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SI関連銘柄の値動きが良く、これは近々にも市場の人気セクターになるのではと注目し、注意も喚起、いくつか銘柄も取り上げてきた。
今回はSI関連銘柄を幅広くピックし、なかでも最も有望な銘柄は何かについて考察した成果を公表しようというわけである。

コード 銘柄  株価  1株益 PER
4307 野村総研 2698 103.7 26.0
4430 東海ソフト1855 79.4 23.4
4662 フォーカス 1001 69.7  14.4
4832 JFEシス 4570 392.3 11.6
8056 ユニシス  3810  188.1 20.3 
9613 NTTデータ 1462 84.4  17.3
9682 DTS 2248 177.0 12.7
9691 両毛シス 3115 198.1  15.7
9692 CEC   2086 125.3  16.6
9739 NSW   2383  185.0 12.9
9742 アイネス  1726  101.4 17.0
9749富士ソフト 4565 348.9 13.1
9759 NSD   1810  88.4 20.5
9889 JBCC  2014  175.2 11.5 

注=1株益は来期(2021年3月期)予想実質値、富士ソフトのみ今期(2020年12月期予想実質値)、PERはそれをもとに算出。なお多くのところが最近、2020年3月期決算の4-12月期決算を発表、通期予想も上方修正等している。こうした状況を踏まえ、21年3月期業績については、四季報予想を参考にしつつも、鎌倉雄介が必要に応じて独自に予想した数字を使っている。

【大型株、業績が冴えない銘柄等は除外】
表の銘柄の内、野村総研、ユニシス、NTTデータは突出した大型株であり、NTTデータを除き高PERである。NTTデータが高PERでないのは2.04日引け後発表の4-12月期決算が期待外れで05日1462▼110と急落したため。
こうしたことから、この大型3銘柄は、有望銘柄候補から除外。
4430 東海ソフトは1.09日に好決算を発表したわけだが、その後の株価は1.09日1246円が2.05日1855△118と、明らかに買われ過ぎでPERも23.4倍に達しており、除外。
9682 DTSは2.03日発表の4-12月期決算がいまいちで、経常利益の通期予想は据え置いたが、この数字は四季報予想を約1割下回る水準。このため株価は04日2275▼273、05日2248▼27と大きく下げた。、PER的には低いが業績面の期待が持てないので除外。
9759 NSDはPER20.5倍はやや高すぎるので除外。

【第一次審査通過銘柄】
4662 フォーカス 1001 69.7  14.4
4832 JFEシス 4570 392.3 11.6
9691 両毛シス 3115 198.1  15.7
9692 CEC   2086 125.3  16.6
9739 NSW   2383  185.0 12.9
9742 アイネス  1726  101.4 17.0
9749 富士ソフト  4565 348.9 13.1
9889 JBCC  2014  175.2 11.5 

ここからさらに絞るとしよう。
アイネスは当道場銘柄であり、業績絶好調だが、連日の値上がりで、PERも17倍とやや高い水準まで来た。なお一段高が見込めそうだが、新規に狙うには、やや遅すぎよう。
両毛システムズは、大きく調整した後なので、ここからある程度の戻りは十分期待できようが、ひと相場出した後なので、新規に狙う銘柄にはしにくい。
残るのは
フォーカス 、NSW、 CEC 、NSW、富士ソフト、JBCCの6銘柄になる。

【JBCC、富士ソフト、NSW、JFEシスに決定】
この6銘柄でPERの低いのが見出しに掲げた4銘柄であり、この4銘柄は、低PERであることに加え、業績の伸び、将来性等から見ても、割安の一語に尽きる。
そろって推奨銘柄にする。

JBCC=1.30日に驚異的好決算を発表した。ところが投資家は何を勘違いしたか31日は1895▼98と、叩き売られた。しかし検討すればするほど、ほれぼれする好決算である。しかも通期業績予想の経常利益はどうみても再増額は必至だろう。

富士ソフト=低PERの上、相場らしい相場を出していないフレッシュさにひかれる。
12月決算会社だが2012年12月期業績は上方修正必至とみる、自動運転ソフト開発に注力中だ。

NSW=1.31日に4-12月期の決算を発表、これを受けた2.03日の株価は2350▼114。JBCCと同じパターンだ。JBCCの場合、その後株価は大きく戻しているのに対しNSWはほとんど戻していない。05日はSI関連銘柄のほとんどが大幅高する中、2383▼29と下げてしまった。ここはまさに狙い場だろう。

JFEシステムズ=読者の方に教えてもらった銘柄。ひとまず100株だけ買って放置。よさそうだったら読者諸氏にも紹介しようと思っていたのだが、鳴かず飛ばずの状況が続いた。しばらくしてようやく買い値を上回ってきたので、これは行くかなと、少し買い増し様子を見ていたら1.28日以降は暴騰状況。結局、読者諸氏に紹介する機会を失して後悔しきりである。
業績の伸び、SAP製ERPサポート終了問題という材料等を考えると、上げてしまったとはいえ、低PERでもあり、なお買って報われる株価水準だろう。

2月05日 23時46分記




2020.01.07 お年玉銘柄
年末年始の波乱相場について1.05日付けで1年前と今年の比較をしたわけだが、本年の06日、07日の株価(日経平均)は、1年前を再現するかのようだった。
中東情勢は依然、不透明で予断を許さないが、そうそう気にしていてもしようがないので、前に進むとしよう。

現在、NYダウは60ドル前後安、日経平均先物・大証夜間は166円安だが、こういう時に発表すれば、逆に安く買えていいということもあるので、見切り発車することにした。

【お年玉銘柄】

6653 正興電機製作所 895△16

6730 アクセル 954△13

5304 SECカーボン 10230△670

以上の3銘柄である。いずれも推奨銘柄である。
実は(こんなことをここで書いてもとも思うが、話の展開としてやはり書かないと話がうまく進まない)、お年玉銘柄の最有力候補として用意・準備していた銘柄が、別に1銘柄ある。それは9691両毛システムズだ。前稿で書いたように06日2693△500とストップ高してしまった。昨年の12月18日に着目(この日は1758▼7、出来高2500株)したわけだが、この出来高の少なさではと推奨を見送っていたらその後はあれよあれよと上げるばかりで、07日も3195△502と連続ストップ高。取り上げるタイミングを失いしまったと後悔しているわけである。

今回の3銘柄も、何やら怪しい動きをしているように感じるので、中東情勢等、気にはなるが、ここで行かなくてどうするという思いから、今日の発表になったわけである。


詳しいことは後日にして、ここでは、ごく大まかなことだけ書くとしよう。

正興電機は家庭向け蓄電システムを最近発売したことが材料。

アクセルは自動運転への取り組みに注目。
CES2020に向けてBlaize, Inc(本社アメリカ)より、当社及びax株式会社とのAIソリューションに関するプレスがありましたのでお知らせします。 というIRを出している(本日、場中だったと思う)。

SECカーボンは07日、株価は1万円大台に乗せたわけだが、ここから大相場の夢。
時価の来期予想実質PERは3.49倍にすぎない。筆頭株主に注目。

1月07日 23時36分記



ようやく相場は多少なりと、まともになってきたようだ。「まとも」とは、インデックス買いなど、頭を使わずPERも無視して運用する勢力が幅を利かせる非論理的相場ではなく、真の意味での割安株が評価される相場のことである。

そこで、今回は私の理想と考えるポートフォリオ(現時点)を公開しよう。読者諸氏の運用の参考にしていただきたいと思う。

 銘柄     運用比率
A ウィザス   24%
B メニコン   18%
C ディップ   15%
D アテクト   10%
E オ・・・・  10%
F 松風     7%   
G トランザク  6%
H 宝印刷    5%
I ブックオフ   5%

実際の私のポートフォリオは、これと大差ないが、この9銘柄以外でも、第一精工、東洋製缶(推)、中本パックス、テックファーム、SBS等、金額的には少ないが保有している銘柄がある。これら銘柄は、ダメと言うわけでは決してないが、現時点では、やや期待度が低下しているということである。
この中で、ブログでまだ取り上げていない2銘柄=E オ・・・・と中本パックスについて。
E オ・・・はオで始まる銘柄の意だが、私が打診買いした段階(総運用額に占める比率も1%台)で、出来高も少ないので、露骨に銘柄名を明かせないのである。以前、猛暑で畜産農家が困っているのが社会問題になったとき、その対策に有望なのではと、ここの製品について書いたことを記憶している。
中本パックスはIT・工業材を手掛ける隠れた半導体関連として期待して買ったのだが、その後は下げっぱなしで自信もやや揺らいできたので現在は様子見。
2銘柄とも、今後の展開次第では、ブログで紹介することもありうる。

運用比率の大きい銘柄について、次に簡単に触れておこう。
ウィザス(推)は516円まで下げる場面があったが終値は527▼5。6連騰後のほど良い休息になっただろう。こんなものでは終わらないという強い確信のもと、最低でも600円前後、おそらくはもっとはるか上まであるという見立てで対処。
メニコンは後述。
ディップは「コボット」が今後急速に導入する中小企業が増加する方向が決定的のようだ。株価はここもたついているが、心配無用とみる。
アテクト(推)は1687円まであって1676△26で、決算でたたき売られて以降、順調に戻している。異様なまでの強さからして9.05日に付けた1780円更新が現実味を帯びてきた。もちろん、見据えるのは1944円の年初来高値である。
松風(推)はここ異常なまでに弱い動きで心配させてくれたが、20日は1644▼24まで下げたものの切り返し、終値1678△10。前日9600株と10.10日以来となる極少出来高を記録、20日は22200株まで回復。こうしたことからも、ここからは出直りに向かう公算大とみる。株価はマニーは言うに及ばず歯愛メディカルなどと比べても安すぎる。

【メニコン】
前日の急伸後だけに利食い売りに押され4225▼195まで下げる場面があったが、そこから大きく戻し終値は4335▼85。
「新四季報から発掘した妙味株」(9.19日)で紹介した(当時の株価は3905円)銘柄であり、その後も継続して取り上げてきたので、すでにお持ちの方も多かろう。
今回、あえて推奨銘柄(である)として取り上げるのは、いろいろ材料が集まってきて、どうも、これはとんでもないことになるかもしれない(大化けするかもしれない)という思いを強くしたからである。
詳しくは後日にするが、一つは業績に関すること、もう一つは「睡眠時視力矯正用レンズ」に関することで、好材料がある。
これが知れ渡れば、第2のワークマンになる可能性は十分あろう。

11月20日 23時22分記
2379 ディップ(東証1部) 
株価 3045▼30(11月06日終値)   
出来高=226000株(11月06日) (売買単位=100株)
実質予想PER=16.2倍(2021年2月期。四季報予想の経常利益に基づき算出) 
05月14日=1502円~3105円=11月05日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

4241 アテクト(JQ) 
株価 1478▼12(11月06日終値)   
出来高=113400株(11月06日) (売買単位=100株)
実質予想PER=40.3倍(2021年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出) 
08月15日=910円~1944円=02月05日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

9696 ウィザス(JQ) 
株価 446△4(11月06日終値)   
出来高=14400株(11月06日) (売買単位=100株)
実質予想PER=4.4倍(2021年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出) 
01月04日=338円~454円=10月31日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆
推奨度=☆☆

5901 東洋製缶G(東証1部) 
株価 1973△8(11月06日終値)   
出来高=818600株(11月06日) (売買単位=100株)
実質予想PER=17.0倍(2021年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出) 
08月8.26日=1485円~2649円=01月18日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

最新の推奨銘柄である松風(推)が、ついに高い壁だった年初来高値1769円を更新した。1774円まであって1772△64。前稿で松風について強気見通しを書いたのだが、いろいろ書き直したり推敲しているうちに誤って消してしまったらしく、アップされたものにはない。見出しが「松風、アテクト、メニコン、洋缶がいい動き」になっていることで、上記のこともお分かりいただけよう。いずれにせよ、手違いをお詫びする。

それはともかく、松風とりあえず懸案の年初来高値更新を成し遂げたことであり、次なる獲物を紹介しようというわけである。
最近の相場は非論理的で予想が困難なことこの上ない。
松風にしろ、2立会日前には1624▼86と急落、ぞっとさせたわけである。
こうした状況を踏まえ、あえて一挙に4銘柄を推奨銘柄にした。『4勝1敗の株』なる本を出しているくらいで、私は4勝1敗で行くことを目標にしており、実際長い相場人生でそれを実践してきた。4銘柄ではあるが、3勝1敗以上はかなりの高確率で達成できるとみている。
こういうことに加え、マイナーな銘柄(ここではウィザスがそれで、アテクトもややそれに近い)だけを推奨すると、買いが集中して高寄りし困ったことになりかねないわけだが、そうしたリスク軽減のためもあって、大型株(東洋製缶)もあえて加えたのである。
自信度、推奨度、の欄で☆☆☆でないのが多発しているが、これは、本心は全て☆☆☆なのだが、それでは、この欄を作った意味がないので、あえて無理にも変化をつけようとしたのと、ウィザス等、マイナーで出来高の少ない銘柄は、どう仕込むかも含め、また出口戦略でも、技術を要するので、☆の数を少なくしてある。

詳しくは後日にして、簡単に各銘柄の注目ポイントを書いておこう。

【ディップ】
2011年12.16日の推奨銘柄で、18年4月には3620円と推奨時(44.71円)の81倍という信じられないような値上がりを演じている。そこから5月には1502円まで急落、以降は順調に戻している。
この急落、戻しとも、新規のAI・RPA事業への人員シフト、大規模プロモーションのためである。
当初は会社は前期比大幅減益予想を打ち出していた。ところが、その後、大幅に上方修正、小幅増益予想になった。
AI・RPAの新鋭として、ここからさらに大化けするのではというのが私の読みである。新たな伝説が始まるかもしれない。

【アテクト】
前稿でかなり書いたので、とりあえずそれを読まれたい。
半導体関連の出遅れとしても注目されているわけだが、それ以上に大きいのが新規事業である自動車部品事業。
>当社は、次代の中核事業として、自動車部品事業を新たなセグメントとして立ち上げ、次世 代ガソリンターボとして有力視されているガソリンVG用ノズルベーンを2022年以降、当社の売 上の柱にすべく進めて参りました(2019年5月10日発表のNP5Y-Challenge50:新5ヶ年計画)。 この度、現行のディーゼル用ノズルベーンを含む、数種類の耐熱ステンレス合金製パーツの 量産に関する基本合意契約の締結に伴い、2020、2021 年度内に順次量産開始予定である4 車種分、月産 20 万個の生産可能な専用ラインを投資致します。 (8.23日)

かなり前のことになるが放電精密を航空機用エンジン部品事業が有望とみて推奨したことがある。なかなか軌道に乗るまで難航したが、2017年2月期の経常利益4.00億円が19年2月期には10.30億円に急増、この間、株価も大きく上げた。
アバウトな話になってしまうが、私の見るところ、アテクトの自動車部品事業というのは、放電精密の航空機部品をはるかに上回る案件になりそうだ。

【ウィザス】
超低PER、高利回り(3.59%)で、これだけでも妙味十分だが、私が注目するのは、幼児/学童英語事業。時代の流れからして、早期の英語教育に対する潜在需要は高く、これに勝負をかけるウィザスは、高成長が期待できる。

【東洋製缶G】(略称=洋缶)
前稿に少し書いたので参照されたい。
「脱プラ」の意外な銘柄のわけだが、同社は加えて食品向けの紙の容器なども生産しているという。
依然、大型株優位の展開が続くので、そういうことも考慮、ポートフォリオに加えておきたい銘柄である。

11月06日 20時15分記






2019.08.20 松風
7979 松風(東証1部) 
株価 1506△26(8月19日終値)   
出来高=9600株(8月19日) (売買単位=100株)
PER=15.6倍(2021年3月期・鎌倉雄介予想実質値) 
01月04日=1035円~1535円=08月15日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

松風は歯科材料・器具の大手で、似た業態の上場企業にはマニー、ナカニシなどがある。この3社は、主力製品のシェア(国内、あるいは世界)が高く、高収益、海外売上比率が高い等、業態以外にも共通点が多い。

そこで、この3社の株価、収益、PER等を比較してみた。
注=経常利益等は今期予想(松風2020年3月期、マニー2019年8月期、ナカニシ2019年12月期)

       株価   経常   EPS   PER   時価総額
松風    1570円  20億円  88円  17.8倍  253億円
マニー   7610円  60億円 128円  59.5倍  2712億円
ナカニシ  1804円  95億円  77円  23.4倍  1700億円

これを見るとマニーの超高PERが目立つわけだが、これについて書く前に、ナカニシについて注釈を加えておく必要がある。
松風、マニーとも、今期業績は過去最高(経常利益、売り上げ等)予想なのに対し、ナカニシは経常9.4%減益予想であり、さらに6月中間決算は同30.9%減益(通期予想は据え置いたが今後下方修正の可能性は十分ある)、発表翌日の株価は100円安しているのである。これを考慮しナカニシが今期、松風、マニー並みの好決算予想の場合、PERはざっと30倍とみていいだろう。

この3社の比較をしたのは、言うまでもなく、松風の株価が、いかに過小評価であるか、それでは妥当株価はどれくらいかを考察するためである。

マニーのPER59.5倍というのは、なぜそうなっているかはともかく、どうみても高すぎる。
注=日経が10日くらい前?にこうした超高PERの企業(エムスリー=PER64.7倍が入っていたのは確か)を取り上げ、その理由について、3年後のPERでみれば、さほど割高でないとしていた。この分析は根本的に間違っていると考える。なぜならそこで取り上げた企業に負けず劣らず3年後に1株利益が急向上する企業はかなりの数あるが、その大半は、PER50倍~100倍などに買われていないのだから。
マニーはいろいろな要因で高く買われる必然もあると認め、株価は4000円が妥当とすると、PERは31倍になる。
ナカニシは今期好決算とするともっと株価は高いはずで、その場合、PERは30倍くらいになろう。

松風を上記分析を踏まえ、PER30倍、控えめにみてPER25倍に買うと、株価(20日終値1570円)はどうなるか。
PER30倍=2643円
PER25倍=2203円

最後に、成長力を見ても、松風はマニーと比べ優るとも劣らないことを、以下に示す。
伸び率を比較した期間は
マニー=2014年8月期→2019年8月期
松風 =2015年3月期→2020年3月期

        売り上げの伸び(率)          経常利益の伸び(率)
松風    196.9億円→260.0億円(+33%)   11.1億円→20.0億円(+80%)
マニー   114.9億円→188.0億円(+64%)   40.4億円→60.0億円(+49%)

売り上げの伸びでは負けるが、重要なのは経常利益の方なのは異論はないだろう。
こちらでは圧倒的に松風の方が高い伸びを見せている。
これで、PERはマニーの59.5倍に対し松風17.8倍、
時価総額に至っては、経常利益は松風はマニーの3分の1あるのに243億円対2712億円と10分の1もない!
要するに、とんでもない超割安に放置されているということである。

8月20日 22時49分記

20日の相場は、前日の。アメリカ株が大幅高となり、為替も円安になったため、幅広く買われた。

松風(推)は1539△33で始まり1570△64。
上記のように、とんでもない評価不足であり、株価は、ここからがスタートで、大きく居所を変えるはずというのが、私の読みだ。とりあえずは売ることは考えず、むしろ買い増しのチャンスを探るところ。1712円(2015年8月に付けた高値)までは放置。上場来高値は3250円。
ラウンドワン(推)は1625△21で始まり直後に1604±0まで下押したが、前日までとは様変わりで粘り腰を見せ1652円まであって1633△29。ブックオフ(推)というと、いまだ古書店のイメージを持つ方が多いだろうが、それは情報を新しくする必要がある。ラウンドワンもボウリングのイメージが強烈だが、現在の売り上げ構成はボウリングは29%にすぎず、アミューズメント49%が主力である。2018年3月期、経常75%増益を達成、19年3月期はさすがに8.2%増益だった。今期も小幅増益予想を会社は打ち出しているが、第1四半期は96.8%増益だった。果たして通期はどうなるか。この辺の分析を進めて行くと、これまた、株価は様変わりになる夢を秘めていることが分かろう。

ブックオフ(推)は1421▼59まで急落する場面があったが、急速に戻し終値は1467▼13。上か下か判断に迷うところ。私は持続だが、読者諸氏は、各自熟慮の上決められたし。

東京応化(推)、はてな、レアジョブ、グッドコム、豆蔵、ファンデリー、ネットワンなどは上げた。
ソルクシーズ(推)は)は944円まであって934△23と続伸した。やはり8.15日の886円で底入れしたとみていいだろう。とりあえず1000円大台回復を期待しよう。

トランザクション(推)は1082▼3と下げた。これで5日続落だが、それだけ反発に向けて煮詰まっているとみればいい。
一蔵は604▼19まであって616▼7で、5.03日以来の安値圏に沈んだ。第1四半期決算(経常47.5%減益)が原因としか思えないが、この減益は先行投資等のためで、これは予定通りで、通期45.3%増益予想は堅持されており、達成できよう。この辺が理解されれば大幅高すると思うが、とりあえずは、ここまで手が回らないので、機を見計らってと思っている。

8月21日 0時11分記 
前回に続いて、今回も2銘柄である。買いの集中を避けることと、どちらもそれなりに自信はあるわけだが、2銘柄買ってもらえば、成功確率はさらにアップ、地合いがかなり以上悪くなければ、行けるとみるからである。

7979 松風(東証1部) 
株価 1506△26(8月19日終値)   
出来高=9600株(8月19日) (売買単位=100株)
PER=15.6倍(2021年3月期・鎌倉雄介予想実質値) 
01月04日=1035円~1535円=08月15日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

4680 ラウンドワン(東証1部) 
株価 1604▼17(8月19日終値)   
出来高=151500株(8月19日) (売買単位=100株)
PER=15.2倍(2021年3月期・鎌倉雄介予想実質値) 
01月04日=1010円~1710円=06月06日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆


推奨理由等、詳しくは次回以降に譲る。
ここでは、ごく簡単に、ポイント等のみ書く。

【松風】
8.04日(日)にファンデリー、一蔵とともに取り上げ、以下のように書いている。
>地合いが地合いだけに、ここでの推奨は見送るが、3社とも有望とみている。読者諸氏も各自、数字等確認の上、研究されたい。
環境が整えば推奨銘柄にする等、順次取り上げていきたいと考えている。

松風の8.02日(金)の株価が1363円。そこから1割以上上げたわけだが、この間の株価の動き、日証金の貸借倍率(8.15日、16日と1倍割れ、19日も104倍)等からして、ここは待ったなし、とみるからである。

【ラウンドワン】
8.07日引け後に2020年3月期の第1四半期決算(4-6月期)を発表している。大増益の文句ない好決算だったわけだが08日は1575▼50と大幅安した。好決算で急落、その後戻し、決算発表直前の株価近辺まで戻しているのは、ファンデリーと全く同じである。
しかも14日には三菱UFJモルガン・スタンレーが「オーバーウェート(強気)」継続、目標株価も引き上げている。

どちらも上げるはず(私の個人的見解)だが、万一ということもあるし、どちらかだけ大化けなどということもあるので、両銘柄とも買うことをお勧めする。
ただ、相場の先行きは依然不透明(両銘柄とも推奨度=☆☆なのは、このためである)なので、運用額はあまり増やさないよう、心がけたい。多少の増はいいが、基本的に何か売って資金をねん出するのがいいと思う。


【19日の相場】
>月曜は日本株も上げそうだ。主力株に物色が偏る懸念は残るが、まあ期待していよう。
と、前稿で書いたわけだが微妙な結果になった。

つまり、主力株一辺倒になったわけではないのだが、日経平均144円(0.71%)高のわりに当道場銘柄は上げず、というより高安まちまちだった。
なんといっても1585△59まで上げたブックオフ(推)が1480▼46と下げて終えたのが痛い。トランザクション(推)も11円高まであったのだが、終値は1085▼7。
この2銘柄は、8.02日以降の急落相場の中でも下げるどころか大幅高したわけで、その反動が出たということだろう。
ブックオフの場合、高値更新・調整を1週間くらいで済ませては高値を切り上げてきた。どうなるか的確に予測するなど不可能だ。まだまだ大きく上げる可能性も十分ある一方、反対のリスクも考慮に入れながら行動したい。吹いたところでは一部は売るのがよい。
トランザクションは4連騰後のこの4日続落で、再騰への準備は整ったとみる。ここでの弱気は無用だろう。

ソルクシーズ(推)は3日ぶりに反発した。好決算で上げた分の大半を失ったわけだが、ここからは下げすぎ是正の動きが強まろう。

日東ベスト、ファンデリー、松風、一蔵、レアジョブなどは上げた。
ファンデリーは1491△59まであって1453△21。決算で暴落(1323▼148)する前日の終値が1471円なので、9日の高値は、これを大幅に上回ったわけである。。最低でも、1471円までは戻ろうと書いたと記憶するが、ついに達成。ここからは業績を評価する相場が始まっておかしくない。

現在、NYダウ先物は292ドル高、為替は1ドル106.59円(円安になっている)、日経平均先物・大証夜間は87円高となっている。

8月19日 21時17分記


今回は、特別、2銘柄である。

7818 トランザクション(東証1部) 
株価 886△25(6月26日終値)   
出来高=151500株(6月26日) (売買単位=100株)
PER=15.9倍(2020年8月期予想実質値) 
01月04日=596円~978円=06月21日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

2015年6.30日付け(少し前の記事で2016年と書いていた。ご迷惑をかけてしまい深くお詫びする)の推奨銘柄だが、短期間で大きく上げたのだが、その後急落、怨嗟の声がすごかったという因縁の銘柄である。
値動きを振り返ると
推奨時株価=334円(2015年6.30日)
その後の高値=387円(2015年7.02日)
というわけで、一応は成功と言えるのだが、9月には211円まで急落、怨嗟の原因となったわけである。待たせ過ぎだが、2016年3月から急騰を開始、17年7月には1399円高値を付けている。(推奨後2分割を2回つまり結局4分割したので推奨時株価等は、それを考慮した値段にしてある。

このように、いわくつきの癖の悪い銘柄なので、脱プラスチック関連で取り上げ、その後も「新四季報から…妙味株」でも取り上げたにもかかわらず、推奨銘柄にするのは自重し、押し目形勢を待っていたわけである。
今回の場合、800円台前半から一気に978円(6.21日)まで急騰、ところが21日には851円まで急落した。時価の886円は絶好の仕込み場とみる。

・エコ雑貨製品の売り上げ比率は34%
スーパー、コンビニ等ではレジ袋の有料化が2020年4月から義務付けられる。トランザクションはエコバッグの「日本最大のシェアを誇る」。エコバッグブランド「MOTTERU]を4月より大幅リニューアル、さらなる売り上げ増、シェア拡大を図る。2019年8月期中間期のエコバッグの売り上げは前年同期比11%増だったが、来期はさらに大幅に増加するのは必至だろう。
マイクロプラスチック等による環境汚染が深刻化する中、ペットボトル等の使用削減も、今後進もう。同社はタンブラー、サーモボトル等も各種製品を販売している。こちらの売り上げは同17%も増加した。
注=タンブラーとは、本来、平底の大きなコップのことだが、最近は金属製や樹脂製の保温機能を持った蓋付きの携帯可能なもの等をいう場合も多い。上記のはもちろんこちらを指す。ペットボトルを持ち歩く人が最近は激減、かわってタンブラーを持ってる人をよく見かける。

・ライフスタイルプロダクツ
トラベル関連、ペットウェア、モバイル関連製品等、多岐にわたるが、特にモバイルバッテリーの中間期の売り上げは前年同期比13%増だった。

・ウェルネスプロダクツ
同社は加熱式たばこ事業でも知られるが、これでも好材料がある。これについては業績などとともに後日。

4284 ソルクシーズ(東証1部) 
株価 879△17(6月26日終値)   
出来高=25000株(6月26日) (売買単位=100株)
PER=13.4倍(2020年12月期予想実質値) 
01月04日=580円~977円=04月01日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

こちらも「新四季報…妙味株」なので、仕込み済みの方も多かろう。
材料等は、後日に譲りここでは書かない。
とは言えそれでは少し愛想がなさすぎるから、一つだけ書こう。
と言ってもヒントだけだが、6.25日付けの日経朝刊11面に
NEXT1000 自動運転「巨人」に挑む
と題したほぼ全面を使った記事がある。ここにある1社とソルクシーズの関係を探られたし。

6月26日 20時50分記

26日の相場は、前日のNYダウの大幅安を受けて下げた。
日経平均は107円(0.51%)安。ただ、これは値がさ薬品株などの上げによる影響が大きく、値上がり銘柄数508に対し値下がり銘柄数は1552に上った。小型株の下げがきつく小型株指数の下落率は1.1%と大きかった。
ピックルスは2350円まであって2268△241、一方ネットワンは2959▼196。まさに禍福はあざなえる縄のごとしである。
ネットワンが急落したのは、みずほ証券が投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げたためと思われる。しかし予想営業利益を2020年3月期150億円、21年3月期170億円、22年3月期185億円とみており、これだけの成長企業の妥当PERを20倍として目標株価2800円とするのはどうか。
ちなみに他の証券会社の目標株価は
三菱UFJ3850円
野村、大和3400円
水戸3600円
ほとんど説得力のないみずほレポートに異常反応、他の証券会社4社の見方を無視し大きく下げるのはおかしい→27日は猛反発?

小型の値嵩株の下げが目立った。レアジョブ、インパクト、TKP、オーケストラ等である。
一方、トランザクション、ソースネクスト、日東ベストは反発した。
ブックオフ(推)は1103△5と年初来高値を更新したが、目標達成感が出たか、その後大きく反落、終値は1053▼45。1103円が高値になってしまうのか1130円~1200円程度を目指すのか。業績が確実に回復していくのを買う相場であり、PER的にも安いので、深押しはそう心配しないでいいだろう。

6月27日 0時12分記
2019.06.05 ブックオフGHD
9278 ブックオフグループHD(東証1部) 
株価 885△6(6月05日終値)   
出来高=60300株(6月05日) (売買単位=100株)
PER=9.6倍(2020年3月期予想実質値) 
01月04日=734円~888円=06月05日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

本離れが急激に進む中、業績が悪化、じり貧だったブックオフだが、ここに来て目覚ましい業績回復を見せ、株価もここ少しだけだが、それを織り込もうとしている。
5.08日引け後に2019年3月期の業績予想の上方修正を発表した。そして同10日引け後に決算発表、併せて2020年3月期予想も発表した。19年3月期の経常利益は期初予想の20.0億円に対し21.2億円と6%上回った。注目すべき20年3月期は8.5%増の23.0億円予想である。
2016年3月期に上場以来初の営業赤字に転落、その後も18年3月期まで3期連続で最終赤字になったわけだが、この2年間の地道な改革が実を結び、復活が鮮明になったわけである。

復活の決め手になったのは、新商材の導入である。それはそうだろう。今どき中古の文庫本等を1冊100円とかで売っていては、存在そのものが危ういに決まっている。メルカリやアマゾン、楽天などとの競争も激化していて、利幅の確保もままならないのが現状だろう。
神奈川県の平塚四之宮店で始めたのが、ホビーの導入だった。文庫本売り場を2階に上げ、1階の一等地にはホビー、フィギュア、玩具を並べた。これが奏功、一時的に落ちた本などの売り上げもその後回復、相乗効果が生まれているという。こういう成功事例を参考に、その他の店舗も地域に応じた改革を実施、ブックオフ全体の業績回復につながっているわけである。

株価は5.07日につけた882円の年初来高値を6.05日ついに更新した。
とは言え、年初来安値からでも20.6%高いに過ぎない。
業績の上方修正を発表する直前の5.08日の株価が870円であり、6.05日の株価はそれを15円上回っただけである。
上方修正翌日(5.09日)の株価が864▼6、決算発表・今期好見通し発表の翌立会日(5.13日)が846▼15。要するに、好決算に全く反応なし、いや株安で応えているわけである。
しかし、ここからは、ようやくこのすばらしい決算を織り込む相場がスタートするだろう。

100株単位なので、大幅に高く始まるようなら最少だけ買い(あるいは見送り)寄り後に追加買い(あるいはここで初めて買う)をするとか、買い方を工夫されたい。

6月05日 23時23分記
2019.04.16 東京応化工業
4186 東京応化工業(東証1部) 
株価 3505△5(4月16日終値)   
出来高=107500株(4月16日) (売買単位=100株)
PER=15.5倍(2020年12月期予想実質値) 
01月04日=2690円~3570円=02月15日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

2月15日に3570円の年初来高値を付けて以降、調整に入り、3.25日には3005円まで下げた。3.29日には3020▼55と終値としての安値(年初来高値以降の)を付けた。ここから反騰基調に転じ、4.01日から05日まで5連騰、04日には3535円まであった。
ところが12日には3385▼30と続落、出来高は4.04日の33.08万株が4.64万株に激減した。
それが15日は高値3550円まであって3500△115と急騰、出来高も17.82万株まで回復した。
このように、最近の値動きをよく観察すると、これは、年初来高値吸い寄せパワーが発動する嵐の前の静けさと判断できるのではないか、こういう判断のもと、ここで急遽推奨するわけである。

この銘柄が、ここで上げる要因は数多くある。
半導体関連の値動きが、結局はいいわけだが、東京応化もれっきとし半導体関連である。
フォトレジスト(半導体製造工程で使われる)の世界首位級のメーカーなのである。
例によって詳しくは後日に譲り、ここでは見出し的に簡略に。

①今期、会社は営業利益は微減益を見込む(経常利益は微増益を見込む)が、その理由は材料価格と為替相場のため。となれば・・・・
②5G、IoT関連でもある。なぜ5G関連なのか、掲示板で質問している方があったが応答なし。
③利益剰余金1209億円(有利子負債100億円を引くと1109億円)、対して時価総額は1581億円。小型株には、まれに利益剰余金が時価総額と大差ないような企業もあるが、大企業ではまずない。ちなみにファストリの利益剰余金8641億円(有利子負債5048億円を引くと3593億円)、対して時価総額は6兆5585億円。
④配当利回りは東証1部の優良企業ではトップクラスだが、6月中間配当が60円。

あまり高いところは買いたくないが、出来高はそれなりに多い銘柄なので、大丈夫か。年初来高値3570円更新でも利益が出ないような水準では様子見がいいかもしれない。

16日の相場は、また元に戻って、日経平均採用銘柄ばかり買われ、小型株は、いたずらに乱高下(前日大幅高した銘柄の多くは反落、逆に前日大きく下げた銘柄には猛反発するものの多かった)してやりにくい。
そうした中、ずっと堅調でじり高を続ける銘柄に協和エクシオ(16日は3125△5と4連騰)がある。
こうした相場の状況も踏まえての東京応化である。出来高(やや東応化が少ないが)、外国人持ち株比率、投信持ち株比率を比べると、かなり似通っている。
そのうえ、奇しくも両社とも5G関連である。

4月16日 21時11分記

追記=インパクトHDの増し担保規制の解除(17日から)が東証から発表された。

(株)メディアフラッグ 6067  2019/04/17 信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。
規制した時はメディアフラッグだったとはいえ、この表記はないだろう。(23時35分記)
2019.04.03 テイカ
4027 テイカ(東証1部) 
株価 2551▼51(3月29日終値)   
出来高=19400株(3月29日) (売買単位=100株)
PER=12.1倍(2020年3月期予想実質値) 
01月04日=1478円~2645円=03月27日(月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

3.31日(日)付けの記事の中で推奨銘柄として取り上げている。このため株価等は3.29日(金)の数字を記載している。

テイカは酸化チタンメーカー(ほかに界面活性剤等も生産)である。
酸化チタンメーカーとしては、石原産業、堺化学に次ぐ第3位メーカー(第4位が恐らくチタン工業)だが、売り上げに対する利益率ではダントツである。その理由は酸化チタンでも微粒子酸化チタンを主力とし、その中でも日焼け止め化粧品分野で世界首位(シェア約6割)という地歩を築いているためであろう。

しかし、これだけなら、格別、今この銘柄をどうこう言うほどのことではない。調べれば簡単に分かる既知のことなのだから。
今、私がここで同社株を取り上げるのは、日焼け止め化粧品用の微粒子酸化チタンの需要が高まっていて、需給がひっ迫しているという状況からである。同社は、ここ急速に生産拡大に動いているが、併せて原料高に対応して製品価格の値上げも行った。

実は、この原稿を書きながら、情報の再確認を行っているわけだが、そうしたら、さらに驚くべきことが分かった。掲示板等を見ても分かるように、これらのことは東証適時情報開示で発表されることではないので、ほとんどの投資家は知らないことであろう。

①微粒子酸化チタンの増産
新四季報に「日焼け止め用微粒子酸化チタンの世界的需給逼迫に呼応、熊山工場を3割弱能力増強。」とある。
この材料は新四季報発売(3.15日)で、ある程度織り込まれたとみていいだろう。
ところが、この後、19日に、同社は岡山工場内に工場を増設すると発表した。
実は、私は四季報を読んでいて、上記の四季報記事に着目、テイカを推奨銘柄にと考えていた(これについては3.29日付けで書いた)わけで、直後にこの発表に驚き、またこれはさらに自信を持って行けるなと考えた。
その時、ふと脳裏をよぎった疑問がある。
四季報に「熊山工場」、会社発表に「岡山工場」。
四季報では【工場】大阪、岡山
とあるだけで、「熊山」など、出てこない。よもや編集部が岡山を熊山と誤記? いや、いくら何でもそれはないだろう。
それで調べたら、熊山工場、ありました。岡山県赤磐市小瀬木50番地1 。なんで熊山なのか、そこまでは調べなかったが、ともかく岡山工場のほかに、紛らわしいことに岡山に熊山工場が存在したのである。

A 熊山工場の能力増強=2017年1月発表、1000t/年増強で生産能力2600t→3600tに。
2021年、約20億円の売り上げ増見込み(会社発表)。
注=この会社発表で計算すると「3割弱能力増強」ではなく4割弱(38.5%)増強。

B 岡山工場内に工場増設=2019年3月発表、1600t/年増強で生産能力3600t→5200tに。
2023年度で35億円~40億円の売り上げ増見込み(同)。

要するに、熊山工場の能力増強が完了したと思ったら、すぐに岡山工場に工場を増設、熊山工場増強の1.6倍規模で増産するというのである。
いかに、世界的に化粧品用途の微粒子酸化チタン需要が伸びているかということである。
実は、需要増に応える増産に加え、同社には別の野望がある。
それは現在6割にまで達した世界シェアのさらなる拡大である。今調べるのが面倒なので、詳細は書けないが、何年か前、同社の世界シェアは5割くらいだった。それが現在6割。次なる照準は7割か。
いずれにせよ、需要は世界的に大きく伸びている。その需要を取り込むだけでなく、シェアも拡大させる、値上げもする。こういうわけだから、テイカの売り上げ・利益は今後うなぎ上りに増大するのは必至のわけである。

マニーとの比較で超割安としたが、上記のようなテイカを取り巻く環境も考慮すると、今後の成長力は、むしろマニーを上回るとみていいのではないか。
マニー=予想経常利益61.5億円 時価総額2106億円 予想実質PER45.0倍
テイカ=予想経常利益71.0億円 時価総額 681億円 予想実質PER12.1倍

テイカの株価がもたつく間にマニーの株価はさらに上げたため、時価総額はテイカはマニーの3分の1未満になってしまった。
マニーの投信持ち株比率は8.3%、対してテイカは4.1%と半分以下だ。マニーの上げすぎに警戒、割安なテイカに乗り換えるのがいいのではという眼力が運用担当者にあればいいのだが。

製品値上げに関しても、驚くべき材料があったのだが、長くなったことでもあり、これに関しては次回に。
また、今なぜ、世界的に日焼け止めが売れまくるのか等についても次回以降に。

なお、相場に関しては、これに続ける形で深夜に。

4月03日 19時12分記

03日の相場は、引き続き、主力株中心に上げる展開で、日経平均こそ208円(0.97%)の大幅高だったが、値下がり銘柄プラス変わらず銘柄で3割強になった。JQは0.34%高にとどまった。前日3.67%も下げたマザーズは1.17%高だった。

当道場銘柄は、まずまずの動きだった。
インパクトが4455円まであって4325△350と猛反発、チェンジも4075△125、エムアップ2747△85と大幅高。なおインパクトの逆日歩はついに23.7円。
主力株の強さとは対照的に、ネオス、フィックスターズ(推)、テイカなどは、一時はかなり高いところがあったのに、後場には、そろって一時はマイナス圏に沈んだ。結局、大引けではフィックスターズ以外はプラスで終えたわけだが。特にネオスなどは、材料もあって1102△41まであったのだが終値は1063△2にとどまった。
まあしかし、こういう意味不明な乱高下が今の相場(特に中小型株)の特徴であり、日々の動きに惑わされないようにしよう。

意味不明と言えばラクトジャパンの動き。新四季報発売後、連日のように上げ、4.01日には9230円まであったわけだが、02日8320▼670、03日8010▼310と急落している。いくら考えても、こうまで下げる理由はなさそうだ。ここは買い場とは思うが、この前のインパクトの4000円割れ同様、よほど勇気のある投資家でないと、買いは入れにくい。それでも私としては上げる方に1票。

オーケストラ、レシップは、前日とは反対で、今日はともに逆行安。弱気になる必要はなかろう。特にオーケストラに期待。

日本駐車場は173▼2。もうはまだ、まだはもうだが、明日こそ・・・

4月03日 23時59分記