北朝鮮がミサイル発射で月曜の相場への影響が懸念される。
最近は重大な国際的事件が土曜、日曜に起き、日本市場がまず月曜に反応するわけだが、メンタル虚弱な日本人が過剰に弱い反応を示し、そのあと、欧米各国が全く異なる反応で、日本も火曜にはそれなりに戻すというパターンが続く。今回もそうなるかもしれない。
ただ、もう起きたことで明日の反応を詮索しても益はほとんどない。少なくとも為替には円高要因だろうから、ここ進行している円高が一段と進み、輸出関連は少なくとも、ある程度は敬遠されそうとみるところだろう。

【ロジネットはアマゾン関連の中核銘柄】

この銘柄について考えるとき、投資家が、あるいは今この株を売買している方が、どの程度情報を知って売買しているのかと、考え込んでしまう。
特に、同社がアマゾン関連であるということについてである。
なお掲示板では、このことが鮮明に知れ渡り盛り上がるという状況にないことは、ご覧になれば分かることである。

そこで、ここで改めて整理しておこう。
アマゾンの配送業者等でアマゾンとの取り引きが多いのは、ヤマトHD(ヤマト運輸)、佐川急便(非上場)、日本郵便を除くと
①ファイズ=アマゾンのデリバリープロバイダ。四季報のファイズの【取引先】欄にアマゾンジャパンとある。
②SBS(SBS即配サポート)=SBS即配サポート(SBSの100%子会社)がアマゾンのデリバリープロバイダ。
③遠州トラック=四季報・春号に「期初受注のネット通販最大手アマゾンの幹線輸送が本格化。」ほかの記述があり、春号発売直後から一気に人気化したのはご存知の通り。
④ロジネットジャパン(札幌通運)=札幌通運(ロジネットジャパンの100%子会社)がアマゾンのデリバリープロバイダ。
注=アマゾンによれば「デリバリープロバイダとは、Amazon.co.jpと提携している地域限定の配送業者の総称です。」

要するに、ロジネットジャパン(札幌通運)がアマゾンの配送業者であることは、アマゾン自身が公表している厳然たる事実であり、鎌倉雄介だけ騒いでいるが大丈夫かな?などという話ではないのである。

この4社のうち、①のファイズと③の遠州トラックは、アマゾン関連という材料はこれまでに広く知られ、すでに大きく上げている。②のSBSは、それほど明確ではないにしろ、アマゾン関連ということは、それなりに知られている(掲示板のコメントを溯ってチェックすれば分かる)。株価がその割に上げていないのは、業績面のほか年間売り上げが1500億円程度と遠州の6.4倍程度とかなり巨大だからであろう。
④のロジネットは年間売り上げは530億円程度で遠州の2.3倍程度だがSBSの2.8分の1程度で問題ない。業績は後述のように全く文句なく、今後評価されてしかるべきだ。

こう見て来ると、ロジネット株がそれなりに上げたとはいえ、出来高は依然3万株未満と少なく、盛り上がりに欠けるのは、アマゾン関連ということが、当ブログ読者以外にはほとんど知られていないからであると、判断するしかないだろう。掲示板で知った方がプラス数名いる程度か。
見方を変えれば、だからこのアマゾン関連という事実が知れ渡れば、株価は当然大きく見直されるであろう。遠州トラックの出来高は四季報発売前は、1日せいぜい数千株だった。それが四季報発売、アマゾン関連と知れ渡るや638万株余まで激増、現在も連日のように10万株以上の売買が続いている。
これに鑑みれば、ロジネットの場合、札証上場、株主数僅少を割り引き発行株数が遠州の2倍近いことを加算すれば、ピークで150万株~350万株程度になるのではないだろうか(もちろん、アマゾン関連として人気化した場合の話である)。

【ロジネットの決算等について】
前稿で書いたように、ロジネットは12日の場中に
①単元株数の1000株→100株への変更(10.01日から)
②2017年3月期の予想配当の8円→15円への増額
③決算(内容については後述)

を発表した(株式併合は大きな材料ではないので省略)。
この3つの材料は、いずれも大きな材料で、②の大幅増配だけでも株価を100円程度押し上げても不思議ないくらいと思うが、掲示板等では結構弱気なコメントが見られ、困惑する。
①も株価が1200円台なので1単元買うのに127万円前後必要などというのは、今どきほとんどなく、かなりの不人気要因(いいと思っても買いを躊躇された方は、当ブログ読者にもかなりおられたと思う)である。

③の決算について。
経常利益は2017年3月期21.75億円で前の期の15.76億円に比べ39.4%の大幅増だった。会社予想の20.00億円を1.75億円上回ったわけである。四季報など見ない投資家が激増しているようなので、会社予想の20.00億円を知らずに今回の決算を見ている方も多そうだ。
2018年3月期予想は24.00億円で前期比10.3%の増益予想だ。この数字が物足りないなどと贅沢なことをおっしゃる向きもあろうが、前期あれだけの好決算を出した後では、特に中小企業(一般的定義のそれではない)では、今期控えめな数字、場合によっては減益の数字を出しがちだ。そういう中、特に前期、前前期とも結局最後は上方修正の決算となったロジテックが、これだけの数字を出したのは、いかに今期の業績に自信を持っているかであろう。その背景には「外資系大手企業との取り引き一層拡大。」(四季報春号)があるのは、言うまでもなかろう。
なお2017年3月期は「北海道地方における台風被害によって農産物輸送が伸び悩んだ」(決算短信)わけだが、今期はこれが正常化するであろうから、これも増益要因になる。ポテチ品切れ騒ぎはカルビー、湖池屋だけでなくロジテックにも影響したんですな。

5月14日 22時31分記

【ゆきのみず】
当社(ロジネットジャパン)は、平成17年10月に、北海道と関東を中心に総合物流事業を展開する札幌通運株式会社と、関東を中心に鉄道コンテナ輸送を展開する中央通運株式会社との経営統合による共同持株会社として誕生しました。 (中略) 一方、(中略)経営の多角化の一環として、ミネラルウォーターの製造販売事業に新規参入し、平成24年6月には、北海道大雪山「ゆきのみず」のブランド名ペットボトル入り飲料水の一般販売を開始しました。

これを実際に試してみようと、13日、ネット検索、当然のようにアマゾンにあり、2リットルペットボトル6本を発注、なんと655円しかしない。おまけに勝手にプライム扱いで送料無料、14日には着くという。そう早く着かれても道志から帰れないというわけで20時から21時の時間指定。先ほど到着、さすがに札幌通運ではなくヤマト運輸。硬度67.6㎎の軟水だが、結構評判が良く売り上げを伸ばしているようだ。

>ミネラルウォーター「ゆきのみず」の製造販売事業につきましても、黒字化を達成しておりますが、将来の収益の柱となるよう日本国内はもとより、東南アジア諸国を中心とした海外販路の開拓や、PBブランドへの商品供給を進め、更なる収益性向上を図って参ります。(決算短信より。ほとんどの人が読まないような後ろの方にある)

余談だが、私は道志の水汲み場(大渡=おわた)で湧水を汲んで、飲み水やコーヒー用に使っている。。
確か道志の水も製品化しているはずと検索したら「道志村の天然水」doshiwater2L×6袋1790円送料別とある。さすが「赤道を越えても腐らない」と自慢するだけあって高い!

5月14日 23時22分記



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