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2023.06.13 メタリアル
6182 メタリアル(東証グロース)
株価=1831△73(06月13日終値)   
出来高=477600株(06月13日) (売買単位=100株)
実質予想PER=35.0倍(2025年2月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=1065円(01.17日)~1917円(06.13日)=年初来高値
自信度=A
推奨度=A

「新四季報先取り銘柄」の第2弾として取り上げる。推奨銘柄でもある。
実は「新四季報から発掘した妙味株」として取り上げる予定にしていたのだが、6.12日に1750△90と急伸、13日には一気に1917円まで上げる場面があって、これはたまらんと、急遽、ここで出さざるをえんだろうということになった。
この急伸の背景にあるのが、6.10日(土)の日経朝刊1面にトップ記事として大きく掲載された

NTT、生成AI開発
 金融・医療 顧客ごとに最適化
 年度内にも 米大手より低コスト

というニュースと思われる。
これをきっかけに、生成AI関連のみならず、その周辺銘柄が、私が注目していて多少は買っていた銘柄も含め、かなりの銘柄が12日(月)に急騰した。
メタリアルのほか、4168ヤプリ、7048TDSE、4776サイボウズなどである。
これだけ騒がれている以上、このテーマは本年最大のテーマになるのではないかという見方が、一気に急速に株式市場で広がったと解釈してもそう的外れではなかろう。

5月30日に開催された政府の観光立国推進閣僚会議では、岸田首相が「国際会議の開催件数を30年までに世界5位以内とする」、国際展示会・見本市の外国人参加者数を25年までにコロナ前より2割増加させる」と発言した。
これもメタリアルに取って追い風となるニュースである。

これに業績絶好調が加わるわけである。
なお、メタリアルのような小型のグロース銘柄は、株価の乱高下が、こにきて特にはなはだしい。とりあえずわずかだけ買い、株価の動きを見ながら、追加で買うといった工夫が必要だろう。

6月13日 21時41分記

13日の相場は、大きく上げた。ただ、危惧していたことが現実になり、主力大型株一辺倒の相場になり、小型株は蚊帳の外で、特に道場銘柄は冴えなかった。
日経平均は585円=1.80%高、TOPIXは1.16%高。プライムの騰落銘柄数は値上がり1066、値下がり695と、指数等の大幅高に似合わぬ値下がり銘柄の多さだった。
スタンダードは0.29%高だったが、値下がり銘柄の方が多かった。グロースは0.94%高だったが、値上がり銘柄の方がわずかに多かった程度だった。

道場銘柄は高安まちまちだった。
ニーズウェル(推)は年初来高値更新となる828△102まであって789△63(プライム値上がり率10位)。
ブティックス(推)も2670△60で年初来高値更新。
メルディアも続伸。

クリアルは6310▼390と急反落。
久世(推)も小幅反落。

明豊エンター(推)は234▼18と急落する場面があって232▼10。どうみても、14日発表の決算への警戒がさせる値動きだろう。

アメリカでは消費者物価指数の上昇率が、月を追うごとに小さくなっていて、この発表を受けてFOMC(6.13日-14日)では利上げ見送りが確定的との見方か強まっている。
NYダウ、NQ指数とも、それなりのプラスになっているわけだが、日経平均先物は、もっと大きな値上がりになっている。
14日も13日のような大型株一辺倒相場になる懸念がなくはないが、どこかで待てよとなり小型株も買われる展開になることを期待しよう。

6月13日 23時45分記
2023.06.06 久世
2708 久世(東証スタンダード)
株価=876△18(06月06日終値)   
出来高=7000株(06月06日) (売買単位=100株)
実質予想PER=5.7倍(2025年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=745円(01.25日)~1044円(03.24日)=年初来高値
自信度=A
推奨度=A

昨年12.28日付けの推奨銘柄である。その時の株価は680円。その後1040円まで上げたわけだが、決算発表(5.15日引け後)で5.16日は812▼116と急落した。2023年3月期の経常利益は予想の3.60億円に対し9.00億円だったわけだが、併せて発表の24年3月期の予想数字として6.20億円が示され、投資家の失望(絶望か)を誘ったわけである。
会社は、この大幅減益予想になる原因について、原材料費や電気料金等の値上がりのほか「コロナ禍において見送ってきた設備投資や労働環境の改善のための適切なコストを投じる必要」があるためとしている(決算短信)。

この説明をある程度は認めるにしても、ここまでの悪化はないだろうというのが、私の見方であり、これまでにブログでも書いてきた。

それでは、原材料費や電気料金の値上げが一巡する一方、設備投資も平準化し会社による価格転嫁も進む来期はどうなりそうか。
実は、こういうケースは、過去、幾多もあったわけで、私は、そういう事例を山のように見る中で、ある法則を発見、投資に生かすようにしてもいる。

その法則とは(成長力のないような沈滞企業には当てはまらない)―
有望企業、優良企業が珍しく大幅減益になった場合だが、次の期はほとんど例外なく、大幅増益になるということである。
それも3割減益だった場合で言えば、5割増益(これで減益前をやや上回る)程度ではなく、6割とか7割、あるいはそれ以上の大幅増益になるケースが珍しくないということである。
この法則を頭に入れて置き、そうしたこと(次の期が大幅増益になりそうといった情報が出てきそうになること)が接近してきたら、遅れずに買うことが、成功の秘訣のわけである。

明日、あまり高寄りするのは困るので、ここから当然書くべきことについては、今回はあえて書かない。
賢明な読者諸氏なら、言わずもがなであろう。
書くのが遅れてしまったが「新四季報先取り銘柄」)第1弾でもある。

6月06日 21時00分記

異様に強い相場が続く。
06日は主力株中心に上げ、日経平均は289円=0.90%高、TOPIXは0.74%高。値上がり銘柄933に対し値下がり銘柄も829もあった。小型株指数の値上がり率は0.02%にとどまった。

このように小型株には不向きな相場だったが、道場銘柄は好調を維持、大きく上げた。
クリアルは年初来高値を更新、6870△270。日興アセットマネジメントが保有割合が5%を超えた(5.27%)として大量保有報告書を提出(9時50分?)。

明豊エンター(推)がついに年初来高値を更新、終値は246△6。一気に300円は無理でも、260円から275円程度が、とりあえず期待できそうだ。

ニーズウェル(推)も740△32で年初来高値更新。

6月06日  23時49分記
2023.05.09 タカショー
09日の相場は、幅広く買われ大幅高となった。日経平均は293円=1.01%高、TOPIXは1.27%高で、ともに年初来高値を更新した。
どちらかと言うと主力大型株中心に買われ、業種別では鉄鋼の6.12%高が目をひいた。唯一下げたのが空運で0.54%安だった。

道場銘柄は、前日の大幅高の反動で、下げる銘柄もそれなりにあって、トータルでも小幅高にとどまった。

クリアル(推)は3725△10と小幅高にとどまった。
ブティックス(推)は年初来高値に迫る4375円まであって4240△185(グロース値上がり率27位)。
このほか、メルディア、MSOLなども上げ、まんだらけは連日の年初来高値更新。

明豊エンター(推)は232▼2と小休止。
久世(推)も969▼1。
ペットゴー(推)、セック(推)も下げた。

【タカショー】
7590 タカショーはガーデニング会社だが、ここやや強い動きになってきていて(5.09日は711△2)、一触即発のような気がしないでもないので、急遽、ここで推奨銘柄にする。
2023年1月期は巣ごもり需要剥落や天候不順から大幅減益となったが、今期以降は業績は急回復の方向である。

なんといっても年初来安値665円、同高値732円と、まったく相場らしい相場を出していないのが魅力。 ここに何か材料があればとは、誰しも思うこと。 詳しくは後日ということで、とりあえずは少しだけでも押さえておかれたい。

5月09日 23時27分記
8927 明豊エンタープライズ(東証スタンダード)
株価=207△5(04月03日終値) 
出来高=98200株(04月03日) (売買単位=100株)
実質予想PER=6.3倍(2024年7月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=182円(01.18日)~207円(03.31日)=年初来高値
自信度=A
推奨度=A

4.03日付けで推奨銘柄にしているので、株価等は4.03日の数字にしてある。4.04日は213円で始まり終値は210△3、05日の終値は219△9(スタンダード値上がり率25位)。

首都圏中心の投資用賃貸マンションへの引き合いが強く、利幅が拡大、業績の上振れにつながっている。日本全体では実質賃金の低下が長らく続き、今年の春闘(もうこの言葉も死後?)も物価上昇率に届かぬベアでサラリーマンは貧困化がなお続くが、富裕層は余裕で投資物件をあさっている。明豊エンターも富裕層向けの高額物件「エルファーロ」を今期は前期の1.5倍の15棟、販売する。

今・来期の業績(経常利益)予想に関し、新四季報(=今号)は前号比、大きく増額修正している。
以下で単位=100万円

決算期    会社   前号  今号
2023..7予   770   950   1150
2024.7予    ―  1200  1400

このように新四季報ではあっと驚く数字になってい、株価はと言うと発売日の3.17日(金)は192±0で、3.14日以来4立会日連続で終値は192円だった。20日(月)は185▼7と急落するありさまで、これからして、市場は新四季報の数字を全く評価しなかったということになる。私は新四季報銘柄を決定する過程で、こうした値動きの同銘柄はとりあえず新四季報銘柄にはせず、株価推移を見守ることにした。3.31日になってようやく202△6と出来高を伴って上げ4.03日も207△5と続伸したので、これは待ったなしと推奨銘柄にしたわけである。

2024年7月期の予想実質1株利益は33.2円だから予想実質PERは6.6倍に過ぎない。
ただ中堅の不動産会社(マンションや戸建ての分譲を主力とする企業)の場合、PERは5倍~7倍程度のところも結構ある。
しかし、明豊の場合、すでに分譲マンション開発からは撤退、「2012年以降は賃貸マンション開発をコア事業とし」(HP)ている。
注=四季報は「主軸の賃貸アパート開発」などとしているが、実際のところは、アパートの定義にもよるが、少なくとも、いわゆる木賃(木造賃貸)アパートの開発を主力として同社はやっているわけではない。
そして、この同社開発の賃貸マンションがファンドによる引き合いが強く、ここにきての同社業績のけん引役になっているわけである。

となれば、同社株をいわゆるマンションや戸建ての分譲を主力とする不動産業者と同列にとらえるのは間違いではないかとなる。
こうした見方から、私は、今後同社への市場の見方が一変する可能性を見て、株価もPER10倍(332円)とかもありうるとみて、強気に推奨しているわけである。
この辺のことに、ついては次回にもう少し具体的に書く予定である。

05日の日経平均は474円=1.68%安と大きく下げ、現在の日経平均先物も200円を超す下げとなっている。相場はなお不安定で予断を許さない状況が続く。注意深く行きたい。明豊を含め、何かを新規に買う場合は、「猛獣もし戦わば」方式にのっとり、手持ちの見込み薄の銘柄を売って資金を捻出するようにすることを、おすすめしておく。

4月05日 23時49分記


03日の相場は、小型株中心に上げた。

道場銘柄は高安まちまちだったが、クリアル(推)は3.30日、31日と連続での急騰の反動が出たか3910▼190(グロース値下がり率14位)と大きく下げ、ジーニーは1602▼500(同値下がり率1位)のストップ安と暴落したので、この2銘柄の比率の高い方(小生もその一人)は、それなりのマイナスとなったであろう。
クリアルは強気堅持。
ジー二―はPTSでさらに下げているが、それでも下げ幅は縮小気味。いつ反転するか秒読み段階か。ただ華麗に復活できるか、そこまでは無理か、これは株価に聞くしかない。

久世(推)は910▼71まで突っ込む場面があって960▼21。理由は分からないが、数千株、成り行きで売ってきた方がいてこういうことになった。

メルディアは918▽13の高値引け。親会社の三栄建築が戸建て住宅の不振に苦しむ中、メルディアは、建設請負は豊富な受注残を抱え、マンションも好調で、史上最高益の更新が続く。3.09日ににつけた946円の年初来高値が目前となってきた。これを抜けると、相場は新局面に入る。

グッドライフは1884円まであって1796△181(スタンダード値上がり率17位)。TSMC関連株の人気がいかにすごいかということか。

ニーズウェル(推)、エルテス、SPK、ヴィス(推)なども上げた。

リンク&モチベーション(推)は、推奨後、ほとんどいいところがなく推移していたわけだが、少しいい方向に進み始めたのかもしれない。536△12と、推奨後の高値を一時更新、終値は526△2だった。3.27日につけた540円を抜くと面白い。

【8927明豊エンタープライズ】
207△5(4.03日終値)
推奨銘柄にするが、高寄りを避けたいので、推奨理由等は書かない。
四季報を読み、そのあと、クリアルについても四季報を読まれたい。何か気付くことがあったら、それが注目材料である。クリアル人気がいつ波及するかもしれないという夢がある。

4月03日 23時56分記
27日の相場は小幅高となった。
道場銘柄は依然、好調を維持、年初来高値を連日で更新中だ。私は一応、年間の利益目標を〇億円としていることは、以前書いたが、実は、それ以降、この目標は全く達成できていないどころか、昨年はさほどの額ではないが、マイナスにさえなってしまった。情けないと言えば情けないが、私のようなやり方だと、平均すると5年に1回程度はマイナスになりがちで驚くことはない。大きく勝ち、時々小さく負けるでいいのである。
さて本年は、実は今のペースで行くと、年間目標が達成される。1年の4分の1弱が経過したので、進捗率的には、年間目標の25%弱に行っていればいいわけだが、今日時点で28.4%になっている。
注=年間目標の〇億円というのは、実は東大卒を売り物にしているトレーダーの某女氏が自分はそれだけ稼いでいると発言したことに由来する。それくらい小生ならそう難事業でもないわいと借用したのである。なお某女氏は、訴えられた裁判で、そんなことは言ってないと言を左右にしたとか、預金通帳の残高が1万6000円だったとか、三浦瑠璃氏同様、ぼろが続出したことは、知る人ぞ知るである。

話がとんだところに行ってしまったが、要するに好調の波に乗って年間目標達成を一段と確実にするべく、ここで自信の3銘柄を発表しようというわけである。
私は『4勝1敗の株』(1991年刊)なる本を出しているくらいで、確率論者である。1銘柄だけだと1敗でゲームオーバーの悪夢もありうるが、3銘柄で負け越すことは、まずないと(自分ではかなりの高確率で)信じている。そういうわけで、読者諸氏も、可能な限り3銘柄全部を買うようにされたい。「下手の考え休むに似たり」である。何も読者のことを下手と言っているのではない。私自身が1銘柄に絞ったりすると、えてして大失敗になるから、そうならないように、3銘柄とも買ってくだされと、お願いしているのである。

3992 ニーズウェル(東証プライム)
株価=1087▼12(03月27日終値) 
出来高=173900株(03月27日) (売買単位=100株)
実質予想PER=12.8倍(2024年9月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
昨年来安値=562円(2022年01.27日)~1107円(23年03.24日)=昨年来高値
自信度=A
推奨度=A

7140 ペットゴー(東証グロース)
株価=1505▼155(03月27日終値)   
出来高=183300株(03月27日) (売買単位=100株)
実質予想PER=13.7倍(2024年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
昨年来安値=676円(2022年05.19日)~1724円(23年03.24日)=昨年来高値
自信度=A
推奨度=B

2170 リンク&モチベーション(東証プライム)
株価=531△9(03月27日終値)   
出来高=404500株(03月27日) (売買単位=100株)
実質予想PER=18.8倍(2023年12月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
昨年来安値=374円(2022年03.09日)~917円(22年11.01日)=昨年来高値
自信度=A
推奨度=B

【ニーズウェル】
>近年のEC市場の拡大などで、物流業界の人手不足や属人化といった課題が深刻化し、倉庫管理の効率化や生産性の向上が重要となっています。SmartWMSは現場運用に即した柔軟な対応を可能とし、物流現場の省人化・効率化を提供します。(同社HP)
「新規事業の物流向けシステムは外部メーカーと協業も積極化し顧客開拓。」(新四季報)
2023年3月期の予想経常利益は会社計画の8.45億円に対し、新四季報は前号比大幅増額し10.00億円、24年3月期予想は12.00億円(前号は10.00億円)だ。

【ペットゴー】
ペット用の食品などのヘルスケア商品をWEB販売している。ペット用食事療法食は自社ブランド品に力を入れているわけだが、これが好調で売り上げを伸ばしている。他社製品に比べ、当然、利幅は大きく利益増につながっている。HPを見ればわかるが、膨大な数の商品を扱い、かつ自社ブランド品の伸びが顕著というのだから、町のペットショップの売り上げを、今後はさらに一段と奪い、売り上げを伸ばすとみる。私自身の経験からしても、街中のペットショップがそう近くにあるわけでもなく、またドラッグなどの扱う商品はごく限られている。ウェブ販売の当社は今後はさらに急成長しよう。株価は乱高下しているが、1724円の高値更新は軽いとみる。

【リンク&モチベーション】
新四季報銘柄で、3.21日の稿で少し書いたので参照されたい。
37日は540円まであった(終値は531△9)。大底圏にいて、これが魅力でもあるわけだが、いよいよ上っ放れしそうな雰囲気だ。
同社の「モチベーションクラウド」は従業員エンゲージメント市場 ベンダー別売り上げシェアで1位という(私自身、今勉強中であまり分かっていないこと、ご了承願う)。

3月27日 23時20分記
2023.01.30 ヴィス
5071 ヴィス(東証スタンダード)
株価=1175▼7(01月30日終値)   
出来高=24500株(01月30日) (売買単位=100株)
実質予想PER=9.2倍(2024年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
昨年来安値=567円(2022年02.09日)~1247円(23年01.24日)=昨年来高値
自信度=A
推奨度=A

「新四季報銘柄」として昨年12.19日に945円の時に紹介している。また本年1.09日にはポートフォリオの「中核3銘柄」の1銘柄としても取り上げている(1024円)。その後、有望性に確信を深めつつあったにもかかわらず「推奨銘柄」にしなかったのは、ひとえに、値動きが読みにくく、タイミングが合わなかったためである。しかし、ようやくチャンスが来たようだ。そうみて、ここで満を持して推奨銘柄にするわけである。

同社はオフィスの設計、レイアウトが主力の会社だが、売り上げ構成として「デザイナーズオフィス」99%とあるように、おしゃれなオフィスに定評がある。
同業としては9716乃村工藝社、9743丹青社、9622スペースなどがあるが、これら各社は業績がいまいちだったり減益予想だったりして、史上最高益が続く見通しのヴィスとは、比ぶべくもない。その理由の一つは、これら各社は商業施設等がメインのためだろう。
これに対し、ヴィスはほとんどがオフィスであり、事業環境的に圧倒的優位にある。にもかかわらず予想PERはヴィスの9.2倍に対し、例えば乃村工芸社は23.2倍と、そろってとんでもなく高いのである。
だからこそ狙い目のわけだが、今回は、この辺にとどめておこう。

買い方について。今日(1.30日)も1205円までありながら1175▼7の安値引けというように、最近は特に投資家を惑わせる値動きをするので注意を要する。31日は、ここで推奨したこともあってかなりの高寄りになる懸念もある。
あまり高寄りするようなら、ひとまずは見送るのも一つの手である。また最低でも40万円程度の資金は確保、指値を例えば、1171円、1181円、1192円、各100株
1200円以上で始まるような場合は①いったん見送り、下げてきたらそこで買うというようなやり方、②1210円くらいまでなら思い切って100株(何1000株も買おうという場合は200株とか400株)は確保、寄り付いた後の株価を監視、買い下がる(下げずにずんずん上がるようなら、そこを追加で買う)やり方の2つがある。

1月30日 21時11分記

30日の相場は小動きだった。日経平均は0.18%高、TOPIXは0.01%安。大型株指数はマイナスだったが小型株指数はプラスで、騰落銘柄数も値上がり銘柄の方が多かった。
スタンダードは0.20%高、グロースは0.28%高だった。

道場銘柄は値上がりするものが多く、前日の下落分をほぼ取り戻した。

エージ―ピー(推)は850△150(スタンダード値上がり率2位)のストップ高。

クリアル(推)は2169△114(グロース値上がり率17位)。CREAL渋谷本町は予想通りかそれ以上の人気で開始2分足らずで完売。
2022年の東京への転入超過は3万8023人で前年の5433人から約7倍に急増した(30日、総務省発表)。ふたたび東京への一極集中が強まる可能性が出てきた。株高もあって不動産市況も好調を維持しそうで、クリアルを取り巻く環境は文句のないものと言える。月2件ペースを予定するファンドの販売状況は、今回でも分かるように絶好調が続くのはほぼ確実で、同社への評価は一段と高まろう。

セック(推)は3375△270(プライム値上がり率6位)で昨年来高値更新。引け後2023年3月期業績予想の上方修正を発表、また増配も発表。PTSでは3500△125。

綿半は1395△11。31日が決算発表。本当は、こちらも推奨銘柄にしたいのだが、決算は内容いかんにかかわらず反応が予測不能なので、やめておく。リスク覚悟なら、決算発表前のここで仕込む手もあろう。

久世(推)、JP HD(推)は、ともに続落となったが、そろそろ反騰に向かうか。

1月30日 23時58分記
ほぼ想定通り、日経平均先物は朝方(寄り前)、250円程度のマイナスとなっていた。
「新四季報銘柄(第3弾)」(推奨銘柄でもある)に予定している銘柄は小幅安で始まり、その後大きく下げたので、このまま行ったら、昼休みに発表、、よかったと喜んでいたと思ったら、その後かなり戻してしまった。
それでも日経平均は190円安からかなり戻し157円安(前引け)、市場も落ち着きを取り戻してきたことでもあり、このタイミングでの発表はまずまずだったと言えよう。

前置きが長くなった。

2708 久世 680▼6

私がなぜ注目するかは、後日に譲るとして、以下に掲示板の書き込みを紹介しておく。

>通期の1株利益が75.65円、株価643円で、PER8.5なんだけどな。
通期予想の修正はないのに、なんで各サイトでPER10台なんだろうか??

>2023/3EPS 60.5円→PER 11.3倍

PER10倍台とか11.3倍というのはヤフーファイナンスの「詳細情報」に出ている数字だろう。こういう数字をうのみにしてはいけないというのは、いつも書いていることである。しかもこれは2023年3月期の予想数字だ。
もう年末も年末、すぐに2023年になる。こういう時は2024年3月期の予想数字を使うのが適当なのは論を待たない。新四季報で24年3月期の予想経常利益、予想1株利益、それに基づく鎌倉式実質1株利益を見て、PERを計算してみよう。

結構、値動きが荒いので、買い注文はかなり違う株価でいくつか指して買うのをお勧めする。万一、買った値段からかなり下げたような場合は、天与のナンピン買いのチャンスと心得、買いますといいだろう。

12月28日 12時29分記
14日の相場はかなりの値上がりとなった。日経平均は201円=0.72%高、TOPIXは0.60%高。プライムの値上がり銘柄は1258で68%だった。スタンダード、グロースも指数はそれなりに上げたわけだが、値上がり銘柄の比率は52%、46%に過ぎなかった。変わらずの銘柄がかなり多かったわけである。
東レのほかジャムコ、東邦チタニウムなどの大幅高が目をひいたが、これはユナイテッド航空がボーイング787を最大200機発注という報道があったためで、関連銘柄として買われたわけである。
一方、旅行がらみの銘柄には逆行安となるものが続出した。アドベンチャー、オープンドア、エイチ・アイ・エス、藤田観光、日本航空などである。コメ兵、ハードオフ、ゲオなどのリユース、コシダカ、ラウンドワンなどのレジャーも下げた。内需系のアフターコロナ的銘柄が売られたわけで、中国のコロナ感染爆発か?的報道が影響しているのかもしれない。

道場銘柄はまずまずの動きでトータルでもかなりのプラスになった。

セック(推)は2824円まであって2809△206(プライム値上がり率7位)。年初来高値更新。ブログの影響もなくはないだろうが、前述の航空機株高や、日本の防衛予算増、アメリカの宇宙船帰還(「アルテミス計画」)といったことも好影響を及ぼしたかもしれない。こうしたことにすべて関連する高い技術を有する企業がセックなのだから。天井は想像以上に高いかもしれない。

イトーキは590円まであって583△33(プライム値上がり率11位)。年初来高値更新。これも新四季報で増額が期待でき、来期実質PERは、時価でも6.5倍に過ぎない。なお一段高しておかしくない。

メルディアは815△8と反発した。三栄建築、ケイアイスター不なども上げており、戸建て住宅などの銘柄は動きが良くなりつつある感じだ。

エージーピーは755▼8と下げ、じげんも399▼1。旅行関連の銘柄の下げに引っ張られたのかもしれないが、この2社は、同列にとらえるのはどうかと思う。

クリアル(推)は高く始まったのだが終値は1648▼12.
>獲らぬ狸の皮算用をすると、EGA飛田給の募集開始が14日から(数時間前に発表になった模様)で、これが一瞬で募集完了となり、不動産クラウドファンディングの人気をまざまざと見せつけ、株価も人気沸騰、1728円オーバー。(12.12日)
と書いたわけだが、飛田給は一瞬で完売となった。さらに12月中に新規案件の発売も発表になった。14日の一息は絶好の一息になり、ここから1700円大台替わりか。

【新四季報先取り銘柄かつ推奨銘柄】

9272 ブテックス 3550△95(12.14日終値〙

高成長が続くわけだが、新四季報では今来期の業績予想がさらに大幅に増額されそうとあっては、株価は少し時間さえとれば大台を1つではなく2つ変える期待もしてよさそうだ。1日の振幅が大きいので、分けて買うことも考えるといいだろう。

12月14日 23時52分記
13日の相場は、日経平均、TOPIXとも約0.4%の値上がりとなった。前日のアメリカ株が大幅高(NYダウは1.58%高、NQ指数は1.26%高)のに追随できない理由は円高進行もなく判然としないが、買い意欲が乏しく、超閑散なのは間違いない。
騰落銘柄数を見ると、プライムこそ値上がり銘柄は値下がり銘柄の1.5倍と多かったが、スタンダードもグロースも指数はプラスでも、ともに値下がり銘柄の方が多かった。限られた銘柄しか上がらない傾向が強いので、新規に投資する場合、よくよく検討して確信が持てた時以外は静観するくらいのスタンスが良い。

じげんが408円まであって400△24(プライム値上がり率8位)。出来高も155万株余と前日の3倍以上に急増した。
クリアル(推)は高寄り後すぐに1695△41まであったが、11時過ぎには1622▼32まで急落、終値は1660△6。それでも閑散相場の中でも戻り高値圏で頑張っているわけだが、出来高はこの日は29300株。これは11.17日以来の低水準だ。

新四季報の発売が16日(金)に迫っている。私事ながら給湯器の故障、車のカギ紛失等、困ったことが続出し、準備が遅れ気味となっている。新四季報先取り銘柄はもう発表していなければいけないのだが、何とか発売前の14日に発表することにしている。
相場も弱いことだしと思っていたら、突如、NYダウ先物が暴騰(アメリカのCPI=消費者物価指数が予想を下回ったため)、日経平均先物もかなりの上げになっている。
こういう状況に鑑み、急遽、方針を変更、1銘柄だけ先行して公表することにした。

【新四季報先取り銘柄かつ推奨銘柄】

3741 セック 2603▼1(13日終値)

この銘柄、四季報オンラインでも1週間余り前に取り上げられていて、そのため、その後かなり上げている。そういうことを承知の上で取り上げたのは、もちろん、業績以外にも注目すべきことが多々あるからである。これについては11.25日発表の2023年3月期第2四半期「決算説明資料」を参照されたい。2023年3月期、および2024年3月期の業績予想は、新四季報で今号比大幅増額される方向である。
株価は12.09日に2685円の年初来高値をつけた後、12日、13日ともこの高値に迫りながら失速、2日続落で終えている。それでも高値圏にあるのはそのとおりで高所恐怖症になりそうな方もあろうが、ここは思い切って買う絶好のチャンスとみる。

12月13日 23時16分記