fc2ブログ
>強いて言えば、相場は上げる確率の方がやや大きいのでは、くらいの相場観で、ここは臨むのが良さそうだ。(5.07日)
と書いたわけだが、08日の相場は一見、大きく下げたようにも見えるが、実態としては、そこそこの上げと言ったところだった。
すなわち、日経平均は208円=0.71%安、TOPIXは0.21%安だったものの、騰落銘柄数的には、値上がりが値下がりの1.5倍強に達した。大型株指数が下げ中型もわずかに下げたが、小型株指数は0.46%高とそれなりのプラスだったのである。
また、スタンダード指数は0.82%高、グロース指数も1.56%高と、ともにかなりの上げとなった。

要するに、日経平均への寄与度の大きいファストリ、ソニー、ソフトバンクG等の大幅安で日経平均が飛び抜けて下げ、銀行、保険の大幅下げでTOPIXも、それなりに下げたが、トータルではプライムでも値上がり銘柄の方が多く、その他市場も含めた全体でみれば、この日は、かなりの値上がりだったというのが、実態である。

道場銘柄は、ほぼすべての銘柄が上げ、大きく上げる銘柄も続出したので、トータルでも大幅高となった。

クリアル(推)は3715△165。この水準は終値ベースでは4.11日以来である。全戸が1億円以上かと推測される超高級マンションの三田ガーデンヒルズは、販売住戸はすいすいとはけているようで、モデルルームの来場予約を取るのさえ大変な状況と言う。ここにきての日本の株式市場の堅調、都心への人の回帰の動き、住宅ローン金利もほとんど上がっていない(固定金利は据え置きのまま)等々からして、都心や都区内好立地物件の人気は衰えないとみる。クリアルのファンドは瞬時に売れる好調が続くのは必至だろう。4000円大台回復は近い可能性がかなりあろう。

明豊エンタープライズ(推)は234△7の高値引け。4.17日以降、十分もんだうえでの出直りだけに、ここからは上げ加速となる期待も持てるかもしれない。不動産ファンドに物件を供給する立場であり、クリアルの人気に連動するかもしれない。とりあえずは250円前後、そのあとは304円(2021年7月)もなくはないだろう。

久世(推)は979円まであって970△23。「お任せ」ブームはアメリカだけでなく、アジア各国にも広がりつつあるのかもしれない。いずれにせよ、最近、新聞やテレビで頻繁に取り上げられる。子会社の旭水産の業績に注目だ。

まんだらけは1802円まであって1790△102(スタンダード値上がり率22位)で年初来高値更新。2023年9月期業績は会社は減益の経常利益6.03億円予想だが、四季報は増額し9.70億円予想。秋ごろ開業予定の京都新店への期待も高まる。

ペットゴー(推)は1666△82の高値引け。荒っぽい動きが続いていたわけだが、これで上げ基調になったことが確認されたとみていいのではないか。3.29日につけた1768円の年初来高値更新を期待しよう。

ニーズウェル(推)、ブティックス(推)、MSOL、セック(推)、メルディアなども上げた。

SPKは年初来高値更新となる1898△56まであって1770▼72。5.02日引け後に2023年3月期決算と24年3月期決算予想を発表している。この決算が微妙な内容だったわけだが、今日の株価をどう見るか。好決算とみて買われたが、その後は材料出尽くしとみて売られたのか、又は、好決算とみて買った向きが多く始めは上げたものの、その後やはりあまりいい決算ではないという見方が優勢となり売られたのか、何とも言えない。

協立電機が08日引け後2023年6月期の第3四半期決算を発表、併せて通期業績予想の上方修正を発表した。通期の予想経常利益は18.00億円(四季報予想20.00億円)→23.00億円に増額。PTSでは2760△135。

5月08日 23時46分記




Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/4564-3b2b18cd