多少は警戒していた大型連休も無難に通過、ここ物色動向も、やや小型株優位になって来て、当道場銘柄も、いい値動きになるものが増加してきた。

いろいろ、私には理解しにくいことをおっしゃる方もいるが、相場というのは、変幻自在でうまく対応できることも多いが、どう頑張っても、なかなかうまくいかないときもある。それでも、トータルで(「ある程度の期間をとれば」と言い替えてもいい)、ほぼ常に勝つ、あるいはベンチマーク(日経平均等)比で圧勝するのが、相場巧者であろう。
こういう常識がない方が、短期間の成績で人を評価したり、自身が右往左往したりする。

私としては、私の技量・成績に不安を抱かれるのなら、このブログを読むのはおやめになった方がいいでしょうと言うしかない。

私がある銘柄を推奨すると、その銘柄は、最近はほぼすべて、推奨時株価を上回って始まる。それもかなり上回るケースが多い。だから読者諸氏も、以前に比べ利益を挙げることが難しくなっている。
この問題について、書いてみたい。
これは、当ブログスタート時から、ある程度、予想できたことである。つまり、推奨銘柄が、推奨後、順調に値上がりし、推奨直後に買えば、高確率で儲かるということになれば、推奨直後の買いが大幅に増加するに決まっているからである。
これは避けがたいことなのに、理不尽な批判をする方が必ず現れる。
推奨銘柄が不調続きで、買えば損をするということになれば、推奨直後値は推奨時株価より下とか、せいぜい同水準となろう。そうでないと思う方の方が多いから、高く始まるとみるべきだろう。

注=有料にすればこういう問題は回避できると思っている方がいるようだ。しかしこれは明らかに間違いだ。私が、それなりの金額で会員を確保、毎週一定の時間(例えば毎週土曜日夜)に、一斉配信(携帯、パソコン等に)するとしよう。そうしたら、おそらく、今以上に月曜日は大幅高で寄り付くことになろう。これは投資顧問会社時代の経験からそう思うのである。
解決策は、会員をランク分けしごく少数の最上位会員に対しまず配信、最下位会員に最後に配信することしかないだろう。しかし、これで下位の会員が納得するか?
いずれにせよ、こうしたことは私はやりたくないのでやらず、また自分に自信があるなら人様からお金はもらうなということで、私は、このブログをこうした形でやっているのである。

こうした現状をよく理解したうえで、推奨銘柄についてどう対応すべきかを研究することが、読者諸氏は問われているのである。
例えばあまり高く寄るようなら、原則見送る、というのはこれまでも書いたことのある方法である。ただ朝日ラバー、昭和HD、ニックスなど☆☆銘柄は推奨直後値は大幅高の値段であることでも分かるように、虎穴に入らずんば虎児を得ずということも言えるので、相場は難しいのである。
 
私が読者なら、推奨銘柄以外の銘柄(「準推奨銘柄」と言い換えてもいい)も大いに利用する。
 
私は四季報が発売されるたび、「四季報から発掘した有望銘柄」を発表してきた。詳しく厳格に調査はしていないが、非常に高確率で、大きく値上がりしているはずである。
直近では、3.14日付け「四季報から発掘した妙味株」、16日付け「四季報から発掘した妙味株2」で紹介した銘柄はほとんどが、その後大きく値上がりしている。
サトーHD、アトラ、IBJ、タムラ製作所などは、特に大幅高となっている。

また4.22日付けで 「しこりがなく需給関係のいい銘柄」としてアトラとピックルスの2銘柄を挙げたわけだが、急騰したアトラ(その後「推奨銘柄」にした)に負けず劣らず上げたのがピックルスだ。1149円だったのが23日寄り付きが1179円。5.08日終値は1400円である。アトラも推奨直後値は1709円だが、4.23日の寄り付きは1595円だった。

相場見通しにすぐ行くはずが、前書きが長くなってしまった。
相場見通しは、稿を改めて。

5月10日 21時27分記
推奨銘柄の買い方について、ここでは書いてみよう。

その前に、私のやり方というか、自身がどういう風に銘柄を選んで買って来たかについて、ごく簡単に。
生来へそ曲がりで、かつ人に教えるのは好きだが教わるのは嫌いな性格なので、生まれて初めて予備校時代に東洋パルプ(だったと思う)を買って以来、ほぼ100%、自分で選んだ銘柄だけを買って来た。

ただ30歳台初めくらいまでは、まれには人の推奨株(株式専門紙や雑誌、夕刊紙等に載っている推奨銘柄)を買うこともあった(ある程度納得したうえで)。しかし、じきにこれは止めた。どうみても、自身の選んだ銘柄より著しく的中率が低いのである。

また1度だけ投資顧問会社の会員になったことがある。ここで、その詐欺商法もどきの手口を知った(大体そんなことだろうと推測はしていたのだが、実地に確認しようという意図も持って会員になったのである)。要するに、宣伝等に載っている実績は都合よく加工しているのであった。一番多いのは、全部の推奨銘柄を明かすことなく、上位の成績のものだけ明かすのである。もう一つは、当方=会員が買える値段は推奨時より、ほとんどの場合、はるか高くなっているのである。
注=これは私が会員になったことのあるところについてのみ言っているのである。ほかがどうかは関知しない。

こうした体験のうえで、私は自身の推奨スタイルとして、推奨時株価に加え、推奨直後の値段を明記することとし、かつ当然のことながら、一部の不都合な銘柄を除くといった姑息なやり方は絶対やらず、全推奨銘柄の実績表を、すべて誰でも簡単に分かるかたちで提示してきたわけである。

ここから本題へ。

なお、以下の分析では、前稿の実績表に示した銘柄のうち、推奨直後の4本値が直ちには分からない和田興産、ケンコーマヨネーズを除く15銘柄を調査対象とした。

買値を下回っているが、どうしたらいいかといった相談をしてくる方の多くは、買値が高い=推奨直後値より上という場合が、結構多い。もしかしたら大半である。どうも、指し値をしたのだが、指し値が低すぎて買えなかった、それで、その後、値上がりしてしまってから買った、ということのようなのである。

実績表をご覧になれば分かるように、推奨直後値で、全て買ったとしたら、かなりいい結果になっていたと思われる。(いくらで売るかで成績はまた大きく左右されるが、これはひとまず置いておこう。)
であるから、四の五の言わず、全銘柄、寄り付きに間に合う時刻までに、「成り行き買い」を出す、というのが、一つの選択肢である。
注=ただ成り行き買いだとストップ高の値段の代金が必要なので、資金繰りに困る場合もあるので、前日値の110%とか120%の値段で指値するのが、いいかもしれない。

ただ、そう言われても、やはり、とんでもない高値で寄ってしまうかもしれないからいやだとか、寄り天になってしまうんじゃないかと心配される方も多かろう。確かに、今のような地合いのいいときはいざ知らず、ちょっと地合いが悪化すると、そういうやり方は、リスクが高い可能性が十分ある。

そこで(ここからが一番肝心なところである)、もう少し緻密に分析してみた。
一体いくらで指し値したら、買えたのか?

A=当日の安値が推奨時株価以下だったもの・・・・・・・・・・・・・・5銘柄
B=当日の安値が推奨時株価の102.1%以下だったもの・・・8銘柄
C=当日の安値が推奨時株価の105.3%以上だったもの・・・2銘柄

注=小数点以下は切り上げ(買えるようにするため)。

Cはテノックス(お年玉銘柄)とジューテックである。どちらも、特に強く推奨したものだから、こういう高い値段で寄り付いたと思われる。

そこで、以上の結果から、102.1%、つまり推奨時株価に2.1%をオンした値段で指し値するというのが、常識的には、いいのではないかとなる。
またCの2銘柄は、結局高くても買っておいたほうが良かったわけだから、これを買うとしたら、どういうやり方が良かったか?どちらも、寄り付き値は推奨時株価を大きく上回っているが、当日の安値でみると、テノックスは105.3%、ジューテックは107.4%である。わずか2例なので心もとないが、こういう大幅高で寄りそうな場合、108%とか110%で指し値するという選択もあろう。

なかなか意を尽くせないが、多少は参考になっただろうか。

もう一つ、大事なことがあった。うまくいかない人の多くは、ある銘柄で含み損になったりすると、次は買わないという傾向があるように思う。鎌倉雄介は、不遜に聞こえるかも知れないが、よほどのことがない限り、2連敗、3連敗はしない。よって、そういう場合こそ、次の銘柄は買ってほしいのである。また、買ったり買わなかったりすると、大体は悪い方悪い方へと行くのが人間界の掟でもある。出来るだけ、資金力をつけて、間引かず買うことを心がけていただければ、成績は良くなると確信する。

2月11日 21時13分記

相場見通しは、アメリカ株等の値動き見てからの予定です。

お詫び・訂正=A、B、Cの定義、ミスがあり、訂正しました。
私は、このブログを始めたとき、このように毎日書くつもりは無かったから、基本的に銘柄を推奨するのがメインで、それ以外は、ほんの付けたしと考えていた。だから、読者が

推奨銘柄を推奨直後に買う→読者が自分の判断で適当な時期に売る

これで、ひとまず終了と考えていた。それがだんだん推奨株のアフターケア的なことも書くようになり、いつしか、それが常態化していった。これには、もちろん、読者からの要望もあったと思う。

まあしかし、銘柄についてのアフターケアというのは、特に当ブログのように読者がどういう方か全く不明とあっては、至難の業と、今では考えている。例えば、輸出関連の銘柄を推奨し順調にあげていたので「強気堅持、持続」と書いたとしよう。ところが深夜海外でミセスワタナベの寝入っているところで円売りが仕掛けられ一気に1円強の円高(対ドル)になったりする。そうすると、当然、その輸出関連銘柄は寄付きから大幅安になる。今さら、そこで、円高になったので前言取り消しとか、ここからは弱気に転換とか言っても遅いからと、何も書かないと、それだけで不満が出るのが、現状のようだ。

要するに、柔道の道場を開いて、有段者を入門資格にしたつもりが、受身できませんという方もいっぱい入ってこられたということだろう。投資経験、運用額、信用取引経験の有無とか、証券会社だったらチェックするところを、そういうことは全くなく、それなりに株式投資をやってきた方が読むんだろうくらいに考えていた私が、うかつだったとも言えよう。

こういうことを、総合的に考えると、やはり、推奨銘柄は、原則推奨直後以外買わないのを、今後は原則としたい。その後、強気とか書いても、それは売らずに持続でいいでしょうくらいの意味で、そこで買い増せとは、取らないようにされたい。「原則」と言うのは、読者が自分の才覚でどう転ぼうと何の不満も言いませんということで買われるのは、当然ご自由にだからである。

あと一つ、コメントを読んでいて気付き、どうしても言っておきたいと思ったことがある。それは、「あれだけ強く推奨したのだから」ということに関してである。そう言われると一言もないとまでは言わないが、だが私とて困ってしまう。それだけの銘柄なのだから、ダイヤのように硬く、どんな暴落が来ようと、びくともしないはずでしょ、だから私は最低5割上がるまでは売りません、鎌倉先生、強気でいいですよね。とか言われると、本当に言葉に詰まるときが出そうである。推奨したとき、それはある一定の外部環境を前提にしているわけである。そして強気も、目標値的なものも、それを踏まえてのものである。それが推奨後、時々刻々、外部環境は変わる。日経平均、為替、政治・経済状況、事故等々により、大きく変わることも十分ありうることは、誰の目にも明らかであろう。だから、私がいかに強気であっても、せいぜい売る値段を10%上ではなく20%とか30%に引き上げるくらいにとどめてほしいと思う。
そもそも、そんなに手軽に儲かる、つまり鎌倉雄介があれだけ強く推奨していたのだから
サンコーは225円が最低でも300円は保証されたようなものだ
CDSは139800円が200000円には最低でも必ず行く
こんなことが、100%近い確率で言えるなら、私は今頃資産1兆円とかの大富豪だろう。なぜなら信用でレバレッジを効かせてバンバン勝負、転がしていくからである。そのうち100兆円、1000兆円にもなってウォーレン・バフェットもビル・ゲーツも抜き去ってやるだろう。
私の言葉がそれほど大きな意味を持つとは思わず、比較的軽く言っていた点は反省し、もう少し控え目な表現に変えようとは思うが、読者にも、もう少し、世の中に、そんなうまい確実な話はないということを心えてほしいと思う。

最後に、私が推奨直後に売り抜けている、読者を肥やしにしているといった妄言、嘘だけは、やめていただきたい。何度も書いているように、私は、推奨直後に売ったことは1回も無い。読者の肥やしなどももらった覚えはない。何の根拠も持たず嘘を書くのだけはやめよう。

私が、もうやめようと何度も思いつつ、それでも、なおこういうことを書くのは、はなから聞く耳を持たない人は別として、どうしたら、あまり経験の無い人にも、なんとしてでも利益が上がる方策を伝授したい一心に他ならない。「肥やし」だの「売り抜ける」だののいやな言葉に惑わされず、素直な心で、「株道場」活用法(以前の分も含め)をお読みいただき、成果をあげられることを、心から願っている。

5月28日 0時51分記

保有銘柄を教えて?
売りぬけたじゃないでしょうね
○○銘柄はもう取り上げてくれないんですか?

こういうコメントは、やや不躾なのに目をつぶれば、ただ哀れな子羊が、買った銘柄が下がってきたりして不安になったのを、訴えているだけなのだ、とは、某ど素人氏の見立て。

「売り時期」を言う前に「買い時期」を知っていてもらわないと、話がおかしくなる。よって「買い時期」について私が書いたのを読んでいない方は、株道場」活用法のジャンルで3回にわたって書いているので、しっかり読んでいただきたい。それをマスターした上での「売り時期」である。

なお、売り時期にせよ、買い時期にせよ、自分の才覚でやりたい方は、それでやられれば良い。私がとやかく言う筋合いのものではない。ここで書く対象は、売り時が分からない、実績表では○や◎になっている銘柄でも儲けられないといった方向けだということをご了解いただきたい。

以下は、最近5ヵ月の実績表である。(以前掲載したものをコピーしたので現在値等違う部分があることは了承されたい。)

12.26 ダイユー   720円(730円)→974円(01.11)   658円       ◎
01.11 カンセキ   134円(159円)→161円(02.16)   134円       ◎
01.17 Gテイスト   39円( 41円)→ 57円(02.29)    45円       ◎
01.25 浅香工業   128円(131円)→173円(01.30)   143円      ◎
02.02 ヤマダコーポ 159円(168円)→218円(03.22)   182円      ◎
02.07 ハザマ    248円(253円)→275円(02.22)   208円       ○
02.08 サンコー   225円(226円)→285円(04.03)   263円       ◎
02.20 FJネクスト 431円(439円)→607円(03.13)   497円        ◎
02.29 Gテイスト   49円( 51円→  57円(02.29)    45円       ○
03.07 マミヤOP  135円(135円)→202円(04.16)   183円       ◎
03.13 IDホーム 2340円(2400円)→2500円(03.14) 2290円       △
03.29 エクセディ 2407円(2412円)→2417円(03.29) 2082円     (×)
04.04 CDS 139800円(142600円)→163400円(04.04) 153900円  ○
04.16 コメ兵    527円(535円)→608円(04.20)   584円        ○
04.17 WDB 103500円(109500円)→114400円(04.18) 106400円 ○
04.24 セプテーニ 73100円(73500円)→81500円(05.02) 78200円  ○
04.27 パラマウント 2435円(2449円)→2484円(05.01) 2477円     -

「買い値」は推奨時株価に2%~3%程度、場合によっては5%プラスαを上乗せした値段で指し値するように書いていると思う。これを守った場合、カンセキは推奨時134円に対し159円で寄ったから(また推奨時にも細かい注意を書いた記憶がある)、買わなかったことになる。WDBも同じである。

残り15銘柄を検討してみよう。
そうすると、IDホーム(△)、エクセディ(×)、パラマウント(-)以外の12銘柄は、全て○(推奨時株価比10%以上上昇)か◎(同20%以上上昇)になっている。ただしハザマのみ寄り付き値比ではわずかに10%に届かない。

こうした分析のうえで、以下の手法を1つの案として提案する。

①推奨銘柄は原則として2単位以上買う。
②買った銘柄のうち何割か(2単位だけ買った人は必然的に1単位、3単位以上買った方は、各人の性格等に応じて)を買い値の10%上の値段で売る。
③残りは買い値の15%とか20%とか30%とか上で指値して売る。
これを何%にするかは、持ち株数にもよる。残りが1単位なら20%とかに決めればいい。残りが3単位以上の人はいろいろ工夫の余地がある。
④買い値の10%上の指し値は、過去の経験則からして、かなりの高確率で成立するだろう。問題は、それより上の指し値だ。これが出来なさそうな場合どうするか。正直、それを一般論として書くことは不可能だ。外部環境にも大きく左右される。10%は上がった後のことなのだから、まあ買い値を下回りかねないようなら、その前に処分するのが、安全策としてはいいだろう。
⑤エクセディ、IDホームのように最初から動きがおかしい場合。
私はタイミングを見計らって銘柄を推奨している。だから(相場環境が極度に悪くはないとして)通常、推奨後は順調に値上がりするケースが多い。それがそうでないのだから、基本的に早々に、こういう場合売却するのが、特に初心者の場合、いいだろう。エクセディの場合、相場環境がやや好転の兆しがあり、そういう前提で選定したのだが、あにはからんや、相場環境は逆に中大型株に逆風という展開になり見事な失敗になったのだった。IDホームの場合は、たいして儲かるような株価にはならなかったが、買い値プラスαとか買い値近辺ではいくらでも売るチャンスはあった。この2つの例からしても、早々に退散という戦術は有効と思われる。

今に至っても、Gテイスト、CDSへの不満が結構寄せられる。しかし、寄り付き値比でもGテイストは10%強、CDSは15%弱値上がりしている。あまりほめられたものではないにせよ、多少なりと、株式投資を知っている人なら、文句の出ない値動きであろう。それがそうでないのは、経験の無さ、相場環境もにらみながら売るといったテクニックを持たないためだと考えられる。
そういうわけで、私は、こういう機械的売買手法は、好まないのだが、特に初心者で、私の推奨株で、4月くらいからうまくいかない人のために、あえて、ここに書いたのである。

話は変わるが、最近の私の成績について、少し書いておきたい。
日経平均は3.27日に10255円を付け、その後ほぼ下げ続け現在8580円。値下がり率は16.3%、TOPIXは17.2%の値下がりである。こうしたなか当道場銘柄はコメ兵は利食えたであろうし、CDS、パラベッドは持続していたにせよ、日経平均などよりは下落率ははるかに小さい。含み損含み損と思わず、損害は比較的軽微、この程度なら後の挽回もそう難しくないと前向きに考えよう。
鎌倉先生も含み損なんだとかわけの分からないコメントがあったりするが、私は5.02のピークからは、それなりに下げたが昨年末比では、かなりの値上がりである。そして、ここに来ての値下がりもCDSやパラマウントの健闘(比較的だが)、ローソン、TPRもあって、そこそこの状況にあるわけだ。常に、ただ下がった、含み損だではなく、日経平均に敗けてないか、どの程度の値下がり率かという観点で、自分の成績を、そして私の推奨銘柄の値動きを見るようにしてほしい。

5月25日 23時21分記
最近、読者の方から、持ち株(過去の推奨株)の今後の見通しや、これからこれこれ(以前の推奨株)を買っていいかといった相談を受けることがよくある。

それはいいのだが、その文面を見ていて気づいた、気になることがある。
つまり、そういう方の多くが、推奨株を、推奨時の株価とは、かなり離れた値段、ほとんどの場合「高い」値段で買っていられるのである。思うに、しばらく様子を見ていて、上げてから、これはさらに上げそうと、買ったのだろう。

上げたら弱気、下げたら強気と、私は常々人にも言い自分にも言い聞かせているのだが、そういう自分自身、なかなか、それに徹しきれない(それでも、これを頭に叩き込んでいるから、多少は一般の人よりは、これを実践できているだろう)。

つまり、推奨株が、推奨後、上げると買う気がふつふつとわいてくるのは理解できるが、原則避けていただきたくて、こういうことを書いているわけである。繰り返しになるが、推奨株は、タイミングを見計らって、今だというときに推奨しているのである。だから、買う気がある場合は、即買ってもらいたいのだ。成り行き=寄り付き買いが怖ければ、推奨時株価かそれにプラスアルファした値段で指値をすればいいことは、以前に書いた。

株式投資は、確率の勝負だということも、以前に書いたとおりである。読みが基本的に正しくても、外部要因により、うまくいかないこともある。しかし、ある程度の期間をとれば、腕がよければ、日経平均などより、かなりいい成果は、簡単に出せるはずである。
というわけで、私を信頼するのであれば、原則、推奨株は、全て買っていただきたい。昔と違い、今は高株価の銘柄でも多くは100株単位なので20万円程度以下で買えることが多い。運用額が200万円程度あれば、これを実行するのは、さほど難しくないはずである。

以上、既に、これまで書いたことがほとんどだが、必ずしも、実行している方は少ないように思えたので、あえて、再び書く次第。それぞれの方の個性、性格もあるので、ご自分のやり方もあろうが、それは、自分で選んだ銘柄の場合だけにして、当道場の銘柄については、出来るだけ、以上のやり方を極力とっていただけたらと思う。その方が、成果も上がるはずだから。

12月21日 17時53分記
私は昔『4勝1敗の株』という本を書いた。
その心は、株で5戦5勝を目指すな、トータルで勝てばいいのだということだった。また、当時、株式市場が堅調で、素人投資家の成功譚的な話が新聞、雑誌をにぎわし、私は株式投資で損をしたことがないとか、その内容は千差万別だが、ともかく自信満々の、やや独りよがりの説が横行していたことへの皮肉を込めたアンチテーゼでもあったのだ。

その後、株式市場もブラックマンデー、バブル崩壊等いろいろあり、そういう中で私の相場感も、かなり変わった。4勝1敗というのも、自分で言うのもなんだが、あまりいい表現ではないわいと、多少の反省を込め、見直したいと考えているのだ。
つまり、相場の悪いときは1勝4敗のときもあり、逆に相場がよければ5勝0敗にもなる。数年単位で言えば、4勝1敗は今も有効、正しいと言えるが、短期的には前述のようなことになるわけだ。

何が言いたいかと言うと、私の推奨株を愚直に、寄り付きなり、推奨時株価前後の値段で指値買いしたとしても、必ずしも成功が約束されているわけではないということである。
おいおい、そりゃあないだろ、という声があるかもしれない。しかし、残念ながら、それが事実であることを認め、かつ皆さんにも知っていてほしいと思うのである。
それでも、私が不遜にも、銘柄推奨をするのは、私が自分のやり方、理論、実績に十分な自信を持ち、これより、うまくすることは、少なくとも、そう簡単ではない、だから、一般の人にとって、非常に有用だと確信しているからである。

もちろん、私の推奨株に投資して、うまくいかない時というのは、そのほとんどは、相場環境が悪いときである。責任を相場環境に押し付ける気は、さらさらないが、どうやっても、なかなかうまくいかないときもあるということだ。そういう時は、いかに損失を小さくするか(銘柄選択、運用額等)が大切だ。もちろん、株式投資は買っても売っても(信用取引による空売り)いい訳だから、腕さえよければ、いつでも儲け放題ではないかという、暴論に近い反論もあろうが、まあ、これは、理屈は確かにそうだが、そうは行くものではないというのが、私の経験に基づく結論であり、また、私でなくとも、そうは行かないであろう。

なんだかんだ言っても、大事なのはかく言う私の腕前である。私があなた(=読者)より下手では、論外だ。多少なりと、不安(鎌倉雄介の腕前)を覚えられる方は、ご自分の選んだ銘柄と鎌倉雄介の推奨株とで、運用成績を一定期間比べるといいだろう。また、鎌倉雄介の推奨株と日経平均(あるいはTOPIX)とを比較するといいだろう。もちろん、運不運等もあるので、それで直ちに正しい判定が出るわけではないが、大体の判定は出来るはずである。

鎌倉雄介を信頼していただいたとして、推奨銘柄は極力、愚直に、全部買っていただきたい。どうも、私の周りの人の実績を見るに、私が失敗すると次は冷淡に無視(買わない)、当然?これが大幅高といったことになるケースが多々あるからである。勝手かもしれないが、買う買わないの判断は資金状況による場合は別として、せず、愚直に買ってほしいわけだ。強いて言えば、私が強力に推奨している場合は必ず買い、そうでなかったらケースバイケースにするといいだろう。なお、将来の当欄リニューアルに際しては、推奨度合いを数段階に分けて表示するつもりである。

どれくらいの株数を買うか

昔と違い、今は多くの銘柄が100株単位とかで買えるため、最少投資額は数万円から30万円程度で済むことが多い。また、手数料も、対面営業の証券会社の場合、通常、往復(買いと売り計)3%弱程度かかり、かつ最低手数料というのがあって25万円程度以下の売買をすると一段と割高になる。が、ネット証券の場合、ほとんど気にしないでいい程度の低さだから、数万円の売買代金になる場合でも問題ない。というわけで、今は、自分の総運用額等に応じて適切な金額分の株数を買えるということだ。

例えば総運用額が150万円程度だとしよう。この場合、前回推奨の帝ピスを1000株買うと75万円程度だから、5割が一気に帝ピスになってしまう。こういう事態は原則避けるのが望ましい。うまくいかないと、身動きできなくなりかねないからだ。大体の目安として、1銘柄最大25%~30%にするといいだろう。前述の例で言えば帝ピスは500株か600株にとどめることになる。それでも、この場合売買単位が100株だからいいが、1000株単位の場合、1000株75万円を投入、値下がり、塩漬けという悪夢のような展開に、初心者ほどなりやすいので注意しよう。

すぐに買う

これはすでに述べたとおりである。ところが、話を聞くと、しばらく見ていて、推奨時より下がると、安く買えると喜び(あくまで私の憶測)買うという人が結構いらっしゃる。これも原則避けていただきたいことは、言うまでもない。
推奨株は、私が十分考え今だという時を見計らって推奨している。だから、私を信頼していただけるのであれば、即刻買いのわけである。そして、私の推理、読みが正しければ、その後上がる確率が高い。なのに下げているということは、その推理、読みが間違っている可能性がある、あるいは相場環境が違ってしまったといったことが考えられる。よって、しばらく待って後で買うというのは、避けていただきたいわけだ。むしろ、即買い、それから上げたら追撃買いという方がリーズナブルである。

分けて買う

これは時期のことと株数のことの両方を言っている。
時期については、先に少し書いたが、買った後下げても、場合によってはナンピン買いをしていいときもある。これについては当欄で極力アフターケア的に触れるので、それを参考にされたい。

予算的に1単位でなく数単位買える、買いたいとしよう。推奨株が時価2000円(売買単位100株)とする。この場合、1991円100株、2002円100株、2008円100株といった買い注文を出すといい。

なかなか意を尽くせないが、私の言いたいことの一端はお分かりいただけたであろう?

11月27日 21時38分記





当ブログ読者の方から、推奨銘柄はいいが、いつ買ったらいいのか?どう売ったらいいのか?
そういうことが分からん、と多少不満そうな感想を人ずてに聞きました。

売り方については、まあ分かるにしても「いつ買ったらいいのか?」という質問には、正直、呆然としました。
しかしよく考えたら、吾輩、株の業界人とは無縁の、エンペラーズ・ジャパニーズ(正統日本語)の使い手を自負していたが、こと株に関しては、知らず知らずのうちに、株の世界の人間の用語、常識に浸かっていた部分があるんではと、反省させられるところがありました。

そこで、そういうことに、お答えしようという次第。まずはその1回目。

買い方について
これはもう、基本的に、すぐに買っていただきたいのであります。
そのため、「推奨銘柄」では、執筆時の株価を日付けとともに入れているわけです。
基本的に、推奨銘柄の公表時間が、立会時間中(東証の場合で9時から15時)を避けているのも、同趣旨からです。

すぐに買うといっても、「寄り付き」買いや「成り行き」買いは怖いという人も多かろうと思います。
もっともなことです。ではどうするか。

10月6日付け推奨株の住軽金でご説明しましょう。
推奨時株価=10月6日終値=95円 です。
10月7日の寄り付きに間に合うとして(毎日1回は当ブログを見ることを忘れずに)、94円~96円くらいで指し値するのが基本です。3円も幅があっては、また迷って困るという贅沢な方もいらっしゃるでしょう。そういう方は、推奨時株価として明記してある95円で。
幅があるのは、前日のNY市場がどうだったか、多少リスクをとっても買いたいか(あるいはその逆か)、寄り前の気配がどうか(例えば96円買い97円売りなのに94円で指値しても買えない公算大)といった外部要因で左右される面があるからです。
とはいえ、仕事の関係で、寄り前の気配など分からん等々、人それぞれ事情がおありでしょうし、腕前もそれぞれでしょう。基本的には、推奨時株価で、もしくはその値段プラスアルファで指し値するのをお勧めします。プラスアルファというのは、確実に買うためですが、アルファは住軽金の場合のような低株価の場合は1円、500円程度の株だったら3円くらいがいいでしょう。

いずれにせよ、銘柄の推奨は、鎌倉雄介が心血を注ぎ、タイミングを計ってやってるわけですから、何日か後で買おうなどというのは、原則ありえない選択です。

昔、私が市場新聞投資顧問の社長として、会員(言うまでもなく有料)の方に銘柄推奨をしていたときのこと。
(多少、もしかして、すごく、自慢話に聞こえるかもしれませんが、お許しあれ)
東京鐵鋼という銘柄を推奨、560円(推奨時株価=1987.11.25)が、3週間後の12月15日には1810円になった。(いや、しかし大昔の話ですなあ。いやはやいやはや、くわばらくわばら)
そうしたら、どういうことが起きたか?
連日朝早くから、投資顧問会社の電話が鳴りっぱなし、社長さん(吾輩ですな)が定時1分前の8時29分頃出社すると、薄暗い社内で、社員さんが電話に出ている、吾輩もおっとり刀で、別の電話を取るというありさま。あ、薄暗いというのは、照明をつけるまもなく電話に出たからと推測されます。
銘柄推奨すれば、あっという間に買いが殺到、小型株だと1割2割簡単に値上がりするという状況。さらには、社内を用もないのに、うろちょろする本社の人間まで現れるありさま。会員からは下仁田ねぎやらなにやら送られてきたり。調子に乗った市場新聞投資顧問は、ファックス会員制度を新設(携帯などない時代)。

言いたいのは自慢ではなく(少しはあるだろー仰せごもっとも)、相場をやる者は、それくらい鵜の目鷹の目で1分1秒を争って情報を早く入手しようとするものだということ。少なくとも、そういうものだという思い込みが小生にはあったので、いつ買ったらいいかといった質問が、当初理解できなかったということなのです。

株脳に知らずなっている自分を反省する鎌倉雄介であった。