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2019.06.05 ブックオフGHD
9278 ブックオフグループHD(東証1部) 
株価 885△6(6月05日終値)   
出来高=60300株(6月05日) (売買単位=100株)
PER=9.6倍(2020年3月期予想実質値) 
01月04日=734円~888円=06月05日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

本離れが急激に進む中、業績が悪化、じり貧だったブックオフだが、ここに来て目覚ましい業績回復を見せ、株価もここ少しだけだが、それを織り込もうとしている。
5.08日引け後に2019年3月期の業績予想の上方修正を発表した。そして同10日引け後に決算発表、併せて2020年3月期予想も発表した。19年3月期の経常利益は期初予想の20.0億円に対し21.2億円と6%上回った。注目すべき20年3月期は8.5%増の23.0億円予想である。
2016年3月期に上場以来初の営業赤字に転落、その後も18年3月期まで3期連続で最終赤字になったわけだが、この2年間の地道な改革が実を結び、復活が鮮明になったわけである。

復活の決め手になったのは、新商材の導入である。それはそうだろう。今どき中古の文庫本等を1冊100円とかで売っていては、存在そのものが危ういに決まっている。メルカリやアマゾン、楽天などとの競争も激化していて、利幅の確保もままならないのが現状だろう。
神奈川県の平塚四之宮店で始めたのが、ホビーの導入だった。文庫本売り場を2階に上げ、1階の一等地にはホビー、フィギュア、玩具を並べた。これが奏功、一時的に落ちた本などの売り上げもその後回復、相乗効果が生まれているという。こういう成功事例を参考に、その他の店舗も地域に応じた改革を実施、ブックオフ全体の業績回復につながっているわけである。

株価は5.07日につけた882円の年初来高値を6.05日ついに更新した。
とは言え、年初来安値からでも20.6%高いに過ぎない。
業績の上方修正を発表する直前の5.08日の株価が870円であり、6.05日の株価はそれを15円上回っただけである。
上方修正翌日(5.09日)の株価が864▼6、決算発表・今期好見通し発表の翌立会日(5.13日)が846▼15。要するに、好決算に全く反応なし、いや株安で応えているわけである。
しかし、ここからは、ようやくこのすばらしい決算を織り込む相場がスタートするだろう。

100株単位なので、大幅に高く始まるようなら最少だけ買い(あるいは見送り)寄り後に追加買い(あるいはここで初めて買う)をするとか、買い方を工夫されたい。

6月05日 23時23分記
2019.04.16 東京応化工業
4186 東京応化工業(東証1部) 
株価 3505△5(4月16日終値)   
出来高=107500株(4月16日) (売買単位=100株)
PER=15.5倍(2020年12月期予想実質値) 
01月04日=2690円~3570円=02月15日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

2月15日に3570円の年初来高値を付けて以降、調整に入り、3.25日には3005円まで下げた。3.29日には3020▼55と終値としての安値(年初来高値以降の)を付けた。ここから反騰基調に転じ、4.01日から05日まで5連騰、04日には3535円まであった。
ところが12日には3385▼30と続落、出来高は4.04日の33.08万株が4.64万株に激減した。
それが15日は高値3550円まであって3500△115と急騰、出来高も17.82万株まで回復した。
このように、最近の値動きをよく観察すると、これは、年初来高値吸い寄せパワーが発動する嵐の前の静けさと判断できるのではないか、こういう判断のもと、ここで急遽推奨するわけである。

この銘柄が、ここで上げる要因は数多くある。
半導体関連の値動きが、結局はいいわけだが、東京応化もれっきとし半導体関連である。
フォトレジスト(半導体製造工程で使われる)の世界首位級のメーカーなのである。
例によって詳しくは後日に譲り、ここでは見出し的に簡略に。

①今期、会社は営業利益は微減益を見込む(経常利益は微増益を見込む)が、その理由は材料価格と為替相場のため。となれば・・・・
②5G、IoT関連でもある。なぜ5G関連なのか、掲示板で質問している方があったが応答なし。
③利益剰余金1209億円(有利子負債100億円を引くと1109億円)、対して時価総額は1581億円。小型株には、まれに利益剰余金が時価総額と大差ないような企業もあるが、大企業ではまずない。ちなみにファストリの利益剰余金8641億円(有利子負債5048億円を引くと3593億円)、対して時価総額は6兆5585億円。
④配当利回りは東証1部の優良企業ではトップクラスだが、6月中間配当が60円。

あまり高いところは買いたくないが、出来高はそれなりに多い銘柄なので、大丈夫か。年初来高値3570円更新でも利益が出ないような水準では様子見がいいかもしれない。

16日の相場は、また元に戻って、日経平均採用銘柄ばかり買われ、小型株は、いたずらに乱高下(前日大幅高した銘柄の多くは反落、逆に前日大きく下げた銘柄には猛反発するものの多かった)してやりにくい。
そうした中、ずっと堅調でじり高を続ける銘柄に協和エクシオ(16日は3125△5と4連騰)がある。
こうした相場の状況も踏まえての東京応化である。出来高(やや東応化が少ないが)、外国人持ち株比率、投信持ち株比率を比べると、かなり似通っている。
そのうえ、奇しくも両社とも5G関連である。

4月16日 21時11分記

追記=インパクトHDの増し担保規制の解除(17日から)が東証から発表された。

(株)メディアフラッグ 6067  2019/04/17 信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。
規制した時はメディアフラッグだったとはいえ、この表記はないだろう。(23時35分記)
2019.04.03 テイカ
4027 テイカ(東証1部) 
株価 2551▼51(3月29日終値)   
出来高=19400株(3月29日) (売買単位=100株)
PER=12.1倍(2020年3月期予想実質値) 
01月04日=1478円~2645円=03月27日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

3.31日(日)付けの記事の中で推奨銘柄として取り上げている。このため株価等は3.29日(金)の数字を記載している。

テイカは酸化チタンメーカー(ほかに界面活性剤等も生産)である。
酸化チタンメーカーとしては、石原産業、堺化学に次ぐ第3位メーカー(第4位が恐らくチタン工業)だが、売り上げに対する利益率ではダントツである。その理由は酸化チタンでも微粒子酸化チタンを主力とし、その中でも日焼け止め化粧品分野で世界首位(シェア約6割)という地歩を築いているためであろう。

しかし、これだけなら、格別、今この銘柄をどうこう言うほどのことではない。調べれば簡単に分かる既知のことなのだから。
今、私がここで同社株を取り上げるのは、日焼け止め化粧品用の微粒子酸化チタンの需要が高まっていて、需給がひっ迫しているという状況からである。同社は、ここ急速に生産拡大に動いているが、併せて原料高に対応して製品価格の値上げも行った。

実は、この原稿を書きながら、情報の再確認を行っているわけだが、そうしたら、さらに驚くべきことが分かった。掲示板等を見ても分かるように、これらのことは東証適時情報開示で発表されることではないので、ほとんどの投資家は知らないことであろう。

①微粒子酸化チタンの増産
新四季報に「日焼け止め用微粒子酸化チタンの世界的需給逼迫に呼応、熊山工場を3割弱能力増強。」とある。
この材料は新四季報発売(3.15日)で、ある程度織り込まれたとみていいだろう。
ところが、この後、19日に、同社は岡山工場内に工場を増設すると発表した。
実は、私は四季報を読んでいて、上記の四季報記事に着目、テイカを推奨銘柄にと考えていた(これについては3.29日付けで書いた)わけで、直後にこの発表に驚き、またこれはさらに自信を持って行けるなと考えた。
その時、ふと脳裏をよぎった疑問がある。
四季報に「熊山工場」、会社発表に「岡山工場」。
四季報では【工場】大阪、岡山
とあるだけで、「熊山」など、出てこない。よもや編集部が岡山を熊山と誤記? いや、いくら何でもそれはないだろう。
それで調べたら、熊山工場、ありました。岡山県赤磐市小瀬木50番地1 。なんで熊山なのか、そこまでは調べなかったが、ともかく岡山工場のほかに、紛らわしいことに岡山に熊山工場が存在したのである。

A 熊山工場の能力増強=2017年1月発表、1000t/年増強で生産能力2600t→3600tに。
2021年、約20億円の売り上げ増見込み(会社発表)。
注=この会社発表で計算すると「3割弱能力増強」ではなく4割弱(38.5%)増強。

B 岡山工場内に工場増設=2019年3月発表、1600t/年増強で生産能力3600t→5200tに。
2023年度で35億円~40億円の売り上げ増見込み(同)。

要するに、熊山工場の能力増強が完了したと思ったら、すぐに岡山工場に工場を増設、熊山工場増強の1.6倍規模で増産するというのである。
いかに、世界的に化粧品用途の微粒子酸化チタン需要が伸びているかということである。
実は、需要増に応える増産に加え、同社には別の野望がある。
それは現在6割にまで達した世界シェアのさらなる拡大である。今調べるのが面倒なので、詳細は書けないが、何年か前、同社の世界シェアは5割くらいだった。それが現在6割。次なる照準は7割か。
いずれにせよ、需要は世界的に大きく伸びている。その需要を取り込むだけでなく、シェアも拡大させる、値上げもする。こういうわけだから、テイカの売り上げ・利益は今後うなぎ上りに増大するのは必至のわけである。

マニーとの比較で超割安としたが、上記のようなテイカを取り巻く環境も考慮すると、今後の成長力は、むしろマニーを上回るとみていいのではないか。
マニー=予想経常利益61.5億円 時価総額2106億円 予想実質PER45.0倍
テイカ=予想経常利益71.0億円 時価総額 681億円 予想実質PER12.1倍

テイカの株価がもたつく間にマニーの株価はさらに上げたため、時価総額はテイカはマニーの3分の1未満になってしまった。
マニーの投信持ち株比率は8.3%、対してテイカは4.1%と半分以下だ。マニーの上げすぎに警戒、割安なテイカに乗り換えるのがいいのではという眼力が運用担当者にあればいいのだが。

製品値上げに関しても、驚くべき材料があったのだが、長くなったことでもあり、これに関しては次回に。
また、今なぜ、世界的に日焼け止めが売れまくるのか等についても次回以降に。

なお、相場に関しては、これに続ける形で深夜に。

4月03日 19時12分記

03日の相場は、引き続き、主力株中心に上げる展開で、日経平均こそ208円(0.97%)の大幅高だったが、値下がり銘柄プラス変わらず銘柄で3割強になった。JQは0.34%高にとどまった。前日3.67%も下げたマザーズは1.17%高だった。

当道場銘柄は、まずまずの動きだった。
インパクトが4455円まであって4325△350と猛反発、チェンジも4075△125、エムアップ2747△85と大幅高。なおインパクトの逆日歩はついに23.7円。
主力株の強さとは対照的に、ネオス、フィックスターズ(推)、テイカなどは、一時はかなり高いところがあったのに、後場には、そろって一時はマイナス圏に沈んだ。結局、大引けではフィックスターズ以外はプラスで終えたわけだが。特にネオスなどは、材料もあって1102△41まであったのだが終値は1063△2にとどまった。
まあしかし、こういう意味不明な乱高下が今の相場(特に中小型株)の特徴であり、日々の動きに惑わされないようにしよう。

意味不明と言えばラクトジャパンの動き。新四季報発売後、連日のように上げ、4.01日には9230円まであったわけだが、02日8320▼670、03日8010▼310と急落している。いくら考えても、こうまで下げる理由はなさそうだ。ここは買い場とは思うが、この前のインパクトの4000円割れ同様、よほど勇気のある投資家でないと、買いは入れにくい。それでも私としては上げる方に1票。

オーケストラ、レシップは、前日とは反対で、今日はともに逆行安。弱気になる必要はなかろう。特にオーケストラに期待。

日本駐車場は173▼2。もうはまだ、まだはもうだが、明日こそ・・・

4月03日 23時59分記



 

29日の相場は総じて堅調だった。日経平均は172円(0.82%)の大幅高だったが、TOPIXは0.56%高にとどまり、騰落銘柄数でみても、値上がり1199に対し値下がりも857とかなりの数ののぼった。JQは0.32%高、マザーズは0.02%高だった。

当道場銘柄は、ここ急騰続きだったメディアフラッグ(4.01日よりインパクトホールディングス)が一転4255▼700のストップ安となった以外は、大半の銘柄が上げた。

ラクトジャパンは9080円まであって8970△140と続伸、昨年来高値の9230円が狙える位置に来た。
オーケストラ(今後この表記にする)も897△33と急反発、出来高も急増しており、900円大台乗せから一段高のコースとみる。

コシダカ1661△49、協和エクシオ3055△101、ネオス1053△26、GMOクラウド4250△85、エス・エム・エス1999△25なども上げた。

フィックスターズ(推)は2.07日以来となる1400円台を一時回復、終値は1391△15。ここからが正念場か。2.05日につけた1470円を上回れるかを注視したい。

日本駐車場開発(推)は172△5で戻り高値面合わせ。終値として戻り高値更新である。日証金の貸借倍率は、ここ1倍割れ(売り残が買い残を上回る)が続いており、需給関係は良い。10連休接近で人気化期待もここから盛り上がろう。一段高を期待するところだが、とりあえずの節目は昨年9月につけた181円。そして昨年6月につけた193円。

エムアップは2719▼75と3日続落。一見やけに下げる感じだが、ここ5連騰で413円も上げた反動が出ただけのことだろう。近々猛反発に向かう可能性も十分あろう。電子チケット市場の急拡大を見据えるなら、株価の評価は一変、3225円高値更新も夢ではないというのが、私の読みだ。

新四季報を一読した時、私が最もすごいと感じたのがメディアFであることは、すでに書いたとおりであり、株価もそれに見合う値上がりを演じた。これに次ぐのがネオス、ラクトジャパンともう1銘柄だった。もう1銘柄(4027 テイカ)だけ「新四季報から発掘した妙味株」に入れなかったわけだが、これには考えがあってのことである。
それは機を見て推奨銘柄として紹介しようと考えたからである。
ところが、株価は四季報発売直後から急騰、紹介するチャンスがないまま時が過ぎて行った。しかしようやく28日2602▼38、29日2551▼51と2日連続で下げ、出来高も3.05日以来の低水準にまで減少した。月曜、あまり高寄りしないことを願うが、そうであれば絶好の仕込みチャンスとなろう。
材料等は後日詳しく書くが、とりあえずは四季報の記述を熟読されたい。推奨銘柄である。

メディアFは高値5000円とぴったりの株価だったのが、多少気にならないではないが、4000円割れから一段安という展開にはならないとみている。
なお同社がインドでコンビニを展開と聞いて、素人がいきなりできるのかといった不安を抱く方もあろう。
そこで以下に同社社長の福井康夫氏の経歴を。

1991年 早稲田大学法学部卒業、旧三和銀行入行
1995年 セブン-イレブン・ジャパン入社
1年間コンビニ店長を経験、その後3年間、スーパーバイザーとして延べ50店舗を指導
2000年 情報システム本部に配属
新規事業の立ち上げを経験後、ベンチャー系SP代理店入社
2004年 株式会社メディアフラッグ設立

3月31日 20時39分記
2353 日本駐車場開発(東証1部) 
株価 156△2(1月30日終値)   
出来高=1480500株(1月30日) (売買単位=100株)
PER=15.4倍(2020年7月期予想実質値) 
201年12月25日=128円~212円=2018年01月15日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

「新四季報から発掘した妙味株」であり、これまで再三言及してきたので、お持ちの方もかなりあろう。
ここであえて推奨するのには、訳がある。じりじりと値を上げてくる動きに刺激され、当社について色々調べているわけだが、そうすると出てくるわ出てくるわで、そのポテンシャルというか、将来性に驚嘆、早目に推奨しようと思いつつ、連騰続きなので、一息入れたところをと思っていたわけだが、そうしたら29日の「ガイアの夜明け」が、当社を取り上げた。
困ったことをしてくれると思ったが、30日の株価は159円まであったが終値は156△2と比較的穏やかなものだった。

「ガイアの夜明け」が取り上げたのは、白馬岩岳地区の古民家再生に奔走する白馬観光開発社長の和田寛氏(元キャリア官僚)の挑戦(それにマリオットグループの高級ホテル開業も)。
ただ、白馬観光開発と言っても、視聴者はまず分からないだろう。2012年9月に、日本スキー場開発(日本駐車場開発の子会社)が、白馬観光開発の株式を東急電鉄から取得。つまり白馬観光開発は日本駐車場開発の孫会社になったわけである。
この辺のことが理解されていて白馬観光開発=日本駐車場開発と分かれば、株価は30日大幅高となっていた可能性が大だ。

今や白馬は第2のニセコと言っていいような状況のようで、オーストラリアをはじめアジアからもスキー客はじめ大量の観光客が押し掛ける状況となっている。
三段紅葉が売り物の山頂テラス、また天空ゆり園なども人気で冬季以外の集客も順調なようだ。

>白馬エリアの宿泊施設は、経営者の高齢化や後継者・人手不足などの理由から減少が目立ち始め、特に高級志向なハイエンドの観光客をターゲットとした宿泊施設が足りておらず、繁忙期の宿泊客の受け入れ等が困難な状況になりつつあります。
こうした背景から、白馬観光開発株式会社は、ALL信州観光活性化ファンド、NECキャピタルソリューション株式会社、FUNNY株式会社と連携して、古くからのせせらぎや水車、神社や古民家などの自然資源と伝統的景観が残る白馬岩岳の“街並み”を一体的なリゾートとして捉え直した新しい事業モデルを推進し、インバウンドを含む富裕層を地方の観光地へ誘致する「自然と伝統の融合した白馬岩岳の街並み活性化株式会社」を8月30日に設立し、ハイエンドの観光客にもご満足いただける「高級古民家リゾート」の開発・運営を開始いたします。(白馬観光開発株式会社)

しかし私が同社株に注目するのは、この材料より、むしろ駐車場事業の海外展開が好調に伸びていて、今後、これが収益の柱になり、同社が高収益の優良企業に変貌するだろうということの方である。
現在売り上げの58%が駐車場である。うち、海外(アジア各国)は約1割だが、中期目標では、これを5割にする。

>海外駐車場事業においては、当社グループが進出しているタイ・中国・韓国・インドネシア・台湾・米国において、駐車場の供給不足の問題や、駐車場の利便性・サービスの質に対する不満等に対して、当社の強みである不稼働駐車場の収益化や高品質な駐車場運営サービスへの需要は依然として高い水準にあります。(2019年7月期第1四半期決算短信)

こんな相場では手元不如意の方もおられようが、低位のうえ100株単位なので、是が非でも保有株に加えたい。サンバイオショックで、マザーズ銘柄、夢ばかりで実態の伴わない銘柄は敬遠される。超低位でここ連騰中とはいえ、なお底値圏を脱したばかりのこの株は、人気を集める素質十分である。

1月30日 20時29分記

30日の相場は、小型株に限れば、まさにサンバイオ(8710▼3000)ショックという感じだった。マザーズは8.09%の暴落。マザーズの値下がり銘柄数は275、対して値上がりは4だけだった。日経平均、TOPIXの下落率はそれぞれ0.52%、0.41%と小さかったが、これは主力大型株が比較的堅調だったためで、大半の銘柄は値下がりした(値上がり351、値下がり1730)。
サンバイオ25.6%、オンコリス17.8%、メドレックス14.4%などマザーズのバイオ関連銘柄の値下がりがきつかったわけだが、破産しそうな人が、なんでもいいからお金になりそうなものから叩き売る(追い証回避等のため)という感じで、その思わぬとばっちりを受けたのかもしれないのが、キクカワ。前場終値は9310▼340だったが、13時過ぎくらいから雲行きがおかしくなり、13時44分には8270▼1380まで急落した。その後は戻し終値は8960▼690。
フィックスターズ(推)やシェアテクなど一時はプラス圏にいた銘柄もほとんどがマイナスで終えた。サンバイオからのもらい火と理解するところだ。
そうした中、日本駐車場開発(日駐)156△2、サンフロンティア不1193△1、コシダカ1486±0の強さが際立った。
現在、日経平均先物は大幅高となっている。このまま行けば、30日、理不尽に大幅安を余儀なくされたキクカワ、フィックスターズ、逆行高した日駐、サンフロ、踏ん張ったコシダカ、太平製作(推)などは、特に期待できそうだ。

1月30日 23時43分記
2019.01.28 太平製作所
6342 太平製作所(東証2部) 
株価 2991▼154(1月28日終値)   
出来高=27700株(1月28日) (売買単位=100株)
PER=6.5倍(2020年3月期予想実質値) 
2018年12月25日=2002円~3190円=2019年01月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

24日に「気持ちは推奨銘柄なのだが」として紹介した銘柄である。
その後25日は3075▼10で寄り付き終値は3145△60と上げた。28日は高値更新となる3190円まであったわけだが、その後、大量の売りに急落2959円まであって終値は2991▼154。
注目すべきは28日の27700株という出来高である。当ブログで取り上げて以降の最多出来高は25日の18900株である。この1.5倍近い大商いになったわけである。
想像するに、当ブログなど知らない投資家で、ここに来ての大幅高に喜んで、売り場を探していた向きが、ここは天井だと一気に売ってきたのだろう。
ならばよし、これだけの出来高なら、遠慮せず、堂々と正面から攻めてみようと、ここで推奨銘柄にしたわけである。

とりあえず、前稿で軽く書いたほとんど市場で評価されていない4つの材料について書こう。

①省エネ・省人化した新鋭機を開発中
②今期は前期比30円増配の80円配当を予定。利回りは2.67%になる。注目すべきは3月末、年1回配当であること。
③来期は北米向け輸出20億円超目標だが、前期の10億円に比べ10億円以上の増加になる。同社の売り上げ規模からすると、非常にインパクトがある金額である。
④中高層公共建築の木造回帰をにらみ関連機械を開発中。

①は特に大きな材料になるはずだが、こうしたことを含め、詳しくは次回以降に譲る。

一つだけ、書いておきたいことがある。
28日の日経朝刊に三井ホームが全面広告を打っている。

三井ホームの木造施設建築、日本中へ
医療・福祉・施設建築 5000件以上の実績

として、代表的な建築物の写真を掲載している。5階建ての特別養護老人ホーム(東京)等、3階建て以上のこれまでほとんど見られなかった木造中層建築の雄姿は圧巻である。
このように、今や公共建築物に限らず、民間でもこのように中層大型建築が続々建てられ始めているわけである。
となれば、当然、太平製作、あるいはキクカワの出番であり、この2社にとってまたとない経営環境なのもうなずけるわけである。

1月28日 20時02分記

どうも分かりにくい相場が続く。
28日も(当道場銘柄以外を含む)太平製作2991▼154、シェアテク1397▼100、フィル・カンパニー4725▼190、ブレインパッド5850▼370、アセンテック3870▼275、マネジメントソリューションズ(MSOL)5060▼560など、たいしたした理由もなく大幅安する銘柄が続出した。これらは25日に大きく上げた銘柄が多く、結局、上げたから下げたとでも言うしかない。逆に言えば上げた時は買いは避けるのがいいということになりそうだが、上げると強気になるのが投資家心理で、なかなか実行は難しいわけである。

サンフロンティア不動産1187△6、日本駐車場開発151△2は上げたが、メンバーズは19円高までありながら1096▼18と反落した。

いずれにせよ、こういう非論理的な相場なので、一段と慎重に行けということだろう。
NYダウとの関連も、最近はぐじゃぐじゃとしか言いようがなく、それであまりふれないわけだが、現在はNYダウは350ドル前後の値下がりとなっていて、つれて日経平均先物も100円を超す値下がりとなっている。

1月28日 23時43分記






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3687 フィックスターズ(東証1部) 
株価=1432▼16(10月18日終値)   
出来高=212500株(10月18日) (売買単位=100株)
PER=56.6倍(2019年9月期予想実質値) 
07月06日=1310円~1820円=03月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

10月18日付で推奨しているので、株価や年初来高値・安値等は、同日や同日現在の値である。
推奨度が☆☆なのは、現在の相場環境を考慮したためである。
本日は急落、1305円まであって終値は1306🔻94。つまり、7.06日につけた年初来安値を更新したわけである。
これでダブルボトム形成となって、明日26日から、いよいよ本格的上昇相場入りを期待して、これを書いている。

量子コンピューターの本命として推奨したわけだが、それではなぜフィックスターズが同関連の本命なのか。

以下は「量子コンピュータ」に関するウィキペディア記事の引用である。

>2011年に突如として、カナダの企業D-Wave Systemsが量子コンピュータ「D-Wave」の建造に成功したと発表した。D-Waveはこの記事の多くの部分で説明している量子ゲートによるコンピュータではなく、量子焼きなまし法による最適化計算に特化した専用計算機である。発表当初のものは128量子ビットであった。D-Waveが本当に量子コンピューティングを実現したものか否か、当初は疑う向きも多かったものの、確かに量子コンピューティングによるものとする調査論文が英科学誌ネイチャーに発表され、グーグルを筆頭とするベンチャー企業がD-Waveと協業を開始するなど、2018年1月現在、確実視されて来ている。

鎌倉注1=D-Wave Systemsは以下ではDウェーブ・システムズ社(略し的Dウェーブ)と記す。
鎌倉注2=量子焼きなまし(法)は量子アニーリングの表現の方が一般的であろう。

最初は半信半疑で迎えられたDウェーブの量子コンピューターであるが、その後は上述のグーグルが協業を開始したほかゴールドマンサックスが出資するなど、世界の錚々たる企業が秋波を送っている。

さて、そこでフィックスターズである。以下は同社のIR(2017年6月26日)である。

>株式会社フィックスターズ(本社: 東京都品川区、以下フィックスターズ)は、D-Wave Systems, Inc.(本社:カナダ ブリテイッシュコロンビア州、以下D-Wave)と、量子コンピュータに関する協業を開始する旨合意いたしました。

フィックスターズは、マルチコア黎明期から並列処理等による高速化ソリューションを提供し、その後もGPUやFPGA等がアクセラレータとして利用され始めた当時から、いち早く各半導体アーキテクチャの構造を活かした高速化を実現してきました。今後はD-Waveと協業し、特定領域におけるアクセラレータとして圧倒的な潜在能力を示す量子コンピュータの、導入支援を提供いたします。

D-Waveは、量子アニーリングに基づく量子コンピュータを提供するカナダ ブリテイッシュコロンビア州に拠点を置く企業です。2011年に世界初の商用量子コンピュータとされるD-Wave Oneを発表し、Lockheed Martinを皮切りにGoogleやNASA等、様々な企業、研究機関がD-Waveの量子コンピュータを導入しています。

量子アニーリングマシンの基本動作原理を世界に先駆けて提案した、東京工業大学 理学院 教授の西森 秀稔氏は以下のようにコメントしています。「量子アニーリングマシンの実用が進むにつれ、その驚くべき成果とともに量子コンピューティングに対する関心が近年急速に高まってきています。『組み合わせ最適化問題』やサンプリングを目的とし、全く新しい原理に基づいて開発された一種のアクセラレータとして、交通量の最適化や金融におけるポートフォリオ最適化、加えて機械学習等の人工知能の発展を支える技術等においても利用されようとしており、非常に大きな可能性を秘めています。アクセラレータを活用し様々な高速化を実現してきたフィックスターズが、量子アニーリングマシンによる量子コンピューティングの更なる可能性を示してくれることと大いに期待しています。」

産学連携を積極的に行い、量子アニーリングマシンによる情報処理技術の研究を推し進める、早稲田大学 高等研究所 准教授の田中 宗氏(科学技術振興機構 さきがけ研究者を兼任)は以下のようにコメントしています。「現状、多くの企業、研究機関が量子アニーリングマシンの利用を検討しているものの、その特性を活かした利用方法がわからず悩まれていると相談を頂くことが多々あります。今後利用が広がるためには、ハードウェアの提供や量子アニーリングマシンの物理的な特性に関する専門家のアドバイスはもちろんのこと、マシン上で利用できるアプリケーションや、適用分野やアルゴリズムに合わせた導入支援の提供が必要になります。様々なプロセッサや産業分野を対象として高速化を手掛けてきたフィックスターズがD-Waveとの協業を開始することにより、量子コンピューティングの裾野は確実に広がると期待しています。」

D-Wave International プレジデント、Robert “Bo” Ewald氏は以下のようにコメントしています。「量子コンピューティングの実用化を進めるためには、世界中の専門家や業界リーダーとの強い協働が必要不可欠です。西森教授や田中准教授のようなプロフェッショナルのサポートに加え、フィックスターズのようなリーディングカンパニーと協力し、世界中のお客様により速くより素晴らしいソリューションを提供してまいります。」

フィックスターズ 代表取締役社長、三木 聡は以下のようにコメントしています。「この度、D-Waveとの協業開始を発表できたことを大変嬉しく思います。フィックスターズは創業以来、高度なソフトウェア技術を事業の中核に据え、日々進化を遂げるハードウェアアーキテクチャ毎の最適化や、並列処理等を用いた高速化ソリューションを提供してまいりました。特定領域において圧倒的な性能を示す量子アニーリングマシンの導入支援を提供することで、お客様のビジネスの更なる加速を実現してまいります。」

調べれば分かるが、日立のCMOSアニーリングマシン、国立研究開発法人新エネルギー・産業開発総合開発機構(NEDO)の新規事業「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」等、量子コンピューター関連の研究開発の多くに顔を出すのがフィックスターズである。要するに機械そのものの開発は大企業や大学・研究機関だが、その運用、導入といった場面で不可欠な唯一無二とでも言えそうな存在がフィックスターズなのではないか(あくまで素人の想像である)。
この辺のことに関しては次回以降に譲り、ここではこれまでとする。

なお9.20日の日経朝刊の量子コンピューターの記事の写真に使われていたのがDウェーブの量子コンピューターである。本来なら、この記事にフィックスターズの名前もと出て、株価もストップ高してもおかしくないところだったのだが・・・
実は、この記事、「金融高度化 活用策探る」という副題がついていて、金融関連の使い方に絞った書き方だったことと、おそらくこの記事を書いた方がDウェーブとフィックスターズの協業について知らなかったため、フィックスターズが無視されたのだろう。

10月25日 21時19分記






前稿を書いた時点で250ドル以上下げていたNYダウは、朝起きて確認すると92ドル安で引けていた。連れて日経平均先物も、前稿時点で180円安程度だったのが、朝方は小幅ながらプラスに転じていた。
そして日経平均は前日比30円ほど高く始まったわけだが、その後一進一退を続けた後、10時近くからは下げに転じ、最安値では204円安まであって終値は183円(0.8%)安。
最近の相場は、今日に限らず、訳も分からず乱高下するという感じで、NYダウも円相場も当てにならない。
投資家としては、理論的に先を読むことが至難の業だと心え、荒海で泳ぐようなもので危険もいっぱいだということを十分覚悟して取り組むしかない。

当道場銘柄は高安まちまちで、トータルとしてもほぼ横ばい程度の値動きだったといっていいだろう。
注目とした佐藤食品(WEB銘柄)(推)、仙波糖化(推)は、ともに大きく上げた。今の相場は業績やPERは無視、ただ需給関係、人気で株価が動いているかのようのわけだが、この2銘柄は、すでに十分、日柄的にも値幅的にも売られ、需給関係が好転したのではないかと思われる。
仙波糖化の場合、今期業績の大幅上方修正が期待の材料のわけだが、同社はここ5年連続増益を続け、今来期も増益が続く見通しだが、以下に業績がボトムを打った2013年3月期から18年3月期の経常利益(単位100万円)を示す。
74→321→458→662→727→865
これに2019年3月期と20年3月期の四季報予想の数字を付け加えると以下のようになる。
74→321→458→662→727→865→予1150→予1250
注=予1150は私の予想は会社予想の4-9月期の数字等からして1200以上なのは前稿で書いた通り。
これだけ、文句のない好業績の会社の今期予想PERが14.8倍に過ぎないのである。来期ベースでは13.6倍になる。

佐藤食品も前日比4倍くらいの出来高で1564△24と連騰となった。売り物はさすがにかすれてきた感じであり(場に出ているものだが)1600円未満にある売り物は900株しかない。1600円を回復すれば、意外高もありえよう。いずれにせよ、こちらも今期上方修正含みの低PER株であり、需給関係好転で売られすぎの反動高が期待できよう。

シェアテクは2749円まであったのだが、前日につけた年初来高値2753円を抜けなかったこともあってか、最後はだれ2666▼8。私は思い切って2700円前後で600株だけ買い増したが結果は見ての通り。ただ、こんなものでは終わらないはずとの読みであり、それなりに自信もある。

私が「とっておきの銘柄」と思わせぶりの言い方をしてきた銘柄は
3687 フィックスターズである。
実はこの銘柄、私が最初に買ったのはもう1か月以上も前の9.12日で1522円で100株だけ打診買いした。その後10.01日には1600円前後でも買い、この時点でそれなりの株数になった。ところが10.02日以降は変調をきたし下がり始める。以降も多少は買い増しているわけだが、ご覧になれば分かるが、だらだらと下げ10.11日には1360円まであった。今一つ値動きとその後の全般の地合い悪化で確信が持てず推奨銘柄としてこれまで発表しなかったわけだが、そのことに今となっては安堵している。
このブログを長くお読みの方は、ある程度お分かりだろうが、私は推奨銘柄は自分でも買うわけだが、多くは買ってすぐに推奨するのが基本だが、そうでないケースも結構ある。打診買いはかなり安易にするので、その後の値動きで行けるとなってから推奨というケースが多くあるわけである。またすぐに大きく上がってしまったようなケースでは、推奨予定を変更することも多々ある。
要するに、一番いいタイミングでの推奨を第一に考えているのである。
株式専門誌や夕刊紙、週刊誌等の銘柄はそういうことにはお構いなく書くから、危ないことこの上ない。私が最近書いた原稿などは、下請けの方が原稿を受け取って、こちらがいつ掲載誌は発売か聞いてもはっきりしないというありさまだった。そんなことと知っていれば断るんだったと思ったが、あとの祭りである。
それはともかく、フィックスターズは、値動きを注視していても、いつ底を打つか分からないという動きのため、ここまで、推奨を見送ったわけである。
しかし、ようやく頃や良しである。チャート的にも1360円台で底入れと見て取れる。万万が一狂っても1310円の年初来安値までだろう(もちろん、そんな値段を想定しているわけではないが、なんでもありの恐ろしい相場環境なので、気の小さい方はこのくらいも覚悟で買う買わないを判断されたいということである)。
材料等はとりあえず書かないが、心配な方は、いや心配でない方も、各自調べられるといいだろう。
この会社の実力、どういう会社と合弁を作っているか、提携・協業しているか。さりげなく推奨銘柄である。
本来ガバっと行きたいところだが、地合いが地合いだけに、恐る恐る、とりあえずちょっとだけ買って、相場環境をにらみながら、その後の方針は決めるくらいがいいかもしれない。

10月18日 23時48分記
2018.08.23 ジャムコ
7408 ジャムコ(東証1部) 
株価=2939▼9(08月23日終値)   
出来高=99800株(08月23日) (売買単位=100株)
PER=・・・(為替レート等の変動要素大のためとりあえず空欄) 
03月26日=2060円~3025円=08月09日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

『鎌倉雄介の株道場』の読者特典であるWEB公開銘柄であり、また当ブログでは7.24日付けで取り上げ(「少し買ってみたい輸出関連銘柄])ているので、すでに保有されている方も多かろう。
ここであえて、さらに推奨銘柄にしたのは、地合いが比較的大型の銘柄向きになっていること、為替が1ドル110円割れの懸念が後退、ここに来て111円台乗せと円安傾向になってきたことの2点からである。

円安メリットに関しては、以前、やまびこという銘柄を取り上げたことがある(2013年2.15日付け)。
1650円(2.15日)→3930円(5.17日)
と暴騰を演じている。
私は「材料は1株あたりで考えよ」ということを常々言っているわけだが、以下『ストップ高連発株…』で書いたことを引用する。

>最近の「円安」のテーマでは、私はやまびこという会社を(中略)取り上げたことがあるが、これは1株当たりで考えたときの円安メリットのインパクトの大きさがトップクラスであろうという発想と、当時同社が破格の円高水準に対ドルレートを設定していたことの2つから発掘したのである。
言及当時、同社は対ドルで1円円安になると1.6億円の営業利益増額要因になると言われていた。同社の2013年3月期の予想営業利益が21億円だから、13円円安になれば、営業利益は倍増するわけである。細かい数字は示さないがトヨタでは、絶対にこうはならない。
同社の営業利益は、2013年3月期は22.12億円だったが、円安がフル寄与した2014年3月期は増額に次ぐ増額で2013年12月現在では46億円予想になっている。
(注=最終的には50.2億円になった)

さて、今回である。今回はさほどの円安ではないからか、市場もほとんど騒いでいないが、探せば第2のやまびこがあるかもしれない。そういう思いで、私は四季報巻末にある【各社の想定レートと為替感応度】という3ページの資料を使って調べた。257銘柄が掲載されている。
ここから最もメリットを受ける企業はどこか。四季報編集部がそういう視点で編集してくれれば簡単なわけだが、そうでないから、やまびこのようなお宝銘柄も発見できるわけである。

私の手法を公開しよう。
①想定レートが1ドル106円以下の企業に原則として絞る。
②超大企業は原則として外す。
③1円円高の影響額(四季報ではこういう表現)が▲1億円以下の企業は原則として外す。
④こうして残った企業のうち営業利益(≒経常利益)の割に1円円高の影響の影響額が大きいところをセレクトする。
⑤これら企業について為替差益が営業利益(≒経常利益)に対し最も高い比率の企業が最大の円安メリット企業である。

それでは次に私の調査結果を示そう。漏れ等なしとはしないが、主な円安メリット銘柄は押さえてあるはずである。
注=実はフォスター電機がもっとすごいのだが、ここは輸出比率91%で為替に業績が振り回されるわけだが、構造的問題を抱え8.03日には業績の下方修正を発表済みで株価も下げたので除外.

      円高影響額  想定レート 為替差益 経常利益  A÷B
トヨタ   ▲400億     105円   2400億   24500億  9.8%
デクセリア ▲3億     105円    18億      67億  12.1%
コマツ   ▲54億     100円   594億   3200億   18.6% 
日本電子 ▲3億     105円    18億     55億   32.7%
ダイハツデ▲1億      100円   11億     24億  45.8%
ジャムコ  ▲4億     105円    24億     27億  88.9%

注1=「円高影響力」とは1円円高による経常利益、または営業利益への影響額。
注2=経常利益は今期予想経常利益
注3=為替差益の計算では1ドル111.0円としている。現在は111.2円前後とさらに円安となっている。

上表で分かるように、A÷B、つまり経常利益に対する為替差益の比率が最も高いのは、ジャムコのわけである。
5年余り前のやまびこにあたる地位にあるのがジャムコで、A÷Bの比率89%は当時のやまびこの99%と比べてもそう見劣りするものではない。ちなみにやまびこの今の想定レートは110円なので為替差益はほとんど発生しない。

8月23日 23時08分記

ここ日本電子が急騰、8月のWEB公開銘柄から最後の最後に外したことが悔やまれる。しかしお持ちの方もあろうし、上表でも分かるように円安メリットではジャムコに次ぐ位置にいるので、この円安でさらに期待できそうだ。
24日の相場では、食品はじめ内需の小型株も買われた。この円安がやや懸念材料だが、この動きが継続することを期待しよう。
仙波糖化(推)、オーウイル(推)が上げ、セイヒョー(推)も何とかプラスで引けた。24日は新潟県の各地で初の40度以上を記録した。新潟県地盤のセイヒョーにはグッドニュースだろう。
京三製作(WEB銘柄)が617△13と続伸した。動きが一変してきた感じだ。私の指摘で気づいた投資家もあったか、この銘柄の異常な安さが認識され始めたのではないか。意外に天井は高いかもしれない。
グローバル(WEB銘柄)(推)は下押す場面もあったが終値は2106△7。指摘済みのように、この会社の将来性等からすれば、現在の平凡な普通の企業並み以下のPERはあり得ない。多少時間がかかるかもしれないが2500円、そして3000円、さらにそれ以上も十分期待できる銘柄である。確信をもって取り組みたい。

8月24日 0時12分記
6189 グローバルグループ(東証1部) 
株価=2012▼134(08月21日終値)   
出来高=99800株(08月21日) (売買単位=100株)
PER=12.3倍(2019年9月期鎌倉雄介予想値) 
05月11日=1237円~2166円=08月20日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

推奨銘柄は、有望と考えるから推奨するわけだが、そうした通常の場合以上に、いろいろ詳細に調べ、その企業の将来性が特に素晴らしいとみて、満々の自信を持って推奨する場合がある。
そういう企業(銘柄)は、めったにないわけだが、それでも、これまで、ブレインパッド、夢の街創造委員会、ディップ、LITALICO、N・フィールド、寿スピリッツ、フルヤ金属等、かなりの銘柄が、推奨後、驚異的業績の伸びを見せて、株価も大化けしている。

今回、推奨するグローバルグループ(WEB公開銘柄)(推)は、その仲間入りする可能性が十分あるとみている。
8月のWEB公開銘柄として、20日13時00分に公開したわけだが、公開時株価が2035円、直後値が2045円程度だったが、公開後急騰、高値では2166円まであって終値は2146△178だった。
このまま一気に突っ走ってしまうかと思ったら、21日は1998円まであって終値は2012▼134。前日の上げの大半を失いうとともに、公開直後に買った方も含み損状態にしてしまったわけである。
私としては昨日は2050円前後である程度仕込み、今日は2015円平均くらいで昨日の2倍くらい仕込むことを期待していたわけだが、どうだっただろう。
22日、いくらで寄るかだが、21日の終値の2012円前後で寄るようなら、文句なく買い、多少高寄りしても、とんでもない高値でなければ買っていいだろう。特に仕込みが不十分の方は買っていいだろう。

フィスコが昨日の急騰の理由を8.10日発表の好決算のせいにしているが、そんな10日も前の話であれだけの大商いと大幅高をするわけはなかろう。材料も知らずに、したり顔で解説するのがこの世界なので、だまされないようにしよう。

結局、だれも材料も知らず飛びついたので、宴の後はしらけて、今日の急落となったのだろう。
だからこそここは、買い場として絶好の天与のチャンスというわけである。

保育所の定員枠の融通システム「えんマッチ」を、同社は保有、これが、今後急速に伸びると、私は見ている。

その将来性が評価されれば、私がWEB公開銘柄として示した
目標値=2500円~3500円
の達成は難しくないだろう。それも最低ラインの2500円にとどまらず、3000円以上も期待できよう。
持ち株が悲惨な状況になり落ち込んでいる方も多いと推測するが、そういう方は特に、少しでもグローバルグループを持ち株に加えるようにしてほしい。
言うまでもなく、株式投資に絶対などないが、かなりの高確率で、この銘柄が救世主になるのではないか。

「えんマッチ」の内容、業績等、調べて納得のうえ買うとなおいいだろう。
詳しくは次の機会に詳述の予定。

8月21日 21時00分記

【小型株の下げ続く】
TOPIXスモールが20日、年初来安値を更新、約11か月ぶりの安値になったという。個人投資家の懐具合が悪化の一途をたどっているため、この薄商いのなかちょっとした売りで値崩れし、歯止めがかからない状況が続いているわけである。
また動きの悪い小型株に見切りをつけ大型株にシフトする向きもある程度はあろう。
8.13日と21日を比べてみた。
この間、日経平均は21857円→22220円で+363円
2部、JQ、マザーズはそろってマイナスだ(TOPIXはほぼ横ばい)。
ところが、この間の上げた銘柄、下げた銘柄の総数は
上げた銘柄=5318
下げた銘柄=8917
で、上げた銘柄数-下げた銘柄数=-3599
実感的日経平均としては-3599÷6≒-600
つまり実感としては日経平均は600円安なのに実際は363円高していて、その乖離は実に963円にも達する(-963円)わけである。
こういういびつな状況は、いつか解消に向かうであろうというのが、私の見方である。

こういう状況下、21日も日経平均のみ高く(21円高)(ファストリの2.3%高効果が大きかった)、その他の指数等はすべてマイナスだったわけである。騰落銘柄数も値上がり563、値下がり1455と、圧倒的に値下りが多かった。
当道場銘柄もジャムコ、オーウイル(推)、SBS(WEB銘柄)以外は、ほとんどの銘柄が下げた。

ジャムコ(8月のWEB銘柄)は3005円まであって2962△68。8.09日につけた年初来高値3025円を射程に入れてきたわけだが、その更新も期待できそうな勢いになってきた。業績に直結する為替が1ドル110.34円(現在時点)と、再び円安に戻ってきたのも支援材料だが、この辺については後日。

オーウイルは1415△22の高値引け。前日逆行高した仙波糖化(推)は21日は反落したが、前日下げたオーウイルは反発したわけである。いずれにせよ、この2銘柄は弱い動きの小型株が多い中で、比較的健闘しており、地合い好転となれば、真っ先に上昇をリードする役割を担おう。オーウイルの場合、8.10日につけた戻り高値1489円が抜けるか、正念場にきている。

8月21日 22時46分記