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09日の相場は、日経平均、TOPIXとも小幅安だった。ただ小型株指数は小幅+でも分かるように、主力株の大半が下げる中、小型株は比較的堅調だった。JQはわずかに-、マザーズはわずかにプラスだった。

当道場銘柄は高いものが多かった。
前日急騰した3銘柄は、仙波糖化(推)は1175▼55、オーウイル(推)も1368▼5と下げたが、前日の上げ幅に比べれば、底堅かったとも言えよう。ジャムコは朝方、立ち合い開始前気配ではストップ安状態が長く続いたわけだが、大幅安で寄り付いた後猛烈に切り返し終値は2996△75。

佐藤食品(WEB銘柄)(推)、エバラ食品(WEB銘柄)(推)、セイヒョー(推)は、そろって上げた。
09日の日経朝刊には「内需株に利益確定売り」の見出しで、割高内需株が売られ割安な外需株に買いが入ったという主審記事が掲載されている。前にも書いたが、果たしてそうかという疑問を禁じ得ないが、日経はどうでも「割高」食品株を目の敵にしているようだ。
皮肉にも09日は食品株など内需には上げる銘柄が多かったわけである。

ジャムコの09日の値動きについて書いておこう。
上述のように、朝方は大量の成り行き売りが出て、売り気配から結局9時09分に2721▼272で寄り付いたわけだが、すぐに買い優勢になり9時24分には3025△104円を付けた。年初来高値更新。
こうした乱高下になるのは、投資家がきちんとした投資尺度を持たず、アバウトな感覚、上げすぎなんではとか、いやこれだけの業績なら安すぎだろうという程度の判断で売り買いをしているからだろう。
私はそれではだめである、しっかりした投資尺度(鎌倉式修正PER理論)をもって株価の割安・割高を判断するようにしようと、長年説いている。しかし実践している投資家はほとんどいないようである。
ジャムコの業績はどうなるのか。第1四半期の経常利益は中間期の会社計画の数字さえも14.9%上回った。この分では、通期の予想経常利益26.8億円(前期は35.04億円)を大きく上回るのは必至、前期の35.04億円も上回り増益になる公算が高まったとみるべきだろう。
この辺のことはさておき、もっと注目すべきは、為替差益である(これについては、これまで何度か言及済み)。
四季報を読んでいれば、すぐに気づくはずだが、実際にどれだけ差益が出るかの計算をする投資家はほとんどいないようだ。
これは困ったことではあるが、だからこそ、私が成果を挙げられる原因でもあろうから、複雑な思いにとらわれる。
同社の想定為替レートは1ドル105円。1円で営業利益(≒経常利益)は、約4億円変動する。
現在のレートは1ドル110.92円。よって同社の為替差益は
(110.93円-105円)×4億円≒23.7億円
これに対し今期の予想経常利益は26.8億円。つまり為替差益で経常利益は
26.8億円→50.5億円
へ激増することになる。今期の経常利益は上振れ必至なわけだが。それを38億円とすると為替差益26.8億円を加算すると
26.8億円→64.8億円
要するに、今期の予想経常利益の26.8億円というのは、現在の為替レートが続いた場合、50.5億円~64.8億円に上方修正される公算大ということだ。それも第1四半期の数字からして50.5億円の可能性はほぼなく、60億円~65億円とみるのが妥当だろう。
こうした分析ができれば、今の3000円弱の株価は、なおとんでもなく安い水準と分かろう。
経常利益を62億円として実質1株利益を算出すると161.8円になる。
さらに言えば、来期、来々期、大増益が続くことが予想されている(四季報参照)。来々期の1株利益は260円前後の可能性すらある。
こうした可能性、夢を買う相場となれば、株価はもっとぐっと上を目指して当然となる。

8月10日 0時28分記
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