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2010.12.24 ダルトン
7432ダルトン(JQ) 117円(12月22日終値)

少し前から着目し、当ブログでも軽く取り上げ(12.13付け、12.21付け)、自身も多少は買っている銘柄である。読者の中にも、既に買われている方もいるかもしれない。
今回、推奨銘柄として取り上げることにしたのには、理由がある。最近の相場がPER重視で、超の付く低PER銘柄が上げていることは、これまでにたびたび言及してきた。典型が、村上開明堂であり、推奨株のトープラもそうである。

ついでに言うと東証1部の超大型株、三菱ケミカルホールディングスもその1社。この1ヵ月足らずで100円余上げ554円(12月22日終値)、特に最近は上げ足を速めている。しかし他の大手化学は、それほど上げてはいないのである。住友化学、昭和電工の来期予想PERは実質値で11倍前後、対して、これだけ上げても、三菱ケミカルは6倍ちょうどに過ぎない。こんなところにさえ、低PER株買いは波及しているのだ。

さてダルトンである。先ほど改めてPERを算出して、自分で驚いては世話はないのだが、本当に驚いた。名目で3.0倍、実質でも3.4倍に過ぎない。過去に最低と紹介した企業の数字をその後一度ならず更新して、赤面の至りだが、なにせ、手作業で、毎日研究しての成果なので、お許し願いたい。

ダルトンは、11月29日引け後、イトーキとの業務提携を発表、翌日高値116円をつけたものの、その日の終値が105円1円高で、ここで大きなしこりを作ってしまった。それが、今日までの株価低迷の一因となっている可能性がある。しかし、低PER株物色の中で、もはや待ったなしとみていいのではないか。
細かいことを言えば、9月決算なので一般的な3月期決算会社より半年あとの数字だということがあるが、さほどのことではない。無配というのも低評価になる一因。四季報では復配予定を示してないが、繰り越し損失もないので来期にも復配となる公算大とみる。卸売業に分類されているのも気になる(黒田電気等一部製造も手がけるが卸売業に分類される企業は製造業より低PERが一般的)が、ダルトンはれっきとした製造業である。

事業内容等は四季報で見ていただくとして省略。
業績は絶好調、純益は今期最高益更新予想、経常益も来期には最高益に迫る。イトーキとの提携効果が本格化すれば、一段の飛躍も期待でき、110円台の株価は、どうみても安すぎる。

12月24日 0時56分記
昨日の夜、多少熱っぽく、だるいなと思い、早めに床に入ったが腹の調子がおかしく、そこからが、阿鼻叫喚、七転八倒の生き地獄、、トイレとの往復に疲労困憊。ビローな話になるので、詳細は省くが、あとで分かったノロウイルスの症状そのものだった(万一興味のある方はネットで調べればすぐ分かる)。たまたま食品衛生の専門家の方から電話がかかって来て教えてもらったのである。体重2キロ減。

風邪など最近はめったにひかず、胃袋も賞味期限などほとんど無視で平気という体なのに、ノロちゃんには参った。昔、野呂という防衛大臣か何かがいたが、ちょっとわけの分からんお顔をされてたような。ア、もしかしたら、野呂田さんだったかも。

2、3時間前から、ようやく回復過程に入ってきたようで、ほとんど絶食状態だったが、ようやく、多少胃の腑に何か入れられそうだ。

それはそうと、なんと、いつの間にか、あれほど苦しんで来た右肩痛がうそのように消えているではないか。何をやっても効果なく、紅椿の湯で買ってきた温泉の素を入れた風呂に1日2回入っても、はかばかしくなかったのに。
んー、捨てる神あれば拾う神あり、苦あれば楽あり、禍福はあざなえる縄の如し、毒をもって毒を制す 人間万事塞翁が馬 など、わけの分からん言葉が頭を乱舞する。

今日の株式市場も、わけの分からん動きだった。
私は、市場動向の解説を聞いていると、いつも不愉快になる。要するに何も分かってない人が、ただ日経平均だけを見て、それにそうように解説するだけだからである。

昨日と今日の日経平均、騰落銘柄数を比較してみると

12月21日=157円高 値上がり963、値下がり 552
12月22日= 24円安 値上がり504、値下がり1001

普通なら、昨日が80円高、今日が100円安、2日計で20円安が、実際は133円高というわけだ。
これは6月から8月頃、私が、よく騰落銘柄数を問題にし、嘆いた頃と似ている。連騰記録更新中だった村上開明堂の記録が20日で途絶え、扶桑工業、フコクの連騰も本日終わった。日経JQ平均の16連騰も本日終了。中小型の好業績割安株物色の動きにも、多少、行き過ぎ是正の動きが出て来たということか。
その一方、トープラが新高値、内外テックが急伸など、本当の低PER株物色の意欲は健在だ。

12月22日 22時10分記
トープラが読みどおり、早降りの人を下車させ、急反発した。
21日の出来高は19.8万株で20日の19.5万株と、ほぼ同じだが、実は、前場4.5万株、後場15.3万株であり、後場のペースなら、1日で30.6万株で、出来高も急回復したことが分かる。

147円高値更新から一段高は、ほぼ確定だろう。155円から200円程度を念頭に、日々の動きから対処するところ。2000株以上保有の人は、少なくとも半分は、しばらく持続の方針で。

フコクはじり高だが、この水準なら、なお追撃買いしてもいいだろう。

12月22日 0時12分記
最近、読者の方から、持ち株(過去の推奨株)の今後の見通しや、これからこれこれ(以前の推奨株)を買っていいかといった相談を受けることがよくある。

それはいいのだが、その文面を見ていて気づいた、気になることがある。
つまり、そういう方の多くが、推奨株を、推奨時の株価とは、かなり離れた値段、ほとんどの場合「高い」値段で買っていられるのである。思うに、しばらく様子を見ていて、上げてから、これはさらに上げそうと、買ったのだろう。

上げたら弱気、下げたら強気と、私は常々人にも言い自分にも言い聞かせているのだが、そういう自分自身、なかなか、それに徹しきれない(それでも、これを頭に叩き込んでいるから、多少は一般の人よりは、これを実践できているだろう)。

つまり、推奨株が、推奨後、上げると買う気がふつふつとわいてくるのは理解できるが、原則避けていただきたくて、こういうことを書いているわけである。繰り返しになるが、推奨株は、タイミングを見計らって、今だというときに推奨しているのである。だから、買う気がある場合は、即買ってもらいたいのだ。成り行き=寄り付き買いが怖ければ、推奨時株価かそれにプラスアルファした値段で指値をすればいいことは、以前に書いた。

株式投資は、確率の勝負だということも、以前に書いたとおりである。読みが基本的に正しくても、外部要因により、うまくいかないこともある。しかし、ある程度の期間をとれば、腕がよければ、日経平均などより、かなりいい成果は、簡単に出せるはずである。
というわけで、私を信頼するのであれば、原則、推奨株は、全て買っていただきたい。昔と違い、今は高株価の銘柄でも多くは100株単位なので20万円程度以下で買えることが多い。運用額が200万円程度あれば、これを実行するのは、さほど難しくないはずである。

以上、既に、これまで書いたことがほとんどだが、必ずしも、実行している方は少ないように思えたので、あえて、再び書く次第。それぞれの方の個性、性格もあるので、ご自分のやり方もあろうが、それは、自分で選んだ銘柄の場合だけにして、当道場の銘柄については、出来るだけ、以上のやり方を極力とっていただけたらと思う。その方が、成果も上がるはずだから。

12月21日 17時53分記
20日の東証1部は、後場下げ幅を拡大したが、19日付けの推奨株フコクは、逆に後場軽快に上げ、9連騰、高値更新となった。読者はうまく買えただろうか。かくいう私は、はっきりしない動きに、いまいち踏ん切りがつかず、実は少ししか買えていない。明日以降、相場の流れを見つつ、買いのせていこう。

扶桑工業も8連騰で高値更新、この銘柄、予想以上の大物かもしれない。

一方、ニフコが急落した。格別の材料が出たわけでもなさそうだ。リンテックも同じだが、こういう先駆した銘柄には、やや買い疲れ的な感じが出ている。まだ利食ってない方は、基本的に、戻り売りでいいだろう。なお一段高の余地は十分あるとも思うので、持続でもいいが、効率的には、新しい銘柄の方がおもしろいだろう。

ミネベア、セイコーエプソンも、予想外に大きく下げたが、慌てず、持続。

トープラは、ほぼ予想通りの動きだった。売りたい人には売らせ、手代わりした形で、明日以降、進展が見られる可能性十分。

私が、ここ超低PERで妙味ありとして、リストアップしたのが、フコクのほか
6292カワタ(JQ)
7432ダルトン(JQ)
3374内外テック(JQ)
私の買いもあって上げ、高値圏にあるが、20日の水準以下なら、買っておもしろいだろう。興味のある方は、PERを計算するなど、研究されるといいだろう。

12月21日 0時14分記
2010.12.19 フコク
5185フコク(東証1部) 848円(12月17日終値)

自動車用ゴム製品大手。ワイパーブレードは国内独占。独立系。
自動車部品会社は、いわゆる系列メーカーと独立系に大別できる。一昔前までは、系列メーカーが強味を見せていたが、日産の新社長にゴーンが就任、系列にこだわらず、安いところから調達する路線に転換したことから、やや風向きが変わってきた。さらに最近は、トヨタの失速はじめ日本メーカーの地盤沈下で、独立系の好調さが目立つ。現代自との取引拡大で伸びるGMB、ハイレックス、ニフコなどがそうである。

フコクも独立系でアメリカ、中国、タイなどに生産拠点を持つが、さらにインドに生産工場を作り、ついでベトナムにも新設、2011年7月から生産開始の予定だ。タイ、韓国、中国でも増強(計画中含む)と、需要急増中のアジアで攻勢を強める。

経常利益予想をみると、四季報は、前号で今期、来期(ともに予想)、それぞれ36億円、38億円としていたのを、今号では40億円、53億円に大幅増額している。来期ベースの1株利益は174.8円、実質値では195.9円に達する。来期予想実質PERは4.3倍に過ぎない。
東証1部上場の独立系自部品各社のPER(来期予想、実質値)を算出してみた。
タチエス 6.0倍
今仙電機 6.0倍
曙ブレーキ9.4倍
NOK  9.8倍
となっている。
いかにフコクが低評価、割安か、一目瞭然だろう。

問題は、四季報発売を受け急伸、年初来高値を更新、先週末現在で11連騰になっていること。ただ例の村上開明堂は15連騰中だから、そう気にすることはないという見方も成り立つ。年初来安値は617円であり、そこからの上昇率は、さほど大きくないという事実もある。
この辺を総合的に判断して、月曜は全力でなく少なめに買い、1日、2日見てから買い増す作戦もいいだろう。

12月19日 23時45分記
トープラにかなり入れ込んだ(下世話に言えばぶちこんだ)こともあって、昨日の下げと今後の動向を考えた。

同業に東証1部上場で5957日東精工という会社がある。
今期(2010年12月期)予想1株利益25.1円、株価は276円。来期は減益予想で1株利益は21.6円予想、鎌倉式実質値では25.9円。
いずれにせよトープラより見劣りする。トープラの来期予想1株利益は34.6円、実質値でも33.0円である。株価は135円。

売上高を比べると、今期予想で
日東精工255億円
トープラ304億円
大証2部ながらトープラのほうが多いのだ。しかし数年前は日東精工の方が多かった。ではもっと前はどうだったのかと10年前の四季報を見てみる。決算期が微妙に違うのが問題だが、基本的に、日東精工が多い。要するに、ここに来て、格上の日東精工を格下のトープラが売り上げで大きく上回ったというわけだ。1株利益も上、なのに株価は半分以下。やはりこれはありえないだろう。上場市場の違いを考慮しても。
日東精工250円
トープラ170円~200円
といったところが妥当であろう。

話変わって、2000年頃の四季報で日東精工を見ていたら、やたらとファスナーとある。ファスナーと言えばYKKというのが一般の常識だが、株の世界ではニフコだ(やや、いやかなり手前勝手な理屈だが)。ヤフーファイナンスで、だれぞに、ニフコの「ファスナー」というのは何ですか?と聞かれて参ったのが1週間ほど前。訳せば「留め具」だが、細かいことはカット。ところで日東精工と言えば工業用ネジということになっている。2000年でも同じで、業態転換したわけではないから、つまり工業用ネジ=ファスナー=留め具ということらしい。

ラーメンと言えば人類は麺類だのラーメンを思うのが常識だが、建築の世界では「ラーメン構造」という比較的一般的な用語がある。これはドイツ語。外力を受けても変化しない剛接合によって組み立てられた骨組みのことを言う。

ついでに、メタボと言えば、あのメタボだが、建築の世界では「メタボリズム」グループなる言葉がある。最近知って驚いた。菊竹清訓、川添登、黒川紀章らを指すらしい。別にメタボなおじさんグループというわけではない。都知事選出馬の黒川さん、むしろ痩せていた。彼らの提唱した概念が「生物、有機体の新陳代謝を、その構造的モデルとする」だったことに由来する(安藤忠雄『連戦連敗』による)。この辺でいわゆるメタボと相通じるわけだ。

私事ながら、肩痛いまだ完治せず、これから1泊2日で道志に行き、紅椿の湯で湯治の予定。多少利くような気がするので、今回2連荘ならと淡い期待を抱いて。

日曜深夜、推奨株について書く予定です。
乞うご愛読

12月18日15時16分記
好業績低PER株物色の動きも、やや鈍り、先駆したリンテック、ニフコなどは、調整色を強めている。
一方で、この流れに出遅れた割安株発掘の動きも盛んで、ミネベア、扶桑工業のじり高は、こうした動きの一つだろう。

帝ピスが838円高値にあと一歩に迫ったが、今日は朝からまったく、やる気なしの動きで反落した。しかし12月10日、30円安のあと、力強く再騰に転じたように、ここもこの反落をエネルギーに、来週こそ高値更新となるのではないか。

電産トーソクが昨日今日と妙な動きとなっている。終値の956円は終値としては戻り高値になる。また日証金の貸借倍率は0.33倍まで低下したが、これは10月26日以来の低倍率である。やはり、来週は面白いことになるかもしれない。

ミネベアは推奨以来、ぱっとしない動きが続くが、それでも亀の歩みなれど基本的にはじりじり上げていて、今日の高値(ザラ場)は532円と、12月13日に付けた531円を上回った。果報は寝て待て作戦で、報われよう。

扶桑工業もじりじり上げ続け、いつの間にか7連騰達成。ザラ場下げる場面があっても、引けではきっちり上げてくるあたり、何かありそうな動きだ。天井は高そうで、ザラ場の押し目は、今後も買い乗せていっても面白そうだ。

トープラ、昨日10円高で今日は9円安、とんでもない大商いになってきた。昨日の13円高場面で、ある程度売っておきたかったなあという思いがよぎるが、推奨した手前もあり、鎌倉雄介、今日の寄り付き136円で少し買い、140円近辺も少し買い、引け間際の136円前後も少し。こういう、材料で急騰し反落した場合、行って来いよりは高い水準で下げ止まるというのが、私の発見した法則。下げても130円前後までとみている。ただマイナー銘柄は売り時期を失すると、敗者復活戦がないというのも、また事実。危険がいっぱいだが、この低PERなら、もっと上があるはずと思い、歯を食いしばってもがんばる。

業績見通しがいまいちで、もはやこれまでかと思った綜研化学が強い動きだが、これも出遅れ低PER株物色の一環とみれば理解できる。
要するに、手を変え品を変え、出遅れ割安株物色の潮流に、基本的に変化はないということだろう。

12月17日 22時37分記
東証2部の村上開明堂の上げが止まらない。ついに14連騰となった。これはもちろん来期ベースで3.8倍という、全上場企業でも屈指のPERの低さが人気を集めているためだ。
村上開明堂並みの低PERのトープラ(来期3.9倍)も、ここから上昇加速とみる。
同じく前日の推奨株、扶桑化学も低PERに加え、今期史上最高益更新予想、相場の若さから、期待できる。

帝ピスが大引け近くなって買いなおされ高値引け、面白い展開になってきた。新四季報の同社の項、「円建て取引多い。」という記述が最後にある。この記述、実は村上開明堂にもあることを、つい先ほど発見。帝ピスの噴火への確信を強めた。来期ベースのPER5.8倍、純利益を経常利益の6割とみなす鎌倉式では5.4倍になる。2部の村上開明堂に対し1部であることを考慮すれば、負けない低さと言える。この辺にみんなが気づけば、株価は居所を変えよう。

ニフコ、セイコーエプソンが強い動きだ。これは、新四季報で示された来期見通しが素晴らしかったためと思われる。両社とも今期比2割前後の経常増益が見込まれている。

住軽金も、実は来期ベースのPERは5.5倍の低さで、見直し余地大。ただ、こういう低株価、無配、取り組み悪し、の銘柄は、人気がない。気長に待てる人は持続でいい。

12月16日 1時00分記
2010.12.15 扶桑化学工業
4368扶桑化学工業(JQ) 1928円(12月14日終値)

果実酸類の最大手級でこれが売り上げの65パーセント、ウエハ研磨剤原料大手でもありこれが同35パーセントという変わり種の企業である。果実酸が中国などアジアで需要が大きく伸びている。

材料としては、ウエハ研磨剤原料がレアアースを使わない強みを有し、ために価格競争力があるというのが一つ。
また原料輸入の関係で、円高はプラスだというのが一つ。

予想PERは来期ベースで5.1倍に過ぎない。
また年初来高値が2519円と、現在値から600円近くもあるのも魅力だ。

堅実派の方にはうってつけの銘柄と言えよう。

12月15日 0時59分記