17日も小型株優位の展開となった。日経平均、TOPIXとも0.1%の値下がりだったが、小型株指数は前日同様値上がり、中型株指数もわずかにプラスだった。JQは0.7%、マザーズは0.8%の値上がりだった。

「フルヤ金属は有機EL相場の大本命 」と前稿でしたわけだが、フルヤ金属(推)は出来高急増で2880△158(JQ値上がり率30位)。
私の広報活動が奏功したのかは疑問なしとしないが、ともかく大幅高した。他の有機EL関連も

オハラ(推)=1500△46
マルマエ(推)=1277△42
アテクト=1815△65
トーカロ=3995△30

と、トーカロ以外はそろって3%超の大幅高となった。当道場銘柄以外でも有機EL関連は大半の銘柄がプラスだったようだ。
半導体関連は、そのほとんどが有機EL関連でもあるわけだが、半導体関連の中核銘柄として買われた東エレクやアルバックには買い疲れ感がなくはなく、ここからは半導体というよりは有機ELのフルヤ金属やオハラ、また、これまであまり買われて来なかったマルマエ、アテクト、トーカロのような銘柄が、人気を集めるのではないか。

丸和運輸機関(推)は4445△65と反発した。16日の逆日歩は3.0円で8日連続の逆日歩となった。超低金利の今、これだけ高額の逆日歩が続くのも珍しい。東京の8月連続雨降り記録のように、さらに続くと株価的にも一段と面白い。

北朝鮮リスクはひとまず後退したわけだが、 金委員長は「米国が朝鮮半島周辺で危険な妄動を続ければ、重大な決断を下す」と発言した(17日午後か)と伝えられており、21日からの米韓合同軍事演習で、また緊張が高まる恐れがある。前にも書いたように、持ち高はある程度少なめにして乗り切るところではあろう。

8月18日 0時35分記
16日の相場は、ようやく小型株優位の展開となった。すなわち日経平均、TOPIXはそれぞれ0.1%、0.0%(0.01%)安と、ともにほぼ横ばい。規模別株価指数は小型のみプラスだった。これに対しJQは0.5%、マザーズは2.0%の値上がりだった。

当道場銘柄は値上がりするものが多かったものの、前稿で書いたように、この日も善玉多数に対し、大悪玉が出現してしまった。
丸和運輸機関(推)である。4540△35と高く始まったのだが終値は4380▼125。
ただ最近は特にこういうおかしな値動きが目立つ。ダイフクは、前日東証1部の多くの銘柄が値上がりする中終始軟調で、結局4380▼25だった。ところが16日は一転4570△190と急伸、年初来高値も更新した。最初に取り上げたとき(3.05日)は2800円前後だったわけだが、そこから6割程度も値上がりした。しかし、そこ迄の道のりは必ずしも平坦ではなく、ここまで持ちこたえることは至難の業だ(私も含め)。16日、ウィルグループ、ウエルシア、バイテックが年来高値を更新したが、これらとて、取り上げてから必ずしも順調に値上がりして来たわけではない。要するに、アベノミクスで上げ始めたころとは違い、相場環境が厳しくなっており、すいすい上げる展開はほとんどなく、どこで売るかどこでは持ちこたえるか、判断が難しい相場だということである。

丸和運輸だが、ダイフク同様、すぐに反発するとみてよさそうだ。15日の逆日歩は2.0円だったが、高率の逆日歩は7日連続、累計の逆日歩はざっと計算したところ84円強に達している。16日の貸借倍率は0.19倍。

日経朝刊(16日)に「有機EL 素材で攻める」という大見出しの記事が載っている。三菱ケミカル、キヤノントッキ(キヤノン子会社)、出光興産、トーソー、保土谷化学、日本写真印刷等多くの企業の名前が挙がっている。

しかし、「素材」を取り上げるなら、最大級の銘柄を忘れている。
それはフルヤ金属(推)だ。

有機EL燐光材向け原材料(イリジウム化合物)
・イリジウム化合物の高純度化技術により世界トップシェアを維持
・大手スマートフォンのOLED化拡大に伴うイリジウム化合物の受注増加2017年6⽉期
(決算説明会 2017年8⽉9⽇ の資料) 2018年6月期業績予想としてのもの。
日経記事にあるような素材メーカーに、原材料としてイリジウム化合物を供給しているのがフルヤ金属であり、競合相手もほとんどないと言っていいのではないか。
前期業績は当初大幅減益予想だったのが2回の上方修正で14.8%の経常増益で着地した(2017年6月期)。そして今期は同39.7%の大幅増益予想を会社は打ち出している。
有機ELの急拡大等、同社を取り巻く環境が大きく好転し情勢が急速によくなろうとしているのである。この大きな変化・すごさを市場はほとんどというか全く理解せず、決算発表即売りの洗礼となったわけだが、間もなく、まともな評価が始まり3000円相場に向けて走り出すのではないか。

このほかでも当道場銘柄には有機EL関連が目白押しだ。
再度確認しておこう。

オハラ(推)=有機EL露光装置
マルマエ(推)=有機EL製造装置向け金属加工
アテクト=スペーサーテープ(同社は世界一のシェア)は有機ELディスプレー駆動用LSIにも実装
トーカロ=液晶や有機ELなどのフラットパネルディスプレイや半導体産業への中国の戦略的投資拡大およびIoTやビッグデータへの対応に向けた大手半導体メーカーの積極的投資計画を背景に、当社の受注環境は好調に推移するものと予測しています。(社長あいさつ)

8月17日 0時24分記
15日の相場は、北朝鮮ミサイルリスクが、ある程度和らいだという見方から、大きく反発した。
日経平均、TOPIXとも1.1%の上昇。ただJQは0.4%マザーズに至っては0.0%(細かく言うと0.03%)の上昇にとどまった。

当道場銘柄のような小型株は、日替わりで強かったり弱かったりという値動きを示すものが多い。このためポートフォリオ全体で見ると、最近はずっと、毎日のように、善玉と悪役が両方とも出現してしてトータルではパッとしない結果になりがちだ。

15日の場合、ウエルシア、バイテックが年初来高値更新、オハラ(推)、丸和運輸機関(推)、ウィルグループ、薬王堂、トーカロ、インターネットインフィニティ、スターツ出版などが上げた。
一方、アテクト(推)が急落、フルヤ金属(推)、クレステック(推)マルマエ(推)、エスプール(推)などは下げた。

やはり、結局は業績の良かった銘柄は基本的に強いというのが、今回の4-6月期決算発表後の値動きと言ってよさそうだ。
この点から言うと、フルヤ金属、トーカロ、バイテック、ウィルグループ、ウエルシアは、文句なく好決算。丸和運輸、ロジネット(推)も株価からして許される決算だったと言えよう。またオハラは10月決算なので5-7月期決算が9.14日発表予定だが、4月中間決算が
経常利益は会社予想の3.2億円に対し6.55億円で着地しており、据え置いている通期予想を大きく上回る好決算がほぼ確実だろう。

とりあえずはな動きの良いオハラ、フルヤ金属に期待。アテクトも4度目のストップ高はともかく、どこかで急騰しよう。PIMの将来性を疑うことなかれ。
書き忘れるところだった。丸和運輸は14日も8.00円の逆日歩が付きこれでなんと6連続8円以上の逆日歩である。貸借倍率0.17倍なので15日もかなりの逆日歩だろう。多少希望的観測であることをお断りして書くと、近々空売り筋の買戻しで年初来高値更新から一段高か。

小型株には厳しい展開が続くが、16日は小型株優位の値動きになると期待して眠るとしよう。

8月16日 0時36分記

14日の相場は、先物安を受けて大きく下げて始まり、日経平均は240円あまり下げる場面があったが、その後130円余の下げまで回復したものの、結局193円(1.0%)の値下がりで終わった。NYダウと比べ、北朝鮮リスクは大きいとはいえ、先物は下げ過ぎだったわけで、ある程度妥当な線に近いところまで戻して終えたということだろう。

現在NYダウは150ドル(0.7%)前後の値上がりとなっている。為替も多少円安気味である。
ところが日経平均先物・大証夜間は23円高に過ぎない。どうも弱すぎるのである。まだお盆休み期間で市場参加者が少ないことも響いているのかとも思うが、14日の出来高、売買代金は比較的多く、どうもそういうことでは説明できないようだ。
この値動きで日本株の割安が強まり今後期待していいとみるか、逆にこの弱さが今後の日本株の暗い先行きを暗示しているとみるか、判断が難しいところだ。
日本人の特性として、悲観的シナリオに傾きがちなので、北朝鮮のミサイル問題を深刻に受け止め買いが減少、一方売りは増えていることが、この値動きとみるのが、一番、ありえそうな理由の気が、これを書いていて、して来た。
その北朝鮮のミサイルだが、依然、先行きは全く不透明だ。

決算で大きく売られることが、今や常態化している。以下、当道場銘柄以外も含めて書く。
マイネット2292▼500、アルファックス1248▼259などは、悪い決算で売り込まれた例だが、少し前のものも含めて言うと、東洋合成、ハピネット、トーカロなどは好決算でも大きく下げた。最近は決算は何でも売りという傾向が一段と強まっているように感じる。
ただ、好決算でも売られた銘柄は、その後反発に転じることも多い。
ウィルグル-プは好決算を受けて10日996▼45と下げたが、14日は30円高と反発した。また上村工業も同様好決算でも10日6530▼60と下げ14日は6810△280と急伸した。

クレステック(推)は、コメント欄で書いたように、やや悪い決算だったが、1210▼190まで売られたが終値は1269▼190。営業利益ベースでみれば、着実に業績を伸ばしており、今期も増益予想だ。下げ過ぎ分の訂正高はあっていい。1ドル109円想定(今期)ということだが、為替にかなり左右される体質なので、円安になるようならさらに大きく戻すことも期待できよう(現在は1ドル109.5円台)。

その他の当道場銘柄も下げる銘柄多かったわけだが、そうした中でフルヤ金属(推)が2754△53と上げた。
実は、この銘柄、目標株価の引き上げが相次いでいる。直近だけでも8.09日=いちよし2000円→3300、8.14日=岩井コスモ3100円→3300円。

丸和運輸機関(推)は4385▼215まで下げる場面があったが終値は4495▼105。大きく下げても空売りの買戻しが入るので、こうした動きになったのだろう。10日も8.00円の逆日歩が付き、これで8.04日以降5日連続8円以上の逆日歩が続いている。14日もかなりの逆日歩が期待でき、売り方は一段と窮地に陥っている。強気で行くところだろう。

8月15日 0時45分記
北朝鮮によるグアム沖へのミサイル発射およびそれに対するアメリカの反撃の懸念が強まっている。
日経平均は8.09日には257円安したものの10日は9円安にとどまった。
しかし、この後、米朝の緊張の一段の高まりを受け、NYダウは10日205ドル安と下げた。ただ11日は14ドル高と小反発。
ではCME日経平均先物はというと、11日は東証の10日終値比で340円安。

整理すると
        
NYダウ    22085ドル→21858ドル(-1.0%)
日経平均  19996円  →19730円(-1.1%) *その後 先物は19390円

注=NYダウは8.09日→12日、日経平均は8.08日→10日。(日経平均の8.09日の下げから日米の下げはスタートとみて、このような日時をとっている。

で、ほぼ同率の下げなわけだが、言うまでもなく、日経平均は東証の最終取引日(8.10日)以降のNYダウの動き(8.10日、11日)を織り込んでいないわけで、これを織り込んだCME日経平均先物の値下がり(340円安)を含めると、日経平均の8.09日以来の累計の下げ率は3.0%に達する。
ここまで下げなくともと言いたい気分だが、ボラティリティ世界一の日本市場なればこそで受け入れるしかない。
さて、今後どうなるかである。
北朝鮮はミサイルを発射するのかしないのか。しかし、その予測を私がしてもしようがない。当てることができても、それが株価の予測に直結しないから、実はあまり意味がないということもある。
そういうことも踏まえ、軽い気持ちで書くと、一番考えられそうなシナリオは
北朝鮮、グアムの陸地から離れた地点(予告地点かそれよりなお遠方)にミサイル4発ないしそれより少ない数を発射
アメリカ、北朝鮮本土の爆撃・ミサイル打ち込みは回避しつつも何らかの軍事行動

別に責任ある立場で書いているわけではなく、相場をやる以上、常に一応の予想はしておく必要があるので、それをそういう限定をご承知いただいて書いたわけである。
さて、以上のようになったとして、株価がどうなるかと言うと、これまた読みにくい。あえて言えば、瞬間は別として、意外に大きな動きはないのではと考える。

問題は、北朝鮮が予告通りの行動に出、アメリカも同様「無慈悲」な反撃に出た場合である。この場合、株価はかなりのショック安になろう。その場合も、日本に対し北朝鮮が攻撃し、日本の防御がうまくいかないときは、株価は悲惨なことになろう。
ただし、このシナリオはかなり考えにくい。韓国、日本のダメージが大きくなりすぎる恐れが大だからである。

北朝鮮がミサイル発射をしない、北朝鮮のミサイルをアメリカが全発、上空で撃ち落とすのどちらかが株式市場にとってのベストシナリオだが、このシナリオも前者ほどではないが、確率は高くなさそうだ。

あれこれ考えても、後の祭り的状況なので、この辺にしておこう。

好決算でも叩き売られる銘柄が続出、やりにくい相場なところへ、北朝鮮ミサイル発射問題だ。先物はやや下げ過ぎの感もあるので、冷静に行くところだが、持ち高はできれば少なめにしたいところではあり、あまり下げないような銘柄や逆行高銘柄は、多少は外すことを考えよう。また14日以降のアメリカ株次第の面もあるので、いずれにせよ、慎重に対処したい。北朝鮮の実際の行動までにはなお数日はありそう(もちろん不確実)なので、その辺も頭に入れ行動するところだ。

8月13日 23時41分記
08日、「北朝鮮が核弾頭の小型化に成功」との報道に加え、トランプ米大統領が北朝鮮がアメリカをこれ以上脅せば「世界がこれまで目にしたことのないような炎と怒りに直面することになる」と警告した(ただしNYダウは33ドル(0.1%)の小幅安。
北朝鮮の朝鮮中央通信は、9日「金正恩朝鮮労働党委員長が軍に対し米領グアム島の基地に向けたミサイル攻撃作戦について慎重に検討するように命じた」(8日付け)と報道。これを受け、9日、日本では日経平均株価が一時335円安となった。

ほぼ全面安となったわけだが、好決算を発表したウィルグループやダイフクは大幅高となった。
ダイフクは今期予想経常利益を274億円(四季報予想は280億円)→310億円、今期予想配当を40円→52円に、それぞれ増額したわけだが、これはフルヤ金属と酷似する内容だと思うが…ダイフクは4215△330(高値は4295円)、フルヤ金属は前日に続き2764▼57と続落。

丸和運輸機関(推)は4520△25と8.02日以来変わらずをはさみ5連騰。08日も逆日歩が9.00円付き、これで3日連続8円以上の逆日歩となった。09日の貸借倍率は0.09倍とさらに低下、09日もかなりの逆日歩が付く可能性が高いだろう。
少し前に比較で取り上げ株価逆転もとしたサカイ引越センターは、一時逆転(丸和が上)したのだが、その後サカイが急騰、現在サカイは5620円と1000円以上も上になってしまった。この比較からも、丸和の5000円以上は十分ありえそうだ。

ロジネット(推)は比較的底堅く800円まであって810円(8.07日比44円安)。800円を付けた後、徐々に買い物が増え、810円以下にはかなりの買いが入っている。
この時点で改めて今期予想PERを計算してみた。1株利益、PERとも名目値。実質値でも大きな差はない。

          株価    1株利益     PER
丸和運輸   4520円    200.7円    22.5倍
ロジネット    810円    122.9円    6.6倍  

ロジネットの札証上場というハンデは大きいが、それでも10.01日以降は単元株が100株になるという好材料が控え、また札証上場とは言え、年間売り上げは500億円台という大企業である。これだけの格差は、やはり開きすぎだろろう。
最低でも1000円、常識的にはPER10倍の1200円台が妥当だろう。

アテクト(推)が10時25分に第1四半期決算を発表した。何の問題もないまずまずの内容だったが、発表後は売られ1760▼125まであって終値は1812▼73。 
決算説明資料を読めば、同社の輝かしい未来に一層確信が持てよう。以下に抜粋の形で転載する。 

49期及び今後の重点施策と第1四半期進捗
PIM事業重点施策
・自動車用ターボ部品・セラミックス球の事業化
・ノズルベーン(ディーゼル用:HK30)量産技術確立
・セラミックス球量産技術確立、ポア(空泡)レス
・ガソリンVG用ノズルベーン開発・商品化(新素材:1000℃仕様)
・高熱伝導率(70~100W)窒化珪素ヒートシンク商品化
進捗状況
・2017年8月1日、世界最大手のターボチャージャーメーカーであるボルグワーナー社を
主要取引先とするMMT社とノズルベーンをはじめとするターボ部品数点の供給に関する
基本合意書(MOU : Memorandum of Understanding)を締結
・次世代ガソリンターボ(ガソリンVG:1000℃仕様)について国内大手ターボチャージャー
メーカー向けに具体的案件が進行中
・セラミックスボールベアリング、パワーデバイス用ヒートシンク等の商品化への体制を強化
半導体資材事業重点施策
・売上10億円越え、総利益率50%回復
・4Kテレビ普及に伴う更なるシェア拡大と徹底したコスト低減
進捗状況
・当社スペーサーテープを2倍使用する4Kテレビの需要拡大期に入り約20%の数量増、
今後もさらに堅調に伸長の見込み
・韓国、日本両拠点での生産体制強化と設備改善による合理化で総利益率50%を目指す

10日は、SBS,クレステック、日東ベストの決算発表。

8月10日 0時05分記
夏休みモードで、指数等は小動きでも、個別銘柄は一段と激しい乱高下を繰り広げている。

前日(07日)引け後、フルヤ金属(推)とバイテックが決算を発表したわけだが、唖然とさせられたのがフルヤ金属の動きだ。
前日PTSでは3000△161だったわけだが、08日は2894△55で寄り付き直後に2920円まであったが、11時15分には2780▼59まで下落、終値は2821▼18。
あれこれ後付けで下げの理由が言われるが、どう見てもあの決算・増配で下げるのは、まともな反応ではなかろう。2017年6月期は、期中に大幅上方修正したわけだが、実際の決算はその数字をも大きく上回り、さらに今期見通しも39.7%の経常増益(四季報予想も大きく上回る)だった。これで下げるのなら、話にならないではないか。
とはいっても、冷静に考えると、このように決算発表で短絡的に反応、その後は全く逆の動きをすることは、後述のように、ここよく見られた現象だ。3000円乗せがあるとみて持続。

丸和運輸機関(推)は7.31日に決算発表、やや物足りない程度の内容だったが、これを受けての8.01日は3615▼410まで売り込まれた。しかし8.08日は高値で4630円まであった。この5立会日で1015円も上げたわけである。

ついでに書くと、ロジネット(推)が引け後、4-6月期決算を発表した。経常利益は前年同期比7.1%の減益だった。通期の経常利益は同10.3%増益予想だから、この第1四半期7.1%減益は、かなり悪かったように見えよう(事実そういう見方からか超悲観的書き込みがあふれている)が、実態としてはそうひどかったわけではない。9月中間期は同6.0%増益予想である。売り上げ(営業収益)などもそうだが、要するに期初は売り上げ・利益ともあまり良くなく、下半期以降かなり伸びる予想だったのである。まあ4-6月期は経常横ばいないし3%以内の減益くらいに収まってほしかったのが7.1%減益だったということだ。通期予想は据え置いている。そう悲観的になりなさんな、丸和運輸と同じくアマゾン様が付いとるよと言いたいところだが、株価が09日どう反応するか。09日は死んだふり、そのあと、丸和運輸、あるいはエスプール(7.04日決算発表、一時下げたが華麗に復活)のような展開を期待しよう。

バイテックは1576△135と決算を素直に好感して大きく上げた。

丸和運輸は安寄りしたのだが切り返し4630△310まであって4495△175。6.28日に8.20円の逆日歩がついて以降の累計の逆日歩は50円以上になる。特に8.04日は8.20円、05日は8.80円とかつてない2日連続8円以上の逆日歩となっている。08日の日証金の貸借倍率は0.13倍にさらに低下した。こうなると売り方に動揺が広がる所だろう。4735円高値奪回の可能性は、先日5割と書いたように記憶するが、7~8割に高まったとみる。
アマゾン関連の本命という評価が定着しつつあるように思われ、となれば5000円相場もありえよう。そういう方向を読めば、丸和に続くアマゾン関連がロジネットであり、一時的ショック安(があったとして)にめげず、行く末を見守ろう。

アテクト(推)、オハラ(推)、マルマエ(推)は、そろって上げた。時流に乗る小型の夢のある銘柄として、強気でいいだろう。

8月09日 0時53分記

追記=.JPX日経中小型株指数の構成銘柄の入れ替えがあり(8.07日)、当道場銘柄でも、マルマエ、ウィルグループが新規に採用された。両銘柄とも、これもあってか08日は大幅高。なおウィルグループは、08日引け後、好決算を発表した。(1時10分記)
07日の相場はアメリカの雇用統計4日発表)を受け円安になったことで、トヨタなどの自動車株中心に輸出関連が買われ、大きく上げた。日経平均、TOPIXとも0.5%前後の値上がり、JQも同程度の上げとなった。マザーズは0.7%の値下がり。

04日、ストップ高したアテクトは2145△188まであったが終値は1845△112。ただPIMの将来性を分かっていない人の売りと心え受け流そう。2145円を起点とする上げ相場を期待しよう。

同じく04日に年初来高値を付けたフルヤ金属(推)も小高く始まったのだが、後場には一時2680▼213と暴落、終値は2839▼54。決算を警戒する売りがこうした動きになったのだろうが、その決算は、予想以上の好決算だった(後述)。

丸和運輸機関(推)は、前稿で「どう見てもこの数日の動きはおかしい。4080円というのは終値としては7.03日以来の水準だ。6.22日4735円という年初来高値を付けたときの終値は4240円だ。8.04日の4080円は4240円まで160円に過ぎない。4240円を上回れるか、上回れば4735円も見えてくる。」としたわけだが、07日は4240円を上回るどころか一気に4320△240と急伸した。04日の逆日歩も8.2円。この異様に強い動きの背景に何があるのかはっきりしないが、いずれにせよ、この動きにはつくところだろう。4735円高値更新の可能性も5割程度はあるとみて対処。

ロジネット(推)は例の「ゆきのみずクロロホルム」騒動でどうなるかと思ったが、意外に強い動きだった(854▼11)。これで全くの濡れ衣となれば、出直りのきっかけになる可能性もあるかもしれない。
注=「ゆきのみずクロロホルム」騒動については前稿参照。

オハラ(推)は1453△53まであって1428△28と4連騰。夢のある小型の成長株物色の流れに乗って、上昇軌道に復帰したとみてよさそうだ。

フルヤ金属(推)が、引け後、好決算を発表した。
経常利益は2017年6月期、8.19億円の予想(6.59憶円から上方修正した後の数字)に対し9.37億円で着地。
2018年6月期(=今期)予想経常利益は39.7%増益の13.10億円。
今期予想1株利益(EPS)は118.40円(会社発表の名目値。鎌倉式実質値では109.7円)になる。
今期予想PERは24.0倍(名目値)、25.9倍(実質値)。

ところが掲示板では「EPSは69.6」、「PERは50」と書いている方がいる。
またヤフーファイナンスで詳細情報のところの参考指標では、EPS(会社予想)57.26(2017/06)、PER(会社予想)49.58倍(15時00)。
こんないい加減な数字を使うな!と叫びたいが、基礎ができていないのだからどうにもならない。
まずEPSの単位は「円」、PERは同「倍」である。せめてヤフーファイナンスくらいEPS57.26倍とすべきだ。
これは細かい、ある意味どうでもいいことだが、EPSやPERを前期(2017年6月期)の数字で算出しているのだから、どうにもならない。しかもその数字すらコメントの方とヤフーファイナンスの参考指標で、大きく異なる(そしてどちらもおかしい)のだから、むちゃくちゃだ。こんなことをしていてはPERは投資指標として使えないことになる。
面倒くさくなってきたので、読者諸氏も同様だろうと思い、結論だけ書こう。
フルヤ金属は今期、純利益は69.6%もの大増益なので、1株利益(EPS)も激増、このため今期予想PERは
69.6倍や49.58倍ではなく
24.0倍(名目)ないし25.9倍(実質)
に大きく低下するわけである。だからこそ、株価も明日は大きく上げようというものだ。
いずれにせよ、ヤフーファイナンスとか投資雑誌、日経等に掲載されているEPSやPERをうのみにするのは決してやってはいけないことだということを肝に銘じておこう。

>次期の見通しにつきましては、IoT社会に向けた半導体メーカーの積極投資、有機ELを搭載したスマートフォンの普及や通信速度の高速化が見込まれ、単結晶育成装置向けイリジウムルツボの改鋳需要や、銀合金ターゲット、半導体向け温度センサー、貴金属化合物などに対する国内外からの堅調な需要が期待されます。(決算短信)

PTSでは3000△161。書き忘れていたが今期予想配当も50円予想を70円予想に引き上げた。
なお同じく好決算を発表したバイテックも07日の終値1441円のところPTSでは1495円に100株の買い(1641円に200株の売り)。

8月07日 23時38分記

上海出入境検験検疫局はこのほど、日本より輸入された「北海道大雪山ゆきのみず」から基準値を超えたクロロホルムが検出されたため、すべて返品したことを明らかにした。中国経済網が伝えた。
中国の基準「食品安全国家標準パッケージ飲料水」ではクロロホルムの含有量の上限を1リットルあたり0.02ミリグラム以下としている。今回のように輸入飲料水から基準値を超えたクロロホルムが検出されたのは、上海の通関地ではここ数年で初めてのことだ。
説明によると、塩素は国内外の多くの水工場で使用される主要な消毒剤で、塩素系消毒剤は飲料水の原水中の天然有機物と反応して消毒の副産物といえるクロロホルムを生じやすい。この化合物のクロロホルムは麻痺作用があり、心臓、肝臓、腎臓に損傷を与え、人体に深刻な危害を及ぼす可能性がある。(提供/人民網日本語版・編集KS)
配信日時:2017年7月28日(金) 0時20分

このニュースは掲示板にも載せられ、ロジネット(推)(「ゆきのみず」を販売)株主の多くの方にはぞっとするようなバッドニュースだったろう。しかし、中国発のこの手のニュースは怪しいものも多いので、私は半信半疑だった。無印良品、花王等、この手のガセネタで被害をこうむった企業は枚挙に暇がないのだから。
そこで私は会社にメールで問い合わせる一方、ネットで会社からの回答を得たというような記事がないか検索した。そうしたら以下の書き込みを発見したので、転載する。

この記事は嘘です。会社に確認しました
株式会社ロジネットジャパン
ゆきのみず販売事業部
「現時点では 中国 上海当局からのご指摘はなく、また、中国向け弊社商品をお取り扱いいただいている
全てのお客様に確認致しましたところ、現時点ではそのような事実は確認されておりません。
弊社といたしましては引続き事実確認をしてまいりますが、現時点では人民網日本語版にて
報じられている返品された事実は確認できません事をお知らせいたします。」

8月07日 20時27分記
8月初旬は魔の時期と警戒していたのだが、過去の経験則がどうにもうまく生かしにくいのが、株の世界。そこがまた面白いのでもある。今年こそと思いながら、またまた大した手も打たず、この魔の時期を迎えたのに、今回は逆にラッキーなプレゼントが来た。
アテクトは4日、場中にIRを出し1957△400のストップ高。大量の買い物を残し大引け比例配分。

注=アテクト(推)と最近(推)と入れて来たが勘違いで「新四季報から発掘した妙味株」で「推奨銘柄」にはしていなかったようだ。気分は推奨銘柄でたびたび取り上げて来たので間違ったらしい。お詫びして訂正する。(推)は、暇を見ておいおい取って行く予定。

>この度、当社PIM(パウダー・インジェクション・モールディング)工法によるノズルベーンをはじめ複数のパーツを、ボルグワーナー社を含む世界最大手ターボチャージャーメーカーに供給し、今後、大幅に拡大するターボ車市場において協業することで合
意致しました。ノズルベーンはPIM 工法での製造が高精度化や形状自由度でファインブランキングや精密鋳造法に比べ有利とされていますが、従来のPIM メーカーでの品質、供給体制が不十分であり、当社PIM 技術とMMT社アッセンブリ技術での協業により、世界最大手のターボチャージャーメーカーへのサプライチェーンを構築して参ります。

これからは電気自動車の時代、いまさらターボチャ-ジャーでもないだろうというような見方もあるようだが、これは全く実情を分かっていない方の妄言だろう。なお当分はガソリンエンジンであり、中でターボチャージャーはしばらくは高成長が見込まれているのである。
それよりなによりPIM工法というのはターボチャージャー専用なわけではなく、今後多様な用途への展開が約束されたようなもので、現実にアテクトは様々な取り組みを進めている(詳しくはHP等参照)。だからこそ現在のPIM製品売り上げ1.1億円が2021年3月期頃には21億円になると会社は見込んでいるわけである(同社の2017年3月期総売り上げは25億円弱)。このことは、これまで何度も書いて来たわけだが、それに向けての第1弾の朗報が今回のIRのわけである。
「ボルグワーナー社を含む世界最大手ターボチャージャーメーカーに供給し、今後、大幅に拡大するターボ車市場において協業する」というのだから、売り上げ25億円の近江市の中小企業が今後、世界的な企業に発展する可能性が出て来たと言えよう。
こうした展望からすると、株価は(超目先の乱高下は無視すると)こんなものでは終わらないように思う。とりあえずは2006年につけた3030円の上場来高値が意識されるところではないか。これを突き抜けてはるか成層圏へという展開もないではない。
大量に持っている方は、分けて少しずつ売る、1単元、2単元といった方は、虎の子を大事にと言っておこう。

フルヤ金属(推)は7.14日に付けた年初来高値2885円を更新する2914円まであって2893△65。有機ELは今後急成長が必至のわけだが、それを材料面から支える高純度イリジウム化合物メーカー(世界トップ)が同社だ。人気化してきたことでかつてのストップ高材料(4.03日2390△400)の「FT-eco触媒」も再度、意識されるところだ。これは野菜や果物の腐敗を遅らせるというもので、農産物流通に必須のものになる可能性を秘める。

アテクトのストップ高でオハラ(推)にも注目が再度集まるかもしれない。ここでは書かないがすでに詳述しているように、オハラの場合も多くの夢のある材料を秘めており、株価がこんなもので収まるとは思えない。強気堅持。

マルマエ(推)も同様、見直し必至なのだが、こちらは新株発行という特殊要因がある。しかし、こんなものは片付くのは時間の問題であり、先回りの買いがいつ入ってもおかしくない。焦らず再騰に向かうのを待とう。

エスプール(推)にもラッキーな好材料。
8.04日、引け後、レオス・キャピタルワークスが大量保有報告を提出した。保有割合 5.73%。PTSの最終値は3350△170。想定外の展開で、今後の株価がどうなるのか読めない。各自うまく対処されたいとしか言い様がない。

丸和運輸機関(推)は前稿で「要注目」の動きと指摘したが、4100円まであって4080△100。どう見てもこの数日の動きはおかしい。4080円というのは終値としては7.03日以来の水準だ。6.22日4735円という年初来高値を付けたときの終値は4240円だ。8.04日の4080円は4240円まで160円に過ぎない。4240円を上回れるか、上回れば4735円も見えてくる。日証金の貸借倍率は8.03日の0.27倍から04日は一気に0.14倍まで急低下した。さらなる空売りが入ると面白いことになろう。
ロジネット(推)は、やはり850円台が底値になったようだ。なお底ばっているが、丸和運輸、遠州トラック、SBS(推)、ファイズのアマゾン関連が04日はそろって上げており、見直される機運は高まっている。

決算発表予定
8.07日=フルヤ金属、バイテック
8.08日=ウィルグループ
8.09日=アテクト
8.10日=クレステック、日東ベスト

8月06日 21時35分記