日本カーリット(推)が16時10分、新3ヵ年中期経営計画を発表した。
前回の3ヵ年計画を踏まえ2016年度に売り上げ500億円達成を目指していたが、それを3年前倒しして2013年度(=2014年3月期)に実現しようという意欲的な計画だ。

主要な点を紹介しておく。

シリコンウエハー事業は新分野へ展開
発煙筒事業のアジア展開
中国上海(現地法人)での事業拡大
ボトリング事業は生産能力の向上に伴う拡販 (鎌倉雄介注=ライン増設済み)

これにより
2011.3月期=売り上げ338億円、経常利益20.5億円(予想) を
2014.3月期=売り上げ500億円、経常利益40億円 にすることを目指す。
これが実現すると利益を24億円として1株利益は今期予想60.7円に対し116.6円になる。

3月末一括9円配当(3月28日が権利付き最終売買日=要するにこの日の大引け時点で所有している人に配当がいく)でもあり、持続でよい。

相場全般については深夜に。

2月28日 20時22分記
25日(金)のアメリカ株はNYダウ、NQとも小高く、これを受けてCME日経平均先物(円建て)清算値も大証のそれを40円上回っている。

リビア情勢と原油価格が懸念材料だが、26日の新聞朝刊でサウジの緊急増産が伝えられている。日量40万バレルだが、リビアの原油輸出の供給減が同50万~75万バレル(IEA)とされるから、サウジの増産量はかなりのものと言えよう。ただ27日の日経朝刊で26日未明イラク最大製油所炎上と伝えられており、ここの処理能力が日量15万バレルというから、やや心配だ。が武装勢力により爆弾で製油所の一部が破壊されたということだから、比較的簡単に復旧できる可能性もあろう。
注=リビアの原油輸出量130万バレル全量がストップしているという説もある。

リビア情勢は、詳しい情勢が伝えられず(日曜になると、日本のマスコミは休みモードで情報量が激減する)、先を読むのは難しいが、乏しいニュースから推測するに、反体制派の勢いが基本的には増しており、カダフィ政権崩壊も近いかもしれない。反体制側による暫定政権樹立も伝えられている(27日夜のTBSニュースバード)。

以上のように、現状は憶測の域を出ないものも多く、断定するのは危険だ。この意味で、最後は相場は相場に聞くという方針で行くしかない。
ただ、リビアの原油は、かつてのイラク(フセイン時代)で油田が各地で炎上したときとは違い、油田は無傷であり、政権崩壊となれば、早期の輸出再開もありえよう。26日のデモが呼び掛けられていた中国も大きな混乱はなかった。

というわけで、原油価格の推移には注意しなければならないが、私は、基本的に相場の今後に強気である。
戻るとなれば、主力株からであろうが、ここからは、率的には、むしろ、25日の戻りの小さい中小型株のほうが妙味は大きいかもしれない。リケンテクノス、河西工業などの戻りを見守りたい。また、ほとんど押さなかったメディカルシステムも要注目。

自動車部品株の動きが強いので、各社のPERを、業績を増額修正したところはそれを加味して、改めて算出してみた。
それを踏まえての注目株を挙げておく。( )内は今期予想PERで(名目値、実質値)

7212エフテック(東証1部)(5.1倍、4.7倍)
7294ヨロズ(東証1部)(6.6倍、5.9倍)(今期業績は上方修正含み)
また韓国現代自動車や大宇向けが好調で、成長力の高さから、大証2部ながら
7214GMB(大証2部)(5.8倍、5.1倍)
7271安永(大証2部)(6.4倍、6.4倍)

注=私の持論からすれば当然現時点では、PER(算出のもとになる利益は、今期予想値よりむしろ来期予想値を使うべきだ。しかし上記各社で業績の今期予想数字を変更したところも多く来期業績が読み難いので、ここでは、各社の公平を期して、やむなく今期予想値を使った。

2月28日 1時17分記
茶色の事務封筒で来た郵便物。宛先の小生の名前の下に 昭和41年卒 とあるので、母校・長岡高校からのものだろうと分かるが、差出人名を記入し忘れる非常識さに多少冷淡な気持ちになり放置すること1週間、また寄付でもしろと言うんだろうと思いながら開封すると
小幡幹雄前参議院事務総長退任記念地元講演会
とある。

この方、昭和42年度卒業生らしいから1年後輩の方が出世なさったのねと思いつつ、ネットで調べたら、なんと、あのレンホー(揶揄しようとかの意図ゼロ。純粋に正しく漢字変換できないためカタカナにしてます)参議院議員が、国会でファッション雑誌の撮影を行ったとして問題になったとき、レンホー議員の姑息な言い訳を許さず、堂々と反論した御仁だったのだ。うーむ、よくぞがんばってくれた。さすが「我ら濁りのあるべきや」(第2校歌、宮柊二作詞)と教えられただけのことはある。

昔の話で、かつ少し長くなるので恐縮だが「天木直人のブログ」で、この事件の経緯がよくまとめてあり適切なコメントが付されているので、以下引用させていただく。

14日の参院予算委員会で、蓮舫議員の国会内でファッション雑誌の写真撮影の適否を問う質問が行なわれた。

 自民党の西田昌司氏がその不適切さを質したのに対し、蓮舫議員は許可願いを参院事務局に提出し、その時の事務局の指示と了解に従って行なったと述べた。責任は参院事務局にあるといわんばかりだ。

 ところが西田議員が小幡幹雄参院事務総長にその経緯を確かめると、小幡事務総長は、「私的な宣伝もしくは単に営利を目的とするものは撮影許可の対象外と伝えて蓮舫氏側の了解を得た」と答弁した。

 これに対し、蓮舫氏は反論した。「許可願を出しに行った時、撮影内容も丁寧に説明し、申請書にどう書けばいいか尋ねたら、事務方から『議員活動のため』と書くよう示唆をいただいた」と。つまり事務局も認めた撮影だったと強弁したのだ。

 私が注目したのはそんな蓮舫氏の答弁の直後に行なわれた小幡事務総長の答弁である。西田議員に蓮舫議員の言っている事は本当かと追及された小幡事務総長は、きっぱりと、次のように言ったのだ。

 「(撮影内容が)当初の(事務局の)理解と違っていたことは確かだ」、と。

 私はこれを聞いた時、腰を抜かさんばかりに驚いた。参院事務局長という立場にある人間がここまで言い切る事は異例である。これは小幡氏が参院事務局の矜持にかけて行なった精一杯の抵抗なのである。蓮舫議員は嘘をついている。言い逃れのために参院事務局に責任を転嫁することは参院事務局職員全員の名誉にかけて許すわけにはいかない、ということだ。
(以上天木氏のブログ)

しかしまあこのレンホー氏、「一番でなくては・・・」発言で物を見る目が無いことを露呈、立ち居振る舞いで傲慢さをあからさまにしてくれたが、それに鉄槌を加えたのが我が1年違いの同窓生であったと知り、感涙に咽んだことであった。

うつろな目でも菅総理はカダフィ大佐よりはもちそうだが、ぼろぼろ退陣決定的、その後釜候補はと言うと、最有力の一人が前原氏。この人、「偽メール事件」でのひどさは言語道断なのに、なぜ人気がまだあるのか。ついこの間もニュージーランド地震で、被災者家族をNZに政府専用機に乗せてという趣旨の発言をして期待を裏切り、被災者家族の怒りを買った。ええかっこしいなだけでなく、この人も的確な判断力がないのである。株式投資をやったら全財産を失うだろうと断言できる(信用取引で勝負してね)。
今やすっかり影が薄くなったが、一時は田中真紀子氏もとんでもない人気だった。しかし、何かことが起きると、図書館に逃げ込むのはお笑いだった。

東国原氏も・・・、いちいちあげつらっても仕様がない。
私が言いたいのは、その人がどういう考え、識見を持ってるのかなど、まったく関係なく、雰囲気や面白そう度なんぞで、総理候補にしてしまう、日本人の感覚である。

嗚呼、それにしても鳩山由紀夫氏というのは、一体どうなってるんだ。宇宙人と言われて半ば喜んでいた節があるが、それくらいとち狂っている。宇宙人の意味を鳩山さん同様私も以前は知らなかったが、要するに非常識、まともじゃないという意味だったわけね。早くマスコミは、そう知らせるべきだったのに。早く引退してくれえだが、考えてみれば、この人、確か選挙に意外に弱かったはずだから、解散総選挙になったら、落選かもね。それでみんなで快哉を叫びたいものだ。

そうこう言ってる間にも、日本沈没が進んでいる。

株のほうは深夜に書く予定です。

2月27日 17時57分記
とりあえず25日は日本株も反発、そのあとのアメリカ株も今のところ反発している。
これについては、また稿を改めて論じることとし、以下は、推奨銘柄の今回の下げ相場での値動き、今後の見通しについて考えてみたい。

リケンテクノス始め、実は我が推奨銘柄は大きく下げ、私も内心忸怩たるものがある。
そこでほかの銘柄と比べてどうだったのか、比較・分析してみた。

銘柄名の後の数字は、直近高値からの最安値時の下落率、25日終値時の下落率

リケンテクノ -14.8%  -11.2%
河西工業   -14.8%  -09.4%
帝ピス     -13.8%  -11.4%
ピグメント   -11.7%  -11.1%

三菱ケミカル -10.9%  -08.9%
ソニー     -04.5%  -03.0%
キャノン    -06.1%  -05.1% 
トヨタ      -07.3%  -05.1%
新日鉄    -11.0%  -11.0%
三井不    -05.4%  -02.4%

メディカルシステムのようにまったく下げなかった銘柄もあり、全部ではないが、上表でも分かるように、推奨銘柄の下落率が、東証1部の主力銘柄に比べ大きかった。
一般に大きな下げ局面では、少しの売り物でも大きく下げる中小型株のほうが下落率が大きくなりがちであり、また戻りも主力株からとなるのが普通であり、その意味では、中小型株の推奨株の下落率が大きかったのは当然かもしれない。
そういう一般論はさておき、主力株でも、業績に不安のある新日鉄の惨状が目を引き、また三菱ケミの下げも大きい。三菱ケミ、リケンテクノスは原油価格上昇のダメージが大きいとみられ売られたということかもしれない。
三井不の下落率の小ささは、その逆で原油価格とほとんど無縁なためだろう。

25日の動きを見ると、大半の銘柄が戻すなか、リケンテクノスは、なかなか戻らずプラスに転じたのは14時30分を過ぎてからだった。その後は出来高も伴ってするすると戻した。今後は期待できよう。同じく大きく下げていた河西工業も25日だけに限れば大きく戻したのは、心強い。
メディカルシステムは今回の下げとは無縁で独自の動きをしている。相変わらず690円前後には売り物が涌いて出て来るが、着実にそれを処理して高値圏にとどまっている。これは、やはり今後の大相場を暗示しているように思う。

2月26日 0時59分記
24日の日経平均は126円安止まりだったが、値上がり159、値下がり1454で、値上がりが2桁=暴落症状(私の判定法)に近い下げだった。
下落率は1.2%だが、これは韓国0.6%の下落、中国0.6%の上昇に比べ、独り大幅下げだったことがわかる。

理由はともかく、何か国際的悪材料が出ると世界主要国で最も大きく下げるのが日本と覚悟するしかない。
リビア情勢は、近々収束という見方が有力かとは思うが、反政府勢力が東部中心に支配する一方、傭兵を使ってカダフィ政権がトリポリ死守で膠着というシナリオもありえないわけではない。

また、リビアの混乱が北アフリカや中東諸国へ波及、さらには中国、北朝鮮が無傷ですむかといった懸念も、完全には否定できない。

現在NYダウは小幅安、NASDAQは小幅高、CME日経平均先物は小幅安といったところ。
そろそろいいところだろうと思いたいところだが、情勢の帰趨次第では何でもありが株の世界。じっくり情勢を見極めたい。

2月25日 1時26分記
前場の日本株は日経平均こそ44円(0.42%)安だが、値上がり銘柄数290に対し値下がり銘柄数1259で、実質というか体感指数的には200円近い下げだ。

ただ、日本に遅れて始まったアジア各国が中国、韓国はじめおおむね反発していることもあって、前場引けにかけ戻り歩調だった。

リビア情勢は、デモ隊の勢力は首都トリポリに迫っている模様で、カダフィ失脚も時間の問題の可能性が十分ある。
少なくとも、ここは売り急ぐ局面ではない。
そう遠くない時期にカダフィ失脚→全面高もありうるからだ。

2月24日 12時21分記
NYダウは小幅安で寄り付いた後、一進一退だったが、次第に売り優勢となり、結局前日同様、大幅下落となっている(3時25分現在)。リビア情勢の不透明、原油価格急騰・高止まりで、下げ止まらない。

日本株の場合、これに加え円高が追い討ちをかける。日本国債格下げの流れ、1年10ヵ月ぶりの貿易収支赤字(1月)と、円安材料には事欠かないのだが、理屈で動かないのが為替相場。

いずれにせよ、リビア情勢の決着を待つしかない。カダフィが追い詰められているような報道がほとんどだが、ベネズエラ亡命かと言われてそう経たないうちに、1時間余にわたって健在を誇示し反政府派を弾圧する強硬演説をするなど、行方はなお見えない。

これが世界経済を揺るがすほどの大事に至るとは、思えないが、嵐の渦中では、株価は大きく揺さぶられる。キャッシュポジションを高めにして、来るべき反騰を待つところだ。

言うまでもなく、日本株はNY次第。NYダウ、NASDAQを注視。

2月24日 3時45分記
前稿を書いてから、アメリカ株は再び下落幅を拡大、つれてCME日経平均先物も大証終値を下回る展開になっている(2時44分現在)。
また為替相場も1ドル82円台突入と円高になってきた。
とりあえずアメリカ株が、終値でどうなるか見極めたい。

2月23日 2時47分記
21日のアメリカ市場休場でヨーロッパ市場が注目されたわけだが、独・仏・英の下げ率は1.2%前後だった。これを受けての日本はというと。日経平均で1.8%の下げ。例によってこういうときは一番下げる(世界景気に最も影響を受けやすい経済構造だからというのが優等生的答えだが、真実は世界で最も臆病な民族だからかもしれないと、私はひそかに思っている)。

さて、真打登場の22日のアメリカ株。大きく下げて始まったものの、その後は戻り歩調で、現在はNYダウは0.5%程度の下落にとどまっている(NQは1.2%程度の下落)。CME日経平均先物も大証先物終値を上回る水準にある(1時前後現在)。

原油価格もWTI先物価格は91.5ドル前後と直近の最高値から2.5ドル近く下げている。

リビア情勢が、ほぼ着地点が見えてきたと市場が読み始めているということだろう。
つまりカダフィ大佐亡命で、先のエジプト同様、たいしたことにならず、しかもそれよりはるかにスピード決着するというシナリオである。車に乗った大佐が傘を車から差し出しながら、自分はベネズエラではなくトリポリにいると話す国営放送の生中継映像なるものが日本のTV各局でもながされたが、生放送なら、そのときすでに雨は上がっていて、おかしい、あれはビデオだという説を流す局もあり、どうもこちらの方が正しそうだ。

以上の分析が基本的に当たっていれば、23日の日本株は、下げ過ぎを反省して、そこそこ戻すことになろう。

直近の推奨銘柄のメディシス、カーリットが、22日は底堅い動きだった。今後に期待が高まるところ。
逆にリケンテクノス(推)は、板の薄さにつけ込まれるような形で急落した。負け惜しみに聞こえそうだが、中途半端な下げでなくて、かえってよかったのではなかろうか。23日の反発に期待。

蛇足=TVのニュース番組を見ていると「カダフィ(大佐)」を5人中4人以上が「カダフィー」と発音している。少なくとも10年前までは、フィーと伸ばすような人はいなかった。なぜ突然みんな「カダフィー」になったんだ。「アルフィー」じゃあるまいし。現地音がどうかとか言われると困るが、しかし字幕で「カダフィ」としてるんだから、ちゃんと「カダフィ」と発音すべし。
カダフィショックに八つ当たりしたくなる鎌倉雄介であった。

2月23日 1時05分記
リビア情勢の緊迫を受けて、前日のヨーロッパ各国で株価が大幅安した流れを受けて、今日の日本も日経平均で200円を超す大幅安となっている(前場終値)。

書いても詮無いことだが、リビアの原油について「埋蔵量世界8位」と言い立てるマスコミは、おかしいのではないか。
確かに埋蔵量は8位程度と見積もられていようが、重要なのは「生産量」のほうだ。
こちらは世界18位。

どうみても、煽り立てたいがために、故意に生産量のほうを無視ないし軽視し、埋蔵量を騒いでいるとしか思えない。冷静で公平、真実を大事にする報道が求められている。

2月22日 12時28分記

追記=以上のリビアの原油埋蔵量、生産量についての世界での順位は、日経朝刊報道のもの。『日本国勢図会』によれば埋蔵量9位、生産量14位。すべて2009年の数字。(2月22日 20時15分記)