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2019.08.20 松風
7979 松風(東証1部) 
株価 1506△26(8月19日終値)   
出来高=9600株(8月19日) (売買単位=100株)
PER=15.6倍(2021年3月期・鎌倉雄介予想実質値) 
01月04日=1035円~1535円=08月15日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

松風は歯科材料・器具の大手で、似た業態の上場企業にはマニー、ナカニシなどがある。この3社は、主力製品のシェア(国内、あるいは世界)が高く、高収益、海外売上比率が高い等、業態以外にも共通点が多い。

そこで、この3社の株価、収益、PER等を比較してみた。
注=経常利益等は今期予想(松風2020年3月期、マニー2019年8月期、ナカニシ2019年12月期)

       株価   経常   EPS   PER   時価総額
松風    1570円  20億円  88円  17.8倍  253億円
マニー   7610円  60億円 128円  59.5倍  2712億円
ナカニシ  1804円  95億円  77円  23.4倍  1700億円

これを見るとマニーの超高PERが目立つわけだが、これについて書く前に、ナカニシについて注釈を加えておく必要がある。
松風、マニーとも、今期業績は過去最高(経常利益、売り上げ等)予想なのに対し、ナカニシは経常9.4%減益予想であり、さらに6月中間決算は同30.9%減益(通期予想は据え置いたが今後下方修正の可能性は十分ある)、発表翌日の株価は100円安しているのである。これを考慮しナカニシが今期、松風、マニー並みの好決算予想の場合、PERはざっと30倍とみていいだろう。

この3社の比較をしたのは、言うまでもなく、松風の株価が、いかに過小評価であるか、それでは妥当株価はどれくらいかを考察するためである。

マニーのPER59.5倍というのは、なぜそうなっているかはともかく、どうみても高すぎる。
注=日経が10日くらい前?にこうした超高PERの企業(エムスリー=PER64.7倍が入っていたのは確か)を取り上げ、その理由について、3年後のPERでみれば、さほど割高でないとしていた。この分析は根本的に間違っていると考える。なぜならそこで取り上げた企業に負けず劣らず3年後に1株利益が急向上する企業はかなりの数あるが、その大半は、PER50倍~100倍などに買われていないのだから。
マニーはいろいろな要因で高く買われる必然もあると認め、株価は4000円が妥当とすると、PERは31倍になる。
ナカニシは今期好決算とするともっと株価は高いはずで、その場合、PERは30倍くらいになろう。

松風を上記分析を踏まえ、PER30倍、控えめにみてPER25倍に買うと、株価(20日終値1570円)はどうなるか。
PER30倍=2643円
PER25倍=2203円

最後に、成長力を見ても、松風はマニーと比べ優るとも劣らないことを、以下に示す。
伸び率を比較した期間は
マニー=2014年8月期→2019年8月期
松風 =2015年3月期→2020年3月期

        売り上げの伸び(率)          経常利益の伸び(率)
松風    196.9億円→260.0億円(+33%)   11.1億円→20.0億円(+80%)
マニー   114.9億円→188.0億円(+64%)   40.4億円→60.0億円(+49%)

売り上げの伸びでは負けるが、重要なのは経常利益の方なのは異論はないだろう。
こちらでは圧倒的に松風の方が高い伸びを見せている。
これで、PERはマニーの59.5倍に対し松風17.8倍、
時価総額に至っては、経常利益は松風はマニーの3分の1あるのに243億円対2712億円と10分の1もない!
要するに、とんでもない超割安に放置されているということである。

8月20日 22時49分記

20日の相場は、前日の。アメリカ株が大幅高となり、為替も円安になったため、幅広く買われた。

松風(推)は1539△33で始まり1570△64。
上記のように、とんでもない評価不足であり、株価は、ここからがスタートで、大きく居所を変えるはずというのが、私の読みだ。とりあえずは売ることは考えず、むしろ買い増しのチャンスを探るところ。1712円(2015年8月に付けた高値)までは放置。上場来高値は3250円。
ラウンドワン(推)は1625△21で始まり直後に1604±0まで下押したが、前日までとは様変わりで粘り腰を見せ1652円まであって1633△29。ブックオフ(推)というと、いまだ古書店のイメージを持つ方が多いだろうが、それは情報を新しくする必要がある。ラウンドワンもボウリングのイメージが強烈だが、現在の売り上げ構成はボウリングは29%にすぎず、アミューズメント49%が主力である。2018年3月期、経常75%増益を達成、19年3月期はさすがに8.2%増益だった。今期も小幅増益予想を会社は打ち出しているが、第1四半期は96.8%増益だった。果たして通期はどうなるか。この辺の分析を進めて行くと、これまた、株価は様変わりになる夢を秘めていることが分かろう。

ブックオフ(推)は1421▼59まで急落する場面があったが、急速に戻し終値は1467▼13。上か下か判断に迷うところ。私は持続だが、読者諸氏は、各自熟慮の上決められたし。

東京応化(推)、はてな、レアジョブ、グッドコム、豆蔵、ファンデリー、ネットワンなどは上げた。
ソルクシーズ(推)は)は944円まであって934△23と続伸した。やはり8.15日の886円で底入れしたとみていいだろう。とりあえず1000円大台回復を期待しよう。

トランザクション(推)は1082▼3と下げた。これで5日続落だが、それだけ反発に向けて煮詰まっているとみればいい。
一蔵は604▼19まであって616▼7で、5.03日以来の安値圏に沈んだ。第1四半期決算(経常47.5%減益)が原因としか思えないが、この減益は先行投資等のためで、これは予定通りで、通期45.3%増益予想は堅持されており、達成できよう。この辺が理解されれば大幅高すると思うが、とりあえずは、ここまで手が回らないので、機を見計らってと思っている。

8月21日 0時11分記 
前回に続いて、今回も2銘柄である。買いの集中を避けることと、どちらもそれなりに自信はあるわけだが、2銘柄買ってもらえば、成功確率はさらにアップ、地合いがかなり以上悪くなければ、行けるとみるからである。

7979 松風(東証1部) 
株価 1506△26(8月19日終値)   
出来高=9600株(8月19日) (売買単位=100株)
PER=15.6倍(2021年3月期・鎌倉雄介予想実質値) 
01月04日=1035円~1535円=08月15日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

4680 ラウンドワン(東証1部) 
株価 1604▼17(8月19日終値)   
出来高=151500株(8月19日) (売買単位=100株)
PER=15.2倍(2021年3月期・鎌倉雄介予想実質値) 
01月04日=1010円~1710円=06月06日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆


推奨理由等、詳しくは次回以降に譲る。
ここでは、ごく簡単に、ポイント等のみ書く。

【松風】
8.04日(日)にファンデリー、一蔵とともに取り上げ、以下のように書いている。
>地合いが地合いだけに、ここでの推奨は見送るが、3社とも有望とみている。読者諸氏も各自、数字等確認の上、研究されたい。
環境が整えば推奨銘柄にする等、順次取り上げていきたいと考えている。

松風の8.02日(金)の株価が1363円。そこから1割以上上げたわけだが、この間の株価の動き、日証金の貸借倍率(8.15日、16日と1倍割れ、19日も104倍)等からして、ここは待ったなし、とみるからである。

【ラウンドワン】
8.07日引け後に2020年3月期の第1四半期決算(4-6月期)を発表している。大増益の文句ない好決算だったわけだが08日は1575▼50と大幅安した。好決算で急落、その後戻し、決算発表直前の株価近辺まで戻しているのは、ファンデリーと全く同じである。
しかも14日には三菱UFJモルガン・スタンレーが「オーバーウェート(強気)」継続、目標株価も引き上げている。

どちらも上げるはず(私の個人的見解)だが、万一ということもあるし、どちらかだけ大化けなどということもあるので、両銘柄とも買うことをお勧めする。
ただ、相場の先行きは依然不透明(両銘柄とも推奨度=☆☆なのは、このためである)なので、運用額はあまり増やさないよう、心がけたい。多少の増はいいが、基本的に何か売って資金をねん出するのがいいと思う。


【19日の相場】
>月曜は日本株も上げそうだ。主力株に物色が偏る懸念は残るが、まあ期待していよう。
と、前稿で書いたわけだが微妙な結果になった。

つまり、主力株一辺倒になったわけではないのだが、日経平均144円(0.71%)高のわりに当道場銘柄は上げず、というより高安まちまちだった。
なんといっても1585△59まで上げたブックオフ(推)が1480▼46と下げて終えたのが痛い。トランザクション(推)も11円高まであったのだが、終値は1085▼7。
この2銘柄は、8.02日以降の急落相場の中でも下げるどころか大幅高したわけで、その反動が出たということだろう。
ブックオフの場合、高値更新・調整を1週間くらいで済ませては高値を切り上げてきた。どうなるか的確に予測するなど不可能だ。まだまだ大きく上げる可能性も十分ある一方、反対のリスクも考慮に入れながら行動したい。吹いたところでは一部は売るのがよい。
トランザクションは4連騰後のこの4日続落で、再騰への準備は整ったとみる。ここでの弱気は無用だろう。

ソルクシーズ(推)は3日ぶりに反発した。好決算で上げた分の大半を失ったわけだが、ここからは下げすぎ是正の動きが強まろう。

日東ベスト、ファンデリー、松風、一蔵、レアジョブなどは上げた。
ファンデリーは1491△59まであって1453△21。決算で暴落(1323▼148)する前日の終値が1471円なので、9日の高値は、これを大幅に上回ったわけである。。最低でも、1471円までは戻ろうと書いたと記憶するが、ついに達成。ここからは業績を評価する相場が始まっておかしくない。

現在、NYダウ先物は292ドル高、為替は1ドル106.59円(円安になっている)、日経平均先物・大証夜間は87円高となっている。

8月19日 21時17分記


今回は、特別、2銘柄である。

7818 トランザクション(東証1部) 
株価 886△25(6月26日終値)   
出来高=151500株(6月26日) (売買単位=100株)
PER=15.9倍(2020年8月期予想実質値) 
01月04日=596円~978円=06月21日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

2015年6.30日付け(少し前の記事で2016年と書いていた。ご迷惑をかけてしまい深くお詫びする)の推奨銘柄だが、短期間で大きく上げたのだが、その後急落、怨嗟の声がすごかったという因縁の銘柄である。
値動きを振り返ると
推奨時株価=334円(2015年6.30日)
その後の高値=387円(2015年7.02日)
というわけで、一応は成功と言えるのだが、9月には211円まで急落、怨嗟の原因となったわけである。待たせ過ぎだが、2016年3月から急騰を開始、17年7月には1399円高値を付けている。(推奨後2分割を2回つまり結局4分割したので推奨時株価等は、それを考慮した値段にしてある。

このように、いわくつきの癖の悪い銘柄なので、脱プラスチック関連で取り上げ、その後も「新四季報から…妙味株」でも取り上げたにもかかわらず、推奨銘柄にするのは自重し、押し目形勢を待っていたわけである。
今回の場合、800円台前半から一気に978円(6.21日)まで急騰、ところが21日には851円まで急落した。時価の886円は絶好の仕込み場とみる。

・エコ雑貨製品の売り上げ比率は34%
スーパー、コンビニ等ではレジ袋の有料化が2020年4月から義務付けられる。トランザクションはエコバッグの「日本最大のシェアを誇る」。エコバッグブランド「MOTTERU]を4月より大幅リニューアル、さらなる売り上げ増、シェア拡大を図る。2019年8月期中間期のエコバッグの売り上げは前年同期比11%増だったが、来期はさらに大幅に増加するのは必至だろう。
マイクロプラスチック等による環境汚染が深刻化する中、ペットボトル等の使用削減も、今後進もう。同社はタンブラー、サーモボトル等も各種製品を販売している。こちらの売り上げは同17%も増加した。
注=タンブラーとは、本来、平底の大きなコップのことだが、最近は金属製や樹脂製の保温機能を持った蓋付きの携帯可能なもの等をいう場合も多い。上記のはもちろんこちらを指す。ペットボトルを持ち歩く人が最近は激減、かわってタンブラーを持ってる人をよく見かける。

・ライフスタイルプロダクツ
トラベル関連、ペットウェア、モバイル関連製品等、多岐にわたるが、特にモバイルバッテリーの中間期の売り上げは前年同期比13%増だった。

・ウェルネスプロダクツ
同社は加熱式たばこ事業でも知られるが、これでも好材料がある。これについては業績などとともに後日。

4284 ソルクシーズ(東証1部) 
株価 879△17(6月26日終値)   
出来高=25000株(6月26日) (売買単位=100株)
PER=13.4倍(2020年12月期予想実質値) 
01月04日=580円~977円=04月01日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

こちらも「新四季報…妙味株」なので、仕込み済みの方も多かろう。
材料等は、後日に譲りここでは書かない。
とは言えそれでは少し愛想がなさすぎるから、一つだけ書こう。
と言ってもヒントだけだが、6.25日付けの日経朝刊11面に
NEXT1000 自動運転「巨人」に挑む
と題したほぼ全面を使った記事がある。ここにある1社とソルクシーズの関係を探られたし。

6月26日 20時50分記

26日の相場は、前日のNYダウの大幅安を受けて下げた。
日経平均は107円(0.51%)安。ただ、これは値がさ薬品株などの上げによる影響が大きく、値上がり銘柄数508に対し値下がり銘柄数は1552に上った。小型株の下げがきつく小型株指数の下落率は1.1%と大きかった。
ピックルスは2350円まであって2268△241、一方ネットワンは2959▼196。まさに禍福はあざなえる縄のごとしである。
ネットワンが急落したのは、みずほ証券が投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げたためと思われる。しかし予想営業利益を2020年3月期150億円、21年3月期170億円、22年3月期185億円とみており、これだけの成長企業の妥当PERを20倍として目標株価2800円とするのはどうか。
ちなみに他の証券会社の目標株価は
三菱UFJ3850円
野村、大和3400円
水戸3600円
ほとんど説得力のないみずほレポートに異常反応、他の証券会社4社の見方を無視し大きく下げるのはおかしい→27日は猛反発?

小型の値嵩株の下げが目立った。レアジョブ、インパクト、TKP、オーケストラ等である。
一方、トランザクション、ソースネクスト、日東ベストは反発した。
ブックオフ(推)は1103△5と年初来高値を更新したが、目標達成感が出たか、その後大きく反落、終値は1053▼45。1103円が高値になってしまうのか1130円~1200円程度を目指すのか。業績が確実に回復していくのを買う相場であり、PER的にも安いので、深押しはそう心配しないでいいだろう。

6月27日 0時12分記
2019.06.05 ブックオフGHD
9278 ブックオフグループHD(東証1部) 
株価 885△6(6月05日終値)   
出来高=60300株(6月05日) (売買単位=100株)
PER=9.6倍(2020年3月期予想実質値) 
01月04日=734円~888円=06月05日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

本離れが急激に進む中、業績が悪化、じり貧だったブックオフだが、ここに来て目覚ましい業績回復を見せ、株価もここ少しだけだが、それを織り込もうとしている。
5.08日引け後に2019年3月期の業績予想の上方修正を発表した。そして同10日引け後に決算発表、併せて2020年3月期予想も発表した。19年3月期の経常利益は期初予想の20.0億円に対し21.2億円と6%上回った。注目すべき20年3月期は8.5%増の23.0億円予想である。
2016年3月期に上場以来初の営業赤字に転落、その後も18年3月期まで3期連続で最終赤字になったわけだが、この2年間の地道な改革が実を結び、復活が鮮明になったわけである。

復活の決め手になったのは、新商材の導入である。それはそうだろう。今どき中古の文庫本等を1冊100円とかで売っていては、存在そのものが危ういに決まっている。メルカリやアマゾン、楽天などとの競争も激化していて、利幅の確保もままならないのが現状だろう。
神奈川県の平塚四之宮店で始めたのが、ホビーの導入だった。文庫本売り場を2階に上げ、1階の一等地にはホビー、フィギュア、玩具を並べた。これが奏功、一時的に落ちた本などの売り上げもその後回復、相乗効果が生まれているという。こういう成功事例を参考に、その他の店舗も地域に応じた改革を実施、ブックオフ全体の業績回復につながっているわけである。

株価は5.07日につけた882円の年初来高値を6.05日ついに更新した。
とは言え、年初来安値からでも20.6%高いに過ぎない。
業績の上方修正を発表する直前の5.08日の株価が870円であり、6.05日の株価はそれを15円上回っただけである。
上方修正翌日(5.09日)の株価が864▼6、決算発表・今期好見通し発表の翌立会日(5.13日)が846▼15。要するに、好決算に全く反応なし、いや株安で応えているわけである。
しかし、ここからは、ようやくこのすばらしい決算を織り込む相場がスタートするだろう。

100株単位なので、大幅に高く始まるようなら最少だけ買い(あるいは見送り)寄り後に追加買い(あるいはここで初めて買う)をするとか、買い方を工夫されたい。

6月05日 23時23分記
2019.04.16 東京応化工業
4186 東京応化工業(東証1部) 
株価 3505△5(4月16日終値)   
出来高=107500株(4月16日) (売買単位=100株)
PER=15.5倍(2020年12月期予想実質値) 
01月04日=2690円~3570円=02月15日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

2月15日に3570円の年初来高値を付けて以降、調整に入り、3.25日には3005円まで下げた。3.29日には3020▼55と終値としての安値(年初来高値以降の)を付けた。ここから反騰基調に転じ、4.01日から05日まで5連騰、04日には3535円まであった。
ところが12日には3385▼30と続落、出来高は4.04日の33.08万株が4.64万株に激減した。
それが15日は高値3550円まであって3500△115と急騰、出来高も17.82万株まで回復した。
このように、最近の値動きをよく観察すると、これは、年初来高値吸い寄せパワーが発動する嵐の前の静けさと判断できるのではないか、こういう判断のもと、ここで急遽推奨するわけである。

この銘柄が、ここで上げる要因は数多くある。
半導体関連の値動きが、結局はいいわけだが、東京応化もれっきとし半導体関連である。
フォトレジスト(半導体製造工程で使われる)の世界首位級のメーカーなのである。
例によって詳しくは後日に譲り、ここでは見出し的に簡略に。

①今期、会社は営業利益は微減益を見込む(経常利益は微増益を見込む)が、その理由は材料価格と為替相場のため。となれば・・・・
②5G、IoT関連でもある。なぜ5G関連なのか、掲示板で質問している方があったが応答なし。
③利益剰余金1209億円(有利子負債100億円を引くと1109億円)、対して時価総額は1581億円。小型株には、まれに利益剰余金が時価総額と大差ないような企業もあるが、大企業ではまずない。ちなみにファストリの利益剰余金8641億円(有利子負債5048億円を引くと3593億円)、対して時価総額は6兆5585億円。
④配当利回りは東証1部の優良企業ではトップクラスだが、6月中間配当が60円。

あまり高いところは買いたくないが、出来高はそれなりに多い銘柄なので、大丈夫か。年初来高値3570円更新でも利益が出ないような水準では様子見がいいかもしれない。

16日の相場は、また元に戻って、日経平均採用銘柄ばかり買われ、小型株は、いたずらに乱高下(前日大幅高した銘柄の多くは反落、逆に前日大きく下げた銘柄には猛反発するものの多かった)してやりにくい。
そうした中、ずっと堅調でじり高を続ける銘柄に協和エクシオ(16日は3125△5と4連騰)がある。
こうした相場の状況も踏まえての東京応化である。出来高(やや東応化が少ないが)、外国人持ち株比率、投信持ち株比率を比べると、かなり似通っている。
そのうえ、奇しくも両社とも5G関連である。

4月16日 21時11分記

追記=インパクトHDの増し担保規制の解除(17日から)が東証から発表された。

(株)メディアフラッグ 6067  2019/04/17 信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。
規制した時はメディアフラッグだったとはいえ、この表記はないだろう。(23時35分記)
2019.04.03 テイカ
4027 テイカ(東証1部) 
株価 2551▼51(3月29日終値)   
出来高=19400株(3月29日) (売買単位=100株)
PER=12.1倍(2020年3月期予想実質値) 
01月04日=1478円~2645円=03月27日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

3.31日(日)付けの記事の中で推奨銘柄として取り上げている。このため株価等は3.29日(金)の数字を記載している。

テイカは酸化チタンメーカー(ほかに界面活性剤等も生産)である。
酸化チタンメーカーとしては、石原産業、堺化学に次ぐ第3位メーカー(第4位が恐らくチタン工業)だが、売り上げに対する利益率ではダントツである。その理由は酸化チタンでも微粒子酸化チタンを主力とし、その中でも日焼け止め化粧品分野で世界首位(シェア約6割)という地歩を築いているためであろう。

しかし、これだけなら、格別、今この銘柄をどうこう言うほどのことではない。調べれば簡単に分かる既知のことなのだから。
今、私がここで同社株を取り上げるのは、日焼け止め化粧品用の微粒子酸化チタンの需要が高まっていて、需給がひっ迫しているという状況からである。同社は、ここ急速に生産拡大に動いているが、併せて原料高に対応して製品価格の値上げも行った。

実は、この原稿を書きながら、情報の再確認を行っているわけだが、そうしたら、さらに驚くべきことが分かった。掲示板等を見ても分かるように、これらのことは東証適時情報開示で発表されることではないので、ほとんどの投資家は知らないことであろう。

①微粒子酸化チタンの増産
新四季報に「日焼け止め用微粒子酸化チタンの世界的需給逼迫に呼応、熊山工場を3割弱能力増強。」とある。
この材料は新四季報発売(3.15日)で、ある程度織り込まれたとみていいだろう。
ところが、この後、19日に、同社は岡山工場内に工場を増設すると発表した。
実は、私は四季報を読んでいて、上記の四季報記事に着目、テイカを推奨銘柄にと考えていた(これについては3.29日付けで書いた)わけで、直後にこの発表に驚き、またこれはさらに自信を持って行けるなと考えた。
その時、ふと脳裏をよぎった疑問がある。
四季報に「熊山工場」、会社発表に「岡山工場」。
四季報では【工場】大阪、岡山
とあるだけで、「熊山」など、出てこない。よもや編集部が岡山を熊山と誤記? いや、いくら何でもそれはないだろう。
それで調べたら、熊山工場、ありました。岡山県赤磐市小瀬木50番地1 。なんで熊山なのか、そこまでは調べなかったが、ともかく岡山工場のほかに、紛らわしいことに岡山に熊山工場が存在したのである。

A 熊山工場の能力増強=2017年1月発表、1000t/年増強で生産能力2600t→3600tに。
2021年、約20億円の売り上げ増見込み(会社発表)。
注=この会社発表で計算すると「3割弱能力増強」ではなく4割弱(38.5%)増強。

B 岡山工場内に工場増設=2019年3月発表、1600t/年増強で生産能力3600t→5200tに。
2023年度で35億円~40億円の売り上げ増見込み(同)。

要するに、熊山工場の能力増強が完了したと思ったら、すぐに岡山工場に工場を増設、熊山工場増強の1.6倍規模で増産するというのである。
いかに、世界的に化粧品用途の微粒子酸化チタン需要が伸びているかということである。
実は、需要増に応える増産に加え、同社には別の野望がある。
それは現在6割にまで達した世界シェアのさらなる拡大である。今調べるのが面倒なので、詳細は書けないが、何年か前、同社の世界シェアは5割くらいだった。それが現在6割。次なる照準は7割か。
いずれにせよ、需要は世界的に大きく伸びている。その需要を取り込むだけでなく、シェアも拡大させる、値上げもする。こういうわけだから、テイカの売り上げ・利益は今後うなぎ上りに増大するのは必至のわけである。

マニーとの比較で超割安としたが、上記のようなテイカを取り巻く環境も考慮すると、今後の成長力は、むしろマニーを上回るとみていいのではないか。
マニー=予想経常利益61.5億円 時価総額2106億円 予想実質PER45.0倍
テイカ=予想経常利益71.0億円 時価総額 681億円 予想実質PER12.1倍

テイカの株価がもたつく間にマニーの株価はさらに上げたため、時価総額はテイカはマニーの3分の1未満になってしまった。
マニーの投信持ち株比率は8.3%、対してテイカは4.1%と半分以下だ。マニーの上げすぎに警戒、割安なテイカに乗り換えるのがいいのではという眼力が運用担当者にあればいいのだが。

製品値上げに関しても、驚くべき材料があったのだが、長くなったことでもあり、これに関しては次回に。
また、今なぜ、世界的に日焼け止めが売れまくるのか等についても次回以降に。

なお、相場に関しては、これに続ける形で深夜に。

4月03日 19時12分記

03日の相場は、引き続き、主力株中心に上げる展開で、日経平均こそ208円(0.97%)の大幅高だったが、値下がり銘柄プラス変わらず銘柄で3割強になった。JQは0.34%高にとどまった。前日3.67%も下げたマザーズは1.17%高だった。

当道場銘柄は、まずまずの動きだった。
インパクトが4455円まであって4325△350と猛反発、チェンジも4075△125、エムアップ2747△85と大幅高。なおインパクトの逆日歩はついに23.7円。
主力株の強さとは対照的に、ネオス、フィックスターズ(推)、テイカなどは、一時はかなり高いところがあったのに、後場には、そろって一時はマイナス圏に沈んだ。結局、大引けではフィックスターズ以外はプラスで終えたわけだが。特にネオスなどは、材料もあって1102△41まであったのだが終値は1063△2にとどまった。
まあしかし、こういう意味不明な乱高下が今の相場(特に中小型株)の特徴であり、日々の動きに惑わされないようにしよう。

意味不明と言えばラクトジャパンの動き。新四季報発売後、連日のように上げ、4.01日には9230円まであったわけだが、02日8320▼670、03日8010▼310と急落している。いくら考えても、こうまで下げる理由はなさそうだ。ここは買い場とは思うが、この前のインパクトの4000円割れ同様、よほど勇気のある投資家でないと、買いは入れにくい。それでも私としては上げる方に1票。

オーケストラ、レシップは、前日とは反対で、今日はともに逆行安。弱気になる必要はなかろう。特にオーケストラに期待。

日本駐車場は173▼2。もうはまだ、まだはもうだが、明日こそ・・・

4月03日 23時59分記



 

29日の相場は総じて堅調だった。日経平均は172円(0.82%)の大幅高だったが、TOPIXは0.56%高にとどまり、騰落銘柄数でみても、値上がり1199に対し値下がりも857とかなりの数ののぼった。JQは0.32%高、マザーズは0.02%高だった。

当道場銘柄は、ここ急騰続きだったメディアフラッグ(4.01日よりインパクトホールディングス)が一転4255▼700のストップ安となった以外は、大半の銘柄が上げた。

ラクトジャパンは9080円まであって8970△140と続伸、昨年来高値の9230円が狙える位置に来た。
オーケストラ(今後この表記にする)も897△33と急反発、出来高も急増しており、900円大台乗せから一段高のコースとみる。

コシダカ1661△49、協和エクシオ3055△101、ネオス1053△26、GMOクラウド4250△85、エス・エム・エス1999△25なども上げた。

フィックスターズ(推)は2.07日以来となる1400円台を一時回復、終値は1391△15。ここからが正念場か。2.05日につけた1470円を上回れるかを注視したい。

日本駐車場開発(推)は172△5で戻り高値面合わせ。終値として戻り高値更新である。日証金の貸借倍率は、ここ1倍割れ(売り残が買い残を上回る)が続いており、需給関係は良い。10連休接近で人気化期待もここから盛り上がろう。一段高を期待するところだが、とりあえずの節目は昨年9月につけた181円。そして昨年6月につけた193円。

エムアップは2719▼75と3日続落。一見やけに下げる感じだが、ここ5連騰で413円も上げた反動が出ただけのことだろう。近々猛反発に向かう可能性も十分あろう。電子チケット市場の急拡大を見据えるなら、株価の評価は一変、3225円高値更新も夢ではないというのが、私の読みだ。

新四季報を一読した時、私が最もすごいと感じたのがメディアFであることは、すでに書いたとおりであり、株価もそれに見合う値上がりを演じた。これに次ぐのがネオス、ラクトジャパンともう1銘柄だった。もう1銘柄(4027 テイカ)だけ「新四季報から発掘した妙味株」に入れなかったわけだが、これには考えがあってのことである。
それは機を見て推奨銘柄として紹介しようと考えたからである。
ところが、株価は四季報発売直後から急騰、紹介するチャンスがないまま時が過ぎて行った。しかしようやく28日2602▼38、29日2551▼51と2日連続で下げ、出来高も3.05日以来の低水準にまで減少した。月曜、あまり高寄りしないことを願うが、そうであれば絶好の仕込みチャンスとなろう。
材料等は後日詳しく書くが、とりあえずは四季報の記述を熟読されたい。推奨銘柄である。

メディアFは高値5000円とぴったりの株価だったのが、多少気にならないではないが、4000円割れから一段安という展開にはならないとみている。
なお同社がインドでコンビニを展開と聞いて、素人がいきなりできるのかといった不安を抱く方もあろう。
そこで以下に同社社長の福井康夫氏の経歴を。

1991年 早稲田大学法学部卒業、旧三和銀行入行
1995年 セブン-イレブン・ジャパン入社
1年間コンビニ店長を経験、その後3年間、スーパーバイザーとして延べ50店舗を指導
2000年 情報システム本部に配属
新規事業の立ち上げを経験後、ベンチャー系SP代理店入社
2004年 株式会社メディアフラッグ設立

3月31日 20時39分記
2353 日本駐車場開発(東証1部) 
株価 156△2(1月30日終値)   
出来高=1480500株(1月30日) (売買単位=100株)
PER=15.4倍(2020年7月期予想実質値) 
201年12月25日=128円~212円=2018年01月15日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

「新四季報から発掘した妙味株」であり、これまで再三言及してきたので、お持ちの方もかなりあろう。
ここであえて推奨するのには、訳がある。じりじりと値を上げてくる動きに刺激され、当社について色々調べているわけだが、そうすると出てくるわ出てくるわで、そのポテンシャルというか、将来性に驚嘆、早目に推奨しようと思いつつ、連騰続きなので、一息入れたところをと思っていたわけだが、そうしたら29日の「ガイアの夜明け」が、当社を取り上げた。
困ったことをしてくれると思ったが、30日の株価は159円まであったが終値は156△2と比較的穏やかなものだった。

「ガイアの夜明け」が取り上げたのは、白馬岩岳地区の古民家再生に奔走する白馬観光開発社長の和田寛氏(元キャリア官僚)の挑戦(それにマリオットグループの高級ホテル開業も)。
ただ、白馬観光開発と言っても、視聴者はまず分からないだろう。2012年9月に、日本スキー場開発(日本駐車場開発の子会社)が、白馬観光開発の株式を東急電鉄から取得。つまり白馬観光開発は日本駐車場開発の孫会社になったわけである。
この辺のことが理解されていて白馬観光開発=日本駐車場開発と分かれば、株価は30日大幅高となっていた可能性が大だ。

今や白馬は第2のニセコと言っていいような状況のようで、オーストラリアをはじめアジアからもスキー客はじめ大量の観光客が押し掛ける状況となっている。
三段紅葉が売り物の山頂テラス、また天空ゆり園なども人気で冬季以外の集客も順調なようだ。

>白馬エリアの宿泊施設は、経営者の高齢化や後継者・人手不足などの理由から減少が目立ち始め、特に高級志向なハイエンドの観光客をターゲットとした宿泊施設が足りておらず、繁忙期の宿泊客の受け入れ等が困難な状況になりつつあります。
こうした背景から、白馬観光開発株式会社は、ALL信州観光活性化ファンド、NECキャピタルソリューション株式会社、FUNNY株式会社と連携して、古くからのせせらぎや水車、神社や古民家などの自然資源と伝統的景観が残る白馬岩岳の“街並み”を一体的なリゾートとして捉え直した新しい事業モデルを推進し、インバウンドを含む富裕層を地方の観光地へ誘致する「自然と伝統の融合した白馬岩岳の街並み活性化株式会社」を8月30日に設立し、ハイエンドの観光客にもご満足いただける「高級古民家リゾート」の開発・運営を開始いたします。(白馬観光開発株式会社)

しかし私が同社株に注目するのは、この材料より、むしろ駐車場事業の海外展開が好調に伸びていて、今後、これが収益の柱になり、同社が高収益の優良企業に変貌するだろうということの方である。
現在売り上げの58%が駐車場である。うち、海外(アジア各国)は約1割だが、中期目標では、これを5割にする。

>海外駐車場事業においては、当社グループが進出しているタイ・中国・韓国・インドネシア・台湾・米国において、駐車場の供給不足の問題や、駐車場の利便性・サービスの質に対する不満等に対して、当社の強みである不稼働駐車場の収益化や高品質な駐車場運営サービスへの需要は依然として高い水準にあります。(2019年7月期第1四半期決算短信)

こんな相場では手元不如意の方もおられようが、低位のうえ100株単位なので、是が非でも保有株に加えたい。サンバイオショックで、マザーズ銘柄、夢ばかりで実態の伴わない銘柄は敬遠される。超低位でここ連騰中とはいえ、なお底値圏を脱したばかりのこの株は、人気を集める素質十分である。

1月30日 20時29分記

30日の相場は、小型株に限れば、まさにサンバイオ(8710▼3000)ショックという感じだった。マザーズは8.09%の暴落。マザーズの値下がり銘柄数は275、対して値上がりは4だけだった。日経平均、TOPIXの下落率はそれぞれ0.52%、0.41%と小さかったが、これは主力大型株が比較的堅調だったためで、大半の銘柄は値下がりした(値上がり351、値下がり1730)。
サンバイオ25.6%、オンコリス17.8%、メドレックス14.4%などマザーズのバイオ関連銘柄の値下がりがきつかったわけだが、破産しそうな人が、なんでもいいからお金になりそうなものから叩き売る(追い証回避等のため)という感じで、その思わぬとばっちりを受けたのかもしれないのが、キクカワ。前場終値は9310▼340だったが、13時過ぎくらいから雲行きがおかしくなり、13時44分には8270▼1380まで急落した。その後は戻し終値は8960▼690。
フィックスターズ(推)やシェアテクなど一時はプラス圏にいた銘柄もほとんどがマイナスで終えた。サンバイオからのもらい火と理解するところだ。
そうした中、日本駐車場開発(日駐)156△2、サンフロンティア不1193△1、コシダカ1486±0の強さが際立った。
現在、日経平均先物は大幅高となっている。このまま行けば、30日、理不尽に大幅安を余儀なくされたキクカワ、フィックスターズ、逆行高した日駐、サンフロ、踏ん張ったコシダカ、太平製作(推)などは、特に期待できそうだ。

1月30日 23時43分記
2019.01.28 太平製作所
6342 太平製作所(東証2部) 
株価 2991▼154(1月28日終値)   
出来高=27700株(1月28日) (売買単位=100株)
PER=6.5倍(2020年3月期予想実質値) 
2018年12月25日=2002円~3190円=2019年01月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

24日に「気持ちは推奨銘柄なのだが」として紹介した銘柄である。
その後25日は3075▼10で寄り付き終値は3145△60と上げた。28日は高値更新となる3190円まであったわけだが、その後、大量の売りに急落2959円まであって終値は2991▼154。
注目すべきは28日の27700株という出来高である。当ブログで取り上げて以降の最多出来高は25日の18900株である。この1.5倍近い大商いになったわけである。
想像するに、当ブログなど知らない投資家で、ここに来ての大幅高に喜んで、売り場を探していた向きが、ここは天井だと一気に売ってきたのだろう。
ならばよし、これだけの出来高なら、遠慮せず、堂々と正面から攻めてみようと、ここで推奨銘柄にしたわけである。

とりあえず、前稿で軽く書いたほとんど市場で評価されていない4つの材料について書こう。

①省エネ・省人化した新鋭機を開発中
②今期は前期比30円増配の80円配当を予定。利回りは2.67%になる。注目すべきは3月末、年1回配当であること。
③来期は北米向け輸出20億円超目標だが、前期の10億円に比べ10億円以上の増加になる。同社の売り上げ規模からすると、非常にインパクトがある金額である。
④中高層公共建築の木造回帰をにらみ関連機械を開発中。

①は特に大きな材料になるはずだが、こうしたことを含め、詳しくは次回以降に譲る。

一つだけ、書いておきたいことがある。
28日の日経朝刊に三井ホームが全面広告を打っている。

三井ホームの木造施設建築、日本中へ
医療・福祉・施設建築 5000件以上の実績

として、代表的な建築物の写真を掲載している。5階建ての特別養護老人ホーム(東京)等、3階建て以上のこれまでほとんど見られなかった木造中層建築の雄姿は圧巻である。
このように、今や公共建築物に限らず、民間でもこのように中層大型建築が続々建てられ始めているわけである。
となれば、当然、太平製作、あるいはキクカワの出番であり、この2社にとってまたとない経営環境なのもうなずけるわけである。

1月28日 20時02分記

どうも分かりにくい相場が続く。
28日も(当道場銘柄以外を含む)太平製作2991▼154、シェアテク1397▼100、フィル・カンパニー4725▼190、ブレインパッド5850▼370、アセンテック3870▼275、マネジメントソリューションズ(MSOL)5060▼560など、たいしたした理由もなく大幅安する銘柄が続出した。これらは25日に大きく上げた銘柄が多く、結局、上げたから下げたとでも言うしかない。逆に言えば上げた時は買いは避けるのがいいということになりそうだが、上げると強気になるのが投資家心理で、なかなか実行は難しいわけである。

サンフロンティア不動産1187△6、日本駐車場開発151△2は上げたが、メンバーズは19円高までありながら1096▼18と反落した。

いずれにせよ、こういう非論理的な相場なので、一段と慎重に行けということだろう。
NYダウとの関連も、最近はぐじゃぐじゃとしか言いようがなく、それであまりふれないわけだが、現在はNYダウは350ドル前後の値下がりとなっていて、つれて日経平均先物も100円を超す値下がりとなっている。

1月28日 23時43分記






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3687 フィックスターズ(東証1部) 
株価=1432▼16(10月18日終値)   
出来高=212500株(10月18日) (売買単位=100株)
PER=56.6倍(2019年9月期予想実質値) 
07月06日=1310円~1820円=03月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

10月18日付で推奨しているので、株価や年初来高値・安値等は、同日や同日現在の値である。
推奨度が☆☆なのは、現在の相場環境を考慮したためである。
本日は急落、1305円まであって終値は1306🔻94。つまり、7.06日につけた年初来安値を更新したわけである。
これでダブルボトム形成となって、明日26日から、いよいよ本格的上昇相場入りを期待して、これを書いている。

量子コンピューターの本命として推奨したわけだが、それではなぜフィックスターズが同関連の本命なのか。

以下は「量子コンピュータ」に関するウィキペディア記事の引用である。

>2011年に突如として、カナダの企業D-Wave Systemsが量子コンピュータ「D-Wave」の建造に成功したと発表した。D-Waveはこの記事の多くの部分で説明している量子ゲートによるコンピュータではなく、量子焼きなまし法による最適化計算に特化した専用計算機である。発表当初のものは128量子ビットであった。D-Waveが本当に量子コンピューティングを実現したものか否か、当初は疑う向きも多かったものの、確かに量子コンピューティングによるものとする調査論文が英科学誌ネイチャーに発表され、グーグルを筆頭とするベンチャー企業がD-Waveと協業を開始するなど、2018年1月現在、確実視されて来ている。

鎌倉注1=D-Wave Systemsは以下ではDウェーブ・システムズ社(略し的Dウェーブ)と記す。
鎌倉注2=量子焼きなまし(法)は量子アニーリングの表現の方が一般的であろう。

最初は半信半疑で迎えられたDウェーブの量子コンピューターであるが、その後は上述のグーグルが協業を開始したほかゴールドマンサックスが出資するなど、世界の錚々たる企業が秋波を送っている。

さて、そこでフィックスターズである。以下は同社のIR(2017年6月26日)である。

>株式会社フィックスターズ(本社: 東京都品川区、以下フィックスターズ)は、D-Wave Systems, Inc.(本社:カナダ ブリテイッシュコロンビア州、以下D-Wave)と、量子コンピュータに関する協業を開始する旨合意いたしました。

フィックスターズは、マルチコア黎明期から並列処理等による高速化ソリューションを提供し、その後もGPUやFPGA等がアクセラレータとして利用され始めた当時から、いち早く各半導体アーキテクチャの構造を活かした高速化を実現してきました。今後はD-Waveと協業し、特定領域におけるアクセラレータとして圧倒的な潜在能力を示す量子コンピュータの、導入支援を提供いたします。

D-Waveは、量子アニーリングに基づく量子コンピュータを提供するカナダ ブリテイッシュコロンビア州に拠点を置く企業です。2011年に世界初の商用量子コンピュータとされるD-Wave Oneを発表し、Lockheed Martinを皮切りにGoogleやNASA等、様々な企業、研究機関がD-Waveの量子コンピュータを導入しています。

量子アニーリングマシンの基本動作原理を世界に先駆けて提案した、東京工業大学 理学院 教授の西森 秀稔氏は以下のようにコメントしています。「量子アニーリングマシンの実用が進むにつれ、その驚くべき成果とともに量子コンピューティングに対する関心が近年急速に高まってきています。『組み合わせ最適化問題』やサンプリングを目的とし、全く新しい原理に基づいて開発された一種のアクセラレータとして、交通量の最適化や金融におけるポートフォリオ最適化、加えて機械学習等の人工知能の発展を支える技術等においても利用されようとしており、非常に大きな可能性を秘めています。アクセラレータを活用し様々な高速化を実現してきたフィックスターズが、量子アニーリングマシンによる量子コンピューティングの更なる可能性を示してくれることと大いに期待しています。」

産学連携を積極的に行い、量子アニーリングマシンによる情報処理技術の研究を推し進める、早稲田大学 高等研究所 准教授の田中 宗氏(科学技術振興機構 さきがけ研究者を兼任)は以下のようにコメントしています。「現状、多くの企業、研究機関が量子アニーリングマシンの利用を検討しているものの、その特性を活かした利用方法がわからず悩まれていると相談を頂くことが多々あります。今後利用が広がるためには、ハードウェアの提供や量子アニーリングマシンの物理的な特性に関する専門家のアドバイスはもちろんのこと、マシン上で利用できるアプリケーションや、適用分野やアルゴリズムに合わせた導入支援の提供が必要になります。様々なプロセッサや産業分野を対象として高速化を手掛けてきたフィックスターズがD-Waveとの協業を開始することにより、量子コンピューティングの裾野は確実に広がると期待しています。」

D-Wave International プレジデント、Robert “Bo” Ewald氏は以下のようにコメントしています。「量子コンピューティングの実用化を進めるためには、世界中の専門家や業界リーダーとの強い協働が必要不可欠です。西森教授や田中准教授のようなプロフェッショナルのサポートに加え、フィックスターズのようなリーディングカンパニーと協力し、世界中のお客様により速くより素晴らしいソリューションを提供してまいります。」

フィックスターズ 代表取締役社長、三木 聡は以下のようにコメントしています。「この度、D-Waveとの協業開始を発表できたことを大変嬉しく思います。フィックスターズは創業以来、高度なソフトウェア技術を事業の中核に据え、日々進化を遂げるハードウェアアーキテクチャ毎の最適化や、並列処理等を用いた高速化ソリューションを提供してまいりました。特定領域において圧倒的な性能を示す量子アニーリングマシンの導入支援を提供することで、お客様のビジネスの更なる加速を実現してまいります。」

調べれば分かるが、日立のCMOSアニーリングマシン、国立研究開発法人新エネルギー・産業開発総合開発機構(NEDO)の新規事業「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」等、量子コンピューター関連の研究開発の多くに顔を出すのがフィックスターズである。要するに機械そのものの開発は大企業や大学・研究機関だが、その運用、導入といった場面で不可欠な唯一無二とでも言えそうな存在がフィックスターズなのではないか(あくまで素人の想像である)。
この辺のことに関しては次回以降に譲り、ここではこれまでとする。

なお9.20日の日経朝刊の量子コンピューターの記事の写真に使われていたのがDウェーブの量子コンピューターである。本来なら、この記事にフィックスターズの名前もと出て、株価もストップ高してもおかしくないところだったのだが・・・
実は、この記事、「金融高度化 活用策探る」という副題がついていて、金融関連の使い方に絞った書き方だったことと、おそらくこの記事を書いた方がDウェーブとフィックスターズの協業について知らなかったため、フィックスターズが無視されたのだろう。

10月25日 21時19分記