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NY市場は朝方(現地時間)は、比較的しっかりの動きのことも多いのだが、
終わってみると、100ドル安、200ドル安という日々が続いている。
「わりと元気よく出て行ったよと」(ジョニーへの伝言)というフレーズをつい思い出す。
そういえば、なんという歌か思い出せないが
「今日もまた 今日もまた」というフレーズもあったなあ。

今日のNYは、朝方は例によって、わりと元気よく前日比小幅安で始まり、じきにプラスに
転じたが、いつも以上に、この元気さはもたず、ずるずる下げ幅を拡大、現地時間11時15分
(日本時間0時15分)現在、135ドル安となっている。

NYをはじめとする世界的株安、円高(対ドル、対ユーロ)に加え、世界の景気に対しても
これまでの楽観論が後退、ユーロ圏を中心に、懸念が強まっている。

というわけで、これまで、やや楽観論を書きすぎたことを反省しつつ、読者諸氏には、
しばらくは様子見の姿勢を強めることをお勧めしたい。
日本の株は、政治同様、所詮アメリカの属国なので、NYの立ち直りがない限り、低迷を
脱しえない。NY安、円高に歯止め、この2つ(コインの裏表のようなものだが)がない限り
私の言う、好い相場環境は訪れない。

夜明けのない夜はない というのは、兜町人種の好んで使う相場格言だが、夜明けの来る前に
投資じゃなくて凍死してしまう危険もあるわけで、さらなる値下がりリスクも考慮に入れ、
慎重に対処したい。
そう言えば、昨日の昼、私の担当営業マン氏が昼に電話してきて、これからお客さんのところに
お金をもらいに行きますので…と言っていたっけ。(私のところには来ないでね。)
信用取引をやってる人は、こういう下げ相場では特に気を引き締めて、資金管理、リスク管理を
しっかりやられたし。目いっぱいやってると、3割下落ですってんてんというのが、相場の怖さ。
板子一枚下は地獄 というのは船乗りの世界だけではない。