決算で株価が異常に必要以上に上下動する事態となっているが、それも15日で、ほぼ終わる。
12日決算発表組では、まず場中発表の遠州トラック、IDECは12日に大幅高したが、15日は早くも大きく反落した。
引け後発表のロジネット(推)は上げたが、日東ベスト(推)は、今期減益見通しを嫌気して大きく下げた。

15日は引け後、LITALICO(推)、チエル、フジッコが発表した。
LITALICO、チエルは、ほぼ予定線の内容だった。フジッコは今期予想が経常0.8%増益にとどまるのが嫌気されるか、あるいは多くの食品株が減益見通しを出しているので、悪影響はなしかごく小さいかもしれない。

LITALICOだが、4-12月期、前年同期比15.4%の減益だったので、2017年3月期通期20.8%増益予想に不安もあったわけだが、実際は21.9%増益で、わずかながらも予想を上回った。今期も27.1%増益予想なので、四季報予想は下回るとはいえ、文句のない好決算だったと言えよう。PTSでも少し上げている。
いずれにせよ、懸案の決算を無事通過したことで、いよいよ、時流に乗る、時代の要請にこたえる企業として、ここから本格的な出直り相場突入の期待が高まる所だ。なお5.10日以降3日連続で3.4円の逆日歩が続いている。これも株高支援材料となろう。
なお拠点新設は前前期25、前期24だったわけだが、今期は30を予定している。これは大いに評価できる。

エスプール(推)は2526△77と反発した。11日に2865円の年初来高値を更新したが、60円安で引け、12日は251円安と急落した。こうなると、すぐ極端な弱気を言う方が出現するが、今の相場では、こうしたことは珍しくない。つまりたいした理由がなくとも、売り優勢となると一気に売りが大量発生、こうしたことも起きるのである。企業の実態をよく分析、株価を考えることが重要だ。2865円更新も十分ありうると、私はみている。

SBS(推)は5.11日13時00分の決算発表以降、11日を含め3日続落となっているが、決算内容は良く、そろそろ、エスプール同様、反発に向かうのではないか。ロジネット高でSBSもアマゾン関連の穴株として見直されていい。

ロジネットは1365△90で寄り付いたが、そこが高値となり終値は1300△25(安値引け)。ただ例によって、材料等知らないと思われる向きの売りにつられる形で狼狽売りが出て(推測)1300円まで一気に下げただけで、その後は1330円買い1360円売りの気配で終えている。
最近は運送業界で値上げ要請とか、不採算案件の辞退といったニュースが頻繁に報じられる。ロジネットも、あれだけの好決算でありながら、前期の売り上げは0.5%減になっているのは「不採算事業(中略)の見直しによるコスト削減」(決算短信)を行ったためである。逆に言えば、これにより採算は向上しているはずである。その上、ロジネットの場合、今期は4.2%の売り上げ増を見込む。アマゾン向けは採算に乗るからこそ受注しているとみてよく、かくして、同社の今期は大幅増益が予想されるわけである。
どこをどう見ても、遠州トラックと比べ、割安が歴然だ。
会社に提案。
遠州トラックは「クラウンマスクメロン」等の魅力的な株主優待がある。ロジネットも、100株への売買単位引き下げに続けて、株主優待を導入してほしいものだ。格好の商品が自社にあるではないか。大雪山「ゆきのみず」である。100株以上株主に「ゆきのみず」2リットル6本で、株価は遠州に追いつくだろう。

5月15日 23時58分記
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