決算発表直前→その後の高値
を示すと

遠藤照明 1177円→1400円
IDEC  850円→ 873円
注=IDECは立会い時間中の決算発表だった。発表直前の株価は記憶してないが最安値は800円。

遠藤照明は11.9%も上昇しているのに対し
IDECは2.7%(800円からでも9.1%)しか上昇していない。
遠藤照明と同率の上昇とすると
873円→1039円
800円→ 952円
となる。

5月19日 1時06分記
ごく簡単に、現状のみ記すと、
西芝電機(現物コース1000株、信用コース3000株)303円から255円に
郷鉄工所(現物コース6000株、信用コース18000株)159円から118円に
大きく下落したことで

資産残高は

現物コース=142.42万円→113.02万円
信用コース=227.26万円→139.06万円

となっています。

今回は

西芝電機1000株(現物コース)、3000株(信用コース)を255円(5.18終値)
郷鉄工所3000株(現物コース)、9000株(信用コース)を118円(5.18終値)
で売却、

売却代金+残金は
現物コース= 77.22万円
信用コース=231.66万円

この資金で
IDEC 865円(5.18終値)
を買います。

現物コース=IDEC 800株、残金は 8.02万円
信用コース=IDEC2400株、残金は24.06万円

5.19日 0時29分記

追記=相場見通しおよびIDECについては、この後まもなく書きます。

前日のアメリカ株は、ややマイナス材料(NYダウは下げNQはごくわずかな上げ)だったが、為替相場はまずまず、アジア株軒並み高、下げすぎた反動で、18日の日経平均は上げた。

オーナンバ(推)は、ここ5立会日連続安だったが、17日29円安まであって変わらずの引けを受け18日は815△25と反発した。ようやく今期減益見通しを織り込んだと言えよう。ほかにも、業績見通しのシビアさから売られた銘柄で戻すものが散見されることでもあり、特にオーナンバの場合、会社予想がシビアなだけという見方も有力なので、これから見直される可能性は十分あろう。とりあえず戻るとみて持続。

旭ダイヤ(推)も急反発した。今期見通しを出さなかったわけだが、だからと言って減益とは限らない。前期経常利益5.8倍を達成して一気に史上最高益を更新したことを素直に評価したい。日証金残は株不足だったのが16日、17日と株不足解消となったが、18日は0.98倍と再び株不足=売り長(うりなが)となった。一段高→逆日歩復活→1700円台回復から新高値を期待して、見守りたい。

IDEC(推)は865△9で終わった。地合いの悪さから好決算のわりに上げ悶えているが、本格上昇は、これからとみる。

郷鉄工(推)は、上昇相場からの下げは上昇直前の値段は下回らないとして102円は絶対的下げ限界値とみていたが、その前の防波堤は次々破られ、この最後の砦で踏みとどまったかたちで103円が、とりあえず底値となった。他の復興関連銘柄も出直りの気配を見せており、なお戻す公算も十分だが、出来高がもう少し回復するかがポイント。5月16日の高値126円を抜けるかを見たい。

今後の展望等については、アメリカ株を見てから書く予定ですので、しばらくお待ちください。

5月18日 21時37分記
福島第一原発は、今頃になって1号機はメルトダウン、2、3号機もその可能性と、東電が言い出した。大量注水で放射能汚染水は増加の一途、10万トンにせまっている。3号機は圧力容器上部の温度が上昇、危うい状況が続く。一体全体、事態を正確に把握して、きちんと作戦を立て、事態収拾に向けて動いているのか、疑問だらけだ。
17日に改訂版の工程表が出るというが、事態の悪化にもかかわらず、日程の変更はないと言う。

一歩先を読む、いろいろな可能性も考慮する、これは株式投資の要諦だが、原発事故にも当てはまる。これがまったく出来ない、しようとしない、国民を欺く政権維持最優先の作文(工程表)を維持しようとする無神経さには、あきれるばかりだ。

こうした、原発問題が、解決に向けて着実に進むどころか、解決への道のりが霧に霞んできたような状況、加えて、今期の企業業績も見通しを出さない企業もかなりあるのでも分かるように不透明とあって、12日以降3立会日連続で値下がり銘柄数が1200を突破、市場参加者の投資意欲は急速に減退している。

大震災以降、株価回復をリードしてきた復興関連銘柄も、ここに来て総崩れとなっている。

真っ先に飛び出した建設株では
大成建設は、結局3月14日の236円が高値で5月16日終値は189円。世紀東急に至っては3月25日高値132円、同58円の惨状。

当欄推奨の西芝電機や郷鉄工も同様、下げているわけだが、
5月に入っても元気だった銘柄群も、ここに来てついに息切れしている。
日本鋳造5月9日211円高値、16日終値164円。田淵電機5月9日196円高値、同162円。ニッポ電機5月10日710円高値、同571円。三谷商事5月9日高値1499円、同1140円。

主力株も、生産の正常化が早まることをはやして上げたトヨタ、日産などの自動車メーカーも16日は早くも息切れするなど、頭重い動きとなっている。

以上のようなわけで、市場を牽引する銘柄も不在で、厳しい状況であり、ここは積極的に仕掛ける場面ではない。
アメリカ株、為替動向に目配りしつつ、相場が、どう進むのかを見極めたい。

5月17日 1時42分記
2011.05.16 視界不良
決算発表はピークを過ぎたが、前期はともかく、今期見通しは、かなり厳しいものになったと言っていいのではないか。開示を見送ったところも多い。

株価のほうは、日経平均はともかく、実態はかなり悪い。個人投資家の評価損率も悪化しており、売りが出やすい。

先週末のNYダウは100ドル安、為替は対ユーロで1ユーロ113円台後半の円高と、外部環境も悪い。

郷鉄工(推)、社長など取締役3名を解任し新たに7名の取締役を選任するようという株主提案が、筆頭株主の立石建設工業(持ち株比率32.8%)から出された。

この立石建設工業というのは
>立石建設工業は、不動産部の他に、各地の営業所でコンクリート廃材をリサイクルし、
再生砕石・再生砂・再生コンクリート等の製造販売をしております。
 
と立石建設(立石建設工業の親会社)のHPにあるように、コンクリート廃材処理で郷鉄工と事業が重なる。
今回の社長ほか経営陣退陣要求の意図は不明だが、この動きは要注目だ。
実は、現在の筆頭株主の前に、株式を買い集め突如筆頭株主に躍り出たのが、日本バルカー工業。同社が現在2位株主(日本トラスティ信託口名義で16.7%保有)。郷鉄工はライニング加工も行っているが、これはバルカー向けのものである。
バルカーが筆頭株主(確か20数%保有)から交代、立石建設工業に取って代わった経緯は不明だが、今回の立石建設工業提案の可否は、バルカー次第の可能性が高い。バルカーが果たしてどう出るか。

いずれにせよ、事業内容も重なる郷、立石が連携を強めて東北のガレキ処理に全力で当たる態勢を築いてほしいものだ。

筆頭株主の怪しい動き、今期ほとんど利益が出ないにもかかわらず唐突に発表された3円復配、この2つの大きな材料が、株価が高値189円から103円まで奈落の底まで落ちたところで出現したのがミソだ。
月曜の値動きを注視したい。

5.16日 0時06分記

郷鉄工(推)が11時00分に決算発表。

前日、
>今期の経常利益0.1億円予想(四季報)を、よもや下回る予想はあるまいとみるが、何が起きるか分からないのが、こうした会社にありがちなこと。予断を持たず、見守りたい。

としたが、今期の経常利益は0.13億円予想で0.1億円を、なんとか上回った。後場の寄り付き値は前場終値と同値だから、この決算は必ずしも、そうマイナス評価でもなかったともいえるが、1時過ぎからじりじり下げ15時過ぎから急落、結局103▼15の安値引けとなった。

ほとほと死にき(笠女郎) の心境。お持ちの方には心苦しい限り。

同社の前期決算は経常利益0予想だったのが0.54億円の上方修正。このため今期予想経常利益0.13億円は四季報予想を上回ったのに、前期比では減益予想という、おかしなことになった。
さらに実は思わぬサプライズもあった。今期3円の復配を発表したのである。株価が100円そこそこになってしまったので、配当利回りは3%弱にもなる。
いずれにせよ、こういうことも考慮すれば、決算はトータルプラマイゼロくらいの内容だったと言えよう。

11日引け後に決算を発表したトヨタは、実はそういい数字ではなかったにもかかわらず、12、13日と連騰するなど、主力株は、決算数字が比較的好意的に見られる傾向があるのに対し、中堅以下の企業は、シビアに見られる傾向がある。
12日引け後決算発表の岩崎電機などは経常利益は前期8.5億円予想が25.85億円、ところが今期は四季報10.0億円予想に対し8.0億円予想で、株価は229▼58と暴落となった。

もうお前の予想など聞きたくないと言われそうだが、郷鉄工の場合4月15日の102△30で相場スタートとみると、最悪でもこれを下回ることはないというのが、最後の砦。今日の103は、かろうじてこれを守ったわけだ。
もう一つ、今期の売り上げは前期を8%近く下回る予想だ。つまりガレキ処理等に関連する売り上げはまったくと言っていいほど見込んでないということ。これは、受注できないということではもちろんなく、ゼネコンが仕事を受注、下請け等に発注、それから、郷鉄工に機械の注文という手順だから、売り上げ的には来期にようやく出てくるということであろう。そういうことを先取りしての、今期3円復配とみる。
よって、今度こそ、ここから反発となるのではないか。

IDEC(推)が、14時00分に素晴らしい決算を発表。経常利益は前期30億円予想が26.05億円だったが、逆に今期は34億円の四季報予想に対し、なんと37億円予想。前期比42%の大増益予想だ。800円まで大きく下げていたのが、これを受け862△12で引けた。全般が安かったため、この程度だったが、相場全般が立ち直れば、大きく見直されよう。

旭ダイヤ(推)の決算は、前期は予想をやや上回る好決算。ただ今期予想は出さなかった。

5.13日 23時45分記
アメリカ、EU、中国、それぞれ理由は違うが、不安材料が出て、世界的に、株価が、やや先行き不透明になっている。12日のアメリカ株はNYダウ、NQとも安く始まったが、1時22分現在はNYダウは小安くNQはわずかに高いところまで戻している。

12日は旭ダイヤ(推)が安寄り後急反発、年初来高値をあっさり更新、昨年高値にあと3円に迫る場面があった。13日の決算でどういう数字を出してくるか。同じ太陽光関連のフェローテックが12日、急伸したが、これは前期業績を上方修正したため。今期の数字はシビアな数字を出してくるところが多いので、決算後に売ろうという場合は、それなりの覚悟を要する。

その今期見通しで減益を打ち出し急落したオーナンバ(推)だが、12日は、ほぼ予想通りの動きだったと言えよう。すなわち朝方は、前日の余波で急落したものの、前日安値は下回らず反発、一時はプラスになったが、結局2パーセント余の値下がりで引けた。この程度の下げは全般安に連動したものとも言え、減益見通しはほぼ織り込んだとみていいのではないか。ここからは、次第に、会社見通しは慎重過ぎるのではという見方が強まり、見直されるのではないか。

郷鉄工所(推)も13日が決算発表。前期に関してはすでに期中で減額修正しているので、さほど大きなブレはない公算が大きいだろう。今期見通しでどういう数字を出してくるか。木材破砕やバイオマス発電は、あまり期待できないようだが、それでも砕石・骨材プラントは強いはずで、大震災でコンクリートのガレキも大量に発生しており、受注環境は良いはず。また最大の売り上げ比率に今やなっている橋梁鉄構も四季報では今期「下降」見通しとしているが、これまた受注環境は良いだろう。というわけで今期の経常利益0.1億円予想(四季報)を、よもや下回る予想はあるまいとみるが、何が起きるか分からないのが、こうした会社にありがちなこと。予断を持たず、見守りたい。

5月13日 1時23分記