オハラ(推)が前日に続き急騰、連日の年初来高値更新となった。1596円まであって終値は1568△116(東証1部値上がり率5位)。
出来高は3月以降最多だった3.21日の約152万株をも上回る約183万株、貸借倍率もじりじり低下0.46倍になった。どこまで上がるのか予測は困難だ。リスクも勘案しつつ利益最大化も狙いたい。

マルマエ(推)も高値1501円まであって1491△45と続伸した。出来高も急増した前日を6%だが上回った。前日の新株発行がかえって刺激材料(好材料)となって、完全に相場つきが変わった感じだ。

こうなると、ここ一服しているアテクト(推)の復活も時間の問題のような気がする。

以上の3社は、そろって有望事業に的を絞って巨額(売り上げに比べ)の設備投資を行っている。
なお予=今期予想値、予のないものは前期実績値。

          売上        設備投資     減価償却    経常利益
オハラ     予23.0億円    予14.0億円    予16.0億円   予13.0億円  
マルマエ   予25.0億円     予6.3億円     予2.1億円    予6.6億円
アテクト    予27.5億円      24.4億円      2.5億円    予2.2億円

あまり、こういう数字になじみのない方のために書くと、この3社の設備投資の額は、売上に比し普通ではない多さである。
例えば東京エレクトロンは売上は9800億円だが設備投資は420億円に過ぎない。売上の4.2%である。富士通にしても売り上げ4.1兆円に対し設備投資は1250億円だから3.0%に過ぎない。一方アテクトは売上27.5億円に対し設備投資24.4億円だから、なんと88.7%にもなる。

要するに、上記3社は売上に比しとてつもない巨額の設備投資を行い、つれて減価償却費も非常に重い負担となっている。
にもかかわらず、現在の好業績をあげているのだから、その凄さは想像以上のものがあるわけである。

アテクトなどはほとんど売り上げに近い大設備投資を敢行、2020年度頃にはPIMの売り上げ21億円(2016年度は1.1億円)を見込んでいるのである。

オハラの場合は、経常利益(13.0憶円)を上回る16.0億円の減価償却を行う。これが通常の会社なら、せいぜい2億円前後だから、その場合、経常利益は2倍以上に増加することになる。

マルマエは、今回の新株発行で17億円余の資金を確保、内15億円を設備投資等に使う。さばききれない受注に対処するためである。

というわけで、まず先陣を切って、オハラが年初来高値を更新したわけだが、続いてマルマエが6.08日に付けた1747円(時価は1491円)高値更新、最後にアテクトが7.10日につけた1961円(時価は1702円)高値更新から2000円大台乗せ、というのが、私の狙う夢である。少なくとも、この2社には、それだけの素質があるとみている。

なお、26日はダイトロン(「新四季報から発掘した妙味株」)、MARUWA(当道場銘柄ではない)も東証1部の値上がり率上位になっており、オハラ、マルマエも含め半導体・有機EL関連の強さが際立っている。26日の日経朝刊1面トップは「LG,有機EL中国生産」という記事だった。

インターネットインフィニティーは10500△1500のストップ高、また26日引け後好決算を発表した日本精選もPTSで780△74(両銘柄とも「新四季報から発掘した妙味株」)。

7月27日 0時18分記
25日の相場は東証1部は日経平均、TOPIXとも小幅安、騰落銘柄数でも値下がりが1297と値上がりの2倍以上になった。ただ、JQ,マザーズはともに0.4%台の値上がりとなった。

当道場銘柄では、オハラ(推)の値上がりが目を引いた。2.27日に付けた年初来高値1438円を大きく上回る1475円まであって終値は1452△114。出来高も前日の11倍以上の136万株余に急増した。固体電池の材料がここクローズアップされているが、有機EL、ナノセラム、車載カメラ専用ガラス等、有望材料山積で、ここからがおいしいところか。PTS最終値は1510△58。

マルマエ(推)は新株発行を嫌気して寄り直後には1359▼62まで下げたが、じりじり盛り返し結局1446△25と上げて終えた。出来高も前日の5倍弱に急増した。今回の件で、同社がいかに受注が急増しているかが多くの投資家に分かり、こうした評価になったのだろう。
今や忘れられた感があるが、同社は鹿児島大学とリハビリ装置、作業筋力補助ロボットの研究開発について共同研究契約を2015年12月に結んでいる。この材料で12.10日、ストップ高。16年11月には上肢の麻痺改善装置の試作機が完成している。
また有機ELに関しては今期1Q後半から受注が拡大している(決算短信)。

なおアルバック、フェローテックなども上げており、やはり半導体、有機EL関連銘柄の強さは要注目だろう。

本多通信、MORESCOは年初来高値を更新、クレステック(推)、泉州電業なども上げた。ウエルシア、薬王堂も反発。

一方、フルヤ金属(推)、アテクト(推)、丸和運輸機関(推)、ロジネット(推)などは下げた。ロジネットは下げ止まらないわけだが、さすがにここまで来るとという水準に来ているかもしれない。いずれにせよ、8月上旬には決算発表、10.01日(取引としては9.27日)からは単元株が100株になる。この辺を見据えながら、反発のタイミングを探る展開だろう。谷深ければ山高しである。

7月26日 0時23分記

加計学園問題をめぐる安倍政権幹部の発言に関し、忖度なのか愚かさゆえなのか微妙だが、メディアの報道が、おかしいので、ここに、あえて書く次第だ。

【「京都もありうる」と「放っておくと京都なども続く」では話が全く違う】
山本幸三地方創生相は、獣医学部新設に関し獣医師会に対し

A 「私からは京都もあり得るという旨述べた」と言っている(7.20日)。

加計(今治)ありきではなく、京都産業大(京都)もあると言っているという弁明だ。ところが、この後、判明したのは山本幸三地方創生相の発言は、正確には

B 「放っておくと京都なども続く」

というものだった。加計学園も京産大もあるという趣旨の発言ではなく、獣医師会に対し、加計を早く認めなさい、さもないと(あんたらの嫌がる)加計&京産大の2つになるぞと、脅したわけである。
AとBでは、天文学的に違うと思うが、NHK、読売、日経等の安倍政権寄りメディアは、Bを報道しない。

また朝日など反安倍政権的メディアにしても、この違い、その重大性を何ら強調しない。
私は、数年前になるが「感動する力」といったテーマで書いた覚えがある。このAとBの違いは、まさにそういう類のことである。
山本地方創生相の邪悪なごまかしに国民は気付かなければならないのである。

【「言っていない」→「言わなかったと思う」】
前川喜平前文部科学事務次官と昨年9月に面会し、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わって言う」と述べたとされる和泉洋人首相補佐官は、7.24日の閉会中審査の質疑で

A 「こんな極端な話をすれば記憶に残っている。そういった記憶はまったく持っていない。したがって言っていない」
と強く否定。

という報道が多くのメディアでされた。これだと例の「記憶にない」ではなく、完全否定ととれる。

しかし、この後があるのだ。
民進党の大串博志氏が「言わなかったのか、言った記憶がないのか」と確認したのに対し、和泉氏は

B 「記録が残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないわけだが、言わなかったと思う」
と、一気にトーンダウン、弱弱しい否定に転じたのである。

ちなみに和泉補佐官という方は、これまで前川前文科事務次官との面会自体を「記録が残っておらず、確認できない」としていたのだが、この日の質疑では一転「当時のことを思い起こした」御仁である。痴呆老人を装っていて、急にシャキッとされても困るというものである。
前記の話と同じで、こちらも政権寄りメディアはAのみ報じ、Bには一切触れない。

シャーロック・ホームズは言っている。
「ささいな点こそが、最も重要である」(というのが、私の前からの意見です。)(「花婿失踪事件」)

7月25日 20時50分記

24日の相場も、21日と同様、主力大型株中心に下げた。日経平均、TOPIXは0.6%前後の下げとなった。ただ小型株指数はプラス、騰落銘柄数も、値上がり銘柄数の方が多かった。JQは小幅高、マザーズは小幅安。

当道場銘柄は、ウェルシア、薬王堂のドラッグ2社は上げたものの、丸和運輸機関(推)、ロジネットはともに下げた。
日本化学産業が2034△55と遂に2000円大台乗せとなったほか、篠崎産業も高値180円まであって165△32(東証2部値上がり率1位)と急騰した(場中に業績の上方修正と増配を発表)。
アテクト(推)、クレステック(推)、スターツ出版、泉州電業、バイテックなどは上げた。
マルマエ(推)、フルヤ金属(推)は大きく反落、オハラ(推)、本多通信、エスプール(推)も下げた。

結局、何が上げ何が下げるのか、一本筋が通ったものがあるわけではないようで、読みにくい、やりにくい相場が続くわけである。

マルマエが、引け後、「新株式発行、自己株式の処分及び株式の売出し」を発表した。これによる発行済株式総数の増加は6.6%(これだけいわゆる希薄化が生じる)。PTSの最終値は1350▼71。
とりあえず、ある程度売られるのは避けられないだろう。ただ新株発行が、受注急増に対処するための大規模な設備投資の資金調達のためという前向きなものなので、落ち着けば評価されることになろう。少なくとも狼狽売りは避けたい。

7月25日 0時41分記
21日の相場は、NYダウ安、円高で、主力株中心に小幅安となった。JQ、東証1部の中型株及び小型株指数、JQ、マザーズは小幅、上げた。

当道場銘柄は、比較的堅調だった。
マルマエ(推)、フルヤ金属(推)が、上げたほか、オハラ(推)、クレステック(推)、丸和運輸(推)、ロジネット(推)、SBS(推)、スターツ出版なども上げた。日本化学産業は1979△127(2部値上がり率8位)と、年初来高値更新
エスプール(推)は、元社長による大量の株式売り出しが嫌気され3015▼195と急落した。また泉州電業、バイテック、エステーなども下げた。
はてなは任天堂がらみの材料で年初来高値更新の2741△500のストップ高まであって2625△384(マザーズ値上がり率3位)。

21日のNYダウは小幅安にとどまったものの、為替は1ドル111.12円と、依然円高が進んでいる。このためCME日経平均先物は日経平均終値比135円安。

アメリカを始めとする世界景気に関する見方が、最近揺れ動いているわけだが、ここに来ては、アメリカの景気へのやや弱気の見方が強まり、つれてドル安になり、ユーロや円、特に円の上昇が目立つわけである。これに加え、安倍内閣の支持率低下がなお進んでおり(22日、23日調査の毎日新聞調査で支持26%、不支持56%)、主力株中心に外国人売りも懸念されるところだ。

今頃は、いやな8月を控え、持ち高を大きく減らしておきたかったところだが、いつものことながら、いろいろ事情ができて、結局、そうはなっていない(私の話)。
それはともかく、極端に弱気になる所ではないが、要警戒モードでは行くところだ。売ってもいい程度の銘柄は極力整理、持ち高は多少なりと減らし気味に行きたい。

そうした中、半導体、有機EL関連は、比較的強気でいいのではないか。
21日の値動きを見ても、東エレク、スクリーン、ディスコ、ローム、アドバンテストなど、半導体関連は、ほとんどの銘柄が上げていた。アルバックは6060△190と6.12日以来となる6000円大台回復。
私は7.19日付けのマルマエ、フルヤ金属の推奨記事の中で、東エレクのエッチング装置生産能力倍増のニュースを踏まえ、半導体業界は見通しが悪くない(一般の予想よりいい)のではと書いたわけだが、21日配信の楽天証券の今中能夫氏のレポートも半導体業界に関し明るい見通しを出している。
有機EL業界が、半導体業界よりさらに良い見通しなのは言うまでもない。
となれば、マルマエ(半導体、有機EL)、フルヤ金属(半導体、有機EL)、、オハラ(有機EL)、、アテクト(半導体)は、この流れに乗り、期待できそうだ。

また、円高で内需志向が強まれば、丸和運輸、ロジネットのアマゾン関連や、ウエルシア、薬王堂などのドラッグに、再度注目が集まるかもしれない。

書くのが最後になったが、いよいよ、4ー6月期決算の発表が、間もなく本格化する。
当道場銘柄では、7.27日=本多通信、31日=丸和運輸
他はほぼ8月のようだ。

7月23日 23時59分記

相場は、閑散薄商いの中、わけもなく、株価は1日の中で、大きく上下動するという、やりにくい展開となっている。

個別にみても、最近で最も少ないかそれに近い出来高を、ここ数日で記録した銘柄が、かなりある。
当道場銘柄で言えば、LITALICO、丸和運輸機関(推)、アテクト(推)、フルヤ金属(推)、マルマエ(推)、日東ベスト(推)、ロジネット(推)等である。それなりに人気になっている銘柄も含まれるのには、驚かされる。
そして、そういう銘柄が大商いになって崩れるという現象も、また最近時々起きている。これはやや理解しにくいのだが、無理にこじつければ、痺れを切らしたこれまで我慢していた投資家が、堪忍袋の緒が切れて叩き売ったということか。

アテクトは1784△2で寄ったのだが直後に1790円まであって、11時05分には1609▼173まで急落した。出来高は前日の2000株(これは6.15日の400株以来の少なさ)から41600株に激増。
そうかと思えばアルファックス(「新四季報から発掘した妙味株」3.20日付け)は小幅高だったのが突如急騰、11時25分には1945△400のストップ高(終値は1777△232)。
両銘柄とも、どうもさしたる材料があってこの動きになったわけではなさそうだ。

エステー、本多通信、MORESCO、ダイフクが高値を更新するなど、強い銘柄がさらに強く、弱い銘柄は弱いままという展開が顕著だ。とは言え、その強い銘柄も時に失速するのでやりにくいが、その辺の見極めが重要だ。マルマエ(推)、フルヤ金属(推)は好スタートを切ったが、有機ELで強力な材料を有し業績も絶好調なので、大きく羽ばたくのを期待しよう。

安倍政権は末期的症状を思わせるようながたつきぶりで、外国人売り等の形で、この辺もじわじわ効いて来るかもしれず、今後の展開は予断を許さない。薄商いでむやみに振幅が拡大している現状にも留意し、注意深く行くところだろう。

1ドル111.56円程度と、また円高が進み、日経平均先物も105円安となっている。

7月21日 0時37分記

18日の相場は、中・大型株中心に下げた。日経平均は119円(0.6%)下げて1999.91円となり2万円大台を割った。
JQ、マザーズは、それぞれ0.3%、0.1%の小幅安だった。
円高が進んでいることが、ここNYダウの強さに比べ日経平均の弱い原因だろう。

オハラ(推)は、前稿の材料を受けて1332△51と上げた。このほか、当道場銘柄では、SBS(推)、三洋貿易、泉州電業、MORESCO、本多通信、バイテックなどが上げた。

エスプール(推)、アテクト、クレステック、フルヤ金属、丸和運輸機関(推)、スターツ出版、日本化学産業、フジマック、インターネットインフィニティーなどは下げた。

為替は現在1ドル111.82円と大きく円高が進んでいる。連れて日経平均先物・大証夜間は90円安。
やや手を出しにくい環境だが、フルヤ金属が下押す場面は、少し買ってみてもいいだろう。泉州電業も、この下げない強さに注目。

7月18日 23時54分記
14日の相場は小動きだったわけだが、当道場銘柄は、急騰したものも含め上げる銘柄が目立った。

エスプール(推)は3450円まであって3340△150。どこで売るか判断不能だ。私の持ち株も残り少なくなって来たが、それでもある程度は保有。
アテクトは1895△107と急反発、オハラ(推)も1340円まであって1281△30、クレスト(推)も1700△28と反発。
フルヤ金属は一気に年初来高値更新となる2885円まであって2832△98。推奨時期を逸してしまった感があるが、買われた方もあろうとみて良しとしよう。押し目がある等すれば、推奨銘柄にすることも考えている。

スターツ出版2900△250(JQ値上がり率3位)、日本化学産業1880△121(東証2部値上がり率8位)、エステー2713△66、泉州電業2277△64(以上4銘柄は年初来高値更新)、萩原工業3050△74と、「新四季報から発掘した妙味株」(6.28日付けで紹介した銘柄を含む)の快進撃が続く。

丸和運輸機関(推)は3970△25、ロジネット(推)1030△35、SBS(推)847△1と、アマゾン関連はそろって上げた。
ロジネットはぞっとするような板(買い注文がほとんどない)が続いていたわけだが、14日の大引け時点の板は買いが890円~985円までに計7000株、売りは1097円に1000株のみと、好転した。なお予断を許さないが、押し目は買いたいという投資家は多い一方、意外に下げないので、そろそろ我慢の限界(買い出動するか)かもといったところで、ここは忍の一字で急騰を待とう。

ウエルシア、薬王堂、ツルハのドラッグ3社は、そろって下げた。

【オハラ(推)に好材料】
14日のニュースステーションで、東工大の菅野了次教授の全固体電池に関する報道があった(22時30分より少し前)。これを受けてPTSでは1340△59、ただし同値に2900株の売りが出ている。
そして17日の日経朝刊に、「発火しにくい電池安く」の見出しで「東京工業大学の菅野了次教授らは発火しにくいリチウムイオン電池を安く作る技術を開発した。燃えにくい電解液を使わない『全固体電池』向けで、コストが従来の3分の1となる固体材料を見つけた。」などという記事が載った。
これと、オハラが直接結び付くわけではないが「全固体電池」と言えば、そのトップランナー(少なくともその1社)がオハラである。また、東工大・菅野教授―トヨタ、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と、オハラは関係しており(昨日、この資料をネットで発見したのだが、今出て来ない)、オハラにとって好材料だろう。
すでに紹介済みだが、新四季報のオハラには【次世代】車載用となどへの次世代電池向け固体電解質の開発着々。」とある。

【円高が進む】
NYダウは14日まで新値街道を驀進していたわけだが、現在はわずかなマイナス。ただ為替が1ドル112.38円とかなり円高になっており、つれてCME日経平均先物は20015円と先週末の東証終値比104円安となっている。
あまり大幅安までは行かず、18日の東証が主力株安・小型株まずまずの展開になることを期待しよう。

7月17日 22時58分記

追記=17日付け日経の菅野東工大教授の「全固体電池」に関する報道は、掲示板では言及がない。祝日の記事、掲示板読者は日経新聞購読者が少なそうの2点から、このようなことになっているのかもしれない。報道ステーションより、日経の方が効くはず。徐々に知れ渡るといいのだが。(23時24分記)

前日のNYダウは史上最高値を更新したわけだが、日本株(日経平均)は大幅高で始まったものの、円高進行が嫌気されたか、すぐに失速、後場は前日の終値近辺の値動きに終始、結局わずか1円高で終わった。JQ、マザーズも小動きだった。

こうした中、当道場銘柄には大きく値下がりするものが目立った。
アテクト1728▼119(JQ値下がり率8位)、クレステック(推)1672▼43、インターネットインフィニティー8020▼570などである。ただ、これら銘柄は最近大きく上げたという共通点があり、こうしたものに利食い売りがかさんだのが13日の相場だったと言えるのかもしれない。
エスプール(推)、ウエルシア、薬王堂、丸和運輸機関(推)、日本化学産業、スターツ出版などは上げた。
いずれにせよ、エスプールの値動きで分かるように、だめかと思わせてから本格的に上げる等、一筋縄で行かないのが、今の相場の特徴だ。目先の激しい値動きに惑わされず、この銘柄は最後はどうなるんだろうという根源的問いから結論(持続か処分か等)を出すよう心がけたい。

こうした視点に立って、私の考える現時点での理想のポートフォリオを、久しぶりに示しておこう。
注=「理想のポートフォリオ」というのは、私の実際のそれではなく、今現在で、できることならかくありたいというポートフォリオである。

運用比率の上位順(金額ベース)に示そう。

① 7826 フルヤ金属    2734円
② 4241 アテクト       1728円
③ 5218 オハラ(推)     1251円
④ 9090 丸和運輸(推)   3945円
⑤ 9824 泉州電業      2213円
⑥ 7812 クレステック(推) 1672円

各銘柄について、簡単に、現時点で注目する点を書いておこう。
① フルヤ金属=材料がほとんど知られていないのが魅力。大手スマホメーカーのOLED採用に伴い、イリジウム化合物の受注が急速に伸びている。気持ちは推奨銘柄なのだが、急伸後の調整を視野に、とりあえずまだそうしていないだけである。                        
② アテクト=PIM(粉末射出成型)の将来性は恐るべきものがある。13日の急落で、ここは再度の仕込み場とみる。       

③ オハラ(推)=ナノセラム、クリアセラム、車載カメラ用光学ガラス、固体電解質と夢の材料満載。アテクトに続き爆発高する日も十分ありうる。     

④ 丸和運輸(推)=アマゾン物流の本命として、なお大きく相場を残すとみる。12日は逆日歩5.0円、好取組が強み。ロジネット(推)も負けずにいいのだが、短期的にはなお雌伏の時期が続く可能性もあるので、取りあえずは丸和ということである。    

⑤ 泉州電業=下げずにじりじり上げる動きは何を暗示するのか。日本化学産業、スターツ出版の快進撃が続くが、続くのがこの株か。「アビルヒーター」という面白い材料もある。  

⑥ クレステック(推)=一服となっているが、6月期業績の発表を間近に控え、大幅上方修正、大幅増配の発表がその前にある可能性もかなりの確率であろう。ここはあせらず待ち伏せ投資である。

7月14日 0時34分記


12日の相場は、ほとんどの業種が値下がりし、日経平均、TOPIXとも0.5%の下落率だった。タカタ、エンシュウ、デイップなど材料の出た銘柄が急騰するなど、小型株には値上がりする銘柄も、それなりにあった。
JQは小幅高、マザーズは小幅安だった。

当道場銘柄はまちまちだった。
スターツ出版、泉州電業が年初来高値を更新、オハラ(推)、エステー、萩原工業、フォーバル、PR TIMESなどが上げた。
アテクト、クレステック(推)エスプール(推)、SBS(推)、インターネットインフィニティー、フジマックなどは下げた。
丸和運輸機関(推)は反落したが、ロジネット(推)は、ようやく反発した。

【有機EL関連が人気化】
7.09日付けで、次のように書いた。

>7.08日の日経朝刊に、「サムスン、最高益5兆円へ」という記事がある。半導体が牽引しているわけだがその軸が有機ELだという。「有機EL」関連が、今後の相場の人気テーマになる可能性が出て来たので、私は同関連の有望銘柄を調査中だ。
それはそれとしてオハラも有機EL露光装置を手がける。

そして12日の日経朝刊に「有機EL関連株に資金」という記事が出た。
有機ELが「i Phone採用追い風」ということである。主な有機EL関連銘柄として日本企業では平田機工、アルバック、ソニー、住友化学、キヤノン、日東電工の名前が挙げられている。これら銘柄の騰落は4勝2敗だから、日経記事はあまり影響しなかったようだ。平田機工、アルバックを除くと大型株だからだろう。大型4銘柄では2勝2敗だった。
オハラも有機EL露光装置を手掛けるれっきとした有機EL関連で、12日、上げたのは、日経記事が影響した可能性がある。

ただ、ネット検索で出て来た関連銘柄(ダイニック、東レ、小松精練、保土谷化学、日本ゼオン、ジオマテック、日新電機、双葉電子、ケミプロ化成等々)の株価をチェックしたが、高安まちまちだった。また、これら銘柄の掲示板のコメントをチェックしてみた(全銘柄ではない)が、日経記事への言及は発見できなかった。
これは日経記事がほとんど注目されておらず、同関連で未評価のいい銘柄を新たに発見できれば、面白いことになるかもしれないということだろう。
いずれにせよ、有機EL関連は有望鉱脈の可能性がありそうだ。関連銘柄は上記以外にもいくらでもあるので、読者諸氏も、興味のある方は、探索してみるといいだろう。小型株に的を絞って。
私の候補銘柄をご紹介したいのも、やまやまだが、そう強い分野ではないうえ、分からないことも多く、自信を持ってお勧めできる段階にない。私自身で13日以降打診買いをしながら、的を絞って、これということになったら公表しよう。

フルヤ金属が2812円まであって2770△120と急騰した。目を付けていた銘柄なのだが、この急騰後に買いを勧めていいか迷うところでもある。それでも魅力十分なので、一応名前だけ挙げ、あとは各人の判断にお任せしたい。ただし突っ込む場面があった場合は、迷わず買っていいだろう。

7月12日 23時35分記