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6月21日付けで
NY始め世界の株式市場も落ち着きを取り戻しつつある。
ここからは多少積極的に攻めてみるところ。
と書いたとたん、これを嘲笑うがごとく、相場は下げ続けている(24日は日経平均5円高だが、
TOPIXは1ポイント安、騰落銘柄数も、値下がりの方が多かった)。
ギリシア問題は小康状態なものの、アメリカの景気に暗雲が立ち込めたことが、主な原因だった。

今後の展開であるが、値ごろ的には、今度こそ反発のタイミングかと思われるが、結論は、もう
少し見なくては、断言できない。ただ、当欄で取り上げているような好業績の中小型株は、そう弱気に
なる必要はないだろう。

21日付けで、電産リードを取り上げた。この時点で、
電産リード 1900円
電産トーソク2012円 だった。それが25日時点では
電産リード 1919円
電産トーソク1752円 となり、株価逆転となっている。

リードを取り上げたとき、書いたように、私は両社の株価は、ほぼ同程度が妥当と考えている。
トーソクの1752円というのは6月18日の2032円の年初来高値を付けた後、23日の
変わらずを除き4立会日連続安で計280円下げたためだ。しかし、これは行き過ぎ。
小型株のうえ株不足状態が続いているので、値動きが一方通行的に成りがちだ。逆に言えば、
大きく下げたからといって、格別悪材料が出たわけではないから、弱気になる必要はない。
私は2000円強から1750円強まで、少しだが、買いのせている。
以前クックパッドについて「腕に自信のある方」限定で、お勧めしたが、トーソクについても
同様、腕に覚えのある方は、ここからは買いで報われるとみるので、28日以降、買ってみると
面白いと思う。
2010.06.22 主力株は割高
私の推奨株、ポートフォリオとして公開中の銘柄の値動きがいい。

相場の流れは、日替わりで一見読みにくいが、実は大きく心眼を見開けば分かってくる。
要するに、日本を代表するような銘柄、国際優良株等は、業績が良くても、結局たいして
上げていないのである。日経平均、TOPIXが昨年末比で今日現在、それぞれ
-1.4%、-4.1%となっているのと、ほぼ同じか、むしろそれより悪いくらいの
値動きだ。
その理由は、結局リーマンシ→ョック後の出直り相場で買われ、PER的には、軒並み数10倍に
成り、ここからの上がり目は、非常に小さくなったからである。
これに対し、中小型株、低位株、2部市場や新興市場の主力人気株以外の銘柄は、相場全般の
底入れ後も大して戻していない。このためPERは10倍以下は普通で、探せば5倍前後のものが、
ごろごろという状態だ。そういう銘柄は、早晩、見直されるのは必至だ。

主力株のPERを算出してみた。(今期予想値→来期予想値)

ソニー    39倍→18倍
パナソニック 36倍→23倍
トヨタ    33倍→25倍
コマツ    19倍→14倍

なお今期予想値は会社発表の数字をそのまま使った。
来期予想値は『四季報』の予想経常利益の6割を実質純利益とみなす、鎌倉式実質値を使って
算出(実質1株利益に基づく)。

これに対し、私の推奨株、保有株の一部について来期予想値(実質1株利益に基づく)を次に示そう。

三協立山   11倍
浜井産業    9倍
電産トーソク 14倍(実際はさらに低下方向)
電産リード  10倍(同上)
永大化工    6倍(PBRは0.17倍)
NY始め世界の株式市場も落ち着きを取り戻しつつある。
ここからは多少積極的に攻めてみるところ。

私のポートフォリオは5月27日に公開した時と大差なく、浜井産業が主力の一角を
占めるようになり、岡本工作の持ち株数がやや減少したのが変更点。
電産トーソク、クルーズは持続中だが、この2銘柄の強さは尋常でない。
この電産トーソク2000円大台乗せで、見直してみたいのが、今日の推奨株。

6833電産リード(大証2部)1900円(6月21日終値)。

日本電産グループの各社を比較してみよう。
(社名  株価  来期予想1株利益  PER)

電産コパル   1501円  95.5円 15.7倍
電産サンキョー  815円  36.1円 22.6倍
電産トーソク  2012円 137.7円 14.6倍
電産リード   1900円 200.0円  9.5倍

電産リードは大証2部、他は全て東証1部。
東証上場3社では電産サンキョーのPERの高さが際立つが、これは「企業存在価値分」が
一定分あるので、低位株≒低収益株ほど高PERになりがちという、鎌倉理論で、ある程度
説明できる。

電産リードの9.5倍が大証2部だから当然なのか、それにしても安すぎるのかが、肝心な
点である。実はリードはトーソクと、これまで、抜きつ抜かれつの株価を、かなりの間、続けてきた。
それが、ここにきて、トーソクの上っぱなれで差がついた。しかし、両社を比べると、甲乙つけがたい、
結局、今後も抜きつ抜かれつの展開になるのではないか。
来期予想1株利益は四季報予想を採用したが、実際は、これを大きく上回ると、私は見ている。
実際、会社情報はQUICKコンセンサスとして、はるかにいい数字をあげている。

トーソクの1株利益を170円とみPER17倍とすると目標株価は2890円
リードの1株利益を230円とみPERはトーソクの7から8かけの12倍~14倍とすると
目標株価は2760円~3220円となる。

やや楽観論にすぎるかもしれないが、トーソクは、その設備投資のペースからして、中期的には
1990年に付けた史上最高値3720円奪回も、まんざら夢ではないとみている。
もしこれが実現するようなら、リードも当然、同程度の株価が期待できよう。
いずれにせよ、リードの現在の株価は超割安。
ただ品薄株なので、板をよく見て買う必要があることに注意されたい。

6月21日 11時42分記
8時30分時点での板=169円買い(13000株)170円売り(26000株)。

迷うところだが、確実を狙うなら、ここ(指値としては168円どころで寄りつき前に売り注文)で
ある程度売るところ。株式投資地獄の道行論(拙著参照)で行くなら、大半はなお持続。
後は皆さんで判断されたい。

一部を166から168円で指値売り、残りを178から185円くらいで、僥倖を狙った
売りを出しておくのも一法。
推奨銘柄第1号の記念すべき銘柄である浜井産業が、期待に応え、全般安の中、急伸、
あっさりと高値更新し、とりあえずの目標値とした162円を上回り165円(14円高)を付けました。

PER的に超割安として、推奨したわけですが、世の中には、こうした単純なことが理解できない
人が多いことを、昨今痛感しています。

一つは、6月14日、ヤフーファイナンスの岡本工作所のところで、同社は1株利益29円で
株価150円だからPER5倍という投稿がされていたこと。岡本は税負担がないので、
経常利益=税引き利益
となっています。こういう場合、通常負担すべき税を考慮、税引き利益は経常利益の60%とみなし
1株利益を算出すべしというのが、鎌倉理論の教えるところです。
こうすると、岡本のPERは一気に9倍弱に上がります。このためだとまでは言いませんが、
この理論の正しさを立証するかのように、実質1株利益で岡本を上回る浜井が今日、岡本の株価を
ついに大きく上回ることとなったのでした。

もう一つが、今日の日経朝刊の「京急 時価総額、東急に迫る」の記事。
この理由として「京急の今期の交通事業収入は1162億円と前期に比べ1%増える見込み。羽田の発着枠の
拡大で、来期以降はさらに増収効果が出る可能性もある。一方東急や東武の今期の交通収入は、
景気低迷で減少する見込みで、時価総額も頭打ち傾向にある。」としています。それでも、さすがに
気が引けるのか「京急のPERは約62倍に達しており、高値警戒感も出ている。」と付け加えていますが。
しかし、この分析は、株価について全く知識のない人の、とんでもない誤解。
なぜ、私がわざわざ、これに触れるかというと、大手私鉄で京成に次ぐ高い1株利益予想の東急の
株価が、1株利益が6割弱の京急や小田急の半分以下、相鉄よりも1割下の理由がつかめず、半年あまり、
いろんな仮説を立て研究してきたからです。ようやく辿り着いた結論は、東急が安すぎるのではなく、
京急、小田急などが超割高なんだということでした。
そして、なぜ京急や小田急の株価が、超割高になっているかというと、この2社は信用の取り組みが
極端な株不足(空売りが信用の買いより多い状態)に長くなってるからなのです。
交通事業収入について言えば、京急のそれは確かに多少増えるものの「新駅償却費、動力費増が
圧迫。」(四季報)し、収益に結びついていないのです。また小田急は「鉄道の客数横ばい」
(四季報)だが、株価は京急並みの高株価です。
ああ、しかし、それより何より、私鉄の時価総額は小田急がとうの昔に東急を大きく抜き去り
トップなんじゃった!!
この一事だけでも、日経の記事が、いかにこじつけの間違ったものか、またほとんどニュース性のない
意味の乏しいものだったか、お分かりいただけるでしょう。

しかしでは、なぜかくも京急や小田急の株価は、株不足状態が続き超割高状態が維持される
のでしょうか?
実はこれは大いなる謎で、私の現下の研究テーマです。

一つ二つ、頭をよぎる事実を。
1990年代頃、西武鉄道の株価は、おおむね3000円~5000円という、とんでもない水準を維持し続け
ました。京急や東急は300円~800円程度だったのにです。
正確なことは記憶にないので、ご勘弁いただくとして、ずっと後、堤一族の相続がらみの争いが
顕在化する中、西武の株価は、厳重に管理されていたことが判明したのでした。あの異常な超高株価は、
膨大な土地の含みのせい(一般にはそう思われていた?)などではなかったのです。

木曽路という会社、たいていの人は御存じでしょう。しゃぶしゃぶ最大手ですが、業績はさえません。
今期は特損で赤字、来期の予想1株利益15.5円、鎌倉式実質値でも23円程度。にもかかわらず、株価は
ここ数年、おおむね1700円~2200円で推移してます。ずっと株不足が続いていると思います。

どうして株不足が発生する、また、なぜかなりの長期間にわたり、それに起因すると思われる異常な
高株価が継続するのかなど、解明すべきことはなお残りますが、異常な高株価の裏には、多くの場合、
株不足があることは頭に入れておくべきでしょう。

浜井産業の今後については、稿を改めて後ほど。
12日に書いたように、鎌倉雄介、14日は立会開始前からはネットで四季報チェック(8時30分と
書いてしまいましたが8時00分に公開のようでした)、前場終了後は、本のほうの四季報チェックという
1日を過ごしました。ついさっき、全巻約2000ページを、ほぼ読了しましたので、お約束通り、
目に付いた有望銘柄を、ここで公開します。

とりあえず、コード番号のみ列挙
そのあと、特に有望と判定した厳選銘柄について銘柄名と多少のコメントを記すことにします。

2428 3620 3623 3715 3749 3753 3771 3808 3815
3891 3954 4046 4113 4119 4188 4340 4633 4754 
5216 5458 5701 5738 5816 5940 5952 5985 5990
6140 6144 6300 6352 6396 6400 6637 6640 6751 
6833 6840 6852 6895 6955 6989 7018 7208 7214
7244 7292 7514 7566 7605 7760 7879 7946 8230 

3771 システムリサーチ 来期も大幅続伸予想で実質PERは4倍台になる。

5738 住友軽金属 来期1株利益19.7円予想に対し株価は105円に過ぎない。

5940 不二サッシ 来期経常利益は2.5倍増、1株利益は実質で10円に達するが株価は40円

5952 アマテイ  木材の割れを防止する特殊形状くぎ「木割れ最強釘」が特許取得 とある。

6352 トーヨーコーケン 来期経常利益3倍増予想。太陽光パネル施工用ウィンチ堅調。

6852 テクノセブン 来期実質1株利益8.7円予想、復配の公算もあって株価61円は安い。

6989 北陸電工  住友金属傘下で業績急伸。

7760 IMV   2011年9月期の経常利益予想、前号の2.3億円が2.9億円に

7879 ノダ    今期予想1株利益37.7円で株価191円。PERは5.1倍。

8230 はせがわ  前期の大増額に続き今来期も増益予想で実質PERは5倍台に。

鎌倉雄介は、このうちアマテイ、トーヨーコーケン、ノダの3銘柄を今日少し買っています。
他の銘柄は、場が引けてから発見したものが大半なので、明日以降、値段を見ながら買うことも
ということになります。
いずれにせよ、リアルタイムのホットな情報ですので、参考にしてください。
6月14日は会社四季報、会社情報の発売日です。
昔は本屋に並ぶ前に情報を入手する方法はないかと、頭を絞ったこともありますが、
大した知恵浮かばず。
大昔わらわの就職志望先の有力候補の1社が東洋経済(四季報発売元)で、
公衆電話から電話したら、公募はしていないと言われたのを、思い出しました。
でもまあ、入社して、四季報発売日に9時前からバンバンいい材料の出てる銘柄に
買い注文を出してたら、インサイダーとなりかねないし、結局意味ないですな。
それに就業時間中に株の注文なんか出してたら服務規律違反とかになりそうだし。

今日の日経夕刊で荒俣宏さんが、日魯漁業時代、プロ野球の日本シリーズを会社階下の
喫茶店に見に行ったら、部長もいて…という「そんな緩さが認められ」ていた
良き時代を懐かしんでいました。
突然、変な話と思われるでしょうが、何を隠そう、平凡社はもっとゆるゆるの会社で
おいらなんざあ・・・・ではなく、実はわらわは、この荒俣さんと、昔、日魯漁業本社前で
会っているのだ。本社でなく本社前、つまり日魯社員荒俣さんのバイトだったわけ。
もう時効だからいいでしょう。確か怪奇幻想小説関係の原稿依頼。
荒俣さんが旺盛な執筆活動に入り、平凡社にも見えられ『世界大博物図鑑』を出されたり、
帝都物語のヒットを飛ばしたりされる前のお話でした。
前との繋がりが訳わかんなくなりかかりましたが、そういう緩い会社だったら、服務規律も
何もドンマイドンマイだったかなと、荒俣さんの話に共感し、彼を懐かしく思い出した次第。

さてさて、そういうせこい考えや雑念は振り払い、今は堂々とした方法でがんばってます。
ネット証券のサイトで、四季報が発売日、立会開始前から見られる(少なくともわらわの
使っている楽天証券のマーケットスピードでは朝8時30分?(?付きなのは1分刻みで
チェックしたわけではない等の理由による)のです。よってわらわのような自由人は、
8時30分から9時00分(立会開始)までは勝負の時間。

本そのものを見るのでないので、やり方にはそれなりのコツがあります。
要注目銘柄をあらかじめ決め、すぐに検索できるように、登録しておくわけです。

前場終了後は本の四季報を速読、好材料のチェックです。
いい材料は、早めにお知らせする予定です。

推奨銘柄とは別に11日(金)にわらわの買った銘柄。
2193クックパッド
9時より前に、前日を10円、20円上回る8510円、8520円の指値で
買い注文を出し、いずれも8500円で約定。安く推移した後引け間際に急伸、
終値は8800円。引け後決算発表(もちろん承知の上買っていた)、好内容に加え
1株を2株への株式分割を発表。
まあこんなことはどうでもいいのですが、この銘柄、あのクルーズ(ポートフォリオ
にあるように5万円から6万円で買ったのが現在34万円強)を彷彿させるものが
あるように思えるのです。それで、打診買いを入れたのですが、ドンピシャの展開になって
来たので、腕に覚えがあり、リスク覚悟のお方にどうかという次第。
日経平均、TOPIXとも年初来安値に沈み、商いも細り、ここは静観が常識的には
いいところだが、熱くならない程度に、底値圏に到達したと思われる銘柄には、
そろそろ打診買いを入れてみたい。

そこで
3432三協立山(東証1部)。108円(6月9日終値)。

2月8日に付けた105円が年初来安値だが、今日付けた106円は、それに後1円と迫るもの。
出来高、株価ともに低い水準で、底入れということが多いが、昨日の出来高354000株は
申し分なく低水準。
前に2010年5月期の配当について触れた(無配か2~4円配実施か)が、
少なくとも今期は配当するのは確実だ。3~5円。可能性が高いのは4円だが5円の可能性も
ある程度あるだろう。
利回りは4円でも3.7%、5円なら4.6%になる。
4.6%なら東証1部で上位50位内に入るかというレベル。株価200円未満では東日本銀行についで
2位。150円以下ではもちろん1位だ。

もちろん注目点は住宅エコポイントで受けに入る内窓だ。会社に取材したところ、2月~4月の
内窓の受注は前年同期比で3~4倍に達するという。
またアルミ地金価格が業績に大きく影響するわけだが、トン当たり24~25万円を前提にしている
ところ、5月は4月に比べ3万円も下落し23.2万円。
こうしたことから、今期業績は、かなり期待できよう。
四季報予想で1株利益10.4円だが、11円~12円どころを見ていいのではないか。
自動車のエコポイントは、再延長なしで9月末で終わるのが決定的だ。その辺も見据えて
各社の住宅エコポイント効果が、現実に業績に表れる住宅エコポイント企業に注目が集まろう。

PER10倍そこそこ、上方修正なら9倍そこそこ、また配当利回りも4%前後と、どこからみても
割安で、かつ年初来安値圏にある、この株にまずは第一弾買いを入れていいだろう。

6月9日 11時59分記(いつ時点の記述か明確にするため、これを記すことにしました)
2010.06.04 浜井産業
お待たせしました。
いざ出陣です。

鎌倉雄介、最初の推奨株は

6131浜井産業(東証2部)。143円(6月3日終値)。

6月1日に四季報速報で今期業績予想が大きく上方修正された。
5月13日発表の会社予想、経常利益4.4億円を7.4億円に増額、
さらに来期(2012年3月期)は10億円予想を打ち出した。
1株利益は18.5円(きちんと税金を払い税引き利益6億円)

鎌倉理論に従い東証2部の同業2社と比較してみよう。
(銘柄 売上 実質1株利益 1株純資産 配当 株価(6月3日終値)

岡本工作 210億円  5.1円 195円   0円 146円
滝沢鉄工 126億円  1.0円 145円   0円 108円
浜井産業 81億円  13.5円 85円 3.5~4円 143円

実質1株利益は純利益を経常利益の6割として算出。売上等は原則として
2011年3月期予想の数字。
浜井産業の2012年3月期は
売上100億円、経常利益10億円、純利益6億円、1株利益18.5円、配当3.5円~5.5円
と一段の飛躍が予想されている(四季報速報)。

表の数字だけ見ても、株価がどう決まってるのか、よくわからない。
私の解釈は、岡本、滝沢の株価がおおむね妥当≒正当な評価、
一方浜井のみ、不当に低い評価に放置されているということになる。
単純にPERを算出すると、
岡本 28.6倍
滝沢 145.0倍
浜井 10.6倍

一見、岡本、滝沢のPERは異常に高いように見えるが、これは工作機械は設備投資関連
なので、電気や精密機械などに比べ、業績の回復が一歩遅れる、株価はそれを勘案して
少し先、来期あたりまでの回復を加味して決まってくるとみるといい。
実際東証1部の主力機械株のPERも非常に高い。
滝沢について付言すれば、これは超低収益株の場合、鎌倉理論でいう「企業存在価値分」が
重要度を増すことに留意されたし。つまり、企業は、利益がなくても、倒産懸念がほとんど
なければ一定の株価(この値はその時の相場状況による)は付ける。ために、超低収益株は
必然的に高PERになるわけだ。

それはともかく、浜井の出遅れ、評価不足は歴然。
とりあえず4月30日の高値162円更新が目標。
6月14日の新四季報発売で一段高期待。