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ミモザを庭に植えようと思い立ってから幾星霜。
ついにミモザが我が家にやって来る。
などと書いていたら、高校1年生の時にビートルズが初来日した時のことを思い出した。
話が見えない方のために書くと、我らの世代の場合(おそらく大半の人は)ビートルズと言うと、反射的に「ビートルズがやって来る」というフレーズが頭に浮かぶのである。
>「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」は、ビートルズの作品「A Hard Day's Night」に対して付けられた邦題。現在はいずれも「ハード・デイズ・ナイト」や「ア・ハード・デイズ・ナイト」と、原題に近い邦題に改められている。(Wikipedia)

それはともかく、あの頃、同級生たちは、この話題で異常なくらい、みんな興奮状態にあった。
ビートルズ初来日…1964年6月16日
新潟地震・・・・1966年6.29日
私事ながら、私が高校に入ったのが1964年4月、この時は豪雪(長岡市を襲ったいわゆる38(サンパチ)豪雪)の翌年で、シャベル(スコップ)持参で、初登校、雪下ろしが初仕事だった。
新潟地震の時は、体育の授業中で同級生は校庭にみんなでいて、立っているのに苦労した。ピロティ式の出来立ての体育館にいた連中は苦労ではなく恐怖におののいたようだった。蛇足ながらピロティ式というのがル・コルビジェらが提唱した「近代建築の5原則」の一つであり、サボア邸にも採用されているなどということを知ったのは、何10年も経ってからである。

青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい
(「あの日にかえりたい」荒井由実)

さてミモザ(房アカシア)だが、以前(2012年)、造園業者にお願いして植えてもらったものは、ずくずくと急成長したが、花はほとんど黄色くならず白にかすかに黄みが入った程度の上、秋に開花する(ミモザの開花期は早春)という奇妙奇天烈なもので、残念に思っていたわけだが、大風で倒れ、伐採に苦労したことは、以前に書いた。
その後、ヤマモモの木をのこぎりで何とか自力伐採、ミモザに植え替え計画スタートとなったのだが、ミモザ(房アカシア)入手の方法が見つからずとん挫。今回、ソメイヨシノを購入するのにお世話になった造園業者に相談して、ようやく入手できたのである。業者も苦労したようで、今回、ようやく見つかり、九州の方から運んだという。いいのが手に入ったと誇らしげに話されていた。段ボールにぐるぐる巻きされて窮屈そうにしていた。ヤマモモの切り株の脇に、植えてもらったのだが、根が残っているので植え場所の確保に一手間かかった。普通、小生がこういうことはやるのだが、それでは業者さんの儲けがなくなりそうなので、全部お任せした。
2万2000円(税込み)。
九州からの送料、支柱代(3000円で仕入れ5000円=作業代込みで販売という)、植え付け代を考えると、こんなに安くていいのかと、申し訳ないくらいだ。
前回、ミモザもどきを買ったときは、クレーンで引き上げ植えたくらいで、かなり大きかったわけだが7、8万円したと思うから、差にびっくりする。

なお、私が追い求めていたのは房アカシア(フサアカシア)のわけだが、現在、日本ではアカシアとかミモザと言った場合、売られているものの9割がたは銀葉アカシア(ギンヨウアカシア)だという。一方、ヨーロッパでは全く逆で、ほとんどが房アカシアだという。
両者の大きな違いは葉で、房アカシアは柔らかく優しい感じだが、銀葉アカシアはやや硬く触ると少し痛いくらいだ。木も房アカシアは直立して大きくなるが、銀葉アカシアはあまり大きくならず、横に広がりがちで支柱が必要になるくらいだ。
にもかかわらず、日本で銀葉アカシアがほとんどなのは、房アカシアが大きくなりすぎることが嫌われているからのようだ(ある造園業者の見立て)。もう少し美意識から選んでほしいものだ。

ようやく春めき、寒がりの木も、続々、元気になりつつある。
昨年の晩秋に挿し木した皇帝ダリアは、半分以上がダメだったが、それでも7株が発芽、今順調に大きくなっていて、いつどこに植えようか、思い悩んでいる。
もう15年以上も前に植えた桜(桜で唯一黄色の花が咲くウコン・鬱金)で、ほとんど大きくならずにいたのが、この前、なんと2輪だけだが薄黄色の花をつけているのに気付き感激した。
セントポーリアは挿し葉した時期がまずかったようで、なかなか大きくならなかったが、これもようやく、ぐんぐん大きくなりつつある。
エンジェルトランペットは、こんなに寒がりだったかと思うくらいで、まだほとんど枯れた感じのままで、よくよく見ると根元に近い方にかすかに新芽が出ている程度だ。ただ、去年、秋に挿し木して冬の間は家に入れていたのは、元気にいっぱい葉をつけていて、今は屋外で日光浴させている。うちにある成木は白花だが、挿し木は、白花のほか、ご近所からいただいた赤花(ピンクに近い)も7本ほどあり、合計では15本ほどにもなる。これもどこに植えようかどなたか欲しがる方はいないかなど、あれこれ思い悩んでいる。

4月15日 23時10分記

2023.03.30 連休
道場銘柄は絶好調だが、体調は一進一退。
8時-16時勤務の後は、ベッドで休養もしゃっきりせず。
ブログ連休となるがお許しあれ。

3月30日 21時15分記
どうも朝から気象病的症状があって、すっきりしない。テイラック(低気圧と楽から命名か)も飲んだのだがダメ。
ブログはお休みさせていただくことにし、横になっていたのだが、何とか起きだし、歯磨きを済ませ、これを書いて就寝と決めて、パソコンに向かったら、結構できる。しかし懈怠の心が起きたらもう駄目である。やはり休ませていただくが悪しからず。

3月29日 22時20分記
エルテスが983△150(グロース値上がり率4位)のストップ高となり、久世(推)、クリアル(推)も上げたので、20日の日経平均は388円=1.42%の大幅安だったわけだが、読者諸氏の多くは、比較的軽微なダメージで済んだことだろう。私の場合、エルテスをかなり保有していたので、ネット証券分は、それなりのプラスに、伝統証券分は、わずかにマイナスになった。
そして、現在日経平均先物は140円超の値上がりになっている。

心安らかに春分の日を迎えられそうなので、久しぶりに、日常のことを書いてみたい。

昨年の晩春くらいからの天気が、比較的降雨量も多く暖かくて、植物の生育にはよかったようで、いろんな草木がずくずく育ったように思う。雑草で言えば、ドクダミが繁茂し、カタバミも異様に大きくなった。夏ミカンなども例年にない豊作で、ご近所のそこここの木に鈴なりだった。
どうもこうしたことが影響したらしいのだが、我が家の近辺でも、リス(台湾リス)が異常に増加した。遠くの木や電線(正しくは通信用ケーブル)を我が物顔に走り回るのはいつものことだが、めったに入ってこない我が家の屋敷にも、ほぼ毎日来るようになった。数が増えたことと、木々が例年を大きく上回って繁茂しそれらを伝って自由自在に行き来しやすくなったことが原因と推測される。
夏ミカンなども、いつもはごく一部しか食されなかったのに、今年は、豊作にもかかわらず、大半が食べつくされ、道路や庭には食べ残しや細かくちぎられた皮が散乱して、景観を損なうありさまだった。

桜(ソメイヨシノ)が当地でも咲き始めているが、私は最近、ソメイヨシノのほか、十月桜、河津桜、オカメ桜なども買い求め、自宅以外の路傍や空き地に植えてきた。それらが、ここにきてどんどん咲き始めてきて、散歩の楽しみが増えた。
十月桜をご存じだろうか。私は、たまたま、園芸店で樹高2メートル強のを見つけ数本買ったわけだが、昨年春に買ったのが、昨年の10月末頃から開花し始めた。ところが、その後寒い日が続いたせいか、なかなか満開にならないうえ、咲いたのも散らず、年を超え3月の声を聴いてもいくつかは咲いている。十月桜というのは、10月と3月の2回咲くのがウリのわけだが、この調子では、一体どういうことになるんだろうと思っていたら、ここにきて、3月分が咲き始め、今は昨年10月開花分と混在している。こういう咲き方が普通なのか、これは、昨年から今年のおかしな気候のなせる業なのか、よく分からない。

皇帝ダリアを通販で買って育てていることは、前に書いたと思うが、昨年秋に開花、そのあと、幹を切り倒し、挿し木した。ネットで調べてやったわけだが、人によりやり方が千差万別なので、試行錯誤のわけだが、節ごとに輪切りにした木の小片を、ミズゴケ、おがくず、土等に植えてみた。結果はおがくずは全滅、土は6分の1、ミズゴケは7分の4から緑の芽が1ヵ月近く前から出始めた。
なお、後の祭りだが、いろんなやり方8種類を試し、それらの成功率を出してくれている方がいた。奇特な方よと感謝。来年は、これを参考にやってみよう。

エンジェルトランペットの挿し木もやっている。こちらは簡単なので、ほぼ全部が成功、白花7本、赤(ピンク)花12本が、すくすくと育っている。これは嫁入り先に難渋しそうだ。寒さに弱いので、道志に持って行っても、ほぼ育たないのが苦しいところ。また毒があるというので、敬遠されたこともあり参る。ただ、この毒というのは、ネット上に風説の流布と言いたくなるような記事がある(「エンジェルストランペットの鳴らす危険な調べ」と題した、ややおどろおどろしい記述になっている。「寒さに強く」とあることからしても筆者の知識不足は歴然だ)のが問題で、実際は大したことはないのである。花が枯れた後にできる実(?)をオクラと勘違いして食べ、幻覚が出たかした事件があったようだが、まあこんな事件は餅をのどに詰まらす事件の1万分の1もないだろう。私は素手で剪定、挿し木、枯れ葉除去、植え替え等やってるが、まったく問題なしである。

家のミヤギノハギがいい色をしているとほめてくれた方がいて、ならばと挿し木に挑戦、10本以上も挿し木したのだが、今のところ、どれからも芽が出てこない。根付いているかどうかと、そっと引っ張ってみると、かすかに抵抗するように思える。もう半月ほど我慢比べか。

3月20日 23時57分記
2022.03.27 桜のことども
ここ一気に暖かくなってきて、我が家の辺りのソメイヨシノも満開一歩手前になってきた。10年近く前、それなりに大きいソメイヨシノを求めて道路沿いの自宅脇に植えた木は街路樹の老桜よりやや開花が早く今日がまさに見ごろで、散歩途中の方が感嘆の声を漏らしておられ、うれしいことだった。
私は15年前くらいから桜の幼木を、ホームセンターや造園業者で見かけるたび求め、庭等に植えてきた。枯れたり持ち去られたりしたものもあり、また小さいまま成長がストップしたままのものもあって、思い描くような世界には程遠かった。

ところが、最近になって事態は一気に好転した。
10年以上も前に買って自宅の庭に植えたが大きくならない枝垂桜を道志に移植するも相変わらず大きくならない。その後スモークツリーを買って、植え場所に困った末、枝垂桜を移植してそこに植えた。枝垂桜は再び自宅の前とは別の場所に植えた。これが場所を得たか急に元気になりぐんぐん大きくなり、去年はついにわずかながらも花を付けた。今年は樹高も5mくらいに伸び、花も人様に自慢できるくらいたくさん付けた。道路脇に植えたオカメ桜も購入後10年くらいで去年初めて咲き、今年はかなり立派になってきた。同じ頃買った楊貴妃桜もかなり大きくなってきたので、ご近所の友人に譲った。残る劣等生は鬱金桜(黄色い花が咲く)だが、こちらも贔屓目にみると、少し成長してきていて、どうやら成長軌道に乗ったのではないかと期待している。今新芽が伸びている。オカメ桜、楊貴妃桜、鬱金桜とも、ホームセンターで1280円とかの安い値段で買ったものだが、苦節10余年でようやくものになりそうになってきたわけである。

こうした成果に気を良くして、また株の方も好調になってきたので、最近、何本か、やや大きな桜の苗木を何本か造園業者から買った。
10月桜は10月と4月の2度開花する桜である。4月の方が多く咲くというが、トータルでは普通の桜と同じと言うことか。中間配当実施。子供の頃、生家には四季咲きと称している(単に父がそう言っていただけなのかもしれない)桜があったが、実際は二季咲きだったから、この10月桜だったのかもしれない。樹高3mくらいの立派な木が4200円(税込み)と言うので、植え場所も当てがないのに買ってしまった。これは今日1輪咲いた。
同じ業者のところに河津桜は満開をやや過ぎていたためか3800円(同)で売っていて、これは妻が寂しそうな裏道沿いに植えるのだと言って2本買った。

桜と言うと、どうして、こうもあやしうこそものぐるおしけれ状態になるのだろうと考えた。これはやはり早く満開になれと思いながら満開になると一気に落花が来ることに原因がありそうだ。幸い昨日今日の暖かさが明日は少し涼しくなりそうなので、花保ちには良さそうだ。

桜の話は簡単にして相場の方に行く予定が狂ってしまった。
ひとまず、これでアップし、相場の方は、しばらくして別稿で書きます。

3月27日 20時58分記

14日のアメリカ株は危うい場面もあったが、まずまずの結果(NYダウは0.56%安、NQは0.59%高)で終わり、日経平均先物は176円(0.63%)高と上げて終えた。

と言うわけで久しぶりに心安らかな週末となり、私は懸案となっていた皇帝ダリアの挿し木作業をすることにした。植物などに疎い息子は皇帝ダリアの名前が覚えられず、あの皇帝ペンギンみたいな・・・と言うありさま。

皇帝ダリアと聞いても、あれと分かる方は少数かもしれない。それでも車でよく移動されるような方なら、写真などを見れば、見たことがあると言う方は、それなりに多かろう。それくらい目立つ花木だからである。

ネットで検索すると、ウィキペディアには項目がなさそうだ。そんなことはないだろうと「皇帝ダリア  ウィキペディア」で検索したら、「キダチダリア」で項目になっていることが分かった。
本の形の百科事典なら皇帝ダリア→木立ダリアという項目(私の昔勤務していた出版社ではこういう項目を「見よ項目」と呼んでいた)を立てるところだが、ネットでは、それはままならない。

しかし、この項目の立て方からしておかしいが、内容も、かなりお粗末だ。
>コダチダリア(木立ダリア、学名 Dahlia imperialis)は、高さ8-10メートルになるダリア属の種で、メキシコ、中米、コロンビアの原産。日本では学名を訳した「皇帝ダリア」等の別名でも呼ばれる。俗にキダチダリアと呼ばれることもある。
>高地・山地の植物で、標高1,500-1,700メートルの所に生育する。塊根を有する多年草で、冬期の休眠の後急速に生長し、脆く竹のような膨れた節のある四角形の茎と、大きな3回羽状複葉を展開し、地面近くの葉はすぐに日陰に入ってしまう。

どこがおかしいか。
・高さ8-10メートルになる=少なくとも、日本に10メートルもの物は皆無と言っていいくらい珍しいだろう。普通2.5~3.5メートルくらいが一般的で、説明としては2~6メートルくらいが妥当だろう。
私は一昨年の春頃ヤフオクかなにかで0.6メートルくらいの苗を買って庭に植えたわけだが、昨年12月、2メートル強になり、小ぶりながら数個の花を咲かせてくれた。
・「皇帝ダリア」等の別名でも呼ばれる。=少なくとも、昨今では、「コダチダリア」などと呼ぶ人は、ほとんどいないだろう。
ハナミズキの別名に「アメリカヤマボウシ」があるが、こんな名前を使ったら何それと怪訝な顔をされるのが落ちなのと同じことである。
・「四角形の茎」=私は今日、挿し木のため、枯れている我が家の皇帝ダリアを切り倒し、挿し木用に輪切りにし10数個を得たわけだが、どこをどう見ても竹同様丸い茎である。

この「四角形の茎」という記述で、はたと抱いた疑念だが、この説明を書いている方は、日本で本物の皇帝ダリアを見たことがないのではないか。
いずれにせよ、書いてあることなどを安易にうのみにする方が結構多い(それで私の考えを否定したりもするので、困ることが多々ある)が、世の中にはいい加減な説明が氾濫しているということを、しっかり頭に入れておくことが重要だ。株の世界などは、その典型なわけである。不遜ながら、拙著以外は疑ってかかるようにされたい。

さて、皇帝ダリアの挿し木作業である。(以下はネット等で収集した情報をもとに妥当そうなものをセレクト)

まず枯れた木を根元より少し上で切断。これを節の下で輪切りにする。1節ごとにそうするので、1本から10個以上取れるわけである。これは、どれを見ても12月頃とあるので、私の場合、少し遅れたことになる。
これを1月中まで乾燥させる。
段ボール等に入れ保管。
3月に土に挿す。

段ボールに入れるとき、おがくずをかぶせるとあったので、はたと困った(後で他の人の例を見ると三者三様で、そうこだわるほどのことではなさそうだったのだが)。それで、そうだウルシの木を地上1メートルくらいで伐って放置しているのがあるが、これを根元から伐れば、おがくず様のものが出るだろうと、電動のこで切断。それをさらに切断。しかし手間がかかる割にたいした量にならないので、まあ、そうおがくずにこだわることもあるまいと、足りない分は落ち葉で代用することにした。
後は3月に土に挿す作業だが、これはネットで体験談を見るに、いろいろやり方があって、成功率はそう低くはなさそうだが、失敗もそれなりに多そうで、楽しみの一方、不安も残るところ。ただ無から有を生ずと言うか、1000円程度で買った苗から春に子どもが10本とか15本も生まれると皮算用するのは楽しいものだ。

皇帝ダリアは普通、高さ3メートル前後にもなり、11月ころ薄紫色の花を多数咲かせるので、人の目をひく。
昔、ホームセンターで、皇帝ダリアは置いてないんですかと聞くと、ありゃあ球根だから今の時期にはないよという答えだったと記憶するが、これはちょっとおかしい。普通、花木は花が咲いているとき売るのが一般的だが、皇帝ダリアの場合、そうすると高さ2~6メートルもあって扱いにくく、売っていないのだと思われる。球根では売っていないようだが理由は不明。「塊根を有する多年草」(ウィキペディア)というのが正しく球根ではない可能性大だが、未確認。
今、ネットで見ると、例えば
3.17日より発送開始、3.5号鉢1072円(税込み)、送料800円
などとある。これは八重咲きだが、意外に安いのがタキイ種苗のネット通販。
10.5cm(=3.5号鉢)2株1900円、八重でも2株2100円。こちらは送料が全国一律200円(税込み)と、他の園芸業者に比べ格安だ。創業180年の老舗企業なのに、送料込みなら値段も格安となれば、今後はこちらを使おうかと思ったことだった。
蛇足ながら、小生、タキイの回し者ではありません。10代の頃からしばらくの期間、タキイ種苗、坂田種苗(現サカタのタネ)(創業100年以上)の通販カタログに慣れ親しんできた(友の会入会かなにかでユリの球根などをくれた)ので、愛着があるのでありまする。

1月15日 19時31分記
私事ながら、小生の体調について。

朝方、不快な感じで目覚め、吐き気に苦しむ。この辺は心筋梗塞発症時と同じなのでニトロの張り薬を胸に貼付。何とかおさまるも、足元のふらつきは、改善の兆しなし。
心筋梗塞時は、痛みをこらえ前場終了まで株をやっていたのが、ダメージを大きくしたので、コロナ最前線の方には申し訳ないが、株は、一部売って緊急時に備え病院に行くことにする。

いつも通り伝統証券の方から8時40分に電話来る。ところが、信用の期日が、結構続々来るという。この道はいつか来た道と、嫌な予感。気配もよくないので、やむなくその辺の株価中心にある程度の売りを出す(残りは現引く方針)。
ネット証券は放置。

検査即入院も覚悟して、海苔、納豆、本等いろいろ準備して、救急車にきてもらう。人生5度目の救急車。
救急車内の検温で37.1度。
病院では脳梗塞の可能性もあるというので、MRI、CT、X線等の検査を受けたが、異常なし。体温も36.3度の平熱に。「血液、きれいでしたよお!」とか、女医さんに言われ、あっけなく帰れることに。

とは言え、足元がふらつき、椅子に座っていてもよろっとなりそうとか、症状は、あまり改善はしておらず。食欲もなく、株も、明日の注文とか考えたくもないという状態。

それはともかく、救急隊員、病院のスタッフの方々には、至れり尽くせりやっていただいた。深甚の感謝を申し上げる。

というわけで、読者諸氏に、相場について書けないのをお詫び申し上げる。
それでも、強運の人、鎌倉雄介なれば、相場は強い動きで、道場銘柄も18日はいい動きだった。
コロナも多少なりといい方向にある可能性が出てきたのかもしれない。まずは相場もそう心配しなくて良さそうだ。

寝不足と加齢による体力の衰えが、今回の原因かと思うが、多少なりと快方に向かってはいるようだ。もう1日か2日よく寝れば何とかなりそうだ。しばらくお待ちいただきたい。

お見舞いのコメントをくださった方々に、深く感謝申し上げる。

5月18日 21時05分記
相場の方もようやく落ち着き、26日のアメリカ株も大幅高(連れて日経平均先物も大幅高)と、投資家としては、ゆったりした気分で週末を迎えられたのはご同慶の至りだ。

明日は荒れ模様ということもあって、今日は花見に行かねばという人が多く、我が家の前の道も桜の老樹が満開なので、花見の人が次々と通って行くのが見られた。

実は、この道には、私たち夫婦が植えた若い桜も2本植えられている。
1本はもう5年以上も前に小泉園という植木・造園業者さんから求めたもの(かなり大きいもの)で、もう1本は通販で1年前に求めるたもの(樹高1.5m)で、どちらもソメイヨシノだ。
もう何十年も前のことになるが、ソメイヨシノのはずが白い花が咲いた(大島桜だったのである)ことがあり、小泉園さんにはそういう間違いはないですよねと念を押したら、そういう場合は無償でソメイヨシノに取り替えますとのことで、安心して買った。

そして2年後から無事薄いピンクのソメイヨシノの花を咲かせている。
通販の方は、確かに樹高は広告どおりだったがやけに幹の細い木で、正直、今年の開花は期待していなかったのだが、どうも先端に緑の葉に交じって花弁のようなものが見える。そして、ついに昨日、2輪、咲いた。その前に葉がかなりたくさん出たので、これはソメイヨシノではないんじゃないかと妻と話していたのだが、咲いた花は、まさにソメイヨシノ。
いろいろ観察していると、ソメイヨシノの場合、成木や老木は花が咲いた後に葉が出てくるが、若い木では花が咲くときには、葉もそれなりに出ているようだ。そして初めて開花するときなどは、葉がもういっぱい出ていて、遅れて花が咲いたというのが今回の通販の木だった。
何事も、自分の目で見て確かめないと分からないものだという、常日頃感じていることを、今回の件で、また再確認したことだった。

我が家には、実はもう3本と言うか近くの道端に植えたものも入れると4本桜がある。
道端に植えた今一つ気に入らないのを除いた3本について書こう。
1本は枝垂桜である。樹高2m余くらいのを、ドライブ中に見つけた植木屋さんで10年以上も前に求めたもの。道志の玄関先に植えたのだが、土が合わないのか、全然大きくならない。それで、7年前、掘り起こし鎌倉に持ってきた(跡にはスモークツリーを植えた)。
そうしたら、すくすくと大きくなり、2年前からは花も咲かせ、今年はかなり立派になり、道行く人にも楽しんでもらえるくらいにまでなった。最近、よく枝垂桜の大木の立派な花をテレビで見るが、あんなになったらうれしいが、ちょっと困る(庭のサイズと釣り合わない)と思ったりもする。

残りの2本は、タグを見ると
楊貴妃
鬱金
とある。

このうち、今日気付いたのだが、楊貴妃が、下の方に花をつけている。小さな木をもう10年近くも前になると思うのだが、コーナン(HC)で買ったものである。鬱金同様、なかなか大きくならず、今でも樹高1.5m余しかなく、花もつけなかったのである。
花はソメイヨシノよりやや濃いピンクで、豪華な八重の花を咲かせるらしい。
>奈良県の興福寺にいた僧侶がこのサクラを好んでおり、その僧侶とたまたま同名である唐の皇帝玄宗が楊貴妃を寵愛していたという故事にちなんで名付けられたという説もある。(植木ペディア)

鬱金と言うのはウコン桜で、花弁が香辛料で知られるウコン(鬱金)に似た萌黄色になることから名付けられたという。
>黄色い花を咲かせる唯一のサクラであり、清酒「黄桜」はこの花にちなむ。また、金運アップのパワースポットとして知られる昇仙峡の金櫻神社は、本種の黄色い花を金色に見立てて御神木としている。こうした例外を除き、日本では公園や植物園の一部に見られるのみだが、欧米ではより人気が高い。(同)
こちらも最近、やや元気が出てきた感じで大きくなりかかっているので、来年は花をつけてくれそうで、楽しみだ。

3月27日 21時57分記


連日、道場銘柄も決算発表が相次いでいるが、これについては明日書くことにし、今日はのんびり久しぶりに、株を離れて書いてみよう。

我が家には、今2本、梅の木がある。中古住宅を2006年3月に買ったのだから、もう15年になろうとしている。築年数では築31年になる。購入した時、それなりに、いろいろな木が植えられてはいたが、梅や桜などはなく、私が後から植えたわけである。他には、ミモザ(房アカシア)、なんじゃもんじゃ、ウルシ、イチョウ、ユスラウメ、ハギ、アナベル、エンジェルトランペット、ミカン、レモン、オリーブ、ブルーベリー、ザクロ、大葉ベニガシワ等も植えたので、今や、もうどこにも植え場所がなく、鉢に植えたまま、思い悩んでいるものもある。カクレミノ、夏ミカン、ビワ、アンデスの乙女などである。放置され思い悩まされている身にもなってみろと怨嗟の声が聞こえてきそうである。

さて梅の木だが、白梅の方は、なんと去年の11月の25日ころに一輪だけ咲いた。あまりの早さに驚いたが、狂い咲きというやつで、以降追随するものなく、1月になってようやく咲き出し、1月下旬から2月初めには満開になった。一方、紅梅の方は、つぼみはつけても、寒さに開花に至らず、日だけ過ぎて行った。それが、ここに来ての晴天でようやく順次開花、今日は7分咲きくらいまで来た。それなりの寒さが続いているので、しばらく白梅、紅梅のそろい咲きを楽しめそうである。

白梅が一輪だけ咲いた、と書いたが、これで思い出すことがある。
少年時代、中学〇年コースという月刊の学習雑誌を読んでいた。その中で次の俳句が紹介されていた。

梅一輪 一輪ほどの寒さかな

なるほどなどと思っていたら、次号に、あれは間違いで正しくは

梅一輪 一輪ほどの暖かさ

だという謝罪・訂正文が掲載された。
俳句に詳しい人なら、いやそうでなくても、すぐ気付いて当然だろうが、しかし読者は中学生なのだから、ほとんどの読者が騙されたであろう。もちろん私もその一人で、特に私の場合、似たようなことがごっちゃになる癖と言うか頭脳的欠陥があって、これで大学入試や自動車運転免許試験などでも苦労したわけで、この誤植で、大いに迷惑した。どちらが正しいのか混乱をきたしたのである。
この1文を書いたためクリアになったが、何十年もあやふやのまま生きてきたわけである。

言うまでもないが、一応、書いておくと
梅一輪一輪ほどの暖かさ
これは江戸時代の俳人、服部嵐雪の作である。(恥ずかしながら、これも今初めてクリアに知った。)
梅一輪一輪ほどの寒さかな
これは鎌倉雄介の作であるとしたら、ミスをした編集者から文句を言われるかしらん。

2月13日 21時05分記


好天に恵まれ、かつやで昼食、ヤマダ電機で電球(やや特殊なもの)を調達の後、道志でサトイモ収穫という予定で、朝出発。
11時頃かつやに着いた。そこそこ先客あり。ヒレカツ定食690円を注文(ロースかつが好みなのだが、かつはすべてヒレのようだ)。
味にうるさい私としては株主とは言え、うまい!とは言えないが、それでもこの値段(100円割引券がもらえるので実質590円)で、この味なら、よほどの人以外文句は出ないだろう。
食べているうちにもお客が続々到着、カウンター席は間引いているとすると、ほぼ満席になった。
実質590円で豚汁付きヒレカツが食べられるのだから、人気になるのは当然と納得。味も、、ふらりとどこかのとんかつ屋に入った場合に比べ優ることはあっても劣ることはないレベルだ。ALサービスの株価に期待。

道志では屋敷内の狭いスペースを畑にし、毎年、ジャガイモとサトイモを輪作している(連作障害が出そうだがやむをえない)。
それを今年は、新たに近くの道路わきの、雑草と灌木が生えていた荒蕪地を、開墾、アジサイ、イチョウ、モリムラマンネングサ、サトイモを植えたわけである。
そのサトイモを一部収穫(少し早いが)しようかと思っていたわけだが、1株だけ掘り起こしてみたら、まだ親株から増えた子芋は小さく、迷った末植えなおした。
それはともかく、親株の周りにはびっしりとたくさんの子芋が出ていて驚き感動した。毎年屋敷内の畑でとれるのは1株で3個かせいぜい5個くらいだったからである。この道路わきのサトイモは屋敷内のに比べ地上部も元気に大きく育っている。道志に来る途中、農家や観光農園のサトイモがいたるところで見られるが、それらと比べても(身ひいきもあるかも)、はるかに立派だ。道路わきは、かなりの高さの擁壁の下になっていて、擁壁の水抜き穴からは、雨が降っているときはもちろん、雨上がりの後も、結構水が漏れ出ている。このため畑は慢性的に水分をたっぷり含んでいる。雨が降っているときなどは池のようになることさえある。
サトイモは水が好き(私の持っている知識)だから、これがいいのではないかと思っていた。そうしたら、最近、ウィキペィアで「日本では、一般的に畑で育てるが、奄美諸島以南では水田のように水を張った湛水で育てている。湛水で育てた場合、畑で育てるよりも収穫量が2.5倍になるとの調査がある。」との記述を発見した。
私は今、普通の畑と湛水とまでは言えないがかなりそれに近い環境の土地とで、同時に育てているので、収穫量にどの程度の差が出るか、今後分かる。新たな楽しみができた。
お世話になったウィキペィアなので、やや気が引けるが「晩夏から秋にかけて収穫される。」とあるのには参った。
普通、10月~11月が収穫期だろう(関東地方)。いちゃもんを付ける人もいるので、いろいろ調べてみた。
NHK出版の「趣味の園芸」では10月中旬から11月中旬。
その他では「秋の終わりから霜の降り始める手前の冬まで」で、この辺が妥当なところのようだ。
ただし「霜が降りる10月中旬以降」と全く逆のことを書いているのもあり、いかにいい加減なものもある(どれがそうかの断定はできないが)かということが分かった。
なお催芽させて(植える前に芽を出させて)植えると8月下旬から収穫できるとのことで、無理やりこの場合も含めれば「晩夏から秋にかけて収穫される。」という記述のうち「晩夏から」は辛くもセーフとなる。

フランスを筆頭にヨーロッパ各国では、新型コロナの猛威が収まらないどころか、さらに深刻になっている。フランスの17日の新規感染者数はついに3.2万人と3万人を突破したという。チェコやポーランドも、これまでで最悪の状況と言う。
ただ、だからと言って直ちに、これが株安につながるわけではないことにも留意したい。ワクチン開発でも、悪いニュースが相次いでいて、開発は予想以上に難航していて、実用化は早くても年末、少なくとも大半の候補は来年に入ってしまいそうだ。それでも、そういう状況での株価なのだから、さらに大きな悲観的なニュースが出ない限り、さほど心配しなくていい可能性もある。
日本、東京都の状況も一進一退だ。
蛇の生殺し状態で、人々は暮らすことを余儀なくされ、投資家も、なんとも消化しにくい材料の評価に悩みつつ、やっていくしかないということだろう。

アバント(推)は推奨直後1300円高値を付け、そこからは大きく下げて16日の終値は1190▼77。
タイミングを見て推奨理由等は書くが、弱気になる必要はなかろう。
地合いの大きな悪化がない前提で、ナンピン買い、新規買いも可とみる。
なお、相場については前稿参照。

10月18日 21時32分記